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(償いの巫女 結絵編)
185 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:08:11 ID:ILdNICMI
一昨日から長々とこの場をお借りしましたが、今夜で最後です。
今日の属性は、MC・浣腸(スカ注意)・出産になります。
苦手な方はご注意ください。
ではよろしくお願いいたします。
186 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:09:14 ID:ILdNICMI
「っくぅぅ・・・くるしいよぉ また出ない・・・」
結絵は便座に座ったまま脂汗をかく。
年頃の女の子にありがちな事だが、結絵もスタイルを気にするため食が細い。
当然そうなると便秘になりがちなのだが、結絵の場合はもう1週間以上も便が出ていなかった。
今回こそは!と期待してトイレに入ったものの、またしてもそれが出てくる気配はない。
「だめかぁ・・・」
結局、結絵はそれ以上頑張ることを諦めてトイレを出た。
「結絵さん?顔色が優れないようですけれど、どこか体調が優れないのですか?」
美樹は結絵の顔を覗きこみ、心配そうに言った。
「えっ・・・ううん、大丈夫だよ!」
「そうですか・・・」
結絵はとっさに強がって見せたが、肌の艶はなくなり、いつもの元気も影を潜めているのを見れば、彼女が本調子でないことは容易に見てとれる。
(美樹ちゃんに隠し事はしたくないな・・・)
そう思い直した結絵は、思い切ってここ最近の悩みを美樹に打ち明ける。
「え!?1週間以上もですか?」
「し~っ!!美樹ちゃん声が大きいよ!!」
「あ、すみません。 でも1週間以上はさすがに普通ではないですね。 美容にもよくありませんよ。
それに便秘はこじらすと最終的には大腸ガンの原因にもなったりするって言いますし・・・」
「そうだよねぇ・・・ガンは怖いなぁ・・」
二人の間に沈黙が流れる。
「そう言えば、便秘に良く効くお薬があるとお母さまから聞いたことがあります。あした結絵さんに持ってきてあげますね!」
翌日
美樹は小さな紙袋を結絵に手渡した。
「お薬と言ってもこれはお浣腸なんですが・・・、効き目は優しいって言っていました。良かったら使ってみて下さい」
「うん、ありがと!」
結絵は自分の部屋に帰り、今しがた美樹に手渡された紙袋を開ける。
中から出てきたのはいわゆるイチジク型の浣腸だった。
正直、結絵は浣腸にまで手を出すのをためらって敬遠していたのだが、親友の美樹がわざわざ用意してくれたものを無駄にするのは気が引ける。
それに結絵自身、便秘による体調不良を我慢するのが限界に近かったことが後押しした。
それらの一つ一つはパッケージに入っておらず、どうやら一般に流通している物とは少し違うようだ。
結絵はそのうちのひとつを手に取ると、ぬるま湯で浣腸液を温めてからトイレに入る。
「うわぁ・・・緊張する」
初めての経験に不慣れな様子の結絵だが、気持ちの悪い感覚を我慢してどうにか肛門に挿入することに成功した。
―――つむっ・・・
「あっ・・・」
馴れない感触に結絵は思わず声を上げた。
―――ちゅうぅぅうぅ じゅりゅ・・・・
結絵はそのまま浣腸液を全て腸内に出すと、ゆっくり浣腸器を引き抜いた。
それから5分余り、結絵に久しぶりに訪れた便意は最高潮に達した。
結絵は括約筋の力を徐々に抜くと肛門からは久方ぶりとなる便が次々に出てくる。
「はぁぁぁ・・・」
結絵は一週間以上ぶりの排泄にほっと胸を撫で下ろした。
体に痞えているものが無くなり、結絵の体は文字通り軽くなった。
「明日、美樹ちゃんにはお礼を言わなくちゃ」
結絵は自分を心配してくれた美樹に感謝するとともに、やっぱり持つべきものは親友だなと感じていた。
しかし、結絵は気づいていなかった。
先程注入した浣腸液の中には小さい透明な卵の様なものが無数に含まれていたことを。
そして、注入された卵のほとんどが排泄されずに腸の襞の中に留まっていることを。
187 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:10:40 ID:ILdNICMI
―――翌日
「美樹ちゃん、ありがとう助かったよ! おかげで絶好調だよ」
「ふふ、それは良かったです。また何かありましたら言って下さいね」
「うん!ありがと、美樹ちゃん」
太陽のように明るく微笑む結絵。
しかし結絵は、美樹の笑顔の下にどす黒く渦巻く本心に気付くことが出来なかった。
「う~ん、また使おうかな・・・」
結絵はまた3日ほどお通じがなかった。
基本的に食生活は変わっていないので、一度排泄した所でまた再び便秘になることは自明の理だ。
きっとこれ以上体に溜め込んでは毒になるに違いない。
結絵はそう思ってまた美樹にもらった浣腸を使う事に決めた。
彼女は前回よりスムーズな手つきで浣腸液を腸内に注ぎ込むと、訪れる便意をじっと我慢する。
「くはぁぁぁ・・・・」
10分後、我慢に我慢を重ねた便意を一気に解放して黄金色の塊を一気に放出するカタルシスは病みつきになりそうだった。
―――2週間後の夜
美樹にもらった浣腸は3日前に使い切ってしまった。
定期的に排泄をしたので、そのままお通じのサイクルが正常に向かうことを期待したのだが、やはり自然な排便と強制的な排便では違うらしく、
また3日前を最後にぱったりと止まってしまっていた。
(明日あたりまた美樹ちゃんにお浣腸もらおうかな・・・)
結絵はベッドの中でそんな事を思っていた。
188 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:12:51 ID:ILdNICMI
明くる日、美樹の部屋に遊びに来ていた結絵は、美樹にまた浣腸用意してもらうようお願いする。
「ええ、構わないですよ。前回少し余分に貰って来たので帰る時にお渡しします」
「えへへ、美樹ちゃん、ありがと!」
結絵はそう言って出された紅茶に口をつける。
その瞬間、
ぷちっ・・ぷちぷちっ・・・
何の予告も無しに結絵のお腹の中が突如熱をもったように熱くなる。
「ああぁっ!! いやぁぁぁっ・・・な、何なの・・・?」
それは、結絵の腸内に留まっていた卵が一斉に孵化を開始した瞬間だった。
孵化をした小さな線虫のような生物たちは、ビチビチと腸液の海を跳ねながら手近な腸壁に頭を潜り込ませる。
「ひぃぃっ うう・・・」
体の中心を熱く灼かれ、結絵はほとんど体を動かすことが出来なかった。
「あら?ついに孵りましたか。ふふっ、結絵さん。腸内で卵が一斉に孵化する感覚はいかがです?
結絵さんのお腹の中の蟲達は、今まさに頭を潜り込ませて結絵さんと同化しようと頑張ってるんですよ」
身動きが取れない程、もがき苦しんでいる親友を前に美樹は淡々と嬉しそうに喋る。
「そういえば結絵さん、またお腹の中に不要なモノを溜めこんでるんですよね?
家に帰ってからと言わず、今ここで出してしまったらいかがですか?」
美樹はそう言って立ち上がると、部屋の奥の引き出しから巨大なシリンダーとあの透明な卵がたくさん入った透明な粘液を持って来た。
「やめ・・てぇ・・・」
結絵は拒絶の意思を表すが、美樹は結絵が体を思うように動かせないのをいい事に、彼女のスカートを捲り、下着を降ろす。
そして結絵の体をうつ伏せにして尻を突き上げた格好を取らすと、美樹はシリンダーの中になみなみと粘液を充填する。
「さぁ、力を抜いてくださいね・・・」
―――つぷっ・・・
美樹はそう言うと、結絵のこじんまりとして可愛い菊門にシリンダーの先を挿入する。
「いやぁぁっ!!」
結絵は力を振り絞って液体が流れ込むのを阻止しようと尻を振るが、
「結絵さん、あんまり動いてしまっては腸壁を傷つけて取り返しのつかない事になりますよ」
優しく脅迫する美樹の言葉に怯え、結絵は抵抗することをやめた。
美樹がシリンダーの後端を押すたびに、ひんやりとした粘液が結絵の腸内に流れ込む。
結絵はその地獄の責め苦を甘んじて受けるほかなかった。
やがて中身を全て注ぎ込んだ美樹は、結絵の肛門からシリンダーを引き抜く。
その時ぷしゃっ、と力の入らない結絵の肛門からは注入した粘液が溢れ出てしまった。
「あらあら、お尻に力が入らないんですか? でしたらこれを貸して差し上げます」
そう言って美樹はアナルプラグを取り出して結絵の肛門にぎゅっと挿入する。
「うっ・・く いやぁぁ!!」
異物を肛門に詰められ結絵は思わず声を上げる。
そして美樹は結絵の体をひっくり返し、仰向けにしておしめを取り換えるようなポーズを取らせると、
大量に粘液を注入され、膨らんだ結絵の下腹部を愛おしそうに撫で、何物も踏み入った事のない結絵の膣口に舌を挿しこむ。
ぺろっ・・・ちゅっ にゅっ にゅるっ・・・
「いやぁっ・・・やめて 美樹ちゃん・・・そんなとこ 汚いよぉ・・・」
そんな結絵の懇願を無視して美樹は一心不乱に結絵の膣内を舐めまわす。
一通り舐め終わった美樹は結絵の秘所からすっと口を離すと、
「汚いなんて事ありませんよ。結絵さんのものでしたら例え排泄物であっても口に出来ますわ」
そう言って今度は結絵のクリトリスを口に含む。美樹は丁寧に唇で皮を剥き、現れた小さい若芽を舌先で優しくこする。
「ひぁぁぁっ!!」
今まで触れた事のない神経の塊を優しく愛撫され、拒絶する意識とは別に徐々に結絵の体は快感を感じ始めていた。
美樹は手技と舌技を駆使して徹底的に結絵の秘唇を責め立てる。
189 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:13:45 ID:ILdNICMI
すると、やがて
―――ぐるるるっ ぎゅるる
抵抗することを半ばあきらめて、されるがままでいた結絵の下腹部がごろごろと音を立て始める。
「ふふっ、結絵さん。そろそろこちらがキツくなって来たんじゃありませんか?」
コクンと首を縦に振る結絵。
「そうですか・・・、では出したくなったらお願いをして下さい」
「え・・・?お願いって?」
「そう、お願いですよ。何をどうしたいか解りやすく私に伝えて下さい」
(うそ・・・、そんな事言えないよ・・・)
結絵はそう思った。
「言いたくないんでしたら結構です。そのままそこで指一本動かせずに悶え苦しんでいて下さい」
―――しばしの沈黙。
美樹にお願いすることを拒んだ結絵は大腸や結腸が蠕動する苦痛に耐え、じっとりと全身から脂汗を浮かべていた。
排泄できない苦痛に悶える結絵を忖度する様子もなく、美樹はまた黙々と結絵の膣を舐めまわす。
少量ならばともかく、あれだけ大量に浣腸された結絵の我慢はそれほど長く続くはずもなかった。
「うぅ・・・出したいよぉ・・」
結絵の秘所から口を離し、美樹が尋ねる。
「何を出したいのですか?」
ストレートに聞かれた結絵は口篭もる。
「・・・う ・・んち 出したいです・・・」
「何ですって?よく聞き取れません。それが他人にお願いする態度なのでしょうか」
「うんちを出したいです!!もう苦しいの!助けてぇ!!」
涙で潤んだ目で結絵がはっきりとお願いをしてきた事に、美樹は全知全能の神になったような支配する悦びを感じていた。
「可愛いですね、結絵さん。私も結絵さんがそんなにも苦しむ姿を見たくありません。 いいでしょう、結絵さんを解放いたします」
そう言って美樹は結絵のアナルプラグに手をかけた。
「ちょ・・・えっ? ト、トイレに連れてってくれるんじゃないの?」
「いえ、そのままここでして頂いて構いませんよ」
「いやっ!恥ずかしい!! 床が汚れちゃう・・・」
「私は構いませんよ。先程も言った通り、結絵さんに汚い所なんて無いのですから・・・」
美樹はアナルプラグを躊躇いも無く、ぐっと引き抜いた。
―――ぶしゃあぁぁぁっ!!
「いやぁぁぁっ!!」
結絵の悲鳴と共に茶色い液体が結絵の肛門から噴き出す。
しかし結絵はトイレ以外の場所で排泄するショックを感じる間もなく、予想外の感覚に戸惑う。
「・・・なにこれ・・・ き・・きもちいぃ・・・」
排泄物の塊が大腸を通り、肛門を通過する度に結絵は信じられないような快感を感じていた。
「気持ちよさそうですね。 結絵さんの腸と肛門には先程の蟲たちが喰いついて同化を始めてるはずです。
その仔達は結絵さんの神経と直接つながって、何らかの刺激を受けるたびに
宿主である結絵さんに人外の快感を提供するんですよ」
美樹の言葉はほとんど結絵に伝わっていなかった。
腸内の排泄物が移動する度に頭が絶望的な快感が襲ってきて、結絵は正気を保つのが精一杯だった。
結絵がその小さな肛門から黄金色の迸りを出すたび、膣から愛液が溢れ出てくる。
「あ・・・あがっ・・・あはぁっ・・・」
可愛い顔を醜く歪めて、結絵は暴虐的な排泄の快感を小さな体で受け止めていた。
190 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:15:19 ID:ILdNICMI
結絵が目を覚ますと、そこに美樹の姿はなかった。
自分が排泄したはずの汚物は綺麗に片づけられ、汚れてしまった体まで綺麗に清められている。
鉛のように重い体を動かすと、結絵は美樹の部屋を後にした。
夕暮れの街の中を結絵は疾走する。
心臓はオーバーレブし、呼吸も限界だったが、それでも彼女は走った。
結絵は親友だと思っていた美樹があんな風に豹変してしまった事に深いショックを感じていた。
『美樹ちゃんを助けたい』
一心にそれだけを願うと、力になってくれるに違いないもう一人の仲間のもとに急いだ。
―――ピンポンピンポンピンポン!!
結絵は乱暴に呼びだしのベルを鳴らした。
はい、という言葉と共に中から綾音が出てきた。
「どうしたんですか?そんなに急いで」
そんな自然体な綾音を見ると、結絵の心が一瞬で安らぎ、代わりに堰を切ったように大粒の涙が両方の瞳から溢れる。
「ひっ・・・ひぐっ みきちゃんがぁ・・・みきちゃんがおかしくなっちゃったぁ・・・」
玄関前で大泣きをし始めた結絵を見て、綾音は自分の部屋の中に招き入れる。
「どうぞ、これでも飲んで落ち着いて下さい」
綾音は電子レンジで温めたホットミルクを結絵に差し出した。
結絵はミルクにちびちびと舌を付けると、体と一緒に心まで温まってくる気がする。
「それで、美樹さんが一体どうしたんですか?」
結絵は一呼吸置いてから喋り出した。
「何か・・・美樹ちゃんがいつもの美樹ちゃんじゃなかったの・・・。何かに乗っ取られてるって言うか・・・。
普段なら絶対に言わないような冷たい言葉を言ったり、いやらしい事をしてきたの・・・」
ふん・・・と一瞬考えたような仕草を見せた後、綾音は口を開く。
「いやらしいって、どの位いやらしかったのですか?」
「え?」
結絵は質問の意味が理解できずに聞き返した。
ポカンと口を開けている結絵を尻目に綾音はやおら立ち上がると、ふぁさっと突然着ていた服を脱ぎ始め、結絵の前で全裸になってしまった。
想像の斜め上を行く綾音の行動に結絵はマグカップを持ったまま固まってしまう。
「結絵さん、この私と美樹。どっちの方がいやらしいですか?」
綾音はそう言うと結絵の目の前で濃厚なオナニーを始める。
膣に挿入した指を鉤状に丸め、反対の手で形が変わる程胸を揉みしだく。
ちゅっ くちゅっ くちゅっ・・ ぐちゅっ・・・
「うん・・あはぁっ・・ くはぁ 」
ごぷっ、と膣から溢れて来た愛液は早くも白濁し、綾音が本気で感じている事を証明する。
思考が停止して現実感が全く湧かず、TVの中の出来事のように眺めていた結絵だが、意識がふと我に返った。
「きゃあぁぁぁっ!!」
結絵は持っていたマグカップを床に落とすと、縺れた足のまま何度も転びながら玄関まで行く。
ほんの数メートルしかない廊下がひどく長いものに感じられる。
玄関に置いてあった靴を何とか握りしめると、裸足のまま結絵は綾音の家を飛び出した。
191 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:16:26 ID:ILdNICMI
「なんで・・・なんで・・・」
結絵は誰に問うわけでもなく疑問を口にする。
「美樹ちゃんだけじゃない・・・綾音ちゃんもおかしくなってる・・・」
頼る人がいなくなってしまった結絵は、最後の望みの綱である麻衣の部屋に向かって全力で走っていた。
何とか靴を履き走る事が出来た結絵だが、足の裏は砂利で傷つき、両膝や肘も転んで擦り傷をたくさん作ってしまっていた。
体中のあちこちから、もう限界だと悲鳴が上がる。
綾音の家から麻衣の部屋まではこんなにも距離があったものなのか・・・。
日が沈んで辺りは暗くなり、人影がほとんど無い道を走っていると、
結絵はこの世界に自分の味方が居なくなってしまったんじゃないかと急に心細くなる。
美樹と綾音。共に誰よりも信頼していた二人に裏切られたショックは、結絵の心を限りなくネガティブにしていく。
それでも結絵は必死に歯を食いしばって麻衣の部屋に向かっていた。
―――ドンドンドンドンドンッ!!
扉が壊れてしまうほどの勢いで激しくノックする結絵。
今の時間ならおそらく麻衣は居るだろう。
「麻衣さん!・・・っ麻衣さん! 開けて!! 助けて!」
力強く打ちつけて赤くなってしまった拳は、それでもなお必死にドアを叩き続ける。
―――ドンドンドンドンッ!!
そんな彼女の後ろからすっと近づいてくる人影があった。
しかし夢中でノックをしている結絵は背後に迫る人影に気づかない。
そして、
すっ・・・
「むぐっ・・・!?」
大きく肩で呼吸をしていた結絵は、口元にあてがわれた布から発する刺激臭を思わず吸い込むと
結絵の視界は途端に暗くなり、そのまま意識を失ってしまった。
192 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:18:41 ID:ILdNICMI
「・・・・んっ・・・」
結絵は軽く呻くとゆっくりと目を覚ます。
ぼんやりとにじむ視界が徐々にクリアになる。
そこは見た事のない部屋だった。
うっすらと寒さを感じると思ったら、結絵は着ていたはずの服を脱がされ全裸になっていた。
「痛っ・・・!」
痛みに違和感を感じてそちらに目をやると、彼女の細い両手首は太い麻縄の様なもので拘束され、
爪先立ちになるかならないか位の位置で天井から吊るされている。
結絵は気を失う前の記憶を手繰り寄せ、状況を整理する。
(あれ・・・確か 麻衣さんの部屋をノックしてたら、急に変な匂いがして意識を失ったんだっけ・・・?)
(っていう事は麻衣さんも誰かに襲われてしまったかも・・・!!)
―――ガチャッ
突如、ドアが開く。
部屋に入ってきたのは麻衣だった。
「麻衣さん! 無事だったんですね!! 良かったぁ・・・」
結絵は麻衣が無事な事を確認するとほっと胸を撫で下ろした。
「麻衣さん、これ 手首が痛いんですぅ。 解いてくださ~い」
ようやくこの辛い体勢から解放されると思っていた結絵だが、目の前で腕を組み、全く縄を解いてくれる素振りを見せない麻衣を見て
とてつもなく嫌な予感に襲われた。
「え・・・? まさか・・・麻衣さん?」
麻衣は妖艶に微笑むと、扉の外に向かい呼びかける。
「あなた達、入りなさい」
結絵は反射的に扉の方を向くと、そこから綾音と美樹が中に入ってきた。
「ひっ・・・!!」
部屋に入ってきた二人は何も感情を持たないガラス玉の様な瞳で結絵を凝視し、麻衣の後ろに控える。
「フフ、そうやって縛られている結絵の姿、とっても素敵よ」
「麻衣さんも・・・おかしくなっちゃったんですか・・・?」
「おかしくなった? いいえ、私はしっかりしてるわ」
「もしかして、3人とも妖魔に操られているんじゃぁ・・・」
「確かに、私たちは妖魔界に身を捧げる事を誓ったわ。でも、私も綾音も美樹も自ら進んでそれを選択したのよ」
「やっぱり・・・。麻衣さん、美樹ちゃん、綾音ちゃん、お願いだから目を覚ましてぇっ!!!」
「結絵、あなたは勘違いしているわ。本当に目を覚ますべきなのは結絵、あなたなのよ」
「どういうことですか!?」
「あなたも妖魔界に身を捧げなさいと言っているの」
「なんで!?妖魔は悪い奴なんだよ!そんな奴らに操られちゃだめぇ!!」
「妖魔が悪い? それは本当なのかしら」
「そうに決まってるじゃないですか! だってそんなのは昔から誰もが知っている事じゃないですか!!」
193 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:22:35 ID:ILdNICMI
ふぅ、と一呼吸置くと麻衣は結絵に問いかける。
「何故、妖魔が悪者なのかしら?」
(何故って言われても・・・)
「妖魔は悪い奴だよ!! だって人間に危害を加えるもん」
「確かに知性の低い下級妖魔は、偶然その場に居合わせた人間に危害を加えてしまう事もまま有るわ。
だけど、それがどうかしたのかしら?」
「え!?」
「偶然人間に危害を加えてしまったとして、それは妖魔全体を滅しなければならない程の理由なの?」
「うぅ・・・ そうだよ!妖魔は滅しなければならないもん!」
「そう・・・では、あなたの理論だと人間に危害を加えたライオンという種族はこの世から根絶やしにしなければならない。そういうことなのね?」
「・・え ??」
結絵の頭は混乱していた。
幼い頃から妖魔は敵だ、倒さなければならない敵だと教え込まれ続けたので、今の今まで妖魔を滅する事に何の疑問を持った事も無かった。
しかし、いま改めて問われると麻衣の言う事の方が筋が通っている気がする・・・。
今までの価値観と新たな価値観が結絵の頭の中でせめぎ合い、彼女の思考回路がショートする。
結絵の頭のショートした空白地帯に悪魔の様な麻衣の囁きがするりと滑り込む。
「ねえ、結絵。本当は平和に暮らしていた妖魔達の世界を脅かした侵略者は他の誰でも無い、私達退魔師なんじゃないかしら」
「・・・本当の悪者は、 あたし達・・・?」
麻衣の言葉が紡ぐ新たな価値観は、まるでウィルスのように結絵の思考に寄生して増殖すると、あっという間にその思考を汚染する。
「・・わたしたちが ・・・・・わるもの・・・?」
結絵の瞳は段々と光を失い、濁っていく。
麻衣は結絵のアイデンティティーがガラガラと音を立てて崩れて行く様子を見てニンマリと微笑む。
「そうよ、本当に悪いのは私達なの。 悪い事をしてしまったら何をしなければならないの? そう、償いよ」
「 つぐない?・・・ですか?」
「今まで私たちが滅してしまった妖魔の数を元に戻すよう、妖魔界に貢献するのよ」
「な・・・なにをするんですか?」
「妖魔を産むのよ」
「妖魔を産むんですか・・・?」
「そう、減らしてしまったのだから増やせば良いだけ。簡単な話よ」
「・・・・・・・」
沈黙が部屋に響き渡る。
結絵の心は九分九厘麻衣に従おうと決めていた。
しかし、最後の最後で何かが結絵を踏みとどめる。
心の中で葛藤を続ける結絵の体を、突然ふわりと良い匂いと温かい体温が包み込む。
ふと見上げると裸の結絵の体を美樹が抱きすくめていた。
「結絵さん、無理をしないで下さい。 心配しないで。さぁ、私達と一緒に罪を償いましょう」
「み・・みきちゃぁん・・・・」
結絵は聖母のように優しく抱擁する美樹の胸元に顔を埋めると、今まで味わったことのない安心感に包まれる。
「そうですよ、結絵さん。 妖魔界に償いながら私たちも気持ち良くなれる・・・こんな素敵な事は無いんじゃない?」
綾音はそう言いながら結絵の背後に回り込むと、結絵の後ろの窄まりにそっと指を入れる。
194 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:23:30 ID:ILdNICMI
くちゅっ
「ひぅぅっ!!」
「さぁ、結絵さん心と体に素直になって・・・全てを受け入れましょう」
ぐっちゃ ぐちゃ くちゃっ
すっかり忘れていた快感が瞬時にフラッシュバックする。
「あぁ・・・き、きもちいいよぉぉ・・・」
美樹に頭を撫でてもらいながら綾音に肛門を掻き回してもらうと、結絵はえも言われぬ幸福感を感じる。
肛門を責める綾音の指は1本から2本に、そして2本から3本に数を増やしていくと、結絵の膣口からはそれに比例するように愛液が流れる。
「あひぃ・・・みきちゃん おかしくなるぅ!・・・おかしくなっちゃうよぉ!」
快楽と恐怖に結絵は怯え、美樹の胸元で悲鳴を上げる。
「今、楽にしてあげますね」
美樹はそう言って結絵の両手首を拘束している縄を解いてやると、結絵は小さな子供のようにがばっと美樹に抱きつく。
「ひぃ!! ひぃぃ!! もう・・・だめぇ・・・」
下半身からせり上がってくる快感の波に呑まれないように一層強く美樹にしがみつく。
そして、徐々に挿入する指の数を増やしていった綾音が遂に拳を丸々肛門の中に挿れてしまう。
「あぎゃぁぁぁぁっ!!!!」
蟲に寄生された結絵の肛門は柔軟性に富み、裂ける事無く綾音の拳を受け入れる。
ぐちゅっ!ぬちゅっ!!ぎゅちゅっ!!!
綾音が拳を突き入れるたびに結絵の薄い腹はボコッ!ボコッ!と膨らみを見せる。
常人では苦痛以外の何物でもない行為だが、腸壁や肛門に同化した蟲達の尻尾は
刺激を受けるたびに何倍にも増幅した快感を結絵の神経に伝える。
愛液なのか腸液なのか尿なのか区別のつかない液体を撒き散らしながら結絵は拳を受け入れた。
その傍らに寄り添って麻衣が呟く。
「10年前、上級妖魔との闘いに敗れた私は妖魔達の苗床にされるべく、犯しつくされたわ・・・。
でも残念なことに、私の体は妖魔を受胎することが出来なかったの。
私を苗床にすることを諦めた彼らは、私の子宮を人間の物とそっくりなダミーのものにすり替えたわ。
その後解放された私は救助され、全身を洗浄され清められた。
だけど周りの人は勿論、私自身も子宮そっくりに擬態した妖魔になっていた事に気付かなかったの。
それから10年、子宮に擬態した妖魔は少しずつ少しずつ私の人格を乗っ取ったわ。
そう、私の中の子宮が囁くの・・・。『償え・・・苗床を、苗床を妖魔界に捧げよ』ってね。
あなた達ほどの霊力の高い若い子宮なら上級妖魔をたくさん産む事が出来るわ。 思う存分その身を捧げなさい」
美樹が結絵に優しく話しかける。
「だそうですよ、結絵さん。 これから頑張って元気な赤ちゃんを一杯産みましょうね」
「産むぅ!! 赤ちゃんいっぱい産むぅぅぅ!!!!!」
「そうそう、美樹。あなたはその触手パンツを穿いたままでは妖魔を産むことはできないわね・・・。
あちらに行ったらあなたの心臓をその触手パンツと同じ機能の物に取り換えてあげるわ。
想像してごらんなさい、きっと気持ちいいわよ・・・。 心臓が鼓動する度にあなたの中の不浄な人間の血が浄化されていくのよ」
「はい!! ありがとうございます・・・」
背後から結絵の菊門を奥深くまでフィストファックしながら、綾音は結絵に尋ねる。
「じゃあ結絵さん、そろそろ聞かせて下さい。妖魔界に未来永劫忠誠を誓いますか?」
「忠誠を誓います!!私の体は妖魔様にささげますぅ!!!」
「よくできました。それでは結絵さん、イってください・・・」
綾音はズン!をより一層奥まで腕を突っ込むと、結絵の腸内をメチャクチャに突く。
「あひぃ・・何か来るぅ!! イっちゃうう イっちゃうよぉ・・・ あああああぁぁぁぁぁああっぁぁっ!!!」
涙、鼻水、よだれ、汗、愛液、尿、潮、腸液・・・・結絵の体の全ての体液を噴出し、壮絶なアクメを迎えた結絵。
しかしその顔はどこか安らいだような表情を見せ、結絵の意識は闇に沈む。
その下腹部には美樹や綾音とお揃いの刻印が浮かび上がっていた・・・。
195 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:24:39 ID:ILdNICMI
妖気と瘴気が織りなす異次元の空間。
妖魔界の片隅で三人の少女は仰向けになって横たわっている。
少女たちは一様に皆、年齢に不相応な大きい腹を抱えて、終わりの無い凌辱に身を委ねている。
それは、かつて退魔の巫女のホープと呼ばれていた少女達のなれの果てだった。
彼女たちの傍にはヒト型の形をした妖魔達がぐるりと彼女達を取り囲むように立っており、白濁の粘液にまみれた彼女らを見下ろしていた。
妖魔の中でもヒト型を維持できる妖魔は数少ない。よって、彼らはかなりの上級妖魔と推察できる。
彼らの影から生まれた触手はいたいけな少女達の性器をこれでもかという程掻き回す。
一時も休むことなく挿入され続けた彼女らの膣は無残にも赤く腫れあがっていた。そこに追い打ちをかけるように妖魔達は熱い粘液を射精する。
誰が見ても明らかに身篭っているのにも拘らず、妖魔達は手を緩めることなく全力で快感を与え続ける。
それは、仔を宿してから出産するまでの間母体がイけばイく程、より強大な力を持った妖魔が産まれてくるからである。
食事をとることも眠ることも無いまま、イかされ続ける彼女達であったが、
それぞれの体に寄生している蟲や妖魔が瘴気をエネルギーに変え宿主に供給する為、彼女達は休息を必要としなかった。
どれほど時間が経ったのだろう。
不意に大きな腹を揺らしている巫女の一人が声を上げる。
「はぅぅぅ・・・ 産まれちゃうよぉ!!」
びちゃっ ぶしゃぁぁぁっっ!!
絶頂よりも激しく下腹部を波打たせながら、大量の羊水を胎外に排出する。
「あぁ・・・羨ましい 私も産みたい・・・」
「あぁん! はぅぁん! 結絵 さん がんばって・・・」
隣で結絵が産気づいた事に気付いた綾音と美樹は、羨望の眼差しで結絵を励ます。
結絵は出産に備えて股を大きく広げ、虚空を掴むように足の指先をぎゅっと丸める。
「ひぎぃぃぃ!うまれるぅぅ!!!!」
出産することに苦痛は無い、そこに待ち受けるのは絶望的な程の巨大な快楽。
結絵が絶叫すると産道はこれ以上ない程拡張を強要され、ボトっ・・・という音と共に中から臍の緒のつながった異形の物が生み出される。
―――アギャァアァァァ!!
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「ふふっ、また元気の良い仔が生れたわね。これで何体目かしら?」
どこからともなく現れた麻衣は結絵が産み落とした妖魔を拾い上げると、臍の緒を丁寧に切る。
「じゃあ、続けて頑張ってね、結絵」
まだ目も開かぬ妖魔の仔を両手で抱えると、くるりと踵を返す。
周りにいた妖魔達は少女の腹の中が空になったことを確認すると、一斉に大小無数の触手を出産直後の膣に突きたてる。
その凄まじい触手の圧力は、出産をして元に戻った腹を再び臨月間近の妊婦のように膨らませた。
「あひぁっ! ひぃっ だめぇ イきすぎちゃうよぉ・・・あたまおかしくなるぅ」
膣が快感でビクビクっと収縮する度に、結絵の乳首からは噴水のように母乳が噴き出る。
「あひぃ・・んぁ・・・あ あっ・・・」
「うぁぁっっ! くはっ・・・んはっ・・・ひぃぃ 」
「きもちぃぃ もっとぉ・・・ もっと突いてぇ・・・」
ぐちゃぐちゃとした水音と少女達の喘ぎ声は永遠に途切れることなく、無限の彼方まで木霊する。
これからもずっと彼女達は妖魔の仔達を生み続けるだろう。
そして、その末路を知る者は誰もいない。
―了―
196 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:27:05 ID:ILdNICMI
以上で終わりです。お付き合いいただき有難うございました。
>>182
情報THX
時間があれば八重垣と美保もまわりたいです。
>>183
ご指摘ごもっともです・・・。
以前私もメイデンフォースを読んだ事があります。素晴らしい内容のSSで自分好みのシチュが多く、感動しました。
今回、妄想に任せて書き殴っている途中、正直に言うと、自分でも似ているなと思ってしまいました。
なので違いが出るように色々修正を加えて、一応あちらのSSと一線を画す物が出来たと自分では思っていました。
ですが、そうご指摘を頂いたという事は、単純に私の力量が無かった事に他なりません。
今回投下したのは、今までSSと言う物を書いた事が無かったので、
次回以降またSSを書くことがあった時に皆さんの批評を参考にしようと思い立ったからです。
ですので、他人の褌で相撲を取り二匹目のドジョウを狙ったつもりは毛頭ありませんでした・・・。
不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。
後学の為に、他の方々もネタは勿論、文章の読みにくかった所などを指摘して頂けると嬉しいです。
もっと実力が付くまで勉強して来ますので宜しくお願いいたします。
有難うございました。
197 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:43:22 ID:ILdNICMI
あ、読み返したらミスを発見しました。
麻衣は10年前に彼女の子宮を子宮そっくりに擬態した妖魔と交換させられました。
あとは脳内補完よろしくです。
一昨日から長々とこの場をお借りしましたが、今夜で最後です。
今日の属性は、MC・浣腸(スカ注意)・出産になります。
苦手な方はご注意ください。
ではよろしくお願いいたします。
186 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:09:14 ID:ILdNICMI
「っくぅぅ・・・くるしいよぉ また出ない・・・」
結絵は便座に座ったまま脂汗をかく。
年頃の女の子にありがちな事だが、結絵もスタイルを気にするため食が細い。
当然そうなると便秘になりがちなのだが、結絵の場合はもう1週間以上も便が出ていなかった。
今回こそは!と期待してトイレに入ったものの、またしてもそれが出てくる気配はない。
「だめかぁ・・・」
結局、結絵はそれ以上頑張ることを諦めてトイレを出た。
「結絵さん?顔色が優れないようですけれど、どこか体調が優れないのですか?」
美樹は結絵の顔を覗きこみ、心配そうに言った。
「えっ・・・ううん、大丈夫だよ!」
「そうですか・・・」
結絵はとっさに強がって見せたが、肌の艶はなくなり、いつもの元気も影を潜めているのを見れば、彼女が本調子でないことは容易に見てとれる。
(美樹ちゃんに隠し事はしたくないな・・・)
そう思い直した結絵は、思い切ってここ最近の悩みを美樹に打ち明ける。
「え!?1週間以上もですか?」
「し~っ!!美樹ちゃん声が大きいよ!!」
「あ、すみません。 でも1週間以上はさすがに普通ではないですね。 美容にもよくありませんよ。
それに便秘はこじらすと最終的には大腸ガンの原因にもなったりするって言いますし・・・」
「そうだよねぇ・・・ガンは怖いなぁ・・」
二人の間に沈黙が流れる。
「そう言えば、便秘に良く効くお薬があるとお母さまから聞いたことがあります。あした結絵さんに持ってきてあげますね!」
翌日
美樹は小さな紙袋を結絵に手渡した。
「お薬と言ってもこれはお浣腸なんですが・・・、効き目は優しいって言っていました。良かったら使ってみて下さい」
「うん、ありがと!」
結絵は自分の部屋に帰り、今しがた美樹に手渡された紙袋を開ける。
中から出てきたのはいわゆるイチジク型の浣腸だった。
正直、結絵は浣腸にまで手を出すのをためらって敬遠していたのだが、親友の美樹がわざわざ用意してくれたものを無駄にするのは気が引ける。
それに結絵自身、便秘による体調不良を我慢するのが限界に近かったことが後押しした。
それらの一つ一つはパッケージに入っておらず、どうやら一般に流通している物とは少し違うようだ。
結絵はそのうちのひとつを手に取ると、ぬるま湯で浣腸液を温めてからトイレに入る。
「うわぁ・・・緊張する」
初めての経験に不慣れな様子の結絵だが、気持ちの悪い感覚を我慢してどうにか肛門に挿入することに成功した。
―――つむっ・・・
「あっ・・・」
馴れない感触に結絵は思わず声を上げた。
―――ちゅうぅぅうぅ じゅりゅ・・・・
結絵はそのまま浣腸液を全て腸内に出すと、ゆっくり浣腸器を引き抜いた。
それから5分余り、結絵に久しぶりに訪れた便意は最高潮に達した。
結絵は括約筋の力を徐々に抜くと肛門からは久方ぶりとなる便が次々に出てくる。
「はぁぁぁ・・・」
結絵は一週間以上ぶりの排泄にほっと胸を撫で下ろした。
体に痞えているものが無くなり、結絵の体は文字通り軽くなった。
「明日、美樹ちゃんにはお礼を言わなくちゃ」
結絵は自分を心配してくれた美樹に感謝するとともに、やっぱり持つべきものは親友だなと感じていた。
しかし、結絵は気づいていなかった。
先程注入した浣腸液の中には小さい透明な卵の様なものが無数に含まれていたことを。
そして、注入された卵のほとんどが排泄されずに腸の襞の中に留まっていることを。
187 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:10:40 ID:ILdNICMI
―――翌日
「美樹ちゃん、ありがとう助かったよ! おかげで絶好調だよ」
「ふふ、それは良かったです。また何かありましたら言って下さいね」
「うん!ありがと、美樹ちゃん」
太陽のように明るく微笑む結絵。
しかし結絵は、美樹の笑顔の下にどす黒く渦巻く本心に気付くことが出来なかった。
「う~ん、また使おうかな・・・」
結絵はまた3日ほどお通じがなかった。
基本的に食生活は変わっていないので、一度排泄した所でまた再び便秘になることは自明の理だ。
きっとこれ以上体に溜め込んでは毒になるに違いない。
結絵はそう思ってまた美樹にもらった浣腸を使う事に決めた。
彼女は前回よりスムーズな手つきで浣腸液を腸内に注ぎ込むと、訪れる便意をじっと我慢する。
「くはぁぁぁ・・・・」
10分後、我慢に我慢を重ねた便意を一気に解放して黄金色の塊を一気に放出するカタルシスは病みつきになりそうだった。
―――2週間後の夜
美樹にもらった浣腸は3日前に使い切ってしまった。
定期的に排泄をしたので、そのままお通じのサイクルが正常に向かうことを期待したのだが、やはり自然な排便と強制的な排便では違うらしく、
また3日前を最後にぱったりと止まってしまっていた。
(明日あたりまた美樹ちゃんにお浣腸もらおうかな・・・)
結絵はベッドの中でそんな事を思っていた。
188 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:12:51 ID:ILdNICMI
明くる日、美樹の部屋に遊びに来ていた結絵は、美樹にまた浣腸用意してもらうようお願いする。
「ええ、構わないですよ。前回少し余分に貰って来たので帰る時にお渡しします」
「えへへ、美樹ちゃん、ありがと!」
結絵はそう言って出された紅茶に口をつける。
その瞬間、
ぷちっ・・ぷちぷちっ・・・
何の予告も無しに結絵のお腹の中が突如熱をもったように熱くなる。
「ああぁっ!! いやぁぁぁっ・・・な、何なの・・・?」
それは、結絵の腸内に留まっていた卵が一斉に孵化を開始した瞬間だった。
孵化をした小さな線虫のような生物たちは、ビチビチと腸液の海を跳ねながら手近な腸壁に頭を潜り込ませる。
「ひぃぃっ うう・・・」
体の中心を熱く灼かれ、結絵はほとんど体を動かすことが出来なかった。
「あら?ついに孵りましたか。ふふっ、結絵さん。腸内で卵が一斉に孵化する感覚はいかがです?
結絵さんのお腹の中の蟲達は、今まさに頭を潜り込ませて結絵さんと同化しようと頑張ってるんですよ」
身動きが取れない程、もがき苦しんでいる親友を前に美樹は淡々と嬉しそうに喋る。
「そういえば結絵さん、またお腹の中に不要なモノを溜めこんでるんですよね?
家に帰ってからと言わず、今ここで出してしまったらいかがですか?」
美樹はそう言って立ち上がると、部屋の奥の引き出しから巨大なシリンダーとあの透明な卵がたくさん入った透明な粘液を持って来た。
「やめ・・てぇ・・・」
結絵は拒絶の意思を表すが、美樹は結絵が体を思うように動かせないのをいい事に、彼女のスカートを捲り、下着を降ろす。
そして結絵の体をうつ伏せにして尻を突き上げた格好を取らすと、美樹はシリンダーの中になみなみと粘液を充填する。
「さぁ、力を抜いてくださいね・・・」
―――つぷっ・・・
美樹はそう言うと、結絵のこじんまりとして可愛い菊門にシリンダーの先を挿入する。
「いやぁぁっ!!」
結絵は力を振り絞って液体が流れ込むのを阻止しようと尻を振るが、
「結絵さん、あんまり動いてしまっては腸壁を傷つけて取り返しのつかない事になりますよ」
優しく脅迫する美樹の言葉に怯え、結絵は抵抗することをやめた。
美樹がシリンダーの後端を押すたびに、ひんやりとした粘液が結絵の腸内に流れ込む。
結絵はその地獄の責め苦を甘んじて受けるほかなかった。
やがて中身を全て注ぎ込んだ美樹は、結絵の肛門からシリンダーを引き抜く。
その時ぷしゃっ、と力の入らない結絵の肛門からは注入した粘液が溢れ出てしまった。
「あらあら、お尻に力が入らないんですか? でしたらこれを貸して差し上げます」
そう言って美樹はアナルプラグを取り出して結絵の肛門にぎゅっと挿入する。
「うっ・・く いやぁぁ!!」
異物を肛門に詰められ結絵は思わず声を上げる。
そして美樹は結絵の体をひっくり返し、仰向けにしておしめを取り換えるようなポーズを取らせると、
大量に粘液を注入され、膨らんだ結絵の下腹部を愛おしそうに撫で、何物も踏み入った事のない結絵の膣口に舌を挿しこむ。
ぺろっ・・・ちゅっ にゅっ にゅるっ・・・
「いやぁっ・・・やめて 美樹ちゃん・・・そんなとこ 汚いよぉ・・・」
そんな結絵の懇願を無視して美樹は一心不乱に結絵の膣内を舐めまわす。
一通り舐め終わった美樹は結絵の秘所からすっと口を離すと、
「汚いなんて事ありませんよ。結絵さんのものでしたら例え排泄物であっても口に出来ますわ」
そう言って今度は結絵のクリトリスを口に含む。美樹は丁寧に唇で皮を剥き、現れた小さい若芽を舌先で優しくこする。
「ひぁぁぁっ!!」
今まで触れた事のない神経の塊を優しく愛撫され、拒絶する意識とは別に徐々に結絵の体は快感を感じ始めていた。
美樹は手技と舌技を駆使して徹底的に結絵の秘唇を責め立てる。
189 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:13:45 ID:ILdNICMI
すると、やがて
―――ぐるるるっ ぎゅるる
抵抗することを半ばあきらめて、されるがままでいた結絵の下腹部がごろごろと音を立て始める。
「ふふっ、結絵さん。そろそろこちらがキツくなって来たんじゃありませんか?」
コクンと首を縦に振る結絵。
「そうですか・・・、では出したくなったらお願いをして下さい」
「え・・・?お願いって?」
「そう、お願いですよ。何をどうしたいか解りやすく私に伝えて下さい」
(うそ・・・、そんな事言えないよ・・・)
結絵はそう思った。
「言いたくないんでしたら結構です。そのままそこで指一本動かせずに悶え苦しんでいて下さい」
―――しばしの沈黙。
美樹にお願いすることを拒んだ結絵は大腸や結腸が蠕動する苦痛に耐え、じっとりと全身から脂汗を浮かべていた。
排泄できない苦痛に悶える結絵を忖度する様子もなく、美樹はまた黙々と結絵の膣を舐めまわす。
少量ならばともかく、あれだけ大量に浣腸された結絵の我慢はそれほど長く続くはずもなかった。
「うぅ・・・出したいよぉ・・」
結絵の秘所から口を離し、美樹が尋ねる。
「何を出したいのですか?」
ストレートに聞かれた結絵は口篭もる。
「・・・う ・・んち 出したいです・・・」
「何ですって?よく聞き取れません。それが他人にお願いする態度なのでしょうか」
「うんちを出したいです!!もう苦しいの!助けてぇ!!」
涙で潤んだ目で結絵がはっきりとお願いをしてきた事に、美樹は全知全能の神になったような支配する悦びを感じていた。
「可愛いですね、結絵さん。私も結絵さんがそんなにも苦しむ姿を見たくありません。 いいでしょう、結絵さんを解放いたします」
そう言って美樹は結絵のアナルプラグに手をかけた。
「ちょ・・・えっ? ト、トイレに連れてってくれるんじゃないの?」
「いえ、そのままここでして頂いて構いませんよ」
「いやっ!恥ずかしい!! 床が汚れちゃう・・・」
「私は構いませんよ。先程も言った通り、結絵さんに汚い所なんて無いのですから・・・」
美樹はアナルプラグを躊躇いも無く、ぐっと引き抜いた。
―――ぶしゃあぁぁぁっ!!
「いやぁぁぁっ!!」
結絵の悲鳴と共に茶色い液体が結絵の肛門から噴き出す。
しかし結絵はトイレ以外の場所で排泄するショックを感じる間もなく、予想外の感覚に戸惑う。
「・・・なにこれ・・・ き・・きもちいぃ・・・」
排泄物の塊が大腸を通り、肛門を通過する度に結絵は信じられないような快感を感じていた。
「気持ちよさそうですね。 結絵さんの腸と肛門には先程の蟲たちが喰いついて同化を始めてるはずです。
その仔達は結絵さんの神経と直接つながって、何らかの刺激を受けるたびに
宿主である結絵さんに人外の快感を提供するんですよ」
美樹の言葉はほとんど結絵に伝わっていなかった。
腸内の排泄物が移動する度に頭が絶望的な快感が襲ってきて、結絵は正気を保つのが精一杯だった。
結絵がその小さな肛門から黄金色の迸りを出すたび、膣から愛液が溢れ出てくる。
「あ・・・あがっ・・・あはぁっ・・・」
可愛い顔を醜く歪めて、結絵は暴虐的な排泄の快感を小さな体で受け止めていた。
190 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:15:19 ID:ILdNICMI
結絵が目を覚ますと、そこに美樹の姿はなかった。
自分が排泄したはずの汚物は綺麗に片づけられ、汚れてしまった体まで綺麗に清められている。
鉛のように重い体を動かすと、結絵は美樹の部屋を後にした。
夕暮れの街の中を結絵は疾走する。
心臓はオーバーレブし、呼吸も限界だったが、それでも彼女は走った。
結絵は親友だと思っていた美樹があんな風に豹変してしまった事に深いショックを感じていた。
『美樹ちゃんを助けたい』
一心にそれだけを願うと、力になってくれるに違いないもう一人の仲間のもとに急いだ。
―――ピンポンピンポンピンポン!!
結絵は乱暴に呼びだしのベルを鳴らした。
はい、という言葉と共に中から綾音が出てきた。
「どうしたんですか?そんなに急いで」
そんな自然体な綾音を見ると、結絵の心が一瞬で安らぎ、代わりに堰を切ったように大粒の涙が両方の瞳から溢れる。
「ひっ・・・ひぐっ みきちゃんがぁ・・・みきちゃんがおかしくなっちゃったぁ・・・」
玄関前で大泣きをし始めた結絵を見て、綾音は自分の部屋の中に招き入れる。
「どうぞ、これでも飲んで落ち着いて下さい」
綾音は電子レンジで温めたホットミルクを結絵に差し出した。
結絵はミルクにちびちびと舌を付けると、体と一緒に心まで温まってくる気がする。
「それで、美樹さんが一体どうしたんですか?」
結絵は一呼吸置いてから喋り出した。
「何か・・・美樹ちゃんがいつもの美樹ちゃんじゃなかったの・・・。何かに乗っ取られてるって言うか・・・。
普段なら絶対に言わないような冷たい言葉を言ったり、いやらしい事をしてきたの・・・」
ふん・・・と一瞬考えたような仕草を見せた後、綾音は口を開く。
「いやらしいって、どの位いやらしかったのですか?」
「え?」
結絵は質問の意味が理解できずに聞き返した。
ポカンと口を開けている結絵を尻目に綾音はやおら立ち上がると、ふぁさっと突然着ていた服を脱ぎ始め、結絵の前で全裸になってしまった。
想像の斜め上を行く綾音の行動に結絵はマグカップを持ったまま固まってしまう。
「結絵さん、この私と美樹。どっちの方がいやらしいですか?」
綾音はそう言うと結絵の目の前で濃厚なオナニーを始める。
膣に挿入した指を鉤状に丸め、反対の手で形が変わる程胸を揉みしだく。
ちゅっ くちゅっ くちゅっ・・ ぐちゅっ・・・
「うん・・あはぁっ・・ くはぁ 」
ごぷっ、と膣から溢れて来た愛液は早くも白濁し、綾音が本気で感じている事を証明する。
思考が停止して現実感が全く湧かず、TVの中の出来事のように眺めていた結絵だが、意識がふと我に返った。
「きゃあぁぁぁっ!!」
結絵は持っていたマグカップを床に落とすと、縺れた足のまま何度も転びながら玄関まで行く。
ほんの数メートルしかない廊下がひどく長いものに感じられる。
玄関に置いてあった靴を何とか握りしめると、裸足のまま結絵は綾音の家を飛び出した。
191 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:16:26 ID:ILdNICMI
「なんで・・・なんで・・・」
結絵は誰に問うわけでもなく疑問を口にする。
「美樹ちゃんだけじゃない・・・綾音ちゃんもおかしくなってる・・・」
頼る人がいなくなってしまった結絵は、最後の望みの綱である麻衣の部屋に向かって全力で走っていた。
何とか靴を履き走る事が出来た結絵だが、足の裏は砂利で傷つき、両膝や肘も転んで擦り傷をたくさん作ってしまっていた。
体中のあちこちから、もう限界だと悲鳴が上がる。
綾音の家から麻衣の部屋まではこんなにも距離があったものなのか・・・。
日が沈んで辺りは暗くなり、人影がほとんど無い道を走っていると、
結絵はこの世界に自分の味方が居なくなってしまったんじゃないかと急に心細くなる。
美樹と綾音。共に誰よりも信頼していた二人に裏切られたショックは、結絵の心を限りなくネガティブにしていく。
それでも結絵は必死に歯を食いしばって麻衣の部屋に向かっていた。
―――ドンドンドンドンドンッ!!
扉が壊れてしまうほどの勢いで激しくノックする結絵。
今の時間ならおそらく麻衣は居るだろう。
「麻衣さん!・・・っ麻衣さん! 開けて!! 助けて!」
力強く打ちつけて赤くなってしまった拳は、それでもなお必死にドアを叩き続ける。
―――ドンドンドンドンッ!!
そんな彼女の後ろからすっと近づいてくる人影があった。
しかし夢中でノックをしている結絵は背後に迫る人影に気づかない。
そして、
すっ・・・
「むぐっ・・・!?」
大きく肩で呼吸をしていた結絵は、口元にあてがわれた布から発する刺激臭を思わず吸い込むと
結絵の視界は途端に暗くなり、そのまま意識を失ってしまった。
192 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:18:41 ID:ILdNICMI
「・・・・んっ・・・」
結絵は軽く呻くとゆっくりと目を覚ます。
ぼんやりとにじむ視界が徐々にクリアになる。
そこは見た事のない部屋だった。
うっすらと寒さを感じると思ったら、結絵は着ていたはずの服を脱がされ全裸になっていた。
「痛っ・・・!」
痛みに違和感を感じてそちらに目をやると、彼女の細い両手首は太い麻縄の様なもので拘束され、
爪先立ちになるかならないか位の位置で天井から吊るされている。
結絵は気を失う前の記憶を手繰り寄せ、状況を整理する。
(あれ・・・確か 麻衣さんの部屋をノックしてたら、急に変な匂いがして意識を失ったんだっけ・・・?)
(っていう事は麻衣さんも誰かに襲われてしまったかも・・・!!)
―――ガチャッ
突如、ドアが開く。
部屋に入ってきたのは麻衣だった。
「麻衣さん! 無事だったんですね!! 良かったぁ・・・」
結絵は麻衣が無事な事を確認するとほっと胸を撫で下ろした。
「麻衣さん、これ 手首が痛いんですぅ。 解いてくださ~い」
ようやくこの辛い体勢から解放されると思っていた結絵だが、目の前で腕を組み、全く縄を解いてくれる素振りを見せない麻衣を見て
とてつもなく嫌な予感に襲われた。
「え・・・? まさか・・・麻衣さん?」
麻衣は妖艶に微笑むと、扉の外に向かい呼びかける。
「あなた達、入りなさい」
結絵は反射的に扉の方を向くと、そこから綾音と美樹が中に入ってきた。
「ひっ・・・!!」
部屋に入ってきた二人は何も感情を持たないガラス玉の様な瞳で結絵を凝視し、麻衣の後ろに控える。
「フフ、そうやって縛られている結絵の姿、とっても素敵よ」
「麻衣さんも・・・おかしくなっちゃったんですか・・・?」
「おかしくなった? いいえ、私はしっかりしてるわ」
「もしかして、3人とも妖魔に操られているんじゃぁ・・・」
「確かに、私たちは妖魔界に身を捧げる事を誓ったわ。でも、私も綾音も美樹も自ら進んでそれを選択したのよ」
「やっぱり・・・。麻衣さん、美樹ちゃん、綾音ちゃん、お願いだから目を覚ましてぇっ!!!」
「結絵、あなたは勘違いしているわ。本当に目を覚ますべきなのは結絵、あなたなのよ」
「どういうことですか!?」
「あなたも妖魔界に身を捧げなさいと言っているの」
「なんで!?妖魔は悪い奴なんだよ!そんな奴らに操られちゃだめぇ!!」
「妖魔が悪い? それは本当なのかしら」
「そうに決まってるじゃないですか! だってそんなのは昔から誰もが知っている事じゃないですか!!」
193 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:22:35 ID:ILdNICMI
ふぅ、と一呼吸置くと麻衣は結絵に問いかける。
「何故、妖魔が悪者なのかしら?」
(何故って言われても・・・)
「妖魔は悪い奴だよ!! だって人間に危害を加えるもん」
「確かに知性の低い下級妖魔は、偶然その場に居合わせた人間に危害を加えてしまう事もまま有るわ。
だけど、それがどうかしたのかしら?」
「え!?」
「偶然人間に危害を加えてしまったとして、それは妖魔全体を滅しなければならない程の理由なの?」
「うぅ・・・ そうだよ!妖魔は滅しなければならないもん!」
「そう・・・では、あなたの理論だと人間に危害を加えたライオンという種族はこの世から根絶やしにしなければならない。そういうことなのね?」
「・・え ??」
結絵の頭は混乱していた。
幼い頃から妖魔は敵だ、倒さなければならない敵だと教え込まれ続けたので、今の今まで妖魔を滅する事に何の疑問を持った事も無かった。
しかし、いま改めて問われると麻衣の言う事の方が筋が通っている気がする・・・。
今までの価値観と新たな価値観が結絵の頭の中でせめぎ合い、彼女の思考回路がショートする。
結絵の頭のショートした空白地帯に悪魔の様な麻衣の囁きがするりと滑り込む。
「ねえ、結絵。本当は平和に暮らしていた妖魔達の世界を脅かした侵略者は他の誰でも無い、私達退魔師なんじゃないかしら」
「・・・本当の悪者は、 あたし達・・・?」
麻衣の言葉が紡ぐ新たな価値観は、まるでウィルスのように結絵の思考に寄生して増殖すると、あっという間にその思考を汚染する。
「・・わたしたちが ・・・・・わるもの・・・?」
結絵の瞳は段々と光を失い、濁っていく。
麻衣は結絵のアイデンティティーがガラガラと音を立てて崩れて行く様子を見てニンマリと微笑む。
「そうよ、本当に悪いのは私達なの。 悪い事をしてしまったら何をしなければならないの? そう、償いよ」
「 つぐない?・・・ですか?」
「今まで私たちが滅してしまった妖魔の数を元に戻すよう、妖魔界に貢献するのよ」
「な・・・なにをするんですか?」
「妖魔を産むのよ」
「妖魔を産むんですか・・・?」
「そう、減らしてしまったのだから増やせば良いだけ。簡単な話よ」
「・・・・・・・」
沈黙が部屋に響き渡る。
結絵の心は九分九厘麻衣に従おうと決めていた。
しかし、最後の最後で何かが結絵を踏みとどめる。
心の中で葛藤を続ける結絵の体を、突然ふわりと良い匂いと温かい体温が包み込む。
ふと見上げると裸の結絵の体を美樹が抱きすくめていた。
「結絵さん、無理をしないで下さい。 心配しないで。さぁ、私達と一緒に罪を償いましょう」
「み・・みきちゃぁん・・・・」
結絵は聖母のように優しく抱擁する美樹の胸元に顔を埋めると、今まで味わったことのない安心感に包まれる。
「そうですよ、結絵さん。 妖魔界に償いながら私たちも気持ち良くなれる・・・こんな素敵な事は無いんじゃない?」
綾音はそう言いながら結絵の背後に回り込むと、結絵の後ろの窄まりにそっと指を入れる。
194 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:23:30 ID:ILdNICMI
くちゅっ
「ひぅぅっ!!」
「さぁ、結絵さん心と体に素直になって・・・全てを受け入れましょう」
ぐっちゃ ぐちゃ くちゃっ
すっかり忘れていた快感が瞬時にフラッシュバックする。
「あぁ・・・き、きもちいいよぉぉ・・・」
美樹に頭を撫でてもらいながら綾音に肛門を掻き回してもらうと、結絵はえも言われぬ幸福感を感じる。
肛門を責める綾音の指は1本から2本に、そして2本から3本に数を増やしていくと、結絵の膣口からはそれに比例するように愛液が流れる。
「あひぃ・・・みきちゃん おかしくなるぅ!・・・おかしくなっちゃうよぉ!」
快楽と恐怖に結絵は怯え、美樹の胸元で悲鳴を上げる。
「今、楽にしてあげますね」
美樹はそう言って結絵の両手首を拘束している縄を解いてやると、結絵は小さな子供のようにがばっと美樹に抱きつく。
「ひぃ!! ひぃぃ!! もう・・・だめぇ・・・」
下半身からせり上がってくる快感の波に呑まれないように一層強く美樹にしがみつく。
そして、徐々に挿入する指の数を増やしていった綾音が遂に拳を丸々肛門の中に挿れてしまう。
「あぎゃぁぁぁぁっ!!!!」
蟲に寄生された結絵の肛門は柔軟性に富み、裂ける事無く綾音の拳を受け入れる。
ぐちゅっ!ぬちゅっ!!ぎゅちゅっ!!!
綾音が拳を突き入れるたびに結絵の薄い腹はボコッ!ボコッ!と膨らみを見せる。
常人では苦痛以外の何物でもない行為だが、腸壁や肛門に同化した蟲達の尻尾は
刺激を受けるたびに何倍にも増幅した快感を結絵の神経に伝える。
愛液なのか腸液なのか尿なのか区別のつかない液体を撒き散らしながら結絵は拳を受け入れた。
その傍らに寄り添って麻衣が呟く。
「10年前、上級妖魔との闘いに敗れた私は妖魔達の苗床にされるべく、犯しつくされたわ・・・。
でも残念なことに、私の体は妖魔を受胎することが出来なかったの。
私を苗床にすることを諦めた彼らは、私の子宮を人間の物とそっくりなダミーのものにすり替えたわ。
その後解放された私は救助され、全身を洗浄され清められた。
だけど周りの人は勿論、私自身も子宮そっくりに擬態した妖魔になっていた事に気付かなかったの。
それから10年、子宮に擬態した妖魔は少しずつ少しずつ私の人格を乗っ取ったわ。
そう、私の中の子宮が囁くの・・・。『償え・・・苗床を、苗床を妖魔界に捧げよ』ってね。
あなた達ほどの霊力の高い若い子宮なら上級妖魔をたくさん産む事が出来るわ。 思う存分その身を捧げなさい」
美樹が結絵に優しく話しかける。
「だそうですよ、結絵さん。 これから頑張って元気な赤ちゃんを一杯産みましょうね」
「産むぅ!! 赤ちゃんいっぱい産むぅぅぅ!!!!!」
「そうそう、美樹。あなたはその触手パンツを穿いたままでは妖魔を産むことはできないわね・・・。
あちらに行ったらあなたの心臓をその触手パンツと同じ機能の物に取り換えてあげるわ。
想像してごらんなさい、きっと気持ちいいわよ・・・。 心臓が鼓動する度にあなたの中の不浄な人間の血が浄化されていくのよ」
「はい!! ありがとうございます・・・」
背後から結絵の菊門を奥深くまでフィストファックしながら、綾音は結絵に尋ねる。
「じゃあ結絵さん、そろそろ聞かせて下さい。妖魔界に未来永劫忠誠を誓いますか?」
「忠誠を誓います!!私の体は妖魔様にささげますぅ!!!」
「よくできました。それでは結絵さん、イってください・・・」
綾音はズン!をより一層奥まで腕を突っ込むと、結絵の腸内をメチャクチャに突く。
「あひぃ・・何か来るぅ!! イっちゃうう イっちゃうよぉ・・・ あああああぁぁぁぁぁああっぁぁっ!!!」
涙、鼻水、よだれ、汗、愛液、尿、潮、腸液・・・・結絵の体の全ての体液を噴出し、壮絶なアクメを迎えた結絵。
しかしその顔はどこか安らいだような表情を見せ、結絵の意識は闇に沈む。
その下腹部には美樹や綾音とお揃いの刻印が浮かび上がっていた・・・。
195 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:24:39 ID:ILdNICMI
妖気と瘴気が織りなす異次元の空間。
妖魔界の片隅で三人の少女は仰向けになって横たわっている。
少女たちは一様に皆、年齢に不相応な大きい腹を抱えて、終わりの無い凌辱に身を委ねている。
それは、かつて退魔の巫女のホープと呼ばれていた少女達のなれの果てだった。
彼女たちの傍にはヒト型の形をした妖魔達がぐるりと彼女達を取り囲むように立っており、白濁の粘液にまみれた彼女らを見下ろしていた。
妖魔の中でもヒト型を維持できる妖魔は数少ない。よって、彼らはかなりの上級妖魔と推察できる。
彼らの影から生まれた触手はいたいけな少女達の性器をこれでもかという程掻き回す。
一時も休むことなく挿入され続けた彼女らの膣は無残にも赤く腫れあがっていた。そこに追い打ちをかけるように妖魔達は熱い粘液を射精する。
誰が見ても明らかに身篭っているのにも拘らず、妖魔達は手を緩めることなく全力で快感を与え続ける。
それは、仔を宿してから出産するまでの間母体がイけばイく程、より強大な力を持った妖魔が産まれてくるからである。
食事をとることも眠ることも無いまま、イかされ続ける彼女達であったが、
それぞれの体に寄生している蟲や妖魔が瘴気をエネルギーに変え宿主に供給する為、彼女達は休息を必要としなかった。
どれほど時間が経ったのだろう。
不意に大きな腹を揺らしている巫女の一人が声を上げる。
「はぅぅぅ・・・ 産まれちゃうよぉ!!」
びちゃっ ぶしゃぁぁぁっっ!!
絶頂よりも激しく下腹部を波打たせながら、大量の羊水を胎外に排出する。
「あぁ・・・羨ましい 私も産みたい・・・」
「あぁん! はぅぁん! 結絵 さん がんばって・・・」
隣で結絵が産気づいた事に気付いた綾音と美樹は、羨望の眼差しで結絵を励ます。
結絵は出産に備えて股を大きく広げ、虚空を掴むように足の指先をぎゅっと丸める。
「ひぎぃぃぃ!うまれるぅぅ!!!!」
出産することに苦痛は無い、そこに待ち受けるのは絶望的な程の巨大な快楽。
結絵が絶叫すると産道はこれ以上ない程拡張を強要され、ボトっ・・・という音と共に中から臍の緒のつながった異形の物が生み出される。
―――アギャァアァァァ!!
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「ふふっ、また元気の良い仔が生れたわね。これで何体目かしら?」
どこからともなく現れた麻衣は結絵が産み落とした妖魔を拾い上げると、臍の緒を丁寧に切る。
「じゃあ、続けて頑張ってね、結絵」
まだ目も開かぬ妖魔の仔を両手で抱えると、くるりと踵を返す。
周りにいた妖魔達は少女の腹の中が空になったことを確認すると、一斉に大小無数の触手を出産直後の膣に突きたてる。
その凄まじい触手の圧力は、出産をして元に戻った腹を再び臨月間近の妊婦のように膨らませた。
「あひぁっ! ひぃっ だめぇ イきすぎちゃうよぉ・・・あたまおかしくなるぅ」
膣が快感でビクビクっと収縮する度に、結絵の乳首からは噴水のように母乳が噴き出る。
「あひぃ・・んぁ・・・あ あっ・・・」
「うぁぁっっ! くはっ・・・んはっ・・・ひぃぃ 」
「きもちぃぃ もっとぉ・・・ もっと突いてぇ・・・」
ぐちゃぐちゃとした水音と少女達の喘ぎ声は永遠に途切れることなく、無限の彼方まで木霊する。
これからもずっと彼女達は妖魔の仔達を生み続けるだろう。
そして、その末路を知る者は誰もいない。
―了―
196 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:27:05 ID:ILdNICMI
以上で終わりです。お付き合いいただき有難うございました。
>>182
情報THX
時間があれば八重垣と美保もまわりたいです。
>>183
ご指摘ごもっともです・・・。
以前私もメイデンフォースを読んだ事があります。素晴らしい内容のSSで自分好みのシチュが多く、感動しました。
今回、妄想に任せて書き殴っている途中、正直に言うと、自分でも似ているなと思ってしまいました。
なので違いが出るように色々修正を加えて、一応あちらのSSと一線を画す物が出来たと自分では思っていました。
ですが、そうご指摘を頂いたという事は、単純に私の力量が無かった事に他なりません。
今回投下したのは、今までSSと言う物を書いた事が無かったので、
次回以降またSSを書くことがあった時に皆さんの批評を参考にしようと思い立ったからです。
ですので、他人の褌で相撲を取り二匹目のドジョウを狙ったつもりは毛頭ありませんでした・・・。
不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。
後学の為に、他の方々もネタは勿論、文章の読みにくかった所などを指摘して頂けると嬉しいです。
もっと実力が付くまで勉強して来ますので宜しくお願いいたします。
有難うございました。
197 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/12(金) 19:43:22 ID:ILdNICMI
あ、読み返したらミスを発見しました。
麻衣は10年前に彼女の子宮を子宮そっくりに擬態した妖魔と交換させられました。
あとは脳内補完よろしくです。
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