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(スレ4埋め)
922 名前:不気味なモノに寄生されて虜になった4人目の娘 :2005/09/19(月) 00:46:14 ID:RqhhR+tm
最初の一匹>1が『私』の体内に入り込んでから既に127日が経った。
『私』の体はそれから時間が経つたびに少しずつ侵食されていった。
最初は気丈に抵抗していたけどおよそ生物なのかさえも判別がつかない
ソレの与えてくれる快楽の虜となった『私』は恍惚とした表情を浮かべ、自らの唇を舐める。
続いて吐息をひとつ漏らすと、周囲に甘い香りが漂う。
「恐い?」
「………………」
頬を上気させた『彼女』は視線を『私』に向けた。
未知の快楽で蕩けた脳ではまともな思考も出来ないのか『彼女』の返事はない。
「だいじょうぶ。痛いのは最初だけだから♥ ……ね?」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127058327/
……と、いうわけで次スレです。
925 名前:名無しさん@ピンキー :2005/09/20(火) 22:58:51 ID:YO6U+kB0
「もうだめぇ、おなか破れちゃうよぉ……」
少女の口からかすかな喘ぎが漏れる。
膣ばかりか子宮まで触手に埋め尽くされ、いびつに膨れ上がった下腹部では
時折皮膚がボコリと蠢いて苦痛とも快楽ともつかぬ感覚が生まれている。
「うぅっ、一番奥まで入っちゃってるよぉ。 赤ちゃんのお部屋なのに……」
とうの昔に自分の体が人間ではないものを孕むために
作り替えられた事にも気付かず、そんなことをつぶやく少女。
「っあぁ、まだそんなに残ってるの? まさかソレ全部私の中に――」
最後まで言い切る前に、再び彼女の中に入り込もうとする触手の群れ。
残った触手が彼女の体内を埋め尽くすまで、残り5KB弱であった……
935 名前:名無しさん@ピンキー :2005/09/24(土) 22:34:23 ID:hDsFr4zh
「こ・・・こんなはずじゃ・・・な、なかったのにぃぃぃっ!」
そして、卯月はイッた。
>>65の時の余裕なぞ当の昔に消えていた。
本当はわかっていた。でもそれを認めたくなかった。
それを認めたら快楽の奴隷に堕ちてしまう気がしたから・・・
やがてスレは数多の触手によって埋め尽くされ、
そして・・・
---プツンッ
卯月編 BAD END
最初の一匹>1が『私』の体内に入り込んでから既に127日が経った。
『私』の体はそれから時間が経つたびに少しずつ侵食されていった。
最初は気丈に抵抗していたけどおよそ生物なのかさえも判別がつかない
ソレの与えてくれる快楽の虜となった『私』は恍惚とした表情を浮かべ、自らの唇を舐める。
続いて吐息をひとつ漏らすと、周囲に甘い香りが漂う。
「恐い?」
「………………」
頬を上気させた『彼女』は視線を『私』に向けた。
未知の快楽で蕩けた脳ではまともな思考も出来ないのか『彼女』の返事はない。
「だいじょうぶ。痛いのは最初だけだから♥ ……ね?」
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127058327/
……と、いうわけで次スレです。
925 名前:名無しさん@ピンキー :2005/09/20(火) 22:58:51 ID:YO6U+kB0
「もうだめぇ、おなか破れちゃうよぉ……」
少女の口からかすかな喘ぎが漏れる。
膣ばかりか子宮まで触手に埋め尽くされ、いびつに膨れ上がった下腹部では
時折皮膚がボコリと蠢いて苦痛とも快楽ともつかぬ感覚が生まれている。
「うぅっ、一番奥まで入っちゃってるよぉ。 赤ちゃんのお部屋なのに……」
とうの昔に自分の体が人間ではないものを孕むために
作り替えられた事にも気付かず、そんなことをつぶやく少女。
「っあぁ、まだそんなに残ってるの? まさかソレ全部私の中に――」
最後まで言い切る前に、再び彼女の中に入り込もうとする触手の群れ。
残った触手が彼女の体内を埋め尽くすまで、残り5KB弱であった……
935 名前:名無しさん@ピンキー :2005/09/24(土) 22:34:23 ID:hDsFr4zh
「こ・・・こんなはずじゃ・・・な、なかったのにぃぃぃっ!」
そして、卯月はイッた。
>>65の時の余裕なぞ当の昔に消えていた。
本当はわかっていた。でもそれを認めたくなかった。
それを認めたら快楽の奴隷に堕ちてしまう気がしたから・・・
やがてスレは数多の触手によって埋め尽くされ、
そして・・・
---プツンッ
卯月編 BAD END
(私の名前は「スレ」 )
58 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 14:49:58 ID:BkJFFHol
埋め~梅~産め~生め~膿め~UME~
59 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 15:45:07 ID:DdevnwUj
>>58
まだ50台なのに? 今からやったら…
…全身の95%を埋めに浸食され尽くしたスレ。その姿を見る者がいたとしても
かつて、その物体が愛らしい少女であったことを想像する事は不可能であろう…
なんて世界に突入しちまいますってw
60 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 19:21:51 ID:XQtGv36n
きっとマタンゴみたいなモノが出来上がるに違いない。
61 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 21:39:37 ID:BkJFFHol
>>59
駄目なのか?(´・ω・`)
62 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 22:02:56 ID:9bjxmsrD
>>61
ほぼ1スレッド丸ごと埋めに走る…あるいは900レス以上使って
[みんなでスレちゃんを浸食するスレッド」で行きます?
63 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 22:42:11 ID:v4Lmn9L5
スレちゃんの侵食具合をエロく描写できる自信はない・・・
64 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 23:03:43 ID:9bjxmsrD
では、スレちゃんには900超えるあたりまでつかの間?の安息を味わってもらう事にして
以下、何事もなかったかのように通常進行願います
↓ ↓ ↓ ↓
65 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 23:19:59 ID:lYGNyPJO
「ふん…」
私の名前は「スレ」
私は「不気味なモノに寄生されて虜になる娘」に関する話題を統括する存在。
職人もスレの住人も私無しには存在し得ない。
つまりここでは私が絶対のルール──
私はいつも私に群がる住人たちを一段上から見下だしている
「ふん…、今日も変態的な願望を吐き散らしているようね。醜くて汚らわしい奴らだわ。
いつまでもそうやって私の下で働くといいわ。あんたたちは私のスレを伸ばすための奴隷なのよ」
ブツブツと「スレ」は呟く。
彼女は知らない。住人たちは彼女のスレを伸ばすためにレスをつけているのではないということを────
彼女は全く気がついていない。もうすでに65匹もの蟲が彼女の体内に入り込んでいることを…
自分が見下していた彼らに言いように弄られ、達し、
淫らなメスへと変貌させられてしまうのはあと900匹ほど蟲が入り込んだ後の事である──────
(一部完。>>900に続く)
66 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/25(水) 06:31:23 ID:C9GZ8GED
それじゃあじっくりと、彼女が気づかないようにみんなで侵食してあげましょうw
埋め~梅~産め~生め~膿め~UME~
59 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 15:45:07 ID:DdevnwUj
>>58
まだ50台なのに? 今からやったら…
…全身の95%を埋めに浸食され尽くしたスレ。その姿を見る者がいたとしても
かつて、その物体が愛らしい少女であったことを想像する事は不可能であろう…
なんて世界に突入しちまいますってw
60 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 19:21:51 ID:XQtGv36n
きっとマタンゴみたいなモノが出来上がるに違いない。
61 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 21:39:37 ID:BkJFFHol
>>59
駄目なのか?(´・ω・`)
62 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 22:02:56 ID:9bjxmsrD
>>61
ほぼ1スレッド丸ごと埋めに走る…あるいは900レス以上使って
[みんなでスレちゃんを浸食するスレッド」で行きます?
63 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 22:42:11 ID:v4Lmn9L5
スレちゃんの侵食具合をエロく描写できる自信はない・・・
64 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 23:03:43 ID:9bjxmsrD
では、スレちゃんには900超えるあたりまでつかの間?の安息を味わってもらう事にして
以下、何事もなかったかのように通常進行願います
↓ ↓ ↓ ↓
65 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/24(火) 23:19:59 ID:lYGNyPJO
「ふん…」
私の名前は「スレ」
私は「不気味なモノに寄生されて虜になる娘」に関する話題を統括する存在。
職人もスレの住人も私無しには存在し得ない。
つまりここでは私が絶対のルール──
私はいつも私に群がる住人たちを一段上から見下だしている
「ふん…、今日も変態的な願望を吐き散らしているようね。醜くて汚らわしい奴らだわ。
いつまでもそうやって私の下で働くといいわ。あんたたちは私のスレを伸ばすための奴隷なのよ」
ブツブツと「スレ」は呟く。
彼女は知らない。住人たちは彼女のスレを伸ばすためにレスをつけているのではないということを────
彼女は全く気がついていない。もうすでに65匹もの蟲が彼女の体内に入り込んでいることを…
自分が見下していた彼らに言いように弄られ、達し、
淫らなメスへと変貌させられてしまうのはあと900匹ほど蟲が入り込んだ後の事である──────
(一部完。>>900に続く)
66 名前:名無しさん@ピンキー :2005/05/25(水) 06:31:23 ID:C9GZ8GED
それじゃあじっくりと、彼女が気づかないようにみんなで侵食してあげましょうw
夏神楽 音羽姉妹・桂香編のつづき
20 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:08:03 ID:2BQ3/vvG
>>1
乙です!
やっと夏神楽の続きが出来ました。
夏神楽 音羽姉妹・桂香編のつづき
「キャアァァァァァッ!!!」
悲鳴が上がった。
しかしそれは桂香ではなく初香の方だった。
桂香の純潔が今まさに奪われようとしたとき、一枚の御札が飛んできて
初香の股間部から伸び出る腹妖蟲へと張り付いた。
「桂香さんっ!!」
開け放たれた部屋の入り口から、懐かしい声が聞こえた。
神職者である証しの青い袴。
伸びた髪を後ろで短く縛り、全身から滲み出る高い霊力。
精悍な顔つきの若者が部屋へと入ってきた。
「・・・・・あなたは・・・・・・・・幹也さん!?」
・・・・・・・
・・・・・
・・・
などというご都合主義的な展開を一瞬期待した桂香であったが、
その望みは一瞬で打ち砕かれた。
現実は無情なのだ。
ワキワキと小さな足を動かしながら、ピッチリと閉じ合わさった肉を引き剥がして進む。
「いっ!・・・・ひぎ・・・・・・あ゙・・あ゙あ゙あ゙っ!!」
プチプチという襞を掻き分ける感触が新鮮で、少し進むと初モノである証しの処女膜を見つけた。
それを小さな前足でくすぐってみる。
「はぅっ! 痛・・・・! うあ・・・・ああぁ!!」
肉を引き剥がされた痛みと遺物感。
それに忌むべき相手である妖怪に犯されているという屈辱が彼女の心を押し潰そうとしいた。
21 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:08:38 ID:2BQ3/vvG
「お姉ちゃん、今旦那様が触ってるのが処女膜だよ・・・・・・って、聞いてる?」
処女の印をコリッと引っ掻く。
「あぅうっ!」
すると白くて薄い膜は簡単に破れてしまった。
「あ~あ、膜が切れちゃった。 まあどのみちすぐに破くんだけどね、こんなふうに・・・」
初香の言葉に呼応して、腹妖蟲が進入を開始する。
残りの膜も太い胴体で押し潰し、先端部で子宮の入り口を力強く押し上げた。
ゴッ!!
「あがっ!! あ゙あ゙・・・・・」
最奥を勢い良く突かれ、一瞬息が詰まる。
声が出ない。
目を見開き、口を金魚のようにパクパクさせた。
「アハ・・・・お姉ちゃんと一つになっちゃった」
興奮した顔で実の姉を見下ろした。
「・・・・それじゃあ、動くよ?」
身体の裂けた音がして、血がいっぱい出て、胎内からは激しく突き上げる音が
ひっきりなしに聞こえてくる。
「やめ・・・っ、お願・・っ、痛いの、初・・・・香ぁっ!」
桂香の腹部を見ると腹妖蟲の動きがよくわかる。
それの動きに逢わせて表面が盛り上がったり、もとに戻ったりしていた。
「はぁ・・・っ、あぅん! ・・・お姉ちゃんの中、凄く気持ちいいよ~」
腹妖蟲と神経組織まで同化してしまった初香には、姉の胎内の感触がよくわかった。
今まで未通だったそこは新鮮で、熱くて、狭くて、きつく締め付けてきて
でもオンナの本能が、挿入された性器に吸い付いてくる。
22 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:09:13 ID:2BQ3/vvG
「ん・・・・・そろそろ、かな?」
腰を動かす初香のその言葉を待っていたかのように、桂香に変化が現れた。
「ひっ! あ、ああ・・・・・? や・・・・なによ・・・・やだぁ! うああぁああぁっ!!」
手足の感覚が無くなって行き、代わりに性器がどんどん敏感になって行く。
グチャグチャという淫らな音を立てる会陰部。
襞の突起の一つ一つで腹妖蟲を感じ、吸い付こうとする膣内。
注挿が繰り返されるたびに突かれる子宮の入り口。
それらの部分が、まるで浮き彫りにされたかのように感じられる。
そしてそれら全てが、苦痛に取って代わって行く。
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから・・・」
何が大丈夫なのかわからないが、このままでは妖怪の思う壺。
まずいと桂香は思った。
だがもう、遅かったのかもしれない。
両の手は初香に押さえつけられたまま。
体内には14匹の腹妖蟲が入り込み、股の間に入ってくる初香と同化した妖虫の動きが
徐々に気持ちよくなりつつあった。
このまま犯され続けたらどうなるのか。
それを想像すると、身体の芯が熱くなる。
一瞬、それもいいかもしれないと思ってしまう自分がいた。
その考えを慌てて否定し、何とか現状を打開する方法を考えようとするが、
うまく思考がまとまってくれない。
腹妖蟲から分泌された毒液が全身に回り始め、脳神経に快楽という名の信号を叩きつける。
それはとても甘美で、とろけてしまいそうで、いつまでも味わっていたい気分にさせられる。
早くどうにかしないとヤバイと思いつつも、抗わなければという気持ち自体が無くなってきて
霧散していった強い意志の代わりに、ずっと快楽に浸っていたいという本能が鎌首をもたげてくる。
それは徐々に桂香の頭と心を満たし、欲求に、性衝動に忠実になって行く。
メスの本能に逆らえなくなった桂香は、腹妖蟲から与えられる快楽を受け入れはじめる。
23 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:20 ID:2BQ3/vvG
「ん、んっ・・・・・あれ? お姉ちゃん、腰が動いてるよ~、どうしたのかなぁ~?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、自分に併せて腰を揺すり始めた姉に意地悪な質問をする。
初香にはわかっているのだが、普段はお堅い姉の恥ずかしがる顔が見たくて、あえて聞いてみた。
「んあっ・・・・・そ、そんな・・・・っ! ・・・私・・・・いやあっ!!」
腰が止まらない。
いや、止まらないのではなく、止めたくないのだ。
痛くて気持ち悪いはずだった妖虫の蛇腹状の胴体の動きが、いくつもの細かな足が肉壁を擦るのが気持ちよかった。
頭が痺れ、熱を持った下半身に意識が集まり、そこから注ぎ込まれる快楽に夢中になる。
「やだっ・・・あっあっあっあんっ・・・・こんなこと・・・こんなことぉ~・・・・はあぁっ!」
初香のストロークに合わせて桂香も大きく腰を振りたてる。
もう体裁など気にしている余裕はなく、本能の赴くまま行為に没頭する。
「ああ・・っ、お姉ちゃんっ、そろそろっ、イクよ・・・?」
融けた頭の中で、妹の言葉の意味が理解できた。
「やぁ~~っ、だめ・・・らめぇ~っ!!」
このままでは確実に孕まされる。
でも昴ぶったカラダの動きははどうにもできなくて、妖怪の子種が注ぎ込まれることがわかっているのに
桂香の女の部分はオスの激しい迸りを求めてしまう。
そして、受精のときが訪れる。
「イクよっ! イクよっ! お姉ちゃんっ!!」
「らめぇ~っ、はつか・・はつかぁ~~っ!」
呂律の回らない桂香。
しかしその瞬間を本能で感じ取り、唯一自由になる両足を、無意識に妹の腰に巻き付ける。
妖怪の精を余すことなく受け止めるために。
人ならざるものの子供を受胎するために・・・
妊娠することを、身体と本能が望んでいた。
「でちゃうっ! でちゃうよぅっ! ・・・・・はあぁぁああぁぁぁぁ―――――っっっっ!!!!」
「やらっ! らめぇっ! ゃあああぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ――――――――っっっっっ!!!!」
24 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:52 ID:2BQ3/vvG
姉妹同時に絶頂を向かえる。
それは一人で気をやるときよりも何倍も良くて、今までに味わったことがない程の快楽で。
子宮から伝わってくるトロけるようなアクメが頭の芯を痺れさせ、ただただ流し込まれた快感を享受する。
手足も身体もあまりの気持ちよさに痙攣し、もう指一本動かすことがかなわなかった。
畳の部屋に、女二人分の甘い呼吸。
桂香の心はもう、ここにはなかった。
彼女の理性は快楽の波に飲まれ、押し流され。
どこか遠くへと運ばれて行き、もう二度と戻ってくることはなかった。
「・・あ・・・はぁぁ~~~・・・もっと・・・・・・もっとして・・・・はつかぁ・・・」
恍惚の表情を浮かべ。体中を駆けめぐる性の愉悦に浸りきる。
もうすでに、桂香は快楽をむさぼることしか考えられなくなっていた。
---数日後---
「お姉ちゃん、ご飯食べさせてくれた?」
臨月を向かえて膨らんだお腹を愛おしそうに撫で、戻ってきた姉に尋ねた。
「・・・・ええ、今日は公園のホームレスの人たちにもらってきたわ」
そして戻ってきた桂香の腹もまた、妹と同じような膨らみを持っていた。
桂香の腹ーー腸の中には今でも初香の産み落とした14匹の腹妖蟲が潜り込んでいる。
問題は彼らの食事だった。
腹妖蟲は人間を食べない。
そのかわりに精液や愛液などを喰らう、イヤらしい妖怪なのである。(おきまりのパターンですね)
なので、蠱供たちを胎内で育てている桂香は、一日に一度
男の精液を取り込まなければならなかった。
今までの彼女ならば屈辱的な行為であったが、あの日初香の『旦那様』に本当の快楽を教えられて以来
肉欲に対して忠実で、オンナの悦びを得るためなら何でもする淫らな性の奴隷と化していた。
ついぞ今し方も麓の街の大きな公園の便所裏で、もう何年も風呂に入っていないような
薄汚れた不労者たちから、溜まりに溜まった黄色い精液を口内とお尻の穴
それに子宮内で大量に受け止めてきたのだった。
25 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:11:25 ID:2BQ3/vvG
上の口と後ろの口から飲んだザーメンは初香の蠱供たちの食事となり、
子宮に放たれたものは、桂香の中に宿る彼女自身の蠱供の栄養となる。
桂香の霊力を余すことなく吸収し、子宮ですくすくと育つ腹妖蟲の蠱供は随分と大きくなり
もうまもなく、生まれようとしていた。
--数時間後--
「お姉ちゃん、頑張って!!」
桂香の股の間から、腹妖蟲の蠱供の頭がでてきていた。
大根ほどの太さのあるそれは桂香の陰唇を限界まで押し広げ、産道と子宮口も同じ大きさに広げる。
「い゙・・・・が・・あ゙あ゙あ゙っっっ!!!」
産みの苦しみ。
女であるならば大多数が経験し、また味わうからこそ子供に対して無償の愛情を惜しみなく注げるもの。
「『ヒッ ヒッ フゥ~』だよ、お姉ちゃん!」
いきみ方を教える妹の初香。
経験者は語る。
なにせ彼女は10日前に14匹もの蠱供を産み落とし、
さらに先ほど、16匹もの幼蟲を出産した母親なのだから。
「ひ・・・・ひっ・・・・ふ・・ぅぅぅ~~~~~~っ!!」
ニュムリ・・・ニュムニュムニュムニュム~~~~~
蛇腹の胴体がひり出される。
桂香からもの凄い声があがり、泣き叫び、苦しみもがく。
「ほらお姉ちゃん、もう少しだよっ!」
膨らんだお腹の中から大部分が抜け出し、腹腔内の圧迫感はなくなりつつあるが
限界まで開ききった産道や子宮口の痛みは、まだ相当なものだった。
「もう一息だからっ、頑張って!!」
桂香から悲鳴と蠱供が引きずり出てくる。
最後尾が今、子宮口を抜けた。
26 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:00 ID:2BQ3/vvG
「うっぐ・・・・あぐ・・・かはっ!!」
ズルルルルルルル・・・ジュルンッ
身体から腹妖蟲が抜けきり、精も根も尽き果てて畳の上に横たわった。
力つきた姉の周りでは初香と、桂香の胎内でスクスクと育った14匹の成虫となった腹妖蟲が
新たな命の誕生を祝っていた。
生まれたその子供は、もの凄い妖力を持っていた。
初香の高い霊力を吸い取った『旦那様』と、同じく高い霊力を持つ桂香との間に出来た蠱供なので
当然のことではあった。
「・・・・・ぁ・・・・・・ぅ・・・・」
桂香が脱力した四肢で起きあがろうとする。
「あっ、まだ動いちゃダメだよお姉ちゃん」
赤黒い羊水にまみれる姉を優しく抱きとめる。
「ほら、赤ちゃんはここだよ」
そっと壊れ物を扱うかのように、生まれたばかりの蠱供を姉に触れさせる。
「・・・ぁ・・・・ぁ・・・・・私の・・・・・赤ちゃん」
愛おしそうに蛇腹の体を抱きしめ、羊水と胎膜に濡れた我が子に頬ずりをする。
その生まれたての腹妖蟲の太さと長さを羨ましそうに見ていた初香の中の腹妖蟲が暴れた。
「あっ! やんっ・・・・っ! 旦那様ったらぁ、焼き餅やいてるの・・・?」
なだらかになった腹部を撫でさすり愛を囁くと、初香に寄生した旦那様は大人しくなった。
出産を終え、感動の対面真っ最中の母子にこれからの予定を伝える。
「え・・・・? この子の子供を私が産むの?」
今はまだ無理でも、あと一週間ぐらいで成虫になるので
それから再び桂香の子宮へと戻り、次の種付けを行う。
胎内回帰である。
27 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:35 ID:2BQ3/vvG
今度は桂香の胎盤の出来る位置に寄生し、卵巣に手を加えて
これから先、一生子供を産んでもらうとのことだった。
「・・・・・この子の赤ちゃんを、ずっと産み続ける・・・・」
妖怪の我が子に孕まされ続けるというおぞましい行為であるはずなのに
桂香はどこかうっとりとした面もちで、これからの未来に思いを馳せる。
「こんな感じかな、旦那様。 後は・・・」
静かな森。
舗装されていない道。
砂利を踏みしめる人影が二つ。
水杜神社の長い石段の下に、強い妖気とそれ以上に強力な霊力を持つ者が現れた。
「・・・・・・葉子」
「あらあらまあまあ、これはどうしたことでしょう・・・?」
天乃神神社の救援に向かった葉子とナツが戻ってきていた。
強い妖気に満ち満ちた社を見上げる。
風が強く、雲の流れが速い。
「・・・・・桂香と初香、心配」
葉子の着物の裾をギュッと掴み、犬耳の少女が不安な顔を覗かせる。
「ええ、そうですわね。 早く参りましょう」
ナツに硬い顔で答え、石段の遙か上にある鳥居を見上げた。
29 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:49:23 ID:2BQ3/vvG
「みんな、準備はいい?」
神社の境内で葉子とナツを待ちかまえる初香たち。
初香の蠱供が草木や灯籠の影に8匹、地面の中に12匹。
そして母親を護るように正面に10匹。
「お姉ちゃんも、いい?」
初香の股の間から伸び出す腹妖蟲。
「・・・ええ、この子のためにも」
太くて大きな我が子の頭を撫で、妹の中から伸び出してきた腹妖蟲の親玉に、桂香はそっと口づけをする。
それはまるで愛しい相手にするような口づけであり、
騎士が忠誠を誓うときのような口づけのようでもあった。
「葉子さんやナツ様なら、きっともっと強い子が産めるね☆」
エヘヘと悪戯っぽく笑いながら、石段を駆け登ってきた二人に笑顔を向けた。
END
ようやく書き終えました~
でもってこのあとめでたく(?)葉子さんとナツ様も取り付かれて
麓の街は寄生ラッシュに・・・
すみません、初っぱなからこんな無茶苦茶SSで・・・
連続投稿寄生でこの最後の部分だけ時間がかかりました・・・
40 名前:水死体 :2005/05/21(土) 07:59:56 ID:yUJ1Hdio
一姫と双葉、確認しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・ヤっちゃって良いですか?
あと、彼女らは何歳ぐらいでしょうか。
だけど、スタジオ・エゴのスタッフが私のSS見たら、もの凄く怒りそう・・・
41 名前:エゴでバイトしてた人 :2005/05/21(土) 08:05:36 ID:X548eAbe
GJ
もっとやっちゃってください
44 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:05:49 ID:KcJKSQdi
>>41 マジですか・・・・・・?
一姫・二太郎・・・じゃなかった。
一姫・双葉ではないですが、葉子さんとナツ様はこんな感じで堕とします↓
シャッ!!
硬質化した二寸程の長さの爪が、襲いかかってきた腹妖蟲を切り落とす。
10日ほど前に桂香が霊刀で斬りつけたときとは大違いで、今回は真っ二つだった。
産まれたばかりの蠱供は紫色の体液を撒き散らしながら、耳障りな断末魔の悲鳴を上げてのたうち回り
やがては動かなくなる。
「きゃあっ!! 猛くんがぁっ!」
二つに分かたれ地面に転がる我が子の姿に、母親――初香は悲鳴を上げた。
もう名前を付けていたらしい。
次に初香が産み、桂香の腹の中でスクスクと育った成虫が飛びかかる。
先とは違い、巫女姉妹の霊力をたっぷりを吸い取り力を蓄えた腹妖蟲。
2撃、3撃・・・
固い鱗の外骨格で葉子の爪を弾き返す。
しかしついには頭に爪の一撃が突き刺さり、幾本もの足をギチギチと動かしながら地面に転がり、息耐えた。
「剛くん!! ・・・・・・・・・・こうなったら」
初香の中に巣食う腹妖蟲が蠱供たちに合図を送る。
すると、いままで葉子の後ろという安全な場所にいた犬耳の少女に
地面を割って踊り出た妖虫が襲いかかった。
「きゃっ!」
驚き倒れたナツへと、5匹の腹妖蟲が降ってくる。
ボトボトと少女の上に落下した妖虫は、身体についた土をそのままに
3つの穴へ潜り込もうと行動を開始する。
45 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:06:32 ID:KcJKSQdi
「ナツ様っ!!」
悲鳴の上がった後ろを振り向き、自分が仕え護るべき少女へと足を向けた。
数メートルの距離をたったの2跳躍で辿りつき、穴へ入り込もうとしていた妖虫を引き剥がす。
「ぐむうぅ~~っ、うう~~~~っ!! ・・・・・っぷはっ、よ、葉子!」
だがこの時を待っていたとばかりに、腹妖蟲が群れをなして押し寄せる。
ナツに潜り込もうとしている妖蟲はあと四匹。
これを引き剥がしながら襲い来る腹妖蟲を往なすことは、なかなかに難しい。
飛んできた数匹の腹妖蟲を爪で一閃。
ヒュン――――ガギッ!
しかし何かに阻まれる。
長い黒髪と霊刀を持つ少女が、すんでのところで幼蟲たちを護ったのだ。
「桂香ちゃん!?」
驚きと疑問。
しかしすぐに操られているのだということに気付く。
「・・・・・・・ごめんなさい、葉子さん」
数度に渡り、刀で切りつける。
「しっかりして、桂香ちゃん! くっ・・・正気に戻ってっ!」
葉子に比べれば、彼女の霊力や技量などたいした脅威ではない。
しかし今はナツを護りながらで、しかも桂香も傷つけるわけにはいかない。
そして、とどめとばかりに何かが葉子の背中にへばり付く。
「あうっ!? ぅあ゙あ゙ぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~っっっ!!!」
そのへばり付いた物から妖力を奪う青い稲妻が立ち登り全身へと絡み付き、戦うための力が殺ぎ落とされてゆく。
ガクリと膝を折り、背中を肩越しに振り返る。
そこには初香が放った呪符が張りついていた。
呪術は彼女の得意技。
みるみるうちに妖力は吸い取られ、霧散していった。
「っ! ・・・・・・・はつ・・かっ・・ちゃん・・・・・くぅ・・!!」
いかな大妖怪といえど、さすがにこれなら少しは利くらしく、苦しげに脂汗を浮かべながら
背中から全身を覆い尽くす雷を忌々しげに見た。
46 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:07:07 ID:KcJKSQdi
「ひっ!? ふぁぁあぁぁぁぁ~~~~~~~~~っ!!」
葉子が気を取られている隙に、ナツの方は大変なことになっていた。
着物の裾から潜り込んだ腹妖蟲が菊座へと無遠慮に頭をめり込ませ
グリグリと肛門を押し広げ、直腸を小さな足でくすぐりながらモゾモゾと入り込んで行く。
その腹妖蟲は内部に胴体が全て埋没したところで、毒の液を吐き出した。
毒液は大変強力で、雌であればどんな生き物でもたちどころに発情させてしまう。
たとえそれが神格化した少女であったとしても。
「や・・ぁ~~~っ! なに・・・これ・・・っ! たすけて・・・・・葉・・子っ」
気持ち悪いのに・・・・・・・・・気持ちいい。
排便とは逆の感覚に嫌悪感と苦痛を覚え、それと同時に今まで味わったことのない感覚がお尻の穴から広がり始める。
穴の周囲がムズムスして、それでいてとても心地よくて。
広がり行く未知の感覚の波に、モゾモゾと着物に包まれたお尻を揺する。
「!! ナツ様っ・・・今助け・・っ! 桂香ちゃんっ、初香ちゃんっ!?」
青い雷光に力を奪われながらもナツを助けようと手を伸ばしたのだが、その腕を桂香に
もう片方の腕を初香に縛められる。
「葉子さんの相手は、こっちだよ」
艶のある笑顔で葉子に語りかけ、腹の中の『旦那様』に合図を送る。
初香が少し身悶え、数瞬の後には股間からズルズルと蛇腹状の太くて大きな腹妖蟲が姿を現す。
それの頭頂部――男根のカリ頭のよう形をしたものが葉子の股間へと押し当てられる。
「・・・・・・・・・葉子さんもナツ様も、私たちと一緒に堕ちようよ・・・・ね?」
優しく、諭すように。
それでいて、有無を言わせぬ最高の笑みで。
素敵な家族と、子供たちを産み続ける幸せな未来のために。
後ろで上がるナツの快楽の叫びと共に、初香は葉子の胎内へと潜り込んでいった。
――――大体こげな具合で二人ともヤられました。
>>1
乙です!
やっと夏神楽の続きが出来ました。
夏神楽 音羽姉妹・桂香編のつづき
「キャアァァァァァッ!!!」
悲鳴が上がった。
しかしそれは桂香ではなく初香の方だった。
桂香の純潔が今まさに奪われようとしたとき、一枚の御札が飛んできて
初香の股間部から伸び出る腹妖蟲へと張り付いた。
「桂香さんっ!!」
開け放たれた部屋の入り口から、懐かしい声が聞こえた。
神職者である証しの青い袴。
伸びた髪を後ろで短く縛り、全身から滲み出る高い霊力。
精悍な顔つきの若者が部屋へと入ってきた。
「・・・・・あなたは・・・・・・・・幹也さん!?」
・・・・・・・
・・・・・
・・・
などというご都合主義的な展開を一瞬期待した桂香であったが、
その望みは一瞬で打ち砕かれた。
現実は無情なのだ。
ワキワキと小さな足を動かしながら、ピッチリと閉じ合わさった肉を引き剥がして進む。
「いっ!・・・・ひぎ・・・・・・あ゙・・あ゙あ゙あ゙っ!!」
プチプチという襞を掻き分ける感触が新鮮で、少し進むと初モノである証しの処女膜を見つけた。
それを小さな前足でくすぐってみる。
「はぅっ! 痛・・・・! うあ・・・・ああぁ!!」
肉を引き剥がされた痛みと遺物感。
それに忌むべき相手である妖怪に犯されているという屈辱が彼女の心を押し潰そうとしいた。
21 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:08:38 ID:2BQ3/vvG
「お姉ちゃん、今旦那様が触ってるのが処女膜だよ・・・・・・って、聞いてる?」
処女の印をコリッと引っ掻く。
「あぅうっ!」
すると白くて薄い膜は簡単に破れてしまった。
「あ~あ、膜が切れちゃった。 まあどのみちすぐに破くんだけどね、こんなふうに・・・」
初香の言葉に呼応して、腹妖蟲が進入を開始する。
残りの膜も太い胴体で押し潰し、先端部で子宮の入り口を力強く押し上げた。
ゴッ!!
「あがっ!! あ゙あ゙・・・・・」
最奥を勢い良く突かれ、一瞬息が詰まる。
声が出ない。
目を見開き、口を金魚のようにパクパクさせた。
「アハ・・・・お姉ちゃんと一つになっちゃった」
興奮した顔で実の姉を見下ろした。
「・・・・それじゃあ、動くよ?」
身体の裂けた音がして、血がいっぱい出て、胎内からは激しく突き上げる音が
ひっきりなしに聞こえてくる。
「やめ・・・っ、お願・・っ、痛いの、初・・・・香ぁっ!」
桂香の腹部を見ると腹妖蟲の動きがよくわかる。
それの動きに逢わせて表面が盛り上がったり、もとに戻ったりしていた。
「はぁ・・・っ、あぅん! ・・・お姉ちゃんの中、凄く気持ちいいよ~」
腹妖蟲と神経組織まで同化してしまった初香には、姉の胎内の感触がよくわかった。
今まで未通だったそこは新鮮で、熱くて、狭くて、きつく締め付けてきて
でもオンナの本能が、挿入された性器に吸い付いてくる。
22 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:09:13 ID:2BQ3/vvG
「ん・・・・・そろそろ、かな?」
腰を動かす初香のその言葉を待っていたかのように、桂香に変化が現れた。
「ひっ! あ、ああ・・・・・? や・・・・なによ・・・・やだぁ! うああぁああぁっ!!」
手足の感覚が無くなって行き、代わりに性器がどんどん敏感になって行く。
グチャグチャという淫らな音を立てる会陰部。
襞の突起の一つ一つで腹妖蟲を感じ、吸い付こうとする膣内。
注挿が繰り返されるたびに突かれる子宮の入り口。
それらの部分が、まるで浮き彫りにされたかのように感じられる。
そしてそれら全てが、苦痛に取って代わって行く。
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから・・・」
何が大丈夫なのかわからないが、このままでは妖怪の思う壺。
まずいと桂香は思った。
だがもう、遅かったのかもしれない。
両の手は初香に押さえつけられたまま。
体内には14匹の腹妖蟲が入り込み、股の間に入ってくる初香と同化した妖虫の動きが
徐々に気持ちよくなりつつあった。
このまま犯され続けたらどうなるのか。
それを想像すると、身体の芯が熱くなる。
一瞬、それもいいかもしれないと思ってしまう自分がいた。
その考えを慌てて否定し、何とか現状を打開する方法を考えようとするが、
うまく思考がまとまってくれない。
腹妖蟲から分泌された毒液が全身に回り始め、脳神経に快楽という名の信号を叩きつける。
それはとても甘美で、とろけてしまいそうで、いつまでも味わっていたい気分にさせられる。
早くどうにかしないとヤバイと思いつつも、抗わなければという気持ち自体が無くなってきて
霧散していった強い意志の代わりに、ずっと快楽に浸っていたいという本能が鎌首をもたげてくる。
それは徐々に桂香の頭と心を満たし、欲求に、性衝動に忠実になって行く。
メスの本能に逆らえなくなった桂香は、腹妖蟲から与えられる快楽を受け入れはじめる。
23 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:20 ID:2BQ3/vvG
「ん、んっ・・・・・あれ? お姉ちゃん、腰が動いてるよ~、どうしたのかなぁ~?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、自分に併せて腰を揺すり始めた姉に意地悪な質問をする。
初香にはわかっているのだが、普段はお堅い姉の恥ずかしがる顔が見たくて、あえて聞いてみた。
「んあっ・・・・・そ、そんな・・・・っ! ・・・私・・・・いやあっ!!」
腰が止まらない。
いや、止まらないのではなく、止めたくないのだ。
痛くて気持ち悪いはずだった妖虫の蛇腹状の胴体の動きが、いくつもの細かな足が肉壁を擦るのが気持ちよかった。
頭が痺れ、熱を持った下半身に意識が集まり、そこから注ぎ込まれる快楽に夢中になる。
「やだっ・・・あっあっあっあんっ・・・・こんなこと・・・こんなことぉ~・・・・はあぁっ!」
初香のストロークに合わせて桂香も大きく腰を振りたてる。
もう体裁など気にしている余裕はなく、本能の赴くまま行為に没頭する。
「ああ・・っ、お姉ちゃんっ、そろそろっ、イクよ・・・?」
融けた頭の中で、妹の言葉の意味が理解できた。
「やぁ~~っ、だめ・・・らめぇ~っ!!」
このままでは確実に孕まされる。
でも昴ぶったカラダの動きははどうにもできなくて、妖怪の子種が注ぎ込まれることがわかっているのに
桂香の女の部分はオスの激しい迸りを求めてしまう。
そして、受精のときが訪れる。
「イクよっ! イクよっ! お姉ちゃんっ!!」
「らめぇ~っ、はつか・・はつかぁ~~っ!」
呂律の回らない桂香。
しかしその瞬間を本能で感じ取り、唯一自由になる両足を、無意識に妹の腰に巻き付ける。
妖怪の精を余すことなく受け止めるために。
人ならざるものの子供を受胎するために・・・
妊娠することを、身体と本能が望んでいた。
「でちゃうっ! でちゃうよぅっ! ・・・・・はあぁぁああぁぁぁぁ―――――っっっっ!!!!」
「やらっ! らめぇっ! ゃあああぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ――――――――っっっっっ!!!!」
24 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:52 ID:2BQ3/vvG
姉妹同時に絶頂を向かえる。
それは一人で気をやるときよりも何倍も良くて、今までに味わったことがない程の快楽で。
子宮から伝わってくるトロけるようなアクメが頭の芯を痺れさせ、ただただ流し込まれた快感を享受する。
手足も身体もあまりの気持ちよさに痙攣し、もう指一本動かすことがかなわなかった。
畳の部屋に、女二人分の甘い呼吸。
桂香の心はもう、ここにはなかった。
彼女の理性は快楽の波に飲まれ、押し流され。
どこか遠くへと運ばれて行き、もう二度と戻ってくることはなかった。
「・・あ・・・はぁぁ~~~・・・もっと・・・・・・もっとして・・・・はつかぁ・・・」
恍惚の表情を浮かべ。体中を駆けめぐる性の愉悦に浸りきる。
もうすでに、桂香は快楽をむさぼることしか考えられなくなっていた。
---数日後---
「お姉ちゃん、ご飯食べさせてくれた?」
臨月を向かえて膨らんだお腹を愛おしそうに撫で、戻ってきた姉に尋ねた。
「・・・・ええ、今日は公園のホームレスの人たちにもらってきたわ」
そして戻ってきた桂香の腹もまた、妹と同じような膨らみを持っていた。
桂香の腹ーー腸の中には今でも初香の産み落とした14匹の腹妖蟲が潜り込んでいる。
問題は彼らの食事だった。
腹妖蟲は人間を食べない。
そのかわりに精液や愛液などを喰らう、イヤらしい妖怪なのである。(おきまりのパターンですね)
なので、蠱供たちを胎内で育てている桂香は、一日に一度
男の精液を取り込まなければならなかった。
今までの彼女ならば屈辱的な行為であったが、あの日初香の『旦那様』に本当の快楽を教えられて以来
肉欲に対して忠実で、オンナの悦びを得るためなら何でもする淫らな性の奴隷と化していた。
ついぞ今し方も麓の街の大きな公園の便所裏で、もう何年も風呂に入っていないような
薄汚れた不労者たちから、溜まりに溜まった黄色い精液を口内とお尻の穴
それに子宮内で大量に受け止めてきたのだった。
25 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:11:25 ID:2BQ3/vvG
上の口と後ろの口から飲んだザーメンは初香の蠱供たちの食事となり、
子宮に放たれたものは、桂香の中に宿る彼女自身の蠱供の栄養となる。
桂香の霊力を余すことなく吸収し、子宮ですくすくと育つ腹妖蟲の蠱供は随分と大きくなり
もうまもなく、生まれようとしていた。
--数時間後--
「お姉ちゃん、頑張って!!」
桂香の股の間から、腹妖蟲の蠱供の頭がでてきていた。
大根ほどの太さのあるそれは桂香の陰唇を限界まで押し広げ、産道と子宮口も同じ大きさに広げる。
「い゙・・・・が・・あ゙あ゙あ゙っっっ!!!」
産みの苦しみ。
女であるならば大多数が経験し、また味わうからこそ子供に対して無償の愛情を惜しみなく注げるもの。
「『ヒッ ヒッ フゥ~』だよ、お姉ちゃん!」
いきみ方を教える妹の初香。
経験者は語る。
なにせ彼女は10日前に14匹もの蠱供を産み落とし、
さらに先ほど、16匹もの幼蟲を出産した母親なのだから。
「ひ・・・・ひっ・・・・ふ・・ぅぅぅ~~~~~~っ!!」
ニュムリ・・・ニュムニュムニュムニュム~~~~~
蛇腹の胴体がひり出される。
桂香からもの凄い声があがり、泣き叫び、苦しみもがく。
「ほらお姉ちゃん、もう少しだよっ!」
膨らんだお腹の中から大部分が抜け出し、腹腔内の圧迫感はなくなりつつあるが
限界まで開ききった産道や子宮口の痛みは、まだ相当なものだった。
「もう一息だからっ、頑張って!!」
桂香から悲鳴と蠱供が引きずり出てくる。
最後尾が今、子宮口を抜けた。
26 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:00 ID:2BQ3/vvG
「うっぐ・・・・あぐ・・・かはっ!!」
ズルルルルルルル・・・ジュルンッ
身体から腹妖蟲が抜けきり、精も根も尽き果てて畳の上に横たわった。
力つきた姉の周りでは初香と、桂香の胎内でスクスクと育った14匹の成虫となった腹妖蟲が
新たな命の誕生を祝っていた。
生まれたその子供は、もの凄い妖力を持っていた。
初香の高い霊力を吸い取った『旦那様』と、同じく高い霊力を持つ桂香との間に出来た蠱供なので
当然のことではあった。
「・・・・・ぁ・・・・・・ぅ・・・・」
桂香が脱力した四肢で起きあがろうとする。
「あっ、まだ動いちゃダメだよお姉ちゃん」
赤黒い羊水にまみれる姉を優しく抱きとめる。
「ほら、赤ちゃんはここだよ」
そっと壊れ物を扱うかのように、生まれたばかりの蠱供を姉に触れさせる。
「・・・ぁ・・・・ぁ・・・・・私の・・・・・赤ちゃん」
愛おしそうに蛇腹の体を抱きしめ、羊水と胎膜に濡れた我が子に頬ずりをする。
その生まれたての腹妖蟲の太さと長さを羨ましそうに見ていた初香の中の腹妖蟲が暴れた。
「あっ! やんっ・・・・っ! 旦那様ったらぁ、焼き餅やいてるの・・・?」
なだらかになった腹部を撫でさすり愛を囁くと、初香に寄生した旦那様は大人しくなった。
出産を終え、感動の対面真っ最中の母子にこれからの予定を伝える。
「え・・・・? この子の子供を私が産むの?」
今はまだ無理でも、あと一週間ぐらいで成虫になるので
それから再び桂香の子宮へと戻り、次の種付けを行う。
胎内回帰である。
27 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:35 ID:2BQ3/vvG
今度は桂香の胎盤の出来る位置に寄生し、卵巣に手を加えて
これから先、一生子供を産んでもらうとのことだった。
「・・・・・この子の赤ちゃんを、ずっと産み続ける・・・・」
妖怪の我が子に孕まされ続けるというおぞましい行為であるはずなのに
桂香はどこかうっとりとした面もちで、これからの未来に思いを馳せる。
「こんな感じかな、旦那様。 後は・・・」
静かな森。
舗装されていない道。
砂利を踏みしめる人影が二つ。
水杜神社の長い石段の下に、強い妖気とそれ以上に強力な霊力を持つ者が現れた。
「・・・・・・葉子」
「あらあらまあまあ、これはどうしたことでしょう・・・?」
天乃神神社の救援に向かった葉子とナツが戻ってきていた。
強い妖気に満ち満ちた社を見上げる。
風が強く、雲の流れが速い。
「・・・・・桂香と初香、心配」
葉子の着物の裾をギュッと掴み、犬耳の少女が不安な顔を覗かせる。
「ええ、そうですわね。 早く参りましょう」
ナツに硬い顔で答え、石段の遙か上にある鳥居を見上げた。
29 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:49:23 ID:2BQ3/vvG
「みんな、準備はいい?」
神社の境内で葉子とナツを待ちかまえる初香たち。
初香の蠱供が草木や灯籠の影に8匹、地面の中に12匹。
そして母親を護るように正面に10匹。
「お姉ちゃんも、いい?」
初香の股の間から伸び出す腹妖蟲。
「・・・ええ、この子のためにも」
太くて大きな我が子の頭を撫で、妹の中から伸び出してきた腹妖蟲の親玉に、桂香はそっと口づけをする。
それはまるで愛しい相手にするような口づけであり、
騎士が忠誠を誓うときのような口づけのようでもあった。
「葉子さんやナツ様なら、きっともっと強い子が産めるね☆」
エヘヘと悪戯っぽく笑いながら、石段を駆け登ってきた二人に笑顔を向けた。
END
ようやく書き終えました~
でもってこのあとめでたく(?)葉子さんとナツ様も取り付かれて
麓の街は寄生ラッシュに・・・
すみません、初っぱなからこんな無茶苦茶SSで・・・
連続投稿寄生でこの最後の部分だけ時間がかかりました・・・
40 名前:水死体 :2005/05/21(土) 07:59:56 ID:yUJ1Hdio
一姫と双葉、確認しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・ヤっちゃって良いですか?
あと、彼女らは何歳ぐらいでしょうか。
だけど、スタジオ・エゴのスタッフが私のSS見たら、もの凄く怒りそう・・・
41 名前:エゴでバイトしてた人 :2005/05/21(土) 08:05:36 ID:X548eAbe
GJ
もっとやっちゃってください
44 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:05:49 ID:KcJKSQdi
>>41 マジですか・・・・・・?
一姫・二太郎・・・じゃなかった。
一姫・双葉ではないですが、葉子さんとナツ様はこんな感じで堕とします↓
シャッ!!
硬質化した二寸程の長さの爪が、襲いかかってきた腹妖蟲を切り落とす。
10日ほど前に桂香が霊刀で斬りつけたときとは大違いで、今回は真っ二つだった。
産まれたばかりの蠱供は紫色の体液を撒き散らしながら、耳障りな断末魔の悲鳴を上げてのたうち回り
やがては動かなくなる。
「きゃあっ!! 猛くんがぁっ!」
二つに分かたれ地面に転がる我が子の姿に、母親――初香は悲鳴を上げた。
もう名前を付けていたらしい。
次に初香が産み、桂香の腹の中でスクスクと育った成虫が飛びかかる。
先とは違い、巫女姉妹の霊力をたっぷりを吸い取り力を蓄えた腹妖蟲。
2撃、3撃・・・
固い鱗の外骨格で葉子の爪を弾き返す。
しかしついには頭に爪の一撃が突き刺さり、幾本もの足をギチギチと動かしながら地面に転がり、息耐えた。
「剛くん!! ・・・・・・・・・・こうなったら」
初香の中に巣食う腹妖蟲が蠱供たちに合図を送る。
すると、いままで葉子の後ろという安全な場所にいた犬耳の少女に
地面を割って踊り出た妖虫が襲いかかった。
「きゃっ!」
驚き倒れたナツへと、5匹の腹妖蟲が降ってくる。
ボトボトと少女の上に落下した妖虫は、身体についた土をそのままに
3つの穴へ潜り込もうと行動を開始する。
45 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:06:32 ID:KcJKSQdi
「ナツ様っ!!」
悲鳴の上がった後ろを振り向き、自分が仕え護るべき少女へと足を向けた。
数メートルの距離をたったの2跳躍で辿りつき、穴へ入り込もうとしていた妖虫を引き剥がす。
「ぐむうぅ~~っ、うう~~~~っ!! ・・・・・っぷはっ、よ、葉子!」
だがこの時を待っていたとばかりに、腹妖蟲が群れをなして押し寄せる。
ナツに潜り込もうとしている妖蟲はあと四匹。
これを引き剥がしながら襲い来る腹妖蟲を往なすことは、なかなかに難しい。
飛んできた数匹の腹妖蟲を爪で一閃。
ヒュン――――ガギッ!
しかし何かに阻まれる。
長い黒髪と霊刀を持つ少女が、すんでのところで幼蟲たちを護ったのだ。
「桂香ちゃん!?」
驚きと疑問。
しかしすぐに操られているのだということに気付く。
「・・・・・・・ごめんなさい、葉子さん」
数度に渡り、刀で切りつける。
「しっかりして、桂香ちゃん! くっ・・・正気に戻ってっ!」
葉子に比べれば、彼女の霊力や技量などたいした脅威ではない。
しかし今はナツを護りながらで、しかも桂香も傷つけるわけにはいかない。
そして、とどめとばかりに何かが葉子の背中にへばり付く。
「あうっ!? ぅあ゙あ゙ぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~っっっ!!!」
そのへばり付いた物から妖力を奪う青い稲妻が立ち登り全身へと絡み付き、戦うための力が殺ぎ落とされてゆく。
ガクリと膝を折り、背中を肩越しに振り返る。
そこには初香が放った呪符が張りついていた。
呪術は彼女の得意技。
みるみるうちに妖力は吸い取られ、霧散していった。
「っ! ・・・・・・・はつ・・かっ・・ちゃん・・・・・くぅ・・!!」
いかな大妖怪といえど、さすがにこれなら少しは利くらしく、苦しげに脂汗を浮かべながら
背中から全身を覆い尽くす雷を忌々しげに見た。
46 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:07:07 ID:KcJKSQdi
「ひっ!? ふぁぁあぁぁぁぁ~~~~~~~~~っ!!」
葉子が気を取られている隙に、ナツの方は大変なことになっていた。
着物の裾から潜り込んだ腹妖蟲が菊座へと無遠慮に頭をめり込ませ
グリグリと肛門を押し広げ、直腸を小さな足でくすぐりながらモゾモゾと入り込んで行く。
その腹妖蟲は内部に胴体が全て埋没したところで、毒の液を吐き出した。
毒液は大変強力で、雌であればどんな生き物でもたちどころに発情させてしまう。
たとえそれが神格化した少女であったとしても。
「や・・ぁ~~~っ! なに・・・これ・・・っ! たすけて・・・・・葉・・子っ」
気持ち悪いのに・・・・・・・・・気持ちいい。
排便とは逆の感覚に嫌悪感と苦痛を覚え、それと同時に今まで味わったことのない感覚がお尻の穴から広がり始める。
穴の周囲がムズムスして、それでいてとても心地よくて。
広がり行く未知の感覚の波に、モゾモゾと着物に包まれたお尻を揺する。
「!! ナツ様っ・・・今助け・・っ! 桂香ちゃんっ、初香ちゃんっ!?」
青い雷光に力を奪われながらもナツを助けようと手を伸ばしたのだが、その腕を桂香に
もう片方の腕を初香に縛められる。
「葉子さんの相手は、こっちだよ」
艶のある笑顔で葉子に語りかけ、腹の中の『旦那様』に合図を送る。
初香が少し身悶え、数瞬の後には股間からズルズルと蛇腹状の太くて大きな腹妖蟲が姿を現す。
それの頭頂部――男根のカリ頭のよう形をしたものが葉子の股間へと押し当てられる。
「・・・・・・・・・葉子さんもナツ様も、私たちと一緒に堕ちようよ・・・・ね?」
優しく、諭すように。
それでいて、有無を言わせぬ最高の笑みで。
素敵な家族と、子供たちを産み続ける幸せな未来のために。
後ろで上がるナツの快楽の叫びと共に、初香は葉子の胎内へと潜り込んでいった。
――――大体こげな具合で二人ともヤられました。
ハイブリッドエンジェル=カナエ 第二話(4スレ目)
838 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:22:39 ID:XMzeOMnI
では、FBX氏の作品が出来上がるまで場繋ぎを。
お待たせしました。ハイブリッドエンジェルカナエの続きです。
第二話
「香奈と愉快なクラスメイト」
「香奈。お姉ちゃんは先に行くぞ」
「あ、うん。行ってらっしゃい」
時計を見ればもう少しで七時半を回ったところ。
お姉ちゃんは車で通勤しているので学園までには十分もかからない。
「お弁当持った? ハンカチ持った? ティッシュ持った? 忘れ物無い?」
「忘れ物――」
お姉ちゃんは玄関で靴を履いた姿勢で固まる事数秒、
「――そうだ」
唐突に立ち上がり私に顔を寄せた。
「行ってらっしゃいのキスをもらってないな」
真顔で言われた。
「……」
すぱんっ。
キスの代わりに軽くハリセンをあげた。
「はははっ。よし気合入ったぞー。今日も元気に行ってみるかぁ!」
なぜかテンションが上がるお姉ちゃん。ほんと、どういう精神構造をしてるんだろ?
扉を開け、意気揚々と出て行くお姉ちゃん。と、その身体が途中で停止する。
839 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:23:58 ID:XMzeOMnI
「……」
ねだる様な視線を向けてきた。
「……行ってらっしゃい。お姉ちゃん」
「ああ行ってきます。香奈も遅刻するなよ」
「はーい」
「それと、三嶋君が来たら伝えてくれ。『今回の写真』もいい出来だったと」
「分かった」
「じゃあな香奈」
「うん」
がちゃり、と音を立てて扉が閉まった。
「私はどうしよっかなー?」
今から学校行くのはちょっと早いし。んーーーーー。
「寝直しちゃえ!」
ぱぱっ、と制服を脱ぐ。いちいち着替えなおすのも面倒くさいから、
わたしはシャツにパンツ(クマさん柄は基本! 子供っぽいって言われてもいいの!
可愛いから!)なんて、お姉ちゃんに見つかったら間違いなくネタにされる、というか。
確実に襲われそうな格好で自分のベッドにダーイブ!
私はデンコウセッカ? のスピードで布団に包まる。
「あー! 髪くしゃくしゃになるー!」
お姉ちゃんから子ども扱いされるの嫌で近頃ずっと伸ばしてきた髪。
ちょっと前までは、「この横に生えてるの寝癖?」なんて言われていた房も、
今では立派なサイドテールなのだ!
(――まあいっか。起きてから五分で直そっと)
昨日はネルガル退治であんまり眠れなかったからちょっと眠いの。
「あにゃぁああぁ、おやすみいぃぃ」
840 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:25:04 ID:XMzeOMnI
私は気の抜け切った声を出すと、あっという間に眠りに落ちた。
***
夢をまた見た気がする。
夕暮れの教室で。大好きな『雨宮睦月』と二人っきりで。
なんかとてーも良い雰囲気で。
変な方言も言わなくて。
「好きだ」
「わ、私も、雨宮君の事が……好き」
言った! とうとう言った! きゃー! どうしよう!? とうとう言っちゃったよ!?
あにゃあぁ。
あんまりにも嬉しくて頬が緩んじゃう。
「そっか。それなら」
雨宮君がぱちんっ、って指を鳴らす。と、急に視界が青白い光で埋め尽くされる。
教室の中央には0と1の羅列が光を放ちながら、形を成していく。
それはまるで変身した私が『力』を使ったような光景。
徐々に光量を増す物体に私は目を閉じ、
――光が収まった頃を見計らって目を開ける。
すると、なんとそこには!
「べ、ベッド!!?」
し、しかもダブルベッド!!
「さあ、香奈ちゃん。おいで」
いつのまにか上半身裸になった雨宮君が、
教室のど真ん中に設置されたベッドの上で私を手招きしてる。
こ、この状況、私はどうすれば!?
841 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:25:44 ID:XMzeOMnI
(んーーと! んーーと!)
ぽくぽくぽく、ちーん。
そうだ。お姉ちゃんがいつか言っていた。こういう状況の事を
『スエゼン食わぬはオンナの恥』って言ってた!
気がする。
「…………………雨宮くーーん♪」
気が付いたら私は雨宮君と抱き合っていた。下着姿で。
うわあっ、えっちい! どきどきするよう!
真っ赤になった顔を見せるのが恥ずかしくて私は雨宮君の胸に顔を埋めた。
(――あ。凄い柔らかい。それに暖かい)
男の子の身体ってもうちょっとごつごつしたイメージがあるんだけど、全然そんな事は無い。
それどころか包み込むような暖かさすら感じる。
(あにゃぁ。幸せー)
日向ぼっこをする猫みたいに私は頬を緩め、目を細める。
ふと、雨宮君はどんな顔をしているのかと思って、上目遣いで見上げた。
何故かクマの顔が有った。
「え?」
思考が真っ白に塗りつぶされる。
「香奈ちゃん! 香奈ちゃん!」
「きゃわ!?」
842 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:26:30 ID:XMzeOMnI
そしてあろう事か、いつの間にか雨宮君と摩り替わっていた等身大のクマの縫いぐるみは、
可愛らしい女の子の声で大声を上げ始めた。
「遅刻しちゃう! 遅刻しちゃう! 早く起きないと遅刻しちゃう!」
「え!? 遅刻って!? だってここ学校!?」
「起きて! 起きて! 起きて起きておきておきてオキテオキテ掟掟!!!!」
「あにゃーーーーーー!?」
***
「香奈ちゃん!!」
「……雨宮くーん♪ もう離さなーい」
「え? きゃっ!? ちょっ!! 香奈ちゃん!? やーん!」
ずぱーん!!
「うきょわ!?」
聞き慣れた快音と共に、こめかみ辺りに衝撃が走った。
「え? え? 何? え? ここどこ?」
頭が取れちゃうかと思うほどの衝撃で私は目を覚ました。
「早くどいて~っ」
すぐ下から、聞き慣れた女の子の声。それは幼稚園の頃からすっと聞いてきた声だ。
下を向けば、『そこでもいっしょ』の『テロちゃん』のように目を(><)こんな感じにした
おかっぱの女の子がいた。
「え? 蒼衣ちゃん? どうして蒼衣ちゃんがここに居るの!? 雨宮君は!? クマは!?」
すぱーんっ。
「うきょん!?」
無言ではたかれる私、今回は手加減してくれたのか全然痛くなかった。
843 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:28:11 ID:XMzeOMnI
まあ、でもようやく状況が飲み込めた。
「また夢オチ!?」
「うん多分そうだと思う。思うから。その、早く、退いて、くれない…?」
眼鏡越しに、蒼衣ちゃんの目が恥じらうように揺れるのが見えた。
丸っこい私の顔とは違う、綺麗な顔だって真っ赤に染まっていく。
(何だろ? この反応は?)
恥ずかしがるようなシチュエーション?
えっとだって――幼馴染の女の子『三嶋蒼衣』ちゃんに、
何故かマウントポジションを取っている私がいるだけだし。
プロレスごっこなんて男子でもやってるし。
ふと、そこである事に気づく。
あ、いっけなーい。わたし服着てないや。
私は一足で蒼衣ちゃんから飛び退いた。
「ちちちちちちち違うよ!? 私、普通だよ!? 全然ノーマルだよ!?
確かにあのお姉ちゃんの血は引いてるけど、私は女の子より男の子の方が良いからね!?」
「……香奈ちゃん。分かってるから服着ようよ」
「え!? あ、うん! そうだね! アハハハハハhahaha!」
乾いた笑い声を上げながらマッハで制服を着る私。
「準備完了ー!」
「うん。それじゃ行こ?」
「らじゃー! って今何時?」
「八時十二分。――あっ、十三分に変わっちゃった…!」
遅刻コースまっしぐら?
844 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:28:44 ID:XMzeOMnI
バタン!! と蝶番の軋む音を立てて777号室の扉が開く。
「香奈ちゃん! 鍵! 鍵!」
「え!? あ、そだそだ!」
鞄の中からクマのマスコットが付いた鍵を取り出してロックすると、牛乳瓶入れの真下に放り込む。
「香奈ちゃん! 見えてる! 見えてる!」
「うわわわ!?」
反射的に背筋が伸びる。
何が見えてるの? 聞き返すまでもない。
きっと蒼衣ちゃんの目はしっかりと、クマさん柄のパンツが見えちゃったんだろう。
何回も見られてるから別にいいけどね!
「もうちょっと早く起こしてくれればいいのにー!」
エレベーター前までダッシュを掛ける。
「そ、そんな事言われても…! 私、頑張ったんだよ…っ?
あぁっ…エレベーター行ったところだよぅ」
「階段んーーっ!!」
「香奈ちゃん! そんなに跳ねたらまた見えちゃうよ!」
「そんな事気にしてられるかー!!」
***
「信号ー!」
「やーん! どうして目の前で赤になるのー! このままじゃバス間に合わないよう!」
「こうなったら! 一か八か! 赤信号ーっ、二人で渡れば――!」
びゅん! びゅんびゅんびゅん!
「……っ、っっ! ぬぬぬ!」
845 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:29:35 ID:XMzeOMnI
急に増えた車に思わず歯軋り。
「裏道ー!」
「あっ、待ってよー! 香奈ちゃーん!」
***
「バス亭ー!」
「はあ! はあ! はあ! やっとっ…ついたぁっ」
「時間は!?」
「二十分っ」
「確かセーフラインが二十二分のバスだったよね!?」
「うんっ。うん!」
「やったー!」
ばたんきゅう。と椅子にへたり込む。
ぜーはーぜーはー、と二人分の荒い息が小奇麗なバス亭に響く。
遠くからは町の喧騒。思い出したように吹く風が全力疾走直後の身体には気持ちよかった。
それにしても静か。まあ、私と蒼衣ちゃんしかいないんだから静かなのは当たり前で。
「あれ?」
私と蒼衣ちゃんだけ? 他のギリギリ組みの子達は?
「あーーーーー!!!」
「どうしたの蒼衣ちゃん!?」
振り向いた蒼衣ちゃんの顔は真っ青だった。
「今日土曜日だよね?」
「うん。そうだけど――あ!?」
土日、って確か、ダイヤが平日と違ったような!
846 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:30:26 ID:XMzeOMnI
携帯で時計を見る――二十二分を過ぎたところだった。
嫌な予感を感じながらも時刻表を見る。
お茶のお湯学園行き。土日祝日。八時から――三分。十分。十四分。
そして十九分。
パンツを見せながら転んでしまった。
「えー!? うそ!? 行ったところじゃなーい!! ありえないありえないありえなーい!!」
「ど、どうしよう…香奈ちゃん? 次のバス十九分から飛んで四十五分だよ?」
「ありえなーい!!」
「どうしようぅ……わたしずっと皆勤だったのに……」
「うー…っ、どうして今日に限ってプチ不幸がこんなに重なるのよぅ…!
もうこうなったら!」
「こ、こうなったら?」
「変身するしかない!!」
――硬直する蒼衣ちゃん。
「えー!? そんな駄目だよ!?
確かに変身すれば五分もあれば学校に着けるけど……でも目立つよ!?
それに、今、香奈ちゃん変身出来ないんじゃ?」
「どうしてー!? 出来るもん! やるったらやるもん!!」
スカートのポケットに携帯しているDVDプレイヤーっぽい薄型の機械から、
棒状のコントローラーを取り出す。『カナエ・ドライブ』とお姉ちゃんが名付けた
これこそ、私の変身アイテムなのだ。
電源を入れすぐに再生ボタンを押す。
847 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:31:27 ID:XMzeOMnI
『Good morning My dear. Boots up a system of Kanae』
プレイヤーからは低い振動音が鳴り続け、
隣では心配そうな顔をした蒼衣ちゃんが私を見ていた。
『Samon Kanae device』
中空に0と1の羅列が浮かび上がり発光する。
光は細長く棒状に変わって、先っぽが膨らみ、円盤が出来上がる。
やがて、青く淡く光っていた棒状の物体は、ピンク色のステッキへと姿を変えた。
金の縁取りや、先端に白い羽飾りの付いた円盤――これは変身した私が使う武器だ。
後は私が変身するための言葉『変身ワード』を言えばオッケーなんだ。
私は手にしたステッキをくるくると回すと高らかに叫んだ!
「エンジェリック・マジカル・エヴォリュー……!!」
「何やってんだお前?」
「……星群って知ってる!? 一億万年に一度しか流れない、
すごいマイナーな流星群なんだよ!?」
――今私はっ、猛烈に混乱しているぅっ!?
変身ワードに割り込むように現れた第三者の声に、私はパニックった。
「お前さぁ。嘘つくのめっちゃくちゃ下手だよな。
なんだよその。エンジェリックなんたら流星群ってのは? ダサすぎ。
それに一億万年って、そんな単位あるかっつーの。小学生かよ」
「……むー…っ」
段々パニックがイライラへと変わってきた。
848 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:33:03 ID:XMzeOMnI
この、ママチャリに乗って、口が悪くて背が小さくて、
鳥さんみたいなつんつんした髪をして、目つきが悪くて、
デリカシーの欠片もない男子生徒は『香坂 陸』。
ありえない事にクラスメートだったりする。
「こ、香坂君!? い、いつから居たの!?」
蒼衣ちゃんが驚きの声を上げている。
ってそうじゃん! もし今の会話聞かれてたり、
ステッキとか見られたりしてたら私の正体バレちゃう!?
「その派手なステッキをお前のアタマみたいにくるくる回し始めたところ」
「っと言う事は……」
蒼衣ちゃんと顔を見合す。
良かった。特殊効果のバリバリ利いたシーンとかは見られてない。
「それにしてもお前さ。バカだろ? いや、今に始まった事じゃないけどさ」
「……カチン」
「だってそうだろ? 最終バス行ったのにさ、お前らはこんな所で遊んでんだもん」
「あ、遊んでたんじゃないもん!!」
「んじゃ何やってたんだよ?」
「えっ!? えーっ、それはぁ……」
変身しようとしてました! なんて言える分けないし。
でもでもっ。上手い言い訳も思い付かないし。
気が付け綾取りをするように指をモジモジしちゃってるし。
「……あにゃぁ」
「出たよ、あにゃぁ。頭悪い子ワード」
「頭悪い言うなー!!」
「ほんとの事だろ?」
呆れて物も言えない――なーんて顔をした香坂が急に私のステッキに目を付けた。
「……それより、それさ?」
ステッキを指差す。
「な、なによ!?」
849 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:33:57 ID:XMzeOMnI
――ば、ばれたのかなっ?
「それ。どこかで見た事あると思ったんだよ。アレじゃないのか?
今TVとかで話題になってる『現代のヒロイン』。アイツの持ってる杖
とそっくりだ」
「ギクギクゥッ!」
「意味不明のリアクション? まあそれはともかく――」
香坂が言いながら自転車から降りる。それから、多分気のせいだと思うんだけど、
少し目をキラキラさせながら私のステッキを眺めた。
「それすげーよな。本物そっくりじゃねえか」
――あれ?
なんだかテンションの高くなってきた香坂を見ている内に気付く。
――作り物だと思われてる? んー。それはそれで良いんだけど。
なんだか複雑な気分。
「そんなんどこで手に入れたんだ? ――あ、分かった! お前の姉貴が
作ったんだろ!?」
「う、うん。ドンピシャ」
「やっぱりなぁ! お前の姉貴ってそういうの作るのすごい好きそうだもんな!」
「まあ、ね。よく暴走したりするけど」
「でもそれは良く出来てんじゃないの?」
「え、えー? そりゃ、もう、すごいよ? ディスクだって入れられるし。
ちゃんと音声だって出るんだから!」
――あにゃー。
心の中でデレデレと笑う私。だってねだってね? これだけ褒められるとは
思わなかったんだもん。香坂ってもっと嫌な奴だったと思ってたし。
そうだ! 香坂って、変身ヒロインとか好きなのかな!?
だから今、楽しくお喋りも出来てるし!
「マジで!? ちょっと貸して見せてくれよ!」
850 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:34:43 ID:XMzeOMnI
「えー? うんー? どうしよっかなー?」
なんて言いながら心の中ではどうするか決めてるけどねー?
でもね、ちょっと意地悪したくなるというか。
もうちょっとこの優越感に浸って居たいというか。
「頼むよー。ちょっとだけで良いからさ? な? ――この通り!」
手を合わされて頭を下げられる。
あにゃぁあ、あにゃあぁぁ♪ うふふのふ♪
「しょうがないなあ♪ ちょっとだけだからね♪ は――い?」
ステッキを手渡そうとした瞬間。香坂の姿が消えた。
そして次の瞬間。一陣の風と共に、
私のスカートが腰の上まで捲くれ上がった。
「――え?」
目の前には、してやったり、っていう顔の香坂が、アッパーを決めたような体勢で
私を――正確には私の下半身を見ていた。
スカートめくられた。
「なんだよ、今日もクマか? だ…………っせーーーーーー!!!」
言いながら香坂はそそくさと自転車に跨る。
「~~~~~~~~っ!!!!!」
「ひどいよ香坂君っ。ステッキ見たいって言ったから、
香奈ちゃんが見せてあげようとしてたのに」
「プッ。ばーーかっ。男がそんなチャラチャラしたもん好きなわけ無いだろ!?
だ…………っせーーーーの!!」
851 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:35:45 ID:XMzeOMnI
パリーン。
その言葉を聞いた瞬間。
頭の中で何かが弾けた気がした。
「がーん!?」
「じゃ、そーいうわけで、俺は先に行くな?
お前らはここで仲良く変身ヒロインごっこでもやってろよ!?」
ショックを受けてる蒼衣ちゃんをまるで気にする風でもなく、
すいー、と自転車を扱ぎ出す香坂。
香坂の乗った自転車はすぐ先の交差点を右に曲がり、建物の陰に消える。
その直前、私は手に持ったステッキを、思いっきり投げた。
ぶんっ! ……ぎしっ!
「うぇお!?」
がしゃーん!!
派手な音を立てながら自転車が倒れて、香坂の体が前へとぶっ飛ぶ。
横で蒼衣ちゃんが顔を青ざめながら呟いた。
「……香奈ちゃん。すごい。タイヤのフレームに、
ステッキを投げ込んで自転車止めちゃうなんて……
あっ!? でも、ステッキ壊れないかな!?」
「大丈夫だよ。頑丈だもん」
答えながらどすどすと、足音を立てて香坂の元へ向かう。
交差点の角を曲がると、横転しているママチャリと私の投げたステッキ、
その二メートルほど先で香坂が後頭部を抑えながら悶絶してた。
「いってぇっ、くそっ、一体何が起きて……あ、てめえっ! 何しやが! ……」
852 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:36:41 ID:XMzeOMnI
私に気付いた香坂は抗議の声を上げるけど、私の顔を見てすぐに言葉を失う。
「何しやがるはこっちのセリフよっ。人を騙した挙句に、
スカートめくるなんて最っ低ーーっ!!」
ズパーーン!!
「ぶうぇらっ!!?」
怒りのハリセンをその顔面に叩き込んでやる。
――あ、テンプルに入った。
ついでに過剰なくらい首が曲がってる気がする。
「ま、別にいいよね。乙女の心を踏みにじった罰だから」
気持ち良さそうに気絶した香坂は放っておいて倒れた自転車を起こすと、
遠慮なく跨る。
「蒼衣ちゃん。足をゲットしたよ」
「それ、香坂君の……」
「借りるの」
「借りるって……」
蒼衣ちゃんが白目を向いた香坂に目を向ける。
「さっき借りたの!」
「そ、そう…まあ、いいかな? 香坂君、自業自得だもんね――よいしょ」
座席の後ろの、買い物籠を乗せるスペースに、
横向きに座った蒼衣ちゃんが私の腰に手を回した。
「香奈ちゃん、いいよ」
「らじゃー!!」
私は勢い良くママチャリを漕ぎ出す。
後には、気絶した香坂だけが取り残された。
853 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:42:30 ID:XMzeOMnI
以上で第二話終了です。
これで主要キャラの紹介は大体終わりましたね。
ぱっと見、平和そのものの光景ですが、水面下ではネルガルの魔の手が。
というわけで次回からはいよいよ陵辱開始です。
でもやられるのは脇キャラなのであんまり期待しないで下さい(汗
では、FBX氏の作品が出来上がるまで場繋ぎを。
お待たせしました。ハイブリッドエンジェルカナエの続きです。
第二話
「香奈と愉快なクラスメイト」
「香奈。お姉ちゃんは先に行くぞ」
「あ、うん。行ってらっしゃい」
時計を見ればもう少しで七時半を回ったところ。
お姉ちゃんは車で通勤しているので学園までには十分もかからない。
「お弁当持った? ハンカチ持った? ティッシュ持った? 忘れ物無い?」
「忘れ物――」
お姉ちゃんは玄関で靴を履いた姿勢で固まる事数秒、
「――そうだ」
唐突に立ち上がり私に顔を寄せた。
「行ってらっしゃいのキスをもらってないな」
真顔で言われた。
「……」
すぱんっ。
キスの代わりに軽くハリセンをあげた。
「はははっ。よし気合入ったぞー。今日も元気に行ってみるかぁ!」
なぜかテンションが上がるお姉ちゃん。ほんと、どういう精神構造をしてるんだろ?
扉を開け、意気揚々と出て行くお姉ちゃん。と、その身体が途中で停止する。
839 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:23:58 ID:XMzeOMnI
「……」
ねだる様な視線を向けてきた。
「……行ってらっしゃい。お姉ちゃん」
「ああ行ってきます。香奈も遅刻するなよ」
「はーい」
「それと、三嶋君が来たら伝えてくれ。『今回の写真』もいい出来だったと」
「分かった」
「じゃあな香奈」
「うん」
がちゃり、と音を立てて扉が閉まった。
「私はどうしよっかなー?」
今から学校行くのはちょっと早いし。んーーーーー。
「寝直しちゃえ!」
ぱぱっ、と制服を脱ぐ。いちいち着替えなおすのも面倒くさいから、
わたしはシャツにパンツ(クマさん柄は基本! 子供っぽいって言われてもいいの!
可愛いから!)なんて、お姉ちゃんに見つかったら間違いなくネタにされる、というか。
確実に襲われそうな格好で自分のベッドにダーイブ!
私はデンコウセッカ? のスピードで布団に包まる。
「あー! 髪くしゃくしゃになるー!」
お姉ちゃんから子ども扱いされるの嫌で近頃ずっと伸ばしてきた髪。
ちょっと前までは、「この横に生えてるの寝癖?」なんて言われていた房も、
今では立派なサイドテールなのだ!
(――まあいっか。起きてから五分で直そっと)
昨日はネルガル退治であんまり眠れなかったからちょっと眠いの。
「あにゃぁああぁ、おやすみいぃぃ」
840 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:25:04 ID:XMzeOMnI
私は気の抜け切った声を出すと、あっという間に眠りに落ちた。
***
夢をまた見た気がする。
夕暮れの教室で。大好きな『雨宮睦月』と二人っきりで。
なんかとてーも良い雰囲気で。
変な方言も言わなくて。
「好きだ」
「わ、私も、雨宮君の事が……好き」
言った! とうとう言った! きゃー! どうしよう!? とうとう言っちゃったよ!?
あにゃあぁ。
あんまりにも嬉しくて頬が緩んじゃう。
「そっか。それなら」
雨宮君がぱちんっ、って指を鳴らす。と、急に視界が青白い光で埋め尽くされる。
教室の中央には0と1の羅列が光を放ちながら、形を成していく。
それはまるで変身した私が『力』を使ったような光景。
徐々に光量を増す物体に私は目を閉じ、
――光が収まった頃を見計らって目を開ける。
すると、なんとそこには!
「べ、ベッド!!?」
し、しかもダブルベッド!!
「さあ、香奈ちゃん。おいで」
いつのまにか上半身裸になった雨宮君が、
教室のど真ん中に設置されたベッドの上で私を手招きしてる。
こ、この状況、私はどうすれば!?
841 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:25:44 ID:XMzeOMnI
(んーーと! んーーと!)
ぽくぽくぽく、ちーん。
そうだ。お姉ちゃんがいつか言っていた。こういう状況の事を
『スエゼン食わぬはオンナの恥』って言ってた!
気がする。
「…………………雨宮くーーん♪」
気が付いたら私は雨宮君と抱き合っていた。下着姿で。
うわあっ、えっちい! どきどきするよう!
真っ赤になった顔を見せるのが恥ずかしくて私は雨宮君の胸に顔を埋めた。
(――あ。凄い柔らかい。それに暖かい)
男の子の身体ってもうちょっとごつごつしたイメージがあるんだけど、全然そんな事は無い。
それどころか包み込むような暖かさすら感じる。
(あにゃぁ。幸せー)
日向ぼっこをする猫みたいに私は頬を緩め、目を細める。
ふと、雨宮君はどんな顔をしているのかと思って、上目遣いで見上げた。
何故かクマの顔が有った。
「え?」
思考が真っ白に塗りつぶされる。
「香奈ちゃん! 香奈ちゃん!」
「きゃわ!?」
842 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:26:30 ID:XMzeOMnI
そしてあろう事か、いつの間にか雨宮君と摩り替わっていた等身大のクマの縫いぐるみは、
可愛らしい女の子の声で大声を上げ始めた。
「遅刻しちゃう! 遅刻しちゃう! 早く起きないと遅刻しちゃう!」
「え!? 遅刻って!? だってここ学校!?」
「起きて! 起きて! 起きて起きておきておきてオキテオキテ掟掟!!!!」
「あにゃーーーーーー!?」
***
「香奈ちゃん!!」
「……雨宮くーん♪ もう離さなーい」
「え? きゃっ!? ちょっ!! 香奈ちゃん!? やーん!」
ずぱーん!!
「うきょわ!?」
聞き慣れた快音と共に、こめかみ辺りに衝撃が走った。
「え? え? 何? え? ここどこ?」
頭が取れちゃうかと思うほどの衝撃で私は目を覚ました。
「早くどいて~っ」
すぐ下から、聞き慣れた女の子の声。それは幼稚園の頃からすっと聞いてきた声だ。
下を向けば、『そこでもいっしょ』の『テロちゃん』のように目を(><)こんな感じにした
おかっぱの女の子がいた。
「え? 蒼衣ちゃん? どうして蒼衣ちゃんがここに居るの!? 雨宮君は!? クマは!?」
すぱーんっ。
「うきょん!?」
無言ではたかれる私、今回は手加減してくれたのか全然痛くなかった。
843 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:28:11 ID:XMzeOMnI
まあ、でもようやく状況が飲み込めた。
「また夢オチ!?」
「うん多分そうだと思う。思うから。その、早く、退いて、くれない…?」
眼鏡越しに、蒼衣ちゃんの目が恥じらうように揺れるのが見えた。
丸っこい私の顔とは違う、綺麗な顔だって真っ赤に染まっていく。
(何だろ? この反応は?)
恥ずかしがるようなシチュエーション?
えっとだって――幼馴染の女の子『三嶋蒼衣』ちゃんに、
何故かマウントポジションを取っている私がいるだけだし。
プロレスごっこなんて男子でもやってるし。
ふと、そこである事に気づく。
あ、いっけなーい。わたし服着てないや。
私は一足で蒼衣ちゃんから飛び退いた。
「ちちちちちちち違うよ!? 私、普通だよ!? 全然ノーマルだよ!?
確かにあのお姉ちゃんの血は引いてるけど、私は女の子より男の子の方が良いからね!?」
「……香奈ちゃん。分かってるから服着ようよ」
「え!? あ、うん! そうだね! アハハハハハhahaha!」
乾いた笑い声を上げながらマッハで制服を着る私。
「準備完了ー!」
「うん。それじゃ行こ?」
「らじゃー! って今何時?」
「八時十二分。――あっ、十三分に変わっちゃった…!」
遅刻コースまっしぐら?
844 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:28:44 ID:XMzeOMnI
バタン!! と蝶番の軋む音を立てて777号室の扉が開く。
「香奈ちゃん! 鍵! 鍵!」
「え!? あ、そだそだ!」
鞄の中からクマのマスコットが付いた鍵を取り出してロックすると、牛乳瓶入れの真下に放り込む。
「香奈ちゃん! 見えてる! 見えてる!」
「うわわわ!?」
反射的に背筋が伸びる。
何が見えてるの? 聞き返すまでもない。
きっと蒼衣ちゃんの目はしっかりと、クマさん柄のパンツが見えちゃったんだろう。
何回も見られてるから別にいいけどね!
「もうちょっと早く起こしてくれればいいのにー!」
エレベーター前までダッシュを掛ける。
「そ、そんな事言われても…! 私、頑張ったんだよ…っ?
あぁっ…エレベーター行ったところだよぅ」
「階段んーーっ!!」
「香奈ちゃん! そんなに跳ねたらまた見えちゃうよ!」
「そんな事気にしてられるかー!!」
***
「信号ー!」
「やーん! どうして目の前で赤になるのー! このままじゃバス間に合わないよう!」
「こうなったら! 一か八か! 赤信号ーっ、二人で渡れば――!」
びゅん! びゅんびゅんびゅん!
「……っ、っっ! ぬぬぬ!」
845 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:29:35 ID:XMzeOMnI
急に増えた車に思わず歯軋り。
「裏道ー!」
「あっ、待ってよー! 香奈ちゃーん!」
***
「バス亭ー!」
「はあ! はあ! はあ! やっとっ…ついたぁっ」
「時間は!?」
「二十分っ」
「確かセーフラインが二十二分のバスだったよね!?」
「うんっ。うん!」
「やったー!」
ばたんきゅう。と椅子にへたり込む。
ぜーはーぜーはー、と二人分の荒い息が小奇麗なバス亭に響く。
遠くからは町の喧騒。思い出したように吹く風が全力疾走直後の身体には気持ちよかった。
それにしても静か。まあ、私と蒼衣ちゃんしかいないんだから静かなのは当たり前で。
「あれ?」
私と蒼衣ちゃんだけ? 他のギリギリ組みの子達は?
「あーーーーー!!!」
「どうしたの蒼衣ちゃん!?」
振り向いた蒼衣ちゃんの顔は真っ青だった。
「今日土曜日だよね?」
「うん。そうだけど――あ!?」
土日、って確か、ダイヤが平日と違ったような!
846 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:30:26 ID:XMzeOMnI
携帯で時計を見る――二十二分を過ぎたところだった。
嫌な予感を感じながらも時刻表を見る。
お茶のお湯学園行き。土日祝日。八時から――三分。十分。十四分。
そして十九分。
パンツを見せながら転んでしまった。
「えー!? うそ!? 行ったところじゃなーい!! ありえないありえないありえなーい!!」
「ど、どうしよう…香奈ちゃん? 次のバス十九分から飛んで四十五分だよ?」
「ありえなーい!!」
「どうしようぅ……わたしずっと皆勤だったのに……」
「うー…っ、どうして今日に限ってプチ不幸がこんなに重なるのよぅ…!
もうこうなったら!」
「こ、こうなったら?」
「変身するしかない!!」
――硬直する蒼衣ちゃん。
「えー!? そんな駄目だよ!?
確かに変身すれば五分もあれば学校に着けるけど……でも目立つよ!?
それに、今、香奈ちゃん変身出来ないんじゃ?」
「どうしてー!? 出来るもん! やるったらやるもん!!」
スカートのポケットに携帯しているDVDプレイヤーっぽい薄型の機械から、
棒状のコントローラーを取り出す。『カナエ・ドライブ』とお姉ちゃんが名付けた
これこそ、私の変身アイテムなのだ。
電源を入れすぐに再生ボタンを押す。
847 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:31:27 ID:XMzeOMnI
『Good morning My dear. Boots up a system of Kanae』
プレイヤーからは低い振動音が鳴り続け、
隣では心配そうな顔をした蒼衣ちゃんが私を見ていた。
『Samon Kanae device』
中空に0と1の羅列が浮かび上がり発光する。
光は細長く棒状に変わって、先っぽが膨らみ、円盤が出来上がる。
やがて、青く淡く光っていた棒状の物体は、ピンク色のステッキへと姿を変えた。
金の縁取りや、先端に白い羽飾りの付いた円盤――これは変身した私が使う武器だ。
後は私が変身するための言葉『変身ワード』を言えばオッケーなんだ。
私は手にしたステッキをくるくると回すと高らかに叫んだ!
「エンジェリック・マジカル・エヴォリュー……!!」
「何やってんだお前?」
「……星群って知ってる!? 一億万年に一度しか流れない、
すごいマイナーな流星群なんだよ!?」
――今私はっ、猛烈に混乱しているぅっ!?
変身ワードに割り込むように現れた第三者の声に、私はパニックった。
「お前さぁ。嘘つくのめっちゃくちゃ下手だよな。
なんだよその。エンジェリックなんたら流星群ってのは? ダサすぎ。
それに一億万年って、そんな単位あるかっつーの。小学生かよ」
「……むー…っ」
段々パニックがイライラへと変わってきた。
848 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:33:03 ID:XMzeOMnI
この、ママチャリに乗って、口が悪くて背が小さくて、
鳥さんみたいなつんつんした髪をして、目つきが悪くて、
デリカシーの欠片もない男子生徒は『香坂 陸』。
ありえない事にクラスメートだったりする。
「こ、香坂君!? い、いつから居たの!?」
蒼衣ちゃんが驚きの声を上げている。
ってそうじゃん! もし今の会話聞かれてたり、
ステッキとか見られたりしてたら私の正体バレちゃう!?
「その派手なステッキをお前のアタマみたいにくるくる回し始めたところ」
「っと言う事は……」
蒼衣ちゃんと顔を見合す。
良かった。特殊効果のバリバリ利いたシーンとかは見られてない。
「それにしてもお前さ。バカだろ? いや、今に始まった事じゃないけどさ」
「……カチン」
「だってそうだろ? 最終バス行ったのにさ、お前らはこんな所で遊んでんだもん」
「あ、遊んでたんじゃないもん!!」
「んじゃ何やってたんだよ?」
「えっ!? えーっ、それはぁ……」
変身しようとしてました! なんて言える分けないし。
でもでもっ。上手い言い訳も思い付かないし。
気が付け綾取りをするように指をモジモジしちゃってるし。
「……あにゃぁ」
「出たよ、あにゃぁ。頭悪い子ワード」
「頭悪い言うなー!!」
「ほんとの事だろ?」
呆れて物も言えない――なーんて顔をした香坂が急に私のステッキに目を付けた。
「……それより、それさ?」
ステッキを指差す。
「な、なによ!?」
849 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:33:57 ID:XMzeOMnI
――ば、ばれたのかなっ?
「それ。どこかで見た事あると思ったんだよ。アレじゃないのか?
今TVとかで話題になってる『現代のヒロイン』。アイツの持ってる杖
とそっくりだ」
「ギクギクゥッ!」
「意味不明のリアクション? まあそれはともかく――」
香坂が言いながら自転車から降りる。それから、多分気のせいだと思うんだけど、
少し目をキラキラさせながら私のステッキを眺めた。
「それすげーよな。本物そっくりじゃねえか」
――あれ?
なんだかテンションの高くなってきた香坂を見ている内に気付く。
――作り物だと思われてる? んー。それはそれで良いんだけど。
なんだか複雑な気分。
「そんなんどこで手に入れたんだ? ――あ、分かった! お前の姉貴が
作ったんだろ!?」
「う、うん。ドンピシャ」
「やっぱりなぁ! お前の姉貴ってそういうの作るのすごい好きそうだもんな!」
「まあ、ね。よく暴走したりするけど」
「でもそれは良く出来てんじゃないの?」
「え、えー? そりゃ、もう、すごいよ? ディスクだって入れられるし。
ちゃんと音声だって出るんだから!」
――あにゃー。
心の中でデレデレと笑う私。だってねだってね? これだけ褒められるとは
思わなかったんだもん。香坂ってもっと嫌な奴だったと思ってたし。
そうだ! 香坂って、変身ヒロインとか好きなのかな!?
だから今、楽しくお喋りも出来てるし!
「マジで!? ちょっと貸して見せてくれよ!」
850 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:34:43 ID:XMzeOMnI
「えー? うんー? どうしよっかなー?」
なんて言いながら心の中ではどうするか決めてるけどねー?
でもね、ちょっと意地悪したくなるというか。
もうちょっとこの優越感に浸って居たいというか。
「頼むよー。ちょっとだけで良いからさ? な? ――この通り!」
手を合わされて頭を下げられる。
あにゃぁあ、あにゃあぁぁ♪ うふふのふ♪
「しょうがないなあ♪ ちょっとだけだからね♪ は――い?」
ステッキを手渡そうとした瞬間。香坂の姿が消えた。
そして次の瞬間。一陣の風と共に、
私のスカートが腰の上まで捲くれ上がった。
「――え?」
目の前には、してやったり、っていう顔の香坂が、アッパーを決めたような体勢で
私を――正確には私の下半身を見ていた。
スカートめくられた。
「なんだよ、今日もクマか? だ…………っせーーーーーー!!!」
言いながら香坂はそそくさと自転車に跨る。
「~~~~~~~~っ!!!!!」
「ひどいよ香坂君っ。ステッキ見たいって言ったから、
香奈ちゃんが見せてあげようとしてたのに」
「プッ。ばーーかっ。男がそんなチャラチャラしたもん好きなわけ無いだろ!?
だ…………っせーーーーの!!」
851 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:35:45 ID:XMzeOMnI
パリーン。
その言葉を聞いた瞬間。
頭の中で何かが弾けた気がした。
「がーん!?」
「じゃ、そーいうわけで、俺は先に行くな?
お前らはここで仲良く変身ヒロインごっこでもやってろよ!?」
ショックを受けてる蒼衣ちゃんをまるで気にする風でもなく、
すいー、と自転車を扱ぎ出す香坂。
香坂の乗った自転車はすぐ先の交差点を右に曲がり、建物の陰に消える。
その直前、私は手に持ったステッキを、思いっきり投げた。
ぶんっ! ……ぎしっ!
「うぇお!?」
がしゃーん!!
派手な音を立てながら自転車が倒れて、香坂の体が前へとぶっ飛ぶ。
横で蒼衣ちゃんが顔を青ざめながら呟いた。
「……香奈ちゃん。すごい。タイヤのフレームに、
ステッキを投げ込んで自転車止めちゃうなんて……
あっ!? でも、ステッキ壊れないかな!?」
「大丈夫だよ。頑丈だもん」
答えながらどすどすと、足音を立てて香坂の元へ向かう。
交差点の角を曲がると、横転しているママチャリと私の投げたステッキ、
その二メートルほど先で香坂が後頭部を抑えながら悶絶してた。
「いってぇっ、くそっ、一体何が起きて……あ、てめえっ! 何しやが! ……」
852 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:36:41 ID:XMzeOMnI
私に気付いた香坂は抗議の声を上げるけど、私の顔を見てすぐに言葉を失う。
「何しやがるはこっちのセリフよっ。人を騙した挙句に、
スカートめくるなんて最っ低ーーっ!!」
ズパーーン!!
「ぶうぇらっ!!?」
怒りのハリセンをその顔面に叩き込んでやる。
――あ、テンプルに入った。
ついでに過剰なくらい首が曲がってる気がする。
「ま、別にいいよね。乙女の心を踏みにじった罰だから」
気持ち良さそうに気絶した香坂は放っておいて倒れた自転車を起こすと、
遠慮なく跨る。
「蒼衣ちゃん。足をゲットしたよ」
「それ、香坂君の……」
「借りるの」
「借りるって……」
蒼衣ちゃんが白目を向いた香坂に目を向ける。
「さっき借りたの!」
「そ、そう…まあ、いいかな? 香坂君、自業自得だもんね――よいしょ」
座席の後ろの、買い物籠を乗せるスペースに、
横向きに座った蒼衣ちゃんが私の腰に手を回した。
「香奈ちゃん、いいよ」
「らじゃー!!」
私は勢い良くママチャリを漕ぎ出す。
後には、気絶した香坂だけが取り残された。
853 名前:乙×風 ◆WApneMW3ro :2005/09/14(水) 19:42:30 ID:XMzeOMnI
以上で第二話終了です。
これで主要キャラの紹介は大体終わりましたね。
ぱっと見、平和そのものの光景ですが、水面下ではネルガルの魔の手が。
というわけで次回からはいよいよ陵辱開始です。
でもやられるのは脇キャラなのであんまり期待しないで下さい(汗
復讐のドルゲ第7話
761 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:03:04 ID:GU9DM7fS
遅くなってごめんなさい!
土曜日に、財布の入ったバッグひったくられちゃった!
さびしい週末、お金もなければカードもなくて
投下できませんでした。すでに、銀行の口座はからっぽ。
でも、できた分の一部だけでも投下します。
あ~、お金がなくて全部投下できないけどこれで勘弁してね!
762 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:04:30 ID:GU9DM7fS
「さあ、どこから手をつけてやろうかなぁ~?あ、ココにしよう!へへへへ」
真里亜が、目をつけたのは、大きなビルのエステティックサロン。
その受付に足を進めていく。
「いらっしゃいませ。初めてのご利用ですか?」
受付に座っている、若い女性が、真里亜を見上げながら声をかける。
「そうよ、初めてよ。ココの一番偉い人を、呼んでくれる?」
「あの、どういったご用件ですか?コースなどは、私がご説明いたしますが」
まだ、十代にしか見えないのに、挑発的に飛び出した胸を揺らして迫る真里亜の態度に、
怪訝な表情を浮かべた、受付嬢が応対する。
「あのね、ココは今から、私のモノ。チチゲルゲが、人間の女を男たちから精液を集める
乳女に改造するためのサロンにさせてもらうの。わかった、おねえさん?」
「はあ?」
何を言ってるの、この娘。頭がおかしいのかしら?
受付嬢は、首を傾げて、その娘を見る。
真里亜は、着ているピンク色のサマーセーターを持ち上げると、それを受付嬢の顔に被せる。
763 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:05:49 ID:GU9DM7fS
受付嬢の顔に、柔らかい肉の塊が左右から迫る。
カウンター越しに、自分の乳房で、受付嬢の顔を挟み込んだ真里亜。
両手で、乳房を押しつけて、ブルンブルンと揺さぶる。
頭蓋骨ごと、脳の中まで揺さぶられる受付嬢は、何も考えられなくなってきている。
(こんなところだと、一目につくわね。けっこう、きれいだから後でたっぷりと
可愛がってあげるからね。おねえさん)
真里亜が、受付嬢の頭を開放する。
紅潮させた顔で、真里亜を見上げる受付嬢は、手元の電話をとると、
「店長、お客様です。すぐに、受付に来ていただけますか?」
「どうしたの?松川さん?」
「来ていただければ、わかります」
「そう、わかったわ」
上階の自室で、書類を眺めていたこの店のオーナー、岸村和子は、受付嬢の様子が
少し、おかしいとは思ったが、受付へと向かう。
764 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:07:10 ID:GU9DM7fS
「良くできました、おねえさん。あなた、お名前は?」
「松川洋子」
「それじゃ、サイズと、最近いつシタか答えなさい」
「88・55・85。昨日、彼と3回しました」
「そう、なかなか良い感じね。店長がすんだら、あなたを乳女にしてあげる。もう少し
我慢しててね」
「はい、わかりました」
抑揚のない声で答える受付嬢。その視線は、まっすぐに真里亜の胸元に向けられている。
「どうしたの松川さん?お客様と言うことだったけど」
そこへ、オーナーの和子が現れる。
受付には、少女?と思われる一人の女性が立っているだけだ。
その少女を見る限り、何をしに来たのかしら?
一瞥する限りでは、エステに来るにしては若く、またダイナマイト級のボディーも、
瑞々しい肌も、まったく手入れなどは必要ないように思える。
「松川さん、お客様ってこの方?」
「はい、店長」
顔を伏せたまま、静かな声で応える松川。
「くっくっく、さすがエステの店長だけあって、いい肢体してるわね。これなら、乳女に
なるのに相応しいわ。さあ、店長。私があなたを最高の快楽のなかで、私の下僕にしてあげるわ」
ギュム、真里亜が、和子の乳房の感触を確かめながら、薄笑いを浮かべ、宣告する。
765 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:08:54 ID:GU9DM7fS
「何をなさるの?やめてちょうだい!」
身体を後ろに逃がし、拒絶する和子。
しかし、その声には、怒りに交じって少しだけ艶っぽいものが入っている。
「ここで、やって見つかると厄介になりそうだから、とりあえず奥の店長さんの部屋へ
行きましょうね。松川さんだったかしら、もう少し待っててね」
そう言うと、真里亜が和子の肢体に抱きつく。
正面から、グググーっと和子の胸元に自分の爆乳を押しつける真里亜。
適度な弾力と、柔らかさを兼ね備える真里亜の乳房が、和子の乳房を押し包み、その四十路を
十分に過ぎたにも関わらず、形の良いバストを、揉みほぐすようにこね回し始める。
「はぅん、どうしちゃったの?オッパイがこんなに感じ出すなんて???」
「くっくっく、生で感じたら、こんなものじゃありませんよ。さあ、行きましょう」
真里亜が、和子の肢体を開放する。しかし、和子の乳房は、まだ何者かに、揉まれているように
グニャグニャと形を変えている。
「は、はい」
ぐったりとした様子の和子は、奥のエレベーターに進んでいく。その後ろをついていく真里亜。
766 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:10:08 ID:GU9DM7fS
「どうかしら?今のご気分は?」
「最高ですわ!チチゲルゲ様!どうぞ、このお店をお好きにお使いください。当然、店の
エスティシャンたちもご自由になさってくださって結構ですわ。私も、だてに年齢を重ねて
おりませんの。男の感じるところなどは、知り尽くしております。それに、このチチゲルゲ様に
与えていただいた力を使って、たっぷりと男どもからザーメンを吸い付くしてご覧に入れますわ」
和子は、自分で乳房を持ち上げて、黒ずんだ乳首を、吸うようにして、弄びながら、喜悦の
表情を浮かべている。
恐ろしいほどに肥大した双つの胸の膨らみの谷間から、ねっとりした液体が、和子の股間のほうへ
垂れ落ちている。
「そうでしょう、私のために働きなさい。それでは、あの受付にいた松川を呼びなさい」
「かしこまりました」
チチゲルゲに犯された、和子は、ためらい無く電話をとり、受付嬢の松川を呼びつける。
「それでは、私、受付にいって参ります。松川がおわったら、受付に寄越してください。
その後は、店のモノたちを存分にチチゲルゲ様のご自由にどうぞ」
「くっくっく、ありがとう店長」
767 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:13:07 ID:GU9DM7fS
「失礼します」
「どうぞ、入りなさい」
私ったら、どうしちゃったんだろう?
釈然としないままに、店長の部屋へ来た洋子。
さっきの少女に、何をされたんだろう?良く分からないままに、洋子は、店長の部屋へ
入ると、そこには、来客用のソファーに真里亜が一人、座っている。
「熟れた肢体もいいけど、あなたのように若い身体も試してみたいの。くっくっく」
何を言ってるのこの娘。何をしようと言うの?なんなの?何が起こるって言うの?
まだ、昼間なのに、部屋の灯が消えて真暗になる。
ぼんやりとしたピンク色の照明が、どこからか真里亜の肢体を照らし出す。
真里亜の肢体だけが、部屋の中で浮かび上がるように見えてくる。
「ようく見るのよ、お前を今から犯すチチゲルゲの身体を。ドルゲ様の魔人、チチゲルゲの
正体をごらんなさい。ニゥ~ウュ~、ニゥ~ウュ~」
ソファーから立ち上がる真里亜。
ニゥ~ウュ~、ニゥ~ウュ~と奇声を上げながら、着ているものを足下に落としていく。
それを、食い入るように見つめる洋子。
ボヨン、メートル超えのバストが、飛びだした。
768 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:15:13 ID:GU9DM7fS
後ろ手に組んで、上半身を左右にひねる真里亜。
ブルン、ブルルン、突き出された爆乳がその動きに合わせて左右に激しく揺れる。
見ているだけで、乳房に押しつぶされそうなほど、肥大化して揺れる乳房。
ボコン、肩口にも、ボヨン、太股にも、ボヨン、手の平も、肢体のあちこちから、
半球状の乳房が飛び出してくる。
『ニゥ~ウュ~、ニゥ~ウュ~!』
動きを止めた真里亜の顔は、大玉スイカのようなまん丸の乳房。
その中心から、ポッチリとピンク色の乳首を飛び出させ、目の前の洋子を威嚇するように
クイクイと、その乳首が、勃起し始める。
『ニゥ~ウュ~、さあ、お前も乳女にしてあげる。ニゥ~ウュ~』
チチゲルゲが、洋子を押し倒した。
769 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:18:00 ID:GU9DM7fS
悲鳴を上げようとした洋子の口を、柔らかい肉の塊が塞ぐ。
チチゲルゲの頭が、洋子の顔面を覆い隠すように、包み込んでいる。
そして、チチゲルゲの全身からしたたる、白っぽい乳液が、洋子の着ている服を、
グズグズと溶かしていく。
洋子の肢体に、尚も滴ってくる、チチゲルゲの魔乳。
『ニゥ~ウュ~、ほうら、感じてきたでしょう?私の身体から出るお乳、ヌルヌルして
気持ち良いでしょう?コレを、私の肉体で塗り込んで上げる。ニゥ~ウュ~』
グニャグニャ、ヌチャヌチャ、洋子に押しつけられた、複数の柔らかい乳房の群れが、
小刻みに蠕動しながら、魔乳を吐き散らし、洋子に塗り込めていく。
「ア、ァッ、アア、ァァッ~」
洋子の上げようとしていた恐怖の悲鳴が、喜びの悲鳴に変わり、顔を持ち上げたチチゲルゲの
頭を見上げて、はしたない嬌声を上げ出す。
全身に、浴びせられ、塗り込められるチチゲルゲの魔乳。
女性を狂わせる強烈な媚薬効果をもつ、体液が洋子を欲情に狂う雌女に変え始める。
「ア、アッ、お願い、アソコもして、洋子の、おま、オマンコもして~」
洋子は、自分で腰を持ち上げて、チチゲルゲの股間部に押しつけて、クイッ、クイッと
動かし出す。
770 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:20:57 ID:GU9DM7fS
『ニゥ~ウュ~、いいわよ。あなたの大事なオマンコも、感じさせてあげるニゥ~ウュ~』
洋子の、体格の割に小振りな秘唇に、チチゲルゲの股間から飛び出した、漆黒の乳房が潜り込む。
「はぁ~~~、はぁいって~、はいってきたぁ~~~」
甘い声を上げる洋子。
ドクン、ドクン、洋子の膣中で脈打つチチゲルゲの漆黒の乳房。
『ニゥ~ウュ~、コレだけじゃないのよ。コッチにも入れてあげる。ニゥ~ウュ~!』
「ア、アッ、オッパイが、オッパイの中も気持ちイイよぉ~~」
ズブズブと、洋子の乳首をめり込ませていくチチゲルゲの乳首。
今や、ペニスのように硬く太く勃起したチチゲルゲの乳首は、洋子の乳房の中に埋没している。
チチゲルゲは、まるで腕立て伏せでもするように、洋子を犯し始める。
洋子の乳房の中を突くチチゲルゲの乳首。
ペニスを模した形状のそれは、乳房の皮下組織を、性感帯に変えるのだろうか?
ヌチャヌチャと粘膜同士が絡み合う音が、やけに大きく聞こえる。
それに、奥に差し込むと、チチゲルゲの乳房が、洋子の乳房を押し包み、グニャグニャと
揉んでいる。
洋子の乳房を内と外から嬲るチチゲルゲ。
771 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:22:57 ID:GU9DM7fS
それにも増して、洋子の膣中に入り込んだ、漆黒の乳房には、ポツポツと、チチゲルゲが
上下に動く度に、柔突起が飛び出してくる。
それは、膣壁を突く、無数の乳首となり、敏感なポイントを、刺激し続ける。
「あっ、あっ、あっ、い、イィッ、イィィ~~ッノォ~オッパイもオマンコも、いいぃぃ」
洋子の女性器も、乳房も完全に支配下においたチチゲルゲは、顔の乳首を、洋子の口元へ
伸ばす。ギンギンに勃起した顔の乳首は、洋子の乳房を犯している乳首よりも、一回りは
大きいだろう。
爛れたような、鮮紅色のその肉棒の先に十字の切れ込みが走る。
『ニゥ~ウュ~、さあ、これであなたも私の奴隷。乳女になるのよ!ニゥ~ウュ~!』
ツルン、洋子の口の中へ入り込んだ乳首。
チチゲルゲが、全身を洋子に預け、ピクピクと震え出す。
772 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:24:56 ID:GU9DM7fS
チチゲルゲが、洋子の膣中に乳房に口に放出を始める。
チンポルゲに犯され、植えつけられたドルゲ細胞が、洋子の身体に注がれていく。
洋子の口の中から溢れ出すほどに、注がれる甘い液体。
洋子の乳房の中に、射精される大量の魔乳。
そして、洋子の膣中に入り込んでいた乳房は、チチゲルゲから離れ、洋子の膣中で蠢き出す。
『ニゥ~ウュ~!良かったわよあなたの肢体。ニゥ~ウュ~!』
チチゲルゲは、満足したのかゆっくりと乗りかかっていた洋子から、離れる。
大きな乳房の顔は、真里亜の顔に戻り、洋子の口に放出した乳首は、大きめの舌に姿を変える。
全身が、なだらかな曲線を描きはじめ人体に戻った真里亜。
その足下では、まだ快楽が残っているのか?洋子が、ガクンガクンと痙攣している。
洋子の乳房が、一人でムクムクと膨らみ、それを包む皮膚が悲鳴を上げる。
ピチピチ、何かが引き裂けるような音。
773 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:25:59 ID:GU9DM7fS
洋子の乳房は、内側から膨張する皮下組織に耐え兼ね、あちこちが綻び、はち切れ出す。
そこから、滲み出す白っぽい粘液が、洋子の乳房を破れた皮膚の変わりに覆い出す。
洋子が、目を開ける。血走って充血した目は潤み、淫蕩な輝きを放っている。
そして、立ち上がると、自分の乳房を軽く持ち上げてみる。
片手では持ち上げるのも一苦労といった程に肥大化した洋子の乳房。
両の手で、互い違いに上下させると、魅惑の谷間から甘美な刺激が込み上げてくる。
洋子が、上からのぞき込んでみると、そこにはピンク色の粘膜が、柔襞を作り上げ、
魔性の器官へと変わっている。
「うふふ、わたしのオッパイ、オマンコになっちゃった。うふふふ、ココで男たちの
イヤらしい汁を出させてやるのね。うふふふふ、」
「そうよ、たっぷり未知の快楽へ誘って射精させてくるのよ。でも、とりあえず今日は、
ココの店の女たちを全員犯すまでは我慢してね。さあ、受付に行って店長を呼んできて。
次は、どんな女の子かしら。」
「はい、チチゲルゲ様。早くやっちゃってください。この身体を試してみたいわ。
うふふふ、想像しただけで笑いが込み上げてきて止まらないわ。うふふふふ」
774 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:29:39 ID:GU9DM7fS
チチゲルゲは、入れ代わりたち代わり入ってきた、美しいエスティシャンたちを次々と
犯していく。
その店には、早々とシャッターが下ろされ受付の松川が、店長が電話での応対に大忙しだ。
「はい、申し訳ありません。明日から、お詫びに無料でお客様にスペシャルサービスを
致しますので、はい、よろしくお願いします。」
「いえ、今日は、臨時に、店の女の子の再教育を行なっておりまして、はい、畏まりました」
一階のロビーに集められた乳女たち。
真里亜が、皆を見回す。
身長や、年齢の差こそあれ、皆一様に、独りでに揺れる爆乳を晒し、発情した雌猫のような
淫蕩な瞳で、目の前の少女を見つめている。
「さあ、今日からチチゲルゲの手足となって、男どもから精液をたっぷりと吸い取ってきなさい。
ただし、殺しちゃダメ。一人につき五回までにしなさい。
大丈夫、一度でもあなたたちの乳マンコの味を覚えた男は、普通のセックスじゃ満足できなく
なってるし、オナニーなんか比べものにならないわ。
何度でも、あなたたちを求めて、精液が溜まったらすぐにやってくるの。
そして、あなたたちが吸い取った精液を私の元に運んでおいで。わかった?」
「ハイ!」
「そうそう、お前たちのオマンコに入れておいた、私の黒乳房。1リットルも精液を吸い込めば
白色にかわる。そうしたら私が、また、可愛がってあげましょう私のオッパイでね」
「ハイ!チチゲルゲ様」
そして、夜の街に飛び出していく女たち。
チチゲルゲに乳女にされた女たちは先を競うように、手当り次第に男たちをホテルへ、自室へと
誘い、闇の快楽に興じていった。
775 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:30:17 ID:GU9DM7fS
「こんにちわ!」
「ああ、ココは、大人のためのエステサロンなのよ。お子様はお断りしてるの」
受付にやってきた少女を、チラリと一瞥すると、にべもなく言い放つ洋子。
「あら、私のこと知らないのね。ココに真里亜が招待してくれたのよ。ゆりりんが来て
上げたんだから、早く真里亜を呼びなさい」
「真里亜?」
「そう、真里亜。いいえチチゲルゲと言ったほうがわかりやすいかしら?オッパイの大きな
お姉さん?」
洋子の方を、じっと見つめる優里。
洋子は、優里に見られているだけで、豊満な乳房が上下に動きだし、その谷間から熱い液体を
滲ませて、濡らし始める。
優里は、洋子の乳房を凝視しながら、その場で、着ている黒いワンピースを脱ぎ出す。
その下には、紺色の野暮ったいスクール水着。
優里の股間からまだ発育途中の胸元までが、ありえないモノを隠しているのだろうか?
棒状のモノが三本ほど、水着と肢体の間で脈打っている。
「チチゲルゲ様、お客様がおいでです」
それだけを言うのもやっとと言う様子で、洋子は、目の前の少女から視線がそらせない。
そこへ、また二人の婦人がやってくる。
「あら、優里ちゃん早かったのね」
「こんにちは、お久しぶりね優里ちゃん、今日はお招きいただいてありがとう」
喪服を着た黒縁眼鏡の女性と、白地に派手な水玉模様のドレスを着た淑女が、コツコツと
快活な足音を響かせながら、優里のほうへ近寄ってくる。
776 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:31:30 ID:GU9DM7fS
「もう、京子さん遅いじゃない。ええっと、名前なんだったっけ?ええっと?」
「綾乃ですよ。優里ちゃん。キンタマの魔人タマゲルゲの綾乃」
「そうだ、タマゲルゲのオバさんだ。久しぶり~!」
「こらこら、優里ちゃん。人間の姿の時は、ちゃんとお名前で呼びなさいって言ってるでしょ!」
「ごめんなさ~い。ねえ、綾乃さんの方はどう?」
「まだ、一人だけしか産み出してないのよ。ココでたっぷり栄養を補給してから、次の獲物を
襲ってやろうと思って、そうしたら、今度は優里ちゃんをご招待させてもらうわね」
「ふ~ん、でも綾乃さんにヤラれた魔人見たいな~。私のほうは、とりあえずチチゲルゲと
もう一人、大学でドルゲ様の細胞を研究しようとしていた不届きものを魔人にシテやったの。
きっと今頃は、人間を喰いまくっているはずだわ」
三人が、楽しそうに談笑しているのを、うっとりして見ているのは洋子。
人外の魔人と化した、少女と二人の婦人。
そばにいるだけで、淫気に当てられて、その場で自慰を始めてしまう。
上着の間から胸の谷間に手を入れ、撫でる。
股間に反対の手を入れ、迫り出してくる漆黒の乳房を、グイグイと膣中へ押し戻す。
しかし、声だけは漏らすまいと必死で堪えながら、自慰に狂い始めている。
「あら、お揃いで、お待ちしてましたわ」
「あっ、真里亜。どう、元気~!」
そこへ、ピンク色のキャミソールを羽織った真里亜が、やってきた。
777 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:33:09 ID:GU9DM7fS
「はしたないわね、洋子さん後でお仕置よ。お客様の前でオナニーするなんて!」
真里亜は、受付で座って自慰に耽る洋子を見ると、不愉快そうに怒声を浴びせる。
「まあまあ、仕方ないわよ。だって京子さんと綾乃さん、それにゆりりんも揃っているん
だもん。それにあなたに犯されて、この娘も狂ちゃってるんでしょう」
「そうそう、そんなに怒らないで。こうして、卑猥な娘さんたちが、いるおかげで、
私たちの必要な栄養を集めてきてくれてるのですから」
優里と、綾乃が怒っている真里亜をなだめる。
「そういって戴けると助かります。それでは、こちらのほうへどうぞ」
「ねえ、この女の子もご一緒にいかが?」
これは、京子の台詞
その時、洋子が、顔をあげて、京子の方を見る。
「ねえ、お嬢さん。チチゲルゲだけではなくて私たちと一緒に楽しみましょう」
「いいんですか?」
恐々としていた洋子の顔に喜色の笑みが浮かぶ。
「あの、マンコルゲ様、いや京子様、よろしいんですか?」
「いいのよ、だって久しぶりじゃない、こうして集まるの。だったら一人くらい、人間に
近い女の子もいたほうが楽しくなくって?」
「でも、ちょっと待って、ゆりりんは、真里亜にご褒美でエッチするでしょう。
それで、綾乃さんは、京子さんと交わるでしょう.そうしたら、この女の子余っちゃうヨ」
778 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:38:53 ID:eyuBtk3T
と、いうことでこれで今日のところは、御了承ください
855 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:31:53 ID:ibKzWWQJ
その時、一階のロビーが、真暗になり、低い唸り声が聞こえてくる。
『ルロロロロ、それでは余が、その娘の相手をシテやろうではないか?ルロロロロ』
「あ、ド、ドルゲ様」
「ドルゲ様、。お初にお目にかかりますわ。わたくし、あなた様のキンタマを植えつけられた
綾乃と申します。お見知りおきを」
「ドルゲ様だ~!お・ひ・さ!げんき~!ゆりりん元気いっぱいだよ!ほら、この娘が
私が作ったチチゲルゲの真里亜ちゃん。今日はね、チチゲルゲの下僕が集めたザーメンで
大きなプールに溜めてそこで、エッチするつもりだったんだ」
「この方が、ドルゲ様?」
「そうだよ、わたしにチンポを植えつけた張本人。見た目は恐いけど、とっても気持ちイイ
世界を教えてくれたんだよ。ねっドルゲ様」
そう言って、気安くドルゲの肩をペチペチと叩く優里。
「これ、お止しなさい優里ちゃん。ドルゲ様、失礼を致しております。どうぞお許しを」
慌てて、京子が、止めに入る。
『ルロロロロ、相変わらずだなチンポルゲよ。良い良い、今日は、お前たちがどれほどの
人間たちを犯し、殺し、狂わせてきたのか、ちと気になってきたのだが、なかなか、順調なようだな』
「へへへ、ゆりりん、もう一人魔人を産み出したんだよ」
『ほう、それは面白い。綾乃とか申したな。貴様はどうだ?』
「はい、私も一名ほど。魔人に仕立てておりますが」
『そいつらをココに連れてこい。せっかくだ。皆で、久方に盛大に交わろうではないかルロロロロ』
「畏まりました、ドルゲ様」
856 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:33:48 ID:ibKzWWQJ
綾乃と優里が、由美と早智を呼びつける。
すでに、そのエステビル自体が、怪しげな空間と化し、外観はそのままにして、内部は
闇の洞窟の様を呈している。
正面のドアが開き、薄汚れた白衣、縁無の眼鏡をかけたスタイルの良い女性と、
サングラスをかけた、少し小柄な女性がそこにやってくる。
「およびでございますか?綾乃様」
「ええ、由美ちゃん。マナコルゲとなって最近、どう、調子よく手下は増えた?」
「はい、私の努めるレンタル店から貸し出したソフトに、私の自画像を焼き付けたモノを
貸し出しております。それを見た人間共は、子供も老人も狂ったようにセックスに狂っています。
時々、不意にその家に行ってみると、私に飛びかかってきて私の性技の虜ですわ」
「そう、良かったわ。今日は特別にドルゲ様もお見えだから、思うがままに乱れなさい」
「はい、ありがとうございます綾乃様。」
「ねえ、せんせ~い、何人くらい人間を食べたの?」
「あまり、目立ちすぎていけないと思って、最近は、生の人間は、あまり食べてないの。
そのかわり、チンポとマンコだけを踊り食いで食してるわ。食べるのって気持ちがいいのね
私の口の中で、ピクピクしながら、飲み込むときの快感、あぁぁ、たまらないわ」
「そう、今日は、あなたより先に魔人になった真里亜ちゃんが、特別製のお風呂を用意して
くれてるんだ。それにドルゲ様も一緒だよ。楽しんでいってね」
「ふふふ、わかったわ。優里ちゃん。私のお相手もしてね」
857 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:35:27 ID:ibKzWWQJ
(なんなの、この女の人達。チチゲルゲ様が、見劣りするか、いいえそれよりもっとイヤらしい
気配がしてる。それに、ド・ル・ゲって一体なんなのよぉ~)
『ルロロロロ、さて、宴の場所はどこだ?』
「は、はい、こちらでございます。」
真里亜が先頭にたって、ドルゲをはじめ、魔人達を奥の浴場に案内する。
大きな浴槽の縁に沿って、何十人もの豊満な乳房を持つ女性達が、立ち並んでいるその浴槽の
中には、なみなみと白濁液が満たされ、それは、乳女達の胸元から溢れ出してきている。
「あは、イイ匂い」
「本当ね。よく、コレだけ吸い取って来たわねえ」
「あん、だめ、こんな素晴らしいモノを前にしたら、人間の姿なんかじゃいられない」
『ルロロロロ、お前達、我の自慢のドルゲペニスとドルゲの魔精を受け入れた魔人達よ、
その正体を我に見せるのだ!ルロロロロ』
858 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:36:09 ID:ibKzWWQJ
薄汚れた白衣を、まとっていた女性、鈴木早智は、手早くそれを脱ぎ去ると、両手の平を
顔の前にかざす。
ピンクのキャミソールを着ていた真里亜が、それを放り上げて、自慢の爆乳を突き出して
背中側で手を組み、左右に身体をひねり始める。
サングラスをかけていた、足立由美は、それを外すと、そのまま前屈みになり、自分の股間に
顔を押し当てて、ズブズブと秘唇の中に頭を突っ込んでいる。
「あっ、あっ、あっ」
唯一、人間のままの洋子だけが、その光景を食い入るように見ている。
浴槽の中で、溜まっている精液を浴槽に注いでいる乳女も、その光景に圧倒されて、
自分の乳房を嬲る手を止めて、魔人達の変態する様子を眺めている。
859 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:36:44 ID:ibKzWWQJ
『ク~チャ~!くふふふふ、美味しそうなオッパイがいっぱ~い。ねえ、食べてもイイの?』
『ニゥ~ウュ~!イイですわよ、存分に精液風呂の中で召し上がってください』
首から上に大きな口を備えるクチビルゲと、乳房の魔人チチゲルゲが、抱擁しながら
楽しそうに、二人の身体を確かめるように、悶え始めている
股間から、グチュと音をたてて引き抜かれた由美の顔は、巨大な目玉となって、
浴槽の中の乳女たちを見つめている。
チチゲルゲなどと比べると、遙かに小振りだが、形の良い乳房にも、パッチリした大きな瞳が
双つ並び、全身に亀裂が走ると、それが開いて、潤み切った欲望の眼差しで、乳女達を射貫く
マナコルゲの視線。
『ァィァィ~!さあ、あなた達は、もっと欲情しまくって身体が無くなるまで、出し尽くしなさい』
マナコルゲの、大きな目玉で睨まれた一人の女性、
ポチャン、マナコルゲがチチゲルゲと、クチビルゲの頭上を超えて、浴槽の中へと飛び込む。
そして、睨み付けていた女性の前で、身体の上下を入れ替える。
むっちりした太股で、その女性の顔を挟み込むと、股間からムックリと迫り上がってきた
股の間の目玉が、
『ァィァィ~、ほうら、お前が犯されているところが見えるかい?ァィァィ~、ァィァィ~』
860 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:37:34 ID:ibKzWWQJ
マナコルゲの股間の目玉を見つめるその女性は、真里亜に陵辱された瞬間の事が、まるで
今、起こっているかのような錯覚を覚える。
そして、男達から、精液を吸い取るために、自分がしてきたことが、フラッシュバックするように
彼女の脳裏に次々と浮かんでくる。
「いやぁ~、やぁ~、やぁ~~」
彼女は、マナコルゲの股間の目を見ているだけだと言うのに、それまでよりも激しく、快楽に
悶え始める。
『ァィァィ~、さあ、あなたのオマンコに私の目玉を入れて上げる。ァィァィ~!』
その女性の秘唇に、顔を押し当てるマナコルゲ。
その巨大な眼で、その女性の膣中をつぶさに観察しながら、ゆっくりと目玉を押し込んでいく。
「いやぁ~、感じちゃう、犯られちゃう、私のオマンコにいっぱいチンポが入ってきてる~
オッパイにもいっぱいチンポ挟んでるぅ~、いやぁ~、凄いのがクルぅぅぅ~~」
861 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:38:46 ID:ibKzWWQJ
『ニゥ~ウュ~!さあ、早く行かないとアノ娘に全部やられちゃうわ』
『ク~チャ~、そうねそれじゃ私たちも、ク~チャ~!』
クチビルゲとチチゲルゲも後を追うように、浴槽の中に入ると、手当り次第に、乳女達の
肢体に抱きついていく。
『ルロロロロ、どうれ、貴様もあのように醜く淫乱な魔人に変えてやろうルロロロロ』
「良かったわねぇ~、ドルゲ様に直々に犯して戴けるなんて」
洋子の後側に立った京子は、ギュムと自分の乳房を変形するほど強く押しつけ、洋子の
乳房の谷間、すでに粘膜化して、膣同様に快楽の源でもある乳マンコを撫で上げる。
「えっ、わ、わ、たしも、あんな風に、されちゃうの?」
「そうそう、あなたも、オッパイの塊や、大口の魔人みたいにされちゃうのヨ」
「いや、あんな化物にされるのわ、イヤ!なんでもするからそれだけは、やめて!」
「馬鹿ねぇ、いまさら何を言い出すのかしら?それではドルゲ様、わたくしは、どういたしましょうか」
『ルロロロロ、チンポルゲよ、タマゲルゲよ、今一度我と一つになるのだ。ルロロロロ』
「ハイ、ドルゲ様」
862 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:42:41 ID:ibKzWWQJ
「ねえ、ねえ、ドルゲ様、わたし、チチゲルゲとエッチするって言ってたんだけど、
ドルゲ様とくっついたら、どうしたらいいの?」
『な~に、あの者達へは、コレをくれてヤル。この娘を犯し魔人にするまでは、コレで十分
楽しめる。ルロロロロ』
浴槽の方へ、腕を伸ばすドルゲ。
その手の先から、ポタ、ポタ、とどす黒い色の液体を落とし始める。
ドルゲの血。それが浴槽の中へ垂らされると、途端に白濁液で満ちた浴槽内が、激しく
波立ちその中に入っている、魔人や女たちに絡みつき始める。
『ルロロロロ、我がドルゲの血で、死に絶えておった精子が活動を再開したのだ。脆弱な
人間の精液でも、これで十分あ奴らは悶えておるわ、ルロロロロ』
「あは、さすが~ドルゲ様。じゃあ、ゆりりん、ドルゲ様と一つになればいいのね」
「そうよ、優里ちゃん、わたくしと一緒にドルゲ様の元へ、」
綾乃の着ている水玉模様のワンピース。その水玉模様が、大きくなったり小さくなったりしながら
脈動している。
綾乃は、背中に付いているファスナーを下げて、そのワンピースを脱いでいく。
しかし、怪しげな水玉の模様は、そのまま綾乃の肢体に残り、そのまま脈動を続けている。
そして、綾乃は、仰向けに身体を倒し、肉付きのよい太股をドルゲの方に向けて広げる。
「さあ、優里ちゃん。わたしと重なって、」
「うん、わかった。綾乃さんの肢体って色っぽいわねぇ~、もう、ゆりりん、ビンビンだよ」
ピチピチ、優里の着ている水着が、内側から引き裂けていく。
伸縮性を十分に持つはずの水着が、膨張してくる優里の肢体と、股間から伸びる何本もの
ペニスが、邪魔な水着を破っていったのだ。
863 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:44:58 ID:ibKzWWQJ
「綾乃さ~ん、いくよぉ~」
「いいわよ、来なさい!わたくしも優里ちゃんの身体試してみたかったのよ」
綾乃の肢体に浮かび上がる玉状の模様が、脈打ちながら綾乃の股のほうへ集まっていく。
ポコン
一つ、綾乃の股間から、玉が飛び出してくる。
ポコン、ポコン、ポコン
それに続いて、何個もの玉が連なり、棒状に形成されていく。
ゴクン、
優里は、生唾を飲み込み綾乃の股へ自分の股間を合わせていく。
グチュグチュ
綾乃の伸び切った秘唇、魔膣は優里の巨大なペニスを咥え込み、同時に、優里のツルンとした
奇麗な秘唇の膣中には、綾乃の奇怪なペニスが潜り込んでいく
「あん、綾乃さんの、キンタマ、ボコボコ入ってくるのぉ~!」
「いやぁ~、優里ちゃんのチンポが身体の膣中で震えてるぅ~!こんなに大きいなんて、
綾乃の身体がチンポで、チンポでいっぱいになってるぅぅぅ~~」
綾乃と、優里に植えつけられた陰茎、睾丸共に元は、男性器として一つのもの。
別々になっていたそれが、今一つに纏まろうと、グズグズと音を立てながら一つになろうと
激しく、蠢いている。
864 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:47:45 ID:ibKzWWQJ
すでに、巨大な亀頭と化した優里の顔を、双つの大きな睾丸で扱きたてる綾乃も又、
魔人の様を呈している。
優里と綾乃の二人の繋がった部分からは、放出が繰り返され、魔精と淫玉が二人の胎内を
循環しているのだ。
『ルロロロロ、さあ、我の元に戻るのだ!ド~ル~ゲ~!』
絡み合う、異形の物体を覆い尽くすドルゲ。
その隙に、洋子は、京子に羽交い締めにされていた身体をねじって、ふりほどくと
その場から逃げ出す。
いくらなんでも、あんな風にされるのはイヤだ!
必死の思いでそこから逃げ出そうとする洋子には、僅かにではあるが、人としての理性が
残っていたのか?
タユン、タユン、
重たげな乳房を激しく揺らしながら走り出す洋子の足下に、スルスルっと何かが巻き付く。
「いやぁぁぁ~~~!」
洋子は、その場で逆さ吊りにされてしまう。
『ルロロロロ、我から逃げ出すとは、まあ、良いわ。それでは、あの場に入り、アントマンに
なるが良い。ルロロロロ』
865 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:48:20 ID:ibKzWWQJ
ドルゲの股間から伸びる細長いモノに絡めとられた洋子の肢体を、そのままドルゲ細胞と
融合した精液の浴槽に投げ込むドルゲ。
ボチャンと大きな水音と共に沈んでいく洋子の肢体。
たちまちその肢体に、貪りつく白濁液が、洋子の身も心も蕩かしていく。
ドルゲ細胞によって活性化した精子は、その中にいる魔人達を初めとして、乳女達の豊かな
肢体にまとわりつき、その肢体に渦巻き模様を刻み込んでいく。
悶え、喘ぎ、身をよじりながら自ら吸い取ってきた精液に再度犯される乳女は、完全に
意志を失いドルゲに操られる忠実な下僕、アントマンにされてしまう。
そして、その乳女達を襲っているのは精子だけではなく、魔人達もまた、片っ端から、
乳女たちを、あるものは食い、あるものは脳の中の快楽の記憶を啜り、あるものは、乳房を
押し包みながら魔乳を注ぎ込み好きに嬲っているのだ。
866 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:52:23 ID:ibKzWWQJ
『ハァフゥ~ン、イイ眺めだわぁ~、ドルゲ様私にも、悦びをお与えください、ハァフゥ~ン』
マンコルゲに変態した京子が、ドルゲの股間に手を当てて、囁く。
『ルロロロロ、それでは、あの魔精のなかで交わってヤルとするか、マンコルゲだけでなく
他の魔人達にも、この我が肉体で、更なる力を与えてヤルとしようド~ル~ゲ~!』
『いっぱい、ぐちゃぐちゃにしてあげるね。マンコルゲ』
ドルゲの股間から伸びるペニスの先が、はしゃいだ声を出す。
優里の顔が、ペニスの先に浮かんでいる。
『そうですね、私も十分に楽しませて戴きますわ。オホホホホ』
そして、もう一つ、ねっとりした声が、ドルゲの股間から聞こえてくる。
綾乃の顔は、そのペニスの根元に付いた陰嚢が捲れ上がりそこから綾乃が、微笑みながら
マンコルゲの大きな秘唇を舐め回すように見つめている。
ドルゲが、マンコルゲの身体を抱き、フワリと浮き上がると、その精液で満ちあふれる浴槽の
中に、身を投じる。
一際、大きな嬌声が上がり、魔人達の宴は盛り上がっていく。
867 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 14:04:01 ID:ibKzWWQJ
こんにちわ!九条蘭子です。お久しぶりです~~
久しぶりに来たんで突然落としちゃいました。
心配かけて本当にごめんなさい。
とりあえず、この後の展開にご期待いただくとして、
>乙×風さん続き楽しみに待ってま~す。
>FBXさん、Code:Illusion って終わりなの?
少しショックぅ~!でも家でのゴタゴタにもめげずに
がんばってるなんて凄いですね。自分も今回いろいろあって
かなり遅くなっちゃったけど、待ってる人がいると思うと、不思議にがんばれました。
私も、FBXさんの続き待ってますよ~!
>水死体さん、途中なんか失礼なカキコあったけど、気にしないでくださいね。
ところで、姉妹スレってどのあたりですか?今日は、時間の関係で探せそうにないので
また、今度教えてくださいね。
>九粂蘭子さん、どうぞ私のことなど気にせずにがんがんやっちゃって下さい。
版権なんか私は、完全に無視して書いているのですから、どうぞ気兼ねなく(爆)
868 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 15:00:16 ID:ibKzWWQJ
でも、最近、規制要素も、薄れてきて、だんだんと行き詰まりを感じている
のも事実です。
そこで、新スレを立ち上げて見ました。
寄生に限らず、いろんなやり方でやっちゃおう見たいな感じで、
一度、のぞいて見てくださいね。
遅くなってごめんなさい!
土曜日に、財布の入ったバッグひったくられちゃった!
さびしい週末、お金もなければカードもなくて
投下できませんでした。すでに、銀行の口座はからっぽ。
でも、できた分の一部だけでも投下します。
あ~、お金がなくて全部投下できないけどこれで勘弁してね!
762 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:04:30 ID:GU9DM7fS
「さあ、どこから手をつけてやろうかなぁ~?あ、ココにしよう!へへへへ」
真里亜が、目をつけたのは、大きなビルのエステティックサロン。
その受付に足を進めていく。
「いらっしゃいませ。初めてのご利用ですか?」
受付に座っている、若い女性が、真里亜を見上げながら声をかける。
「そうよ、初めてよ。ココの一番偉い人を、呼んでくれる?」
「あの、どういったご用件ですか?コースなどは、私がご説明いたしますが」
まだ、十代にしか見えないのに、挑発的に飛び出した胸を揺らして迫る真里亜の態度に、
怪訝な表情を浮かべた、受付嬢が応対する。
「あのね、ココは今から、私のモノ。チチゲルゲが、人間の女を男たちから精液を集める
乳女に改造するためのサロンにさせてもらうの。わかった、おねえさん?」
「はあ?」
何を言ってるの、この娘。頭がおかしいのかしら?
受付嬢は、首を傾げて、その娘を見る。
真里亜は、着ているピンク色のサマーセーターを持ち上げると、それを受付嬢の顔に被せる。
763 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:05:49 ID:GU9DM7fS
受付嬢の顔に、柔らかい肉の塊が左右から迫る。
カウンター越しに、自分の乳房で、受付嬢の顔を挟み込んだ真里亜。
両手で、乳房を押しつけて、ブルンブルンと揺さぶる。
頭蓋骨ごと、脳の中まで揺さぶられる受付嬢は、何も考えられなくなってきている。
(こんなところだと、一目につくわね。けっこう、きれいだから後でたっぷりと
可愛がってあげるからね。おねえさん)
真里亜が、受付嬢の頭を開放する。
紅潮させた顔で、真里亜を見上げる受付嬢は、手元の電話をとると、
「店長、お客様です。すぐに、受付に来ていただけますか?」
「どうしたの?松川さん?」
「来ていただければ、わかります」
「そう、わかったわ」
上階の自室で、書類を眺めていたこの店のオーナー、岸村和子は、受付嬢の様子が
少し、おかしいとは思ったが、受付へと向かう。
764 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:07:10 ID:GU9DM7fS
「良くできました、おねえさん。あなた、お名前は?」
「松川洋子」
「それじゃ、サイズと、最近いつシタか答えなさい」
「88・55・85。昨日、彼と3回しました」
「そう、なかなか良い感じね。店長がすんだら、あなたを乳女にしてあげる。もう少し
我慢しててね」
「はい、わかりました」
抑揚のない声で答える受付嬢。その視線は、まっすぐに真里亜の胸元に向けられている。
「どうしたの松川さん?お客様と言うことだったけど」
そこへ、オーナーの和子が現れる。
受付には、少女?と思われる一人の女性が立っているだけだ。
その少女を見る限り、何をしに来たのかしら?
一瞥する限りでは、エステに来るにしては若く、またダイナマイト級のボディーも、
瑞々しい肌も、まったく手入れなどは必要ないように思える。
「松川さん、お客様ってこの方?」
「はい、店長」
顔を伏せたまま、静かな声で応える松川。
「くっくっく、さすがエステの店長だけあって、いい肢体してるわね。これなら、乳女に
なるのに相応しいわ。さあ、店長。私があなたを最高の快楽のなかで、私の下僕にしてあげるわ」
ギュム、真里亜が、和子の乳房の感触を確かめながら、薄笑いを浮かべ、宣告する。
765 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:08:54 ID:GU9DM7fS
「何をなさるの?やめてちょうだい!」
身体を後ろに逃がし、拒絶する和子。
しかし、その声には、怒りに交じって少しだけ艶っぽいものが入っている。
「ここで、やって見つかると厄介になりそうだから、とりあえず奥の店長さんの部屋へ
行きましょうね。松川さんだったかしら、もう少し待っててね」
そう言うと、真里亜が和子の肢体に抱きつく。
正面から、グググーっと和子の胸元に自分の爆乳を押しつける真里亜。
適度な弾力と、柔らかさを兼ね備える真里亜の乳房が、和子の乳房を押し包み、その四十路を
十分に過ぎたにも関わらず、形の良いバストを、揉みほぐすようにこね回し始める。
「はぅん、どうしちゃったの?オッパイがこんなに感じ出すなんて???」
「くっくっく、生で感じたら、こんなものじゃありませんよ。さあ、行きましょう」
真里亜が、和子の肢体を開放する。しかし、和子の乳房は、まだ何者かに、揉まれているように
グニャグニャと形を変えている。
「は、はい」
ぐったりとした様子の和子は、奥のエレベーターに進んでいく。その後ろをついていく真里亜。
766 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:10:08 ID:GU9DM7fS
「どうかしら?今のご気分は?」
「最高ですわ!チチゲルゲ様!どうぞ、このお店をお好きにお使いください。当然、店の
エスティシャンたちもご自由になさってくださって結構ですわ。私も、だてに年齢を重ねて
おりませんの。男の感じるところなどは、知り尽くしております。それに、このチチゲルゲ様に
与えていただいた力を使って、たっぷりと男どもからザーメンを吸い付くしてご覧に入れますわ」
和子は、自分で乳房を持ち上げて、黒ずんだ乳首を、吸うようにして、弄びながら、喜悦の
表情を浮かべている。
恐ろしいほどに肥大した双つの胸の膨らみの谷間から、ねっとりした液体が、和子の股間のほうへ
垂れ落ちている。
「そうでしょう、私のために働きなさい。それでは、あの受付にいた松川を呼びなさい」
「かしこまりました」
チチゲルゲに犯された、和子は、ためらい無く電話をとり、受付嬢の松川を呼びつける。
「それでは、私、受付にいって参ります。松川がおわったら、受付に寄越してください。
その後は、店のモノたちを存分にチチゲルゲ様のご自由にどうぞ」
「くっくっく、ありがとう店長」
767 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:13:07 ID:GU9DM7fS
「失礼します」
「どうぞ、入りなさい」
私ったら、どうしちゃったんだろう?
釈然としないままに、店長の部屋へ来た洋子。
さっきの少女に、何をされたんだろう?良く分からないままに、洋子は、店長の部屋へ
入ると、そこには、来客用のソファーに真里亜が一人、座っている。
「熟れた肢体もいいけど、あなたのように若い身体も試してみたいの。くっくっく」
何を言ってるのこの娘。何をしようと言うの?なんなの?何が起こるって言うの?
まだ、昼間なのに、部屋の灯が消えて真暗になる。
ぼんやりとしたピンク色の照明が、どこからか真里亜の肢体を照らし出す。
真里亜の肢体だけが、部屋の中で浮かび上がるように見えてくる。
「ようく見るのよ、お前を今から犯すチチゲルゲの身体を。ドルゲ様の魔人、チチゲルゲの
正体をごらんなさい。ニゥ~ウュ~、ニゥ~ウュ~」
ソファーから立ち上がる真里亜。
ニゥ~ウュ~、ニゥ~ウュ~と奇声を上げながら、着ているものを足下に落としていく。
それを、食い入るように見つめる洋子。
ボヨン、メートル超えのバストが、飛びだした。
768 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:15:13 ID:GU9DM7fS
後ろ手に組んで、上半身を左右にひねる真里亜。
ブルン、ブルルン、突き出された爆乳がその動きに合わせて左右に激しく揺れる。
見ているだけで、乳房に押しつぶされそうなほど、肥大化して揺れる乳房。
ボコン、肩口にも、ボヨン、太股にも、ボヨン、手の平も、肢体のあちこちから、
半球状の乳房が飛び出してくる。
『ニゥ~ウュ~、ニゥ~ウュ~!』
動きを止めた真里亜の顔は、大玉スイカのようなまん丸の乳房。
その中心から、ポッチリとピンク色の乳首を飛び出させ、目の前の洋子を威嚇するように
クイクイと、その乳首が、勃起し始める。
『ニゥ~ウュ~、さあ、お前も乳女にしてあげる。ニゥ~ウュ~』
チチゲルゲが、洋子を押し倒した。
769 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:18:00 ID:GU9DM7fS
悲鳴を上げようとした洋子の口を、柔らかい肉の塊が塞ぐ。
チチゲルゲの頭が、洋子の顔面を覆い隠すように、包み込んでいる。
そして、チチゲルゲの全身からしたたる、白っぽい乳液が、洋子の着ている服を、
グズグズと溶かしていく。
洋子の肢体に、尚も滴ってくる、チチゲルゲの魔乳。
『ニゥ~ウュ~、ほうら、感じてきたでしょう?私の身体から出るお乳、ヌルヌルして
気持ち良いでしょう?コレを、私の肉体で塗り込んで上げる。ニゥ~ウュ~』
グニャグニャ、ヌチャヌチャ、洋子に押しつけられた、複数の柔らかい乳房の群れが、
小刻みに蠕動しながら、魔乳を吐き散らし、洋子に塗り込めていく。
「ア、ァッ、アア、ァァッ~」
洋子の上げようとしていた恐怖の悲鳴が、喜びの悲鳴に変わり、顔を持ち上げたチチゲルゲの
頭を見上げて、はしたない嬌声を上げ出す。
全身に、浴びせられ、塗り込められるチチゲルゲの魔乳。
女性を狂わせる強烈な媚薬効果をもつ、体液が洋子を欲情に狂う雌女に変え始める。
「ア、アッ、お願い、アソコもして、洋子の、おま、オマンコもして~」
洋子は、自分で腰を持ち上げて、チチゲルゲの股間部に押しつけて、クイッ、クイッと
動かし出す。
770 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:20:57 ID:GU9DM7fS
『ニゥ~ウュ~、いいわよ。あなたの大事なオマンコも、感じさせてあげるニゥ~ウュ~』
洋子の、体格の割に小振りな秘唇に、チチゲルゲの股間から飛び出した、漆黒の乳房が潜り込む。
「はぁ~~~、はぁいって~、はいってきたぁ~~~」
甘い声を上げる洋子。
ドクン、ドクン、洋子の膣中で脈打つチチゲルゲの漆黒の乳房。
『ニゥ~ウュ~、コレだけじゃないのよ。コッチにも入れてあげる。ニゥ~ウュ~!』
「ア、アッ、オッパイが、オッパイの中も気持ちイイよぉ~~」
ズブズブと、洋子の乳首をめり込ませていくチチゲルゲの乳首。
今や、ペニスのように硬く太く勃起したチチゲルゲの乳首は、洋子の乳房の中に埋没している。
チチゲルゲは、まるで腕立て伏せでもするように、洋子を犯し始める。
洋子の乳房の中を突くチチゲルゲの乳首。
ペニスを模した形状のそれは、乳房の皮下組織を、性感帯に変えるのだろうか?
ヌチャヌチャと粘膜同士が絡み合う音が、やけに大きく聞こえる。
それに、奥に差し込むと、チチゲルゲの乳房が、洋子の乳房を押し包み、グニャグニャと
揉んでいる。
洋子の乳房を内と外から嬲るチチゲルゲ。
771 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:22:57 ID:GU9DM7fS
それにも増して、洋子の膣中に入り込んだ、漆黒の乳房には、ポツポツと、チチゲルゲが
上下に動く度に、柔突起が飛び出してくる。
それは、膣壁を突く、無数の乳首となり、敏感なポイントを、刺激し続ける。
「あっ、あっ、あっ、い、イィッ、イィィ~~ッノォ~オッパイもオマンコも、いいぃぃ」
洋子の女性器も、乳房も完全に支配下においたチチゲルゲは、顔の乳首を、洋子の口元へ
伸ばす。ギンギンに勃起した顔の乳首は、洋子の乳房を犯している乳首よりも、一回りは
大きいだろう。
爛れたような、鮮紅色のその肉棒の先に十字の切れ込みが走る。
『ニゥ~ウュ~、さあ、これであなたも私の奴隷。乳女になるのよ!ニゥ~ウュ~!』
ツルン、洋子の口の中へ入り込んだ乳首。
チチゲルゲが、全身を洋子に預け、ピクピクと震え出す。
772 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:24:56 ID:GU9DM7fS
チチゲルゲが、洋子の膣中に乳房に口に放出を始める。
チンポルゲに犯され、植えつけられたドルゲ細胞が、洋子の身体に注がれていく。
洋子の口の中から溢れ出すほどに、注がれる甘い液体。
洋子の乳房の中に、射精される大量の魔乳。
そして、洋子の膣中に入り込んでいた乳房は、チチゲルゲから離れ、洋子の膣中で蠢き出す。
『ニゥ~ウュ~!良かったわよあなたの肢体。ニゥ~ウュ~!』
チチゲルゲは、満足したのかゆっくりと乗りかかっていた洋子から、離れる。
大きな乳房の顔は、真里亜の顔に戻り、洋子の口に放出した乳首は、大きめの舌に姿を変える。
全身が、なだらかな曲線を描きはじめ人体に戻った真里亜。
その足下では、まだ快楽が残っているのか?洋子が、ガクンガクンと痙攣している。
洋子の乳房が、一人でムクムクと膨らみ、それを包む皮膚が悲鳴を上げる。
ピチピチ、何かが引き裂けるような音。
773 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:25:59 ID:GU9DM7fS
洋子の乳房は、内側から膨張する皮下組織に耐え兼ね、あちこちが綻び、はち切れ出す。
そこから、滲み出す白っぽい粘液が、洋子の乳房を破れた皮膚の変わりに覆い出す。
洋子が、目を開ける。血走って充血した目は潤み、淫蕩な輝きを放っている。
そして、立ち上がると、自分の乳房を軽く持ち上げてみる。
片手では持ち上げるのも一苦労といった程に肥大化した洋子の乳房。
両の手で、互い違いに上下させると、魅惑の谷間から甘美な刺激が込み上げてくる。
洋子が、上からのぞき込んでみると、そこにはピンク色の粘膜が、柔襞を作り上げ、
魔性の器官へと変わっている。
「うふふ、わたしのオッパイ、オマンコになっちゃった。うふふふ、ココで男たちの
イヤらしい汁を出させてやるのね。うふふふふ、」
「そうよ、たっぷり未知の快楽へ誘って射精させてくるのよ。でも、とりあえず今日は、
ココの店の女たちを全員犯すまでは我慢してね。さあ、受付に行って店長を呼んできて。
次は、どんな女の子かしら。」
「はい、チチゲルゲ様。早くやっちゃってください。この身体を試してみたいわ。
うふふふ、想像しただけで笑いが込み上げてきて止まらないわ。うふふふふ」
774 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:29:39 ID:GU9DM7fS
チチゲルゲは、入れ代わりたち代わり入ってきた、美しいエスティシャンたちを次々と
犯していく。
その店には、早々とシャッターが下ろされ受付の松川が、店長が電話での応対に大忙しだ。
「はい、申し訳ありません。明日から、お詫びに無料でお客様にスペシャルサービスを
致しますので、はい、よろしくお願いします。」
「いえ、今日は、臨時に、店の女の子の再教育を行なっておりまして、はい、畏まりました」
一階のロビーに集められた乳女たち。
真里亜が、皆を見回す。
身長や、年齢の差こそあれ、皆一様に、独りでに揺れる爆乳を晒し、発情した雌猫のような
淫蕩な瞳で、目の前の少女を見つめている。
「さあ、今日からチチゲルゲの手足となって、男どもから精液をたっぷりと吸い取ってきなさい。
ただし、殺しちゃダメ。一人につき五回までにしなさい。
大丈夫、一度でもあなたたちの乳マンコの味を覚えた男は、普通のセックスじゃ満足できなく
なってるし、オナニーなんか比べものにならないわ。
何度でも、あなたたちを求めて、精液が溜まったらすぐにやってくるの。
そして、あなたたちが吸い取った精液を私の元に運んでおいで。わかった?」
「ハイ!」
「そうそう、お前たちのオマンコに入れておいた、私の黒乳房。1リットルも精液を吸い込めば
白色にかわる。そうしたら私が、また、可愛がってあげましょう私のオッパイでね」
「ハイ!チチゲルゲ様」
そして、夜の街に飛び出していく女たち。
チチゲルゲに乳女にされた女たちは先を競うように、手当り次第に男たちをホテルへ、自室へと
誘い、闇の快楽に興じていった。
775 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:30:17 ID:GU9DM7fS
「こんにちわ!」
「ああ、ココは、大人のためのエステサロンなのよ。お子様はお断りしてるの」
受付にやってきた少女を、チラリと一瞥すると、にべもなく言い放つ洋子。
「あら、私のこと知らないのね。ココに真里亜が招待してくれたのよ。ゆりりんが来て
上げたんだから、早く真里亜を呼びなさい」
「真里亜?」
「そう、真里亜。いいえチチゲルゲと言ったほうがわかりやすいかしら?オッパイの大きな
お姉さん?」
洋子の方を、じっと見つめる優里。
洋子は、優里に見られているだけで、豊満な乳房が上下に動きだし、その谷間から熱い液体を
滲ませて、濡らし始める。
優里は、洋子の乳房を凝視しながら、その場で、着ている黒いワンピースを脱ぎ出す。
その下には、紺色の野暮ったいスクール水着。
優里の股間からまだ発育途中の胸元までが、ありえないモノを隠しているのだろうか?
棒状のモノが三本ほど、水着と肢体の間で脈打っている。
「チチゲルゲ様、お客様がおいでです」
それだけを言うのもやっとと言う様子で、洋子は、目の前の少女から視線がそらせない。
そこへ、また二人の婦人がやってくる。
「あら、優里ちゃん早かったのね」
「こんにちは、お久しぶりね優里ちゃん、今日はお招きいただいてありがとう」
喪服を着た黒縁眼鏡の女性と、白地に派手な水玉模様のドレスを着た淑女が、コツコツと
快活な足音を響かせながら、優里のほうへ近寄ってくる。
776 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:31:30 ID:GU9DM7fS
「もう、京子さん遅いじゃない。ええっと、名前なんだったっけ?ええっと?」
「綾乃ですよ。優里ちゃん。キンタマの魔人タマゲルゲの綾乃」
「そうだ、タマゲルゲのオバさんだ。久しぶり~!」
「こらこら、優里ちゃん。人間の姿の時は、ちゃんとお名前で呼びなさいって言ってるでしょ!」
「ごめんなさ~い。ねえ、綾乃さんの方はどう?」
「まだ、一人だけしか産み出してないのよ。ココでたっぷり栄養を補給してから、次の獲物を
襲ってやろうと思って、そうしたら、今度は優里ちゃんをご招待させてもらうわね」
「ふ~ん、でも綾乃さんにヤラれた魔人見たいな~。私のほうは、とりあえずチチゲルゲと
もう一人、大学でドルゲ様の細胞を研究しようとしていた不届きものを魔人にシテやったの。
きっと今頃は、人間を喰いまくっているはずだわ」
三人が、楽しそうに談笑しているのを、うっとりして見ているのは洋子。
人外の魔人と化した、少女と二人の婦人。
そばにいるだけで、淫気に当てられて、その場で自慰を始めてしまう。
上着の間から胸の谷間に手を入れ、撫でる。
股間に反対の手を入れ、迫り出してくる漆黒の乳房を、グイグイと膣中へ押し戻す。
しかし、声だけは漏らすまいと必死で堪えながら、自慰に狂い始めている。
「あら、お揃いで、お待ちしてましたわ」
「あっ、真里亜。どう、元気~!」
そこへ、ピンク色のキャミソールを羽織った真里亜が、やってきた。
777 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:33:09 ID:GU9DM7fS
「はしたないわね、洋子さん後でお仕置よ。お客様の前でオナニーするなんて!」
真里亜は、受付で座って自慰に耽る洋子を見ると、不愉快そうに怒声を浴びせる。
「まあまあ、仕方ないわよ。だって京子さんと綾乃さん、それにゆりりんも揃っているん
だもん。それにあなたに犯されて、この娘も狂ちゃってるんでしょう」
「そうそう、そんなに怒らないで。こうして、卑猥な娘さんたちが、いるおかげで、
私たちの必要な栄養を集めてきてくれてるのですから」
優里と、綾乃が怒っている真里亜をなだめる。
「そういって戴けると助かります。それでは、こちらのほうへどうぞ」
「ねえ、この女の子もご一緒にいかが?」
これは、京子の台詞
その時、洋子が、顔をあげて、京子の方を見る。
「ねえ、お嬢さん。チチゲルゲだけではなくて私たちと一緒に楽しみましょう」
「いいんですか?」
恐々としていた洋子の顔に喜色の笑みが浮かぶ。
「あの、マンコルゲ様、いや京子様、よろしいんですか?」
「いいのよ、だって久しぶりじゃない、こうして集まるの。だったら一人くらい、人間に
近い女の子もいたほうが楽しくなくって?」
「でも、ちょっと待って、ゆりりんは、真里亜にご褒美でエッチするでしょう。
それで、綾乃さんは、京子さんと交わるでしょう.そうしたら、この女の子余っちゃうヨ」
778 名前:九条蘭子 :2005/09/05(月) 18:38:53 ID:eyuBtk3T
と、いうことでこれで今日のところは、御了承ください
855 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:31:53 ID:ibKzWWQJ
その時、一階のロビーが、真暗になり、低い唸り声が聞こえてくる。
『ルロロロロ、それでは余が、その娘の相手をシテやろうではないか?ルロロロロ』
「あ、ド、ドルゲ様」
「ドルゲ様、。お初にお目にかかりますわ。わたくし、あなた様のキンタマを植えつけられた
綾乃と申します。お見知りおきを」
「ドルゲ様だ~!お・ひ・さ!げんき~!ゆりりん元気いっぱいだよ!ほら、この娘が
私が作ったチチゲルゲの真里亜ちゃん。今日はね、チチゲルゲの下僕が集めたザーメンで
大きなプールに溜めてそこで、エッチするつもりだったんだ」
「この方が、ドルゲ様?」
「そうだよ、わたしにチンポを植えつけた張本人。見た目は恐いけど、とっても気持ちイイ
世界を教えてくれたんだよ。ねっドルゲ様」
そう言って、気安くドルゲの肩をペチペチと叩く優里。
「これ、お止しなさい優里ちゃん。ドルゲ様、失礼を致しております。どうぞお許しを」
慌てて、京子が、止めに入る。
『ルロロロロ、相変わらずだなチンポルゲよ。良い良い、今日は、お前たちがどれほどの
人間たちを犯し、殺し、狂わせてきたのか、ちと気になってきたのだが、なかなか、順調なようだな』
「へへへ、ゆりりん、もう一人魔人を産み出したんだよ」
『ほう、それは面白い。綾乃とか申したな。貴様はどうだ?』
「はい、私も一名ほど。魔人に仕立てておりますが」
『そいつらをココに連れてこい。せっかくだ。皆で、久方に盛大に交わろうではないかルロロロロ』
「畏まりました、ドルゲ様」
856 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:33:48 ID:ibKzWWQJ
綾乃と優里が、由美と早智を呼びつける。
すでに、そのエステビル自体が、怪しげな空間と化し、外観はそのままにして、内部は
闇の洞窟の様を呈している。
正面のドアが開き、薄汚れた白衣、縁無の眼鏡をかけたスタイルの良い女性と、
サングラスをかけた、少し小柄な女性がそこにやってくる。
「およびでございますか?綾乃様」
「ええ、由美ちゃん。マナコルゲとなって最近、どう、調子よく手下は増えた?」
「はい、私の努めるレンタル店から貸し出したソフトに、私の自画像を焼き付けたモノを
貸し出しております。それを見た人間共は、子供も老人も狂ったようにセックスに狂っています。
時々、不意にその家に行ってみると、私に飛びかかってきて私の性技の虜ですわ」
「そう、良かったわ。今日は特別にドルゲ様もお見えだから、思うがままに乱れなさい」
「はい、ありがとうございます綾乃様。」
「ねえ、せんせ~い、何人くらい人間を食べたの?」
「あまり、目立ちすぎていけないと思って、最近は、生の人間は、あまり食べてないの。
そのかわり、チンポとマンコだけを踊り食いで食してるわ。食べるのって気持ちがいいのね
私の口の中で、ピクピクしながら、飲み込むときの快感、あぁぁ、たまらないわ」
「そう、今日は、あなたより先に魔人になった真里亜ちゃんが、特別製のお風呂を用意して
くれてるんだ。それにドルゲ様も一緒だよ。楽しんでいってね」
「ふふふ、わかったわ。優里ちゃん。私のお相手もしてね」
857 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:35:27 ID:ibKzWWQJ
(なんなの、この女の人達。チチゲルゲ様が、見劣りするか、いいえそれよりもっとイヤらしい
気配がしてる。それに、ド・ル・ゲって一体なんなのよぉ~)
『ルロロロロ、さて、宴の場所はどこだ?』
「は、はい、こちらでございます。」
真里亜が先頭にたって、ドルゲをはじめ、魔人達を奥の浴場に案内する。
大きな浴槽の縁に沿って、何十人もの豊満な乳房を持つ女性達が、立ち並んでいるその浴槽の
中には、なみなみと白濁液が満たされ、それは、乳女達の胸元から溢れ出してきている。
「あは、イイ匂い」
「本当ね。よく、コレだけ吸い取って来たわねえ」
「あん、だめ、こんな素晴らしいモノを前にしたら、人間の姿なんかじゃいられない」
『ルロロロロ、お前達、我の自慢のドルゲペニスとドルゲの魔精を受け入れた魔人達よ、
その正体を我に見せるのだ!ルロロロロ』
858 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:36:09 ID:ibKzWWQJ
薄汚れた白衣を、まとっていた女性、鈴木早智は、手早くそれを脱ぎ去ると、両手の平を
顔の前にかざす。
ピンクのキャミソールを着ていた真里亜が、それを放り上げて、自慢の爆乳を突き出して
背中側で手を組み、左右に身体をひねり始める。
サングラスをかけていた、足立由美は、それを外すと、そのまま前屈みになり、自分の股間に
顔を押し当てて、ズブズブと秘唇の中に頭を突っ込んでいる。
「あっ、あっ、あっ」
唯一、人間のままの洋子だけが、その光景を食い入るように見ている。
浴槽の中で、溜まっている精液を浴槽に注いでいる乳女も、その光景に圧倒されて、
自分の乳房を嬲る手を止めて、魔人達の変態する様子を眺めている。
859 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:36:44 ID:ibKzWWQJ
『ク~チャ~!くふふふふ、美味しそうなオッパイがいっぱ~い。ねえ、食べてもイイの?』
『ニゥ~ウュ~!イイですわよ、存分に精液風呂の中で召し上がってください』
首から上に大きな口を備えるクチビルゲと、乳房の魔人チチゲルゲが、抱擁しながら
楽しそうに、二人の身体を確かめるように、悶え始めている
股間から、グチュと音をたてて引き抜かれた由美の顔は、巨大な目玉となって、
浴槽の中の乳女たちを見つめている。
チチゲルゲなどと比べると、遙かに小振りだが、形の良い乳房にも、パッチリした大きな瞳が
双つ並び、全身に亀裂が走ると、それが開いて、潤み切った欲望の眼差しで、乳女達を射貫く
マナコルゲの視線。
『ァィァィ~!さあ、あなた達は、もっと欲情しまくって身体が無くなるまで、出し尽くしなさい』
マナコルゲの、大きな目玉で睨まれた一人の女性、
ポチャン、マナコルゲがチチゲルゲと、クチビルゲの頭上を超えて、浴槽の中へと飛び込む。
そして、睨み付けていた女性の前で、身体の上下を入れ替える。
むっちりした太股で、その女性の顔を挟み込むと、股間からムックリと迫り上がってきた
股の間の目玉が、
『ァィァィ~、ほうら、お前が犯されているところが見えるかい?ァィァィ~、ァィァィ~』
860 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:37:34 ID:ibKzWWQJ
マナコルゲの股間の目玉を見つめるその女性は、真里亜に陵辱された瞬間の事が、まるで
今、起こっているかのような錯覚を覚える。
そして、男達から、精液を吸い取るために、自分がしてきたことが、フラッシュバックするように
彼女の脳裏に次々と浮かんでくる。
「いやぁ~、やぁ~、やぁ~~」
彼女は、マナコルゲの股間の目を見ているだけだと言うのに、それまでよりも激しく、快楽に
悶え始める。
『ァィァィ~、さあ、あなたのオマンコに私の目玉を入れて上げる。ァィァィ~!』
その女性の秘唇に、顔を押し当てるマナコルゲ。
その巨大な眼で、その女性の膣中をつぶさに観察しながら、ゆっくりと目玉を押し込んでいく。
「いやぁ~、感じちゃう、犯られちゃう、私のオマンコにいっぱいチンポが入ってきてる~
オッパイにもいっぱいチンポ挟んでるぅ~、いやぁ~、凄いのがクルぅぅぅ~~」
861 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:38:46 ID:ibKzWWQJ
『ニゥ~ウュ~!さあ、早く行かないとアノ娘に全部やられちゃうわ』
『ク~チャ~、そうねそれじゃ私たちも、ク~チャ~!』
クチビルゲとチチゲルゲも後を追うように、浴槽の中に入ると、手当り次第に、乳女達の
肢体に抱きついていく。
『ルロロロロ、どうれ、貴様もあのように醜く淫乱な魔人に変えてやろうルロロロロ』
「良かったわねぇ~、ドルゲ様に直々に犯して戴けるなんて」
洋子の後側に立った京子は、ギュムと自分の乳房を変形するほど強く押しつけ、洋子の
乳房の谷間、すでに粘膜化して、膣同様に快楽の源でもある乳マンコを撫で上げる。
「えっ、わ、わ、たしも、あんな風に、されちゃうの?」
「そうそう、あなたも、オッパイの塊や、大口の魔人みたいにされちゃうのヨ」
「いや、あんな化物にされるのわ、イヤ!なんでもするからそれだけは、やめて!」
「馬鹿ねぇ、いまさら何を言い出すのかしら?それではドルゲ様、わたくしは、どういたしましょうか」
『ルロロロロ、チンポルゲよ、タマゲルゲよ、今一度我と一つになるのだ。ルロロロロ』
「ハイ、ドルゲ様」
862 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:42:41 ID:ibKzWWQJ
「ねえ、ねえ、ドルゲ様、わたし、チチゲルゲとエッチするって言ってたんだけど、
ドルゲ様とくっついたら、どうしたらいいの?」
『な~に、あの者達へは、コレをくれてヤル。この娘を犯し魔人にするまでは、コレで十分
楽しめる。ルロロロロ』
浴槽の方へ、腕を伸ばすドルゲ。
その手の先から、ポタ、ポタ、とどす黒い色の液体を落とし始める。
ドルゲの血。それが浴槽の中へ垂らされると、途端に白濁液で満ちた浴槽内が、激しく
波立ちその中に入っている、魔人や女たちに絡みつき始める。
『ルロロロロ、我がドルゲの血で、死に絶えておった精子が活動を再開したのだ。脆弱な
人間の精液でも、これで十分あ奴らは悶えておるわ、ルロロロロ』
「あは、さすが~ドルゲ様。じゃあ、ゆりりん、ドルゲ様と一つになればいいのね」
「そうよ、優里ちゃん、わたくしと一緒にドルゲ様の元へ、」
綾乃の着ている水玉模様のワンピース。その水玉模様が、大きくなったり小さくなったりしながら
脈動している。
綾乃は、背中に付いているファスナーを下げて、そのワンピースを脱いでいく。
しかし、怪しげな水玉の模様は、そのまま綾乃の肢体に残り、そのまま脈動を続けている。
そして、綾乃は、仰向けに身体を倒し、肉付きのよい太股をドルゲの方に向けて広げる。
「さあ、優里ちゃん。わたしと重なって、」
「うん、わかった。綾乃さんの肢体って色っぽいわねぇ~、もう、ゆりりん、ビンビンだよ」
ピチピチ、優里の着ている水着が、内側から引き裂けていく。
伸縮性を十分に持つはずの水着が、膨張してくる優里の肢体と、股間から伸びる何本もの
ペニスが、邪魔な水着を破っていったのだ。
863 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:44:58 ID:ibKzWWQJ
「綾乃さ~ん、いくよぉ~」
「いいわよ、来なさい!わたくしも優里ちゃんの身体試してみたかったのよ」
綾乃の肢体に浮かび上がる玉状の模様が、脈打ちながら綾乃の股のほうへ集まっていく。
ポコン
一つ、綾乃の股間から、玉が飛び出してくる。
ポコン、ポコン、ポコン
それに続いて、何個もの玉が連なり、棒状に形成されていく。
ゴクン、
優里は、生唾を飲み込み綾乃の股へ自分の股間を合わせていく。
グチュグチュ
綾乃の伸び切った秘唇、魔膣は優里の巨大なペニスを咥え込み、同時に、優里のツルンとした
奇麗な秘唇の膣中には、綾乃の奇怪なペニスが潜り込んでいく
「あん、綾乃さんの、キンタマ、ボコボコ入ってくるのぉ~!」
「いやぁ~、優里ちゃんのチンポが身体の膣中で震えてるぅ~!こんなに大きいなんて、
綾乃の身体がチンポで、チンポでいっぱいになってるぅぅぅ~~」
綾乃と、優里に植えつけられた陰茎、睾丸共に元は、男性器として一つのもの。
別々になっていたそれが、今一つに纏まろうと、グズグズと音を立てながら一つになろうと
激しく、蠢いている。
864 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:47:45 ID:ibKzWWQJ
すでに、巨大な亀頭と化した優里の顔を、双つの大きな睾丸で扱きたてる綾乃も又、
魔人の様を呈している。
優里と綾乃の二人の繋がった部分からは、放出が繰り返され、魔精と淫玉が二人の胎内を
循環しているのだ。
『ルロロロロ、さあ、我の元に戻るのだ!ド~ル~ゲ~!』
絡み合う、異形の物体を覆い尽くすドルゲ。
その隙に、洋子は、京子に羽交い締めにされていた身体をねじって、ふりほどくと
その場から逃げ出す。
いくらなんでも、あんな風にされるのはイヤだ!
必死の思いでそこから逃げ出そうとする洋子には、僅かにではあるが、人としての理性が
残っていたのか?
タユン、タユン、
重たげな乳房を激しく揺らしながら走り出す洋子の足下に、スルスルっと何かが巻き付く。
「いやぁぁぁ~~~!」
洋子は、その場で逆さ吊りにされてしまう。
『ルロロロロ、我から逃げ出すとは、まあ、良いわ。それでは、あの場に入り、アントマンに
なるが良い。ルロロロロ』
865 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:48:20 ID:ibKzWWQJ
ドルゲの股間から伸びる細長いモノに絡めとられた洋子の肢体を、そのままドルゲ細胞と
融合した精液の浴槽に投げ込むドルゲ。
ボチャンと大きな水音と共に沈んでいく洋子の肢体。
たちまちその肢体に、貪りつく白濁液が、洋子の身も心も蕩かしていく。
ドルゲ細胞によって活性化した精子は、その中にいる魔人達を初めとして、乳女達の豊かな
肢体にまとわりつき、その肢体に渦巻き模様を刻み込んでいく。
悶え、喘ぎ、身をよじりながら自ら吸い取ってきた精液に再度犯される乳女は、完全に
意志を失いドルゲに操られる忠実な下僕、アントマンにされてしまう。
そして、その乳女達を襲っているのは精子だけではなく、魔人達もまた、片っ端から、
乳女たちを、あるものは食い、あるものは脳の中の快楽の記憶を啜り、あるものは、乳房を
押し包みながら魔乳を注ぎ込み好きに嬲っているのだ。
866 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 13:52:23 ID:ibKzWWQJ
『ハァフゥ~ン、イイ眺めだわぁ~、ドルゲ様私にも、悦びをお与えください、ハァフゥ~ン』
マンコルゲに変態した京子が、ドルゲの股間に手を当てて、囁く。
『ルロロロロ、それでは、あの魔精のなかで交わってヤルとするか、マンコルゲだけでなく
他の魔人達にも、この我が肉体で、更なる力を与えてヤルとしようド~ル~ゲ~!』
『いっぱい、ぐちゃぐちゃにしてあげるね。マンコルゲ』
ドルゲの股間から伸びるペニスの先が、はしゃいだ声を出す。
優里の顔が、ペニスの先に浮かんでいる。
『そうですね、私も十分に楽しませて戴きますわ。オホホホホ』
そして、もう一つ、ねっとりした声が、ドルゲの股間から聞こえてくる。
綾乃の顔は、そのペニスの根元に付いた陰嚢が捲れ上がりそこから綾乃が、微笑みながら
マンコルゲの大きな秘唇を舐め回すように見つめている。
ドルゲが、マンコルゲの身体を抱き、フワリと浮き上がると、その精液で満ちあふれる浴槽の
中に、身を投じる。
一際、大きな嬌声が上がり、魔人達の宴は盛り上がっていく。
867 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 14:04:01 ID:ibKzWWQJ
こんにちわ!九条蘭子です。お久しぶりです~~
久しぶりに来たんで突然落としちゃいました。
心配かけて本当にごめんなさい。
とりあえず、この後の展開にご期待いただくとして、
>乙×風さん続き楽しみに待ってま~す。
>FBXさん、Code:Illusion って終わりなの?
少しショックぅ~!でも家でのゴタゴタにもめげずに
がんばってるなんて凄いですね。自分も今回いろいろあって
かなり遅くなっちゃったけど、待ってる人がいると思うと、不思議にがんばれました。
私も、FBXさんの続き待ってますよ~!
>水死体さん、途中なんか失礼なカキコあったけど、気にしないでくださいね。
ところで、姉妹スレってどのあたりですか?今日は、時間の関係で探せそうにないので
また、今度教えてくださいね。
>九粂蘭子さん、どうぞ私のことなど気にせずにがんがんやっちゃって下さい。
版権なんか私は、完全に無視して書いているのですから、どうぞ気兼ねなく(爆)
868 名前:九条蘭子 :2005/09/15(木) 15:00:16 ID:ibKzWWQJ
でも、最近、規制要素も、薄れてきて、だんだんと行き詰まりを感じている
のも事実です。
そこで、新スレを立ち上げて見ました。
寄生に限らず、いろんなやり方でやっちゃおう見たいな感じで、
一度、のぞいて見てくださいね。