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俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3
693 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:18:42.03 ID:53QVOTPv
毒々しくも鮮やかな紫色のロングヘアとアイシャドウ。
縦に走った瞳孔とスミレ色の光彩。
その瞳は細く流麗で、妖魔というイメージとはかけ離れた、穏やかな顔つき。
まあ、見かけだけは。
体格は華奢だけど、おっぱいと尻と比較して細いウエストとのギャップが激しい。
身長も女性にしては割と高い為、スラリとしたモデルのよう。
ミーナ……私自身は、ほんわかムチムチ系美少女(自称)に改造された感じがあるけれど、
対してこの妖魔は、スレンダー系美女と言ったところかしら。
彼女の衣装は、胸と股布が無い、光沢がかった黒いコルセットドレス。
以前生地に触った時は、冷たくツルリとした感触と共に凸凹があったので、蛇皮だったと思う。
それと同じ生地であしらわれたロングブーツに、サテン地の様な黒いグローブ。
それらの衣装が、より彼女の素性を強調しているようだった。
つまるところ、ド変態。
しかしながら変態レベルに於いてはご主人様の足下にも及ばないので、ホッと安心。
安心してどうする。
その、私が今まで遭遇した中で最も美しく、最も強い妖魔が、
私の目前にいたのには驚いた。
それにしても、ご主人様の部屋は2階に位置しており窓も開いておらず、
いつ、どこから、どうやって登場したのかすら、全く見当がつかない。
そもそも、前回エンカウントした時(未収録)に察知した筈の、忌々しい妖気を感じなかったし。
「ウフッ、いや……人並み外れた"気"を感じたから、ちょっとお邪魔してみたのよ。
そろそろ"性徴"を迎えはじめる頃かなーと思ってたら……随分と進んでたので、驚いちゃった」
「な、何を訳の解らないこと言ってるのよっ!?」
ご主人様を庇うように前に出て、今度こそは彼女を確実に仕留めようと、身構える――……
……――って、アレ?
私、どうして……目の前で微笑みかけている彼女を敵視しているんだっけ?
堅い面持ちから、突如としてキョトンという顔つきになった私を見てか、彼女は優しく語りかける。
まるで、私達が敵同士であったことなんて、忘れているかのように。
「貴女の匂いや気は憶えてるんだけど……ええと……誰、でしたっけ?」
前回戦い始めた際(未収録)に、名乗りを上げていたはずなのに。
この女、痴呆症?
ならば仕方ないわ! もう一度、名乗らせて頂こう!
私は、退魔――……・・・・・・……――
「ミーナ、ご主人様専用オナペットのミーナですっ」
アレ?
私ったら自己紹介の前に、なんか関係ないこと喋ろうとしてた気がするんですが?
この私、痴呆症?
「可愛らしい名前ね、ミーナ。そう、貴女は既に、"退魔師"のアナタではなくなっているのね」
私が、退魔師だった? ……ああー。
確かに言われてみれば、そんなことも、やってた気がする。
でも、なんで退魔師なんか、危い仕事、やっていたんだろ?
そんなことよりも、ご主人様のおちんぽが大好きな、かわいい愛猫でいたかった筈なのに。
そう思うと、身体の力みが、自然と抜けていく。
「そうよ。貴女は私を怖がる必要なんて何もないわよね。ご主人様を奪いに来た訳でもなし」
うん、そうだ……。
言われてみればその通りだ。
もう敵同志じゃないんだもん。
694 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:19:17.45 ID:53QVOTPv
「……あら? この絵って……ふうん、そうなの。貴女、この娘になりたかったの」
ふと、私が描かれているエロゲのパッケージを手に取り、妖魔は語る。
なんだか少し、恥ずかしい。
「ご主人様と結ばれるために、この娘に身体を変化させ、衣装まで作り込んだのね。良くできてる。
貴女に注ぎ込んだ、私のコドモ達を使って……。お手伝いができて、母である私も光栄だわ」
そうだ。この人は私に、願いが叶う触手を与えてくれたんだった。
だから私はこうして、ねんがんのご主人様のエクスカリバーを膣に入れることができたんだ。
そんな恩人に敵意を向けていただなんて、私のバカ……。
「そうそう、あなたのご主人様の事なんだけど……彼からはもう、何も出てこないわ」
「え、えええっ!? そ、そんなぁ……!」
実のところ、そんな予感はしていた。
だけど、それを認めたくなかったのも事実。
現実を突きつけられてしまい、呆然としてしまう。
その隙に女妖魔は私の背後に回り、後ろからギュッと抱きしめ、耳元で囁いた。
「……美味しかったのでしょう? 彼のお口から出てきた、"精気"が……♪」
「……う、うああ、あああああんっ♪」
後悔の溜息と、絶望の嘆息と、欲情の吐息が入り交じった声を、思わずあげてしまった。
ご主人様の口から吸っていたのって、
すなわち、ご主人様の"精気"……つまり、人間の"魂源"、だったんだ。
それでもあの味を思い出すと、再び喉が、あの"何か"……
"精気"を切望するかの如く、のどが鳴る。
勿論……以前、退魔師をしていたから、知識では知っている。
精気を吸い尽くされた人間は、心臓の鼓動を打ち続けたまま思考能力を失われるという事を。
そして、その精気を吸う者の名を、こう呼ぶ。
"妖魔"、と。
「え……じゃ、じゃあ、わたし、私って……!」
人間であるという自覚をボロボロに崩され、
衝撃と恐怖と失意から、涙腺が緩み始める。
それを悟った女妖魔は、私を振り向かせ、再び抱きしめた。
私の顔を、今の私と同等かそれ以上に大きく、柔らかな両峰へと埋めた。
「いいのよ……悲しむ必要なんて何もない。
今は混乱しているだけ。貴女は、何も考えなくていい」
「うっ……う、うん。。。っ」
柔らかな温かさと、ほのかに甘い匂いに包まれると、
不思議と私の心は和らいでいった。
顔を左右に振って、その感触を愉しむ。
まるで、甘えるかのように。無心になって。
もっと……こうしていたい。
こうしていると、ご主人様であったモノが消えてしまったことだって、
自分が既に元には戻れないほどに変わってしまったことだって、
優しい女性の言葉通り、全て何処か遠くへと行ってしまうのであった。
「それに、そのご主人様だって、所詮はただの"人間"よ。"私達"と比べても、脆い存在。
人間相手に、あなたが精魂込めて御奉仕しても、すぐに貴女の元を去ってしまうわ。
それに彼が喩え不死の身体だったとしても、性格的に飽きるのも早そう。そう思わない?」
女妖魔の胸の中で、ビクッと震える。
その震えを取り去るために、再び胸に顔を押しつける。
そんな私の頭の上に手を置き、フサフサの両耳ごと頭をなでなでしてくれた。
「ウフフ……とても愛らしいのね。でも、こんな可愛い娘をペットにできない人間なんて……
このままだと一生、上と下のお口の乾きも、心の渇きも、
何も満たせぬまま、全てを我慢して生きるしかなくなってしまうわ……困ったわね」
「それじゃあ!わ、わたし、どうすれば……いいの……?」
ガバッと顔をあげた私は、思わず女妖魔に頼りすがっていた。
その切望に、彼女は即座に返答してくれた。
「ひとつ、いい方法を思いついたわ。ミーナちゃんを幸せにしてあげられる、一つの方法が」
695 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:19:57.27 ID:53QVOTPv
私を抱きしめていた腕の力を緩め、彼女は背中から生えた複数の触手から一本だけを器用に動かし、
私の目前に持ってきた。先日、私の体内に注がれたものと同一のもの。
退魔師だったときの私にとって、それは恐怖と邪淫の象徴でしかなかった。
しかし、ヌラヌラとした光沢、グロテスクだが淫靡な文様、
ご主人様の陰茎を若干上回る太さ……
それを見せられた瞬間、私の子宮がキュンと疼き、身体に熱い炎が灯る。
まるで、条件反射。
膝から下に力が入らなくなり、膝立ち状態になりながらも、
腰を突き出してゆれる尻尾を立てる。
息を荒立て、独特の芳香を肺いっぱいに吸い込みながら、それを物欲しげに見ていた。
「ウフっ、いてもたってもいられないみたいね。じゃあ……これを、お口でイカせなさい」
「……は、はい」
呆然としながらも顎を開けると、触手の先端が口の中に入ってくる。
抵抗感は、ほとんどない。
それよりも、胸で嗅いだものが濃縮された甘美な匂いが、鼻腔を刺激して、心地よい。
「んふぅっ♪ そうそう、この触手ちゃん達はね、本当は"妖蟲"って言うのよ」
妖魔の説明を聞きながら、触手をギリギリ喉の手前まで飲み込むと、触手が前後運動し始める。
「女の子を犯しては、絶頂を迎えさせるのと同時に、相手の娘の体内に触手ごと入れちゃうの。
その触手から肉眼では見えない蟲たちが、女の子の身体中、隅々にまで行き渡るのよ」
触手のなすがままに頭を揺らすと、
クチュクチュという心地よい淫音が、脳内に直接響き渡る。
「大体の女の子は、いーっぱい精気をため込むことのできる躰にして、淫乱にさせるの。
こうしてたっぷりと精気を集めた女の子って、私達妖魔にとっては、すっごい御馳走」
たっぷりの精気と聞いて、おいしそう、って触手を味わいながら思ってしまった。
「でもね、才能や素質のある女の子……
たとえばあなたの様に、異能力を備えている可愛い女の子にはね。
とっておきの"妖蟲"を注いであげるのよ」
口の中を周期的な前後運動でやさしく犯す触手のリズムに揺さぶられると、
自分の躰が現実のものでないかの様な、妙な錯覚を憶える。
「その妖蟲は直に、その子の力を吸収しちゃうの。
あなたの言い方なら、"霊力"って奴ね。
人間独特の匂いが染みついた、妖魔にとって忌むべき力。
私の妖蟲はそれを喰らって成長し、その恩返しに宿主の肉体に働きかけ、"性徴"を促してあげる……
オス共を誘う、とっても蠱惑的な肉体に、改造してあげるの」
その結果が……この耳、この尻尾、この水着……そして、このオマンコ。
「こうして改造された娘は、やがて霊力の代わりに甘い"妖気"を放ち、周囲の人間を誘惑する……」
そうか……既に私の妖気で部屋が満たされていたんだ。
だから、この女妖魔が近づいてきた事にさえ、気付かなかったんだ……。
「こうして、その子は"人間"という醜悪な容器を捨て、美しい"妖魔"へと覚醒する……
そう、今あなたがお口でしごいているソレも、あなたを完全な妖魔に変える為の、妖蟲よ」
696 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:20:49.88 ID:53QVOTPv
「……!」
思わず驚いた私は、口の中のモノを、吐き出そうとする。
それでも触手は出ようとせず、強引に私の舌の上を蹂躙し続ける。
「抵抗するのも無理はないわ。でもねミーナちゃん。もうこうするしか、手だてはないの。
このまま半人半妖のままでは生きられない。あなたの精神が壊れてしまうわ。
人間を犯したいのに、精気を吸いたいのに、
ヒトの倫理として許されないという二律背反があなたをずっと苦しめるわ。
それとも……貴女は我慢できるの?
毎日のセックスも、毎日の吸精も……?」
その問いに答えるために、口から触手を外す。
触手は先程みたいに抵抗もせず、スルリと抜けた。
「し、したあいっ!ズンズン子宮も突いてもらいたいし、ちゅーちゅーもしたいのおっ!」
絶対に我慢なんてできない!
そう思った私は、心の底から懇願していた。
私が堕ちかかってるだなんて、既に自覚している。
でも、この時の私はかろうじて、"人間"としての意志、いや、意地を残していた。
「でも、やなのぉ、妖魔にされるくらいなら……ッ!」
妖魔になるくらいなら、自害してやる。
そのつもりだったのに。
だって、私が欲しかったものは、もう二度と叶わないから。
このまま惨めに淫らに生きつづける理由なんて、ないから。
ヒトとして危険な存在である私を、自分自身で始末しなきゃならないから。
「そうね……。仮に貴女が淫欲を求めて妖魔になっても、きっとあなたの心は満たされないわ。
それなら、あなたの望み通りにした方が、幾分は幸せかもしれない。
でも……本当に、それだけ? あなたが抱える"欲望"は。 私に教えて。よい子のミーナちゃん」
ふわふわなクリーム色の髪を丁寧に撫でながら、私をあやす。
「で、でも!……でもぉ……」
「いいから聞かせて? それが叶わぬ望みなら、その苦しみを、貴女と一緒に分かち合いたいわ」
それは、私の心というパズルの中に空きつづけた、もう消えてしまった、最後のピース。
聖母の様に優しい声が鍵となり、心を締め付ける鎖が外される。
遮るもののない私の内側から、声が導き出される。
「ほ、本当はぁ……ごしゅじんさまと、したいのぉ……!ズンズンも、ちゅーちゅーも……」
それはまるで、コドモの無いものねだり。
寧ろ、ペットの理不尽なおねだり。
それを聞いた目の前の女性は、不敵に、妖艶に、そして優麗な笑みを浮かべた。
「あら、そうなの……。じゃあ、とっても可愛いミーナちゃんだもの、特別に……」
背中の触手を更にもう一本取り出し、
黒い陽炎に似た妖気を纏わせた指でなぞる。
すると、その触手はみるみる姿を変えていった。
表面は黒革の様な光沢を輝かせ、中腹から先端までクルリと丸まり、開いた円形を作る。
それはまるで、紐付きの首輪だった。
妖魔は手に取ったその首輪を顔の前にかざしながら、"仰った"。
697 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:21:57.26 ID:53QVOTPv
「私が、ミーナちゃんのご主人様になってあげる……♪」
「ああ…………ああああっ……!!」
ご主人様に、いっぱい、い~っぱい、エッチな御奉仕をさせて頂くことができる!
その首輪と言葉は、私という"人間"を、"人外"へと変える魔力を秘めているようだった。
今まで、思いつきもしなかった。
こんな単純で、簡単な発想に。
私の"ご主人様"は、何もド鬼畜レイプ魔の搾りかすじゃなくても、よかったんだ。
「妖魔である私がご主人様であれば、あなたと何百年遊んでも、果てることはない。
下等存在の人間など、生命力、体力、性技、どれも比較にすらならないのはご存じの通りよ。
家畜共の"精気"を食べに、ミーナちゃんと夜の街を散歩するのも、きっと楽しいわねぇ♪」
二度と埋まることのない筈の最後のピースが、カチリと音を立てて、埋まった。
その瞬間、私の身体の中に潜んでいた大量の妖蟲達が喜んでいるかのように、
全身に震えと快楽が走り、体表面から濃密な妖気が一気に放出されるのを感じた。
「ふにゃあ………っ!にゃああああああああんっっ!!にゃひぃぃいいいっっ!!!」
プシャアアアア……!
感激と絶頂を、同時に味わってしまった。
身体を弓なりにのけぞらせると、妖気と共に、尿道から潮が音を立てて噴き出した。
それは太腿をぐっしょりと濡らし、ニーソックスの紺色を、より深い色に染めた。
妖気を放つことが、こんなに気持ちのいい事だっただなんて……。
「ウフッ、嬉ションするだなんて……。
そんなに良かったのかしらね、私からのプレゼント。
でも、ペットにするかどうかは、あなたの使命を果たしてから決めるわよ?」
と、目の前から首輪を遠ざけ、代わりに先程までおしゃぶりしていた触手を近づける。
「はぁあ、にゃああんっ……は、はいいっっ!喜んで頂けるように、御奉仕しますにゃっ♪」
中空を泳ぐ触手を優しく掴み、先端に軽く、何度も口づけする。
「ううんっ、くすぐったいわぁ……」
暫定ご主人様に喜んでもらえるだけでも、
私の脳味噌が煮えるみたいにトロトロになってしまう。
キス攻撃の後は、触手の先っぽから、手で掴んでいる部分まで、ツツツ……と、舌を這わせる。
その最中にも、両手で長い触手の胴体を優しくなで回す。
先程の受け身口レイプとは違い、自ら積極的に御奉仕をさせて頂く。
「はうんっ! お手々も舌も、すごくいいけどぉっ♪
焦らさないで、はやくお口の中に……っ」
「私もぅ、待ちきれませんでしたにゃあっ」
口腔を大きく開けて、待望の触手を喉の奥まで迎え入れる。
それから頭全体を大きく前後に揺らし、ジュポッと音を立てながらディープスロートを行う。
いままでこんな性戯は知らなかったけど、妖蟲たちが、妖魔の本能が、教えてくれている。
「んぐっ、んうっ、んむっ……♪」
触手の中にたっぷり詰まった妖蟲まで愛でるように、舌と口腔で圧迫と弛緩を繰り返す。
「ウフッ、頑張ってるわね……」
その様子を眺めながら彼女は語っていたが、柔らかな声の調子を変える。
「でもぉ、たかがこの程度の御奉仕なら、すぐに飽きちゃうわ。
これじゃあ、ペットとして飼うのはちょっと無理ねぇ」
「ん……んんっ!?」
ご主人様に気持ちよくなってもらえない!? どうしよう……
私の困った顔を見かねたのか、アドバイスを授けてくれた。
「ミーナちゃん? これからあなたは、牝猫吸精妖魔になるのよ?
その娘が、人間でもできるような抜き方をしちゃダメに決まってるでしょ」
それは、しつけだった。
私をエッチなケダモノへと調教する為の。
文字通り、私の身体を妖魔特有の美しさで纏う為の、躾だった。
698 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:22:46.99 ID:53QVOTPv
「妖魔には妖魔にしかできない、愉楽の与え方があるのよ。
……さあ。それじゃあ、どうすればいいのかしら?」
「ふ、ふぇぇ……え、えと……」
頭の中で、その問題を考えた。
それよりも早く、自分の躰が、その答を返してきてくれた。
耳が、尻尾が、衣装が、子宮が。
「わ、わかりました、ご主人様。わたしのお口、エッチ専用にしちゃいますっ」
ご主人様はそれに、笑みで返してくれた。
その顔に安心し、私は自分の躰に潜む"妖蟲"に、お願いをする。
(おねがいします、私のなかの妖蟲さん。
わたしのお口を、とびきりエッチな吸精器官にしてくださいにゃあ!)
すると突然、私の舌先……いや、歯茎も唇も、さらには喉のあたりまで……甘い痺れが襲ってきた。
「ふぁっ、ふあああんっ」
妖蟲が、私の思い描いた口マンコを生み出していくとともに、断続的な快感に襲われる。
「ああんっ、ひあああんっ!んああああっ! ……はぁ、はぁぁん」
その快感が収まる頃には、私の声が、幾分艶っぽくなっていた。
それが、工事完了の合図だった。
ともあれ、準備が出来たことを暫定ご主人様に報告する。
「大変お待たせいたしました、ご主人様ぁ。
ミーナの新しいお口御奉仕、ご堪能くださいっ」
「あら、もう終ったの? まあいいわ、期待を裏切らないでね」
再び、ご主人様の触手を先端から下の根本辺りまで飲み込みながら、舌で触手の筋をなぞる。
「んっ? んあぁっ! な、なにこの舌ぁ、イボイボで触手がこすれちゃうぅ♪」
更に、薄く横に広がった私の舌で、触手をホットドック状にして挟み、一気に引き抜く。
「あああああああんっ!ダメこれぇ、気持ちよすぎて反則ぅ!」
猫の舌の上表面は、乳状突起が大きい。だから、触った感じだと、とてもザラザラしている。
これは、獲物の骨にこびりついた肉をそぎ落とすために発達したものだと、ぐぐる先生曰く。
私はこの乳状突起を大きくし、頂点を柔らかくすることにより、
触手やチンポの汚れを落としつつ、強い快楽を与える器官として進化させた。
(んっ……ご主人様の触手、ビクンってしてる……私とおんなじ、感じちゃってるんだぁ)
再度、触手を私の喉の辺りまで迎え、イマラチオ奉仕を丁寧に、そして大胆に行う。
口内も改造してるから、苦しくない。
寧ろ、口内全体が膣並の性感帯になっているので、
涎愛液が大量に分泌されるほど気持ちいい。
「ひいぃっ! さ、さきぃ、さきっちょも、いじめないでえぇぇっ♪」
更に、私の口蓋垂……つまり、のどちんこも、ミニ触手として改造し、
喉の奥を突いてきた異物の先端をいじめる役割を与えている。
声が従来より3%(妖魔少女研究センター調べ)セクシーになった最大の要因も、コレを弄ったせい。
更に激しく、自分の頭を前後し、触手をブラッシングしてあげる。
「そ、そんなボコボコでいっぱいシコシコされたらぁ!あああんっ!イっちゃう!でちゃう!」
(ああっご主人様ぁ……ください、いっぱい妖蟲、わたしに注いでくださいぃぃっ!)
触手からびくん、ドクン!と強い脈動を感じると、
手の先の触手から突然、ブチン!と切れる感触があり、そのまま抵抗力を失った触手は、
私のイマラチオ器官を蹂躙しながら、食道の奧に目掛けて入っていった。
「受け取ってぇ、私のコドモたちぃっ! あひっ、ふあああああああああああああんっっ♪」
「んっ!!んんんんっ!んううううんっ!むぐっ、んぐ、んぐうううぅっ♪」
ご主人様の触手を全て飲み込んだ頃には、触手は大体おへその真裏くらいまで進んでいた。
触手が進む度に、異物を押し込められた違和感を快感へと変えていた。
そして、受け入れた触手はやがて内臓の内壁と同化し、体中に妖蟲をまき散らしていった。
まるで、既に体内に生息する姉たちが、妹たちの到着を喜ぶかのように、身体全体が歓喜に震えた。
699 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:24:11.80 ID:53QVOTPv
「はぁ、ああん、はあっ……」
「んっ、ふにゃああああんっ……んあっ……」
同時に絶頂を味わい、満身創痍の私達は、気付くと床に倒れ込んでいた。
流石の私も、腸内に一度に異物を突っ込まれながらアクメに達すると、
足腰も立たないくらいに、声も荒げる程に、疲れてしまう。
その疲れで霞んだ瞳に、何かしら黒く細い影が映る。
焦点を合わせると、それは私に向かってきて……
シュルッ
私の首に、息が問題なくできる程度に巻き付いた。
「え……あ、え、コレ……」
さっきご主人様が触手を変化させてこしらえた、首輪だった。
手で触っても継ぎ目は見当たらないが、間違いなく、さっきの首輪。
それって、つまり……
「試験は合格ね。すっごーく、気持ちよかったわ」
私よりも先に半身だけ起こしていた愛する女性が、微笑みかけてきた。
「あ、あのぉ、私……その、ええと……」
私の言葉にならない気持ちを聞いて、
「これからもいっぱい可愛がってあげるわ。吸精牝猫ペットのミーナちゃん」
ずっと求めていた、"本当のご主人様"は、そう仰った。
「ああああああっ……! は、はいっ! よろしくお願いしますにゃぁ……ご主人様ぁ♪」
そう言いながら急いで身を起こし、四つんばいになって、大きくうなづいた。
「早く妖魔の生活に慣れて、一緒に精気を吸いにお散歩に行きましょうね。ミーナちゃん」
「はいっ、ご主人様! 人間共の精気、思いだしただけでお汁がでちゃいますにゃあ……♪」
最早、妖魔と化した私にとって、人間は守るべき存在ではなく、消費する存在へと変わっていた。
「ふふっ、こんないい娘をペットに出来て、私も幸せよ。
そういえば……、あなたがお口でイッてる姿を見て、なんだか唇が寂しくなってきたわ」
ご主人様を慰めるのが、ペットの役目。
「はいっ、わかりました。ご主人様のお口の中、ベロフェラ奉仕させていただきますにゃ♪」
そしてご主人様に向き合い、顔を近づけ、瞳を細め、濃厚なディープキッスをさせて頂く。
くちゅ、くちゃ、ぬちゃあ……と、淫靡な音を立てながら、
世界で最も愛しいご主人様にご奉仕できる喜びを噛みしめた――。
「んふぅ……でも、まだ霊力が、人間の匂いが少し残ってるわね。2本も妖蟲、注いであげたのに」
「ぷはぁ、ご、ごめんなさいっ、ご主人様ぁ……まだ私、妖魔になりきれてないんですか?」
「普通の娘だったら、1本で完全に堕ちるんだけど、元々の力が強い娘は、2本必要なのよ。
元の力が強ければ、それだけ強力な妖魔に生まれ変わるって事よ」
「え、じゃあ私TUEEEEEEE?」
「んーまあそういう事でいいや。それじゃ……帰ってからゆっくりと注入しよっか」
「あ、はいっ! ありがとうございますにゃっ! 戦いでもお役に立てるなんて、光栄ですにゃ!」
「ウフッ、よろしい。ついでに、残りの穴も開発しちゃわないとね……♪」
毒々しくも鮮やかな紫色のロングヘアとアイシャドウ。
縦に走った瞳孔とスミレ色の光彩。
その瞳は細く流麗で、妖魔というイメージとはかけ離れた、穏やかな顔つき。
まあ、見かけだけは。
体格は華奢だけど、おっぱいと尻と比較して細いウエストとのギャップが激しい。
身長も女性にしては割と高い為、スラリとしたモデルのよう。
ミーナ……私自身は、ほんわかムチムチ系美少女(自称)に改造された感じがあるけれど、
対してこの妖魔は、スレンダー系美女と言ったところかしら。
彼女の衣装は、胸と股布が無い、光沢がかった黒いコルセットドレス。
以前生地に触った時は、冷たくツルリとした感触と共に凸凹があったので、蛇皮だったと思う。
それと同じ生地であしらわれたロングブーツに、サテン地の様な黒いグローブ。
それらの衣装が、より彼女の素性を強調しているようだった。
つまるところ、ド変態。
しかしながら変態レベルに於いてはご主人様の足下にも及ばないので、ホッと安心。
安心してどうする。
その、私が今まで遭遇した中で最も美しく、最も強い妖魔が、
私の目前にいたのには驚いた。
それにしても、ご主人様の部屋は2階に位置しており窓も開いておらず、
いつ、どこから、どうやって登場したのかすら、全く見当がつかない。
そもそも、前回エンカウントした時(未収録)に察知した筈の、忌々しい妖気を感じなかったし。
「ウフッ、いや……人並み外れた"気"を感じたから、ちょっとお邪魔してみたのよ。
そろそろ"性徴"を迎えはじめる頃かなーと思ってたら……随分と進んでたので、驚いちゃった」
「な、何を訳の解らないこと言ってるのよっ!?」
ご主人様を庇うように前に出て、今度こそは彼女を確実に仕留めようと、身構える――……
……――って、アレ?
私、どうして……目の前で微笑みかけている彼女を敵視しているんだっけ?
堅い面持ちから、突如としてキョトンという顔つきになった私を見てか、彼女は優しく語りかける。
まるで、私達が敵同士であったことなんて、忘れているかのように。
「貴女の匂いや気は憶えてるんだけど……ええと……誰、でしたっけ?」
前回戦い始めた際(未収録)に、名乗りを上げていたはずなのに。
この女、痴呆症?
ならば仕方ないわ! もう一度、名乗らせて頂こう!
私は、退魔――……・・・・・・……――
「ミーナ、ご主人様専用オナペットのミーナですっ」
アレ?
私ったら自己紹介の前に、なんか関係ないこと喋ろうとしてた気がするんですが?
この私、痴呆症?
「可愛らしい名前ね、ミーナ。そう、貴女は既に、"退魔師"のアナタではなくなっているのね」
私が、退魔師だった? ……ああー。
確かに言われてみれば、そんなことも、やってた気がする。
でも、なんで退魔師なんか、危い仕事、やっていたんだろ?
そんなことよりも、ご主人様のおちんぽが大好きな、かわいい愛猫でいたかった筈なのに。
そう思うと、身体の力みが、自然と抜けていく。
「そうよ。貴女は私を怖がる必要なんて何もないわよね。ご主人様を奪いに来た訳でもなし」
うん、そうだ……。
言われてみればその通りだ。
もう敵同志じゃないんだもん。
694 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:19:17.45 ID:53QVOTPv
「……あら? この絵って……ふうん、そうなの。貴女、この娘になりたかったの」
ふと、私が描かれているエロゲのパッケージを手に取り、妖魔は語る。
なんだか少し、恥ずかしい。
「ご主人様と結ばれるために、この娘に身体を変化させ、衣装まで作り込んだのね。良くできてる。
貴女に注ぎ込んだ、私のコドモ達を使って……。お手伝いができて、母である私も光栄だわ」
そうだ。この人は私に、願いが叶う触手を与えてくれたんだった。
だから私はこうして、ねんがんのご主人様のエクスカリバーを膣に入れることができたんだ。
そんな恩人に敵意を向けていただなんて、私のバカ……。
「そうそう、あなたのご主人様の事なんだけど……彼からはもう、何も出てこないわ」
「え、えええっ!? そ、そんなぁ……!」
実のところ、そんな予感はしていた。
だけど、それを認めたくなかったのも事実。
現実を突きつけられてしまい、呆然としてしまう。
その隙に女妖魔は私の背後に回り、後ろからギュッと抱きしめ、耳元で囁いた。
「……美味しかったのでしょう? 彼のお口から出てきた、"精気"が……♪」
「……う、うああ、あああああんっ♪」
後悔の溜息と、絶望の嘆息と、欲情の吐息が入り交じった声を、思わずあげてしまった。
ご主人様の口から吸っていたのって、
すなわち、ご主人様の"精気"……つまり、人間の"魂源"、だったんだ。
それでもあの味を思い出すと、再び喉が、あの"何か"……
"精気"を切望するかの如く、のどが鳴る。
勿論……以前、退魔師をしていたから、知識では知っている。
精気を吸い尽くされた人間は、心臓の鼓動を打ち続けたまま思考能力を失われるという事を。
そして、その精気を吸う者の名を、こう呼ぶ。
"妖魔"、と。
「え……じゃ、じゃあ、わたし、私って……!」
人間であるという自覚をボロボロに崩され、
衝撃と恐怖と失意から、涙腺が緩み始める。
それを悟った女妖魔は、私を振り向かせ、再び抱きしめた。
私の顔を、今の私と同等かそれ以上に大きく、柔らかな両峰へと埋めた。
「いいのよ……悲しむ必要なんて何もない。
今は混乱しているだけ。貴女は、何も考えなくていい」
「うっ……う、うん。。。っ」
柔らかな温かさと、ほのかに甘い匂いに包まれると、
不思議と私の心は和らいでいった。
顔を左右に振って、その感触を愉しむ。
まるで、甘えるかのように。無心になって。
もっと……こうしていたい。
こうしていると、ご主人様であったモノが消えてしまったことだって、
自分が既に元には戻れないほどに変わってしまったことだって、
優しい女性の言葉通り、全て何処か遠くへと行ってしまうのであった。
「それに、そのご主人様だって、所詮はただの"人間"よ。"私達"と比べても、脆い存在。
人間相手に、あなたが精魂込めて御奉仕しても、すぐに貴女の元を去ってしまうわ。
それに彼が喩え不死の身体だったとしても、性格的に飽きるのも早そう。そう思わない?」
女妖魔の胸の中で、ビクッと震える。
その震えを取り去るために、再び胸に顔を押しつける。
そんな私の頭の上に手を置き、フサフサの両耳ごと頭をなでなでしてくれた。
「ウフフ……とても愛らしいのね。でも、こんな可愛い娘をペットにできない人間なんて……
このままだと一生、上と下のお口の乾きも、心の渇きも、
何も満たせぬまま、全てを我慢して生きるしかなくなってしまうわ……困ったわね」
「それじゃあ!わ、わたし、どうすれば……いいの……?」
ガバッと顔をあげた私は、思わず女妖魔に頼りすがっていた。
その切望に、彼女は即座に返答してくれた。
「ひとつ、いい方法を思いついたわ。ミーナちゃんを幸せにしてあげられる、一つの方法が」
695 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:19:57.27 ID:53QVOTPv
私を抱きしめていた腕の力を緩め、彼女は背中から生えた複数の触手から一本だけを器用に動かし、
私の目前に持ってきた。先日、私の体内に注がれたものと同一のもの。
退魔師だったときの私にとって、それは恐怖と邪淫の象徴でしかなかった。
しかし、ヌラヌラとした光沢、グロテスクだが淫靡な文様、
ご主人様の陰茎を若干上回る太さ……
それを見せられた瞬間、私の子宮がキュンと疼き、身体に熱い炎が灯る。
まるで、条件反射。
膝から下に力が入らなくなり、膝立ち状態になりながらも、
腰を突き出してゆれる尻尾を立てる。
息を荒立て、独特の芳香を肺いっぱいに吸い込みながら、それを物欲しげに見ていた。
「ウフっ、いてもたってもいられないみたいね。じゃあ……これを、お口でイカせなさい」
「……は、はい」
呆然としながらも顎を開けると、触手の先端が口の中に入ってくる。
抵抗感は、ほとんどない。
それよりも、胸で嗅いだものが濃縮された甘美な匂いが、鼻腔を刺激して、心地よい。
「んふぅっ♪ そうそう、この触手ちゃん達はね、本当は"妖蟲"って言うのよ」
妖魔の説明を聞きながら、触手をギリギリ喉の手前まで飲み込むと、触手が前後運動し始める。
「女の子を犯しては、絶頂を迎えさせるのと同時に、相手の娘の体内に触手ごと入れちゃうの。
その触手から肉眼では見えない蟲たちが、女の子の身体中、隅々にまで行き渡るのよ」
触手のなすがままに頭を揺らすと、
クチュクチュという心地よい淫音が、脳内に直接響き渡る。
「大体の女の子は、いーっぱい精気をため込むことのできる躰にして、淫乱にさせるの。
こうしてたっぷりと精気を集めた女の子って、私達妖魔にとっては、すっごい御馳走」
たっぷりの精気と聞いて、おいしそう、って触手を味わいながら思ってしまった。
「でもね、才能や素質のある女の子……
たとえばあなたの様に、異能力を備えている可愛い女の子にはね。
とっておきの"妖蟲"を注いであげるのよ」
口の中を周期的な前後運動でやさしく犯す触手のリズムに揺さぶられると、
自分の躰が現実のものでないかの様な、妙な錯覚を憶える。
「その妖蟲は直に、その子の力を吸収しちゃうの。
あなたの言い方なら、"霊力"って奴ね。
人間独特の匂いが染みついた、妖魔にとって忌むべき力。
私の妖蟲はそれを喰らって成長し、その恩返しに宿主の肉体に働きかけ、"性徴"を促してあげる……
オス共を誘う、とっても蠱惑的な肉体に、改造してあげるの」
その結果が……この耳、この尻尾、この水着……そして、このオマンコ。
「こうして改造された娘は、やがて霊力の代わりに甘い"妖気"を放ち、周囲の人間を誘惑する……」
そうか……既に私の妖気で部屋が満たされていたんだ。
だから、この女妖魔が近づいてきた事にさえ、気付かなかったんだ……。
「こうして、その子は"人間"という醜悪な容器を捨て、美しい"妖魔"へと覚醒する……
そう、今あなたがお口でしごいているソレも、あなたを完全な妖魔に変える為の、妖蟲よ」
696 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:20:49.88 ID:53QVOTPv
「……!」
思わず驚いた私は、口の中のモノを、吐き出そうとする。
それでも触手は出ようとせず、強引に私の舌の上を蹂躙し続ける。
「抵抗するのも無理はないわ。でもねミーナちゃん。もうこうするしか、手だてはないの。
このまま半人半妖のままでは生きられない。あなたの精神が壊れてしまうわ。
人間を犯したいのに、精気を吸いたいのに、
ヒトの倫理として許されないという二律背反があなたをずっと苦しめるわ。
それとも……貴女は我慢できるの?
毎日のセックスも、毎日の吸精も……?」
その問いに答えるために、口から触手を外す。
触手は先程みたいに抵抗もせず、スルリと抜けた。
「し、したあいっ!ズンズン子宮も突いてもらいたいし、ちゅーちゅーもしたいのおっ!」
絶対に我慢なんてできない!
そう思った私は、心の底から懇願していた。
私が堕ちかかってるだなんて、既に自覚している。
でも、この時の私はかろうじて、"人間"としての意志、いや、意地を残していた。
「でも、やなのぉ、妖魔にされるくらいなら……ッ!」
妖魔になるくらいなら、自害してやる。
そのつもりだったのに。
だって、私が欲しかったものは、もう二度と叶わないから。
このまま惨めに淫らに生きつづける理由なんて、ないから。
ヒトとして危険な存在である私を、自分自身で始末しなきゃならないから。
「そうね……。仮に貴女が淫欲を求めて妖魔になっても、きっとあなたの心は満たされないわ。
それなら、あなたの望み通りにした方が、幾分は幸せかもしれない。
でも……本当に、それだけ? あなたが抱える"欲望"は。 私に教えて。よい子のミーナちゃん」
ふわふわなクリーム色の髪を丁寧に撫でながら、私をあやす。
「で、でも!……でもぉ……」
「いいから聞かせて? それが叶わぬ望みなら、その苦しみを、貴女と一緒に分かち合いたいわ」
それは、私の心というパズルの中に空きつづけた、もう消えてしまった、最後のピース。
聖母の様に優しい声が鍵となり、心を締め付ける鎖が外される。
遮るもののない私の内側から、声が導き出される。
「ほ、本当はぁ……ごしゅじんさまと、したいのぉ……!ズンズンも、ちゅーちゅーも……」
それはまるで、コドモの無いものねだり。
寧ろ、ペットの理不尽なおねだり。
それを聞いた目の前の女性は、不敵に、妖艶に、そして優麗な笑みを浮かべた。
「あら、そうなの……。じゃあ、とっても可愛いミーナちゃんだもの、特別に……」
背中の触手を更にもう一本取り出し、
黒い陽炎に似た妖気を纏わせた指でなぞる。
すると、その触手はみるみる姿を変えていった。
表面は黒革の様な光沢を輝かせ、中腹から先端までクルリと丸まり、開いた円形を作る。
それはまるで、紐付きの首輪だった。
妖魔は手に取ったその首輪を顔の前にかざしながら、"仰った"。
697 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:21:57.26 ID:53QVOTPv
「私が、ミーナちゃんのご主人様になってあげる……♪」
「ああ…………ああああっ……!!」
ご主人様に、いっぱい、い~っぱい、エッチな御奉仕をさせて頂くことができる!
その首輪と言葉は、私という"人間"を、"人外"へと変える魔力を秘めているようだった。
今まで、思いつきもしなかった。
こんな単純で、簡単な発想に。
私の"ご主人様"は、何もド鬼畜レイプ魔の搾りかすじゃなくても、よかったんだ。
「妖魔である私がご主人様であれば、あなたと何百年遊んでも、果てることはない。
下等存在の人間など、生命力、体力、性技、どれも比較にすらならないのはご存じの通りよ。
家畜共の"精気"を食べに、ミーナちゃんと夜の街を散歩するのも、きっと楽しいわねぇ♪」
二度と埋まることのない筈の最後のピースが、カチリと音を立てて、埋まった。
その瞬間、私の身体の中に潜んでいた大量の妖蟲達が喜んでいるかのように、
全身に震えと快楽が走り、体表面から濃密な妖気が一気に放出されるのを感じた。
「ふにゃあ………っ!にゃああああああああんっっ!!にゃひぃぃいいいっっ!!!」
プシャアアアア……!
感激と絶頂を、同時に味わってしまった。
身体を弓なりにのけぞらせると、妖気と共に、尿道から潮が音を立てて噴き出した。
それは太腿をぐっしょりと濡らし、ニーソックスの紺色を、より深い色に染めた。
妖気を放つことが、こんなに気持ちのいい事だっただなんて……。
「ウフッ、嬉ションするだなんて……。
そんなに良かったのかしらね、私からのプレゼント。
でも、ペットにするかどうかは、あなたの使命を果たしてから決めるわよ?」
と、目の前から首輪を遠ざけ、代わりに先程までおしゃぶりしていた触手を近づける。
「はぁあ、にゃああんっ……は、はいいっっ!喜んで頂けるように、御奉仕しますにゃっ♪」
中空を泳ぐ触手を優しく掴み、先端に軽く、何度も口づけする。
「ううんっ、くすぐったいわぁ……」
暫定ご主人様に喜んでもらえるだけでも、
私の脳味噌が煮えるみたいにトロトロになってしまう。
キス攻撃の後は、触手の先っぽから、手で掴んでいる部分まで、ツツツ……と、舌を這わせる。
その最中にも、両手で長い触手の胴体を優しくなで回す。
先程の受け身口レイプとは違い、自ら積極的に御奉仕をさせて頂く。
「はうんっ! お手々も舌も、すごくいいけどぉっ♪
焦らさないで、はやくお口の中に……っ」
「私もぅ、待ちきれませんでしたにゃあっ」
口腔を大きく開けて、待望の触手を喉の奥まで迎え入れる。
それから頭全体を大きく前後に揺らし、ジュポッと音を立てながらディープスロートを行う。
いままでこんな性戯は知らなかったけど、妖蟲たちが、妖魔の本能が、教えてくれている。
「んぐっ、んうっ、んむっ……♪」
触手の中にたっぷり詰まった妖蟲まで愛でるように、舌と口腔で圧迫と弛緩を繰り返す。
「ウフッ、頑張ってるわね……」
その様子を眺めながら彼女は語っていたが、柔らかな声の調子を変える。
「でもぉ、たかがこの程度の御奉仕なら、すぐに飽きちゃうわ。
これじゃあ、ペットとして飼うのはちょっと無理ねぇ」
「ん……んんっ!?」
ご主人様に気持ちよくなってもらえない!? どうしよう……
私の困った顔を見かねたのか、アドバイスを授けてくれた。
「ミーナちゃん? これからあなたは、牝猫吸精妖魔になるのよ?
その娘が、人間でもできるような抜き方をしちゃダメに決まってるでしょ」
それは、しつけだった。
私をエッチなケダモノへと調教する為の。
文字通り、私の身体を妖魔特有の美しさで纏う為の、躾だった。
698 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:22:46.99 ID:53QVOTPv
「妖魔には妖魔にしかできない、愉楽の与え方があるのよ。
……さあ。それじゃあ、どうすればいいのかしら?」
「ふ、ふぇぇ……え、えと……」
頭の中で、その問題を考えた。
それよりも早く、自分の躰が、その答を返してきてくれた。
耳が、尻尾が、衣装が、子宮が。
「わ、わかりました、ご主人様。わたしのお口、エッチ専用にしちゃいますっ」
ご主人様はそれに、笑みで返してくれた。
その顔に安心し、私は自分の躰に潜む"妖蟲"に、お願いをする。
(おねがいします、私のなかの妖蟲さん。
わたしのお口を、とびきりエッチな吸精器官にしてくださいにゃあ!)
すると突然、私の舌先……いや、歯茎も唇も、さらには喉のあたりまで……甘い痺れが襲ってきた。
「ふぁっ、ふあああんっ」
妖蟲が、私の思い描いた口マンコを生み出していくとともに、断続的な快感に襲われる。
「ああんっ、ひあああんっ!んああああっ! ……はぁ、はぁぁん」
その快感が収まる頃には、私の声が、幾分艶っぽくなっていた。
それが、工事完了の合図だった。
ともあれ、準備が出来たことを暫定ご主人様に報告する。
「大変お待たせいたしました、ご主人様ぁ。
ミーナの新しいお口御奉仕、ご堪能くださいっ」
「あら、もう終ったの? まあいいわ、期待を裏切らないでね」
再び、ご主人様の触手を先端から下の根本辺りまで飲み込みながら、舌で触手の筋をなぞる。
「んっ? んあぁっ! な、なにこの舌ぁ、イボイボで触手がこすれちゃうぅ♪」
更に、薄く横に広がった私の舌で、触手をホットドック状にして挟み、一気に引き抜く。
「あああああああんっ!ダメこれぇ、気持ちよすぎて反則ぅ!」
猫の舌の上表面は、乳状突起が大きい。だから、触った感じだと、とてもザラザラしている。
これは、獲物の骨にこびりついた肉をそぎ落とすために発達したものだと、ぐぐる先生曰く。
私はこの乳状突起を大きくし、頂点を柔らかくすることにより、
触手やチンポの汚れを落としつつ、強い快楽を与える器官として進化させた。
(んっ……ご主人様の触手、ビクンってしてる……私とおんなじ、感じちゃってるんだぁ)
再度、触手を私の喉の辺りまで迎え、イマラチオ奉仕を丁寧に、そして大胆に行う。
口内も改造してるから、苦しくない。
寧ろ、口内全体が膣並の性感帯になっているので、
涎愛液が大量に分泌されるほど気持ちいい。
「ひいぃっ! さ、さきぃ、さきっちょも、いじめないでえぇぇっ♪」
更に、私の口蓋垂……つまり、のどちんこも、ミニ触手として改造し、
喉の奥を突いてきた異物の先端をいじめる役割を与えている。
声が従来より3%(妖魔少女研究センター調べ)セクシーになった最大の要因も、コレを弄ったせい。
更に激しく、自分の頭を前後し、触手をブラッシングしてあげる。
「そ、そんなボコボコでいっぱいシコシコされたらぁ!あああんっ!イっちゃう!でちゃう!」
(ああっご主人様ぁ……ください、いっぱい妖蟲、わたしに注いでくださいぃぃっ!)
触手からびくん、ドクン!と強い脈動を感じると、
手の先の触手から突然、ブチン!と切れる感触があり、そのまま抵抗力を失った触手は、
私のイマラチオ器官を蹂躙しながら、食道の奧に目掛けて入っていった。
「受け取ってぇ、私のコドモたちぃっ! あひっ、ふあああああああああああああんっっ♪」
「んっ!!んんんんっ!んううううんっ!むぐっ、んぐ、んぐうううぅっ♪」
ご主人様の触手を全て飲み込んだ頃には、触手は大体おへその真裏くらいまで進んでいた。
触手が進む度に、異物を押し込められた違和感を快感へと変えていた。
そして、受け入れた触手はやがて内臓の内壁と同化し、体中に妖蟲をまき散らしていった。
まるで、既に体内に生息する姉たちが、妹たちの到着を喜ぶかのように、身体全体が歓喜に震えた。
699 俺版 退魔師の少女が寄生されて猫耳スク水蟲使い略ー3 sage 2011/03/16(水) 21:24:11.80 ID:53QVOTPv
「はぁ、ああん、はあっ……」
「んっ、ふにゃああああんっ……んあっ……」
同時に絶頂を味わい、満身創痍の私達は、気付くと床に倒れ込んでいた。
流石の私も、腸内に一度に異物を突っ込まれながらアクメに達すると、
足腰も立たないくらいに、声も荒げる程に、疲れてしまう。
その疲れで霞んだ瞳に、何かしら黒く細い影が映る。
焦点を合わせると、それは私に向かってきて……
シュルッ
私の首に、息が問題なくできる程度に巻き付いた。
「え……あ、え、コレ……」
さっきご主人様が触手を変化させてこしらえた、首輪だった。
手で触っても継ぎ目は見当たらないが、間違いなく、さっきの首輪。
それって、つまり……
「試験は合格ね。すっごーく、気持ちよかったわ」
私よりも先に半身だけ起こしていた愛する女性が、微笑みかけてきた。
「あ、あのぉ、私……その、ええと……」
私の言葉にならない気持ちを聞いて、
「これからもいっぱい可愛がってあげるわ。吸精牝猫ペットのミーナちゃん」
ずっと求めていた、"本当のご主人様"は、そう仰った。
「ああああああっ……! は、はいっ! よろしくお願いしますにゃぁ……ご主人様ぁ♪」
そう言いながら急いで身を起こし、四つんばいになって、大きくうなづいた。
「早く妖魔の生活に慣れて、一緒に精気を吸いにお散歩に行きましょうね。ミーナちゃん」
「はいっ、ご主人様! 人間共の精気、思いだしただけでお汁がでちゃいますにゃあ……♪」
最早、妖魔と化した私にとって、人間は守るべき存在ではなく、消費する存在へと変わっていた。
「ふふっ、こんないい娘をペットに出来て、私も幸せよ。
そういえば……、あなたがお口でイッてる姿を見て、なんだか唇が寂しくなってきたわ」
ご主人様を慰めるのが、ペットの役目。
「はいっ、わかりました。ご主人様のお口の中、ベロフェラ奉仕させていただきますにゃ♪」
そしてご主人様に向き合い、顔を近づけ、瞳を細め、濃厚なディープキッスをさせて頂く。
くちゅ、くちゃ、ぬちゃあ……と、淫靡な音を立てながら、
世界で最も愛しいご主人様にご奉仕できる喜びを噛みしめた――。
「んふぅ……でも、まだ霊力が、人間の匂いが少し残ってるわね。2本も妖蟲、注いであげたのに」
「ぷはぁ、ご、ごめんなさいっ、ご主人様ぁ……まだ私、妖魔になりきれてないんですか?」
「普通の娘だったら、1本で完全に堕ちるんだけど、元々の力が強い娘は、2本必要なのよ。
元の力が強ければ、それだけ強力な妖魔に生まれ変わるって事よ」
「え、じゃあ私TUEEEEEEE?」
「んーまあそういう事でいいや。それじゃ……帰ってからゆっくりと注入しよっか」
「あ、はいっ! ありがとうございますにゃっ! 戦いでもお役に立てるなんて、光栄ですにゃ!」
「ウフッ、よろしい。ついでに、残りの穴も開発しちゃわないとね……♪」
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