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Devilplant in Sanctuary(2話)
536 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:32:35 ID:Aeu2H0Md
>425、乙×風氏
大丈夫です。むしろGJ!
むしろ知らなかったので、自分でも気をつけたいです。
さて。腱鞘炎治りかけですがDpS(Devilplant in Sanctuaryが長いから略した)の続きをば。
アク禁に巻き込まれてずいぶん遅くなりました。
途中でついつい読みたい小説を呼んでしまったので、なんか文体が変わっている気もしますが…エロは難しい、ということでお見逃しください。
Devilplant in Sanctuary
「さて。無事に着床したわけやけど…ご感想の程は?」
「は…ぁ…良、いよぉ」
「お~。そら良かった。んじゃ最後の仕上げ、いっとくぅ?」
「お、おねが…い、しましゅぅ」
先ほどの快感の余韻でで呂律がうまく回らない弥生。
それでも快楽を求める姿は、ひどく淫靡である。
「ではご開帳~♪ あ、いっぺん開花したら、後は結構自由に操れるから…って、もう聞こえとらんかな?」
「あああぁあああああおおおぉあああぁぁ!!!!!!」
ラプラスがパチンと指を鳴らした瞬間、球体…「seed」と名づけられた球体から、一体どこにそんな質量が入っていたのか分からないほどに巨大なナニカが生え、弥生の膣壁を無理やり押し開いていく。
堪らないのは弥生だ。腹の上からでもわかるほどに「それ」は大きく、赤子の腕程はあるだろう。しかも、所々が妙に盛り上がっている。
グチュブチュと水音を立てて媚肉が削られるたび、喘ぎ声が漏れる。
膜が嫌な音を立てて破られ、ソレが秘所から出てきた瞬間、弥生はあまりの快楽にエクスタシーの階段を三段飛ばしで駆け上がり、ラプラスは寄生物がうまく機能したことに喜んで笑みを浮かべ……
そこで、弥生の意識は途切れた。
537 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:34:53 ID:Aeu2H0Md
「う…ん……あれ?」
弥生が意識を取り戻したのは、自室の布団の上だった。
窓から入る外の光はまだ明るく、うたた寝していたのかと錯覚しそうなほどだった。
「夢…だったのかなぁ……んあっ!」
可愛げに首を傾げる弥生。
しかし、夢ではなかったことの証明のように、己の存在を示すように子宮内で蠢く「seed」。
「夢じゃ…ないんだ」
試しに、巫女服を肌蹴て心なしか大きくなったような気がする胸。その先端を摘むと、電流に似た刺激が脳に伝わる。
seedはただ寄生し、開花しただけではない。弥生の性感も上げたのだ。
しかし、若さゆえかseedのおかげか? その異常ともいえる快楽に脳はすぐに適応し、弥生はそれに溺れていった。
「ふ、あ…はぁ♪」
(胸でこんなに気持ち良いなら…アソコは、どうなのかなぁ?)
滝のように愛液が滴る秘所にそろりそろりと手を伸ばす。
胸の先端を通過し、臍を通り越す。これから己が身を蹂躙する快楽に期待で胸を高鳴らせ、秘所へと指がたどり着こうとした瞬間!
―――ピンポンピンポンピンポーン!!
「っひゃあ?!」
538 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:36:12 ID:Aeu2H0Md
凶悪とも言えるチャイム音にそれまでの淫靡な雰囲気は吹き飛ばされる。
来客を放って自慰に集中したいが、いかんせん、チャイム音はまだ鳴っている。これでは没頭なんて出来やしない。
音の主を恨めしく思いながら弥生は服装を直し、布団に落ちたお漏らしの後のような愛液の跡を消臭と幻覚の術で誤魔化すと、多少気だるげに引き戸を開ける。
「はーい。どなたで…あ、アリサ!」
「よっ。術が成功したって聞いたからお祝い持って来た。虎馬屋のきな粉餅、好きだろ?」
「好き~♪ あ…でも、それなりに高いはずじゃあ…」
「バイト代入ったばっかりだから平気だって。気にすんなよ」
引き戸を開けて弥生の視界に入ってきたのは、目立つ黒の三角帽子に、肩の辺りでざっくばらんに切られている金髪。万人に「活発そう」という印象を与える雰囲気。
そして、彼女の雰囲気とは合わないはずなのに不思議と違和感の無い、大量にフリルの付いたゴスロリ服。
弥生の友人。アリサである。
手には和菓子店のロゴの入った紙袋を下げていた。
「ところで、誰に聞いたの? アリサは黒魔術が専攻だったはずだけど…」
「ん? あ、ああ…陰陽術科に知り合いが居るからさ。そいつに聞いたんだよ」
「あ、そっかぁ」
弥生が術を成功させたのは、ラプラスの悪魔空間に居た時間も含めて、実は一時間程度しか経っていない。
なのに、アリサはもう情報を手に入れている。それなりに速い速度で情報を手に入れたことを不思議がるが、理由を説明されて納得する。
…だが、真相は異なる。
(ふ~、危ねぇ危ねぇ。まさか術が上手く行くかどうか気になって、使い魔を使って見張らせてた…なーんて言えねぇからな)
小動物のような可愛さを持ち仕草も愛くるしい弥生は、実は年齢無差別でマスコットのような目で見られている。百合っ気のある女子の一部には自慰ネタに使われる程(無論、弥生が受け)だが、当の本人は知らない。
知らぬが仏である。
…まぁ、今はその話はどうでもいい。
問題は、アリサが、「百合っ気がある一部の女子」だったことである。
(う~。やっぱ何時見ても弥生は可愛いよなぁ。お持ち帰りしてぇ…って、今俺と弥生で二人っきりじゃん! うっわ! 理性保つかな…?)
アリサは出された皿の上にきなこ餅ときな粉を広げ、弥生はお茶を入れにキッチンへと引っ込む。
それを見届けたアリサは、ポシェットからあるものを取り出そうとして…何かに気づいた。
―――クチュ…チュプ…
水音。一言で形容するならばこれに尽きる。お茶を入れるときの音かとも思ったが、この多少粘着性のある水音は、まるで…
(そう。まるで…)
自慰のときのような音。
まさか、と思う。こんなときに自慰をするような少女ではないことをアリサは知っている。
だが、現にピチャピチャと音はしている。
どうせ、己の妄想から生まれた幻聴だろうと思ったが、やはり気になるのでキッチンを覗き込んだら…
「ふ、う、う、うぁ、ひゅ、あ」
「なん…だよ。これ」
緋袴の上からでも分かるほどに太く、凶悪な大きさのイボやらエラやらが付いた触手。それが何本も何本も弥生の秘所に群がり恥辱している光景。
それが、アリサが見た光景だった。
「んひぃ! イク! またイク! 止まって。おねが…いいいぃぃ!!」
アリサに見られてしまったからだろう。声が漏れないように血が出るほどに噛み付いていた指をその口から放し、叫んでいるような喘ぎ声を出す。
「うわっ?! こら! 放せっ!」
539 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:37:20 ID:Aeu2H0Md
当然、触手たちが新たな獲物を見逃すはずが無い。あっという間にアリサを拘束する。
「あ…ア、リサぁ。ねぇ、これ…ひくぁ…気持ちいいよぉ?」
触手に犯され、フラフラしながらアリサに近づく弥生。
そして、何かを言おうとしてアリサが口を開いた瞬間、有無を言わせず弥生がその柔らかい唇を押し付けるように口づけする。
「んんんーっ?!!」
「ふぁむ…………ピチュ…ジュル…」
アリサの唇の中に舌を割り入れる。アリサはそれに驚いて抵抗するが、触手に拘束されている状態ではまともな抵抗が出来るはずも無く、淫靡な音を立てて舌と舌が絡み合う音が部屋に響くようになる。
あのゼリー媚薬も、アリサの口の中にトロトロと流し込まれていく。
(何…だ、これ。頭が……ぼーっとして…あ~、もう気持ちいいからいいや)
…ジュル…ピチュ…プチュ…ジュプリ…チュプ
先ほどまでの恐慌はどこへやら。
あっという間に魔女と巫女が熱烈に舌を絡めあう淫靡な光景に成り果てる。
「ん、ふ…う…」
「ふむ…ん…んく…」
あえて口腔内に残した媚薬ゼリーを内部で唾液と混ぜ、それを弥生に返す。
アリサの唾液と大福の味が混ざったソレを弥生は半分を飲み込み、もう半分は自分の唾液ともう一度混ぜてアリサに送り返す。
その間にアリサの秘所に触手たちがシュルシュルと静かに秘所に忍び寄り…
「んむぁっ! な、なにこれぇっ?!」
「うふふ…気持ちいいでしょ? その触手から出る青い液体はね、触った物凄く気持ち良くしてくれるんだよ?」
「でも…これぇ…凄…いひいぃぃいぃぃ!」
触手が秘所をこする度にエラやイボが液体と愛液を混ぜ、演奏でもしているかのようにグチュグチュと水音を奏でる。
その間にほかの触手はゴスロリ服の中に入り込み、その微乳の上を這い回り、液体を身体にたっぷりと塗していく。
服のボタンが弥生の手で外されていくが、それを気にする余裕はアリサにはない。
全てのボタンが外されれば、触手が絡みつき、何処もかしこもが液体で青くなっている素肌が露になる。
「んちゅ…ペロ…はむっ」
「はひいいぃぃ! うああぁぁん! ぁぁぁあああ!!」
アリサの微乳に舌を這わせたり、胸を舌で押し込んだり、先端を軽く噛んだりと、執拗な愛撫を繰り返す。
それだけで、魔性の快楽に囚われ始めたアリサは嬌声を上げる。
「ねぇアリサ…もっと、気持ちよくなりたい?」
「気持ち、よく…? してぇ…おねがいぃ…」
「うん♪」
快楽で惚けきったアリサの表情を見ただけで、背筋を寒気に似た快感が走る。
その豊満な胸を押し付けながら耳元で囁くように言った言葉はアリサの頭にやけに響き、その口からは了承の意の言の葉が紡がれる。
「待っててね♪ …う、んあぁっ!」
弥生が秘所に手を突っ込み水音を立てながらかき回す。その度に、何かが媚肉を削りながら膣内を出口に向かって突き進んでいるのだろう。
その快感に耐え切れず、絶頂しながらも秘所をかき回し続け…馬鹿みたいに大きな触手が姿を現した。
大人の腕程の大きさはありそうな太さに、今液体を擦り付けている触手とは比べようも無い程にサイズ差がある亀頭やエラ、イボを備え付けたソレは、ビクンビクンと時折痙攣している。
触手たちもそうなのだが、この男根を模した触手は弥生と神経が繋がっているらしく、アリサの腹部にちょっと当たっただけで弥生が快感にその身を震わす。
540 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:41:06 ID:Aeu2H0Md
その先端を、既に愛液を垂れ流しにして床に水溜りを作っているアリサの秘所にあてがい…
「…いくよ?」
「うん…」
―――グジュプゥ…
明らかにサイズオーバーなはずのソレは、思ったよりも少な目の抵抗でアリサの中への進入を果たす。
ゼリー媚薬の効果だろう。
そして怒張を押し進め…
「うあああぁぁぁぁぁ!!! っっはああああああぁぁ!!!!!」
「良いよおおおぉぉ! アリサの中ああぁ!!」
膜を突き破りながら一気に最奥まで貫くと、二人を脳が破裂しそうな快楽が襲う!
あまりの快楽に、イきながら腰を動かす弥生。
パン! パン! と肉同士がぶつかり合う音が、部屋の防音結界に吸い込まれては消えていく。
「ひきぃ! だ、ダメエエェェ! 死ぬ! 死んじゃううぅぅ!!」
「だって! 気持ちいいから!! 止まんないんだもん!!」
叫びながらもしっかりと快楽を感じ…むしろ、感じすぎて辛そうなアリサ。
止めるように嘆願するが、弥生の腰は止まらない。
「うあぁ! ひくぅゥ! アァゥ!」
(こ、壊れるぅ!)
「はぁ、はぁ…んあっ♪」
(良いよぉ! これ気持ち良いよぉ!!)
最奥を突かれ、カリで膣肉を抉られ、イボで引っかかれるたびに雷のような快楽がアリサの脳を蹂躙する。
だが、責めはそれで終わらない。
「ひきぃ! お、おっぱい噛まないでぇ!」
「あ、アリサのおっぱい美味しいから無理ぃ!!」
アリサの胸の先端。そこに触手が一本ずつくっ付き、クパァ、とあの青い液体を涎のように糸を引かせながら口らしき部分を開き、苦痛にならない程度の強さで噛み付く。
そして自分の胸にも、同じように触手を噛み付かせる弥生。
「ひきゅあぁ! いきぃ! うああぁ!」
「いいぃ! しゅごいぃ!! ッ気持ち良いよぉ!!」
容赦なく弥生の腰が叩きつけられるたび、グチュブチョと淫猥な水音が響く。
その時、弥生の子宮内でseedが変化を起こす。
(な、何?)
Seedから小さな触手が二本、細い毛をウゾウゾと揺らしながら生えてきたのだ。
アリサを拘束したり、二人の胸に噛み付いている触手達。更に今の二人の最大の快楽源の擬似男根。
一体、どれほどの体積を内蔵しているのだろうか? それを弥生が考える暇も無く、小さな触手が潜り込む。
子宮の更に奥。卵管を通過し……卵巣へと。
541 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:42:20 ID:Aeu2H0Md
(ええぇぇ??!! そんなところまで入ってくの?!)
そのまま、卵子が出てくる出口に、その触手が覆うように噛み付き、その正に人外の快楽に絶叫すら上げながら、もう先は無いと思われたように思われていた絶頂への階段を、更に駆け上がっていく。
「イクぅ!! イっちゃうよぉ!!!」
「中でぇ! 中でイってぇ!! アリサの子宮弥生の精子で真っ白にしてぇぇ!!!」
「「ぁぁぁぁああああああ!!!!!!」」
二人とも、もうこの快楽の虜であることを本能的に自覚しながら壊れそうなほどの絶頂を迎える。
その瞬間、弥生の股間の触手から大量の白濁液が噴出しアリサの子宮を白く染め上げていく。
そして、卵巣に接続された触手を通り、seedを通過した卵子はその形と大きさをビー玉サイズまで変化する。
そのまま、触手の尿道を刺激しながら出口へと向かい…
――チュポンッ
アリサの、子宮へと……
542 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:45:08 ID:Aeu2H0Md
後書きっぽい何か。
さて皆様。DpS如何でしたか?
正直、かなりエロが難しくて色々苦労しましたが、少しはうまくいったと思います。
感想、批評。諸々受け付けます。
>425、乙×風氏
大丈夫です。むしろGJ!
むしろ知らなかったので、自分でも気をつけたいです。
さて。腱鞘炎治りかけですがDpS(Devilplant in Sanctuaryが長いから略した)の続きをば。
アク禁に巻き込まれてずいぶん遅くなりました。
途中でついつい読みたい小説を呼んでしまったので、なんか文体が変わっている気もしますが…エロは難しい、ということでお見逃しください。
Devilplant in Sanctuary
「さて。無事に着床したわけやけど…ご感想の程は?」
「は…ぁ…良、いよぉ」
「お~。そら良かった。んじゃ最後の仕上げ、いっとくぅ?」
「お、おねが…い、しましゅぅ」
先ほどの快感の余韻でで呂律がうまく回らない弥生。
それでも快楽を求める姿は、ひどく淫靡である。
「ではご開帳~♪ あ、いっぺん開花したら、後は結構自由に操れるから…って、もう聞こえとらんかな?」
「あああぁあああああおおおぉあああぁぁ!!!!!!」
ラプラスがパチンと指を鳴らした瞬間、球体…「seed」と名づけられた球体から、一体どこにそんな質量が入っていたのか分からないほどに巨大なナニカが生え、弥生の膣壁を無理やり押し開いていく。
堪らないのは弥生だ。腹の上からでもわかるほどに「それ」は大きく、赤子の腕程はあるだろう。しかも、所々が妙に盛り上がっている。
グチュブチュと水音を立てて媚肉が削られるたび、喘ぎ声が漏れる。
膜が嫌な音を立てて破られ、ソレが秘所から出てきた瞬間、弥生はあまりの快楽にエクスタシーの階段を三段飛ばしで駆け上がり、ラプラスは寄生物がうまく機能したことに喜んで笑みを浮かべ……
そこで、弥生の意識は途切れた。
537 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:34:53 ID:Aeu2H0Md
「う…ん……あれ?」
弥生が意識を取り戻したのは、自室の布団の上だった。
窓から入る外の光はまだ明るく、うたた寝していたのかと錯覚しそうなほどだった。
「夢…だったのかなぁ……んあっ!」
可愛げに首を傾げる弥生。
しかし、夢ではなかったことの証明のように、己の存在を示すように子宮内で蠢く「seed」。
「夢じゃ…ないんだ」
試しに、巫女服を肌蹴て心なしか大きくなったような気がする胸。その先端を摘むと、電流に似た刺激が脳に伝わる。
seedはただ寄生し、開花しただけではない。弥生の性感も上げたのだ。
しかし、若さゆえかseedのおかげか? その異常ともいえる快楽に脳はすぐに適応し、弥生はそれに溺れていった。
「ふ、あ…はぁ♪」
(胸でこんなに気持ち良いなら…アソコは、どうなのかなぁ?)
滝のように愛液が滴る秘所にそろりそろりと手を伸ばす。
胸の先端を通過し、臍を通り越す。これから己が身を蹂躙する快楽に期待で胸を高鳴らせ、秘所へと指がたどり着こうとした瞬間!
―――ピンポンピンポンピンポーン!!
「っひゃあ?!」
538 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:36:12 ID:Aeu2H0Md
凶悪とも言えるチャイム音にそれまでの淫靡な雰囲気は吹き飛ばされる。
来客を放って自慰に集中したいが、いかんせん、チャイム音はまだ鳴っている。これでは没頭なんて出来やしない。
音の主を恨めしく思いながら弥生は服装を直し、布団に落ちたお漏らしの後のような愛液の跡を消臭と幻覚の術で誤魔化すと、多少気だるげに引き戸を開ける。
「はーい。どなたで…あ、アリサ!」
「よっ。術が成功したって聞いたからお祝い持って来た。虎馬屋のきな粉餅、好きだろ?」
「好き~♪ あ…でも、それなりに高いはずじゃあ…」
「バイト代入ったばっかりだから平気だって。気にすんなよ」
引き戸を開けて弥生の視界に入ってきたのは、目立つ黒の三角帽子に、肩の辺りでざっくばらんに切られている金髪。万人に「活発そう」という印象を与える雰囲気。
そして、彼女の雰囲気とは合わないはずなのに不思議と違和感の無い、大量にフリルの付いたゴスロリ服。
弥生の友人。アリサである。
手には和菓子店のロゴの入った紙袋を下げていた。
「ところで、誰に聞いたの? アリサは黒魔術が専攻だったはずだけど…」
「ん? あ、ああ…陰陽術科に知り合いが居るからさ。そいつに聞いたんだよ」
「あ、そっかぁ」
弥生が術を成功させたのは、ラプラスの悪魔空間に居た時間も含めて、実は一時間程度しか経っていない。
なのに、アリサはもう情報を手に入れている。それなりに速い速度で情報を手に入れたことを不思議がるが、理由を説明されて納得する。
…だが、真相は異なる。
(ふ~、危ねぇ危ねぇ。まさか術が上手く行くかどうか気になって、使い魔を使って見張らせてた…なーんて言えねぇからな)
小動物のような可愛さを持ち仕草も愛くるしい弥生は、実は年齢無差別でマスコットのような目で見られている。百合っ気のある女子の一部には自慰ネタに使われる程(無論、弥生が受け)だが、当の本人は知らない。
知らぬが仏である。
…まぁ、今はその話はどうでもいい。
問題は、アリサが、「百合っ気がある一部の女子」だったことである。
(う~。やっぱ何時見ても弥生は可愛いよなぁ。お持ち帰りしてぇ…って、今俺と弥生で二人っきりじゃん! うっわ! 理性保つかな…?)
アリサは出された皿の上にきなこ餅ときな粉を広げ、弥生はお茶を入れにキッチンへと引っ込む。
それを見届けたアリサは、ポシェットからあるものを取り出そうとして…何かに気づいた。
―――クチュ…チュプ…
水音。一言で形容するならばこれに尽きる。お茶を入れるときの音かとも思ったが、この多少粘着性のある水音は、まるで…
(そう。まるで…)
自慰のときのような音。
まさか、と思う。こんなときに自慰をするような少女ではないことをアリサは知っている。
だが、現にピチャピチャと音はしている。
どうせ、己の妄想から生まれた幻聴だろうと思ったが、やはり気になるのでキッチンを覗き込んだら…
「ふ、う、う、うぁ、ひゅ、あ」
「なん…だよ。これ」
緋袴の上からでも分かるほどに太く、凶悪な大きさのイボやらエラやらが付いた触手。それが何本も何本も弥生の秘所に群がり恥辱している光景。
それが、アリサが見た光景だった。
「んひぃ! イク! またイク! 止まって。おねが…いいいぃぃ!!」
アリサに見られてしまったからだろう。声が漏れないように血が出るほどに噛み付いていた指をその口から放し、叫んでいるような喘ぎ声を出す。
「うわっ?! こら! 放せっ!」
539 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:37:20 ID:Aeu2H0Md
当然、触手たちが新たな獲物を見逃すはずが無い。あっという間にアリサを拘束する。
「あ…ア、リサぁ。ねぇ、これ…ひくぁ…気持ちいいよぉ?」
触手に犯され、フラフラしながらアリサに近づく弥生。
そして、何かを言おうとしてアリサが口を開いた瞬間、有無を言わせず弥生がその柔らかい唇を押し付けるように口づけする。
「んんんーっ?!!」
「ふぁむ…………ピチュ…ジュル…」
アリサの唇の中に舌を割り入れる。アリサはそれに驚いて抵抗するが、触手に拘束されている状態ではまともな抵抗が出来るはずも無く、淫靡な音を立てて舌と舌が絡み合う音が部屋に響くようになる。
あのゼリー媚薬も、アリサの口の中にトロトロと流し込まれていく。
(何…だ、これ。頭が……ぼーっとして…あ~、もう気持ちいいからいいや)
…ジュル…ピチュ…プチュ…ジュプリ…チュプ
先ほどまでの恐慌はどこへやら。
あっという間に魔女と巫女が熱烈に舌を絡めあう淫靡な光景に成り果てる。
「ん、ふ…う…」
「ふむ…ん…んく…」
あえて口腔内に残した媚薬ゼリーを内部で唾液と混ぜ、それを弥生に返す。
アリサの唾液と大福の味が混ざったソレを弥生は半分を飲み込み、もう半分は自分の唾液ともう一度混ぜてアリサに送り返す。
その間にアリサの秘所に触手たちがシュルシュルと静かに秘所に忍び寄り…
「んむぁっ! な、なにこれぇっ?!」
「うふふ…気持ちいいでしょ? その触手から出る青い液体はね、触った物凄く気持ち良くしてくれるんだよ?」
「でも…これぇ…凄…いひいぃぃいぃぃ!」
触手が秘所をこする度にエラやイボが液体と愛液を混ぜ、演奏でもしているかのようにグチュグチュと水音を奏でる。
その間にほかの触手はゴスロリ服の中に入り込み、その微乳の上を這い回り、液体を身体にたっぷりと塗していく。
服のボタンが弥生の手で外されていくが、それを気にする余裕はアリサにはない。
全てのボタンが外されれば、触手が絡みつき、何処もかしこもが液体で青くなっている素肌が露になる。
「んちゅ…ペロ…はむっ」
「はひいいぃぃ! うああぁぁん! ぁぁぁあああ!!」
アリサの微乳に舌を這わせたり、胸を舌で押し込んだり、先端を軽く噛んだりと、執拗な愛撫を繰り返す。
それだけで、魔性の快楽に囚われ始めたアリサは嬌声を上げる。
「ねぇアリサ…もっと、気持ちよくなりたい?」
「気持ち、よく…? してぇ…おねがいぃ…」
「うん♪」
快楽で惚けきったアリサの表情を見ただけで、背筋を寒気に似た快感が走る。
その豊満な胸を押し付けながら耳元で囁くように言った言葉はアリサの頭にやけに響き、その口からは了承の意の言の葉が紡がれる。
「待っててね♪ …う、んあぁっ!」
弥生が秘所に手を突っ込み水音を立てながらかき回す。その度に、何かが媚肉を削りながら膣内を出口に向かって突き進んでいるのだろう。
その快感に耐え切れず、絶頂しながらも秘所をかき回し続け…馬鹿みたいに大きな触手が姿を現した。
大人の腕程の大きさはありそうな太さに、今液体を擦り付けている触手とは比べようも無い程にサイズ差がある亀頭やエラ、イボを備え付けたソレは、ビクンビクンと時折痙攣している。
触手たちもそうなのだが、この男根を模した触手は弥生と神経が繋がっているらしく、アリサの腹部にちょっと当たっただけで弥生が快感にその身を震わす。
540 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:41:06 ID:Aeu2H0Md
その先端を、既に愛液を垂れ流しにして床に水溜りを作っているアリサの秘所にあてがい…
「…いくよ?」
「うん…」
―――グジュプゥ…
明らかにサイズオーバーなはずのソレは、思ったよりも少な目の抵抗でアリサの中への進入を果たす。
ゼリー媚薬の効果だろう。
そして怒張を押し進め…
「うあああぁぁぁぁぁ!!! っっはああああああぁぁ!!!!!」
「良いよおおおぉぉ! アリサの中ああぁ!!」
膜を突き破りながら一気に最奥まで貫くと、二人を脳が破裂しそうな快楽が襲う!
あまりの快楽に、イきながら腰を動かす弥生。
パン! パン! と肉同士がぶつかり合う音が、部屋の防音結界に吸い込まれては消えていく。
「ひきぃ! だ、ダメエエェェ! 死ぬ! 死んじゃううぅぅ!!」
「だって! 気持ちいいから!! 止まんないんだもん!!」
叫びながらもしっかりと快楽を感じ…むしろ、感じすぎて辛そうなアリサ。
止めるように嘆願するが、弥生の腰は止まらない。
「うあぁ! ひくぅゥ! アァゥ!」
(こ、壊れるぅ!)
「はぁ、はぁ…んあっ♪」
(良いよぉ! これ気持ち良いよぉ!!)
最奥を突かれ、カリで膣肉を抉られ、イボで引っかかれるたびに雷のような快楽がアリサの脳を蹂躙する。
だが、責めはそれで終わらない。
「ひきぃ! お、おっぱい噛まないでぇ!」
「あ、アリサのおっぱい美味しいから無理ぃ!!」
アリサの胸の先端。そこに触手が一本ずつくっ付き、クパァ、とあの青い液体を涎のように糸を引かせながら口らしき部分を開き、苦痛にならない程度の強さで噛み付く。
そして自分の胸にも、同じように触手を噛み付かせる弥生。
「ひきゅあぁ! いきぃ! うああぁ!」
「いいぃ! しゅごいぃ!! ッ気持ち良いよぉ!!」
容赦なく弥生の腰が叩きつけられるたび、グチュブチョと淫猥な水音が響く。
その時、弥生の子宮内でseedが変化を起こす。
(な、何?)
Seedから小さな触手が二本、細い毛をウゾウゾと揺らしながら生えてきたのだ。
アリサを拘束したり、二人の胸に噛み付いている触手達。更に今の二人の最大の快楽源の擬似男根。
一体、どれほどの体積を内蔵しているのだろうか? それを弥生が考える暇も無く、小さな触手が潜り込む。
子宮の更に奥。卵管を通過し……卵巣へと。
541 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:42:20 ID:Aeu2H0Md
(ええぇぇ??!! そんなところまで入ってくの?!)
そのまま、卵子が出てくる出口に、その触手が覆うように噛み付き、その正に人外の快楽に絶叫すら上げながら、もう先は無いと思われたように思われていた絶頂への階段を、更に駆け上がっていく。
「イクぅ!! イっちゃうよぉ!!!」
「中でぇ! 中でイってぇ!! アリサの子宮弥生の精子で真っ白にしてぇぇ!!!」
「「ぁぁぁぁああああああ!!!!!!」」
二人とも、もうこの快楽の虜であることを本能的に自覚しながら壊れそうなほどの絶頂を迎える。
その瞬間、弥生の股間の触手から大量の白濁液が噴出しアリサの子宮を白く染め上げていく。
そして、卵巣に接続された触手を通り、seedを通過した卵子はその形と大きさをビー玉サイズまで変化する。
そのまま、触手の尿道を刺激しながら出口へと向かい…
――チュポンッ
アリサの、子宮へと……
542 ドーベルマソ ◆3jWFlBT2lw sage 2008/12/04(木) 15:45:08 ID:Aeu2H0Md
後書きっぽい何か。
さて皆様。DpS如何でしたか?
正直、かなりエロが難しくて色々苦労しましたが、少しはうまくいったと思います。
感想、批評。諸々受け付けます。
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