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(新年の悲劇)
839 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 15:20:34.78 ID:iv5aWQMu
「どんどんどん!!」
午前3時、まだ現今をノックする音はきえない。
「おにいちゃんあけてぇぇ!はぁはぁ・・」
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
さっきまでうるさく聞こえていた悲鳴やサイレンはもう聞こえない。
「お兄ちゃんほしいよぉぉぉ・・・んぐぅ!・・くちくち・」
誰か助けてくれぇ!
今から4時間前、世間は新年モード一色だった。
俺はコンビ二でバイトしながらちらほら聞こえるカップルの甘い言葉で頭がおかしくなりそうだった。
「真一君は新年は彼女と過ごさないの~?」
そう俺の心をえぐってきたのは店長のあずきさんだ。30代前半というのに、このロリ顔はだめだろ!
「すいません。もてないもので・・・」
「ふてくされないの~新年はお姉さんがずっと一緒にいてあげるから!」
お姉さんというより・・・これ以上考えるのはやめておこう。
「あずきさんといても虚しいだけですよ。」
「なにそれ~!傷ついちゃうな~」
いったいどうやったらそんなに目をうるうる出来るのかわからない。
「ははは・・・あ・あれみてください!さろそろ、カウントダウンが始まりますよ!」
「ほんとだぁ~!来年こそこそ彼氏が出来ますように・・・出来ますように・・」
危ない人に引っかからないようにと願わずにはいられなかった。
「3!・・・2!・・・!・・・1!ハッピーニューイヤー!」
ドンドン!!
空にはでかい花火が打ち上げられた。その数時間後、こんな事が起きると誰が予測できただろうか。
840 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 15:24:43.33 ID:iv5aWQMu
「すいませ~ん。これくださ~い。」
いかにも酔ってそうなカップルがいちゃつきながら花火をカウンターに置いた。
こんちくしょう・・・どうせこの後、たっぷり朝までいちゃつきやがるな。
「785円になります。」
「たー君今夜は眠れないねぇ~。」
「どうしっかな~寝ちゃおっかな~。」
「ええ~!たー君ひ~ど~い~!」
「うそだよ~ん!ひっかかった~?」
しょうもないやり取りやめてさっさと金ださんかい!目に血の涙が滲んだのはいうまでもない。
「きゃあああ!!」
そのとき、外から大きな悲鳴が聞こた。
カウンターからはよく見えなかったが、カップルは不思議そうに外のほうを見ていた。
「なにあれ~?女が女襲ってるよ~きも~!」
おいおい。どれだけ、酔っ払ってるんだ。女が女襲ってるなんてそりゃ燃えるシュチュエーションだが・・
「ピーピー!ちょっと二人とも止めなさい!」
警官がやってきたみたいだ。一件落着か。ちょっと見てみたかったきもするけど。
「うわあ!!」
それは、意外な悲鳴だった。警官が突然悲鳴を上げたのだから。
「ちょっとたー君!逃げようよ・・気持ち悪いよ・・」
「そっそうだな・・すいません、つりいりませんから・・」
そういうと、1000円を出して足早にコンビニをでていった。
一体何が起こってるんだ?まさか・・・警官と3Pしてるわけないよな・・・
胸の内からこみ上げてくる好奇心は抑えようがなかった。
外を出て俺は自分のしたことを後悔した。警官は泡を吹いて気絶していたが、その警官のあそこをむさぼるように吸っていたのは俺の母さんだったから・・・
841 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 15:28:35.46 ID:iv5aWQMu
「な・・・何してんだよ・・・母さん!!!」
母さんには俺の声聞こえてないらしく、虚ろな目と赤くなったほほが俺の母さんが異常であることを示している。
横には恐らく母さんに襲われたであろう女の人が虚ろな目で小さく痙攣しながら倒れていた。
よく見るとそれは、紛れも無く店長だった。
わけがわからない。新年なって初めての日がこれかよ・・・
「母さん止めてくれよ!いいかげんにしてくれ!!」
こうしてる間にも野次馬が集まってくる。早くどうにかしないと・・
母さんをどかそうとした瞬間、後ろから肩をつかまれた。かなり強く。
「いって・・誰・・んぐ!」
後ろからディープキスをしてきたのは店長だった。
「くちゅ・・ちゅる・・ちゅる・ん!あはぁ!・・おいし・・」
もうすでに、店長は・・あずきさんはあずきさんじゃなく別の者に成り代わっていた。
「んぐ・・ん・・ちゅる・・ちゅる・・ぷは・・やめてください・・あずきさ・・」
あずきさんのあそこからはよくわからない黒いアメーバのような物体が見え隠れしていた。
「あずき・・真一君のことほしくなっちゃったぁ!あはぁ!」
そういうとあずきさんは俺をものすごい力で地面に押さえつけ、激しくディープキスをしてきた。
「ん・・くちゅ、くちゅ、ちゅる・・んく・・はぁ!これしゅごいのぉぉ!はむ!」
俺はなされるがまま、一歩も動けなかった。人間の力とは思えない力で押さえつけられていたからだ。
横目で警官の方を見るとすでにそこに警官の姿は無かった。
警官は野次馬にむかって走り不運な女性が捕まり、無理やりレイプされていた。
俺の母さんは次の獲物を探すように辺りを見回し、野次馬のほうに消えていった。
俺は体の中から恐怖を感じた。俺もこのまま、警官と同じように・・・
「ちゅ・・ちゅる・・んはぁ!今度は、おちんちんだねぇぇ!」
あずきさんは小悪魔のような笑みを浮かべてズボンに手をかけた。
その瞬間俺はあずきさんを押し倒して全速力で駆け出した。
「はぁはぁ・・はぁはぁ・・うぐ・・」
おれはこみ上げてくる涙を抑えられなかった。とりあえず、走ったひたすら、後ろからあずきさんが追いかけてくるような気がした。
俺は、急いでアパートに入って鍵を閉めた。
どんどん!!
「おにいちゃん!?無事なの?外が大変な事になっていて・・」
妹か・・もう頼れるのは妹だけだ・・・俺の友達はもう、あの物体に支配さているかもしれない・・
俺は鍵を開けようとドアに手をかけた。
「ちょ・・あなたたち誰?・・やめて・・・嫌・・・嫌ぁぁ!お兄ちゃん!」
俺はどうする事も出来なかった。震えて体が動かない。音だけが聞こえる・・・奇妙な音だけが・・
ぐちゅ・・・ぐにゅ・・・ぐにゅ・・・
どんどん!!
「おにいちゃぁぁぁんん!!あけてよぉぉ!!ひぎぃ・・ぐちゅ・・」
1月1日・・これから俺はどうなってしまうのだろう。
すいません。本当は1月までに書き上げたかったのですが時間がかかってしまいました。
848 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 23:13:23.04 ID:j5q1QRAz
1月2日、あれから一睡もできなかった。
ドアから聞こえる「妹だったもの」の声が俺の理性を焼き尽くそうとしてくる。
「お兄ちゃんの事、本当はずっと前から好きだったんだよ?はぁ・・はぁ・・。」
「いつもね、お兄ちゃんの事ばかり考えてたのぉ~・・くち・・ちゅくっ!・・あんっ!!」
「でもねぇ・・素直になれなかったの。うふ・・でも、今は違うの。」
「この子のおかげでねぇ~・・・自分に素直になれたの。」
「お兄ちゃん・・好きよ?寄生したいくらいいい!!あぎゅうう!!くはぁ!・・ちゅく!」
ずっと鳴り止まない「妹だったもの」の声に、俺の精神が崩壊しかけていた。
あのドアを開ければ俺も楽になれるんじゃないか?
俺は・・俺は・・
「ぷるるるるる!!」
そのとき、電話がなった。
850 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 23:26:47.47 ID:j5q1QRAz
いそいで、携帯をとるとそこにはまりかと映っていた。
「もしもし!?無事なのか?」
まりかは俺の幼馴染で、幼稚園から一緒だった俺の親友だ。
「真一君?どうしたの?」
「私、初詣に真一君誘おうって思って電話したんだけど。」
え?まりかのところではまだ寄生されている人がいないのか?
「もしよかったら、私が迎えにいこうと思うんだけど・・だめかな?」
まずい!今、まりかが俺の家に来たら妹に間違いなく襲われてしまう。
「だめだっ!あっ・・嫌、だめじゃなくて今危険なんだ!」
「信じてもらえないと思うけど・・」
「今、人が・・襲われて・・俺の妹も・・だからっ!」
「わかった。そんなに嫌ならもういい。」
851 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 23:29:48.33 ID:j5q1QRAz
「ちょっと待ってくれ!」
「まりかのところにおかしな奴らはいないか!?」
「あそこから黒い物体が出てる・・」
「私のことからかってるの?私忙しいからもう切るね。」
「あっ・・もしもし!?・・っく・・・。」
このままじゃ、まりかが危ない・・助けに行かないと。
俺は、「妹だったもの」の待つ玄関にゆっくりと近づいていった
855 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:39:12.01 ID:jYJ9oErb
続きを書きます。
俺はそっと玄関に手をかけた。
そしてゆっくり、慎重に鍵を開け深呼吸をした。
俺は俺は足りない自分の知能をフル回転させた。
どうやって妹をやり過ごすか・・
覚悟は決めていた。だけど、手が震えてうまくドアノブを回せない。
くそ!・・びびるな!びびるな・・。
「はぁ・・はぁ・・よし・・。」
そう自分に気合を入れると、俺はゆっくりとドアを開けた。
856 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:43:08.71 ID:jYJ9oErb
そこにいたのは、か弱い体を震わせながら泣きそうな顔で俺を見つめる妹だった。
よく考えてみれば無理もない。
夜中じゅうずっとここに立っていたのだ。
俺は、なんて事をしてしまったんだろう。
親が離婚してから俺の家族は、母さんと妹だけだったのに。
母さんはもう別人になってしまった。
俺の頼れる家族は妹だけじゃないか!
「お兄い・・ちゃん・・・。」
か細い声でそういうと、妹は俺の方にゆっくりと近づいてきた。
857 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:46:13.02 ID:jYJ9oErb
そして、そっと弱弱しく俺に抱きついてきた。
「静香・・ごめん・・俺。」
「私・・ずっと寂しかった。」
「でも、やっとお兄ちゃんに会えたよ。」
妹の体はかなり冷え切っていた。
俺は自分の罪悪感に耐えられなくなってきた。
どうしてあの時、妹を助けてやれなかったんだ。
俺は・・・ばかやろうだ。
「ごめん・・俺・・・俺。」
「もういいよ。こうしてまた二人ひとつになれるんだから。」
そういうと、妹は俺をそのままドアに押し付けた。
858 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:49:18.85 ID:jYJ9oErb
いや、押し付けたというレベルじゃない。
ドアは、ぐにゃりと曲がり俺の右腕から聞いた事のない音が聞こえた。
「があああ!!?・・。」
「大丈夫。すすすぐおわるるからね?」
妹は虚ろな目でそういうと軽く俺にキスをしてきた。
「はぁむぅ・・ちゅ・・。」
「ずっと、やってみたかったんだぁ・・お兄ちゃんとキス。」
俺はあまりの妹の変貌振りに固まるしかなかった。
右腕の感覚はない。いや、無い方がまだましか。
「うう・・くぁ・・。ごごご主人様がお兄ちゃんにあいさつしたたいってぇ。」
そういうと、妹のあそこから黒いドロドロしたものが・・。
859 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:51:47.84 ID:jYJ9oErb
俺は一瞬背中に寒気が走った。
名にやってんだ俺は!!妹が寄生されてるってわかってたはずなのに。
「痛くないからねぇ?いいいこは動いちゃだめだよ?」
ぐちゅ・・ぐちゅ・・ごぽ。
妹のあそこからあふれるように現れたそれは
ゆっくり俺のあそこに向かって進んできた。
「どんどんどん!!」
午前3時、まだ現今をノックする音はきえない。
「おにいちゃんあけてぇぇ!はぁはぁ・・」
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
さっきまでうるさく聞こえていた悲鳴やサイレンはもう聞こえない。
「お兄ちゃんほしいよぉぉぉ・・・んぐぅ!・・くちくち・」
誰か助けてくれぇ!
今から4時間前、世間は新年モード一色だった。
俺はコンビ二でバイトしながらちらほら聞こえるカップルの甘い言葉で頭がおかしくなりそうだった。
「真一君は新年は彼女と過ごさないの~?」
そう俺の心をえぐってきたのは店長のあずきさんだ。30代前半というのに、このロリ顔はだめだろ!
「すいません。もてないもので・・・」
「ふてくされないの~新年はお姉さんがずっと一緒にいてあげるから!」
お姉さんというより・・・これ以上考えるのはやめておこう。
「あずきさんといても虚しいだけですよ。」
「なにそれ~!傷ついちゃうな~」
いったいどうやったらそんなに目をうるうる出来るのかわからない。
「ははは・・・あ・あれみてください!さろそろ、カウントダウンが始まりますよ!」
「ほんとだぁ~!来年こそこそ彼氏が出来ますように・・・出来ますように・・」
危ない人に引っかからないようにと願わずにはいられなかった。
「3!・・・2!・・・!・・・1!ハッピーニューイヤー!」
ドンドン!!
空にはでかい花火が打ち上げられた。その数時間後、こんな事が起きると誰が予測できただろうか。
840 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 15:24:43.33 ID:iv5aWQMu
「すいませ~ん。これくださ~い。」
いかにも酔ってそうなカップルがいちゃつきながら花火をカウンターに置いた。
こんちくしょう・・・どうせこの後、たっぷり朝までいちゃつきやがるな。
「785円になります。」
「たー君今夜は眠れないねぇ~。」
「どうしっかな~寝ちゃおっかな~。」
「ええ~!たー君ひ~ど~い~!」
「うそだよ~ん!ひっかかった~?」
しょうもないやり取りやめてさっさと金ださんかい!目に血の涙が滲んだのはいうまでもない。
「きゃあああ!!」
そのとき、外から大きな悲鳴が聞こた。
カウンターからはよく見えなかったが、カップルは不思議そうに外のほうを見ていた。
「なにあれ~?女が女襲ってるよ~きも~!」
おいおい。どれだけ、酔っ払ってるんだ。女が女襲ってるなんてそりゃ燃えるシュチュエーションだが・・
「ピーピー!ちょっと二人とも止めなさい!」
警官がやってきたみたいだ。一件落着か。ちょっと見てみたかったきもするけど。
「うわあ!!」
それは、意外な悲鳴だった。警官が突然悲鳴を上げたのだから。
「ちょっとたー君!逃げようよ・・気持ち悪いよ・・」
「そっそうだな・・すいません、つりいりませんから・・」
そういうと、1000円を出して足早にコンビニをでていった。
一体何が起こってるんだ?まさか・・・警官と3Pしてるわけないよな・・・
胸の内からこみ上げてくる好奇心は抑えようがなかった。
外を出て俺は自分のしたことを後悔した。警官は泡を吹いて気絶していたが、その警官のあそこをむさぼるように吸っていたのは俺の母さんだったから・・・
841 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 15:28:35.46 ID:iv5aWQMu
「な・・・何してんだよ・・・母さん!!!」
母さんには俺の声聞こえてないらしく、虚ろな目と赤くなったほほが俺の母さんが異常であることを示している。
横には恐らく母さんに襲われたであろう女の人が虚ろな目で小さく痙攣しながら倒れていた。
よく見るとそれは、紛れも無く店長だった。
わけがわからない。新年なって初めての日がこれかよ・・・
「母さん止めてくれよ!いいかげんにしてくれ!!」
こうしてる間にも野次馬が集まってくる。早くどうにかしないと・・
母さんをどかそうとした瞬間、後ろから肩をつかまれた。かなり強く。
「いって・・誰・・んぐ!」
後ろからディープキスをしてきたのは店長だった。
「くちゅ・・ちゅる・・ちゅる・ん!あはぁ!・・おいし・・」
もうすでに、店長は・・あずきさんはあずきさんじゃなく別の者に成り代わっていた。
「んぐ・・ん・・ちゅる・・ちゅる・・ぷは・・やめてください・・あずきさ・・」
あずきさんのあそこからはよくわからない黒いアメーバのような物体が見え隠れしていた。
「あずき・・真一君のことほしくなっちゃったぁ!あはぁ!」
そういうとあずきさんは俺をものすごい力で地面に押さえつけ、激しくディープキスをしてきた。
「ん・・くちゅ、くちゅ、ちゅる・・んく・・はぁ!これしゅごいのぉぉ!はむ!」
俺はなされるがまま、一歩も動けなかった。人間の力とは思えない力で押さえつけられていたからだ。
横目で警官の方を見るとすでにそこに警官の姿は無かった。
警官は野次馬にむかって走り不運な女性が捕まり、無理やりレイプされていた。
俺の母さんは次の獲物を探すように辺りを見回し、野次馬のほうに消えていった。
俺は体の中から恐怖を感じた。俺もこのまま、警官と同じように・・・
「ちゅ・・ちゅる・・んはぁ!今度は、おちんちんだねぇぇ!」
あずきさんは小悪魔のような笑みを浮かべてズボンに手をかけた。
その瞬間俺はあずきさんを押し倒して全速力で駆け出した。
「はぁはぁ・・はぁはぁ・・うぐ・・」
おれはこみ上げてくる涙を抑えられなかった。とりあえず、走ったひたすら、後ろからあずきさんが追いかけてくるような気がした。
俺は、急いでアパートに入って鍵を閉めた。
どんどん!!
「おにいちゃん!?無事なの?外が大変な事になっていて・・」
妹か・・もう頼れるのは妹だけだ・・・俺の友達はもう、あの物体に支配さているかもしれない・・
俺は鍵を開けようとドアに手をかけた。
「ちょ・・あなたたち誰?・・やめて・・・嫌・・・嫌ぁぁ!お兄ちゃん!」
俺はどうする事も出来なかった。震えて体が動かない。音だけが聞こえる・・・奇妙な音だけが・・
ぐちゅ・・・ぐにゅ・・・ぐにゅ・・・
どんどん!!
「おにいちゃぁぁぁんん!!あけてよぉぉ!!ひぎぃ・・ぐちゅ・・」
1月1日・・これから俺はどうなってしまうのだろう。
すいません。本当は1月までに書き上げたかったのですが時間がかかってしまいました。
848 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 23:13:23.04 ID:j5q1QRAz
1月2日、あれから一睡もできなかった。
ドアから聞こえる「妹だったもの」の声が俺の理性を焼き尽くそうとしてくる。
「お兄ちゃんの事、本当はずっと前から好きだったんだよ?はぁ・・はぁ・・。」
「いつもね、お兄ちゃんの事ばかり考えてたのぉ~・・くち・・ちゅくっ!・・あんっ!!」
「でもねぇ・・素直になれなかったの。うふ・・でも、今は違うの。」
「この子のおかげでねぇ~・・・自分に素直になれたの。」
「お兄ちゃん・・好きよ?寄生したいくらいいい!!あぎゅうう!!くはぁ!・・ちゅく!」
ずっと鳴り止まない「妹だったもの」の声に、俺の精神が崩壊しかけていた。
あのドアを開ければ俺も楽になれるんじゃないか?
俺は・・俺は・・
「ぷるるるるる!!」
そのとき、電話がなった。
850 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 23:26:47.47 ID:j5q1QRAz
いそいで、携帯をとるとそこにはまりかと映っていた。
「もしもし!?無事なのか?」
まりかは俺の幼馴染で、幼稚園から一緒だった俺の親友だ。
「真一君?どうしたの?」
「私、初詣に真一君誘おうって思って電話したんだけど。」
え?まりかのところではまだ寄生されている人がいないのか?
「もしよかったら、私が迎えにいこうと思うんだけど・・だめかな?」
まずい!今、まりかが俺の家に来たら妹に間違いなく襲われてしまう。
「だめだっ!あっ・・嫌、だめじゃなくて今危険なんだ!」
「信じてもらえないと思うけど・・」
「今、人が・・襲われて・・俺の妹も・・だからっ!」
「わかった。そんなに嫌ならもういい。」
851 名無しさん@ピンキー 2011/06/02(木) 23:29:48.33 ID:j5q1QRAz
「ちょっと待ってくれ!」
「まりかのところにおかしな奴らはいないか!?」
「あそこから黒い物体が出てる・・」
「私のことからかってるの?私忙しいからもう切るね。」
「あっ・・もしもし!?・・っく・・・。」
このままじゃ、まりかが危ない・・助けに行かないと。
俺は、「妹だったもの」の待つ玄関にゆっくりと近づいていった
855 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:39:12.01 ID:jYJ9oErb
続きを書きます。
俺はそっと玄関に手をかけた。
そしてゆっくり、慎重に鍵を開け深呼吸をした。
俺は俺は足りない自分の知能をフル回転させた。
どうやって妹をやり過ごすか・・
覚悟は決めていた。だけど、手が震えてうまくドアノブを回せない。
くそ!・・びびるな!びびるな・・。
「はぁ・・はぁ・・よし・・。」
そう自分に気合を入れると、俺はゆっくりとドアを開けた。
856 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:43:08.71 ID:jYJ9oErb
そこにいたのは、か弱い体を震わせながら泣きそうな顔で俺を見つめる妹だった。
よく考えてみれば無理もない。
夜中じゅうずっとここに立っていたのだ。
俺は、なんて事をしてしまったんだろう。
親が離婚してから俺の家族は、母さんと妹だけだったのに。
母さんはもう別人になってしまった。
俺の頼れる家族は妹だけじゃないか!
「お兄い・・ちゃん・・・。」
か細い声でそういうと、妹は俺の方にゆっくりと近づいてきた。
857 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:46:13.02 ID:jYJ9oErb
そして、そっと弱弱しく俺に抱きついてきた。
「静香・・ごめん・・俺。」
「私・・ずっと寂しかった。」
「でも、やっとお兄ちゃんに会えたよ。」
妹の体はかなり冷え切っていた。
俺は自分の罪悪感に耐えられなくなってきた。
どうしてあの時、妹を助けてやれなかったんだ。
俺は・・・ばかやろうだ。
「ごめん・・俺・・・俺。」
「もういいよ。こうしてまた二人ひとつになれるんだから。」
そういうと、妹は俺をそのままドアに押し付けた。
858 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:49:18.85 ID:jYJ9oErb
いや、押し付けたというレベルじゃない。
ドアは、ぐにゃりと曲がり俺の右腕から聞いた事のない音が聞こえた。
「があああ!!?・・。」
「大丈夫。すすすぐおわるるからね?」
妹は虚ろな目でそういうと軽く俺にキスをしてきた。
「はぁむぅ・・ちゅ・・。」
「ずっと、やってみたかったんだぁ・・お兄ちゃんとキス。」
俺はあまりの妹の変貌振りに固まるしかなかった。
右腕の感覚はない。いや、無い方がまだましか。
「うう・・くぁ・・。ごごご主人様がお兄ちゃんにあいさつしたたいってぇ。」
そういうと、妹のあそこから黒いドロドロしたものが・・。
859 名無しさん@ピンキー 2011/06/03(金) 12:51:47.84 ID:jYJ9oErb
俺は一瞬背中に寒気が走った。
名にやってんだ俺は!!妹が寄生されてるってわかってたはずなのに。
「痛くないからねぇ?いいいこは動いちゃだめだよ?」
ぐちゅ・・ぐちゅ・・ごぽ。
妹のあそこからあふれるように現れたそれは
ゆっくり俺のあそこに向かって進んできた。
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