スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(その日の屋上は)
572 109 sage 2009/05/28(木) 00:15:51 ID:mpQQ0i6b
大変懐かしい名乗りをあげてみる
とりあえず投下
「あれ」
朱音は思わず、声を出していた。自分を見つめる女生徒がいる。
地方都市の電車内といえども、朝は通勤、通学の生徒でごったがえすものだ。そんな中、朱美が彼女に気づいたのは偶然と言っていい。けれど。
(うわ、美人……)
西洋の血が入っているのだろうか、端正な顔立ちだ。けれども瞳や髪は引き込まれそうなほど黒い。口紅を塗っているのだろうか、てらてらと光る紅い唇も艶めかしく、
やや野暮ったい制服も出るところは出ていて、その下にくるむ体の美しさを隠せてはいない。
ひるがえって自分は。
陸上のためばっさり切った、染めていないが名前の通りやや赤みがかった髪。ようやくにきびが出ないようになった肌、控えめな胸。
親は可愛いと言ってくれるが自分では子供っぽいと思ってしまう顔立ちなど、どうひいき目に考えても目の前の女生徒とは比べ物にならない。
(上級生、なのかな。でも、こんな美人なひとがいたら噂になるよね)
首をひねる朱美に、女生徒はにっこりと笑いかけた。どき、と心臓が高鳴る。
(まままままてあたし、なぜ女の人にドキドキする)
今まで感じたことのない想いに戸惑っていると、ふわり、と風に乗って、香りが漂ってきた。
甘い。
まるで、上等な香水みたい、と思う間もなく、電車のアナウンスが降りる駅を伝えた。
「わわわ、降ります、おろしてー!」
サラリーマンを押しのけ、同じく降りる生徒とお団子になりながら、辛うじてドアが閉まる前に車内から脱出する。毎朝やっても慣れない運動にぜえぜえと荒く息をつき、ふとあたりを見回す。
あの女生徒は、いない。
乗り過ごしたのか、はたまた違う学校だったのか。考える間もなく周囲を走る生徒に、ふと我にかえって携帯の液晶を見る。その文字は遅刻ギリギリの時間であることを示していた。
「やばいっ!」
携帯を慌ててバッグに押し込み、走り出した。鍛えられた足は、彼女を羽が生えたかのように駆けさせていく。
573 109 sage 2009/05/28(木) 00:16:51 ID:mpQQ0i6b
体が熱っぽい。
風邪かと問われると何かが違う。第一、風邪なんてここ最近引いたことがない。もともと、新型インフルだって朱美は避けて通るでしょ、
と友人連中にネタにされるくらいの健康優良児であり、本人もそれを自慢しているのだ。
なので、昼休みは風通しがよく涼しい屋上でご飯を食べることにした。といっても両親は共働きのため、購買で勝ってきたパン食になるわけだが。
「うう、またパンのビニールを破く作業が始まるお、か」
最近流行っている掲示板キャラクターのモノマネをしつつ、両手にパンを抱えて階段を昇っていく。屋上は昼休みの人気スポットで、
晴天時にはそこかしこで生徒たちがお弁当を食べたり、雑談に興じている賑やかな所だ。
「あれ?」
でも、その日の屋上は違った。ドアをくぐってあたりを見渡しても、誰もいない。
「おかしいなー。こんなに晴れているのに」
はて、と首をひねったとき。
「こんにちは」
涼やかな声が、背後からかけられた。
「わっ!」
思わず、飛びあがってしまった。慌てて振り向く。
そこには朝、電車で会った、彼女が立っていた。
「あ、あの、こんにち……は」
ぐるぐると聞きたいことが頭をめぐる。ここの生徒なのか、それとも違うのか。なぜ屋上に誰も人がいないのか、など。
しかし、それらをすべて吹き飛ばす言葉が、目の前の麗人から洩れた。
「ふふ、可愛い。あなた、わたしのモノになりなさいな」
「へ?」
意味がわからず、ぽかんとしてしまう。ふと気がつくと、肌と肌が触れ合う距離にまで近寄られていた。
つん、と甘い香りが鼻腔を満たす。この人の香りだ、と認識する間もなく、唇を重ねられる。
「むうううううううううっ!?」
暖かく柔らかいものが唇に押し付けられ、ぬらりとしたものが唇を割って入ってきて口内をかき回す。甘い香りに、味が加わった。
574 109 sage 2009/05/28(木) 00:17:36 ID:mpQQ0i6b
「ふむっ、んんっ、ふぅぅっ、くふっ、んんんんっ!?」
思考が、ぼやけてくる。ただ甘い香りと口をかき回すぞくぞくとした感触だけがわかる。
さわり。
「ひっ!?」
股間を、ショーツ越しに撫でられる。普段なら思いっきり平手打ちをくらわすだろうが、なぜか力も、抵抗する気力も起こらない。指が、割れ目に沿ってさわりさわりと撫でてゆく。
にちゃ、くちゅ。
いつの間にか、いやらしい水音が混じるようになってきた。濡れているのだ。それに気がつき、羞恥心があっという間に心を満たしていく。そして、ずるりとショーツが下ろされ、指がじかに秘部に触れた。
「ひぁ……」
くちゅくちゅ、くちゅくちゅといやらしい音がする。恥ずかしい。だが、それにも増して、今まで感じたことのない快楽が送り込まれてくる。今まで時々してきた自慰行為など、まるで子供の遊びに思える。
濡れた指が、敏感な突起に触れた。そのまま、柔らかく転がされてゆく。そして、十分にしこりたったそれを、きゅうっとつまみあげた。
目の奥で、火花が散った。頭が真っ白になっていく。ふわり、と体が浮き上がるような感覚にめまいがする。
「んんんんんっ、ふむぅぅぅぅぅぅ!????」
背中が支えられているせいで弓のように背を反らし、襲い来る快感を受け止めてゆく。電流を流されたようにびくびくと手や足が勝手に動くのがわかった。
ずるり、と舌が引き抜かれる。霞む目でも、目の前の美女の顔が恍惚に歪んでいるのがわかる。
「ああ、美味しいわ……、こんな精気は久しぶり。ふふ、あなた、気に入ったわ。もっともっと快楽を貪れる体にしてあげる」
蜜で濡れた手を、朱美の目の前に差し出す。そこに、ぽう、と光がともった。そして、そこからにじみ出るようにあらわれたのは。
「ひっ!?」
一見赤く光るビー玉サイズの宝石のように見える、が、断じて宝石じゃない。なぜなら、宝石はこんなにぬらつく触手を何本もはみ出させてはいない。
「はい、贈り物よ」
そのまま、スカートの中に手が差し込まれた。そして、敏感なしこり立つ秘芯に生暖かいものが押し付けられる。
「くひぃぃぃぃぃっ!」
再度襲い来る快感に、意識が遠くなる。その目に焼きついたのは、艶然と微笑む、黒髪の女性の姿だった。
575 109 sage 2009/05/28(木) 00:18:11 ID:mpQQ0i6b
今日はここまで
気が向いたら続きを投下します
大変懐かしい名乗りをあげてみる
とりあえず投下
「あれ」
朱音は思わず、声を出していた。自分を見つめる女生徒がいる。
地方都市の電車内といえども、朝は通勤、通学の生徒でごったがえすものだ。そんな中、朱美が彼女に気づいたのは偶然と言っていい。けれど。
(うわ、美人……)
西洋の血が入っているのだろうか、端正な顔立ちだ。けれども瞳や髪は引き込まれそうなほど黒い。口紅を塗っているのだろうか、てらてらと光る紅い唇も艶めかしく、
やや野暮ったい制服も出るところは出ていて、その下にくるむ体の美しさを隠せてはいない。
ひるがえって自分は。
陸上のためばっさり切った、染めていないが名前の通りやや赤みがかった髪。ようやくにきびが出ないようになった肌、控えめな胸。
親は可愛いと言ってくれるが自分では子供っぽいと思ってしまう顔立ちなど、どうひいき目に考えても目の前の女生徒とは比べ物にならない。
(上級生、なのかな。でも、こんな美人なひとがいたら噂になるよね)
首をひねる朱美に、女生徒はにっこりと笑いかけた。どき、と心臓が高鳴る。
(まままままてあたし、なぜ女の人にドキドキする)
今まで感じたことのない想いに戸惑っていると、ふわり、と風に乗って、香りが漂ってきた。
甘い。
まるで、上等な香水みたい、と思う間もなく、電車のアナウンスが降りる駅を伝えた。
「わわわ、降ります、おろしてー!」
サラリーマンを押しのけ、同じく降りる生徒とお団子になりながら、辛うじてドアが閉まる前に車内から脱出する。毎朝やっても慣れない運動にぜえぜえと荒く息をつき、ふとあたりを見回す。
あの女生徒は、いない。
乗り過ごしたのか、はたまた違う学校だったのか。考える間もなく周囲を走る生徒に、ふと我にかえって携帯の液晶を見る。その文字は遅刻ギリギリの時間であることを示していた。
「やばいっ!」
携帯を慌ててバッグに押し込み、走り出した。鍛えられた足は、彼女を羽が生えたかのように駆けさせていく。
573 109 sage 2009/05/28(木) 00:16:51 ID:mpQQ0i6b
体が熱っぽい。
風邪かと問われると何かが違う。第一、風邪なんてここ最近引いたことがない。もともと、新型インフルだって朱美は避けて通るでしょ、
と友人連中にネタにされるくらいの健康優良児であり、本人もそれを自慢しているのだ。
なので、昼休みは風通しがよく涼しい屋上でご飯を食べることにした。といっても両親は共働きのため、購買で勝ってきたパン食になるわけだが。
「うう、またパンのビニールを破く作業が始まるお、か」
最近流行っている掲示板キャラクターのモノマネをしつつ、両手にパンを抱えて階段を昇っていく。屋上は昼休みの人気スポットで、
晴天時にはそこかしこで生徒たちがお弁当を食べたり、雑談に興じている賑やかな所だ。
「あれ?」
でも、その日の屋上は違った。ドアをくぐってあたりを見渡しても、誰もいない。
「おかしいなー。こんなに晴れているのに」
はて、と首をひねったとき。
「こんにちは」
涼やかな声が、背後からかけられた。
「わっ!」
思わず、飛びあがってしまった。慌てて振り向く。
そこには朝、電車で会った、彼女が立っていた。
「あ、あの、こんにち……は」
ぐるぐると聞きたいことが頭をめぐる。ここの生徒なのか、それとも違うのか。なぜ屋上に誰も人がいないのか、など。
しかし、それらをすべて吹き飛ばす言葉が、目の前の麗人から洩れた。
「ふふ、可愛い。あなた、わたしのモノになりなさいな」
「へ?」
意味がわからず、ぽかんとしてしまう。ふと気がつくと、肌と肌が触れ合う距離にまで近寄られていた。
つん、と甘い香りが鼻腔を満たす。この人の香りだ、と認識する間もなく、唇を重ねられる。
「むうううううううううっ!?」
暖かく柔らかいものが唇に押し付けられ、ぬらりとしたものが唇を割って入ってきて口内をかき回す。甘い香りに、味が加わった。
574 109 sage 2009/05/28(木) 00:17:36 ID:mpQQ0i6b
「ふむっ、んんっ、ふぅぅっ、くふっ、んんんんっ!?」
思考が、ぼやけてくる。ただ甘い香りと口をかき回すぞくぞくとした感触だけがわかる。
さわり。
「ひっ!?」
股間を、ショーツ越しに撫でられる。普段なら思いっきり平手打ちをくらわすだろうが、なぜか力も、抵抗する気力も起こらない。指が、割れ目に沿ってさわりさわりと撫でてゆく。
にちゃ、くちゅ。
いつの間にか、いやらしい水音が混じるようになってきた。濡れているのだ。それに気がつき、羞恥心があっという間に心を満たしていく。そして、ずるりとショーツが下ろされ、指がじかに秘部に触れた。
「ひぁ……」
くちゅくちゅ、くちゅくちゅといやらしい音がする。恥ずかしい。だが、それにも増して、今まで感じたことのない快楽が送り込まれてくる。今まで時々してきた自慰行為など、まるで子供の遊びに思える。
濡れた指が、敏感な突起に触れた。そのまま、柔らかく転がされてゆく。そして、十分にしこりたったそれを、きゅうっとつまみあげた。
目の奥で、火花が散った。頭が真っ白になっていく。ふわり、と体が浮き上がるような感覚にめまいがする。
「んんんんんっ、ふむぅぅぅぅぅぅ!????」
背中が支えられているせいで弓のように背を反らし、襲い来る快感を受け止めてゆく。電流を流されたようにびくびくと手や足が勝手に動くのがわかった。
ずるり、と舌が引き抜かれる。霞む目でも、目の前の美女の顔が恍惚に歪んでいるのがわかる。
「ああ、美味しいわ……、こんな精気は久しぶり。ふふ、あなた、気に入ったわ。もっともっと快楽を貪れる体にしてあげる」
蜜で濡れた手を、朱美の目の前に差し出す。そこに、ぽう、と光がともった。そして、そこからにじみ出るようにあらわれたのは。
「ひっ!?」
一見赤く光るビー玉サイズの宝石のように見える、が、断じて宝石じゃない。なぜなら、宝石はこんなにぬらつく触手を何本もはみ出させてはいない。
「はい、贈り物よ」
そのまま、スカートの中に手が差し込まれた。そして、敏感なしこり立つ秘芯に生暖かいものが押し付けられる。
「くひぃぃぃぃぃっ!」
再度襲い来る快感に、意識が遠くなる。その目に焼きついたのは、艶然と微笑む、黒髪の女性の姿だった。
575 109 sage 2009/05/28(木) 00:18:11 ID:mpQQ0i6b
今日はここまで
気が向いたら続きを投下します
コメント
コメントの投稿
« (新型インフルエンザ) l ホーム l 白濁の巫女3 »