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(ハチ目コビトバチ科の生態)
328 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 05:53:52 ID:xoDQ1Fis
とあるブログで蝶々の蛹7匹中3匹に寄生虫が付いてたって話を見た
羽化せず変色して死んだので蟻のエサにしたそうな
残り4匹のうち1匹も羽化せずら中から蛆が出てきたらしい
329 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 20:24:32 ID:s5la50X7
宿主を殺すなんて、寄生虫の風上にも置けない寄生虫だな!
俺ら位の寄生虫になると、羽化した蝶が女の子になってた程度は朝飯前 ニョロ
330 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:00:05 ID:jqETZXMP
なんか今、書いてたやつがちょうど上げ時だと直感したからこれから上げる。
まぁ、時間があったら見ておくれやす。
チョウ目コビトチョウ科。小さな人間にチョウの羽が生えたようなその昆虫が、地球に生まれるのは少し先の時代。
しかし地球とは別の星ではそのチョウは既に生まれている。これはそんなチョウの中の、ごくありふれた一匹のお話。
彼女の名前は『アゲハ』。彼女の年齢は人間で言えば、16~18歳というところだろうか。身体もその歳相応に成熟しはじめ、その背の羽も見事に蒼く煌く年頃になった。
今日も彼女はせっせと蜜を吸い渡る。地球で言えば春のようなこの季節は、彼女たちコビトチョウを含めた昆虫全てにとって嬉しい時期であることは言うまでもない。
特に食べることと寝ることが大好きなアゲハにとっては最高の季節だった。
「んん~っ、おいしぃ~!」
黄色い花の中に身を預けるようにしてアゲハは一心不乱に花の蜜を頂いていた。甘い蜜の味が彼女の頭も蕩けさせる。
そしてそれを吸い終わればすぐさま隣の花へと飛び移ってまた蜜を吸い始め、やがてこれを1時間もしたら後はのんびりと彼女は眠りに入るだろう。
しかし……その平和を狂わす一匹の昆虫がじわりじわりと彼女を狙っていることに、彼女自身が気付くはずもなかった。
「あう~っ……も、もうそろそろお腹一杯……。あと、もう一個ぐらい……ん?」
アゲハはお腹を擦りながらも、欲張りな彼女は更にもう一回ぐらい花の蜜を吸おうとしていた。
そのとき、彼女の鼻を突いたのはこの花畑の中でも一際甘く、強い匂いだった。舌なめずりをした彼女はすぐにそちらに移動を始める。
「うわぁ……こ、これはおいしそう~! はぅ~!」
そして見つけた赤い花に彼女はすぐさま突撃する。
だが……アゲハはこの花畑で何年も年を越した。そんな彼女が今まで気付かなかった花、ましてや匂いの強いものが……あるだろうか?
しかし、そんな思考は食いしん坊のアゲハの前に働くはずもなく、彼女はそのまま赤い花にダイブするといつもように蜜を吸い始めた。
「んぁうぅぅ、あ、あますぎ~!」
赤い花の蜜は確かにその匂いの通りの甘美なる味で、今まで彼女が吸ってきた中でも1、2を争うほどの美味しさであった。
花の蜜に夢中になる彼女は段々と花に身を預け始める。それと同時に、彼女の背後でゆっくりとした変化が始まる。
花びらが、閉じ始めているのだ。まるで外の世界から彼女だけを切り離すように、それはじわりじわりと彼女を隔離し始めている。
「ぷは~っ……あ、あれ?! あれぇ!?」
やっと気付いたときには太陽の光が花びらで遮られてしまうほどまでなったときであり、もう既に手遅れであった。
「に、逃げないとっ! うあっ! は、花が、足に絡まってくるなんて……」
アゲハの足に雌しべや雄しべがまるで生き物の触手のように絡み付いてきた。更に蜜を吸った彼女の身体は重く、彼女はそのまま花のベッドに引き戻されてしまった。
「ああっ……」
そうして天を見上げている間に花は完全に閉じてしまった。昼間だというのにその中は太陽光が赤い花びらを貫通するせいで、赤く淫靡な雰囲気をかもし出している。
「クスクスッ……可愛い子が来たわね……」
「だ、だれ?!」
その中に突如、自分以外の声が聞こえたアゲハは声の主を探す。すると突然、後ろから首筋にそって二本の腕が回わりこんできた。
「ひあっ!?」
「クスッ、綺麗な蒼い羽ねぇ……うらやましいわぁ」
アゲハの背後の雌しべと雄しべの間から一匹のハチがそれらに押し上げられるように現れた。
しかしそのハチもまた、地球に存在するようなハチとは違う。
331 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:00:46 ID:jqETZXMP
ハチ目コビトバチ科。小さな人間の身体にハチの特徴的な部分が合わさったような昆虫である。
背中には小さな羽、ふわふわとしたマフラーのような身体のところどころにある黄色い体毛、そしてお尻の部分には黄色と黒の大きな袋がくっついている。もちろん、その先から針も出る。
しかし、その最大の特徴は、その繁殖方法にある。
コビトバチには性別はなく、同じ種族間での交尾で子孫を作ることは不可能。では、彼女たちは一体どうやって繁殖を可能としているのか?
それは……別の種族の身体を頂くのである。
「あ、あ、あ、あなたは誰なんですか!?」
「私はコビトバチの『ナギ』って言うの。仲良くしましょ? クスクスッ」
そう言ってナギはアゲハの身体をギュッと抱きしめる。黒い髪からちょこんと生えた触覚、黄色い体毛からちらちらと覗く見事な胸の谷間。ナギはコビトバチの中でも抜きん出たスタイルの持ち主だった。
「どうかしら、この花は? クスッ、私が特別にこしらえたのよ?」
「こ、こしらえたって……?」
「クスッ、簡単なことよ。私たちコビトバチは生き物だけじゃなく、植物にも毒を与えられる。それでちょちょいと花に仕掛けをしたの……あなたみたいな可愛い子をおびき寄せるためにね、クスッ」
その妖艶な笑みと耳に吹きかけられる生暖かい吐息がアゲハの身体をブルリと振るわせた。
「い、い、い、い、一体私をどうするつもりなんですか!?」
「クスクスッ、そんなに暴れないの……簡単なことよ? 身体の力を抜いて、ほら」
「あっ、ふあんっ!」
ナギはより一層アゲハの身体を引き寄せると、彼女の福耳をアマガミして身体から力を抜いてしまう。
それを見計らって、ナギはお尻を持ち上げるとその大きな袋の先から小さな針を生やしてプスリと力の抜けたアゲハの身体に突き刺した。
「いたっ! な、なにぃ……?」
「だ~いじょうぶ、死にはしないわ。ただ……あんまり暴れられても嫌だから、ちょっと身体を痺れる毒をね……クスクスッ」
「か、身体が、動かない!?」
コビトバチの毒はその加減によっては刺した生物を死に至らしめる可能性もあるが、本来彼女たちの毒はこうして獲物を殺すためではなく動きを制限させるためにあるものだった。
「クスッ、改めて見るとやっぱりかわいい顔をしてるわ……んっ」
「んんんんっ!?」
ナギはアゲハと体位を入れ替えて彼女の上に乗り、おもむろに唇を重ねた。当然、アゲハは突然のことに口を閉じてそれを拒もうとする。
しかしナギの口からだらりと液体が注がれ始め、それに驚いたアゲハがわずかに口を開いてしまったが最後、次々にその液体が口に入り込むと同時にナギの舌も滑り込んできた。
「んんんっ、んんっ……んんっ……」
アゲハは毒のために首を動かしてナギから逃げることも出来ず、仕方なく液体を飲み込み始めた。
(あまくて……おいしい)
するとどうだろうか? その液体の味はどの花の蜜より甘く、どんな花でも出せないようないい匂いをしているのだ。アゲハはそれが分かると嫌がることなくそれを飲み込んでいく。
それはもちろん、コビトバチの蜜。色々な花から集めた花の養分などを身体の中でブレンドしたそれは、まさに自然のジュースともいえるほど美味であった。
「んっ、ぷはっ、あっ……」
しかしそのナギの口はすぐにアゲハの口から離れてしまう。口の周りに蜜をつけたナギがニヤリと艶やかに笑う。
332 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:01:22 ID:jqETZXMP
「じゅる……美味しかったでしょ? あらあら、もっと欲しかったのね。でも、今はお・あ・ず・け……クスクスッ」
実際に食いしん坊のアゲハは既にその蜜の虜となってしまっていた。ナギの下でアゲハはお菓子を取り上げられた子供のような顔でナギを見ている。
「ほらほらっ、そんな顔しないの。……これからも~っと、イイことをしてあげるから……クスクスッ」
「いい、こと……?」
アゲハがその言葉に期待の色を浮かばせると、ナギはその素直さに思わずニコリと笑ってしまう。
そしてナギはアゲハの身体の下の方へと移動すると、アゲハの腰の辺りに生えている羽と同じく蒼い体毛を掻き分けて彼女の秘所を探り合てた。
「クスッ、やっぱりまだ初体験よね? ピンク色の穴がかわいいわぁ……でも、このままじゃちょっとダメね……んっ」
ナギの言葉にアゲハは顔を赤く染めながらも、これから一体何をしてくれるのかと言う期待に胸を躍らせてしまっていた。先ほどの蜜のことですっかりとナギのことを信頼してしまったのである。
その一方でナギはちゃくちゃくと準備を進める。口の中に蜜を貯め始め、そしてゆっくりと体毛を掻き分けながらアゲハの秘所に顔を近づけ、やがてゆっくりと唇をあてがった。
「ひぁんっ! んえっ、あはんっ!」
「じゅる、んんっ、んっ」
アゲハの秘所につけた唇からナギは蜜を注ぎ込んでアゲハの中を濡らしていく。生暖かいその蜜が穴に入ってくる感覚にアゲハは快感を感じてしまう。
「クスクスッ、まるで下の穴が口にみたいにひくひく動いてるわぁ……かわいい、んんっ」
「やあぁ……いわ、ないでぇぇ……」
ナギの言葉にアゲハは頬を赤く染めながらも、まるでまだ物足りないかのように腰をくねらせてよがる。
ほどなくしてアゲハの秘所は蜜壷のようにナギの蜜で満たされ、ナギの準備は完了した。
「んっ……さぁって、と。クスクスッ、そろそろ始めましょうか」
「あうぅぅ、な、なにを……?」
いい具合に火照ってしまったアゲハは、蜜の詰まった自分の秘所が送ってくるじわじわとしたぬるい快感にじれったさを感じながらナギに聞き返した。
ナギはアゲハの問いにニヤリとした笑いで返事を返し、お尻の袋の角度を調整し、その先端の針がちょうどアゲハの秘所の直前でピタリと構えられた。
「ひぁっ!? や、やめて」
「クスクスッ、だ~いじょうぶ……ほらっ」
ナギは腰を上げてアゲハが針を見やすいようにすると、お尻を振ってゆれる針に注目させる。
すると尖っている針の先端が段々と丸みを帯び始め、やがて針の根元から先っぽまでが同じ程度の太さの、いわゆる産卵管へと変化をした。
「さぁ~って、これなら入っても痛くないでしょ?」
「で、でも、そんなの私に入れて、い、いったい何をするつもりなんですか?!」
そのアゲハの問いに、ナギは待ってましたとばかりに満面の笑みを浮かべてさらりと答えた。
「あなたに、卵を産み付けるの。クスッ」
ナギのその言葉にアゲハは先ほどの快感も忘れて顔を青ざめさせる。
「……やだ。やだ、やだ、やだ、やだ、やだぁああああああああ!」
「あらあら、暴れようとしてももうだ~め。クスクスッ、どの道その身体じゃもう逃げられないわ」
先ほどの毒は少しずつ収まりつつあったが、それでもアゲハが必死の抵抗を試みたところでせいぜい首を振る程度しか出来ない。
「クスクスッ、じゃあいくわよぉ~」
「やだぁああああ! ひっ、ぁあああああああああああ!」
333 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:01:58 ID:jqETZXMP
アゲハの叫びも虚しく、ナギは彼女の秘所に産卵管を宛がうと、一気に彼女の中に滑り込ませた。
「んはあああああっ! い、っぱつでおくまで、はいっちゃったぁぁ……」
蜜でぬるぬるに濡れたアゲハの秘所は彼女の意思とは無関係にナギの産卵管を受け入れ、彼女の最奥までそれは入り込んでしまった。
「かっ、はああぁぁっ……や、だあぁ……」
しかし濡れていても自らの身体の奥を突き抜かれたその衝撃は緩和されることなくアゲハに伝わり、開いた口からだらりとした涎と搾り出すような声がこぼれた。
「んあぁぁ……さいっ、こおぉ……。ぬれてるけど、しめ、つけてくるうぅ……」
一方のナギはその挿入の快感に酔いしれ、アゲハの身体を強く抱きしめる。アゲハの大きな胸が、ナギのそれなりの胸と混ざり合う。
「じゃあ……ゆっくりと、うごくわよぉ? んっ、んっ、はんっ!」
ナギが次の快感を追い求めてアゲハの中をほぐすように動き始める。産卵管がアゲハの身体を突き刺すたびに彼女の身体がビクンと跳ねる。
「くあっ! やっ、めぇ! うっ、ああああ!」
「クスッ、諦めなさいな。全てを忘れて快感に身を任せて……堕ちてしまいなさい、クスクスクスッ」
少しずつ早くなるナギのピストン運動にアゲハの意識は彼女を拒否しているのに、一方で彼女の秘所はまるでナギの産卵管の中身を求めるかのようにそれを締め付ける。
「やぁあああ、だぁあああ! んんっ!」
「んっ、んっ、じゅる……ほ~らっ、これをのみなさい……んんっ」
アゲハの首に腕を回して彼女の首の行動を制限すると、ナギは彼女に再び自らの蜜を与え始める。あまりの美味しさに、思考さえもが停止してしまうようなその甘い蜜を。
その間も腰を振り続けるナギはアゲハの変化を微笑ましく感じ取り始めていた。
ナギはアゲハに与えている蜜の中にわずかに解毒作用のある成分を含ませている。すぐに、とはいかないまでも少しずつ身体の自由を取り戻せるものだ。
そしてナギが腰を止めるとアゲハの変化がすぐに明らかになる。
「くぅんっ、んっ、はんっ、んっ……」
ナギが腰をわずかに上げた状態で止めると、アゲハの腰が自らナギの産卵管を求めるように跳ね上がるのだ。
「ぷはっ、クスクスッ、えらいわぁ……それでいいのよ、もっと、もっと、わたしをともとめなさい……クスクスクスッ」
「ふぁああっ! だめ、だめ、だめなのにぃ! もっと、もっとぉ、もっとぉおおお!」
アゲハ自身はと言うと身体が動くことなど既にどうでもよくなってしまっていた。頭ではダメだと分かっていても、身体が求めている以上もう彼女にはどうするすべもない。
元々彼女は自らの欲望に忠実なために、欲望の対象があれば周りが見えなくなる。今回の花に引っかかったのもそれが原因だ。
その彼女が今、新たに性欲という新たな欲望を知ってしまったのだ。
そしてそれを与えてくれる最高の対象が目の前にいる今、彼女は無垢な子供のようにそれを求め続ける。
「あはんっ! もう、わたしもイクわぁ……そして、あなたのなかに、たまごをうむの……クスクスッ」
「んっ、た、まご、きもち、いい?」
「きもちいいわよぉ……さいこうにね?」
「ほしい! たまご、ほしいいい!」
アゲハが目を輝かせてナギの卵を求めたとき、ナギは想像以上の獲物を手に入れたことに思わず笑みが浮かんでしまう。
産卵管がわずかに膨らみ、ナギの卵がいよいよアゲハに注ぎ込まれる。
334 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:03:45 ID:jqETZXMP
「クスクスッ、んんっ、じゃあ、いくわよぉ」
「きてぇ! たまご、きてぇえええええ!」
「んあっ、はああああああああああんっ!」
「ふああああああっ、くるぅううううううううう!」
ナギの大量の体液と共に彼女の大きな一つの卵がアゲハの身体に吸い込まれていった。対するアゲハは本来コビトチョウの子供を産むべき場所にそれを受け入れてしまった。
「はぁはぁはぁ、あはっ、あったかぁいぃぃぃ……」
「クスッ、そうでしょう? クスクスッ……さっ、産まれるまで私の蜜を思う存分、味わってね? クスクスクスッ」
ナギは卵を受け取ってくれたアゲハのお腹を優しく擦り、そしてアゲハに再び蜜を与え始める。卵が育つための充分な栄養もその蜜は与えてくれる。
アゲハのお腹の中でコビトバチの卵が早くもピクリと動いた。孵化までそう時間は掛からないだろう。
しかし、アゲハにはそれさえもはやどうでもいいことである。彼女はただ目の前のハチがくれる甘い蜜を一心不乱に飲み続けるのであった。
335 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:04:12 ID:jqETZXMP
それから3時間ほど経つと、アゲハは既に蜜を吸ってはいなかった。もはやそれどころではなくなっていたのだ。
「ひあぁぁぁ……くる、しいぃぃ……か、からだがぁぁ……」
まるで身体の中から何かを押し広げるような、例えるなら身体が窮屈になる感覚を感じたのは10分ほど前だった。
それが段々と強くなっていき、今では身体を蹴破ってしまいそうなほどそれは強くなってきていた。
その様子に満足そうな笑みを浮かべ、アゲハとは対照的にのんびりとしているのはナギだ。苦しむアゲハの様子を見ても何一つ助けようとはしない。
「はっ、ぎゅえぇぇ……たて、は……ご、めん……ぐっ!? がぁあああああ!」
アゲハは大きく目を見開いて断末魔の叫びを上げると、その場にうつ伏せに倒れて動かなくなってしまった。目は見開き、口から涎をたらし、蒼い羽も力なく倒れている。
「……さぁ、出てきなさい……私のかわいい、む・す・め……クスクスッ」
ナギがそうつぶやくのとほぼ同時にアゲハの身体に電流でも走ったかのような痙攣が断続的におき始める。それを見てナギは嬉しそうに笑う。
その断続的な痙攣はすぐに止まり、再び静寂が訪れる。
しかし、突如アゲハの背中にピリピリという切れ目が走り、それは腰の辺りまで一気に駆け巡った。
それが終わると同時にアゲハの背中が小さく二つに割れ、まるで蝉の脱皮のようにそれはそこからゆっくりと姿を現した。
ぬるりと最初にそこから出てきたのは黄色と黒の袋、それに続いて丸まった背中が出てきて、二本ほどの触覚が長く黒い髪から顔を覗かせている。
そして身体の大半が出たと同時に、丸まっていた背中から何かがふわりと離れるとすぐに広がった。
『それ』は小さいながらも鮮やかに蒼く、夜空の星のように煌く羽だった。
「ふぁ、ぅぅぅ……」
アゲハの背中から産まれた『それ』は彼女の背中からぬるりと抜け出ると、花のベッドの上にパタリと倒れた。その様子を見てナギがゆっくりとそれに近づく。
「クスクスッ、おはよう。……気分はどうかしら?」
まだアゲハの中身を溶かした粘液にまみれた『それ』の身体を、ナギがゆっくりと抱き寄せる。すると、それのまだ開ききっていない目がナギを捉える。
身体がまだ安定していないのだろう。何せ、彼女は今までとは器の違う入れ物に魂を入れ替えられたのだ。
つまりその産まれたばかりの子供のコビトバチに入っているのは、他でもないコビトチョウだったアゲハの魂なのだから。
それでも段々と魂が身体に定着し始め、アゲハは小さな声でナギに答える。
「おかあ……さん?」
「クスッ、そうよ。私があなたのママ……クスッ、どうかしら、生まれ変わった気分は?」
その言葉に生まれ変わったアゲハは目を擦りながら首を傾げ、無邪気な声で素直にこう言った。
「う~ん、わかんない! ねぇ、それよりお母さんのあま~い蜜を飲ませて!」
あまりに正直な答えにナギは思わず笑い出しながらも、その愛する子供の髪を優しく撫でつけながら諭す。
「クスッ、やっぱりあなたはあのチョウチョさんの生まれ変わりね。でも、その身体になった今、もうあなたも蜜を作ることが出来るのよ?」
「えっ、本当!? じゃあ作り方教えてよ!」
アゲハはナギの身体に抱きついて彼女を揺らしながら無邪気に迫る。その無垢な仕草が愛おしくてナギはアゲハを抱きしめながら耳元で囁く。
「今はだ~め。クスッ、それよりも~っときもちいいこと、教えてあ・げ・る」
そして顔を離してみるとナギの予想通り、アゲハの目はまるで新しいおもちゃを見つけたかのように輝き始め、ナギはそれを見て母親の微笑みを浮かべる。
春の息吹の中で、どれも満開に咲き誇る中の仲間はずれのつぼみ。
その中では、つまりこういうことが起こっていたのである。
<<終>>
とあるブログで蝶々の蛹7匹中3匹に寄生虫が付いてたって話を見た
羽化せず変色して死んだので蟻のエサにしたそうな
残り4匹のうち1匹も羽化せずら中から蛆が出てきたらしい
329 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 20:24:32 ID:s5la50X7
宿主を殺すなんて、寄生虫の風上にも置けない寄生虫だな!
俺ら位の寄生虫になると、羽化した蝶が女の子になってた程度は朝飯前 ニョロ
330 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:00:05 ID:jqETZXMP
なんか今、書いてたやつがちょうど上げ時だと直感したからこれから上げる。
まぁ、時間があったら見ておくれやす。
チョウ目コビトチョウ科。小さな人間にチョウの羽が生えたようなその昆虫が、地球に生まれるのは少し先の時代。
しかし地球とは別の星ではそのチョウは既に生まれている。これはそんなチョウの中の、ごくありふれた一匹のお話。
彼女の名前は『アゲハ』。彼女の年齢は人間で言えば、16~18歳というところだろうか。身体もその歳相応に成熟しはじめ、その背の羽も見事に蒼く煌く年頃になった。
今日も彼女はせっせと蜜を吸い渡る。地球で言えば春のようなこの季節は、彼女たちコビトチョウを含めた昆虫全てにとって嬉しい時期であることは言うまでもない。
特に食べることと寝ることが大好きなアゲハにとっては最高の季節だった。
「んん~っ、おいしぃ~!」
黄色い花の中に身を預けるようにしてアゲハは一心不乱に花の蜜を頂いていた。甘い蜜の味が彼女の頭も蕩けさせる。
そしてそれを吸い終わればすぐさま隣の花へと飛び移ってまた蜜を吸い始め、やがてこれを1時間もしたら後はのんびりと彼女は眠りに入るだろう。
しかし……その平和を狂わす一匹の昆虫がじわりじわりと彼女を狙っていることに、彼女自身が気付くはずもなかった。
「あう~っ……も、もうそろそろお腹一杯……。あと、もう一個ぐらい……ん?」
アゲハはお腹を擦りながらも、欲張りな彼女は更にもう一回ぐらい花の蜜を吸おうとしていた。
そのとき、彼女の鼻を突いたのはこの花畑の中でも一際甘く、強い匂いだった。舌なめずりをした彼女はすぐにそちらに移動を始める。
「うわぁ……こ、これはおいしそう~! はぅ~!」
そして見つけた赤い花に彼女はすぐさま突撃する。
だが……アゲハはこの花畑で何年も年を越した。そんな彼女が今まで気付かなかった花、ましてや匂いの強いものが……あるだろうか?
しかし、そんな思考は食いしん坊のアゲハの前に働くはずもなく、彼女はそのまま赤い花にダイブするといつもように蜜を吸い始めた。
「んぁうぅぅ、あ、あますぎ~!」
赤い花の蜜は確かにその匂いの通りの甘美なる味で、今まで彼女が吸ってきた中でも1、2を争うほどの美味しさであった。
花の蜜に夢中になる彼女は段々と花に身を預け始める。それと同時に、彼女の背後でゆっくりとした変化が始まる。
花びらが、閉じ始めているのだ。まるで外の世界から彼女だけを切り離すように、それはじわりじわりと彼女を隔離し始めている。
「ぷは~っ……あ、あれ?! あれぇ!?」
やっと気付いたときには太陽の光が花びらで遮られてしまうほどまでなったときであり、もう既に手遅れであった。
「に、逃げないとっ! うあっ! は、花が、足に絡まってくるなんて……」
アゲハの足に雌しべや雄しべがまるで生き物の触手のように絡み付いてきた。更に蜜を吸った彼女の身体は重く、彼女はそのまま花のベッドに引き戻されてしまった。
「ああっ……」
そうして天を見上げている間に花は完全に閉じてしまった。昼間だというのにその中は太陽光が赤い花びらを貫通するせいで、赤く淫靡な雰囲気をかもし出している。
「クスクスッ……可愛い子が来たわね……」
「だ、だれ?!」
その中に突如、自分以外の声が聞こえたアゲハは声の主を探す。すると突然、後ろから首筋にそって二本の腕が回わりこんできた。
「ひあっ!?」
「クスッ、綺麗な蒼い羽ねぇ……うらやましいわぁ」
アゲハの背後の雌しべと雄しべの間から一匹のハチがそれらに押し上げられるように現れた。
しかしそのハチもまた、地球に存在するようなハチとは違う。
331 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:00:46 ID:jqETZXMP
ハチ目コビトバチ科。小さな人間の身体にハチの特徴的な部分が合わさったような昆虫である。
背中には小さな羽、ふわふわとしたマフラーのような身体のところどころにある黄色い体毛、そしてお尻の部分には黄色と黒の大きな袋がくっついている。もちろん、その先から針も出る。
しかし、その最大の特徴は、その繁殖方法にある。
コビトバチには性別はなく、同じ種族間での交尾で子孫を作ることは不可能。では、彼女たちは一体どうやって繁殖を可能としているのか?
それは……別の種族の身体を頂くのである。
「あ、あ、あ、あなたは誰なんですか!?」
「私はコビトバチの『ナギ』って言うの。仲良くしましょ? クスクスッ」
そう言ってナギはアゲハの身体をギュッと抱きしめる。黒い髪からちょこんと生えた触覚、黄色い体毛からちらちらと覗く見事な胸の谷間。ナギはコビトバチの中でも抜きん出たスタイルの持ち主だった。
「どうかしら、この花は? クスッ、私が特別にこしらえたのよ?」
「こ、こしらえたって……?」
「クスッ、簡単なことよ。私たちコビトバチは生き物だけじゃなく、植物にも毒を与えられる。それでちょちょいと花に仕掛けをしたの……あなたみたいな可愛い子をおびき寄せるためにね、クスッ」
その妖艶な笑みと耳に吹きかけられる生暖かい吐息がアゲハの身体をブルリと振るわせた。
「い、い、い、い、一体私をどうするつもりなんですか!?」
「クスクスッ、そんなに暴れないの……簡単なことよ? 身体の力を抜いて、ほら」
「あっ、ふあんっ!」
ナギはより一層アゲハの身体を引き寄せると、彼女の福耳をアマガミして身体から力を抜いてしまう。
それを見計らって、ナギはお尻を持ち上げるとその大きな袋の先から小さな針を生やしてプスリと力の抜けたアゲハの身体に突き刺した。
「いたっ! な、なにぃ……?」
「だ~いじょうぶ、死にはしないわ。ただ……あんまり暴れられても嫌だから、ちょっと身体を痺れる毒をね……クスクスッ」
「か、身体が、動かない!?」
コビトバチの毒はその加減によっては刺した生物を死に至らしめる可能性もあるが、本来彼女たちの毒はこうして獲物を殺すためではなく動きを制限させるためにあるものだった。
「クスッ、改めて見るとやっぱりかわいい顔をしてるわ……んっ」
「んんんんっ!?」
ナギはアゲハと体位を入れ替えて彼女の上に乗り、おもむろに唇を重ねた。当然、アゲハは突然のことに口を閉じてそれを拒もうとする。
しかしナギの口からだらりと液体が注がれ始め、それに驚いたアゲハがわずかに口を開いてしまったが最後、次々にその液体が口に入り込むと同時にナギの舌も滑り込んできた。
「んんんっ、んんっ……んんっ……」
アゲハは毒のために首を動かしてナギから逃げることも出来ず、仕方なく液体を飲み込み始めた。
(あまくて……おいしい)
するとどうだろうか? その液体の味はどの花の蜜より甘く、どんな花でも出せないようないい匂いをしているのだ。アゲハはそれが分かると嫌がることなくそれを飲み込んでいく。
それはもちろん、コビトバチの蜜。色々な花から集めた花の養分などを身体の中でブレンドしたそれは、まさに自然のジュースともいえるほど美味であった。
「んっ、ぷはっ、あっ……」
しかしそのナギの口はすぐにアゲハの口から離れてしまう。口の周りに蜜をつけたナギがニヤリと艶やかに笑う。
332 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:01:22 ID:jqETZXMP
「じゅる……美味しかったでしょ? あらあら、もっと欲しかったのね。でも、今はお・あ・ず・け……クスクスッ」
実際に食いしん坊のアゲハは既にその蜜の虜となってしまっていた。ナギの下でアゲハはお菓子を取り上げられた子供のような顔でナギを見ている。
「ほらほらっ、そんな顔しないの。……これからも~っと、イイことをしてあげるから……クスクスッ」
「いい、こと……?」
アゲハがその言葉に期待の色を浮かばせると、ナギはその素直さに思わずニコリと笑ってしまう。
そしてナギはアゲハの身体の下の方へと移動すると、アゲハの腰の辺りに生えている羽と同じく蒼い体毛を掻き分けて彼女の秘所を探り合てた。
「クスッ、やっぱりまだ初体験よね? ピンク色の穴がかわいいわぁ……でも、このままじゃちょっとダメね……んっ」
ナギの言葉にアゲハは顔を赤く染めながらも、これから一体何をしてくれるのかと言う期待に胸を躍らせてしまっていた。先ほどの蜜のことですっかりとナギのことを信頼してしまったのである。
その一方でナギはちゃくちゃくと準備を進める。口の中に蜜を貯め始め、そしてゆっくりと体毛を掻き分けながらアゲハの秘所に顔を近づけ、やがてゆっくりと唇をあてがった。
「ひぁんっ! んえっ、あはんっ!」
「じゅる、んんっ、んっ」
アゲハの秘所につけた唇からナギは蜜を注ぎ込んでアゲハの中を濡らしていく。生暖かいその蜜が穴に入ってくる感覚にアゲハは快感を感じてしまう。
「クスクスッ、まるで下の穴が口にみたいにひくひく動いてるわぁ……かわいい、んんっ」
「やあぁ……いわ、ないでぇぇ……」
ナギの言葉にアゲハは頬を赤く染めながらも、まるでまだ物足りないかのように腰をくねらせてよがる。
ほどなくしてアゲハの秘所は蜜壷のようにナギの蜜で満たされ、ナギの準備は完了した。
「んっ……さぁって、と。クスクスッ、そろそろ始めましょうか」
「あうぅぅ、な、なにを……?」
いい具合に火照ってしまったアゲハは、蜜の詰まった自分の秘所が送ってくるじわじわとしたぬるい快感にじれったさを感じながらナギに聞き返した。
ナギはアゲハの問いにニヤリとした笑いで返事を返し、お尻の袋の角度を調整し、その先端の針がちょうどアゲハの秘所の直前でピタリと構えられた。
「ひぁっ!? や、やめて」
「クスクスッ、だ~いじょうぶ……ほらっ」
ナギは腰を上げてアゲハが針を見やすいようにすると、お尻を振ってゆれる針に注目させる。
すると尖っている針の先端が段々と丸みを帯び始め、やがて針の根元から先っぽまでが同じ程度の太さの、いわゆる産卵管へと変化をした。
「さぁ~って、これなら入っても痛くないでしょ?」
「で、でも、そんなの私に入れて、い、いったい何をするつもりなんですか?!」
そのアゲハの問いに、ナギは待ってましたとばかりに満面の笑みを浮かべてさらりと答えた。
「あなたに、卵を産み付けるの。クスッ」
ナギのその言葉にアゲハは先ほどの快感も忘れて顔を青ざめさせる。
「……やだ。やだ、やだ、やだ、やだ、やだぁああああああああ!」
「あらあら、暴れようとしてももうだ~め。クスクスッ、どの道その身体じゃもう逃げられないわ」
先ほどの毒は少しずつ収まりつつあったが、それでもアゲハが必死の抵抗を試みたところでせいぜい首を振る程度しか出来ない。
「クスクスッ、じゃあいくわよぉ~」
「やだぁああああ! ひっ、ぁあああああああああああ!」
333 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:01:58 ID:jqETZXMP
アゲハの叫びも虚しく、ナギは彼女の秘所に産卵管を宛がうと、一気に彼女の中に滑り込ませた。
「んはあああああっ! い、っぱつでおくまで、はいっちゃったぁぁ……」
蜜でぬるぬるに濡れたアゲハの秘所は彼女の意思とは無関係にナギの産卵管を受け入れ、彼女の最奥までそれは入り込んでしまった。
「かっ、はああぁぁっ……や、だあぁ……」
しかし濡れていても自らの身体の奥を突き抜かれたその衝撃は緩和されることなくアゲハに伝わり、開いた口からだらりとした涎と搾り出すような声がこぼれた。
「んあぁぁ……さいっ、こおぉ……。ぬれてるけど、しめ、つけてくるうぅ……」
一方のナギはその挿入の快感に酔いしれ、アゲハの身体を強く抱きしめる。アゲハの大きな胸が、ナギのそれなりの胸と混ざり合う。
「じゃあ……ゆっくりと、うごくわよぉ? んっ、んっ、はんっ!」
ナギが次の快感を追い求めてアゲハの中をほぐすように動き始める。産卵管がアゲハの身体を突き刺すたびに彼女の身体がビクンと跳ねる。
「くあっ! やっ、めぇ! うっ、ああああ!」
「クスッ、諦めなさいな。全てを忘れて快感に身を任せて……堕ちてしまいなさい、クスクスクスッ」
少しずつ早くなるナギのピストン運動にアゲハの意識は彼女を拒否しているのに、一方で彼女の秘所はまるでナギの産卵管の中身を求めるかのようにそれを締め付ける。
「やぁあああ、だぁあああ! んんっ!」
「んっ、んっ、じゅる……ほ~らっ、これをのみなさい……んんっ」
アゲハの首に腕を回して彼女の首の行動を制限すると、ナギは彼女に再び自らの蜜を与え始める。あまりの美味しさに、思考さえもが停止してしまうようなその甘い蜜を。
その間も腰を振り続けるナギはアゲハの変化を微笑ましく感じ取り始めていた。
ナギはアゲハに与えている蜜の中にわずかに解毒作用のある成分を含ませている。すぐに、とはいかないまでも少しずつ身体の自由を取り戻せるものだ。
そしてナギが腰を止めるとアゲハの変化がすぐに明らかになる。
「くぅんっ、んっ、はんっ、んっ……」
ナギが腰をわずかに上げた状態で止めると、アゲハの腰が自らナギの産卵管を求めるように跳ね上がるのだ。
「ぷはっ、クスクスッ、えらいわぁ……それでいいのよ、もっと、もっと、わたしをともとめなさい……クスクスクスッ」
「ふぁああっ! だめ、だめ、だめなのにぃ! もっと、もっとぉ、もっとぉおおお!」
アゲハ自身はと言うと身体が動くことなど既にどうでもよくなってしまっていた。頭ではダメだと分かっていても、身体が求めている以上もう彼女にはどうするすべもない。
元々彼女は自らの欲望に忠実なために、欲望の対象があれば周りが見えなくなる。今回の花に引っかかったのもそれが原因だ。
その彼女が今、新たに性欲という新たな欲望を知ってしまったのだ。
そしてそれを与えてくれる最高の対象が目の前にいる今、彼女は無垢な子供のようにそれを求め続ける。
「あはんっ! もう、わたしもイクわぁ……そして、あなたのなかに、たまごをうむの……クスクスッ」
「んっ、た、まご、きもち、いい?」
「きもちいいわよぉ……さいこうにね?」
「ほしい! たまご、ほしいいい!」
アゲハが目を輝かせてナギの卵を求めたとき、ナギは想像以上の獲物を手に入れたことに思わず笑みが浮かんでしまう。
産卵管がわずかに膨らみ、ナギの卵がいよいよアゲハに注ぎ込まれる。
334 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:03:45 ID:jqETZXMP
「クスクスッ、んんっ、じゃあ、いくわよぉ」
「きてぇ! たまご、きてぇえええええ!」
「んあっ、はああああああああああんっ!」
「ふああああああっ、くるぅううううううううう!」
ナギの大量の体液と共に彼女の大きな一つの卵がアゲハの身体に吸い込まれていった。対するアゲハは本来コビトチョウの子供を産むべき場所にそれを受け入れてしまった。
「はぁはぁはぁ、あはっ、あったかぁいぃぃぃ……」
「クスッ、そうでしょう? クスクスッ……さっ、産まれるまで私の蜜を思う存分、味わってね? クスクスクスッ」
ナギは卵を受け取ってくれたアゲハのお腹を優しく擦り、そしてアゲハに再び蜜を与え始める。卵が育つための充分な栄養もその蜜は与えてくれる。
アゲハのお腹の中でコビトバチの卵が早くもピクリと動いた。孵化までそう時間は掛からないだろう。
しかし、アゲハにはそれさえもはやどうでもいいことである。彼女はただ目の前のハチがくれる甘い蜜を一心不乱に飲み続けるのであった。
335 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/27(火) 22:04:12 ID:jqETZXMP
それから3時間ほど経つと、アゲハは既に蜜を吸ってはいなかった。もはやそれどころではなくなっていたのだ。
「ひあぁぁぁ……くる、しいぃぃ……か、からだがぁぁ……」
まるで身体の中から何かを押し広げるような、例えるなら身体が窮屈になる感覚を感じたのは10分ほど前だった。
それが段々と強くなっていき、今では身体を蹴破ってしまいそうなほどそれは強くなってきていた。
その様子に満足そうな笑みを浮かべ、アゲハとは対照的にのんびりとしているのはナギだ。苦しむアゲハの様子を見ても何一つ助けようとはしない。
「はっ、ぎゅえぇぇ……たて、は……ご、めん……ぐっ!? がぁあああああ!」
アゲハは大きく目を見開いて断末魔の叫びを上げると、その場にうつ伏せに倒れて動かなくなってしまった。目は見開き、口から涎をたらし、蒼い羽も力なく倒れている。
「……さぁ、出てきなさい……私のかわいい、む・す・め……クスクスッ」
ナギがそうつぶやくのとほぼ同時にアゲハの身体に電流でも走ったかのような痙攣が断続的におき始める。それを見てナギは嬉しそうに笑う。
その断続的な痙攣はすぐに止まり、再び静寂が訪れる。
しかし、突如アゲハの背中にピリピリという切れ目が走り、それは腰の辺りまで一気に駆け巡った。
それが終わると同時にアゲハの背中が小さく二つに割れ、まるで蝉の脱皮のようにそれはそこからゆっくりと姿を現した。
ぬるりと最初にそこから出てきたのは黄色と黒の袋、それに続いて丸まった背中が出てきて、二本ほどの触覚が長く黒い髪から顔を覗かせている。
そして身体の大半が出たと同時に、丸まっていた背中から何かがふわりと離れるとすぐに広がった。
『それ』は小さいながらも鮮やかに蒼く、夜空の星のように煌く羽だった。
「ふぁ、ぅぅぅ……」
アゲハの背中から産まれた『それ』は彼女の背中からぬるりと抜け出ると、花のベッドの上にパタリと倒れた。その様子を見てナギがゆっくりとそれに近づく。
「クスクスッ、おはよう。……気分はどうかしら?」
まだアゲハの中身を溶かした粘液にまみれた『それ』の身体を、ナギがゆっくりと抱き寄せる。すると、それのまだ開ききっていない目がナギを捉える。
身体がまだ安定していないのだろう。何せ、彼女は今までとは器の違う入れ物に魂を入れ替えられたのだ。
つまりその産まれたばかりの子供のコビトバチに入っているのは、他でもないコビトチョウだったアゲハの魂なのだから。
それでも段々と魂が身体に定着し始め、アゲハは小さな声でナギに答える。
「おかあ……さん?」
「クスッ、そうよ。私があなたのママ……クスッ、どうかしら、生まれ変わった気分は?」
その言葉に生まれ変わったアゲハは目を擦りながら首を傾げ、無邪気な声で素直にこう言った。
「う~ん、わかんない! ねぇ、それよりお母さんのあま~い蜜を飲ませて!」
あまりに正直な答えにナギは思わず笑い出しながらも、その愛する子供の髪を優しく撫でつけながら諭す。
「クスッ、やっぱりあなたはあのチョウチョさんの生まれ変わりね。でも、その身体になった今、もうあなたも蜜を作ることが出来るのよ?」
「えっ、本当!? じゃあ作り方教えてよ!」
アゲハはナギの身体に抱きついて彼女を揺らしながら無邪気に迫る。その無垢な仕草が愛おしくてナギはアゲハを抱きしめながら耳元で囁く。
「今はだ~め。クスッ、それよりも~っときもちいいこと、教えてあ・げ・る」
そして顔を離してみるとナギの予想通り、アゲハの目はまるで新しいおもちゃを見つけたかのように輝き始め、ナギはそれを見て母親の微笑みを浮かべる。
春の息吹の中で、どれも満開に咲き誇る中の仲間はずれのつぼみ。
その中では、つまりこういうことが起こっていたのである。
<<終>>
アレルギーの治し方 上巻
314 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 05:37:00 ID:Y7grzNgN
おいこら、その新しい健康維持法とやらを早く教えないか
※新しい健康維持法とやらはこちら
315 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 08:50:29 ID:f9c9ofKQ
詳細は>>318あたりに
318 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:11:46 ID:rkGFVLgP
「ブァックッシッョン!!……~ぁあ…しんどい…」
カランコロン♪
「いらっしゃ~、ひいっ!?」
「…あぁ、大丈夫です。強盗じゃないです。花粉症なもので」
「そ、そうですよね、すいません! こちらにどうぞ」
「……ふぅ」
「メニューはこちらになっております。本日のオススメは…」
「すいません。私、アレルギーで…ケーキは…」
「で、では当店自慢の紅茶など…」
「あの…紅茶もちょっと…、水だけで…」
「そ、うですか…水…、す、すぐお持ちいたします。(何しに来たんだろ…あの人
…)」
「……ハァ、何しに来たんだろ、とか思われてるんだろうなぁ。
特にこの時期は外に出たくないのに…」
カランコロン♪
「いらっしゃいませ~」
「おっ? いたいた。何よ、憂鬱な顔して」
「アンタのせいよ。外で待ち合わせようだなんて。
私が酷いアレルギー体質だって……あれ?
ちょっ、アンタ、マスクは?花粉症はどうしたのよ?」
「へへ~、チョットね~」
「この時期はアンタも私と同じくらい苦しい苦しい言ってたのに…!
どんな魔法を使った!? 吐け!吐くんだーっ!!」
「ちょ、くっ、苦しい苦しい!! しまっ…絞まって…る…!」
「お客様、ご注文…きゃああああ!?」
-♪-
「とまぁ落ち着いた所で」
「何が落ち着いたよ。警察まで呼ばれそうになって」
「まあまあ。…で?どうやって治したのよ、花粉症」
「いい治療法があってね。今日呼んだのもその話なの。ハイこれ」
「何?薬? ダメよ。私の薬物アレルギー知ってるでしょ?」
「普通の薬じゃないわよ。どんなアレルギー体質の人でも使える優れものなんだから。
さらに、花粉症だけじゃなく、アレルギーというアレルギーを治療してくれるの」
「へ~~(嘘くさ…)」
「実際に私は花粉症なんて無くなったし。
私には充分あるから。騙されたと思って試してみたら?」
「まぁ、試してみるだけなら、いっか。ありがたく貰っておくわ」
「ちゃんと使いなさいよ~」
「ハイハーイ」
-♪-
319 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:20:15 ID:rkGFVLgP
「さて。一日一回、寝る前に…だったわよね?
コレを……アソコに…やっぱり胡散臭いわよね…。やっぱり止めようかなー。でも…」
『そーいう理由で女性専用の薬だから。勝手に他人に譲ったりしないでよね?
後、ちゃんとやったかどうか、明日確認するからね。じゃね~』
「って言ってたし。しょうがない…。
ちゃんと薬を舌で濡らして……んっ…あっ………あれ? スルッと入っちゃった。
大丈夫かな?寝てる間に抜けちゃわない?とりあえず、今日は色々疲れたし…寝よ…」
…
……っ…
…っ……はっ…
……ふ…っ……あ…
…ぁ…っ……ん…
……ぅ…っ………
…ぁ………ぃ…
………ク……
「んああぁあああっ!! ………あ?………もう朝?
…げげっ!?もうこんな時間!? ヤバい急がなきゃ!」
-♪-
「でね?急いでて花粉症セット忘れてったんだけど、
外に出ても全然大丈夫!あんまり気にならなかったの!
あんなに酷かった花粉症だったのに。
もうあんなゴツいマスクしなくていいのね……ありがとう神様!」
「コラコラ、感謝すべきは私でしょう。
ったく、だから言ったでしょ。ちゃんと信用しなさいよ」
「ありがとー女神様♪ 今ならなんでもしてあげる♪」
「ハイハイ、今度頼むわ。
ところで、まだ完治したわけじゃないんだから、ちゃんと毎日続けなさいよ」
「もうコレぐらいなら充分平気なんだけど…」
「ダメよ。他のアレルギーも治したいんでしょ?
せめて譲った分は使いきってくれないと。
ケーキ、食べれるようになりたいんでしょう?」
「なれるの?」
「毎日休まず続ければ必ずね」
「うーん、じゃあ…やってみる!」
~3日後~
320 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:31:06 ID:rkGFVLgP
……はぁ………
…ぁ……ふっ……
……く…ぁ…っ……
…ゃ…ぁ…っ……
……ひ…っ……ッ…
…は…っ…ぅ……
………ッ………
「……はっ!? ま…まさかね、まさか………ぅゎぁ…」
-♪-
「で、最近どう調子は?」
「超イイ!……んだけど、ね」
「どうしたの? 何かあった?」
「いや、別に。(オネショしたなんて言えないわよ…)」
「確か一週間分渡したと思うから、それくらい続ければ大丈夫ね」
「あと3日続ければ、アレルギーにビクビクする生活ともオサラバってわけね」
「そういうこと。そしたら記念パーティでもしましょうか」
「何でも好きな物食べれるようになった記念?」
「まぁ、何でもいいけど…それまでちゃんと続けるのよ」
「はーい。あ、ちょっとトイレ」
「声がデカイ。はしたないわね……おっと!」
「あうっ…おっと」
「オマケにおっちょこちょいね」
「エヘヘ、ごめ…んっ…」
「…………?」
「…ぁ………」
「ちょっと、いつまで寄っ掛かってるのよ?」
「え、あっ、ゴメンゴメン。何かボーッとしちゃって…」
「もう。早く行って来なさい」
「ハーイ」
321 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:41:06 ID:rkGFVLgP
~3日後~
「今日も大洪水か……。やっぱり薬の副作用なのかな…?
まぁこれも今日で最後だし。今夜は奢りでパーティだし。あぁ~楽しみだなぁ~~」
-♪-
「どこかの店で豪華な料理~…とかだと思ってたのに…」
「祝って貰うってのに文句言わないでよ。私の家で私の手料理、これのどこが不満なのよ。
それに、ココの方が都合がいいし…」
「都合? 明日何か予定でもあるの?」
「別に。ただ、どっかの店で酔い潰れた貴女を、背負って帰ってくる手間が省けると…」
「ナニを~!そんなんなったこと無いよ!……たぶん」
「私の家ならいつもみたいに飲んでも大丈夫だし。
今日は貴女がいつも食べたいって言ってたけど、アレルギーのせいで食べれなかった料理ばかり用意したから。
だから機嫌を直して、ね?」
「…やっぱり優しいなぁー。流石は私の親友。
アレルギー治してくれただけじゃなくて、そこまで私の事を考えてくれるなんて。
もう結婚したい!っていうか結婚しよう?」
「ふふふ、ありがとう。それじゃあ今から料理するから、邪魔にならないようにTVでも見てて」
「ハ~イ。……邪魔て」
-♪-
続きは『寄生基本&応用マニュアルシリーズ-アレルギーの治し方 下巻』を御購入下さい。
(実の所。小ネタ程度で終わらそうと思ったけど、どんどん長くなって
小ネタでは収まらなくなってしまった…。お付き合い下さい。)
322 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:32:50 ID:Tx4mwFbN
ほとんどセリフだけなのに分かりやすいね
下巻購入します
323 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:49:53 ID:gvUjcLWX
>>321
済みません、下巻がkonozamaで見当たらないのですがw
325 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 16:59:35 ID:56rYBEin
>>321
下巻を希望させていただきます
326 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 17:13:20 ID:bOChWSS5
下巻の発売日が楽しみでたまりません
327 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 23:43:16 ID:sIoSEXxT
アフィ付きでもいいからリンクさらせや とか言ってみたり
おいこら、その新しい健康維持法とやらを早く教えないか
※新しい健康維持法とやらはこちら
315 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 08:50:29 ID:f9c9ofKQ
詳細は>>318あたりに
318 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:11:46 ID:rkGFVLgP
「ブァックッシッョン!!……~ぁあ…しんどい…」
カランコロン♪
「いらっしゃ~、ひいっ!?」
「…あぁ、大丈夫です。強盗じゃないです。花粉症なもので」
「そ、そうですよね、すいません! こちらにどうぞ」
「……ふぅ」
「メニューはこちらになっております。本日のオススメは…」
「すいません。私、アレルギーで…ケーキは…」
「で、では当店自慢の紅茶など…」
「あの…紅茶もちょっと…、水だけで…」
「そ、うですか…水…、す、すぐお持ちいたします。(何しに来たんだろ…あの人
…)」
「……ハァ、何しに来たんだろ、とか思われてるんだろうなぁ。
特にこの時期は外に出たくないのに…」
カランコロン♪
「いらっしゃいませ~」
「おっ? いたいた。何よ、憂鬱な顔して」
「アンタのせいよ。外で待ち合わせようだなんて。
私が酷いアレルギー体質だって……あれ?
ちょっ、アンタ、マスクは?花粉症はどうしたのよ?」
「へへ~、チョットね~」
「この時期はアンタも私と同じくらい苦しい苦しい言ってたのに…!
どんな魔法を使った!? 吐け!吐くんだーっ!!」
「ちょ、くっ、苦しい苦しい!! しまっ…絞まって…る…!」
「お客様、ご注文…きゃああああ!?」
-♪-
「とまぁ落ち着いた所で」
「何が落ち着いたよ。警察まで呼ばれそうになって」
「まあまあ。…で?どうやって治したのよ、花粉症」
「いい治療法があってね。今日呼んだのもその話なの。ハイこれ」
「何?薬? ダメよ。私の薬物アレルギー知ってるでしょ?」
「普通の薬じゃないわよ。どんなアレルギー体質の人でも使える優れものなんだから。
さらに、花粉症だけじゃなく、アレルギーというアレルギーを治療してくれるの」
「へ~~(嘘くさ…)」
「実際に私は花粉症なんて無くなったし。
私には充分あるから。騙されたと思って試してみたら?」
「まぁ、試してみるだけなら、いっか。ありがたく貰っておくわ」
「ちゃんと使いなさいよ~」
「ハイハーイ」
-♪-
319 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:20:15 ID:rkGFVLgP
「さて。一日一回、寝る前に…だったわよね?
コレを……アソコに…やっぱり胡散臭いわよね…。やっぱり止めようかなー。でも…」
『そーいう理由で女性専用の薬だから。勝手に他人に譲ったりしないでよね?
後、ちゃんとやったかどうか、明日確認するからね。じゃね~』
「って言ってたし。しょうがない…。
ちゃんと薬を舌で濡らして……んっ…あっ………あれ? スルッと入っちゃった。
大丈夫かな?寝てる間に抜けちゃわない?とりあえず、今日は色々疲れたし…寝よ…」
…
……っ…
…っ……はっ…
……ふ…っ……あ…
…ぁ…っ……ん…
……ぅ…っ………
…ぁ………ぃ…
………ク……
「んああぁあああっ!! ………あ?………もう朝?
…げげっ!?もうこんな時間!? ヤバい急がなきゃ!」
-♪-
「でね?急いでて花粉症セット忘れてったんだけど、
外に出ても全然大丈夫!あんまり気にならなかったの!
あんなに酷かった花粉症だったのに。
もうあんなゴツいマスクしなくていいのね……ありがとう神様!」
「コラコラ、感謝すべきは私でしょう。
ったく、だから言ったでしょ。ちゃんと信用しなさいよ」
「ありがとー女神様♪ 今ならなんでもしてあげる♪」
「ハイハイ、今度頼むわ。
ところで、まだ完治したわけじゃないんだから、ちゃんと毎日続けなさいよ」
「もうコレぐらいなら充分平気なんだけど…」
「ダメよ。他のアレルギーも治したいんでしょ?
せめて譲った分は使いきってくれないと。
ケーキ、食べれるようになりたいんでしょう?」
「なれるの?」
「毎日休まず続ければ必ずね」
「うーん、じゃあ…やってみる!」
~3日後~
320 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:31:06 ID:rkGFVLgP
……はぁ………
…ぁ……ふっ……
……く…ぁ…っ……
…ゃ…ぁ…っ……
……ひ…っ……ッ…
…は…っ…ぅ……
………ッ………
「……はっ!? ま…まさかね、まさか………ぅゎぁ…」
-♪-
「で、最近どう調子は?」
「超イイ!……んだけど、ね」
「どうしたの? 何かあった?」
「いや、別に。(オネショしたなんて言えないわよ…)」
「確か一週間分渡したと思うから、それくらい続ければ大丈夫ね」
「あと3日続ければ、アレルギーにビクビクする生活ともオサラバってわけね」
「そういうこと。そしたら記念パーティでもしましょうか」
「何でも好きな物食べれるようになった記念?」
「まぁ、何でもいいけど…それまでちゃんと続けるのよ」
「はーい。あ、ちょっとトイレ」
「声がデカイ。はしたないわね……おっと!」
「あうっ…おっと」
「オマケにおっちょこちょいね」
「エヘヘ、ごめ…んっ…」
「…………?」
「…ぁ………」
「ちょっと、いつまで寄っ掛かってるのよ?」
「え、あっ、ゴメンゴメン。何かボーッとしちゃって…」
「もう。早く行って来なさい」
「ハーイ」
321 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:41:06 ID:rkGFVLgP
~3日後~
「今日も大洪水か……。やっぱり薬の副作用なのかな…?
まぁこれも今日で最後だし。今夜は奢りでパーティだし。あぁ~楽しみだなぁ~~」
-♪-
「どこかの店で豪華な料理~…とかだと思ってたのに…」
「祝って貰うってのに文句言わないでよ。私の家で私の手料理、これのどこが不満なのよ。
それに、ココの方が都合がいいし…」
「都合? 明日何か予定でもあるの?」
「別に。ただ、どっかの店で酔い潰れた貴女を、背負って帰ってくる手間が省けると…」
「ナニを~!そんなんなったこと無いよ!……たぶん」
「私の家ならいつもみたいに飲んでも大丈夫だし。
今日は貴女がいつも食べたいって言ってたけど、アレルギーのせいで食べれなかった料理ばかり用意したから。
だから機嫌を直して、ね?」
「…やっぱり優しいなぁー。流石は私の親友。
アレルギー治してくれただけじゃなくて、そこまで私の事を考えてくれるなんて。
もう結婚したい!っていうか結婚しよう?」
「ふふふ、ありがとう。それじゃあ今から料理するから、邪魔にならないようにTVでも見てて」
「ハ~イ。……邪魔て」
-♪-
続きは『寄生基本&応用マニュアルシリーズ-アレルギーの治し方 下巻』を御購入下さい。
(実の所。小ネタ程度で終わらそうと思ったけど、どんどん長くなって
小ネタでは収まらなくなってしまった…。お付き合い下さい。)
322 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:32:50 ID:Tx4mwFbN
ほとんどセリフだけなのに分かりやすいね
下巻購入します
323 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:49:53 ID:gvUjcLWX
>>321
済みません、下巻がkonozamaで見当たらないのですがw
325 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 16:59:35 ID:56rYBEin
>>321
下巻を希望させていただきます
326 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 17:13:20 ID:bOChWSS5
下巻の発売日が楽しみでたまりません
327 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 23:43:16 ID:sIoSEXxT
アフィ付きでもいいからリンクさらせや とか言ってみたり
(新しい健康維持法)
304 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/18(日) 22:43:35 ID:wp6S1qbk
巨大サナダ虫に心身ともに犯される少女
306 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/19(月) 16:59:07 ID:B4ULeO1h
寄生虫は、自分の身を守る為に免疫抑制物質を出す。
結果、アレルギーも抑えられる。
307 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/21(水) 01:24:40 ID:p/s1zwQ+
花粉症の時期にマジで辛い人はサナダ虫の一匹くらいいても構わないという思考になりがち
308 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/21(水) 05:36:47 ID:94Xqiz+V
サナダムシに寄生されたらどうなるの?
ヤマトの真田さんみたいに手足がなくなっちゃうの?
309 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/21(水) 18:41:26 ID:KRQ43Tin
サナダさん「女の子のお腹の中って、あったかい」
310 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/22(木) 01:57:15 ID:BE8EUmV+
免疫低下と聞くとAIDSなどという現実的な思考が邪魔しやがる…寄生虫のためならばっちこいなのに
311 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/22(木) 09:07:14 ID:rQbw5TNj
そもそも仕組みが違うわな。
寄生虫は対免疫抗体で身を守るのに対し、
AIDSは免疫細胞そのものを破壊するからねぇ。
312 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/22(木) 19:18:07 ID:rMPsS0kO
>>311
つまり寄生虫は、女の子を壊さずにエロく出来ると。
313 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 00:20:30 ID:rmhqaMg0
なんとなく浮かんだから書いてみたけど寄生虫出なかったw
空港第一ターミナルの国際線到着ロビー、私は降りてくる人たちを眺めている。
どうやら相手はまだ来ていないようだった。
「彼女に会うのも何年ぶりかしら…」
待ち人の真田さんは海外で活躍している医師の一人だ。
日本の窮屈な研究環境に嫌気がさして海外へと渡り、
僅か数年で様々な成果を出した免疫医療の期待のホープである。
その名声は日本にも届き、今回私の所属する研究所への招聘が実現した。
海外へ立った経緯から不可能だろうと予想していたのだけど、
彼女との再会を私は素直に喜んでいた。
「お久しぶり」
その声に私は我に返った。
いつの間にか物思いに沈んでいたのだろう、
慌てて顔を上げ――そこには美しい女性が立っていた。
思わず嫉妬してしまうほど艶やかな黒髪。
大きなアーモンド型の瞳と綺麗に笑みの形を浮かべる真っ赤に染まった唇。
そして、同姓でも紅潮してしまうほどスーツの上からでは隠せないほどに起伏のある胸もと。
私の知っている彼女の姿は無かった。
「さ、真田さん……?」
私は一瞬だけ相手が誰だったのかを忘れてしまった。
「はぁい」
でも、だって……
「もうそんなに惚けた顔をしないで頂戴、感動の再会なのよ?」
と、目に稚気の色を浮かべ、クスクスと笑いかけてくる。
思わずうっとりしまうような蠱惑的な彼女の笑顔。
先程より笑みが深くなっているようだった。
「感動してるわよ……ただ、貴女が綺麗になっちゃって驚いているの」
からかわれるのを承知で、返事を返す。
「ありがとう…嬉しいわ」
ゾクッ
彼女の唇が大きな弧を描いた瞬間、私の体に奇妙なしびれが走った。
今のは、何……?
「新しい健康維持法を見つけたの。きっと、そのおかげ」
314 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 05:37:00 ID:Y7grzNgN
おいこら、その新しい健康維持法とやらを早く教えないか
315 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 08:50:29 ID:f9c9ofKQ
詳細は>>318あたりに
※>>318はこちら
316 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 18:44:24 ID:yVnGtMNF
>>311
つまり寄生虫を予防接種のワクチンにすれば万事解決じゃないか!
317 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 05:10:21 ID:6JlXnlRX
寄生虫が海外で大流行しています
水際対策や全国の市町村・学校で予防摂取が必要です
そして>>316
巨大サナダ虫に心身ともに犯される少女
306 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/19(月) 16:59:07 ID:B4ULeO1h
寄生虫は、自分の身を守る為に免疫抑制物質を出す。
結果、アレルギーも抑えられる。
307 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/21(水) 01:24:40 ID:p/s1zwQ+
花粉症の時期にマジで辛い人はサナダ虫の一匹くらいいても構わないという思考になりがち
308 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/21(水) 05:36:47 ID:94Xqiz+V
サナダムシに寄生されたらどうなるの?
ヤマトの真田さんみたいに手足がなくなっちゃうの?
309 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/21(水) 18:41:26 ID:KRQ43Tin
サナダさん「女の子のお腹の中って、あったかい」
310 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/22(木) 01:57:15 ID:BE8EUmV+
免疫低下と聞くとAIDSなどという現実的な思考が邪魔しやがる…寄生虫のためならばっちこいなのに
311 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/22(木) 09:07:14 ID:rQbw5TNj
そもそも仕組みが違うわな。
寄生虫は対免疫抗体で身を守るのに対し、
AIDSは免疫細胞そのものを破壊するからねぇ。
312 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/22(木) 19:18:07 ID:rMPsS0kO
>>311
つまり寄生虫は、女の子を壊さずにエロく出来ると。
313 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 00:20:30 ID:rmhqaMg0
なんとなく浮かんだから書いてみたけど寄生虫出なかったw
空港第一ターミナルの国際線到着ロビー、私は降りてくる人たちを眺めている。
どうやら相手はまだ来ていないようだった。
「彼女に会うのも何年ぶりかしら…」
待ち人の真田さんは海外で活躍している医師の一人だ。
日本の窮屈な研究環境に嫌気がさして海外へと渡り、
僅か数年で様々な成果を出した免疫医療の期待のホープである。
その名声は日本にも届き、今回私の所属する研究所への招聘が実現した。
海外へ立った経緯から不可能だろうと予想していたのだけど、
彼女との再会を私は素直に喜んでいた。
「お久しぶり」
その声に私は我に返った。
いつの間にか物思いに沈んでいたのだろう、
慌てて顔を上げ――そこには美しい女性が立っていた。
思わず嫉妬してしまうほど艶やかな黒髪。
大きなアーモンド型の瞳と綺麗に笑みの形を浮かべる真っ赤に染まった唇。
そして、同姓でも紅潮してしまうほどスーツの上からでは隠せないほどに起伏のある胸もと。
私の知っている彼女の姿は無かった。
「さ、真田さん……?」
私は一瞬だけ相手が誰だったのかを忘れてしまった。
「はぁい」
でも、だって……
「もうそんなに惚けた顔をしないで頂戴、感動の再会なのよ?」
と、目に稚気の色を浮かべ、クスクスと笑いかけてくる。
思わずうっとりしまうような蠱惑的な彼女の笑顔。
先程より笑みが深くなっているようだった。
「感動してるわよ……ただ、貴女が綺麗になっちゃって驚いているの」
からかわれるのを承知で、返事を返す。
「ありがとう…嬉しいわ」
ゾクッ
彼女の唇が大きな弧を描いた瞬間、私の体に奇妙なしびれが走った。
今のは、何……?
「新しい健康維持法を見つけたの。きっと、そのおかげ」
314 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 05:37:00 ID:Y7grzNgN
おいこら、その新しい健康維持法とやらを早く教えないか
315 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 08:50:29 ID:f9c9ofKQ
詳細は>>318あたりに
※>>318はこちら
316 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 18:44:24 ID:yVnGtMNF
>>311
つまり寄生虫を予防接種のワクチンにすれば万事解決じゃないか!
317 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 05:10:21 ID:6JlXnlRX
寄生虫が海外で大流行しています
水際対策や全国の市町村・学校で予防摂取が必要です
そして>>316
(お届け物)
292 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/16(金) 02:58:43 ID:ZI651Ve+
今日宅配便が来たときに急に浮かんだので書いてみた
「お届け物でーす」
なんだろう?
なにか私たのんだっけな?
まぁいいか。
それにしたってこれなんだろう?
机に置いたけどなんか箱開けるの怖いなぁ……
ピリッ
なに、今の?
ピリッ
あ、箱、開けなきゃ……
うわっ、何この匂い、最悪ね、なんで開けちゃったんだろう?
なんかピリッって電気が流れたから開けなきゃって急に……
ピリッ
これ、持ってみましょう……
うわ、何これ、カードゲームに出てくる、ワームみたい。
しかもなんかヌメヌメして生温かくてて気持ち悪い。
それよりあまり大きくないわね、親指よりちょっと太いくらいかしら?
293 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/16(金) 02:59:28 ID:ZI651Ve+
ピリッ
これを、私の子宮に、ってなんで?
おかしいおかしい。
ありえない、なんでこんなのを入れなきゃならないのよ。
というかなんか暑いわね……
ピリピリピリッ
とまどっちゃだめ……
えっ、そんな、私、そんなの、入れ……
いやっ、これ、の……
入れ、なきゃ……
ピリピリピリピリッ
すご、わたし、濡れて、る…さぁ、入れちゃいましょう。
んっ、あっ、んっ、入っ、たぁ……
どんどん、奥に、あぁっ!
なかで、動いてる、私、受け入れられたぁ……
あ、私の、体を、どんどんつかっちゃって、くらさい……
終わりです
今日宅配便が来たときに急に浮かんだので書いてみた
「お届け物でーす」
なんだろう?
なにか私たのんだっけな?
まぁいいか。
それにしたってこれなんだろう?
机に置いたけどなんか箱開けるの怖いなぁ……
ピリッ
なに、今の?
ピリッ
あ、箱、開けなきゃ……
うわっ、何この匂い、最悪ね、なんで開けちゃったんだろう?
なんかピリッって電気が流れたから開けなきゃって急に……
ピリッ
これ、持ってみましょう……
うわ、何これ、カードゲームに出てくる、ワームみたい。
しかもなんかヌメヌメして生温かくてて気持ち悪い。
それよりあまり大きくないわね、親指よりちょっと太いくらいかしら?
293 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/16(金) 02:59:28 ID:ZI651Ve+
ピリッ
これを、私の子宮に、ってなんで?
おかしいおかしい。
ありえない、なんでこんなのを入れなきゃならないのよ。
というかなんか暑いわね……
ピリピリピリッ
とまどっちゃだめ……
えっ、そんな、私、そんなの、入れ……
いやっ、これ、の……
入れ、なきゃ……
ピリピリピリピリッ
すご、わたし、濡れて、る…さぁ、入れちゃいましょう。
んっ、あっ、んっ、入っ、たぁ……
どんどん、奥に、あぁっ!
なかで、動いてる、私、受け入れられたぁ……
あ、私の、体を、どんどんつかっちゃって、くらさい……
終わりです
(ウィキパラサイト)
281 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/13(火) 19:03:51 ID:L2iM00Z4
ウィキパラサイト
282 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:16:46 ID:FQXUubUo
「不気味なモノに寄生されて虜になる娘…ですって?
こんなスレが許されてるなんて、寄生なんて異常よ異常!即刻削除依頼を……」
数日後
「なんで?なんで消えないのよ!?
寄生スレなんて即刻規制されるべきでしょう!?
こうなったら荒らしでも何でもやって潰してやるわ!!」
数週間後
「何なのこのスレ……。住人の結束が固くて、
いくら荒らしても、グロ画像貼っても、歯が立たないわ。どうすれば…。
はっ……そうだわ!敵を潰すにはまず敵の事を知らないと!
そういえば私、寄生についてなんて全然知らないし。調べればこのスレの弱点がわかるかも!」
少女検索中...
「あったわ、ここなら分かりやすそう。wikiって書いてあるし。
さっそくクリッ……クしたくないなぁ。そうとうキモチ悪いんだろうなぁ。
…いけないいけない!あのスレを潰すためよ!勇気を出して…えぃ!」
カチッ!
ページ取得中...
283 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:19:57 ID:FQXUubUo
「んっ……ぁ…アレ?思ってたより普通…。文字ばっかりだし。
もっと寄生虫とか、グチョグチョしたのがいっぱいとか…そういうのを想像してたのに。
まぁ、いいわ。これで寄生スレの弱点が探せるわ。
ん?『寄生が初めての人へ』?何コレ?」
カチッ…バチッバチィッ!
「きゃあ!!!?……ったぁ~、何よもぉ~。マウスから電気みたいのがバチバチって…。
PCは壊れてないけど…びっくりしたぁ。
もう!どれもこれもみんな寄生スレのせいよ!絶対潰してやるんだから!
まず『初めての人へ。寄生とは…』!? 何なのよ!早く教えなさいよ!」
数分後
「…ハァ……意外と詳しくて真面目なサイトじゃないの…ハァ…。
それにしても、何か暑いわね。秋も半ばだっていうのに……上着脱ごう…。
ん…よいしょ、で続きは…?」
『初めての人の為の寄生オナニー』
「いきなりバカじゃないの!? 少し気を許したらすぐこれじゃない!
やっぱり寄生なんて卑猥で穢らわしいだけね!! 最っ低!!」
…チラ
「…ハァ…ハァ……ん…」
カチ…カチ…
「…ちょ、ちょっと見るだけよ。ここまで見て止めるのもアレだし、
せっかくだから見てあげるだけよ。見るだけなんだからね!
284 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:23:32 ID:FQXUubUo
(誰に言ってるんだろ私…)」
カチッ
数分後
「…はぁ……スゴ…ィわね、けど、こんなの現実で、できる、んっ…わけ無いじゃない。ハァ…
(それにしても…なんだかさっきから、身体が熱くて、…ピリピリするわね…)
…んっ…続き…見なきゃ…」
数分後
「もう……ダメ…ハァハァ…我慢できない!
こんな、寄生なんかで、オナニーなんて、フゥー…んっ、ダメなのに…なのに…!
ああっ!普通のよりイイ!キモチイイ!!」
数十分後
「アッ、アッ…イイ…ピリピリするの、イイ…。
あぁ…いいなぁ…このSSの女の子みたいに触手でぐちょぐちょにされたぁい。
アハ…アハハ…ハ? なぁにコレぇ?」
『寄生がイイと思ったら→[クリック♪]』
「イイよぉ…スゴくいいのぉ…。はい、クリック♪」
カチッ
『アナタもこのサイトの“一部”になってみませんか?
なりたいという方は下の ハイ をクリックして下さい。
[ ハイ ] 』
285 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:28:02 ID:FQXUubUo
「サイトの“一部”?
…一部って何だかわかんないけど、…このピリピリより…キモチイイのかなぁ?
イイんだろうなぁ…このサイトの一部に……。
このサイトに寄生されて…このサイトの女の子達と、一緒になっちゃうのかなぁ…。
ウフフ…キモチよさそう…。
もちろん、ハイ♪」
カチッ
『今夜、お迎えに上がります。PCの前でお待ち下さい。』
「フフフ、楽しみだなぁ~。それまで何してようかなぁ…。
そうだ…寄生スレのSSでオナニーしてよう。
こんなにいいスレを潰そうとしてたなんて。ゴメンね~みんな。
そうだ。この事をみんなに教えてあげないと。
こんなにキモチイイんだもん。寄生スレのみんなにも知って貰いたいもんね。
……これでよし。あぁ…早く迎えに来ないかなぁ~」
281 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/13(火) 19:03:51 ID:L2iM00Z4
ウィキパラサイト
END
ウィキパラサイト
282 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:16:46 ID:FQXUubUo
「不気味なモノに寄生されて虜になる娘…ですって?
こんなスレが許されてるなんて、寄生なんて異常よ異常!即刻削除依頼を……」
数日後
「なんで?なんで消えないのよ!?
寄生スレなんて即刻規制されるべきでしょう!?
こうなったら荒らしでも何でもやって潰してやるわ!!」
数週間後
「何なのこのスレ……。住人の結束が固くて、
いくら荒らしても、グロ画像貼っても、歯が立たないわ。どうすれば…。
はっ……そうだわ!敵を潰すにはまず敵の事を知らないと!
そういえば私、寄生についてなんて全然知らないし。調べればこのスレの弱点がわかるかも!」
少女検索中...
「あったわ、ここなら分かりやすそう。wikiって書いてあるし。
さっそくクリッ……クしたくないなぁ。そうとうキモチ悪いんだろうなぁ。
…いけないいけない!あのスレを潰すためよ!勇気を出して…えぃ!」
カチッ!
ページ取得中...
283 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:19:57 ID:FQXUubUo
「んっ……ぁ…アレ?思ってたより普通…。文字ばっかりだし。
もっと寄生虫とか、グチョグチョしたのがいっぱいとか…そういうのを想像してたのに。
まぁ、いいわ。これで寄生スレの弱点が探せるわ。
ん?『寄生が初めての人へ』?何コレ?」
カチッ…バチッバチィッ!
「きゃあ!!!?……ったぁ~、何よもぉ~。マウスから電気みたいのがバチバチって…。
PCは壊れてないけど…びっくりしたぁ。
もう!どれもこれもみんな寄生スレのせいよ!絶対潰してやるんだから!
まず『初めての人へ。寄生とは…』!? 何なのよ!早く教えなさいよ!」
数分後
「…ハァ……意外と詳しくて真面目なサイトじゃないの…ハァ…。
それにしても、何か暑いわね。秋も半ばだっていうのに……上着脱ごう…。
ん…よいしょ、で続きは…?」
『初めての人の為の寄生オナニー』
「いきなりバカじゃないの!? 少し気を許したらすぐこれじゃない!
やっぱり寄生なんて卑猥で穢らわしいだけね!! 最っ低!!」
…チラ
「…ハァ…ハァ……ん…」
カチ…カチ…
「…ちょ、ちょっと見るだけよ。ここまで見て止めるのもアレだし、
せっかくだから見てあげるだけよ。見るだけなんだからね!
284 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:23:32 ID:FQXUubUo
(誰に言ってるんだろ私…)」
カチッ
数分後
「…はぁ……スゴ…ィわね、けど、こんなの現実で、できる、んっ…わけ無いじゃない。ハァ…
(それにしても…なんだかさっきから、身体が熱くて、…ピリピリするわね…)
…んっ…続き…見なきゃ…」
数分後
「もう……ダメ…ハァハァ…我慢できない!
こんな、寄生なんかで、オナニーなんて、フゥー…んっ、ダメなのに…なのに…!
ああっ!普通のよりイイ!キモチイイ!!」
数十分後
「アッ、アッ…イイ…ピリピリするの、イイ…。
あぁ…いいなぁ…このSSの女の子みたいに触手でぐちょぐちょにされたぁい。
アハ…アハハ…ハ? なぁにコレぇ?」
『寄生がイイと思ったら→[クリック♪]』
「イイよぉ…スゴくいいのぉ…。はい、クリック♪」
カチッ
『アナタもこのサイトの“一部”になってみませんか?
なりたいという方は下の ハイ をクリックして下さい。
[ ハイ ] 』
285 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/14(水) 12:28:02 ID:FQXUubUo
「サイトの“一部”?
…一部って何だかわかんないけど、…このピリピリより…キモチイイのかなぁ?
イイんだろうなぁ…このサイトの一部に……。
このサイトに寄生されて…このサイトの女の子達と、一緒になっちゃうのかなぁ…。
ウフフ…キモチよさそう…。
もちろん、ハイ♪」
カチッ
『今夜、お迎えに上がります。PCの前でお待ち下さい。』
「フフフ、楽しみだなぁ~。それまで何してようかなぁ…。
そうだ…寄生スレのSSでオナニーしてよう。
こんなにいいスレを潰そうとしてたなんて。ゴメンね~みんな。
そうだ。この事をみんなに教えてあげないと。
こんなにキモチイイんだもん。寄生スレのみんなにも知って貰いたいもんね。
……これでよし。あぁ…早く迎えに来ないかなぁ~」
281 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/13(火) 19:03:51 ID:L2iM00Z4
ウィキパラサイト
END