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(何の変哲もない、夏の日の一ページだったのに)
689 名無しさん@ピンキー sage 2008/08/03(日) 22:28:44 ID:VEmou01K
寄生ラッシュ…今年はガソリン価格高騰で渋滞も減少するらしいから……
うふふ、そうねぇ…今年は鉄道を利用して増殖を試みましょ……ふふふっ、楽しみだわ♪
690 名無しさん@ピンキー sage 2008/08/03(日) 22:34:03 ID:rjY/xf6X
その古い電車がトンネルを通り抜けるほんの十数秒の間に
692 名無しさん@ピンキー sage 2008/08/04(月) 00:00:21 ID:Da2pt1LG
>>690
――車内は、凄いことになっていた。
2時間に1本しか走っていないようなドローカル線で、
時期が時期だけに車内には部活帰りの女子高生に有閑マダム、
しわくちゃのお婆ちゃん、それに僕くらいしか乗っていなかった。
はずだった。
何の変哲もない、夏の日の一ページ。
そのはずだったのに。これは一体、どういうことだろうか。
僕は白昼夢でも見ているのか。
「ああん…いいわぁ加奈、もっとくちゅくちゅしてぇ……」
「秋穂はここを弄るといい声で鳴く……と」
「はぁぁん!イくぅぅっっ!!」
「んんっ…暑いわぁ……え、服なんか着てるからぁ?
…そうね、脱いじゃえばいいのね、ご主人様♪
はいぃ…全身がひんやりして気持ちイイ……それだけでイっちゃいそうですぅ」
「おやまぁ随分と近頃の娘っこはふしだらになっちゃってぇ……
こんな風に育てた親の顔が見てみたいねぇ…うふふ♪
ほれ、私がお仕置きしてやるから、さっさとこっちに尻を向けんか!!」
「はひぃぃっ、すみませぇん!もっと悪い子をぶってぇ!」
「ははっ…こりゃあいい、気分だけじゃなくて身体も若返ってるよ!」
端的に説明すれば、こうだ。
ほんの十数秒前までは極めて普通の車内だったのに、気がついてみれば嬌声飛び交うエロ空間になっていた。
それなんてエロゲ?と言いたい所だが、生憎事実だ。
それも――かなり性質の悪い。
なぜなら、どの女性の股間からも、うねうねと別の生き物みたいに蠢く肉色の触手が
イソギンチャクかナマコの集団みたいに飛び出しているのだから。
――なんて冷静に観察している余裕があったのは、僕が寄生スレの住人だからかな?
とか思っていると、4対の媚びに満ちた視線と、殺気みたいなものを感じた。
ああ――神様仏様グリッドマン…じゃなくてFBX様、僕はもうダメみたいです。
「……痛くしないでね?」
精一杯可愛く、微笑みながら言ったつもりだったが、
果たして彼女達がそれを聞いていたかどうかは定かではない。
だって――気がついたときにはもう、私も触手様のトリコだったから。
寄生ラッシュ…今年はガソリン価格高騰で渋滞も減少するらしいから……
うふふ、そうねぇ…今年は鉄道を利用して増殖を試みましょ……ふふふっ、楽しみだわ♪
690 名無しさん@ピンキー sage 2008/08/03(日) 22:34:03 ID:rjY/xf6X
その古い電車がトンネルを通り抜けるほんの十数秒の間に
692 名無しさん@ピンキー sage 2008/08/04(月) 00:00:21 ID:Da2pt1LG
>>690
――車内は、凄いことになっていた。
2時間に1本しか走っていないようなドローカル線で、
時期が時期だけに車内には部活帰りの女子高生に有閑マダム、
しわくちゃのお婆ちゃん、それに僕くらいしか乗っていなかった。
はずだった。
何の変哲もない、夏の日の一ページ。
そのはずだったのに。これは一体、どういうことだろうか。
僕は白昼夢でも見ているのか。
「ああん…いいわぁ加奈、もっとくちゅくちゅしてぇ……」
「秋穂はここを弄るといい声で鳴く……と」
「はぁぁん!イくぅぅっっ!!」
「んんっ…暑いわぁ……え、服なんか着てるからぁ?
…そうね、脱いじゃえばいいのね、ご主人様♪
はいぃ…全身がひんやりして気持ちイイ……それだけでイっちゃいそうですぅ」
「おやまぁ随分と近頃の娘っこはふしだらになっちゃってぇ……
こんな風に育てた親の顔が見てみたいねぇ…うふふ♪
ほれ、私がお仕置きしてやるから、さっさとこっちに尻を向けんか!!」
「はひぃぃっ、すみませぇん!もっと悪い子をぶってぇ!」
「ははっ…こりゃあいい、気分だけじゃなくて身体も若返ってるよ!」
端的に説明すれば、こうだ。
ほんの十数秒前までは極めて普通の車内だったのに、気がついてみれば嬌声飛び交うエロ空間になっていた。
それなんてエロゲ?と言いたい所だが、生憎事実だ。
それも――かなり性質の悪い。
なぜなら、どの女性の股間からも、うねうねと別の生き物みたいに蠢く肉色の触手が
イソギンチャクかナマコの集団みたいに飛び出しているのだから。
――なんて冷静に観察している余裕があったのは、僕が寄生スレの住人だからかな?
とか思っていると、4対の媚びに満ちた視線と、殺気みたいなものを感じた。
ああ――神様仏様グリッドマン…じゃなくてFBX様、僕はもうダメみたいです。
「……痛くしないでね?」
精一杯可愛く、微笑みながら言ったつもりだったが、
果たして彼女達がそれを聞いていたかどうかは定かではない。
だって――気がついたときにはもう、私も触手様のトリコだったから。
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