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(宇宙ナメクジ+α)
552 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:41:18.01 ID:QybxYNJB
「コレが例の生物ですか………」
とある研究所、一人の研究員が水槽に入ったサンプルを眺める。
その中にはヒルかナメクジのような軟体の不可思議な生物が閉じ込められていた。
体長は20センチといった所だろうか。粘液で体表が光沢を出している。
人間と同じような肌色をしているのも気色悪さに一役買っていた。
「うむ。我々に課せられた仕事はこの生物の生態を早急に調べることだ」
一ヶ月ほど前、日本のとある山奥で発見された奇妙な生物。
新種か変異種か、とにかく最初の発見から時間が経つにつれて目撃例が右肩上がりに増えている。
それどころか、目撃数に比例するように付近での行方不明者も増えだした。
事態を重く見て、山は立入禁止の厳戒態勢に、付近の町村には自衛隊まで配備される事となっていた。
「どうやって増えているんでしょうね」
「わからん。生殖器らしきものも見当たらんし、解剖しても卵や幼虫の類は出てこなかった」
食物、生殖方法、その他の生態の一切が不明。
付近の住人は不安を募らせていた。
553 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:42:16.49 ID:QybxYNJB
しかし、どこにでも例外はいるもので、一人の学生が厳戒態勢の山へと侵入していた。
「噂のナゾ生命体をゲットしちゃお~」
友枝京子。オカルト研究会所属。ちなみに会員は彼女一人。
幽霊、妖怪、UFO、UMA、黒魔術、etc。
超常現象めいた物であれば何にでも節操無く手を出す彼女にとって、
今回の話は目の前に餌をぶら下げられたようなものである、黙っていられる筈もない。
幸か不幸か、件の山は電車で2時間ほどで行ける範囲にあり、躊躇する理由は何も無かった。
「なんか沢山増えてるって話だし、一匹くらい捕まえたってわかんないよね」
ポニーテールに縛った黒髪と大きな胸を揺らしながら軽快に山道を駆ける。
普段から心霊スポット巡りで歩き回っている彼女は体力も十分だった。
顔もスタイルも良いのだが、彼女の趣味を知った男は揃ってドン引きするため、恋人はいない。
「出てこ~い、宇宙ナメクジちゃ~ん」
勝手に付けた名前を呼びながら進んでいく。
ガサッ
茂みから物音がした。さっと護身用のスタンガンを構える京子。
夜中の心霊スポットで暴漢に襲われかけた事も少なくない。護身術は心得ていた。
「な~んだ。子供か」
茂みから頭をだしたソレは人の形をしていた。身長は120ほど。子供のようだった。
警戒に当たっている警察や自衛隊員でもない。
自分と同じく例のナメクジ目当てでやってきた物好きかと警戒を解く京子。
「…………ん?」
よく見れば子供は服を着ていない。頭には毛も生えていない。
茂みから出てくると、下にもなにも穿いていない。生殖器すら見当たらない。
「女の子……じゃないよね?」
無表情ののっぺりした顔、妙に光沢のある肌、
ぐねぐねとうねる体には骨格という物が無いようにも見える。
二本足で立つ事も難しいのか、ペタリと手をついて四つん這いになった。
人の形こそしているが、それはテレビで見た例の生物に酷似している。
「宇宙ナメクジさんですか?」
目を輝かせて近づいた京子を、にゅるっと伸びたナメクジの腕が捉えた。
口と鼻を塞がれ、抵抗も虚しく京子は気を失った。
554 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:42:40.46 ID:QybxYNJB
目を覚ました時、京子は暗い洞穴の中にいた。
手足を何かに絡め取られ、身動きが取れない。カメラ等を入れた鞄もどこかへ行ってしまった。
「ここは………ひぃっ!?」
暗闇に目が慣れて周りの様子が見えてくる。
そのには数十から百ほどのナメクジが蠢いていた。
大きさは様々。体長5センチ程の物から2メートルを超える物までいる。
何より奇異なのはその形だった。
ただのナメクジのような姿が大半だが、中にはネズミのような尻尾を生やした物、鹿のような角のある物、
そして人間のように二本足で歩く物もいた。
そのナメクジの群れの中に、人間も混じっている。
年齢は様々だが女性ばかりが何人かいる。この山や付近の町村で行方不明になった者達だった。
目の前には20代程度の女性が全裸で地面に横たわっていた。
そのふくよかな胸が微かに上下していた。生きてはいるようだ。
しかし全身を数十匹のナメクジが這い回り、女性の目には生気が無い。
「ひっ………」
一体ここで何が行われているのか、京子は恐怖で考える事すらできなかった。
そして、もし生きて帰ることができたら、金輪際こういう事に首を突っ込むのは止めようと決意した。
手足を拘束していたナメクジが動き、強引に服を引き裂いて取り払った。
京子は羞恥よりも恐怖に支配されていた。
「いやああぁぁ!! 誰か助けてええぇぇぇ!! ごぼっ!?」
頭上から降ってきたナメクジが肩から顔へと移り、口の中にその体を捩じ込んできた。
そのまま体を蠕動させて喉の方へと侵入してくる。
全身を覆う粘液の甘ったるい臭いが京子の脳を痺れさせる。
「おごっ、ぶっ、うぐ………」
舌で押し返そうにも、力強く大きなナメクジはビクともしない。
吐き気を催しながらも京子はその体を歯で噛み千切った。
「ぐっ………ふぐぅっ!? んんーーーっ!!」
噛み千切られたナメクジは頭だけで動き、その身体を京子の胃袋へと押し込んだ。
残った半身がベチャリと地面に落ちる。
飲み込んでしまったナメクジが胃の中でジワリと溶け出すのを感じた。
ドクンと心臓が高鳴る。
京子はそれを、得体のしれない物を飲んでしまった緊張感からだと思った。
ドクン、ドクン、ドクン………
「あっ、うぅ………何これ………」
脈が早くなると同時に体が熱くなり、全身が疼きはじめた。
555 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:42:59.85 ID:QybxYNJB
「ああ…………」
自分が欲情し、体を火照らせている事を自覚する。
体が拘束されて見ることはできないが、剥き出しの女性器から蜜が溢れでているのもわかる。
ずるっ、ずるっ………
足から数匹のナメクジが這い上がってくる。
体中の触覚が敏感になっている。そのヌメヌメした感触だけで達してしまいそうになり、歯を食いしばって耐える。
「ああああ…………い、いや…………」
更に数匹、十数匹と、次々にナメクジが体に這い上がってくる。
天井からも数匹がボタボタと落ちてきた。京子は口を固く閉じて侵入を拒む。
何匹かは大きな胸の辺りを這いずり、また何匹かは手足を行ったり来たりして、
また何匹かは京子の女性器をこじ開けようと体を蠕動させる。
(ああっ! ヤダ、ヤダぁっ!!)
口を閉じたまま必死に体を捩らせるが、へばり付いたナメクジはビクともしない。
欲情しきった体を数十匹のナメクジに蹂躙され、今にも意識が飛びそうだった。
(あ、ああ、ああああ…………)
一匹のナメクジの体がを細く変形し、先端を京子の女性器へと体を挿し込む。
そして脈打つように体を蠕動させ、全身がズルリと体内へ入り込んだ。
「いやあああああっ!!」
男を知らない体に異形の生物が侵入する。
未知の感覚と恐怖、そして尋常ではない快楽で京子は気が狂いそうだった。
「あがっ! う………んんーーー!!」
思わず開いてしまった口からもまたナメクジが侵入する。
今度は噛み千切ることさえできず、一匹二匹と嚥下してしまう。
「あがああぁぁぁーーー!! ああ! あああぁぁーーー!!」
外から内から全身を蹂躙され、汗や涙や涎を垂れ流して絶叫する。
ナメクジが膣に入り込んでも痛みは無かった。
全身を自在に変形できるため、処女膜を避けて奥に侵入しているようだ。
「イ………イク………こんなのに全身犯されてイっちゃう………」
胃の中で溶け出した数匹のナメクジが全身に行き渡り、また感度を高めている。
胸や尻、首筋、腹、背中や手足まで埋め尽くし、膣にまで入り込んだたナメクジ達が絶え間なく体を蹂躙する。
しかし、
「ああ…………キモチイイのに………なんで………」
男性経験は無くとも自慰行為程度はしたことがある。絶頂まで達した事も何度かあった。
今は普段の行為で感じる数倍、いや数十倍の快感を感じつつも、未だ一度も達していない。
556 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:43:13.41 ID:QybxYNJB
「はぁ……はぁ……助けて………おかしくなっちゃう……」
ひたすら感度が高まり、全身を蹂躙されつつも絶頂に達しない。
その異常な感覚が京子の心を蝕んでいった。
「あ…………」
膣に入り込んだナメクジがぐじゅりと動く。
それだけでも強い快感を感じるも、達することはできない。
ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ
「あぁ………だめ………」
ナメクジは奥へ奥へと蠕動し、潜っていき、
じゅるるっと、子宮の中へ入り込んだ。
「ふああっ!」
視界が白く弾けそうになるも、やはり達しない。
「な………何………?」
子宮内にまで侵入したナメクジはそこで動きを止めた。そして………
ごぷっ
その体が割れ、体液をまき散らした。
「――――――――――――っ!!」
ひんやりした体からは想像もつかない、熱い体液が子宮へと染み渡る。
「あっ、あっ、ああ゛ぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!」
子宮から全身へと、電流が走ったように快感が突き抜けた。
「あがあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」
熱い体液が全身の細胞一つ一つにまで染み渡るような圧倒的な快感。
「ひぎいいいっ! あぐぁあああああああぁぁぁぁーーっ!!!」
胸と髪を震わせて、獣のように叫び続ける京子。
いつ意識が飛んでもおかしくないほどの快感に侵されながら、気絶すらできず、ひたすらに快楽に翻弄され続けた。
「ああああぁぁぁーーっ!! あっ! あぅっ! あああーー!!」
汗と愛液と潮の混じった液体をびちゃびちゃとまき散らしながら、全身を震わせて快楽を貪る。
既に恐怖は快楽にかき消され、何も考えることができなかった。
「あがっ、あっ………ぐ………ああ…………」
一体どれくらいの時間が経ったのか、ようやく快感の波が引いてきた。
「う…………」
京子は全身をぐったりと弛緩させ、目を閉じて眠りについた。
557 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:43:31.02 ID:QybxYNJB
「生殖方法が判明しました」
とある研究所で研究主任が政府の役人達に解説をしていた。
「この生物は自分以外の生物、特に哺乳類のメスを好んで選び、苗床にして数を増やします」
「苗床?」
「つまりは他所の女性を襲って孕ませるわけです。とんだプレイボーイですな」
ははは、と会議室に乾いた笑い声が響いた。
「基本的に皆同じような姿形をしていますが、その役目は3つに別れます。
口に入って消化され栄養となりメスの発情と排卵を促す者、メスの体にまとわりつき拘束する者、
そしてメスの生殖器に取り付き出産をさせる者です」
「例の山の近辺では動物や人間の形をした個体が目撃されたそうだが………」
「稀に母体となった動物のDNA情報を受け継ぐ事があるようです。
実験動物を使って繁殖させた所、そういった事例が発見されました」
「つまりこの生物に孕まされた人間の女性がいるのか………早急に保護が必要だな」
「ところが厄介な事がありまして………」
研究主任は一旦言葉を切り、躊躇いつつも続けた。
「通常の生物の性行為と違い、一度生殖器に取り付けば以降は定期的に出産が行われます。
そしてその細胞は全身に根を張り、現在の技術では取り除くことはまず不可能なんです」
「そんな馬鹿な………」
「たとえ子宮を摘出しても、全身に伸びた細胞が修復していまいます。
繁殖を止めさせるには母体を殺すか、冷凍保存でもしないといけませんね」
「うむむ………」
役人は顎に手をあてて唸る。
ただ駆除すればいいという単純な問題ではなくなってしまった。
「ところで男性の行方不明者もいた筈だ。オスはどうなるんだね?」
「そりゃあ………」
こほん、と咳払いをし、
「溶かされて養分になるだけですね」
558 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:43:50.46 ID:QybxYNJB
「ん……ふぁ…………」
朝、京子が目を覚ました。
洞窟の地面はゴツゴツしているが、熊型の大きなナメクジが体を伸ばしてベッドになってくれるため身体は痛んでいない。
あれから1ヶ月程が過ぎ、京子はまだあの洞穴の中にいる。
今はもう拘束はされていない。しかし京子はここを出るつもりは無かった。
ボトボトと数匹のナメクジが頭の上に落ちてきた。
「うふ………ありがとう。いただきます」
いつの間にか見分けがつくようになった。これはいつも口に入り消化されているナメクジだ。
愛着が湧くようになって、以前と違う意味で食べることを躊躇ったが、どんなに拒否してもずっと口の周りでウロウロしているのだ。
その姿がかえって可哀想に思えてきて、これが彼らの生き方なのだと割り切ることにした。
「あむ………」
この1ヶ月、ナメクジ以外の物は口にしていない。
だが必要な栄養は全て備わっているのか、洞窟に引き篭っているというのに体長も肌や髪のツヤも前より良くなっていた。
「んぐ………ご馳走様でした」
飲み込んだナメクジが消化され、体に染み渡る。
慢性的に感じていた疼きがさらに強くなった。
「あ、また来る………」
京子の胎内では新しい命が胎動している。その腹部ははちきれんばかりに膨らんでいた。
ここへ来てから、大体3日に1度のペースで出産が行われている。
「う……んんん………はぁっ!」
今日もまた、産道を通って20センチ程のナメクジが外へ体を捻り出した。
「ああああぁぁぁぁーーーーっ!!」
絶頂と共にナメクジが産み落とされた。
559 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:46:01.60 ID:QybxYNJB
出産はその一匹だけでは終わらない。
「うああっ!! あああっ!! ひぎいぃぃぃ!!」
ぶりゅっ、べちょっ、と水っぽい音を立て、京子体から次々にナメクジが飛び出す。
「あがぁっ………大きい………!」
30匹ほど産んだ後、一際大きなナメクジが、ずりずりと体を蠢かせて這いでてきた。
「あああああああぁぁぁぁーーーーー!!」
また全身を快感で震えさせながら、人型のナメクジを産み落とした。
「はぁ………あ、可愛い…………」
そっとその子を抱き上げる。
「人の形は3番目だね………」
京子の傍らには同じく人型のナメクジが2匹いた。
1匹はすやすやと眠り、もう1匹は前よりも膨らんだ京子の胸に吸いついてミルクを飲んでいる。
そして100匹を超えるナメクジ達も、京子にじゃれるように周囲を這いまわっている。
全て京子が産んだ子供たちだ。
「仲良くしてあげてね……」
洞窟の中には他にも何人かの女性がいる。
しかし他の女性達はとうに心が壊れ、ただ機械的に子を産み落とすだけの人形と化していた。
そんな中で京子だけは、沢山の子供達に囲まれて幸せな日々を送っていた。
「ん………」
京子は自分の女性器に指を挿し込み、自慰を始める。
ナメクジを常食するようになってから、その成分のせいか身体の疼きは晴れたことがない。
「あ………はぁ………」
最初に人型の子を産んだ時に処女膜は破れて無くなっている。奥まで指を突っ込んでがむしゃらにかき回した。
母親の欲情を感じ取ったのか、胸やお尻を子供たちが撫で回して愛撫してくれた。
「あは………幸せ……………」
誰が何と言おうと、少なくとも彼女自信は幸せを感じていた。
「巣があったぞ!」
洞窟の外から男の声がした。人の声を聞くのは久しぶりだ。
外が騒がしくなる。大勢の人がいるようだ。
何があったんだろう、と京子は快楽に溺れた頭でぼんやりと思った。
564 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/19(水) 01:10:43.84 ID:jfrZzpSM
いい作品なのにやばいどうしよう、イケない!?
566 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/19(水) 05:17:22.55 ID:Gh+cFbe+
>>564
「まだ食べ足りないようですね」
性器を弄り続けてイクことしか頭にない>>564の口に、更にナメクジが数匹含まされた。
喉の奥へと進み、胃に落ちると速やかに消化され、>>564の全身に媚毒を染み渡らせていく。
呼吸が浅くなると共に蜜壷から溢れる愛液の音が卑猥に響き渡る。
「ハァ……あ、熱い……。これ、これなら今度こそ……」
>>564が自らを慰める手の動きは激しさを増していく。
イった時に自らに何が起きるのかも知らないまま、感じるままに喘ぎを発し続ける。
いや例え知っていたとしても、もはや止める気すら起きないだろう。
渇望した高みへと駆け上がっていく>>564は、ついに一際高い叫びを上げて……
567 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2011/10/19(水) 05:23:41.48 ID:77jQoD0q
>>566
そして、>>564の視界が真っ白になる・・・
そう、圧倒的なまでの快楽信号によって。
それを陰から見ていたのは>>566。
決して見てはならないものを見てしまった。
そんな怯えを抱き、しかしそれでいて確かな視線で見つめていた。
目の前で>>564が頂上へと上り詰めたのを見て、つい羨ましく思ってしまう。
もちろん>>566は気づきもしなかった。
そう思ってしまうこと自体が、既に>>564の変化した人外たる存在の能力ということを・・・
ふと意識が戻る頃には、>>566は>>564の元へと足を進めていた。
自分もその素晴らしい洗礼を受け、>>564の仲間となることを求めて・・・
569 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/19(水) 08:29:19.42 ID:jfrZzpSM
私の前に>>566がいた。
あれほど逃げろって言ったのに…フフ、手間が省けるわ
さあ>>566も一緒にイキましょう♪そして赤ちゃんの生みっこするの
あら、そこで見てるあなた(FBX氏)もこっちに来なさい…♪
お姉さんがいい事して、あ・げ・る♪
「コレが例の生物ですか………」
とある研究所、一人の研究員が水槽に入ったサンプルを眺める。
その中にはヒルかナメクジのような軟体の不可思議な生物が閉じ込められていた。
体長は20センチといった所だろうか。粘液で体表が光沢を出している。
人間と同じような肌色をしているのも気色悪さに一役買っていた。
「うむ。我々に課せられた仕事はこの生物の生態を早急に調べることだ」
一ヶ月ほど前、日本のとある山奥で発見された奇妙な生物。
新種か変異種か、とにかく最初の発見から時間が経つにつれて目撃例が右肩上がりに増えている。
それどころか、目撃数に比例するように付近での行方不明者も増えだした。
事態を重く見て、山は立入禁止の厳戒態勢に、付近の町村には自衛隊まで配備される事となっていた。
「どうやって増えているんでしょうね」
「わからん。生殖器らしきものも見当たらんし、解剖しても卵や幼虫の類は出てこなかった」
食物、生殖方法、その他の生態の一切が不明。
付近の住人は不安を募らせていた。
553 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:42:16.49 ID:QybxYNJB
しかし、どこにでも例外はいるもので、一人の学生が厳戒態勢の山へと侵入していた。
「噂のナゾ生命体をゲットしちゃお~」
友枝京子。オカルト研究会所属。ちなみに会員は彼女一人。
幽霊、妖怪、UFO、UMA、黒魔術、etc。
超常現象めいた物であれば何にでも節操無く手を出す彼女にとって、
今回の話は目の前に餌をぶら下げられたようなものである、黙っていられる筈もない。
幸か不幸か、件の山は電車で2時間ほどで行ける範囲にあり、躊躇する理由は何も無かった。
「なんか沢山増えてるって話だし、一匹くらい捕まえたってわかんないよね」
ポニーテールに縛った黒髪と大きな胸を揺らしながら軽快に山道を駆ける。
普段から心霊スポット巡りで歩き回っている彼女は体力も十分だった。
顔もスタイルも良いのだが、彼女の趣味を知った男は揃ってドン引きするため、恋人はいない。
「出てこ~い、宇宙ナメクジちゃ~ん」
勝手に付けた名前を呼びながら進んでいく。
ガサッ
茂みから物音がした。さっと護身用のスタンガンを構える京子。
夜中の心霊スポットで暴漢に襲われかけた事も少なくない。護身術は心得ていた。
「な~んだ。子供か」
茂みから頭をだしたソレは人の形をしていた。身長は120ほど。子供のようだった。
警戒に当たっている警察や自衛隊員でもない。
自分と同じく例のナメクジ目当てでやってきた物好きかと警戒を解く京子。
「…………ん?」
よく見れば子供は服を着ていない。頭には毛も生えていない。
茂みから出てくると、下にもなにも穿いていない。生殖器すら見当たらない。
「女の子……じゃないよね?」
無表情ののっぺりした顔、妙に光沢のある肌、
ぐねぐねとうねる体には骨格という物が無いようにも見える。
二本足で立つ事も難しいのか、ペタリと手をついて四つん這いになった。
人の形こそしているが、それはテレビで見た例の生物に酷似している。
「宇宙ナメクジさんですか?」
目を輝かせて近づいた京子を、にゅるっと伸びたナメクジの腕が捉えた。
口と鼻を塞がれ、抵抗も虚しく京子は気を失った。
554 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:42:40.46 ID:QybxYNJB
目を覚ました時、京子は暗い洞穴の中にいた。
手足を何かに絡め取られ、身動きが取れない。カメラ等を入れた鞄もどこかへ行ってしまった。
「ここは………ひぃっ!?」
暗闇に目が慣れて周りの様子が見えてくる。
そのには数十から百ほどのナメクジが蠢いていた。
大きさは様々。体長5センチ程の物から2メートルを超える物までいる。
何より奇異なのはその形だった。
ただのナメクジのような姿が大半だが、中にはネズミのような尻尾を生やした物、鹿のような角のある物、
そして人間のように二本足で歩く物もいた。
そのナメクジの群れの中に、人間も混じっている。
年齢は様々だが女性ばかりが何人かいる。この山や付近の町村で行方不明になった者達だった。
目の前には20代程度の女性が全裸で地面に横たわっていた。
そのふくよかな胸が微かに上下していた。生きてはいるようだ。
しかし全身を数十匹のナメクジが這い回り、女性の目には生気が無い。
「ひっ………」
一体ここで何が行われているのか、京子は恐怖で考える事すらできなかった。
そして、もし生きて帰ることができたら、金輪際こういう事に首を突っ込むのは止めようと決意した。
手足を拘束していたナメクジが動き、強引に服を引き裂いて取り払った。
京子は羞恥よりも恐怖に支配されていた。
「いやああぁぁ!! 誰か助けてええぇぇぇ!! ごぼっ!?」
頭上から降ってきたナメクジが肩から顔へと移り、口の中にその体を捩じ込んできた。
そのまま体を蠕動させて喉の方へと侵入してくる。
全身を覆う粘液の甘ったるい臭いが京子の脳を痺れさせる。
「おごっ、ぶっ、うぐ………」
舌で押し返そうにも、力強く大きなナメクジはビクともしない。
吐き気を催しながらも京子はその体を歯で噛み千切った。
「ぐっ………ふぐぅっ!? んんーーーっ!!」
噛み千切られたナメクジは頭だけで動き、その身体を京子の胃袋へと押し込んだ。
残った半身がベチャリと地面に落ちる。
飲み込んでしまったナメクジが胃の中でジワリと溶け出すのを感じた。
ドクンと心臓が高鳴る。
京子はそれを、得体のしれない物を飲んでしまった緊張感からだと思った。
ドクン、ドクン、ドクン………
「あっ、うぅ………何これ………」
脈が早くなると同時に体が熱くなり、全身が疼きはじめた。
555 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:42:59.85 ID:QybxYNJB
「ああ…………」
自分が欲情し、体を火照らせている事を自覚する。
体が拘束されて見ることはできないが、剥き出しの女性器から蜜が溢れでているのもわかる。
ずるっ、ずるっ………
足から数匹のナメクジが這い上がってくる。
体中の触覚が敏感になっている。そのヌメヌメした感触だけで達してしまいそうになり、歯を食いしばって耐える。
「ああああ…………い、いや…………」
更に数匹、十数匹と、次々にナメクジが体に這い上がってくる。
天井からも数匹がボタボタと落ちてきた。京子は口を固く閉じて侵入を拒む。
何匹かは大きな胸の辺りを這いずり、また何匹かは手足を行ったり来たりして、
また何匹かは京子の女性器をこじ開けようと体を蠕動させる。
(ああっ! ヤダ、ヤダぁっ!!)
口を閉じたまま必死に体を捩らせるが、へばり付いたナメクジはビクともしない。
欲情しきった体を数十匹のナメクジに蹂躙され、今にも意識が飛びそうだった。
(あ、ああ、ああああ…………)
一匹のナメクジの体がを細く変形し、先端を京子の女性器へと体を挿し込む。
そして脈打つように体を蠕動させ、全身がズルリと体内へ入り込んだ。
「いやあああああっ!!」
男を知らない体に異形の生物が侵入する。
未知の感覚と恐怖、そして尋常ではない快楽で京子は気が狂いそうだった。
「あがっ! う………んんーーー!!」
思わず開いてしまった口からもまたナメクジが侵入する。
今度は噛み千切ることさえできず、一匹二匹と嚥下してしまう。
「あがああぁぁぁーーー!! ああ! あああぁぁーーー!!」
外から内から全身を蹂躙され、汗や涙や涎を垂れ流して絶叫する。
ナメクジが膣に入り込んでも痛みは無かった。
全身を自在に変形できるため、処女膜を避けて奥に侵入しているようだ。
「イ………イク………こんなのに全身犯されてイっちゃう………」
胃の中で溶け出した数匹のナメクジが全身に行き渡り、また感度を高めている。
胸や尻、首筋、腹、背中や手足まで埋め尽くし、膣にまで入り込んだたナメクジ達が絶え間なく体を蹂躙する。
しかし、
「ああ…………キモチイイのに………なんで………」
男性経験は無くとも自慰行為程度はしたことがある。絶頂まで達した事も何度かあった。
今は普段の行為で感じる数倍、いや数十倍の快感を感じつつも、未だ一度も達していない。
556 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:43:13.41 ID:QybxYNJB
「はぁ……はぁ……助けて………おかしくなっちゃう……」
ひたすら感度が高まり、全身を蹂躙されつつも絶頂に達しない。
その異常な感覚が京子の心を蝕んでいった。
「あ…………」
膣に入り込んだナメクジがぐじゅりと動く。
それだけでも強い快感を感じるも、達することはできない。
ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ
「あぁ………だめ………」
ナメクジは奥へ奥へと蠕動し、潜っていき、
じゅるるっと、子宮の中へ入り込んだ。
「ふああっ!」
視界が白く弾けそうになるも、やはり達しない。
「な………何………?」
子宮内にまで侵入したナメクジはそこで動きを止めた。そして………
ごぷっ
その体が割れ、体液をまき散らした。
「――――――――――――っ!!」
ひんやりした体からは想像もつかない、熱い体液が子宮へと染み渡る。
「あっ、あっ、ああ゛ぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!」
子宮から全身へと、電流が走ったように快感が突き抜けた。
「あがあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」
熱い体液が全身の細胞一つ一つにまで染み渡るような圧倒的な快感。
「ひぎいいいっ! あぐぁあああああああぁぁぁぁーーっ!!!」
胸と髪を震わせて、獣のように叫び続ける京子。
いつ意識が飛んでもおかしくないほどの快感に侵されながら、気絶すらできず、ひたすらに快楽に翻弄され続けた。
「ああああぁぁぁーーっ!! あっ! あぅっ! あああーー!!」
汗と愛液と潮の混じった液体をびちゃびちゃとまき散らしながら、全身を震わせて快楽を貪る。
既に恐怖は快楽にかき消され、何も考えることができなかった。
「あがっ、あっ………ぐ………ああ…………」
一体どれくらいの時間が経ったのか、ようやく快感の波が引いてきた。
「う…………」
京子は全身をぐったりと弛緩させ、目を閉じて眠りについた。
557 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:43:31.02 ID:QybxYNJB
「生殖方法が判明しました」
とある研究所で研究主任が政府の役人達に解説をしていた。
「この生物は自分以外の生物、特に哺乳類のメスを好んで選び、苗床にして数を増やします」
「苗床?」
「つまりは他所の女性を襲って孕ませるわけです。とんだプレイボーイですな」
ははは、と会議室に乾いた笑い声が響いた。
「基本的に皆同じような姿形をしていますが、その役目は3つに別れます。
口に入って消化され栄養となりメスの発情と排卵を促す者、メスの体にまとわりつき拘束する者、
そしてメスの生殖器に取り付き出産をさせる者です」
「例の山の近辺では動物や人間の形をした個体が目撃されたそうだが………」
「稀に母体となった動物のDNA情報を受け継ぐ事があるようです。
実験動物を使って繁殖させた所、そういった事例が発見されました」
「つまりこの生物に孕まされた人間の女性がいるのか………早急に保護が必要だな」
「ところが厄介な事がありまして………」
研究主任は一旦言葉を切り、躊躇いつつも続けた。
「通常の生物の性行為と違い、一度生殖器に取り付けば以降は定期的に出産が行われます。
そしてその細胞は全身に根を張り、現在の技術では取り除くことはまず不可能なんです」
「そんな馬鹿な………」
「たとえ子宮を摘出しても、全身に伸びた細胞が修復していまいます。
繁殖を止めさせるには母体を殺すか、冷凍保存でもしないといけませんね」
「うむむ………」
役人は顎に手をあてて唸る。
ただ駆除すればいいという単純な問題ではなくなってしまった。
「ところで男性の行方不明者もいた筈だ。オスはどうなるんだね?」
「そりゃあ………」
こほん、と咳払いをし、
「溶かされて養分になるだけですね」
558 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:43:50.46 ID:QybxYNJB
「ん……ふぁ…………」
朝、京子が目を覚ました。
洞窟の地面はゴツゴツしているが、熊型の大きなナメクジが体を伸ばしてベッドになってくれるため身体は痛んでいない。
あれから1ヶ月程が過ぎ、京子はまだあの洞穴の中にいる。
今はもう拘束はされていない。しかし京子はここを出るつもりは無かった。
ボトボトと数匹のナメクジが頭の上に落ちてきた。
「うふ………ありがとう。いただきます」
いつの間にか見分けがつくようになった。これはいつも口に入り消化されているナメクジだ。
愛着が湧くようになって、以前と違う意味で食べることを躊躇ったが、どんなに拒否してもずっと口の周りでウロウロしているのだ。
その姿がかえって可哀想に思えてきて、これが彼らの生き方なのだと割り切ることにした。
「あむ………」
この1ヶ月、ナメクジ以外の物は口にしていない。
だが必要な栄養は全て備わっているのか、洞窟に引き篭っているというのに体長も肌や髪のツヤも前より良くなっていた。
「んぐ………ご馳走様でした」
飲み込んだナメクジが消化され、体に染み渡る。
慢性的に感じていた疼きがさらに強くなった。
「あ、また来る………」
京子の胎内では新しい命が胎動している。その腹部ははちきれんばかりに膨らんでいた。
ここへ来てから、大体3日に1度のペースで出産が行われている。
「う……んんん………はぁっ!」
今日もまた、産道を通って20センチ程のナメクジが外へ体を捻り出した。
「ああああぁぁぁぁーーーーっ!!」
絶頂と共にナメクジが産み落とされた。
559 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/18(火) 22:46:01.60 ID:QybxYNJB
出産はその一匹だけでは終わらない。
「うああっ!! あああっ!! ひぎいぃぃぃ!!」
ぶりゅっ、べちょっ、と水っぽい音を立て、京子体から次々にナメクジが飛び出す。
「あがぁっ………大きい………!」
30匹ほど産んだ後、一際大きなナメクジが、ずりずりと体を蠢かせて這いでてきた。
「あああああああぁぁぁぁーーーーー!!」
また全身を快感で震えさせながら、人型のナメクジを産み落とした。
「はぁ………あ、可愛い…………」
そっとその子を抱き上げる。
「人の形は3番目だね………」
京子の傍らには同じく人型のナメクジが2匹いた。
1匹はすやすやと眠り、もう1匹は前よりも膨らんだ京子の胸に吸いついてミルクを飲んでいる。
そして100匹を超えるナメクジ達も、京子にじゃれるように周囲を這いまわっている。
全て京子が産んだ子供たちだ。
「仲良くしてあげてね……」
洞窟の中には他にも何人かの女性がいる。
しかし他の女性達はとうに心が壊れ、ただ機械的に子を産み落とすだけの人形と化していた。
そんな中で京子だけは、沢山の子供達に囲まれて幸せな日々を送っていた。
「ん………」
京子は自分の女性器に指を挿し込み、自慰を始める。
ナメクジを常食するようになってから、その成分のせいか身体の疼きは晴れたことがない。
「あ………はぁ………」
最初に人型の子を産んだ時に処女膜は破れて無くなっている。奥まで指を突っ込んでがむしゃらにかき回した。
母親の欲情を感じ取ったのか、胸やお尻を子供たちが撫で回して愛撫してくれた。
「あは………幸せ……………」
誰が何と言おうと、少なくとも彼女自信は幸せを感じていた。
「巣があったぞ!」
洞窟の外から男の声がした。人の声を聞くのは久しぶりだ。
外が騒がしくなる。大勢の人がいるようだ。
何があったんだろう、と京子は快楽に溺れた頭でぼんやりと思った。
564 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/19(水) 01:10:43.84 ID:jfrZzpSM
いい作品なのにやばいどうしよう、イケない!?
566 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/19(水) 05:17:22.55 ID:Gh+cFbe+
>>564
「まだ食べ足りないようですね」
性器を弄り続けてイクことしか頭にない>>564の口に、更にナメクジが数匹含まされた。
喉の奥へと進み、胃に落ちると速やかに消化され、>>564の全身に媚毒を染み渡らせていく。
呼吸が浅くなると共に蜜壷から溢れる愛液の音が卑猥に響き渡る。
「ハァ……あ、熱い……。これ、これなら今度こそ……」
>>564が自らを慰める手の動きは激しさを増していく。
イった時に自らに何が起きるのかも知らないまま、感じるままに喘ぎを発し続ける。
いや例え知っていたとしても、もはや止める気すら起きないだろう。
渇望した高みへと駆け上がっていく>>564は、ついに一際高い叫びを上げて……
567 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2011/10/19(水) 05:23:41.48 ID:77jQoD0q
>>566
そして、>>564の視界が真っ白になる・・・
そう、圧倒的なまでの快楽信号によって。
それを陰から見ていたのは>>566。
決して見てはならないものを見てしまった。
そんな怯えを抱き、しかしそれでいて確かな視線で見つめていた。
目の前で>>564が頂上へと上り詰めたのを見て、つい羨ましく思ってしまう。
もちろん>>566は気づきもしなかった。
そう思ってしまうこと自体が、既に>>564の変化した人外たる存在の能力ということを・・・
ふと意識が戻る頃には、>>566は>>564の元へと足を進めていた。
自分もその素晴らしい洗礼を受け、>>564の仲間となることを求めて・・・
569 名無しさん@ピンキー sage 2011/10/19(水) 08:29:19.42 ID:jfrZzpSM
私の前に>>566がいた。
あれほど逃げろって言ったのに…フフ、手間が省けるわ
さあ>>566も一緒にイキましょう♪そして赤ちゃんの生みっこするの
あら、そこで見てるあなた(FBX氏)もこっちに来なさい…♪
お姉さんがいい事して、あ・げ・る♪
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