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アレルギーの治し方 上巻
314 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 05:37:00 ID:Y7grzNgN
おいこら、その新しい健康維持法とやらを早く教えないか
※新しい健康維持法とやらはこちら
315 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 08:50:29 ID:f9c9ofKQ
詳細は>>318あたりに
318 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:11:46 ID:rkGFVLgP
「ブァックッシッョン!!……~ぁあ…しんどい…」
カランコロン♪
「いらっしゃ~、ひいっ!?」
「…あぁ、大丈夫です。強盗じゃないです。花粉症なもので」
「そ、そうですよね、すいません! こちらにどうぞ」
「……ふぅ」
「メニューはこちらになっております。本日のオススメは…」
「すいません。私、アレルギーで…ケーキは…」
「で、では当店自慢の紅茶など…」
「あの…紅茶もちょっと…、水だけで…」
「そ、うですか…水…、す、すぐお持ちいたします。(何しに来たんだろ…あの人
…)」
「……ハァ、何しに来たんだろ、とか思われてるんだろうなぁ。
特にこの時期は外に出たくないのに…」
カランコロン♪
「いらっしゃいませ~」
「おっ? いたいた。何よ、憂鬱な顔して」
「アンタのせいよ。外で待ち合わせようだなんて。
私が酷いアレルギー体質だって……あれ?
ちょっ、アンタ、マスクは?花粉症はどうしたのよ?」
「へへ~、チョットね~」
「この時期はアンタも私と同じくらい苦しい苦しい言ってたのに…!
どんな魔法を使った!? 吐け!吐くんだーっ!!」
「ちょ、くっ、苦しい苦しい!! しまっ…絞まって…る…!」
「お客様、ご注文…きゃああああ!?」
-♪-
「とまぁ落ち着いた所で」
「何が落ち着いたよ。警察まで呼ばれそうになって」
「まあまあ。…で?どうやって治したのよ、花粉症」
「いい治療法があってね。今日呼んだのもその話なの。ハイこれ」
「何?薬? ダメよ。私の薬物アレルギー知ってるでしょ?」
「普通の薬じゃないわよ。どんなアレルギー体質の人でも使える優れものなんだから。
さらに、花粉症だけじゃなく、アレルギーというアレルギーを治療してくれるの」
「へ~~(嘘くさ…)」
「実際に私は花粉症なんて無くなったし。
私には充分あるから。騙されたと思って試してみたら?」
「まぁ、試してみるだけなら、いっか。ありがたく貰っておくわ」
「ちゃんと使いなさいよ~」
「ハイハーイ」
-♪-
319 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:20:15 ID:rkGFVLgP
「さて。一日一回、寝る前に…だったわよね?
コレを……アソコに…やっぱり胡散臭いわよね…。やっぱり止めようかなー。でも…」
『そーいう理由で女性専用の薬だから。勝手に他人に譲ったりしないでよね?
後、ちゃんとやったかどうか、明日確認するからね。じゃね~』
「って言ってたし。しょうがない…。
ちゃんと薬を舌で濡らして……んっ…あっ………あれ? スルッと入っちゃった。
大丈夫かな?寝てる間に抜けちゃわない?とりあえず、今日は色々疲れたし…寝よ…」
…
……っ…
…っ……はっ…
……ふ…っ……あ…
…ぁ…っ……ん…
……ぅ…っ………
…ぁ………ぃ…
………ク……
「んああぁあああっ!! ………あ?………もう朝?
…げげっ!?もうこんな時間!? ヤバい急がなきゃ!」
-♪-
「でね?急いでて花粉症セット忘れてったんだけど、
外に出ても全然大丈夫!あんまり気にならなかったの!
あんなに酷かった花粉症だったのに。
もうあんなゴツいマスクしなくていいのね……ありがとう神様!」
「コラコラ、感謝すべきは私でしょう。
ったく、だから言ったでしょ。ちゃんと信用しなさいよ」
「ありがとー女神様♪ 今ならなんでもしてあげる♪」
「ハイハイ、今度頼むわ。
ところで、まだ完治したわけじゃないんだから、ちゃんと毎日続けなさいよ」
「もうコレぐらいなら充分平気なんだけど…」
「ダメよ。他のアレルギーも治したいんでしょ?
せめて譲った分は使いきってくれないと。
ケーキ、食べれるようになりたいんでしょう?」
「なれるの?」
「毎日休まず続ければ必ずね」
「うーん、じゃあ…やってみる!」
~3日後~
320 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:31:06 ID:rkGFVLgP
……はぁ………
…ぁ……ふっ……
……く…ぁ…っ……
…ゃ…ぁ…っ……
……ひ…っ……ッ…
…は…っ…ぅ……
………ッ………
「……はっ!? ま…まさかね、まさか………ぅゎぁ…」
-♪-
「で、最近どう調子は?」
「超イイ!……んだけど、ね」
「どうしたの? 何かあった?」
「いや、別に。(オネショしたなんて言えないわよ…)」
「確か一週間分渡したと思うから、それくらい続ければ大丈夫ね」
「あと3日続ければ、アレルギーにビクビクする生活ともオサラバってわけね」
「そういうこと。そしたら記念パーティでもしましょうか」
「何でも好きな物食べれるようになった記念?」
「まぁ、何でもいいけど…それまでちゃんと続けるのよ」
「はーい。あ、ちょっとトイレ」
「声がデカイ。はしたないわね……おっと!」
「あうっ…おっと」
「オマケにおっちょこちょいね」
「エヘヘ、ごめ…んっ…」
「…………?」
「…ぁ………」
「ちょっと、いつまで寄っ掛かってるのよ?」
「え、あっ、ゴメンゴメン。何かボーッとしちゃって…」
「もう。早く行って来なさい」
「ハーイ」
321 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:41:06 ID:rkGFVLgP
~3日後~
「今日も大洪水か……。やっぱり薬の副作用なのかな…?
まぁこれも今日で最後だし。今夜は奢りでパーティだし。あぁ~楽しみだなぁ~~」
-♪-
「どこかの店で豪華な料理~…とかだと思ってたのに…」
「祝って貰うってのに文句言わないでよ。私の家で私の手料理、これのどこが不満なのよ。
それに、ココの方が都合がいいし…」
「都合? 明日何か予定でもあるの?」
「別に。ただ、どっかの店で酔い潰れた貴女を、背負って帰ってくる手間が省けると…」
「ナニを~!そんなんなったこと無いよ!……たぶん」
「私の家ならいつもみたいに飲んでも大丈夫だし。
今日は貴女がいつも食べたいって言ってたけど、アレルギーのせいで食べれなかった料理ばかり用意したから。
だから機嫌を直して、ね?」
「…やっぱり優しいなぁー。流石は私の親友。
アレルギー治してくれただけじゃなくて、そこまで私の事を考えてくれるなんて。
もう結婚したい!っていうか結婚しよう?」
「ふふふ、ありがとう。それじゃあ今から料理するから、邪魔にならないようにTVでも見てて」
「ハ~イ。……邪魔て」
-♪-
続きは『寄生基本&応用マニュアルシリーズ-アレルギーの治し方 下巻』を御購入下さい。
(実の所。小ネタ程度で終わらそうと思ったけど、どんどん長くなって
小ネタでは収まらなくなってしまった…。お付き合い下さい。)
322 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:32:50 ID:Tx4mwFbN
ほとんどセリフだけなのに分かりやすいね
下巻購入します
323 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:49:53 ID:gvUjcLWX
>>321
済みません、下巻がkonozamaで見当たらないのですがw
325 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 16:59:35 ID:56rYBEin
>>321
下巻を希望させていただきます
326 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 17:13:20 ID:bOChWSS5
下巻の発売日が楽しみでたまりません
327 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 23:43:16 ID:sIoSEXxT
アフィ付きでもいいからリンクさらせや とか言ってみたり
おいこら、その新しい健康維持法とやらを早く教えないか
※新しい健康維持法とやらはこちら
315 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/23(金) 08:50:29 ID:f9c9ofKQ
詳細は>>318あたりに
318 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:11:46 ID:rkGFVLgP
「ブァックッシッョン!!……~ぁあ…しんどい…」
カランコロン♪
「いらっしゃ~、ひいっ!?」
「…あぁ、大丈夫です。強盗じゃないです。花粉症なもので」
「そ、そうですよね、すいません! こちらにどうぞ」
「……ふぅ」
「メニューはこちらになっております。本日のオススメは…」
「すいません。私、アレルギーで…ケーキは…」
「で、では当店自慢の紅茶など…」
「あの…紅茶もちょっと…、水だけで…」
「そ、うですか…水…、す、すぐお持ちいたします。(何しに来たんだろ…あの人
…)」
「……ハァ、何しに来たんだろ、とか思われてるんだろうなぁ。
特にこの時期は外に出たくないのに…」
カランコロン♪
「いらっしゃいませ~」
「おっ? いたいた。何よ、憂鬱な顔して」
「アンタのせいよ。外で待ち合わせようだなんて。
私が酷いアレルギー体質だって……あれ?
ちょっ、アンタ、マスクは?花粉症はどうしたのよ?」
「へへ~、チョットね~」
「この時期はアンタも私と同じくらい苦しい苦しい言ってたのに…!
どんな魔法を使った!? 吐け!吐くんだーっ!!」
「ちょ、くっ、苦しい苦しい!! しまっ…絞まって…る…!」
「お客様、ご注文…きゃああああ!?」
-♪-
「とまぁ落ち着いた所で」
「何が落ち着いたよ。警察まで呼ばれそうになって」
「まあまあ。…で?どうやって治したのよ、花粉症」
「いい治療法があってね。今日呼んだのもその話なの。ハイこれ」
「何?薬? ダメよ。私の薬物アレルギー知ってるでしょ?」
「普通の薬じゃないわよ。どんなアレルギー体質の人でも使える優れものなんだから。
さらに、花粉症だけじゃなく、アレルギーというアレルギーを治療してくれるの」
「へ~~(嘘くさ…)」
「実際に私は花粉症なんて無くなったし。
私には充分あるから。騙されたと思って試してみたら?」
「まぁ、試してみるだけなら、いっか。ありがたく貰っておくわ」
「ちゃんと使いなさいよ~」
「ハイハーイ」
-♪-
319 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:20:15 ID:rkGFVLgP
「さて。一日一回、寝る前に…だったわよね?
コレを……アソコに…やっぱり胡散臭いわよね…。やっぱり止めようかなー。でも…」
『そーいう理由で女性専用の薬だから。勝手に他人に譲ったりしないでよね?
後、ちゃんとやったかどうか、明日確認するからね。じゃね~』
「って言ってたし。しょうがない…。
ちゃんと薬を舌で濡らして……んっ…あっ………あれ? スルッと入っちゃった。
大丈夫かな?寝てる間に抜けちゃわない?とりあえず、今日は色々疲れたし…寝よ…」
…
……っ…
…っ……はっ…
……ふ…っ……あ…
…ぁ…っ……ん…
……ぅ…っ………
…ぁ………ぃ…
………ク……
「んああぁあああっ!! ………あ?………もう朝?
…げげっ!?もうこんな時間!? ヤバい急がなきゃ!」
-♪-
「でね?急いでて花粉症セット忘れてったんだけど、
外に出ても全然大丈夫!あんまり気にならなかったの!
あんなに酷かった花粉症だったのに。
もうあんなゴツいマスクしなくていいのね……ありがとう神様!」
「コラコラ、感謝すべきは私でしょう。
ったく、だから言ったでしょ。ちゃんと信用しなさいよ」
「ありがとー女神様♪ 今ならなんでもしてあげる♪」
「ハイハイ、今度頼むわ。
ところで、まだ完治したわけじゃないんだから、ちゃんと毎日続けなさいよ」
「もうコレぐらいなら充分平気なんだけど…」
「ダメよ。他のアレルギーも治したいんでしょ?
せめて譲った分は使いきってくれないと。
ケーキ、食べれるようになりたいんでしょう?」
「なれるの?」
「毎日休まず続ければ必ずね」
「うーん、じゃあ…やってみる!」
~3日後~
320 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:31:06 ID:rkGFVLgP
……はぁ………
…ぁ……ふっ……
……く…ぁ…っ……
…ゃ…ぁ…っ……
……ひ…っ……ッ…
…は…っ…ぅ……
………ッ………
「……はっ!? ま…まさかね、まさか………ぅゎぁ…」
-♪-
「で、最近どう調子は?」
「超イイ!……んだけど、ね」
「どうしたの? 何かあった?」
「いや、別に。(オネショしたなんて言えないわよ…)」
「確か一週間分渡したと思うから、それくらい続ければ大丈夫ね」
「あと3日続ければ、アレルギーにビクビクする生活ともオサラバってわけね」
「そういうこと。そしたら記念パーティでもしましょうか」
「何でも好きな物食べれるようになった記念?」
「まぁ、何でもいいけど…それまでちゃんと続けるのよ」
「はーい。あ、ちょっとトイレ」
「声がデカイ。はしたないわね……おっと!」
「あうっ…おっと」
「オマケにおっちょこちょいね」
「エヘヘ、ごめ…んっ…」
「…………?」
「…ぁ………」
「ちょっと、いつまで寄っ掛かってるのよ?」
「え、あっ、ゴメンゴメン。何かボーッとしちゃって…」
「もう。早く行って来なさい」
「ハーイ」
321 アレルギーの治し方 上巻 sage 2009/10/24(土) 07:41:06 ID:rkGFVLgP
~3日後~
「今日も大洪水か……。やっぱり薬の副作用なのかな…?
まぁこれも今日で最後だし。今夜は奢りでパーティだし。あぁ~楽しみだなぁ~~」
-♪-
「どこかの店で豪華な料理~…とかだと思ってたのに…」
「祝って貰うってのに文句言わないでよ。私の家で私の手料理、これのどこが不満なのよ。
それに、ココの方が都合がいいし…」
「都合? 明日何か予定でもあるの?」
「別に。ただ、どっかの店で酔い潰れた貴女を、背負って帰ってくる手間が省けると…」
「ナニを~!そんなんなったこと無いよ!……たぶん」
「私の家ならいつもみたいに飲んでも大丈夫だし。
今日は貴女がいつも食べたいって言ってたけど、アレルギーのせいで食べれなかった料理ばかり用意したから。
だから機嫌を直して、ね?」
「…やっぱり優しいなぁー。流石は私の親友。
アレルギー治してくれただけじゃなくて、そこまで私の事を考えてくれるなんて。
もう結婚したい!っていうか結婚しよう?」
「ふふふ、ありがとう。それじゃあ今から料理するから、邪魔にならないようにTVでも見てて」
「ハ~イ。……邪魔て」
-♪-
続きは『寄生基本&応用マニュアルシリーズ-アレルギーの治し方 下巻』を御購入下さい。
(実の所。小ネタ程度で終わらそうと思ったけど、どんどん長くなって
小ネタでは収まらなくなってしまった…。お付き合い下さい。)
322 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:32:50 ID:Tx4mwFbN
ほとんどセリフだけなのに分かりやすいね
下巻購入します
323 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 11:49:53 ID:gvUjcLWX
>>321
済みません、下巻がkonozamaで見当たらないのですがw
325 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 16:59:35 ID:56rYBEin
>>321
下巻を希望させていただきます
326 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 17:13:20 ID:bOChWSS5
下巻の発売日が楽しみでたまりません
327 名無しさん@ピンキー sage 2009/10/24(土) 23:43:16 ID:sIoSEXxT
アフィ付きでもいいからリンクさらせや とか言ってみたり
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