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猛毒の妖花
533 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:16:53 ID:PF18ATgW
ぼちゃん。
「あ、ごめーん!!」
「うっわ、最悪・・・」
そんなやりとりは、人でごった返す駅前を流れる川付近。
「もー、財布落とすとかマジ最悪だし」
「まぁ別によくね? 結構古いしさー」
「金入ってるんだって、金!」
川の横の道路で、派手な成りの女が3人。
彼女たちは夜になるとこの町へ繰り出し、夜通し遊んでは明け方に帰って行く。
外見はいわゆるギャルという人種で、紫や青が混じった金髪だったり真っ黒な肌だったり。
ようは一般人から避けられがちな存在なのだった。
「いくらなんでも大事なモンを投げるなっての」
「里沙がいけないんじゃん」
「なんでよ?」
「あたしのバッグから勝手に出そうとすっから」
「えー? あたし出してもいいか聞いたじゃんかー」
「聞いてないからこうなったんしょ」
「うー」
「いーから取ってこいって!」
「でもこういうのって警察とかに言った方が・・・」
「あんなの信用できねーよ」
どのみち彼女らが警察に処理を依頼したとしても、帰宅させられるのが関の山だ。
財布を川に落とす原因となった里沙は、仕方なく柵を乗り越えてハシゴを下りていった。
「美奈っち、サツ来ないか見ててよ?」
「まかしとけ」
「怜奈ー、財布って何色だっけかー?」
「投げたくせにわかんねーのかよ」
「暗いしぃー」
ゆっくりと里沙はハシゴを下りながら、持ち主の怜奈に財布の特徴を聞き出す。
534 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:17:17 ID:PF18ATgW
「うわ、きたねー・・・」
水面まで下りてくると、そこには濁った水。
都会を流れる川らしい色をしていた。
「タオルくらい用意しておくからさ」
「早くとってこーい」
「うー・・・」
里沙は仕方なく汚水に足を入れていった。
「この辺かなー・・・。――きゃっ!?」
とても川の中を探索するに相応しくない、ハイヒールを彼女は履いていた。
それが災いしてか、何かに足を取られて前のめりに倒れ込んでしまう。
ばしゃん、と大きめの音を立てて里沙は汚水を全身に浴びてしまった。
「ぶへっ、きったなーい・・・」
川の底に座り込むような形で里沙は起き上がる。
「もー、マジで最悪だしぃ・・・」
ゆっくりと立ち上がろうとする里沙。
だが。
「ひゃう!?」
里沙は大きく露出した自分の肌に、異様な感触を感じたのだ。
(足に・・・何かが絡みついてる?)
足をゆっくりと水から出してみると、何か紫色の物体が絡みついていた。
「何コレ」
太さ5センチほどのそれは、日焼けサロンで焼いた彼女の黒い爪先から膝の上まで伸びていた。
「これじゃ立てないじゃん・・・、よっ」
紫色の何かを足から外そうと、里沙は両手で引っ張ってみる。
「ん~~~っ!!」
ざばぁ、と音を立てて水面下から長いものが姿を現す。
「え、何・・・」
535 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:18:07 ID:PF18ATgW
とても長いそれは、かなり遠くの下水道らしき穴から伸びているようだ。
本来ならば川に入る時点で色々と問題だが、彼女たちのような者にはそんなことは関係ない。
「仕方ないなー・・・。あ」
そこで里沙は気づいた。
自分の尻の下にでっぱりがあることに。
「よっ」
里沙はお尻を上げ、手をつっこんでそれを取り出す。
財布だった。
「おー、見つかった見つかった」
するとタイミング良く、上から声が聞こえた。
「見つかったかー?」
「見つかったよー」
「もどってこーい」
「何かに足がひっかかってもどれないー」
「えー?」
その反応と共にハシゴを下りてくる音がしてきた。
持ち主の美奈だった。
「とりあえず財布」
「はいよー。ごめんね」
里沙は美奈に財布を渡すと、足を上げて絡みついている物体を見せる。
「こんなのにからまっちゃったみたいでさー」
「うわ、きったねー」
「言わないでよぉ、あたしだって嫌だもん」
「カッターあるから、これで切ってみたら?」
言うと美奈は腰のポケットからカッターナイフを取り出し、それを里沙に渡す。
「お、さんきゅー」
「じゃあ、先に上に上がってるぞ」
美奈はハシゴを登っていく。
「さて、切っちゃいますかね」
里沙はナイフの刃を出し、それを注意深く自分の足にからみついている物体にあてた。
「よいしょ・・・」
柔らかくてもいいように、ゆっくりと刃を引いていく。
536 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:18:45 ID:PF18ATgW
そんなに固くなさそうな事を確認すると、力を入れて前後にナイフを動かし始めた。
「これならじきに切れそうね」
そしてカッターナイフの刃が3分の1くらいまで入った瞬間。
ぶしゅうううううううっ
「きゃあ!」
なにやら緑色の液体が謎の物体から勢いよく噴出したのだ。
もろにそれを顔に受けてしまう里沙。
「もー、最悪!」
そのままナイフを更に前後に動かす。
「なんか・・・コレ、動いて・・・る?」
里沙はナイフで切ろうとしている紫色の物体が、ゆっくりと動いているのを感じたのだ。
しかし気づくのが遅かった。
「ひゃあああああああ!?」
里沙の足にからみつく紫色の物体は、そのまま勢いよく里沙を下水の穴へと引きずり込んでいった。
「ちょ、やめああああああああああああ!!」
その凄まじいまでの力に圧倒され里沙は抵抗することすらままならない。
途中から水に浸かりながら引っ張られ続け、里沙は目をつぶることしかできなかった。
「う・・・」
足が引っ張られる感触が無くなり、里沙はゆっくりと体を起こす。
そのまま目を開く。
「暗い・・・」
明かりも無しに下水に引きずり込まれたのだ。
暗くて当然である。
そのまま里沙は立ち上がろうと、更に体を動かしていくが・・・
「あ、あれ・・・?」
動けないのだ。
「よっ、えいっ・・・」
かなり力を入れているが動けない。
537 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:19:39 ID:PF18ATgW
里沙とて体力に自信こそ無いものの、一応成人女性である。
軽く3分ほど立ち上がろうとして、里沙はようやく気づいた。
「この感じ、もしかして」
里沙は全身に生暖かいものが絡みついているのに気づいたのだ。
「なによぉ」
そしてもう1つの事にも気づいた。
「少しずつ浮いていってる!」
そう、紫色の物体によって全身を絡め取られた里沙は、ゆっくりと持ち上げられていたのだ。
「い、いったい何なの! 正体見せなさい!!」
恐怖心に対抗するため、里沙は大声をあげる。
だがこの暗闇の中、人間の言葉を理解するのは里沙だけのようだ。
誰一人として返事をすることはなかった。
「今度は・・・なによぉ」
里沙を絡め取っている物体が蠢き始めたのだ。
それと同時に・・・
「ちょ、やめて! そこだけはダメ!!」
股間を攻められていた。
(あ、あたし・・・レイプされちゃう!?)
頭の悪い里沙でもここに来てようやく気づいたのだった。
しかし彼女はやはり頭が悪かった。
そう、人間ではない相手にレイプという感覚があるかどうかである。
相手が人間ならばレイプという。
今回のケースはと言うと――
「ひ、やめっ・・・・・・ああああ!!」
ぐちゅり、という音と共に里沙の股間を攻めていた物が挿入されたのだ。
「痛い、痛いって!! やめろよこの気○○チ○ポ野郎!!!」
少ないボキャブラリーから精一杯の悪辣な単語を選び、里沙は自分を犯す者を罵った。
だが人間ではない物体に、その効果は無かったようだ。
「ひぃ、ふわあ、やめえ、らめって」
挿入された物体は、今度は前後に運動し始めた。
あたかも彼女がカッターナイフでそうしていたかのように。
同時に里沙の頭部にも紫色の物体が伸びてくる。
538 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:20:20 ID:PF18ATgW
と。
そこで一瞬、この異常きわまりないレイパーの正体を里沙は見た。
「え・・・?」
偶然にも防水加工だった里沙の携帯が落ち、その照明灯が物体を照らしたのだ。
「花・・・?」
紫色の物体は下水の奥に伸びており、その先には巨大な花が咲いていたのだ。
もちろん普通の花ではない。
黒や茶色、緑に黄色、赤や青といった様々な色が1つの花びらに広がっているのだ。
なんとも毒々しい花だろうか。
いや、もはや花とすら呼べないのかもしれない。
ともかく里沙は自分を犯す者の正体を発見したのだった。
「嘘。何アレ」
抵抗することすら忘れ、里沙はその正体を眺めている。
やがて触手は里沙を花へと導いていく。
「この匂い、この花の?」
一応花は蜜を持っているらしく、里沙はその匂いを感じていた。
「これって普通の花の匂いじゃないんじゃ・・・」
里沙はどこかで似たような匂いをかいだことがあった。
必死に思い出す。
「もしかして・・・、シンナー?」
元々素行不良な彼女は勿論、有機溶剤くらいには手を染めていたのだ。
花に近づくにつれ、その匂いは急速に濃くなっていく。
「う・・・、キメすぎるとダメぇ」
軽度の中毒でもある里沙は、強烈なその匂いに狂わされていく。
やがて花びらの中央にまで移動させられると、今度は里沙の左右に触手が現れた。
「ふはぁ・・・」
完全にイっている表情の里沙。
その両耳に触手がゆっくりと差し込まれていく。
「あ・・・」
すると里沙は全身の力が抜けたようになってしまった。
「ら・・・めぇ・・・、ぬいてぇ・・・」
539 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:21:05 ID:PF18ATgW
まだ体のどこかで抵抗する意志が残っているが、そんなものはもはや関係なかった。
両耳に接続された触手と股間の触手が何かを注そうし始めた。
「あっ、あっ、あっ・・・」
1度蠕動する度に里沙の体がピクリ、ピクリと震える。
両耳の触手は里沙の脳を作り替える毒液を注入していた。
彼女の脳はすぐに溶解し、眼前にある魔性の植物そのものへと作り替えられていく。
股間の触手は子宮や卵巣を花の苗床へと作り替えていった。
もはや意識の欠片すら無いはずの里沙だったが、その肉体だけは本能で快楽を感じていた。
ちょうど人間の脳内に分泌される快楽物質をも注がれていたのだから。
「くふふ・・・」
(!)
「この体、私が有効活用してくれよう」
(誰?)
「花、と言えばわかるかしら?」
(花!)
「今私はあなたを犯して寄生しようとしているの」
(寄生って、ちょっと!)
「まぁ私の話を聞きなさい。あなた、誰かに捨てられたでしょう」
(・・・)
「図星ね? 私も同じ。化学物質を分解するための植物として作られたんだけどね」
(わかるように言ってよ。あたし頭悪いからさぁ)
「工場とかで汚い水ができるでしょ? それをそのまんま川に流すとヤバイ」
(うん)
「それを綺麗にするために作られたのよ、私」
(すげーじゃん)
「でもね。失敗作だったのよ。汚い水とかを吸収はできるんだけど、もっと汚くしちゃうの」
(ふーん。シンナーよりヤバイの?)
「くふふ、あなたシンナーなんてキメてるの? シンナーなんて全然マシよ」
(マシって、)
「麻薬って知ってる? あー、ヤクって言った方がわかるかしら」
(ヤク!)
「知ってるみたいね。それを作れちゃうのよ。ついでにエッチなのもね」
(・・・)
「私を作った奴らに復讐したいのよ。あなたも自分を捨てた子に復讐したいでしょ」
(あたし、そんなのいないよ)
「この汚い川に1人で入らせて、財布を捜させたのはどこの誰?」
540 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:21:57 ID:PF18ATgW
(アレはあたしが悪くて)
「本当にそう? 実は美奈という子、あなたのことが憎いはずよ」
(そんなこと・・・)
「それと怜奈。あなたを止めもしなかったでしょう」
(・・・うん)
「どう? この際だから仕返ししない? 私が力をあげる」
(でも、2人は友達だし)
「今は、ね。あなたたち、そんなに深い関係じゃないでしょ? そんなのすぐ変わるわ」
(・・・)
「まぁ、私はどっちでもいいけど。嫌な友達なら今がちょうど別れる時期じゃないかしら」
(少し考えてみる)
「あー、残念だけど時間は無いの。言い換えれば決定権無しって奴ね」
(えっ)
「両耳に入れた触手で脳みそ改造。おま○こに入れた触手で子作りする内蔵を改造」
(う、嘘・・・でしょ)
「嘘じゃないわよ。そろそろ意識が遠くなってきてるはずよ」
(あ・・・、あれ・・・)
「はい、おやすみ~」
(う、だめ・・・)
うねる触手に翻弄されつつも、相変わらず里沙は蠕動にあわせて体を震わせる。
意識を失った彼女は花を宿す肉体に相応しい精神へと改造されているのだ。
そして花を宿す肉体そのものはというと、その年齢に似合わない体つきになっていく。
日焼けサロンで黒ずんだ肌はそのままに、肌のあちらこちらに幾何学的な模様が現れる。
その1つ1つが花びらの配色が元になっており、煌びやかな色が黒い肌に映える。
やがて触手は里沙の胸にも伸び、乳首を包み込む。
耳や秘所などと同じように触手が蠕動を始めると、その胸が膨らんでいく。
巨乳モデル並の大きさになると触手は乳首を解放した。
最後に花全体が縮小し始め、里沙の子宮へと侵入し・・・収まった。
数十秒後、里沙が目を開く。
その目は狂気をはらみ、近寄る者全てを犯しつくさんとしているのかのようだ。
里沙が1歩、前へと足を踏み出す。
541 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:23:31 ID:PF18ATgW
毒素をたっぷりと注入された胸が揺れるたびに人間を狂わす甘い瘴気が発生する。
そのままゆっくりと足を進め、下水の出口へと出てくる里沙。
川の底にも届くビルの光が照らす里沙の体には、暗い花の刺青がなされていた。
ニヤリ、と邪な笑みを浮かべると怜奈と美奈の元へと向かっていった。
「おっせー」
「どうしたんだろ」
心配している2人の後ろから、里沙が飛び上がってきた。
そう、飛び上がってきたのだ。
「うお?」
「里沙!」
川の汚水まみれの里沙が地面に降り立つ。
「服ボロボロじゃんか」
「とりあえずどっかでシャワーでも浴びてさ・・・」
「五月蠅い」
里沙の虚ろな声に2人は固まった。
「おい里沙、いまなんて言った?」
3人組のリーダーを名乗ってやまない怜奈が里沙に食いつく。
「五月蠅い」
「・・・」
怜奈は手を握りしめる。
「人がせっかく着替えを用意してやってんのに何だ」
「そんなものはいらない」
「ちょっと里沙、酷いんじゃない!?」
「五月蠅いと言った」
その言葉と同時に里沙の秘所から細めの触手が無数に現れた。
だが里沙が暗がりにいるため、2人には見えない。
「今からお前達を犯す」
「ちょ、何言って」
「んだと?」
542 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:24:58 ID:PF18ATgW
「・・・」
触手で2人を絡め取ると、無言で里沙は地面を蹴った。
「うひゃあああああああああ!!」
「うおおおお!!!」
「・・・」
何の前触れも無しに突然空高く持ち上げられ、怜奈も美奈も恐慌状態に陥った。
「おろせおろせおろせえええええ!!」
「死ぬぅううううう!!」
「着いた」
里沙が一言。
そこはビルの屋上だった。
「離せよ里沙! このやろー!!」
「酷いよー、なんでこんなことするのよぅ」
里沙は無視して屋上への入り口へと近づいていく。
自らの中心から生やしている触手でドアノブを回すが鍵がかかっていた。
そのまま何本かの触手を束ね、ドアを破壊するとビルへと入っていった。
「いって!」
「きゃうっ」
2人はまるで投げ捨てられるかのような勢いで解放された。
里沙もその部屋に入ると、電気をつける。
そこは繁華街のラブホテルであった。
同時に露わになった里沙の肉体は、異常なまでの妖しさであった。
元々脱色したかのような白だった里沙の髪は緑や紫といった毒々しい色に。
普段は白っぽい口紅を塗る唇は黒く染まっていたのだ。
それを見た2人は硬直する以外に選択肢は無かった。
「あんたたちを犯す」
言うと、一気に怜奈の体にまたがった。
「うお、やめろってこの!!」
「犯すと言った」
里沙は怜奈の服に手をかけると、そのまま引きちぎった。
「おい!! いくらすると思って・・・」
543 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:25:50 ID:PF18ATgW
だがそこで苦情はとぎれた。
怜奈の口に里沙の乳首が挿入されたからだった。
「むごむご!!」
「さ、生まれ変わったあたしの毒ミルク、たっぷり飲んで頂戴」
中身の毒素で豊満に膨れた乳房をくわえさせられ、身動きできない怜奈。
その口にあの魔性の花の毒素が注がれていく――
「ふご!! もっがあ!!」
「ん・・・、そう。もっと吸って・・・」
黒く焼けた頬を僅かに赤く染め、毒素を分泌する快楽を得る。
怜奈は必死の抵抗を続けようとしていたが、すぐに収まってしまった。
むしろ進んで里沙のミルクを吸っているようにも見える。
「ほら、怜奈は虜になった。次は美奈」
こっそりと部屋から逃げようとしていた美奈は、一瞬にして触手に拘束された。
すぐに里沙の元へと引き寄せられると、怜奈と同じようにミルクを飲まされ始めた。
やはり怜奈同様に抵抗していたが、長くは持たなかった。
「これでお前達はあたしの種を受け入れないと死ぬよ」
『!!』
突然の死の宣告に怜奈も美奈も愕然とした。
「飲んでる間、意識が朦朧としたでしょ。それだけ強い毒ってこと」
「死にたく・・・ねぇ」
「嘘でしょ・・・」
「嘘だと思うなら犯さないよ? ま、朝には死体になって見つかるだろうけど」
悪びれもなく残酷なことを言う里沙。
「で、どっちから犯されたい?」
「じゃあ。あたし」
怜奈が里沙の前へ這いずり出た。
「ふふふ・・・。それじゃあ美奈はそこで震えてなさい」
「え・・・」
言うと、里沙は再び怜奈を押し倒してまたがった。
今度は怜奈の股間に狙いを定めている。
「お、犯すとか言ったってお前、女じゃんか」
「女だった、と言うべきね」
「何?」
544 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:26:44 ID:PF18ATgW
「いいよ。見せてあげる」
その言葉と同時に里沙の秘所から何かが出てくる。
「はぁぁぁああああ・・・・・・」
歓喜の声と共に里沙の体は震え、その快楽を全身で受け止める。
秘所から出てきたのは花の花弁。
毒々しい虹色のそれはゆっくりと首をもたげ、里沙の股間に咲き誇っていく。
その中央には花弁と同じようなカラーリングの茎があった。
「う、嘘・・・だろ・・・」
それを見た怜奈はあまりの恐怖に震え始めた。
「さぁ、これをねぇ・・・」
「ひ・・・、やめ・・・」
「入れるのよッ!!!」
「いっあああああああああああああああ!!!!」
勢いよく里沙は茎を挿入した。
「あっははははははは!!! あたしのチ○コは毒花のチ○コ!!」
「怜奈!! いやああああ!!」
そのまま前後の往復運動を始める里沙。
ズプッ、ズプッ、と接合を実感させる卑猥な音を発する接続部。
「毒チ○コ入れられた女はおしまい!! あたしの言いなり!!」
「うああ、あああっ、あああ・・・」
速度をどんどん速くしていく里沙。
怜奈が快楽を感じているのか、それとも苦痛だけなのかは一切関係無いようだ。
「毒チ○コさいこぉおお!! あひゃはああはははははは!!!!」
完全に狂ったような笑い声を上げる。
その茎から分泌される毒素が体に浸透していっているのか、怜奈の顔色はどんどん悪くなっていく。
「ほぉらあ!! 喘げ、喘げよぉおお!!」
更にスピードを上げる。
もはや怜奈はその前後運動に耐えきれず、全身をガクガクさせているようにしか見えない。
「あうっ、や、うっわ、ああっ」
弱々しい声しか出せない怜奈は、なすがままにされるしかなかった。
「おらぁ、この病気マ○コぉ!! 怜奈、お前ビョーキ持ちなんだろーがよ!!!」
「うっ、ああ・・・」
「里沙、もうやめてぇ、里沙ぁ!!!」
必死に美奈が止めようとするが、体が動かないのだ。
545 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:27:36 ID:PF18ATgW
「あたしが新しいビョーキを作ってやんよぉ!! おめーのビョーキとあたしの毒チ○コの合体だぁ!!」
「ひぅ、や、やめ、ひぁあ・・・」
「おら、出すぞ出すぞぉ! うっあああああ!!」
前後運動そのままの間隔で、里沙の茎から極濃の毒素が怜奈の子宮へと大量に注がれていく。
接合部から漏れた液体は、光の角度によって様々な色に見える。
高濃度の化学物質を作り出す、あの花に寄生された里沙の体液こそ成せる芸当だった。
そのまま1分半ほど怜奈の中に放出しつづけ、ようやく里沙は怜奈から茎を抜いた。
じゅぴゅぷっ・・・
「くく、怜奈には毒チ○コのメス花を植え付けといたよ」
「え・・・」
「美奈。お前も知ってるだろ? 怜奈がビョーキマ○コだってこと」
「・・・」
頷くことしかできない美奈。
「あたしの毒チ○コのザーメンが、怜奈のビョーキをパワーアップさせんの」
「そんな・・・、怜奈死んじゃうんじゃ」
「言ったじゃん? 犯せば死なないって」
「じゃ、じゃあ・・・」
「見てな」
言うと里沙と美奈は、ぐったりと横たわる怜奈に視線を移す。
「マ○コ。マ○コ見てろ」
美奈は言われるがままに、怜奈の秘所を見る。
すると・・・
遊び好きな怜奈の、使い込まれて黒ずんだ穴が変色していく。
里沙の毒精液によって怜奈の病原菌が作り替えられ、その作用が変わっていっているのだ。
やがて怜奈の秘所は、健康そうな彩りを取り戻したのだった。
「な、治した・・・の?」
「言ったじゃんか。パワーアップだって」
里沙は無遠慮に怜奈の秘所に手を添え、その入り口を開いて見せた。
「なっ!!」
少し中に入った所からは、最早人間の体とは思えない粘膜が広がっていた。
様々な色に染まった膣壁がそこにはあったのだ。
「くふふ、こういうこと。ついでに毒ザーメンのおかげでね、んふふふ・・・」
含み笑いをしていると、ゆっくりと怜奈が体を起こした。
546 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:28:28 ID:PF18ATgW
「怜奈! 気分は大丈夫!?」
「・・・」
怜奈は美奈を見つめると、何かぼそぼそと口走る。
「え? 何?」
「・・・な・・・」
「ほら美奈ぁ! 次はお前の番だよ」
「いや、ちょっと!!」
「美奈の穴」
「え」
突然怜奈は立ち上がると、美奈を押し倒したのだ。
そのまま美奈の服を引きちぎると、自らの秘所を美奈のそれとあわせた。
「や、やめ!! 病気がっ!!」
「あたしは病気。美奈も一緒に病気になんの」
ぐちゅ、ぐちゅと股間をこすりつける音が響き始める。
「いやぁあああああ!!」
「ほら怜奈、お前の毒チ○コを見せてやんな」
「毒チ○コ・・・」
怜奈がぼそりと言うと、美奈からいったん体を離す。
そして右手の指先を秘所に入れ、何かをつまみ出した。
びちゅううっ
里沙のそれよりはサイズが小さいものの、そこには確かにあの花があった。
「さぁ怜奈」
「・・・」
「やめ、やめて! いや、ああああああああああ!!!!」
「あたしの毒マ○コすげーんだぜ? 見た目綺麗だからさ、馬鹿な男がホイホイ入れたがんの」
「怜奈のビョーキがパワーアップしたからじゃん? おかげであたしも大人気☆」
翌日から、怜奈と美奈は里沙の奴隷として繁華街の男を誘いまくっていた。
その秘所には猛毒の花を宿し、思考も精神も支配されて。
そして犯して得た精液や精気は里沙に献上するのだ。
「早くいこ?」
547 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:29:23 ID:PF18ATgW
「おう」
暗い部屋に入ると服を脱ぎ捨てる2人。
ここには里沙がいるのだ。
「早速頂戴」
その言葉に怜奈と美奈は頷き、里沙の前に立つ。
すると里沙の秘所から例の花が現れ、怜奈の秘所に接続されるのだ。
接続の瞬間から怜奈は全身を快楽に痙攣させ、吸い取ってきた物を里沙に向けて吐き出す。
こうして怜奈と美奈は里沙に償いをし、永遠に働かされるのだった・・・
END
548 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:32:52 ID:PF18ATgW
今回のブツをTXTでうp(試験的に)
http://nanasiup.ddo.jp/up2/src/nanasi00302.rar
多忙につきしばらく離れてました。
無限の果肉と設定が近い、なんてのを書いてから気づいたりしてOTL
いつもは普通のおにゃのこで描写してましたが、今回は練習がてら渋谷とかにいそうな人々。
色々と新しい試みもやってみないとね。
つーわけで今回は以上です。
ぼちゃん。
「あ、ごめーん!!」
「うっわ、最悪・・・」
そんなやりとりは、人でごった返す駅前を流れる川付近。
「もー、財布落とすとかマジ最悪だし」
「まぁ別によくね? 結構古いしさー」
「金入ってるんだって、金!」
川の横の道路で、派手な成りの女が3人。
彼女たちは夜になるとこの町へ繰り出し、夜通し遊んでは明け方に帰って行く。
外見はいわゆるギャルという人種で、紫や青が混じった金髪だったり真っ黒な肌だったり。
ようは一般人から避けられがちな存在なのだった。
「いくらなんでも大事なモンを投げるなっての」
「里沙がいけないんじゃん」
「なんでよ?」
「あたしのバッグから勝手に出そうとすっから」
「えー? あたし出してもいいか聞いたじゃんかー」
「聞いてないからこうなったんしょ」
「うー」
「いーから取ってこいって!」
「でもこういうのって警察とかに言った方が・・・」
「あんなの信用できねーよ」
どのみち彼女らが警察に処理を依頼したとしても、帰宅させられるのが関の山だ。
財布を川に落とす原因となった里沙は、仕方なく柵を乗り越えてハシゴを下りていった。
「美奈っち、サツ来ないか見ててよ?」
「まかしとけ」
「怜奈ー、財布って何色だっけかー?」
「投げたくせにわかんねーのかよ」
「暗いしぃー」
ゆっくりと里沙はハシゴを下りながら、持ち主の怜奈に財布の特徴を聞き出す。
534 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:17:17 ID:PF18ATgW
「うわ、きたねー・・・」
水面まで下りてくると、そこには濁った水。
都会を流れる川らしい色をしていた。
「タオルくらい用意しておくからさ」
「早くとってこーい」
「うー・・・」
里沙は仕方なく汚水に足を入れていった。
「この辺かなー・・・。――きゃっ!?」
とても川の中を探索するに相応しくない、ハイヒールを彼女は履いていた。
それが災いしてか、何かに足を取られて前のめりに倒れ込んでしまう。
ばしゃん、と大きめの音を立てて里沙は汚水を全身に浴びてしまった。
「ぶへっ、きったなーい・・・」
川の底に座り込むような形で里沙は起き上がる。
「もー、マジで最悪だしぃ・・・」
ゆっくりと立ち上がろうとする里沙。
だが。
「ひゃう!?」
里沙は大きく露出した自分の肌に、異様な感触を感じたのだ。
(足に・・・何かが絡みついてる?)
足をゆっくりと水から出してみると、何か紫色の物体が絡みついていた。
「何コレ」
太さ5センチほどのそれは、日焼けサロンで焼いた彼女の黒い爪先から膝の上まで伸びていた。
「これじゃ立てないじゃん・・・、よっ」
紫色の何かを足から外そうと、里沙は両手で引っ張ってみる。
「ん~~~っ!!」
ざばぁ、と音を立てて水面下から長いものが姿を現す。
「え、何・・・」
535 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:18:07 ID:PF18ATgW
とても長いそれは、かなり遠くの下水道らしき穴から伸びているようだ。
本来ならば川に入る時点で色々と問題だが、彼女たちのような者にはそんなことは関係ない。
「仕方ないなー・・・。あ」
そこで里沙は気づいた。
自分の尻の下にでっぱりがあることに。
「よっ」
里沙はお尻を上げ、手をつっこんでそれを取り出す。
財布だった。
「おー、見つかった見つかった」
するとタイミング良く、上から声が聞こえた。
「見つかったかー?」
「見つかったよー」
「もどってこーい」
「何かに足がひっかかってもどれないー」
「えー?」
その反応と共にハシゴを下りてくる音がしてきた。
持ち主の美奈だった。
「とりあえず財布」
「はいよー。ごめんね」
里沙は美奈に財布を渡すと、足を上げて絡みついている物体を見せる。
「こんなのにからまっちゃったみたいでさー」
「うわ、きったねー」
「言わないでよぉ、あたしだって嫌だもん」
「カッターあるから、これで切ってみたら?」
言うと美奈は腰のポケットからカッターナイフを取り出し、それを里沙に渡す。
「お、さんきゅー」
「じゃあ、先に上に上がってるぞ」
美奈はハシゴを登っていく。
「さて、切っちゃいますかね」
里沙はナイフの刃を出し、それを注意深く自分の足にからみついている物体にあてた。
「よいしょ・・・」
柔らかくてもいいように、ゆっくりと刃を引いていく。
536 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:18:45 ID:PF18ATgW
そんなに固くなさそうな事を確認すると、力を入れて前後にナイフを動かし始めた。
「これならじきに切れそうね」
そしてカッターナイフの刃が3分の1くらいまで入った瞬間。
ぶしゅうううううううっ
「きゃあ!」
なにやら緑色の液体が謎の物体から勢いよく噴出したのだ。
もろにそれを顔に受けてしまう里沙。
「もー、最悪!」
そのままナイフを更に前後に動かす。
「なんか・・・コレ、動いて・・・る?」
里沙はナイフで切ろうとしている紫色の物体が、ゆっくりと動いているのを感じたのだ。
しかし気づくのが遅かった。
「ひゃあああああああ!?」
里沙の足にからみつく紫色の物体は、そのまま勢いよく里沙を下水の穴へと引きずり込んでいった。
「ちょ、やめああああああああああああ!!」
その凄まじいまでの力に圧倒され里沙は抵抗することすらままならない。
途中から水に浸かりながら引っ張られ続け、里沙は目をつぶることしかできなかった。
「う・・・」
足が引っ張られる感触が無くなり、里沙はゆっくりと体を起こす。
そのまま目を開く。
「暗い・・・」
明かりも無しに下水に引きずり込まれたのだ。
暗くて当然である。
そのまま里沙は立ち上がろうと、更に体を動かしていくが・・・
「あ、あれ・・・?」
動けないのだ。
「よっ、えいっ・・・」
かなり力を入れているが動けない。
537 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:19:39 ID:PF18ATgW
里沙とて体力に自信こそ無いものの、一応成人女性である。
軽く3分ほど立ち上がろうとして、里沙はようやく気づいた。
「この感じ、もしかして」
里沙は全身に生暖かいものが絡みついているのに気づいたのだ。
「なによぉ」
そしてもう1つの事にも気づいた。
「少しずつ浮いていってる!」
そう、紫色の物体によって全身を絡め取られた里沙は、ゆっくりと持ち上げられていたのだ。
「い、いったい何なの! 正体見せなさい!!」
恐怖心に対抗するため、里沙は大声をあげる。
だがこの暗闇の中、人間の言葉を理解するのは里沙だけのようだ。
誰一人として返事をすることはなかった。
「今度は・・・なによぉ」
里沙を絡め取っている物体が蠢き始めたのだ。
それと同時に・・・
「ちょ、やめて! そこだけはダメ!!」
股間を攻められていた。
(あ、あたし・・・レイプされちゃう!?)
頭の悪い里沙でもここに来てようやく気づいたのだった。
しかし彼女はやはり頭が悪かった。
そう、人間ではない相手にレイプという感覚があるかどうかである。
相手が人間ならばレイプという。
今回のケースはと言うと――
「ひ、やめっ・・・・・・ああああ!!」
ぐちゅり、という音と共に里沙の股間を攻めていた物が挿入されたのだ。
「痛い、痛いって!! やめろよこの気○○チ○ポ野郎!!!」
少ないボキャブラリーから精一杯の悪辣な単語を選び、里沙は自分を犯す者を罵った。
だが人間ではない物体に、その効果は無かったようだ。
「ひぃ、ふわあ、やめえ、らめって」
挿入された物体は、今度は前後に運動し始めた。
あたかも彼女がカッターナイフでそうしていたかのように。
同時に里沙の頭部にも紫色の物体が伸びてくる。
538 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:20:20 ID:PF18ATgW
と。
そこで一瞬、この異常きわまりないレイパーの正体を里沙は見た。
「え・・・?」
偶然にも防水加工だった里沙の携帯が落ち、その照明灯が物体を照らしたのだ。
「花・・・?」
紫色の物体は下水の奥に伸びており、その先には巨大な花が咲いていたのだ。
もちろん普通の花ではない。
黒や茶色、緑に黄色、赤や青といった様々な色が1つの花びらに広がっているのだ。
なんとも毒々しい花だろうか。
いや、もはや花とすら呼べないのかもしれない。
ともかく里沙は自分を犯す者の正体を発見したのだった。
「嘘。何アレ」
抵抗することすら忘れ、里沙はその正体を眺めている。
やがて触手は里沙を花へと導いていく。
「この匂い、この花の?」
一応花は蜜を持っているらしく、里沙はその匂いを感じていた。
「これって普通の花の匂いじゃないんじゃ・・・」
里沙はどこかで似たような匂いをかいだことがあった。
必死に思い出す。
「もしかして・・・、シンナー?」
元々素行不良な彼女は勿論、有機溶剤くらいには手を染めていたのだ。
花に近づくにつれ、その匂いは急速に濃くなっていく。
「う・・・、キメすぎるとダメぇ」
軽度の中毒でもある里沙は、強烈なその匂いに狂わされていく。
やがて花びらの中央にまで移動させられると、今度は里沙の左右に触手が現れた。
「ふはぁ・・・」
完全にイっている表情の里沙。
その両耳に触手がゆっくりと差し込まれていく。
「あ・・・」
すると里沙は全身の力が抜けたようになってしまった。
「ら・・・めぇ・・・、ぬいてぇ・・・」
539 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:21:05 ID:PF18ATgW
まだ体のどこかで抵抗する意志が残っているが、そんなものはもはや関係なかった。
両耳に接続された触手と股間の触手が何かを注そうし始めた。
「あっ、あっ、あっ・・・」
1度蠕動する度に里沙の体がピクリ、ピクリと震える。
両耳の触手は里沙の脳を作り替える毒液を注入していた。
彼女の脳はすぐに溶解し、眼前にある魔性の植物そのものへと作り替えられていく。
股間の触手は子宮や卵巣を花の苗床へと作り替えていった。
もはや意識の欠片すら無いはずの里沙だったが、その肉体だけは本能で快楽を感じていた。
ちょうど人間の脳内に分泌される快楽物質をも注がれていたのだから。
「くふふ・・・」
(!)
「この体、私が有効活用してくれよう」
(誰?)
「花、と言えばわかるかしら?」
(花!)
「今私はあなたを犯して寄生しようとしているの」
(寄生って、ちょっと!)
「まぁ私の話を聞きなさい。あなた、誰かに捨てられたでしょう」
(・・・)
「図星ね? 私も同じ。化学物質を分解するための植物として作られたんだけどね」
(わかるように言ってよ。あたし頭悪いからさぁ)
「工場とかで汚い水ができるでしょ? それをそのまんま川に流すとヤバイ」
(うん)
「それを綺麗にするために作られたのよ、私」
(すげーじゃん)
「でもね。失敗作だったのよ。汚い水とかを吸収はできるんだけど、もっと汚くしちゃうの」
(ふーん。シンナーよりヤバイの?)
「くふふ、あなたシンナーなんてキメてるの? シンナーなんて全然マシよ」
(マシって、)
「麻薬って知ってる? あー、ヤクって言った方がわかるかしら」
(ヤク!)
「知ってるみたいね。それを作れちゃうのよ。ついでにエッチなのもね」
(・・・)
「私を作った奴らに復讐したいのよ。あなたも自分を捨てた子に復讐したいでしょ」
(あたし、そんなのいないよ)
「この汚い川に1人で入らせて、財布を捜させたのはどこの誰?」
540 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:21:57 ID:PF18ATgW
(アレはあたしが悪くて)
「本当にそう? 実は美奈という子、あなたのことが憎いはずよ」
(そんなこと・・・)
「それと怜奈。あなたを止めもしなかったでしょう」
(・・・うん)
「どう? この際だから仕返ししない? 私が力をあげる」
(でも、2人は友達だし)
「今は、ね。あなたたち、そんなに深い関係じゃないでしょ? そんなのすぐ変わるわ」
(・・・)
「まぁ、私はどっちでもいいけど。嫌な友達なら今がちょうど別れる時期じゃないかしら」
(少し考えてみる)
「あー、残念だけど時間は無いの。言い換えれば決定権無しって奴ね」
(えっ)
「両耳に入れた触手で脳みそ改造。おま○こに入れた触手で子作りする内蔵を改造」
(う、嘘・・・でしょ)
「嘘じゃないわよ。そろそろ意識が遠くなってきてるはずよ」
(あ・・・、あれ・・・)
「はい、おやすみ~」
(う、だめ・・・)
うねる触手に翻弄されつつも、相変わらず里沙は蠕動にあわせて体を震わせる。
意識を失った彼女は花を宿す肉体に相応しい精神へと改造されているのだ。
そして花を宿す肉体そのものはというと、その年齢に似合わない体つきになっていく。
日焼けサロンで黒ずんだ肌はそのままに、肌のあちらこちらに幾何学的な模様が現れる。
その1つ1つが花びらの配色が元になっており、煌びやかな色が黒い肌に映える。
やがて触手は里沙の胸にも伸び、乳首を包み込む。
耳や秘所などと同じように触手が蠕動を始めると、その胸が膨らんでいく。
巨乳モデル並の大きさになると触手は乳首を解放した。
最後に花全体が縮小し始め、里沙の子宮へと侵入し・・・収まった。
数十秒後、里沙が目を開く。
その目は狂気をはらみ、近寄る者全てを犯しつくさんとしているのかのようだ。
里沙が1歩、前へと足を踏み出す。
541 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:23:31 ID:PF18ATgW
毒素をたっぷりと注入された胸が揺れるたびに人間を狂わす甘い瘴気が発生する。
そのままゆっくりと足を進め、下水の出口へと出てくる里沙。
川の底にも届くビルの光が照らす里沙の体には、暗い花の刺青がなされていた。
ニヤリ、と邪な笑みを浮かべると怜奈と美奈の元へと向かっていった。
「おっせー」
「どうしたんだろ」
心配している2人の後ろから、里沙が飛び上がってきた。
そう、飛び上がってきたのだ。
「うお?」
「里沙!」
川の汚水まみれの里沙が地面に降り立つ。
「服ボロボロじゃんか」
「とりあえずどっかでシャワーでも浴びてさ・・・」
「五月蠅い」
里沙の虚ろな声に2人は固まった。
「おい里沙、いまなんて言った?」
3人組のリーダーを名乗ってやまない怜奈が里沙に食いつく。
「五月蠅い」
「・・・」
怜奈は手を握りしめる。
「人がせっかく着替えを用意してやってんのに何だ」
「そんなものはいらない」
「ちょっと里沙、酷いんじゃない!?」
「五月蠅いと言った」
その言葉と同時に里沙の秘所から細めの触手が無数に現れた。
だが里沙が暗がりにいるため、2人には見えない。
「今からお前達を犯す」
「ちょ、何言って」
「んだと?」
542 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:24:58 ID:PF18ATgW
「・・・」
触手で2人を絡め取ると、無言で里沙は地面を蹴った。
「うひゃあああああああああ!!」
「うおおおお!!!」
「・・・」
何の前触れも無しに突然空高く持ち上げられ、怜奈も美奈も恐慌状態に陥った。
「おろせおろせおろせえええええ!!」
「死ぬぅううううう!!」
「着いた」
里沙が一言。
そこはビルの屋上だった。
「離せよ里沙! このやろー!!」
「酷いよー、なんでこんなことするのよぅ」
里沙は無視して屋上への入り口へと近づいていく。
自らの中心から生やしている触手でドアノブを回すが鍵がかかっていた。
そのまま何本かの触手を束ね、ドアを破壊するとビルへと入っていった。
「いって!」
「きゃうっ」
2人はまるで投げ捨てられるかのような勢いで解放された。
里沙もその部屋に入ると、電気をつける。
そこは繁華街のラブホテルであった。
同時に露わになった里沙の肉体は、異常なまでの妖しさであった。
元々脱色したかのような白だった里沙の髪は緑や紫といった毒々しい色に。
普段は白っぽい口紅を塗る唇は黒く染まっていたのだ。
それを見た2人は硬直する以外に選択肢は無かった。
「あんたたちを犯す」
言うと、一気に怜奈の体にまたがった。
「うお、やめろってこの!!」
「犯すと言った」
里沙は怜奈の服に手をかけると、そのまま引きちぎった。
「おい!! いくらすると思って・・・」
543 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:25:50 ID:PF18ATgW
だがそこで苦情はとぎれた。
怜奈の口に里沙の乳首が挿入されたからだった。
「むごむご!!」
「さ、生まれ変わったあたしの毒ミルク、たっぷり飲んで頂戴」
中身の毒素で豊満に膨れた乳房をくわえさせられ、身動きできない怜奈。
その口にあの魔性の花の毒素が注がれていく――
「ふご!! もっがあ!!」
「ん・・・、そう。もっと吸って・・・」
黒く焼けた頬を僅かに赤く染め、毒素を分泌する快楽を得る。
怜奈は必死の抵抗を続けようとしていたが、すぐに収まってしまった。
むしろ進んで里沙のミルクを吸っているようにも見える。
「ほら、怜奈は虜になった。次は美奈」
こっそりと部屋から逃げようとしていた美奈は、一瞬にして触手に拘束された。
すぐに里沙の元へと引き寄せられると、怜奈と同じようにミルクを飲まされ始めた。
やはり怜奈同様に抵抗していたが、長くは持たなかった。
「これでお前達はあたしの種を受け入れないと死ぬよ」
『!!』
突然の死の宣告に怜奈も美奈も愕然とした。
「飲んでる間、意識が朦朧としたでしょ。それだけ強い毒ってこと」
「死にたく・・・ねぇ」
「嘘でしょ・・・」
「嘘だと思うなら犯さないよ? ま、朝には死体になって見つかるだろうけど」
悪びれもなく残酷なことを言う里沙。
「で、どっちから犯されたい?」
「じゃあ。あたし」
怜奈が里沙の前へ這いずり出た。
「ふふふ・・・。それじゃあ美奈はそこで震えてなさい」
「え・・・」
言うと、里沙は再び怜奈を押し倒してまたがった。
今度は怜奈の股間に狙いを定めている。
「お、犯すとか言ったってお前、女じゃんか」
「女だった、と言うべきね」
「何?」
544 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:26:44 ID:PF18ATgW
「いいよ。見せてあげる」
その言葉と同時に里沙の秘所から何かが出てくる。
「はぁぁぁああああ・・・・・・」
歓喜の声と共に里沙の体は震え、その快楽を全身で受け止める。
秘所から出てきたのは花の花弁。
毒々しい虹色のそれはゆっくりと首をもたげ、里沙の股間に咲き誇っていく。
その中央には花弁と同じようなカラーリングの茎があった。
「う、嘘・・・だろ・・・」
それを見た怜奈はあまりの恐怖に震え始めた。
「さぁ、これをねぇ・・・」
「ひ・・・、やめ・・・」
「入れるのよッ!!!」
「いっあああああああああああああああ!!!!」
勢いよく里沙は茎を挿入した。
「あっははははははは!!! あたしのチ○コは毒花のチ○コ!!」
「怜奈!! いやああああ!!」
そのまま前後の往復運動を始める里沙。
ズプッ、ズプッ、と接合を実感させる卑猥な音を発する接続部。
「毒チ○コ入れられた女はおしまい!! あたしの言いなり!!」
「うああ、あああっ、あああ・・・」
速度をどんどん速くしていく里沙。
怜奈が快楽を感じているのか、それとも苦痛だけなのかは一切関係無いようだ。
「毒チ○コさいこぉおお!! あひゃはああはははははは!!!!」
完全に狂ったような笑い声を上げる。
その茎から分泌される毒素が体に浸透していっているのか、怜奈の顔色はどんどん悪くなっていく。
「ほぉらあ!! 喘げ、喘げよぉおお!!」
更にスピードを上げる。
もはや怜奈はその前後運動に耐えきれず、全身をガクガクさせているようにしか見えない。
「あうっ、や、うっわ、ああっ」
弱々しい声しか出せない怜奈は、なすがままにされるしかなかった。
「おらぁ、この病気マ○コぉ!! 怜奈、お前ビョーキ持ちなんだろーがよ!!!」
「うっ、ああ・・・」
「里沙、もうやめてぇ、里沙ぁ!!!」
必死に美奈が止めようとするが、体が動かないのだ。
545 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:27:36 ID:PF18ATgW
「あたしが新しいビョーキを作ってやんよぉ!! おめーのビョーキとあたしの毒チ○コの合体だぁ!!」
「ひぅ、や、やめ、ひぁあ・・・」
「おら、出すぞ出すぞぉ! うっあああああ!!」
前後運動そのままの間隔で、里沙の茎から極濃の毒素が怜奈の子宮へと大量に注がれていく。
接合部から漏れた液体は、光の角度によって様々な色に見える。
高濃度の化学物質を作り出す、あの花に寄生された里沙の体液こそ成せる芸当だった。
そのまま1分半ほど怜奈の中に放出しつづけ、ようやく里沙は怜奈から茎を抜いた。
じゅぴゅぷっ・・・
「くく、怜奈には毒チ○コのメス花を植え付けといたよ」
「え・・・」
「美奈。お前も知ってるだろ? 怜奈がビョーキマ○コだってこと」
「・・・」
頷くことしかできない美奈。
「あたしの毒チ○コのザーメンが、怜奈のビョーキをパワーアップさせんの」
「そんな・・・、怜奈死んじゃうんじゃ」
「言ったじゃん? 犯せば死なないって」
「じゃ、じゃあ・・・」
「見てな」
言うと里沙と美奈は、ぐったりと横たわる怜奈に視線を移す。
「マ○コ。マ○コ見てろ」
美奈は言われるがままに、怜奈の秘所を見る。
すると・・・
遊び好きな怜奈の、使い込まれて黒ずんだ穴が変色していく。
里沙の毒精液によって怜奈の病原菌が作り替えられ、その作用が変わっていっているのだ。
やがて怜奈の秘所は、健康そうな彩りを取り戻したのだった。
「な、治した・・・の?」
「言ったじゃんか。パワーアップだって」
里沙は無遠慮に怜奈の秘所に手を添え、その入り口を開いて見せた。
「なっ!!」
少し中に入った所からは、最早人間の体とは思えない粘膜が広がっていた。
様々な色に染まった膣壁がそこにはあったのだ。
「くふふ、こういうこと。ついでに毒ザーメンのおかげでね、んふふふ・・・」
含み笑いをしていると、ゆっくりと怜奈が体を起こした。
546 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:28:28 ID:PF18ATgW
「怜奈! 気分は大丈夫!?」
「・・・」
怜奈は美奈を見つめると、何かぼそぼそと口走る。
「え? 何?」
「・・・な・・・」
「ほら美奈ぁ! 次はお前の番だよ」
「いや、ちょっと!!」
「美奈の穴」
「え」
突然怜奈は立ち上がると、美奈を押し倒したのだ。
そのまま美奈の服を引きちぎると、自らの秘所を美奈のそれとあわせた。
「や、やめ!! 病気がっ!!」
「あたしは病気。美奈も一緒に病気になんの」
ぐちゅ、ぐちゅと股間をこすりつける音が響き始める。
「いやぁあああああ!!」
「ほら怜奈、お前の毒チ○コを見せてやんな」
「毒チ○コ・・・」
怜奈がぼそりと言うと、美奈からいったん体を離す。
そして右手の指先を秘所に入れ、何かをつまみ出した。
びちゅううっ
里沙のそれよりはサイズが小さいものの、そこには確かにあの花があった。
「さぁ怜奈」
「・・・」
「やめ、やめて! いや、ああああああああああ!!!!」
「あたしの毒マ○コすげーんだぜ? 見た目綺麗だからさ、馬鹿な男がホイホイ入れたがんの」
「怜奈のビョーキがパワーアップしたからじゃん? おかげであたしも大人気☆」
翌日から、怜奈と美奈は里沙の奴隷として繁華街の男を誘いまくっていた。
その秘所には猛毒の花を宿し、思考も精神も支配されて。
そして犯して得た精液や精気は里沙に献上するのだ。
「早くいこ?」
547 FBX@猛毒の妖花 ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:29:23 ID:PF18ATgW
「おう」
暗い部屋に入ると服を脱ぎ捨てる2人。
ここには里沙がいるのだ。
「早速頂戴」
その言葉に怜奈と美奈は頷き、里沙の前に立つ。
すると里沙の秘所から例の花が現れ、怜奈の秘所に接続されるのだ。
接続の瞬間から怜奈は全身を快楽に痙攣させ、吸い取ってきた物を里沙に向けて吐き出す。
こうして怜奈と美奈は里沙に償いをし、永遠に働かされるのだった・・・
END
548 FBX ◆4gA1RyNyf. sage 2008/03/01(土) 03:32:52 ID:PF18ATgW
今回のブツをTXTでうp(試験的に)
http://nanasiup.ddo.jp/up2/src/nanasi00302.rar
多忙につきしばらく離れてました。
無限の果肉と設定が近い、なんてのを書いてから気づいたりしてOTL
いつもは普通のおにゃのこで描写してましたが、今回は練習がてら渋谷とかにいそうな人々。
色々と新しい試みもやってみないとね。
つーわけで今回は以上です。
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