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ダブルコネクト
240 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 17:54:32.64 ID:T1OIze1F
とある未来、人はネットワーク上に自らの分身“アバター”の保有を義務付けられた。
毒を好む生物に汚染されきった外の世界から逃げる為、人々はシェルターに篭り、
自らそれを世界から途絶した。そう、これはそう遠くは無い未来だ。
ネットワーク世界内での擬似的な現実を再現する技術、
俗に言うヴァーチャルリアリティ(以下VR)が齎した逃避の時代の始まりだった。
今日も少女は、シェルターに並んだカプセルからネットへと没入する。
蜂の巣に住まう幼虫の様にずらりと並んだケージへとそれは保管される。
定期的に水や栄養分が送り込まれるため、餓死の心配は無い。
ただ、死亡通知や出生管理の届けだけは、今になっても現実署名だった。
没入する少女とは別に、とある女性がカプセル内で暴れていた。
正確には喘ぎ、のた打ち回っていたのだ。
管理局から送られる排水パイプ、養分パイプの中には触手。
蛙の卵の様な物体を纏う精子の様な蟲達が流れ込み、女性の中へと流れ込んでいた――。
「た、助けてっ! い、いやっ、なによこれ!!」
唐突に訪れた不快感に目を覚ますと、
口に加えてパイプからどろどろと黄緑色の液体が溢れていた。
零れたそれが胸や腹部にまとわりついて刺激する。
「ひゃ! な、なによこれ! なんなのよぉっ!」
ネットとの接続は途切れ、閉ざされたカプセルには逃げ場は無い。
もはやそれは棺桶といっても遜色は無いであろう。
「ああん、あんっ! ああぁあああっ!!」
下腹部まで下り、股関節を掌握したそれは蠕動を始める。
同時に、分泌された白い粘液に頭以外が沈んでしまう。
容赦なく全身を解し、粘液を染み込ませる蟲達。
彼らにとっては繁殖活動の一環であるそれは、女性にとっては愉悦だった。
全身の性感帯という性感帯を刺激され、粘液に感度を上げられる。
「ふああああぁ、あ、ああっ!!」
トドメとばかりに女性の身体を触手が縛り上げる。
粘液内で増殖された蟲達も、わらわらと女性にむらがる。
カプセル内は魑魅魍魎の巣と化していた。
そして、一際グロテスクな、卵を抱えた触手が穴という穴から女性を犯した。
「あああああああああああああっ? う、まれるううううううううっ!」
脳味噌でノルアドレナリンと蟲が異常分泌され、即座に達してしまう。
なのに、腹の、膣の中へと蟲が侵入する感覚は消えない。
内側から身体が軋み、子宮が激しく痙攣した。
子宮の中で卵が弾ける、その子達が卵管、卵巣へと食指を伸ばす。
きづいた時には全身が蟲になり、人智を超えた快楽に篭絡される。
「ふあああ! ああんっ、あふうううううううううううっ!!」
そして、女性の意識は闇へと沈む。
残されたのは母性本能と蟲の意志。
子作りの素晴しさ、醜き我が子の美しさに、女性の意識が堕ちていった。
241 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 18:55:57.10 ID:T1OIze1F
――少女、彼女は実母が犯されていると知らず、今日も架空で欲を満たしていた。
『HALさんのおちんちん、ご立派ですね。モデリング素敵です!』
『ありがとう、丹精込めて違法改修したかいが有ったよ』
今や掲示板やSNSは擬似的なツリー構造都市となり、
彼女はふとした興味から偽装アクセスしたエロの祭典に入り浸っていた。
『ふふっ、楽しみです。服装は何がいいですか?』
『断固旧スクで!!』
そんな会話をしながら、子孫統制された現実で味わえない愉悦に浸る。
それだけが少女の希望で、数少ない生きる意義だった。
堕ちた世界に、理性のブレーキだなんて存在しない。
拡散され、拡がり続ける淫夢……それは、ある意味人類の最後の楽園だった。
アダムとイブの様に惹かれ合い、動物の様に合一を果たす。
『ふああああっ! イ、イくうううううっ!!』
脳内とダイレクトリンクした感情、喘ぎ声が迸る。
ずっとこのままこうしていたい、そんな事を思った瞬間だった。
【――ウイルス検知――】
『ぐあああああっ!?』
『うあ、HA……HALさんっ!?』
ずぼっと肉棒を抜き、少女が身体を起こす。
すると目の前に居た男性アバターが断末魔と共に黒い四角形に覆われる。
『HALさん! HALさんしっかり!!』
声も届かずに、全てが呑まれる。
ログアウト処理を開始するも、ラグ故に中々逃げられない。
『な、なによこれ……』
気付くと脚部を覆いつくす黒々しい2値ドットの塊。
白黒で構成された闇、ウイルスが少女の秘所へと纏わり付いた。
麻痺する感覚と同時に上塗りされていく身体。
蝕まれる瞬間、そこが羽根に変わるかの様に軽くなる。
『う……い??? ゛??ぁ?あ????あ????ああ????あ? っ!!』
頭が可笑しくなる、虫食いにされ、狂おしい程の闇に覆われる。
みんなもこうしてあげなくちゃ、そんな黒に塗りつぶされる。
わたしはこうしてたべられるのね、そんな白に塗りつぶされる。
私は最早、耐えが??き苦?と????に??゛??い????。
意識が文字化けを始め、危機感に煽られた少女は、遂に強制シャットダウンを決意した。
自分が唐突に漆黒に沈み、解かれるように揺り戻された。
242 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 19:59:00.72 ID:T1OIze1F
……目を覚ます。懐かしい感覚、身体がある実感と共に覚醒する。
――しかし、悪夢は未だに終わらない。
カプセルが口を開けた。
そこから、のそりと満身創痍のまま乗り出し、転がる堕ちるように床へと倒れる。
「あいたたた……な、なんだっていうのよ、もう……」
手足を確認する。きちんと動く、人の形をしている。
ふと周囲を見回すと、使用時は格納されているカプセルが全て排斥されていた。
「な、なんでこんな……」
嫌な予感、ざわつく胸をきつく抱きしめる。
おそるおそる近づくと、正面にあったカプセルが蓋を開いた。
『あ…………う……うう゛っ!!』
「い、いやああああああああああっ!!」
中にはぎゅうぎゅうと犇く異形の塊、こちらに伸ばされた手も即座に呑まれた。
その塊が立ち上がる、ぐちゅぐちゅと醜い音を立て、無数の紐状触手を蠢かせる。
後ずさる度に、次々とカプセルが口を開け、中身をでろりとあふれ出させる。
正に悪夢の様な光景に戦慄し、四肢がわななき力が抜ける。
『いっしょ……、いっしょに…………!』
「く、くるなあっ!!」
狭い共有空間の中、囲まれた私に逃げ場はない。
足先に絡まる触手を蹴飛ばし、自分のカプセルまで走り出す。
カプセルの扉をしめると、外からにちゃにちゃという音と、ガツガツと叩く音が響く。
しかもその瞬間、自動的にカプセルは起動した――。
彼女のカプセルにもパイプより注ぎ込まれる化け物、
溺れるようにもがく中、強制的に半分ネットに接続される。
ウイルスの海、触手の海に溺れていく。
スクール水着の様に帯状の触手が身体を包む、
脳裏を白夢が焼いていく、それが黒へと焦がれていく、
唐突に鼓膜が痛み、脳に触手が直結する、
書き換えられる感覚、無くなってゆく自分、
脳に流し込まれる異形の意志、埋め立てられる心、消えうせる理性。
「うあああああああああああああああああああっ!!」
「はん、ああんっ! あう、あううっ!?」
現実と仮想が一つになる、カオスに溺れる2つの世界。
その狭間、夢現の境地で少女は哭いた。
243 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 20:23:17.00 ID:T1OIze1F
――数日後、はたまたそれは数年後か。
「キモチイイ」「アカチャンホシイ」「シアワセ」「イキソウ」
「ミンナイッショ」「ウンイッショ」「ミンナシアワセ」「ウンシアワセ」
それは、ひとつになったみんなの意思だ。
私の、私達の中で蠢く鈍痛、繋がった血肉を芋虫が這いずり抜けた。
熱を持った股関節から白濁液が垂れる。それに集まる黒い羽虫が肉ごとそれを啜り尽くす。
しかし、止めどなく膨張と収縮を繰り返す腹部からは次々と、搾り出されるようにそれが零れる。
「あははっ、みんな今日も元気だね~!」
パクパクと閉開する子宮口、膨らんだ腹部に快感を伴う痛みが走る。
無理矢理膨らまされた乳房がぐちぐちと触手を生産する。
それが直結するたびに感度が倍化、感覚が共振して上乗せされる。
「ああんっ! 出る、出る出る出るううううううっ!!」
ドバドバと曖昧になる感覚の中精神が霧散し、バラバラにやって彼らに宿る。
彼らは全てを喰らう。彼らは文明を殺し、人物を食い潰す。
意識を結び、心を無理矢理縫い付ける。
そして、母胎としての性質と本能を植え付け、
適正の高い個体はマザーとして使役し、気の向くままに仲間を産ませる。
「ねぇ、貴方……HALさんだよね?」
ある子の視点でそれを覗くと、その獲物の中身が見えた。
ウイルスに犯され嘶く美少女、自分そっくりな女の子だった。
「貴方……女の子だったんだね……」
唇を吊り上げ、歪んだ笑みを浮かべた。
これで、彼女も母胎に改造できる。
それだけで、私の心は踊り狂っていた。
触手を伸ばす、彼女が喘いで仰け反り叫ぶ。
言葉は犯されちぐはぐで、狂ったようによがり狂う。
脳に私が侵入すると、あっさりと私を受け入れる。
私の中にウイルスが流れ込む、しかし犯されるのはみんな平等。
「「「う、うにゃああああああああああっ!!?」」」
そして――意識はシャットアウトした。
(勝手に失礼しました、つい衝動的に書き込みました。)
(少女にとっての現実は何処までなのか、下手するとまだ現実では侵食されてなかったり。)
(たくさんの捉え方があるので、是非色々妄想して悶々してくれればいいなと思います。)
(今、声を漏らしたそこの貴方も、私の蟲が――覗いていますよ? なんて。)
(駄文かつ長文をお読み頂き、どうもなのです。ではまた機会があれば。)
とある未来、人はネットワーク上に自らの分身“アバター”の保有を義務付けられた。
毒を好む生物に汚染されきった外の世界から逃げる為、人々はシェルターに篭り、
自らそれを世界から途絶した。そう、これはそう遠くは無い未来だ。
ネットワーク世界内での擬似的な現実を再現する技術、
俗に言うヴァーチャルリアリティ(以下VR)が齎した逃避の時代の始まりだった。
今日も少女は、シェルターに並んだカプセルからネットへと没入する。
蜂の巣に住まう幼虫の様にずらりと並んだケージへとそれは保管される。
定期的に水や栄養分が送り込まれるため、餓死の心配は無い。
ただ、死亡通知や出生管理の届けだけは、今になっても現実署名だった。
没入する少女とは別に、とある女性がカプセル内で暴れていた。
正確には喘ぎ、のた打ち回っていたのだ。
管理局から送られる排水パイプ、養分パイプの中には触手。
蛙の卵の様な物体を纏う精子の様な蟲達が流れ込み、女性の中へと流れ込んでいた――。
「た、助けてっ! い、いやっ、なによこれ!!」
唐突に訪れた不快感に目を覚ますと、
口に加えてパイプからどろどろと黄緑色の液体が溢れていた。
零れたそれが胸や腹部にまとわりついて刺激する。
「ひゃ! な、なによこれ! なんなのよぉっ!」
ネットとの接続は途切れ、閉ざされたカプセルには逃げ場は無い。
もはやそれは棺桶といっても遜色は無いであろう。
「ああん、あんっ! ああぁあああっ!!」
下腹部まで下り、股関節を掌握したそれは蠕動を始める。
同時に、分泌された白い粘液に頭以外が沈んでしまう。
容赦なく全身を解し、粘液を染み込ませる蟲達。
彼らにとっては繁殖活動の一環であるそれは、女性にとっては愉悦だった。
全身の性感帯という性感帯を刺激され、粘液に感度を上げられる。
「ふああああぁ、あ、ああっ!!」
トドメとばかりに女性の身体を触手が縛り上げる。
粘液内で増殖された蟲達も、わらわらと女性にむらがる。
カプセル内は魑魅魍魎の巣と化していた。
そして、一際グロテスクな、卵を抱えた触手が穴という穴から女性を犯した。
「あああああああああああああっ? う、まれるううううううううっ!」
脳味噌でノルアドレナリンと蟲が異常分泌され、即座に達してしまう。
なのに、腹の、膣の中へと蟲が侵入する感覚は消えない。
内側から身体が軋み、子宮が激しく痙攣した。
子宮の中で卵が弾ける、その子達が卵管、卵巣へと食指を伸ばす。
きづいた時には全身が蟲になり、人智を超えた快楽に篭絡される。
「ふあああ! ああんっ、あふうううううううううううっ!!」
そして、女性の意識は闇へと沈む。
残されたのは母性本能と蟲の意志。
子作りの素晴しさ、醜き我が子の美しさに、女性の意識が堕ちていった。
241 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 18:55:57.10 ID:T1OIze1F
――少女、彼女は実母が犯されていると知らず、今日も架空で欲を満たしていた。
『HALさんのおちんちん、ご立派ですね。モデリング素敵です!』
『ありがとう、丹精込めて違法改修したかいが有ったよ』
今や掲示板やSNSは擬似的なツリー構造都市となり、
彼女はふとした興味から偽装アクセスしたエロの祭典に入り浸っていた。
『ふふっ、楽しみです。服装は何がいいですか?』
『断固旧スクで!!』
そんな会話をしながら、子孫統制された現実で味わえない愉悦に浸る。
それだけが少女の希望で、数少ない生きる意義だった。
堕ちた世界に、理性のブレーキだなんて存在しない。
拡散され、拡がり続ける淫夢……それは、ある意味人類の最後の楽園だった。
アダムとイブの様に惹かれ合い、動物の様に合一を果たす。
『ふああああっ! イ、イくうううううっ!!』
脳内とダイレクトリンクした感情、喘ぎ声が迸る。
ずっとこのままこうしていたい、そんな事を思った瞬間だった。
【――ウイルス検知――】
『ぐあああああっ!?』
『うあ、HA……HALさんっ!?』
ずぼっと肉棒を抜き、少女が身体を起こす。
すると目の前に居た男性アバターが断末魔と共に黒い四角形に覆われる。
『HALさん! HALさんしっかり!!』
声も届かずに、全てが呑まれる。
ログアウト処理を開始するも、ラグ故に中々逃げられない。
『な、なによこれ……』
気付くと脚部を覆いつくす黒々しい2値ドットの塊。
白黒で構成された闇、ウイルスが少女の秘所へと纏わり付いた。
麻痺する感覚と同時に上塗りされていく身体。
蝕まれる瞬間、そこが羽根に変わるかの様に軽くなる。
『う……い??? ゛??ぁ?あ????あ????ああ????あ? っ!!』
頭が可笑しくなる、虫食いにされ、狂おしい程の闇に覆われる。
みんなもこうしてあげなくちゃ、そんな黒に塗りつぶされる。
わたしはこうしてたべられるのね、そんな白に塗りつぶされる。
私は最早、耐えが??き苦?と????に??゛??い????。
意識が文字化けを始め、危機感に煽られた少女は、遂に強制シャットダウンを決意した。
自分が唐突に漆黒に沈み、解かれるように揺り戻された。
242 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 19:59:00.72 ID:T1OIze1F
……目を覚ます。懐かしい感覚、身体がある実感と共に覚醒する。
――しかし、悪夢は未だに終わらない。
カプセルが口を開けた。
そこから、のそりと満身創痍のまま乗り出し、転がる堕ちるように床へと倒れる。
「あいたたた……な、なんだっていうのよ、もう……」
手足を確認する。きちんと動く、人の形をしている。
ふと周囲を見回すと、使用時は格納されているカプセルが全て排斥されていた。
「な、なんでこんな……」
嫌な予感、ざわつく胸をきつく抱きしめる。
おそるおそる近づくと、正面にあったカプセルが蓋を開いた。
『あ…………う……うう゛っ!!』
「い、いやああああああああああっ!!」
中にはぎゅうぎゅうと犇く異形の塊、こちらに伸ばされた手も即座に呑まれた。
その塊が立ち上がる、ぐちゅぐちゅと醜い音を立て、無数の紐状触手を蠢かせる。
後ずさる度に、次々とカプセルが口を開け、中身をでろりとあふれ出させる。
正に悪夢の様な光景に戦慄し、四肢がわななき力が抜ける。
『いっしょ……、いっしょに…………!』
「く、くるなあっ!!」
狭い共有空間の中、囲まれた私に逃げ場はない。
足先に絡まる触手を蹴飛ばし、自分のカプセルまで走り出す。
カプセルの扉をしめると、外からにちゃにちゃという音と、ガツガツと叩く音が響く。
しかもその瞬間、自動的にカプセルは起動した――。
彼女のカプセルにもパイプより注ぎ込まれる化け物、
溺れるようにもがく中、強制的に半分ネットに接続される。
ウイルスの海、触手の海に溺れていく。
スクール水着の様に帯状の触手が身体を包む、
脳裏を白夢が焼いていく、それが黒へと焦がれていく、
唐突に鼓膜が痛み、脳に触手が直結する、
書き換えられる感覚、無くなってゆく自分、
脳に流し込まれる異形の意志、埋め立てられる心、消えうせる理性。
「うあああああああああああああああああああっ!!」
「はん、ああんっ! あう、あううっ!?」
現実と仮想が一つになる、カオスに溺れる2つの世界。
その狭間、夢現の境地で少女は哭いた。
243 ダブルコネクト sage 2012/07/08(日) 20:23:17.00 ID:T1OIze1F
――数日後、はたまたそれは数年後か。
「キモチイイ」「アカチャンホシイ」「シアワセ」「イキソウ」
「ミンナイッショ」「ウンイッショ」「ミンナシアワセ」「ウンシアワセ」
それは、ひとつになったみんなの意思だ。
私の、私達の中で蠢く鈍痛、繋がった血肉を芋虫が這いずり抜けた。
熱を持った股関節から白濁液が垂れる。それに集まる黒い羽虫が肉ごとそれを啜り尽くす。
しかし、止めどなく膨張と収縮を繰り返す腹部からは次々と、搾り出されるようにそれが零れる。
「あははっ、みんな今日も元気だね~!」
パクパクと閉開する子宮口、膨らんだ腹部に快感を伴う痛みが走る。
無理矢理膨らまされた乳房がぐちぐちと触手を生産する。
それが直結するたびに感度が倍化、感覚が共振して上乗せされる。
「ああんっ! 出る、出る出る出るううううううっ!!」
ドバドバと曖昧になる感覚の中精神が霧散し、バラバラにやって彼らに宿る。
彼らは全てを喰らう。彼らは文明を殺し、人物を食い潰す。
意識を結び、心を無理矢理縫い付ける。
そして、母胎としての性質と本能を植え付け、
適正の高い個体はマザーとして使役し、気の向くままに仲間を産ませる。
「ねぇ、貴方……HALさんだよね?」
ある子の視点でそれを覗くと、その獲物の中身が見えた。
ウイルスに犯され嘶く美少女、自分そっくりな女の子だった。
「貴方……女の子だったんだね……」
唇を吊り上げ、歪んだ笑みを浮かべた。
これで、彼女も母胎に改造できる。
それだけで、私の心は踊り狂っていた。
触手を伸ばす、彼女が喘いで仰け反り叫ぶ。
言葉は犯されちぐはぐで、狂ったようによがり狂う。
脳に私が侵入すると、あっさりと私を受け入れる。
私の中にウイルスが流れ込む、しかし犯されるのはみんな平等。
「「「う、うにゃああああああああああっ!!?」」」
そして――意識はシャットアウトした。
(勝手に失礼しました、つい衝動的に書き込みました。)
(少女にとっての現実は何処までなのか、下手するとまだ現実では侵食されてなかったり。)
(たくさんの捉え方があるので、是非色々妄想して悶々してくれればいいなと思います。)
(今、声を漏らしたそこの貴方も、私の蟲が――覗いていますよ? なんて。)
(駄文かつ長文をお読み頂き、どうもなのです。ではまた機会があれば。)
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