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ハイブリッドエンジェル=カナエ 第四話
726 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:23:59 ID:uYaUAv7F
皆さんお久しぶりです。
久しぶりに帰ってきました乙×風です。
暫く留守にしている間に新しい作家さんが増えているみたいで、
自分なんかが間に入れるものかと、現在尻込みしているわけですが。
ストックもちまちま貯めてきたので、空気を読んで徐々に投下していきたいと思います。
でも今空気を読んだら無限の果肉を投下しないと駄目な悪寒(;´Д`)
ごめんなさい。全く手付かずなんです。
カナエが片付いたらまた取り掛かる予定なんで気長に待ってください。
さて、早速カナエの続きを投下しようと思いますが、なにせ結構な時間が空いてしまったので
軽くあらすじを入れたいと思います。ではどうぞ。
***
前回までのお話♪ 忘れた人はこれを見てねっ♪
お茶のお湯学園中等部に通うわたし、桐枝香奈は地球外生命体ネルガルを倒す
正義のヒロイン。
この前もネルガルを一体倒し、クラスメートの五十嵐宮子さんを助けたの。
ところが倒した筈のネルガルが、女の人からから精気を吸いとって蘇っちゃった!
徐々に力を取り戻すネルガルは、この前襲った、五十嵐さんを操るの。
わたしはそんな事も気付かないまま幼馴染の三嶋蒼衣ちゃんと登校して――
あれ? 五十嵐さんの様子がおかしい?
そんなわけでハイブリットエンジェル=カナエ、第四話!
第四話 異形の呼び声(前編)
今日も皆の願い、『カナエ』ます!
727 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:24:52 ID:uYaUAv7F
***
「…はあっ…着い、た…」
学園敷地内の隅に設けれた体育館。そこから数メートル先からは雑木林が広がっており、
錆付いた青銅色のフェンスが裏手の山と学校の敷地を区切っている。体育の授業を終えた生徒は
空腹に耐えかね皆、体育館から消えていた。強い日差しは木々の枝が遮り、
時折思い出したかのように、強い風が吹き抜けていく。
火照った体を冷ますには、恰好の場所だった。
だが、
「――あん? なんだアイツ?」
「一年の女子だな」
「ああ、俺知ってる! あいつ1―3の五十嵐だ! キッツイ性格だって噂だぜ」
「五十嵐ちゃーん! こっちおいでー! お兄さん達と遊ぼうぜ!」
馬鹿笑いが湧く。
体育館裏には先客が居た。
下品な笑い声を上げるのは、三年の男子達だ。乱れた服装。染められた頭髪。煙草の匂い。
散乱するゴミ――典型的な不良だった。
(…最悪…)
担任の先生からグチで聞かされた事がある。三年に質の悪い不良がいて、
良く体育館裏に居座っていると。何故そんな肝心な事を忘れていたのか――いや、本当に忘れていたのか。
彼らが居るの知っていてここに訪れたのではないのか?
何故なら、
保健室には先生がいる。そして生徒は居ない。
だが、ここなら人目に付きにくく、男も居る。
ほら、『 』をするにはここほど適した場所は、
「……っ!」
(今、私何を考えて…?)
頭が朦朧とする。普段なら嫌悪するような状況でも、何故か胸が心地好く高鳴る。
とある一つ行為に期待するように。
「……はぁ…っ」
熱い吐息と共に雄を誘う体臭が立ち上る。
「おい、アイツなんか変じゃね?」
「ああ…、なんかこう――エロい」
性に夢見る男子達は宮子の異常にすぐ気付いた。潤んだ瞳、高揚した肌、半開きの口。
そして、女の欲情を目の当たりにすれば当然、
(――あっ)
宮子の目が、あぐらをかいた不良学生の股間に注がれる。
ズボンのファスナー部分に、立派なテントが張ってあった。
(すごい、ぴくぴくしてる)
もう宮子は、嫌悪より先に興奮する事を、不思議と感じる事もなかった。
ただ、男子達の股間から溢れている暖かく濃密な『何か』に期待し、生唾を飲み込む。
餌を前にした犬のように。
「……おい、五十嵐ちゃんよ? そんな目で見たらお兄さん達興奮しちゃうだろ?」
「それとも何だ? 誘ってんのか?」
728 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:25:29 ID:uYaUAv7F
「でもあの五十嵐宮子だぜ? ありえねーって」
「んじゃあよ――」
不良三人の中でも体格の小さい男が立ち上がる。
「見てみればいいじゃん」
どくんっ。
「っあ…!」
「そりゃいいや!」
ごつい体をした男子が立ち上がり。
「あ、俺も俺も! 宮子ちゃんのアソコ見てみたい!」
背の高い男が立ち上がる。
「あ……や……っ」
こちらへとゆっくりと歩み寄る三人の男子の顔は、猛獣のそれだ。
そのぎらついた表情に宮子は喉を、体を震わせる。
だがそれは恐怖ではなく、興奮から。
今から自分がされる事を考えると、体が燃えるように熱くなった。
そして、
「逃げねえし」
男達が宮子を取り囲む。
「実は宮子ちゃん、メッチャ遊び人?」
「なんでもいいから早くやっちまおうぜっ」
「そうだな」
どん、と突き倒される。
「っ痛!」
「青木、灰川、抑えとけ」
「ああ!」
「うわ、マジやっちゃうんだぁ」
仰向けで両手足を拘束される。
手足を掴む手には、跡が残るくらいの力が込められて、かなり痛い。
足の間に入った小柄な男子が宮子の膝裏を押し上げるようにして彼女の体を折り畳む。
内蔵が圧迫され、呼吸がしづらくなる。
まんぐりがえしだった。
(いや…こんな格好…っ)
「うわおーっ。パンツモロ見え!」
「高飛車な宮子ちゃんは以外にも純白のパンティと…」
「灰川、マメだなお前も、こんな時でも女の情報メモってんのか?」
灰川と呼ばれた背の高い不良が携帯を取り出し文字を打つ。
ひどい事をされている。乱暴をされ、恥ずかしい格好をさせられ――そのくせ体は熱く疼いている。
捲れたスカートの中には熱気と共に男の股間を元気にさせる匂いが充満していて、
三人の不良の肺を満たした。そして、
「――それにしてもめちゃめちゃ濡れてるな。見ろよ、パンツ透けてるぜ」
「ほんとだっ。お●んこ見えそう!」
「いやあっ」
男達の言葉が羞恥心を煽る。消え入りたいほど恥ずかしいのに、
はしたない体は肉壼から雌汁を絞りだした。辺りの欲情臭が更に濃厚になる。
「お前、携帯貸せっ」
729 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:26:07 ID:uYaUAv7F
パンツを目の前にした小柄の不良が、背の高い不良から携帯をひったくった。
「黒澤、なにするんだよ!」
「いいから足押さえてろ!」
「…わかったよ…」
持ち主を黙らせると、小柄な不良、黒澤は携帯を操作し――その胴体部にある小さなレンズを
宮子の股間へと向けた。
軽快な電子音が鳴る。
撮られた。
「いやあっ!」
「タイトルは、宮子ちゃんのスケスケパンツ、っと。――へへへっ、お前ら起こしてやれ」
脇に控えた不良二人が強引に腕を引っ張り、上体を起こす。
目の前には悪魔のような笑みを浮かべた男子。
「なー、宮子ちゃん。今の画像、誰かに見られたらマズイよな?」
「っ!?」
「うわあ、鬼畜ー! しんじらんねーっ」
脅されている。低俗なドラマ等で見られる最悪のシナリオを、まさか自分が体験するなんて夢にも思わなかった。
「つーわけでさあ、しゃぶってくんね?」
男子は立ち上がるとジッパーをずりおろし――ぶるん、と雄の肉竿をはじき出した。
「…やぁ…っ」
ピンク色の肉。切り込みの入った亀頭部。エラの張った胴。
裏筋とうっすらと浮いて見える血管。初めて見る、グロテスクな外見に宮子は思わず顔を逸らす。
だが、視線はその気味の悪い肉棒に向いたまま。
「ほら、くわえろよ! さっきの画像バラ撒かれたいのか!?」
ぺちぺちと、ペニスで頬を叩かれる。
(そんな、くわえるなんて…っ)
こんなおぞましいもの、見るだけでも気が変になってしまうのに。
口の中に入れるなんて――でも、この肉棒から立ち上るむせ返るような悪臭を嗅いでいると。
ビクビクと脈打つ姿を見ていると、胸が熱くなる。この腐肉の先から、
白くてどろどろした液体が吹き出す瞬間を想像してしまい、生唾を飲み込んだ。
「……んくっ。はぁ…はぁ……っ…あ、む」
……気が付けば、銜え込んでいた。
雄の体臭の匂いにアンモニア臭が交じる。ひくつく肉棒に触れた舌先から、苦味と酸味を感じた。
(これが、ペニスの味…)
えづくかと思うほど臭く、おぞましい物のはずなのに、何故か、不快な気持ちにならない。
むしろ口の中の異物をもっと味わいたくて、舌を動かしてしまう。
「んちゅ、れろっ、んふ……ぺろぺろっ」
「おっ! おおぉっ!」
「何だ!? マジでフェラってんのかっ? 信じられねー! 俺もさせろよ!」
「宮子ちゃん、エロっ!」
730 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:27:30 ID:uYaUAv7F
男達のあざけりに恥じる暇はない。
(どうして? 舌、止まらないっ)
肉の弾力を、鼻につく匂いを、恥垢の味を、もっと味わいたい。
そう思い、拙いながらも初めての奉仕に夢中になった。
「んちゅっ、ちゅっ、れろれろっ、ぴちゃっ、ちゅるちゅるっっ!」
亀頭に口付け、エラをついばみ、裏筋を舐め回し、溢れた先走りを啜る。
「おっ!? おほっ! すげっ! めっちゃイイ!」
フェラに喜ぶ声に、上目遣いで不良を見る。紅潮した顔がだらしなく緩んでいる。
その表情を見るとこちらまで興奮してしまう。気持ち良くさせて、
早く熱い粘液を思う存分味わいたい。その為の手段ならなんとなく分かってしまう。
性の知識なんて子供相応の事しか持っていないはずなのに体が自然と動いてしまうのだ。
「ぴちゃぴちゃ、れろっ……ぁんむ……んぷっ、んぷ…!」
喉の奥までモノを銜え込むと、自ら頭を前後に動かす。
「っ!? はっ! はぁ! あっ!!」
ストロークを始めると黒澤の声から余裕が消えた。視線を下ろすと膝が笑っている。
(立ってられないほど気持ちイイのね?)
そういえば先走りの量も増えている。少し苦味があり、酸っぱい匂いのするその汁は
口の中で唾液と交じり合い、宮子の顎下へと垂れている。鼻で呼吸をしているので
ソレの匂いがダイレクトに脳を刺激した。まるで酒が回ったかのように、心地よく、
そして淫らな気持ちが溢れてくる。
「んっ、んっ、んっ!」
「っ! はっ! はっ! はっ!」
がむしゃらにピストンを続けると、いよいよ男根が脈動する。宮子は舌越しに、
男の下腹部辺りから精の伊吹が溢れだすのを感じた。
(出してっ、熱いせーえき、一杯だしてっ!)
「おっ! おあっ!? 出るっ!」
びゅるっ! びゅるる!
肉茎が膨張したと思うと、その先端からドロりとした白濁液が吐き出される。
(出してるっ、私の口に、精液出してる!)
「はあっ! はっ! …はっ! ……はぁ……」
口のなかの暴れん坊は三度、四度と濃い粘液を吐き出して、射精を終えた。
チュプ、と音を立てて少し萎えた肉棒が引き抜かれる。
(…あ…ん…口の中…せーえきでいっぱあぃ)
初めての口内射精にも関わらず宮子は、恍惚とした表情で、溜まった精液を
舌の上でくちゅくちゅと転がしてから飲み下した。
「ん…ん…っ――あはぁ…」
イカ臭い雄の香が鼻を通る。初めて味わった精液は、苦くて、少し塩っぱくて、
だが、どんな料理よりも美味しく感じられた。
(…ぁ…ん…口の中すごい…イガイガする……でも、おいしい)
美味いだけでなく、心まで満たされる。
731 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:28:17 ID:uYaUAv7F
「あはぁ…」
甘美な感覚に、思わず艶めかしい吐息が漏れる。
その、余りにも妖艶な表情に、取り残された二人の不良も痺れを切らした。
「宮子ちゃん! 俺もしてくれ!」
「俺のも、早くしゃぶれ! おらぁ!」
脱力する黒澤を押し退けて、二人が迫る。すぐに、惜し気もなく二本の牡器官が晒された。
眼前に突き付けられたそれの先端からは、先走りが溢れており、むせるような匂いが鼻を付く。
(ぁはあ…良い匂い…精に溢れてる)
精液を飲んでから宮子の理性が著しく蝕まれていた。まるで酒が回ったように意識が浮遊する。
おかげで今ならどんな事でも出来る気がする。
例えば、この不良達とセックスするとか。
(ああ…それ、いい…)
熱い肉棒で腹の中をぐちょぐちょに掻き回され、子宮にあの濃い精液を注がれる――
想像しただけで、ぶるりと体か震え、熱い汁が湧きだした。
「…いいわよ。私の口で、貴方達のもしゃぶってあげる――下の口でね」
「し、下の口って…?」
「…だから――」
狼狽する二人の不良を上目遣いで見上げながら、宮子は自らスカートを捲り上げる。
再び牝の発情臭が子供達の脳を刺激した。襲い掛かる性的興奮にあらがえず、水に浸かった
ようなパンツをおもむろにずり下げる。
「ぁんっ」
ずり下げる拍子に、既に痛いくらいに勃起した肉豆が下着の裏地に擦れて、
甘い声が漏れてしまう。
「…ん……ねえ? 下の口は――ここ」
人差し指と中指を使い、どろどろになっている肉の花弁を割り開く――
くちゅう、という水っぽい音と共に、ピンク色の膣壁が陽に晒された。
「…っ」
「す、げっ」
不良二人は生唾を飲み込むと、血走った目で初めて見る女の秘所を凝視する。
(見られてるっ。私のアソコ見られてる!)
ストリップまがいの行為に、耳元まで茹で上がった蛸のように真っ赤になる。
感じるのは、消え入りたくなるような羞恥と、それを遥かに凌ぐ淫らな昂揚。
不快感や恐怖なんて微塵もない。むしろ、
「ねえ、貴方達の○んぽ、しゃぶらせてくれないの?」
これ以上のお預けは我慢が出来ず、猥語を口にしてしまう。
「ねぇ…」
今度はねだるような声を出しながら、理性の飛びかけた不良二人の前で腰をくねらせる
――甘酸っぱい牝の香が辺りに広がり、粘り気の強い愛液がパンティの裏地へと橋を掛けた。
「おおぉぉあっ!」
青木が奇声を上げながら宮子を押し倒した。三人の中で最もガタイの良い男だ。
「きゃんっ」
これから起こる甘美な時間を想像して、甘い声が出る。
見ず知らずの男に処女を授けるのは少し残念だが、
(…あ…ら…?)
ふとした違和感。そういえば自分は処女だっただろうか?
(…どうでもいいわ)
それより今この瞬間を、この世で最高のゴチソウを味わいたい。
「はあ! はあ! はあ!」
宮子とのセックスに挑むその不良は、獣のように息を荒げながら、
怒張を宮子の肉アケビへとあてがう。
「あ…! はぁ、はぁ」
胸の中で淫らな期待は最高潮に達していた。そして、
732 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:29:03 ID:uYaUAv7F
ずちゅうぅ!
「あっ!? はああぁぁ!」
とうとう、二人は繋がった。前戯も無しで、まだ未成熟の宮子のヴァギナに、
不良のペニスが根元まで刺さっている。
(これが、おちん○ん…!)
宮子は初めて味わう肉棒の熱さ、堅さ、そして脈動を肉体へと刻み込み、
気付いてしまった。処女であるはずなのに全く痛みが無い事に。
(血も、出てない――っあん!?)
「あっ!? やっ! ちょっ、待っ――あん!」
だがそれを考えている暇は無い。人間性を捨てて、野性に還った男が、腰を使って、
宮子の膣を、思考を掻き回す。敏感な肉ヒダを熱した鉄棒で擦られるような刺激に、
子宮が反応する。
(あぁ…っ、これ、イイっ)
「ああ! はん! んんっ! あ、はんっ!」
「はぁ! はぁ! はぁ!」
心身共に未成熟な子供達は初めて体感する性交にただふける。
その中にテクニックや、相手を気遣う余裕は当然無かった。
「うっ、あ…っ!」
びくん、と腹の中の凶器が跳ねる。ガタイの良い不良は切羽詰まった声を上げながら体を震わせた。
(中にっ、出されるっ)
一瞬、壊れかけの理性が、妊娠、という単語をちらつかせる。
頭に冷水を掛けられたような衝撃に、霞のかかった思考がわずかに回復した。
「…あ! だ、だめ! 中はだめ! ――あん!? だめだってぇ!」
それで不良が止まる筈もない。それどころか、
「あ!? やん! あんっ、あん! やっ、腰、勝手に、動いて!」
宮子の意志とは関係なく、体は勝手に快楽を貪ろうといやらしく動いてしまう。
本能には逆らえない――そんな生易しいレベルではない。
まるでリモコンで操作されたロボットのようだった。
「いやっ! ――あん! もっと! ――だめぇ! ぬいてぇ!
――はやくぅ、なかにだしてぇっ?」
言葉まで自分の意志に逆らい始めたのか。悲痛な叫びの間には、媚を売る娼婦のような声が入る。
それどこれか、砂利を踏む足が持ち上がり、男子の背中へと絡み付くと結合を深くした。
「ああっ!? 深い! あんっ!? 子宮に当たって――いやあ! ぬいて!!
――だめぇ! ぬいちゃだめ! 中がイイの! あんっ! そう! 子宮をっ、ごりごりしてぇっ」
やがて、唾液で光る唇からは、真実よりも嘘の割合が多くなる。圧倒的快楽と、
まごうことなき自分の喘ぎ声が、宮子の心を再び淫らに変えていく。
(あぁっ、でも、本当に、きもちいい! 子宮の入り口をっ、ずんずんって――あん!
いい! もっとして欲しい!)
「あん! もっとついてぇ! あなたのち○ぽでっ、まん○っ、めちゃくちゃにしてえ!」
背に回した足に力を入れこちらに引き寄せる。わざと卑猥な言葉を使い、相手を興奮させる。
どちらも自分の意志だった。
733 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:29:49 ID:uYaUAv7F
そしてこの瞬間、自分の意志と、自分の体を操る何かが――繋がった。
『精を集めろ』
何物かが、宮子に命令している。それは幻聴でも無い上に聞いた覚えのある声だった。
そして宮子は何の疑いも持たずに、そのどこか恐ろしく懐かしい声に従った。
「精を…っ、精液をだして! 一杯っ、いっぱいわたしの子宮にだしてぇ!」
「はっ! はっ! はっ! はっ、はっ、あっ、あっ…! うぉあぁっ!」
どぷっ! どぷっ!
「…あっ!? イクぅぅぅぅぅっ!!」
腹の中に種子液を注がれる。疼く子宮にどろりとした熱い粘液をぶちまけられる感触は、
まるで高級なデザートを食べた時のようにとても甘美で、そして気持ちいい。
宮子は、はしたない言葉を口にしながらアクメを迎えた。
子宮が裏返るような感覚とともに、足の先から頭までが真っ白な快楽に埋めつくされ――
次の瞬間、宮子の脳裏に、ある映像が流れ込んだ。
静まり返った秋葉原の電気街。薄暗い裏路地。そこに隠れ潜む異形のモノ。
そして――
(…おもい、だした…わたし…ネルガルに…)
体に絡み付く気味の悪い触手。生臭い催淫性の粘液。生理的嫌悪感はやがて、
狂おしい快楽の前に薄れていき。処女だった筈の彼女は性の虜となってしまった。
女の天敵ネルガルと喜んで交わり――そして、子宮にその体の一部を寄生させられた。それから、
(…なにがあったかしら?)
絶頂の余韻のせいか、頭がうまく働かない。
『精を集めろ』
そして再びネルガルの声。この声を聞くと沈みかけた性欲が再び体を脳を狂わせる。
今採取した活きの良い精気のおかげで、疲れることもない。
今なら分かる。この声は――子宮に寄生したネルガルの一部が、
離れた場所にいるネルガル本体からの命令を受け取り、宮子の脳にそれを送っている
――そういう事。
『精を集めろ』
(あん…また体か疼いて)
だらしなく開いたままになっている膣に力が入ってしまう。
「うっ?」
青木のうめき声とともに膣に居座ったままの肉棒が再び硬度を取り戻す。その奥からは
まだまだ精の伊吹が感じられた。それはこの世で一番のゴチソウ。
734 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:31:37 ID:uYaUAv7F
(…私の体、おかしくなったのね)
精液が欲しい。そしてそれはとろけるほど美味しい。
一度でも味わえば、諦める事なんて出来ないだろう。だったら、
「…ねぇ。そこのあなた?」
「っ!? な、なんですか!?」
最後までお預けになった不良、灰川は上ずった声で反応した。
(かわいそう。私たちのエッチを見ながら、ずっと我慢してたのね)
見れば曝されたままのイチモツは、射精直前のように脈打ちながらカウパー腺液を溢れ
させている。それを美味しそうに見つめてから、
「お願いがあるの。聞いてくれる? もし聞いてくれたら――」
言って再び三人の中で一番大きいそれに熱っぽい眼差しを向ける。
それだけで灰川は大人しくなった。
「…言ってみろ!」
「…あのね…まだ、足りないの」
「…なんだって?」
「まだまだ、足りないの……精液、おまん○にたくさん出してほしいのっ」
興奮して語尾が大きくなる。灰川は呆気に取られた顔になった。
「だからね……お友達を呼んで欲しいの。五人でも十人でも……ねぇ、お願い……お兄さん?」
上目遣いで言葉にもシナを作る。灰川は生唾を飲み込むと、
近くでへたれ込んでいる黒澤から携帯を奪い返した。
「――あっ、緑野さんですか!? ちょっと聞いてください! 実は――」
灰川が携帯で『お友達』と連絡を取り始める。その様子を見ながら宮子は怪しく微笑んだ。
(これでいい。これでいいの。私はもう、逃げられない。ネルガルのモノになってしまったから)
もう。どこまでも堕ちてしまおう。
『精を集めろ』
声と共に体がその為の準備に入る。開き直ってしまうと、今度こそ、後悔の念も、
恐怖も綺麗に無くなってしまった。残るのはこの後展開される、さらなる狂宴への淫らな期待。
「本当ですって! いいですか!? 今から写メー送りますから絶対に来てくださいよ!?」
灰川の声が遠く、異形の声は近い。
『精を集めろ』
(はい。もう暫らくお待ち下さい。すぐに私が、大量の精気を持って行きます――ご主人様)
***
はい。以上で第四話終了です。
あらすじがあらすじになっているか疑問ですがw
次は不良男子達による大輪姦を予定しておりますー。宮子は可哀想な子ですね。
いや、幸せなのか?
それでは、乱文失礼しました。
皆さんお久しぶりです。
久しぶりに帰ってきました乙×風です。
暫く留守にしている間に新しい作家さんが増えているみたいで、
自分なんかが間に入れるものかと、現在尻込みしているわけですが。
ストックもちまちま貯めてきたので、空気を読んで徐々に投下していきたいと思います。
でも今空気を読んだら無限の果肉を投下しないと駄目な悪寒(;´Д`)
ごめんなさい。全く手付かずなんです。
カナエが片付いたらまた取り掛かる予定なんで気長に待ってください。
さて、早速カナエの続きを投下しようと思いますが、なにせ結構な時間が空いてしまったので
軽くあらすじを入れたいと思います。ではどうぞ。
***
前回までのお話♪ 忘れた人はこれを見てねっ♪
お茶のお湯学園中等部に通うわたし、桐枝香奈は地球外生命体ネルガルを倒す
正義のヒロイン。
この前もネルガルを一体倒し、クラスメートの五十嵐宮子さんを助けたの。
ところが倒した筈のネルガルが、女の人からから精気を吸いとって蘇っちゃった!
徐々に力を取り戻すネルガルは、この前襲った、五十嵐さんを操るの。
わたしはそんな事も気付かないまま幼馴染の三嶋蒼衣ちゃんと登校して――
あれ? 五十嵐さんの様子がおかしい?
そんなわけでハイブリットエンジェル=カナエ、第四話!
第四話 異形の呼び声(前編)
今日も皆の願い、『カナエ』ます!
727 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:24:52 ID:uYaUAv7F
***
「…はあっ…着い、た…」
学園敷地内の隅に設けれた体育館。そこから数メートル先からは雑木林が広がっており、
錆付いた青銅色のフェンスが裏手の山と学校の敷地を区切っている。体育の授業を終えた生徒は
空腹に耐えかね皆、体育館から消えていた。強い日差しは木々の枝が遮り、
時折思い出したかのように、強い風が吹き抜けていく。
火照った体を冷ますには、恰好の場所だった。
だが、
「――あん? なんだアイツ?」
「一年の女子だな」
「ああ、俺知ってる! あいつ1―3の五十嵐だ! キッツイ性格だって噂だぜ」
「五十嵐ちゃーん! こっちおいでー! お兄さん達と遊ぼうぜ!」
馬鹿笑いが湧く。
体育館裏には先客が居た。
下品な笑い声を上げるのは、三年の男子達だ。乱れた服装。染められた頭髪。煙草の匂い。
散乱するゴミ――典型的な不良だった。
(…最悪…)
担任の先生からグチで聞かされた事がある。三年に質の悪い不良がいて、
良く体育館裏に居座っていると。何故そんな肝心な事を忘れていたのか――いや、本当に忘れていたのか。
彼らが居るの知っていてここに訪れたのではないのか?
何故なら、
保健室には先生がいる。そして生徒は居ない。
だが、ここなら人目に付きにくく、男も居る。
ほら、『 』をするにはここほど適した場所は、
「……っ!」
(今、私何を考えて…?)
頭が朦朧とする。普段なら嫌悪するような状況でも、何故か胸が心地好く高鳴る。
とある一つ行為に期待するように。
「……はぁ…っ」
熱い吐息と共に雄を誘う体臭が立ち上る。
「おい、アイツなんか変じゃね?」
「ああ…、なんかこう――エロい」
性に夢見る男子達は宮子の異常にすぐ気付いた。潤んだ瞳、高揚した肌、半開きの口。
そして、女の欲情を目の当たりにすれば当然、
(――あっ)
宮子の目が、あぐらをかいた不良学生の股間に注がれる。
ズボンのファスナー部分に、立派なテントが張ってあった。
(すごい、ぴくぴくしてる)
もう宮子は、嫌悪より先に興奮する事を、不思議と感じる事もなかった。
ただ、男子達の股間から溢れている暖かく濃密な『何か』に期待し、生唾を飲み込む。
餌を前にした犬のように。
「……おい、五十嵐ちゃんよ? そんな目で見たらお兄さん達興奮しちゃうだろ?」
「それとも何だ? 誘ってんのか?」
728 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:25:29 ID:uYaUAv7F
「でもあの五十嵐宮子だぜ? ありえねーって」
「んじゃあよ――」
不良三人の中でも体格の小さい男が立ち上がる。
「見てみればいいじゃん」
どくんっ。
「っあ…!」
「そりゃいいや!」
ごつい体をした男子が立ち上がり。
「あ、俺も俺も! 宮子ちゃんのアソコ見てみたい!」
背の高い男が立ち上がる。
「あ……や……っ」
こちらへとゆっくりと歩み寄る三人の男子の顔は、猛獣のそれだ。
そのぎらついた表情に宮子は喉を、体を震わせる。
だがそれは恐怖ではなく、興奮から。
今から自分がされる事を考えると、体が燃えるように熱くなった。
そして、
「逃げねえし」
男達が宮子を取り囲む。
「実は宮子ちゃん、メッチャ遊び人?」
「なんでもいいから早くやっちまおうぜっ」
「そうだな」
どん、と突き倒される。
「っ痛!」
「青木、灰川、抑えとけ」
「ああ!」
「うわ、マジやっちゃうんだぁ」
仰向けで両手足を拘束される。
手足を掴む手には、跡が残るくらいの力が込められて、かなり痛い。
足の間に入った小柄な男子が宮子の膝裏を押し上げるようにして彼女の体を折り畳む。
内蔵が圧迫され、呼吸がしづらくなる。
まんぐりがえしだった。
(いや…こんな格好…っ)
「うわおーっ。パンツモロ見え!」
「高飛車な宮子ちゃんは以外にも純白のパンティと…」
「灰川、マメだなお前も、こんな時でも女の情報メモってんのか?」
灰川と呼ばれた背の高い不良が携帯を取り出し文字を打つ。
ひどい事をされている。乱暴をされ、恥ずかしい格好をさせられ――そのくせ体は熱く疼いている。
捲れたスカートの中には熱気と共に男の股間を元気にさせる匂いが充満していて、
三人の不良の肺を満たした。そして、
「――それにしてもめちゃめちゃ濡れてるな。見ろよ、パンツ透けてるぜ」
「ほんとだっ。お●んこ見えそう!」
「いやあっ」
男達の言葉が羞恥心を煽る。消え入りたいほど恥ずかしいのに、
はしたない体は肉壼から雌汁を絞りだした。辺りの欲情臭が更に濃厚になる。
「お前、携帯貸せっ」
729 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:26:07 ID:uYaUAv7F
パンツを目の前にした小柄の不良が、背の高い不良から携帯をひったくった。
「黒澤、なにするんだよ!」
「いいから足押さえてろ!」
「…わかったよ…」
持ち主を黙らせると、小柄な不良、黒澤は携帯を操作し――その胴体部にある小さなレンズを
宮子の股間へと向けた。
軽快な電子音が鳴る。
撮られた。
「いやあっ!」
「タイトルは、宮子ちゃんのスケスケパンツ、っと。――へへへっ、お前ら起こしてやれ」
脇に控えた不良二人が強引に腕を引っ張り、上体を起こす。
目の前には悪魔のような笑みを浮かべた男子。
「なー、宮子ちゃん。今の画像、誰かに見られたらマズイよな?」
「っ!?」
「うわあ、鬼畜ー! しんじらんねーっ」
脅されている。低俗なドラマ等で見られる最悪のシナリオを、まさか自分が体験するなんて夢にも思わなかった。
「つーわけでさあ、しゃぶってくんね?」
男子は立ち上がるとジッパーをずりおろし――ぶるん、と雄の肉竿をはじき出した。
「…やぁ…っ」
ピンク色の肉。切り込みの入った亀頭部。エラの張った胴。
裏筋とうっすらと浮いて見える血管。初めて見る、グロテスクな外見に宮子は思わず顔を逸らす。
だが、視線はその気味の悪い肉棒に向いたまま。
「ほら、くわえろよ! さっきの画像バラ撒かれたいのか!?」
ぺちぺちと、ペニスで頬を叩かれる。
(そんな、くわえるなんて…っ)
こんなおぞましいもの、見るだけでも気が変になってしまうのに。
口の中に入れるなんて――でも、この肉棒から立ち上るむせ返るような悪臭を嗅いでいると。
ビクビクと脈打つ姿を見ていると、胸が熱くなる。この腐肉の先から、
白くてどろどろした液体が吹き出す瞬間を想像してしまい、生唾を飲み込んだ。
「……んくっ。はぁ…はぁ……っ…あ、む」
……気が付けば、銜え込んでいた。
雄の体臭の匂いにアンモニア臭が交じる。ひくつく肉棒に触れた舌先から、苦味と酸味を感じた。
(これが、ペニスの味…)
えづくかと思うほど臭く、おぞましい物のはずなのに、何故か、不快な気持ちにならない。
むしろ口の中の異物をもっと味わいたくて、舌を動かしてしまう。
「んちゅ、れろっ、んふ……ぺろぺろっ」
「おっ! おおぉっ!」
「何だ!? マジでフェラってんのかっ? 信じられねー! 俺もさせろよ!」
「宮子ちゃん、エロっ!」
730 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:27:30 ID:uYaUAv7F
男達のあざけりに恥じる暇はない。
(どうして? 舌、止まらないっ)
肉の弾力を、鼻につく匂いを、恥垢の味を、もっと味わいたい。
そう思い、拙いながらも初めての奉仕に夢中になった。
「んちゅっ、ちゅっ、れろれろっ、ぴちゃっ、ちゅるちゅるっっ!」
亀頭に口付け、エラをついばみ、裏筋を舐め回し、溢れた先走りを啜る。
「おっ!? おほっ! すげっ! めっちゃイイ!」
フェラに喜ぶ声に、上目遣いで不良を見る。紅潮した顔がだらしなく緩んでいる。
その表情を見るとこちらまで興奮してしまう。気持ち良くさせて、
早く熱い粘液を思う存分味わいたい。その為の手段ならなんとなく分かってしまう。
性の知識なんて子供相応の事しか持っていないはずなのに体が自然と動いてしまうのだ。
「ぴちゃぴちゃ、れろっ……ぁんむ……んぷっ、んぷ…!」
喉の奥までモノを銜え込むと、自ら頭を前後に動かす。
「っ!? はっ! はぁ! あっ!!」
ストロークを始めると黒澤の声から余裕が消えた。視線を下ろすと膝が笑っている。
(立ってられないほど気持ちイイのね?)
そういえば先走りの量も増えている。少し苦味があり、酸っぱい匂いのするその汁は
口の中で唾液と交じり合い、宮子の顎下へと垂れている。鼻で呼吸をしているので
ソレの匂いがダイレクトに脳を刺激した。まるで酒が回ったかのように、心地よく、
そして淫らな気持ちが溢れてくる。
「んっ、んっ、んっ!」
「っ! はっ! はっ! はっ!」
がむしゃらにピストンを続けると、いよいよ男根が脈動する。宮子は舌越しに、
男の下腹部辺りから精の伊吹が溢れだすのを感じた。
(出してっ、熱いせーえき、一杯だしてっ!)
「おっ! おあっ!? 出るっ!」
びゅるっ! びゅるる!
肉茎が膨張したと思うと、その先端からドロりとした白濁液が吐き出される。
(出してるっ、私の口に、精液出してる!)
「はあっ! はっ! …はっ! ……はぁ……」
口のなかの暴れん坊は三度、四度と濃い粘液を吐き出して、射精を終えた。
チュプ、と音を立てて少し萎えた肉棒が引き抜かれる。
(…あ…ん…口の中…せーえきでいっぱあぃ)
初めての口内射精にも関わらず宮子は、恍惚とした表情で、溜まった精液を
舌の上でくちゅくちゅと転がしてから飲み下した。
「ん…ん…っ――あはぁ…」
イカ臭い雄の香が鼻を通る。初めて味わった精液は、苦くて、少し塩っぱくて、
だが、どんな料理よりも美味しく感じられた。
(…ぁ…ん…口の中すごい…イガイガする……でも、おいしい)
美味いだけでなく、心まで満たされる。
731 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:28:17 ID:uYaUAv7F
「あはぁ…」
甘美な感覚に、思わず艶めかしい吐息が漏れる。
その、余りにも妖艶な表情に、取り残された二人の不良も痺れを切らした。
「宮子ちゃん! 俺もしてくれ!」
「俺のも、早くしゃぶれ! おらぁ!」
脱力する黒澤を押し退けて、二人が迫る。すぐに、惜し気もなく二本の牡器官が晒された。
眼前に突き付けられたそれの先端からは、先走りが溢れており、むせるような匂いが鼻を付く。
(ぁはあ…良い匂い…精に溢れてる)
精液を飲んでから宮子の理性が著しく蝕まれていた。まるで酒が回ったように意識が浮遊する。
おかげで今ならどんな事でも出来る気がする。
例えば、この不良達とセックスするとか。
(ああ…それ、いい…)
熱い肉棒で腹の中をぐちょぐちょに掻き回され、子宮にあの濃い精液を注がれる――
想像しただけで、ぶるりと体か震え、熱い汁が湧きだした。
「…いいわよ。私の口で、貴方達のもしゃぶってあげる――下の口でね」
「し、下の口って…?」
「…だから――」
狼狽する二人の不良を上目遣いで見上げながら、宮子は自らスカートを捲り上げる。
再び牝の発情臭が子供達の脳を刺激した。襲い掛かる性的興奮にあらがえず、水に浸かった
ようなパンツをおもむろにずり下げる。
「ぁんっ」
ずり下げる拍子に、既に痛いくらいに勃起した肉豆が下着の裏地に擦れて、
甘い声が漏れてしまう。
「…ん……ねえ? 下の口は――ここ」
人差し指と中指を使い、どろどろになっている肉の花弁を割り開く――
くちゅう、という水っぽい音と共に、ピンク色の膣壁が陽に晒された。
「…っ」
「す、げっ」
不良二人は生唾を飲み込むと、血走った目で初めて見る女の秘所を凝視する。
(見られてるっ。私のアソコ見られてる!)
ストリップまがいの行為に、耳元まで茹で上がった蛸のように真っ赤になる。
感じるのは、消え入りたくなるような羞恥と、それを遥かに凌ぐ淫らな昂揚。
不快感や恐怖なんて微塵もない。むしろ、
「ねえ、貴方達の○んぽ、しゃぶらせてくれないの?」
これ以上のお預けは我慢が出来ず、猥語を口にしてしまう。
「ねぇ…」
今度はねだるような声を出しながら、理性の飛びかけた不良二人の前で腰をくねらせる
――甘酸っぱい牝の香が辺りに広がり、粘り気の強い愛液がパンティの裏地へと橋を掛けた。
「おおぉぉあっ!」
青木が奇声を上げながら宮子を押し倒した。三人の中で最もガタイの良い男だ。
「きゃんっ」
これから起こる甘美な時間を想像して、甘い声が出る。
見ず知らずの男に処女を授けるのは少し残念だが、
(…あ…ら…?)
ふとした違和感。そういえば自分は処女だっただろうか?
(…どうでもいいわ)
それより今この瞬間を、この世で最高のゴチソウを味わいたい。
「はあ! はあ! はあ!」
宮子とのセックスに挑むその不良は、獣のように息を荒げながら、
怒張を宮子の肉アケビへとあてがう。
「あ…! はぁ、はぁ」
胸の中で淫らな期待は最高潮に達していた。そして、
732 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:29:03 ID:uYaUAv7F
ずちゅうぅ!
「あっ!? はああぁぁ!」
とうとう、二人は繋がった。前戯も無しで、まだ未成熟の宮子のヴァギナに、
不良のペニスが根元まで刺さっている。
(これが、おちん○ん…!)
宮子は初めて味わう肉棒の熱さ、堅さ、そして脈動を肉体へと刻み込み、
気付いてしまった。処女であるはずなのに全く痛みが無い事に。
(血も、出てない――っあん!?)
「あっ!? やっ! ちょっ、待っ――あん!」
だがそれを考えている暇は無い。人間性を捨てて、野性に還った男が、腰を使って、
宮子の膣を、思考を掻き回す。敏感な肉ヒダを熱した鉄棒で擦られるような刺激に、
子宮が反応する。
(あぁ…っ、これ、イイっ)
「ああ! はん! んんっ! あ、はんっ!」
「はぁ! はぁ! はぁ!」
心身共に未成熟な子供達は初めて体感する性交にただふける。
その中にテクニックや、相手を気遣う余裕は当然無かった。
「うっ、あ…っ!」
びくん、と腹の中の凶器が跳ねる。ガタイの良い不良は切羽詰まった声を上げながら体を震わせた。
(中にっ、出されるっ)
一瞬、壊れかけの理性が、妊娠、という単語をちらつかせる。
頭に冷水を掛けられたような衝撃に、霞のかかった思考がわずかに回復した。
「…あ! だ、だめ! 中はだめ! ――あん!? だめだってぇ!」
それで不良が止まる筈もない。それどころか、
「あ!? やん! あんっ、あん! やっ、腰、勝手に、動いて!」
宮子の意志とは関係なく、体は勝手に快楽を貪ろうといやらしく動いてしまう。
本能には逆らえない――そんな生易しいレベルではない。
まるでリモコンで操作されたロボットのようだった。
「いやっ! ――あん! もっと! ――だめぇ! ぬいてぇ!
――はやくぅ、なかにだしてぇっ?」
言葉まで自分の意志に逆らい始めたのか。悲痛な叫びの間には、媚を売る娼婦のような声が入る。
それどこれか、砂利を踏む足が持ち上がり、男子の背中へと絡み付くと結合を深くした。
「ああっ!? 深い! あんっ!? 子宮に当たって――いやあ! ぬいて!!
――だめぇ! ぬいちゃだめ! 中がイイの! あんっ! そう! 子宮をっ、ごりごりしてぇっ」
やがて、唾液で光る唇からは、真実よりも嘘の割合が多くなる。圧倒的快楽と、
まごうことなき自分の喘ぎ声が、宮子の心を再び淫らに変えていく。
(あぁっ、でも、本当に、きもちいい! 子宮の入り口をっ、ずんずんって――あん!
いい! もっとして欲しい!)
「あん! もっとついてぇ! あなたのち○ぽでっ、まん○っ、めちゃくちゃにしてえ!」
背に回した足に力を入れこちらに引き寄せる。わざと卑猥な言葉を使い、相手を興奮させる。
どちらも自分の意志だった。
733 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:29:49 ID:uYaUAv7F
そしてこの瞬間、自分の意志と、自分の体を操る何かが――繋がった。
『精を集めろ』
何物かが、宮子に命令している。それは幻聴でも無い上に聞いた覚えのある声だった。
そして宮子は何の疑いも持たずに、そのどこか恐ろしく懐かしい声に従った。
「精を…っ、精液をだして! 一杯っ、いっぱいわたしの子宮にだしてぇ!」
「はっ! はっ! はっ! はっ、はっ、あっ、あっ…! うぉあぁっ!」
どぷっ! どぷっ!
「…あっ!? イクぅぅぅぅぅっ!!」
腹の中に種子液を注がれる。疼く子宮にどろりとした熱い粘液をぶちまけられる感触は、
まるで高級なデザートを食べた時のようにとても甘美で、そして気持ちいい。
宮子は、はしたない言葉を口にしながらアクメを迎えた。
子宮が裏返るような感覚とともに、足の先から頭までが真っ白な快楽に埋めつくされ――
次の瞬間、宮子の脳裏に、ある映像が流れ込んだ。
静まり返った秋葉原の電気街。薄暗い裏路地。そこに隠れ潜む異形のモノ。
そして――
(…おもい、だした…わたし…ネルガルに…)
体に絡み付く気味の悪い触手。生臭い催淫性の粘液。生理的嫌悪感はやがて、
狂おしい快楽の前に薄れていき。処女だった筈の彼女は性の虜となってしまった。
女の天敵ネルガルと喜んで交わり――そして、子宮にその体の一部を寄生させられた。それから、
(…なにがあったかしら?)
絶頂の余韻のせいか、頭がうまく働かない。
『精を集めろ』
そして再びネルガルの声。この声を聞くと沈みかけた性欲が再び体を脳を狂わせる。
今採取した活きの良い精気のおかげで、疲れることもない。
今なら分かる。この声は――子宮に寄生したネルガルの一部が、
離れた場所にいるネルガル本体からの命令を受け取り、宮子の脳にそれを送っている
――そういう事。
『精を集めろ』
(あん…また体か疼いて)
だらしなく開いたままになっている膣に力が入ってしまう。
「うっ?」
青木のうめき声とともに膣に居座ったままの肉棒が再び硬度を取り戻す。その奥からは
まだまだ精の伊吹が感じられた。それはこの世で一番のゴチソウ。
734 乙×風 ◆WApneMW3ro sage 2007/02/27(火) 17:31:37 ID:uYaUAv7F
(…私の体、おかしくなったのね)
精液が欲しい。そしてそれはとろけるほど美味しい。
一度でも味わえば、諦める事なんて出来ないだろう。だったら、
「…ねぇ。そこのあなた?」
「っ!? な、なんですか!?」
最後までお預けになった不良、灰川は上ずった声で反応した。
(かわいそう。私たちのエッチを見ながら、ずっと我慢してたのね)
見れば曝されたままのイチモツは、射精直前のように脈打ちながらカウパー腺液を溢れ
させている。それを美味しそうに見つめてから、
「お願いがあるの。聞いてくれる? もし聞いてくれたら――」
言って再び三人の中で一番大きいそれに熱っぽい眼差しを向ける。
それだけで灰川は大人しくなった。
「…言ってみろ!」
「…あのね…まだ、足りないの」
「…なんだって?」
「まだまだ、足りないの……精液、おまん○にたくさん出してほしいのっ」
興奮して語尾が大きくなる。灰川は呆気に取られた顔になった。
「だからね……お友達を呼んで欲しいの。五人でも十人でも……ねぇ、お願い……お兄さん?」
上目遣いで言葉にもシナを作る。灰川は生唾を飲み込むと、
近くでへたれ込んでいる黒澤から携帯を奪い返した。
「――あっ、緑野さんですか!? ちょっと聞いてください! 実は――」
灰川が携帯で『お友達』と連絡を取り始める。その様子を見ながら宮子は怪しく微笑んだ。
(これでいい。これでいいの。私はもう、逃げられない。ネルガルのモノになってしまったから)
もう。どこまでも堕ちてしまおう。
『精を集めろ』
声と共に体がその為の準備に入る。開き直ってしまうと、今度こそ、後悔の念も、
恐怖も綺麗に無くなってしまった。残るのはこの後展開される、さらなる狂宴への淫らな期待。
「本当ですって! いいですか!? 今から写メー送りますから絶対に来てくださいよ!?」
灰川の声が遠く、異形の声は近い。
『精を集めろ』
(はい。もう暫らくお待ち下さい。すぐに私が、大量の精気を持って行きます――ご主人様)
***
はい。以上で第四話終了です。
あらすじがあらすじになっているか疑問ですがw
次は不良男子達による大輪姦を予定しておりますー。宮子は可哀想な子ですね。
いや、幸せなのか?
それでは、乱文失礼しました。
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