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(遺跡の中で)
768 衝動的に書いてしまった sage 2007/10/26(金) 02:17:03 ID:x9UIUeeH
スレにあったネタなどから思いついたものを投下。
「痛っ!」
首筋を2つ刺された痛みに思わず声を上げた那美は、いつの間にか仲間達とはぐれていた
ことに気づいて周囲を見回した。
しかし遺跡の中は静まり返り、視界の中で動くものといえば壁の所々に埋め込まれている
鏡のように磨かれた鉱物に映る自分自身の姿だけだ。決して配置が良くないわけでは無い
が人目を惹く要素に乏しい自分の顔や、実用一点張りの作業服に包まれた凹凸の少ない
肢体が部屋の中の多くの箇所に映りこむことは那美にとってあまり快いものではない。
ふと先ほど刺したモノが何であったのか気になり足元に目をやると、虫らしき形はして
いるものの奇妙な形のツノを持ったものが一匹、背中に紋様があるものが一匹死体と
なって落ちている。それぞれ口とおぼしき部分から針のようなものが生えているので
刺したのはそれらであろうことは容易に推測できた。
はぐれた時はむやみに歩き回らないことが鉄則。
遺跡の研究を始めて数年、二十代半ばの分別も十二分に持ち合わせているはずの那美で
あったがなぜか落ち着いて座っていられなかった。
何かに突き動かされるような焦燥感、つい先程までは少し涼しくもあったにも関わらず
身体の内側からの熱感。そして理性の箍を外すかのような奇妙な浮遊感。
「なんだか暑い…」
喉元まできちんと留められているボタンを一つだけ外そうと手をかけたとき、胸の先端
から甘い痺れが走る。
まさか下着越しの上衣の僅かな動きが原因とは考えも及ばない那美は、自らの手を首元
から下ろし、その指が胸の先端にわずかに触れたとたん、反射的に口から出た声を抑え
ることができなかった。
ボタンを外すことももどかしく思いながら上着を取り、肌着もそのあたりに投げ捨てる。
ひやりとした空気がむき出しの乳房に触れ、しこった乳首を指先で弾き、摘み、引くと
頭の芯まで電気が走るような感覚に襲われる。
そして足の間の灼熱感。
ほんの短い時間に股間に染みの滲んできたパンツを下着ごと脱ぎ捨てると、とたんに
周囲に蜜のような甘い香りが立ち込めた。
そして那美自身は気づく暇も無く快感に溺れれいるが、さらに説明出来ない出来事が
彼女自身に起こっていた。
ささやかだった乳房は男の片手には収まりきれない大きさでかつ美しい稜線を描き、
引き締まったウエストから下腹のラインとまろやかな臀部へと続く。
潤んだ瞳と濡れたような唇。淫らで美しい一個のメスともいえる姿に変貌していた。
一方の手は乳房を揉みながら時折爪の先で乳首の先端を引っかき、もう片方の手の指を
くちゅくちゅと水音を立てながら出し入れしつつ時折外にある指が少し上のぷくりと
膨らんだ豆のようなものを弾く。
何もかも忘れてしまうかのような快楽と何かが足りない感覚に突き動かされるように
部屋を横切りひときわ大きい磨かれた鉱物のはめ込まれている壁の前に那美は立った。
769 衝動的に書いてしまった sage 2007/10/26(金) 02:17:48 ID:x9UIUeeH
ゴゴ、ゴ…
壁が割れ、隣の部屋へと通じている。
大き目の寝台にも贄を乗せる祭壇にも見えるものだけが部屋にあった。
もしも注意深い者がその場にいたのならば、壁には装飾で巧に隠された多くの扉がある
ことに気がついたかもしれない。
しかし、快感を貪ることのみに意識を支配されているような今の那美にはそれは全く
どうでもいいことであった。
台の上に身体を横たえ、両の手はただただより強い刺激と快感を求めて動き続ける。
喘ぎ声と水音はますます大きさを増し、やがて一際高い声と何かが吹き出すような
音、そして濃厚な甘いような香りがのこった。
いつの間にかはぐれた那美を探していた研究者が、一人、また一人と遺跡の外に出る。
彼らは揃いも揃って南国の花にも似た濃厚な香りを纏い付かせ、そうして誰一人として
どうやって遺跡の外に出たかを覚えておらず、また仲間に一人の女性研究者がいた事を
忘れていた。
精気を吸い取られたかのように憔悴していたが、精気とともに知識や経験のほんの一部
も失われていたことに気がつくものはいなかった。
いつしか「素晴らしい遺跡」の話はじわりと広がり、そう多くは無いが遺跡を訪れる
者もいる。
しかし、誰一人として気づく者はいない。
「遺跡」そのものが女に憑き、ソレを囮としていることを。
男達の精を糧にし、それぞれから少しづつ掠め取った知識や経験で「遺跡」が成長して
いることを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上。
スレにあったネタなどから思いついたものを投下。
「痛っ!」
首筋を2つ刺された痛みに思わず声を上げた那美は、いつの間にか仲間達とはぐれていた
ことに気づいて周囲を見回した。
しかし遺跡の中は静まり返り、視界の中で動くものといえば壁の所々に埋め込まれている
鏡のように磨かれた鉱物に映る自分自身の姿だけだ。決して配置が良くないわけでは無い
が人目を惹く要素に乏しい自分の顔や、実用一点張りの作業服に包まれた凹凸の少ない
肢体が部屋の中の多くの箇所に映りこむことは那美にとってあまり快いものではない。
ふと先ほど刺したモノが何であったのか気になり足元に目をやると、虫らしき形はして
いるものの奇妙な形のツノを持ったものが一匹、背中に紋様があるものが一匹死体と
なって落ちている。それぞれ口とおぼしき部分から針のようなものが生えているので
刺したのはそれらであろうことは容易に推測できた。
はぐれた時はむやみに歩き回らないことが鉄則。
遺跡の研究を始めて数年、二十代半ばの分別も十二分に持ち合わせているはずの那美で
あったがなぜか落ち着いて座っていられなかった。
何かに突き動かされるような焦燥感、つい先程までは少し涼しくもあったにも関わらず
身体の内側からの熱感。そして理性の箍を外すかのような奇妙な浮遊感。
「なんだか暑い…」
喉元まできちんと留められているボタンを一つだけ外そうと手をかけたとき、胸の先端
から甘い痺れが走る。
まさか下着越しの上衣の僅かな動きが原因とは考えも及ばない那美は、自らの手を首元
から下ろし、その指が胸の先端にわずかに触れたとたん、反射的に口から出た声を抑え
ることができなかった。
ボタンを外すことももどかしく思いながら上着を取り、肌着もそのあたりに投げ捨てる。
ひやりとした空気がむき出しの乳房に触れ、しこった乳首を指先で弾き、摘み、引くと
頭の芯まで電気が走るような感覚に襲われる。
そして足の間の灼熱感。
ほんの短い時間に股間に染みの滲んできたパンツを下着ごと脱ぎ捨てると、とたんに
周囲に蜜のような甘い香りが立ち込めた。
そして那美自身は気づく暇も無く快感に溺れれいるが、さらに説明出来ない出来事が
彼女自身に起こっていた。
ささやかだった乳房は男の片手には収まりきれない大きさでかつ美しい稜線を描き、
引き締まったウエストから下腹のラインとまろやかな臀部へと続く。
潤んだ瞳と濡れたような唇。淫らで美しい一個のメスともいえる姿に変貌していた。
一方の手は乳房を揉みながら時折爪の先で乳首の先端を引っかき、もう片方の手の指を
くちゅくちゅと水音を立てながら出し入れしつつ時折外にある指が少し上のぷくりと
膨らんだ豆のようなものを弾く。
何もかも忘れてしまうかのような快楽と何かが足りない感覚に突き動かされるように
部屋を横切りひときわ大きい磨かれた鉱物のはめ込まれている壁の前に那美は立った。
769 衝動的に書いてしまった sage 2007/10/26(金) 02:17:48 ID:x9UIUeeH
ゴゴ、ゴ…
壁が割れ、隣の部屋へと通じている。
大き目の寝台にも贄を乗せる祭壇にも見えるものだけが部屋にあった。
もしも注意深い者がその場にいたのならば、壁には装飾で巧に隠された多くの扉がある
ことに気がついたかもしれない。
しかし、快感を貪ることのみに意識を支配されているような今の那美にはそれは全く
どうでもいいことであった。
台の上に身体を横たえ、両の手はただただより強い刺激と快感を求めて動き続ける。
喘ぎ声と水音はますます大きさを増し、やがて一際高い声と何かが吹き出すような
音、そして濃厚な甘いような香りがのこった。
いつの間にかはぐれた那美を探していた研究者が、一人、また一人と遺跡の外に出る。
彼らは揃いも揃って南国の花にも似た濃厚な香りを纏い付かせ、そうして誰一人として
どうやって遺跡の外に出たかを覚えておらず、また仲間に一人の女性研究者がいた事を
忘れていた。
精気を吸い取られたかのように憔悴していたが、精気とともに知識や経験のほんの一部
も失われていたことに気がつくものはいなかった。
いつしか「素晴らしい遺跡」の話はじわりと広がり、そう多くは無いが遺跡を訪れる
者もいる。
しかし、誰一人として気づく者はいない。
「遺跡」そのものが女に憑き、ソレを囮としていることを。
男達の精を糧にし、それぞれから少しづつ掠め取った知識や経験で「遺跡」が成長して
いることを。
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以上。
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