スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(「はぴねす」SS)
377 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:14:20 ID:LCd4ry+d
お二人ともGJっす!
酒(赤聖の祝福)とホットミルク、両方とも自家製・・いや、自己製?
そして皆様お久しぶりです。
最近は高層ビルと化した積みゲー消化のために休筆してました(別HNでちょろちょろとも書いてましたが)。
エロゲ高層タワーが現在4本。
このままでは部屋が摩天楼の街になりかねませんので
もうしばらくはペースを落としたままにしたいと思います(どのぐらいかかるやら)。
心配して下さった方々、ありがとうございました!
はぴねす、アニメ終わってしまいましたね。
基本的に処女と人妻がとツン奴隷(ツンデレを貶めて奴隷にする)が大好なので
おばさんズ・・もとい、母さんズがお気に入りでした。
同時期に放映開始された月のお姫様の話にも期待していたのですが・・・・はぁ(溜息)
このままいくと暮れのコミケ会場で誰かが不審キャベツを館内に置きそうですね。
今回はういんどみるの「はぴねす」より、母さんズの一人・御薙鈴莉さんです。
カッ!! ドゴォォォォォンッ!!!
瑞穂坂学園の一室で、今日も魔法爆発の花が咲いた。
「ゲホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホン・・・・・あ~もう、なんで上手くいかないのよ!!」
爆発の中心地。
もうもうと立ちこめる煙に呼吸器と視界を遮られながら、ブロンドの髪を後ろ頭の両サイドでまとめた少女・柊杏璃は
毎度の自分の詰めの甘さを棚に上げて文句を垂れた。
「大丈夫? 杏璃ちゃん」
咳込みながら毒づく彼女に心配顔で声をかけたのは神坂春姫。
瑞穂坂学園・魔法科きっての実力の持ち主で、美人で胸も大きく相手を気遣う心も忘れない
完全無欠の学園のアイドル的存在の少女だった。
彼女たちが今何をしていたのかというと、毎度の事ながら突然とんでもないことをおっぱじめる杏璃の
これまた突然の思いつきで、自分に相応しい使い魔が欲しいなどと言いだし呼び出そうとして
いつものように失敗したのである。
「はぁ・・・・あたしもアニメに出てくるような可愛い使い魔が欲しかったな」
ガックリと肩を落とした杏璃が、しょぼくれ顔で溜息を吐きつつ、マジックワンドであるパエリアを杖がわりにして
ヨロヨロと部屋を出て行く。
「魔法で呼び出さなくても別にいいんじゃない? ペットショップにも可愛い犬や猫の仔共たちがたくさんいるんだし。
今度いっしょに見に行きましょうよ」
ふらふらと出て行く杏璃に続いて春姫もその後を追いながら、召還実験に失敗した部屋を後にする。
「違うのよっ、あたしはパヤタンみたいなのが欲しいの!」
いつものことだからなのか、爆発が起こったことで失敗したと思いこんでしまった彼女たち。
だがしかし、実のところを言うと召還自体は成功していた。
地べたをのたくりながら広がる煙のせいなのか、それとも随分と小さい生き物なので見え辛かったのか
生き物を呼び出すこと自体は成功はしていたのである。
「ギ ギギー?」
しばらくして、煙が幾分か晴れた床の上。
そこにはボールペン程の長さと太さの一匹の蟲が、ヘビのようにしなる身体で鎌首をもたげ
辺りをキョロキョロと見回していた。
この蟲の名前は石女蟲(うまずめむし)。
杏璃や春姫たちの住む世界とは異なる場所から召還されてやってきた、別世界の生き物で
動物のメスの子宮に寄生して巣を張り、オスの精液・精子を糧に生きる。
寄生されたが最後、メスはまず妊娠することはなくなり
石女蟲は自分が空腹になると宿主の性感を刺激して交尾を促し
刺激を受けたメスは狂ったようにオスを求めるようになる。
石女蟲自体にはオス・メスの区別はなく、一定量の栄養と一定の期間があれば
自己増殖的に卵を産み、寄生した動物の子宮内部で孵化・生長させ
成虫になりしばらくすると、増えた子供らはメスの子宮から出てゆき、自分自身の宿り主を捜す。
非常に端迷惑このうえないな虫だった。
378 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:15:20 ID:LCd4ry+d
コツ コツ コツ コツ・・・
彼女たちが去ったあと。
爆発の起こったこの部屋に近づく人影が一つ。
「なんだったのかしら、今の爆発は・・・」
腰まである長い黒髪。
ある種、神秘的な雰囲気の漂う妙齢の美人。
瑞穂坂学園魔法科の教師・御薙鈴莉だった。
彼女は爆心地と思われる部屋の前に立つと、小首を傾げながらもドアノブに手を伸ばし、そっと扉を引いてみる。
僅かに隙間が開き、そこから顔を覗かせて。
「・・・・・誰かいるの?」
先ほどよりは随分と煙の薄まった室内へと声を投げかける。
「ギ?」
その声に石女蟲は反応を示し、少しばかり開いた扉の方を見る。
そこには一匹の動物のメスがいた。
これ幸いと、石女蟲はソロソロと床を縫うようにして、まだ完全に晴れない煙の中を
この部屋の唯一の出入り口へと近づいて行く。
「いったい何かしら、この煙」
鈴莉は気付かない。
握りっぱなしだったドアノブをそのまま引くと、扉を大きく開く。
床を這うように廊下へと流れ出る煙。
石女蟲も煙と共に、床を這うように出入り口に向かう。
鈴莉はまだ気付かない。
コツ・・・
一歩、中へ。
煙の完全に晴れやらぬ部屋の中へ。
知らずに自ら石女蟲へと近づく。
そして・・・
「早く窓を開けて換気を・・きゃあっ!?」
視界の隅で、何かが動いたと思ったときにはもう遅かった。
石女蟲は宿主となるメスを射程距離に捕らえると、縮めた細い身体をバネのように弾けさせ
鈴莉へと踊りかかった。
黒のストッキングをスルスルとよじ登る。
目指す場所はすぐ目の前。
ゆったりとした白いスカートに覆われた股の付け根へと潜り込む。
「ひぁああぁっ!? な、なんなのっ!? 足に・・・・何かがっ!」
驚き、叫び、思わず尻餅をついた。
それでも石女蟲の侵入は止まらない。
ピリ、ピリリッ
股の付け根部分のストッキングを小さな歯で食い破り、中へと身体を潜り込ませる。
「あっ!? やだ、ウソっ!!」
慌ててなんとか取り出そうと手を伸ばすが、石女蟲は既にストッキングの中へと潜り込んだ後なので
上手く掴むことができない。
モゾモゾ・・モゾ・・・
パンティの上を這い回る石女蟲。
目の前に立ちはだかるは最後の布地。
石女蟲は少し考え、今度は破らずに隙間から潜り込むことにした。
薄い布きれをくぐり抜けると、そこには生い茂る陰毛の密林。
その中を掻き分け、中心部を目指す。
「ちょっと、ヤダ!? んくっ・・・そんな、ところ・・・あぅっ!?
くふ、ぅん・・・! ・・・・そ、そうだわ・・!」
自分の大切な場所へと潜り込んでくる何か。
その相手に嫌悪と恐怖を覚え、鈴莉は目を白黒させていたが
ふと我に返り魔法でどうにかしようと、どこか離れた場所へでも転移させてしまおうと呪文を唱え始める。
「エル・アムダルト・・・っ・・リ・エルス・・・」
恥毛を掻き分ける感触に少し上擦りながらも、なんとか魔法の言葉を紡ぐ。
だけど最後まで唱えきることはできなかった。
石女蟲が、肉穴の入り口を見つけたのだ。
379 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:16:11 ID:LCd4ry+d
少し捲れたクレバスの中心部。
そこに男性器をくわえ込み、子供を産むための穴を見つけた。
クンクンと鼻を鳴らして嗅いでみる。
鼻孔を満たす、濃厚なメスの匂い。
間違いない。
石女蟲は目的の場所を見つけられたことにほくそ笑み、さっそくこのメスに寄生することにした。
ズブリ・・・
尖った先端部に力を入れ、閉じ合わさって久しい恥穴の入り口をこじ開ける。
「っ・・カルティエ・ディ・エル・・うぁああぁっっ!?」
ミチ・・・
石女蟲の頭が、鈴莉の中へと入り込んだ。
「ぁ・・・ぁ・・・うそ・・・・こんな・・・ひあっ!?」
ヅプ、ヅプププ・・・・
モゾモゾ グリッ ミチッ
・・・ミチミチ・・
頭部を割り込ませた蟲は、さらに奥を目刺して鈴莉の中を進み行く。
「い・・・っ! いた・・痛・・・いっ! ・・・っ!」
閉じ合わさった肉を剥がされる痛みに悲鳴が上がる。
別段処女というわけではなかったし、どちらかというと一度出産を経験しているので
膣も柔軟になっているはずなのだが、濡れてもいない上に
出産以後17年以上も男日照りが続いていたため、すっかり張り付いて硬くなってしまっていた。
その固まった膣襞をこじ開けられた痛さに、思わず声が出てしまう。
「き・・ひっ! くう・・・・ン・・ッ!!」
石女蟲はさらに奥へと進む。
するとようやく、この洞窟の最奥へと辿り着くことができた。
本来ならばここで行き止まり、袋小路のはずなのだが
彼はさらにこの先にも道があり、隠し部屋があることまでもがわかっていた。
だから立ち止まらず、そのまま奥へ。
本当の最奥へ。
ツプリ・・・・
子宮口を探り当てた。
かつては一度、赤ん坊が通り抜けてきた道。
そして今度はそこを、内ら側からではなく外側からこじ開け、挿入する。
「ひ・・ぐぅ・・・・あっ!? まさか、そんなっ!! やめっ、やめてっ!! 無理よっ、入るわけ・・・うぁああっ!?」
ミリミリミリィ・・・グプ、 ずるるるるるるんんっ
鈴莉の子宮に、不可侵であるはずの女の聖なる場所に、石女蟲は完全に潜り込んだ。
「あ・・・ああ・・・・・・こんな、こんなことって・・・・っ!」
どこを見るともなく、唖然とする鈴莉。
ありえない場所に、ありえない感覚。
一度妊娠を経験している彼女にはわかるのだ。
かつては大切な我が子の宿っていた揺りかごに、何か得体の知れない奇妙な生き物に潜り込まれてしまったのだということが。
震えの止まらなくなった身体を抱きしめ、これからどうするべきかと必至に考えを巡らせようとした矢先
それは唐突に襲ってきた。
「はぁ・・・・はぁ・・・・・ひふぅっ!?」
ビクンッ、と全身が大きく震えた。
姿勢は膝立ちのまま、背を弓なりに。
下腹の中心――子宮から頭へと走り抜ける、鋭くも心地の良い痺れ。
「な・・・に、今の・・・・?」
一瞬、ゾクリときた。
子宮から直接脳へと微弱で、それでいて鋭い電気を流されたような感覚。
その感触は決して不快なものではなく、どちらかというと
もっと感じていたいような、病みつきになってしまうような。
どこか心地良さを覚えるものだった。
そして鈴莉は、この感覚を知っている。
これは、この感覚は・・・
「まさか、今の・・・あの変な生き物が・・・・ヒッ!? んあっ・・・ひぁぁあっ!!」
再び、激しくもどこか甘い電流が、子宮から全身へと広がる。
380 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:17:04 ID:LCd4ry+d
「あ・・っ! や・・だ・・・っ! はぁ、はあ・・・・どうして・・・っ!」
熱い吐息と共に、開いた唇から漏れ出るどこか艶を含んだ声。
「きひ・・っ!? ま、また・・・ひあぅっ! ひぃ・・・・はふ・・・・ふぁあっ!」
子宮からもたらされる刺激は、一度だけではなく。
二度、三度。
今度は立て続けに襲ってきた。
子宮に寄生した石女蟲が、さっそく『食事』をねだり始めたのだ。
よほどお腹がすいていたのか、そのおねだりは随分と強いもで
気を抜くと、すぐにでも子宮から垂れ流される性の快楽に飲まれてしまいそうになる。
身を委ねてしまいたくなる。
「くふぅ・・・っ! は・・・あ! あく・・・はふ、ふはぁあ・・・んっ、んんっ・・!」
それでもなんとか理性をつなぎ止め、膝立ちのまま上半身を折り
今にも額が床にくっつきそうなぐらいになりながらも、この事態を納める方法を模索する。
身体の外にへばりついていたものならいざ知らず、体内深くまで潜り込まれたものを
転移魔法で強制的に追い出すのは、あまりにも危険すぎる。
ならば、この変な生き物の方から出ていくようにし向けた方が良いかもしれない。
「あは・・・ぅんっ! ん・・んんぅ! そ、それなら・・・ひゃぅぅんっ!」
眼鏡を掛けた一人の親友の顔が脳裏を掠める。
この学園の理事を務める、高峯ゆずは。
彼女の術ならば、ひょっとするとなんとかなるのではないだろうか。
「あ! はぁ・・・はぁぁ・・・・くぅ・・ン! はぁ、はぁ・・早く・・・ゆず・・は・・・あひぃっ・・に・・・っ」
石女蟲はかなり空腹なのか、早く食事をさせろと鈴莉の子宮口を、男を欲っする性感を刺激しまくる。
そのたびに鈴莉は甘えた声を上げて身悶える。
「はぁ・・・はぁ・・・と、とにかく、あぅン! 外に・・・・誰か・・ひぁうぅ!!」
入り口まではたったの数歩。
けれども今は、それがとてつもなく遠いもののように感じられる。
子宮から垂れ流される快楽の波のせいか、全身が敏感になっており
乳首や他の敏感な部分が動く度に服の布地に擦れて、さらなる快感を呼び起こされてしまう。
感じすぎる身体を引きずりながらもやっとのことで扉まで辿り着き、ノブを捻る。
カチャリ、と軽い音を立てて開いた扉の向こう側。
そこには運良く一人の男子生徒が、次の授業で使うのか丁度何かの教材を抱えて通りかかるところだった。
「うわわっ、なんだ!?」
すぐ側の扉が開き、しかも中から人が倒れながら出てきたのを見て、その生徒はかなり驚いている様子だった。
教材をその場に置いて、慌てて駆け寄る男子生徒。
「え、えっと・・・先生・・ですか? 大丈夫っすか、いったい何が・・」
どうやら彼は普通科の生徒らしく、魔法科教諭である鈴莉とはほとんど面識がなかったのか
突然倒れながら出てきた見知らぬ大人に、驚きながらも訝しげな視線を送っていた。
「はあ・・くうぅ・・・っ ハァ、ハァ・・・早く、あん! ゆずはを呼んで・・あぅぅ!!」
しかし男子生徒には上手く伝わらなかった様子で。
「ゆず・・・は? えっと、それ誰っすか?」
どうやら名前ではわからなかったらしい。
「くふぅんっ! ハァ・・ハァ・・あっ! ひは・・っ、ダメ・・・あん! り、理じちょ・・を、ア~ッ!!」
寄生元の近くにオスの気配を感じ取ったからなのか、おあずけを喰らっている石女蟲のおねだりが
より一層激しいものとなる。
そして、そんな慣れない内側からの愛撫に耐えられなかったのか、尿意までもが込み上げてきた。
「あ~~~~っ! っ・・・~~~っ!! や・・・らめ・・あっ!? や、やだ・・・っ!」
顔を真っ赤にして悶える鈴莉。
その様子に、男子生徒は相手が苦しがっていることも忘れ、見入ってしまう。
潤んだ瞳。
喘ぎを漏らす形の良い唇。
モジモジと落ち着かなげに摺り合わされる、黒ストッキングに覆われたフトモモ。
胸元は少し開いていて、その肌は上気して赤く染まっている。
ゴクリ、とツバを飲んだ。
彼もまた、健全なるヤリたい盛りの青少年なのだ。
その様子だけで、股間に血が集まるのを感じてしまう。
381 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:18:11 ID:LCd4ry+d
「あ!? そんな・・・!!も・・・・だめぇ・・っ!」
くすぐり続けられる子宮。
力の入らない身体。
尿意を催したとしても、いつまでもそんな状態では耐え続けられるはずもなく。
「ぁ・・・・」
強めの刺激が子宮からもたらされた次の瞬間。
ジュワワワワ~~~~~~~~~・・・・・・
ついには堤防が決壊してしまった。
「あ、あの・・・いったいなにが・・・・・ん? なんか、いま・・」
なんとなく異変を感じ、切なげに喘ぎを漏らす女性の下半身へと目をやる。
するとそこには、なかなかにお目に掛かることのできないステキな光景が広がっていた。
鼻を突く刺激臭。
染みの広がるストッキング。
そこからポタポタと垂れ落ちた液体が、リノリウムの床の上に水たまりを作る。
床の色が白いせいか、アンモニア成分を含んだ黄色がやけに際だっていた。
「・・・・・・・こ、これって」
男子生徒は鈴莉のお漏らしを見て、もう一度ツバを飲み込んだ。
「ぁ・・・ゃ・・・・見ないで・・・お願い」
自分の腕の中で、両の手の平で顔を覆いすすり泣く女性。
床に垂れ流される尿。
それを見た瞬間、男子生徒は頭の中で何かがプツンと弾けたような気がした。
ひょっとすると現実離れした光景のせいで、これ自体が夢や幻か白昼夢だと思ったのかもしれない。
いま自分がいるのは、なにかの特別教室の出入り口。
ほんの半歩ほど身体を前に進めれば、完全に室内に入ってしまう。
そうなれば、誰からも自分たちの姿は見えない。
誰にも、何も、見られる心配はなくなるのだ。
ハッとして、挙動不審ぎみに辺りの様子を伺う。
右の廊下、続いて左の廊下。
誰もいない。
誰にも見られていない。
腕の中を見る。
女性はまだ、喘ぎながらも泣き続けている。
もう一度、廊下を確認する。
誰もいない。
誰も見てはいない。
腕の中の女性に目を落とす。
三度、ごくりとツバを飲み込んだ。
パタン・・・・カチャリ
中に入り、扉を閉める。
念のために鍵も掛けた。
目の前には、恥ずかしさのあまりすすり泣く女性。
部屋の中を見回す。
他には誰もいない。
二人きりだ。
鳴き続ける女性はまだ、この状態には気付いていない。
床にうずくまり、震えている。
男子生徒はゆっくりと、緩慢とも思えるぐらいの動作で鈴莉に近づき
そして、足に手を掛けた。
「ぐず・・・ぅぅ・・・・っ・・・っ!? や・・! なにを・・っ!!」
弾かれたように顔を上げる。
けれども、もう遅い。
もう、止まらない。
ハァハァと、荒げられた息がストッキングごしにかかる。
男子生徒の興奮に狂った瞳には、すでに正気の色は欠片も見あたらず
ただ一点の場所を凝視ししたまま、決して逸らそうとはしない。
382 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:19:12 ID:LCd4ry+d
相手の見つめる視線の先。
そこは女性にとって一番大切な場所。
つい先ほど石女蟲に食い破られてストッキングに穴の開いた、股間の部分だった。
「ひ・・・っ! や、やめ・・・やめなさいっ!」
いい年してお漏らしをしてしまった恥ずかしさも忘れて、鈴莉は股を閉じて彼から逃れようとするが
男の力に敵うはずもなく、結果としてさらに股を大きく開かれ
さらにはその男子生徒に抱え込まれてしまった。
「い、いやっ・・・! 離してっ、離しなさ・・・ひゃうんっ!?」
お漏らししてしまったことは忘れることができた。
だけどもう一つ忘れていたことは、今この瞬間に思い出した。
思い出さされた。
股間に、子宮の中に入り込んだ『何か』の事である。
そいつは、いま鈴莉の置かれた状況のことなんかこれっぽっちも考えず、先程のように
いや、どちらかというと前よりも激しく、彼女のオンナの部分を疼かせた。
すぐ側に、性的興奮を催したオスがいるからかもしれない。
「ひぃんっ!! あうぅぅっ! くふ・・・・ン!」
子宮の疼きに気を取られている間も、男子生徒の動きは止まることを知らなかった。
股の間に割り込み鈴莉の両の足を自分の肩に掛けさせると、顔と手を女陰の中心部分へと埋める。
すぐ目の前には小水に濡れ、蒸れた雌の秘孔を覆うストッキング。
ますます興奮した。
この黒い邪魔者を脱がそうかどうしようかと思っていると、丁度真ん中辺りが
すでに程良く破れていることに気付く。
石女蟲の食い破った穴だ。
なんだ、もう破れてるんじゃないか。
それならば、と一気に破いてしまうとにした。
ビ~~~~~ッ、ビヂッビビィ~~~~~~~~ッ
水気を含んでいたが、あまり関係なかった。
邪魔になると思う部分を上下左右に引っ張り、引き裂く。
「あっ!? いやぁ~~っ!!」
悲鳴が上がるが、気になどならなかった。
残すはストッキングと同じ色をした黒いパンティ。
シンプルながらも所々が透けたりしていて、大人のおしゃれを感じさせた。
下着は、横にずらすことにする。
右手の指で摘んで局部の布地を捲る。
漏らしたのだから当たり前だが、そこはもうすでにビショビショに濡れていた。
「ハァ、ハァ・・・これが、オマンコ」
どうやら今まで彼は女性経験がなかったらしい。
息がかかるぐらいにまで鼻先を近づけ、覗き込む。
陰唇から覗くビラビラに、張り付く濡れた陰毛。
呼吸がかかる度に、少しはみ出たものがヒクヒクと蠢く。
女の部分が誘っていた。
興奮がピークに達する。
もう我慢などできなかった。
股間から顔を上げ、カチャカチャと忙しなくベルトを外してズボンを下ろし、トランクスも下ろす。
再び覆い被さる。
いくらもかからなかった。
中学の時に風呂場の浴槽の中で剥いたまだピンクがかったペニスを握り、割れ目に宛う。
ピチュ・・・
卑猥な水音。
でもそれだけ。
入らない。
それ以上先へと進めない。
「ああ・・・・お願い、・・・はぅ・・んっ! も、もう、こんなことは・・・ぁっ!」
目の前の女が何か言っていたが、もちろん止める気など砂粒ほどもなかった。
383 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:20:12 ID:LCd4ry+d
握りしめた肉棒をもどかしげに亀裂に添って押しつけていると。
グイ、グイ・・・ヌチ・・・ニチ・・・・ツプ・・
しとどに濡れたクレバス下の方。
一箇所だけ、カチカチになった男根が一瞬沈み込むような感触があった。
本能的に悟る。
ここが目的の場所なのだと。
肩に掛かった女の足を抱き直す。
宛ったままの愚息に体重をかける。
ズ・・・・ズプ、プ、ズブブブ・・・
意外にすんなりと入った。
そのまま根本まで埋める。
「くあ・・・・あ・・・・これが」
始めてのオンナの中は、想像以上に熱くてキツキツだった。
まるで締め潰そうとするかのように、ギュウゥゥ~~~っと中の肉が吸い付いてくる。
圧迫される。
動いたらすぐにでも出てしまいそうだ。
だけど動かなければならない。
動いて、奥まで突き上げ、射精をしなければならない。
女の膣中に肉茎を埋めていると、そんな脅迫観念にも似た原初の欲求にかられる。
「ぁ・・・・・ぃゃ・・・・入って・・る・・・・っ!」
鈴莉は何を見るともなしに天井に視線を彷徨わせながら、己の胎内に入り込んだ異物の感触を噛みしめていた。
子供である雄馬を身籠もって以来、実に17年ぶり。
久方ぶりのオトコの味だった。
「うぁ・・・あ・・・はあ~、っ・・・はぁ~、はぁ~」
膣内にオスの生殖器官の存在を感じ取ったからか、子宮の中の何かは大人しくなったようだった。
だがその代わりといってはなんだが、鵜入しているオスの動きが激しくなった。
ズチ、ぬ゙~~~~~・・・・
ずっぷりと根本まで埋まった勃起を引き抜く。
腰を引く。
圧迫感が薄らぐ。
ほっとしたのも束の間、また雄のとっぱりが埋め込まれる。
ズブブブブブ・・・
「はく・・っ! はぁっ、あ~~~~~っ!!」
喘ぎと一緒に肺の中の空気が出て行く。
自身の耳で聞いて驚く。
その声は、信じられないぐらいに雌の悦び満たされたものだった。
嫌だった。
やめてほしいと思った。
けれども、長らくオトコを忘れていたこの身体は、若々しい雄の性器を受け入れ
随分と悦んでいるようだった。
頭と身体は別物。
以前誰かがそんなことを言っていたが、まさしくその通りだと思った。
ただ鈴莉は、そんな自分が悲しくて。
快楽に上気する頬を涙の雫が転がり落ちた。
パンッパンッパンッパンッ・・・・
腰を打ち付ける。
ただひたすらに。
欲望の赴くまま、本能の指し示すままに腰を振りたくる。
限界はすぐに訪れた。
今まで自分の指と掌が恋人だった男子は、膣の全てを搾り取るような快感に耐えられなかったのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・うぅっ」
ケモノのように小さな唸り声を上げて、彼は鈴莉の膣内で射精した。
ドクンッッ!!!
亀頭を膣奥に埋めて、セックスでの始めての射精。
384 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:20:55 ID:LCd4ry+d
ズブビュウッ!! ビュュッ! ドプ、ビュ―――――ッ!!
陰嚢から込み上げてきた白いマグマを、子宮めがけて解き放つ。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン・・・・!
ありったけ。
全ての性欲を自分が組み敷いて征服した雌に叩き付ける。
種付けを行う。
キーンコーンカーンコーン
休み時間終了を告げるチャイムがなった。
「くは・・・っ! はぁ、はぁ、はぁ・・・」
全てを出し切り、全ての気力を使い果たし、全ての欲望を吐き出し。
ふと、我に返る。
「はぁ、 はぁ、 はぁ、 はぁ・・・・・・」
下を見る。
そこには乱暴された後のような格好をした女性が転がっていた。
捲れ上がった白のスカートに、完全に使い物にならないほどビリビリに破かれたパンスト。
股間部を見る。
女とは、まだ繋がったままだった。
自分がヤッたのだ、この女を。
犯したのだ、自分が、こんなにグチャグチャになるまで。
それを自覚したとたん「ああ、俺はなんてことをしてしまったんだ」という罪の意識と
「もっともっと、メチャメチャに犯したい」という2つの相反する感情が湧いてでる。
だけど鬩ぎ合ったのは一瞬。
勝ったのは後者の方。
天使と悪魔で言い表すのならば、悪魔の方だった。
人間、どう抗おうとも欲望には勝てないらしい。
組み敷いたまま、結合したままの相手を見る。
瞳を閉じ、静に泣いていた。
だけど抵抗は、ない。
逃げる様子もない。
欲望が再びぶり返し、全てを吐き出したはずの愚息が鎌首をもたげる。
「・・・・・・・・っ・・・」
鈴莉は自分の膣内で硬さを取り戻して行く陰茎の感触を、どこか他人事のように思いながら
抵抗する意志の全てを放棄していた。
―――カーンコーン・・・・
チャイムが鳴り終わる。
スピーカーから名残惜しげに響く余韻も消える。
授業が始まる。
だけどもう、そんなものはどうでもよかった。
堅さを取り戻した剛直。
ゴクリ、とツバを飲み込む。
舌なめずりをして乾いた唇を濡らす。
そしてまた、欲望をぶつけることにした。
――――――――――
385 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:21:41 ID:LCd4ry+d
「あふっ、あんっ! はぁ・・ああぁ~~!!」
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ・・・
尻朶の肉の打ち付けられる音。
艶を含んだ女のよがり声。
あれから、抜かないまま正常位でさらに4回。
体位を変えて側位で2回、後背位で3回犯されると、最初の頃とは打って変わり
鈴莉はすっかり雌の声を上げるようになっていた。
そして今は、バックからの4回目。
「ハァッ、ハァッ・・・・でる・・・ぅっ」
ビュクゥッ!! ビュブ、ブジュジュジュ・・ッ!
ドクンドクンドクンドクン・・
「あ・・っ! ああ・・子宮にぃ、はひぃんっ!! いっちゃう、またいっちゃぁっ、ああああぁぁぁ~~~~~~っっ!!」
一番大切な場所に精液を流し込まれ、鈴莉は本日もう何度目になるかわからない絶頂を迎える。
「ひ・・ぁぁ・・・はぁぁぁ~~・・・・・・・・」
不思議なことに、膣内射精されると必ずイカされた。
性感帯を掌握した腹の中の石女蟲が、精を放つタイミングで故意にアクメを味合わせているのだ。
それはメスに快楽を植え付けるため。
セックスの悦びを覚え込ませ、自分が食事のおねだりをしなくても
寄生しているメスが自らの意志でオスと交尾するようにし向けるためである。
「あぅん・・・♪ でてるの・・・あ、ああ~~~っ!」
ゾクゾクと全身を性の悦びに震わせて余韻に浸る。
ヌジュジュ、ジュルルルルゥ~~~~~、ヌポ・・・・
白濁にまみれたペニスが引き抜かれる。
いくらヤリたい盛りの男子高校生とはいえ、休憩もなしの11回では
さすがに疲れたのだろう。
肩で息をしながら何を考えるともなしに、ぼーっと鈴莉を見つめ、続いて硬さを失った己のモノを見つめ。
ぺたりとその場に腰を下ろす。
どうやら全てを出し尽くしたらしい。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー・・・」
鈴莉も座り込んだ男子生徒と同じく、俯せで倒れたまま乱れた呼吸を繰り返す。
ブチュ・・ッ、ゴポリ
何度腰を打ち付けられたかわからない尻朶の間、若い雄の滾りをぶつけられた肉穴から
しこたま注がれたスペルマが、泡立ちながら逆流して床の上へと垂れ落ちた。
意識に霞が掛かり、現実が遠のいてゆく。
――――――――――
少しの間気を失っていたらしい。
男子生徒はいつのまにかいなくなっていた。
「ん・・・・・」
身じろきをすると、体のあちこちが痛かったりだるかったりした。
「・・・・私、いったい・・・・」
起きたてで、ぼやけた状態の頭。
しだいに意識がはっきりとしてくる。
「・・・・ぁ・・・・・」
つい先ほど自分がされたこと、そして自分がしたことが徐々思い出した。
襲われたときは嫌がっていたものの、最後の方には自分から年若い雄のペニスを受け入れていたことを。
最初は嫌だった。
いきなり変な、生き物かどうかもわからないものに大事な部分へと潜り込まれ
おかしな気分にさせられ、通りすがりの男子生徒に襲われ。
そしていつのまにか、我が子ほどの年の若い男を自ら腰を振って受け入れている。
こんな自分に嫌気が差した。
心の中では激しい自己嫌悪に陥っていた。
だけど身体は貪欲に快楽を貪り、イヤらしく腰をくねらせ、襞を使って男根にしゃぶりつく。
熱いほとばしりをねだり、待ちわびていた。
386 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:22:26 ID:LCd4ry+d
「私・・・・わたし、どうして・・・・・・なんてことを・・」
両手で自らを抱きしめ、己の浅ましい行為を反芻する。
「・・・ぅ・・・・ぐす・・・・・・っ・・・・・あ!?」
そんな自身に嫌気が差して小さく震えていると、お腹の中で、子宮の中で何かが蠢く感触があった。
(・・・・まさか・・・・ひょっとして、コレのせいなの・・?)
汗と濁液にまみれた白い腹部に視線を落とす。
外から見ただけではわかりはしなかったが、たしかにこの中に何かがいるのだ。
潜り込まれてからこちら、何かが出ていった様子はない。
もし、これのせいだとしたら・・・
子宮に入られたときからの、堪えようのない狂おしい程の性衝動。
犯されているというのに、腰を振ってしまう自身。
そう考えれば、全ての辻褄が合うような気がした。
「・・・・だとしたら、」
一刻も早く取り出さなければならない。
頼りになる親友の顔が思い浮かぶ。
(だけど、いったいどう説明すればいいのかしら・・・)
変なモノに子宮に寄生されて、淫らな気分になってしまうので、早くなんとかしてほしい。
彼女ならどうにかしてくれるかもしれないし、他の人には黙っていてくれるだろう。
だけど、そのものズバリを言うことは少々憚られる。
「こんな・・・・・こと・・・ん」
これからどうするべきかと考えながら、激しく出し入れされた部分にそっと触れてみる。
そこは熱を持ち、すこし腫れていた。
無理もない、実に17年ぶりのセックスで、あれだけ激しく突きまくられたのだ。
「それに、こんなに・・・・」
優しく触れた秘裂の中心部。
膣口からは子宮に収まりきらなかった新鮮な精液が、ふれただけでこぼれ落ちてきた。
ぷちゅ、こぽぽぽ・・・
「やだ・・っ、こんな・・・。 はやく掻き出さないと・・・・」
妊娠してしまう。
そう思い、指をそっと熱いぬかるみの中に沈めて作業を始める。
「・・・ン」
ヌチュ・・・
指に絡みつくような、ベットリとした独特の感触。
精液の感触。
ニチ、ニチャ、ネチャ・・
粘つく白いクリームシチューを膣の外へ。
「ん・・・っ・・・くふ・・、はやく・・ぁ、掻き出さないと・・・」
とはいっても、傷ついて熱を持った自分の大事な部分を乱暴に扱う気にはなれなくて
ゆっくりと慎重に、膣粘膜を傷つけないように行う。
先程まで荒々しく挿入されていた肉棒とは違う、自分の指。
その指で、傷ついた粘膜を優しく優しく。
癒すように、子供の頭を撫でるように。
ヌチリ・・・ヌチリ・・・ヌチョ・・クチュ
「あふ・・・ぁっ、はぁ・・・・はぁ・・・」
トロトロの膣内部。
指が媚肉を埋め尽くすザーメンを書き出してゆく。
「・・んん・・っ、あ・・・はぁぁ、こんなに・・・いっぱい・・・はふ・・・くぅん・・」
掻き出しても掻き出しても奥から奥から溢れてくる粘液に、鈴莉はつい男子生徒との行為を思い出してしまう。
荒々しい腰使い。
単調な律動ではあったが、若さにまかせた激しいセックス。
「ああっ! くふ・・ぅんっ!!」
クチ・・・ネチュ・・・ニチ・・
顔にかかる男子生徒の荒い息遣い。
そして射精。
膣奥で、子宮の手前で弾ける大量のザーメン。
クチ、クチュ・・ヌチョ、ヌチュッ
ドクドクと繰り返される脈動。
子宮に流れ込む熱い感触。
387 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:23:05 ID:LCd4ry+d
「はぁっ、ああぁ・・っ! や・・・ん! はぁぁ・・・ぁくぅん~っ」
ヌチ、ヌチ、ネチョ、クチョ、クチュ、クチュ、クチュ、クチュ・・・
一度射精してもまだ衰えない、10代の男性器。
精液を解き放っても、すぐに回復する若さと硬さ。
「あぅっ!! はぁっ! ああぁんっ! あっ、あっ・・・・ああぁ~~~~っ!!」
ジュプ! ジュプ! ニチュ! ヌチュ! ヌチュ!
幾度も幾度も繰り返される射精。
こってりとした若い精液はどんどん膣に、子宮に溜まってゆき。
「ああ~~~~っ、はぁ、はぁ・・っ! に、妊娠しちゃうっ! あはぁ~~~~っっ!!」
精液を外へ出すための指の作業は、いつの間にやら
行為を思い出しての自慰に変わっていた。
無理矢理押し倒され、犯された部屋。
肌や服に飛び散ったスペルマもまだ生乾きで、窓から差し込む日もまだ高くて。
扉一枚隔てた向こう側からは休み時間にでも入っているのか、遠くのほうから聞こえる生徒達の笑い声。
「あ・・っ! やだ、だめ・・・ふぅぅん! 指が・・あ! あ! ・・・っ・・止まらない・・止まらないのぉ~~!」
壁一枚を隔てて、日常の穏やかな匂いに包まれながら。
鈴莉は当初の目的を見失い、ただただオナニーを続ける。
ここだけ非日常の匂い。
「ふあっ! あは~っ! あ・・・っ! 来ちゃう・・・あ! ああ! くふぅ・・・ひぅ・・はぁぁ~~~っ!!」
もう、他には何も考えられなくなっていた。
ひょっとすると、石女虫に射精の度に絶頂へと押し上げられて十数年ぶりに味わった
ゾクゾクするような性の悦楽が忘れられなくなっているのかもしれない。
何も考えず、頭を空っぽにして。
ただひたすらに、指を動かしつづける。
オナニーを続ける。
「えはぁ~! ハァ、ハァッ! あ~っ! あはぁぁ~~!!」
クチュクチュクチュクチュニチュ、チュ、クチュクチュクチュクチュ・・!!
激しくなる水音。
いま卑猥な音を立てているのは注ぎ込まれた精液なのか、それとも自分の愛液なのか。
もはや掻き出しているのか掻き回しているのかわからない。
「も・・らめっ! わたし、わたしぃ~・・・・めんなさい、あなたぁ、雄馬く・・はぁんっ!!」
快楽の果てに、愛した夫と愛しい我が子の名が口をついて出る。
それは最後に残った、理性と良心だったのかもしれない。
だけどももうそれも・・・
「やぁっ! イク・・あん!! イクの・・あぁぁっ! ・・・ひぁああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~っっ!!」
一際、甲高い嬌声。
足の爪先をピンと張り、ガクガクと全身を桃色に染めながら。
プシィッ、プシュュッッ!!
潮を噴きながら派手にイッた。
「はあぁっ・・! は・・ぁ~・・はぁ・・・はぁ、はぁ・・っ!」
恍惚の表情。
瞳を閉じ、頂きの余韻に浸る。
「――――はぁ、はぁ、は・・ぅ、はぁ、はあ、はぁ・・」
しばらくすると呼吸が整い出す。
落ち着きを取り戻し始める心音。
絶頂の熱が覚めて行く。
「はぁ、はぁ・・はぁ・・・・・・・ぁ、私・・・・っ」
快楽という名の麻薬の効果が薄らいでゆくにつれ、次第に頭もハッキリしてくる。
自分が今したことを思い返す。
「私・・・・私は・・・」
股間に這わせていた手を目の前に持ってくる。
指の間には、ヌットリとした液体。
無理矢理犯されたことを思い浮かべての自慰行為。
「・・ぅぅ・・・・」
鈴莉はさらに自分が嫌になり、現実から目を逸らすように瞳を伏せた。
388 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:26:20 ID:LCd4ry+d
とにかく、これ以上ここで浸っていてもしかたがない。
鈴莉は疲れた身体を引きずるようにして立ち上がると、着衣の乱れを直し自分の部屋に帰ることにした。
とりあえずは、あの狂おしい程の下半身の疼きは収まった。
根本的な解決にはなってはいないが、しばらく考える時間ぐらいはあるように思える。
事が事だけに、他人に相談することは憚られるし
ゆずはの所に行くにしても、シャワーぐらいは浴びて身なりを整えるべきだろう。
鈴莉は重い身体を引きずるようにして校内にある自室へと向かうことにする。
だがしかし、この選択が後に後悔することになろうとは、今の彼女には知る由もなかった。
石女蟲。
この虫には先に述べたものとは別に、普通の生き物とはかなり特異な技能を兼ね備えている。
メスの子宮の中に入った石女蟲は中で巣を張り、宿主の性感神経を自在に操るため
子宮内壁の一部と同化してしまう。
同化されてしばらく時間が経過してしまうと、宿主と蟲とは二度と分離不可能となってしまい
寄生されているメスは、精液を求め続けるセックスマシンとなってしまうのだ。
今すぐゆずはの元へと向かい、全てを話して治療を受けたのならばなんとかなったのかもしれない。
しかし鈴莉は、自分の選択ミスで腹の中の石女蟲を永久に取り除く手段を失ってしまった。
つまり彼女は、死ぬまで延々と石女蟲に悩まされ続けることになるのだ。
蟲が空腹になればいつでもどこでも、どんなときにでも。
昼だろうが夜だろうが、食事してようが眠っていようが、トイレの最中でもお構いなし。
すべては石女蟲の気の赴くまま、発情させられてしまうのだ。
そんなこととはつゆ知らず、鈴莉は一時的に大人しくなった腹の蟲に胸をなで下ろすのだった。
END
やっぱり寄生は難しいですね・・・orz
自分内裏設定では、このまま鈴莉さんは落ちるところまで落ちちゃって
しまいには実の息子さんの雄馬くんとも・・・w
でもって、増殖した石女蟲を春姫や杏璃にも植え付けます(もちろん小日向母娘にも)。
それではコミケ行ってきま~す。
ひょっとするとみなさんとは知らない間にすれ違っているかもしれませんね。
お二人ともGJっす!
酒(赤聖の祝福)とホットミルク、両方とも自家製・・いや、自己製?
そして皆様お久しぶりです。
最近は高層ビルと化した積みゲー消化のために休筆してました(別HNでちょろちょろとも書いてましたが)。
エロゲ高層タワーが現在4本。
このままでは部屋が摩天楼の街になりかねませんので
もうしばらくはペースを落としたままにしたいと思います(どのぐらいかかるやら)。
心配して下さった方々、ありがとうございました!
はぴねす、アニメ終わってしまいましたね。
基本的に処女と人妻がとツン奴隷(ツンデレを貶めて奴隷にする)が大好なので
おばさんズ・・もとい、母さんズがお気に入りでした。
同時期に放映開始された月のお姫様の話にも期待していたのですが・・・・はぁ(溜息)
このままいくと暮れのコミケ会場で誰かが不審キャベツを館内に置きそうですね。
今回はういんどみるの「はぴねす」より、母さんズの一人・御薙鈴莉さんです。
カッ!! ドゴォォォォォンッ!!!
瑞穂坂学園の一室で、今日も魔法爆発の花が咲いた。
「ゲホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホン・・・・・あ~もう、なんで上手くいかないのよ!!」
爆発の中心地。
もうもうと立ちこめる煙に呼吸器と視界を遮られながら、ブロンドの髪を後ろ頭の両サイドでまとめた少女・柊杏璃は
毎度の自分の詰めの甘さを棚に上げて文句を垂れた。
「大丈夫? 杏璃ちゃん」
咳込みながら毒づく彼女に心配顔で声をかけたのは神坂春姫。
瑞穂坂学園・魔法科きっての実力の持ち主で、美人で胸も大きく相手を気遣う心も忘れない
完全無欠の学園のアイドル的存在の少女だった。
彼女たちが今何をしていたのかというと、毎度の事ながら突然とんでもないことをおっぱじめる杏璃の
これまた突然の思いつきで、自分に相応しい使い魔が欲しいなどと言いだし呼び出そうとして
いつものように失敗したのである。
「はぁ・・・・あたしもアニメに出てくるような可愛い使い魔が欲しかったな」
ガックリと肩を落とした杏璃が、しょぼくれ顔で溜息を吐きつつ、マジックワンドであるパエリアを杖がわりにして
ヨロヨロと部屋を出て行く。
「魔法で呼び出さなくても別にいいんじゃない? ペットショップにも可愛い犬や猫の仔共たちがたくさんいるんだし。
今度いっしょに見に行きましょうよ」
ふらふらと出て行く杏璃に続いて春姫もその後を追いながら、召還実験に失敗した部屋を後にする。
「違うのよっ、あたしはパヤタンみたいなのが欲しいの!」
いつものことだからなのか、爆発が起こったことで失敗したと思いこんでしまった彼女たち。
だがしかし、実のところを言うと召還自体は成功していた。
地べたをのたくりながら広がる煙のせいなのか、それとも随分と小さい生き物なので見え辛かったのか
生き物を呼び出すこと自体は成功はしていたのである。
「ギ ギギー?」
しばらくして、煙が幾分か晴れた床の上。
そこにはボールペン程の長さと太さの一匹の蟲が、ヘビのようにしなる身体で鎌首をもたげ
辺りをキョロキョロと見回していた。
この蟲の名前は石女蟲(うまずめむし)。
杏璃や春姫たちの住む世界とは異なる場所から召還されてやってきた、別世界の生き物で
動物のメスの子宮に寄生して巣を張り、オスの精液・精子を糧に生きる。
寄生されたが最後、メスはまず妊娠することはなくなり
石女蟲は自分が空腹になると宿主の性感を刺激して交尾を促し
刺激を受けたメスは狂ったようにオスを求めるようになる。
石女蟲自体にはオス・メスの区別はなく、一定量の栄養と一定の期間があれば
自己増殖的に卵を産み、寄生した動物の子宮内部で孵化・生長させ
成虫になりしばらくすると、増えた子供らはメスの子宮から出てゆき、自分自身の宿り主を捜す。
非常に端迷惑このうえないな虫だった。
378 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:15:20 ID:LCd4ry+d
コツ コツ コツ コツ・・・
彼女たちが去ったあと。
爆発の起こったこの部屋に近づく人影が一つ。
「なんだったのかしら、今の爆発は・・・」
腰まである長い黒髪。
ある種、神秘的な雰囲気の漂う妙齢の美人。
瑞穂坂学園魔法科の教師・御薙鈴莉だった。
彼女は爆心地と思われる部屋の前に立つと、小首を傾げながらもドアノブに手を伸ばし、そっと扉を引いてみる。
僅かに隙間が開き、そこから顔を覗かせて。
「・・・・・誰かいるの?」
先ほどよりは随分と煙の薄まった室内へと声を投げかける。
「ギ?」
その声に石女蟲は反応を示し、少しばかり開いた扉の方を見る。
そこには一匹の動物のメスがいた。
これ幸いと、石女蟲はソロソロと床を縫うようにして、まだ完全に晴れない煙の中を
この部屋の唯一の出入り口へと近づいて行く。
「いったい何かしら、この煙」
鈴莉は気付かない。
握りっぱなしだったドアノブをそのまま引くと、扉を大きく開く。
床を這うように廊下へと流れ出る煙。
石女蟲も煙と共に、床を這うように出入り口に向かう。
鈴莉はまだ気付かない。
コツ・・・
一歩、中へ。
煙の完全に晴れやらぬ部屋の中へ。
知らずに自ら石女蟲へと近づく。
そして・・・
「早く窓を開けて換気を・・きゃあっ!?」
視界の隅で、何かが動いたと思ったときにはもう遅かった。
石女蟲は宿主となるメスを射程距離に捕らえると、縮めた細い身体をバネのように弾けさせ
鈴莉へと踊りかかった。
黒のストッキングをスルスルとよじ登る。
目指す場所はすぐ目の前。
ゆったりとした白いスカートに覆われた股の付け根へと潜り込む。
「ひぁああぁっ!? な、なんなのっ!? 足に・・・・何かがっ!」
驚き、叫び、思わず尻餅をついた。
それでも石女蟲の侵入は止まらない。
ピリ、ピリリッ
股の付け根部分のストッキングを小さな歯で食い破り、中へと身体を潜り込ませる。
「あっ!? やだ、ウソっ!!」
慌ててなんとか取り出そうと手を伸ばすが、石女蟲は既にストッキングの中へと潜り込んだ後なので
上手く掴むことができない。
モゾモゾ・・モゾ・・・
パンティの上を這い回る石女蟲。
目の前に立ちはだかるは最後の布地。
石女蟲は少し考え、今度は破らずに隙間から潜り込むことにした。
薄い布きれをくぐり抜けると、そこには生い茂る陰毛の密林。
その中を掻き分け、中心部を目指す。
「ちょっと、ヤダ!? んくっ・・・そんな、ところ・・・あぅっ!?
くふ、ぅん・・・! ・・・・そ、そうだわ・・!」
自分の大切な場所へと潜り込んでくる何か。
その相手に嫌悪と恐怖を覚え、鈴莉は目を白黒させていたが
ふと我に返り魔法でどうにかしようと、どこか離れた場所へでも転移させてしまおうと呪文を唱え始める。
「エル・アムダルト・・・っ・・リ・エルス・・・」
恥毛を掻き分ける感触に少し上擦りながらも、なんとか魔法の言葉を紡ぐ。
だけど最後まで唱えきることはできなかった。
石女蟲が、肉穴の入り口を見つけたのだ。
379 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:16:11 ID:LCd4ry+d
少し捲れたクレバスの中心部。
そこに男性器をくわえ込み、子供を産むための穴を見つけた。
クンクンと鼻を鳴らして嗅いでみる。
鼻孔を満たす、濃厚なメスの匂い。
間違いない。
石女蟲は目的の場所を見つけられたことにほくそ笑み、さっそくこのメスに寄生することにした。
ズブリ・・・
尖った先端部に力を入れ、閉じ合わさって久しい恥穴の入り口をこじ開ける。
「っ・・カルティエ・ディ・エル・・うぁああぁっっ!?」
ミチ・・・
石女蟲の頭が、鈴莉の中へと入り込んだ。
「ぁ・・・ぁ・・・うそ・・・・こんな・・・ひあっ!?」
ヅプ、ヅプププ・・・・
モゾモゾ グリッ ミチッ
・・・ミチミチ・・
頭部を割り込ませた蟲は、さらに奥を目刺して鈴莉の中を進み行く。
「い・・・っ! いた・・痛・・・いっ! ・・・っ!」
閉じ合わさった肉を剥がされる痛みに悲鳴が上がる。
別段処女というわけではなかったし、どちらかというと一度出産を経験しているので
膣も柔軟になっているはずなのだが、濡れてもいない上に
出産以後17年以上も男日照りが続いていたため、すっかり張り付いて硬くなってしまっていた。
その固まった膣襞をこじ開けられた痛さに、思わず声が出てしまう。
「き・・ひっ! くう・・・・ン・・ッ!!」
石女蟲はさらに奥へと進む。
するとようやく、この洞窟の最奥へと辿り着くことができた。
本来ならばここで行き止まり、袋小路のはずなのだが
彼はさらにこの先にも道があり、隠し部屋があることまでもがわかっていた。
だから立ち止まらず、そのまま奥へ。
本当の最奥へ。
ツプリ・・・・
子宮口を探り当てた。
かつては一度、赤ん坊が通り抜けてきた道。
そして今度はそこを、内ら側からではなく外側からこじ開け、挿入する。
「ひ・・ぐぅ・・・・あっ!? まさか、そんなっ!! やめっ、やめてっ!! 無理よっ、入るわけ・・・うぁああっ!?」
ミリミリミリィ・・・グプ、 ずるるるるるるんんっ
鈴莉の子宮に、不可侵であるはずの女の聖なる場所に、石女蟲は完全に潜り込んだ。
「あ・・・ああ・・・・・・こんな、こんなことって・・・・っ!」
どこを見るともなく、唖然とする鈴莉。
ありえない場所に、ありえない感覚。
一度妊娠を経験している彼女にはわかるのだ。
かつては大切な我が子の宿っていた揺りかごに、何か得体の知れない奇妙な生き物に潜り込まれてしまったのだということが。
震えの止まらなくなった身体を抱きしめ、これからどうするべきかと必至に考えを巡らせようとした矢先
それは唐突に襲ってきた。
「はぁ・・・・はぁ・・・・・ひふぅっ!?」
ビクンッ、と全身が大きく震えた。
姿勢は膝立ちのまま、背を弓なりに。
下腹の中心――子宮から頭へと走り抜ける、鋭くも心地の良い痺れ。
「な・・・に、今の・・・・?」
一瞬、ゾクリときた。
子宮から直接脳へと微弱で、それでいて鋭い電気を流されたような感覚。
その感触は決して不快なものではなく、どちらかというと
もっと感じていたいような、病みつきになってしまうような。
どこか心地良さを覚えるものだった。
そして鈴莉は、この感覚を知っている。
これは、この感覚は・・・
「まさか、今の・・・あの変な生き物が・・・・ヒッ!? んあっ・・・ひぁぁあっ!!」
再び、激しくもどこか甘い電流が、子宮から全身へと広がる。
380 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:17:04 ID:LCd4ry+d
「あ・・っ! や・・だ・・・っ! はぁ、はあ・・・・どうして・・・っ!」
熱い吐息と共に、開いた唇から漏れ出るどこか艶を含んだ声。
「きひ・・っ!? ま、また・・・ひあぅっ! ひぃ・・・・はふ・・・・ふぁあっ!」
子宮からもたらされる刺激は、一度だけではなく。
二度、三度。
今度は立て続けに襲ってきた。
子宮に寄生した石女蟲が、さっそく『食事』をねだり始めたのだ。
よほどお腹がすいていたのか、そのおねだりは随分と強いもで
気を抜くと、すぐにでも子宮から垂れ流される性の快楽に飲まれてしまいそうになる。
身を委ねてしまいたくなる。
「くふぅ・・・っ! は・・・あ! あく・・・はふ、ふはぁあ・・・んっ、んんっ・・!」
それでもなんとか理性をつなぎ止め、膝立ちのまま上半身を折り
今にも額が床にくっつきそうなぐらいになりながらも、この事態を納める方法を模索する。
身体の外にへばりついていたものならいざ知らず、体内深くまで潜り込まれたものを
転移魔法で強制的に追い出すのは、あまりにも危険すぎる。
ならば、この変な生き物の方から出ていくようにし向けた方が良いかもしれない。
「あは・・・ぅんっ! ん・・んんぅ! そ、それなら・・・ひゃぅぅんっ!」
眼鏡を掛けた一人の親友の顔が脳裏を掠める。
この学園の理事を務める、高峯ゆずは。
彼女の術ならば、ひょっとするとなんとかなるのではないだろうか。
「あ! はぁ・・・はぁぁ・・・・くぅ・・ン! はぁ、はぁ・・早く・・・ゆず・・は・・・あひぃっ・・に・・・っ」
石女蟲はかなり空腹なのか、早く食事をさせろと鈴莉の子宮口を、男を欲っする性感を刺激しまくる。
そのたびに鈴莉は甘えた声を上げて身悶える。
「はぁ・・・はぁ・・・と、とにかく、あぅン! 外に・・・・誰か・・ひぁうぅ!!」
入り口まではたったの数歩。
けれども今は、それがとてつもなく遠いもののように感じられる。
子宮から垂れ流される快楽の波のせいか、全身が敏感になっており
乳首や他の敏感な部分が動く度に服の布地に擦れて、さらなる快感を呼び起こされてしまう。
感じすぎる身体を引きずりながらもやっとのことで扉まで辿り着き、ノブを捻る。
カチャリ、と軽い音を立てて開いた扉の向こう側。
そこには運良く一人の男子生徒が、次の授業で使うのか丁度何かの教材を抱えて通りかかるところだった。
「うわわっ、なんだ!?」
すぐ側の扉が開き、しかも中から人が倒れながら出てきたのを見て、その生徒はかなり驚いている様子だった。
教材をその場に置いて、慌てて駆け寄る男子生徒。
「え、えっと・・・先生・・ですか? 大丈夫っすか、いったい何が・・」
どうやら彼は普通科の生徒らしく、魔法科教諭である鈴莉とはほとんど面識がなかったのか
突然倒れながら出てきた見知らぬ大人に、驚きながらも訝しげな視線を送っていた。
「はあ・・くうぅ・・・っ ハァ、ハァ・・・早く、あん! ゆずはを呼んで・・あぅぅ!!」
しかし男子生徒には上手く伝わらなかった様子で。
「ゆず・・・は? えっと、それ誰っすか?」
どうやら名前ではわからなかったらしい。
「くふぅんっ! ハァ・・ハァ・・あっ! ひは・・っ、ダメ・・・あん! り、理じちょ・・を、ア~ッ!!」
寄生元の近くにオスの気配を感じ取ったからなのか、おあずけを喰らっている石女蟲のおねだりが
より一層激しいものとなる。
そして、そんな慣れない内側からの愛撫に耐えられなかったのか、尿意までもが込み上げてきた。
「あ~~~~っ! っ・・・~~~っ!! や・・・らめ・・あっ!? や、やだ・・・っ!」
顔を真っ赤にして悶える鈴莉。
その様子に、男子生徒は相手が苦しがっていることも忘れ、見入ってしまう。
潤んだ瞳。
喘ぎを漏らす形の良い唇。
モジモジと落ち着かなげに摺り合わされる、黒ストッキングに覆われたフトモモ。
胸元は少し開いていて、その肌は上気して赤く染まっている。
ゴクリ、とツバを飲んだ。
彼もまた、健全なるヤリたい盛りの青少年なのだ。
その様子だけで、股間に血が集まるのを感じてしまう。
381 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:18:11 ID:LCd4ry+d
「あ!? そんな・・・!!も・・・・だめぇ・・っ!」
くすぐり続けられる子宮。
力の入らない身体。
尿意を催したとしても、いつまでもそんな状態では耐え続けられるはずもなく。
「ぁ・・・・」
強めの刺激が子宮からもたらされた次の瞬間。
ジュワワワワ~~~~~~~~~・・・・・・
ついには堤防が決壊してしまった。
「あ、あの・・・いったいなにが・・・・・ん? なんか、いま・・」
なんとなく異変を感じ、切なげに喘ぎを漏らす女性の下半身へと目をやる。
するとそこには、なかなかにお目に掛かることのできないステキな光景が広がっていた。
鼻を突く刺激臭。
染みの広がるストッキング。
そこからポタポタと垂れ落ちた液体が、リノリウムの床の上に水たまりを作る。
床の色が白いせいか、アンモニア成分を含んだ黄色がやけに際だっていた。
「・・・・・・・こ、これって」
男子生徒は鈴莉のお漏らしを見て、もう一度ツバを飲み込んだ。
「ぁ・・・ゃ・・・・見ないで・・・お願い」
自分の腕の中で、両の手の平で顔を覆いすすり泣く女性。
床に垂れ流される尿。
それを見た瞬間、男子生徒は頭の中で何かがプツンと弾けたような気がした。
ひょっとすると現実離れした光景のせいで、これ自体が夢や幻か白昼夢だと思ったのかもしれない。
いま自分がいるのは、なにかの特別教室の出入り口。
ほんの半歩ほど身体を前に進めれば、完全に室内に入ってしまう。
そうなれば、誰からも自分たちの姿は見えない。
誰にも、何も、見られる心配はなくなるのだ。
ハッとして、挙動不審ぎみに辺りの様子を伺う。
右の廊下、続いて左の廊下。
誰もいない。
誰にも見られていない。
腕の中を見る。
女性はまだ、喘ぎながらも泣き続けている。
もう一度、廊下を確認する。
誰もいない。
誰も見てはいない。
腕の中の女性に目を落とす。
三度、ごくりとツバを飲み込んだ。
パタン・・・・カチャリ
中に入り、扉を閉める。
念のために鍵も掛けた。
目の前には、恥ずかしさのあまりすすり泣く女性。
部屋の中を見回す。
他には誰もいない。
二人きりだ。
鳴き続ける女性はまだ、この状態には気付いていない。
床にうずくまり、震えている。
男子生徒はゆっくりと、緩慢とも思えるぐらいの動作で鈴莉に近づき
そして、足に手を掛けた。
「ぐず・・・ぅぅ・・・・っ・・・っ!? や・・! なにを・・っ!!」
弾かれたように顔を上げる。
けれども、もう遅い。
もう、止まらない。
ハァハァと、荒げられた息がストッキングごしにかかる。
男子生徒の興奮に狂った瞳には、すでに正気の色は欠片も見あたらず
ただ一点の場所を凝視ししたまま、決して逸らそうとはしない。
382 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:19:12 ID:LCd4ry+d
相手の見つめる視線の先。
そこは女性にとって一番大切な場所。
つい先ほど石女蟲に食い破られてストッキングに穴の開いた、股間の部分だった。
「ひ・・・っ! や、やめ・・・やめなさいっ!」
いい年してお漏らしをしてしまった恥ずかしさも忘れて、鈴莉は股を閉じて彼から逃れようとするが
男の力に敵うはずもなく、結果としてさらに股を大きく開かれ
さらにはその男子生徒に抱え込まれてしまった。
「い、いやっ・・・! 離してっ、離しなさ・・・ひゃうんっ!?」
お漏らししてしまったことは忘れることができた。
だけどもう一つ忘れていたことは、今この瞬間に思い出した。
思い出さされた。
股間に、子宮の中に入り込んだ『何か』の事である。
そいつは、いま鈴莉の置かれた状況のことなんかこれっぽっちも考えず、先程のように
いや、どちらかというと前よりも激しく、彼女のオンナの部分を疼かせた。
すぐ側に、性的興奮を催したオスがいるからかもしれない。
「ひぃんっ!! あうぅぅっ! くふ・・・・ン!」
子宮の疼きに気を取られている間も、男子生徒の動きは止まることを知らなかった。
股の間に割り込み鈴莉の両の足を自分の肩に掛けさせると、顔と手を女陰の中心部分へと埋める。
すぐ目の前には小水に濡れ、蒸れた雌の秘孔を覆うストッキング。
ますます興奮した。
この黒い邪魔者を脱がそうかどうしようかと思っていると、丁度真ん中辺りが
すでに程良く破れていることに気付く。
石女蟲の食い破った穴だ。
なんだ、もう破れてるんじゃないか。
それならば、と一気に破いてしまうとにした。
ビ~~~~~ッ、ビヂッビビィ~~~~~~~~ッ
水気を含んでいたが、あまり関係なかった。
邪魔になると思う部分を上下左右に引っ張り、引き裂く。
「あっ!? いやぁ~~っ!!」
悲鳴が上がるが、気になどならなかった。
残すはストッキングと同じ色をした黒いパンティ。
シンプルながらも所々が透けたりしていて、大人のおしゃれを感じさせた。
下着は、横にずらすことにする。
右手の指で摘んで局部の布地を捲る。
漏らしたのだから当たり前だが、そこはもうすでにビショビショに濡れていた。
「ハァ、ハァ・・・これが、オマンコ」
どうやら今まで彼は女性経験がなかったらしい。
息がかかるぐらいにまで鼻先を近づけ、覗き込む。
陰唇から覗くビラビラに、張り付く濡れた陰毛。
呼吸がかかる度に、少しはみ出たものがヒクヒクと蠢く。
女の部分が誘っていた。
興奮がピークに達する。
もう我慢などできなかった。
股間から顔を上げ、カチャカチャと忙しなくベルトを外してズボンを下ろし、トランクスも下ろす。
再び覆い被さる。
いくらもかからなかった。
中学の時に風呂場の浴槽の中で剥いたまだピンクがかったペニスを握り、割れ目に宛う。
ピチュ・・・
卑猥な水音。
でもそれだけ。
入らない。
それ以上先へと進めない。
「ああ・・・・お願い、・・・はぅ・・んっ! も、もう、こんなことは・・・ぁっ!」
目の前の女が何か言っていたが、もちろん止める気など砂粒ほどもなかった。
383 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:20:12 ID:LCd4ry+d
握りしめた肉棒をもどかしげに亀裂に添って押しつけていると。
グイ、グイ・・・ヌチ・・・ニチ・・・・ツプ・・
しとどに濡れたクレバス下の方。
一箇所だけ、カチカチになった男根が一瞬沈み込むような感触があった。
本能的に悟る。
ここが目的の場所なのだと。
肩に掛かった女の足を抱き直す。
宛ったままの愚息に体重をかける。
ズ・・・・ズプ、プ、ズブブブ・・・
意外にすんなりと入った。
そのまま根本まで埋める。
「くあ・・・・あ・・・・これが」
始めてのオンナの中は、想像以上に熱くてキツキツだった。
まるで締め潰そうとするかのように、ギュウゥゥ~~~っと中の肉が吸い付いてくる。
圧迫される。
動いたらすぐにでも出てしまいそうだ。
だけど動かなければならない。
動いて、奥まで突き上げ、射精をしなければならない。
女の膣中に肉茎を埋めていると、そんな脅迫観念にも似た原初の欲求にかられる。
「ぁ・・・・・ぃゃ・・・・入って・・る・・・・っ!」
鈴莉は何を見るともなしに天井に視線を彷徨わせながら、己の胎内に入り込んだ異物の感触を噛みしめていた。
子供である雄馬を身籠もって以来、実に17年ぶり。
久方ぶりのオトコの味だった。
「うぁ・・・あ・・・はあ~、っ・・・はぁ~、はぁ~」
膣内にオスの生殖器官の存在を感じ取ったからか、子宮の中の何かは大人しくなったようだった。
だがその代わりといってはなんだが、鵜入しているオスの動きが激しくなった。
ズチ、ぬ゙~~~~~・・・・
ずっぷりと根本まで埋まった勃起を引き抜く。
腰を引く。
圧迫感が薄らぐ。
ほっとしたのも束の間、また雄のとっぱりが埋め込まれる。
ズブブブブブ・・・
「はく・・っ! はぁっ、あ~~~~~っ!!」
喘ぎと一緒に肺の中の空気が出て行く。
自身の耳で聞いて驚く。
その声は、信じられないぐらいに雌の悦び満たされたものだった。
嫌だった。
やめてほしいと思った。
けれども、長らくオトコを忘れていたこの身体は、若々しい雄の性器を受け入れ
随分と悦んでいるようだった。
頭と身体は別物。
以前誰かがそんなことを言っていたが、まさしくその通りだと思った。
ただ鈴莉は、そんな自分が悲しくて。
快楽に上気する頬を涙の雫が転がり落ちた。
パンッパンッパンッパンッ・・・・
腰を打ち付ける。
ただひたすらに。
欲望の赴くまま、本能の指し示すままに腰を振りたくる。
限界はすぐに訪れた。
今まで自分の指と掌が恋人だった男子は、膣の全てを搾り取るような快感に耐えられなかったのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・うぅっ」
ケモノのように小さな唸り声を上げて、彼は鈴莉の膣内で射精した。
ドクンッッ!!!
亀頭を膣奥に埋めて、セックスでの始めての射精。
384 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:20:55 ID:LCd4ry+d
ズブビュウッ!! ビュュッ! ドプ、ビュ―――――ッ!!
陰嚢から込み上げてきた白いマグマを、子宮めがけて解き放つ。
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン・・・・!
ありったけ。
全ての性欲を自分が組み敷いて征服した雌に叩き付ける。
種付けを行う。
キーンコーンカーンコーン
休み時間終了を告げるチャイムがなった。
「くは・・・っ! はぁ、はぁ、はぁ・・・」
全てを出し切り、全ての気力を使い果たし、全ての欲望を吐き出し。
ふと、我に返る。
「はぁ、 はぁ、 はぁ、 はぁ・・・・・・」
下を見る。
そこには乱暴された後のような格好をした女性が転がっていた。
捲れ上がった白のスカートに、完全に使い物にならないほどビリビリに破かれたパンスト。
股間部を見る。
女とは、まだ繋がったままだった。
自分がヤッたのだ、この女を。
犯したのだ、自分が、こんなにグチャグチャになるまで。
それを自覚したとたん「ああ、俺はなんてことをしてしまったんだ」という罪の意識と
「もっともっと、メチャメチャに犯したい」という2つの相反する感情が湧いてでる。
だけど鬩ぎ合ったのは一瞬。
勝ったのは後者の方。
天使と悪魔で言い表すのならば、悪魔の方だった。
人間、どう抗おうとも欲望には勝てないらしい。
組み敷いたまま、結合したままの相手を見る。
瞳を閉じ、静に泣いていた。
だけど抵抗は、ない。
逃げる様子もない。
欲望が再びぶり返し、全てを吐き出したはずの愚息が鎌首をもたげる。
「・・・・・・・・っ・・・」
鈴莉は自分の膣内で硬さを取り戻して行く陰茎の感触を、どこか他人事のように思いながら
抵抗する意志の全てを放棄していた。
―――カーンコーン・・・・
チャイムが鳴り終わる。
スピーカーから名残惜しげに響く余韻も消える。
授業が始まる。
だけどもう、そんなものはどうでもよかった。
堅さを取り戻した剛直。
ゴクリ、とツバを飲み込む。
舌なめずりをして乾いた唇を濡らす。
そしてまた、欲望をぶつけることにした。
――――――――――
385 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:21:41 ID:LCd4ry+d
「あふっ、あんっ! はぁ・・ああぁ~~!!」
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ・・・
尻朶の肉の打ち付けられる音。
艶を含んだ女のよがり声。
あれから、抜かないまま正常位でさらに4回。
体位を変えて側位で2回、後背位で3回犯されると、最初の頃とは打って変わり
鈴莉はすっかり雌の声を上げるようになっていた。
そして今は、バックからの4回目。
「ハァッ、ハァッ・・・・でる・・・ぅっ」
ビュクゥッ!! ビュブ、ブジュジュジュ・・ッ!
ドクンドクンドクンドクン・・
「あ・・っ! ああ・・子宮にぃ、はひぃんっ!! いっちゃう、またいっちゃぁっ、ああああぁぁぁ~~~~~~っっ!!」
一番大切な場所に精液を流し込まれ、鈴莉は本日もう何度目になるかわからない絶頂を迎える。
「ひ・・ぁぁ・・・はぁぁぁ~~・・・・・・・・」
不思議なことに、膣内射精されると必ずイカされた。
性感帯を掌握した腹の中の石女蟲が、精を放つタイミングで故意にアクメを味合わせているのだ。
それはメスに快楽を植え付けるため。
セックスの悦びを覚え込ませ、自分が食事のおねだりをしなくても
寄生しているメスが自らの意志でオスと交尾するようにし向けるためである。
「あぅん・・・♪ でてるの・・・あ、ああ~~~っ!」
ゾクゾクと全身を性の悦びに震わせて余韻に浸る。
ヌジュジュ、ジュルルルルゥ~~~~~、ヌポ・・・・
白濁にまみれたペニスが引き抜かれる。
いくらヤリたい盛りの男子高校生とはいえ、休憩もなしの11回では
さすがに疲れたのだろう。
肩で息をしながら何を考えるともなしに、ぼーっと鈴莉を見つめ、続いて硬さを失った己のモノを見つめ。
ぺたりとその場に腰を下ろす。
どうやら全てを出し尽くしたらしい。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー・・・」
鈴莉も座り込んだ男子生徒と同じく、俯せで倒れたまま乱れた呼吸を繰り返す。
ブチュ・・ッ、ゴポリ
何度腰を打ち付けられたかわからない尻朶の間、若い雄の滾りをぶつけられた肉穴から
しこたま注がれたスペルマが、泡立ちながら逆流して床の上へと垂れ落ちた。
意識に霞が掛かり、現実が遠のいてゆく。
――――――――――
少しの間気を失っていたらしい。
男子生徒はいつのまにかいなくなっていた。
「ん・・・・・」
身じろきをすると、体のあちこちが痛かったりだるかったりした。
「・・・・私、いったい・・・・」
起きたてで、ぼやけた状態の頭。
しだいに意識がはっきりとしてくる。
「・・・・ぁ・・・・・」
つい先ほど自分がされたこと、そして自分がしたことが徐々思い出した。
襲われたときは嫌がっていたものの、最後の方には自分から年若い雄のペニスを受け入れていたことを。
最初は嫌だった。
いきなり変な、生き物かどうかもわからないものに大事な部分へと潜り込まれ
おかしな気分にさせられ、通りすがりの男子生徒に襲われ。
そしていつのまにか、我が子ほどの年の若い男を自ら腰を振って受け入れている。
こんな自分に嫌気が差した。
心の中では激しい自己嫌悪に陥っていた。
だけど身体は貪欲に快楽を貪り、イヤらしく腰をくねらせ、襞を使って男根にしゃぶりつく。
熱いほとばしりをねだり、待ちわびていた。
386 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:22:26 ID:LCd4ry+d
「私・・・・わたし、どうして・・・・・・なんてことを・・」
両手で自らを抱きしめ、己の浅ましい行為を反芻する。
「・・・ぅ・・・・ぐす・・・・・・っ・・・・・あ!?」
そんな自身に嫌気が差して小さく震えていると、お腹の中で、子宮の中で何かが蠢く感触があった。
(・・・・まさか・・・・ひょっとして、コレのせいなの・・?)
汗と濁液にまみれた白い腹部に視線を落とす。
外から見ただけではわかりはしなかったが、たしかにこの中に何かがいるのだ。
潜り込まれてからこちら、何かが出ていった様子はない。
もし、これのせいだとしたら・・・
子宮に入られたときからの、堪えようのない狂おしい程の性衝動。
犯されているというのに、腰を振ってしまう自身。
そう考えれば、全ての辻褄が合うような気がした。
「・・・・だとしたら、」
一刻も早く取り出さなければならない。
頼りになる親友の顔が思い浮かぶ。
(だけど、いったいどう説明すればいいのかしら・・・)
変なモノに子宮に寄生されて、淫らな気分になってしまうので、早くなんとかしてほしい。
彼女ならどうにかしてくれるかもしれないし、他の人には黙っていてくれるだろう。
だけど、そのものズバリを言うことは少々憚られる。
「こんな・・・・・こと・・・ん」
これからどうするべきかと考えながら、激しく出し入れされた部分にそっと触れてみる。
そこは熱を持ち、すこし腫れていた。
無理もない、実に17年ぶりのセックスで、あれだけ激しく突きまくられたのだ。
「それに、こんなに・・・・」
優しく触れた秘裂の中心部。
膣口からは子宮に収まりきらなかった新鮮な精液が、ふれただけでこぼれ落ちてきた。
ぷちゅ、こぽぽぽ・・・
「やだ・・っ、こんな・・・。 はやく掻き出さないと・・・・」
妊娠してしまう。
そう思い、指をそっと熱いぬかるみの中に沈めて作業を始める。
「・・・ン」
ヌチュ・・・
指に絡みつくような、ベットリとした独特の感触。
精液の感触。
ニチ、ニチャ、ネチャ・・
粘つく白いクリームシチューを膣の外へ。
「ん・・・っ・・・くふ・・、はやく・・ぁ、掻き出さないと・・・」
とはいっても、傷ついて熱を持った自分の大事な部分を乱暴に扱う気にはなれなくて
ゆっくりと慎重に、膣粘膜を傷つけないように行う。
先程まで荒々しく挿入されていた肉棒とは違う、自分の指。
その指で、傷ついた粘膜を優しく優しく。
癒すように、子供の頭を撫でるように。
ヌチリ・・・ヌチリ・・・ヌチョ・・クチュ
「あふ・・・ぁっ、はぁ・・・・はぁ・・・」
トロトロの膣内部。
指が媚肉を埋め尽くすザーメンを書き出してゆく。
「・・んん・・っ、あ・・・はぁぁ、こんなに・・・いっぱい・・・はふ・・・くぅん・・」
掻き出しても掻き出しても奥から奥から溢れてくる粘液に、鈴莉はつい男子生徒との行為を思い出してしまう。
荒々しい腰使い。
単調な律動ではあったが、若さにまかせた激しいセックス。
「ああっ! くふ・・ぅんっ!!」
クチ・・・ネチュ・・・ニチ・・
顔にかかる男子生徒の荒い息遣い。
そして射精。
膣奥で、子宮の手前で弾ける大量のザーメン。
クチ、クチュ・・ヌチョ、ヌチュッ
ドクドクと繰り返される脈動。
子宮に流れ込む熱い感触。
387 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:23:05 ID:LCd4ry+d
「はぁっ、ああぁ・・っ! や・・・ん! はぁぁ・・・ぁくぅん~っ」
ヌチ、ヌチ、ネチョ、クチョ、クチュ、クチュ、クチュ、クチュ・・・
一度射精してもまだ衰えない、10代の男性器。
精液を解き放っても、すぐに回復する若さと硬さ。
「あぅっ!! はぁっ! ああぁんっ! あっ、あっ・・・・ああぁ~~~~っ!!」
ジュプ! ジュプ! ニチュ! ヌチュ! ヌチュ!
幾度も幾度も繰り返される射精。
こってりとした若い精液はどんどん膣に、子宮に溜まってゆき。
「ああ~~~~っ、はぁ、はぁ・・っ! に、妊娠しちゃうっ! あはぁ~~~~っっ!!」
精液を外へ出すための指の作業は、いつの間にやら
行為を思い出しての自慰に変わっていた。
無理矢理押し倒され、犯された部屋。
肌や服に飛び散ったスペルマもまだ生乾きで、窓から差し込む日もまだ高くて。
扉一枚隔てた向こう側からは休み時間にでも入っているのか、遠くのほうから聞こえる生徒達の笑い声。
「あ・・っ! やだ、だめ・・・ふぅぅん! 指が・・あ! あ! ・・・っ・・止まらない・・止まらないのぉ~~!」
壁一枚を隔てて、日常の穏やかな匂いに包まれながら。
鈴莉は当初の目的を見失い、ただただオナニーを続ける。
ここだけ非日常の匂い。
「ふあっ! あは~っ! あ・・・っ! 来ちゃう・・・あ! ああ! くふぅ・・・ひぅ・・はぁぁ~~~っ!!」
もう、他には何も考えられなくなっていた。
ひょっとすると、石女虫に射精の度に絶頂へと押し上げられて十数年ぶりに味わった
ゾクゾクするような性の悦楽が忘れられなくなっているのかもしれない。
何も考えず、頭を空っぽにして。
ただひたすらに、指を動かしつづける。
オナニーを続ける。
「えはぁ~! ハァ、ハァッ! あ~っ! あはぁぁ~~!!」
クチュクチュクチュクチュニチュ、チュ、クチュクチュクチュクチュ・・!!
激しくなる水音。
いま卑猥な音を立てているのは注ぎ込まれた精液なのか、それとも自分の愛液なのか。
もはや掻き出しているのか掻き回しているのかわからない。
「も・・らめっ! わたし、わたしぃ~・・・・めんなさい、あなたぁ、雄馬く・・はぁんっ!!」
快楽の果てに、愛した夫と愛しい我が子の名が口をついて出る。
それは最後に残った、理性と良心だったのかもしれない。
だけどももうそれも・・・
「やぁっ! イク・・あん!! イクの・・あぁぁっ! ・・・ひぁああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~っっ!!」
一際、甲高い嬌声。
足の爪先をピンと張り、ガクガクと全身を桃色に染めながら。
プシィッ、プシュュッッ!!
潮を噴きながら派手にイッた。
「はあぁっ・・! は・・ぁ~・・はぁ・・・はぁ、はぁ・・っ!」
恍惚の表情。
瞳を閉じ、頂きの余韻に浸る。
「――――はぁ、はぁ、は・・ぅ、はぁ、はあ、はぁ・・」
しばらくすると呼吸が整い出す。
落ち着きを取り戻し始める心音。
絶頂の熱が覚めて行く。
「はぁ、はぁ・・はぁ・・・・・・・ぁ、私・・・・っ」
快楽という名の麻薬の効果が薄らいでゆくにつれ、次第に頭もハッキリしてくる。
自分が今したことを思い返す。
「私・・・・私は・・・」
股間に這わせていた手を目の前に持ってくる。
指の間には、ヌットリとした液体。
無理矢理犯されたことを思い浮かべての自慰行為。
「・・ぅぅ・・・・」
鈴莉はさらに自分が嫌になり、現実から目を逸らすように瞳を伏せた。
388 水死体 ◆VbCFpoV.fE sage 2006/12/26(火) 22:26:20 ID:LCd4ry+d
とにかく、これ以上ここで浸っていてもしかたがない。
鈴莉は疲れた身体を引きずるようにして立ち上がると、着衣の乱れを直し自分の部屋に帰ることにした。
とりあえずは、あの狂おしい程の下半身の疼きは収まった。
根本的な解決にはなってはいないが、しばらく考える時間ぐらいはあるように思える。
事が事だけに、他人に相談することは憚られるし
ゆずはの所に行くにしても、シャワーぐらいは浴びて身なりを整えるべきだろう。
鈴莉は重い身体を引きずるようにして校内にある自室へと向かうことにする。
だがしかし、この選択が後に後悔することになろうとは、今の彼女には知る由もなかった。
石女蟲。
この虫には先に述べたものとは別に、普通の生き物とはかなり特異な技能を兼ね備えている。
メスの子宮の中に入った石女蟲は中で巣を張り、宿主の性感神経を自在に操るため
子宮内壁の一部と同化してしまう。
同化されてしばらく時間が経過してしまうと、宿主と蟲とは二度と分離不可能となってしまい
寄生されているメスは、精液を求め続けるセックスマシンとなってしまうのだ。
今すぐゆずはの元へと向かい、全てを話して治療を受けたのならばなんとかなったのかもしれない。
しかし鈴莉は、自分の選択ミスで腹の中の石女蟲を永久に取り除く手段を失ってしまった。
つまり彼女は、死ぬまで延々と石女蟲に悩まされ続けることになるのだ。
蟲が空腹になればいつでもどこでも、どんなときにでも。
昼だろうが夜だろうが、食事してようが眠っていようが、トイレの最中でもお構いなし。
すべては石女蟲の気の赴くまま、発情させられてしまうのだ。
そんなこととはつゆ知らず、鈴莉は一時的に大人しくなった腹の蟲に胸をなで下ろすのだった。
END
やっぱり寄生は難しいですね・・・orz
自分内裏設定では、このまま鈴莉さんは落ちるところまで落ちちゃって
しまいには実の息子さんの雄馬くんとも・・・w
でもって、増殖した石女蟲を春姫や杏璃にも植え付けます(もちろん小日向母娘にも)。
それではコミケ行ってきま~す。
ひょっとするとみなさんとは知らない間にすれ違っているかもしれませんね。
コメント
コメントの投稿
« 黒き災い l ホーム l 愛が支配する世界Xmas »