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寄生スレ One Point Lesson♪
95 名無しさん@ピンキー sage 2009/01/13(火) 02:46:28 ID:t3ALVoqk
>>86~90
ありがごとうございます。最高の褒め言葉です。
ここが過疎ってるのって、もしかしてみんな悪堕ちスレの方行ってるとか?
96 寄生スレ One Point Lesson♪ sage 2009/01/13(火) 12:46:50 ID:wrtTKUbh
「いい>>95ちゃん? このスレはね、コレが普通なの。
こうやってゆっくり進みながら、妄想ネタやSSが投下されて、
気づかない内に住人達は、静か~に寄生されていて、
いつの間にかこのスレの虜になっちゃうんだから。
そうなったら最後。もう寄生スレ無しではいられない身体になっちゃうのよ。
アナタはまだココに来て日が浅いみたいで余計な事を考えちゃうみたいね。
いいわ、特別よ。>>95ちゃんは特別に私が直接“ヤって”あげる…ウフフ。
逃げようとしても無駄よ? このスレに入った時点で、もう手遅れなんだから。
さぁ…私に全部まかせて…身体を開きなさい…
ゆっくりゆっくり…アナタの隅々まで…
…アナタが考えることすらできなくなるように…
…頭も身体も…私がドロドロに溶かしてアゲル…♪ 」
>>95は彼の者の魅力に目を奪われながらも、迫り来る底無しの快楽から逃げようと試みる。
しかし、彼女の言う通り、既にココに来てしまった時点で手遅れ。
知らぬ間に身体はジワジワと侵されており、逃げるどころか
彼の者の命令に逆らうことなく身体を開いてしまう。
>>95はもう、彼の者から与えられる快楽に従い、狂うまで犯され続けるしかなかった。
>>86~90
ありがごとうございます。最高の褒め言葉です。
ここが過疎ってるのって、もしかしてみんな悪堕ちスレの方行ってるとか?
96 寄生スレ One Point Lesson♪ sage 2009/01/13(火) 12:46:50 ID:wrtTKUbh
「いい>>95ちゃん? このスレはね、コレが普通なの。
こうやってゆっくり進みながら、妄想ネタやSSが投下されて、
気づかない内に住人達は、静か~に寄生されていて、
いつの間にかこのスレの虜になっちゃうんだから。
そうなったら最後。もう寄生スレ無しではいられない身体になっちゃうのよ。
アナタはまだココに来て日が浅いみたいで余計な事を考えちゃうみたいね。
いいわ、特別よ。>>95ちゃんは特別に私が直接“ヤって”あげる…ウフフ。
逃げようとしても無駄よ? このスレに入った時点で、もう手遅れなんだから。
さぁ…私に全部まかせて…身体を開きなさい…
ゆっくりゆっくり…アナタの隅々まで…
…アナタが考えることすらできなくなるように…
…頭も身体も…私がドロドロに溶かしてアゲル…♪ 」
>>95は彼の者の魅力に目を奪われながらも、迫り来る底無しの快楽から逃げようと試みる。
しかし、彼女の言う通り、既にココに来てしまった時点で手遅れ。
知らぬ間に身体はジワジワと侵されており、逃げるどころか
彼の者の命令に逆らうことなく身体を開いてしまう。
>>95はもう、彼の者から与えられる快楽に従い、狂うまで犯され続けるしかなかった。
Devilplant in Sanctuary(3話)
72 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:30:34 ID:dKc9ROI6
>>36
ご馳走様でした。
>>56
完結おめでとうございます。
私の作品は執筆速度の関係でまだまだ完結は遠そうですががんばります。
さて、スレ住民の皆様あけましておめでとうございます。
待っていてくれた人が居るかは疑問ですが…DpS第3話、投下いたします。
DpS
「気持ちよかったぁ♪」
「あ~、私も…って!!」
余韻に浸っていた二人だが唐突にアリサが大声を出し、耳を塞ぐ弥生。
驚いたときに「きゃっ」なんて可愛い悲鳴を上げた辺り、まだまだ少女である。
「まずその触手っぽいの何だよ?! ちょっと怖いぞそれ! いや、気持ちよかったけどさ…」
「えっと…なんて言えば良いのやら…」
「じーっ」
「…あうあう」
見つめられながら詳しい説明を求められる。が、弥生はseedについての知識はあまり無い。
せいぜい術力が上がる程度だとしか聞いていないのだ。だから説明しようにも出来はしない。
―――しかし、救いの女神は現れた。
「ちゅいーっす。調子どぉ…って、早速ヤったんかい」
「うわっ?!」
「あ、ラプラスさん」
空間に裂け目を作り、そこから顔だけを出すという非常識な出現をした救いの女神…もとい、悪魔のラプラス。
そのまま「よっこらしょ」と親父くさいことを言いながら裂け目を広げて這い出てくる。
「どもー。悪魔のラプラスでぇーっす」
「悪魔?!」
「大丈夫だよ。ラプラスさんはいい人だから」
「けど…」
言いよどむアリサを腰の一突きで黙らせる弥生。けっこう鬼畜である。
「ところで、どうしてこっちに? 」
「いや。さっきseedの細かい説明するの忘れて帰しちゃったからな~。こらあかんわと思てな」
「あー、なるほど」
繋がったままラプラスを警戒しているアリサの口に太目の触手を突っ込んで口を塞ぎつつ、なるほど、と理解する。
アリサに説明を求められていたし、弥生も知りたかったので丁度いいと思ったのである。
「と、いうことでラプラス先生のseed解説コーナー! 始まり始まり~」
「わ~♪」
「むー! むー!」
どこかからアポーツでホワイトボードとマジックペンを取り寄せるラプラス。さらに取り出した眼鏡も着用して、正に完全装備状態だ。
なのに生徒役の片方は触手に口膣内を犯されているし、犯している本人は呑気に拍手している。
……かなりシュールである。
73 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:31:29 ID:dKc9ROI6
「はい。ほな、まずはseedの仕組みやけど、見たとおり女性の子宮に入り込んで、そこに寄生します」
キュッ、キュとペンがボードの上を走る特徴的な音がアリサが犯されている水音と混じりあい、妙に淫靡な音になるが、犯されている当事者以外は気にしていない。
ホワイトボードに保健体育の教科書にでも載せられそうな妙に精密な子宮の絵を描き、その中心部にseedのつもりらしき小さい円を書き加える。
と同時にラプラスが振り向けば―――
「出る! 出ちゃうよぉ!!」
「んむーー!!」
――ビュク! ビュクン!!
「…あはぁ♪」
「ん…んぶふ……ゲホ! ゴホンッ」
「…うっわぁ」
射精の快感で恍惚の表情をした弥生と、白濁液を飲みきれずにむせたアリサが。
呆れたラプラスが、このままでは何時までもヤリかねないからと2人を引き剥がす。
その際に擬似男根がエラで膣内を強烈に刺激し、アリサが軽く達する。
弥生も残念そうにしているが、seedのことも聞きたいらしいので諦めたようだ。
「ほい。んじゃあ次や。seedは今2人が体験したとおり、触手を生やして操れるっつう点。この機能があるさかい、君らみたくレズプレイだろうが触手プレイだろうがなんだって出来るって寸法や」
「はーい、先生質問。Seed自体はこんなに小さいのに、どこにこれだけの質量が入ってるんですか?」
己の触手を指差しながら不思議そうな表情で首を傾げる弥生。
それに連なり、アリサも質問のために手を上げる。
「あ、あたしも質問! 触手は操れるって言ってたけど、じゃあなんでさっき弥生はその触手に犯されてたんだよ?」
「ああもぅ! 好奇心が旺盛なのはええけど、質問は1人づつ!」
「「は~い」」
「返事ははっきりぃ!!」
「「はいっ!」」
スパルタな面を垣間見せ、鬼気迫る、というより魔気迫る表情で怒るラプラスに、流石の2人も大人しく従う。
「じゃあまず、質量の問題やけど…ようは四次元○ケットみたいになっとるねん。ちなみに、一人のseedにはこの『聖域』を丸ごと囲めるくらいの長さの触手が入ってるで」
「へ~♪ なんか、無駄に凄いですね」
「無駄言うなや…で、操れなかったことについてやけど……なんでやろ?」
「ぅおい! 駄目じゃねぇかよ!」
顔に手を当てて可愛らしく首を傾げるが、アリサが素早くツッコミを入れる。
「嘘や嘘♪ まぁ、多分…」
「多分…何ですか?」
74 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:35:08 ID:dKc9ROI6
弥生が首を傾げながら聞き返す。
「オリジナルのseed…『マザー』ってゆうんやけどな。そのマザー、プライド高いねん。
せやからすぐには従わなかったんやろうなぁ」
「おい。じゃあ何か? 弥生は、そのマザーとやらにまた犯されるかもしれないのかよ?!」
「やめてアリサ!」
元々終始お道化た態度にイラついていたのだろう。アリサが怒りを露わにラプラスに詰め寄り、それを弥生が必死で抑えようとする。
そも、アリサがここまで怒るのも珍しい。
「問題ない。マザーは弥生ちゃんのこと半分認めとるし、完全に言うことを聞くようになる方法が無い訳でもない」
「それは…どうやるんですか?」
微かに見えた光に縋る様に、言葉を紡ぐ。
自然、2人の視線はラプラスに集まり。
「ほい!」
――パチン!!
唐突にラプラスがスナップフィンガー(俗に言う指パッチン)を二人の目の前でする。
しかし、ただ鳴らしたわけではない。催眠術を指の音に乗せて2人に使用したのだ。
しかも万が一術が失敗しないように、と凶悪なほどに魔力を載せてである。
その超がつくほどに強力な催眠術に抵抗も出来ずに意識を失い、目から光が消えていく2人。
床に激突しそうになった2人をラプラスのドレスの先端部が布とは思えない力で支え、そっと降ろす。
「さぁ、て…仕上げ仕上げ、と」
実際に現場で使わないと分からない不都合というものはかなり多い。
ラプラスが弥生たちの下を訪れたのも、実は発生した不都合の修正が一番の目的だったりする。
で、万が一拒否されると困るから催眠術をかけたのだ。
「さーって。修正パッチ召喚~っと♪」
アポーツで取り寄せた緑色の液体が入った500mmビーカー。それを手に持ちながら、フッフッフと怪しい笑いが口から漏れるが――
75 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:35:44 ID:dKc9ROI6
「フッフ………ん~?」
――ふと、笑いが止まる。
困ったような、笑っているような、そんな曖昧で不思議な表情を浮かべながら。
…そのまましばし考え――
「やっぱ、普通に体内に飲ませるだけじゃあつまらんわなぁ?」
にやりとひどく淫靡な表情を浮かべながら指を一振りすれば、ドレスの一部分が段々と変化していく。
意思があるようにクルクルとひとりでに捻られ、細長くなる。空気が入っていくようにその太さを大人の腕ほどの太さに変え、先端を亀頭状に膨らませれば…布の触手の完成である。
そのまま同じものをもう3本作り、出来栄えが良いかどうか舐めるように根元から先端を眺めていく。
「よっしゃ♪」
どうやら、満足のいくものだったらしい。
手のビーカーを傾けて緑色のゼリーをかけていくと、触手達は黒レザーのような淫靡な黒光りを発しながらスポンジのようにゼリーを吸収していく。
「うん、準備オッケー♪」
仰向けになっている2人に布触手をシュルシュルと這わせ、標的を定める。
狙うのはもちろん、それぞれ秘唇。その内部である。
クチュリ、と小さな水音を立てて亀頭がそれぞれの秘裂に触れた瞬間、ピクリと震える。感覚は残っているらしい。
―――グジュブウッ!!
「ひあぁっ♪」
「うああぁんっ!」
乾きつつあった2人の秘所に、ラプラスは容赦なく布触手を突き入れた。
が、意識が無くともseedは膣内に入った異物を感知する。
愛液を分泌するように肉体に信号を送るので、すぐにグチャグチャという水音が響く。
「あんっ! ん! んあんっ♪」
「ふあぅっ! ひゅっ! あぅっ!!」
「ええ感度やコト。いや~、我が発明ながら惚れ惚れするわぁ♪」
顔を薄く桃色に染めながら水音を立ててピストンを繰り返すラプラス。
その足元では虚ろな瞳の少女たちが喘いでいるという、非常に奇妙で淫猥な光景が広がっていた。
「ふぁん♪ きゃうん♪ ああんっ!!」
「あうっ! んっ! うあぁぁん!!」
「…そうや。ついでに色々機能つけてみるかぁ♪」
無邪気な子供のようにラプラスは手のひらを合わせ、触手のピストンを強めつつアポーツで様々な薬品ゼリーを取り寄せる。
どれも禁薬や現在の人間の魔術薬学では作れないような貴重な薬ばかりだが、それを水か何かのように布触手にビチャビチャとぶっ掛けていくラプラス。
「人格を壊さない程度の堕落属性付加やろ~? 悪魔術を使えるようにする脳回線を開くやつに~♪ スタイルを良くする薬とか~♪ あ、あと弥生ちゃん用にマザーを黙らせる薬も」
…なにやら随分と楽しそうである。水色やら赤やら黒やらの薬品を持っている様は科学者に見えないことも無いが、薬品の行き着く先は少女を犯している触手である。
「あん! あん♪ きゃうん♪」
「ひあ♪ ぅあん! あん♪」
「ん? …あぁ、そろそろイキそうなんやね?」
76 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:36:30 ID:dKc9ROI6
二人の喘ぎ声の質の変化に気づき、ならば、と布触手のピッチを上げる。
触手が突き上げられるたびに亀頭が子宮口に当たり、快楽の電流が2人の脳を焼く。
「あああぁぁぁあああ!!♪!♪♪!」
「ふあぁぁぁあああ!♪♪!!♪!」
「んじゃ、止めの薬品注入~♪」
盛大に達し、開いた口の端から涎を垂らしながらアヘ顔を晒す二人。
それに追い討ちをかけるように布触手内のゼリー状混合薬品を子宮にぶちまける。
――ドクドクッ! ビュク、ビュクンッ!
「ああ…ん」
「ふあぁ…」
おびただしい量のゼリーで子宮が膨らみながらも快楽を感じている二人を見ながら、悪魔というよりは淫魔のような笑顔を浮かべているラプラス。
その視線はアヘ顔のまま向き合っている二人。その股間に注がれており…
「……もう1つの穴も開発しちゃおうかぁ♪」
――と、とんでもないことをのたまわった。
やっぱ2穴挿しかな~とか言いながら秘所に刺さった布触手のピストンを再開する。
再び喘ぎ始めた二人の声をBGMに、残りの触手をアナルの入り口に宛がう。
折角なので、布触手と己の性感神経を接続するラプラス。
約4倍の快感…人間だったら即座に絶頂を迎えるような快感だが、そこは悪魔。流石にすぐには達しない。
「んあっ…久しぶりやから結構気持ちいいわぁ。…でも、お楽しみはここからや」
――ズ、ズ、ズ、ズ…ズブンッ
「ひゅくぅ、ぅ、ぅん、ぅ、んああっ!」
「あ、あ、ん、あぁ、うああぁっ♪」
入り口の抵抗を感じながらアナルにゆっくりと布触手を突き入れていく。亀頭が埋まっていくたびに二人が嬌声を上げるのが面白いので悪戯をしてみたくなったが…やめておいた。
流石のラプラスも、久しぶり且つ4穴挿しは快感が強いらしい。
(てか、何やこの二人。相当な名器やんけ…こらぁ楽しめそうやねぇ♪)
ゾクゾクするような快感が背中を抜けていくのをどこか冷静に感じながら、ピストンを開始する。
ズチュ! ズチュン! ズチュンッ!
ヴァギナに差し込んだ布触手はひたすらにピストンを早く、速くして。
77 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:37:11 ID:dKc9ROI6
「ぅあ! アン♪ んぁん♪」
ズニュ! ズニュゥ! ジュチュッ! グジュッ!
アナルに差し込んだ布触手は腸壁を傷付けぬように、1回のストロークをゆっくりと。しかし捻りこむように強く。
「あ! ひぅあ! あぅん! ふあっ!」
膣内を抉る触手と、腸内を犯す触手。二つの触手が互い違いにピストンしてゴリゴリと擦りながら弥生とアリサに無限連鎖のような快楽をもたらす。
しかも布触手が分泌される愛液や腸液を余さず吸収し、体積が増えていくのだから堪ったものではない。秒感覚で増えていく快楽に、完全に溺れていく。
「ん、はぁ…ピチュ、ジュル……んあぁ♪ いいわぁ。この二人、ほんまいいわぁ♪」
4本の布触手を別々に動かしながら、ラプラスも我慢できなくなったのか己のメロンのような豊満な胸を弄り、乳首を口に含み、ドレスの上からヴァギナに腕を突っ込んで激しく愛撫する。
「ズニュ」 「ペロ」 「ジュプッ」 「ズヌッッ」 「あ、あ、あ、あ、あ!」
「ブチュン」 「アンッ♪」 「ピチャ」 「パンッ」
「ひあぁん♪」 「グチュ」 「ゴリッ」
「ズンッ」 「クチュリ」 「ん、ふぅっ♪」 「ズチュゥ」
正に狂乱の如くの快楽の宴。墜ちた人間…いや、「ヒト」と悪魔の嬌宴とも言えよう。
無限のような。しかし実際はほんの数十分の嬌宴は、弥生とアリサの2人が達したことで簡単に終末を迎える。
「あ! あぁ! あ♪ あああぁぁぁぁっっ♪!!♪♪!」
「ひあ! あん♪ あ!! ああぁぁぁあああっ!!♪!♪」
「あぁぁ! 出るっ!!」
――ドビュ! ドクドクドクッ!
絶頂を迎えた二人が布触手を絞るように締め付け、その強烈な締め付けによって絶頂を迎えたラプラスが布触手から吸い込んだ愛液や腸液、残っていた薬品ゼリーの混合液を胎内にドクドクと音を立てて放出する。
「あん…♪」
「うぁぁ♪」
「…っフィ~。ひ、久々やからヘトヘトやわぁ」
先ほどよりも盛大な…しかし満足そうなアへ顔を晒している二人を横目に見つつ、疲れたのか糸目を八の字にしてその場にへたり込むラプラス。
その表情は悪魔らしからぬ優しい色を帯びている。
「…さて。これでseedが他の宿主に寄生したときに開花しないプログラムミスも直ったし、『能力』の開放も出来るようになった…追加効果も付加したしな。これで、後はこの二人が勝手にseedを増やしていくわけや……嗚呼、愉しみやなぁ。ゾクゾクするで、ほんま」
…訂正。
単に己の愉しみの為らしい。
夢見る少女のように頬を染めながら妄想を開始する。
―――後ろに唐突に現れた赤ドレスの少女にも気づいていないほどに。
78 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:42:33 ID:dKc9ROI6
…き、寄生分が少ないorz
ごめんなさい。次回はきっと…
ところで、弟のモンハンを見てたらネタが湧いてきました…俺も末期だなぁ(良い意味で)
>>36
ご馳走様でした。
>>56
完結おめでとうございます。
私の作品は執筆速度の関係でまだまだ完結は遠そうですががんばります。
さて、スレ住民の皆様あけましておめでとうございます。
待っていてくれた人が居るかは疑問ですが…DpS第3話、投下いたします。
DpS
「気持ちよかったぁ♪」
「あ~、私も…って!!」
余韻に浸っていた二人だが唐突にアリサが大声を出し、耳を塞ぐ弥生。
驚いたときに「きゃっ」なんて可愛い悲鳴を上げた辺り、まだまだ少女である。
「まずその触手っぽいの何だよ?! ちょっと怖いぞそれ! いや、気持ちよかったけどさ…」
「えっと…なんて言えば良いのやら…」
「じーっ」
「…あうあう」
見つめられながら詳しい説明を求められる。が、弥生はseedについての知識はあまり無い。
せいぜい術力が上がる程度だとしか聞いていないのだ。だから説明しようにも出来はしない。
―――しかし、救いの女神は現れた。
「ちゅいーっす。調子どぉ…って、早速ヤったんかい」
「うわっ?!」
「あ、ラプラスさん」
空間に裂け目を作り、そこから顔だけを出すという非常識な出現をした救いの女神…もとい、悪魔のラプラス。
そのまま「よっこらしょ」と親父くさいことを言いながら裂け目を広げて這い出てくる。
「どもー。悪魔のラプラスでぇーっす」
「悪魔?!」
「大丈夫だよ。ラプラスさんはいい人だから」
「けど…」
言いよどむアリサを腰の一突きで黙らせる弥生。けっこう鬼畜である。
「ところで、どうしてこっちに? 」
「いや。さっきseedの細かい説明するの忘れて帰しちゃったからな~。こらあかんわと思てな」
「あー、なるほど」
繋がったままラプラスを警戒しているアリサの口に太目の触手を突っ込んで口を塞ぎつつ、なるほど、と理解する。
アリサに説明を求められていたし、弥生も知りたかったので丁度いいと思ったのである。
「と、いうことでラプラス先生のseed解説コーナー! 始まり始まり~」
「わ~♪」
「むー! むー!」
どこかからアポーツでホワイトボードとマジックペンを取り寄せるラプラス。さらに取り出した眼鏡も着用して、正に完全装備状態だ。
なのに生徒役の片方は触手に口膣内を犯されているし、犯している本人は呑気に拍手している。
……かなりシュールである。
73 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:31:29 ID:dKc9ROI6
「はい。ほな、まずはseedの仕組みやけど、見たとおり女性の子宮に入り込んで、そこに寄生します」
キュッ、キュとペンがボードの上を走る特徴的な音がアリサが犯されている水音と混じりあい、妙に淫靡な音になるが、犯されている当事者以外は気にしていない。
ホワイトボードに保健体育の教科書にでも載せられそうな妙に精密な子宮の絵を描き、その中心部にseedのつもりらしき小さい円を書き加える。
と同時にラプラスが振り向けば―――
「出る! 出ちゃうよぉ!!」
「んむーー!!」
――ビュク! ビュクン!!
「…あはぁ♪」
「ん…んぶふ……ゲホ! ゴホンッ」
「…うっわぁ」
射精の快感で恍惚の表情をした弥生と、白濁液を飲みきれずにむせたアリサが。
呆れたラプラスが、このままでは何時までもヤリかねないからと2人を引き剥がす。
その際に擬似男根がエラで膣内を強烈に刺激し、アリサが軽く達する。
弥生も残念そうにしているが、seedのことも聞きたいらしいので諦めたようだ。
「ほい。んじゃあ次や。seedは今2人が体験したとおり、触手を生やして操れるっつう点。この機能があるさかい、君らみたくレズプレイだろうが触手プレイだろうがなんだって出来るって寸法や」
「はーい、先生質問。Seed自体はこんなに小さいのに、どこにこれだけの質量が入ってるんですか?」
己の触手を指差しながら不思議そうな表情で首を傾げる弥生。
それに連なり、アリサも質問のために手を上げる。
「あ、あたしも質問! 触手は操れるって言ってたけど、じゃあなんでさっき弥生はその触手に犯されてたんだよ?」
「ああもぅ! 好奇心が旺盛なのはええけど、質問は1人づつ!」
「「は~い」」
「返事ははっきりぃ!!」
「「はいっ!」」
スパルタな面を垣間見せ、鬼気迫る、というより魔気迫る表情で怒るラプラスに、流石の2人も大人しく従う。
「じゃあまず、質量の問題やけど…ようは四次元○ケットみたいになっとるねん。ちなみに、一人のseedにはこの『聖域』を丸ごと囲めるくらいの長さの触手が入ってるで」
「へ~♪ なんか、無駄に凄いですね」
「無駄言うなや…で、操れなかったことについてやけど……なんでやろ?」
「ぅおい! 駄目じゃねぇかよ!」
顔に手を当てて可愛らしく首を傾げるが、アリサが素早くツッコミを入れる。
「嘘や嘘♪ まぁ、多分…」
「多分…何ですか?」
74 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:35:08 ID:dKc9ROI6
弥生が首を傾げながら聞き返す。
「オリジナルのseed…『マザー』ってゆうんやけどな。そのマザー、プライド高いねん。
せやからすぐには従わなかったんやろうなぁ」
「おい。じゃあ何か? 弥生は、そのマザーとやらにまた犯されるかもしれないのかよ?!」
「やめてアリサ!」
元々終始お道化た態度にイラついていたのだろう。アリサが怒りを露わにラプラスに詰め寄り、それを弥生が必死で抑えようとする。
そも、アリサがここまで怒るのも珍しい。
「問題ない。マザーは弥生ちゃんのこと半分認めとるし、完全に言うことを聞くようになる方法が無い訳でもない」
「それは…どうやるんですか?」
微かに見えた光に縋る様に、言葉を紡ぐ。
自然、2人の視線はラプラスに集まり。
「ほい!」
――パチン!!
唐突にラプラスがスナップフィンガー(俗に言う指パッチン)を二人の目の前でする。
しかし、ただ鳴らしたわけではない。催眠術を指の音に乗せて2人に使用したのだ。
しかも万が一術が失敗しないように、と凶悪なほどに魔力を載せてである。
その超がつくほどに強力な催眠術に抵抗も出来ずに意識を失い、目から光が消えていく2人。
床に激突しそうになった2人をラプラスのドレスの先端部が布とは思えない力で支え、そっと降ろす。
「さぁ、て…仕上げ仕上げ、と」
実際に現場で使わないと分からない不都合というものはかなり多い。
ラプラスが弥生たちの下を訪れたのも、実は発生した不都合の修正が一番の目的だったりする。
で、万が一拒否されると困るから催眠術をかけたのだ。
「さーって。修正パッチ召喚~っと♪」
アポーツで取り寄せた緑色の液体が入った500mmビーカー。それを手に持ちながら、フッフッフと怪しい笑いが口から漏れるが――
75 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:35:44 ID:dKc9ROI6
「フッフ………ん~?」
――ふと、笑いが止まる。
困ったような、笑っているような、そんな曖昧で不思議な表情を浮かべながら。
…そのまましばし考え――
「やっぱ、普通に体内に飲ませるだけじゃあつまらんわなぁ?」
にやりとひどく淫靡な表情を浮かべながら指を一振りすれば、ドレスの一部分が段々と変化していく。
意思があるようにクルクルとひとりでに捻られ、細長くなる。空気が入っていくようにその太さを大人の腕ほどの太さに変え、先端を亀頭状に膨らませれば…布の触手の完成である。
そのまま同じものをもう3本作り、出来栄えが良いかどうか舐めるように根元から先端を眺めていく。
「よっしゃ♪」
どうやら、満足のいくものだったらしい。
手のビーカーを傾けて緑色のゼリーをかけていくと、触手達は黒レザーのような淫靡な黒光りを発しながらスポンジのようにゼリーを吸収していく。
「うん、準備オッケー♪」
仰向けになっている2人に布触手をシュルシュルと這わせ、標的を定める。
狙うのはもちろん、それぞれ秘唇。その内部である。
クチュリ、と小さな水音を立てて亀頭がそれぞれの秘裂に触れた瞬間、ピクリと震える。感覚は残っているらしい。
―――グジュブウッ!!
「ひあぁっ♪」
「うああぁんっ!」
乾きつつあった2人の秘所に、ラプラスは容赦なく布触手を突き入れた。
が、意識が無くともseedは膣内に入った異物を感知する。
愛液を分泌するように肉体に信号を送るので、すぐにグチャグチャという水音が響く。
「あんっ! ん! んあんっ♪」
「ふあぅっ! ひゅっ! あぅっ!!」
「ええ感度やコト。いや~、我が発明ながら惚れ惚れするわぁ♪」
顔を薄く桃色に染めながら水音を立ててピストンを繰り返すラプラス。
その足元では虚ろな瞳の少女たちが喘いでいるという、非常に奇妙で淫猥な光景が広がっていた。
「ふぁん♪ きゃうん♪ ああんっ!!」
「あうっ! んっ! うあぁぁん!!」
「…そうや。ついでに色々機能つけてみるかぁ♪」
無邪気な子供のようにラプラスは手のひらを合わせ、触手のピストンを強めつつアポーツで様々な薬品ゼリーを取り寄せる。
どれも禁薬や現在の人間の魔術薬学では作れないような貴重な薬ばかりだが、それを水か何かのように布触手にビチャビチャとぶっ掛けていくラプラス。
「人格を壊さない程度の堕落属性付加やろ~? 悪魔術を使えるようにする脳回線を開くやつに~♪ スタイルを良くする薬とか~♪ あ、あと弥生ちゃん用にマザーを黙らせる薬も」
…なにやら随分と楽しそうである。水色やら赤やら黒やらの薬品を持っている様は科学者に見えないことも無いが、薬品の行き着く先は少女を犯している触手である。
「あん! あん♪ きゃうん♪」
「ひあ♪ ぅあん! あん♪」
「ん? …あぁ、そろそろイキそうなんやね?」
76 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:36:30 ID:dKc9ROI6
二人の喘ぎ声の質の変化に気づき、ならば、と布触手のピッチを上げる。
触手が突き上げられるたびに亀頭が子宮口に当たり、快楽の電流が2人の脳を焼く。
「あああぁぁぁあああ!!♪!♪♪!」
「ふあぁぁぁあああ!♪♪!!♪!」
「んじゃ、止めの薬品注入~♪」
盛大に達し、開いた口の端から涎を垂らしながらアヘ顔を晒す二人。
それに追い討ちをかけるように布触手内のゼリー状混合薬品を子宮にぶちまける。
――ドクドクッ! ビュク、ビュクンッ!
「ああ…ん」
「ふあぁ…」
おびただしい量のゼリーで子宮が膨らみながらも快楽を感じている二人を見ながら、悪魔というよりは淫魔のような笑顔を浮かべているラプラス。
その視線はアヘ顔のまま向き合っている二人。その股間に注がれており…
「……もう1つの穴も開発しちゃおうかぁ♪」
――と、とんでもないことをのたまわった。
やっぱ2穴挿しかな~とか言いながら秘所に刺さった布触手のピストンを再開する。
再び喘ぎ始めた二人の声をBGMに、残りの触手をアナルの入り口に宛がう。
折角なので、布触手と己の性感神経を接続するラプラス。
約4倍の快感…人間だったら即座に絶頂を迎えるような快感だが、そこは悪魔。流石にすぐには達しない。
「んあっ…久しぶりやから結構気持ちいいわぁ。…でも、お楽しみはここからや」
――ズ、ズ、ズ、ズ…ズブンッ
「ひゅくぅ、ぅ、ぅん、ぅ、んああっ!」
「あ、あ、ん、あぁ、うああぁっ♪」
入り口の抵抗を感じながらアナルにゆっくりと布触手を突き入れていく。亀頭が埋まっていくたびに二人が嬌声を上げるのが面白いので悪戯をしてみたくなったが…やめておいた。
流石のラプラスも、久しぶり且つ4穴挿しは快感が強いらしい。
(てか、何やこの二人。相当な名器やんけ…こらぁ楽しめそうやねぇ♪)
ゾクゾクするような快感が背中を抜けていくのをどこか冷静に感じながら、ピストンを開始する。
ズチュ! ズチュン! ズチュンッ!
ヴァギナに差し込んだ布触手はひたすらにピストンを早く、速くして。
77 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:37:11 ID:dKc9ROI6
「ぅあ! アン♪ んぁん♪」
ズニュ! ズニュゥ! ジュチュッ! グジュッ!
アナルに差し込んだ布触手は腸壁を傷付けぬように、1回のストロークをゆっくりと。しかし捻りこむように強く。
「あ! ひぅあ! あぅん! ふあっ!」
膣内を抉る触手と、腸内を犯す触手。二つの触手が互い違いにピストンしてゴリゴリと擦りながら弥生とアリサに無限連鎖のような快楽をもたらす。
しかも布触手が分泌される愛液や腸液を余さず吸収し、体積が増えていくのだから堪ったものではない。秒感覚で増えていく快楽に、完全に溺れていく。
「ん、はぁ…ピチュ、ジュル……んあぁ♪ いいわぁ。この二人、ほんまいいわぁ♪」
4本の布触手を別々に動かしながら、ラプラスも我慢できなくなったのか己のメロンのような豊満な胸を弄り、乳首を口に含み、ドレスの上からヴァギナに腕を突っ込んで激しく愛撫する。
「ズニュ」 「ペロ」 「ジュプッ」 「ズヌッッ」 「あ、あ、あ、あ、あ!」
「ブチュン」 「アンッ♪」 「ピチャ」 「パンッ」
「ひあぁん♪」 「グチュ」 「ゴリッ」
「ズンッ」 「クチュリ」 「ん、ふぅっ♪」 「ズチュゥ」
正に狂乱の如くの快楽の宴。墜ちた人間…いや、「ヒト」と悪魔の嬌宴とも言えよう。
無限のような。しかし実際はほんの数十分の嬌宴は、弥生とアリサの2人が達したことで簡単に終末を迎える。
「あ! あぁ! あ♪ あああぁぁぁぁっっ♪!!♪♪!」
「ひあ! あん♪ あ!! ああぁぁぁあああっ!!♪!♪」
「あぁぁ! 出るっ!!」
――ドビュ! ドクドクドクッ!
絶頂を迎えた二人が布触手を絞るように締め付け、その強烈な締め付けによって絶頂を迎えたラプラスが布触手から吸い込んだ愛液や腸液、残っていた薬品ゼリーの混合液を胎内にドクドクと音を立てて放出する。
「あん…♪」
「うぁぁ♪」
「…っフィ~。ひ、久々やからヘトヘトやわぁ」
先ほどよりも盛大な…しかし満足そうなアへ顔を晒している二人を横目に見つつ、疲れたのか糸目を八の字にしてその場にへたり込むラプラス。
その表情は悪魔らしからぬ優しい色を帯びている。
「…さて。これでseedが他の宿主に寄生したときに開花しないプログラムミスも直ったし、『能力』の開放も出来るようになった…追加効果も付加したしな。これで、後はこの二人が勝手にseedを増やしていくわけや……嗚呼、愉しみやなぁ。ゾクゾクするで、ほんま」
…訂正。
単に己の愉しみの為らしい。
夢見る少女のように頬を染めながら妄想を開始する。
―――後ろに唐突に現れた赤ドレスの少女にも気づいていないほどに。
78 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2009/01/07(水) 19:42:33 ID:dKc9ROI6
…き、寄生分が少ないorz
ごめんなさい。次回はきっと…
ところで、弟のモンハンを見てたらネタが湧いてきました…俺も末期だなぁ(良い意味で)
富士神学園天文部9
56 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:43:09 ID:pBr6MjWV
>>36氏
うどん美味しかったです。
少し遅れましたが。スレの皆様方、明けましておめでとうございます。
前回予告通り今回投下分で天文部は無事終了となります。
長々とお付き合いいただいたスレ住人の皆様には本当に感謝の言葉もありません。
というか、うわやりましたよ俺は長編をちゃんと完結させたなんていつ以来だぜやっほう!
――失礼しました。
ちなみに。お話(エロ)の余韻をちゃんと味わって頂いて欲しいので
今回に限っては後書きを書きません。ネタフリも大事ですがやっぱり雰囲気というか空気も大事です。
うん。
というわけで一足先に今回のお題。
『寄生と悪堕ちは男のロマン』
んではどうぞ。
***
富士神学園天文部9
暗闇の中、軽快な電子音が響く。
十秒、二十秒、と携帯の着信音は暗闇の中に響き渡り、
「--もしもし。私よ」
漆黒の中、藤間天音の理知的な声が響いた。
『おー藤間ぁ。悪い悪い。ちょっくら道に迷っちまってよ、そっち着くのちょっち遅れるわ』
電話越しに聞こえる能天気な声は退魔士藤間天音の同僚である少女だった。
「貴方ねえ。方向音痴も大概にしなさいよ」
『にゃはははっ。悪いなあ毎回毎回。あーそれでそっちはどんな感じなのさ?』
「今のところ雑魚掃除ばかりね。後から後から沸いてきて、面倒でしょうがないわ。
さっさとこっち来て手伝いなさい」
『あいよー』
ぶつり。と通話が途切れる。
「--そう。早く、来なさい? 貴方も仲魔にしてあげるから」
暗闇が晴れる。
再び妖魔の結界が展開され、グロテスクで淫靡な空間が現れる。
「らめらめらめぇ! いっ、イく! まらイくの!」
「ひきい! んああ! もう勘弁して下さい! わたし壊れちゃいますぅ!」
「先輩! 先輩!」
富士神学園高等部に存在する天文部。
そこで行われている人外の宴は、退魔士藤間天音が敗北し一週間たった今でも続いている。
但し、哀れな犠牲者達は高等部の女子ではなく中等部の女子だ。
そしてそれを犯すのは下級妖魔と、人外へと身を堕とした高等部の女子だった。
「大丈夫だよぉ? なぁんにも怖いことなんて無いんだからね?」
そしてその中には天音に犯され妖魔となった静葉の姿もある。
「いやぁ! 先輩! 正気に戻って下さい!」
57 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:44:59 ID:pBr6MjWV
「それはイヤかなぁ? 折角天音さんと同じ妖魔になれたんだもん。もう、人間には戻れないよぉ」
肉スーツから触手を伸ばし、後輩を拘束する。
「いやあ! 気持ち悪い!」
「最初だけだよぉ♪ 優衣ちゃん? お尻は任せるよ?」
「はいな♪」
「お、お尻!? ま、まさか、そんな、二人で一緒にっ――」
「あったりぃ♪」
ずぶぶぶっ!
「ひぎいいいい!?」
処女のままいきなり二穴を犯されて、後輩の女子が悶絶する。
ズップズップ! ずぽずぽっ!
「痛い、痛いぃ!」
「ああんゴメンねっ? でもぉ、痛いの今だけだからぁ!」
「はあっ♪ はあっ♪ 女の子犯すの、気持ちいい♪」
(あらあら。静葉も優衣も張り切ってるわね)
サンドイッチ体勢で後輩を犯す二人を眺めながら、天音は淫靡に微笑む。
触手で拾い上げていた携帯を、脱ぎ捨てた衣服の上に放り投げた。
「『元』同業者からか?」
「はい。蛇忌魔様♪ バカな女ですから私が妖魔になっているとは知らず、
一人でのこのことこの学園に来るでしょう」
「それはいい。浄化の使い手は厄介だからな。早めに堕とすに限る」
「はい♪ その時は是非私にお任せ下さい♪ あのバカ娘をひいひい喘がしてみたいんです」
「くくっ、この色情魔め。見ろ。
貴様が女どもに子宮虫を際限なく産み付けるせいでこの学園の女は殆ど妖魔化してしまった。
朝も夜も関係無くいつでも励み、もう俺の力だけでは隠し切れんわ」
「ああん、申し訳ありません。でも汚れきったこの体も魂も、淫らな本能には逆らえないのです。
ほら、あの子達も――」
「はあっ♪ はあっ♪ んんっ♪ あっ…! はあはあはあはあっ♪」
「ああん♪ 中学生オマンコ気持ち良すぎぃ♪ 腰止まらないよう♪」
リズミカルに中学生の後輩を犯す二匹のメス妖魔の顔は快楽に蕩け、涎を垂らしながら腰を振っている。
犯される側も彼女達が発している催淫臭と館内に立ちこめる高濃度の妖気のせいで、徐々に感じ始めていた。
「んああっ!? はうん! ああっ、どうしてぇ…!? 初めてなのにぃ、私、感じてる!」
「はっ♪ はあ♪ だからっ、んっ♪ 言ったでしょぉ♪ 痛いのはぁ♪ あん♪ 最初だけだって♪」
「そ、そんなぁ! ぁあん!? あっ、あっあっ! そこだめぇ、ズコズコしないで下さい!」
「あんっ♪ そんなに締め付けたらぁっ、私、セーエキ出しちゃうよぉっ♪」
「い、嫌ですう! そんなの出さないで下さい!」
「いやだよぉ♪ 女の子に中出しするのとっても気持ちいいんだからぁ♪」
「そうそうっ♪ それにね? あたし達妖魔の臭ぁい精液には女の子をスケベにさせる効果があってねぇ?
中出しされればされるほど淫乱になるの♪ 良かったね♪ 君も気持ちよくなれるよ♪」
「――っ!? そんなのいやあ!」
「ゴメンねぇ? 本当は卵を産みつけてぇ、私達の仲魔にしてあげたいんだけどぉ、
私達増え過ぎちゃっていい加減自重しないといけないんだってぇ」
「だからぁ…君はね? 精液をおねだりする変態さんになるまで私達が中出ししてぇ、
妖魔専用の肉奴隷にしてあげるから♪」
「いやああああぁぁ!」
再び陵辱を開始した二匹の妖魔を見詰めながら蛇忌魔は嘆息した。
「大した趣味だな」
「あら。蛇忌魔様のせいなんですからね?」
「くく、そうだったな」
会話が途切れる。
退魔士を止め、人間を止めた天音は、妖魔と交わるか、人間を犯すかそのどちらしかする事がない。
学園内の妖魔の存在が外界へと知られないよう今まで色々画策していたが、
学園内の教師を始めとする大人達は殆ど妖魔に堕とした。しばらくはする事がない。
58 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:46:22 ID:pBr6MjWV
「はあはあはあ! もうすぐ出るよ! 特濃セーエキ、いっぱい出すよ!?」
「そうすれば君は、妖魔に中出しされる事しか考えられない淫乱中学生になるの!」
「いやいやいやいや! 中に出さないでぇ! 外に出してぇ!」
「あん!? そんなに締め付けたらぁ! ああっ♪ あっ! あ!
あっあっあっ、あ、あ、あ、あ! 出る! セーエキ出ちゃう!」
「あたっ、あたしもっ! はあはあっ! ざっ、ザーメン出しちゃう!
あっ、あ、あっ! 出る出る出るビュルビュル出しちゃうぅっ!」
どくどくんっ! どぴゅるっ! ビュルビュルっ、ビュルビュル!
「はひいっ!? だめぇえぇえ!? 中出しだめぇぇぇええぇっ!!」
二匹の妖魔は前後から獲物をしっかりと抱き留め、催淫成分が入った精を注ぎ込む。
肉スーツから延びた触手も射精し、三人の女子達は体を密着したまま、白濁液でドロドロになっていった。
「あぁ♪ しゃせー、気持ちいい♪」
「あっ、はぁっ♪ ビュクビュク出るの、止まらないよぉ♪」
「いやぁ…っ、出されてるぅっ、子宮までぇ、入ってくるぅ…! 熱いよぉ!」
「――あの蛇忌魔様…」
「何だ?」
「――その、私も…」
よがり乱れる仲魔達を見れば、自分の体も高まるのは道理だった。
天音は腰を落ち着き無くくねらせ、雌妖魔の発情臭を撒き散らす。
「だからどうした? 言いたい事があるならはっきり言え」
「ああんもう、意地悪です蛇忌魔様。分かっておられる筈なのに」
羞恥心に顔を伏せて、再び交わり始めた三人を盗み見る。
「あっ!? だめです! 今動かないで――あっ!? あっ! あっ! なんでぇ!? 私、体が変だよぉ!」
「あはぁ♪ たっくさん中出ししてあげたからね♪ 直ぐに気持ち良くなるよ♪」
「体、切なくて熱くてたまらないでしょ? 直ぐに楽にしたげる♪」
じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぷっ!
「あっ!? あっ! あっ! いやぁっ! 気持ちいいよう!」
「はあ♪ はあ♪ どう? エッチ、いいでしょう♪」
「はあ♪ はあ♪ ――あん♪ また、私達の特濃精液ドピュドピュ中出ししてあげるから♪」
「あん! あん! そんなぁ! また出されたら、私、私い!」
「そうだよ! また中出しされたら、もうエッチなことしか考えられない変態さんになるね!」
「あははっ♪ 我慢するだけ無駄だよ? もう、君の体は妖気に満たされてるんだから!」
じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ!
「あっ!? あっ! あっ! あん! あん! だめぇ! 気持ちいいのぉ!
もう我慢できないよぉ! 先輩! もっとぉ! もっとして下さい!」
妖気が回ったか、二匹の妖魔に犯されていた女の子はとうとう快楽に屈してしまった。
瞳から意志の光が消え、甘い声を出しておねだりまでしている。
(ああ…あんなに気持ちよさそうに喘いで…羨ましいわ…)
性欲の赴くままに3Pに溺れる姿を見て、とうとう天音の忍耐も限界を迎えた。
「お願いします蛇忌魔様ぁ…! 私、もう我慢できないんです!
その逞しい触手で私のマンコをグチョグチョに犯して下さい!」
「くくっ、自らおねだりか。痴女め。だがまあ、確かにここ数日間、お前を相手にしてやれなかったな?」
「…あの、では、蛇忌魔様…?」
「人間の女は飽きるほど犯した。メス妖魔も抱いてやったがお前程、抱き心地の良い女は居なかったな?」
蛇忌魔の赤い目が同じく天音の赤い瞳を射抜く。欲情し、ギラついた熱い視線に、雌妖魔の本能が打ち振るえる。
体が疼き、この妖魔とまぐわる事しか考えられなくなってしまう。
59 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:47:27 ID:pBr6MjWV
「久しぶりにお前の穴を使わせてもらおうか」
「あ、あぁ…っ♪ はいっ、どうぞ、天音のエロマンコを好きなだけお使い下さいぃ♪」
天音は獣が服従するように、仰向けに寝転がり、自ら股を開く。
更に自らの手で肉ビラに手を添えると、主の肉棒を受け入れ易くする為入り口を広げた。
――くぱあ♪
人間のそれとあまり変わらないその部分は、愛おしい触手を今か今かと待ちわび、
涎を垂らしながらヒくついている。
「準備は出来ているようだな?」
ずるるぅ!
(あぁん♪ 何度見ても素敵ぃ♪)
蛇忌魔の生やした極太の生殖用触手に熱い視線を送る。
明らかにオーバーサイズの逸物をピタリとヴァギナにあてがわれると、淫らな期待に瞳が潤んだ。
「さあ、犯してやるぞ!」
じゅぷぷぷぅ!
「ああぁああんっ!」
(ああっ、大きい! これぇ、これがいいのぉ!)
圧倒的な大きさを誇る触手が、膣を拡張しながら挿入される。
腹が歪に膨らみ、同時に肉詰めにされた下腹部が人外の充足感を得た。
「くくっ! 素晴らしいなお前の穴は!
まるで俺のモノを受け入れる為に生まれてきたと思うほど、相性がいい! 病み付きになりそうだ!」
ずるるっ! じゅぷぅ! ずるるっ! じゅぷぅ!
「あぁん! あっ! 蛇忌魔様のもぉ、…あぁん! とっても気持ちいいですぅ!
あ! あ! もっと犯して下さい! ズコズコして下さいぃ!」
「いいだろう! ――そら!」
ぐりゅりゅっ!
「あはああぁん!? 蛇忌魔様の触手がぁ、子宮までぇ!」
極太触手を子宮に受け入れると、天音は涎を垂らして悦んだ。
子宮内部の触手を一斉に蠢かせ、生殖用触手の先端から生え出た繊毛触手に絡み付く。
「おおっ! 流石だなっ、貴様の子宮も、触手も、俺のモノを貪欲に絡み付いてくるぞっ?
そんなに俺の触手が良いのかっ?」
「はい! もう私、――あぁんっ、…蛇忌魔様の、んんっ――触手でないと、満足出来ないんですっ。
あんっ、あんっ! はあっ♪ 子宮の中、ズコズコされるの気持ちいい♪ もっとハメて下さいっ♪」
「くくっ! この俺の触手をくわえてなお媚びを売るとは、この変態めっ」
「ぁあん! 御免なさい! 私は子宮を犯されて悦ぶ変態なんです!」
蔑みの言葉も自虐的な言葉も、悦楽のスパイスでしかない。
偉大な主との交わりに性的興奮は頂点に達し、自重していたクリペニスが勃起する。
「罵られてペニスを勃起させるとはこの恥知らずめ! こうしてくれる!」
じゅるるぅ!
「あっひいぃぃ!?」
蛇忌魔から生えた新たな触手が天音の肉棒を丸呑みした。
(わ、私のおチンチン、蛇忌魔様に食べられてる!?)
じゅっぷっ! じゅっぷっ! じゅっぷっ!
「あひゃう!? んああっ! それ、すごいれすっ――おあぁっ!
チンチンっ、ジュポジュポするのっ、最高れすぅっ!」
天音の膣内のように、内部にびっしりと繊毛触手を生え揃えたバキューム型の触手。
それにフタなりペニスを吸引され、シゴかれ、舐め回される。
肉棒から伝わってくる雄の快楽に天音は呂律も回らぬほどメロメロに蕩けてしまった。
「ペニスを食うのも、食われるのもたまらないか? ペニス狂いめ!」
「んっきゃああっ!? 両方らめぇ! 子宮もぉっ、あひいっ――はあっ、チンポもぉっ、あひゃぁん!
同時に犯されれぇ!」
(あぁん! チンポもぉ! マンコも気持ち良すぎるぅ!)
牝と雄の快楽を同時に味わい、そして溺れる。
触手の動きに合わせ腰をいやらしくグラインドさせて、肉悦を貪った。
60 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:48:28 ID:pBr6MjWV
「いやらしく腰を使いおって、退魔士の頃とは似ても似つかぬわ!」
「ああん! あの時の事はぁ! あん! あん! 言わないで下さい! 私がぁ、愚かでしたぁ!」
「そうだっ。お前のお陰で貴重な下級妖魔が減ってしまったのだ。分かっているかっ?」
「も、申し訳ありません! 私が殺してしまった分、沢山子供を産みますからぁ!
はあっ、はあ! あっ、あん! 許して下さい!」
「そうだ! お前は死ぬまで俺の子を孕み続けるのだ! ――くっ!? 出すぞ! 我が精を!」
「あぁん! あん! 下さい! 蛇忌魔様の孕み汁で私の子宮を満たして下さい!
あんっ!? あんっ、あんっ、あんっ! イっちゃう!
イっちゃっ――あっ! あ! あっ、あんっ、あ、ああ、あ、あ、あっ、あ、あ、あっ!」
「ぐっ…おおぉぉっっ!」
びゅくん! ビュルビュル! ドピュドピュドピュ!!
「あぁああぁぁっっ♪ 中出しされてるぅ♪ あっ、あはっ♪ 射精されながら私も射精しちゃうぅっ♪」
天音が射精する直前バキューム触手が離れ、ぶるん、と反り返った肉棒の切っ先が彼女の顔に向く。
ビュルっ! ビュルビュル! ドクドクドク!
「はあぁぁぁんっっ♪」
(私のザーメン、とっても濃くて熱いわ♪)
勢い良く顔面に飛んでくる自分の精液の感触に、天音が淫蕩な笑みを浮かべた。
どくん!
「あんっ♪」
(あはっ…私、受精したわ♪)
ぼこり、と腹が膨れ上がる。
妖魔が急早に成長し、天音の子宮を内側から押し広げていく。
「あっ!? あはぁっ♪ 見て下さい蛇忌魔様ぁ…赤ちゃん、ちゃんと孕みましたぁ♪」
「くくっ。そのようだな。さあ、立派な子を産んでくれ?」
「はい♪ 蛇忌魔様♪ 私、蛇忌魔様の為に、頑張ります♪ んっ! ――はぁあぁあっ…あっ!」
すっかりボテ腹となった天音は顔を真っ赤にしながら息み始める。
天音の子宮は妖魔を産み落とす為に徐々に最適化され、前回出産時よりも少し大きく、強い妖魔が育っていた。
ずるっ! ――ずるるるぅっ!
「あはぁ! 赤ちゃん、産まれるぅ!」
一度出産を経験した産道は、前回よりもスムーズに赤子を産み落とす。
だが赤子の体は前よりも大きく、その分天音に与える刺激も増加している。
「んあぁっ! 中れぇ、赤ちゃんこすれれぇっ! あっ…あっ! …ぁはっ! すごっ!
前よりもぉ、気持ちいいろぉっ! あっ!? はあ、はあ、はあっ♪ まらイくう♪
赤ちゃん産んれぇ、わらひイっちゃうのぉっ♪ あっ、あっ、あぁ! 産まれるうぅぅっ!」
ずるるるうぅっ! ――びちゃあ!
「あっ、んああぁぁっっ♪」
ビュルビュルと再びフタなりペニスから射精し、母乳を吹き出す。
(あはぁ♪ 赤ちゃん産むのすごいぃ♪)
間髪いれずの絶頂に天音はだらしないアヘ顔をさらす。だが彼女の腹は未だに膨らんだままだった。
「んあぁ……わらしのお腹に…まら、赤ちゃんいるぅ♪」
「ほう? 双子――いや三つ子か?」
ずるずる!
「んひい! まらぁ! まら生まれるう!」
ずるるるぅっ! ――びちゃあ!
61 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:50:03 ID:pBr6MjWV
「んああぁああぁぁああっっ♪」
立て続けの出産に天音は髪を振り乱し、涎を垂らしながら再び射精絶頂に追い込まれる。
「はひ――! ひゅ――!」
ずるるるぅっ!
「んっきゃあぁっ!? らめらめらめ! まら産んじゃう!」
肩で息をしていたら最後の子が子宮から滑り落ちて来た。
連続出産の快楽は妖魔化した天音すら戦慄を覚えた。
ずるずるっ、ずるるるっ! ――びちゃあ!
「おあああぁぁああぁぁぁっっっ!!」
びゅるっ! どびゅっ! どびゅっ!
我が子の出産を祝福するように肉棒から白いシャワーを吹き上げる。
「はああっ♪ はあっ♪ ――あっ…♪ あはぁ…っ♪」
三連続出産。四連続の射精を経て、天音は身も心もドロドロに蕩けていた。
妖魔としての仕事を遂げた天音は快楽の余韻に浸りつつ、人外としての充足感に包まれる。
無防備な体に産まれたばかりの妖魔が体液をあさりに群がった。
「良くやったな」
「――あはぁ♪」
主のねぎらいの言葉に、微笑みで返した。
体をベトベトに汚す体液を赤子達の触手に舐め取られ、少しくすぐったい。
(――なんて幸せなの)
主と交わり子を産む。人外としての、これ以上ないほどの幸福だった。
天音はこれからも蛇忌魔の為、妖魔を産み、女を犯すだろう。
(それが妖魔となった私の幸せ)
「蛇忌魔様ぁ♪」
「何だ?」
「これからもずっと蛇忌魔様のお側にいさせて下さい♪」
妖魔に堕ちた少女は淫靡に微笑んだ。
――了――
>>36氏
うどん美味しかったです。
少し遅れましたが。スレの皆様方、明けましておめでとうございます。
前回予告通り今回投下分で天文部は無事終了となります。
長々とお付き合いいただいたスレ住人の皆様には本当に感謝の言葉もありません。
というか、うわやりましたよ俺は長編をちゃんと完結させたなんていつ以来だぜやっほう!
――失礼しました。
ちなみに。お話(エロ)の余韻をちゃんと味わって頂いて欲しいので
今回に限っては後書きを書きません。ネタフリも大事ですがやっぱり雰囲気というか空気も大事です。
うん。
というわけで一足先に今回のお題。
『寄生と悪堕ちは男のロマン』
んではどうぞ。
***
富士神学園天文部9
暗闇の中、軽快な電子音が響く。
十秒、二十秒、と携帯の着信音は暗闇の中に響き渡り、
「--もしもし。私よ」
漆黒の中、藤間天音の理知的な声が響いた。
『おー藤間ぁ。悪い悪い。ちょっくら道に迷っちまってよ、そっち着くのちょっち遅れるわ』
電話越しに聞こえる能天気な声は退魔士藤間天音の同僚である少女だった。
「貴方ねえ。方向音痴も大概にしなさいよ」
『にゃはははっ。悪いなあ毎回毎回。あーそれでそっちはどんな感じなのさ?』
「今のところ雑魚掃除ばかりね。後から後から沸いてきて、面倒でしょうがないわ。
さっさとこっち来て手伝いなさい」
『あいよー』
ぶつり。と通話が途切れる。
「--そう。早く、来なさい? 貴方も仲魔にしてあげるから」
暗闇が晴れる。
再び妖魔の結界が展開され、グロテスクで淫靡な空間が現れる。
「らめらめらめぇ! いっ、イく! まらイくの!」
「ひきい! んああ! もう勘弁して下さい! わたし壊れちゃいますぅ!」
「先輩! 先輩!」
富士神学園高等部に存在する天文部。
そこで行われている人外の宴は、退魔士藤間天音が敗北し一週間たった今でも続いている。
但し、哀れな犠牲者達は高等部の女子ではなく中等部の女子だ。
そしてそれを犯すのは下級妖魔と、人外へと身を堕とした高等部の女子だった。
「大丈夫だよぉ? なぁんにも怖いことなんて無いんだからね?」
そしてその中には天音に犯され妖魔となった静葉の姿もある。
「いやぁ! 先輩! 正気に戻って下さい!」
57 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:44:59 ID:pBr6MjWV
「それはイヤかなぁ? 折角天音さんと同じ妖魔になれたんだもん。もう、人間には戻れないよぉ」
肉スーツから触手を伸ばし、後輩を拘束する。
「いやあ! 気持ち悪い!」
「最初だけだよぉ♪ 優衣ちゃん? お尻は任せるよ?」
「はいな♪」
「お、お尻!? ま、まさか、そんな、二人で一緒にっ――」
「あったりぃ♪」
ずぶぶぶっ!
「ひぎいいいい!?」
処女のままいきなり二穴を犯されて、後輩の女子が悶絶する。
ズップズップ! ずぽずぽっ!
「痛い、痛いぃ!」
「ああんゴメンねっ? でもぉ、痛いの今だけだからぁ!」
「はあっ♪ はあっ♪ 女の子犯すの、気持ちいい♪」
(あらあら。静葉も優衣も張り切ってるわね)
サンドイッチ体勢で後輩を犯す二人を眺めながら、天音は淫靡に微笑む。
触手で拾い上げていた携帯を、脱ぎ捨てた衣服の上に放り投げた。
「『元』同業者からか?」
「はい。蛇忌魔様♪ バカな女ですから私が妖魔になっているとは知らず、
一人でのこのことこの学園に来るでしょう」
「それはいい。浄化の使い手は厄介だからな。早めに堕とすに限る」
「はい♪ その時は是非私にお任せ下さい♪ あのバカ娘をひいひい喘がしてみたいんです」
「くくっ、この色情魔め。見ろ。
貴様が女どもに子宮虫を際限なく産み付けるせいでこの学園の女は殆ど妖魔化してしまった。
朝も夜も関係無くいつでも励み、もう俺の力だけでは隠し切れんわ」
「ああん、申し訳ありません。でも汚れきったこの体も魂も、淫らな本能には逆らえないのです。
ほら、あの子達も――」
「はあっ♪ はあっ♪ んんっ♪ あっ…! はあはあはあはあっ♪」
「ああん♪ 中学生オマンコ気持ち良すぎぃ♪ 腰止まらないよう♪」
リズミカルに中学生の後輩を犯す二匹のメス妖魔の顔は快楽に蕩け、涎を垂らしながら腰を振っている。
犯される側も彼女達が発している催淫臭と館内に立ちこめる高濃度の妖気のせいで、徐々に感じ始めていた。
「んああっ!? はうん! ああっ、どうしてぇ…!? 初めてなのにぃ、私、感じてる!」
「はっ♪ はあ♪ だからっ、んっ♪ 言ったでしょぉ♪ 痛いのはぁ♪ あん♪ 最初だけだって♪」
「そ、そんなぁ! ぁあん!? あっ、あっあっ! そこだめぇ、ズコズコしないで下さい!」
「あんっ♪ そんなに締め付けたらぁっ、私、セーエキ出しちゃうよぉっ♪」
「い、嫌ですう! そんなの出さないで下さい!」
「いやだよぉ♪ 女の子に中出しするのとっても気持ちいいんだからぁ♪」
「そうそうっ♪ それにね? あたし達妖魔の臭ぁい精液には女の子をスケベにさせる効果があってねぇ?
中出しされればされるほど淫乱になるの♪ 良かったね♪ 君も気持ちよくなれるよ♪」
「――っ!? そんなのいやあ!」
「ゴメンねぇ? 本当は卵を産みつけてぇ、私達の仲魔にしてあげたいんだけどぉ、
私達増え過ぎちゃっていい加減自重しないといけないんだってぇ」
「だからぁ…君はね? 精液をおねだりする変態さんになるまで私達が中出ししてぇ、
妖魔専用の肉奴隷にしてあげるから♪」
「いやああああぁぁ!」
再び陵辱を開始した二匹の妖魔を見詰めながら蛇忌魔は嘆息した。
「大した趣味だな」
「あら。蛇忌魔様のせいなんですからね?」
「くく、そうだったな」
会話が途切れる。
退魔士を止め、人間を止めた天音は、妖魔と交わるか、人間を犯すかそのどちらしかする事がない。
学園内の妖魔の存在が外界へと知られないよう今まで色々画策していたが、
学園内の教師を始めとする大人達は殆ど妖魔に堕とした。しばらくはする事がない。
58 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:46:22 ID:pBr6MjWV
「はあはあはあ! もうすぐ出るよ! 特濃セーエキ、いっぱい出すよ!?」
「そうすれば君は、妖魔に中出しされる事しか考えられない淫乱中学生になるの!」
「いやいやいやいや! 中に出さないでぇ! 外に出してぇ!」
「あん!? そんなに締め付けたらぁ! ああっ♪ あっ! あ!
あっあっあっ、あ、あ、あ、あ! 出る! セーエキ出ちゃう!」
「あたっ、あたしもっ! はあはあっ! ざっ、ザーメン出しちゃう!
あっ、あ、あっ! 出る出る出るビュルビュル出しちゃうぅっ!」
どくどくんっ! どぴゅるっ! ビュルビュルっ、ビュルビュル!
「はひいっ!? だめぇえぇえ!? 中出しだめぇぇぇええぇっ!!」
二匹の妖魔は前後から獲物をしっかりと抱き留め、催淫成分が入った精を注ぎ込む。
肉スーツから延びた触手も射精し、三人の女子達は体を密着したまま、白濁液でドロドロになっていった。
「あぁ♪ しゃせー、気持ちいい♪」
「あっ、はぁっ♪ ビュクビュク出るの、止まらないよぉ♪」
「いやぁ…っ、出されてるぅっ、子宮までぇ、入ってくるぅ…! 熱いよぉ!」
「――あの蛇忌魔様…」
「何だ?」
「――その、私も…」
よがり乱れる仲魔達を見れば、自分の体も高まるのは道理だった。
天音は腰を落ち着き無くくねらせ、雌妖魔の発情臭を撒き散らす。
「だからどうした? 言いたい事があるならはっきり言え」
「ああんもう、意地悪です蛇忌魔様。分かっておられる筈なのに」
羞恥心に顔を伏せて、再び交わり始めた三人を盗み見る。
「あっ!? だめです! 今動かないで――あっ!? あっ! あっ! なんでぇ!? 私、体が変だよぉ!」
「あはぁ♪ たっくさん中出ししてあげたからね♪ 直ぐに気持ち良くなるよ♪」
「体、切なくて熱くてたまらないでしょ? 直ぐに楽にしたげる♪」
じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぷっ!
「あっ!? あっ! あっ! いやぁっ! 気持ちいいよう!」
「はあ♪ はあ♪ どう? エッチ、いいでしょう♪」
「はあ♪ はあ♪ ――あん♪ また、私達の特濃精液ドピュドピュ中出ししてあげるから♪」
「あん! あん! そんなぁ! また出されたら、私、私い!」
「そうだよ! また中出しされたら、もうエッチなことしか考えられない変態さんになるね!」
「あははっ♪ 我慢するだけ無駄だよ? もう、君の体は妖気に満たされてるんだから!」
じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ!
「あっ!? あっ! あっ! あん! あん! だめぇ! 気持ちいいのぉ!
もう我慢できないよぉ! 先輩! もっとぉ! もっとして下さい!」
妖気が回ったか、二匹の妖魔に犯されていた女の子はとうとう快楽に屈してしまった。
瞳から意志の光が消え、甘い声を出しておねだりまでしている。
(ああ…あんなに気持ちよさそうに喘いで…羨ましいわ…)
性欲の赴くままに3Pに溺れる姿を見て、とうとう天音の忍耐も限界を迎えた。
「お願いします蛇忌魔様ぁ…! 私、もう我慢できないんです!
その逞しい触手で私のマンコをグチョグチョに犯して下さい!」
「くくっ、自らおねだりか。痴女め。だがまあ、確かにここ数日間、お前を相手にしてやれなかったな?」
「…あの、では、蛇忌魔様…?」
「人間の女は飽きるほど犯した。メス妖魔も抱いてやったがお前程、抱き心地の良い女は居なかったな?」
蛇忌魔の赤い目が同じく天音の赤い瞳を射抜く。欲情し、ギラついた熱い視線に、雌妖魔の本能が打ち振るえる。
体が疼き、この妖魔とまぐわる事しか考えられなくなってしまう。
59 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:47:27 ID:pBr6MjWV
「久しぶりにお前の穴を使わせてもらおうか」
「あ、あぁ…っ♪ はいっ、どうぞ、天音のエロマンコを好きなだけお使い下さいぃ♪」
天音は獣が服従するように、仰向けに寝転がり、自ら股を開く。
更に自らの手で肉ビラに手を添えると、主の肉棒を受け入れ易くする為入り口を広げた。
――くぱあ♪
人間のそれとあまり変わらないその部分は、愛おしい触手を今か今かと待ちわび、
涎を垂らしながらヒくついている。
「準備は出来ているようだな?」
ずるるぅ!
(あぁん♪ 何度見ても素敵ぃ♪)
蛇忌魔の生やした極太の生殖用触手に熱い視線を送る。
明らかにオーバーサイズの逸物をピタリとヴァギナにあてがわれると、淫らな期待に瞳が潤んだ。
「さあ、犯してやるぞ!」
じゅぷぷぷぅ!
「ああぁああんっ!」
(ああっ、大きい! これぇ、これがいいのぉ!)
圧倒的な大きさを誇る触手が、膣を拡張しながら挿入される。
腹が歪に膨らみ、同時に肉詰めにされた下腹部が人外の充足感を得た。
「くくっ! 素晴らしいなお前の穴は!
まるで俺のモノを受け入れる為に生まれてきたと思うほど、相性がいい! 病み付きになりそうだ!」
ずるるっ! じゅぷぅ! ずるるっ! じゅぷぅ!
「あぁん! あっ! 蛇忌魔様のもぉ、…あぁん! とっても気持ちいいですぅ!
あ! あ! もっと犯して下さい! ズコズコして下さいぃ!」
「いいだろう! ――そら!」
ぐりゅりゅっ!
「あはああぁん!? 蛇忌魔様の触手がぁ、子宮までぇ!」
極太触手を子宮に受け入れると、天音は涎を垂らして悦んだ。
子宮内部の触手を一斉に蠢かせ、生殖用触手の先端から生え出た繊毛触手に絡み付く。
「おおっ! 流石だなっ、貴様の子宮も、触手も、俺のモノを貪欲に絡み付いてくるぞっ?
そんなに俺の触手が良いのかっ?」
「はい! もう私、――あぁんっ、…蛇忌魔様の、んんっ――触手でないと、満足出来ないんですっ。
あんっ、あんっ! はあっ♪ 子宮の中、ズコズコされるの気持ちいい♪ もっとハメて下さいっ♪」
「くくっ! この俺の触手をくわえてなお媚びを売るとは、この変態めっ」
「ぁあん! 御免なさい! 私は子宮を犯されて悦ぶ変態なんです!」
蔑みの言葉も自虐的な言葉も、悦楽のスパイスでしかない。
偉大な主との交わりに性的興奮は頂点に達し、自重していたクリペニスが勃起する。
「罵られてペニスを勃起させるとはこの恥知らずめ! こうしてくれる!」
じゅるるぅ!
「あっひいぃぃ!?」
蛇忌魔から生えた新たな触手が天音の肉棒を丸呑みした。
(わ、私のおチンチン、蛇忌魔様に食べられてる!?)
じゅっぷっ! じゅっぷっ! じゅっぷっ!
「あひゃう!? んああっ! それ、すごいれすっ――おあぁっ!
チンチンっ、ジュポジュポするのっ、最高れすぅっ!」
天音の膣内のように、内部にびっしりと繊毛触手を生え揃えたバキューム型の触手。
それにフタなりペニスを吸引され、シゴかれ、舐め回される。
肉棒から伝わってくる雄の快楽に天音は呂律も回らぬほどメロメロに蕩けてしまった。
「ペニスを食うのも、食われるのもたまらないか? ペニス狂いめ!」
「んっきゃああっ!? 両方らめぇ! 子宮もぉっ、あひいっ――はあっ、チンポもぉっ、あひゃぁん!
同時に犯されれぇ!」
(あぁん! チンポもぉ! マンコも気持ち良すぎるぅ!)
牝と雄の快楽を同時に味わい、そして溺れる。
触手の動きに合わせ腰をいやらしくグラインドさせて、肉悦を貪った。
60 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:48:28 ID:pBr6MjWV
「いやらしく腰を使いおって、退魔士の頃とは似ても似つかぬわ!」
「ああん! あの時の事はぁ! あん! あん! 言わないで下さい! 私がぁ、愚かでしたぁ!」
「そうだっ。お前のお陰で貴重な下級妖魔が減ってしまったのだ。分かっているかっ?」
「も、申し訳ありません! 私が殺してしまった分、沢山子供を産みますからぁ!
はあっ、はあ! あっ、あん! 許して下さい!」
「そうだ! お前は死ぬまで俺の子を孕み続けるのだ! ――くっ!? 出すぞ! 我が精を!」
「あぁん! あん! 下さい! 蛇忌魔様の孕み汁で私の子宮を満たして下さい!
あんっ!? あんっ、あんっ、あんっ! イっちゃう!
イっちゃっ――あっ! あ! あっ、あんっ、あ、ああ、あ、あ、あっ、あ、あ、あっ!」
「ぐっ…おおぉぉっっ!」
びゅくん! ビュルビュル! ドピュドピュドピュ!!
「あぁああぁぁっっ♪ 中出しされてるぅ♪ あっ、あはっ♪ 射精されながら私も射精しちゃうぅっ♪」
天音が射精する直前バキューム触手が離れ、ぶるん、と反り返った肉棒の切っ先が彼女の顔に向く。
ビュルっ! ビュルビュル! ドクドクドク!
「はあぁぁぁんっっ♪」
(私のザーメン、とっても濃くて熱いわ♪)
勢い良く顔面に飛んでくる自分の精液の感触に、天音が淫蕩な笑みを浮かべた。
どくん!
「あんっ♪」
(あはっ…私、受精したわ♪)
ぼこり、と腹が膨れ上がる。
妖魔が急早に成長し、天音の子宮を内側から押し広げていく。
「あっ!? あはぁっ♪ 見て下さい蛇忌魔様ぁ…赤ちゃん、ちゃんと孕みましたぁ♪」
「くくっ。そのようだな。さあ、立派な子を産んでくれ?」
「はい♪ 蛇忌魔様♪ 私、蛇忌魔様の為に、頑張ります♪ んっ! ――はぁあぁあっ…あっ!」
すっかりボテ腹となった天音は顔を真っ赤にしながら息み始める。
天音の子宮は妖魔を産み落とす為に徐々に最適化され、前回出産時よりも少し大きく、強い妖魔が育っていた。
ずるっ! ――ずるるるぅっ!
「あはぁ! 赤ちゃん、産まれるぅ!」
一度出産を経験した産道は、前回よりもスムーズに赤子を産み落とす。
だが赤子の体は前よりも大きく、その分天音に与える刺激も増加している。
「んあぁっ! 中れぇ、赤ちゃんこすれれぇっ! あっ…あっ! …ぁはっ! すごっ!
前よりもぉ、気持ちいいろぉっ! あっ!? はあ、はあ、はあっ♪ まらイくう♪
赤ちゃん産んれぇ、わらひイっちゃうのぉっ♪ あっ、あっ、あぁ! 産まれるうぅぅっ!」
ずるるるうぅっ! ――びちゃあ!
「あっ、んああぁぁっっ♪」
ビュルビュルと再びフタなりペニスから射精し、母乳を吹き出す。
(あはぁ♪ 赤ちゃん産むのすごいぃ♪)
間髪いれずの絶頂に天音はだらしないアヘ顔をさらす。だが彼女の腹は未だに膨らんだままだった。
「んあぁ……わらしのお腹に…まら、赤ちゃんいるぅ♪」
「ほう? 双子――いや三つ子か?」
ずるずる!
「んひい! まらぁ! まら生まれるう!」
ずるるるぅっ! ――びちゃあ!
61 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage New! 2009/01/05(月) 17:50:03 ID:pBr6MjWV
「んああぁああぁぁああっっ♪」
立て続けの出産に天音は髪を振り乱し、涎を垂らしながら再び射精絶頂に追い込まれる。
「はひ――! ひゅ――!」
ずるるるぅっ!
「んっきゃあぁっ!? らめらめらめ! まら産んじゃう!」
肩で息をしていたら最後の子が子宮から滑り落ちて来た。
連続出産の快楽は妖魔化した天音すら戦慄を覚えた。
ずるずるっ、ずるるるっ! ――びちゃあ!
「おあああぁぁああぁぁぁっっっ!!」
びゅるっ! どびゅっ! どびゅっ!
我が子の出産を祝福するように肉棒から白いシャワーを吹き上げる。
「はああっ♪ はあっ♪ ――あっ…♪ あはぁ…っ♪」
三連続出産。四連続の射精を経て、天音は身も心もドロドロに蕩けていた。
妖魔としての仕事を遂げた天音は快楽の余韻に浸りつつ、人外としての充足感に包まれる。
無防備な体に産まれたばかりの妖魔が体液をあさりに群がった。
「良くやったな」
「――あはぁ♪」
主のねぎらいの言葉に、微笑みで返した。
体をベトベトに汚す体液を赤子達の触手に舐め取られ、少しくすぐったい。
(――なんて幸せなの)
主と交わり子を産む。人外としての、これ以上ないほどの幸福だった。
天音はこれからも蛇忌魔の為、妖魔を産み、女を犯すだろう。
(それが妖魔となった私の幸せ)
「蛇忌魔様ぁ♪」
「何だ?」
「これからもずっと蛇忌魔様のお側にいさせて下さい♪」
妖魔に堕ちた少女は淫靡に微笑んだ。
――了――
(私の体験)
851 名前:でんでん :03/09/18 01:03 ID:5KNXnc7u
「私、藤原美沙は今、とある病院の一室に入院しています。
私のお腹にはまだ完治していない痛々しい傷が残っています。
何故、こんな事になったのか・・・お話しします。」
5月18日
「あーお腹空いたぁ・・・。」
美沙はその日、テニス部の部活で夜遅くまで練習していた。
そして今はその帰りだ、時間は7時45分を指している。
「ふんふんふん~♪・・・・えっ!?」
そして美沙は、突然意識を失った・・・。
再び美沙が目を覚ましたのは8時30分頃だった。
「あれ・・・私どうしちゃったんだろ・・・。体は・・・何とも無いよね・・?
あっ!8時半過ぎてるじゃん!やばっ・・・」
そして美沙は大急ぎで家へ帰宅し、いつものように夕飯を食べ、
いつものように風呂に入り、そしてお気に入りの音楽を聴きながら眠った。
だが、すでに美沙の体には「卵」が産み付けられていた・・・。
852 名前:でんでん :03/09/18 01:23 ID:5KNXnc7u
5月19日
美沙は目を覚ました。
美沙はいつものように学校へ行く用意をし、
朝食を食べるため、テーブルについた。
「いただきまーす」
美沙はいつものように食べているつもりだった。
だが、その食欲はいつもの美沙の食事を見ている親からすると、尋常ではなかった。
「み、美沙ちゃん・・・パン4切れも食べて、大丈夫?
牛乳もほとんど1リットルくらい飲んでるわよ・・・?」
「えっ!?私そんなに食べてた・・・?」
ふと美沙がテーブルを見ると、さっきまであったパンの袋詰めがほとんど無くなっている。
「ウソ・・・。なんでこんなに食べてんだろ私・・・」
「み、美沙ちゃん!?やめなさいっ!」
「えっ?」
ふと美沙が気付くと、冷蔵庫の食べ物を無意識のうちに浅って食べていた。
昨日の残り物に始まり、マヨネーズまでも自分の口に流し込んでいた。
「マ、ママぁっ!と、んぐんぐ・・・とまらないよおっ!!?」
「美沙ちゃん!どうしたのっ!!た、大変・・・お、お父さん来てーっ!!」
すると突然美沙の食欲が止まり、美沙は床に倒れこんだ。
「うっ・・・!」
美沙はその場で激しく嘔吐し、意識を失った。
うっすらと両親が自分を担いでいくのを見ながら・・・。
853 名前:でんでん :03/09/18 01:26 ID:5KNXnc7u
ふと気付くと美沙はベッドで寝ていて、母親がそばに座っていた。
「美沙ちゃん、大丈夫?何か変な物でも食べたの?それとも病気・・」
「私・・・最近ちょっとだけダイエットしてたからかもしんない・・・」
「それが原因かもしれないわね・・・とにかく今日は寝てなさい。
学校にも連絡したし、病院に明日行けるよう予約とったから・・・」
「うん・・・」
「じゃあお母さん戻るわね、また何かあったら呼びなさい」
「うん、分かった・・・」
そして美沙は再び眠りについた・・・。
その日は何事も無かったように過ぎていった。
美沙は再び目を覚まし、普通の量の夕食を食べ、
風呂に入り、再び眠りについた。
854 名前:でんでん :03/09/18 01:42 ID:5KNXnc7u
5月20日
午前5時半、美沙は突然の感覚に目を覚ました。
何かが下半身で蠢いているのだ。
そしてそれは自分の肛門から出てきているように感じた。
「あっ・・・ううう・・・な、何なの・・・?」
美沙は飛び起きてパジャマとパンツを脱ぎ、全身鏡を見て言葉を失った。
美沙の肛門から人間の男性器のようなサイズの触手が飛び出て、
美沙の意志に反して、ひとりでに動いているのだ。
「うっう・・・な、何これっ!?いやっ・・・マ、ママ・・」
美沙は母を呼ぶのを止めた。
自分のこのような姿は誰にも見られたくないと思ったからだ。
おそらく母はこの姿を見た途端、失神してしまうだろう。
「あ、あううっ・・・と、とにかく一人で病院に・・・」
そう思った瞬間、その触手は突然美沙のアソコに触れてきた。
「あっあっ・・・いやっ・・・ああんっ・・・」
その動きはまるで美沙の感じる部分の全てを把握しているかのようだった。
「ひ、ひうっ・・・だめっ・・・そこは・・・」
触手は美沙のクリトリスを何回も弾いてきた。
「こ、こんなの・・・ああっ・・・なんで感じちゃうのぉ・・・あんっ」
触手がクリトリスを刺激するたび美沙はアナルで出し入れされているのを感じ、
さらに快感が高まっていった。
「こんな姿・・・ああっ・・・余計見せられないっ・・・!!」
美沙はそう思い、部屋の鍵を閉めてしまった。
すると触手はズルズルと音を立てて、美沙のアソコの前で一直線に固まった。
「いやっ・・・まさか・・・ウソっ・・・」
ズブブッという音と共に、美沙のアソコに触手が入っていった。
855 名前:でんでん :03/09/18 02:00 ID:5KNXnc7u
「あああーっ!!」
美沙は声をあげた、だが触手は勢いを止めようとはしなかった。
「い・・・やっ・・・気持ち良すぎるよおっ・・・ああっ!!」
アソコから触手が出れば、アナルに触手が入り、
アナルから触手が出れば、アソコに触手が入っていくという快感が美沙を長時間襲った。
「ひっ・・・あああっ・・・んん・・・ああんっ!!」
何回絶頂を感じただろう、美沙はそのまま失神してしまった・・・。
再び目を覚ましたのは、触手が口の中へ入って来た時だった。
「んんっ・・・んうっ!!?」
再び美沙は自分の姿を見て愕然とした。
肛門から出た触手が、途中で何本にも分かれて美沙の体を動けなくしていた。
そして口の中へ入れられた触手もその内の一つだった。
「んんんんーっ!んっんっ・・・ううっ!!」
いくら叫ぼうとしても硬い触手が口いっぱいに広がり、一言も喋れなくしていた。
そして歯が当たるたびにアソコへの刺激を強くしたので、噛む事もできなかった。
[絶体絶命]この言葉が美沙の頭をよぎった。
だがその思いとは裏腹に、美沙の顔は快感の連続により、
まるで痴女のようないやらしい顔をしていた。
「んっんっ・・・!!!」
その時だった、部屋をノックする音が美沙に聞こえた。
「美沙ちゃん、起きてるの?鍵をあけてちょうだい」
やった、助かる!美沙はそう思った。
だが次の瞬間、考えもしなかった事が起きた。
「ママ、私は大丈夫よ。でも今日もちょっとしんどいから、少し寝かせて。
病院は行かなくていいわ、寝てれば治ると思うし。」
美沙は自分と同じ声がした方を見た。
するとそこにはギザギザの歯をした口を持つ触手が、淡々と喋っていた。
「そう、良かった・・・お母さん心配したのよ。じゃあ、また来るわね・・・おやすみ・・・」
そして、最後の希望は去っていった・・・。
856 名前:でんでん :03/09/18 02:18 ID:5KNXnc7u
美沙はあまりの恐怖に涙がこぼれた・・・だが顔は快感に溺れた顔をしていた。
触手は今度、美沙の方を見て喋りだした。
「気持ちいいだろ、お前が俺の宿主になったんだよ。
安心しろよ、痛くはしねえから。ただ、快感でアタマぶっ壊れちまうかもなあ・・。」
「んーっ!!」
美沙は最後の抵抗をし、体中を動かして触手を払いのけようとした。
「まだ抵抗するのか・・・。これでも飲みな」
すると、美沙の口に入っている触手から甘い液がドクドクと流れ、
美沙はそれを無理矢理飲まされていった。
すると触手は美沙の口からスルスルと抜けていった・・・。
「ガハッ・・・ゴホッ・・・な、なんなのよアンタ・・・あっ・・あんっ!・・・」
いまだに美沙のアソコとアナルへの刺激は続いていた。
「俺は元は人間だったが、寄生虫になったのさ。
意志を持ち、記憶もできる「寄生虫」にな。」
「俺がなんで寄生虫になったのかは分からねえ・・・だが、気付いたらこうなってた。
人間を快感で廃人にし、卵を産み付け、人間を餌にして子供を育てる寄生虫にな」
「・・・なんで・・・まさか・・・一昨日の・・・」
「さあ?なんで俺がアンタの体に住み着いたのかは知らねえ。
ただ、俺の卵を誰かに入れられたんだろ・・・ご愁傷さま。」
「い・・・いやっ・・ああんっ・・・私・・・死にたく・・・ないよおっ!!」
だが、段々と美沙の意識は朦朧としていくのだった・・・。
857 名前:でんでん :03/09/18 02:33 ID:5KNXnc7u
「え・・・あ・・・え・・・?」
美沙の体は熱くなり、顔は真っ赤になっていた。
「液が効いてきたみたいだな・・・。おい、気持ちいいだろ?」
美沙は焦点が合わない目で答えた。
「ひっあああっ・・・き、気持ちいいよおっ・・!!」
触手の口がニヤリと笑った。
「クク・・・じゃあこれからお前のマ○コに俺の卵流し込んで、
お前の体を俺の子のエサにしちまうぞ、いいのか?」
美沙は涎を垂らしながら答えた。
「うんっ・・・気持ちいいからいいよっ・・・美沙のマ○コにいっぱい入れてぇ・・・」
「・・・お前の体だったらいいエサになりそうだぜ・・・じゃ、いくぞ」
触手がさらに膨れ上がり、美沙のアソコを出入りして刺激した。
「ああんっ!!あっあっあっあっあーっ!!もっと、もっとぉっ!!
いっぱい・・・いっぱい・・・んああっ・・・あああっ!!」
「あっ・・・・ああああーーーーーっ!!!」
ボコッボコッという音が鳴り、美沙の子宮に卵が産み落とされていった。
美沙のお腹は膨れ上がり、まるで出産間近の妊婦のようになっていった。
「はあ・・・はあ・・・気持ちいいよお・・・もっと・・・もっと・・・」
譫言のように美沙は同じ言葉を繰り返していた。
顔は相変わらず快感で満ちていた。
「ヒヒッ・・・あと数時間もすれば孵るぜ・・・・・・!!?」
858 名前:でんでん :03/09/18 02:45 ID:5KNXnc7u
その時だった、美沙の声を聞きつけた両親がドアを破って入ってきたのだった。
ドガァッッ!!
「み、美沙・・・」
その光景は凄まじいものだった。
美沙の肛門からは触手が何本も出ており、美沙の体を縛っている。
そして美沙のアソコには触手が刺さっており、お腹は妊婦のように膨れ上がっているのだ・・・。
「ぐっ・・・少し調子に乗りすぎたか・・・」
そう呟いた触手を見て、美沙の父が叫んだ。
「お、お前が美沙をこんな・・・このーっ!!」
そう言うと美沙の父は触手を踏みつぶし、絡みついている触手を全て引きちぎった。
「ゲギャッ・・・」
そう言うと触手は動かなくなった。
そして横では虚ろな目をしている美沙を、母親が抱きかかえていた。
「ママぁ・・・私のお腹、卵でいっぱいなの・・・もうすぐ食べられちゃうのよ・・・
は・・・はははっ・・・でもいいの、私は凄い気持ちいいから・・・」
「何言ってるの、何言ってるのよ美沙!?ああ・・・何でこんな事に・・・」
母親が美沙を抱きながら泣き崩れた。
「と、とにかく救急病院へ行って、美沙の中に入ってるモノを取り除いてもらわないと!!」
父親はそう叫ぶと、狂気な喘ぐ美沙を抱いて車に乗り込んだ。
859 名前:でんでん :03/09/18 03:01 ID:5KNXnc7u
「以上が私の体験した出来事です。何とか私は一命を取り留め、子宮の卵と腸に残った触手の残骸を取り除いてもらいました」
「え・・・ホントなんですか、それ?」
そう週刊誌の記者が美沙に聞き返した。
「はい・・・事実です。・・・ウソと思うなら、それはそれでいいですから・・・」
そう美沙が言うと、記者は頭をかきながら言った。
「あ、その・・・まあ、誌面に乗る事になったらまた連絡しますね」
「はい・・・」
そう言うと、記者はそそくさと病室を出て行った。
病院の外は5月の新緑で生い茂っていた。
そろそろ梅雨も来る頃だ・・・そしてその次には夏が来る。
美沙はそんな景色を眺めながら、呟いた。
「早くテニスできるようになりたいなぁ・・・」
その時、美沙のお腹で何かが動いた。
「え・・・?」
完
860 名前:でんでん :03/09/18 03:03 ID:5KNXnc7u
ショシンシャノショウセツナノデ、ミルニタエナイブブンガアリマス。
ソノヘンハオオメニミテクダサイネ(・∀・)
「私、藤原美沙は今、とある病院の一室に入院しています。
私のお腹にはまだ完治していない痛々しい傷が残っています。
何故、こんな事になったのか・・・お話しします。」
5月18日
「あーお腹空いたぁ・・・。」
美沙はその日、テニス部の部活で夜遅くまで練習していた。
そして今はその帰りだ、時間は7時45分を指している。
「ふんふんふん~♪・・・・えっ!?」
そして美沙は、突然意識を失った・・・。
再び美沙が目を覚ましたのは8時30分頃だった。
「あれ・・・私どうしちゃったんだろ・・・。体は・・・何とも無いよね・・?
あっ!8時半過ぎてるじゃん!やばっ・・・」
そして美沙は大急ぎで家へ帰宅し、いつものように夕飯を食べ、
いつものように風呂に入り、そしてお気に入りの音楽を聴きながら眠った。
だが、すでに美沙の体には「卵」が産み付けられていた・・・。
852 名前:でんでん :03/09/18 01:23 ID:5KNXnc7u
5月19日
美沙は目を覚ました。
美沙はいつものように学校へ行く用意をし、
朝食を食べるため、テーブルについた。
「いただきまーす」
美沙はいつものように食べているつもりだった。
だが、その食欲はいつもの美沙の食事を見ている親からすると、尋常ではなかった。
「み、美沙ちゃん・・・パン4切れも食べて、大丈夫?
牛乳もほとんど1リットルくらい飲んでるわよ・・・?」
「えっ!?私そんなに食べてた・・・?」
ふと美沙がテーブルを見ると、さっきまであったパンの袋詰めがほとんど無くなっている。
「ウソ・・・。なんでこんなに食べてんだろ私・・・」
「み、美沙ちゃん!?やめなさいっ!」
「えっ?」
ふと美沙が気付くと、冷蔵庫の食べ物を無意識のうちに浅って食べていた。
昨日の残り物に始まり、マヨネーズまでも自分の口に流し込んでいた。
「マ、ママぁっ!と、んぐんぐ・・・とまらないよおっ!!?」
「美沙ちゃん!どうしたのっ!!た、大変・・・お、お父さん来てーっ!!」
すると突然美沙の食欲が止まり、美沙は床に倒れこんだ。
「うっ・・・!」
美沙はその場で激しく嘔吐し、意識を失った。
うっすらと両親が自分を担いでいくのを見ながら・・・。
853 名前:でんでん :03/09/18 01:26 ID:5KNXnc7u
ふと気付くと美沙はベッドで寝ていて、母親がそばに座っていた。
「美沙ちゃん、大丈夫?何か変な物でも食べたの?それとも病気・・」
「私・・・最近ちょっとだけダイエットしてたからかもしんない・・・」
「それが原因かもしれないわね・・・とにかく今日は寝てなさい。
学校にも連絡したし、病院に明日行けるよう予約とったから・・・」
「うん・・・」
「じゃあお母さん戻るわね、また何かあったら呼びなさい」
「うん、分かった・・・」
そして美沙は再び眠りについた・・・。
その日は何事も無かったように過ぎていった。
美沙は再び目を覚まし、普通の量の夕食を食べ、
風呂に入り、再び眠りについた。
854 名前:でんでん :03/09/18 01:42 ID:5KNXnc7u
5月20日
午前5時半、美沙は突然の感覚に目を覚ました。
何かが下半身で蠢いているのだ。
そしてそれは自分の肛門から出てきているように感じた。
「あっ・・・ううう・・・な、何なの・・・?」
美沙は飛び起きてパジャマとパンツを脱ぎ、全身鏡を見て言葉を失った。
美沙の肛門から人間の男性器のようなサイズの触手が飛び出て、
美沙の意志に反して、ひとりでに動いているのだ。
「うっう・・・な、何これっ!?いやっ・・・マ、ママ・・」
美沙は母を呼ぶのを止めた。
自分のこのような姿は誰にも見られたくないと思ったからだ。
おそらく母はこの姿を見た途端、失神してしまうだろう。
「あ、あううっ・・・と、とにかく一人で病院に・・・」
そう思った瞬間、その触手は突然美沙のアソコに触れてきた。
「あっあっ・・・いやっ・・・ああんっ・・・」
その動きはまるで美沙の感じる部分の全てを把握しているかのようだった。
「ひ、ひうっ・・・だめっ・・・そこは・・・」
触手は美沙のクリトリスを何回も弾いてきた。
「こ、こんなの・・・ああっ・・・なんで感じちゃうのぉ・・・あんっ」
触手がクリトリスを刺激するたび美沙はアナルで出し入れされているのを感じ、
さらに快感が高まっていった。
「こんな姿・・・ああっ・・・余計見せられないっ・・・!!」
美沙はそう思い、部屋の鍵を閉めてしまった。
すると触手はズルズルと音を立てて、美沙のアソコの前で一直線に固まった。
「いやっ・・・まさか・・・ウソっ・・・」
ズブブッという音と共に、美沙のアソコに触手が入っていった。
855 名前:でんでん :03/09/18 02:00 ID:5KNXnc7u
「あああーっ!!」
美沙は声をあげた、だが触手は勢いを止めようとはしなかった。
「い・・・やっ・・・気持ち良すぎるよおっ・・・ああっ!!」
アソコから触手が出れば、アナルに触手が入り、
アナルから触手が出れば、アソコに触手が入っていくという快感が美沙を長時間襲った。
「ひっ・・・あああっ・・・んん・・・ああんっ!!」
何回絶頂を感じただろう、美沙はそのまま失神してしまった・・・。
再び目を覚ましたのは、触手が口の中へ入って来た時だった。
「んんっ・・・んうっ!!?」
再び美沙は自分の姿を見て愕然とした。
肛門から出た触手が、途中で何本にも分かれて美沙の体を動けなくしていた。
そして口の中へ入れられた触手もその内の一つだった。
「んんんんーっ!んっんっ・・・ううっ!!」
いくら叫ぼうとしても硬い触手が口いっぱいに広がり、一言も喋れなくしていた。
そして歯が当たるたびにアソコへの刺激を強くしたので、噛む事もできなかった。
[絶体絶命]この言葉が美沙の頭をよぎった。
だがその思いとは裏腹に、美沙の顔は快感の連続により、
まるで痴女のようないやらしい顔をしていた。
「んっんっ・・・!!!」
その時だった、部屋をノックする音が美沙に聞こえた。
「美沙ちゃん、起きてるの?鍵をあけてちょうだい」
やった、助かる!美沙はそう思った。
だが次の瞬間、考えもしなかった事が起きた。
「ママ、私は大丈夫よ。でも今日もちょっとしんどいから、少し寝かせて。
病院は行かなくていいわ、寝てれば治ると思うし。」
美沙は自分と同じ声がした方を見た。
するとそこにはギザギザの歯をした口を持つ触手が、淡々と喋っていた。
「そう、良かった・・・お母さん心配したのよ。じゃあ、また来るわね・・・おやすみ・・・」
そして、最後の希望は去っていった・・・。
856 名前:でんでん :03/09/18 02:18 ID:5KNXnc7u
美沙はあまりの恐怖に涙がこぼれた・・・だが顔は快感に溺れた顔をしていた。
触手は今度、美沙の方を見て喋りだした。
「気持ちいいだろ、お前が俺の宿主になったんだよ。
安心しろよ、痛くはしねえから。ただ、快感でアタマぶっ壊れちまうかもなあ・・。」
「んーっ!!」
美沙は最後の抵抗をし、体中を動かして触手を払いのけようとした。
「まだ抵抗するのか・・・。これでも飲みな」
すると、美沙の口に入っている触手から甘い液がドクドクと流れ、
美沙はそれを無理矢理飲まされていった。
すると触手は美沙の口からスルスルと抜けていった・・・。
「ガハッ・・・ゴホッ・・・な、なんなのよアンタ・・・あっ・・あんっ!・・・」
いまだに美沙のアソコとアナルへの刺激は続いていた。
「俺は元は人間だったが、寄生虫になったのさ。
意志を持ち、記憶もできる「寄生虫」にな。」
「俺がなんで寄生虫になったのかは分からねえ・・・だが、気付いたらこうなってた。
人間を快感で廃人にし、卵を産み付け、人間を餌にして子供を育てる寄生虫にな」
「・・・なんで・・・まさか・・・一昨日の・・・」
「さあ?なんで俺がアンタの体に住み着いたのかは知らねえ。
ただ、俺の卵を誰かに入れられたんだろ・・・ご愁傷さま。」
「い・・・いやっ・・ああんっ・・・私・・・死にたく・・・ないよおっ!!」
だが、段々と美沙の意識は朦朧としていくのだった・・・。
857 名前:でんでん :03/09/18 02:33 ID:5KNXnc7u
「え・・・あ・・・え・・・?」
美沙の体は熱くなり、顔は真っ赤になっていた。
「液が効いてきたみたいだな・・・。おい、気持ちいいだろ?」
美沙は焦点が合わない目で答えた。
「ひっあああっ・・・き、気持ちいいよおっ・・!!」
触手の口がニヤリと笑った。
「クク・・・じゃあこれからお前のマ○コに俺の卵流し込んで、
お前の体を俺の子のエサにしちまうぞ、いいのか?」
美沙は涎を垂らしながら答えた。
「うんっ・・・気持ちいいからいいよっ・・・美沙のマ○コにいっぱい入れてぇ・・・」
「・・・お前の体だったらいいエサになりそうだぜ・・・じゃ、いくぞ」
触手がさらに膨れ上がり、美沙のアソコを出入りして刺激した。
「ああんっ!!あっあっあっあっあーっ!!もっと、もっとぉっ!!
いっぱい・・・いっぱい・・・んああっ・・・あああっ!!」
「あっ・・・・ああああーーーーーっ!!!」
ボコッボコッという音が鳴り、美沙の子宮に卵が産み落とされていった。
美沙のお腹は膨れ上がり、まるで出産間近の妊婦のようになっていった。
「はあ・・・はあ・・・気持ちいいよお・・・もっと・・・もっと・・・」
譫言のように美沙は同じ言葉を繰り返していた。
顔は相変わらず快感で満ちていた。
「ヒヒッ・・・あと数時間もすれば孵るぜ・・・・・・!!?」
858 名前:でんでん :03/09/18 02:45 ID:5KNXnc7u
その時だった、美沙の声を聞きつけた両親がドアを破って入ってきたのだった。
ドガァッッ!!
「み、美沙・・・」
その光景は凄まじいものだった。
美沙の肛門からは触手が何本も出ており、美沙の体を縛っている。
そして美沙のアソコには触手が刺さっており、お腹は妊婦のように膨れ上がっているのだ・・・。
「ぐっ・・・少し調子に乗りすぎたか・・・」
そう呟いた触手を見て、美沙の父が叫んだ。
「お、お前が美沙をこんな・・・このーっ!!」
そう言うと美沙の父は触手を踏みつぶし、絡みついている触手を全て引きちぎった。
「ゲギャッ・・・」
そう言うと触手は動かなくなった。
そして横では虚ろな目をしている美沙を、母親が抱きかかえていた。
「ママぁ・・・私のお腹、卵でいっぱいなの・・・もうすぐ食べられちゃうのよ・・・
は・・・はははっ・・・でもいいの、私は凄い気持ちいいから・・・」
「何言ってるの、何言ってるのよ美沙!?ああ・・・何でこんな事に・・・」
母親が美沙を抱きながら泣き崩れた。
「と、とにかく救急病院へ行って、美沙の中に入ってるモノを取り除いてもらわないと!!」
父親はそう叫ぶと、狂気な喘ぐ美沙を抱いて車に乗り込んだ。
859 名前:でんでん :03/09/18 03:01 ID:5KNXnc7u
「以上が私の体験した出来事です。何とか私は一命を取り留め、子宮の卵と腸に残った触手の残骸を取り除いてもらいました」
「え・・・ホントなんですか、それ?」
そう週刊誌の記者が美沙に聞き返した。
「はい・・・事実です。・・・ウソと思うなら、それはそれでいいですから・・・」
そう美沙が言うと、記者は頭をかきながら言った。
「あ、その・・・まあ、誌面に乗る事になったらまた連絡しますね」
「はい・・・」
そう言うと、記者はそそくさと病室を出て行った。
病院の外は5月の新緑で生い茂っていた。
そろそろ梅雨も来る頃だ・・・そしてその次には夏が来る。
美沙はそんな景色を眺めながら、呟いた。
「早くテニスできるようになりたいなぁ・・・」
その時、美沙のお腹で何かが動いた。
「え・・・?」
完
860 名前:でんでん :03/09/18 03:03 ID:5KNXnc7u
ショシンシャノショウセツナノデ、ミルニタエナイブブンガアリマス。
ソノヘンハオオメニミテクダサイネ(・∀・)
幻魔のささやき Prolog
786 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/13 02:19 ID:mGwHP/Ll
Prolog
「あ、あなたは・・・!?」
「ふふ・・・、わたしはあなたに幸せを与える者。」
意味がわからなかった。
突然わたしの目の前に現れた女。
いや、女・・・なのだろうか。
でも怪しいのは明らかだ。
「わたしに幸せを? そんなことできやしないわ。」
「あら? そうかしら。」
「わたしにとっての幸せはね。いつか現れる愛しい人とともに過ごすことよ。」
「・・・ふふふふ、まぁ思った通りの答えね。いいわ。」
女はわたしに近づいてきた。
ここは路地裏。わたしの背中には壁。
・・・すなわち逃げようがない。
「その綺麗な心は・・・、どんな風に狂っていくのかしら。」
「何を言ってるの・・・?」
「あなたに本当の『幸せ』を教えてあげる。そして、その『幸せ』を永遠に享受させてあげる。」
女はうっとりとした表情でわたしを見据える。
787 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/13 02:20 ID:mGwHP/Ll
そして、さらにわたしに近づいてくる。
「やめて、来ないで!!」
気味が悪い。当然である。
見知らぬ女性に言い寄られ、そして「幸せをやる」と言うのだ。
絶対おかしい。
「どうして嫌がるのかしらね。人間って。すぐに歓喜の表情で私にひざまずくのに・・・。」
「いや! いやあ!!」
女はわたしの胸元に指を当てた。
「ふふふ・・・。」
その指が淡く輝く・・・。
「あっ・・・。」
そのとき、わたしは確かに感じた。
『幸せ』を。
このときから・・・、わたしの心は何かに浸食されていった。
849 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/17 00:45 ID:O+wUsQ6v
I. P
――人間じゃない人間って、人間社会に生きる資格なんてない。
「あの日」から、わたしは確かに変わっていった。
なんなんだろう。
時々、体が熱くてたまらなくなるの。
風邪じゃないことは間違いない。
友達に相談してみても、わからない。
ただ、こんな風に言う子もいた。
「発情期じゃないの?」
もちろんふざけて、だ。
わたし、本当に発情期なのかな?
大丈夫かなぁ・・・?
「あの日」から10日。
わたしの体は、ますますおかしくなっていく。
あの、体が熱くなる症状が一日に10回以上も・・・。
絶対おかしいよ、これ。
思い切って真剣に友達に相談してみた。
「ねぇ、本当なんだってば!」
「そぉ・・・? 嘘じゃないのぉ?」
誰も信じてくれない。
どうして!?
「じゃあさ、仮に発情期だったとして。どうすれば治ると思う?」
「どうするって・・・?」
わたしには言っている意味がわからない。
この子はわかっているようだけど・・・。
927 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:01 ID:4YufMBFb
「どうするの?」
知らないものは知らないよ。
「・・・ねぇ、うちに来ない?」
「別にいいけど・・・。」
・・・わたし、今はちょっと後悔してる。
このとき断っていれば、こんなことにならなかったかもしれない。
で、友達の家。
「ここが私の部屋よ。」
やっぱり、女の子らしい部屋だった。
机と椅子に本棚。
ベッドにタンス、床にはぬいぐるみとかもあった。
「・・・ねぇ、どうすればいいの?」
「焦らないの。」
そういうと、彼女は後ろ手にドアを閉めてカギをかけた。
「え、どうしてカギかけるのよ?」
「・・・かけないとまずいからよ。」
彼女は意味深に言う。
わたしはちょっと怖くなってきた。
「今はどうなの? 体は熱い?」
「う、うん。ちょっとだけ。」
928 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:02 ID:4YufMBFb
「それじゃ、ベッドにでも座ってよ。」
わたしはおそるおそるベッドに腰掛けた。
座った直後に友達を見ると・・・。
「ちょっと、何してるのよ!」
なんと彼女は制服を脱ぎ始めていた。
「見ればわかるでしょ? 脱いでるのよ。」
「・・・いくらなんでもわたしの前で着替えなくても・・・。」
「え? 誰が着替えるって言った?」
「は?」
「だから、私は着替えるなんて一言も言ってないよ?」
「じゃ、じゃあ・・・。」
まだ何だかわからないわたしが、ここにいた。
「どうするの?」
「わからないかなぁ・・・。」
彼女は呆れたように言った。
そしてわたしを見据えて。
「えっちぃことすんのよ!」
「!?」
949 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/23 13:21 ID:em2R5I+8
何を言ってるんだろう・・・。
体が熱いってことが、どうしてそんなことにつながるの?
「なんでそうなるのよ!」
「あら? あなたも生き物なんだから、わかるでしょう?」
生き物って・・・。
「発情期に入った生き物が取る行動といえば、人間以外で言うなら交尾とか言うわね。」
「ちょ、ちょっと・・・。」
平気でそんな微妙な言葉を使ってみせる彼女。
「でも、私たちが交尾しても大丈夫よ。女同士だもん。」
「だって、女同士じゃないの!」
「それに発情してるんなら、なんとか鎮めないと面倒でしょ?」
「う・・・。」
何も言えない。
全裸の彼女が私に近づいてくる。
なんだか怖くなってきた。
すると、彼女は私のアゴに指を走らせ、
「怖がらないで。自然の摂理なんだから。」
などと言う。
私は彼女がとても魅力的に見えることに、気づいた。
953 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:22 ID:fjBOwP9D
どうしよう。
この子の裸身を見てたら、どんどん体が熱くなっていく。
最初は心臓が早くうつくらいだったのに、今は・・・。
今はそれどころじゃない。
明らかに体が熱く感じるの。
カベにたててある鏡には、私の顔が写っている。
赤く紅潮した、私の顔。
「さぁ、脱いで。」
目の前の子が・・・。
ダメ。私、もう。
もう、もうガマンできなさそう。
だって、だって・・・。
954 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:26 ID:fjBOwP9D
『「お・い・し・そ・う・・・」』
・・・!?
確かに私の口から、その言葉が出た。
でも、私の声じゃない声も聞こえた。
私・・・?
「なぁに? 何か言った?」
彼女が問うてくる。
ああ・・・、ダメ。
そんなに近づかないで。
私、飛びかかっちゃいそう。
「ね、早く脱いでよ。」
彼女は私の服に手を伸ばす。
そして、制服を手際よく脱がせていく。
この子、その気があるんじゃ・・・。<レズのことね
わずか数秒で、私は全裸になっていた。
もう一度、彼女に気づかれないように鏡を見る。
「あ・・・。」
思わず声が漏れた。
955 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:30 ID:fjBOwP9D
赤く紅潮した肌。
それはさっきと同じだったの。
でも・・・。
これが私とは思えないの。
だって、胸は大きいし。
だって、私の記憶よりずっとスタイルがいいし。
だって、昨日の夜、寝る前に見た鏡に映る自分の顔より魅惑的だし。
これ・・・、本当に私?
「ふふふ、綺麗ねぇ~・・・。」
『「き、れ、い、・・・?」』
私の口から漏れる声と共に、さっきのあの声。
なんだか気にならなくなってきた。
私の口から漏れる声なんだもん。
私と同じ声が、一つの口から同時に発せられてるみたいなんだもん。
きっと、私の特殊技能なんだろうな。
そういう民族もいるっていうし。
「さ、抱いてあげる。」
彼女が私を引き寄せる。
956 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:34 ID:fjBOwP9D
もう気にならなかった。
でも、気にするべきだったんだと思う。
今の私だからわかるの。
彼女は私の胸に顔を埋めた。
これじゃまるで彼女が抱かれてるみたいね。
元々、彼女より私の方が身長は高いし。
「おっぱい、こんなに大きかったっけ・・・? 脱がないとわからないタイプなのね、きっと。」
彼女は納得しているみたい。
息切れしそうなくらい、私の息はあがってる。
「興奮してるの?」
あどけない笑顔を私に向ける彼女。
「・・・うん・・・。」
そうとしか答えられない。
必死で考えをそらしている私。
実はさっきから民族がどーのこーの、と考えているけど。
もう限界なの。
目の前のこの子を・・・、
この子を・・・。
『「食べちゃいたい。」』
957 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:38 ID:fjBOwP9D
明かにそれは私の口から出た声。
胸に顔を埋めていた彼女も、異変を感じたみたい。
私の顔を見上げたの。
「・・・何を?」
『「ふふふ・・・、何をって?」』
ああ。
私の声なんだ。
それに、なんだかこの「声」を聞いていると・・・。
自分が本当に自分なのか、わからなくなってくるの。
でも、それがいいの。
私は私で、私じゃなくて私なの。
でもそれは私とは違って、すなわち私でしかないの。
ああ・・・。
私が「私」に壊されていく・・・。
そして「私」は、彼女に高らかな声で宣言した。
『それは、あ・な・た』
958 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:44 ID:fjBOwP9D
このときから、私は私じゃなくなったの。
「私」っていう存在に、生まれ変わったの。
ちょっと怖かったけど、それってとてもいいことに思えたの。
実際、今の私は後悔してないから。
「私」は、彼女の体をきつく抱きしめ、その顔を胸に埋めさせる。
「むむうむーー!」
驚いたのね。
急に積極的になったから・・・。
でも、この子には感謝しないと。
「私」を目覚めさせ、そして私にその悦びを教えてくれたから。
「私」は、左手を彼女の股間に伸ばす。
右手はまだ彼女の体を抱きしめたまま。
片腕だけなのに、力がみなぎる。
その「目的」のためならば、「私」はいくらでも進化するの。
だから、ね?
左手を巧みに使い、彼女の股間を擦り始めた。
「ううむーー!!?」
また驚いてるみたい。
かわいい・・・。
私は女の子同士で情事に及んだことなんて無かった。
それは彼女も知ってたわ。
だから驚いてるのよ、きっと。
『どうしてこんなに上手なの?』っ
78 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/12/13 00:20 ID:EA0IgmGZ
驚いてるこの子を、今度は胸からはがして唇を合わせる。
「ん・・・」
もがいてた声が収まり、あたりに静けさが訪れた。
ぴちゃ、ぴちゃ・・・
もちろん同時に粘液の音も。
たっぷり3分くらい。
私はようやく彼女を解放したの。
「ふあ・・・」
力のない声と共に、ぺたん、と彼女は座り込んでしまった。(M字に)
もう正気とは思えない表情を、目の前の女の子は見せていた。
「ふふふ・・・。どう? 人外とのキスは・・・。」
などと声をかけてみるけれど、もう返事をする気力も萎えたみたい。
・・・今だから冷静に思い出せてるけど、「人外」っていう言葉。
覚えておいてね。
じきに意味がわかるから。
849 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/17 00:45 ID:O+wUsQ6v
I. P
――人間じゃない人間って、人間社会に生きる資格なんてない。
「あの日」から、わたしは確かに変わっていった。
なんなんだろう。
時々、体が熱くてたまらなくなるの。
風邪じゃないことは間違いない。
友達に相談してみても、わからない。
ただ、こんな風に言う子もいた。
「発情期じゃないの?」
もちろんふざけて、だ。
わたし、本当に発情期なのかな?
大丈夫かなぁ・・・?
「あの日」から10日。
わたしの体は、ますますおかしくなっていく。
あの、体が熱くなる症状が一日に10回以上も・・・。
絶対おかしいよ、これ。
思い切って真剣に友達に相談してみた。
「ねぇ、本当なんだってば!」
「そぉ・・・? 嘘じゃないのぉ?」
誰も信じてくれない。
どうして!?
「じゃあさ、仮に発情期だったとして。どうすれば治ると思う?」
「どうするって・・・?」
わたしには言っている意味がわからない。
この子はわかっているようだけど・・・。
927 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:01 ID:4YufMBFb
「どうするの?」
知らないものは知らないよ。
「・・・ねぇ、うちに来ない?」
「別にいいけど・・・。」
・・・わたし、今はちょっと後悔してる。
このとき断っていれば、こんなことにならなかったかもしれない。
で、友達の家。
「ここが私の部屋よ。」
やっぱり、女の子らしい部屋だった。
机と椅子に本棚。
ベッドにタンス、床にはぬいぐるみとかもあった。
「・・・ねぇ、どうすればいいの?」
「焦らないの。」
そういうと、彼女は後ろ手にドアを閉めてカギをかけた。
「え、どうしてカギかけるのよ?」
「・・・かけないとまずいからよ。」
彼女は意味深に言う。
わたしはちょっと怖くなってきた。
「今はどうなの? 体は熱い?」
「う、うん。ちょっとだけ。」
928 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:02 ID:4YufMBFb
「それじゃ、ベッドにでも座ってよ。」
わたしはおそるおそるベッドに腰掛けた。
座った直後に友達を見ると・・・。
「ちょっと、何してるのよ!」
なんと彼女は制服を脱ぎ始めていた。
「見ればわかるでしょ? 脱いでるのよ。」
「・・・いくらなんでもわたしの前で着替えなくても・・・。」
「え? 誰が着替えるって言った?」
「は?」
「だから、私は着替えるなんて一言も言ってないよ?」
「じゃ、じゃあ・・・。」
まだ何だかわからないわたしが、ここにいた。
「どうするの?」
「わからないかなぁ・・・。」
彼女は呆れたように言った。
そしてわたしを見据えて。
「えっちぃことすんのよ!」
「!?」
949 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/23 13:21 ID:em2R5I+8
何を言ってるんだろう・・・。
体が熱いってことが、どうしてそんなことにつながるの?
「なんでそうなるのよ!」
「あら? あなたも生き物なんだから、わかるでしょう?」
生き物って・・・。
「発情期に入った生き物が取る行動といえば、人間以外で言うなら交尾とか言うわね。」
「ちょ、ちょっと・・・。」
平気でそんな微妙な言葉を使ってみせる彼女。
「でも、私たちが交尾しても大丈夫よ。女同士だもん。」
「だって、女同士じゃないの!」
「それに発情してるんなら、なんとか鎮めないと面倒でしょ?」
「う・・・。」
何も言えない。
全裸の彼女が私に近づいてくる。
なんだか怖くなってきた。
すると、彼女は私のアゴに指を走らせ、
「怖がらないで。自然の摂理なんだから。」
などと言う。
私は彼女がとても魅力的に見えることに、気づいた。
953 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:22 ID:fjBOwP9D
どうしよう。
この子の裸身を見てたら、どんどん体が熱くなっていく。
最初は心臓が早くうつくらいだったのに、今は・・・。
今はそれどころじゃない。
明らかに体が熱く感じるの。
カベにたててある鏡には、私の顔が写っている。
赤く紅潮した、私の顔。
「さぁ、脱いで。」
目の前の子が・・・。
ダメ。私、もう。
もう、もうガマンできなさそう。
だって、だって・・・。
954 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:26 ID:fjBOwP9D
『「お・い・し・そ・う・・・」』
・・・!?
確かに私の口から、その言葉が出た。
でも、私の声じゃない声も聞こえた。
私・・・?
「なぁに? 何か言った?」
彼女が問うてくる。
ああ・・・、ダメ。
そんなに近づかないで。
私、飛びかかっちゃいそう。
「ね、早く脱いでよ。」
彼女は私の服に手を伸ばす。
そして、制服を手際よく脱がせていく。
この子、その気があるんじゃ・・・。<レズのことね
わずか数秒で、私は全裸になっていた。
もう一度、彼女に気づかれないように鏡を見る。
「あ・・・。」
思わず声が漏れた。
955 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:30 ID:fjBOwP9D
赤く紅潮した肌。
それはさっきと同じだったの。
でも・・・。
これが私とは思えないの。
だって、胸は大きいし。
だって、私の記憶よりずっとスタイルがいいし。
だって、昨日の夜、寝る前に見た鏡に映る自分の顔より魅惑的だし。
これ・・・、本当に私?
「ふふふ、綺麗ねぇ~・・・。」
『「き、れ、い、・・・?」』
私の口から漏れる声と共に、さっきのあの声。
なんだか気にならなくなってきた。
私の口から漏れる声なんだもん。
私と同じ声が、一つの口から同時に発せられてるみたいなんだもん。
きっと、私の特殊技能なんだろうな。
そういう民族もいるっていうし。
「さ、抱いてあげる。」
彼女が私を引き寄せる。
956 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:34 ID:fjBOwP9D
もう気にならなかった。
でも、気にするべきだったんだと思う。
今の私だからわかるの。
彼女は私の胸に顔を埋めた。
これじゃまるで彼女が抱かれてるみたいね。
元々、彼女より私の方が身長は高いし。
「おっぱい、こんなに大きかったっけ・・・? 脱がないとわからないタイプなのね、きっと。」
彼女は納得しているみたい。
息切れしそうなくらい、私の息はあがってる。
「興奮してるの?」
あどけない笑顔を私に向ける彼女。
「・・・うん・・・。」
そうとしか答えられない。
必死で考えをそらしている私。
実はさっきから民族がどーのこーの、と考えているけど。
もう限界なの。
目の前のこの子を・・・、
この子を・・・。
『「食べちゃいたい。」』
957 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:38 ID:fjBOwP9D
明かにそれは私の口から出た声。
胸に顔を埋めていた彼女も、異変を感じたみたい。
私の顔を見上げたの。
「・・・何を?」
『「ふふふ・・・、何をって?」』
ああ。
私の声なんだ。
それに、なんだかこの「声」を聞いていると・・・。
自分が本当に自分なのか、わからなくなってくるの。
でも、それがいいの。
私は私で、私じゃなくて私なの。
でもそれは私とは違って、すなわち私でしかないの。
ああ・・・。
私が「私」に壊されていく・・・。
そして「私」は、彼女に高らかな声で宣言した。
『それは、あ・な・た』
958 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:44 ID:fjBOwP9D
このときから、私は私じゃなくなったの。
「私」っていう存在に、生まれ変わったの。
ちょっと怖かったけど、それってとてもいいことに思えたの。
実際、今の私は後悔してないから。
「私」は、彼女の体をきつく抱きしめ、その顔を胸に埋めさせる。
「むむうむーー!」
驚いたのね。
急に積極的になったから・・・。
でも、この子には感謝しないと。
「私」を目覚めさせ、そして私にその悦びを教えてくれたから。
「私」は、左手を彼女の股間に伸ばす。
右手はまだ彼女の体を抱きしめたまま。
片腕だけなのに、力がみなぎる。
その「目的」のためならば、「私」はいくらでも進化するの。
だから、ね?
左手を巧みに使い、彼女の股間を擦り始めた。
「ううむーー!!?」
また驚いてるみたい。
かわいい・・・。
私は女の子同士で情事に及んだことなんて無かった。
それは彼女も知ってたわ。
だから驚いてるのよ、きっと。
『どうしてこんなに上手なの?』っ
Prolog
「あ、あなたは・・・!?」
「ふふ・・・、わたしはあなたに幸せを与える者。」
意味がわからなかった。
突然わたしの目の前に現れた女。
いや、女・・・なのだろうか。
でも怪しいのは明らかだ。
「わたしに幸せを? そんなことできやしないわ。」
「あら? そうかしら。」
「わたしにとっての幸せはね。いつか現れる愛しい人とともに過ごすことよ。」
「・・・ふふふふ、まぁ思った通りの答えね。いいわ。」
女はわたしに近づいてきた。
ここは路地裏。わたしの背中には壁。
・・・すなわち逃げようがない。
「その綺麗な心は・・・、どんな風に狂っていくのかしら。」
「何を言ってるの・・・?」
「あなたに本当の『幸せ』を教えてあげる。そして、その『幸せ』を永遠に享受させてあげる。」
女はうっとりとした表情でわたしを見据える。
787 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/13 02:20 ID:mGwHP/Ll
そして、さらにわたしに近づいてくる。
「やめて、来ないで!!」
気味が悪い。当然である。
見知らぬ女性に言い寄られ、そして「幸せをやる」と言うのだ。
絶対おかしい。
「どうして嫌がるのかしらね。人間って。すぐに歓喜の表情で私にひざまずくのに・・・。」
「いや! いやあ!!」
女はわたしの胸元に指を当てた。
「ふふふ・・・。」
その指が淡く輝く・・・。
「あっ・・・。」
そのとき、わたしは確かに感じた。
『幸せ』を。
このときから・・・、わたしの心は何かに浸食されていった。
849 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/17 00:45 ID:O+wUsQ6v
I. P
――人間じゃない人間って、人間社会に生きる資格なんてない。
「あの日」から、わたしは確かに変わっていった。
なんなんだろう。
時々、体が熱くてたまらなくなるの。
風邪じゃないことは間違いない。
友達に相談してみても、わからない。
ただ、こんな風に言う子もいた。
「発情期じゃないの?」
もちろんふざけて、だ。
わたし、本当に発情期なのかな?
大丈夫かなぁ・・・?
「あの日」から10日。
わたしの体は、ますますおかしくなっていく。
あの、体が熱くなる症状が一日に10回以上も・・・。
絶対おかしいよ、これ。
思い切って真剣に友達に相談してみた。
「ねぇ、本当なんだってば!」
「そぉ・・・? 嘘じゃないのぉ?」
誰も信じてくれない。
どうして!?
「じゃあさ、仮に発情期だったとして。どうすれば治ると思う?」
「どうするって・・・?」
わたしには言っている意味がわからない。
この子はわかっているようだけど・・・。
927 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:01 ID:4YufMBFb
「どうするの?」
知らないものは知らないよ。
「・・・ねぇ、うちに来ない?」
「別にいいけど・・・。」
・・・わたし、今はちょっと後悔してる。
このとき断っていれば、こんなことにならなかったかもしれない。
で、友達の家。
「ここが私の部屋よ。」
やっぱり、女の子らしい部屋だった。
机と椅子に本棚。
ベッドにタンス、床にはぬいぐるみとかもあった。
「・・・ねぇ、どうすればいいの?」
「焦らないの。」
そういうと、彼女は後ろ手にドアを閉めてカギをかけた。
「え、どうしてカギかけるのよ?」
「・・・かけないとまずいからよ。」
彼女は意味深に言う。
わたしはちょっと怖くなってきた。
「今はどうなの? 体は熱い?」
「う、うん。ちょっとだけ。」
928 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:02 ID:4YufMBFb
「それじゃ、ベッドにでも座ってよ。」
わたしはおそるおそるベッドに腰掛けた。
座った直後に友達を見ると・・・。
「ちょっと、何してるのよ!」
なんと彼女は制服を脱ぎ始めていた。
「見ればわかるでしょ? 脱いでるのよ。」
「・・・いくらなんでもわたしの前で着替えなくても・・・。」
「え? 誰が着替えるって言った?」
「は?」
「だから、私は着替えるなんて一言も言ってないよ?」
「じゃ、じゃあ・・・。」
まだ何だかわからないわたしが、ここにいた。
「どうするの?」
「わからないかなぁ・・・。」
彼女は呆れたように言った。
そしてわたしを見据えて。
「えっちぃことすんのよ!」
「!?」
949 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/23 13:21 ID:em2R5I+8
何を言ってるんだろう・・・。
体が熱いってことが、どうしてそんなことにつながるの?
「なんでそうなるのよ!」
「あら? あなたも生き物なんだから、わかるでしょう?」
生き物って・・・。
「発情期に入った生き物が取る行動といえば、人間以外で言うなら交尾とか言うわね。」
「ちょ、ちょっと・・・。」
平気でそんな微妙な言葉を使ってみせる彼女。
「でも、私たちが交尾しても大丈夫よ。女同士だもん。」
「だって、女同士じゃないの!」
「それに発情してるんなら、なんとか鎮めないと面倒でしょ?」
「う・・・。」
何も言えない。
全裸の彼女が私に近づいてくる。
なんだか怖くなってきた。
すると、彼女は私のアゴに指を走らせ、
「怖がらないで。自然の摂理なんだから。」
などと言う。
私は彼女がとても魅力的に見えることに、気づいた。
953 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:22 ID:fjBOwP9D
どうしよう。
この子の裸身を見てたら、どんどん体が熱くなっていく。
最初は心臓が早くうつくらいだったのに、今は・・・。
今はそれどころじゃない。
明らかに体が熱く感じるの。
カベにたててある鏡には、私の顔が写っている。
赤く紅潮した、私の顔。
「さぁ、脱いで。」
目の前の子が・・・。
ダメ。私、もう。
もう、もうガマンできなさそう。
だって、だって・・・。
954 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:26 ID:fjBOwP9D
『「お・い・し・そ・う・・・」』
・・・!?
確かに私の口から、その言葉が出た。
でも、私の声じゃない声も聞こえた。
私・・・?
「なぁに? 何か言った?」
彼女が問うてくる。
ああ・・・、ダメ。
そんなに近づかないで。
私、飛びかかっちゃいそう。
「ね、早く脱いでよ。」
彼女は私の服に手を伸ばす。
そして、制服を手際よく脱がせていく。
この子、その気があるんじゃ・・・。<レズのことね
わずか数秒で、私は全裸になっていた。
もう一度、彼女に気づかれないように鏡を見る。
「あ・・・。」
思わず声が漏れた。
955 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:30 ID:fjBOwP9D
赤く紅潮した肌。
それはさっきと同じだったの。
でも・・・。
これが私とは思えないの。
だって、胸は大きいし。
だって、私の記憶よりずっとスタイルがいいし。
だって、昨日の夜、寝る前に見た鏡に映る自分の顔より魅惑的だし。
これ・・・、本当に私?
「ふふふ、綺麗ねぇ~・・・。」
『「き、れ、い、・・・?」』
私の口から漏れる声と共に、さっきのあの声。
なんだか気にならなくなってきた。
私の口から漏れる声なんだもん。
私と同じ声が、一つの口から同時に発せられてるみたいなんだもん。
きっと、私の特殊技能なんだろうな。
そういう民族もいるっていうし。
「さ、抱いてあげる。」
彼女が私を引き寄せる。
956 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:34 ID:fjBOwP9D
もう気にならなかった。
でも、気にするべきだったんだと思う。
今の私だからわかるの。
彼女は私の胸に顔を埋めた。
これじゃまるで彼女が抱かれてるみたいね。
元々、彼女より私の方が身長は高いし。
「おっぱい、こんなに大きかったっけ・・・? 脱がないとわからないタイプなのね、きっと。」
彼女は納得しているみたい。
息切れしそうなくらい、私の息はあがってる。
「興奮してるの?」
あどけない笑顔を私に向ける彼女。
「・・・うん・・・。」
そうとしか答えられない。
必死で考えをそらしている私。
実はさっきから民族がどーのこーの、と考えているけど。
もう限界なの。
目の前のこの子を・・・、
この子を・・・。
『「食べちゃいたい。」』
957 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:38 ID:fjBOwP9D
明かにそれは私の口から出た声。
胸に顔を埋めていた彼女も、異変を感じたみたい。
私の顔を見上げたの。
「・・・何を?」
『「ふふふ・・・、何をって?」』
ああ。
私の声なんだ。
それに、なんだかこの「声」を聞いていると・・・。
自分が本当に自分なのか、わからなくなってくるの。
でも、それがいいの。
私は私で、私じゃなくて私なの。
でもそれは私とは違って、すなわち私でしかないの。
ああ・・・。
私が「私」に壊されていく・・・。
そして「私」は、彼女に高らかな声で宣言した。
『それは、あ・な・た』
958 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:44 ID:fjBOwP9D
このときから、私は私じゃなくなったの。
「私」っていう存在に、生まれ変わったの。
ちょっと怖かったけど、それってとてもいいことに思えたの。
実際、今の私は後悔してないから。
「私」は、彼女の体をきつく抱きしめ、その顔を胸に埋めさせる。
「むむうむーー!」
驚いたのね。
急に積極的になったから・・・。
でも、この子には感謝しないと。
「私」を目覚めさせ、そして私にその悦びを教えてくれたから。
「私」は、左手を彼女の股間に伸ばす。
右手はまだ彼女の体を抱きしめたまま。
片腕だけなのに、力がみなぎる。
その「目的」のためならば、「私」はいくらでも進化するの。
だから、ね?
左手を巧みに使い、彼女の股間を擦り始めた。
「ううむーー!!?」
また驚いてるみたい。
かわいい・・・。
私は女の子同士で情事に及んだことなんて無かった。
それは彼女も知ってたわ。
だから驚いてるのよ、きっと。
『どうしてこんなに上手なの?』っ
78 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/12/13 00:20 ID:EA0IgmGZ
驚いてるこの子を、今度は胸からはがして唇を合わせる。
「ん・・・」
もがいてた声が収まり、あたりに静けさが訪れた。
ぴちゃ、ぴちゃ・・・
もちろん同時に粘液の音も。
たっぷり3分くらい。
私はようやく彼女を解放したの。
「ふあ・・・」
力のない声と共に、ぺたん、と彼女は座り込んでしまった。(M字に)
もう正気とは思えない表情を、目の前の女の子は見せていた。
「ふふふ・・・。どう? 人外とのキスは・・・。」
などと声をかけてみるけれど、もう返事をする気力も萎えたみたい。
・・・今だから冷静に思い出せてるけど、「人外」っていう言葉。
覚えておいてね。
じきに意味がわかるから。
849 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/09/17 00:45 ID:O+wUsQ6v
I. P
――人間じゃない人間って、人間社会に生きる資格なんてない。
「あの日」から、わたしは確かに変わっていった。
なんなんだろう。
時々、体が熱くてたまらなくなるの。
風邪じゃないことは間違いない。
友達に相談してみても、わからない。
ただ、こんな風に言う子もいた。
「発情期じゃないの?」
もちろんふざけて、だ。
わたし、本当に発情期なのかな?
大丈夫かなぁ・・・?
「あの日」から10日。
わたしの体は、ますますおかしくなっていく。
あの、体が熱くなる症状が一日に10回以上も・・・。
絶対おかしいよ、これ。
思い切って真剣に友達に相談してみた。
「ねぇ、本当なんだってば!」
「そぉ・・・? 嘘じゃないのぉ?」
誰も信じてくれない。
どうして!?
「じゃあさ、仮に発情期だったとして。どうすれば治ると思う?」
「どうするって・・・?」
わたしには言っている意味がわからない。
この子はわかっているようだけど・・・。
927 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:01 ID:4YufMBFb
「どうするの?」
知らないものは知らないよ。
「・・・ねぇ、うちに来ない?」
「別にいいけど・・・。」
・・・わたし、今はちょっと後悔してる。
このとき断っていれば、こんなことにならなかったかもしれない。
で、友達の家。
「ここが私の部屋よ。」
やっぱり、女の子らしい部屋だった。
机と椅子に本棚。
ベッドにタンス、床にはぬいぐるみとかもあった。
「・・・ねぇ、どうすればいいの?」
「焦らないの。」
そういうと、彼女は後ろ手にドアを閉めてカギをかけた。
「え、どうしてカギかけるのよ?」
「・・・かけないとまずいからよ。」
彼女は意味深に言う。
わたしはちょっと怖くなってきた。
「今はどうなの? 体は熱い?」
「う、うん。ちょっとだけ。」
928 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/12 16:02 ID:4YufMBFb
「それじゃ、ベッドにでも座ってよ。」
わたしはおそるおそるベッドに腰掛けた。
座った直後に友達を見ると・・・。
「ちょっと、何してるのよ!」
なんと彼女は制服を脱ぎ始めていた。
「見ればわかるでしょ? 脱いでるのよ。」
「・・・いくらなんでもわたしの前で着替えなくても・・・。」
「え? 誰が着替えるって言った?」
「は?」
「だから、私は着替えるなんて一言も言ってないよ?」
「じゃ、じゃあ・・・。」
まだ何だかわからないわたしが、ここにいた。
「どうするの?」
「わからないかなぁ・・・。」
彼女は呆れたように言った。
そしてわたしを見据えて。
「えっちぃことすんのよ!」
「!?」
949 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/23 13:21 ID:em2R5I+8
何を言ってるんだろう・・・。
体が熱いってことが、どうしてそんなことにつながるの?
「なんでそうなるのよ!」
「あら? あなたも生き物なんだから、わかるでしょう?」
生き物って・・・。
「発情期に入った生き物が取る行動といえば、人間以外で言うなら交尾とか言うわね。」
「ちょ、ちょっと・・・。」
平気でそんな微妙な言葉を使ってみせる彼女。
「でも、私たちが交尾しても大丈夫よ。女同士だもん。」
「だって、女同士じゃないの!」
「それに発情してるんなら、なんとか鎮めないと面倒でしょ?」
「う・・・。」
何も言えない。
全裸の彼女が私に近づいてくる。
なんだか怖くなってきた。
すると、彼女は私のアゴに指を走らせ、
「怖がらないで。自然の摂理なんだから。」
などと言う。
私は彼女がとても魅力的に見えることに、気づいた。
953 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:22 ID:fjBOwP9D
どうしよう。
この子の裸身を見てたら、どんどん体が熱くなっていく。
最初は心臓が早くうつくらいだったのに、今は・・・。
今はそれどころじゃない。
明らかに体が熱く感じるの。
カベにたててある鏡には、私の顔が写っている。
赤く紅潮した、私の顔。
「さぁ、脱いで。」
目の前の子が・・・。
ダメ。私、もう。
もう、もうガマンできなさそう。
だって、だって・・・。
954 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:26 ID:fjBOwP9D
『「お・い・し・そ・う・・・」』
・・・!?
確かに私の口から、その言葉が出た。
でも、私の声じゃない声も聞こえた。
私・・・?
「なぁに? 何か言った?」
彼女が問うてくる。
ああ・・・、ダメ。
そんなに近づかないで。
私、飛びかかっちゃいそう。
「ね、早く脱いでよ。」
彼女は私の服に手を伸ばす。
そして、制服を手際よく脱がせていく。
この子、その気があるんじゃ・・・。<レズのことね
わずか数秒で、私は全裸になっていた。
もう一度、彼女に気づかれないように鏡を見る。
「あ・・・。」
思わず声が漏れた。
955 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:30 ID:fjBOwP9D
赤く紅潮した肌。
それはさっきと同じだったの。
でも・・・。
これが私とは思えないの。
だって、胸は大きいし。
だって、私の記憶よりずっとスタイルがいいし。
だって、昨日の夜、寝る前に見た鏡に映る自分の顔より魅惑的だし。
これ・・・、本当に私?
「ふふふ、綺麗ねぇ~・・・。」
『「き、れ、い、・・・?」』
私の口から漏れる声と共に、さっきのあの声。
なんだか気にならなくなってきた。
私の口から漏れる声なんだもん。
私と同じ声が、一つの口から同時に発せられてるみたいなんだもん。
きっと、私の特殊技能なんだろうな。
そういう民族もいるっていうし。
「さ、抱いてあげる。」
彼女が私を引き寄せる。
956 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:34 ID:fjBOwP9D
もう気にならなかった。
でも、気にするべきだったんだと思う。
今の私だからわかるの。
彼女は私の胸に顔を埋めた。
これじゃまるで彼女が抱かれてるみたいね。
元々、彼女より私の方が身長は高いし。
「おっぱい、こんなに大きかったっけ・・・? 脱がないとわからないタイプなのね、きっと。」
彼女は納得しているみたい。
息切れしそうなくらい、私の息はあがってる。
「興奮してるの?」
あどけない笑顔を私に向ける彼女。
「・・・うん・・・。」
そうとしか答えられない。
必死で考えをそらしている私。
実はさっきから民族がどーのこーの、と考えているけど。
もう限界なの。
目の前のこの子を・・・、
この子を・・・。
『「食べちゃいたい。」』
957 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:38 ID:fjBOwP9D
明かにそれは私の口から出た声。
胸に顔を埋めていた彼女も、異変を感じたみたい。
私の顔を見上げたの。
「・・・何を?」
『「ふふふ・・・、何をって?」』
ああ。
私の声なんだ。
それに、なんだかこの「声」を聞いていると・・・。
自分が本当に自分なのか、わからなくなってくるの。
でも、それがいいの。
私は私で、私じゃなくて私なの。
でもそれは私とは違って、すなわち私でしかないの。
ああ・・・。
私が「私」に壊されていく・・・。
そして「私」は、彼女に高らかな声で宣言した。
『それは、あ・な・た』
958 名前:FBX@幻魔のささやき ◆4gA1RyNyf. :03/10/29 00:44 ID:fjBOwP9D
このときから、私は私じゃなくなったの。
「私」っていう存在に、生まれ変わったの。
ちょっと怖かったけど、それってとてもいいことに思えたの。
実際、今の私は後悔してないから。
「私」は、彼女の体をきつく抱きしめ、その顔を胸に埋めさせる。
「むむうむーー!」
驚いたのね。
急に積極的になったから・・・。
でも、この子には感謝しないと。
「私」を目覚めさせ、そして私にその悦びを教えてくれたから。
「私」は、左手を彼女の股間に伸ばす。
右手はまだ彼女の体を抱きしめたまま。
片腕だけなのに、力がみなぎる。
その「目的」のためならば、「私」はいくらでも進化するの。
だから、ね?
左手を巧みに使い、彼女の股間を擦り始めた。
「ううむーー!!?」
また驚いてるみたい。
かわいい・・・。
私は女の子同士で情事に及んだことなんて無かった。
それは彼女も知ってたわ。
だから驚いてるのよ、きっと。
『どうしてこんなに上手なの?』っ