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夏神楽 音羽姉妹・桂香編のつづき
20 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:08:03 ID:2BQ3/vvG
>>1
乙です!
やっと夏神楽の続きが出来ました。
夏神楽 音羽姉妹・桂香編のつづき
「キャアァァァァァッ!!!」
悲鳴が上がった。
しかしそれは桂香ではなく初香の方だった。
桂香の純潔が今まさに奪われようとしたとき、一枚の御札が飛んできて
初香の股間部から伸び出る腹妖蟲へと張り付いた。
「桂香さんっ!!」
開け放たれた部屋の入り口から、懐かしい声が聞こえた。
神職者である証しの青い袴。
伸びた髪を後ろで短く縛り、全身から滲み出る高い霊力。
精悍な顔つきの若者が部屋へと入ってきた。
「・・・・・あなたは・・・・・・・・幹也さん!?」
・・・・・・・
・・・・・
・・・
などというご都合主義的な展開を一瞬期待した桂香であったが、
その望みは一瞬で打ち砕かれた。
現実は無情なのだ。
ワキワキと小さな足を動かしながら、ピッチリと閉じ合わさった肉を引き剥がして進む。
「いっ!・・・・ひぎ・・・・・・あ゙・・あ゙あ゙あ゙っ!!」
プチプチという襞を掻き分ける感触が新鮮で、少し進むと初モノである証しの処女膜を見つけた。
それを小さな前足でくすぐってみる。
「はぅっ! 痛・・・・! うあ・・・・ああぁ!!」
肉を引き剥がされた痛みと遺物感。
それに忌むべき相手である妖怪に犯されているという屈辱が彼女の心を押し潰そうとしいた。
21 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:08:38 ID:2BQ3/vvG
「お姉ちゃん、今旦那様が触ってるのが処女膜だよ・・・・・・って、聞いてる?」
処女の印をコリッと引っ掻く。
「あぅうっ!」
すると白くて薄い膜は簡単に破れてしまった。
「あ~あ、膜が切れちゃった。 まあどのみちすぐに破くんだけどね、こんなふうに・・・」
初香の言葉に呼応して、腹妖蟲が進入を開始する。
残りの膜も太い胴体で押し潰し、先端部で子宮の入り口を力強く押し上げた。
ゴッ!!
「あがっ!! あ゙あ゙・・・・・」
最奥を勢い良く突かれ、一瞬息が詰まる。
声が出ない。
目を見開き、口を金魚のようにパクパクさせた。
「アハ・・・・お姉ちゃんと一つになっちゃった」
興奮した顔で実の姉を見下ろした。
「・・・・それじゃあ、動くよ?」
身体の裂けた音がして、血がいっぱい出て、胎内からは激しく突き上げる音が
ひっきりなしに聞こえてくる。
「やめ・・・っ、お願・・っ、痛いの、初・・・・香ぁっ!」
桂香の腹部を見ると腹妖蟲の動きがよくわかる。
それの動きに逢わせて表面が盛り上がったり、もとに戻ったりしていた。
「はぁ・・・っ、あぅん! ・・・お姉ちゃんの中、凄く気持ちいいよ~」
腹妖蟲と神経組織まで同化してしまった初香には、姉の胎内の感触がよくわかった。
今まで未通だったそこは新鮮で、熱くて、狭くて、きつく締め付けてきて
でもオンナの本能が、挿入された性器に吸い付いてくる。
22 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:09:13 ID:2BQ3/vvG
「ん・・・・・そろそろ、かな?」
腰を動かす初香のその言葉を待っていたかのように、桂香に変化が現れた。
「ひっ! あ、ああ・・・・・? や・・・・なによ・・・・やだぁ! うああぁああぁっ!!」
手足の感覚が無くなって行き、代わりに性器がどんどん敏感になって行く。
グチャグチャという淫らな音を立てる会陰部。
襞の突起の一つ一つで腹妖蟲を感じ、吸い付こうとする膣内。
注挿が繰り返されるたびに突かれる子宮の入り口。
それらの部分が、まるで浮き彫りにされたかのように感じられる。
そしてそれら全てが、苦痛に取って代わって行く。
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから・・・」
何が大丈夫なのかわからないが、このままでは妖怪の思う壺。
まずいと桂香は思った。
だがもう、遅かったのかもしれない。
両の手は初香に押さえつけられたまま。
体内には14匹の腹妖蟲が入り込み、股の間に入ってくる初香と同化した妖虫の動きが
徐々に気持ちよくなりつつあった。
このまま犯され続けたらどうなるのか。
それを想像すると、身体の芯が熱くなる。
一瞬、それもいいかもしれないと思ってしまう自分がいた。
その考えを慌てて否定し、何とか現状を打開する方法を考えようとするが、
うまく思考がまとまってくれない。
腹妖蟲から分泌された毒液が全身に回り始め、脳神経に快楽という名の信号を叩きつける。
それはとても甘美で、とろけてしまいそうで、いつまでも味わっていたい気分にさせられる。
早くどうにかしないとヤバイと思いつつも、抗わなければという気持ち自体が無くなってきて
霧散していった強い意志の代わりに、ずっと快楽に浸っていたいという本能が鎌首をもたげてくる。
それは徐々に桂香の頭と心を満たし、欲求に、性衝動に忠実になって行く。
メスの本能に逆らえなくなった桂香は、腹妖蟲から与えられる快楽を受け入れはじめる。
23 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:20 ID:2BQ3/vvG
「ん、んっ・・・・・あれ? お姉ちゃん、腰が動いてるよ~、どうしたのかなぁ~?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、自分に併せて腰を揺すり始めた姉に意地悪な質問をする。
初香にはわかっているのだが、普段はお堅い姉の恥ずかしがる顔が見たくて、あえて聞いてみた。
「んあっ・・・・・そ、そんな・・・・っ! ・・・私・・・・いやあっ!!」
腰が止まらない。
いや、止まらないのではなく、止めたくないのだ。
痛くて気持ち悪いはずだった妖虫の蛇腹状の胴体の動きが、いくつもの細かな足が肉壁を擦るのが気持ちよかった。
頭が痺れ、熱を持った下半身に意識が集まり、そこから注ぎ込まれる快楽に夢中になる。
「やだっ・・・あっあっあっあんっ・・・・こんなこと・・・こんなことぉ~・・・・はあぁっ!」
初香のストロークに合わせて桂香も大きく腰を振りたてる。
もう体裁など気にしている余裕はなく、本能の赴くまま行為に没頭する。
「ああ・・っ、お姉ちゃんっ、そろそろっ、イクよ・・・?」
融けた頭の中で、妹の言葉の意味が理解できた。
「やぁ~~っ、だめ・・・らめぇ~っ!!」
このままでは確実に孕まされる。
でも昴ぶったカラダの動きははどうにもできなくて、妖怪の子種が注ぎ込まれることがわかっているのに
桂香の女の部分はオスの激しい迸りを求めてしまう。
そして、受精のときが訪れる。
「イクよっ! イクよっ! お姉ちゃんっ!!」
「らめぇ~っ、はつか・・はつかぁ~~っ!」
呂律の回らない桂香。
しかしその瞬間を本能で感じ取り、唯一自由になる両足を、無意識に妹の腰に巻き付ける。
妖怪の精を余すことなく受け止めるために。
人ならざるものの子供を受胎するために・・・
妊娠することを、身体と本能が望んでいた。
「でちゃうっ! でちゃうよぅっ! ・・・・・はあぁぁああぁぁぁぁ―――――っっっっ!!!!」
「やらっ! らめぇっ! ゃあああぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ――――――――っっっっっ!!!!」
24 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:52 ID:2BQ3/vvG
姉妹同時に絶頂を向かえる。
それは一人で気をやるときよりも何倍も良くて、今までに味わったことがない程の快楽で。
子宮から伝わってくるトロけるようなアクメが頭の芯を痺れさせ、ただただ流し込まれた快感を享受する。
手足も身体もあまりの気持ちよさに痙攣し、もう指一本動かすことがかなわなかった。
畳の部屋に、女二人分の甘い呼吸。
桂香の心はもう、ここにはなかった。
彼女の理性は快楽の波に飲まれ、押し流され。
どこか遠くへと運ばれて行き、もう二度と戻ってくることはなかった。
「・・あ・・・はぁぁ~~~・・・もっと・・・・・・もっとして・・・・はつかぁ・・・」
恍惚の表情を浮かべ。体中を駆けめぐる性の愉悦に浸りきる。
もうすでに、桂香は快楽をむさぼることしか考えられなくなっていた。
---数日後---
「お姉ちゃん、ご飯食べさせてくれた?」
臨月を向かえて膨らんだお腹を愛おしそうに撫で、戻ってきた姉に尋ねた。
「・・・・ええ、今日は公園のホームレスの人たちにもらってきたわ」
そして戻ってきた桂香の腹もまた、妹と同じような膨らみを持っていた。
桂香の腹ーー腸の中には今でも初香の産み落とした14匹の腹妖蟲が潜り込んでいる。
問題は彼らの食事だった。
腹妖蟲は人間を食べない。
そのかわりに精液や愛液などを喰らう、イヤらしい妖怪なのである。(おきまりのパターンですね)
なので、蠱供たちを胎内で育てている桂香は、一日に一度
男の精液を取り込まなければならなかった。
今までの彼女ならば屈辱的な行為であったが、あの日初香の『旦那様』に本当の快楽を教えられて以来
肉欲に対して忠実で、オンナの悦びを得るためなら何でもする淫らな性の奴隷と化していた。
ついぞ今し方も麓の街の大きな公園の便所裏で、もう何年も風呂に入っていないような
薄汚れた不労者たちから、溜まりに溜まった黄色い精液を口内とお尻の穴
それに子宮内で大量に受け止めてきたのだった。
25 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:11:25 ID:2BQ3/vvG
上の口と後ろの口から飲んだザーメンは初香の蠱供たちの食事となり、
子宮に放たれたものは、桂香の中に宿る彼女自身の蠱供の栄養となる。
桂香の霊力を余すことなく吸収し、子宮ですくすくと育つ腹妖蟲の蠱供は随分と大きくなり
もうまもなく、生まれようとしていた。
--数時間後--
「お姉ちゃん、頑張って!!」
桂香の股の間から、腹妖蟲の蠱供の頭がでてきていた。
大根ほどの太さのあるそれは桂香の陰唇を限界まで押し広げ、産道と子宮口も同じ大きさに広げる。
「い゙・・・・が・・あ゙あ゙あ゙っっっ!!!」
産みの苦しみ。
女であるならば大多数が経験し、また味わうからこそ子供に対して無償の愛情を惜しみなく注げるもの。
「『ヒッ ヒッ フゥ~』だよ、お姉ちゃん!」
いきみ方を教える妹の初香。
経験者は語る。
なにせ彼女は10日前に14匹もの蠱供を産み落とし、
さらに先ほど、16匹もの幼蟲を出産した母親なのだから。
「ひ・・・・ひっ・・・・ふ・・ぅぅぅ~~~~~~っ!!」
ニュムリ・・・ニュムニュムニュムニュム~~~~~
蛇腹の胴体がひり出される。
桂香からもの凄い声があがり、泣き叫び、苦しみもがく。
「ほらお姉ちゃん、もう少しだよっ!」
膨らんだお腹の中から大部分が抜け出し、腹腔内の圧迫感はなくなりつつあるが
限界まで開ききった産道や子宮口の痛みは、まだ相当なものだった。
「もう一息だからっ、頑張って!!」
桂香から悲鳴と蠱供が引きずり出てくる。
最後尾が今、子宮口を抜けた。
26 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:00 ID:2BQ3/vvG
「うっぐ・・・・あぐ・・・かはっ!!」
ズルルルルルルル・・・ジュルンッ
身体から腹妖蟲が抜けきり、精も根も尽き果てて畳の上に横たわった。
力つきた姉の周りでは初香と、桂香の胎内でスクスクと育った14匹の成虫となった腹妖蟲が
新たな命の誕生を祝っていた。
生まれたその子供は、もの凄い妖力を持っていた。
初香の高い霊力を吸い取った『旦那様』と、同じく高い霊力を持つ桂香との間に出来た蠱供なので
当然のことではあった。
「・・・・・ぁ・・・・・・ぅ・・・・」
桂香が脱力した四肢で起きあがろうとする。
「あっ、まだ動いちゃダメだよお姉ちゃん」
赤黒い羊水にまみれる姉を優しく抱きとめる。
「ほら、赤ちゃんはここだよ」
そっと壊れ物を扱うかのように、生まれたばかりの蠱供を姉に触れさせる。
「・・・ぁ・・・・ぁ・・・・・私の・・・・・赤ちゃん」
愛おしそうに蛇腹の体を抱きしめ、羊水と胎膜に濡れた我が子に頬ずりをする。
その生まれたての腹妖蟲の太さと長さを羨ましそうに見ていた初香の中の腹妖蟲が暴れた。
「あっ! やんっ・・・・っ! 旦那様ったらぁ、焼き餅やいてるの・・・?」
なだらかになった腹部を撫でさすり愛を囁くと、初香に寄生した旦那様は大人しくなった。
出産を終え、感動の対面真っ最中の母子にこれからの予定を伝える。
「え・・・・? この子の子供を私が産むの?」
今はまだ無理でも、あと一週間ぐらいで成虫になるので
それから再び桂香の子宮へと戻り、次の種付けを行う。
胎内回帰である。
27 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:35 ID:2BQ3/vvG
今度は桂香の胎盤の出来る位置に寄生し、卵巣に手を加えて
これから先、一生子供を産んでもらうとのことだった。
「・・・・・この子の赤ちゃんを、ずっと産み続ける・・・・」
妖怪の我が子に孕まされ続けるというおぞましい行為であるはずなのに
桂香はどこかうっとりとした面もちで、これからの未来に思いを馳せる。
「こんな感じかな、旦那様。 後は・・・」
静かな森。
舗装されていない道。
砂利を踏みしめる人影が二つ。
水杜神社の長い石段の下に、強い妖気とそれ以上に強力な霊力を持つ者が現れた。
「・・・・・・葉子」
「あらあらまあまあ、これはどうしたことでしょう・・・?」
天乃神神社の救援に向かった葉子とナツが戻ってきていた。
強い妖気に満ち満ちた社を見上げる。
風が強く、雲の流れが速い。
「・・・・・桂香と初香、心配」
葉子の着物の裾をギュッと掴み、犬耳の少女が不安な顔を覗かせる。
「ええ、そうですわね。 早く参りましょう」
ナツに硬い顔で答え、石段の遙か上にある鳥居を見上げた。
29 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:49:23 ID:2BQ3/vvG
「みんな、準備はいい?」
神社の境内で葉子とナツを待ちかまえる初香たち。
初香の蠱供が草木や灯籠の影に8匹、地面の中に12匹。
そして母親を護るように正面に10匹。
「お姉ちゃんも、いい?」
初香の股の間から伸び出す腹妖蟲。
「・・・ええ、この子のためにも」
太くて大きな我が子の頭を撫で、妹の中から伸び出してきた腹妖蟲の親玉に、桂香はそっと口づけをする。
それはまるで愛しい相手にするような口づけであり、
騎士が忠誠を誓うときのような口づけのようでもあった。
「葉子さんやナツ様なら、きっともっと強い子が産めるね☆」
エヘヘと悪戯っぽく笑いながら、石段を駆け登ってきた二人に笑顔を向けた。
END
ようやく書き終えました~
でもってこのあとめでたく(?)葉子さんとナツ様も取り付かれて
麓の街は寄生ラッシュに・・・
すみません、初っぱなからこんな無茶苦茶SSで・・・
連続投稿寄生でこの最後の部分だけ時間がかかりました・・・
40 名前:水死体 :2005/05/21(土) 07:59:56 ID:yUJ1Hdio
一姫と双葉、確認しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・ヤっちゃって良いですか?
あと、彼女らは何歳ぐらいでしょうか。
だけど、スタジオ・エゴのスタッフが私のSS見たら、もの凄く怒りそう・・・
41 名前:エゴでバイトしてた人 :2005/05/21(土) 08:05:36 ID:X548eAbe
GJ
もっとやっちゃってください
44 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:05:49 ID:KcJKSQdi
>>41 マジですか・・・・・・?
一姫・二太郎・・・じゃなかった。
一姫・双葉ではないですが、葉子さんとナツ様はこんな感じで堕とします↓
シャッ!!
硬質化した二寸程の長さの爪が、襲いかかってきた腹妖蟲を切り落とす。
10日ほど前に桂香が霊刀で斬りつけたときとは大違いで、今回は真っ二つだった。
産まれたばかりの蠱供は紫色の体液を撒き散らしながら、耳障りな断末魔の悲鳴を上げてのたうち回り
やがては動かなくなる。
「きゃあっ!! 猛くんがぁっ!」
二つに分かたれ地面に転がる我が子の姿に、母親――初香は悲鳴を上げた。
もう名前を付けていたらしい。
次に初香が産み、桂香の腹の中でスクスクと育った成虫が飛びかかる。
先とは違い、巫女姉妹の霊力をたっぷりを吸い取り力を蓄えた腹妖蟲。
2撃、3撃・・・
固い鱗の外骨格で葉子の爪を弾き返す。
しかしついには頭に爪の一撃が突き刺さり、幾本もの足をギチギチと動かしながら地面に転がり、息耐えた。
「剛くん!! ・・・・・・・・・・こうなったら」
初香の中に巣食う腹妖蟲が蠱供たちに合図を送る。
すると、いままで葉子の後ろという安全な場所にいた犬耳の少女に
地面を割って踊り出た妖虫が襲いかかった。
「きゃっ!」
驚き倒れたナツへと、5匹の腹妖蟲が降ってくる。
ボトボトと少女の上に落下した妖虫は、身体についた土をそのままに
3つの穴へ潜り込もうと行動を開始する。
45 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:06:32 ID:KcJKSQdi
「ナツ様っ!!」
悲鳴の上がった後ろを振り向き、自分が仕え護るべき少女へと足を向けた。
数メートルの距離をたったの2跳躍で辿りつき、穴へ入り込もうとしていた妖虫を引き剥がす。
「ぐむうぅ~~っ、うう~~~~っ!! ・・・・・っぷはっ、よ、葉子!」
だがこの時を待っていたとばかりに、腹妖蟲が群れをなして押し寄せる。
ナツに潜り込もうとしている妖蟲はあと四匹。
これを引き剥がしながら襲い来る腹妖蟲を往なすことは、なかなかに難しい。
飛んできた数匹の腹妖蟲を爪で一閃。
ヒュン――――ガギッ!
しかし何かに阻まれる。
長い黒髪と霊刀を持つ少女が、すんでのところで幼蟲たちを護ったのだ。
「桂香ちゃん!?」
驚きと疑問。
しかしすぐに操られているのだということに気付く。
「・・・・・・・ごめんなさい、葉子さん」
数度に渡り、刀で切りつける。
「しっかりして、桂香ちゃん! くっ・・・正気に戻ってっ!」
葉子に比べれば、彼女の霊力や技量などたいした脅威ではない。
しかし今はナツを護りながらで、しかも桂香も傷つけるわけにはいかない。
そして、とどめとばかりに何かが葉子の背中にへばり付く。
「あうっ!? ぅあ゙あ゙ぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~っっっ!!!」
そのへばり付いた物から妖力を奪う青い稲妻が立ち登り全身へと絡み付き、戦うための力が殺ぎ落とされてゆく。
ガクリと膝を折り、背中を肩越しに振り返る。
そこには初香が放った呪符が張りついていた。
呪術は彼女の得意技。
みるみるうちに妖力は吸い取られ、霧散していった。
「っ! ・・・・・・・はつ・・かっ・・ちゃん・・・・・くぅ・・!!」
いかな大妖怪といえど、さすがにこれなら少しは利くらしく、苦しげに脂汗を浮かべながら
背中から全身を覆い尽くす雷を忌々しげに見た。
46 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:07:07 ID:KcJKSQdi
「ひっ!? ふぁぁあぁぁぁぁ~~~~~~~~~っ!!」
葉子が気を取られている隙に、ナツの方は大変なことになっていた。
着物の裾から潜り込んだ腹妖蟲が菊座へと無遠慮に頭をめり込ませ
グリグリと肛門を押し広げ、直腸を小さな足でくすぐりながらモゾモゾと入り込んで行く。
その腹妖蟲は内部に胴体が全て埋没したところで、毒の液を吐き出した。
毒液は大変強力で、雌であればどんな生き物でもたちどころに発情させてしまう。
たとえそれが神格化した少女であったとしても。
「や・・ぁ~~~っ! なに・・・これ・・・っ! たすけて・・・・・葉・・子っ」
気持ち悪いのに・・・・・・・・・気持ちいい。
排便とは逆の感覚に嫌悪感と苦痛を覚え、それと同時に今まで味わったことのない感覚がお尻の穴から広がり始める。
穴の周囲がムズムスして、それでいてとても心地よくて。
広がり行く未知の感覚の波に、モゾモゾと着物に包まれたお尻を揺する。
「!! ナツ様っ・・・今助け・・っ! 桂香ちゃんっ、初香ちゃんっ!?」
青い雷光に力を奪われながらもナツを助けようと手を伸ばしたのだが、その腕を桂香に
もう片方の腕を初香に縛められる。
「葉子さんの相手は、こっちだよ」
艶のある笑顔で葉子に語りかけ、腹の中の『旦那様』に合図を送る。
初香が少し身悶え、数瞬の後には股間からズルズルと蛇腹状の太くて大きな腹妖蟲が姿を現す。
それの頭頂部――男根のカリ頭のよう形をしたものが葉子の股間へと押し当てられる。
「・・・・・・・・・葉子さんもナツ様も、私たちと一緒に堕ちようよ・・・・ね?」
優しく、諭すように。
それでいて、有無を言わせぬ最高の笑みで。
素敵な家族と、子供たちを産み続ける幸せな未来のために。
後ろで上がるナツの快楽の叫びと共に、初香は葉子の胎内へと潜り込んでいった。
――――大体こげな具合で二人ともヤられました。
>>1
乙です!
やっと夏神楽の続きが出来ました。
夏神楽 音羽姉妹・桂香編のつづき
「キャアァァァァァッ!!!」
悲鳴が上がった。
しかしそれは桂香ではなく初香の方だった。
桂香の純潔が今まさに奪われようとしたとき、一枚の御札が飛んできて
初香の股間部から伸び出る腹妖蟲へと張り付いた。
「桂香さんっ!!」
開け放たれた部屋の入り口から、懐かしい声が聞こえた。
神職者である証しの青い袴。
伸びた髪を後ろで短く縛り、全身から滲み出る高い霊力。
精悍な顔つきの若者が部屋へと入ってきた。
「・・・・・あなたは・・・・・・・・幹也さん!?」
・・・・・・・
・・・・・
・・・
などというご都合主義的な展開を一瞬期待した桂香であったが、
その望みは一瞬で打ち砕かれた。
現実は無情なのだ。
ワキワキと小さな足を動かしながら、ピッチリと閉じ合わさった肉を引き剥がして進む。
「いっ!・・・・ひぎ・・・・・・あ゙・・あ゙あ゙あ゙っ!!」
プチプチという襞を掻き分ける感触が新鮮で、少し進むと初モノである証しの処女膜を見つけた。
それを小さな前足でくすぐってみる。
「はぅっ! 痛・・・・! うあ・・・・ああぁ!!」
肉を引き剥がされた痛みと遺物感。
それに忌むべき相手である妖怪に犯されているという屈辱が彼女の心を押し潰そうとしいた。
21 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:08:38 ID:2BQ3/vvG
「お姉ちゃん、今旦那様が触ってるのが処女膜だよ・・・・・・って、聞いてる?」
処女の印をコリッと引っ掻く。
「あぅうっ!」
すると白くて薄い膜は簡単に破れてしまった。
「あ~あ、膜が切れちゃった。 まあどのみちすぐに破くんだけどね、こんなふうに・・・」
初香の言葉に呼応して、腹妖蟲が進入を開始する。
残りの膜も太い胴体で押し潰し、先端部で子宮の入り口を力強く押し上げた。
ゴッ!!
「あがっ!! あ゙あ゙・・・・・」
最奥を勢い良く突かれ、一瞬息が詰まる。
声が出ない。
目を見開き、口を金魚のようにパクパクさせた。
「アハ・・・・お姉ちゃんと一つになっちゃった」
興奮した顔で実の姉を見下ろした。
「・・・・それじゃあ、動くよ?」
身体の裂けた音がして、血がいっぱい出て、胎内からは激しく突き上げる音が
ひっきりなしに聞こえてくる。
「やめ・・・っ、お願・・っ、痛いの、初・・・・香ぁっ!」
桂香の腹部を見ると腹妖蟲の動きがよくわかる。
それの動きに逢わせて表面が盛り上がったり、もとに戻ったりしていた。
「はぁ・・・っ、あぅん! ・・・お姉ちゃんの中、凄く気持ちいいよ~」
腹妖蟲と神経組織まで同化してしまった初香には、姉の胎内の感触がよくわかった。
今まで未通だったそこは新鮮で、熱くて、狭くて、きつく締め付けてきて
でもオンナの本能が、挿入された性器に吸い付いてくる。
22 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:09:13 ID:2BQ3/vvG
「ん・・・・・そろそろ、かな?」
腰を動かす初香のその言葉を待っていたかのように、桂香に変化が現れた。
「ひっ! あ、ああ・・・・・? や・・・・なによ・・・・やだぁ! うああぁああぁっ!!」
手足の感覚が無くなって行き、代わりに性器がどんどん敏感になって行く。
グチャグチャという淫らな音を立てる会陰部。
襞の突起の一つ一つで腹妖蟲を感じ、吸い付こうとする膣内。
注挿が繰り返されるたびに突かれる子宮の入り口。
それらの部分が、まるで浮き彫りにされたかのように感じられる。
そしてそれら全てが、苦痛に取って代わって行く。
「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから・・・」
何が大丈夫なのかわからないが、このままでは妖怪の思う壺。
まずいと桂香は思った。
だがもう、遅かったのかもしれない。
両の手は初香に押さえつけられたまま。
体内には14匹の腹妖蟲が入り込み、股の間に入ってくる初香と同化した妖虫の動きが
徐々に気持ちよくなりつつあった。
このまま犯され続けたらどうなるのか。
それを想像すると、身体の芯が熱くなる。
一瞬、それもいいかもしれないと思ってしまう自分がいた。
その考えを慌てて否定し、何とか現状を打開する方法を考えようとするが、
うまく思考がまとまってくれない。
腹妖蟲から分泌された毒液が全身に回り始め、脳神経に快楽という名の信号を叩きつける。
それはとても甘美で、とろけてしまいそうで、いつまでも味わっていたい気分にさせられる。
早くどうにかしないとヤバイと思いつつも、抗わなければという気持ち自体が無くなってきて
霧散していった強い意志の代わりに、ずっと快楽に浸っていたいという本能が鎌首をもたげてくる。
それは徐々に桂香の頭と心を満たし、欲求に、性衝動に忠実になって行く。
メスの本能に逆らえなくなった桂香は、腹妖蟲から与えられる快楽を受け入れはじめる。
23 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:20 ID:2BQ3/vvG
「ん、んっ・・・・・あれ? お姉ちゃん、腰が動いてるよ~、どうしたのかなぁ~?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら、自分に併せて腰を揺すり始めた姉に意地悪な質問をする。
初香にはわかっているのだが、普段はお堅い姉の恥ずかしがる顔が見たくて、あえて聞いてみた。
「んあっ・・・・・そ、そんな・・・・っ! ・・・私・・・・いやあっ!!」
腰が止まらない。
いや、止まらないのではなく、止めたくないのだ。
痛くて気持ち悪いはずだった妖虫の蛇腹状の胴体の動きが、いくつもの細かな足が肉壁を擦るのが気持ちよかった。
頭が痺れ、熱を持った下半身に意識が集まり、そこから注ぎ込まれる快楽に夢中になる。
「やだっ・・・あっあっあっあんっ・・・・こんなこと・・・こんなことぉ~・・・・はあぁっ!」
初香のストロークに合わせて桂香も大きく腰を振りたてる。
もう体裁など気にしている余裕はなく、本能の赴くまま行為に没頭する。
「ああ・・っ、お姉ちゃんっ、そろそろっ、イクよ・・・?」
融けた頭の中で、妹の言葉の意味が理解できた。
「やぁ~~っ、だめ・・・らめぇ~っ!!」
このままでは確実に孕まされる。
でも昴ぶったカラダの動きははどうにもできなくて、妖怪の子種が注ぎ込まれることがわかっているのに
桂香の女の部分はオスの激しい迸りを求めてしまう。
そして、受精のときが訪れる。
「イクよっ! イクよっ! お姉ちゃんっ!!」
「らめぇ~っ、はつか・・はつかぁ~~っ!」
呂律の回らない桂香。
しかしその瞬間を本能で感じ取り、唯一自由になる両足を、無意識に妹の腰に巻き付ける。
妖怪の精を余すことなく受け止めるために。
人ならざるものの子供を受胎するために・・・
妊娠することを、身体と本能が望んでいた。
「でちゃうっ! でちゃうよぅっ! ・・・・・はあぁぁああぁぁぁぁ―――――っっっっ!!!!」
「やらっ! らめぇっ! ゃあああぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁ――――――――っっっっっ!!!!」
24 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:10:52 ID:2BQ3/vvG
姉妹同時に絶頂を向かえる。
それは一人で気をやるときよりも何倍も良くて、今までに味わったことがない程の快楽で。
子宮から伝わってくるトロけるようなアクメが頭の芯を痺れさせ、ただただ流し込まれた快感を享受する。
手足も身体もあまりの気持ちよさに痙攣し、もう指一本動かすことがかなわなかった。
畳の部屋に、女二人分の甘い呼吸。
桂香の心はもう、ここにはなかった。
彼女の理性は快楽の波に飲まれ、押し流され。
どこか遠くへと運ばれて行き、もう二度と戻ってくることはなかった。
「・・あ・・・はぁぁ~~~・・・もっと・・・・・・もっとして・・・・はつかぁ・・・」
恍惚の表情を浮かべ。体中を駆けめぐる性の愉悦に浸りきる。
もうすでに、桂香は快楽をむさぼることしか考えられなくなっていた。
---数日後---
「お姉ちゃん、ご飯食べさせてくれた?」
臨月を向かえて膨らんだお腹を愛おしそうに撫で、戻ってきた姉に尋ねた。
「・・・・ええ、今日は公園のホームレスの人たちにもらってきたわ」
そして戻ってきた桂香の腹もまた、妹と同じような膨らみを持っていた。
桂香の腹ーー腸の中には今でも初香の産み落とした14匹の腹妖蟲が潜り込んでいる。
問題は彼らの食事だった。
腹妖蟲は人間を食べない。
そのかわりに精液や愛液などを喰らう、イヤらしい妖怪なのである。(おきまりのパターンですね)
なので、蠱供たちを胎内で育てている桂香は、一日に一度
男の精液を取り込まなければならなかった。
今までの彼女ならば屈辱的な行為であったが、あの日初香の『旦那様』に本当の快楽を教えられて以来
肉欲に対して忠実で、オンナの悦びを得るためなら何でもする淫らな性の奴隷と化していた。
ついぞ今し方も麓の街の大きな公園の便所裏で、もう何年も風呂に入っていないような
薄汚れた不労者たちから、溜まりに溜まった黄色い精液を口内とお尻の穴
それに子宮内で大量に受け止めてきたのだった。
25 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:11:25 ID:2BQ3/vvG
上の口と後ろの口から飲んだザーメンは初香の蠱供たちの食事となり、
子宮に放たれたものは、桂香の中に宿る彼女自身の蠱供の栄養となる。
桂香の霊力を余すことなく吸収し、子宮ですくすくと育つ腹妖蟲の蠱供は随分と大きくなり
もうまもなく、生まれようとしていた。
--数時間後--
「お姉ちゃん、頑張って!!」
桂香の股の間から、腹妖蟲の蠱供の頭がでてきていた。
大根ほどの太さのあるそれは桂香の陰唇を限界まで押し広げ、産道と子宮口も同じ大きさに広げる。
「い゙・・・・が・・あ゙あ゙あ゙っっっ!!!」
産みの苦しみ。
女であるならば大多数が経験し、また味わうからこそ子供に対して無償の愛情を惜しみなく注げるもの。
「『ヒッ ヒッ フゥ~』だよ、お姉ちゃん!」
いきみ方を教える妹の初香。
経験者は語る。
なにせ彼女は10日前に14匹もの蠱供を産み落とし、
さらに先ほど、16匹もの幼蟲を出産した母親なのだから。
「ひ・・・・ひっ・・・・ふ・・ぅぅぅ~~~~~~っ!!」
ニュムリ・・・ニュムニュムニュムニュム~~~~~
蛇腹の胴体がひり出される。
桂香からもの凄い声があがり、泣き叫び、苦しみもがく。
「ほらお姉ちゃん、もう少しだよっ!」
膨らんだお腹の中から大部分が抜け出し、腹腔内の圧迫感はなくなりつつあるが
限界まで開ききった産道や子宮口の痛みは、まだ相当なものだった。
「もう一息だからっ、頑張って!!」
桂香から悲鳴と蠱供が引きずり出てくる。
最後尾が今、子宮口を抜けた。
26 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:00 ID:2BQ3/vvG
「うっぐ・・・・あぐ・・・かはっ!!」
ズルルルルルルル・・・ジュルンッ
身体から腹妖蟲が抜けきり、精も根も尽き果てて畳の上に横たわった。
力つきた姉の周りでは初香と、桂香の胎内でスクスクと育った14匹の成虫となった腹妖蟲が
新たな命の誕生を祝っていた。
生まれたその子供は、もの凄い妖力を持っていた。
初香の高い霊力を吸い取った『旦那様』と、同じく高い霊力を持つ桂香との間に出来た蠱供なので
当然のことではあった。
「・・・・・ぁ・・・・・・ぅ・・・・」
桂香が脱力した四肢で起きあがろうとする。
「あっ、まだ動いちゃダメだよお姉ちゃん」
赤黒い羊水にまみれる姉を優しく抱きとめる。
「ほら、赤ちゃんはここだよ」
そっと壊れ物を扱うかのように、生まれたばかりの蠱供を姉に触れさせる。
「・・・ぁ・・・・ぁ・・・・・私の・・・・・赤ちゃん」
愛おしそうに蛇腹の体を抱きしめ、羊水と胎膜に濡れた我が子に頬ずりをする。
その生まれたての腹妖蟲の太さと長さを羨ましそうに見ていた初香の中の腹妖蟲が暴れた。
「あっ! やんっ・・・・っ! 旦那様ったらぁ、焼き餅やいてるの・・・?」
なだらかになった腹部を撫でさすり愛を囁くと、初香に寄生した旦那様は大人しくなった。
出産を終え、感動の対面真っ最中の母子にこれからの予定を伝える。
「え・・・・? この子の子供を私が産むの?」
今はまだ無理でも、あと一週間ぐらいで成虫になるので
それから再び桂香の子宮へと戻り、次の種付けを行う。
胎内回帰である。
27 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:12:35 ID:2BQ3/vvG
今度は桂香の胎盤の出来る位置に寄生し、卵巣に手を加えて
これから先、一生子供を産んでもらうとのことだった。
「・・・・・この子の赤ちゃんを、ずっと産み続ける・・・・」
妖怪の我が子に孕まされ続けるというおぞましい行為であるはずなのに
桂香はどこかうっとりとした面もちで、これからの未来に思いを馳せる。
「こんな感じかな、旦那様。 後は・・・」
静かな森。
舗装されていない道。
砂利を踏みしめる人影が二つ。
水杜神社の長い石段の下に、強い妖気とそれ以上に強力な霊力を持つ者が現れた。
「・・・・・・葉子」
「あらあらまあまあ、これはどうしたことでしょう・・・?」
天乃神神社の救援に向かった葉子とナツが戻ってきていた。
強い妖気に満ち満ちた社を見上げる。
風が強く、雲の流れが速い。
「・・・・・桂香と初香、心配」
葉子の着物の裾をギュッと掴み、犬耳の少女が不安な顔を覗かせる。
「ええ、そうですわね。 早く参りましょう」
ナツに硬い顔で答え、石段の遙か上にある鳥居を見上げた。
29 名前:水死体 :2005/05/16(月) 07:49:23 ID:2BQ3/vvG
「みんな、準備はいい?」
神社の境内で葉子とナツを待ちかまえる初香たち。
初香の蠱供が草木や灯籠の影に8匹、地面の中に12匹。
そして母親を護るように正面に10匹。
「お姉ちゃんも、いい?」
初香の股の間から伸び出す腹妖蟲。
「・・・ええ、この子のためにも」
太くて大きな我が子の頭を撫で、妹の中から伸び出してきた腹妖蟲の親玉に、桂香はそっと口づけをする。
それはまるで愛しい相手にするような口づけであり、
騎士が忠誠を誓うときのような口づけのようでもあった。
「葉子さんやナツ様なら、きっともっと強い子が産めるね☆」
エヘヘと悪戯っぽく笑いながら、石段を駆け登ってきた二人に笑顔を向けた。
END
ようやく書き終えました~
でもってこのあとめでたく(?)葉子さんとナツ様も取り付かれて
麓の街は寄生ラッシュに・・・
すみません、初っぱなからこんな無茶苦茶SSで・・・
連続投稿寄生でこの最後の部分だけ時間がかかりました・・・
40 名前:水死体 :2005/05/21(土) 07:59:56 ID:yUJ1Hdio
一姫と双葉、確認しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・ヤっちゃって良いですか?
あと、彼女らは何歳ぐらいでしょうか。
だけど、スタジオ・エゴのスタッフが私のSS見たら、もの凄く怒りそう・・・
41 名前:エゴでバイトしてた人 :2005/05/21(土) 08:05:36 ID:X548eAbe
GJ
もっとやっちゃってください
44 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:05:49 ID:KcJKSQdi
>>41 マジですか・・・・・・?
一姫・二太郎・・・じゃなかった。
一姫・双葉ではないですが、葉子さんとナツ様はこんな感じで堕とします↓
シャッ!!
硬質化した二寸程の長さの爪が、襲いかかってきた腹妖蟲を切り落とす。
10日ほど前に桂香が霊刀で斬りつけたときとは大違いで、今回は真っ二つだった。
産まれたばかりの蠱供は紫色の体液を撒き散らしながら、耳障りな断末魔の悲鳴を上げてのたうち回り
やがては動かなくなる。
「きゃあっ!! 猛くんがぁっ!」
二つに分かたれ地面に転がる我が子の姿に、母親――初香は悲鳴を上げた。
もう名前を付けていたらしい。
次に初香が産み、桂香の腹の中でスクスクと育った成虫が飛びかかる。
先とは違い、巫女姉妹の霊力をたっぷりを吸い取り力を蓄えた腹妖蟲。
2撃、3撃・・・
固い鱗の外骨格で葉子の爪を弾き返す。
しかしついには頭に爪の一撃が突き刺さり、幾本もの足をギチギチと動かしながら地面に転がり、息耐えた。
「剛くん!! ・・・・・・・・・・こうなったら」
初香の中に巣食う腹妖蟲が蠱供たちに合図を送る。
すると、いままで葉子の後ろという安全な場所にいた犬耳の少女に
地面を割って踊り出た妖虫が襲いかかった。
「きゃっ!」
驚き倒れたナツへと、5匹の腹妖蟲が降ってくる。
ボトボトと少女の上に落下した妖虫は、身体についた土をそのままに
3つの穴へ潜り込もうと行動を開始する。
45 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:06:32 ID:KcJKSQdi
「ナツ様っ!!」
悲鳴の上がった後ろを振り向き、自分が仕え護るべき少女へと足を向けた。
数メートルの距離をたったの2跳躍で辿りつき、穴へ入り込もうとしていた妖虫を引き剥がす。
「ぐむうぅ~~っ、うう~~~~っ!! ・・・・・っぷはっ、よ、葉子!」
だがこの時を待っていたとばかりに、腹妖蟲が群れをなして押し寄せる。
ナツに潜り込もうとしている妖蟲はあと四匹。
これを引き剥がしながら襲い来る腹妖蟲を往なすことは、なかなかに難しい。
飛んできた数匹の腹妖蟲を爪で一閃。
ヒュン――――ガギッ!
しかし何かに阻まれる。
長い黒髪と霊刀を持つ少女が、すんでのところで幼蟲たちを護ったのだ。
「桂香ちゃん!?」
驚きと疑問。
しかしすぐに操られているのだということに気付く。
「・・・・・・・ごめんなさい、葉子さん」
数度に渡り、刀で切りつける。
「しっかりして、桂香ちゃん! くっ・・・正気に戻ってっ!」
葉子に比べれば、彼女の霊力や技量などたいした脅威ではない。
しかし今はナツを護りながらで、しかも桂香も傷つけるわけにはいかない。
そして、とどめとばかりに何かが葉子の背中にへばり付く。
「あうっ!? ぅあ゙あ゙ぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~っっっ!!!」
そのへばり付いた物から妖力を奪う青い稲妻が立ち登り全身へと絡み付き、戦うための力が殺ぎ落とされてゆく。
ガクリと膝を折り、背中を肩越しに振り返る。
そこには初香が放った呪符が張りついていた。
呪術は彼女の得意技。
みるみるうちに妖力は吸い取られ、霧散していった。
「っ! ・・・・・・・はつ・・かっ・・ちゃん・・・・・くぅ・・!!」
いかな大妖怪といえど、さすがにこれなら少しは利くらしく、苦しげに脂汗を浮かべながら
背中から全身を覆い尽くす雷を忌々しげに見た。
46 名前:水死体 :2005/05/22(日) 06:07:07 ID:KcJKSQdi
「ひっ!? ふぁぁあぁぁぁぁ~~~~~~~~~っ!!」
葉子が気を取られている隙に、ナツの方は大変なことになっていた。
着物の裾から潜り込んだ腹妖蟲が菊座へと無遠慮に頭をめり込ませ
グリグリと肛門を押し広げ、直腸を小さな足でくすぐりながらモゾモゾと入り込んで行く。
その腹妖蟲は内部に胴体が全て埋没したところで、毒の液を吐き出した。
毒液は大変強力で、雌であればどんな生き物でもたちどころに発情させてしまう。
たとえそれが神格化した少女であったとしても。
「や・・ぁ~~~っ! なに・・・これ・・・っ! たすけて・・・・・葉・・子っ」
気持ち悪いのに・・・・・・・・・気持ちいい。
排便とは逆の感覚に嫌悪感と苦痛を覚え、それと同時に今まで味わったことのない感覚がお尻の穴から広がり始める。
穴の周囲がムズムスして、それでいてとても心地よくて。
広がり行く未知の感覚の波に、モゾモゾと着物に包まれたお尻を揺する。
「!! ナツ様っ・・・今助け・・っ! 桂香ちゃんっ、初香ちゃんっ!?」
青い雷光に力を奪われながらもナツを助けようと手を伸ばしたのだが、その腕を桂香に
もう片方の腕を初香に縛められる。
「葉子さんの相手は、こっちだよ」
艶のある笑顔で葉子に語りかけ、腹の中の『旦那様』に合図を送る。
初香が少し身悶え、数瞬の後には股間からズルズルと蛇腹状の太くて大きな腹妖蟲が姿を現す。
それの頭頂部――男根のカリ頭のよう形をしたものが葉子の股間へと押し当てられる。
「・・・・・・・・・葉子さんもナツ様も、私たちと一緒に堕ちようよ・・・・ね?」
優しく、諭すように。
それでいて、有無を言わせぬ最高の笑みで。
素敵な家族と、子供たちを産み続ける幸せな未来のために。
後ろで上がるナツの快楽の叫びと共に、初香は葉子の胎内へと潜り込んでいった。
――――大体こげな具合で二人ともヤられました。
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