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九尾の開放
326 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:01:32 ID:RPQdJTzH
九尾の狐の尻尾が触手だったらヤりたい放題だなと思ったのでSS1つ置いておきますね
―――バス亭にバスが到着した。
降りてくる乗客はいない。それもそうか。平日の夕暮れだというのに、わざわざ観光地へやってくる道理はない。
いつも通りの風景だ。いつも通り、運転手はここで一時間ほど休憩し、折り返し発車する、
はずだったのだが。
「お客さん、終点だよ」
返事はない。
「お客さん!」
「…ん~?」
「もう終点だよ!降りてくれ」
「えー?………え!?もう!?」
運賃を払い、あくびをしながら玲子はバスを降りた。
「はー、降りるのが終点でよかった。寝過ごすところだったわ」
さぁて、さっさと「仕事」を終わらせて戻ってこよう。バスの発車は一時間後だ。それを逃すとまた一時間待つハメになる。こんな山の中で一時間待つなんて退屈すぎて死んでしまう。
そんなことを考えながら、玲子は歩き出した。
「しかしこのカッコ、いつも思うけど動きづらいわね…。それに、物珍しいからってジロジロ見られるし」
愚痴をこぼす玲子の格好は巫女装束だ。そう、彼女は巫女なのだ。それも退魔師の家系に生まれた、生粋の退魔巫女。
…なのだが、どうもその素質は妹に持っていかれてしまったようだ。玲子自身は、ただの一般人よりはマシなものの、妖怪と戦うのはもちろん、お祓いも満足にできない。
それ故に、両親から言い渡されるのはいつも雑用のような仕事。それでも、巫女としての修行は人並みにやらなければならない。
そういう家系に生まれてしまった以上、仕方ないとも思うのだが、学業ついでにやるにしては正直面倒だ。それに、友人との付き合いを断ったことも二回や三回ではない、
歩き出して10分は過ぎただろうか。目的の場所に近づいていることが、「臭い」で分かる。
「あー、あったあった」
あったと言っても、そこは目的地ではない。玲子が見つけたのは、「史跡 殺生石」の大きな立て看板。
殺生石。そこは、かつて玉藻前が九尾の狐としての正体を現し、数万の軍勢と激しい戦いを繰り広げた後に殺害された場所。
しかし、玉藻前が死した時石となり、怨念として周囲に毒を撒き散らすようになったと云われ、今でも殺生石一帯は有毒ガスが噴出している。
その有毒ガス特有の臭いとして、硫黄化合物の、いわゆる「腐った卵の臭い」が周囲に立ち込めているのだ。
とはいえ、近づくだけで動物の命を奪うというのは昔話で、現在ではただの観光地だ。
そこまで毒が弱まっているのは、殺生石に貼られた護符のおかげだと言い伝えられている。
玲子の「仕事」とは、その護符を張り替えるだけである。
「さて」
それだけのために、わざわざこんな遠くまで派遣されるのも嫌になってしまうのだが。何にせよ、とにかく今はさっさと護符を張り替えてバスに乗り遅れないようにするのが第一優先だ。
「サクッと終わらせますか」
玲子は看板の先にある殺生石へ向け、急ぎ足で進む。
岩だけが転がる、荒涼とした風景の中を先へ先へと進むと、遊歩道が途切れ目の前に一際巨大な岩場が現れた。
ここに殺生石がある、はずなのだが岩が多過ぎてどれが本当の殺生石か分からない。
「え~と、どれだったかなぁ」
一応、去年・一昨年とここに来て護符を張り替えている。ただ、その時は母親と一緒だったので、一人では初めてだ。
母親は妖気を感じる石が一つだけあると言っていたが…。どうせ、自分の力では感じ取ることはできないだろう。
張り替えの仕事は少し前から頼まれるようになったが、自分に回ってくるイコール大したことない安全な仕事ということだ。そのため、対象の妖気が小さく玲子には感じ取れないのである。
今までは護符の場所を所有者や地元の人に聞いて何とかしてきたが、今回は所有者がいるわけでもないし、周りに人影もない。
「大きい石だったっていうのは覚えてるんだけど…」
陽はどんどん沈んでおり、早くしないとバスに間に合わないどころか、暗くなって護符が見つけられなくなってしまう。もし張り替えられないまま家に戻れば、両親に雷を落とされるのは確実だ。
こうなったら、大きな石を手当たりしだい見ていくしかないか。しかし、この動きづらい格好で岩場を歩き回るも難儀だ。
仕方ない。ダメもとで、一度妖気を探してみよう。そう考え、玲子は神経を研ぎ澄ます。
327 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:01:57 ID:RPQdJTzH
「ん?」
珍しく、妖気を感じた。その方向を見ると、確かに大きな石がある。
転ばないよう、足元に注意して進む。そしてその石を手で探ってみると、確かに紙の感触が手に伝わった。
「あーあったあった、よかったぁ~」
これで両親に怒られることもなくなった。そう思い、護符を剥がそうとするが剥がれない。
(あ、そう言えば鍵がかかってるんだった)
護符を見つけられたのが嬉しかったのか、剥がされないための鍵の解除を忘れていたことに気づく。
「解!」
解除の呪文を唱えると、玲子は貼られていた護符を嬉々として剥がした。そして持ってきた新たな護符を取り出す。
その時、彼女は気づかなかった。その石から発せられる妖気は、自分で感じられるほど大きいということに。
その時、彼女は忘れていた。母親が、古い護符を剥がすのは持参した護符を貼ってからよ、と言っていたことを。
その時、彼女は見た。目の前の空間に突然、暗闇が拡がっていくのを。
――あらあら、まさか封印を解いてくれるとはねぇ
「えっ?」
玲子が呆気に取られている間に、暗闇は彼女をゆうゆうと飲み込めるほどに拡がった。
そして、事態を理解する前に玲子は暗闇に吸い込まれていった。
気がつけば、玲子はうつ伏せに倒れていた。
と同時に、ここが異様な場所であることが肌を通して伝わってくる。
「ひっ…」
慌てて玲子は体を起こす。ぶよぶよとした気持ち悪い感触が伝わってきたからだ。
自分が倒れていた場所を見ると、赤黒い生肉のような地面があった。
玲子が辺りを見回すと、やはり同じような地面が広がっていて、少し先には壁も見える。
「な、何なのここは…」
「うふふ、いらっしゃい♪」
突然、後ろから声がした。玲子は驚きながら振り向く。
「だっ、誰っ!?」
「まぁまぁ、そんなに怖がらないで♪あなたのことは歓迎してるんだから♪」
振り向いた先にいたのは、楽しそうな表情を浮かべた美女。
着物を着ており露出は少ないが、体のラインが女性として完璧なものであることは一目で分かる。
唯一はだけた胸元には豊かな果実が実っており、見る者の情欲を否応無しに煽り立てる。
だがしかし、ぴんと張った金色の耳が彼女が人間ではないことを主張していた。
「あ…あなたはっ、九尾の…」
「その通り♪私は九尾の狐。でも、昔は玉藻って名乗ってたから、そっちで読んでくれると嬉しいわ♪」
目の前にいるのは間違いない、ここに封じられている九尾の狐だ。
そんな高位の妖怪に、自分一人で対峙している。悪夢のような光景に、玲子は思わず後ずさる。
「あらあら、ひどいわねぇ。歓迎してるって言ったでしょ?こうして生身の体で人間と会えたのは実に900年ぶりなのよ?
霊体だけ抜け出して外の世界は見てたけど…封印が強くって、人に憑いたりできないから困っちゃって」
目の前の妖怪は嬉しそうに話しているが、玲子の耳には全く入っていなかった。これから自分はどうなってしまうのか。今まで聞いてきた退魔師の末路を思い浮かべては恐怖する。
「あ~、別にあなたに憑こうって訳じゃないから安心して?もちろん殺したりもしないわ。
昔は封印された腹いせに毒を撒き散らしたりしたけど、そんなことしても封印が解けるわけじゃないしねぇ。
じゃあなんで今も毒を出してるかって?それはね、ここ私が死んだっていうことで観光地になっちゃったみたいだし、ちょっと臭うぐらいがそれっぽくっていいのかなーって思ってね…」
玉藻は矢継ぎ早に喋るが、相変わらず玲子の顔は硬い。玉藻はため息をつくと、玲子に近づいて行く。
「もう…そんな顔じゃ美人が台無しよ?」
「嫌…来ないで…」
玲子はやはり後ずさるが、恐怖で体がうまく動かず、二人の距離はいとも簡単に縮まる。
玲子に近づくと、玉藻はしゃがみこみ、目を細め、玲子の顔を覗き込んだ。
「やっ…」
「ふふ…可愛いわ、あなた」
そう言うと、玲子の頬に手を伸ばす。
328 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:02:17 ID:RPQdJTzH
「欲情してきちゃった…♪」
玉藻はそう言うと、自らの体から妖気を発し始める。彼女の周りの空気が変わり始めた。
(え…?)
玲子は自分自身、心境の変化に驚いていた。
さっきまであんなに怯えていたはずなのに。なぜか、だんだんと、恐怖心が消えていく。
それどころか、目の前の妖怪に心を許してしもいいような気すらしてくるのだ。
実際には、それは玉藻が発している妖気のせいなのだが、妖怪退治の経験の無い玲子には分かるはずも無い。
玉藻の手が、玲子の頬に触れた。まだ恐怖心が残っていたのか、玲子は体を強張らせてその手を拒否する。
だが、玉藻は微笑んだままだ。そのまま数秒見詰め合っていると、玲子はなんだか拒否したことがすごく申し訳ないような気持ちになってくる。
この人は私を求めてくれているんだ。私を邪魔者扱いしてる両親と違って。だというのに、私はなんて失礼なことをしたんだろう。
そう思った玲子は、玉藻の手に自ら頬を添える。
「うふふ…ありがと♪」
ありがとう。ああ、この人に喜んでもらえるなんて。嬉しい。
玉藻が頬に添えた手をゆっくり動かすと、玲子はその手に甘えるかのように自分の頬を擦り付ける。
完全に、玲子は玉藻の術中にはまっていた。玉藻が発する、妖気が変質した甘い空気を吸い込み、思考はもうまともに働かない。
「さぁ、体を起こして」
「はい…」
頬に添えていた手が、うなじを通り肩に回る。その手に支えられるようにして、玲子は後ろ手から姿勢を変える。
玉藻は膝立ちだったため、正座した玲子の目の前には玉藻の豊満な胸があった。
(すごい…おっきい…。それに、なんだか…いい匂い…)
思わず、玲子は見とれてしまった。その様子を、玉藻は笑みを浮かべながら見つめる。
(この匂い吸ってると…体がだんだん…熱くなってくるのぉ…)
「私の胸…大きい?」
「え…」
見とれていたところに、突然声をかけられたので玲子は面食らってしまった。しかし、すぐにそれまでの蕩けた顔に戻る。
「はい、すごく大きいです…。それと…とってもいい匂いがしますぅ…」
「そう…。それじゃあなたはいい子だから…いっぱい吸わせてあげる♪」
そう言うと、玉藻は玲子の顔を自分の胸に沈めた。
突然のことに一瞬驚く玲子であったが、すぐに玉藻の匂いを胸いっぱいに吸い込み始めた。
(ああっ…いい匂いがぁ♪エッチな匂いがどんどん私の体に染み込んでいくぅ…♪)
鼻をすんすんと鳴らし、一心不乱に吸い続ける。先ほどまでとは比べ物にならないほど濃厚な妖気を、玲子は拒否するどころか喜んで受け入れていく。
同時に、媚薬としての効果も併せ持つ妖気を吸い込んだことで、彼女の体は昂ぶっていく。
「ふふ…くすぐったい」
玲子の姿を見て、玉藻は満足そうだった。もう心は十分ほぐれただろう。あとは、体がほぐれるのを待つだけ…。
「さぁ、もっともっと吸ってね♪」
しばらくして、玉藻は玲子を自分の体から引き離した。精神と肉体を侵されてなお、飽き足りないのか玲子は残念そうな顔をした。
「ごめんなさいねぇ…でも気持ちよかったでしょう?」
「あ…はい!とっても気持ちよかったです」
そう答える玲子の顔は上気して頬は赤く染まり、緩みきった表情を浮かべている。下半身の疼きも、どんどん大きくなってきていた。
「でもぉ、そのせいで私興奮しちゃってぇ」
「そう…けど、あなただけ気持ちよくなるのも不公平よね?」
その言葉を聴き、玲子ははっとした表情を浮かべる。
そうだ。玉藻"様"にこんなに気持ちよくしてもらったのに、私は何もしないでもっと求めるなんて…。
「私、何をすれば」
「んふふ…そうね、私の"尻尾"に奉仕してくれないかしら?」
そう言うと、玉藻の後ろに九つの影が現れた。それらはゆっくりと玲子のほうへ近づいてくる。
「まぁ、尻尾と言うよりは、触手と言ったほうがいいかしらね」
(そっか、これで九尾って呼ばれてるんだぁ)
自分の回りに触手が漂っているというのに、玲子に嫌悪感は全く無く、場違いなほどに呑気なことを考えている。
その内に、一本の触手が玲子の目の前に近づいてきた。
玲子は躊躇せずその触手を両手でつかむ。
「では玉藻様…御奉仕させていただきます」
玲子自身にはフェラの経験は無かったが、先ほど妖気を吸い込んだ時に体に刻み込まれた。
329 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:03:11 ID:RPQdJTzH
「あむっ…ちゅ、…んくっ…ちゅぱ…」
触手を丁寧になめしゃぶり、執拗にキスをする。
(玉藻様の触手、おっきくなってるぅ…感じてるんだ…)
「ああ、いいわぁ…上手よ」
「んむぅ……ふはぁ、ありがとうございます…むちゅ…、ちゅっ、あむ…」
「久しぶりにしてもらうと…気持ちよくって、もう出ちゃいそう♪」
「ん、んふっ、ん…らしてください、わらひのくひにぃ…」
「はぁん、もう我慢できない、出すわっ、出すから、受け止めてっ♪」
玉藻の声と共に、触手から白濁液が激しく噴出する。
「ん~~~!んうううぅ……!」
玲子はそれを全て受け止めようとするが、あまりの量に口から溢れ出す。ごくっ、ごくっと喉を鳴らしながら飲み込むが、それでも間に合わない。
大量の射精が終わると、玲子は触手を舐めて清め始めた。
「んっ、ちゅるぅ…ぺろっ」
「ふふ、行儀のいい子ね♪」
「玉藻様…すみません、たくさんこぼしてしまって…」
「いいのよ、気にしないで♪私も久しぶりで出しすぎちゃったし、」
どくん。
(あれ…?)
「あれだけ飲めば、十分なはずだし――」
熱い。胸の奥で、火がついたような。最初こそわずかだったその熱さは、心臓が脈打つたびにどんどん増していく。
「玉藻様、わ、私おかしい、熱い、胸が、熱いですっ」
「でしょうねぇ」
玉藻は静観しているが、その間にも熱さは増し、やがて胸の奥から二つのおっぱいへと、熱源は移っていく。
「な、何でぇ、おっぱいがぁ、おっぱい熱くておかしくなるっ」
「さっきあなたに飲ませたものにちょっと細工をしてね…飲んだらおっぱいからお乳が出るようにしたの♪」
玲子の標準的だった胸が膨らみ、同時に張りが出てくる。
わずかな時間で玲子の胸は爆乳と言っていいほど膨らんだ。
同時におっぱいの中に熱いものが溜まっていくように感じ、それを搾り出そうとしたのか。玲子は無意識のうちに自分の胸をはだけさせ、ブラジャーを外し、おっぱいを揉み始めていた。
「あああっ、出る!熱いの出るっ!おっぱいからみるく出ちゃうのぉぉぉ!!」
「くすくす…さぁ、出しなさい。たーっぷりとね…♪」
びゅるっ、びゅるるっ。
「あああ――――っ♪♪」
(みるくだすのぉぉ、すごいぃぃ♪♪)
激しく母乳を噴き出しながら、玲子は達した。しかし、射乳の快楽がよほど気持ちよかったのか。絶頂の余韻が収まると、玲子は再度自分のおっぱいを揉み始め、更に母乳を搾り出す。
「いいぃのおぉ、みるくびゅーびゅーだすのさいこおなのぉ…」
勢いよく噴き出した母乳は、玉藻の体にも飛び散る。玉藻はそれを指ですくい取り、口に運ぶ。
「おいしい…♪やっぱり霊力を持った人間の精気は最高ね…♪」
玲子の母乳を味見した玉藻は、玲子の裏へ回り込み、そして耳元でそっと囁く。
「駄目じゃない…せっかくのおいしいお乳、無駄にしちゃ」
「ふぇ…」
「そもそも、どうしてあなたのお乳を出るようにしたか分かる…?」
「…わかんないれすぅ…」
「それはね…あなたの精気をね、たっぷりいただくためよ♪」
330 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:04:06 ID:RPQdJTzH
玉藻の触手が、玲子のぴんと勃った乳首にむしゃぶりつく。
「ひゃっ!?」
「ふふ、乳首触れられただけで感じちゃうでしょ…?こんな状態でお乳搾られたらどうなっちゃうかしらねぇ…♪」
「そ、そんなことされたらぁ…私、おかしく、」
玲子の言葉をさえぎるように、搾乳が開始された。
「あっ!?あ―――っっ!!♪♪」
「あはぁ、おいしい♪900年ぶりの人間の精気、おいしすぎよぉっ♪」
「らめえぇぇ、私っ、もうイくぅ、すぐイっちゃうう!!」
「あははっ、いいわよぉ、何度も何度もイっちゃいなさぁい♪」
玲子が体を痙攣させ、秘所はしぶきを上げる。
それを見て、玉藻は触手を一本、玲子の下着へもぐりこませた。
「くはあぁぁぁっ!ああっ!?下にもきへるぅぅ!?」
「せっかくだから、こっちもいただこうかしらね♪」
もぐりこんだ触手は、とめどなく溢れる愛液を吸い始めた。
「やあぁん、そっちまで吸わないへえぇっ!」
「いいじゃなぁい。あなた、お乳だけじゃなく愛液も美味しいわよ♪」
「あああん、ま、またっ、ひゃあぁぁっ、またイくのおぉぉ~~っ!♪」
「あらあら、聞こえてないわね…」
「…はっ、あっ、♪、出る、まだみるくいっぱい出るぅぅ!」
母乳を搾りつくされ、ようやく玲子は触手から解放された。
幾度と無く達し、更に精気を吸われたことで、体はぐったりとし、いつの間にか玉藻に寄りかかっていた。目は焦点が定まっておらず、息も切らしている。
そんな様子の玲子の頭を、玉藻は優しく撫でる。
「あなたの精気、とってもおいしかったわぁ…。
こんなにおいしい精気をくれたし、あなたは封印を解いてくれた恩人だし…。何より、こんなに可愛いものね…」
玉藻は玲子の顔を引き寄せる。
「これは…私からのお礼よ♪」
「はぁ、はぁ…んんっ?」
そして、そのままキスをした。
「ん…ちゅっ…ちゅむ…じゅるるぅ…」
同時に、玲子へと妖気を流し込む。彼女はそれを、されるがままに受け入れる。
(キス…甘い…もっと…)
玲子の体から、巫女としてあるまじき妖気が漂い始めた。
それに呼応するように、ゆっくりと体が変わっていく。
黒かった髪は、美しい金色へ。
発育の余地のあった肢体は、完全に熟した艶かしいものに。
紅白の巫女装束は紫と暗い赤へと変色し、下半身を覆っている緋袴にはスリットが出来て太ももを晒す。
そして、金色のふさふさとした耳と、尾てい骨の辺りから触手が一本生え、玲子は人間でなくなった。
331 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:05:14 ID:RPQdJTzH
変化が終わったことを確認すると、玉藻は玲子を解放した。
玲子は息を整えてから、ゆっくり体を起こす。
「…」
体に妖気がみなぎるのを感じる。新たに生えた耳と触手は、触ってみると確かにくすぐったい感触が伝わる。もちろん、自分の意思で動かすこともできた。
「すごい…私、妖怪になっちゃった…」
「どうかしら、妖狐になった気分は?」
「玉藻様、私嬉しいです…妖狐になれて」
「ふふっ。喜んでもらえたようで、何よりだわぁ」
「私、退魔師の家系に生まれたせいで、ずっと巫女になることを強要されてきました。巫女なんて辛くてつまらなくって、いいことなんてちっとも無いのに。
だけど、妖狐となったことで巫女から解放されました。同時に、両親に復讐するだけの力も手に入れた…。玉藻様には、本当に感謝しています」
「そうだったの…。それじゃあ、これからは今までの分まで楽しまないとね♪
…そういえば、まだあなたの名前を聞いてなかったわ。教えてちょうだい?」
「そういえば、まだでしたね。私の名前は―」
玲子?いや違う。
「―"麗狐"です」
「そう、麗狐っていうのね…いい名前だわ♪それじゃ麗狐ちゃん、行きましょうか」
「行く?どこへですか?」
「せっかくあなたに封印を解いてもらったのよ?外でたっぷり精気を…ね♪」
「あはっ、そういうことですかぁ♪わかりましたぁ、私も人間の精気、早く吸いたいです♪」
―月夜の殺生石に、二つの影が現れる。その影は、人里へ向けすさまじい速度で消えていった。
end
以上、ムラムラして書きました。反省はしてません。
一応続きで妹とのエッチも考えてます…が、筆が進むかは未知数。
九尾の狐の尻尾が触手だったらヤりたい放題だなと思ったのでSS1つ置いておきますね
―――バス亭にバスが到着した。
降りてくる乗客はいない。それもそうか。平日の夕暮れだというのに、わざわざ観光地へやってくる道理はない。
いつも通りの風景だ。いつも通り、運転手はここで一時間ほど休憩し、折り返し発車する、
はずだったのだが。
「お客さん、終点だよ」
返事はない。
「お客さん!」
「…ん~?」
「もう終点だよ!降りてくれ」
「えー?………え!?もう!?」
運賃を払い、あくびをしながら玲子はバスを降りた。
「はー、降りるのが終点でよかった。寝過ごすところだったわ」
さぁて、さっさと「仕事」を終わらせて戻ってこよう。バスの発車は一時間後だ。それを逃すとまた一時間待つハメになる。こんな山の中で一時間待つなんて退屈すぎて死んでしまう。
そんなことを考えながら、玲子は歩き出した。
「しかしこのカッコ、いつも思うけど動きづらいわね…。それに、物珍しいからってジロジロ見られるし」
愚痴をこぼす玲子の格好は巫女装束だ。そう、彼女は巫女なのだ。それも退魔師の家系に生まれた、生粋の退魔巫女。
…なのだが、どうもその素質は妹に持っていかれてしまったようだ。玲子自身は、ただの一般人よりはマシなものの、妖怪と戦うのはもちろん、お祓いも満足にできない。
それ故に、両親から言い渡されるのはいつも雑用のような仕事。それでも、巫女としての修行は人並みにやらなければならない。
そういう家系に生まれてしまった以上、仕方ないとも思うのだが、学業ついでにやるにしては正直面倒だ。それに、友人との付き合いを断ったことも二回や三回ではない、
歩き出して10分は過ぎただろうか。目的の場所に近づいていることが、「臭い」で分かる。
「あー、あったあった」
あったと言っても、そこは目的地ではない。玲子が見つけたのは、「史跡 殺生石」の大きな立て看板。
殺生石。そこは、かつて玉藻前が九尾の狐としての正体を現し、数万の軍勢と激しい戦いを繰り広げた後に殺害された場所。
しかし、玉藻前が死した時石となり、怨念として周囲に毒を撒き散らすようになったと云われ、今でも殺生石一帯は有毒ガスが噴出している。
その有毒ガス特有の臭いとして、硫黄化合物の、いわゆる「腐った卵の臭い」が周囲に立ち込めているのだ。
とはいえ、近づくだけで動物の命を奪うというのは昔話で、現在ではただの観光地だ。
そこまで毒が弱まっているのは、殺生石に貼られた護符のおかげだと言い伝えられている。
玲子の「仕事」とは、その護符を張り替えるだけである。
「さて」
それだけのために、わざわざこんな遠くまで派遣されるのも嫌になってしまうのだが。何にせよ、とにかく今はさっさと護符を張り替えてバスに乗り遅れないようにするのが第一優先だ。
「サクッと終わらせますか」
玲子は看板の先にある殺生石へ向け、急ぎ足で進む。
岩だけが転がる、荒涼とした風景の中を先へ先へと進むと、遊歩道が途切れ目の前に一際巨大な岩場が現れた。
ここに殺生石がある、はずなのだが岩が多過ぎてどれが本当の殺生石か分からない。
「え~と、どれだったかなぁ」
一応、去年・一昨年とここに来て護符を張り替えている。ただ、その時は母親と一緒だったので、一人では初めてだ。
母親は妖気を感じる石が一つだけあると言っていたが…。どうせ、自分の力では感じ取ることはできないだろう。
張り替えの仕事は少し前から頼まれるようになったが、自分に回ってくるイコール大したことない安全な仕事ということだ。そのため、対象の妖気が小さく玲子には感じ取れないのである。
今までは護符の場所を所有者や地元の人に聞いて何とかしてきたが、今回は所有者がいるわけでもないし、周りに人影もない。
「大きい石だったっていうのは覚えてるんだけど…」
陽はどんどん沈んでおり、早くしないとバスに間に合わないどころか、暗くなって護符が見つけられなくなってしまう。もし張り替えられないまま家に戻れば、両親に雷を落とされるのは確実だ。
こうなったら、大きな石を手当たりしだい見ていくしかないか。しかし、この動きづらい格好で岩場を歩き回るも難儀だ。
仕方ない。ダメもとで、一度妖気を探してみよう。そう考え、玲子は神経を研ぎ澄ます。
327 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:01:57 ID:RPQdJTzH
「ん?」
珍しく、妖気を感じた。その方向を見ると、確かに大きな石がある。
転ばないよう、足元に注意して進む。そしてその石を手で探ってみると、確かに紙の感触が手に伝わった。
「あーあったあった、よかったぁ~」
これで両親に怒られることもなくなった。そう思い、護符を剥がそうとするが剥がれない。
(あ、そう言えば鍵がかかってるんだった)
護符を見つけられたのが嬉しかったのか、剥がされないための鍵の解除を忘れていたことに気づく。
「解!」
解除の呪文を唱えると、玲子は貼られていた護符を嬉々として剥がした。そして持ってきた新たな護符を取り出す。
その時、彼女は気づかなかった。その石から発せられる妖気は、自分で感じられるほど大きいということに。
その時、彼女は忘れていた。母親が、古い護符を剥がすのは持参した護符を貼ってからよ、と言っていたことを。
その時、彼女は見た。目の前の空間に突然、暗闇が拡がっていくのを。
――あらあら、まさか封印を解いてくれるとはねぇ
「えっ?」
玲子が呆気に取られている間に、暗闇は彼女をゆうゆうと飲み込めるほどに拡がった。
そして、事態を理解する前に玲子は暗闇に吸い込まれていった。
気がつけば、玲子はうつ伏せに倒れていた。
と同時に、ここが異様な場所であることが肌を通して伝わってくる。
「ひっ…」
慌てて玲子は体を起こす。ぶよぶよとした気持ち悪い感触が伝わってきたからだ。
自分が倒れていた場所を見ると、赤黒い生肉のような地面があった。
玲子が辺りを見回すと、やはり同じような地面が広がっていて、少し先には壁も見える。
「な、何なのここは…」
「うふふ、いらっしゃい♪」
突然、後ろから声がした。玲子は驚きながら振り向く。
「だっ、誰っ!?」
「まぁまぁ、そんなに怖がらないで♪あなたのことは歓迎してるんだから♪」
振り向いた先にいたのは、楽しそうな表情を浮かべた美女。
着物を着ており露出は少ないが、体のラインが女性として完璧なものであることは一目で分かる。
唯一はだけた胸元には豊かな果実が実っており、見る者の情欲を否応無しに煽り立てる。
だがしかし、ぴんと張った金色の耳が彼女が人間ではないことを主張していた。
「あ…あなたはっ、九尾の…」
「その通り♪私は九尾の狐。でも、昔は玉藻って名乗ってたから、そっちで読んでくれると嬉しいわ♪」
目の前にいるのは間違いない、ここに封じられている九尾の狐だ。
そんな高位の妖怪に、自分一人で対峙している。悪夢のような光景に、玲子は思わず後ずさる。
「あらあら、ひどいわねぇ。歓迎してるって言ったでしょ?こうして生身の体で人間と会えたのは実に900年ぶりなのよ?
霊体だけ抜け出して外の世界は見てたけど…封印が強くって、人に憑いたりできないから困っちゃって」
目の前の妖怪は嬉しそうに話しているが、玲子の耳には全く入っていなかった。これから自分はどうなってしまうのか。今まで聞いてきた退魔師の末路を思い浮かべては恐怖する。
「あ~、別にあなたに憑こうって訳じゃないから安心して?もちろん殺したりもしないわ。
昔は封印された腹いせに毒を撒き散らしたりしたけど、そんなことしても封印が解けるわけじゃないしねぇ。
じゃあなんで今も毒を出してるかって?それはね、ここ私が死んだっていうことで観光地になっちゃったみたいだし、ちょっと臭うぐらいがそれっぽくっていいのかなーって思ってね…」
玉藻は矢継ぎ早に喋るが、相変わらず玲子の顔は硬い。玉藻はため息をつくと、玲子に近づいて行く。
「もう…そんな顔じゃ美人が台無しよ?」
「嫌…来ないで…」
玲子はやはり後ずさるが、恐怖で体がうまく動かず、二人の距離はいとも簡単に縮まる。
玲子に近づくと、玉藻はしゃがみこみ、目を細め、玲子の顔を覗き込んだ。
「やっ…」
「ふふ…可愛いわ、あなた」
そう言うと、玲子の頬に手を伸ばす。
328 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:02:17 ID:RPQdJTzH
「欲情してきちゃった…♪」
玉藻はそう言うと、自らの体から妖気を発し始める。彼女の周りの空気が変わり始めた。
(え…?)
玲子は自分自身、心境の変化に驚いていた。
さっきまであんなに怯えていたはずなのに。なぜか、だんだんと、恐怖心が消えていく。
それどころか、目の前の妖怪に心を許してしもいいような気すらしてくるのだ。
実際には、それは玉藻が発している妖気のせいなのだが、妖怪退治の経験の無い玲子には分かるはずも無い。
玉藻の手が、玲子の頬に触れた。まだ恐怖心が残っていたのか、玲子は体を強張らせてその手を拒否する。
だが、玉藻は微笑んだままだ。そのまま数秒見詰め合っていると、玲子はなんだか拒否したことがすごく申し訳ないような気持ちになってくる。
この人は私を求めてくれているんだ。私を邪魔者扱いしてる両親と違って。だというのに、私はなんて失礼なことをしたんだろう。
そう思った玲子は、玉藻の手に自ら頬を添える。
「うふふ…ありがと♪」
ありがとう。ああ、この人に喜んでもらえるなんて。嬉しい。
玉藻が頬に添えた手をゆっくり動かすと、玲子はその手に甘えるかのように自分の頬を擦り付ける。
完全に、玲子は玉藻の術中にはまっていた。玉藻が発する、妖気が変質した甘い空気を吸い込み、思考はもうまともに働かない。
「さぁ、体を起こして」
「はい…」
頬に添えていた手が、うなじを通り肩に回る。その手に支えられるようにして、玲子は後ろ手から姿勢を変える。
玉藻は膝立ちだったため、正座した玲子の目の前には玉藻の豊満な胸があった。
(すごい…おっきい…。それに、なんだか…いい匂い…)
思わず、玲子は見とれてしまった。その様子を、玉藻は笑みを浮かべながら見つめる。
(この匂い吸ってると…体がだんだん…熱くなってくるのぉ…)
「私の胸…大きい?」
「え…」
見とれていたところに、突然声をかけられたので玲子は面食らってしまった。しかし、すぐにそれまでの蕩けた顔に戻る。
「はい、すごく大きいです…。それと…とってもいい匂いがしますぅ…」
「そう…。それじゃあなたはいい子だから…いっぱい吸わせてあげる♪」
そう言うと、玉藻は玲子の顔を自分の胸に沈めた。
突然のことに一瞬驚く玲子であったが、すぐに玉藻の匂いを胸いっぱいに吸い込み始めた。
(ああっ…いい匂いがぁ♪エッチな匂いがどんどん私の体に染み込んでいくぅ…♪)
鼻をすんすんと鳴らし、一心不乱に吸い続ける。先ほどまでとは比べ物にならないほど濃厚な妖気を、玲子は拒否するどころか喜んで受け入れていく。
同時に、媚薬としての効果も併せ持つ妖気を吸い込んだことで、彼女の体は昂ぶっていく。
「ふふ…くすぐったい」
玲子の姿を見て、玉藻は満足そうだった。もう心は十分ほぐれただろう。あとは、体がほぐれるのを待つだけ…。
「さぁ、もっともっと吸ってね♪」
しばらくして、玉藻は玲子を自分の体から引き離した。精神と肉体を侵されてなお、飽き足りないのか玲子は残念そうな顔をした。
「ごめんなさいねぇ…でも気持ちよかったでしょう?」
「あ…はい!とっても気持ちよかったです」
そう答える玲子の顔は上気して頬は赤く染まり、緩みきった表情を浮かべている。下半身の疼きも、どんどん大きくなってきていた。
「でもぉ、そのせいで私興奮しちゃってぇ」
「そう…けど、あなただけ気持ちよくなるのも不公平よね?」
その言葉を聴き、玲子ははっとした表情を浮かべる。
そうだ。玉藻"様"にこんなに気持ちよくしてもらったのに、私は何もしないでもっと求めるなんて…。
「私、何をすれば」
「んふふ…そうね、私の"尻尾"に奉仕してくれないかしら?」
そう言うと、玉藻の後ろに九つの影が現れた。それらはゆっくりと玲子のほうへ近づいてくる。
「まぁ、尻尾と言うよりは、触手と言ったほうがいいかしらね」
(そっか、これで九尾って呼ばれてるんだぁ)
自分の回りに触手が漂っているというのに、玲子に嫌悪感は全く無く、場違いなほどに呑気なことを考えている。
その内に、一本の触手が玲子の目の前に近づいてきた。
玲子は躊躇せずその触手を両手でつかむ。
「では玉藻様…御奉仕させていただきます」
玲子自身にはフェラの経験は無かったが、先ほど妖気を吸い込んだ時に体に刻み込まれた。
329 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:03:11 ID:RPQdJTzH
「あむっ…ちゅ、…んくっ…ちゅぱ…」
触手を丁寧になめしゃぶり、執拗にキスをする。
(玉藻様の触手、おっきくなってるぅ…感じてるんだ…)
「ああ、いいわぁ…上手よ」
「んむぅ……ふはぁ、ありがとうございます…むちゅ…、ちゅっ、あむ…」
「久しぶりにしてもらうと…気持ちよくって、もう出ちゃいそう♪」
「ん、んふっ、ん…らしてください、わらひのくひにぃ…」
「はぁん、もう我慢できない、出すわっ、出すから、受け止めてっ♪」
玉藻の声と共に、触手から白濁液が激しく噴出する。
「ん~~~!んうううぅ……!」
玲子はそれを全て受け止めようとするが、あまりの量に口から溢れ出す。ごくっ、ごくっと喉を鳴らしながら飲み込むが、それでも間に合わない。
大量の射精が終わると、玲子は触手を舐めて清め始めた。
「んっ、ちゅるぅ…ぺろっ」
「ふふ、行儀のいい子ね♪」
「玉藻様…すみません、たくさんこぼしてしまって…」
「いいのよ、気にしないで♪私も久しぶりで出しすぎちゃったし、」
どくん。
(あれ…?)
「あれだけ飲めば、十分なはずだし――」
熱い。胸の奥で、火がついたような。最初こそわずかだったその熱さは、心臓が脈打つたびにどんどん増していく。
「玉藻様、わ、私おかしい、熱い、胸が、熱いですっ」
「でしょうねぇ」
玉藻は静観しているが、その間にも熱さは増し、やがて胸の奥から二つのおっぱいへと、熱源は移っていく。
「な、何でぇ、おっぱいがぁ、おっぱい熱くておかしくなるっ」
「さっきあなたに飲ませたものにちょっと細工をしてね…飲んだらおっぱいからお乳が出るようにしたの♪」
玲子の標準的だった胸が膨らみ、同時に張りが出てくる。
わずかな時間で玲子の胸は爆乳と言っていいほど膨らんだ。
同時におっぱいの中に熱いものが溜まっていくように感じ、それを搾り出そうとしたのか。玲子は無意識のうちに自分の胸をはだけさせ、ブラジャーを外し、おっぱいを揉み始めていた。
「あああっ、出る!熱いの出るっ!おっぱいからみるく出ちゃうのぉぉぉ!!」
「くすくす…さぁ、出しなさい。たーっぷりとね…♪」
びゅるっ、びゅるるっ。
「あああ――――っ♪♪」
(みるくだすのぉぉ、すごいぃぃ♪♪)
激しく母乳を噴き出しながら、玲子は達した。しかし、射乳の快楽がよほど気持ちよかったのか。絶頂の余韻が収まると、玲子は再度自分のおっぱいを揉み始め、更に母乳を搾り出す。
「いいぃのおぉ、みるくびゅーびゅーだすのさいこおなのぉ…」
勢いよく噴き出した母乳は、玉藻の体にも飛び散る。玉藻はそれを指ですくい取り、口に運ぶ。
「おいしい…♪やっぱり霊力を持った人間の精気は最高ね…♪」
玲子の母乳を味見した玉藻は、玲子の裏へ回り込み、そして耳元でそっと囁く。
「駄目じゃない…せっかくのおいしいお乳、無駄にしちゃ」
「ふぇ…」
「そもそも、どうしてあなたのお乳を出るようにしたか分かる…?」
「…わかんないれすぅ…」
「それはね…あなたの精気をね、たっぷりいただくためよ♪」
330 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:04:06 ID:RPQdJTzH
玉藻の触手が、玲子のぴんと勃った乳首にむしゃぶりつく。
「ひゃっ!?」
「ふふ、乳首触れられただけで感じちゃうでしょ…?こんな状態でお乳搾られたらどうなっちゃうかしらねぇ…♪」
「そ、そんなことされたらぁ…私、おかしく、」
玲子の言葉をさえぎるように、搾乳が開始された。
「あっ!?あ―――っっ!!♪♪」
「あはぁ、おいしい♪900年ぶりの人間の精気、おいしすぎよぉっ♪」
「らめえぇぇ、私っ、もうイくぅ、すぐイっちゃうう!!」
「あははっ、いいわよぉ、何度も何度もイっちゃいなさぁい♪」
玲子が体を痙攣させ、秘所はしぶきを上げる。
それを見て、玉藻は触手を一本、玲子の下着へもぐりこませた。
「くはあぁぁぁっ!ああっ!?下にもきへるぅぅ!?」
「せっかくだから、こっちもいただこうかしらね♪」
もぐりこんだ触手は、とめどなく溢れる愛液を吸い始めた。
「やあぁん、そっちまで吸わないへえぇっ!」
「いいじゃなぁい。あなた、お乳だけじゃなく愛液も美味しいわよ♪」
「あああん、ま、またっ、ひゃあぁぁっ、またイくのおぉぉ~~っ!♪」
「あらあら、聞こえてないわね…」
「…はっ、あっ、♪、出る、まだみるくいっぱい出るぅぅ!」
母乳を搾りつくされ、ようやく玲子は触手から解放された。
幾度と無く達し、更に精気を吸われたことで、体はぐったりとし、いつの間にか玉藻に寄りかかっていた。目は焦点が定まっておらず、息も切らしている。
そんな様子の玲子の頭を、玉藻は優しく撫でる。
「あなたの精気、とってもおいしかったわぁ…。
こんなにおいしい精気をくれたし、あなたは封印を解いてくれた恩人だし…。何より、こんなに可愛いものね…」
玉藻は玲子の顔を引き寄せる。
「これは…私からのお礼よ♪」
「はぁ、はぁ…んんっ?」
そして、そのままキスをした。
「ん…ちゅっ…ちゅむ…じゅるるぅ…」
同時に、玲子へと妖気を流し込む。彼女はそれを、されるがままに受け入れる。
(キス…甘い…もっと…)
玲子の体から、巫女としてあるまじき妖気が漂い始めた。
それに呼応するように、ゆっくりと体が変わっていく。
黒かった髪は、美しい金色へ。
発育の余地のあった肢体は、完全に熟した艶かしいものに。
紅白の巫女装束は紫と暗い赤へと変色し、下半身を覆っている緋袴にはスリットが出来て太ももを晒す。
そして、金色のふさふさとした耳と、尾てい骨の辺りから触手が一本生え、玲子は人間でなくなった。
331 九尾の開放 sage 2010/10/18(月) 01:05:14 ID:RPQdJTzH
変化が終わったことを確認すると、玉藻は玲子を解放した。
玲子は息を整えてから、ゆっくり体を起こす。
「…」
体に妖気がみなぎるのを感じる。新たに生えた耳と触手は、触ってみると確かにくすぐったい感触が伝わる。もちろん、自分の意思で動かすこともできた。
「すごい…私、妖怪になっちゃった…」
「どうかしら、妖狐になった気分は?」
「玉藻様、私嬉しいです…妖狐になれて」
「ふふっ。喜んでもらえたようで、何よりだわぁ」
「私、退魔師の家系に生まれたせいで、ずっと巫女になることを強要されてきました。巫女なんて辛くてつまらなくって、いいことなんてちっとも無いのに。
だけど、妖狐となったことで巫女から解放されました。同時に、両親に復讐するだけの力も手に入れた…。玉藻様には、本当に感謝しています」
「そうだったの…。それじゃあ、これからは今までの分まで楽しまないとね♪
…そういえば、まだあなたの名前を聞いてなかったわ。教えてちょうだい?」
「そういえば、まだでしたね。私の名前は―」
玲子?いや違う。
「―"麗狐"です」
「そう、麗狐っていうのね…いい名前だわ♪それじゃ麗狐ちゃん、行きましょうか」
「行く?どこへですか?」
「せっかくあなたに封印を解いてもらったのよ?外でたっぷり精気を…ね♪」
「あはっ、そういうことですかぁ♪わかりましたぁ、私も人間の精気、早く吸いたいです♪」
―月夜の殺生石に、二つの影が現れる。その影は、人里へ向けすさまじい速度で消えていった。
end
以上、ムラムラして書きました。反省はしてません。
一応続きで妹とのエッチも考えてます…が、筆が進むかは未知数。
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