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アスター教の暗躍
468 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 03:04:12 ID:6UlEI0IO
まだ何人か起きてるようなのでアンケ。
寄生シチュと異形後尾シチュ、どっち先に書こうか考え中。
前々から気になっていたゾロアスターネタを取り込んでいるので、悪魔ですな。
469 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 03:41:38 ID:N++WMOjk
寄生段階でまずはじっとりと肉体的精神的な微妙な変化を描き、
臨界点達したらしたらどーんと逝っちゃうなり異形化なりってのが好きです
異形交尾はその後からでも遅くはないと思うのです
470 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 03:56:10 ID:6UlEI0IO
>>469
ひょっとして長編を期待してたり?
今回は綿密な設定を考えてないから、それは難しいかも。
まぁ待たれよw
471 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:12:22 ID:6UlEI0IO
「…」
薄暗い部屋に少女が一人、閉じこめられている。
憔悴しきった表情は、そこで何が起きているのかをありありと伝えてくれる。
しかし彼女の様子とは裏腹に、その衣服は奇妙なものだった。
まるで手術を受ける患者のような薄緑のガウンなのだ。
微動だにせず、少女は座ったままの体勢を維持している。
何かを待っている風でもなく、かといって何かを考えている様子でもない。
「!」
監禁されて非人道的な扱いを受けているせいだろうか。
何者かが近づいてくる気配を察知したようだ。
ドアが開き、白衣姿の人間が姿を現す。
「時間よ。来なさい」
「…」
幽鬼のような緩慢な動作で彼女は従った。
連れて行かれた先は鉄の扉で固く締め切られた部屋。
部屋の中央には分厚いガラスの仕切りがあり、その奥には特に何もない。
白衣の女性は少女をその仕切りの奥へ入れる。
そのまま机のコンピュータに向かい、近くにあるマイクで告げた。
「コンディションチェック開始」
マイクはコンピュータに接続されており、音声認識機能を通じて命令が実行される。
ディスプレイに命令承諾のメッセージが表示された。
同時にガラスの奥の部屋にベッドのような台が用意された。
奥に入れられた少女は命令されるべくもなく、その台に仰向けになった。
「…だいぶ従順になったわね。やっと抵抗しても無駄だと分かったのね」
部屋の入り口には別な白衣の女性。
「あぁ、エミリー」
「順調そうじゃない、レイ」
新たに部屋に入ってきたエミリーはそのままレイの元へ行く。
「コンディションチェックを通過すれば、やっと実験が開始できる」
「……にわかには信じられないけどねぇ」
472 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:13:11 ID:6UlEI0IO
「あなたは信じてくれるって分かってるわよ」
二人はコンピュータに接続されている装置に目をやる。
装置には透明な箱が組み込まれており、その中には虹色の球体がただずんでいた。
「最初あなたがアレを持ってきた時は何かと思ったわ」
「そりゃそうよ。私だって……信じられなかったもの」
「あの真面目なレイが、真顔で悪魔の卵だ、なんて言うんだもん」
「エミリーしか信じてくれないと思ったから正直に言ったのよ」
そんな会話の横で、コンピュータは忠実に少女の状態をチェックしていた。
ガラスの向こうではベッドに寝ているだけの少女。
「……終わったわ」
ディスプレイには異常なしの表示。
ついに実験が始められるのだ。
「エミリー」
「あなたが見つけた卵だもの。あなたが押しなさい」
レイはうなずき、実験装置にある赤いボタンを押した。
ガラスの向こうの少女は、名をエルスと言う。
3週間ほど前にここに拉致され、そのまま色々とされた。
(…)
何を考えるでもなく、ただベッドでじっとしている。
もうダメなのは良く理解できた。
親友のシェリー達と一緒に遊んでいたのが夢のようだ。
二度と表に出ることはできず、ここで私は殺される…。
エルスはそう考えていた。
ちょうどガラスの反対側でボタンが押されるのと同時に、ベッドが動き出す。
エルスの身体の形と同じサイズの窪みが出来、そのまま頭を上にして傾く。
473 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:14:18 ID:6UlEI0IO
今回、何をされるかは分からないけれども、逃げられないのは変わりなかった。
装置のボタンが押されると同時に、セットされていた虹色の球体が吸い込まれていく。
サイズとしては直径5センチほどの、ごく小さなものだ。
「これって、どうなるの?」
レイに聞くエミリー。
「装置でいったん中身をスキャンしてみるの。それであの子に与える」
「与えるって……飲ませるとか?」
「あのねぇ、エミリー? 悪魔の卵なのよ?」
レイはエミリーに古びた本を渡す。
「少なくともこの本にはそう書いてある。そして人間にとって悪魔と言えば?」
「言えば? とか軽々しく言われてもねぇ……」
「神に背く存在でしょ。だったら、神に背く方法であの子に与えればいいんじゃないかと」
「………わかった。その、言いにくいけど」
「お○んこよ」
「ちょ」
エミリーは顔を赤くする。
「ちょっと、そんな露骨にねぇ?」
「私たちは神に背くのよ。エミリーが宗教やってないのは知ってるしね」
「うん…」
「別に良いでしょ。成功したら学会に発表できるし、失敗なら闇に葬ればいい」
「闇」
レイの瞳は狂気をたたえている。
「あの子を始末する」
「!!」
エミリーはその台詞に思わず後ずさる。
「逃げる? でもエミリーは逃げないんだよね」
「う…」
「だって逃げられないもんね。あの子捕まえたの、エミリーじゃん」
474 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:14:42 ID:6UlEI0IO
エミリーはうつむく。
レイはそんなエミリーを尻目に、コンピュータのディスプレイを見る。
「うーん、中身は不明か…」
「どうするの?」
「こうするの」
レイは装置の別なスイッチを押した。
「実験するに決まってるじゃん」
二人はガラスの向こうに目を向けた。
斜めに固定されたベッド。
その近くの床から管らしき物が現れた。
「…」
無表情でそれを見つめるエルス。
もはや管がどんな物なのかすら興味がない。
その管はゆっくりとエルスの秘所付近までやってくる。
(今度は………そっち)
なんとなくそうは思ったが、もはやエルスには抵抗する気力も体力も無い。
最低限生きるのに必要な栄養しか与えられていないのだ。
管はエルスの秘所に狙いを定め、そのまま入り込んで来た。
「う……」
その異様な感覚に思わずエルスは声を漏らす。
「っしゃぁ! 入ったー!」
管がエルスの体内に入り込んだのを見てガッツポーズを取るレイ。
エミリーは、こんなレイを見たことがなかった。
「ね、ねぇレイ?」
「何?」
475 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:16:25 ID:6UlEI0IO
「あなた何かあったの?」
「そりゃもう。あの卵を頂いた時に………ンフフ」
「頂いた?」
「まぁその話は後! さぁ、注入しちゃうよ」
コンピュータを操作し、装置に命令を出す。
すると装置に組み込まれている青紫色の液体が減り始めていった。
エルスの体内に入り込んでいる管から、液体が放出され始めた。
生暖かいそれは、結構な勢いでエルスの中に流れ込んでいく。
「…」
管が伸び始めた時から、その根本はガラスの向こうであるのは見えていた。
その管が不自然に膨らんだ部分がこちらに近づいてきている。
『いまあなたに注いでるのは、身体を柔らかくする薬よ。ま、正確には毒薬なんだけどね』
天井に設置されているとおぼしきスピーカーからレイの声が聞こえる。
『その管の膨らみが今回のメインディッシュよ。入れても大丈夫なように、まず薬を注いでるの』
「あれ……なに……」
エルスが静かに声を発した。
『悪魔の卵。あのお方から私が頂いたの』
「…」
誰からもらったとか、そういうことには一切関心が持てなかった。
ただ、自分の身体に何をされるのかくらいは一応知っておきたかったのだ。
『さ、入るわ』
膨らみは管の先端へと姿を消していった。
その後も管は薬を放出し続けたが、3分ほどでエルスから出て行った。
『実験はおしまい。今日はそこで眠っていいわ』
476 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:17:20 ID:6UlEI0IO
エルスはそれを聞くと、目を閉じた。
「レイ?」
「とりあえずはこんなとこ」
ディスプレイには卵が正常に注入された旨が表示されている。
「教えて。誰からもらったの?」
「そんなに知りたいの? いいわ」
レイはディスプレイから目を離し、エミリーの方に向き直る。
「その文献に出てくる人物よ」
「!」
エミリーは手元にある本を開く。
「どれよ」
「わからないかなぁ」
著者名のページを開くエミリーだが、特に知る名前は無い。
「そっか、エミリーは知らないかも」
「こんな名前、学会とかでも聞いたこと無いわ」
「そりゃそうよ」
Angra Mainyu
Drujs
Jahi
「だいたいどこの国よコレ」
「まどろっこしいのは嫌いだったわね、エミリー」
「そうよ。はっきりして」
「その3人は邪神と悪魔」
「…!」
エミリーの表情が凍り付いた。
「そしてあなたもこれから私と同じになるの。…ジャヒー様」
レンの言葉と同時に、妖艶な美女がレンの後ろに現れた。
「ど、どこから…」
477 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:18:05 ID:6UlEI0IO
『最初からここにおったわ。まぁ、我が僕にならなければ見えぬがね』
ほとんど全裸に近い衣服を身につけ、全身に淫気を纏った女が言う。
『レンよ、我が命令をよくぞ完遂した。褒美に今宵はドゥルジと共に可愛がってやろう』
ジャヒーはそういうとレンに後ろから抱きつき、その首筋に舌を這わす。
「はふぅ……うれしいですぅ、ジャヒーさまぁ…」
ジャヒーの全身から発せられる淫気は、既にレンを包み込んでいた。
レンの左手はそのスカートの中に入れられ、せわしなく動き回っている。
『クク、我が淫気は僕によく利く…』
その様子をエミリーはただ見ているだけではなかった。
いかにしてこの場から脱するかを考えていたのだが…
「えみりぃ…、一緒にジャヒー様達にお仕えしようよぉ」
「れ、レン…」
レンはほおを上気させている。
『エミリーとやら? 我が何者かを言ってなかったな』
「!」
その言葉にエミリーは息をのむ。
『我はジャヒー。邪神アンリ=マンユ様の娘にして愛人』
「む、娘で愛人…?」
異様な表現と関係に混乱するエミリー。
「あはぁ…、ジャヒー様は悪魔だから、近親相姦だって全然気にしないんだってぇ」
いつの間にかジャヒーの右手はレンの秘所に潜り込んでいた。
レンは全身を快楽にふるわせ、そう言った。
『性愛と堕落の化身とも言われる』
「っ!!」
そこまで聞いた瞬間、エミリーは踵を返して部屋から全力で出て行った。
「あ!」
『良い…』
追いかけようとするレンを止めるジャヒー。
478 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:18:36 ID:6UlEI0IO
『どのみちあの女は既にドゥルジが目をつけておる』
「ドゥルジ様が?」
『ドゥルジの下僕がエミリーを監視することになる。心配はない』
「はぁい…」
『さて、今夜は寝かさぬぞ? どこで抱いて欲しい?』
「この間は研究室だったんで…、今日はベッドでしっかりとお願いしますぅ」
『ふ、すっかり卑猥な淫奴に墜ちたな…。とても真面目な研究員などには見えぬなぁ』
ジャヒーはレンを抱いたまま、研究室から姿を消した。
ジャヒーとレンが部屋に姿を現すと、そこには既に人影があった。
『ドゥルジか。早いな』
ジャヒーがその人影に話しかけた。
『ん…、実験はどうなったのだ? 人間』
『ドゥルジ』
『む…、レンよ』
ジャヒーはドゥルジに対し、執拗にレンを名前で呼ばせようとする。
「体調が万全だったので、卵を注入しましたぁ。…今は眠っていますぅ」
完全に間延びした口調でレンが報告した。
それもそのはず、相変わらずジャヒーがレンの股間を弄くっているのだから。
『まずは成功ということか?』
ドゥルジの言葉を聞いてか、ジャヒーはレンを解放してドゥルジに突き出した。
レンはそのままドゥルジの身体にすり寄る。
「はい…。後は経過を見て、ということです」
『そういうことだ』
『ふむ…まぁ、ジャヒーがそう言うなら信じても良かろう』
二人の会話を聞きつつも、レンはドゥルジの大腿に股間を擦りつけている。
「あふ、わたしぃ…ドゥルジ様の太ももでオナニーしていいですかぁ?」
『にんげ、いやレンとやら。私はジャヒーとは違う』
479 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:19:34 ID:6UlEI0IO
『良いではないか。レンは今宵、大きな働きをしたのだ。我らこそ僕に褒美を与えるべきよ』
『だがな、自慰をすると人間はどうなるのだ? 私はそれを知らぬ』
ドゥルジはジャヒーのような、性愛に関係する悪魔ではない。
『それは…、レン。説明するがよい』
「わ、私ですか? えーと」
ドゥルジの顔を見ると、真面目な表情だった。
本当に知らないことを察すると、レンは口を開く。
「女性の場合は、全身に強烈な快感を得ると同時に愛液を分泌します」
科学者らしい説明をする。
しかしジャヒーは不満な様子だった。
『わかるか? ドゥルジ』
そのジャヒーの表情は何か企んでいるような微笑。
それを見たドゥルジは、彼女の淫蕩な考えを理解した様子で
『わからぬな。私たちは悪魔であって、人間ではない。わかるように説明せよ』
ドゥルジは右手をレンの額に当てる。
『次で上手く説明できぬ時、レンよ。お前の頭に私の腐敗毒を注ぐぞ』
「ひ…」
『ドゥルジは本気だぞ、レン。我の僕ならば出来て当然なのだが…残念だ』
レンは慌ててすべての服を脱ぐ。
そして近くの机に腰を下ろし、ドゥルジの方を向く。
「こ、ここが人間の生殖器です! 私は女なので、ここはくぼんでるんです!」
『ほう? どう使うのだ?』
「男はここが出っ張っているんです。その出っ張りをここに入れることで、生殖行為ができるんです」
『ただ入れるだけで子が生まれると?』
「い、いいえ! 男が精液という体液を注ぐことで、子供ができる可能性があります」
『必ずしも子が出来る訳ではないと』
「専門家ならその確率が分かるかもしれませんが、私はわかりかねます」
『それで?』
「ここの穴に入れられると、女は快楽を感じます」
『どのくらいの?』
480 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:21:05 ID:6UlEI0IO
「えと…悪魔のお二人の前でこの表現はどうかと思いますが、まさしく天に昇るほどの…」
そこまで言うと、突然ドゥルジが表情をこわばらせる。
『貴様…』
「に、人間の間で使われる表現です! 誤解無きよう…」
ドゥルジはそのまま近づき、大きく右手を振りかぶる。
「あ、あ、命だけは、たす…ひぃっ!!」
恐怖心から目を閉じたレンだったが、特に何も起きなかった。
ゆっくりと目を開けるレン。
『うむ。よく分かった』
満足そうな表情でドゥルジは言った。
『褒美に…レンとやら。お前を作り替えてやろう』
「…え?」
『なに、簡単な話よ。我が毒素とジャヒーの淫術を合わせればな』
ジャヒーと視線を合わせるドゥルジ。
既にジャヒーの表情は笑みを浮かべていた。
『ジャヒー』
『任せておけ』
ジャヒーはレンに近づき、机からベッドの上へと移動させた。
『今宵は寝かせないつもりだったが…ドゥルジがああ言うのは珍しくてな』
「つ、作り替えるって…」
『我とドゥルジの眷属としてやると言っているのだ』
「でもドゥルジ様って…」
『ドゥルジ。自己紹介してやれ』
元々薄暗い部屋が更に暗くなる。
これも悪魔二柱の力だろうか。
『私はドゥルジ。ドゥルジ=ナス』
暗い中、ドゥルジの気配が変わっていく。
『背教。虚偽。そして…』
481 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:21:41 ID:6UlEI0IO
わずかに闇が晴れ、ドゥルジの真の姿が露わになる。
『不浄と疫病の悪魔よ』
その姿は美しくも禍々しい物だった。
青く染まった肌には衣服は無い。
豊満な肉体はジャヒーにこそ劣るが、しかし完璧な造形美であった。
頭部には悪魔の象徴たるねじれた角。
そして背中には蝿の羽根。
『悪魔ジャヒーの僕にして虜たる人間、レン』
「…は、はい」
『お前を私たちの眷属として作り替える。』
ドゥルジの隣にジャヒーが歩み寄る。
『我、ジャヒーの眷属の証として人間を堕落させる魔力を与えよう』
『この私、ドゥルジの眷属の証として不浄を生み出す肉体を与えん』
「私、人間やめちゃうんですね?」
『そうだ。我が命を忠実に実行し、完遂した褒美として』
その言葉が合図になったのか、ジャヒーとドゥルジは同時にレンに飛びかかった。
482 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:23:57 ID:6UlEI0IO
とりあえず全部は無理ぽw
流れとしてはエルスに植え付けられた卵がごにょごにょして、
そんでレンがエミリーをxxxxして、
時にはジャヒーとドゥルジがry
今日はこのくらいで。
ゾロアスターに関しては普通にググれば出てきますので、興味ある方はどうぞ。
まだ何人か起きてるようなのでアンケ。
寄生シチュと異形後尾シチュ、どっち先に書こうか考え中。
前々から気になっていたゾロアスターネタを取り込んでいるので、悪魔ですな。
469 名無しさん@ピンキー sage 2008/06/09(月) 03:41:38 ID:N++WMOjk
寄生段階でまずはじっとりと肉体的精神的な微妙な変化を描き、
臨界点達したらしたらどーんと逝っちゃうなり異形化なりってのが好きです
異形交尾はその後からでも遅くはないと思うのです
470 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 03:56:10 ID:6UlEI0IO
>>469
ひょっとして長編を期待してたり?
今回は綿密な設定を考えてないから、それは難しいかも。
まぁ待たれよw
471 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:12:22 ID:6UlEI0IO
「…」
薄暗い部屋に少女が一人、閉じこめられている。
憔悴しきった表情は、そこで何が起きているのかをありありと伝えてくれる。
しかし彼女の様子とは裏腹に、その衣服は奇妙なものだった。
まるで手術を受ける患者のような薄緑のガウンなのだ。
微動だにせず、少女は座ったままの体勢を維持している。
何かを待っている風でもなく、かといって何かを考えている様子でもない。
「!」
監禁されて非人道的な扱いを受けているせいだろうか。
何者かが近づいてくる気配を察知したようだ。
ドアが開き、白衣姿の人間が姿を現す。
「時間よ。来なさい」
「…」
幽鬼のような緩慢な動作で彼女は従った。
連れて行かれた先は鉄の扉で固く締め切られた部屋。
部屋の中央には分厚いガラスの仕切りがあり、その奥には特に何もない。
白衣の女性は少女をその仕切りの奥へ入れる。
そのまま机のコンピュータに向かい、近くにあるマイクで告げた。
「コンディションチェック開始」
マイクはコンピュータに接続されており、音声認識機能を通じて命令が実行される。
ディスプレイに命令承諾のメッセージが表示された。
同時にガラスの奥の部屋にベッドのような台が用意された。
奥に入れられた少女は命令されるべくもなく、その台に仰向けになった。
「…だいぶ従順になったわね。やっと抵抗しても無駄だと分かったのね」
部屋の入り口には別な白衣の女性。
「あぁ、エミリー」
「順調そうじゃない、レイ」
新たに部屋に入ってきたエミリーはそのままレイの元へ行く。
「コンディションチェックを通過すれば、やっと実験が開始できる」
「……にわかには信じられないけどねぇ」
472 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:13:11 ID:6UlEI0IO
「あなたは信じてくれるって分かってるわよ」
二人はコンピュータに接続されている装置に目をやる。
装置には透明な箱が組み込まれており、その中には虹色の球体がただずんでいた。
「最初あなたがアレを持ってきた時は何かと思ったわ」
「そりゃそうよ。私だって……信じられなかったもの」
「あの真面目なレイが、真顔で悪魔の卵だ、なんて言うんだもん」
「エミリーしか信じてくれないと思ったから正直に言ったのよ」
そんな会話の横で、コンピュータは忠実に少女の状態をチェックしていた。
ガラスの向こうではベッドに寝ているだけの少女。
「……終わったわ」
ディスプレイには異常なしの表示。
ついに実験が始められるのだ。
「エミリー」
「あなたが見つけた卵だもの。あなたが押しなさい」
レイはうなずき、実験装置にある赤いボタンを押した。
ガラスの向こうの少女は、名をエルスと言う。
3週間ほど前にここに拉致され、そのまま色々とされた。
(…)
何を考えるでもなく、ただベッドでじっとしている。
もうダメなのは良く理解できた。
親友のシェリー達と一緒に遊んでいたのが夢のようだ。
二度と表に出ることはできず、ここで私は殺される…。
エルスはそう考えていた。
ちょうどガラスの反対側でボタンが押されるのと同時に、ベッドが動き出す。
エルスの身体の形と同じサイズの窪みが出来、そのまま頭を上にして傾く。
473 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:14:18 ID:6UlEI0IO
今回、何をされるかは分からないけれども、逃げられないのは変わりなかった。
装置のボタンが押されると同時に、セットされていた虹色の球体が吸い込まれていく。
サイズとしては直径5センチほどの、ごく小さなものだ。
「これって、どうなるの?」
レイに聞くエミリー。
「装置でいったん中身をスキャンしてみるの。それであの子に与える」
「与えるって……飲ませるとか?」
「あのねぇ、エミリー? 悪魔の卵なのよ?」
レイはエミリーに古びた本を渡す。
「少なくともこの本にはそう書いてある。そして人間にとって悪魔と言えば?」
「言えば? とか軽々しく言われてもねぇ……」
「神に背く存在でしょ。だったら、神に背く方法であの子に与えればいいんじゃないかと」
「………わかった。その、言いにくいけど」
「お○んこよ」
「ちょ」
エミリーは顔を赤くする。
「ちょっと、そんな露骨にねぇ?」
「私たちは神に背くのよ。エミリーが宗教やってないのは知ってるしね」
「うん…」
「別に良いでしょ。成功したら学会に発表できるし、失敗なら闇に葬ればいい」
「闇」
レイの瞳は狂気をたたえている。
「あの子を始末する」
「!!」
エミリーはその台詞に思わず後ずさる。
「逃げる? でもエミリーは逃げないんだよね」
「う…」
「だって逃げられないもんね。あの子捕まえたの、エミリーじゃん」
474 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:14:42 ID:6UlEI0IO
エミリーはうつむく。
レイはそんなエミリーを尻目に、コンピュータのディスプレイを見る。
「うーん、中身は不明か…」
「どうするの?」
「こうするの」
レイは装置の別なスイッチを押した。
「実験するに決まってるじゃん」
二人はガラスの向こうに目を向けた。
斜めに固定されたベッド。
その近くの床から管らしき物が現れた。
「…」
無表情でそれを見つめるエルス。
もはや管がどんな物なのかすら興味がない。
その管はゆっくりとエルスの秘所付近までやってくる。
(今度は………そっち)
なんとなくそうは思ったが、もはやエルスには抵抗する気力も体力も無い。
最低限生きるのに必要な栄養しか与えられていないのだ。
管はエルスの秘所に狙いを定め、そのまま入り込んで来た。
「う……」
その異様な感覚に思わずエルスは声を漏らす。
「っしゃぁ! 入ったー!」
管がエルスの体内に入り込んだのを見てガッツポーズを取るレイ。
エミリーは、こんなレイを見たことがなかった。
「ね、ねぇレイ?」
「何?」
475 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:16:25 ID:6UlEI0IO
「あなた何かあったの?」
「そりゃもう。あの卵を頂いた時に………ンフフ」
「頂いた?」
「まぁその話は後! さぁ、注入しちゃうよ」
コンピュータを操作し、装置に命令を出す。
すると装置に組み込まれている青紫色の液体が減り始めていった。
エルスの体内に入り込んでいる管から、液体が放出され始めた。
生暖かいそれは、結構な勢いでエルスの中に流れ込んでいく。
「…」
管が伸び始めた時から、その根本はガラスの向こうであるのは見えていた。
その管が不自然に膨らんだ部分がこちらに近づいてきている。
『いまあなたに注いでるのは、身体を柔らかくする薬よ。ま、正確には毒薬なんだけどね』
天井に設置されているとおぼしきスピーカーからレイの声が聞こえる。
『その管の膨らみが今回のメインディッシュよ。入れても大丈夫なように、まず薬を注いでるの』
「あれ……なに……」
エルスが静かに声を発した。
『悪魔の卵。あのお方から私が頂いたの』
「…」
誰からもらったとか、そういうことには一切関心が持てなかった。
ただ、自分の身体に何をされるのかくらいは一応知っておきたかったのだ。
『さ、入るわ』
膨らみは管の先端へと姿を消していった。
その後も管は薬を放出し続けたが、3分ほどでエルスから出て行った。
『実験はおしまい。今日はそこで眠っていいわ』
476 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:17:20 ID:6UlEI0IO
エルスはそれを聞くと、目を閉じた。
「レイ?」
「とりあえずはこんなとこ」
ディスプレイには卵が正常に注入された旨が表示されている。
「教えて。誰からもらったの?」
「そんなに知りたいの? いいわ」
レイはディスプレイから目を離し、エミリーの方に向き直る。
「その文献に出てくる人物よ」
「!」
エミリーは手元にある本を開く。
「どれよ」
「わからないかなぁ」
著者名のページを開くエミリーだが、特に知る名前は無い。
「そっか、エミリーは知らないかも」
「こんな名前、学会とかでも聞いたこと無いわ」
「そりゃそうよ」
Angra Mainyu
Drujs
Jahi
「だいたいどこの国よコレ」
「まどろっこしいのは嫌いだったわね、エミリー」
「そうよ。はっきりして」
「その3人は邪神と悪魔」
「…!」
エミリーの表情が凍り付いた。
「そしてあなたもこれから私と同じになるの。…ジャヒー様」
レンの言葉と同時に、妖艶な美女がレンの後ろに現れた。
「ど、どこから…」
477 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:18:05 ID:6UlEI0IO
『最初からここにおったわ。まぁ、我が僕にならなければ見えぬがね』
ほとんど全裸に近い衣服を身につけ、全身に淫気を纏った女が言う。
『レンよ、我が命令をよくぞ完遂した。褒美に今宵はドゥルジと共に可愛がってやろう』
ジャヒーはそういうとレンに後ろから抱きつき、その首筋に舌を這わす。
「はふぅ……うれしいですぅ、ジャヒーさまぁ…」
ジャヒーの全身から発せられる淫気は、既にレンを包み込んでいた。
レンの左手はそのスカートの中に入れられ、せわしなく動き回っている。
『クク、我が淫気は僕によく利く…』
その様子をエミリーはただ見ているだけではなかった。
いかにしてこの場から脱するかを考えていたのだが…
「えみりぃ…、一緒にジャヒー様達にお仕えしようよぉ」
「れ、レン…」
レンはほおを上気させている。
『エミリーとやら? 我が何者かを言ってなかったな』
「!」
その言葉にエミリーは息をのむ。
『我はジャヒー。邪神アンリ=マンユ様の娘にして愛人』
「む、娘で愛人…?」
異様な表現と関係に混乱するエミリー。
「あはぁ…、ジャヒー様は悪魔だから、近親相姦だって全然気にしないんだってぇ」
いつの間にかジャヒーの右手はレンの秘所に潜り込んでいた。
レンは全身を快楽にふるわせ、そう言った。
『性愛と堕落の化身とも言われる』
「っ!!」
そこまで聞いた瞬間、エミリーは踵を返して部屋から全力で出て行った。
「あ!」
『良い…』
追いかけようとするレンを止めるジャヒー。
478 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:18:36 ID:6UlEI0IO
『どのみちあの女は既にドゥルジが目をつけておる』
「ドゥルジ様が?」
『ドゥルジの下僕がエミリーを監視することになる。心配はない』
「はぁい…」
『さて、今夜は寝かさぬぞ? どこで抱いて欲しい?』
「この間は研究室だったんで…、今日はベッドでしっかりとお願いしますぅ」
『ふ、すっかり卑猥な淫奴に墜ちたな…。とても真面目な研究員などには見えぬなぁ』
ジャヒーはレンを抱いたまま、研究室から姿を消した。
ジャヒーとレンが部屋に姿を現すと、そこには既に人影があった。
『ドゥルジか。早いな』
ジャヒーがその人影に話しかけた。
『ん…、実験はどうなったのだ? 人間』
『ドゥルジ』
『む…、レンよ』
ジャヒーはドゥルジに対し、執拗にレンを名前で呼ばせようとする。
「体調が万全だったので、卵を注入しましたぁ。…今は眠っていますぅ」
完全に間延びした口調でレンが報告した。
それもそのはず、相変わらずジャヒーがレンの股間を弄くっているのだから。
『まずは成功ということか?』
ドゥルジの言葉を聞いてか、ジャヒーはレンを解放してドゥルジに突き出した。
レンはそのままドゥルジの身体にすり寄る。
「はい…。後は経過を見て、ということです」
『そういうことだ』
『ふむ…まぁ、ジャヒーがそう言うなら信じても良かろう』
二人の会話を聞きつつも、レンはドゥルジの大腿に股間を擦りつけている。
「あふ、わたしぃ…ドゥルジ様の太ももでオナニーしていいですかぁ?」
『にんげ、いやレンとやら。私はジャヒーとは違う』
479 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:19:34 ID:6UlEI0IO
『良いではないか。レンは今宵、大きな働きをしたのだ。我らこそ僕に褒美を与えるべきよ』
『だがな、自慰をすると人間はどうなるのだ? 私はそれを知らぬ』
ドゥルジはジャヒーのような、性愛に関係する悪魔ではない。
『それは…、レン。説明するがよい』
「わ、私ですか? えーと」
ドゥルジの顔を見ると、真面目な表情だった。
本当に知らないことを察すると、レンは口を開く。
「女性の場合は、全身に強烈な快感を得ると同時に愛液を分泌します」
科学者らしい説明をする。
しかしジャヒーは不満な様子だった。
『わかるか? ドゥルジ』
そのジャヒーの表情は何か企んでいるような微笑。
それを見たドゥルジは、彼女の淫蕩な考えを理解した様子で
『わからぬな。私たちは悪魔であって、人間ではない。わかるように説明せよ』
ドゥルジは右手をレンの額に当てる。
『次で上手く説明できぬ時、レンよ。お前の頭に私の腐敗毒を注ぐぞ』
「ひ…」
『ドゥルジは本気だぞ、レン。我の僕ならば出来て当然なのだが…残念だ』
レンは慌ててすべての服を脱ぐ。
そして近くの机に腰を下ろし、ドゥルジの方を向く。
「こ、ここが人間の生殖器です! 私は女なので、ここはくぼんでるんです!」
『ほう? どう使うのだ?』
「男はここが出っ張っているんです。その出っ張りをここに入れることで、生殖行為ができるんです」
『ただ入れるだけで子が生まれると?』
「い、いいえ! 男が精液という体液を注ぐことで、子供ができる可能性があります」
『必ずしも子が出来る訳ではないと』
「専門家ならその確率が分かるかもしれませんが、私はわかりかねます」
『それで?』
「ここの穴に入れられると、女は快楽を感じます」
『どのくらいの?』
480 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:21:05 ID:6UlEI0IO
「えと…悪魔のお二人の前でこの表現はどうかと思いますが、まさしく天に昇るほどの…」
そこまで言うと、突然ドゥルジが表情をこわばらせる。
『貴様…』
「に、人間の間で使われる表現です! 誤解無きよう…」
ドゥルジはそのまま近づき、大きく右手を振りかぶる。
「あ、あ、命だけは、たす…ひぃっ!!」
恐怖心から目を閉じたレンだったが、特に何も起きなかった。
ゆっくりと目を開けるレン。
『うむ。よく分かった』
満足そうな表情でドゥルジは言った。
『褒美に…レンとやら。お前を作り替えてやろう』
「…え?」
『なに、簡単な話よ。我が毒素とジャヒーの淫術を合わせればな』
ジャヒーと視線を合わせるドゥルジ。
既にジャヒーの表情は笑みを浮かべていた。
『ジャヒー』
『任せておけ』
ジャヒーはレンに近づき、机からベッドの上へと移動させた。
『今宵は寝かせないつもりだったが…ドゥルジがああ言うのは珍しくてな』
「つ、作り替えるって…」
『我とドゥルジの眷属としてやると言っているのだ』
「でもドゥルジ様って…」
『ドゥルジ。自己紹介してやれ』
元々薄暗い部屋が更に暗くなる。
これも悪魔二柱の力だろうか。
『私はドゥルジ。ドゥルジ=ナス』
暗い中、ドゥルジの気配が変わっていく。
『背教。虚偽。そして…』
481 FBX@eraアスター教の暗躍 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:21:41 ID:6UlEI0IO
わずかに闇が晴れ、ドゥルジの真の姿が露わになる。
『不浄と疫病の悪魔よ』
その姿は美しくも禍々しい物だった。
青く染まった肌には衣服は無い。
豊満な肉体はジャヒーにこそ劣るが、しかし完璧な造形美であった。
頭部には悪魔の象徴たるねじれた角。
そして背中には蝿の羽根。
『悪魔ジャヒーの僕にして虜たる人間、レン』
「…は、はい」
『お前を私たちの眷属として作り替える。』
ドゥルジの隣にジャヒーが歩み寄る。
『我、ジャヒーの眷属の証として人間を堕落させる魔力を与えよう』
『この私、ドゥルジの眷属の証として不浄を生み出す肉体を与えん』
「私、人間やめちゃうんですね?」
『そうだ。我が命を忠実に実行し、完遂した褒美として』
その言葉が合図になったのか、ジャヒーとドゥルジは同時にレンに飛びかかった。
482 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/06/09(月) 04:23:57 ID:6UlEI0IO
とりあえず全部は無理ぽw
流れとしてはエルスに植え付けられた卵がごにょごにょして、
そんでレンがエミリーをxxxxして、
時にはジャヒーとドゥルジがry
今日はこのくらいで。
ゾロアスターに関しては普通にググれば出てきますので、興味ある方はどうぞ。
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