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富士神学園天文部1
288 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:11:39 ID:WW3Vi2Bq
新作持ってきました。
カナエ? 何ですかそれは? 食べれるんですか?
嘘ですごめんなさい。そっちもチマチマと書いてはいるんですが、
シナリオ自体が長くて先が見えてこない。
プロットを練り直してから話を短縮して書き直すのでまだまだ時間が掛かりそうです。
待っている方居たら御免なさい。もうちょっと――いやだいぶ? 待って下さいね。
んでは投下を。
富士神学園天文部1
「んあぁっ! いい! もっとぉ!」
甘えるような乙女の嬌声が闇夜に木霊する。
(え? これ、何?)
少女は悪夢でも見ているのかと思った。
目の前で、クラスメートが化け物に襲われている。
ゲームなどで出てくるローパーと呼ばれているモンスターにそっくりなその化け物は、
少女の友人を粘液滴る触手で拘束し、抱き寄せると気味の悪い触手で秘所を貫いている。
「あぁぁ! 深いぃ! もっとズポズポしてぇ!」
友人の強姦される姿はショックだったが何より。
異形の太い触手に刺し貫かれている友人は悲鳴の代わりに雌の喘ぎ声を上げているのが理解出来なかった。
「んっはあ! イッくぅ! ああぁぁああぁ!」
ビュクン! ドピュドピュっ、ドクドクドク!
「あっはあぁ…! セーエキ、あつうい♪」
絶頂と同時に無慈悲な膣内射精と全身ぶっかけを受けた友人は、恍惚の表情を浮かべていた。
「…優衣ちゃん…嘘…」
イカ臭い性臭に現実を認識した少女は、呆然と呟いた。
(どうしてこんな事に…)
美原静葉〈みはらしずは〉。
全寮制の富士神学園の高等部に通う彼女は、深夜に友人の加藤優衣〈かとうゆい〉から
大事な話があると寮の外に呼び出された。
夜の学園には化け物が出る。と最近噂されている事もあり明日にしようかと提案したのだが、
どうしても今でなければならないと押し切られ、そして今に至る。
「優衣ちゃん…っ、これ、何なの? どうしてこんな…」
「んんっ…、あはあっ♪ 静ぅ、見て分からない? あたしぃ、この子とエッチしてるのぉ♪
知らないでしょぉ、この子たちとっても良いんだよ?」
「…この子『達』?」
(こんな化け物、他にも居るの!?)
289 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:13:23 ID:WW3Vi2Bq
「くすくすっ。静も聞いたことあるでしょ。夜の学園に現れる化け物の噂。あれはこの子達の事なの」
幼いヴァギナからコプコプと精液をこぼしながら、優衣は自分を犯した異形に甘えるように背を預ける。
「あたしだけじゃないんだよ。この子達としてるのは。クラスの中で、
一日だけ行方不明になって、すぐにふらっと戻って来た子が何人か居るでしょ?
あれはさ、この子達に捕まって皆、一日中してたんだよ。かく言うあたしもそうだし。
くすくすっ♪ 本当に気持ち良いんだよ? 誰だって虜になる。静もきっと、気に入るわ♪」
ずるり。背後から濡れた雑巾を引きずるような音。
「――っ!?」
振り向いた先に。友を襲う化け物と同じモノが三体も居た。
ひゅるんっ。
「きゃあ!?」
内一体が触手を伸ばし、静葉の体を絡め取る。
少女にそれを振り解くほどの力は無く、あっさりと本体に抱き寄せられた。
グチョリ。
「いやっ!?」
粘液滴る肉柱に触れると粘ついた感触と一緒に、青臭い匂いが鼻を突いた。
生理的嫌悪感が脊椎を走り抜け、全身の皮膚が粟立つ。
「くすくすっ。嫌なのは、最初だけ」
(そんなの有り得ない!)
だが思ったことを口にする前に。一本の触手が小さな口に滑り込んだ。
「っ!? んんっっ!!」
(いやあ! 気持ち悪い!)
節くれ立った胴の先端に小型のイソギンチャクが付いたそれは、静葉の咥内でビチビチと暴れ回ると、
先端の繊毛触手を伸ばし、少女の口の中を得体の知れない粘液を擦り付けていく。
口内を舐め回される感触に、口から鼻へと通る異臭に、喉元から吐き気がこみ上げてくる。
だが無慈悲にも触手の動きは更に活発になった。
ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ!
「んぐっ!? んん-っっ!」
舐め回すような動きから一転、穴を犯すピストン運動に変わる。
喉を犯す苛烈なイマラチオに、静葉は涙を流した。
(喉、苦しい…! 吐きそう! もういや! 助けて!)
ドクンっ! ドピュドピュっ、ドピュドピュ!
「ん-っ!?」
突然喉まで突っ込まれていた触手が脈動し、射精する。
吐き出す暇もなく、化け物の精液は静葉の胃へと流し込まれる。
ビチャビチャビチャっ!
鎌首をもたげていた他の触手も一斉に射精し、静葉の学生服をドロドロに汚す。
「かはっ! げほぉっ!」
ようやく口内の触手は引き抜かれたが、射精は止まらず、
えずく静葉の顔にビシャビシャと精液のパックを施した。
290 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:14:52 ID:WW3Vi2Bq
(…出されちゃったっ。化け物の変な汁、飲んじゃった…! いや…いやっ! もういやぁ!)
身体中にへばり付いた白い粘液が気持ち悪い。
息をする度にイカ臭い匂いがしてまたえずきそうになる。だが、
ドクン。
「――あ、」
(体が熱いっ?)
精液を溜め込んだ腹が急に熱を帯びる。
「はあっ、はあっ」
心臓が高鳴り。胸が急に切なくなる。呼吸は荒く、だがどこか色っぽい。
ずるずるっ…。
「きゃっ!?」
不意に触手が制服の中へと忍び込む。
「あっ!? やめっ! ――ぁん!?」
触手は次々と衣服の内側へと進入し、うなじや脇、
乳首やぴたりと閉じ合わされたクレバスにその身を擦り付けてくる。
「あっ!? ダメ! そこ触っちゃ、――あぁ!?」
(うそっ、私、感じてるっ!?)
信じたくはないが。精液で濡れた肌を触手が這い回る度に、
ゾワゾワと背筋が快楽に震え、乳首やヴァギナを繊毛触手で舐めあげられる度に甘い嬌声を漏らしてしまう。
「ほーら。静ったら、あんなに嫌がってたのに、もうイヤらしい声を出してる」
「ち、違う優衣ちゃん! これは――ぁあん!?」
クリトリスを剥かれ、一オクターブ、声が高くなった。
「くすくすっ。抵抗しても無駄よ静。この子達の臭-いザーメンにはね。
女をスケベにさせる効果があるの。肌だって、とっても敏感になるんだから」
「そ、そんな――はあぁ!?」
引き出された肉豆が精液を被った下着に擦れて、ジンジンと鋭い快楽を訴える。
ぐちょぐちょと触手が全身を這い回る度に肌が甘く痺れ、生臭い香りが攪拌される。
(だめっ、気持ちいい! 頭、ぼうってしちゃうっ)
ずるりっ、下着を引き下ろされる。雌の香りが広がり、下着と幼い割れ目の間で愛液が糸を引く。
ついさっきまでぴっちりと閉じ合わされていたクレバスは綻び、涎を垂らしていた。
くちりと、そこに触手があてがわれる。
生殖用だろうか、ゴーヤのような形状をしたその触手は静の二の腕と同じほどの太さがある。
(こんなの入れられたら、私、壊れちゃうっ)
「いやっ、それだけは許して!?」
「あははっ。何言ってるのよ静? 前戯だけなんてつまらないよ?
ちゃんとハメてもらわないと――あん♪ こんな風にっ」
再び異種間の交尾に喘ぐ優衣。それを呆然と見つめながら、
メリメリメリッ――ぶつんっ。
「イヤあぁあぁぁ!?」
一息に突き込まれた触手が静葉のバージンを奪う。膣から破瓜の激痛が静を襲い――
(――え!? 嘘!? どうして!? 痛くないっ)
いや、全く痛くないと言えば嘘になるが、こんな極太の張り型を挿入されたにしては痛みは少ない。
有るのは熱い肉が腹を圧迫する感覚。そして、
ぐちょんっ。
「あぁっ!?」
太く長い触手で子袋を突き上げられると快楽が走った。
(そんなっ。私、感じてるのっ?)
自分の体が信じられない。
ぐっちょ、ぐっちょ、ぐっちょっ――
「あっ!? 駄目! あん!? 突き上げないで!」
291 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:15:46 ID:WW3Vi2Bq
触手の精液に含まれた媚薬成分は、既に静葉の膣を、子宮を、発情させていた。
性感帯を掘り起こされた膣壁は触手の疣でえぐられる度に官能の波を生み出す。
欲情の火に炙られ切なく疼く子宮をゴツゴツ付かれると色っぽい喘ぎ声が勝手に出てしまう。
「ああっ! こんなぁ! あん!? 初めてなのにぃ! あっ!? 気持ちいいよぉ!」
気を良くした化け物が他の触手を操り、精液に汚れた肌を丹念にこね回していく。
乳首を甘噛みされ、クリトリスに舌を這わされ、塗り薬のようにスペルマを塗り広げられる。
「駄目ぇ! 身体中気持ちよくてぇ! 変になっちゃう!」
「あはん♪ あん♪ すごぉい♪ 静、ズコズコ犯されてる♪
はあっ♪ あたしもぉ、あたしももっと犯してぇ!」
ピストンも早くなり、ぐちょぐちょと粘液を掻き回す音が大きくなる。
触手の先端がぶるりと震えた。
「あっ!? 出しちゃうの!? 私、中出しされちゃうの!?」
「そうよ静! この子達の濃厚ザーメン、今から沢山出されるの!
あはぁ♪ そしたら子宮がもっと熱くなって、もっとエッチな気分になっちゃうんだから♪」
そう。化け物の精液は強力な媚薬だ。
飲んだだけでもこれだけの効果があるというのに、もしこんなものを直接子宮に注がれたら。
(私も、優衣ちゃんみたいに、イヤらしい子になっちゃう!)
「だ、だめ! 外に出して! 中はっ――」
ぐちょんっ!
「あぁん!?」
ぐっちょっ、ぐっちょ、ぐっちょ!
「あっ、あっ、ぁん!」
(っ!? き、来ちゃう!? 何か来ちゃう! 嫌っ、怖い!)
微かな理性も圧倒的な快楽に流される。静の体も絶頂寸前で子宮がうねり、太い触手を更にくわえ込む。
それが引き金になった。
どぴゅるっ! ドプドプドプっ!
「ああっ!? ああぁあぁぁっ!!」
「あたしもっ、イッくうぅぅううっっ!」
二人の少女の絶頂と共に、彼女達の子宮に異形の精液が並々と注がれる。
(ああっ! 凄い! 熱いの! また飛んじゃう!)
敏感になった子宮壁にビチャビチャと粘ついた白濁液が打ちつけられ、更なるアクメを迎えた。
静葉と優衣は体を痙攣させると、髪を振り乱しながら涎を飛ばし、獣同然の嬌声を上げる。
ジョロロ――
余りの快楽に静葉が失禁するが、二重絶頂の余韻で意識は飛んだまま、それに気づかない。
「――あっ、はあっ、ん…」
(気持ちいい…)
頭の中はそれしかなかった。価値観が変わってしまうくらいの圧倒的快楽。
再び周りの触手からザーメンのシャワーを浴びても、その不快感も、その悪臭も、
官能へと変換させられてしまう。今の静葉は立派なメスの表情を浮かべていた。
どくん――
「――あっ…」
急に子宮が熱くなる。全身から汗が吹き出ると、静葉の腰が切なそうにくねった。
媚薬効果が利き始めたのだ。
292 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:16:55 ID:WW3Vi2Bq
(嘘…どんどんいやらしい気分になってくる…)
獲物を見つけた獣のように、残された二匹の化け物がこちらに寄ってくる。
きっと三匹がかりで輪姦するつもりなのだ。
(一回だけでも、あんなに乱れたのに…何回も犯されたら…私…)
人格が崩壊してしまうほどの快楽を予期し、静葉は恐怖する。
だが彼女の子宮は、道の快楽に期待し、切なく疼いた。
その時である。
ヒュヒュンっ!
耳慣れない風切り音がすると、近付こうとしていた二匹のローパーもどきが輪切りにされる。
(――え?)
呆然とする静葉の前に何時の間にか一人の少女が立っていた。
「この化け物め。何度見ても吐き気がするわ」
突如現れた学生服姿の少女に静葉を犯していたローパーもどきが触手を伸ばす。
速い。まるで矢でも射るように風切り音を立てながら、複数の触手が学生服の少女に殺到する。
「蛇媚螺<ジャビラ>!」
少女が叫び、右手に携えていた一振りの刀を翻らせた。
触手は刀一本では到底捌き切れる量ではない。剣客少女が捕まるのも時間の問題かと思われた。
だが、振り抜かれた刀は複数の触手を同時に切り落とす。
(――伸びた?)
静葉の目には、刀身が長くなったように見えた。
いや、それだけではない。
薄く、青く輝く刀身はまるで蛇のようにうねり、しなり、触手を絡め取るように切り落とす。
(――綺麗)
青い刀身が夜の校舎を背景に宙を舞う。縦横無尽に閃く刀の残像が空に幻想的な軌跡を刻んだ。
二回も精を吐き出した化け物は直ぐに弾切れになる。
それは優衣を犯していたモノも一緒で哀れな少女達を解放すると、その姿が陽炎のように揺らめいた。
「逃がすと思っているの?」
刀を突き出す。刀身が青く光ると、二本に分かれ、二匹とも串刺しにした。
「闇に還れ」
ヒュン!
刀が上方に振り抜かれ、化け物の体を引き裂いた。
ブクブクと泡になりながら消滅していく異形をぼんやりと見つめる。
「大丈夫?」
心配そうな声を掛けてくれたのは剣客少女。
(私、助かったんだ)
「あっ、ちょっと!」
気が抜けた静葉は、そのまま意識を失った。
***
以上で一話終了です。
エロに使えそうな妖怪とか日本の神様とかを題材にしたかったんですが
あんまり懲りすぎると例によって長続きしないと思い、割と適当な設定に。
どこぞの触手ゲームのようですね。ショックとか引用中とか。
次回はちょいとエロ薄め。寄生分も四話からしか出てこなかったりします。
駄目じゃん。
けどまあキャラを立てながらエロイシチュは作っていくつもりなのでそこは頑張ります。
それではまた。
新作持ってきました。
カナエ? 何ですかそれは? 食べれるんですか?
嘘ですごめんなさい。そっちもチマチマと書いてはいるんですが、
シナリオ自体が長くて先が見えてこない。
プロットを練り直してから話を短縮して書き直すのでまだまだ時間が掛かりそうです。
待っている方居たら御免なさい。もうちょっと――いやだいぶ? 待って下さいね。
んでは投下を。
富士神学園天文部1
「んあぁっ! いい! もっとぉ!」
甘えるような乙女の嬌声が闇夜に木霊する。
(え? これ、何?)
少女は悪夢でも見ているのかと思った。
目の前で、クラスメートが化け物に襲われている。
ゲームなどで出てくるローパーと呼ばれているモンスターにそっくりなその化け物は、
少女の友人を粘液滴る触手で拘束し、抱き寄せると気味の悪い触手で秘所を貫いている。
「あぁぁ! 深いぃ! もっとズポズポしてぇ!」
友人の強姦される姿はショックだったが何より。
異形の太い触手に刺し貫かれている友人は悲鳴の代わりに雌の喘ぎ声を上げているのが理解出来なかった。
「んっはあ! イッくぅ! ああぁぁああぁ!」
ビュクン! ドピュドピュっ、ドクドクドク!
「あっはあぁ…! セーエキ、あつうい♪」
絶頂と同時に無慈悲な膣内射精と全身ぶっかけを受けた友人は、恍惚の表情を浮かべていた。
「…優衣ちゃん…嘘…」
イカ臭い性臭に現実を認識した少女は、呆然と呟いた。
(どうしてこんな事に…)
美原静葉〈みはらしずは〉。
全寮制の富士神学園の高等部に通う彼女は、深夜に友人の加藤優衣〈かとうゆい〉から
大事な話があると寮の外に呼び出された。
夜の学園には化け物が出る。と最近噂されている事もあり明日にしようかと提案したのだが、
どうしても今でなければならないと押し切られ、そして今に至る。
「優衣ちゃん…っ、これ、何なの? どうしてこんな…」
「んんっ…、あはあっ♪ 静ぅ、見て分からない? あたしぃ、この子とエッチしてるのぉ♪
知らないでしょぉ、この子たちとっても良いんだよ?」
「…この子『達』?」
(こんな化け物、他にも居るの!?)
289 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:13:23 ID:WW3Vi2Bq
「くすくすっ。静も聞いたことあるでしょ。夜の学園に現れる化け物の噂。あれはこの子達の事なの」
幼いヴァギナからコプコプと精液をこぼしながら、優衣は自分を犯した異形に甘えるように背を預ける。
「あたしだけじゃないんだよ。この子達としてるのは。クラスの中で、
一日だけ行方不明になって、すぐにふらっと戻って来た子が何人か居るでしょ?
あれはさ、この子達に捕まって皆、一日中してたんだよ。かく言うあたしもそうだし。
くすくすっ♪ 本当に気持ち良いんだよ? 誰だって虜になる。静もきっと、気に入るわ♪」
ずるり。背後から濡れた雑巾を引きずるような音。
「――っ!?」
振り向いた先に。友を襲う化け物と同じモノが三体も居た。
ひゅるんっ。
「きゃあ!?」
内一体が触手を伸ばし、静葉の体を絡め取る。
少女にそれを振り解くほどの力は無く、あっさりと本体に抱き寄せられた。
グチョリ。
「いやっ!?」
粘液滴る肉柱に触れると粘ついた感触と一緒に、青臭い匂いが鼻を突いた。
生理的嫌悪感が脊椎を走り抜け、全身の皮膚が粟立つ。
「くすくすっ。嫌なのは、最初だけ」
(そんなの有り得ない!)
だが思ったことを口にする前に。一本の触手が小さな口に滑り込んだ。
「っ!? んんっっ!!」
(いやあ! 気持ち悪い!)
節くれ立った胴の先端に小型のイソギンチャクが付いたそれは、静葉の咥内でビチビチと暴れ回ると、
先端の繊毛触手を伸ばし、少女の口の中を得体の知れない粘液を擦り付けていく。
口内を舐め回される感触に、口から鼻へと通る異臭に、喉元から吐き気がこみ上げてくる。
だが無慈悲にも触手の動きは更に活発になった。
ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ!
「んぐっ!? んん-っっ!」
舐め回すような動きから一転、穴を犯すピストン運動に変わる。
喉を犯す苛烈なイマラチオに、静葉は涙を流した。
(喉、苦しい…! 吐きそう! もういや! 助けて!)
ドクンっ! ドピュドピュっ、ドピュドピュ!
「ん-っ!?」
突然喉まで突っ込まれていた触手が脈動し、射精する。
吐き出す暇もなく、化け物の精液は静葉の胃へと流し込まれる。
ビチャビチャビチャっ!
鎌首をもたげていた他の触手も一斉に射精し、静葉の学生服をドロドロに汚す。
「かはっ! げほぉっ!」
ようやく口内の触手は引き抜かれたが、射精は止まらず、
えずく静葉の顔にビシャビシャと精液のパックを施した。
290 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:14:52 ID:WW3Vi2Bq
(…出されちゃったっ。化け物の変な汁、飲んじゃった…! いや…いやっ! もういやぁ!)
身体中にへばり付いた白い粘液が気持ち悪い。
息をする度にイカ臭い匂いがしてまたえずきそうになる。だが、
ドクン。
「――あ、」
(体が熱いっ?)
精液を溜め込んだ腹が急に熱を帯びる。
「はあっ、はあっ」
心臓が高鳴り。胸が急に切なくなる。呼吸は荒く、だがどこか色っぽい。
ずるずるっ…。
「きゃっ!?」
不意に触手が制服の中へと忍び込む。
「あっ!? やめっ! ――ぁん!?」
触手は次々と衣服の内側へと進入し、うなじや脇、
乳首やぴたりと閉じ合わされたクレバスにその身を擦り付けてくる。
「あっ!? ダメ! そこ触っちゃ、――あぁ!?」
(うそっ、私、感じてるっ!?)
信じたくはないが。精液で濡れた肌を触手が這い回る度に、
ゾワゾワと背筋が快楽に震え、乳首やヴァギナを繊毛触手で舐めあげられる度に甘い嬌声を漏らしてしまう。
「ほーら。静ったら、あんなに嫌がってたのに、もうイヤらしい声を出してる」
「ち、違う優衣ちゃん! これは――ぁあん!?」
クリトリスを剥かれ、一オクターブ、声が高くなった。
「くすくすっ。抵抗しても無駄よ静。この子達の臭-いザーメンにはね。
女をスケベにさせる効果があるの。肌だって、とっても敏感になるんだから」
「そ、そんな――はあぁ!?」
引き出された肉豆が精液を被った下着に擦れて、ジンジンと鋭い快楽を訴える。
ぐちょぐちょと触手が全身を這い回る度に肌が甘く痺れ、生臭い香りが攪拌される。
(だめっ、気持ちいい! 頭、ぼうってしちゃうっ)
ずるりっ、下着を引き下ろされる。雌の香りが広がり、下着と幼い割れ目の間で愛液が糸を引く。
ついさっきまでぴっちりと閉じ合わされていたクレバスは綻び、涎を垂らしていた。
くちりと、そこに触手があてがわれる。
生殖用だろうか、ゴーヤのような形状をしたその触手は静の二の腕と同じほどの太さがある。
(こんなの入れられたら、私、壊れちゃうっ)
「いやっ、それだけは許して!?」
「あははっ。何言ってるのよ静? 前戯だけなんてつまらないよ?
ちゃんとハメてもらわないと――あん♪ こんな風にっ」
再び異種間の交尾に喘ぐ優衣。それを呆然と見つめながら、
メリメリメリッ――ぶつんっ。
「イヤあぁあぁぁ!?」
一息に突き込まれた触手が静葉のバージンを奪う。膣から破瓜の激痛が静を襲い――
(――え!? 嘘!? どうして!? 痛くないっ)
いや、全く痛くないと言えば嘘になるが、こんな極太の張り型を挿入されたにしては痛みは少ない。
有るのは熱い肉が腹を圧迫する感覚。そして、
ぐちょんっ。
「あぁっ!?」
太く長い触手で子袋を突き上げられると快楽が走った。
(そんなっ。私、感じてるのっ?)
自分の体が信じられない。
ぐっちょ、ぐっちょ、ぐっちょっ――
「あっ!? 駄目! あん!? 突き上げないで!」
291 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:15:46 ID:WW3Vi2Bq
触手の精液に含まれた媚薬成分は、既に静葉の膣を、子宮を、発情させていた。
性感帯を掘り起こされた膣壁は触手の疣でえぐられる度に官能の波を生み出す。
欲情の火に炙られ切なく疼く子宮をゴツゴツ付かれると色っぽい喘ぎ声が勝手に出てしまう。
「ああっ! こんなぁ! あん!? 初めてなのにぃ! あっ!? 気持ちいいよぉ!」
気を良くした化け物が他の触手を操り、精液に汚れた肌を丹念にこね回していく。
乳首を甘噛みされ、クリトリスに舌を這わされ、塗り薬のようにスペルマを塗り広げられる。
「駄目ぇ! 身体中気持ちよくてぇ! 変になっちゃう!」
「あはん♪ あん♪ すごぉい♪ 静、ズコズコ犯されてる♪
はあっ♪ あたしもぉ、あたしももっと犯してぇ!」
ピストンも早くなり、ぐちょぐちょと粘液を掻き回す音が大きくなる。
触手の先端がぶるりと震えた。
「あっ!? 出しちゃうの!? 私、中出しされちゃうの!?」
「そうよ静! この子達の濃厚ザーメン、今から沢山出されるの!
あはぁ♪ そしたら子宮がもっと熱くなって、もっとエッチな気分になっちゃうんだから♪」
そう。化け物の精液は強力な媚薬だ。
飲んだだけでもこれだけの効果があるというのに、もしこんなものを直接子宮に注がれたら。
(私も、優衣ちゃんみたいに、イヤらしい子になっちゃう!)
「だ、だめ! 外に出して! 中はっ――」
ぐちょんっ!
「あぁん!?」
ぐっちょっ、ぐっちょ、ぐっちょ!
「あっ、あっ、ぁん!」
(っ!? き、来ちゃう!? 何か来ちゃう! 嫌っ、怖い!)
微かな理性も圧倒的な快楽に流される。静の体も絶頂寸前で子宮がうねり、太い触手を更にくわえ込む。
それが引き金になった。
どぴゅるっ! ドプドプドプっ!
「ああっ!? ああぁあぁぁっ!!」
「あたしもっ、イッくうぅぅううっっ!」
二人の少女の絶頂と共に、彼女達の子宮に異形の精液が並々と注がれる。
(ああっ! 凄い! 熱いの! また飛んじゃう!)
敏感になった子宮壁にビチャビチャと粘ついた白濁液が打ちつけられ、更なるアクメを迎えた。
静葉と優衣は体を痙攣させると、髪を振り乱しながら涎を飛ばし、獣同然の嬌声を上げる。
ジョロロ――
余りの快楽に静葉が失禁するが、二重絶頂の余韻で意識は飛んだまま、それに気づかない。
「――あっ、はあっ、ん…」
(気持ちいい…)
頭の中はそれしかなかった。価値観が変わってしまうくらいの圧倒的快楽。
再び周りの触手からザーメンのシャワーを浴びても、その不快感も、その悪臭も、
官能へと変換させられてしまう。今の静葉は立派なメスの表情を浮かべていた。
どくん――
「――あっ…」
急に子宮が熱くなる。全身から汗が吹き出ると、静葉の腰が切なそうにくねった。
媚薬効果が利き始めたのだ。
292 乙×風 ◆./0xgeyM2k sage 2008/10/29(水) 16:16:55 ID:WW3Vi2Bq
(嘘…どんどんいやらしい気分になってくる…)
獲物を見つけた獣のように、残された二匹の化け物がこちらに寄ってくる。
きっと三匹がかりで輪姦するつもりなのだ。
(一回だけでも、あんなに乱れたのに…何回も犯されたら…私…)
人格が崩壊してしまうほどの快楽を予期し、静葉は恐怖する。
だが彼女の子宮は、道の快楽に期待し、切なく疼いた。
その時である。
ヒュヒュンっ!
耳慣れない風切り音がすると、近付こうとしていた二匹のローパーもどきが輪切りにされる。
(――え?)
呆然とする静葉の前に何時の間にか一人の少女が立っていた。
「この化け物め。何度見ても吐き気がするわ」
突如現れた学生服姿の少女に静葉を犯していたローパーもどきが触手を伸ばす。
速い。まるで矢でも射るように風切り音を立てながら、複数の触手が学生服の少女に殺到する。
「蛇媚螺<ジャビラ>!」
少女が叫び、右手に携えていた一振りの刀を翻らせた。
触手は刀一本では到底捌き切れる量ではない。剣客少女が捕まるのも時間の問題かと思われた。
だが、振り抜かれた刀は複数の触手を同時に切り落とす。
(――伸びた?)
静葉の目には、刀身が長くなったように見えた。
いや、それだけではない。
薄く、青く輝く刀身はまるで蛇のようにうねり、しなり、触手を絡め取るように切り落とす。
(――綺麗)
青い刀身が夜の校舎を背景に宙を舞う。縦横無尽に閃く刀の残像が空に幻想的な軌跡を刻んだ。
二回も精を吐き出した化け物は直ぐに弾切れになる。
それは優衣を犯していたモノも一緒で哀れな少女達を解放すると、その姿が陽炎のように揺らめいた。
「逃がすと思っているの?」
刀を突き出す。刀身が青く光ると、二本に分かれ、二匹とも串刺しにした。
「闇に還れ」
ヒュン!
刀が上方に振り抜かれ、化け物の体を引き裂いた。
ブクブクと泡になりながら消滅していく異形をぼんやりと見つめる。
「大丈夫?」
心配そうな声を掛けてくれたのは剣客少女。
(私、助かったんだ)
「あっ、ちょっと!」
気が抜けた静葉は、そのまま意識を失った。
***
以上で一話終了です。
エロに使えそうな妖怪とか日本の神様とかを題材にしたかったんですが
あんまり懲りすぎると例によって長続きしないと思い、割と適当な設定に。
どこぞの触手ゲームのようですね。ショックとか引用中とか。
次回はちょいとエロ薄め。寄生分も四話からしか出てこなかったりします。
駄目じゃん。
けどまあキャラを立てながらエロイシチュは作っていくつもりなのでそこは頑張ります。
それではまた。
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