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Witch of the "P" Part1
891 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 00:53:30.25 ID:OKr7R08H
Witch of the "P"
人類が外宇宙へと生活圏を求め、10年以上が経過していた。
巨大な宇宙母艦「辰」を生活の場とした人間はゆうに数万人。
そんな大規模な移民計画とも言える、壮大な宇宙の旅を人類は始めていた。
光の速さを大きく上回る速度を実現した人類は、すでに地球から500光年の位置にまで到達していた。
これは、そんな人類のたどった末路・・・それも人類を滅亡へと導く末路を記したデータである。
「・・・この母艦でいったい何があったというんだ」
「ここにある『人類』というのは、俺たちツター星人とは違う・・・生物なのか?」
「恐らくそうだろう。だがこのデータは持ち帰らなければならない」
「中身は?」
「み、見るのか? 俺は・・・嫌だぞ」
ツター星人の一団が、まだ動力の残っていた端末のデータを目にしていた。
彼らの技術力は未知の生物『人類』の言語を読み解くことを可能にしてくれていた。
この一団はそのためにこの時点で助かることなど知るよしも無かった。
「予定の時刻までもう少しある。それまでは危険が少ないということだ」
「まぁ逆に言えば迎えもそれまで来ないってことだけどな」
「み、見たくねぇ・・・」
「だったらその辺で寝てろ。俺は見る」
「まさかAVだったらわらえねーけど」
「アホか」
「おい、再生するぞ」
一人のツター星人が操作すると、部屋の壁に映像が投影されたのだった・・・
『辰』全体にわずかな揺れが走った。
もちろん宇宙航行をしているのだ。
892 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 00:56:47.41 ID:OKr7R08H
そもそもの理屈として地震など起こるはずが無い。
ならば何らかのトラブルが発生したはず――
そう考えるのが筋だった。
しかし、筋はあっていようとも規模は大きな的外れだったのだ。
『航行運営チームは直ちに区画H-023へ集合してください。』
『辰』内部に広がる住宅街にそのアナウンスが響いた。
「む、珍しいな。この声は航行システムのAIだったっけか」
「そうよ。つまるところ、私たちが行くしかないってこと」
自宅でくつろいでいた夫婦がそう話すと、立ち上がった。
「すまない、ナオ。急ぎの用事が出来てしまった」
「いいよ。いってらっしゃい」
「ごめんね・・・ 『辰』の面倒は私たちじゃないと」
「いいってば。そういうのがお父さんとお母さんの仕事なんだからさ」
明るい口調で返事をしてみせるナオ。
「たまの休みなんだからナオと過ごしたかったんだがね」
「留守番してるからね!」
言うと、ナオは自分の部屋へ行ってしまう。
残された両親は後ろめたさを感じていた。
「やっぱりナオは寂しいんだろうな」
「もちろんよ。それは私たちのせいだし」
「うむ・・・」
うなだれながら、二人は自宅を出て行った。
「はー、二人とも忙しいよねほんと」
ナオは自室の椅子に腰掛け、携帯端末をいじりながら呟いた。
この携帯電話という端末は20世紀に開発された品だ。
現在は端末という一言で意味が通る。
893 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:00:50.41 ID:OKr7R08H
慣れ親しんだ便利な物は、いつの時代でも通用するのだろう。
「誰か暇してないっかなー」
ナオは端末の電話帳を探る。
そのとき。
「お?」
端末の画面はメールの受信を通知していた。
「クルンからだ。なんだろ」
――『辰』の中で何かあったらしい。見に行かない?
「おほー、なるほどね」
ナオは考えた。
確かに何かあったのは事実だろう。
理由は両親が休みなのに仕事に行ってしまったから。
でも、考えてみるとナオは『辰』の居住区域しか知らなかった。
興味があるといえばある・・・
そしてナオは返信した。
――行くのは賛成♪ でも中って言っても、どうやって?
クルンからの返信は早かった。
――白兎(はくと)水路で遊んでたこと、覚えてるかな
――覚えてる。確かミナが落ちて溺れそうになったっけ
――あの時、私はドアみたいな謎の入り口を見つけてたんだよ
――おほー、マジですか。じゃあそこが怪しいっぽい?
――うん。ミナとシャロム、リリィをつれて白兎橋に来て。
私はあると便利そうな物を探してから行くから
そこまでメールでやりとりをし、ナオは立ち上がった。
「たまーにしか無い時だもんね。楽しまないと!」
894 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:03:27.83 ID:OKr7R08H
言うと、ナオはミナとシャロム、リリィにメールを打ち外へ出た。
白兎橋。
ナオがすむ地域へ飲み水を供給する白兎水路にかかる橋だ。
近くには白兎神社があり、この地域の人々の信仰を集めていた。
『辰』には様々な人種が搭乗していたが、特にこの地域はアジア系の血筋が多い。
ナオとミナはまさしくその血筋であり、ミナは神社の巫女だった。
「おまたへ~」
間の抜けた声でクルンが到着した。
白兎橋にはナオ、ミナ、シャロム、リリィが到着して待っていた。
「おっけおっけ。何持ってきたの?」
「うーんとね、とりあえずハンマーでしょ」
などと言いつつ、背中のリュックから金属製のハンマーを取り出す。
「なんでハンマーなんだ」
シャロムが冷静に突っ込む。
「えー、だって壊さないとダメな時に便利じゃない」
「壊す前提なのか・・・呆れた」
「あとは針金」
「一応聞くが、何に使うんだ」
「ん? 鍵開けっしょ。普通使うよねー」
「お前の普通が理解できないわ・・・」
すでにシャロムは疲れた表情だ。
「ま、まぁとりあえず行こう! あんまり時間がたつと解決しちゃうかもよ?」
ナオの声で、一団は歩き始めた。
水路へ降り、少し進むと・・・確かにドアがあった。
「よく覚えてたね、こんなわかりにくいドア」
リリィがクルンの方を向いて言う。
895 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:06:49.06 ID:OKr7R08H
「ミナが溺れそうになった時、なーんか気になったのよね~」
「溺れるとかそういうの、思い出させないでください・・・」
ミナがしょんぼりした表情になった。
「よーし、開けようか!」
リュックから針金を取り出し、それをナオに渡した。
「え、あたしがやるの?」
「え? 違うの?」
「・・・」
シャロムが針金を奪うと、そのまま鍵穴に差し込んでカチャカチャやり始めた。
ちょうど5秒ほどで鍵の開く音がした。
「おー、すげー」
クルンが驚く。
「どこで覚えたんですか?」
「いや、ちょっと師匠から教わったことがね」
「出た、シャロムお得意の師匠!」
「気になりますね、その師匠という人」
「い、いいじゃないか。さぁ行こう」
お茶を濁し、シャロムは一団をドアの中へと誘った。
「暗いね」
「もちろんライトもあるよ~」
すぐにクルンはリュックからライトを取り出した。
スイッチを入れると、5人の視界が確保される。
「ここには何も無いね?」
「お、なんか張り紙があるよ」
ナオがそれを見つけ、近づく。
「なになに・・・案内図?」
「これを見ればどこに行けばいいかわかりそうだな」
「地図読める人~?」
「私は読めますよ」
「じゃあミナ読んで!」
「え・・・はい」
896 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:10:56.88 ID:OKr7R08H
ミナは地図を読みながら、持ってきていたノートにそれを写す。
「でもこれを見ても、どこに行けばいいのかわからなくない?」
「まぁ適当に行けばいいっしょ~」
「クルン、お前のそのいい加減な所をそろそろ直せよ・・・」
シャロムはこのメンバーでクルンの言うことが一番怪しいのを理解していた。
そのせいで何度か危険な目にも遭っていたから。
「とりあえず・・・行ってみない?」
リリィが格納庫と書いてある部分を指さして言った。
そこから先の通路はわずかに常備灯が点灯しており、真っ暗ということはなかった。
一行はやがて格納庫と書かれたドアに到着した。
「ここかな?」
リリィはドアをぺたぺたと触る。
「でも鍵穴ないよ~」
「うーん、たぶんここは自動ドアなんじゃないかな?」
ナオが周囲の様子を確認しながら言う。
「お、さすが技術者夫婦の娘様~」
「はいはい・・・」
「探してるのはこれですか?」
ミナは自動ドアらしき物の端っこに四角い切れ込みがあるのを見つけていた。
「これこれ。シャロム、ここを開けてよ」
「鍵穴は・・・ここか」
針金を突っ込みカチャカチャし始めた。
「でもさー、こんなことして大丈夫なのかな?」
「ん~、大丈夫っしょ。ナオいるし」
「は!?」
「開いたぞ」
「お、どれどれ・・・」
フタの開いたパネルをナオがのぞき込んだ。
そこにはわかりやすく『開』と書かれたボタンと『閉』と書かれたボタンが一つずつ。
躊躇無くナオは『開』を押した。
897 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:14:19.86 ID:OKr7R08H
するとドアはゆっくりと開いていく・・・
そこで5人は異常な光景を目にしたのだった。
「に、ににに逃げろ! やばいぞぉ!!」
作業服を着た男が大声を上げ、室内の同僚に警告する。
瞬く間に作業員達は壁にある緊急脱出口へ身を滑らせ、誰もいなくなってしまった。
「・・・は?」
ドアを開けた瞬間にその光景を目にした5人は、さっぱり意味がわからなかった。
「何かあったと見るべきか」
「ん・・・、私が見てくる。みんなは外にいて、何か異常があったらドア閉めてね」
「それじゃナオが!」
「私は技術者の娘だよ? たぶん大丈夫。じゃね!」
ナオは格納庫の中へと走っていった。
「クルン。武器になるものはあるか?」
「えーと、ハンマーなら20個くらい・・・」
「他には?」
「バールと、ハンマーと、バールと、えーっと」
「もういい」
シャロムはリュックをクルンから取り上げ、中身を全部出した。
ハンマーが20個、バールが10本、釘が1箱・・・
それにライト用電池が3個、電動ドリルが1式。
「お前、何するつもりで用意したんだ」
「え? 工事してあたし達の秘密基地にす」
「アホ」
ナオはコンテナの隙間を走り抜けていく。
「・・・!」
遠くから音が聞こえてきた。
入り口からすでに500メートルほどは走ってきている。
『辰』自体があまりに巨大であるため、格納庫もまた巨大なのだ。
「ひっ・・・ぁぁ・・・、ぁぁ・・・」
898 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:16:14.41 ID:OKr7R08H
(声?)
ナオは警戒し、気配を殺しながら歩みを進めていく。
ふと、そこで壁に光を放つ物体があることに気づいた。
『辰』に無数に設置されている端末だ。
(何かわかるかな)
ナオは端末を操作し始めた。
すると、何らかの物体が『辰』に衝突したことが記されていた。
その穴はすでにメンテナンスAIにより修復済みであることも。
(お父さんとお母さんはこのために呼び出されたのかな)
さらに端末を操作し、情報を表示させていく。
(うーん・・・)
技術者達は物体が衝突したことは知っている。
物体がどんなものであるかはわかっていない。
衝突した場所はこの格納庫であること。
この程度のことしか端末ではわからなかった。
(ってことは、この先に行けばわかるってことかな・・・)
ナオは足を進めていく。
「はぁぁぁああ、いいよぉ・・・」
「!?」
コンテナの陰から出ようとしたナオは、確かにその声を聞いた。
「体がぁ・・・変わっていくのぉ・・・」
(何?)
その場でナオはしゃがみこみ、コンテナの陰から様子をうかがうことにした。
このあたりは入り口と違い、備え付けの照明のために明るさはある。
しかしなぜか・・・黒い霧のようなものが充満しており、その先が見えない。
「ふあああ・・・」
その声とともに、くきゅる、もきもきっ・・・という、体の肉が動く音が聞こえた。
(この音・・・アニメとかでやってるような、凄いやつ? なんだっけ、ブロッコリーみたいな名前の)
そこまで考えた時、ナオは体が熱くなってきていることに気づく。
ナオはすでに黒い霧に巻かれていた。
「ふふふ・・・そこにいるのねぇ」
(み、見つかった・・・?)
ほとんど視界ゼロの霧の中、危機感を覚えて来た道を振り返った。
そして立ち上がろうとした瞬間、ナオは謎の物体に動きを封じられてしまった。
「きゃ!?」
899 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:19:01.06 ID:OKr7R08H
「ほぅら、捕まえた・・・あはぁ」
そのままナオの体は、格納庫の出入り口とは逆に引きずられていく。
(ちょ、なんて力!)
必死になって抵抗するが、全く意味をなさなかった。
数メートル引きずられるとナオの体は空中に持ち上げられた。
「あはは・・・おいしそうなメスぅ」
「・・・!!」
相変わらず黒い霧は立ちこめていたが、至近距離に引きずられたためその存在を確認できた。
まさしく異形。
ナオは自分を捕らえた生物をその一言でしか表現できそうになかった。
上半身は女性だった。
美しい顔だちの女性で、ボディラインは完璧。
胸は大きく膨らんでいるが形を美しく保ち、腰のくびれも美しい。
だが肌の色はくすんだ灰色で、目の色も金色に光っており人間とは思えない。
さらには下半身は粘液質の液体に覆われている。
ナオを捕らえた物体はその下半身から伸びていた。
「きゃあ!?」
「うふふふ・・・あなたナオちゃんね? トモコの娘でしょう」
「あ、あたしを・・・知ってる・・・の・・・?」
「知ってるわぁ、だって私はトモコの同僚だったから」
「どういう、こと」
「そういうことよぉ。私は元人間だってこと」
その一言でナオは恐怖に支配された。
元人間。
つまりはこの人・・・元人だが、この人はもう人間ではない。
そして人間ではなくした何かがここにはいる?
いや、あるという言い方の方が良いのかもしれないが・・・
そういうことになる。
900 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:22:28.36 ID:OKr7R08H
「んふふ、トモコの娘だもの。ゆっくり食べて感染させてあげないと」
「か、感染・・・?」
「そ、感染。見てなさぁい」
その怪物は下半身の粘液からナオを捕らえているものを作りだし、伸ばす。
「ふふふ・・・ナオちゃん以外にも人間がいるのよ、ココ」
「きゃあ!」
遠くで女の声が聞こえた。
「ほぅら、捕まえた♪」
その触手のようなものを戻すと、先端に女性が絡みつかれていた。
「いやぁ、助けて!!」
「だーめ。あなたは私の食べ物なんだから」
怪物の言葉と同時に下半身の粘液が蠢き、穴をいくつか作る。
そこから音を立てて黄緑色の液体が女性に吹きかけられた。
「ひゃ!!」
その液体は女性の作業服を溶かしていき、ものの数秒で女性は全裸になってしまった。
「くふ・・・」
しかし怪物はそれだけで、何もしない。
女性は作業服を溶かされたことにショックを受けていたようだが、すぐに様子が変わった。
「はぁ、はぁ・・・」
息が荒くなってきていた。
「な、何をしたの?」
「服だけを溶かして人間を発情させる体液をかけたのよぉ」
「な・・・」
見ると女性は重要な穴から液体をしたたらせようとしている。
怪物はそれを見逃さなかった。
「んふふ・・・コレが私のご飯♪」
新たに触手を作ると、女性の秘所をそれでズルリとなで上げた。
「いひゃああああ!!」
快楽に女性の体がビクビクとはねる。
「ほら、もっと出して? もっとあえいで?」
そして何度も何度も禁断の穴をなで上げる。
粘液質の柔らかいそれは、人間の女性にとってあまりにも強すぎる快楽だった。
すぐに女性は愛液をしとどに垂らし始める。
901 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:24:55.16 ID:OKr7R08H
「あはぁ、出た出た。いただきまぁす♪」
怪物は女性を持ち上げ、秘所を自分の口元に近づけた。
そして・・・一気にそこへ吸い付いたのだ。
「ふあああ! 入ってくる! 入ってくるぅうう!!」
ナオは確かに見た。
怪物の口は女性の秘書に吸い付いているのだが、その口が不自然な動きをしていることに。
どうやら怪物の口から何かが出され、女性の膣をかき回しているようだった。
じゅるじゅると卑猥な音が女性のあえぎ声とともに格納庫に響く。
「いくいくいくぅ!!!」
しかし怪物は人間の女性の快楽を熟知しているらしく、すぐにはその高みに上らせなかった。
口から出ている物体の動きが鈍ったのだ。
「どうして!? どうしてぇ!!! いかせてよぉ!!!」
もはや女性は半狂乱である。
自分を蹂躙しているのが異形の怪物であることも、どうでもよくなっているようだ。
とにかく目の前の快楽を貪ることしか頭にない・・・そんな状況である。
それを聞き、怪物の目の色が変わった。
怪物は、今度は口の中の物体を動かしながら顔を前後に動かし始めた。
ただただ膣を蹂躙するだけでなく、女性の禁断の穴中全てを犯し始めたのだ。
「あっ、あっ、あっ」
女性は虚ろな目を格納庫の天井に向け、与えられる快楽を全身で味わう。
その振動で形の良い胸もよく揺れている。
「ひうう、いく、いく、いくぅ!!」
再度の高みへ上り始める女性。
そしてついに・・・
「いくいくいくぅ!! ああああああああああああーーーっ!!!」
ぷしゅ、という小気味の良い音とともに女性の体が弓なりになった。
その異常なまでの快楽は女性の意識を奪い去ってしまったようで、女性は力なくぐったりしている。
だが怪物はまだ口を離さない。
ナオはそれを見て気づいた。
怪物は口から女性の膣に何かを送り込んでいることに。
902 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:28:07.02 ID:OKr7R08H
そして女性の声がなくなり、肉の管を粘液質の物体が通り抜ける音が聞こえてきたのだ。
それが止むと、怪物は女性の股から口を離した。
「ふはぁ・・・まぁまぁの味だったわぁ・・・」
「あ・・・あ・・・」
もはやナオは恐怖に震えることしか出来なかった。
「そうねぇ、そろそろ教えてあげる。私が何になったのかをね・・・」
怪物は妖しい微笑みを向け、ナオに全てを話し始めた。
その怪物・・・人間名をカナと言った。
カナはトモコの同僚で、格納庫の総合責任者を任されていた。
謎の物体が『辰』の外壁に衝突し、穴が開いた際にも彼女は格納庫にいた。
破損を察知した彼女はすぐに端末を通しメンテナンスAIに指示を出し、修復をさせた。
同時に状況を確認するため部下の作業員に報告を求めた所、異常を伝えるものがあったのだ。
「修復した場所付近に得体の知れないものがある」・・・・・・
カナはすぐさまそこに向かうと、その場所には灰色の巨大な球体が転がっていたのだ。
作業員をコンテナの陰に待避させるとカナは球体に近づき様子をうかがってみた。
しかしその球体は突如として触手を伸ばし、カナを捕らえたのだ。
抵抗する間もなくカナは球体の中へ引き込まれてしまった。
その瞬間、他の作業員達は避難を始めた。
「自分たちもあのようになってはならない」と。
ナオが目撃した作業員の脱出場面は、これによるものだった。
そしてカナは球体の中でたっぷりと人間に害をなす生命体の因子を与えられ、異形となった。
球体から生まれた彼女はその因子を黒い霧としてまき散らしつつ、生まれ変わった姿をさらしたのだった。
「と、いうわけよぉ」
「・・・」
顔面を蒼白にし、その異形――カナの話を聞くナオ。
「ここには人間が大量にいる。今でこそ人間は『辰』の統合本部に統率されているけれど、
どうせすぐ揉め事を起こすと思うのよねぇ・・・ で、せっかくこんな素晴らしい体になったからさ。
私が人間を快楽で統率しちゃおうと思ってるわけ」
「・・・」
何も言えないナオ。
903 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:33:28.17 ID:OKr7R08H
自分が格納庫に足を踏み入れたことを大きく後悔しているのもあった。
「さぁ、ナオちゃん? あなたもこの体を手に入れようか?」
触手はナオの体を持ち上げ、カナの顔の前に股を持ってくる。
「ちなみに逃げようと思っても無駄だからね? 黒い霧の中にこれだけ長時間いたんだもの。
頑張って逃げおおせてもいずれ私と同じ存在になるわ」
「ね、ねぇ!」
「なぁに?」
「感染って言ってたよね・・・病気みたいな物なの?」
「うーん・・・私はそうは思ってないけどね。ウイルスみたいな物なのかもよ?」
「・・・」
ナオがこの質問をしたのにはもちろん意味があった。
自分がカナによって異形にされた後、誰かが元に戻してくれる可能性を知りたかったのだ。
「わかった・・・好きにしてよ」
「あはぁん、素直な子は好きよぉ」
カナは粘液を使わず、ナオの服を脱がせていった。
「溶かすんじゃないの?」
「トモコの娘だからねぇ」
「あっそ・・・」
服を脱がせ終わるとそれをコンテナの脇に置き、艶やかな宴が始まるのだった。
「こんなに気持ち、いいなんて、ああん!!」
ナオはカナの口に秘所を吸われ、膣を口内の物体に犯されあえぐ。
「あああ、そこぉ!! いいよ、いいいいい」
格納庫にぐちゅぐちゅという粘液質の音が聞こえる。
ここにいるのは人間のナオと異形のカナ、そして先ほどの女性だけである。
もっとも、女性は気を失っているが・・・
「もう、いく!! いっちゃう!!」
いよいよナオは性の高みへと上り詰める。
「ああああああああああああ!!!」
ビクビクと全身を痙攣させ、ナオは初めての絶頂を体感するのだった。
「はぁ、はぁ、・・・」
乱れた息で酸素を補給するナオ。
しかし・・・
904 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:37:20.10 ID:OKr7R08H
「はぁ、は!!! な、入って!! くる!!!」
カナの口から何かがナオに送り込まれてきているのだ。
自分の胎内に注がれる感覚を受けながらも、しかし快楽を感じている。
「ふああ!!」
小さな絶頂を迎えると、カナは口を離した。
「ふはぁ・・・いいわぁ・・・」
「な、なにを、入れた、の・・・」
「んふふ・・・すぐにわかるわ」
「はぁ、はぁ、・・・」
静かな格納庫にナオの呼吸音が響く。
しかしそれは突然途切れた。
「あ・・・ああ・・・」
ナオの体がブルブルと震える。
「始まったわねぇ・・・カナお姉さんから粘液のプレゼントよぉ」
言うとカナは女性にしたように、下半身から粘液口を作ってナオにかけ始める。
その量はあまりにも多く、瞬く間にナオは粘液まみれの球体になってしまった。
5分ほどすると、粘液は一カ所に吸い込まれるようにして無くなっていった。
カナはそれを満足そうな笑みで眺めている。
「あはぁああ・・・」
中からナオ・・・だった者が現れた。
その姿はカナと同じく異形。
上半身はナオの姿を残していたが、肌の色は青みを帯びた白。
形の良い小ぶりだった旨は巨大になり、見る男を虜にする。
そして下半身は無数の触手に覆われていた。
「くふふふ・・・昔読んだ本にスキュラっていう怪物が出てきたけど、まさしくそれねぇ」
カナが喜ぶ。
「カナ姉様・・・」
触手を操り、ナオがカナに近づく。
905 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:39:16.74 ID:OKr7R08H
「トモコはなんていうかしらねぇ、ナオちゃん?」
「お母さんは・・・何も言わないと思う」
「あら、どうして?」
「仕事が忙しいから私も我慢しなきゃだったし、お母さんもそれをわかってたから」
「そうなの」
「でも、ねぇ」
「うあ!」
カナの悲鳴が響く。
「カナ姉様をペットにしたって言ったら驚くと思うんだ♪」
ナオは邪悪な笑みを浮かべ、触手をカナの両耳に差し込んでいた。
「あ・・・あああ・・・」
「ほら、何も出来ないでしょ」
この一瞬でナオはカナの脳を操作し、全身の動きを奪っていた。
「私のペットになってね♪」
ナオは触手を蠕動させてカナの脳を犯し、書き換えていった。
数分後、ナオの目の前には姿勢を低くしたカナの姿があった。
本来ならば「膝をつく」というのだろうが、カナに膝はない。
下半身は粘液質になっているのだから・・・
「カナ」
「はぁい」
「お母さん達を仲間にしてきなさい」
「わかりましたぁ」
「私の能力を植え付けておいたから・・・人間に擬態できるはずよ」
「こうですかぁ・・・?」
カナは下半身の粘液を操作して自分を包み込むと、その形を変えていく。
その中から現れたのは人間体のカナだった。
「そう。じゃあいってらっしゃい」
「はぁい」
カナは全裸のまま歩いて行った。
「さて、と」
906 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:45:48.43 ID:OKr7R08H
ナオは近くに横たわる女性に目を向けた。
「この人はどうしようかなぁ」
邪悪な思案をめぐらせるナオ。
「そうだ!」
ナオは触手で女性を引き寄せ、下半身の触手のジャングルへと引き込んでいった。
「ナオから連絡が無い」
シャロムは焦っていた。
一人で行くと言った時に止めておけば良かった、という自責の念が芽生えていたのだ。
「焦ってもしょうがないじゃんよ~」
クルンは相変わらずマイペース。
持ってきていたハンマーで床をコンコン叩いていた。
「でもこのまま帰ってこないのは心配ですよ・・・」
手でバールをもてあそんでいるミナ。
そしてボーッと格納庫の中を見ているリリィ。
4人はとにかく待つことしか出来なかった。
そしてちょうどそこに。
「あ!」
リリィが指を指す。
その先にはナオの姿。
必死の形相で走ってきているのだ。
「逃げて! 早く!」
大声で叫ぶナオ。
その後ろには・・・異形の怪物。
まるで蜘蛛と人間を融合させたような化け物がナオを追いかけてきているのだ。
「ドアを閉めるボタンを用意しろ! 早く!!」
シャロムが指示を出すと、ミナがすぐにボタンの前に行く。
そしてナオが格納庫から出きった瞬間『閉』ボタンを押し、ドアを閉め切ったのだった。
「だ、大丈夫ぅ~?」
クルンが声をかけた。
「早く逃げないと!」
907 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:06:43.92 ID:OKr7R08H
ナオはそれには答えず、まずもって逃げることを主張した。
「行くぞ」
シャロムの声で5人は走り始めた。
5人が通ってきた道の常備灯はなぜか消えていた。
暗黒の廊下を、クルンのライトだけを頼りに進んで行く。
「うわ!」
先頭を走っているシャロムの声が響いた。
「何!?」
「く、穴がある! 落ちてしまった! なんでこんなとこに・・・!」
「ちょ、ちょっと待ってよ。行きに穴なんてあった?」
「無い」
「じゃあ一体・・・」
「クルン、ライトをミナに」
「うん」
「ミナ、地図に穴の場所は?」
しかし、その声に返事は無かった。
「ミナ?」
クルンはライトをあちらこちらに向けてみるが、ミナの姿は無い。
「はぐれた・・・?」
「まずいな・・・」
穴の下でシャロムが焦っている。
「私が探してくる」
リリィが名乗り出た。
「ふむ・・・ならば私も行こう。どうやらこの穴の中は通路があるようでな。
どこかに続いているようだ。私は下の階から探しに行くとする」
シャロムは穴から出てくるのを諦め、別行動すると言うのだ。
「クルンはナオと一緒にここの職員を探すか、あるいは脱出するんだ」
「でもそれじゃ・・・シャロム達はどうなるの?」
「こういう時のために私は師匠から色々教わった。それを生かすから安心しろ」
「シャロムぅ・・・」
908 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:11:37.68 ID:OKr7R08H
クルンが不安そうな声を上げる。
「わかった。私とクルンは何とかしてこの状況を伝える」
「シャロム、あんたも無事でね」
「あぁリリィ。外で会おう」
クルンはライトの予備電池を1つずつ、リリィとシャロムに渡す。
そして4人は別れた。
このとき、暗黒の中でナオが邪悪な笑みを浮かべていたことに気づいた者はいない。
「クルン、こっち」
「なぁに?」
ナオの声がする方向にライトを向ける。
そこにはドアがあった。
「ここは?」
「ミナの地図が無いからわからないけれど・・・」
クルンはライトを周囲に向けて様子を確かめる。
『格納庫制御室』というプレートが見つかった。
「うーん・・・」
「さっきの格納庫にある機械を動かす部屋じゃないかな」
「そっか~」
「開けるよ」
ナオは格納庫のドアを開ける要領でドアを開けた。
意外にも中は明るかった。
「お? 明るいね」
ライトを消すクルン。
「! ナオ、人が倒れてる!」
909 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:28:15.64 ID:OKr7R08H
「え?」
ナオもそちらに目を向ける。
「しかも裸ぁ!」
「ちょっと・・・」
「大丈夫!?」
クルンが倒れている人――女性の体を揺らす。
「だいじょ・・・えっ!!」
その女性はカッと目を開き、クルンの体に手を回す。
女性はそのままクルンの唇と自分の唇を重ねた。
「んんっ!!」
抵抗しようとするクルンだったが、女性の腕力は異常なまでに強い。
同時にクルンは自分の口に何かが注がれてくるのを感じていた。
「ぷはっ」
ようやく唇を解放されるが、クルンは自分の体が動かないことに気づく。
「う・・・なに・・・これ・・・」
「うふふふ・・・」
倒れていた女性は立ち上がる。
「これでいいですか? ナオ様・・・」
「!?」
その声にクルンは背筋が寒くなった。
「うん。よく出来ました」
ナオはクルンに歩み寄る。
「ナオぉ・・・どうしちゃったのぉ?」
「どうって・・・こうなったの」
その言葉と同時にナオの股間から黒い霧が吹き出し、ナオを覆う。
次の瞬間霧が晴れると、そこには異形のナオがいた。
「え・・・え・・・??」
「んふふふ、頭の弱いクルンにはわからないよね。でも別にいいんだよ。
クルンは頭が弱いけれど、代わりに悪知恵が働くじゃない?」
910 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:37:48.10 ID:OKr7R08H
ナオは下半身の触手を伸ばし、クルンの体を愛撫する。
「だからねぇ、その悪知恵を悪いことに使わせてあげる」
触手はクルンを捕まえるとナオに前に持ってくる。
「ナオぉ・・・助けてよぉ・・・」
「助ける? いいわよ。でもあなたを感染させた後ね」
「いやぁ!」
ナオは触手を操り、クルンの方へ何本かの先端を向けた。
するとそこから消化器の如く黒い霧が大量にクルンへ吹き付けられた。
「あはぁ・・・これ気持ちいいなぁ・・・人間の男もこういう気分になるんだろうなぁ」
性知識など微塵も無かったナオだが、カナに感染させられた際にそれを得ていた。
「そろそろいいかな?」
1分ほど霧を吹き付けた所でナオはクルンを拘束していた触手をといた。
しかし床にはクルンの姿はない。
「あれ?」
床にあるのは黒い液体の水たまり。
ナオが放出した霧がたまっているのだろうか・・・
「あははは・・・」
クルンの笑い声がこだました。
同時に床の液体が盛り上がると、人の形を作り始めた。
「あぁ、なるほど。そういうことね」
「ナオぉ、なんか凄い楽しいんだけど~」
「んふふ、気に入った? クルンはスライムみたいになったんだよ」
「え~?」
「自由に体の形を変えられるってこと」
「そうなのぉ? 例えば~・・・こう?」
クルンと見られる液体は形を変え、クルンにキスをした女性の姿を作って見せた。
「そう。うまいうまい」
「へぇ~、面白い! 元の姿は・・・こうかな」
今度はクルン自身の形に戻っていった。
911 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:49:14.71 ID:OKr7R08H
「戻った~」
「オッケーね。で・・・、あなたの目的は?」
ナオは念のため質問してみる。
「ん? みんなを感染させて、ぐちゃぐちゃのエッチをするの!」
「なんか違うけど・・・まぁいいか」
ため息がちに言う。
「じゃ、クルンはリリィを感染させてきてね」
「はーい」
すぐにクルンは体を液体にすると、床の隙間に流れ込んで出て行った。
「あの・・・ナオ様ぁ・・・」
「あぁそうそう、ご褒美ねー」
控えていた女性がナオに期待の視線を向ける。
「何がいいかな?」
「胸! 胸!」
女性は大声で主張するが、普通はそんな一言では通じない。
「胸? どうして欲しいの? 気持ちよくして欲しいとか?」
「大きくしてください」
「え・・・十分大きくない?」
ナオは女性の胸に目を向ける。
巨乳と言うほどではないのだが、適度なサイズで形の美しい、いわゆる美乳である。
「これはこれで良いと思うけどなぁ」
「もっと! 大きくして欲しいんです!」
女性は真面目な表情でそう言う。
「じゃあ・・・胸に何か入れてみようか」
「入れる!?」
その言葉にショックを受ける女性。しかし・・・
「入れる・・・入れる・・・気持ち良さそう・・・」
すでに一度カナに犯され、そしてナオに脳髄まで弄くられた彼女に普通の思考は無かった。
言葉の端々から快楽を結びつけ、そしてそれを欲望とするのだ。
912 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:56:05.00 ID:OKr7R08H
「んじゃ行くよ?」
ナオは2本の触手を出して先端をとがらせると、それを女性の胸に差し込んだ。
「あああ・・・いぃ・・・」
「うーん、でも何を入れようか?」
「そ、そんなぁ・・・考えていたんじゃないんですかぁ・・・」
「考えてない」
「え・・・」
触手を差し込んだまま考えるナオ。
(ただ胸を大きくするだけじゃ面白くない・・・よね)
「よし、こうしよう!」
そして触手が蠕動を始める。
「あ、入ってくる! 入ってくるぅ!!」
「胸の中に私の肉を植え付けよう。そうすればお姉さんの体は自然に生まれ変わる」
「ナオ様の肉ぅ・・・をぉ・・・」
「そう。全身の体液を黒い霧の原液にしちゃう肉・・・んふふふ・・・」
ナオは嬉々として女性の体を改造していくのだった。
数分後、そこにはナオに体を改造された女性が立っていた。
しかしその胸は巨乳となっており、見る者を圧倒する大きさであった。
全身の体液を黒い霧の原液とされたせいか、肌は色黒になっている。
そしてその体からは黒い霧そのものが立ち上っているようで、
うっすらと黒いオーラを纏っているようにも見える。
「くふふふ・・・」
妖しい笑みを浮かべる女性。
その笑みはまさしく邪悪そのものだった。
「さて、お姉さんはミナを迎えに行ってもらおうかな」
「お任せください、ナオ様・・・」
女性は部屋を出て行った。
Witch of the "P"
人類が外宇宙へと生活圏を求め、10年以上が経過していた。
巨大な宇宙母艦「辰」を生活の場とした人間はゆうに数万人。
そんな大規模な移民計画とも言える、壮大な宇宙の旅を人類は始めていた。
光の速さを大きく上回る速度を実現した人類は、すでに地球から500光年の位置にまで到達していた。
これは、そんな人類のたどった末路・・・それも人類を滅亡へと導く末路を記したデータである。
「・・・この母艦でいったい何があったというんだ」
「ここにある『人類』というのは、俺たちツター星人とは違う・・・生物なのか?」
「恐らくそうだろう。だがこのデータは持ち帰らなければならない」
「中身は?」
「み、見るのか? 俺は・・・嫌だぞ」
ツター星人の一団が、まだ動力の残っていた端末のデータを目にしていた。
彼らの技術力は未知の生物『人類』の言語を読み解くことを可能にしてくれていた。
この一団はそのためにこの時点で助かることなど知るよしも無かった。
「予定の時刻までもう少しある。それまでは危険が少ないということだ」
「まぁ逆に言えば迎えもそれまで来ないってことだけどな」
「み、見たくねぇ・・・」
「だったらその辺で寝てろ。俺は見る」
「まさかAVだったらわらえねーけど」
「アホか」
「おい、再生するぞ」
一人のツター星人が操作すると、部屋の壁に映像が投影されたのだった・・・
『辰』全体にわずかな揺れが走った。
もちろん宇宙航行をしているのだ。
892 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 00:56:47.41 ID:OKr7R08H
そもそもの理屈として地震など起こるはずが無い。
ならば何らかのトラブルが発生したはず――
そう考えるのが筋だった。
しかし、筋はあっていようとも規模は大きな的外れだったのだ。
『航行運営チームは直ちに区画H-023へ集合してください。』
『辰』内部に広がる住宅街にそのアナウンスが響いた。
「む、珍しいな。この声は航行システムのAIだったっけか」
「そうよ。つまるところ、私たちが行くしかないってこと」
自宅でくつろいでいた夫婦がそう話すと、立ち上がった。
「すまない、ナオ。急ぎの用事が出来てしまった」
「いいよ。いってらっしゃい」
「ごめんね・・・ 『辰』の面倒は私たちじゃないと」
「いいってば。そういうのがお父さんとお母さんの仕事なんだからさ」
明るい口調で返事をしてみせるナオ。
「たまの休みなんだからナオと過ごしたかったんだがね」
「留守番してるからね!」
言うと、ナオは自分の部屋へ行ってしまう。
残された両親は後ろめたさを感じていた。
「やっぱりナオは寂しいんだろうな」
「もちろんよ。それは私たちのせいだし」
「うむ・・・」
うなだれながら、二人は自宅を出て行った。
「はー、二人とも忙しいよねほんと」
ナオは自室の椅子に腰掛け、携帯端末をいじりながら呟いた。
この携帯電話という端末は20世紀に開発された品だ。
現在は端末という一言で意味が通る。
893 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:00:50.41 ID:OKr7R08H
慣れ親しんだ便利な物は、いつの時代でも通用するのだろう。
「誰か暇してないっかなー」
ナオは端末の電話帳を探る。
そのとき。
「お?」
端末の画面はメールの受信を通知していた。
「クルンからだ。なんだろ」
――『辰』の中で何かあったらしい。見に行かない?
「おほー、なるほどね」
ナオは考えた。
確かに何かあったのは事実だろう。
理由は両親が休みなのに仕事に行ってしまったから。
でも、考えてみるとナオは『辰』の居住区域しか知らなかった。
興味があるといえばある・・・
そしてナオは返信した。
――行くのは賛成♪ でも中って言っても、どうやって?
クルンからの返信は早かった。
――白兎(はくと)水路で遊んでたこと、覚えてるかな
――覚えてる。確かミナが落ちて溺れそうになったっけ
――あの時、私はドアみたいな謎の入り口を見つけてたんだよ
――おほー、マジですか。じゃあそこが怪しいっぽい?
――うん。ミナとシャロム、リリィをつれて白兎橋に来て。
私はあると便利そうな物を探してから行くから
そこまでメールでやりとりをし、ナオは立ち上がった。
「たまーにしか無い時だもんね。楽しまないと!」
894 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:03:27.83 ID:OKr7R08H
言うと、ナオはミナとシャロム、リリィにメールを打ち外へ出た。
白兎橋。
ナオがすむ地域へ飲み水を供給する白兎水路にかかる橋だ。
近くには白兎神社があり、この地域の人々の信仰を集めていた。
『辰』には様々な人種が搭乗していたが、特にこの地域はアジア系の血筋が多い。
ナオとミナはまさしくその血筋であり、ミナは神社の巫女だった。
「おまたへ~」
間の抜けた声でクルンが到着した。
白兎橋にはナオ、ミナ、シャロム、リリィが到着して待っていた。
「おっけおっけ。何持ってきたの?」
「うーんとね、とりあえずハンマーでしょ」
などと言いつつ、背中のリュックから金属製のハンマーを取り出す。
「なんでハンマーなんだ」
シャロムが冷静に突っ込む。
「えー、だって壊さないとダメな時に便利じゃない」
「壊す前提なのか・・・呆れた」
「あとは針金」
「一応聞くが、何に使うんだ」
「ん? 鍵開けっしょ。普通使うよねー」
「お前の普通が理解できないわ・・・」
すでにシャロムは疲れた表情だ。
「ま、まぁとりあえず行こう! あんまり時間がたつと解決しちゃうかもよ?」
ナオの声で、一団は歩き始めた。
水路へ降り、少し進むと・・・確かにドアがあった。
「よく覚えてたね、こんなわかりにくいドア」
リリィがクルンの方を向いて言う。
895 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:06:49.06 ID:OKr7R08H
「ミナが溺れそうになった時、なーんか気になったのよね~」
「溺れるとかそういうの、思い出させないでください・・・」
ミナがしょんぼりした表情になった。
「よーし、開けようか!」
リュックから針金を取り出し、それをナオに渡した。
「え、あたしがやるの?」
「え? 違うの?」
「・・・」
シャロムが針金を奪うと、そのまま鍵穴に差し込んでカチャカチャやり始めた。
ちょうど5秒ほどで鍵の開く音がした。
「おー、すげー」
クルンが驚く。
「どこで覚えたんですか?」
「いや、ちょっと師匠から教わったことがね」
「出た、シャロムお得意の師匠!」
「気になりますね、その師匠という人」
「い、いいじゃないか。さぁ行こう」
お茶を濁し、シャロムは一団をドアの中へと誘った。
「暗いね」
「もちろんライトもあるよ~」
すぐにクルンはリュックからライトを取り出した。
スイッチを入れると、5人の視界が確保される。
「ここには何も無いね?」
「お、なんか張り紙があるよ」
ナオがそれを見つけ、近づく。
「なになに・・・案内図?」
「これを見ればどこに行けばいいかわかりそうだな」
「地図読める人~?」
「私は読めますよ」
「じゃあミナ読んで!」
「え・・・はい」
896 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:10:56.88 ID:OKr7R08H
ミナは地図を読みながら、持ってきていたノートにそれを写す。
「でもこれを見ても、どこに行けばいいのかわからなくない?」
「まぁ適当に行けばいいっしょ~」
「クルン、お前のそのいい加減な所をそろそろ直せよ・・・」
シャロムはこのメンバーでクルンの言うことが一番怪しいのを理解していた。
そのせいで何度か危険な目にも遭っていたから。
「とりあえず・・・行ってみない?」
リリィが格納庫と書いてある部分を指さして言った。
そこから先の通路はわずかに常備灯が点灯しており、真っ暗ということはなかった。
一行はやがて格納庫と書かれたドアに到着した。
「ここかな?」
リリィはドアをぺたぺたと触る。
「でも鍵穴ないよ~」
「うーん、たぶんここは自動ドアなんじゃないかな?」
ナオが周囲の様子を確認しながら言う。
「お、さすが技術者夫婦の娘様~」
「はいはい・・・」
「探してるのはこれですか?」
ミナは自動ドアらしき物の端っこに四角い切れ込みがあるのを見つけていた。
「これこれ。シャロム、ここを開けてよ」
「鍵穴は・・・ここか」
針金を突っ込みカチャカチャし始めた。
「でもさー、こんなことして大丈夫なのかな?」
「ん~、大丈夫っしょ。ナオいるし」
「は!?」
「開いたぞ」
「お、どれどれ・・・」
フタの開いたパネルをナオがのぞき込んだ。
そこにはわかりやすく『開』と書かれたボタンと『閉』と書かれたボタンが一つずつ。
躊躇無くナオは『開』を押した。
897 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:14:19.86 ID:OKr7R08H
するとドアはゆっくりと開いていく・・・
そこで5人は異常な光景を目にしたのだった。
「に、ににに逃げろ! やばいぞぉ!!」
作業服を着た男が大声を上げ、室内の同僚に警告する。
瞬く間に作業員達は壁にある緊急脱出口へ身を滑らせ、誰もいなくなってしまった。
「・・・は?」
ドアを開けた瞬間にその光景を目にした5人は、さっぱり意味がわからなかった。
「何かあったと見るべきか」
「ん・・・、私が見てくる。みんなは外にいて、何か異常があったらドア閉めてね」
「それじゃナオが!」
「私は技術者の娘だよ? たぶん大丈夫。じゃね!」
ナオは格納庫の中へと走っていった。
「クルン。武器になるものはあるか?」
「えーと、ハンマーなら20個くらい・・・」
「他には?」
「バールと、ハンマーと、バールと、えーっと」
「もういい」
シャロムはリュックをクルンから取り上げ、中身を全部出した。
ハンマーが20個、バールが10本、釘が1箱・・・
それにライト用電池が3個、電動ドリルが1式。
「お前、何するつもりで用意したんだ」
「え? 工事してあたし達の秘密基地にす」
「アホ」
ナオはコンテナの隙間を走り抜けていく。
「・・・!」
遠くから音が聞こえてきた。
入り口からすでに500メートルほどは走ってきている。
『辰』自体があまりに巨大であるため、格納庫もまた巨大なのだ。
「ひっ・・・ぁぁ・・・、ぁぁ・・・」
898 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:16:14.41 ID:OKr7R08H
(声?)
ナオは警戒し、気配を殺しながら歩みを進めていく。
ふと、そこで壁に光を放つ物体があることに気づいた。
『辰』に無数に設置されている端末だ。
(何かわかるかな)
ナオは端末を操作し始めた。
すると、何らかの物体が『辰』に衝突したことが記されていた。
その穴はすでにメンテナンスAIにより修復済みであることも。
(お父さんとお母さんはこのために呼び出されたのかな)
さらに端末を操作し、情報を表示させていく。
(うーん・・・)
技術者達は物体が衝突したことは知っている。
物体がどんなものであるかはわかっていない。
衝突した場所はこの格納庫であること。
この程度のことしか端末ではわからなかった。
(ってことは、この先に行けばわかるってことかな・・・)
ナオは足を進めていく。
「はぁぁぁああ、いいよぉ・・・」
「!?」
コンテナの陰から出ようとしたナオは、確かにその声を聞いた。
「体がぁ・・・変わっていくのぉ・・・」
(何?)
その場でナオはしゃがみこみ、コンテナの陰から様子をうかがうことにした。
このあたりは入り口と違い、備え付けの照明のために明るさはある。
しかしなぜか・・・黒い霧のようなものが充満しており、その先が見えない。
「ふあああ・・・」
その声とともに、くきゅる、もきもきっ・・・という、体の肉が動く音が聞こえた。
(この音・・・アニメとかでやってるような、凄いやつ? なんだっけ、ブロッコリーみたいな名前の)
そこまで考えた時、ナオは体が熱くなってきていることに気づく。
ナオはすでに黒い霧に巻かれていた。
「ふふふ・・・そこにいるのねぇ」
(み、見つかった・・・?)
ほとんど視界ゼロの霧の中、危機感を覚えて来た道を振り返った。
そして立ち上がろうとした瞬間、ナオは謎の物体に動きを封じられてしまった。
「きゃ!?」
899 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:19:01.06 ID:OKr7R08H
「ほぅら、捕まえた・・・あはぁ」
そのままナオの体は、格納庫の出入り口とは逆に引きずられていく。
(ちょ、なんて力!)
必死になって抵抗するが、全く意味をなさなかった。
数メートル引きずられるとナオの体は空中に持ち上げられた。
「あはは・・・おいしそうなメスぅ」
「・・・!!」
相変わらず黒い霧は立ちこめていたが、至近距離に引きずられたためその存在を確認できた。
まさしく異形。
ナオは自分を捕らえた生物をその一言でしか表現できそうになかった。
上半身は女性だった。
美しい顔だちの女性で、ボディラインは完璧。
胸は大きく膨らんでいるが形を美しく保ち、腰のくびれも美しい。
だが肌の色はくすんだ灰色で、目の色も金色に光っており人間とは思えない。
さらには下半身は粘液質の液体に覆われている。
ナオを捕らえた物体はその下半身から伸びていた。
「きゃあ!?」
「うふふふ・・・あなたナオちゃんね? トモコの娘でしょう」
「あ、あたしを・・・知ってる・・・の・・・?」
「知ってるわぁ、だって私はトモコの同僚だったから」
「どういう、こと」
「そういうことよぉ。私は元人間だってこと」
その一言でナオは恐怖に支配された。
元人間。
つまりはこの人・・・元人だが、この人はもう人間ではない。
そして人間ではなくした何かがここにはいる?
いや、あるという言い方の方が良いのかもしれないが・・・
そういうことになる。
900 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:22:28.36 ID:OKr7R08H
「んふふ、トモコの娘だもの。ゆっくり食べて感染させてあげないと」
「か、感染・・・?」
「そ、感染。見てなさぁい」
その怪物は下半身の粘液からナオを捕らえているものを作りだし、伸ばす。
「ふふふ・・・ナオちゃん以外にも人間がいるのよ、ココ」
「きゃあ!」
遠くで女の声が聞こえた。
「ほぅら、捕まえた♪」
その触手のようなものを戻すと、先端に女性が絡みつかれていた。
「いやぁ、助けて!!」
「だーめ。あなたは私の食べ物なんだから」
怪物の言葉と同時に下半身の粘液が蠢き、穴をいくつか作る。
そこから音を立てて黄緑色の液体が女性に吹きかけられた。
「ひゃ!!」
その液体は女性の作業服を溶かしていき、ものの数秒で女性は全裸になってしまった。
「くふ・・・」
しかし怪物はそれだけで、何もしない。
女性は作業服を溶かされたことにショックを受けていたようだが、すぐに様子が変わった。
「はぁ、はぁ・・・」
息が荒くなってきていた。
「な、何をしたの?」
「服だけを溶かして人間を発情させる体液をかけたのよぉ」
「な・・・」
見ると女性は重要な穴から液体をしたたらせようとしている。
怪物はそれを見逃さなかった。
「んふふ・・・コレが私のご飯♪」
新たに触手を作ると、女性の秘所をそれでズルリとなで上げた。
「いひゃああああ!!」
快楽に女性の体がビクビクとはねる。
「ほら、もっと出して? もっとあえいで?」
そして何度も何度も禁断の穴をなで上げる。
粘液質の柔らかいそれは、人間の女性にとってあまりにも強すぎる快楽だった。
すぐに女性は愛液をしとどに垂らし始める。
901 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:24:55.16 ID:OKr7R08H
「あはぁ、出た出た。いただきまぁす♪」
怪物は女性を持ち上げ、秘所を自分の口元に近づけた。
そして・・・一気にそこへ吸い付いたのだ。
「ふあああ! 入ってくる! 入ってくるぅうう!!」
ナオは確かに見た。
怪物の口は女性の秘書に吸い付いているのだが、その口が不自然な動きをしていることに。
どうやら怪物の口から何かが出され、女性の膣をかき回しているようだった。
じゅるじゅると卑猥な音が女性のあえぎ声とともに格納庫に響く。
「いくいくいくぅ!!!」
しかし怪物は人間の女性の快楽を熟知しているらしく、すぐにはその高みに上らせなかった。
口から出ている物体の動きが鈍ったのだ。
「どうして!? どうしてぇ!!! いかせてよぉ!!!」
もはや女性は半狂乱である。
自分を蹂躙しているのが異形の怪物であることも、どうでもよくなっているようだ。
とにかく目の前の快楽を貪ることしか頭にない・・・そんな状況である。
それを聞き、怪物の目の色が変わった。
怪物は、今度は口の中の物体を動かしながら顔を前後に動かし始めた。
ただただ膣を蹂躙するだけでなく、女性の禁断の穴中全てを犯し始めたのだ。
「あっ、あっ、あっ」
女性は虚ろな目を格納庫の天井に向け、与えられる快楽を全身で味わう。
その振動で形の良い胸もよく揺れている。
「ひうう、いく、いく、いくぅ!!」
再度の高みへ上り始める女性。
そしてついに・・・
「いくいくいくぅ!! ああああああああああああーーーっ!!!」
ぷしゅ、という小気味の良い音とともに女性の体が弓なりになった。
その異常なまでの快楽は女性の意識を奪い去ってしまったようで、女性は力なくぐったりしている。
だが怪物はまだ口を離さない。
ナオはそれを見て気づいた。
怪物は口から女性の膣に何かを送り込んでいることに。
902 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:28:07.02 ID:OKr7R08H
そして女性の声がなくなり、肉の管を粘液質の物体が通り抜ける音が聞こえてきたのだ。
それが止むと、怪物は女性の股から口を離した。
「ふはぁ・・・まぁまぁの味だったわぁ・・・」
「あ・・・あ・・・」
もはやナオは恐怖に震えることしか出来なかった。
「そうねぇ、そろそろ教えてあげる。私が何になったのかをね・・・」
怪物は妖しい微笑みを向け、ナオに全てを話し始めた。
その怪物・・・人間名をカナと言った。
カナはトモコの同僚で、格納庫の総合責任者を任されていた。
謎の物体が『辰』の外壁に衝突し、穴が開いた際にも彼女は格納庫にいた。
破損を察知した彼女はすぐに端末を通しメンテナンスAIに指示を出し、修復をさせた。
同時に状況を確認するため部下の作業員に報告を求めた所、異常を伝えるものがあったのだ。
「修復した場所付近に得体の知れないものがある」・・・・・・
カナはすぐさまそこに向かうと、その場所には灰色の巨大な球体が転がっていたのだ。
作業員をコンテナの陰に待避させるとカナは球体に近づき様子をうかがってみた。
しかしその球体は突如として触手を伸ばし、カナを捕らえたのだ。
抵抗する間もなくカナは球体の中へ引き込まれてしまった。
その瞬間、他の作業員達は避難を始めた。
「自分たちもあのようになってはならない」と。
ナオが目撃した作業員の脱出場面は、これによるものだった。
そしてカナは球体の中でたっぷりと人間に害をなす生命体の因子を与えられ、異形となった。
球体から生まれた彼女はその因子を黒い霧としてまき散らしつつ、生まれ変わった姿をさらしたのだった。
「と、いうわけよぉ」
「・・・」
顔面を蒼白にし、その異形――カナの話を聞くナオ。
「ここには人間が大量にいる。今でこそ人間は『辰』の統合本部に統率されているけれど、
どうせすぐ揉め事を起こすと思うのよねぇ・・・ で、せっかくこんな素晴らしい体になったからさ。
私が人間を快楽で統率しちゃおうと思ってるわけ」
「・・・」
何も言えないナオ。
903 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:33:28.17 ID:OKr7R08H
自分が格納庫に足を踏み入れたことを大きく後悔しているのもあった。
「さぁ、ナオちゃん? あなたもこの体を手に入れようか?」
触手はナオの体を持ち上げ、カナの顔の前に股を持ってくる。
「ちなみに逃げようと思っても無駄だからね? 黒い霧の中にこれだけ長時間いたんだもの。
頑張って逃げおおせてもいずれ私と同じ存在になるわ」
「ね、ねぇ!」
「なぁに?」
「感染って言ってたよね・・・病気みたいな物なの?」
「うーん・・・私はそうは思ってないけどね。ウイルスみたいな物なのかもよ?」
「・・・」
ナオがこの質問をしたのにはもちろん意味があった。
自分がカナによって異形にされた後、誰かが元に戻してくれる可能性を知りたかったのだ。
「わかった・・・好きにしてよ」
「あはぁん、素直な子は好きよぉ」
カナは粘液を使わず、ナオの服を脱がせていった。
「溶かすんじゃないの?」
「トモコの娘だからねぇ」
「あっそ・・・」
服を脱がせ終わるとそれをコンテナの脇に置き、艶やかな宴が始まるのだった。
「こんなに気持ち、いいなんて、ああん!!」
ナオはカナの口に秘所を吸われ、膣を口内の物体に犯されあえぐ。
「あああ、そこぉ!! いいよ、いいいいい」
格納庫にぐちゅぐちゅという粘液質の音が聞こえる。
ここにいるのは人間のナオと異形のカナ、そして先ほどの女性だけである。
もっとも、女性は気を失っているが・・・
「もう、いく!! いっちゃう!!」
いよいよナオは性の高みへと上り詰める。
「ああああああああああああ!!!」
ビクビクと全身を痙攣させ、ナオは初めての絶頂を体感するのだった。
「はぁ、はぁ、・・・」
乱れた息で酸素を補給するナオ。
しかし・・・
904 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:37:20.10 ID:OKr7R08H
「はぁ、は!!! な、入って!! くる!!!」
カナの口から何かがナオに送り込まれてきているのだ。
自分の胎内に注がれる感覚を受けながらも、しかし快楽を感じている。
「ふああ!!」
小さな絶頂を迎えると、カナは口を離した。
「ふはぁ・・・いいわぁ・・・」
「な、なにを、入れた、の・・・」
「んふふ・・・すぐにわかるわ」
「はぁ、はぁ、・・・」
静かな格納庫にナオの呼吸音が響く。
しかしそれは突然途切れた。
「あ・・・ああ・・・」
ナオの体がブルブルと震える。
「始まったわねぇ・・・カナお姉さんから粘液のプレゼントよぉ」
言うとカナは女性にしたように、下半身から粘液口を作ってナオにかけ始める。
その量はあまりにも多く、瞬く間にナオは粘液まみれの球体になってしまった。
5分ほどすると、粘液は一カ所に吸い込まれるようにして無くなっていった。
カナはそれを満足そうな笑みで眺めている。
「あはぁああ・・・」
中からナオ・・・だった者が現れた。
その姿はカナと同じく異形。
上半身はナオの姿を残していたが、肌の色は青みを帯びた白。
形の良い小ぶりだった旨は巨大になり、見る男を虜にする。
そして下半身は無数の触手に覆われていた。
「くふふふ・・・昔読んだ本にスキュラっていう怪物が出てきたけど、まさしくそれねぇ」
カナが喜ぶ。
「カナ姉様・・・」
触手を操り、ナオがカナに近づく。
905 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:39:16.74 ID:OKr7R08H
「トモコはなんていうかしらねぇ、ナオちゃん?」
「お母さんは・・・何も言わないと思う」
「あら、どうして?」
「仕事が忙しいから私も我慢しなきゃだったし、お母さんもそれをわかってたから」
「そうなの」
「でも、ねぇ」
「うあ!」
カナの悲鳴が響く。
「カナ姉様をペットにしたって言ったら驚くと思うんだ♪」
ナオは邪悪な笑みを浮かべ、触手をカナの両耳に差し込んでいた。
「あ・・・あああ・・・」
「ほら、何も出来ないでしょ」
この一瞬でナオはカナの脳を操作し、全身の動きを奪っていた。
「私のペットになってね♪」
ナオは触手を蠕動させてカナの脳を犯し、書き換えていった。
数分後、ナオの目の前には姿勢を低くしたカナの姿があった。
本来ならば「膝をつく」というのだろうが、カナに膝はない。
下半身は粘液質になっているのだから・・・
「カナ」
「はぁい」
「お母さん達を仲間にしてきなさい」
「わかりましたぁ」
「私の能力を植え付けておいたから・・・人間に擬態できるはずよ」
「こうですかぁ・・・?」
カナは下半身の粘液を操作して自分を包み込むと、その形を変えていく。
その中から現れたのは人間体のカナだった。
「そう。じゃあいってらっしゃい」
「はぁい」
カナは全裸のまま歩いて行った。
「さて、と」
906 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 01:45:48.43 ID:OKr7R08H
ナオは近くに横たわる女性に目を向けた。
「この人はどうしようかなぁ」
邪悪な思案をめぐらせるナオ。
「そうだ!」
ナオは触手で女性を引き寄せ、下半身の触手のジャングルへと引き込んでいった。
「ナオから連絡が無い」
シャロムは焦っていた。
一人で行くと言った時に止めておけば良かった、という自責の念が芽生えていたのだ。
「焦ってもしょうがないじゃんよ~」
クルンは相変わらずマイペース。
持ってきていたハンマーで床をコンコン叩いていた。
「でもこのまま帰ってこないのは心配ですよ・・・」
手でバールをもてあそんでいるミナ。
そしてボーッと格納庫の中を見ているリリィ。
4人はとにかく待つことしか出来なかった。
そしてちょうどそこに。
「あ!」
リリィが指を指す。
その先にはナオの姿。
必死の形相で走ってきているのだ。
「逃げて! 早く!」
大声で叫ぶナオ。
その後ろには・・・異形の怪物。
まるで蜘蛛と人間を融合させたような化け物がナオを追いかけてきているのだ。
「ドアを閉めるボタンを用意しろ! 早く!!」
シャロムが指示を出すと、ミナがすぐにボタンの前に行く。
そしてナオが格納庫から出きった瞬間『閉』ボタンを押し、ドアを閉め切ったのだった。
「だ、大丈夫ぅ~?」
クルンが声をかけた。
「早く逃げないと!」
907 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:06:43.92 ID:OKr7R08H
ナオはそれには答えず、まずもって逃げることを主張した。
「行くぞ」
シャロムの声で5人は走り始めた。
5人が通ってきた道の常備灯はなぜか消えていた。
暗黒の廊下を、クルンのライトだけを頼りに進んで行く。
「うわ!」
先頭を走っているシャロムの声が響いた。
「何!?」
「く、穴がある! 落ちてしまった! なんでこんなとこに・・・!」
「ちょ、ちょっと待ってよ。行きに穴なんてあった?」
「無い」
「じゃあ一体・・・」
「クルン、ライトをミナに」
「うん」
「ミナ、地図に穴の場所は?」
しかし、その声に返事は無かった。
「ミナ?」
クルンはライトをあちらこちらに向けてみるが、ミナの姿は無い。
「はぐれた・・・?」
「まずいな・・・」
穴の下でシャロムが焦っている。
「私が探してくる」
リリィが名乗り出た。
「ふむ・・・ならば私も行こう。どうやらこの穴の中は通路があるようでな。
どこかに続いているようだ。私は下の階から探しに行くとする」
シャロムは穴から出てくるのを諦め、別行動すると言うのだ。
「クルンはナオと一緒にここの職員を探すか、あるいは脱出するんだ」
「でもそれじゃ・・・シャロム達はどうなるの?」
「こういう時のために私は師匠から色々教わった。それを生かすから安心しろ」
「シャロムぅ・・・」
908 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:11:37.68 ID:OKr7R08H
クルンが不安そうな声を上げる。
「わかった。私とクルンは何とかしてこの状況を伝える」
「シャロム、あんたも無事でね」
「あぁリリィ。外で会おう」
クルンはライトの予備電池を1つずつ、リリィとシャロムに渡す。
そして4人は別れた。
このとき、暗黒の中でナオが邪悪な笑みを浮かべていたことに気づいた者はいない。
「クルン、こっち」
「なぁに?」
ナオの声がする方向にライトを向ける。
そこにはドアがあった。
「ここは?」
「ミナの地図が無いからわからないけれど・・・」
クルンはライトを周囲に向けて様子を確かめる。
『格納庫制御室』というプレートが見つかった。
「うーん・・・」
「さっきの格納庫にある機械を動かす部屋じゃないかな」
「そっか~」
「開けるよ」
ナオは格納庫のドアを開ける要領でドアを開けた。
意外にも中は明るかった。
「お? 明るいね」
ライトを消すクルン。
「! ナオ、人が倒れてる!」
909 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:28:15.64 ID:OKr7R08H
「え?」
ナオもそちらに目を向ける。
「しかも裸ぁ!」
「ちょっと・・・」
「大丈夫!?」
クルンが倒れている人――女性の体を揺らす。
「だいじょ・・・えっ!!」
その女性はカッと目を開き、クルンの体に手を回す。
女性はそのままクルンの唇と自分の唇を重ねた。
「んんっ!!」
抵抗しようとするクルンだったが、女性の腕力は異常なまでに強い。
同時にクルンは自分の口に何かが注がれてくるのを感じていた。
「ぷはっ」
ようやく唇を解放されるが、クルンは自分の体が動かないことに気づく。
「う・・・なに・・・これ・・・」
「うふふふ・・・」
倒れていた女性は立ち上がる。
「これでいいですか? ナオ様・・・」
「!?」
その声にクルンは背筋が寒くなった。
「うん。よく出来ました」
ナオはクルンに歩み寄る。
「ナオぉ・・・どうしちゃったのぉ?」
「どうって・・・こうなったの」
その言葉と同時にナオの股間から黒い霧が吹き出し、ナオを覆う。
次の瞬間霧が晴れると、そこには異形のナオがいた。
「え・・・え・・・??」
「んふふふ、頭の弱いクルンにはわからないよね。でも別にいいんだよ。
クルンは頭が弱いけれど、代わりに悪知恵が働くじゃない?」
910 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:37:48.10 ID:OKr7R08H
ナオは下半身の触手を伸ばし、クルンの体を愛撫する。
「だからねぇ、その悪知恵を悪いことに使わせてあげる」
触手はクルンを捕まえるとナオに前に持ってくる。
「ナオぉ・・・助けてよぉ・・・」
「助ける? いいわよ。でもあなたを感染させた後ね」
「いやぁ!」
ナオは触手を操り、クルンの方へ何本かの先端を向けた。
するとそこから消化器の如く黒い霧が大量にクルンへ吹き付けられた。
「あはぁ・・・これ気持ちいいなぁ・・・人間の男もこういう気分になるんだろうなぁ」
性知識など微塵も無かったナオだが、カナに感染させられた際にそれを得ていた。
「そろそろいいかな?」
1分ほど霧を吹き付けた所でナオはクルンを拘束していた触手をといた。
しかし床にはクルンの姿はない。
「あれ?」
床にあるのは黒い液体の水たまり。
ナオが放出した霧がたまっているのだろうか・・・
「あははは・・・」
クルンの笑い声がこだました。
同時に床の液体が盛り上がると、人の形を作り始めた。
「あぁ、なるほど。そういうことね」
「ナオぉ、なんか凄い楽しいんだけど~」
「んふふ、気に入った? クルンはスライムみたいになったんだよ」
「え~?」
「自由に体の形を変えられるってこと」
「そうなのぉ? 例えば~・・・こう?」
クルンと見られる液体は形を変え、クルンにキスをした女性の姿を作って見せた。
「そう。うまいうまい」
「へぇ~、面白い! 元の姿は・・・こうかな」
今度はクルン自身の形に戻っていった。
911 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:49:14.71 ID:OKr7R08H
「戻った~」
「オッケーね。で・・・、あなたの目的は?」
ナオは念のため質問してみる。
「ん? みんなを感染させて、ぐちゃぐちゃのエッチをするの!」
「なんか違うけど・・・まぁいいか」
ため息がちに言う。
「じゃ、クルンはリリィを感染させてきてね」
「はーい」
すぐにクルンは体を液体にすると、床の隙間に流れ込んで出て行った。
「あの・・・ナオ様ぁ・・・」
「あぁそうそう、ご褒美ねー」
控えていた女性がナオに期待の視線を向ける。
「何がいいかな?」
「胸! 胸!」
女性は大声で主張するが、普通はそんな一言では通じない。
「胸? どうして欲しいの? 気持ちよくして欲しいとか?」
「大きくしてください」
「え・・・十分大きくない?」
ナオは女性の胸に目を向ける。
巨乳と言うほどではないのだが、適度なサイズで形の美しい、いわゆる美乳である。
「これはこれで良いと思うけどなぁ」
「もっと! 大きくして欲しいんです!」
女性は真面目な表情でそう言う。
「じゃあ・・・胸に何か入れてみようか」
「入れる!?」
その言葉にショックを受ける女性。しかし・・・
「入れる・・・入れる・・・気持ち良さそう・・・」
すでに一度カナに犯され、そしてナオに脳髄まで弄くられた彼女に普通の思考は無かった。
言葉の端々から快楽を結びつけ、そしてそれを欲望とするのだ。
912 FBX@Witch of the "P" ◆4gA1RyNyf. sage 2012/01/04(水) 02:56:05.00 ID:OKr7R08H
「んじゃ行くよ?」
ナオは2本の触手を出して先端をとがらせると、それを女性の胸に差し込んだ。
「あああ・・・いぃ・・・」
「うーん、でも何を入れようか?」
「そ、そんなぁ・・・考えていたんじゃないんですかぁ・・・」
「考えてない」
「え・・・」
触手を差し込んだまま考えるナオ。
(ただ胸を大きくするだけじゃ面白くない・・・よね)
「よし、こうしよう!」
そして触手が蠕動を始める。
「あ、入ってくる! 入ってくるぅ!!」
「胸の中に私の肉を植え付けよう。そうすればお姉さんの体は自然に生まれ変わる」
「ナオ様の肉ぅ・・・をぉ・・・」
「そう。全身の体液を黒い霧の原液にしちゃう肉・・・んふふふ・・・」
ナオは嬉々として女性の体を改造していくのだった。
数分後、そこにはナオに体を改造された女性が立っていた。
しかしその胸は巨乳となっており、見る者を圧倒する大きさであった。
全身の体液を黒い霧の原液とされたせいか、肌は色黒になっている。
そしてその体からは黒い霧そのものが立ち上っているようで、
うっすらと黒いオーラを纏っているようにも見える。
「くふふふ・・・」
妖しい笑みを浮かべる女性。
その笑みはまさしく邪悪そのものだった。
「さて、お姉さんはミナを迎えに行ってもらおうかな」
「お任せください、ナオ様・・・」
女性は部屋を出て行った。
来訪者たち 第6話
745 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 18:58:20.34 ID:FOCLJnMU
ご意見、ありがとうございます。
ご指摘がありましたので、少しセリフの表記を変えてみました。
それでは本編です。
来訪者たち」第六話
理沙(謎の生物)は、蠱惑的で小ばかにした表情を浮かべている。
「どうしたの?ひょっとして、これを飲みたいのかしらぁ?」
「な、何言ってるの!?そんな訳ないでしょっ!?馬鹿にしないでよ!」
「あら、かわいげが無いわね。だったらこっちにも、ちょっとだけ考えがあるわ。」
理沙(謎の生物)がそう言うと、再び理沙の乳房が、体全体がグニュグニュと激しく蠢き始めた。
しばらくすると、強烈に淫らな匂いが、テントの中に充満し始める。
謎の生物は理沙の体を改造し、理沙の母乳や汗などといった体液に、大量のフェロモンや媚薬、麻薬成分を含ませていった。
その臭いは、理沙の人格が宿っており謎の生物と一体化している、一郎の脳細胞を惑わせるのに十分な量であった。
「はあっ・・・ううっ・・・何!?体が・・・熱い・・・!」
「あらあら、そろそろ体が反応してきたみたいねえ?どう?飲みたくなってきたでしょ~う?」
「馬鹿言わないでちょうだいっ!ど、どうして、自分自身の、しかも化け物の入ったおっぱいなんてっ・・・」
しかし、拒絶する言葉とは裏腹に、一郎(理沙)の目はだんだんと虚ろになっていく。
「おっぱい・・・なんてっ・・・あ、甘い匂い・・・おいしそ・・・えっ!?」
「うふふっ、もうすぐのようね。ほおら、おっきなおっぱいはすぐここですよお~」
一郎(理沙)の体は、もうすでにただの野獣と化していた。
理沙の意識が宿っている事など、おかまいなしに性欲は暴れまわる。
「ううっ!な、何か、おちんちん、痛いっ!どんどんでっかくなるっ!」
引き抜かれた後少し小さくなっていた巨大な男根は、その改造された真の姿を再び取り戻しつつあった。
「あっ・・・熱いっ・・・変な感じがする・・・!体の奥から、何かが込み上げてくるっっ!!」
理沙(謎の生物)はだんだんと理性を失っていく一郎(理沙)を面白そうにからかっている。
二人の記憶から読み取った扇情的なポーズをとり、乳房をプルンッ、プルンッと手で揺らす。
同時にグニュン、グニュンと波打たせ、胸板の上で巨大な乳房を跳ね回らせた。
アグレッシブに動く乳房は、一郎(理沙)に大量の母乳をふりかけていた。
その中には、人間の男性の理性を奪うシロモノが大量に入っている。
一郎の肉体に宿る、理沙の理性はもう限界だった。
「だめ、そんな、さっき、私、『おいしそう』なんて、おいしそ、う、うん。いいよね、自分のおっぱいなんだし」
「あらあら、改造で性欲と快感を高めてあるとはいえ、そいつの体だとそんなものなのね。ハッキリした。やっぱりこの体が優秀なのね。」
一郎(理沙)はのろのろと波うつ巨大な乳房に近づき、恍惚とした表情で乳首を口に含んだ。
「くすくす、あなた自身のおっぱい、たーんと召し上がれ。」
「わ、私のおっぱい、ものすっごく甘あ~い・・・体中、ふわふわしちゃうのぉ~っ・・・もっと、もっとちょうだぁ~い・・」
一郎(理沙)は恍惚とした表情で、理沙の体の乳房から出る母乳を貪っている。
かつて自分のものであった乳房を揉み、更なる母乳を要求する。
一方理沙(謎の生物)も、自身の宿った肉体から提供される性的刺激を貪っていた。
「ひゃん♪やはり、この体、あっ!今までのどの改造体よりっ、やんっ♪イイっ!決まりっ!仕上げをっ、しちゃうかっ!」
「お、おいし・・・し・・・しあげ・・・?今、なんか・・・仕上げって・・・」
「もうちょっとこの子をからかっていたいけど、まあ完了後にじっくり遊べるし、良いよね♪一旦、終わりっ!ゴボガボッ!・・・・・」
「お、終わり・・・って、何・・・?もっと、おっぱゲボッ!!ウグルゲボッ・・・・・」
二人の体は、突如同時にビクンビクンと発作のようなものを起こし、ほんの数秒でそれは終わった。
発作は終わったが、二人とも意識を失った様子でぐったりとしている。
751 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/23(水) 15:05:28.66 ID:EBdQrBD0
数分後、理沙がビクン!と体を動かし始めた。
発作の直前までの淫靡な表情とは異なり、驚きに満ちた表情で狼狽えている。
「え・・・何!?わ、私、自分の体に戻っ・・・」
理沙がそうつぶやいた瞬間、何やら胸のあたりでもごもごという声が聞こえた。
一郎が、巨大化させられた理沙の乳房に顔をうずめたまま何か言っているのだ。
「そうだ・・・そういえば私、自分で自分のおっぱいにむしゃぶりついて、母乳を貪って・・・もう!なんで私あんな事を・・・」
理沙は、自分の豊満な胸を見つめた。母乳まみれの乳房はムニュムニュとひとりでに動き、母乳のしずくがその先端からぽたり、ぽたりと落ちている。
波打つ乳房の動きは、まるで一郎の頭をマッサージしているようだ、と理沙は思った。
(わ、私の体、今すごくエッチな状態じゃない・・・)
一郎は、未だに胸の中でぶつぶつと何かを呟いている。
(一郎?それともあ、あいつなの・・・?)
「もう、どっちにしてもなんでおっぱいに顔突っ込んだままなのよっ!!」
理沙は、目の前にいるのが誰なのかという恐怖に怯えつつも、精一杯強がる事にした。
(突っ込ませたのは、元はといえば私なんだけど・・・でもそんな事よりっ!)
理沙は、一郎の髪の毛を掴み、引きはがそうとする。一郎は片手を振り上げたが、それ以外の動きは見せなかった。
(あれ?今一郎が動いた!?それに、なんか今一瞬鈍い痛みのようなものが・・・)
理沙は目の前で起こりつつある新たな事態に少しだけ気づきつつも、かまわず一郎を引き剥がすことにした。
大声で彼を叱りつけながら。
「「そろそろ離れなさいよっ!」」
えっ!?今、一郎も叫んだ?)
理沙は、一郎が全く同じタイミングで、同じ言葉を叫んだのに驚いたが、直後腹を立てた。
(意識があるくせに、人のおっぱいに顔をうずめてたのはそっちでしょうがっ!!)
「「あんたがそれを言う!?スケベなのはそっちでしょっ!?」」
(ええっ!!?また、全く同じことを、しかも同時に言った!?)
理沙は一瞬、一郎が自分をからかっているように思えたが、すぐにそうではない事に気づいた。
(今の一郎の声、私と全く同時に出していた!読唇術や声マネじゃないし・・・)
一郎と理沙は互いに愛し合っていた。
だが、理沙が「一郎の事なら何でも分かる」と感じて豪語しているのに対し、一郎はまだその域に達しているとは言えなかった。
だからこそ今の現象は、全く説明がつくものではない、と理沙は思った。
(い、いったいどういう事なの・・・?)
752 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/23(水) 16:03:15.36 ID:EBdQrBD0
理沙が不安に感じていると、突然頭の中から声が聞こえた。
(どうかね?ご気分は。なかなか快適なお目覚めだっただろう?)
一郎とも自分とも異なる、奇妙な声。
青年とも女性ともつかぬ、それでいて自分よりも年上ではないかと思える声。
初めて聞く声だったが、理沙には誰の声か明らかだった。
「「あ、あんたね!?あたしたちの体を操ってた、ゼリーの化け物!!」」
(ゼリーの化け物とは心外だね。私にはちゃあんと「キーバル」という名前があるのだよ。)
「「キーだかなんだか知らないけど、もうこんな事は止めなさいよっ!!」」
(そうはいかない。)
「「じ、じゃあ、なんでいま私たちはこんな状態なのよっ!?」」
理沙が動揺しながら尋ねると、キーバルと名乗る生物は事もなげに答えた。
(ああ、それなら簡単な話だ。今は「最終調整中」なのでね。)
「最終調整」という言葉に、理沙は当然のごとく動揺した。
「「最終調整??な、何を調整するっていうのよ!?もし、私たちの体に何かしようっていうのなら・・・」」」
(まあ、そういう訳で、さっきのように君たちをからかっているわけにはいかないのだよ。)
「「か、からかうですって!?人の体を散々もてあそんでおいて!!」
(そうかね?ずいぶんとご立腹のようだが、君も恋人の体でずいぶんと快楽を貪っていたじゃあないか?)
「「そ、それは・・・それはあ、あんたが仕組んだからっ・・・!!」」
(楽しんでいたのは事実だろう?)
「「そっ・・・それは・・・」」
(ま、そういう訳で、最終調整が終わるまでの間、一人で二人分の快楽を楽しんでおいてくれたまえ)
「「冗談じゃない!早く一郎を起こして、あんたを追い出してやるんだから!!」」
(そうはいくかな?それに、そろそろ君の恋人の感覚が君に流れ込んでくる頃のはずだぞ・・・)
「「え?いっ、一郎の感覚??」」
理沙は、キーバルが一体何を言っているのか、その意味を測りかねた。
感覚が流れ込んでくる?
彼女はその言葉の意味を、直後に知ることとなった。
「「な、何っ!?目の前に私がいる!?私、また一郎に・・・なっている訳じゃない!わたしはちゃんと、自分の体を動かしてるし・・・」」
自分がちゃんと自分の体を動かしている。
それにもかかわらず、一郎の目が自分の体を見つめているビジョンが、頭の中に流れ込んでくるのだ。
「「わ、私、自分で自分と見つめあってる・・・」」
それだけではなかった。
音が、においが、手足の感触が、全て流れ込んでくる!!
「「こ、声が同時に聞こえる・・・自分でしゃべってるのと人が聞くのとで、感じが違うのが体感できる・・・」」
しかし、彼女には素朴に驚いている時間などほとんど無かったと言っていいだろう。
一郎と「におい」の感覚を共有する事で、理沙の体液からあふれ出る淫靡なにおいも二倍感じる事になってしまったのだ。
あまい母乳のにおいが、ほんの数十分前の彼女の記憶を呼び覚ます。
「「こ、この甘ったるいにおい、自分の体だと濃すぎて気持ち悪い・・・!!」」同性に対しても幻惑効果がないわけではないようだが、異性に対してよりは効果が薄いようである。
「「こんなので私は興奮してたの!?我ながらなんて情けない・・・!!」」
しかし、さらに感覚共有が進むにつれて、一郎の性欲が理沙の中に流れ込んでくると、そうも言えなくなっていく。
「「おかしいわ、なんかすごく頭がボーっとしてくる感じが・・・私、いったい・・・ミルク、甘そう・・・とろけそう・・・」」
(簡単な話だ。君は彼の本能部分から生じる感覚も共有し始めているのだよ。)
「「だ、だからなのね・・・さっきまで気持ち悪く感じてたにおいなのに、今はとってもいいにおい・・・って、ダメダメっ!!理性を保たないと・・・!」」
しかし、二人分の性欲を感じるようになっては、彼女の理性が吹き飛ぶのも時間の問題だった。
763 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/25(金) 14:48:49.75 ID:DpP9VwkI
「「ダメよ、これじゃさっきの二のま・・・でも、まろやかでやさしくって、心が、頭がとろけるような・・・」」
(ふむ、もう堕ちるのかな??)
二人の体内で「最終調整」を行うキーバルは、彼女の体内からこの遊戯の顛末をじっと見つめていた。
勝手に遊んでおきたまえよ。
そう言いつつも、実際には彼女が堕ちるか否かに注目していたのだ。
どの位の快楽で、彼女の精神は欲求に屈するのだろうか?
キーバルにとってそれは、この体を測るという意味でも嗜虐的興味という意味でも、重要であった。
「「おいし・・・そ、う・・・。たまらない・・・ダ、メ・・・・」」
飲みたい。でも、自分は女だ。自分自身の体だ。
でも、おいしかったなあ・・・
もういちど、とろけたいなあ。
とろけちゃえ。
「「もう、我慢できないっ!!飲みたいっ!!ミルクっ!飲みたああぁいっ!!!」」
理沙の精神が限界に達する。
これまでに体験したことのない欲求に、心が抗えなかったのである。
(期待しすぎていたのだろうか?)
キーバルは、やや失望気味の様子である。
今までの体の中で、総合的なポテンシャルが最も大きいのは間違いない。
しかし、想像していた程のものではないようだ。
彼はややガッカリしつつも、損をしたわけではないのだと自分に言い聞かせながら、「最終調整」を続けた。
一方快楽に堕ちた理沙は、自らの乳房に対して苛立っていた。
もはや巨大となった彼女の乳房は、彼女自身の口元になかなか向いてくれない。
「「なんでよ・・・あいつが操ってる時は、簡単に口元に持って行けていたのにっ!!」
キーバルが乳房を自由自在に動かせたのは、乳房の内部構造を融合によって変化させたからである。
宿主たる理沙には、変化した乳房を操作する権限までは与えられていなかった。
「「一郎、吸って・・・私のおっぱいを、吸ってっ!!吸ってよおおっ!!」」
理沙は、半ばメスの獣と化していると言って良かった
理沙は胸を持ち上げ、揉みしだき、グイッと一郎に向けて突き出す。
しかし彼女は直後、大きな落胆に襲われた。
彼女の眼の前には、何もない虚空をマッサージしながら、平らな胸板を突き出す一郎の姿があるだけであった。
肉体の挙動が完全にシンクロしているためである。
ならばと一郎の頭をつかみ、自分の胸元に引き寄せようとする。
ところが、身長差のある一郎も全く同じ行動をとるため、
理沙は、一郎の体に慰めてもらう事を、いったんあきらめた。
ようやくのろのろと自分の頭のほうを乳房に近づける。
乳首に吸い付き、自らの母乳をまるで赤子のように飲み始めた。
「「ふゃんっ!!ほっぱい、イイっ!!ごくっ、ごくっ・・・ひゃほはぁっ!!」」
自分の乳首を刺激し、そこから流れ出る母乳を貪る。
「ひゃふっ!!んぐっ・・・んぐっ・・・ひうっ!!」」
自分の乳房を自分で咥え、もう片方の乳房を手でまさぐる。
「「ふうっっ!!ひはっ(来たっ)!!んぐっ・・・ごくっ・・・はあぁっっ!!うあぁっっ!!」」
「「ヒっひゃう(イっちゃう)!!ヒっひゃうひょっ!!ヒフぅぅうっっっ(イクぅぅうっっっ)!!!んうううっっっ!!!」」
彼女は自らの乳房を弄びつつ、絶頂を迎えた。
傍らで、一郎も同じようにヒクヒクと体を震わせている。
(この程度の喘ぎ声なら、制御する必要はないか)
キーバルは冷徹に、その様子を見つめていた。
772 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/28(月) 15:53:37.10 ID:pyeM8RlU
「「はあっ・・・はぁっ・・・・」」
テントの中に、二人の荒い息遣いが響く。
しかし、絶頂を無迎えこそしたものの、理沙の顔は何か物足りそうである。
数分前の一郎のような、恍惚としたものではなかった。
「「ん・・・っ!ダメ・・・女の舌ひゃ・・・鼻じゃ興奮できないっ!!あんっ!ミルクの良さを感じきれないっ!!」」
自らの体を弄りつつ、不満を漏らしている。
理沙の理性を奪ったのは、感覚を共有している一郎の感覚である。
しかし、母乳の味やにおいを現在直接受容しているのは、理沙の体なのだ。
心のただれるような快楽にすっかり溺れてしまった彼女にとって、現状には不満しか感じられなかった。
それならばと、一郎の舌で己の乳房や母乳を舐めようとするものの、身体の動きがシンクロしているせいで、上手くいかない。
先ほどのような事態を何回か繰り返し、理沙はそれを断念せざるを得なかった。
実は、一郎の身体を仰向けに寝かせる等簡単な解決法はあるのだが、快楽に溺れた理沙は気付かないようだ。
いったいどうすればいいのかしら。
快楽に固執し、ふと、理沙はあることに考えをめぐらせた。
自分に流れ込んでくる一郎の快感、それはどこに来るのだろうか?
どこからか、ペニスや頭部からの感覚や快楽は、いったいどこから来るのだろうか?
理沙はそれを、無意識のうちに辿り始めていた。
実際にはこれは、キーバルの感覚を追いかける行為であった。
理沙が快感を感覚で追いかけるうち、ふっと彼女の意識は遠のいた。
「・・・?何か変な感じ・・・まるで自分が人間じゃないような・・・」
その時、理沙の頭の中に、突然ビジョンが浮かんできた。
宮殿か何かと思われる豪華な部屋の中に、女性が二人いるようだ。
その中で自分は、青い長髪の、ドレスを着た女性となっていた。
そして、同じ髪の色をして、ドレスを着ている美女を組み敷いていた。
長い耳、白い肌、体に浮かび上がる文様・・・
どれも彼女たちが地球の人間ではないことを示していた。
組み敷かれた美女「やめてっ!姉さま、やめてよっ!いったいどうしたのっ!?」
どうやらこの二人は姉妹のようだ。
何、これ・・・宇宙人!?どうして、喧嘩してるの!?
理沙には一瞬何が何やらわからなかった。
その時、自分の口がひとりでに動き出した。
姉「わからないっ!!私、急に体が蠢きだして、熱くて熱くてたまらなくてっ!ああんっ!」
姉の方は、妹を組み敷きつつも、自身も苦しそうな表情をしている。
彼女は、いきなり真っ赤な顔をしながら喘ぎだした。
まるでひとりでに性的刺激をうけているようである。
妹「お姉さまっ!!正気に戻ってっ!あんっ!」
姉は手を妹の乳房に伸ばし、乱暴に揉みしだいている。
「ひゃんっ!お姉さま、やめてくださいっ!ひゃああっっ!!」
「わ、私、どうしてこんな事、してるのか、あうっ!!わからないけど、止まらないっ!!」
姉はとうとう、妹のドレスを脱がせてカーテンでしばりつけ、自分も一糸まとわぬ姿となった。
「熱いっ!もう、だめっ!!どうしてっ!?私、目が覚めたらっ、こんなっ!あぁっ!」
「えっ?お、お姉さま、目が、覚めたら・・・ですか?」
「ええっ!ひゃうぅっ!!そうっ!目が、覚めたらっ!体が、蠢いてっ!!」
その時、姉の体の表面が、乳房が、ぐにゅぐにゅと波打った。
「ああうぅっっ!!ウリュヴルゥッッ!!あはぁぅぅっ・・!!」
「お、お姉さまっ!?それは、いったい・・・」
「分からないっ・・・!でもっ!あなたと、ふしだらなことっ!!したいのぉぉっ!!」
私たちと同じだ、とビジョンを見ている理沙は思った。
801 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/12/04(日) 23:52:43.05 ID:hUizT6oe
何やらパンツをはいておられない人がおられるようなので(笑)、急遽久しぶりに
続きをば投稿いたします。
謎の生物に侵された女性の体はどんどんと浸食が進んでいく。
下半身が完全に支配され、内臓、胸、両腕と、ビクン、ビクンという蠢きと痙攣はどんどん広がっていく。
もし彼女を側で観察している人間がいて、彼女のベッドの掛け布団をはぎ取ったならば、
薄手の絹のネグリジェ越しに、大きな乳房や美しい背中がグニュン、グニュン!と妖艶にうねっており、
彼女の四肢がベッドの上でビクン、ビクン、と煽情的に跳ねている光景を見られたはずである。
「んんっ・・・う~ん・・・うぅ~??」
しかし彼女は若干の寝苦しさしか感じていないようである。
暢気なものだ、と理沙は思った。
もっとも、セックスにうつつを抜かしてこうなった自分には人の事は言えないのだが。
そうしている間にも、侵食は進み、彼女の美しいうなじや首が、グニグニと蠢いていた。
そしてとうとう、「理沙」は彼女の脳に到達した。
理沙の場合と異なり、彼女の脳に対する侵食は極ゆっくりと慎重に行われた。
それに伴い、それまですやすやと寝息を立てていた彼女は、少しうなされ始めているようだ。
「んっ・・・うううぅん・・・!んううんんぅぅ・・・!?」
彼女の目こそ覚めるわけではないが、表情は苦しそうなものに変化している。
手足を動かし、苦しげにベッドの上でもがき始めたようだ。
「んうぅ・・・?んっ、うにゅうううぅぅ!?ウブルッ・・・!?すぅ・・・すっ、ううんっ!?」
彼女は顔をベッドの上で何度もふり、眠ったまま必死に何かから逃れようともがいている。
ついに寝相が乱暴なものとなり、被っていた毛布が剥がれ、彼女の身体全体が現れた。
薄手のネグリジェはその美しい肢体に合うようにオーダーメイドされた品物であったが、
彼女の日々向上していく肢体の美しさにはすでに合わなくなっており、
彼女のボディ・ラインをくっきりと浮かび上がらせていた。
「う、ううう~ん・・・?くぅ・・・くぅ・・・くうぅぅんうぅっっ!?んうううぅぅんっっっ・・・!?」
ネグリジェのボタンが幾つか独りでに外れ、彼女の美しい背中の一部とウエストが露となる。
まるで一流の芸術家の仕上げた彫像のようなそれは、なまめかしく動きながら、
ウエストはその中に赤子を宿していないにも関わらず、時々妖艶にグニャグニャと波うつ。
ネグリジェの袖が捲れ、彼女の細くて美しい腕と足がその姿を表す。
繊細かつ白金のような美しさを持ったそれらは、まるで入れ物の中で揺れる、最高級のミルクのように蠢いている。
「うううッ・・・ウウゥンンン!?あっ・・・あぁんっ・・・!?すぅっ!すぅっ・・・!う、うううヴぁぁぁゥゥルぅぅ!?・・・あっ、あううぅっっ・・・、うう~ん・・・?」
既に脳の大部分を侵食され、苦しそうに呻きながらベッドの上で七転八倒している女性だが、なかなか目を覚まさない。
その彼女を体内から眺めていて、理沙はあることに気づいた。
(そうか・・・。起きないんじゃない、この人、起きられないようにされてるのね。)
彼女に侵入したゼリーは、この宇宙人種の頭脳の仕組みを既に何らかの方法で知っていたのだろう。
彼女の意識は、半ば無理矢理封じ込められ、身体は強制的に睡眠状態を保っている。
とはいえ、理沙がもし大学で脳科学を学んでいたとしても、これにすぐに気づいたかは微妙である。
同じヒューマノイドタイプの宇宙人であり赤い血は流れていても、体内器官は地球人とはまるで違う。
(肺や胃腸とかは似てるけど、他は地球人とはほとんど別物よね・・・)
当初はこの第6話から話を動かすつもりでしたが、
いろいろあって次の第7話からになります。因みに第6話も、もう少し続きます。
833 どせいさん ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/12/25(日) 15:21:38.93 ID:SwFHFTAx
しばらくそのような状態が続いた後、ゼリーはこれまでの慎重さをかなぐり捨て、一気に仕上げに入った。
「ングッ!?ンンゥッ!?な、何ですのっ!?と、突然、ウゥルッ!?頭が、かきまミュルウッッぜられるルルルゥルようなっ!?」
彼女の意識も覚醒し、ベッドの上で苦しそうな様子でのたうち回っている。
「ンウウグボルゥゥッッ!?わっ・・!?私っ!どうnンゥゥッ!?ングウウゥゥゥッッ!?どうして、誰も、こnヴヴルウゥゥッッ!?」
どうして、高貴な身分と思しき女性が苦しんでいるのに、この寝室には誰も来ないのか。
実際にはとても簡単なことであった。
この部屋の外で、この女性の身を守る為に待機している筈の女たちは、皆眠っていた。
この女性の頭脳に侵食するときに用いた細工と同じものを、部屋を守っている女達に施し、
交代の刻限が来る前に侵食を行ったのだ。
ゼリーがその気になれば、最後まで宿主を起こす事無く侵食を完了させる事も可能であった。
しかし、侵食に取り掛かっている最中に時間が足りなくなる恐れが生じたのである。
理沙が見ることが出来るのはゼリーの五感だけであり、その思考までリーディングや共有ができる訳では無かった。
「か、体があああぁぁぁっっ!?ウウゥルゴボルウゥゥッッ!?熱いぃっ!?あ、アアラウルゴアァゥゥッッ!?」
彼女はまるでばねじかけの人形のように、ベッドから弾けるように上半身を起こした。
彼女の体が侵食されていく過程で肉体に与えられ続けた快感が、
意識を取り戻した彼女に向けて一斉に襲いかかったのである。
ムニュン・・・ムニュン・・・グチュ・・・クチュ・・・
体中を襲う痙攣と蠢きは、彼女の身体中の性感帯を独りでに、継続的に刺激し続ける。
「ひゃあああぁぁううぅうっ!?か、体があぁぁっっっ!!あ、熱いっ!?アあぁつウぅぅゥウウギュルゥゲニャアアアルゥッッッ!?」
彼女は混濁する意識と自由にならない上半身、凄まじい快感に翻弄されつつも、
なんとか部屋に立て掛けてある姿見の方に顔と身体を向けた。
そこに映し出されたのは、グニュグニュと淫らかつ不気味に蠢く彼女の肉体であり、
驚きに満ちた表情で姿見を見つめる彼女の顔であった。
「わ、私の体あああぁぁぁっっ!?蠢いてる、うゴルウゥァアアアアゥゥーーッッッ!?
い、嫌・・・!そんなnニュガブルルルラゥヴヴアアァッッ!?そんなnフリュガアアァァァウウッッッ!?
い、いやあああああああああああああぁぁぁぁァァァルルァァアアアアルルアアァーーウウゥゥーーァァァッ!!!!?」
そして、遂にゼリーによる全身の侵食が完了した。
部屋の中には、絶世の美貌を持つ女性が一人、ベッドの中で上半身を起こし、口をあんぐりと開いたまま恍惚とした表情をしている。
彼女は意識こそ失っているものの、彼女の虚ろに開かれた目は、
部屋のすみにある姿見の中に映る、体中を淫らに痙攣させグニュグニュと妖艶に波うたせつつ
ベッドの上から上半身を起こし、虚ろな表情で呆然と佇んでいる絶世の美女を映しだしていた。
うにゅん・・・うにゅん・・・ビクッ・・・ビクッ・・・
彼女は自らの身体を蠱惑的に震わせつつ、しかしまるで人形か銅像のように止まっている。
理沙は、その様子を呆然としながら眺めていた。
(なにこれ・・・私もこんな感じだったわけ!?私は、意識は保っていたけれど・・・)
しばらくして、突然彼女の瞳に光が戻った。
834 どせいさん ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/12/25(日) 15:21:55.05 ID:SwFHFTAx
しばらくそのような状態が続いた後、ゼリーはこれまでの慎重さをかなぐり捨て、一気に仕上げに入った。
「ングッ!?ンンゥッ!?な、何ですのっ!?と、突然、ウゥルッ!?頭が、かきまミュルウッッぜられるルルルゥルようなっ!?」
彼女の意識も覚醒し、ベッドの上で苦しそうな様子でのたうち回っている。
「ンウウグボルゥゥッッ!?わっ・・!?私っ!どうnンゥゥッ!?ングウウゥゥゥッッ!?どうして、誰も、こnヴヴルウゥゥッッ!?」
どうして、高貴な身分と思しき女性が苦しんでいるのに、この寝室には誰も来ないのか。
実際にはとても簡単なことであった。
この部屋の外で、この女性の身を守る為に待機している筈の女たちは、皆眠っていた。
この女性の頭脳に侵食するときに用いた細工と同じものを、部屋を守っている女達に施し、
交代の刻限が来る前に侵食を行ったのだ。
ゼリーがその気になれば、最後まで宿主を起こす事無く侵食を完了させる事も可能であった。
しかし、侵食に取り掛かっている最中に時間が足りなくなる恐れが生じたのである。
理沙が見ることが出来るのはゼリーの五感だけであり、その思考までリーディングや共有ができる訳では無かった。
「か、体があああぁぁぁっっ!?ウウゥルゴボルウゥゥッッ!?熱いぃっ!?あ、アアラウルゴアァゥゥッッ!?」
彼女はまるでばねじかけの人形のように、ベッドから弾けるように上半身を起こした。
彼女の体が侵食されていく過程で肉体に与えられ続けた快感が、
意識を取り戻した彼女に向けて一斉に襲いかかったのである。
ムニュン・・・ムニュン・・・グチュ・・・クチュ・・・
体中を襲う痙攣と蠢きは、彼女の身体中の性感帯を独りでに、継続的に刺激し続ける。
「ひゃあああぁぁううぅうっ!?か、体があぁぁっっっ!!あ、熱いっ!?アあぁつウぅぅゥウウギュルゥゲニャアアアルゥッッッ!?」
彼女は混濁する意識と自由にならない上半身、凄まじい快感に翻弄されつつも、
なんとか部屋に立て掛けてある姿見の方に顔と身体を向けた。
そこに映し出されたのは、グニュグニュと淫らかつ不気味に蠢く彼女の肉体であり、
驚きに満ちた表情で姿見を見つめる彼女の顔であった。
「わ、私の体あああぁぁぁっっ!?蠢いてる、うゴルウゥァアアアアゥゥーーッッッ!?
い、嫌・・・!そんなnニュガブルルルラゥヴヴアアァッッ!?そんなnフリュガアアァァァウウッッッ!?
い、いやあああああああああああああぁぁぁぁァァァルルァァアアアアルルアアァーーウウゥゥーーァァァッ!!!!?」
そして、遂にゼリーによる全身の侵食が完了した。
部屋の中には、絶世の美貌を持つ女性が一人、ベッドの中で上半身を起こし、口をあんぐりと開いたまま恍惚とした表情をしている。
彼女は意識こそ失っているものの、彼女の虚ろに開かれた目は、
部屋のすみにある姿見の中に映る、体中を淫らに痙攣させグニュグニュと妖艶に波うたせつつ
ベッドの上から上半身を起こし、虚ろな表情で呆然と佇んでいる絶世の美女を映しだしていた。
うにゅん・・・うにゅん・・・ビクッ・・・ビクッ・・・
彼女は自らの身体を蠱惑的に震わせつつ、しかしまるで人形か銅像のように止まっている。
理沙は、その様子を呆然としながら眺めていた。
(なにこれ・・・私もこんな感じだったわけ!?私は、意識は保っていたけれど・・・)
しばらくして、突然彼女の瞳に光が戻った。
931 どせいさん ◆Hz4Oy6s2Nw 2012/01/23(月) 15:16:24.74 ID:LqkYu1mm
意識を取り戻した美女は、うう~ん、と全身で背伸びをし、その肢体を震わせた。
豊かな乳房がぶるん、と揺れ、水晶かエメラルドのような青い髪が、星の明かりによって輝く。
彼女は悶えているときに乱れた自らの髪を片手で梳きながら、自分自身の体をじろじろと眺めている。
もう片方の手で自らの頬や、鼻やうなじを撫でまわし、自らの顔立ちを確かめているようだ。
「うふふふ・・・・情報通りね。これまでで最も美しいカラダ。」
彼女は美しい肢体をじっくりと撫でまわしながら、妖艶かつ、不気味に微笑んでいる。
その様子からは、先程ベッドの上で苦しんでいた跡はまるで見られない。
首筋から乳房に、そして引き締まったウエストにかけて美しい指を這わせながら、
猫のようにしなやかな身のこなしでベッドから降りると、
そのカラダに纏わり付き、その肢体を隠す布を一つ一つ剥ぎ取っていく。
絹のような素材でできた真っ白なネグリジェを脱ぎ、フリルの付いた下着を脱いで、
生まれたままの姿で姿見の前にその美しい肢体を映し出す。
まるで絹のような美しい肌、髪の色と同じ青い瞳、そして何より絶世の美貌とプロポーション。
彼女は自らの乳房をその美しい指で弄びながら、姿見の前で様々なポーズをとっていた。
「何人かに取りついてみたけれど、この種族、美しい分、他のヒューマノイドタイプ程の資質は持っていないわねえ・・・。」
万人がうらやましがりそうな美しい肉体を手に入れたに関わらずゼリー状の生命体は不満げである。
(資質?確か、私にとりついた時も、資質がどうとかって言ってたわよね?)
「高い身分と絶世の美貌を持つというのは、んふっ、確かだけれど、能力的には今一つね。
ちょっとした精神波能力は使えるみたいだけど、んっ、これも特筆すべきレベルじゃないし。」
彼女は片手で自らの女性器を指で弄び、もう片方の手でその髪をときながら、
今後の予定について考えている様子である。
「あんっ、絶世の美貌というのは紛れもないから、んふっ、遺伝情報は頂いておきましょうか。」
彼女はそういうと、自らの喉に手を当ててマッサージし始めた。
すると、彼女の喉がグニュグニュと蠢いた後、まるで鳥か蚊が鳴くような奇妙な歌が喉から流れ出てきた。
そうしてしばらくすると、開け放してある窓から謎のボール状の物体がふわふわと侵入してきた。
(え?これ、テントの中にいつの間にか転がってたやつじゃ・・・)
彼女は爪で自らの腕に傷を付けると、その血をボールの上におとしはじめた。
すると、ボールの中にその血が吸い込まれていった。
「もう十分ですね。一旦下がりなさい。」
しばらく血を吸わせた後、そういいつつ追い払うような仕草をすると、ボールは外に出て行った。
「んふっ・・・お楽しみは明日ですから・・・それまでは、この人に身体をお返ししましょうか。ウフフフ・・・」
彼女は楽し気に笑いながら下着とネグリジェを着用した後、一瞬眠りに就くように目を閉じた。
そして、直後ハッとした様子で目を開いた。
その表情からは妖艶さと不気味な微笑みは消え、周囲の状況に困惑している様子である。
「あら?わたくし、どうしてこんなにベッドの上を滅茶苦茶に・・・?
何か悪い夢を見て、うなされていたようn、・・・すぅ・・・すぅ・・・」
彼女には、自分の身に何が起こったのかについての記憶がないようであった。
そして、突然糸の切れたように深い眠りについた。
そして突然、再び場面は姉妹が向かい合っているところに戻った。
(こ、これは・・・さっきの場面の後!?)
先ほどの女性と、その妹らしき女性が、先程の部屋の中で体を重ねている。
正確には、姉は全裸になり全身を蠢かせつつ、呆然としている妹を押し倒している。
そうして、服を脱がされた妹の乳房を揉み始めた。
「ひゃんっ!!お姉さま、やめて下さい!ど、どうなされ、あはぁっ!」
「わ、わからないのぉっ・・・んんうっ!!あ、頭がっ、勝手に、淫らに動いて、
わたくしがっ、わたくしじゃないみたいなのっ!」
「そ、それはっ、どういう、ううっ・・・!お、お姉さま、お姉さまの中で、何がっ!?何gんぷうっ!!」
姉は妹の肉体の上に乗り、唇を、乳房を、女性器を重ね始めた。
「んっ・・!んむうっ・・・!?むぐうっ・・・!?んん~~っ!!!むむうーーーっ!!!」
「んふっ・・・ううんっ・・んむうっ・・・!んうううっ・・・」
姉は全身を積極的に擦り付け、かつ皮膚の扇動を利用して巧みに妹の快感を引き出す。
妹は必死にもがいているが、抜け出す事が出来ない。
ご意見、ありがとうございます。
ご指摘がありましたので、少しセリフの表記を変えてみました。
それでは本編です。
来訪者たち」第六話
理沙(謎の生物)は、蠱惑的で小ばかにした表情を浮かべている。
「どうしたの?ひょっとして、これを飲みたいのかしらぁ?」
「な、何言ってるの!?そんな訳ないでしょっ!?馬鹿にしないでよ!」
「あら、かわいげが無いわね。だったらこっちにも、ちょっとだけ考えがあるわ。」
理沙(謎の生物)がそう言うと、再び理沙の乳房が、体全体がグニュグニュと激しく蠢き始めた。
しばらくすると、強烈に淫らな匂いが、テントの中に充満し始める。
謎の生物は理沙の体を改造し、理沙の母乳や汗などといった体液に、大量のフェロモンや媚薬、麻薬成分を含ませていった。
その臭いは、理沙の人格が宿っており謎の生物と一体化している、一郎の脳細胞を惑わせるのに十分な量であった。
「はあっ・・・ううっ・・・何!?体が・・・熱い・・・!」
「あらあら、そろそろ体が反応してきたみたいねえ?どう?飲みたくなってきたでしょ~う?」
「馬鹿言わないでちょうだいっ!ど、どうして、自分自身の、しかも化け物の入ったおっぱいなんてっ・・・」
しかし、拒絶する言葉とは裏腹に、一郎(理沙)の目はだんだんと虚ろになっていく。
「おっぱい・・・なんてっ・・・あ、甘い匂い・・・おいしそ・・・えっ!?」
「うふふっ、もうすぐのようね。ほおら、おっきなおっぱいはすぐここですよお~」
一郎(理沙)の体は、もうすでにただの野獣と化していた。
理沙の意識が宿っている事など、おかまいなしに性欲は暴れまわる。
「ううっ!な、何か、おちんちん、痛いっ!どんどんでっかくなるっ!」
引き抜かれた後少し小さくなっていた巨大な男根は、その改造された真の姿を再び取り戻しつつあった。
「あっ・・・熱いっ・・・変な感じがする・・・!体の奥から、何かが込み上げてくるっっ!!」
理沙(謎の生物)はだんだんと理性を失っていく一郎(理沙)を面白そうにからかっている。
二人の記憶から読み取った扇情的なポーズをとり、乳房をプルンッ、プルンッと手で揺らす。
同時にグニュン、グニュンと波打たせ、胸板の上で巨大な乳房を跳ね回らせた。
アグレッシブに動く乳房は、一郎(理沙)に大量の母乳をふりかけていた。
その中には、人間の男性の理性を奪うシロモノが大量に入っている。
一郎の肉体に宿る、理沙の理性はもう限界だった。
「だめ、そんな、さっき、私、『おいしそう』なんて、おいしそ、う、うん。いいよね、自分のおっぱいなんだし」
「あらあら、改造で性欲と快感を高めてあるとはいえ、そいつの体だとそんなものなのね。ハッキリした。やっぱりこの体が優秀なのね。」
一郎(理沙)はのろのろと波うつ巨大な乳房に近づき、恍惚とした表情で乳首を口に含んだ。
「くすくす、あなた自身のおっぱい、たーんと召し上がれ。」
「わ、私のおっぱい、ものすっごく甘あ~い・・・体中、ふわふわしちゃうのぉ~っ・・・もっと、もっとちょうだぁ~い・・」
一郎(理沙)は恍惚とした表情で、理沙の体の乳房から出る母乳を貪っている。
かつて自分のものであった乳房を揉み、更なる母乳を要求する。
一方理沙(謎の生物)も、自身の宿った肉体から提供される性的刺激を貪っていた。
「ひゃん♪やはり、この体、あっ!今までのどの改造体よりっ、やんっ♪イイっ!決まりっ!仕上げをっ、しちゃうかっ!」
「お、おいし・・・し・・・しあげ・・・?今、なんか・・・仕上げって・・・」
「もうちょっとこの子をからかっていたいけど、まあ完了後にじっくり遊べるし、良いよね♪一旦、終わりっ!ゴボガボッ!・・・・・」
「お、終わり・・・って、何・・・?もっと、おっぱゲボッ!!ウグルゲボッ・・・・・」
二人の体は、突如同時にビクンビクンと発作のようなものを起こし、ほんの数秒でそれは終わった。
発作は終わったが、二人とも意識を失った様子でぐったりとしている。
751 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/23(水) 15:05:28.66 ID:EBdQrBD0
数分後、理沙がビクン!と体を動かし始めた。
発作の直前までの淫靡な表情とは異なり、驚きに満ちた表情で狼狽えている。
「え・・・何!?わ、私、自分の体に戻っ・・・」
理沙がそうつぶやいた瞬間、何やら胸のあたりでもごもごという声が聞こえた。
一郎が、巨大化させられた理沙の乳房に顔をうずめたまま何か言っているのだ。
「そうだ・・・そういえば私、自分で自分のおっぱいにむしゃぶりついて、母乳を貪って・・・もう!なんで私あんな事を・・・」
理沙は、自分の豊満な胸を見つめた。母乳まみれの乳房はムニュムニュとひとりでに動き、母乳のしずくがその先端からぽたり、ぽたりと落ちている。
波打つ乳房の動きは、まるで一郎の頭をマッサージしているようだ、と理沙は思った。
(わ、私の体、今すごくエッチな状態じゃない・・・)
一郎は、未だに胸の中でぶつぶつと何かを呟いている。
(一郎?それともあ、あいつなの・・・?)
「もう、どっちにしてもなんでおっぱいに顔突っ込んだままなのよっ!!」
理沙は、目の前にいるのが誰なのかという恐怖に怯えつつも、精一杯強がる事にした。
(突っ込ませたのは、元はといえば私なんだけど・・・でもそんな事よりっ!)
理沙は、一郎の髪の毛を掴み、引きはがそうとする。一郎は片手を振り上げたが、それ以外の動きは見せなかった。
(あれ?今一郎が動いた!?それに、なんか今一瞬鈍い痛みのようなものが・・・)
理沙は目の前で起こりつつある新たな事態に少しだけ気づきつつも、かまわず一郎を引き剥がすことにした。
大声で彼を叱りつけながら。
「「そろそろ離れなさいよっ!」」
えっ!?今、一郎も叫んだ?)
理沙は、一郎が全く同じタイミングで、同じ言葉を叫んだのに驚いたが、直後腹を立てた。
(意識があるくせに、人のおっぱいに顔をうずめてたのはそっちでしょうがっ!!)
「「あんたがそれを言う!?スケベなのはそっちでしょっ!?」」
(ええっ!!?また、全く同じことを、しかも同時に言った!?)
理沙は一瞬、一郎が自分をからかっているように思えたが、すぐにそうではない事に気づいた。
(今の一郎の声、私と全く同時に出していた!読唇術や声マネじゃないし・・・)
一郎と理沙は互いに愛し合っていた。
だが、理沙が「一郎の事なら何でも分かる」と感じて豪語しているのに対し、一郎はまだその域に達しているとは言えなかった。
だからこそ今の現象は、全く説明がつくものではない、と理沙は思った。
(い、いったいどういう事なの・・・?)
752 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/23(水) 16:03:15.36 ID:EBdQrBD0
理沙が不安に感じていると、突然頭の中から声が聞こえた。
(どうかね?ご気分は。なかなか快適なお目覚めだっただろう?)
一郎とも自分とも異なる、奇妙な声。
青年とも女性ともつかぬ、それでいて自分よりも年上ではないかと思える声。
初めて聞く声だったが、理沙には誰の声か明らかだった。
「「あ、あんたね!?あたしたちの体を操ってた、ゼリーの化け物!!」」
(ゼリーの化け物とは心外だね。私にはちゃあんと「キーバル」という名前があるのだよ。)
「「キーだかなんだか知らないけど、もうこんな事は止めなさいよっ!!」」
(そうはいかない。)
「「じ、じゃあ、なんでいま私たちはこんな状態なのよっ!?」」
理沙が動揺しながら尋ねると、キーバルと名乗る生物は事もなげに答えた。
(ああ、それなら簡単な話だ。今は「最終調整中」なのでね。)
「最終調整」という言葉に、理沙は当然のごとく動揺した。
「「最終調整??な、何を調整するっていうのよ!?もし、私たちの体に何かしようっていうのなら・・・」」」
(まあ、そういう訳で、さっきのように君たちをからかっているわけにはいかないのだよ。)
「「か、からかうですって!?人の体を散々もてあそんでおいて!!」
(そうかね?ずいぶんとご立腹のようだが、君も恋人の体でずいぶんと快楽を貪っていたじゃあないか?)
「「そ、それは・・・それはあ、あんたが仕組んだからっ・・・!!」」
(楽しんでいたのは事実だろう?)
「「そっ・・・それは・・・」」
(ま、そういう訳で、最終調整が終わるまでの間、一人で二人分の快楽を楽しんでおいてくれたまえ)
「「冗談じゃない!早く一郎を起こして、あんたを追い出してやるんだから!!」」
(そうはいくかな?それに、そろそろ君の恋人の感覚が君に流れ込んでくる頃のはずだぞ・・・)
「「え?いっ、一郎の感覚??」」
理沙は、キーバルが一体何を言っているのか、その意味を測りかねた。
感覚が流れ込んでくる?
彼女はその言葉の意味を、直後に知ることとなった。
「「な、何っ!?目の前に私がいる!?私、また一郎に・・・なっている訳じゃない!わたしはちゃんと、自分の体を動かしてるし・・・」」
自分がちゃんと自分の体を動かしている。
それにもかかわらず、一郎の目が自分の体を見つめているビジョンが、頭の中に流れ込んでくるのだ。
「「わ、私、自分で自分と見つめあってる・・・」」
それだけではなかった。
音が、においが、手足の感触が、全て流れ込んでくる!!
「「こ、声が同時に聞こえる・・・自分でしゃべってるのと人が聞くのとで、感じが違うのが体感できる・・・」」
しかし、彼女には素朴に驚いている時間などほとんど無かったと言っていいだろう。
一郎と「におい」の感覚を共有する事で、理沙の体液からあふれ出る淫靡なにおいも二倍感じる事になってしまったのだ。
あまい母乳のにおいが、ほんの数十分前の彼女の記憶を呼び覚ます。
「「こ、この甘ったるいにおい、自分の体だと濃すぎて気持ち悪い・・・!!」」同性に対しても幻惑効果がないわけではないようだが、異性に対してよりは効果が薄いようである。
「「こんなので私は興奮してたの!?我ながらなんて情けない・・・!!」」
しかし、さらに感覚共有が進むにつれて、一郎の性欲が理沙の中に流れ込んでくると、そうも言えなくなっていく。
「「おかしいわ、なんかすごく頭がボーっとしてくる感じが・・・私、いったい・・・ミルク、甘そう・・・とろけそう・・・」」
(簡単な話だ。君は彼の本能部分から生じる感覚も共有し始めているのだよ。)
「「だ、だからなのね・・・さっきまで気持ち悪く感じてたにおいなのに、今はとってもいいにおい・・・って、ダメダメっ!!理性を保たないと・・・!」」
しかし、二人分の性欲を感じるようになっては、彼女の理性が吹き飛ぶのも時間の問題だった。
763 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/25(金) 14:48:49.75 ID:DpP9VwkI
「「ダメよ、これじゃさっきの二のま・・・でも、まろやかでやさしくって、心が、頭がとろけるような・・・」」
(ふむ、もう堕ちるのかな??)
二人の体内で「最終調整」を行うキーバルは、彼女の体内からこの遊戯の顛末をじっと見つめていた。
勝手に遊んでおきたまえよ。
そう言いつつも、実際には彼女が堕ちるか否かに注目していたのだ。
どの位の快楽で、彼女の精神は欲求に屈するのだろうか?
キーバルにとってそれは、この体を測るという意味でも嗜虐的興味という意味でも、重要であった。
「「おいし・・・そ、う・・・。たまらない・・・ダ、メ・・・・」」
飲みたい。でも、自分は女だ。自分自身の体だ。
でも、おいしかったなあ・・・
もういちど、とろけたいなあ。
とろけちゃえ。
「「もう、我慢できないっ!!飲みたいっ!!ミルクっ!飲みたああぁいっ!!!」」
理沙の精神が限界に達する。
これまでに体験したことのない欲求に、心が抗えなかったのである。
(期待しすぎていたのだろうか?)
キーバルは、やや失望気味の様子である。
今までの体の中で、総合的なポテンシャルが最も大きいのは間違いない。
しかし、想像していた程のものではないようだ。
彼はややガッカリしつつも、損をしたわけではないのだと自分に言い聞かせながら、「最終調整」を続けた。
一方快楽に堕ちた理沙は、自らの乳房に対して苛立っていた。
もはや巨大となった彼女の乳房は、彼女自身の口元になかなか向いてくれない。
「「なんでよ・・・あいつが操ってる時は、簡単に口元に持って行けていたのにっ!!」
キーバルが乳房を自由自在に動かせたのは、乳房の内部構造を融合によって変化させたからである。
宿主たる理沙には、変化した乳房を操作する権限までは与えられていなかった。
「「一郎、吸って・・・私のおっぱいを、吸ってっ!!吸ってよおおっ!!」」
理沙は、半ばメスの獣と化していると言って良かった
理沙は胸を持ち上げ、揉みしだき、グイッと一郎に向けて突き出す。
しかし彼女は直後、大きな落胆に襲われた。
彼女の眼の前には、何もない虚空をマッサージしながら、平らな胸板を突き出す一郎の姿があるだけであった。
肉体の挙動が完全にシンクロしているためである。
ならばと一郎の頭をつかみ、自分の胸元に引き寄せようとする。
ところが、身長差のある一郎も全く同じ行動をとるため、
理沙は、一郎の体に慰めてもらう事を、いったんあきらめた。
ようやくのろのろと自分の頭のほうを乳房に近づける。
乳首に吸い付き、自らの母乳をまるで赤子のように飲み始めた。
「「ふゃんっ!!ほっぱい、イイっ!!ごくっ、ごくっ・・・ひゃほはぁっ!!」」
自分の乳首を刺激し、そこから流れ出る母乳を貪る。
「ひゃふっ!!んぐっ・・・んぐっ・・・ひうっ!!」」
自分の乳房を自分で咥え、もう片方の乳房を手でまさぐる。
「「ふうっっ!!ひはっ(来たっ)!!んぐっ・・・ごくっ・・・はあぁっっ!!うあぁっっ!!」」
「「ヒっひゃう(イっちゃう)!!ヒっひゃうひょっ!!ヒフぅぅうっっっ(イクぅぅうっっっ)!!!んうううっっっ!!!」」
彼女は自らの乳房を弄びつつ、絶頂を迎えた。
傍らで、一郎も同じようにヒクヒクと体を震わせている。
(この程度の喘ぎ声なら、制御する必要はないか)
キーバルは冷徹に、その様子を見つめていた。
772 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/11/28(月) 15:53:37.10 ID:pyeM8RlU
「「はあっ・・・はぁっ・・・・」」
テントの中に、二人の荒い息遣いが響く。
しかし、絶頂を無迎えこそしたものの、理沙の顔は何か物足りそうである。
数分前の一郎のような、恍惚としたものではなかった。
「「ん・・・っ!ダメ・・・女の舌ひゃ・・・鼻じゃ興奮できないっ!!あんっ!ミルクの良さを感じきれないっ!!」」
自らの体を弄りつつ、不満を漏らしている。
理沙の理性を奪ったのは、感覚を共有している一郎の感覚である。
しかし、母乳の味やにおいを現在直接受容しているのは、理沙の体なのだ。
心のただれるような快楽にすっかり溺れてしまった彼女にとって、現状には不満しか感じられなかった。
それならばと、一郎の舌で己の乳房や母乳を舐めようとするものの、身体の動きがシンクロしているせいで、上手くいかない。
先ほどのような事態を何回か繰り返し、理沙はそれを断念せざるを得なかった。
実は、一郎の身体を仰向けに寝かせる等簡単な解決法はあるのだが、快楽に溺れた理沙は気付かないようだ。
いったいどうすればいいのかしら。
快楽に固執し、ふと、理沙はあることに考えをめぐらせた。
自分に流れ込んでくる一郎の快感、それはどこに来るのだろうか?
どこからか、ペニスや頭部からの感覚や快楽は、いったいどこから来るのだろうか?
理沙はそれを、無意識のうちに辿り始めていた。
実際にはこれは、キーバルの感覚を追いかける行為であった。
理沙が快感を感覚で追いかけるうち、ふっと彼女の意識は遠のいた。
「・・・?何か変な感じ・・・まるで自分が人間じゃないような・・・」
その時、理沙の頭の中に、突然ビジョンが浮かんできた。
宮殿か何かと思われる豪華な部屋の中に、女性が二人いるようだ。
その中で自分は、青い長髪の、ドレスを着た女性となっていた。
そして、同じ髪の色をして、ドレスを着ている美女を組み敷いていた。
長い耳、白い肌、体に浮かび上がる文様・・・
どれも彼女たちが地球の人間ではないことを示していた。
組み敷かれた美女「やめてっ!姉さま、やめてよっ!いったいどうしたのっ!?」
どうやらこの二人は姉妹のようだ。
何、これ・・・宇宙人!?どうして、喧嘩してるの!?
理沙には一瞬何が何やらわからなかった。
その時、自分の口がひとりでに動き出した。
姉「わからないっ!!私、急に体が蠢きだして、熱くて熱くてたまらなくてっ!ああんっ!」
姉の方は、妹を組み敷きつつも、自身も苦しそうな表情をしている。
彼女は、いきなり真っ赤な顔をしながら喘ぎだした。
まるでひとりでに性的刺激をうけているようである。
妹「お姉さまっ!!正気に戻ってっ!あんっ!」
姉は手を妹の乳房に伸ばし、乱暴に揉みしだいている。
「ひゃんっ!お姉さま、やめてくださいっ!ひゃああっっ!!」
「わ、私、どうしてこんな事、してるのか、あうっ!!わからないけど、止まらないっ!!」
姉はとうとう、妹のドレスを脱がせてカーテンでしばりつけ、自分も一糸まとわぬ姿となった。
「熱いっ!もう、だめっ!!どうしてっ!?私、目が覚めたらっ、こんなっ!あぁっ!」
「えっ?お、お姉さま、目が、覚めたら・・・ですか?」
「ええっ!ひゃうぅっ!!そうっ!目が、覚めたらっ!体が、蠢いてっ!!」
その時、姉の体の表面が、乳房が、ぐにゅぐにゅと波打った。
「ああうぅっっ!!ウリュヴルゥッッ!!あはぁぅぅっ・・!!」
「お、お姉さまっ!?それは、いったい・・・」
「分からないっ・・・!でもっ!あなたと、ふしだらなことっ!!したいのぉぉっ!!」
私たちと同じだ、とビジョンを見ている理沙は思った。
801 こんなの考えてみた ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/12/04(日) 23:52:43.05 ID:hUizT6oe
何やらパンツをはいておられない人がおられるようなので(笑)、急遽久しぶりに
続きをば投稿いたします。
謎の生物に侵された女性の体はどんどんと浸食が進んでいく。
下半身が完全に支配され、内臓、胸、両腕と、ビクン、ビクンという蠢きと痙攣はどんどん広がっていく。
もし彼女を側で観察している人間がいて、彼女のベッドの掛け布団をはぎ取ったならば、
薄手の絹のネグリジェ越しに、大きな乳房や美しい背中がグニュン、グニュン!と妖艶にうねっており、
彼女の四肢がベッドの上でビクン、ビクン、と煽情的に跳ねている光景を見られたはずである。
「んんっ・・・う~ん・・・うぅ~??」
しかし彼女は若干の寝苦しさしか感じていないようである。
暢気なものだ、と理沙は思った。
もっとも、セックスにうつつを抜かしてこうなった自分には人の事は言えないのだが。
そうしている間にも、侵食は進み、彼女の美しいうなじや首が、グニグニと蠢いていた。
そしてとうとう、「理沙」は彼女の脳に到達した。
理沙の場合と異なり、彼女の脳に対する侵食は極ゆっくりと慎重に行われた。
それに伴い、それまですやすやと寝息を立てていた彼女は、少しうなされ始めているようだ。
「んっ・・・うううぅん・・・!んううんんぅぅ・・・!?」
彼女の目こそ覚めるわけではないが、表情は苦しそうなものに変化している。
手足を動かし、苦しげにベッドの上でもがき始めたようだ。
「んうぅ・・・?んっ、うにゅうううぅぅ!?ウブルッ・・・!?すぅ・・・すっ、ううんっ!?」
彼女は顔をベッドの上で何度もふり、眠ったまま必死に何かから逃れようともがいている。
ついに寝相が乱暴なものとなり、被っていた毛布が剥がれ、彼女の身体全体が現れた。
薄手のネグリジェはその美しい肢体に合うようにオーダーメイドされた品物であったが、
彼女の日々向上していく肢体の美しさにはすでに合わなくなっており、
彼女のボディ・ラインをくっきりと浮かび上がらせていた。
「う、ううう~ん・・・?くぅ・・・くぅ・・・くうぅぅんうぅっっ!?んうううぅぅんっっっ・・・!?」
ネグリジェのボタンが幾つか独りでに外れ、彼女の美しい背中の一部とウエストが露となる。
まるで一流の芸術家の仕上げた彫像のようなそれは、なまめかしく動きながら、
ウエストはその中に赤子を宿していないにも関わらず、時々妖艶にグニャグニャと波うつ。
ネグリジェの袖が捲れ、彼女の細くて美しい腕と足がその姿を表す。
繊細かつ白金のような美しさを持ったそれらは、まるで入れ物の中で揺れる、最高級のミルクのように蠢いている。
「うううッ・・・ウウゥンンン!?あっ・・・あぁんっ・・・!?すぅっ!すぅっ・・・!う、うううヴぁぁぁゥゥルぅぅ!?・・・あっ、あううぅっっ・・・、うう~ん・・・?」
既に脳の大部分を侵食され、苦しそうに呻きながらベッドの上で七転八倒している女性だが、なかなか目を覚まさない。
その彼女を体内から眺めていて、理沙はあることに気づいた。
(そうか・・・。起きないんじゃない、この人、起きられないようにされてるのね。)
彼女に侵入したゼリーは、この宇宙人種の頭脳の仕組みを既に何らかの方法で知っていたのだろう。
彼女の意識は、半ば無理矢理封じ込められ、身体は強制的に睡眠状態を保っている。
とはいえ、理沙がもし大学で脳科学を学んでいたとしても、これにすぐに気づいたかは微妙である。
同じヒューマノイドタイプの宇宙人であり赤い血は流れていても、体内器官は地球人とはまるで違う。
(肺や胃腸とかは似てるけど、他は地球人とはほとんど別物よね・・・)
当初はこの第6話から話を動かすつもりでしたが、
いろいろあって次の第7話からになります。因みに第6話も、もう少し続きます。
833 どせいさん ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/12/25(日) 15:21:38.93 ID:SwFHFTAx
しばらくそのような状態が続いた後、ゼリーはこれまでの慎重さをかなぐり捨て、一気に仕上げに入った。
「ングッ!?ンンゥッ!?な、何ですのっ!?と、突然、ウゥルッ!?頭が、かきまミュルウッッぜられるルルルゥルようなっ!?」
彼女の意識も覚醒し、ベッドの上で苦しそうな様子でのたうち回っている。
「ンウウグボルゥゥッッ!?わっ・・!?私っ!どうnンゥゥッ!?ングウウゥゥゥッッ!?どうして、誰も、こnヴヴルウゥゥッッ!?」
どうして、高貴な身分と思しき女性が苦しんでいるのに、この寝室には誰も来ないのか。
実際にはとても簡単なことであった。
この部屋の外で、この女性の身を守る為に待機している筈の女たちは、皆眠っていた。
この女性の頭脳に侵食するときに用いた細工と同じものを、部屋を守っている女達に施し、
交代の刻限が来る前に侵食を行ったのだ。
ゼリーがその気になれば、最後まで宿主を起こす事無く侵食を完了させる事も可能であった。
しかし、侵食に取り掛かっている最中に時間が足りなくなる恐れが生じたのである。
理沙が見ることが出来るのはゼリーの五感だけであり、その思考までリーディングや共有ができる訳では無かった。
「か、体があああぁぁぁっっ!?ウウゥルゴボルウゥゥッッ!?熱いぃっ!?あ、アアラウルゴアァゥゥッッ!?」
彼女はまるでばねじかけの人形のように、ベッドから弾けるように上半身を起こした。
彼女の体が侵食されていく過程で肉体に与えられ続けた快感が、
意識を取り戻した彼女に向けて一斉に襲いかかったのである。
ムニュン・・・ムニュン・・・グチュ・・・クチュ・・・
体中を襲う痙攣と蠢きは、彼女の身体中の性感帯を独りでに、継続的に刺激し続ける。
「ひゃあああぁぁううぅうっ!?か、体があぁぁっっっ!!あ、熱いっ!?アあぁつウぅぅゥウウギュルゥゲニャアアアルゥッッッ!?」
彼女は混濁する意識と自由にならない上半身、凄まじい快感に翻弄されつつも、
なんとか部屋に立て掛けてある姿見の方に顔と身体を向けた。
そこに映し出されたのは、グニュグニュと淫らかつ不気味に蠢く彼女の肉体であり、
驚きに満ちた表情で姿見を見つめる彼女の顔であった。
「わ、私の体あああぁぁぁっっ!?蠢いてる、うゴルウゥァアアアアゥゥーーッッッ!?
い、嫌・・・!そんなnニュガブルルルラゥヴヴアアァッッ!?そんなnフリュガアアァァァウウッッッ!?
い、いやあああああああああああああぁぁぁぁァァァルルァァアアアアルルアアァーーウウゥゥーーァァァッ!!!!?」
そして、遂にゼリーによる全身の侵食が完了した。
部屋の中には、絶世の美貌を持つ女性が一人、ベッドの中で上半身を起こし、口をあんぐりと開いたまま恍惚とした表情をしている。
彼女は意識こそ失っているものの、彼女の虚ろに開かれた目は、
部屋のすみにある姿見の中に映る、体中を淫らに痙攣させグニュグニュと妖艶に波うたせつつ
ベッドの上から上半身を起こし、虚ろな表情で呆然と佇んでいる絶世の美女を映しだしていた。
うにゅん・・・うにゅん・・・ビクッ・・・ビクッ・・・
彼女は自らの身体を蠱惑的に震わせつつ、しかしまるで人形か銅像のように止まっている。
理沙は、その様子を呆然としながら眺めていた。
(なにこれ・・・私もこんな感じだったわけ!?私は、意識は保っていたけれど・・・)
しばらくして、突然彼女の瞳に光が戻った。
834 どせいさん ◆Hz4Oy6s2Nw 2011/12/25(日) 15:21:55.05 ID:SwFHFTAx
しばらくそのような状態が続いた後、ゼリーはこれまでの慎重さをかなぐり捨て、一気に仕上げに入った。
「ングッ!?ンンゥッ!?な、何ですのっ!?と、突然、ウゥルッ!?頭が、かきまミュルウッッぜられるルルルゥルようなっ!?」
彼女の意識も覚醒し、ベッドの上で苦しそうな様子でのたうち回っている。
「ンウウグボルゥゥッッ!?わっ・・!?私っ!どうnンゥゥッ!?ングウウゥゥゥッッ!?どうして、誰も、こnヴヴルウゥゥッッ!?」
どうして、高貴な身分と思しき女性が苦しんでいるのに、この寝室には誰も来ないのか。
実際にはとても簡単なことであった。
この部屋の外で、この女性の身を守る為に待機している筈の女たちは、皆眠っていた。
この女性の頭脳に侵食するときに用いた細工と同じものを、部屋を守っている女達に施し、
交代の刻限が来る前に侵食を行ったのだ。
ゼリーがその気になれば、最後まで宿主を起こす事無く侵食を完了させる事も可能であった。
しかし、侵食に取り掛かっている最中に時間が足りなくなる恐れが生じたのである。
理沙が見ることが出来るのはゼリーの五感だけであり、その思考までリーディングや共有ができる訳では無かった。
「か、体があああぁぁぁっっ!?ウウゥルゴボルウゥゥッッ!?熱いぃっ!?あ、アアラウルゴアァゥゥッッ!?」
彼女はまるでばねじかけの人形のように、ベッドから弾けるように上半身を起こした。
彼女の体が侵食されていく過程で肉体に与えられ続けた快感が、
意識を取り戻した彼女に向けて一斉に襲いかかったのである。
ムニュン・・・ムニュン・・・グチュ・・・クチュ・・・
体中を襲う痙攣と蠢きは、彼女の身体中の性感帯を独りでに、継続的に刺激し続ける。
「ひゃあああぁぁううぅうっ!?か、体があぁぁっっっ!!あ、熱いっ!?アあぁつウぅぅゥウウギュルゥゲニャアアアルゥッッッ!?」
彼女は混濁する意識と自由にならない上半身、凄まじい快感に翻弄されつつも、
なんとか部屋に立て掛けてある姿見の方に顔と身体を向けた。
そこに映し出されたのは、グニュグニュと淫らかつ不気味に蠢く彼女の肉体であり、
驚きに満ちた表情で姿見を見つめる彼女の顔であった。
「わ、私の体あああぁぁぁっっ!?蠢いてる、うゴルウゥァアアアアゥゥーーッッッ!?
い、嫌・・・!そんなnニュガブルルルラゥヴヴアアァッッ!?そんなnフリュガアアァァァウウッッッ!?
い、いやあああああああああああああぁぁぁぁァァァルルァァアアアアルルアアァーーウウゥゥーーァァァッ!!!!?」
そして、遂にゼリーによる全身の侵食が完了した。
部屋の中には、絶世の美貌を持つ女性が一人、ベッドの中で上半身を起こし、口をあんぐりと開いたまま恍惚とした表情をしている。
彼女は意識こそ失っているものの、彼女の虚ろに開かれた目は、
部屋のすみにある姿見の中に映る、体中を淫らに痙攣させグニュグニュと妖艶に波うたせつつ
ベッドの上から上半身を起こし、虚ろな表情で呆然と佇んでいる絶世の美女を映しだしていた。
うにゅん・・・うにゅん・・・ビクッ・・・ビクッ・・・
彼女は自らの身体を蠱惑的に震わせつつ、しかしまるで人形か銅像のように止まっている。
理沙は、その様子を呆然としながら眺めていた。
(なにこれ・・・私もこんな感じだったわけ!?私は、意識は保っていたけれど・・・)
しばらくして、突然彼女の瞳に光が戻った。
931 どせいさん ◆Hz4Oy6s2Nw 2012/01/23(月) 15:16:24.74 ID:LqkYu1mm
意識を取り戻した美女は、うう~ん、と全身で背伸びをし、その肢体を震わせた。
豊かな乳房がぶるん、と揺れ、水晶かエメラルドのような青い髪が、星の明かりによって輝く。
彼女は悶えているときに乱れた自らの髪を片手で梳きながら、自分自身の体をじろじろと眺めている。
もう片方の手で自らの頬や、鼻やうなじを撫でまわし、自らの顔立ちを確かめているようだ。
「うふふふ・・・・情報通りね。これまでで最も美しいカラダ。」
彼女は美しい肢体をじっくりと撫でまわしながら、妖艶かつ、不気味に微笑んでいる。
その様子からは、先程ベッドの上で苦しんでいた跡はまるで見られない。
首筋から乳房に、そして引き締まったウエストにかけて美しい指を這わせながら、
猫のようにしなやかな身のこなしでベッドから降りると、
そのカラダに纏わり付き、その肢体を隠す布を一つ一つ剥ぎ取っていく。
絹のような素材でできた真っ白なネグリジェを脱ぎ、フリルの付いた下着を脱いで、
生まれたままの姿で姿見の前にその美しい肢体を映し出す。
まるで絹のような美しい肌、髪の色と同じ青い瞳、そして何より絶世の美貌とプロポーション。
彼女は自らの乳房をその美しい指で弄びながら、姿見の前で様々なポーズをとっていた。
「何人かに取りついてみたけれど、この種族、美しい分、他のヒューマノイドタイプ程の資質は持っていないわねえ・・・。」
万人がうらやましがりそうな美しい肉体を手に入れたに関わらずゼリー状の生命体は不満げである。
(資質?確か、私にとりついた時も、資質がどうとかって言ってたわよね?)
「高い身分と絶世の美貌を持つというのは、んふっ、確かだけれど、能力的には今一つね。
ちょっとした精神波能力は使えるみたいだけど、んっ、これも特筆すべきレベルじゃないし。」
彼女は片手で自らの女性器を指で弄び、もう片方の手でその髪をときながら、
今後の予定について考えている様子である。
「あんっ、絶世の美貌というのは紛れもないから、んふっ、遺伝情報は頂いておきましょうか。」
彼女はそういうと、自らの喉に手を当ててマッサージし始めた。
すると、彼女の喉がグニュグニュと蠢いた後、まるで鳥か蚊が鳴くような奇妙な歌が喉から流れ出てきた。
そうしてしばらくすると、開け放してある窓から謎のボール状の物体がふわふわと侵入してきた。
(え?これ、テントの中にいつの間にか転がってたやつじゃ・・・)
彼女は爪で自らの腕に傷を付けると、その血をボールの上におとしはじめた。
すると、ボールの中にその血が吸い込まれていった。
「もう十分ですね。一旦下がりなさい。」
しばらく血を吸わせた後、そういいつつ追い払うような仕草をすると、ボールは外に出て行った。
「んふっ・・・お楽しみは明日ですから・・・それまでは、この人に身体をお返ししましょうか。ウフフフ・・・」
彼女は楽し気に笑いながら下着とネグリジェを着用した後、一瞬眠りに就くように目を閉じた。
そして、直後ハッとした様子で目を開いた。
その表情からは妖艶さと不気味な微笑みは消え、周囲の状況に困惑している様子である。
「あら?わたくし、どうしてこんなにベッドの上を滅茶苦茶に・・・?
何か悪い夢を見て、うなされていたようn、・・・すぅ・・・すぅ・・・」
彼女には、自分の身に何が起こったのかについての記憶がないようであった。
そして、突然糸の切れたように深い眠りについた。
そして突然、再び場面は姉妹が向かい合っているところに戻った。
(こ、これは・・・さっきの場面の後!?)
先ほどの女性と、その妹らしき女性が、先程の部屋の中で体を重ねている。
正確には、姉は全裸になり全身を蠢かせつつ、呆然としている妹を押し倒している。
そうして、服を脱がされた妹の乳房を揉み始めた。
「ひゃんっ!!お姉さま、やめて下さい!ど、どうなされ、あはぁっ!」
「わ、わからないのぉっ・・・んんうっ!!あ、頭がっ、勝手に、淫らに動いて、
わたくしがっ、わたくしじゃないみたいなのっ!」
「そ、それはっ、どういう、ううっ・・・!お、お姉さま、お姉さまの中で、何がっ!?何gんぷうっ!!」
姉は妹の肉体の上に乗り、唇を、乳房を、女性器を重ね始めた。
「んっ・・!んむうっ・・・!?むぐうっ・・・!?んん~~っ!!!むむうーーーっ!!!」
「んふっ・・・ううんっ・・んむうっ・・・!んうううっ・・・」
姉は全身を積極的に擦り付け、かつ皮膚の扇動を利用して巧みに妹の快感を引き出す。
妹は必死にもがいているが、抜け出す事が出来ない。
来訪者たち 第4話~第5話
729 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 11:59:23.37 ID:yIy0spLN
これまで状況説明に時間を割きすぎたように思うので、
そろそろエッチな描写を増やしていこうかと思います。
「来訪者たち」第四話
理沙「どうしたのよ一郎、あんたまだヤリたい訳?」
理沙は冗談半分につぶやいた。いや、実際は彼女にとって100%冗談というわけでもなかった。
妙に全身のほてりが収まらない。乳房に至っては、未だにピリピリとした快楽を自分に提供し続けていた。
時々体がピクンッ、ピクンッと感じている。下半身が結合したままだからだろうか。
しばらくして一朗がつぶやいた。
一郎「なかなかいい体つきだ。このおとk・・・ガブグボッ・・・僕よりも引き締まっており、体力も高い。
女性であるため妊娠と出産が可能、容姿もこの国の基準で言えば好評価のようだ。病気はどうかな?」
理沙「はあ?何言ってんのあんた?まだ頭が変なんじゃないの?病気なら病院で・・・見てもらったけど、特に異常はなかったわ。
直接サーチした限りでも異常は見受けられないし、やはりこの女の方gうぐっ!・・・な、何言ってんの、私・・・」
自分が再びおかしな言葉を口にし始めた事で、理沙は現在の状況を確認しなければ、という思いに駆られ始めた。
理沙「い、いったい何が起こってるの!?一郎、あんた何か知って・・・一郎!?」
理沙は驚愕した。一郎の体は時々ビクッ、ビクッと小さく発作のようなものを起こしていた。
それによくよく見てみると、皮膚の表面が気持ち悪くグニュグニュと波うち、蠢いている。
理沙「あ、あんたその体・・・何があったのよ!?・・・い、一郎がこうなってるって事は、ま、まさか・・・」
理沙は、冷水をぶっかけられた気持ちになりながら、視線をのろのろと自分の体へと向けた。
現実は彼女の眼に、非情にも飛び込んできた。
理沙のそのみずみずしい肌は、常にムニュン、ムニュンと蠢いていた。
太ももが、引き締まったウエストがまるで自分のものでないようにグニャグニャとざわめく。
彼女のEカップの乳房は、ひとりでにふにゅふにゅと形を変え、プルッ・・・プルッ・・・と揺れている。
それは勝手に望まぬ快楽を理沙に提供していた。
理沙「な、何よこれ・・・わ、私、一体どうなっちゃったの!?」
理沙は、ようやく自分自身の体に何が起きているかを認識し始めた。
しかし、もう手遅れとしか言いようがなかった。
730 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 12:02:10.49 ID:yIy0spLN
「来訪者たち」第五話
理沙「それにさっき、私が私じゃなかっ・・・そう。お前たちは私と一つになったのよ。光栄に思・・・っ!?嫌っ!?心が勝手に!?」
突然、自分自身の人格が、全く別の存在へと変化した!恐怖に震えているはずの心は、征服の喜びに打ち震えていた!
理沙「な、何なのよ今の・・・やはり見立て通りね。中から見ているだけでも十分わかるけど、実際にこうやって動かすtぐるらっ!?わ、私・・・」
理沙「い、いきなり、全然別の事が頭にうぐっ!わ、私は理沙よ、わt・・・ぐるらぅっ!?・・・うっ・・・」
理沙(?)「うぐぅ・・・ぼ、僕、いったい・・・いきなり頭の中がかきまぜられるような感じが・・・め、目の前に僕の体が!?」
理沙は、今までとは打って変わってまるで少年のような口調で話し始めた。自分の体をふにゅふにゅとまさぐっている。
長い髪をサラサラと触り、自分自身の体と繋がっている秘所をまじまじと眺める。
理沙(一郎)「こ、この体、お、おっぱいがある!?ぼ、僕のペニスが僕の中に入ってる・・・な、何なんだよこれ・・・」
理沙はまるで一郎のような口調で、自らのプニュプニュと動く胸を、むにゅむにゅと掴み変形させている。
理沙(一郎)「お、おっきい・・・や、柔らかい・・・ひゃんっ!?い、今のは・・・ひょっとして・・・」
すっかり精神が一郎と化した理沙は、自らの乳房を狂おしいばかりに揉みしだく。
ピクリピクリと痙攣している自分の体を仰向けに寝かせ、乳房を揉みしだきながら、腹上で腰を動かし始める。
理沙(一郎)「ひゃわっ!?い、イイっ!女の、理沙の体、すっごくいいっっ!!ああっ!?あひぃっ!!?」
もはや一郎の理性は限界を迎えていた。
彼自身は気づいていなかったが、二人の頭脳と同化した謎の生物を通して、自分自身のペニスの快楽も受け取っていたのだ。
二人の体も快感を感じるように作り変えられており、一気に絶頂を迎える事となった。
理沙(一郎)「らめええっっ!!!イっちゃう!僕、イっちゃうううっ!!あっ・・・あ・・・・・っ!?
・・・・・うわあああああああぁあっっっ!!?僕、ぼk・・・私は、私、僕と一緒に、イクウウゥゥゥッッ!!!ああああああぁぁっ・・・!?」
絶頂時の興奮をきっかけとして理沙は肉体と人格の主導権を取り戻しつつ、一郎と共に一つの体で絶頂を迎えていた。
一方の一郎は増幅された女性の快感に耐えられず、気絶してしまった。
これがのちに彼の運命を左右する事になろうとは、彼は知る由もない。
理沙「はあ・・・はあ・・・あ・・・わ、私、お、男の子の心に・・・一郎になってた!?な、何なのよ、これ・・・」
理沙が独りでに動く体と突然他人になりきってしまう心に動揺していると、目の前の一郎が突然話し出した。
一郎「なるほど、僕の洗脳に抵抗できるとは、なかなかの意志と頭脳だ。この男はすっかり言いなりだからな。やはりお前が『ベース』だな。」
理沙「『ベース』って何よ、それにあんたなんなのよ!?さっきのはあんたね!?早く一郎の体と私の体から出て行ってよ!」
一郎「自分の置かれている立場を理解しているのか?もはや君たちは僕の下僕にすgもごもご・・・」
理沙「冗談じゃない!黙りなさいよっ!?」
不安と怒りが爆発して、理沙は一郎の口を押さえつけた。
しかし、それは徒労に終わる事となる。
なんと、自分の頭の中に直接、一郎の声・・・正確には『彼の精神を操作しているもの』の声が・・・聞こえてきたのだ。
一郎「・・・まあいいか、ならば『少しだけ』君たちの体から出て行って差し上げよう」
一郎はそう言うと、自分のペニスをゆっくりと、そしていとも容易く引き抜いていく。
理沙「あっ・・・ああっ・・・ひゃあっ!?・・・・うあっ・・・ああんっ・・・」
理沙(どんなに頑張っても引っこ抜けなかったのに・・・)
理沙は不安に満ちた様子でその作業を眺めていた。
731 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 12:45:25.22 ID:yIy0spLN
理沙の不安はすぐに確信に変わることになった。
理沙の体から引き出された一郎のペニスは、もはや生殖器などではなかった。
巨根などというレベルではない。「穴」の大きさはガーデニング用のホースとほぼ同じ。
全体の太さは手首ほどはあろうかという巨大な代物であった。
これでは放尿も一瞬で済んでしまいそうだ、と理沙は思った。
しかし、その直後、彼女は絶望を感じた。
理沙「あっ・・・!わっ、私のっ・・・!中にっ・・・うあうっ・・・こんなっ・・・、おっきいのっ・・・どうしてっ・・・!?」
自分の生殖器は苦も無く巨大ホースを受け入れ、そして奥まで迎え入れている!
しかし、『ホース』が半分ほど引き抜かれたところで、彼女はさらなる絶望を感じた。
引き抜かれていく『ホース』をまるで引き止めるかのように、自らの生殖器官の中からいくつものピンク色の触手が出され、ペニスにまとわりついている!
理沙「なっ!?いっ・・・嫌ああっ!!いyウヴュプルッ!!・・・あんまりさわいでもらっちゃ困るのよ。大人しくしてなさい。」
理沙を操作している何者かは、なぜか目の前にいる一郎に向かってそう話しかけた。
一郎は意識を取り戻していたが、自分の体をぺたぺたと触りつつ目の前の様子を恐怖に満ちた眼差しで見つめている。
一郎(?)「な、何なのこれ・・・?い、一郎の体なの!?目の前に私がいる・・・私のあそこにホースが、私の体に触手が・・・」
理沙(謎の生物)「ふふっ、どうかしら、恋人の体になった今のご気分は?」
一郎(理沙)「最悪よっ!今すぐ私たちの体を元に戻してっ!その体を返してっ!」
理沙(謎の生物)「あなたが騒ぐと何かと困るから、人格を頭脳の抵抗力の弱い一郎の体へと移しただけよ。まあじっくり見てなさい。」
そう言うと困惑している一郎(理沙)を尻目に、理沙(謎の生物)はどんどんと触角を『ホース』から離させ、『ホース』を引き抜いていく。
やがて、完全にホースが引き抜かれた時、一郎(理沙)は真実の一端を知り、三度目の絶望を味わった。
まるで何か別の生き物のような一郎のぺ二ス。
そして自らの女性器から何本も顔をだし、それを再び引き込もうとするうにょうにょとした触手達。
そしてなにより、男根の先から出て女性器の中に入りこんでいる、謎の紫色のゼリー状の存在!!
一郎(理沙)「嫌っ!!何よこれっっ!!いやあムグッッ!!(こ、声が出ない・・・一体なんなのよ、まさかこれがこいつの正体!?)
時々不気味な脈動を繰り返すそれの様子を見ながら、言葉を封じられた一郎(理沙)はそれを観察することしかできない。
一郎(理沙)(それにしてもドクンドクンって動いてて、気味が悪いわね・・・あれ?)
グニュグニュと波うち続ける一郎や自分の体を見詰めつつ、一郎(理沙)はある事に気づいた。
この生物、自身の体、一郎の体が同時に脈動を行っているという事に。
一郎(理沙)(ホントにてっぺんからつま先まで、こいつと一体化してるなんて・・・)
一郎(理沙)は悲しみ涙を流し始めた。それを傍目で見つつ、理沙(謎の生物)は、理沙の体の最終チェックを行っていた。
理沙(謎の生物)「ふふ、やっぱりこの体はなかなかいい感じね。これまでにもいろんな生き物にお邪魔させていただいたけれど、ここまでのものにはなかなかお目にかかれないわ」
理沙(謎の生物)はそう言いながら、手を握ったり開いたりし、顔や足をベタベタと触りまくっていた。
一方の一郎(理沙)は、まさに手も足も出ない。体がまるで石になったかのようだ。
理沙(謎の生物)「さあて、お遊びはここまでにして、そろそろはじめましょうか。」
一郎(理沙)「は、始めるって、何をよ!早く出ていきなさいって言ってるでしょっ!?」
SF映画に出てくる犠牲者のようにされるわけにはいかない。
一郎(理沙)はできる限りの抵抗を試みようとしたが、首から下が動かないのではどうにもならない。
大声を出そうとすると、口まで動かなくなる。お手上げであった。
そんなことを考えながら自分の体をにらみつけていると、突然、変化が起こった。
理沙の体に付いている脂肪がどんどん減ったかと思うと、彼女の乳房がものすごい勢いで肥大化し始めたのだ。
一郎(理沙)(えっ!?)
乳房は巨大化しながら、これまで以上にムニュンムニュンと蠢き波打った直後。
ドクウウゥンッ!!!
と大きな脈動が乳房から起こった。
理沙(謎の生物)「まずは肩慣らしってとこかしらね。」
理沙(謎の生物)はそうつぶやくと、爆発的に膨れ上がった乳房の先端にある乳首を、マニキュアの塗られた爪の先で「ぺちっ」と弾いた。
732 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 12:50:17.47 ID:yIy0spLN
次の瞬間、一郎(理沙)は己の目を疑った。
自分の、理沙の乳首から、ものすごい量の母乳があふれ出てきたのだ!!
一郎(理沙)「な、何なのっ!?な、何で、わ、私の胸から、母乳がっ!?」
理沙(謎の生物)「どうしてって、私が作り変えたからに決まってるじゃないの。綺麗でしょう?」
理沙(謎の生物)がそう言いつつ巨大な乳房を数回撫でると、乳房は蠢きつつひとりでに反り返っていく。
彼女の口元まで乳首が来たところで、まるで何かが内側から支えているかのように乳房はその状態を維持し続けている。
相変わらずムニュン、ムニュンと蠢きつつ、まるで公園の水飲み器のように母乳を理沙の口に提供し続けているのだ。
その様子をは、一郎(理沙)愕然とした様子で見ていた。
あとがき
ここまでが五話です。
次の六話ではもっとすごい事になるため、ここでいったん区切ります。
これまで状況説明に時間を割きすぎたように思うので、
そろそろエッチな描写を増やしていこうかと思います。
「来訪者たち」第四話
理沙「どうしたのよ一郎、あんたまだヤリたい訳?」
理沙は冗談半分につぶやいた。いや、実際は彼女にとって100%冗談というわけでもなかった。
妙に全身のほてりが収まらない。乳房に至っては、未だにピリピリとした快楽を自分に提供し続けていた。
時々体がピクンッ、ピクンッと感じている。下半身が結合したままだからだろうか。
しばらくして一朗がつぶやいた。
一郎「なかなかいい体つきだ。このおとk・・・ガブグボッ・・・僕よりも引き締まっており、体力も高い。
女性であるため妊娠と出産が可能、容姿もこの国の基準で言えば好評価のようだ。病気はどうかな?」
理沙「はあ?何言ってんのあんた?まだ頭が変なんじゃないの?病気なら病院で・・・見てもらったけど、特に異常はなかったわ。
直接サーチした限りでも異常は見受けられないし、やはりこの女の方gうぐっ!・・・な、何言ってんの、私・・・」
自分が再びおかしな言葉を口にし始めた事で、理沙は現在の状況を確認しなければ、という思いに駆られ始めた。
理沙「い、いったい何が起こってるの!?一郎、あんた何か知って・・・一郎!?」
理沙は驚愕した。一郎の体は時々ビクッ、ビクッと小さく発作のようなものを起こしていた。
それによくよく見てみると、皮膚の表面が気持ち悪くグニュグニュと波うち、蠢いている。
理沙「あ、あんたその体・・・何があったのよ!?・・・い、一郎がこうなってるって事は、ま、まさか・・・」
理沙は、冷水をぶっかけられた気持ちになりながら、視線をのろのろと自分の体へと向けた。
現実は彼女の眼に、非情にも飛び込んできた。
理沙のそのみずみずしい肌は、常にムニュン、ムニュンと蠢いていた。
太ももが、引き締まったウエストがまるで自分のものでないようにグニャグニャとざわめく。
彼女のEカップの乳房は、ひとりでにふにゅふにゅと形を変え、プルッ・・・プルッ・・・と揺れている。
それは勝手に望まぬ快楽を理沙に提供していた。
理沙「な、何よこれ・・・わ、私、一体どうなっちゃったの!?」
理沙は、ようやく自分自身の体に何が起きているかを認識し始めた。
しかし、もう手遅れとしか言いようがなかった。
730 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 12:02:10.49 ID:yIy0spLN
「来訪者たち」第五話
理沙「それにさっき、私が私じゃなかっ・・・そう。お前たちは私と一つになったのよ。光栄に思・・・っ!?嫌っ!?心が勝手に!?」
突然、自分自身の人格が、全く別の存在へと変化した!恐怖に震えているはずの心は、征服の喜びに打ち震えていた!
理沙「な、何なのよ今の・・・やはり見立て通りね。中から見ているだけでも十分わかるけど、実際にこうやって動かすtぐるらっ!?わ、私・・・」
理沙「い、いきなり、全然別の事が頭にうぐっ!わ、私は理沙よ、わt・・・ぐるらぅっ!?・・・うっ・・・」
理沙(?)「うぐぅ・・・ぼ、僕、いったい・・・いきなり頭の中がかきまぜられるような感じが・・・め、目の前に僕の体が!?」
理沙は、今までとは打って変わってまるで少年のような口調で話し始めた。自分の体をふにゅふにゅとまさぐっている。
長い髪をサラサラと触り、自分自身の体と繋がっている秘所をまじまじと眺める。
理沙(一郎)「こ、この体、お、おっぱいがある!?ぼ、僕のペニスが僕の中に入ってる・・・な、何なんだよこれ・・・」
理沙はまるで一郎のような口調で、自らのプニュプニュと動く胸を、むにゅむにゅと掴み変形させている。
理沙(一郎)「お、おっきい・・・や、柔らかい・・・ひゃんっ!?い、今のは・・・ひょっとして・・・」
すっかり精神が一郎と化した理沙は、自らの乳房を狂おしいばかりに揉みしだく。
ピクリピクリと痙攣している自分の体を仰向けに寝かせ、乳房を揉みしだきながら、腹上で腰を動かし始める。
理沙(一郎)「ひゃわっ!?い、イイっ!女の、理沙の体、すっごくいいっっ!!ああっ!?あひぃっ!!?」
もはや一郎の理性は限界を迎えていた。
彼自身は気づいていなかったが、二人の頭脳と同化した謎の生物を通して、自分自身のペニスの快楽も受け取っていたのだ。
二人の体も快感を感じるように作り変えられており、一気に絶頂を迎える事となった。
理沙(一郎)「らめええっっ!!!イっちゃう!僕、イっちゃうううっ!!あっ・・・あ・・・・・っ!?
・・・・・うわあああああああぁあっっっ!!?僕、ぼk・・・私は、私、僕と一緒に、イクウウゥゥゥッッ!!!ああああああぁぁっ・・・!?」
絶頂時の興奮をきっかけとして理沙は肉体と人格の主導権を取り戻しつつ、一郎と共に一つの体で絶頂を迎えていた。
一方の一郎は増幅された女性の快感に耐えられず、気絶してしまった。
これがのちに彼の運命を左右する事になろうとは、彼は知る由もない。
理沙「はあ・・・はあ・・・あ・・・わ、私、お、男の子の心に・・・一郎になってた!?な、何なのよ、これ・・・」
理沙が独りでに動く体と突然他人になりきってしまう心に動揺していると、目の前の一郎が突然話し出した。
一郎「なるほど、僕の洗脳に抵抗できるとは、なかなかの意志と頭脳だ。この男はすっかり言いなりだからな。やはりお前が『ベース』だな。」
理沙「『ベース』って何よ、それにあんたなんなのよ!?さっきのはあんたね!?早く一郎の体と私の体から出て行ってよ!」
一郎「自分の置かれている立場を理解しているのか?もはや君たちは僕の下僕にすgもごもご・・・」
理沙「冗談じゃない!黙りなさいよっ!?」
不安と怒りが爆発して、理沙は一郎の口を押さえつけた。
しかし、それは徒労に終わる事となる。
なんと、自分の頭の中に直接、一郎の声・・・正確には『彼の精神を操作しているもの』の声が・・・聞こえてきたのだ。
一郎「・・・まあいいか、ならば『少しだけ』君たちの体から出て行って差し上げよう」
一郎はそう言うと、自分のペニスをゆっくりと、そしていとも容易く引き抜いていく。
理沙「あっ・・・ああっ・・・ひゃあっ!?・・・・うあっ・・・ああんっ・・・」
理沙(どんなに頑張っても引っこ抜けなかったのに・・・)
理沙は不安に満ちた様子でその作業を眺めていた。
731 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 12:45:25.22 ID:yIy0spLN
理沙の不安はすぐに確信に変わることになった。
理沙の体から引き出された一郎のペニスは、もはや生殖器などではなかった。
巨根などというレベルではない。「穴」の大きさはガーデニング用のホースとほぼ同じ。
全体の太さは手首ほどはあろうかという巨大な代物であった。
これでは放尿も一瞬で済んでしまいそうだ、と理沙は思った。
しかし、その直後、彼女は絶望を感じた。
理沙「あっ・・・!わっ、私のっ・・・!中にっ・・・うあうっ・・・こんなっ・・・、おっきいのっ・・・どうしてっ・・・!?」
自分の生殖器は苦も無く巨大ホースを受け入れ、そして奥まで迎え入れている!
しかし、『ホース』が半分ほど引き抜かれたところで、彼女はさらなる絶望を感じた。
引き抜かれていく『ホース』をまるで引き止めるかのように、自らの生殖器官の中からいくつものピンク色の触手が出され、ペニスにまとわりついている!
理沙「なっ!?いっ・・・嫌ああっ!!いyウヴュプルッ!!・・・あんまりさわいでもらっちゃ困るのよ。大人しくしてなさい。」
理沙を操作している何者かは、なぜか目の前にいる一郎に向かってそう話しかけた。
一郎は意識を取り戻していたが、自分の体をぺたぺたと触りつつ目の前の様子を恐怖に満ちた眼差しで見つめている。
一郎(?)「な、何なのこれ・・・?い、一郎の体なの!?目の前に私がいる・・・私のあそこにホースが、私の体に触手が・・・」
理沙(謎の生物)「ふふっ、どうかしら、恋人の体になった今のご気分は?」
一郎(理沙)「最悪よっ!今すぐ私たちの体を元に戻してっ!その体を返してっ!」
理沙(謎の生物)「あなたが騒ぐと何かと困るから、人格を頭脳の抵抗力の弱い一郎の体へと移しただけよ。まあじっくり見てなさい。」
そう言うと困惑している一郎(理沙)を尻目に、理沙(謎の生物)はどんどんと触角を『ホース』から離させ、『ホース』を引き抜いていく。
やがて、完全にホースが引き抜かれた時、一郎(理沙)は真実の一端を知り、三度目の絶望を味わった。
まるで何か別の生き物のような一郎のぺ二ス。
そして自らの女性器から何本も顔をだし、それを再び引き込もうとするうにょうにょとした触手達。
そしてなにより、男根の先から出て女性器の中に入りこんでいる、謎の紫色のゼリー状の存在!!
一郎(理沙)「嫌っ!!何よこれっっ!!いやあムグッッ!!(こ、声が出ない・・・一体なんなのよ、まさかこれがこいつの正体!?)
時々不気味な脈動を繰り返すそれの様子を見ながら、言葉を封じられた一郎(理沙)はそれを観察することしかできない。
一郎(理沙)(それにしてもドクンドクンって動いてて、気味が悪いわね・・・あれ?)
グニュグニュと波うち続ける一郎や自分の体を見詰めつつ、一郎(理沙)はある事に気づいた。
この生物、自身の体、一郎の体が同時に脈動を行っているという事に。
一郎(理沙)(ホントにてっぺんからつま先まで、こいつと一体化してるなんて・・・)
一郎(理沙)は悲しみ涙を流し始めた。それを傍目で見つつ、理沙(謎の生物)は、理沙の体の最終チェックを行っていた。
理沙(謎の生物)「ふふ、やっぱりこの体はなかなかいい感じね。これまでにもいろんな生き物にお邪魔させていただいたけれど、ここまでのものにはなかなかお目にかかれないわ」
理沙(謎の生物)はそう言いながら、手を握ったり開いたりし、顔や足をベタベタと触りまくっていた。
一方の一郎(理沙)は、まさに手も足も出ない。体がまるで石になったかのようだ。
理沙(謎の生物)「さあて、お遊びはここまでにして、そろそろはじめましょうか。」
一郎(理沙)「は、始めるって、何をよ!早く出ていきなさいって言ってるでしょっ!?」
SF映画に出てくる犠牲者のようにされるわけにはいかない。
一郎(理沙)はできる限りの抵抗を試みようとしたが、首から下が動かないのではどうにもならない。
大声を出そうとすると、口まで動かなくなる。お手上げであった。
そんなことを考えながら自分の体をにらみつけていると、突然、変化が起こった。
理沙の体に付いている脂肪がどんどん減ったかと思うと、彼女の乳房がものすごい勢いで肥大化し始めたのだ。
一郎(理沙)(えっ!?)
乳房は巨大化しながら、これまで以上にムニュンムニュンと蠢き波打った直後。
ドクウウゥンッ!!!
と大きな脈動が乳房から起こった。
理沙(謎の生物)「まずは肩慣らしってとこかしらね。」
理沙(謎の生物)はそうつぶやくと、爆発的に膨れ上がった乳房の先端にある乳首を、マニキュアの塗られた爪の先で「ぺちっ」と弾いた。
732 こんなの考えてみた 2011/11/22(火) 12:50:17.47 ID:yIy0spLN
次の瞬間、一郎(理沙)は己の目を疑った。
自分の、理沙の乳首から、ものすごい量の母乳があふれ出てきたのだ!!
一郎(理沙)「な、何なのっ!?な、何で、わ、私の胸から、母乳がっ!?」
理沙(謎の生物)「どうしてって、私が作り変えたからに決まってるじゃないの。綺麗でしょう?」
理沙(謎の生物)がそう言いつつ巨大な乳房を数回撫でると、乳房は蠢きつつひとりでに反り返っていく。
彼女の口元まで乳首が来たところで、まるで何かが内側から支えているかのように乳房はその状態を維持し続けている。
相変わらずムニュン、ムニュンと蠢きつつ、まるで公園の水飲み器のように母乳を理沙の口に提供し続けているのだ。
その様子をは、一郎(理沙)愕然とした様子で見ていた。
あとがき
ここまでが五話です。
次の六話ではもっとすごい事になるため、ここでいったん区切ります。
来訪者たち 第1話~第3話
ある夏の夜の事・・・
人類はこれまでの歴史にはない、驚くべき存在と遭遇した。
とは言え、その日世界においては特に大きく変わった出来事はない。
人々はいつも通り愛し合い、笑い合い、憎しみ合い、悲しみ合い、生き、死んでいった。
変わった事といったら、二隻の宇宙船が日本に降り立った事ぐらいであった。
さてここはとある県の山中。家族連れには人気のキャンプスポットがあった。
キャンプ場には、川沿いにも山沿いにも平原にも、多くのテントが並ぶ。
ある人々は花火やキャンプファイアー、天体観測に興じており、
またある者は、キャンプ場の近くにある名峰に対して闘志を燃やす。おそらくは登山者であろう。
はたまたあるカップルは、テントの中でお互いの愛を確かめあっていた。
そして、ここに二つのテントがあった。
一つ目のテントには、カップルが宿泊していた。
一郎「こ、こないだの子?ただの知り合いだよ・・・そんなんじゃないって・・・」
理沙「わかってるわよ。あんたのPCもケータイも見たんだから。念のためでしょ、念・の・た・め!」
一郎「あれはひどいよ理沙・・・」
理沙「あんたが変なそぶりをするからいけないんでしょ!コクってきたのはそっちなんだし、ちゃんとしてよね!」
一郎「うん・・・だから今夜、もう一歩前進しようと思ってるんだ」
理沙「え・・・?」
穏やかそうで争い事を嫌いそうな青年と、勝気そうな女性。
それぞれ20台前半の、最近ありがちなカップルであった。
不仲ではなさそうで、何よりである。
二つ目のテントには、家族連れが宿泊していた。
どこからどう見ても普通の家族連れであった。20代後半の大人の女性と10歳前後の少年がそれぞれ一人。
祐樹「ママ、花火きれいだね。ほら、まだド~ンッッ!って!」
奈々子「うん、本当にきれいだね。でも祐樹ちゃん、そろそろ体に悪いから、お休みなさい。
テントの前で花火見物にいそしむ少年を気遣う母親、どこにでもありがちな親子である。
祐樹「やだ!や~だ!だってまだ持ってきた花火もだいぶ残ってるんだよ。」
奈々子「明日は遊園地に行くから、お寝坊さんだとあんまり遊べないわよ」
祐樹「う~ん・・・わかったママ。お休みなさ~い。」
少年はようやく就寝するようである。母親もそれに添い寝し、やがて二人とも寝息をたてた。
変わった点といえば、強いて言えば外泊にはメンバーが少し不用心なぐらいだろうか。
さて、真夜中までカードゲームで盛り上がっている一部の客を除いてはみな寝静まった深夜・・・
そこに、奇妙な物体が一個、ふわりふわりと飛行してきた。
その小型UFOは、様々なテントの傍を飛びまわった。
まだ起きている大学生のサークルに見つからないように光学迷彩を施しながら・・・
筋骨隆々の登山家のいるテントへの侵入を試みたが、物音に感づかれ起きられてしまったようだ。
その後もいろいろなテントを物色したのち、UFOが最後に訪れたのが、あのカップル達のいるテントであった。
テントの中では、二人の男女が激しい動きと声を発していた。
726 こんなの考えてみた 2011/11/21(月) 17:08:45.59 ID:xwOwH0rv
タイトルも一応考えてみました。
「来訪者たち」第二話
一郎「はぁっ・・・はぁっ・・・理沙・・・綺麗だね・・・」
理沙「何よ、あんた結構・・・あっ!やるじゃない・・・あんっ!」
一郎「も、もう一度行くよっ!はっっ!はぁっ!」
理沙「あ・・・また来たっ!ひゃうっ!ああっ!わあぁっ!」
二人は愛の営みに必死で、周りの様子など見えていない。
テントがキャンプ場の外れにある事もあり、セックスに夢中になる事が出来てしまったのである。
謎の球状の物体(いわゆるUFO)は何ら気づかれることのないまま、テントの中に入り込んでいった。
そして、ボウリング玉ほどの大きさのそれに、突然まるで内側から溶けたかのように大きな穴が開いた。
その中から出てきたのは、ゼリーか何かのようなドロドロとしたものであった。
それは、愛の営みを続ける二人に向かって、音もなく近づいて行った。
一郎「はっ!うおおっ!がぁっ!!はぁっ・・・」
理沙「ああっ!胸・・・!つまんでっ!またっ!あぁんっ!もうすぐっ!!」
ゼラチンのようなものが、一郎の足にある古傷を破って体内へと潜り込む。
一郎の足はぐにゅぐにゅと蠢いているのだが、彼は痛みも違和感も感じていないようだ。
そしてその蠢きは、徐々に太ももへ、そして下半身全体へと進んでいく。
一郎「はっ!たぁっっ!!・・・うん?あれ?なんか変だ・・・」
理沙「あっ・・・!あぁんっ・・・!・・・どうしたのよ一郎、なんで急に萎えるのよ!もう少しなんだから!」
もう少しで快感が頂点に達するところで相手に動きを止められ、相手の性器が活力を失い、理沙は不機嫌であった。
もしこの時、彼女が冷静であったなら、相手の足が蠢いていることに気付いたかもしれない。
一郎「な、なんか急に感じなくなっちゃったんだよ・・・それに、なんか気分がよくない・・・」
理沙「何言い訳してんのよ!そんなの、もう一回動いてみればどっちも解決するわよ!」
一郎「えっ?わ、わかったよ。もう一度・・・・・!?な、何か、どっちもものすごく元気になってくる!」
理沙「だから言ったでしょ!ほら、もう一回仕切り直すわよ!」
この時、彼らは自分達の身に何が起こったのかまるで気付いていなかった。
一度一郎の下半身が活力を失ったのは、謎の生物が下半身の制御権を完全に奪った瞬間。
もう一度活力を取り戻したのは、ゼリー生物が自分に利益のためにあえて活動を再開させたからである。
ちなみに、「気分が悪い」状態になったのは、謎の生物の細胞が一郎の神経細胞と同化しながら、上半身に侵入しているからである。
一郎「たぁっっ!!がぁっ!すごい!止まらないっ!?」
理沙「だめ・・・っ!もっとっ・・・!やんっ!ああっ!?」
一郎「うああっ!ごおおっ!うっ!出る!出る!」
理沙「あっ!こ、今度はそれっ!?も、もうちょっとっ!はぁっっ!我慢しなさいよっ!」
一郎「な、何か元気になってから、我慢できない!出る!」
理沙「く・・・来るっ!今日はっ!あんっ!!ちょっとっ!危ないっ!かもっ!」
彼の性器からは勢いよく精子が射出されている・・・
一郎「へ、変だ!下半身はすっごく元気なのに、どんどん出てくる!」
理沙「な、何っ!?おなかの中、全然っ!元気なのにっ!どんどん入ってくるっ!?」
察しの良い方はもうすでにお分かりであろう。
一郎の性器を通じて理沙の体内に侵入しているものは、ただの生殖細胞などではない。
あの謎のドロリとした生物そのものである。
生物は理沙の対内に侵入後、二人の生殖器官をより大きく作り変えていった。
一郎の生殖器官の「穴」の大きさは、それぞれホースのようなものとなり、理沙の器官もそれに対応した改造を施された。
彼らの脳を欺くため、快楽をより沢山感じるようにしながら・・・
727 こんなの考えてみた 2011/11/21(月) 17:53:06.58 ID:xwOwH0rv
「来訪者たち」第三話
一郎「すごい!すごいっ!はあっっ!はぁっ・・・僕たちっ!いったいどうなっちゃったのっ!?」
理沙「ひゃあっ!?あっ!ひああっ!胸もっっ!気絶・・・しそうっ!!あああっっ!!」
そうしている間にも、一郎の体内はどんどん融合が進んでいた。
背中が、肩甲骨の周りが、首が、どんどんと蠢いていく。
理沙の両足も、内臓も、次々に同化させられていった。
一郎「まだっっ!!まだ出るっっ!!ま・・・うぐぅっ!?」
理沙「ひああああっ!?だめぇっっ!!イっちゃう!イっ・・・一郎?」
一郎は白目をむいたまま痙攣を始めている。ついに融合が頭脳にまで及び始めたのだ。
一郎「な・・・何gうゴあグルルゴボあアヴヴッ!!起こっガラうルルヴッ!!ウうゴルうッ!!」
理沙「え・・・?ど、どうしたのよ一郎!?」
理沙は、何が起こっているのかも分からずに慌てている。
彼女が、痙攣している一郎が「腰だけはより激しく情熱的に動かしている」事に気付かなかったといって、誰が彼女を責められようか。
自分のへそが、胸が、首筋が不自然にグニュグニュと扇動し、時々全身がピクピクと動く事に気付かなかったといって、誰が責められようか。
理沙「と、とりあえず病院よ、119にでんwウアルルォオアグボボッ!・・・わ、私もおなjゴボボグルルゴボッ!!」
下腹部より侵入した生物が、彼女の脳と融合を開始した瞬間であった。
生物はあっという間に頭脳の大部分を制圧した。自分と同化させたのである。
理沙「誰かっ!だrラルルガララグボッ!か、体があつkウルルラガルル」
理沙の人格こそ消失していないものの、時々言葉らしきものを呟くのはもはや奇跡に近かった。
一郎の全身は常に蠢き続けており、彼はもはや痙攣するだけの存在のようであった。
しばらくそのような状態が続いた後、不意に蠢きが止まった。
理沙「ルルフュルガルラ・・・あ、あうっ・・・!うっ・・・!わ、私・・・どうなって・・・」
かろうじて理性を保っていた理沙は、自分の体を動かそうとしたが、うまく動かせない。
理沙「何!?私の体、どうしちゃったの!?ちゃんと動きなさいよ!」
しばらくもがいていると、ふと急に体が自由になった。
理沙「全く、私たちいったいどうしちゃったのかしら。」
もはやセックスどころではない。一刻も早く病院に行く必要があると言えた。
理沙「そうだわ、199番、11・・・ゴガボッ!?ううっ!?あ、あれ?わ、私、何をするつもりだったっけ・・・?」
何やら彼女の全身が一瞬震えたかと思った次の瞬間、彼女は自分の成すべき事を失念していたのである。
理沙「そうだ、何か刺さったままっていうのも気持ち悪いし、今日はもうエッチな気分にはなれそうにないしね。」
彼女はどうやら別の事を目的と思ったようだ。自分に覆いかぶさっていた一郎をどかそうとする。
しかし、かれのアレは彼女の中に入り込んだまま、どんなに頑張って彼の体を押しても、自分の体を引いても抜けない。
理沙は諦め、彼が起きてくるのを待つことにした。
何もしないのも暇なので、一郎をあらためてじっくりと見ている。
今は穏やかに寝息を立てているだけのようだ。
理沙「ふふ、でもこうして見てみると、結構かわいいわね。なんだかんだ言っても、やっぱりこいつじゃなきゃね。
このスレンダーな体つきもスマートで良いし。ちょっぴり頼りなさげで、ベースの肉体にスルニハ不適格だけド・・・えっ!?」、
理沙は、自分が突然呟いた言葉に驚いた。ベース?
しかし彼女は、今自分が言ったことの意味に気付いてはいなかった。気付けなかったと言ったほうが正確であろうか。
そうしている内に、一郎も目覚めた。まだ周りの状況がよく掴めていないようだ。
理沙「あんた大丈夫?突然痙攣し始めるんだもん、すごく驚いたんだよ!?」
理沙は、自分の身にも同じ事が起こった事は隠していた。強がったのだ。
一郎を心配して、ほっぺたをつねったり髪の毛をぐしゃぐしゃといじったりしている。
しかし一朗はそのようなことにはまるで関心がなさそうな様子で、理沙の体をじっくりとなめまわすように見つめている。
人類はこれまでの歴史にはない、驚くべき存在と遭遇した。
とは言え、その日世界においては特に大きく変わった出来事はない。
人々はいつも通り愛し合い、笑い合い、憎しみ合い、悲しみ合い、生き、死んでいった。
変わった事といったら、二隻の宇宙船が日本に降り立った事ぐらいであった。
さてここはとある県の山中。家族連れには人気のキャンプスポットがあった。
キャンプ場には、川沿いにも山沿いにも平原にも、多くのテントが並ぶ。
ある人々は花火やキャンプファイアー、天体観測に興じており、
またある者は、キャンプ場の近くにある名峰に対して闘志を燃やす。おそらくは登山者であろう。
はたまたあるカップルは、テントの中でお互いの愛を確かめあっていた。
そして、ここに二つのテントがあった。
一つ目のテントには、カップルが宿泊していた。
一郎「こ、こないだの子?ただの知り合いだよ・・・そんなんじゃないって・・・」
理沙「わかってるわよ。あんたのPCもケータイも見たんだから。念のためでしょ、念・の・た・め!」
一郎「あれはひどいよ理沙・・・」
理沙「あんたが変なそぶりをするからいけないんでしょ!コクってきたのはそっちなんだし、ちゃんとしてよね!」
一郎「うん・・・だから今夜、もう一歩前進しようと思ってるんだ」
理沙「え・・・?」
穏やかそうで争い事を嫌いそうな青年と、勝気そうな女性。
それぞれ20台前半の、最近ありがちなカップルであった。
不仲ではなさそうで、何よりである。
二つ目のテントには、家族連れが宿泊していた。
どこからどう見ても普通の家族連れであった。20代後半の大人の女性と10歳前後の少年がそれぞれ一人。
祐樹「ママ、花火きれいだね。ほら、まだド~ンッッ!って!」
奈々子「うん、本当にきれいだね。でも祐樹ちゃん、そろそろ体に悪いから、お休みなさい。
テントの前で花火見物にいそしむ少年を気遣う母親、どこにでもありがちな親子である。
祐樹「やだ!や~だ!だってまだ持ってきた花火もだいぶ残ってるんだよ。」
奈々子「明日は遊園地に行くから、お寝坊さんだとあんまり遊べないわよ」
祐樹「う~ん・・・わかったママ。お休みなさ~い。」
少年はようやく就寝するようである。母親もそれに添い寝し、やがて二人とも寝息をたてた。
変わった点といえば、強いて言えば外泊にはメンバーが少し不用心なぐらいだろうか。
さて、真夜中までカードゲームで盛り上がっている一部の客を除いてはみな寝静まった深夜・・・
そこに、奇妙な物体が一個、ふわりふわりと飛行してきた。
その小型UFOは、様々なテントの傍を飛びまわった。
まだ起きている大学生のサークルに見つからないように光学迷彩を施しながら・・・
筋骨隆々の登山家のいるテントへの侵入を試みたが、物音に感づかれ起きられてしまったようだ。
その後もいろいろなテントを物色したのち、UFOが最後に訪れたのが、あのカップル達のいるテントであった。
テントの中では、二人の男女が激しい動きと声を発していた。
726 こんなの考えてみた 2011/11/21(月) 17:08:45.59 ID:xwOwH0rv
タイトルも一応考えてみました。
「来訪者たち」第二話
一郎「はぁっ・・・はぁっ・・・理沙・・・綺麗だね・・・」
理沙「何よ、あんた結構・・・あっ!やるじゃない・・・あんっ!」
一郎「も、もう一度行くよっ!はっっ!はぁっ!」
理沙「あ・・・また来たっ!ひゃうっ!ああっ!わあぁっ!」
二人は愛の営みに必死で、周りの様子など見えていない。
テントがキャンプ場の外れにある事もあり、セックスに夢中になる事が出来てしまったのである。
謎の球状の物体(いわゆるUFO)は何ら気づかれることのないまま、テントの中に入り込んでいった。
そして、ボウリング玉ほどの大きさのそれに、突然まるで内側から溶けたかのように大きな穴が開いた。
その中から出てきたのは、ゼリーか何かのようなドロドロとしたものであった。
それは、愛の営みを続ける二人に向かって、音もなく近づいて行った。
一郎「はっ!うおおっ!がぁっ!!はぁっ・・・」
理沙「ああっ!胸・・・!つまんでっ!またっ!あぁんっ!もうすぐっ!!」
ゼラチンのようなものが、一郎の足にある古傷を破って体内へと潜り込む。
一郎の足はぐにゅぐにゅと蠢いているのだが、彼は痛みも違和感も感じていないようだ。
そしてその蠢きは、徐々に太ももへ、そして下半身全体へと進んでいく。
一郎「はっ!たぁっっ!!・・・うん?あれ?なんか変だ・・・」
理沙「あっ・・・!あぁんっ・・・!・・・どうしたのよ一郎、なんで急に萎えるのよ!もう少しなんだから!」
もう少しで快感が頂点に達するところで相手に動きを止められ、相手の性器が活力を失い、理沙は不機嫌であった。
もしこの時、彼女が冷静であったなら、相手の足が蠢いていることに気付いたかもしれない。
一郎「な、なんか急に感じなくなっちゃったんだよ・・・それに、なんか気分がよくない・・・」
理沙「何言い訳してんのよ!そんなの、もう一回動いてみればどっちも解決するわよ!」
一郎「えっ?わ、わかったよ。もう一度・・・・・!?な、何か、どっちもものすごく元気になってくる!」
理沙「だから言ったでしょ!ほら、もう一回仕切り直すわよ!」
この時、彼らは自分達の身に何が起こったのかまるで気付いていなかった。
一度一郎の下半身が活力を失ったのは、謎の生物が下半身の制御権を完全に奪った瞬間。
もう一度活力を取り戻したのは、ゼリー生物が自分に利益のためにあえて活動を再開させたからである。
ちなみに、「気分が悪い」状態になったのは、謎の生物の細胞が一郎の神経細胞と同化しながら、上半身に侵入しているからである。
一郎「たぁっっ!!がぁっ!すごい!止まらないっ!?」
理沙「だめ・・・っ!もっとっ・・・!やんっ!ああっ!?」
一郎「うああっ!ごおおっ!うっ!出る!出る!」
理沙「あっ!こ、今度はそれっ!?も、もうちょっとっ!はぁっっ!我慢しなさいよっ!」
一郎「な、何か元気になってから、我慢できない!出る!」
理沙「く・・・来るっ!今日はっ!あんっ!!ちょっとっ!危ないっ!かもっ!」
彼の性器からは勢いよく精子が射出されている・・・
一郎「へ、変だ!下半身はすっごく元気なのに、どんどん出てくる!」
理沙「な、何っ!?おなかの中、全然っ!元気なのにっ!どんどん入ってくるっ!?」
察しの良い方はもうすでにお分かりであろう。
一郎の性器を通じて理沙の体内に侵入しているものは、ただの生殖細胞などではない。
あの謎のドロリとした生物そのものである。
生物は理沙の対内に侵入後、二人の生殖器官をより大きく作り変えていった。
一郎の生殖器官の「穴」の大きさは、それぞれホースのようなものとなり、理沙の器官もそれに対応した改造を施された。
彼らの脳を欺くため、快楽をより沢山感じるようにしながら・・・
727 こんなの考えてみた 2011/11/21(月) 17:53:06.58 ID:xwOwH0rv
「来訪者たち」第三話
一郎「すごい!すごいっ!はあっっ!はぁっ・・・僕たちっ!いったいどうなっちゃったのっ!?」
理沙「ひゃあっ!?あっ!ひああっ!胸もっっ!気絶・・・しそうっ!!あああっっ!!」
そうしている間にも、一郎の体内はどんどん融合が進んでいた。
背中が、肩甲骨の周りが、首が、どんどんと蠢いていく。
理沙の両足も、内臓も、次々に同化させられていった。
一郎「まだっっ!!まだ出るっっ!!ま・・・うぐぅっ!?」
理沙「ひああああっ!?だめぇっっ!!イっちゃう!イっ・・・一郎?」
一郎は白目をむいたまま痙攣を始めている。ついに融合が頭脳にまで及び始めたのだ。
一郎「な・・・何gうゴあグルルゴボあアヴヴッ!!起こっガラうルルヴッ!!ウうゴルうッ!!」
理沙「え・・・?ど、どうしたのよ一郎!?」
理沙は、何が起こっているのかも分からずに慌てている。
彼女が、痙攣している一郎が「腰だけはより激しく情熱的に動かしている」事に気付かなかったといって、誰が彼女を責められようか。
自分のへそが、胸が、首筋が不自然にグニュグニュと扇動し、時々全身がピクピクと動く事に気付かなかったといって、誰が責められようか。
理沙「と、とりあえず病院よ、119にでんwウアルルォオアグボボッ!・・・わ、私もおなjゴボボグルルゴボッ!!」
下腹部より侵入した生物が、彼女の脳と融合を開始した瞬間であった。
生物はあっという間に頭脳の大部分を制圧した。自分と同化させたのである。
理沙「誰かっ!だrラルルガララグボッ!か、体があつkウルルラガルル」
理沙の人格こそ消失していないものの、時々言葉らしきものを呟くのはもはや奇跡に近かった。
一郎の全身は常に蠢き続けており、彼はもはや痙攣するだけの存在のようであった。
しばらくそのような状態が続いた後、不意に蠢きが止まった。
理沙「ルルフュルガルラ・・・あ、あうっ・・・!うっ・・・!わ、私・・・どうなって・・・」
かろうじて理性を保っていた理沙は、自分の体を動かそうとしたが、うまく動かせない。
理沙「何!?私の体、どうしちゃったの!?ちゃんと動きなさいよ!」
しばらくもがいていると、ふと急に体が自由になった。
理沙「全く、私たちいったいどうしちゃったのかしら。」
もはやセックスどころではない。一刻も早く病院に行く必要があると言えた。
理沙「そうだわ、199番、11・・・ゴガボッ!?ううっ!?あ、あれ?わ、私、何をするつもりだったっけ・・・?」
何やら彼女の全身が一瞬震えたかと思った次の瞬間、彼女は自分の成すべき事を失念していたのである。
理沙「そうだ、何か刺さったままっていうのも気持ち悪いし、今日はもうエッチな気分にはなれそうにないしね。」
彼女はどうやら別の事を目的と思ったようだ。自分に覆いかぶさっていた一郎をどかそうとする。
しかし、かれのアレは彼女の中に入り込んだまま、どんなに頑張って彼の体を押しても、自分の体を引いても抜けない。
理沙は諦め、彼が起きてくるのを待つことにした。
何もしないのも暇なので、一郎をあらためてじっくりと見ている。
今は穏やかに寝息を立てているだけのようだ。
理沙「ふふ、でもこうして見てみると、結構かわいいわね。なんだかんだ言っても、やっぱりこいつじゃなきゃね。
このスレンダーな体つきもスマートで良いし。ちょっぴり頼りなさげで、ベースの肉体にスルニハ不適格だけド・・・えっ!?」、
理沙は、自分が突然呟いた言葉に驚いた。ベース?
しかし彼女は、今自分が言ったことの意味に気付いてはいなかった。気付けなかったと言ったほうが正確であろうか。
そうしている内に、一郎も目覚めた。まだ周りの状況がよく掴めていないようだ。
理沙「あんた大丈夫?突然痙攣し始めるんだもん、すごく驚いたんだよ!?」
理沙は、自分の身にも同じ事が起こった事は隠していた。強がったのだ。
一郎を心配して、ほっぺたをつねったり髪の毛をぐしゃぐしゃといじったりしている。
しかし一朗はそのようなことにはまるで関心がなさそうな様子で、理沙の体をじっくりとなめまわすように見つめている。
(寄生生物VS料理人)
615 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 21:25:54.89 ID:obwNFQpE
ちょっと貴方!そこの貴方!助けてください!
私一般人ですし!だから早くドアを開けて中に入れてください!
外は人間に化けたスライムが人間に同化して仲間を増やしてるんですよ!死にたくないんです!
私は寄生されてないです!化け物じゃないです人間です!
ダカ ラ ハ ヤク ナ カ マ ニ
ば、化けも…あぁ!ドアの隙間から…助け… ズルズルグニュグニュ
良かった!無事だったの?その人は?へー一緒に避難して来たんだ…もう大丈夫よ!
このシェルターは頑丈だからあいつらも流石にここまでは…って2人とも何ボーっとしてんのよ…
まるであいつらみたい…に…?
ビチャァ
616 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 21:31:53.84 ID:KbBrbrHG
スライムか。一度干してから炒め煮にするのと
一気に油で揚げて餡かけにするのと、どっちが美味しいだろう…
617 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 23:00:48.07 ID:j1rY8gMN
中国人留学生…恐ろしい子…!
618 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 23:36:13.24 ID:ClgdYbTn
豪快に踊り食いするのもまた美味かと。
踊り食いするつもりで逆に食われちゃうかもしれないけどまあそれはそれで。
619 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 23:40:16.25 ID:DX5Rjheo
この手の話題になると思い出すのが、「ゼロの怪物ヌル」という小学校時代に読んだSF。
謎の新生物を刺身で食った人々が、外見とかをコピーされて……って筋だったかな。
ともかく、生食は危険だと思うよ……ニュルル
620 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 00:01:02.62 ID:8nVNlSUI
スライムを食べちゃってあんな所やこんな所が大変な事になっちゃうSS書いてくれ
621 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 00:04:57.03 ID:3KNbzGXu
スライムを食べて、あまりの美味しさに虜になった娘が
スライム狩りに夢中になり、あんな所やこんな所で
(スライムが)大変なことになるお話…さすがにスレ違いだな。
622 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 00:08:06.63 ID:SvnUtrGV
スライムを氷付けにして大勝利。の筈が
唯一救えた幼女から手痛い一撃を食らい膝を突くヒロイン。
そしてスライムのように幼女の指がゲル状に変化しヒロインを拘束し絞め上げる
あなた。ま・・さかと混乱するヒロインに
そのま・さ・か。私がスライムのコア。心臓。さすがのおばちゃんもコアが人間の姿で意志を持ってるなんて想像できなかったでしょ(笑)と不気味な笑みを浮かべ近づく幼女
その後、3日間ヒロインの悲鳴が止むことはなかった
623 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 01:27:06.72 ID:Nlru7vdp
そして調理される幼女スライム…
624 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 05:20:03.33 ID:/VFKJrvq
あ、あんたたち
スライムを食べるなんでどうかしてるぞ
彼らは単体では生きてゆくことが難しいので
宿主を探して、おとなしく共に生きて行こうとする
害のない生き物じゃないか
それを食べるだなんて・・ガクブル
これだから人間は嫌なんだよ
629 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 20:54:15.00 ID:ndYuAJYp
寄生生物と中華料理人の死闘の中倒れた料理人の体から生まれた寄生料理生物…!
人間を次々と料理人に変えていくそれを利用し仲間を増やしていく中華料理人は
中華料理をナンバー1にするべく動き出す!
「この具材を我々も利用できないのか?」
「奴等にできて我等にできない筈は無い!」
「もうこれをマイナー料理とは呼ばせない…この具材で食卓を飾る新たなメジャー料理とするのだ!」
次々と動き出す他国の料理人達…!
「スライムがやられました…おいしいスープにされています…!」
「あいつ等人間か!?包丁で私の飛ばした呪いが斬られたぞ!」
「淫欲が食欲に負ける事はあってはならないのよ…!」
「私等も精液食べてるじゃん」
「羨ましいわ…ウィルス感染型とか貴方狙われないじゃないの」
「いえ、寄生させる素材が無くなると滅菌されかけました」
「やだ!私からこの子を奪わな…らめぇ!餃子を口に入れないで!おいしすぎりゅにょぉぉぉ!!!」
「マザー、地球侵略の件なんですがキャンセルに…あ、駄目?」
「妾のかわいい淫虫が!淫獣が!貴様等許さ…って極上な素材が来たって目を止めんか!」
抵抗する寄生生物達!…そして…
「寄生生物?料理人?違う、『淫欲』も『食欲』も創作料理に対する『意欲』も満ち溢れた
『アタシ』が全てを支配するアル…両方の特徴を合わせ持つ『寄生料理人』の『アタシ』が!」
果たして最後に笑うのは一体誰だ!
「と言う話を考えたのですが社長、これで映画作って稼いだお金であたし達仲間を増やすための拠点を…」
「そうねー…とりあえず会社を包囲しつつある板前達から逃げれるような事があれば考えるわ…無理そうだけど」
630 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 21:36:25.56 ID:Nlru7vdp
>>629
いいわね。続きを書く事を許可してやるわ。
631 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 21:59:00.28 ID:3KNbzGXu
淫欲と食欲の激闘に、第三勢力として睡眠欲が…無理だな、寝ちゃったら。
632 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/30(日) 04:33:53.74 ID:wTrj+JJo
そこで催眠ですよ
633 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/30(日) 07:46:50.35 ID:JeJcVbI9
こいつら・・・眠りながらセックスして戦いながら食い合ってやがる・・・
634 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/30(日) 08:14:33.96 ID:IXhTaeK2
>>633
三大欲求に加えて闘争本能まで満たされる極楽ですか。
650 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:10:20.35 ID:BXZQRGqL
>>630
ありがとうだわ
「社長!なんとか逃げ切れましたね!いやぁまさかあんな手が通用するとは…」
「こんな事もあろうかと新鮮なマグロを何匹もぶん投げてやったら誰がさばくか喧嘩し始めたからねぇ」
「しかしあたし以外の社員は全員板前達に捕まってしまいました…」
「私含めて全員魚介類系だから今頃みんなさばかれてる頃ね…」
「ふしゅるぅぅぅ!おいしいネタが揃ったぜぇ!グヘヘヘ!」
「斬った触手は蛸として偽装しろ!馬鹿な客には解りっこねぇからなぁ!」
「凄くおいしい…ああ…もっと…もっと私のお腹を満たしてぇぇぇ!」
「てめぇ!何勝手に味見してやがる!三枚に下ろされたいのかぁぁぁ!」
「…会社から何か聞こえてきましたが」
「私は何も聞いてない!追っ手が来る前に離れるわよ!」
板前達から逃げ出した2人、社員=蛸のター子と社長=イソギンチャクの磯子は繁華街に辿り着いた
「みんなが刺身に…寿司に…ああ何でこんなことに…」
「やめてよ…なんかお寿司食べたくなってきたじゃない」
「しかしマグロ代で会社の資金は全然残ってません、給料もまだなのであたしの財布は空なのです」
「そのおごってくれって顔を今すぐ止めなさい」
「そんな!会社を失い部下がこんなにも(お腹が)苦しい顔をしていると言うのに!鬼ですか!」
「少なくとも人間じゃないわよ?」
「ですねー」
「あ!だったらお金持ってそうな子を仲間にして…」
「敵地のど真ん中でそんな事止めてよ、マッハでどこかの料理人が飛んでくるから、 空 か ら」
「…それって人間ですか?」
「中国四千年の歴史やらその料理を食べるだけで口からビーム出たり
物凄いリアクションが起きたりする料理人を人間と思っちゃ駄目よ?色々な意味で」
「あ、ギャグ補正みたいなもの…」
「ちょっと、カメラ止めなさい」
~しばらくお待ちください~
651 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:12:32.19 ID:BXZQRGqL
人類は寄生生物の驚異に晒されていた…のは過去の話である。
寄生生物は『美味い』ただそれだけの理由で多種多様な寄生生物達は新食感と
食欲を追求する料理人達に狩られていった…勿論料理人とは言えただの人間であるが故に
最初は簡単に返り討ちにし淫欲の下僕にする事ができた 最 初 は
馬鹿では無いただの人間は武器を持つことで猛獣を仕留めてきたのである
料理人はただの人間であるが故に知恵を練り結論としてある人物達に協力を求めた…
陰陽師、退魔師などと呼ばれる寄生生物専門のハンター達だ
彼等は最初は危険すぎるし狩人としてのプライドで料理人なんぞ協力できんと断ってきた…しかしある料理人は言った
「そんな事言わないで欲しいアル~、協力してくれたらチャーハンのタダ券1年分あげるアル♪」
彼等は喜んで退魔の法の数々に別世界、宇宙からやってきたの怪物のデータ等を提供した
『淫欲』に耐性を持つ彼等も『食欲』には勝てなかったのだ…勿論料理人に寄生生物が倒せるわけが無いと高を括っていた
しかし彼等は料理人を甘く見すぎていた
重い鍋を振り続け、包丁で幾多の食材を切り裂き、美味しい料理のためなら危険な場所にも赴く彼等である
そこに美味い『食材』がある、ただそれだけの理由で料理人達は恐ろしい程の連携プレーを見せた
人に憑き淫獣や淫虫を増やすある妖狐相手にも軽々手下を倒した後妖狐に油揚げを放り投げ目の色を変えた隙に
麺棒で殴り気絶させ捕獲した、彼女は現在見るととても『食欲』をそそる油揚げを提供する事を条件に
『食材』の繁殖や世話をするまでに『堕ちた』
人を脅かす存在がただの養殖業にまでされてしまったのである、彼女はそれで満足しているが…
このように様々な寄生生物が狩られ食材にされるか食材を得るための『道具』にされているのだ
結果的に退魔師のほとんどが見下していた料理人に吸収され寄生生物達も抵抗を続けるが事前に幾つもの対策を立て
圧倒的な力と連携を行う相手に苦戦し続けている…ター子の話した内容の半分以上は実際にあった出来事である
ター子や磯子も抵抗し続けるとある魚介類系統の寄生生物組織のメンバーだが『板前』に支部である会社を襲撃され
壊滅状態にされた…ちなみに料理人のメンバーの殆どは女性である、女 性 である
~再開~
「アレ?アタシハ一体…何を言おうとしてたんだっけ?」
「さぁ?夢でも見てたんじゃないの?」
「夢なら仕方無いですね」
「そうね、それでこれからどうする?」
「ん~友達のスー子が寄生してる子のアパートに転がり込みますかねぇ」
「スライムのスー子ちゃんね…ってあの子この前スープにされたって貴方言ってなかった?」
「あー、スー子は確かに一度やられてますけどなんとか飴玉サイズで生き残ってたみたいです」
「ある程度大きくなったらまた『収穫』するために見逃されたのねぇ…可哀想に」
「スー子を守る為に行くんですからね?決してご飯貰いに行くわけじゃじゅるじゅる…」
「今すぐ隠れなさい、上の口と下の口から涎と言うか墨出てる」
ター子と磯子は人間の体を奪って人間に擬態しているので気が緩むと蛸人間と磯巾着人間の姿になってしまう
仲間を増やす時はこの姿で人間を襲い、海の仲間を体に侵入させ同化させる方法を用いて
人間と怪物の意思を併せ持つ仲間に生まれ変わらせるのである
「いやぁすみません、なんとか治まりました」
「気をつけなさいよ全く…奴等に目を付けられたら大変よ」
「社長はこれからどうなさるんです?」
「とりあえず『本社』に行って報告を行わないとね、奴等は最近力を付けすぎてるから対策を立てないと…」
「そうですか…それじゃあまた 生きてたら 会いましょう!社長の事、大好きでしたよ!」
「…何よその死亡フラグっぽい言い方、私の事嫌いでしょソレ?」
「YES!」
「解ったわ…その性根叩き直してあげる、体でね!という訳でちょっとそこの物陰に 行くわよ? 」
「え、あ、ちょ、ごめんなさいごめんなさい!…え?…そんな大きい触手あっ入らなあぁぁぁぁっ!」
652 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:20:11.35 ID:BXZQRGqL
続き書く予定無かったけどある程度書いてみた
固まってない設定とか料理人が存在そのものが反則だけど反省はしない
中国人が語尾にアルって言う発想に寄生されてる…
653 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:40:29.49 ID:188LyhJA
GJ!
セガールだって料理人だし問題ないアルよ!
654 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 23:11:16.48 ID:DhnUCXIJ
スレが…料理に寄生されている?
655 名無しさん@ピンキー sage 2011/11/01(火) 01:06:30.40 ID:acY/DWS/
このスレに食の千年帝国を築くのだっ!
659 名無しさん@ピンキー sage 2011/11/01(火) 07:37:15.43 ID:Ab2ac7ob
>>655
悪食の千年帝国?
660 名無しさん@ピンキー sage 2011/11/01(火) 15:38:01.25 ID:M1jX26kP
料理人に対抗する為に様々な遺伝子を組み合わせたキメラの寄生モンスターを生み出そうとした結果。研究施設の一つでお約束?のバイオハザードが発生
洋館を舞台にキメラ体に寄生され操られたモンスター達と料理人のバトルが勃発し双方に甚大な被害をもたらし洋館爆破で決着がついた筈が
キメラ体の生き残りが数体が街に侵入し寄生モンスターと料理人との戦いが始まって以来。最悪にして最大規模の市街地戦に発展←今ここ
ちょっと貴方!そこの貴方!助けてください!
私一般人ですし!だから早くドアを開けて中に入れてください!
外は人間に化けたスライムが人間に同化して仲間を増やしてるんですよ!死にたくないんです!
私は寄生されてないです!化け物じゃないです人間です!
ダカ ラ ハ ヤク ナ カ マ ニ
ば、化けも…あぁ!ドアの隙間から…助け… ズルズルグニュグニュ
良かった!無事だったの?その人は?へー一緒に避難して来たんだ…もう大丈夫よ!
このシェルターは頑丈だからあいつらも流石にここまでは…って2人とも何ボーっとしてんのよ…
まるであいつらみたい…に…?
ビチャァ
616 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 21:31:53.84 ID:KbBrbrHG
スライムか。一度干してから炒め煮にするのと
一気に油で揚げて餡かけにするのと、どっちが美味しいだろう…
617 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 23:00:48.07 ID:j1rY8gMN
中国人留学生…恐ろしい子…!
618 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 23:36:13.24 ID:ClgdYbTn
豪快に踊り食いするのもまた美味かと。
踊り食いするつもりで逆に食われちゃうかもしれないけどまあそれはそれで。
619 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/28(金) 23:40:16.25 ID:DX5Rjheo
この手の話題になると思い出すのが、「ゼロの怪物ヌル」という小学校時代に読んだSF。
謎の新生物を刺身で食った人々が、外見とかをコピーされて……って筋だったかな。
ともかく、生食は危険だと思うよ……ニュルル
620 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 00:01:02.62 ID:8nVNlSUI
スライムを食べちゃってあんな所やこんな所が大変な事になっちゃうSS書いてくれ
621 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 00:04:57.03 ID:3KNbzGXu
スライムを食べて、あまりの美味しさに虜になった娘が
スライム狩りに夢中になり、あんな所やこんな所で
(スライムが)大変なことになるお話…さすがにスレ違いだな。
622 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 00:08:06.63 ID:SvnUtrGV
スライムを氷付けにして大勝利。の筈が
唯一救えた幼女から手痛い一撃を食らい膝を突くヒロイン。
そしてスライムのように幼女の指がゲル状に変化しヒロインを拘束し絞め上げる
あなた。ま・・さかと混乱するヒロインに
そのま・さ・か。私がスライムのコア。心臓。さすがのおばちゃんもコアが人間の姿で意志を持ってるなんて想像できなかったでしょ(笑)と不気味な笑みを浮かべ近づく幼女
その後、3日間ヒロインの悲鳴が止むことはなかった
623 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 01:27:06.72 ID:Nlru7vdp
そして調理される幼女スライム…
624 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 05:20:03.33 ID:/VFKJrvq
あ、あんたたち
スライムを食べるなんでどうかしてるぞ
彼らは単体では生きてゆくことが難しいので
宿主を探して、おとなしく共に生きて行こうとする
害のない生き物じゃないか
それを食べるだなんて・・ガクブル
これだから人間は嫌なんだよ
629 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 20:54:15.00 ID:ndYuAJYp
寄生生物と中華料理人の死闘の中倒れた料理人の体から生まれた寄生料理生物…!
人間を次々と料理人に変えていくそれを利用し仲間を増やしていく中華料理人は
中華料理をナンバー1にするべく動き出す!
「この具材を我々も利用できないのか?」
「奴等にできて我等にできない筈は無い!」
「もうこれをマイナー料理とは呼ばせない…この具材で食卓を飾る新たなメジャー料理とするのだ!」
次々と動き出す他国の料理人達…!
「スライムがやられました…おいしいスープにされています…!」
「あいつ等人間か!?包丁で私の飛ばした呪いが斬られたぞ!」
「淫欲が食欲に負ける事はあってはならないのよ…!」
「私等も精液食べてるじゃん」
「羨ましいわ…ウィルス感染型とか貴方狙われないじゃないの」
「いえ、寄生させる素材が無くなると滅菌されかけました」
「やだ!私からこの子を奪わな…らめぇ!餃子を口に入れないで!おいしすぎりゅにょぉぉぉ!!!」
「マザー、地球侵略の件なんですがキャンセルに…あ、駄目?」
「妾のかわいい淫虫が!淫獣が!貴様等許さ…って極上な素材が来たって目を止めんか!」
抵抗する寄生生物達!…そして…
「寄生生物?料理人?違う、『淫欲』も『食欲』も創作料理に対する『意欲』も満ち溢れた
『アタシ』が全てを支配するアル…両方の特徴を合わせ持つ『寄生料理人』の『アタシ』が!」
果たして最後に笑うのは一体誰だ!
「と言う話を考えたのですが社長、これで映画作って稼いだお金であたし達仲間を増やすための拠点を…」
「そうねー…とりあえず会社を包囲しつつある板前達から逃げれるような事があれば考えるわ…無理そうだけど」
630 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 21:36:25.56 ID:Nlru7vdp
>>629
いいわね。続きを書く事を許可してやるわ。
631 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/29(土) 21:59:00.28 ID:3KNbzGXu
淫欲と食欲の激闘に、第三勢力として睡眠欲が…無理だな、寝ちゃったら。
632 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/30(日) 04:33:53.74 ID:wTrj+JJo
そこで催眠ですよ
633 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/30(日) 07:46:50.35 ID:JeJcVbI9
こいつら・・・眠りながらセックスして戦いながら食い合ってやがる・・・
634 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/30(日) 08:14:33.96 ID:IXhTaeK2
>>633
三大欲求に加えて闘争本能まで満たされる極楽ですか。
650 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:10:20.35 ID:BXZQRGqL
>>630
ありがとうだわ
「社長!なんとか逃げ切れましたね!いやぁまさかあんな手が通用するとは…」
「こんな事もあろうかと新鮮なマグロを何匹もぶん投げてやったら誰がさばくか喧嘩し始めたからねぇ」
「しかしあたし以外の社員は全員板前達に捕まってしまいました…」
「私含めて全員魚介類系だから今頃みんなさばかれてる頃ね…」
「ふしゅるぅぅぅ!おいしいネタが揃ったぜぇ!グヘヘヘ!」
「斬った触手は蛸として偽装しろ!馬鹿な客には解りっこねぇからなぁ!」
「凄くおいしい…ああ…もっと…もっと私のお腹を満たしてぇぇぇ!」
「てめぇ!何勝手に味見してやがる!三枚に下ろされたいのかぁぁぁ!」
「…会社から何か聞こえてきましたが」
「私は何も聞いてない!追っ手が来る前に離れるわよ!」
板前達から逃げ出した2人、社員=蛸のター子と社長=イソギンチャクの磯子は繁華街に辿り着いた
「みんなが刺身に…寿司に…ああ何でこんなことに…」
「やめてよ…なんかお寿司食べたくなってきたじゃない」
「しかしマグロ代で会社の資金は全然残ってません、給料もまだなのであたしの財布は空なのです」
「そのおごってくれって顔を今すぐ止めなさい」
「そんな!会社を失い部下がこんなにも(お腹が)苦しい顔をしていると言うのに!鬼ですか!」
「少なくとも人間じゃないわよ?」
「ですねー」
「あ!だったらお金持ってそうな子を仲間にして…」
「敵地のど真ん中でそんな事止めてよ、マッハでどこかの料理人が飛んでくるから、 空 か ら」
「…それって人間ですか?」
「中国四千年の歴史やらその料理を食べるだけで口からビーム出たり
物凄いリアクションが起きたりする料理人を人間と思っちゃ駄目よ?色々な意味で」
「あ、ギャグ補正みたいなもの…」
「ちょっと、カメラ止めなさい」
~しばらくお待ちください~
651 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:12:32.19 ID:BXZQRGqL
人類は寄生生物の驚異に晒されていた…のは過去の話である。
寄生生物は『美味い』ただそれだけの理由で多種多様な寄生生物達は新食感と
食欲を追求する料理人達に狩られていった…勿論料理人とは言えただの人間であるが故に
最初は簡単に返り討ちにし淫欲の下僕にする事ができた 最 初 は
馬鹿では無いただの人間は武器を持つことで猛獣を仕留めてきたのである
料理人はただの人間であるが故に知恵を練り結論としてある人物達に協力を求めた…
陰陽師、退魔師などと呼ばれる寄生生物専門のハンター達だ
彼等は最初は危険すぎるし狩人としてのプライドで料理人なんぞ協力できんと断ってきた…しかしある料理人は言った
「そんな事言わないで欲しいアル~、協力してくれたらチャーハンのタダ券1年分あげるアル♪」
彼等は喜んで退魔の法の数々に別世界、宇宙からやってきたの怪物のデータ等を提供した
『淫欲』に耐性を持つ彼等も『食欲』には勝てなかったのだ…勿論料理人に寄生生物が倒せるわけが無いと高を括っていた
しかし彼等は料理人を甘く見すぎていた
重い鍋を振り続け、包丁で幾多の食材を切り裂き、美味しい料理のためなら危険な場所にも赴く彼等である
そこに美味い『食材』がある、ただそれだけの理由で料理人達は恐ろしい程の連携プレーを見せた
人に憑き淫獣や淫虫を増やすある妖狐相手にも軽々手下を倒した後妖狐に油揚げを放り投げ目の色を変えた隙に
麺棒で殴り気絶させ捕獲した、彼女は現在見るととても『食欲』をそそる油揚げを提供する事を条件に
『食材』の繁殖や世話をするまでに『堕ちた』
人を脅かす存在がただの養殖業にまでされてしまったのである、彼女はそれで満足しているが…
このように様々な寄生生物が狩られ食材にされるか食材を得るための『道具』にされているのだ
結果的に退魔師のほとんどが見下していた料理人に吸収され寄生生物達も抵抗を続けるが事前に幾つもの対策を立て
圧倒的な力と連携を行う相手に苦戦し続けている…ター子の話した内容の半分以上は実際にあった出来事である
ター子や磯子も抵抗し続けるとある魚介類系統の寄生生物組織のメンバーだが『板前』に支部である会社を襲撃され
壊滅状態にされた…ちなみに料理人のメンバーの殆どは女性である、女 性 である
~再開~
「アレ?アタシハ一体…何を言おうとしてたんだっけ?」
「さぁ?夢でも見てたんじゃないの?」
「夢なら仕方無いですね」
「そうね、それでこれからどうする?」
「ん~友達のスー子が寄生してる子のアパートに転がり込みますかねぇ」
「スライムのスー子ちゃんね…ってあの子この前スープにされたって貴方言ってなかった?」
「あー、スー子は確かに一度やられてますけどなんとか飴玉サイズで生き残ってたみたいです」
「ある程度大きくなったらまた『収穫』するために見逃されたのねぇ…可哀想に」
「スー子を守る為に行くんですからね?決してご飯貰いに行くわけじゃじゅるじゅる…」
「今すぐ隠れなさい、上の口と下の口から涎と言うか墨出てる」
ター子と磯子は人間の体を奪って人間に擬態しているので気が緩むと蛸人間と磯巾着人間の姿になってしまう
仲間を増やす時はこの姿で人間を襲い、海の仲間を体に侵入させ同化させる方法を用いて
人間と怪物の意思を併せ持つ仲間に生まれ変わらせるのである
「いやぁすみません、なんとか治まりました」
「気をつけなさいよ全く…奴等に目を付けられたら大変よ」
「社長はこれからどうなさるんです?」
「とりあえず『本社』に行って報告を行わないとね、奴等は最近力を付けすぎてるから対策を立てないと…」
「そうですか…それじゃあまた 生きてたら 会いましょう!社長の事、大好きでしたよ!」
「…何よその死亡フラグっぽい言い方、私の事嫌いでしょソレ?」
「YES!」
「解ったわ…その性根叩き直してあげる、体でね!という訳でちょっとそこの物陰に 行くわよ? 」
「え、あ、ちょ、ごめんなさいごめんなさい!…え?…そんな大きい触手あっ入らなあぁぁぁぁっ!」
652 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:20:11.35 ID:BXZQRGqL
続き書く予定無かったけどある程度書いてみた
固まってない設定とか料理人が存在そのものが反則だけど反省はしない
中国人が語尾にアルって言う発想に寄生されてる…
653 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 22:40:29.49 ID:188LyhJA
GJ!
セガールだって料理人だし問題ないアルよ!
654 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/31(月) 23:11:16.48 ID:DhnUCXIJ
スレが…料理に寄生されている?
655 名無しさん@ピンキー sage 2011/11/01(火) 01:06:30.40 ID:acY/DWS/
このスレに食の千年帝国を築くのだっ!
659 名無しさん@ピンキー sage 2011/11/01(火) 07:37:15.43 ID:Ab2ac7ob
>>655
悪食の千年帝国?
660 名無しさん@ピンキー sage 2011/11/01(火) 15:38:01.25 ID:M1jX26kP
料理人に対抗する為に様々な遺伝子を組み合わせたキメラの寄生モンスターを生み出そうとした結果。研究施設の一つでお約束?のバイオハザードが発生
洋館を舞台にキメラ体に寄生され操られたモンスター達と料理人のバトルが勃発し双方に甚大な被害をもたらし洋館爆破で決着がついた筈が
キメラ体の生き残りが数体が街に侵入し寄生モンスターと料理人との戦いが始まって以来。最悪にして最大規模の市街地戦に発展←今ここ