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BIOHAZARD in Japan
202 名無しさん@ピンキー: 2008/05/04(日) 05:51:20 ID:QgBmOX2W
突然ですが、昔書いてた小説をこのスレ風に変えたのですけど、
SS載せても良いでしょうか? 内容はバイオハザードっぽいような
感じです。 元ネタは寄生ジョーカーをヒントにさせていただきました。
203 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/04(日) 08:10:56 ID:ozXU9WjX
このスレは何でもOKだ
その気になれば今日の晩ご飯の話題からでも
寄生ネタを妄想できる連中だから心配するな
204 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:37:11 ID:QgBmOX2W
では載せますね。最初のくだりがいらないかもしれませんが、
良かったら見ていってくださいな。
タイトルは「BIOHAZARD in Japan」です。
すみません、タイトル良いのが浮かばなくて。
205 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:38:53 ID:QgBmOX2W
2007年4月、12歳の中村 恵理(なかむら りえ)は今年の春、中学生になった。
心機一転で新しい友達とも仲良くなり、楽しい生活が始まるかと
思っていたが現実は甘かった。友達は小学生から一緒だった人たちが90%で、
理恵をいじめる輩もその90%の中にいたからだ。
当然中学生も同じ生徒達のいじめは続き、仮病を使って休むこともあった。
理恵がいじめられる原因は、趣味が女の子らしい趣味ではなかったからである。
例えば理恵がやるゲームは、ホラーアドベンチャーといった物のゲームをしたり、
本だとホラー小説、サスペンス、官能的な週刊誌も読んでいたのだ。
結果、友達の会話も合わず孤立していく理恵だった。
そんな日々が続いて、6年後・・・
彼女は18歳になっていた。
彼女は大学1年生になり、中学生の友達とも離れ、大学の新しい友達と仲良くしていた。
彼女が友達と仲良くなれた理由は、空手のサークルに入り、
先輩に勝ったことで有名になったことと、中学生の時の二の舞を繰り返さないように、
いろんなことに目を向けることにしたからだった。
それから1年と半年が経ち、夏休みに友達の誘いで離れ小島に旅行することになった。
あんなことが起きるとも知らずに…
206 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:39:26 ID:QgBmOX2W
青い海をものすごいスピードで進んでいるこのクルーザーは今、水平線に向かって進んでいた。
「理恵は、こういうの初めて? 」
理恵に話をかけた彼女は、村上 萌(むらかみ もえ)19歳。
大学で理恵が最初に出来た女友達だ。
テレビやネットや小説などに詳しく、いろいろ理恵に情報をあげたり、誰にでもやさしいタイプである。
しかしちょっと抜けているところがあり、おっちょこちょいな一面もあった。
「うん、初めてだよ」
『そう、私はこれで2度目』
今度は眼鏡をかけた女子が、話に加わってきた。
「2度目ってことは、前はどこに言ったんですか? 」
眼鏡の彼女は、葉山 渚(はやま なぎさ)19歳。
冷静沈着で勉強ができるタイプだ。今回の旅行の幹事である。
離れ小島に別荘を持っている彼女は、まさにお嬢様タイプと言える。
「家族でオーストラリアに一回行ったことあるよー 」
『私もオーストラリアなら行ったことあります』
と、突然話を割り込むかのように苦しそうな声が聞こえてきた。
「う~、気持ち悪いぜ~」
船にしがみついて悶えている彼女は、富山 澪(とみやま みお)、20歳。
彼女は、男口調でいわゆる仕切りやタイプだ。
理恵たち3人が旅行に出かけると聞いて、監視役としてついてきたのだ。
(“理恵の心の声”)
“なぜ監視されるのか分かんないけど、女子がもう1人増えたので私として嬉しい。”
すると、クルーザーを運転している船長から、声がした。
「島が見えてきたよ、みんな降りる準備してー」
3人がクルーザーから降りる準備をしてる間、理恵は本土の方向を見てみる。
当然本土など見えるわけがなく、目の前は海の地平線だけだった。
初めての友達との旅行(修学旅行はのぞく)で、理恵は興奮ぎみだ。
すぐに興奮が冷めるとも知らずに…
207 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:41:52 ID:QgBmOX2W
島に着いた理恵たちは、クルーザーの船長にさよならの手を振って、港をあとにした。
4人は、渚を先頭に別荘に続く森の小道を歩いている途中、渚が何かに気づく。
「何だろう? 去年行った時と大分森の様子が変わったのは気のせいかな? 」
『何が変わったの?』
渚の疑問に萌が聞いた。
「う~ん、何ていうか森が静かすぎませんか? 」
『そういえば、静かすぎる気が」
“確かに、森にしては静か過ぎるわね。真夏なのに、セミの音があまり聴こえてこない”
「環境の急激な変化だろ。 それかたまたまここに鳥や虫がいないだけだとか。
田舎では一斉に鳥が飛び去ったり、虫の鳴き声も急に消えたりすることはよくあるぞ」
澪の的確な返しに3人は納得しざるおえなかった。
しかしこの時、その異変に敏感になっていればまだ4人は
あんなことにはなっていなかっただろう。
そんなやりとりをしてる間に、理恵たちは目的地の別荘に着いた。
「うわー、大きな洋館だな。 こういうのはテレビや映画でしか見たことないぜ」
ここにきて急に澪が元気になったようだ。
さっきの船酔いも、もう消えているらしい。
「すみませーん、電話で連絡した葉山 渚ですがー」
しかし10秒待っても誰も出てこない。返事も返ってこない。
「すみませーん誰かいませんかー、連絡した葉山 渚ですけどー」
やはり誰も出てこない、もちろん返事もだ。
「ねえ、どうしたの?」
萌が不安げに渚に聞く。
「ちょっと待ってくださいね」
渚が激しく叫んでも、ドアを叩いても、ドアが開く気配はない。
ふいに渚がドアノブに手をかけてひねってみると、ドアは簡単に開いた。
渚が中に入って、もう一度叫ぶ。
「すみませーん、誰かいませんか? 」
やっぱり人は誰も出てこない。
この洋館に人がいないと言ったほうが正解かもしれない。
ついに澪がしびれをきらして怒りだした。
「おい渚! どうして人が誰もいないんだ? こういう時は執事とか迎えに来るんじゃないの? 」
『おちついて澪さん。昨日連絡した時はちゃんとお待ちしておりますって言ってたんだけど、
みんなはちょっと部屋で待っててください。 私は人探してくるから。
二階の部屋なら好きに使ってていいよ。 えーとたしかここに鍵が、はいこれ鍵ね』
「わかった。早く戻って来いよ! 誰もいないなんて気味が悪いぜ」
話しを聞いていた他の2人は、恵を先頭に2階への階段に上り、
自分たちの各部屋を決めて休むことにした。
荷物を置いた理恵は、すぐに隣部屋の萌に会いに行った。
「あ、理恵。 澪が言ってたように本当に気味が悪いわね。
きっとなにかあったんじゃない? 」
『まあ、とにかく渚が戻ってくるのを待とうよ」
208 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:43:07 ID:QgBmOX2W
5分ぐらいたつと、それは突然起きた。
そうそれは渚の悲鳴である。
急な悲鳴に驚いた理恵と萌は、声が響いた方に首を向ける。
「キッチンから渚の声がしたぞ! 」
澪のセリフが廊下から聞こえるのが合図のように、理恵と萌は廊下に出た。
そして声のした方向へ澪を先頭に階段を駆け下りる。
どうやら声のした方向はキッチンだと気づいた3人は、
キッチンのドアを勢いよく開けてみる。
すると…
3人の目の前にいたのは、人型の見たこともない生物がいた。
全身は青色に染まっており、体長は170cmぐらいで人間と同じく手と足がついている生物が、
渚の前に立っていた。渚は怪我をしているみたいで、座り込んで動こうとはしない。
その生物をよく見れば人間の美人な女の顔をしており、
人間には考えられない巨乳で体系は妖艶なスタイルをしていた。
口には吸血鬼のような牙があり、指からは3センチぐらいの鋭い爪が伸びている。
その生物の目は人間の目とは思えないくらい真っ赤な目をしており、猛禽類の瞳をしていた。
髪の毛は銀色に染まっており、そして腰には爬虫類みたいな尻尾が生えて左右に動いている。
その生物は私たちに気づくと、女の妖艶な声で話してきた。
「あーら、ここにも変わってないのがいた……ふふふ、すぐに仲間にしてあげるからね」
渚の泣き出しそうな声も聞こえてくる。
「あ…な…なにこの化け物? だれか…誰か助けてください…ガラスで足切っちゃって… 」
すると澪が危機を察したの、突然理恵と萌の手をつかみキッチンから出ようとした。
そして澪がキッチンの扉を閉めるとドアを体で塞いだのだ。
「え!? ちょっと待ってください! みんな助けてよ! ここから出してええぇぇぇ… 」
突然の出来事と澪の行動に理恵と萌は、あっけにとられて動くことが出来ない。
「おい! 見てる暇があるんならドアを塞ぐ物持って来いよ! 」
『え、ちょっと! まだ中に渚が… 」
理恵の言葉は正しかった。まだ渚はキッチンの中で化け物と一緒なのだ。
そしてあの化け物の言葉、仲間にしてあげるという言葉もひっかかっていた。
しかし萌は怖いのか、泣きべそをかきながら椅子を運んでドアの前に置き始めた。
「渚ごめん! ほんとにごめん! 」
澪のせいいっぱいの謝罪だった。
理恵はその目の前の光景をただただ見ているしかなかった。
渚の悲鳴が1分間響き渡り、突然静かになる。
そう、まだこれは始まりに過ぎないのだ。
209 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:43:59 ID:QgBmOX2W
薄暗い部屋に一人の少女が横たわっていた。
彼女の名前は葉山 渚。
つい10分前に化け物にさらわれて、どこかの倉庫に連れて来られたのだ。
「う……うんん…こ、ここは」
『ふふふ… お目覚めのようね』
薄暗い部屋の中のどこからか化け物の声が聞こえてくる。
「ひゃあ! ばっ化け物! 」
『ねえ、その驚き方はないんじゃない? 私はここのメイドをやってたものよ。
覚えてない? メイドの春香ですよ』
「は、春香さん? 春香さんがどうしてこんな… 」
『そうか、人間の姿じゃないから分からないのね』
化け物の姿が、美しい一人の人間の女性に戻っていく。
『ほーら、これでいいかしら?」
薄暗い部屋の奥から裸の春香が出てきた。
「春香さん…あなたはいったい… 」
『フフフ♪ 私のご主人様からプレゼントをいただいたのよ。
お嬢様のお母さんは、この屋敷で生物兵器の開発していたの。
そしてその実験の最終段階で私を実験台にした。
もちろん私が望んでね♪ そしてこの美しい体をもらったの』
「そんな…私の母がそんなことをしていたなんて」
『私の中には寄生虫がいて、それを相手に植え付けることで私のように体を変えてくれるわ。
もちろん性格も変わってしまうわね。だけどね男に植えつけると拒絶反応をだして
死んでしまうのよ。それに私らの子供達はとても弱いから性行為でしか寄生できない。
私も体を変えられる前はこんな気持ちじゃなかった。だけど変わったら最高の快楽を
手に入れることが出来たわ。だから他の女の子を私と同じようにしたいって思っちゃうの』
そう言い終わると、春香は渚に近寄ってくる。
『さあ、私を受け入れて! お嬢様の友達と一緒にこの世界を私たちの物にしましょ♪ 」
「いや! こないで! あなたと同じなんかに… 」
『無駄よ。お嬢様はもう私の虜になってるもの。ほーら、こんな風に」
春香の体からピンク色の甘く心地良い香りが噴出している。
「あ、何…これ……わ、私こんな時に…なんでこんな気持ちに… か、体が…熱い… 」
その匂いには相手の理性を無くさせる程の発情能力があり、もちろんをそれを発している
春香はその元なので、より相手を犯すことしか考えてなかった。
『さあ、気分も良くなったことで始めましょうか』
「い…や……あなたと…同じなんかに… 」
『まだ抵抗するの? しかたないわね』
そう言った瞬間、春香はBOW(今からは化け物をBOWと呼ぶ)の姿に戻り、
ほとんど放心状態の渚に口付けをした。
最初、口付けに抵抗していた渚だったが、よほど気持ちよかったのか
時間が経つにつれてその抵抗意識も薄れていき、今は自分から進んで口付けをしていた。
それは終わることのない快楽の扉だった。
210 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:46:47 ID:QgBmOX2W
口付けを止めると渚は、気持ちよさそうな顔でその場に倒れこんでいく。
『ふふふ…そんなに私の毒の唾液が気持ち良かったのね。
これでお嬢様は寄生されないと、あと数十分ももたない体になってしまったわ。
ねえ、これでも私と同じようになりたくないの? 」
「あ…ああ……はやく…わたしを……はるかさんと…同じように… 」
完全に渚の思考は、この快楽を味わうだけにしかなかった。
『なーに? よく聞こえないわ? 』
「はやく…わたしも…はるかさんと同じように…してください… 」
『よろこんで♪ 』
そう言った途端、春香は渚を抱きしめ、自分の秘所を渚の秘所に近づける。
すると春香の秘所から一本の触手が出てきた。
それはゆっくりと渚の秘所に向かい、ゆっくりと膣に侵入していく。
「っ…!? ああぁぁっ!! だ…だめ! いきなりそんなところに… 」
しかしおかまいなく、その触手は膣を通り処女膜に当たった。
『あーら、あなた処女だったのね。当然よね、お金持ちのお嬢様だもの。
でもね、私の唾液には痛みを快楽に変える力があるの。
だから痛みなんて感じないから、安心してね♪ 』
当然のように触手は処女膜を貫く。
「あああぁぁんっ! き、きもちいい!! 」
『あらあら、お嬢様がそんな声出しちゃって,はしたないこと。
もっと私がその声を出してあげますよ』
触手は子宮口に近づき、またゆっくり子宮内に進入する。
そして触手はそこでピストン運動始めた。
「ああん! いいです! いいですよ!! ああぁンっ! んああぁんっ! 」
『ほらほら、まだイかないでくださいよ。今始まったばかりなんだから!』
ピストン運動の音が倉庫中に響き渡るが、渚のイきそうな声も響き渡っている。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♪ もっとです、もっと! ああん! 」
すると触手が膨らみ、膨らみは触手の先端にたどり着いた。
『そろそろ出しますよ!! 私のかわいい子供達を! 』
「ああん! はやく! はやくください!! 」
『よろこんでえぇ! 』
その言葉と同時に、触手から青白い粘液と寄生虫達が大量にでてきて子宮内を満たした。
「あああぁぁぁあああぁぁァァアアァァッッ!!! 」
寄生虫たちはあらゆる器官に侵入し、そして渚と同化した。
すぐさま渚の体に変化がおとずれる。
まず髪が銀色に染まり、体は青色に変色し、胸は大きくなる。
体系も妖艶なスタイルへと変わった。
「ふぁあああん!! さ、サイコオオオォォォオオ!! 」
口には吸血鬼のような牙が生え、爪は獣のように伸び、目も赤く染まり獣のような瞳となった。
「ああん! 背中がああん!! 腰がああん!」
背中には春香にはなかった触手が何本も生え、蠢きあっている。
腰にはあの爬虫類みたいな尻尾も生えてきた。
「………ふぅん……はぁ………はぁ……」
そして倉庫には触手の蠢く音だけが響いているだけとなった。
新しく生まれた獣は、自分の体を見てすごく満足げな顔し、すぐにもう一匹の獣に抱きついた。
そしてすぐさま性の続きを始めるのだった。
これで島に残っている人間は残り3人…
突然ですが、昔書いてた小説をこのスレ風に変えたのですけど、
SS載せても良いでしょうか? 内容はバイオハザードっぽいような
感じです。 元ネタは寄生ジョーカーをヒントにさせていただきました。
203 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/04(日) 08:10:56 ID:ozXU9WjX
このスレは何でもOKだ
その気になれば今日の晩ご飯の話題からでも
寄生ネタを妄想できる連中だから心配するな
204 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:37:11 ID:QgBmOX2W
では載せますね。最初のくだりがいらないかもしれませんが、
良かったら見ていってくださいな。
タイトルは「BIOHAZARD in Japan」です。
すみません、タイトル良いのが浮かばなくて。
205 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:38:53 ID:QgBmOX2W
2007年4月、12歳の中村 恵理(なかむら りえ)は今年の春、中学生になった。
心機一転で新しい友達とも仲良くなり、楽しい生活が始まるかと
思っていたが現実は甘かった。友達は小学生から一緒だった人たちが90%で、
理恵をいじめる輩もその90%の中にいたからだ。
当然中学生も同じ生徒達のいじめは続き、仮病を使って休むこともあった。
理恵がいじめられる原因は、趣味が女の子らしい趣味ではなかったからである。
例えば理恵がやるゲームは、ホラーアドベンチャーといった物のゲームをしたり、
本だとホラー小説、サスペンス、官能的な週刊誌も読んでいたのだ。
結果、友達の会話も合わず孤立していく理恵だった。
そんな日々が続いて、6年後・・・
彼女は18歳になっていた。
彼女は大学1年生になり、中学生の友達とも離れ、大学の新しい友達と仲良くしていた。
彼女が友達と仲良くなれた理由は、空手のサークルに入り、
先輩に勝ったことで有名になったことと、中学生の時の二の舞を繰り返さないように、
いろんなことに目を向けることにしたからだった。
それから1年と半年が経ち、夏休みに友達の誘いで離れ小島に旅行することになった。
あんなことが起きるとも知らずに…
206 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:39:26 ID:QgBmOX2W
青い海をものすごいスピードで進んでいるこのクルーザーは今、水平線に向かって進んでいた。
「理恵は、こういうの初めて? 」
理恵に話をかけた彼女は、村上 萌(むらかみ もえ)19歳。
大学で理恵が最初に出来た女友達だ。
テレビやネットや小説などに詳しく、いろいろ理恵に情報をあげたり、誰にでもやさしいタイプである。
しかしちょっと抜けているところがあり、おっちょこちょいな一面もあった。
「うん、初めてだよ」
『そう、私はこれで2度目』
今度は眼鏡をかけた女子が、話に加わってきた。
「2度目ってことは、前はどこに言ったんですか? 」
眼鏡の彼女は、葉山 渚(はやま なぎさ)19歳。
冷静沈着で勉強ができるタイプだ。今回の旅行の幹事である。
離れ小島に別荘を持っている彼女は、まさにお嬢様タイプと言える。
「家族でオーストラリアに一回行ったことあるよー 」
『私もオーストラリアなら行ったことあります』
と、突然話を割り込むかのように苦しそうな声が聞こえてきた。
「う~、気持ち悪いぜ~」
船にしがみついて悶えている彼女は、富山 澪(とみやま みお)、20歳。
彼女は、男口調でいわゆる仕切りやタイプだ。
理恵たち3人が旅行に出かけると聞いて、監視役としてついてきたのだ。
(“理恵の心の声”)
“なぜ監視されるのか分かんないけど、女子がもう1人増えたので私として嬉しい。”
すると、クルーザーを運転している船長から、声がした。
「島が見えてきたよ、みんな降りる準備してー」
3人がクルーザーから降りる準備をしてる間、理恵は本土の方向を見てみる。
当然本土など見えるわけがなく、目の前は海の地平線だけだった。
初めての友達との旅行(修学旅行はのぞく)で、理恵は興奮ぎみだ。
すぐに興奮が冷めるとも知らずに…
207 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:41:52 ID:QgBmOX2W
島に着いた理恵たちは、クルーザーの船長にさよならの手を振って、港をあとにした。
4人は、渚を先頭に別荘に続く森の小道を歩いている途中、渚が何かに気づく。
「何だろう? 去年行った時と大分森の様子が変わったのは気のせいかな? 」
『何が変わったの?』
渚の疑問に萌が聞いた。
「う~ん、何ていうか森が静かすぎませんか? 」
『そういえば、静かすぎる気が」
“確かに、森にしては静か過ぎるわね。真夏なのに、セミの音があまり聴こえてこない”
「環境の急激な変化だろ。 それかたまたまここに鳥や虫がいないだけだとか。
田舎では一斉に鳥が飛び去ったり、虫の鳴き声も急に消えたりすることはよくあるぞ」
澪の的確な返しに3人は納得しざるおえなかった。
しかしこの時、その異変に敏感になっていればまだ4人は
あんなことにはなっていなかっただろう。
そんなやりとりをしてる間に、理恵たちは目的地の別荘に着いた。
「うわー、大きな洋館だな。 こういうのはテレビや映画でしか見たことないぜ」
ここにきて急に澪が元気になったようだ。
さっきの船酔いも、もう消えているらしい。
「すみませーん、電話で連絡した葉山 渚ですがー」
しかし10秒待っても誰も出てこない。返事も返ってこない。
「すみませーん誰かいませんかー、連絡した葉山 渚ですけどー」
やはり誰も出てこない、もちろん返事もだ。
「ねえ、どうしたの?」
萌が不安げに渚に聞く。
「ちょっと待ってくださいね」
渚が激しく叫んでも、ドアを叩いても、ドアが開く気配はない。
ふいに渚がドアノブに手をかけてひねってみると、ドアは簡単に開いた。
渚が中に入って、もう一度叫ぶ。
「すみませーん、誰かいませんか? 」
やっぱり人は誰も出てこない。
この洋館に人がいないと言ったほうが正解かもしれない。
ついに澪がしびれをきらして怒りだした。
「おい渚! どうして人が誰もいないんだ? こういう時は執事とか迎えに来るんじゃないの? 」
『おちついて澪さん。昨日連絡した時はちゃんとお待ちしておりますって言ってたんだけど、
みんなはちょっと部屋で待っててください。 私は人探してくるから。
二階の部屋なら好きに使ってていいよ。 えーとたしかここに鍵が、はいこれ鍵ね』
「わかった。早く戻って来いよ! 誰もいないなんて気味が悪いぜ」
話しを聞いていた他の2人は、恵を先頭に2階への階段に上り、
自分たちの各部屋を決めて休むことにした。
荷物を置いた理恵は、すぐに隣部屋の萌に会いに行った。
「あ、理恵。 澪が言ってたように本当に気味が悪いわね。
きっとなにかあったんじゃない? 」
『まあ、とにかく渚が戻ってくるのを待とうよ」
208 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:43:07 ID:QgBmOX2W
5分ぐらいたつと、それは突然起きた。
そうそれは渚の悲鳴である。
急な悲鳴に驚いた理恵と萌は、声が響いた方に首を向ける。
「キッチンから渚の声がしたぞ! 」
澪のセリフが廊下から聞こえるのが合図のように、理恵と萌は廊下に出た。
そして声のした方向へ澪を先頭に階段を駆け下りる。
どうやら声のした方向はキッチンだと気づいた3人は、
キッチンのドアを勢いよく開けてみる。
すると…
3人の目の前にいたのは、人型の見たこともない生物がいた。
全身は青色に染まっており、体長は170cmぐらいで人間と同じく手と足がついている生物が、
渚の前に立っていた。渚は怪我をしているみたいで、座り込んで動こうとはしない。
その生物をよく見れば人間の美人な女の顔をしており、
人間には考えられない巨乳で体系は妖艶なスタイルをしていた。
口には吸血鬼のような牙があり、指からは3センチぐらいの鋭い爪が伸びている。
その生物の目は人間の目とは思えないくらい真っ赤な目をしており、猛禽類の瞳をしていた。
髪の毛は銀色に染まっており、そして腰には爬虫類みたいな尻尾が生えて左右に動いている。
その生物は私たちに気づくと、女の妖艶な声で話してきた。
「あーら、ここにも変わってないのがいた……ふふふ、すぐに仲間にしてあげるからね」
渚の泣き出しそうな声も聞こえてくる。
「あ…な…なにこの化け物? だれか…誰か助けてください…ガラスで足切っちゃって… 」
すると澪が危機を察したの、突然理恵と萌の手をつかみキッチンから出ようとした。
そして澪がキッチンの扉を閉めるとドアを体で塞いだのだ。
「え!? ちょっと待ってください! みんな助けてよ! ここから出してええぇぇぇ… 」
突然の出来事と澪の行動に理恵と萌は、あっけにとられて動くことが出来ない。
「おい! 見てる暇があるんならドアを塞ぐ物持って来いよ! 」
『え、ちょっと! まだ中に渚が… 」
理恵の言葉は正しかった。まだ渚はキッチンの中で化け物と一緒なのだ。
そしてあの化け物の言葉、仲間にしてあげるという言葉もひっかかっていた。
しかし萌は怖いのか、泣きべそをかきながら椅子を運んでドアの前に置き始めた。
「渚ごめん! ほんとにごめん! 」
澪のせいいっぱいの謝罪だった。
理恵はその目の前の光景をただただ見ているしかなかった。
渚の悲鳴が1分間響き渡り、突然静かになる。
そう、まだこれは始まりに過ぎないのだ。
209 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:43:59 ID:QgBmOX2W
薄暗い部屋に一人の少女が横たわっていた。
彼女の名前は葉山 渚。
つい10分前に化け物にさらわれて、どこかの倉庫に連れて来られたのだ。
「う……うんん…こ、ここは」
『ふふふ… お目覚めのようね』
薄暗い部屋の中のどこからか化け物の声が聞こえてくる。
「ひゃあ! ばっ化け物! 」
『ねえ、その驚き方はないんじゃない? 私はここのメイドをやってたものよ。
覚えてない? メイドの春香ですよ』
「は、春香さん? 春香さんがどうしてこんな… 」
『そうか、人間の姿じゃないから分からないのね』
化け物の姿が、美しい一人の人間の女性に戻っていく。
『ほーら、これでいいかしら?」
薄暗い部屋の奥から裸の春香が出てきた。
「春香さん…あなたはいったい… 」
『フフフ♪ 私のご主人様からプレゼントをいただいたのよ。
お嬢様のお母さんは、この屋敷で生物兵器の開発していたの。
そしてその実験の最終段階で私を実験台にした。
もちろん私が望んでね♪ そしてこの美しい体をもらったの』
「そんな…私の母がそんなことをしていたなんて」
『私の中には寄生虫がいて、それを相手に植え付けることで私のように体を変えてくれるわ。
もちろん性格も変わってしまうわね。だけどね男に植えつけると拒絶反応をだして
死んでしまうのよ。それに私らの子供達はとても弱いから性行為でしか寄生できない。
私も体を変えられる前はこんな気持ちじゃなかった。だけど変わったら最高の快楽を
手に入れることが出来たわ。だから他の女の子を私と同じようにしたいって思っちゃうの』
そう言い終わると、春香は渚に近寄ってくる。
『さあ、私を受け入れて! お嬢様の友達と一緒にこの世界を私たちの物にしましょ♪ 」
「いや! こないで! あなたと同じなんかに… 」
『無駄よ。お嬢様はもう私の虜になってるもの。ほーら、こんな風に」
春香の体からピンク色の甘く心地良い香りが噴出している。
「あ、何…これ……わ、私こんな時に…なんでこんな気持ちに… か、体が…熱い… 」
その匂いには相手の理性を無くさせる程の発情能力があり、もちろんをそれを発している
春香はその元なので、より相手を犯すことしか考えてなかった。
『さあ、気分も良くなったことで始めましょうか』
「い…や……あなたと…同じなんかに… 」
『まだ抵抗するの? しかたないわね』
そう言った瞬間、春香はBOW(今からは化け物をBOWと呼ぶ)の姿に戻り、
ほとんど放心状態の渚に口付けをした。
最初、口付けに抵抗していた渚だったが、よほど気持ちよかったのか
時間が経つにつれてその抵抗意識も薄れていき、今は自分から進んで口付けをしていた。
それは終わることのない快楽の扉だった。
210 名無しさん@ピンキー 2008/05/04(日) 08:46:47 ID:QgBmOX2W
口付けを止めると渚は、気持ちよさそうな顔でその場に倒れこんでいく。
『ふふふ…そんなに私の毒の唾液が気持ち良かったのね。
これでお嬢様は寄生されないと、あと数十分ももたない体になってしまったわ。
ねえ、これでも私と同じようになりたくないの? 」
「あ…ああ……はやく…わたしを……はるかさんと…同じように… 」
完全に渚の思考は、この快楽を味わうだけにしかなかった。
『なーに? よく聞こえないわ? 』
「はやく…わたしも…はるかさんと同じように…してください… 」
『よろこんで♪ 』
そう言った途端、春香は渚を抱きしめ、自分の秘所を渚の秘所に近づける。
すると春香の秘所から一本の触手が出てきた。
それはゆっくりと渚の秘所に向かい、ゆっくりと膣に侵入していく。
「っ…!? ああぁぁっ!! だ…だめ! いきなりそんなところに… 」
しかしおかまいなく、その触手は膣を通り処女膜に当たった。
『あーら、あなた処女だったのね。当然よね、お金持ちのお嬢様だもの。
でもね、私の唾液には痛みを快楽に変える力があるの。
だから痛みなんて感じないから、安心してね♪ 』
当然のように触手は処女膜を貫く。
「あああぁぁんっ! き、きもちいい!! 」
『あらあら、お嬢様がそんな声出しちゃって,はしたないこと。
もっと私がその声を出してあげますよ』
触手は子宮口に近づき、またゆっくり子宮内に進入する。
そして触手はそこでピストン運動始めた。
「ああん! いいです! いいですよ!! ああぁンっ! んああぁんっ! 」
『ほらほら、まだイかないでくださいよ。今始まったばかりなんだから!』
ピストン運動の音が倉庫中に響き渡るが、渚のイきそうな声も響き渡っている。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ♪ もっとです、もっと! ああん! 」
すると触手が膨らみ、膨らみは触手の先端にたどり着いた。
『そろそろ出しますよ!! 私のかわいい子供達を! 』
「ああん! はやく! はやくください!! 」
『よろこんでえぇ! 』
その言葉と同時に、触手から青白い粘液と寄生虫達が大量にでてきて子宮内を満たした。
「あああぁぁぁあああぁぁァァアアァァッッ!!! 」
寄生虫たちはあらゆる器官に侵入し、そして渚と同化した。
すぐさま渚の体に変化がおとずれる。
まず髪が銀色に染まり、体は青色に変色し、胸は大きくなる。
体系も妖艶なスタイルへと変わった。
「ふぁあああん!! さ、サイコオオオォォォオオ!! 」
口には吸血鬼のような牙が生え、爪は獣のように伸び、目も赤く染まり獣のような瞳となった。
「ああん! 背中がああん!! 腰がああん!」
背中には春香にはなかった触手が何本も生え、蠢きあっている。
腰にはあの爬虫類みたいな尻尾も生えてきた。
「………ふぅん……はぁ………はぁ……」
そして倉庫には触手の蠢く音だけが響いているだけとなった。
新しく生まれた獣は、自分の体を見てすごく満足げな顔し、すぐにもう一匹の獣に抱きついた。
そしてすぐさま性の続きを始めるのだった。
これで島に残っている人間は残り3人…
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