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AT SCHOOL
885 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:16:59 ID:072Y0x2S
ドン!!ドン!!
広い倉庫に、拳を叩きつける音が虚しく響く。薄暗い明かりしかないその倉庫の中には、一人の少女が居た。
前田涼。この学校に通う2年生徒だが、別に好き好んで中に居るわけがない。
第2体育倉庫に呼びだされた上、倉庫内へ閉じ込められた。もちろん、嫌がらせである。
日の差さないため床は冷たく、マットのような物すらない。冬の冷たい外気が入り込み、容赦なく涼の体温を奪っていた。
教室では、普通に授業が行われていた。もちろん涼は「保健室へ行った」事になっている。
彼女はこのクラスで、あるグループによっていじめられていた。佐々木美和、西崎由美、榊千夏を中心とする女子グループ。
涼を倉庫に閉じ込め、ご丁寧に鍵までかけたのはもちろんこの3人だった。
「う・・・寒・・・・・」
体を丸めてしゃがんでいるが、体の震えが止まらない。手を擦ってみるが、まるで感覚が無かった。
立ち上がろうとするが、冷え切った体には力が入らず床に倒れてしまう。
(死ぬかも・・・)
あの時逆らってしまったが最期、あのグループのいじめは徹底的だ。最も、涼には逆らった記憶など無い。
入学後早々から弄られるようになり、それがエスカレートして今に至る。
(こんな一方的に人生壊されて死んじゃうのか・・・)
意識が途切れそうな中、その想いが心の中に残っていた。
『貴様・・・未練があるな』
突然、自分に語りかける声がした。倉庫の中には誰もいない筈だ。
(ついに幻聴まで・・・・)
『もし凍って死にたくなければ、聞け』
声とともに、「何か」の気配がする。体の感覚は無い筈なのに、奇妙な感覚だ。
「幻聴・・・じゃないの?」
『我は古代の妖・・・・邪淫鬼と呼ばれるモノだ。死にかけであるお前には声が届くようだな』
「じゃ・・・淫・・・鬼?」
『貴様等が妖と呼ぶものだ』
『今、お前は死にかけている。だが、お前の心には強い未練が残っているだろう?』
「・・・未練・・・・・・」
『ソレを果たす手助けをしてやると言っているのだ』
「手・・・助け?」
『「あの女共に復讐、を。」違うか?』
「そうよ・・・あいつらが・・・・あいつらのせいで・・・・・」
『復讐を手伝ってほしいか?』
「何だってするから・・・助けて・・・」
『言ったな』
妖怪がにぃ、と笑うのがわかった。全て見透かされているようだ。
自らの体と心が、奈落の闇に飲まれるのがわかった。
886 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:19:40 ID:072Y0x2S
「はぁ・・・もう5時か」
西崎由美は部室の片付けを終えて、帰り道を歩いていた。由美はいつも部活の後は裏門の方から帰ることにしていた。
裏門への道を歩いていると、涼を閉じ込めたはずの倉庫の扉が開いているのに気づいた。
「誰かが開けたのかな?」
いや、第2倉庫などそうそう使うことが無い場所だ。だからこそ涼を閉じ込めたのだから。
鍵は外から簡単に外れるが、中からは絶対に開かない。
中をおずおずと覗いてみる由美。がらん、とした中には誰の影も見えない。
しかし確認のために中に入った瞬間、由美の意識は真っ暗になった。
「・・ん・・・・・」
「目が覚めた?西崎サン」
ぼんやりと浮かび上がってくる薄暗い部屋。そしてこの声・・・・
「なっ・・・前田・・・何・・・・・・なにっ・・・・むぐ・・・ん・・・・・」
涼が突然現れ、由美の唇を塞ぐ。驚いて硬く閉ざされたその唇に舌を無理矢理ねじ込んだ。
「んっ・・んんっ・・・んあ・・・ぷはぁ・・・」
口の中を異物が這い回る感触。のたくる軟体動物が、口内の隅々まで舐めつくしていく。
その動きの中、涼が何か丸いものを口移しで渡してきた。舌をうまくうごかせずについゴク、と飲み込んでしまう。
由美はしばらくその動きを嫌々受け止めていた。だが。
(ん・・・・・甘・・ぃ・・・・・)
涼の送り込む唾液が、どうしようもなく甘くなってきた。舌で舐められるたびに、口内が蕩けそうになっている。
舌を舐める度、その甘さが増してくる。気づくとその甘い唾を、コク、コク、と燕下してしまっていた。
「・・・えっ・・・・・・」
「残念そうな声ね。もっと欲しかった?」
「そん・・・な・・事・・・」
否定できなかった。自分が目の前の女の唾液を欲しがっていることは、体の火照りが証明している。
「さっき飲ませたのは私の子供でね。種みたいなんだけど、寄生させることができるんだよ」
「寄生・・・?・・・・!!体が・・・」
話を聞くうち、体がうまく動かない事に気づいた。感覚はあるのだが、逃げようとしても動かせない。
まるで、こちらからの命令が届いていないように・・・。
そう、飲み込んだ種子の張る根が、神経細胞とリンクして脳から四肢への命令を操作していた。
「あと、体も弄ってあげたから」
「え・・ん・・・・・あぁん!!・・あ・・あはっ・・ああぁあああああん!!!」
服の上からそっと背中を撫ぜ上げてやると、由美はたまらないように声を上げた。
ほんの触れた程度なのに、その快感は通常の比ではない。
「たまんないでしょ?エンドルフィンとか言うのかな。背中に触れただけでイッちゃいそうでしょ」
「あぁあん・・・そんな・・んぁっ・・・ひゃぁん!!!・・・あぁああ!!!」
意識がとびかける。涼の手はあくまで優しく肌を這っているが、そこからもたらされる快楽は甘美だった。
由美はそれに浸るうちに、まともな思考が保てなくなってきている。
「はぁああん!!!ぁああ!!!いぃ!!!いひぃい!!!いぃのぉ!!!」
「もっと・・・欲しい?」
同時にピタッと愛撫を止めたため、由美はすがるような眼を向けた。
「なんで止めちゃうのぉ・・・?・・・・気持ちイイのにぃ・・・」
「質問を質問で返すなんて・・・まだ支配が足りないのね」
887 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:21:47 ID:072Y0x2S
涼の服が、中で何かが動いているようにボコボコと膨れ始めた。そして袖から出てきたのは数本の触手。
各々が意志を持ったかのようにグネグネと動き回り、膨れた先端からは液体が滲み出ている。
先端部の形状は男性器に酷似しているが、その大きさ・太さは通常とは比べ物にならない。
それらを全て制御した涼は、2,3本を使って腰の高さまで由美を持ち上げた。
「あぁぁん・・・ヌルヌルしてるぅ・・・・・」
頬にピタピタと当てると、由美は自ら頬ずりするかのように触手を手に取った。
涼は由美の体に巻きつけた触手を動かし、先端を口に含ませる。
「ぁん・・・ん・・・ぷ・・・・あまぁい・・・・」
唾液と同じ成分が含まれているのか、舐めるだけで口が蕩けそうになってしまった。
とめどなく溢れてくるその液体舐めようと、口の周りをベタベタに汚しながら舐めしゃぶる。
「今までいじめてきた女に犯されるのはどう?西崎サン」
ただひたすら触手を舐め続ける彼女に、涼はわざと聞いてみた。もっとも、耳に届いているかは定かではないが。
自分をいじめていた女が、自分のペニスをしゃぶっているという状況下で、涼は他人を支配する事に興奮を覚えていた。
(コノオンナヲメチャクチャニシテヤリタイ―――)
心の中で今まで押し殺してきたモノが爆発しようとしている。それに伴って触手の動きも活発になっていた。
そしてその発する淫気が、まるで伝染するかのように由美へと吸収されていく。
もはや由美は体に押し付けられる触手を舐め、扱きあげる事しか考えられなかった。
「気持ちいいぃ・・・んう・・・この汁・・・おいしい・・・ああんっ!!!」」
夢中になっているうちに、触手の一本が由美の股間に押し付けられた。
背中で感じたものとは全く違う快楽。全身から、身体の芯から強烈な感覚が押し寄せてくる。
本人の自覚はなかったが、そこには触手の吐き出す液体のせいか、既に愛液がとろとろと溢れていた。
吸収された液体で活性化した根に犯された身体は、そのもたらす快感をもう一度得ようと勝手に腰を動かし始めた。
「・・・・これっ・・・・んん・・もっと・・・・強いの・・・・ひゃぁん!!!」
由美が一向に動かない触手にグリグリと腰を押し付けていると、一瞬だけ触手が激しく動いた。―――そう、一瞬だけ。
「・・・・え?・・・・・なんれぇ・・・・欲しいのにぃ・・・・」
自分か望んでも得られない、相手から与えられる強烈な快感。口にくわえていたモノを思わず離し、後ろを振り返る由美。
後ろに立っている涼は、一向に触手を動かそうとはしない。ただ口を歪めて笑い、由美を見下ろしているだけだった。
「寸止めという言葉を知ってる?」
「ふえぇ・・・・」
まるで思考する能力を失ったように、由美はそんな返答しか出来ない。
「焦らして焦らして・・・完璧に身体を支配するまで・・・・イく寸前、ギリギリのところで止める・・・・・あなたに耐えられるかしら?」
888 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:26:03 ID:072Y0x2S
書いてるとわかんないけどこうしてみると短いな。
途中で何なんだが、続き見たい?
予定だと、この後の完全屈服と、残り女が2人いるわけだが
903 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 21:59:29 ID:CHl+tY/J
1週間なんて待たせねえ。とりあえず今日、由美は堕とすぜ。
11時過ぎた辺りに投下でおk?
905 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:07:51 ID:CHl+tY/J
じゃあいくか。
――――――――――
「ああぁん!!! ああああぁああ!!! イくぅっ!!! イッちゃう!!!! ・・・・・いやあああ!!! なんれぇ!! なんれいけないのぉ!!!」
たっぷり1時間ほど経っただろうか。由美はまだ、涼の触手に翻弄されていた。
本人からすれば何日もこの寸止めが続くように思えただろう。
言うなれば頂が見えた瞬間、すべり落ちる感覚。それを延々1時間も続けられては正気でいられないだろう。
もちろん由美の反応も含めて、全ては涼の計算の内だった。
触手に気をとられ、それを操っている者には全く気が向いていない。快楽に支配されている証拠だ。
「夢中になっちゃって・・・そんなにイきたい?西崎サン」
「・・・う・・・・うぁ?・・・・」
由美は『イく』という単語にピクリと反応した。まるで自分の名を呼ばれたかのように。
「さぁ、ベタの時間よ。イきたいでしょう?もしあなたが奴隷になるなら、思う存分イかせてあげる」
「イきたい・・・です・・・・いかせて・・・・いかせてくらさい・・・・・」
「いいの?今までいじめ続けていたあの前田だよ?」
「・・・誰でも・・・いいです・・・もうどうでもいいからぁ・・・・」
「誰でも・・・・どうでも・・・?」
涼はすっかり悦に入っていたが、由美の吐いた言葉に突然表情を険しくする。
「そうよね。あなた達にとっては、『遊び』だったんだもの。おもちゃに遠慮は要らないわよね」
身体から外へ、どす黒いモノが流れ出ていくのが、涼には感じられた。
「甘かったわ。あなたに対して。自分に対しテ。本気デイカナイトネ」
今まで自分の中にあったもの、もう一人の自分が形となって現れていくような。
「オマエタチニハ、ジゴクヲ、アジワワセテヤル」
「いやぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
906 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:10:00 ID:CHl+tY/J
暗くなった学校。月を覆い隠しているのは雲か、闇そのものか。
電気もつけず、真っ暗になった倉庫。視覚が全く意味を成さない状況下で、内部の者の感覚はより鋭敏になる。
最も、真ん中にいる人物にとってはそれももはや関係なかった。
「んんっ!!! んーっ!!! んむっ、んん!! むーっ!!! んんん!!!!」
部屋の中心でくぐもった声をあげる人物、由美は、まさに身体全てを犯されている状態だった。
床に突っ伏して尻を突き上げた状態で、陰部には何本も触手が無遠慮に突っ込まれ、激しく動いている。
肛門もそれと同様で、床は触手の吐き出した淫液と由美の体液が交じり合った液体が水溜りとなっていた。
口には触手が入っているために大きな声をあげる事が出来ない。
「んむぅ!!! んっ、んっ、んんーっ!!! んんっ!!!んー!!」
快楽を断続的に与え続けたために、種子は完全に発芽して由美に根を張って成長した。
その快感を何十倍にも増大させ、頭にそれを伝える。
その身より伝わる愉悦に浸るしか出来ないが、しかしある一点だけは満たされない。
快楽自体が前を遥かに超える強さなのに、由美はイけなかった。
触手は体中、それこそ隙間無く覆いかぶさって身体を擦りあげている。
由美にはそれすらも狂おしい程の快感を得られるため、身体絶えず震えている。
「本気モード」に突入してから、責めは激しくなった。『正気』でいられるはずも無い。
濁っているが、明らかな快楽の映るその瞳が証拠だ。
それでも身体が動き続けるのは、まだ満足していないから―――無限の性欲。
身体を支配しているのはあくまで種子であるため、本人はその種子の主人の許可無しには満足できない。
(種子は完全に発芽したわね)
そう確認した涼は、触手をとめ、触手を一気に引き抜いた。
「んむっ!!! ぷはっ・・・・げほっ!・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
ずっと触手を咥えて動き続けていたため、由美は荒い息をついて床に突っ伏している。
『種子』の支配を弱め、理性を取り戻すまで落ち着くのを少し待つ。
息が落ち着いてきたのを確認ぢ、涼はその横にしゃがみこむと、耳元で囁いてやる。
「わかった?私ならあなたに快楽を与えられる。思い知ったでしょう?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「返事しないと・・・今度は1週間続けるわよ。もしかしたら・・・1ヶ月かもね?」
「!!! はいっ!!!思いひりまひたっ!!!だからやめてくらさい!!!お願いぃ!!!」
またあの地獄――――決して満たされることの無い無限の快楽。
その快感は強烈すぎて、恐怖として由美の頭に刷り込まれていた。
907 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:12:05 ID:CHl+tY/J
「もう逃れられない。あなたは奴隷。快楽の為に何でもする、快楽の奴隷。つまり・・・私の、奴隷」
「わらひは・・・奴・・・隷・・・」
自らに言い聞かせるかのごとく、主人の言葉を復唱する。
一度理性を取り戻したかに見えた瞳は、既に虚ろなものに変わっていた。
種子による支配だけでなく、精神が自ら快楽を肯定しなければ、狂ってしまうだろう。
こうして堕とすのも、楽しみの一つであり、必須事項の一つでもある。
「じゃあイかせてあげる。快楽に上限を作ったからイけるようになったわよ。」
その途端、由美はからだを震わせ、涼の方に向き直る。
顔は愉悦に浸り、期待からかもう新しい愛液が溢れ出している。
「あんま趣味じゃないけど・・・お願いしてみなさい」
「はい!!!! ください!!!突っ込んでぇ!!!私のおまんこにぃ!!!触手を突っ込んでください!!!」
「やっぱ趣味じゃないな・・・」
呟きながら、一気に触手で由美を突き上げた。
「――――――――っあああああああああああああああああ!!!!」
待ち望んでいた快楽。
自分の全てを満たしてくれるその強烈な快楽が、触手が擦りあげた瞬間に頭を満たした。
「あああっ!!! んああああああっ!!!! あああああああっ!!!!」
触手は入り口から抜け落ちるくらい浅くまで引き、そして奥を押しつぶす程深く突きあげる。
「ああああ!!! いいっ!!! これぇっっ!!! 欲しかったのぉぉ!!! イくっ!!イクうぅぅ!!!!」
「さすが我慢してただけあって早いわね。でも、これくらいじゃ足りないわ。皆のためにまだまだいくわよ」
「あうぅぅん!!! おしりいいいっ!!! 気持ちいいっ!!! 気持ちいいのがキてるぅっ!!!!」
触手が1本、アナルへ突っ込んだ。慣らされたせいか、種子のせいか、もともとの素質か。
由美のそれはもうすでに最高レベルの性感帯と化している。
「ひゃあああああっ!!! ああぁああぁぁああ!!! お、おまんこいいっ!!!! いひいいいい!!!」
「後ろは?」
「おしりもおぉっ!!! いいですぅ!!! 熱ひいいいっ!!! 熱いのおっ!!!」
涼は触手による突き上げを激しくしてやる。
「あああああああぁぁっ!!!! ひゃらああああああぁぁっっ!!! いい!!! いっひゃううううぅっっ!!!!」
「む・・・イッちゃいなさい。もうすぐ終わりよ」
耳を甘噛みして囁いてやると、由美の背中がビクンと反応するのがわかった。
「はひゃあああああああああああああああぁぁぁっっ!!!!!!」
昇ったまま帰ってこられないような、今までで一番高い絶頂。
ビク、ビクと身体が震えるたびに触手から吐き出された粘液がとろとろと流れ出す。
今までに無い満ちたりた恍惚の表情を浮かべ、由美は気を失ってしまった。
908 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:14:36 ID:CHl+tY/J
「明日は榊千夏を堕とすわ。手伝ってもらうから」
「はい、分かりました」
「あと、学校では今まで通りに接しなさい。こういうのは2面性があった方がいいのよ。個人的志向としては」
「今まで通り・・・・ご主人様をいじめる事は・・・その・・・・」
「態度だけよ。私はMじゃないの」
どう見てもSでしかない発言に、由美は納得した様だ。顔はどこと無く朱に染まっている。
「あなたは佐々木サンみたいな気取ったタイプじゃないから、人格残しておいてあげるわ」
「ありがとうございます」
「取り澄ました女の、気取った顔が快楽に負けて歪む瞬間・・・ゾクゾクするでしょ?」
「・・・・ゾクゾクします」
夜は既に更けている。夜の静寂の中に、2つの笑う声。
「さぁ、サブルーチンといこうか」
909 黒い人 ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:17:13 ID:CHl+tY/J
というわけでここまで。
1週間でどれだけ進めるかな。
がんばれ俺。
937 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/30(金) 23:54:26 ID:F+hx/kHM
じゃあいくか。話としては真ん中だから短いが。
(2)
日常は緩やかに変化する。受け入れるか、目を逸らすか。
気付いた時にはもう選択肢は残っていないのだ。
今日の獲物は榊千夏。おとなしく、とてもいじめに加わるようには見えない。
しかし、佐々木の言う事ならどんな事でもやってのける。
「自分の意志じゃない」「自分がやったんじゃない」
こういう心理の逃げ道のせいで、いじめはより一層過激になっていた。
逆に言えば心が弱いということなので、一番苦労せずに済む、ということでもあるのだが。
怯えた顔が次第に快楽に染まっていく、その様子を想像すると笑いが止まらない。
「おっと。どう見ても妖しい人じゃないか」
学校に近くなってきたため、「普段の自分」に切り替える。
「おはよう、前田さん」
「さっ・・・佐々木さん・・・・おはようございます」
朝から佐々木美和に遭遇するなんて、悪夢としか言いようが無かった。
「よく出れたわね。どうやって鍵をはずしたの?」
「あ・・・その。体育の先生が来て、気付かれない様に・・・」
閉め忘れた事に気付いた教師が、確認のために鍵を開けた―――という事にした。
もちろん鍵なぞお構いなく引き千切って戸をあけたと言っても、信用しないだろう。
「運が良かったわね。そうでもなきゃ今日の放課後まであのままのつもりだったのよ」
「そんな・・・」
「じゃあ明日の放課後、屋上に来てね」
その冷たい表情も変えず、美和はそう告げる。昔はこれだけでも涼には相当な恐怖だった。
敵など存在しない今となっては、怯えるという演技も相当疲れる。
938 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/30(金) 23:58:02 ID:F+hx/kHM
「あ、美和。おはよー」
「あら、由美。おはよう」
由美が立っていた。昨日の様子は微塵も感じさせない、完璧な演技をしている。
内心では、相当我慢しているのだろう。もはや由美の支配権は彼女自身には無い。
「あ、前田さん。おはよう」
「明日の放課後、前田さんと『約束』したから」
「明日も? 分かった」
こういう時は、抵抗しても結局は同じ展開になってしまう。
本人である涼が了承してもしなくても同じだった。もう一人、榊千夏はまだ来ていない様だ。
美和が席へ向かって行ってしまった後、涼と由美は二人でトイレへと抜け出した。
「はぁ・・・涼様ぁ・・・・・辛かったですぅ・・・・・んちゅ・・・」
「これから何時間も授業があるのに、そんなんじゃ困るわ」
ちゅぱっ、くちゅっ、ちゅぶっ、ちゅぷっ、むちゅ・・・・
トイレから漏れ出るにはおかしい、誰かが何かをしゃぶる音。
個室の中で、便座の蓋にどっかと腰を下ろした涼の股間に、由美が顔をうずめていた。
涼の股間には、その整った顔には似つかわしくないモノがそそり立っている。
昨晩由美を嬲り続けた大量の触手を収束した結果、男性器のような状態に落ち着いたモノだ。
「でもぉ・・・千夏はどうするんですか?・・・無理矢理ってのも興が・・・・ひゃぁんっ!!」
涼の右手が由美の胸に伸びた。形も整った程よい大きさの膨らみを、やんわりと揉む。
あえてその頂点には触れず、周りを円を描くように指でなぞると、由美の声が上ずってきた。
「ひゃっ・・・んふぅ・・・はぁ・・・・あ・・・あの・・・・」
くわえながら上目遣いで涼の顔を窺う由美。しかし、涼は気付かないかのように上を向いて考え事をしていた。
「・・・・涼様・・・お願い・・・です・・・・これを・・・・」
我慢しきれない、というように由美の言葉は切れ切れになっている。
限界の近いその様子にやっと気付いたかのように、涼が下を向いて由美を見た。
「ん?どうした?もう教室に帰りたい?まだしゃぶってなさい」
「んむ・・・ちが・・・違います・・・ん・・・ご褒美ぃ・・・」
「聞こえないな~」
「そんな・・・・お願いですからぁ・・・・ちゅぱ・・・ご褒美欲しいですぅ・・・・」
「でも、私はまだ満足してないから・・・・・そうだ、千夏に渡して欲しいものがあるの」
939 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:00:26 ID:djl2OaCZ
「んん・・・渡して欲しいもの・・・?」
「ちょっと待ちなさい・・・・・・」
そういうと涼は、口に手を突っ込んだ。通常なら嘔吐感が押し寄せるが、涼はもう「通常」とはかけ離れた存在だった。
異常に濃いその淫気は、由美の股間をさらに刺激する。
恍惚の表情を浮かべながら手をしばらくまさぐり、再び手が現れたときには、小さな粒を握っていた。
「んふ・・・・・これが、あの子の為の種子・・・これをあの子に飲ませなさい」
「これを・・れふか」
種子の大きさは由美の飲んだ物よりも1回り小さい。由美が聞き返したのは、異なる種子に興味を抱いたからだった。
「この子は力を集中してあるの・・・本能に快感を刷り込むためにね」
「私が飲んだのとは違うんですか?」
「あなたの時は手間がかかったでしょ?後から本気出したり」
「ふむぅ・・・ちゅ・・・・そうれすね・・・・」
「外見は飴に見えるから、飲ませなさい。あと、今日屋上に呼び出して」
「わかりまひたぁ・・・・あ、ご褒美は・・・・」
無視して、涼は由美を従えてトイレを出た。立場は逆だが、幸い始業寸前で廊下に人は少ない。
その気になれば一瞬でクラス全員を攻略できるが、涼はそんな事をするつもりはなかった。
一人一人が堕ちる瞬間、その崩れ落ちる瞬間が、涼に充実感を与えてくれる。
計画を立てるその顔は、妖怪の邪悪な笑みのそれだった。
940 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:02:28 ID:F+hx/kHM
放課後。
この学校の屋上は、生徒が自由に立ち入ることが出来る。「いつもの呼び出し場所」だった。
現在屋上に、微かに動く影が2人。1人は動かず壁にもたれかかっている。
「離してっ・・・由美・・・何してんのよっ・・・・」
「だめよ。千夏がいくら頼んでも、離さないんだから」
コンクリートの上に押さえつけられている千夏が抵抗するが、由美には体力で劣るようだ。
壁にもたかっていた涼がゆっくりと2人の方へと歩き出す。
コツ――コツ――
顔は普段どおりだが、その纏ったオーラが常人ではない事を物語っていた。
「いい様ね、榊サン。少しは私の気持ちわかってくれたかしら?」
「前田・・・なんで・・・・それに由美まで・・・・・」
いじめ報復にしては、様子がおかしい。そもそも、「前田涼」はこんな強気な少女ではなかった。
「仲間」のはずの西崎由美も、なぜか敵方へと変わっている。
コツ――コツッ――
「あなた達に殴られたとこ・・・痛かったのよ?痣がたくさん・・・見てみる?」
近寄りながら、涼は服に手をかけて順に脱ぎさっている。
押さえつけられて下から見上げる千夏は、涼の目に異常な光が宿っているのに気が付く。
「何っ・・・・何を言って・・・何してるの・・・・・」
「何を・・・だと・・・?『何だ』とは随分失礼じゃない」
コツ――コツ――
「ほらぁ・・・ぁん・・・お腹にこんな痣・・・胸にも・・・・見えるでしょぉ・・・・・」
女が裸体を晒しながら千夏へ近づいてくる。しかし、体が固まってしまったかのように動かせない。
服を脱ぐたび、その白い裸身からはむわっとした濃い淫気が漂ってくる。
「ここはあなたに蹴られたとこ・・・んぁ・・・・・ここは殴られて・・・んん・・・・」
一つずつ指でさしながら、次第に両手が下半身に伸びていく。
「ん・・・だから・・・・あなたにお返ししようと思って・・・はぁん・・・これでね・・・」
「え・・・・・・」
941 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:04:45 ID:djl2OaCZ
涼がズルッとスカートを落すと、そこを覆うべき布は無く、そして、ある筈の無いモノがそそり立っていた。
まるで本物の生殖器のような、グロテスクな物体。女性には本来生えていない、異形のモノ。
いきなりそれが現れたとき、千夏は声を失った。
「涼様・・・・もう本気なんですか?朝より大きいじゃないですかぁ」
「だって・・・んん・・・この顔の怯える様がゾクゾクするじゃない・・・いい顔よねぇ・・・♪」
千夏の頭は上手く働いていないが、体は本能で危険を感じ取ったのか、震えている。
その様子が涼の嗜虐心をあおり、脳髄を充実感が満たした。
「あ・・・・あ・・・う・・・・・」
驚きと怯えで千夏の口は上手く動かず、口の端からつつ、と涎が垂れている。
突然服を脱ぎだした女の股間に男性器があれば、その動揺も当然だろう。
最もこれは、時間をかけて種子の力が体の動きを奪ったためでもあった。
由美のときとは違い、最初から快楽をインプットしてやるために濃縮した種なので、発芽したら発情しっぱなしだ。
「消極的だった子が・・・ちんぽを涎垂らして欲しがる・・・見てみたいじゃない・・・・ねぇ由美」
「はぁ・・・はい・・・欲しいですぅ・・・・おちんぽぉ・・・・ご褒美ぃ・・・・・」
「しょうがない・・・」
由美が『ちんぽを涎垂らして欲しが』っていたため、触手を一本伸ばして由美の相手をしてやる。
その間に千夏を引き寄せ、服を引き千切って足を開かせる。そこはもう既に十分すぎる程の蜜をたたえていた。
「ひぃっ・・・」
「いくわよ。気絶しないでね♪」
「ひゃっ・・・・あぁあああああああああああああああああああ!!!!!!」
ゴリ。凶悪過ぎるモノが千夏にめり込んでいく。
しかし寄生した種子によって支配されているそこは、柔軟に形を変え、涼を包み込んだ。
種子の力が本能レベルへ及んでいるために、脳には「体液を欲しがる」という本能が刷り込まれている。
「ひゃああああっ!!!! ああああああ!!!! ああああああああん!!!!! 」
強烈過ぎる感覚。千夏が感じられるのは純粋な快楽のみだった。
『無限の快楽』を与えられた由美と違い、与えられたのは『体液に対する欲求』なので、あっさりと限界を迎える。
「ひゃめ!!! ひゃめぇ!!! いっちゃう!!!! いっひゃうのぉ!!!!!」
その声を聞いて、涼は突き上げを激しくした。
「いひぃぃいいいいいいいいいいい!!!!!」
体をビクビクと震わせてへたり込む千夏。触手を抜くと、結合部からごぽ、と液体が垂れ落ちる。
しかし、涼の吐き出した液体は混じっていない。
「なんでぇ・・・・だひてぇ・・・・ちんぽからぁ・・・・・えきたい、だひて下さい・・・」
942 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:06:50 ID:djl2OaCZ
瞳を潤ませ上目遣いで見上げて、触手の吐き出す液体を求める千夏。まさに涼の見たかった顔だ。
「アレくらいじゃ出ないわよ。100回やってもね。何しろ本体だから」
「そんなぁ・・・体が疼いて・・・・止まらない・・・・おちんぽをぉ・・・下さい・・・・」
しょうがない、とばかりに涼は触手を10本程新たに生やす。
一点に集中していた触手を、そちらに配分分けしたため、本体は少し小さくなった。
「私のために働いてくれるわね?」
「はいぃ・・・何でもします・・・ですから・・・」
「いいわ。分割したから、少しは早くなったわ。気合い入れて擦れば汁がたっぷり出るわよ」
「あはぁ・・・・おいしそう・・・・ちんぽがいっぱいだぁ・・・・はむ・・・ちゅ・・・」
もう目がとろんとして、口元が緩んでいる。触手の匂いにやられてしまったのだろう。
「はあぁあん!!! ああああっ!!! あああん!!! ぁああああ!!!!」
一方由美は、自身が満足するまでに何度も汁を注入されており、太ももを伝って落ちた液体が水溜りと化している。
朝から我慢していたのか、なおも快楽を求めて腰をくねらせていた。
「はむ・・・んん・・・ぷはぁ・・・・ああっ・・もっとぉ・・・もっと出してぇ・・・・」
「ああああ!!! いい!!! いいい!!! イッちゃう!!!! いいいいいい!!!!」
すっかり2人とも出来上がってしまったので、涼は2人に時々責めを加えて遊んでいたが、日が傾いてきたので終わらせることにした。
服を整え、帰ろうとドアに手をかけると、涼は鍵を忘れていたことに気がついた。
(まぁあんな光景を見たら夢だと思うしかないわ・・・)
下を向いて考え込んでいると、ドアの下の床が濡れていることに気付いた。
パターンなので確認する必要も無いが、涼は指でとって舐めてみる。
「ペロ・・・これは・・・・・・愛液!!!それも2年3組女子23番橘桐乃!!!」
「なんで涼様はわかるんですか?」
「知らないの?涼様ともなると一舐めしただけで、構成成分やその持ち主まで判別できるのよ」
涼の判別した橘というのは、いつも屋上で昼寝をしている不良生徒だった。
鳥をも撃ち落とす眼光を持っていて、並みのヤンキーでは接近もできないらしい。
前にいじめられるときに屋上で遭遇した事もある。そのときはその鋭い眼光と殺気で、3人から解放された。
本人曰く「睡眠の邪魔」とのことだったが、涼からすればありがたくもあり、邪魔でもあった。
楽しみを邪魔されたのは3人も同様であり、その日の暴行がよりキツいものになったからだ。
最初は頼っていたが、関わるとより酷い反動がくるので、会いたくない存在になっていた。
しかし、種子の力も無いのに隠れてオナニー・・・ヤンキーなのにMとしか思えない。
涼は、キツめの瞳が潤み、泣きそうな表情をする桐乃をつい妄想してしまう。
「昼休みにでも呼び出して・・・♪」
時間は限られているが、放課後までに調教は終わるだろう。
その後こそ―――――メインの登場だ。
943 黒い人 ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:09:13 ID:djl2OaCZ
とりあえずここまで。
無理に色々詰めたから変なとこあるが、そこはスルーしてくれ。
MだけどSのフリ→ヤンキー
真性Sだけど無理矢理Mにする→お嬢様
の予定。
ドン!!ドン!!
広い倉庫に、拳を叩きつける音が虚しく響く。薄暗い明かりしかないその倉庫の中には、一人の少女が居た。
前田涼。この学校に通う2年生徒だが、別に好き好んで中に居るわけがない。
第2体育倉庫に呼びだされた上、倉庫内へ閉じ込められた。もちろん、嫌がらせである。
日の差さないため床は冷たく、マットのような物すらない。冬の冷たい外気が入り込み、容赦なく涼の体温を奪っていた。
教室では、普通に授業が行われていた。もちろん涼は「保健室へ行った」事になっている。
彼女はこのクラスで、あるグループによっていじめられていた。佐々木美和、西崎由美、榊千夏を中心とする女子グループ。
涼を倉庫に閉じ込め、ご丁寧に鍵までかけたのはもちろんこの3人だった。
「う・・・寒・・・・・」
体を丸めてしゃがんでいるが、体の震えが止まらない。手を擦ってみるが、まるで感覚が無かった。
立ち上がろうとするが、冷え切った体には力が入らず床に倒れてしまう。
(死ぬかも・・・)
あの時逆らってしまったが最期、あのグループのいじめは徹底的だ。最も、涼には逆らった記憶など無い。
入学後早々から弄られるようになり、それがエスカレートして今に至る。
(こんな一方的に人生壊されて死んじゃうのか・・・)
意識が途切れそうな中、その想いが心の中に残っていた。
『貴様・・・未練があるな』
突然、自分に語りかける声がした。倉庫の中には誰もいない筈だ。
(ついに幻聴まで・・・・)
『もし凍って死にたくなければ、聞け』
声とともに、「何か」の気配がする。体の感覚は無い筈なのに、奇妙な感覚だ。
「幻聴・・・じゃないの?」
『我は古代の妖・・・・邪淫鬼と呼ばれるモノだ。死にかけであるお前には声が届くようだな』
「じゃ・・・淫・・・鬼?」
『貴様等が妖と呼ぶものだ』
『今、お前は死にかけている。だが、お前の心には強い未練が残っているだろう?』
「・・・未練・・・・・・」
『ソレを果たす手助けをしてやると言っているのだ』
「手・・・助け?」
『「あの女共に復讐、を。」違うか?』
「そうよ・・・あいつらが・・・・あいつらのせいで・・・・・」
『復讐を手伝ってほしいか?』
「何だってするから・・・助けて・・・」
『言ったな』
妖怪がにぃ、と笑うのがわかった。全て見透かされているようだ。
自らの体と心が、奈落の闇に飲まれるのがわかった。
886 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:19:40 ID:072Y0x2S
「はぁ・・・もう5時か」
西崎由美は部室の片付けを終えて、帰り道を歩いていた。由美はいつも部活の後は裏門の方から帰ることにしていた。
裏門への道を歩いていると、涼を閉じ込めたはずの倉庫の扉が開いているのに気づいた。
「誰かが開けたのかな?」
いや、第2倉庫などそうそう使うことが無い場所だ。だからこそ涼を閉じ込めたのだから。
鍵は外から簡単に外れるが、中からは絶対に開かない。
中をおずおずと覗いてみる由美。がらん、とした中には誰の影も見えない。
しかし確認のために中に入った瞬間、由美の意識は真っ暗になった。
「・・ん・・・・・」
「目が覚めた?西崎サン」
ぼんやりと浮かび上がってくる薄暗い部屋。そしてこの声・・・・
「なっ・・・前田・・・何・・・・・・なにっ・・・・むぐ・・・ん・・・・・」
涼が突然現れ、由美の唇を塞ぐ。驚いて硬く閉ざされたその唇に舌を無理矢理ねじ込んだ。
「んっ・・んんっ・・・んあ・・・ぷはぁ・・・」
口の中を異物が這い回る感触。のたくる軟体動物が、口内の隅々まで舐めつくしていく。
その動きの中、涼が何か丸いものを口移しで渡してきた。舌をうまくうごかせずについゴク、と飲み込んでしまう。
由美はしばらくその動きを嫌々受け止めていた。だが。
(ん・・・・・甘・・ぃ・・・・・)
涼の送り込む唾液が、どうしようもなく甘くなってきた。舌で舐められるたびに、口内が蕩けそうになっている。
舌を舐める度、その甘さが増してくる。気づくとその甘い唾を、コク、コク、と燕下してしまっていた。
「・・・えっ・・・・・・」
「残念そうな声ね。もっと欲しかった?」
「そん・・・な・・事・・・」
否定できなかった。自分が目の前の女の唾液を欲しがっていることは、体の火照りが証明している。
「さっき飲ませたのは私の子供でね。種みたいなんだけど、寄生させることができるんだよ」
「寄生・・・?・・・・!!体が・・・」
話を聞くうち、体がうまく動かない事に気づいた。感覚はあるのだが、逃げようとしても動かせない。
まるで、こちらからの命令が届いていないように・・・。
そう、飲み込んだ種子の張る根が、神経細胞とリンクして脳から四肢への命令を操作していた。
「あと、体も弄ってあげたから」
「え・・ん・・・・・あぁん!!・・あ・・あはっ・・ああぁあああああん!!!」
服の上からそっと背中を撫ぜ上げてやると、由美はたまらないように声を上げた。
ほんの触れた程度なのに、その快感は通常の比ではない。
「たまんないでしょ?エンドルフィンとか言うのかな。背中に触れただけでイッちゃいそうでしょ」
「あぁあん・・・そんな・・んぁっ・・・ひゃぁん!!!・・・あぁああ!!!」
意識がとびかける。涼の手はあくまで優しく肌を這っているが、そこからもたらされる快楽は甘美だった。
由美はそれに浸るうちに、まともな思考が保てなくなってきている。
「はぁああん!!!ぁああ!!!いぃ!!!いひぃい!!!いぃのぉ!!!」
「もっと・・・欲しい?」
同時にピタッと愛撫を止めたため、由美はすがるような眼を向けた。
「なんで止めちゃうのぉ・・・?・・・・気持ちイイのにぃ・・・」
「質問を質問で返すなんて・・・まだ支配が足りないのね」
887 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:21:47 ID:072Y0x2S
涼の服が、中で何かが動いているようにボコボコと膨れ始めた。そして袖から出てきたのは数本の触手。
各々が意志を持ったかのようにグネグネと動き回り、膨れた先端からは液体が滲み出ている。
先端部の形状は男性器に酷似しているが、その大きさ・太さは通常とは比べ物にならない。
それらを全て制御した涼は、2,3本を使って腰の高さまで由美を持ち上げた。
「あぁぁん・・・ヌルヌルしてるぅ・・・・・」
頬にピタピタと当てると、由美は自ら頬ずりするかのように触手を手に取った。
涼は由美の体に巻きつけた触手を動かし、先端を口に含ませる。
「ぁん・・・ん・・・ぷ・・・・あまぁい・・・・」
唾液と同じ成分が含まれているのか、舐めるだけで口が蕩けそうになってしまった。
とめどなく溢れてくるその液体舐めようと、口の周りをベタベタに汚しながら舐めしゃぶる。
「今までいじめてきた女に犯されるのはどう?西崎サン」
ただひたすら触手を舐め続ける彼女に、涼はわざと聞いてみた。もっとも、耳に届いているかは定かではないが。
自分をいじめていた女が、自分のペニスをしゃぶっているという状況下で、涼は他人を支配する事に興奮を覚えていた。
(コノオンナヲメチャクチャニシテヤリタイ―――)
心の中で今まで押し殺してきたモノが爆発しようとしている。それに伴って触手の動きも活発になっていた。
そしてその発する淫気が、まるで伝染するかのように由美へと吸収されていく。
もはや由美は体に押し付けられる触手を舐め、扱きあげる事しか考えられなかった。
「気持ちいいぃ・・・んう・・・この汁・・・おいしい・・・ああんっ!!!」」
夢中になっているうちに、触手の一本が由美の股間に押し付けられた。
背中で感じたものとは全く違う快楽。全身から、身体の芯から強烈な感覚が押し寄せてくる。
本人の自覚はなかったが、そこには触手の吐き出す液体のせいか、既に愛液がとろとろと溢れていた。
吸収された液体で活性化した根に犯された身体は、そのもたらす快感をもう一度得ようと勝手に腰を動かし始めた。
「・・・・これっ・・・・んん・・もっと・・・・強いの・・・・ひゃぁん!!!」
由美が一向に動かない触手にグリグリと腰を押し付けていると、一瞬だけ触手が激しく動いた。―――そう、一瞬だけ。
「・・・・え?・・・・・なんれぇ・・・・欲しいのにぃ・・・・」
自分か望んでも得られない、相手から与えられる強烈な快感。口にくわえていたモノを思わず離し、後ろを振り返る由美。
後ろに立っている涼は、一向に触手を動かそうとはしない。ただ口を歪めて笑い、由美を見下ろしているだけだった。
「寸止めという言葉を知ってる?」
「ふえぇ・・・・」
まるで思考する能力を失ったように、由美はそんな返答しか出来ない。
「焦らして焦らして・・・完璧に身体を支配するまで・・・・イく寸前、ギリギリのところで止める・・・・・あなたに耐えられるかしら?」
888 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/24(土) 21:26:03 ID:072Y0x2S
書いてるとわかんないけどこうしてみると短いな。
途中で何なんだが、続き見たい?
予定だと、この後の完全屈服と、残り女が2人いるわけだが
903 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 21:59:29 ID:CHl+tY/J
1週間なんて待たせねえ。とりあえず今日、由美は堕とすぜ。
11時過ぎた辺りに投下でおk?
905 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:07:51 ID:CHl+tY/J
じゃあいくか。
――――――――――
「ああぁん!!! ああああぁああ!!! イくぅっ!!! イッちゃう!!!! ・・・・・いやあああ!!! なんれぇ!! なんれいけないのぉ!!!」
たっぷり1時間ほど経っただろうか。由美はまだ、涼の触手に翻弄されていた。
本人からすれば何日もこの寸止めが続くように思えただろう。
言うなれば頂が見えた瞬間、すべり落ちる感覚。それを延々1時間も続けられては正気でいられないだろう。
もちろん由美の反応も含めて、全ては涼の計算の内だった。
触手に気をとられ、それを操っている者には全く気が向いていない。快楽に支配されている証拠だ。
「夢中になっちゃって・・・そんなにイきたい?西崎サン」
「・・・う・・・・うぁ?・・・・」
由美は『イく』という単語にピクリと反応した。まるで自分の名を呼ばれたかのように。
「さぁ、ベタの時間よ。イきたいでしょう?もしあなたが奴隷になるなら、思う存分イかせてあげる」
「イきたい・・・です・・・・いかせて・・・・いかせてくらさい・・・・・」
「いいの?今までいじめ続けていたあの前田だよ?」
「・・・誰でも・・・いいです・・・もうどうでもいいからぁ・・・・」
「誰でも・・・・どうでも・・・?」
涼はすっかり悦に入っていたが、由美の吐いた言葉に突然表情を険しくする。
「そうよね。あなた達にとっては、『遊び』だったんだもの。おもちゃに遠慮は要らないわよね」
身体から外へ、どす黒いモノが流れ出ていくのが、涼には感じられた。
「甘かったわ。あなたに対して。自分に対しテ。本気デイカナイトネ」
今まで自分の中にあったもの、もう一人の自分が形となって現れていくような。
「オマエタチニハ、ジゴクヲ、アジワワセテヤル」
「いやぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
906 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:10:00 ID:CHl+tY/J
暗くなった学校。月を覆い隠しているのは雲か、闇そのものか。
電気もつけず、真っ暗になった倉庫。視覚が全く意味を成さない状況下で、内部の者の感覚はより鋭敏になる。
最も、真ん中にいる人物にとってはそれももはや関係なかった。
「んんっ!!! んーっ!!! んむっ、んん!! むーっ!!! んんん!!!!」
部屋の中心でくぐもった声をあげる人物、由美は、まさに身体全てを犯されている状態だった。
床に突っ伏して尻を突き上げた状態で、陰部には何本も触手が無遠慮に突っ込まれ、激しく動いている。
肛門もそれと同様で、床は触手の吐き出した淫液と由美の体液が交じり合った液体が水溜りとなっていた。
口には触手が入っているために大きな声をあげる事が出来ない。
「んむぅ!!! んっ、んっ、んんーっ!!! んんっ!!!んー!!」
快楽を断続的に与え続けたために、種子は完全に発芽して由美に根を張って成長した。
その快感を何十倍にも増大させ、頭にそれを伝える。
その身より伝わる愉悦に浸るしか出来ないが、しかしある一点だけは満たされない。
快楽自体が前を遥かに超える強さなのに、由美はイけなかった。
触手は体中、それこそ隙間無く覆いかぶさって身体を擦りあげている。
由美にはそれすらも狂おしい程の快感を得られるため、身体絶えず震えている。
「本気モード」に突入してから、責めは激しくなった。『正気』でいられるはずも無い。
濁っているが、明らかな快楽の映るその瞳が証拠だ。
それでも身体が動き続けるのは、まだ満足していないから―――無限の性欲。
身体を支配しているのはあくまで種子であるため、本人はその種子の主人の許可無しには満足できない。
(種子は完全に発芽したわね)
そう確認した涼は、触手をとめ、触手を一気に引き抜いた。
「んむっ!!! ぷはっ・・・・げほっ!・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
ずっと触手を咥えて動き続けていたため、由美は荒い息をついて床に突っ伏している。
『種子』の支配を弱め、理性を取り戻すまで落ち着くのを少し待つ。
息が落ち着いてきたのを確認ぢ、涼はその横にしゃがみこむと、耳元で囁いてやる。
「わかった?私ならあなたに快楽を与えられる。思い知ったでしょう?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「返事しないと・・・今度は1週間続けるわよ。もしかしたら・・・1ヶ月かもね?」
「!!! はいっ!!!思いひりまひたっ!!!だからやめてくらさい!!!お願いぃ!!!」
またあの地獄――――決して満たされることの無い無限の快楽。
その快感は強烈すぎて、恐怖として由美の頭に刷り込まれていた。
907 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:12:05 ID:CHl+tY/J
「もう逃れられない。あなたは奴隷。快楽の為に何でもする、快楽の奴隷。つまり・・・私の、奴隷」
「わらひは・・・奴・・・隷・・・」
自らに言い聞かせるかのごとく、主人の言葉を復唱する。
一度理性を取り戻したかに見えた瞳は、既に虚ろなものに変わっていた。
種子による支配だけでなく、精神が自ら快楽を肯定しなければ、狂ってしまうだろう。
こうして堕とすのも、楽しみの一つであり、必須事項の一つでもある。
「じゃあイかせてあげる。快楽に上限を作ったからイけるようになったわよ。」
その途端、由美はからだを震わせ、涼の方に向き直る。
顔は愉悦に浸り、期待からかもう新しい愛液が溢れ出している。
「あんま趣味じゃないけど・・・お願いしてみなさい」
「はい!!!! ください!!!突っ込んでぇ!!!私のおまんこにぃ!!!触手を突っ込んでください!!!」
「やっぱ趣味じゃないな・・・」
呟きながら、一気に触手で由美を突き上げた。
「――――――――っあああああああああああああああああ!!!!」
待ち望んでいた快楽。
自分の全てを満たしてくれるその強烈な快楽が、触手が擦りあげた瞬間に頭を満たした。
「あああっ!!! んああああああっ!!!! あああああああっ!!!!」
触手は入り口から抜け落ちるくらい浅くまで引き、そして奥を押しつぶす程深く突きあげる。
「ああああ!!! いいっ!!! これぇっっ!!! 欲しかったのぉぉ!!! イくっ!!イクうぅぅ!!!!」
「さすが我慢してただけあって早いわね。でも、これくらいじゃ足りないわ。皆のためにまだまだいくわよ」
「あうぅぅん!!! おしりいいいっ!!! 気持ちいいっ!!! 気持ちいいのがキてるぅっ!!!!」
触手が1本、アナルへ突っ込んだ。慣らされたせいか、種子のせいか、もともとの素質か。
由美のそれはもうすでに最高レベルの性感帯と化している。
「ひゃあああああっ!!! ああぁああぁぁああ!!! お、おまんこいいっ!!!! いひいいいい!!!」
「後ろは?」
「おしりもおぉっ!!! いいですぅ!!! 熱ひいいいっ!!! 熱いのおっ!!!」
涼は触手による突き上げを激しくしてやる。
「あああああああぁぁっ!!!! ひゃらああああああぁぁっっ!!! いい!!! いっひゃううううぅっっ!!!!」
「む・・・イッちゃいなさい。もうすぐ終わりよ」
耳を甘噛みして囁いてやると、由美の背中がビクンと反応するのがわかった。
「はひゃあああああああああああああああぁぁぁっっ!!!!!!」
昇ったまま帰ってこられないような、今までで一番高い絶頂。
ビク、ビクと身体が震えるたびに触手から吐き出された粘液がとろとろと流れ出す。
今までに無い満ちたりた恍惚の表情を浮かべ、由美は気を失ってしまった。
908 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:14:36 ID:CHl+tY/J
「明日は榊千夏を堕とすわ。手伝ってもらうから」
「はい、分かりました」
「あと、学校では今まで通りに接しなさい。こういうのは2面性があった方がいいのよ。個人的志向としては」
「今まで通り・・・・ご主人様をいじめる事は・・・その・・・・」
「態度だけよ。私はMじゃないの」
どう見てもSでしかない発言に、由美は納得した様だ。顔はどこと無く朱に染まっている。
「あなたは佐々木サンみたいな気取ったタイプじゃないから、人格残しておいてあげるわ」
「ありがとうございます」
「取り澄ました女の、気取った顔が快楽に負けて歪む瞬間・・・ゾクゾクするでしょ?」
「・・・・ゾクゾクします」
夜は既に更けている。夜の静寂の中に、2つの笑う声。
「さぁ、サブルーチンといこうか」
909 黒い人 ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/25(日) 23:17:13 ID:CHl+tY/J
というわけでここまで。
1週間でどれだけ進めるかな。
がんばれ俺。
937 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/30(金) 23:54:26 ID:F+hx/kHM
じゃあいくか。話としては真ん中だから短いが。
(2)
日常は緩やかに変化する。受け入れるか、目を逸らすか。
気付いた時にはもう選択肢は残っていないのだ。
今日の獲物は榊千夏。おとなしく、とてもいじめに加わるようには見えない。
しかし、佐々木の言う事ならどんな事でもやってのける。
「自分の意志じゃない」「自分がやったんじゃない」
こういう心理の逃げ道のせいで、いじめはより一層過激になっていた。
逆に言えば心が弱いということなので、一番苦労せずに済む、ということでもあるのだが。
怯えた顔が次第に快楽に染まっていく、その様子を想像すると笑いが止まらない。
「おっと。どう見ても妖しい人じゃないか」
学校に近くなってきたため、「普段の自分」に切り替える。
「おはよう、前田さん」
「さっ・・・佐々木さん・・・・おはようございます」
朝から佐々木美和に遭遇するなんて、悪夢としか言いようが無かった。
「よく出れたわね。どうやって鍵をはずしたの?」
「あ・・・その。体育の先生が来て、気付かれない様に・・・」
閉め忘れた事に気付いた教師が、確認のために鍵を開けた―――という事にした。
もちろん鍵なぞお構いなく引き千切って戸をあけたと言っても、信用しないだろう。
「運が良かったわね。そうでもなきゃ今日の放課後まであのままのつもりだったのよ」
「そんな・・・」
「じゃあ明日の放課後、屋上に来てね」
その冷たい表情も変えず、美和はそう告げる。昔はこれだけでも涼には相当な恐怖だった。
敵など存在しない今となっては、怯えるという演技も相当疲れる。
938 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/30(金) 23:58:02 ID:F+hx/kHM
「あ、美和。おはよー」
「あら、由美。おはよう」
由美が立っていた。昨日の様子は微塵も感じさせない、完璧な演技をしている。
内心では、相当我慢しているのだろう。もはや由美の支配権は彼女自身には無い。
「あ、前田さん。おはよう」
「明日の放課後、前田さんと『約束』したから」
「明日も? 分かった」
こういう時は、抵抗しても結局は同じ展開になってしまう。
本人である涼が了承してもしなくても同じだった。もう一人、榊千夏はまだ来ていない様だ。
美和が席へ向かって行ってしまった後、涼と由美は二人でトイレへと抜け出した。
「はぁ・・・涼様ぁ・・・・・辛かったですぅ・・・・・んちゅ・・・」
「これから何時間も授業があるのに、そんなんじゃ困るわ」
ちゅぱっ、くちゅっ、ちゅぶっ、ちゅぷっ、むちゅ・・・・
トイレから漏れ出るにはおかしい、誰かが何かをしゃぶる音。
個室の中で、便座の蓋にどっかと腰を下ろした涼の股間に、由美が顔をうずめていた。
涼の股間には、その整った顔には似つかわしくないモノがそそり立っている。
昨晩由美を嬲り続けた大量の触手を収束した結果、男性器のような状態に落ち着いたモノだ。
「でもぉ・・・千夏はどうするんですか?・・・無理矢理ってのも興が・・・・ひゃぁんっ!!」
涼の右手が由美の胸に伸びた。形も整った程よい大きさの膨らみを、やんわりと揉む。
あえてその頂点には触れず、周りを円を描くように指でなぞると、由美の声が上ずってきた。
「ひゃっ・・・んふぅ・・・はぁ・・・・あ・・・あの・・・・」
くわえながら上目遣いで涼の顔を窺う由美。しかし、涼は気付かないかのように上を向いて考え事をしていた。
「・・・・涼様・・・お願い・・・です・・・・これを・・・・」
我慢しきれない、というように由美の言葉は切れ切れになっている。
限界の近いその様子にやっと気付いたかのように、涼が下を向いて由美を見た。
「ん?どうした?もう教室に帰りたい?まだしゃぶってなさい」
「んむ・・・ちが・・・違います・・・ん・・・ご褒美ぃ・・・」
「聞こえないな~」
「そんな・・・・お願いですからぁ・・・・ちゅぱ・・・ご褒美欲しいですぅ・・・・」
「でも、私はまだ満足してないから・・・・・そうだ、千夏に渡して欲しいものがあるの」
939 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:00:26 ID:djl2OaCZ
「んん・・・渡して欲しいもの・・・?」
「ちょっと待ちなさい・・・・・・」
そういうと涼は、口に手を突っ込んだ。通常なら嘔吐感が押し寄せるが、涼はもう「通常」とはかけ離れた存在だった。
異常に濃いその淫気は、由美の股間をさらに刺激する。
恍惚の表情を浮かべながら手をしばらくまさぐり、再び手が現れたときには、小さな粒を握っていた。
「んふ・・・・・これが、あの子の為の種子・・・これをあの子に飲ませなさい」
「これを・・れふか」
種子の大きさは由美の飲んだ物よりも1回り小さい。由美が聞き返したのは、異なる種子に興味を抱いたからだった。
「この子は力を集中してあるの・・・本能に快感を刷り込むためにね」
「私が飲んだのとは違うんですか?」
「あなたの時は手間がかかったでしょ?後から本気出したり」
「ふむぅ・・・ちゅ・・・・そうれすね・・・・」
「外見は飴に見えるから、飲ませなさい。あと、今日屋上に呼び出して」
「わかりまひたぁ・・・・あ、ご褒美は・・・・」
無視して、涼は由美を従えてトイレを出た。立場は逆だが、幸い始業寸前で廊下に人は少ない。
その気になれば一瞬でクラス全員を攻略できるが、涼はそんな事をするつもりはなかった。
一人一人が堕ちる瞬間、その崩れ落ちる瞬間が、涼に充実感を与えてくれる。
計画を立てるその顔は、妖怪の邪悪な笑みのそれだった。
940 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:02:28 ID:F+hx/kHM
放課後。
この学校の屋上は、生徒が自由に立ち入ることが出来る。「いつもの呼び出し場所」だった。
現在屋上に、微かに動く影が2人。1人は動かず壁にもたれかかっている。
「離してっ・・・由美・・・何してんのよっ・・・・」
「だめよ。千夏がいくら頼んでも、離さないんだから」
コンクリートの上に押さえつけられている千夏が抵抗するが、由美には体力で劣るようだ。
壁にもたかっていた涼がゆっくりと2人の方へと歩き出す。
コツ――コツ――
顔は普段どおりだが、その纏ったオーラが常人ではない事を物語っていた。
「いい様ね、榊サン。少しは私の気持ちわかってくれたかしら?」
「前田・・・なんで・・・・それに由美まで・・・・・」
いじめ報復にしては、様子がおかしい。そもそも、「前田涼」はこんな強気な少女ではなかった。
「仲間」のはずの西崎由美も、なぜか敵方へと変わっている。
コツ――コツッ――
「あなた達に殴られたとこ・・・痛かったのよ?痣がたくさん・・・見てみる?」
近寄りながら、涼は服に手をかけて順に脱ぎさっている。
押さえつけられて下から見上げる千夏は、涼の目に異常な光が宿っているのに気が付く。
「何っ・・・・何を言って・・・何してるの・・・・・」
「何を・・・だと・・・?『何だ』とは随分失礼じゃない」
コツ――コツ――
「ほらぁ・・・ぁん・・・お腹にこんな痣・・・胸にも・・・・見えるでしょぉ・・・・・」
女が裸体を晒しながら千夏へ近づいてくる。しかし、体が固まってしまったかのように動かせない。
服を脱ぐたび、その白い裸身からはむわっとした濃い淫気が漂ってくる。
「ここはあなたに蹴られたとこ・・・んぁ・・・・・ここは殴られて・・・んん・・・・」
一つずつ指でさしながら、次第に両手が下半身に伸びていく。
「ん・・・だから・・・・あなたにお返ししようと思って・・・はぁん・・・これでね・・・」
「え・・・・・・」
941 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:04:45 ID:djl2OaCZ
涼がズルッとスカートを落すと、そこを覆うべき布は無く、そして、ある筈の無いモノがそそり立っていた。
まるで本物の生殖器のような、グロテスクな物体。女性には本来生えていない、異形のモノ。
いきなりそれが現れたとき、千夏は声を失った。
「涼様・・・・もう本気なんですか?朝より大きいじゃないですかぁ」
「だって・・・んん・・・この顔の怯える様がゾクゾクするじゃない・・・いい顔よねぇ・・・♪」
千夏の頭は上手く働いていないが、体は本能で危険を感じ取ったのか、震えている。
その様子が涼の嗜虐心をあおり、脳髄を充実感が満たした。
「あ・・・・あ・・・う・・・・・」
驚きと怯えで千夏の口は上手く動かず、口の端からつつ、と涎が垂れている。
突然服を脱ぎだした女の股間に男性器があれば、その動揺も当然だろう。
最もこれは、時間をかけて種子の力が体の動きを奪ったためでもあった。
由美のときとは違い、最初から快楽をインプットしてやるために濃縮した種なので、発芽したら発情しっぱなしだ。
「消極的だった子が・・・ちんぽを涎垂らして欲しがる・・・見てみたいじゃない・・・・ねぇ由美」
「はぁ・・・はい・・・欲しいですぅ・・・・おちんぽぉ・・・・ご褒美ぃ・・・・・」
「しょうがない・・・」
由美が『ちんぽを涎垂らして欲しが』っていたため、触手を一本伸ばして由美の相手をしてやる。
その間に千夏を引き寄せ、服を引き千切って足を開かせる。そこはもう既に十分すぎる程の蜜をたたえていた。
「ひぃっ・・・」
「いくわよ。気絶しないでね♪」
「ひゃっ・・・・あぁあああああああああああああああああああ!!!!!!」
ゴリ。凶悪過ぎるモノが千夏にめり込んでいく。
しかし寄生した種子によって支配されているそこは、柔軟に形を変え、涼を包み込んだ。
種子の力が本能レベルへ及んでいるために、脳には「体液を欲しがる」という本能が刷り込まれている。
「ひゃああああっ!!!! ああああああ!!!! ああああああああん!!!!! 」
強烈過ぎる感覚。千夏が感じられるのは純粋な快楽のみだった。
『無限の快楽』を与えられた由美と違い、与えられたのは『体液に対する欲求』なので、あっさりと限界を迎える。
「ひゃめ!!! ひゃめぇ!!! いっちゃう!!!! いっひゃうのぉ!!!!!」
その声を聞いて、涼は突き上げを激しくした。
「いひぃぃいいいいいいいいいいい!!!!!」
体をビクビクと震わせてへたり込む千夏。触手を抜くと、結合部からごぽ、と液体が垂れ落ちる。
しかし、涼の吐き出した液体は混じっていない。
「なんでぇ・・・・だひてぇ・・・・ちんぽからぁ・・・・・えきたい、だひて下さい・・・」
942 黒い人@AT SCHOOL ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:06:50 ID:djl2OaCZ
瞳を潤ませ上目遣いで見上げて、触手の吐き出す液体を求める千夏。まさに涼の見たかった顔だ。
「アレくらいじゃ出ないわよ。100回やってもね。何しろ本体だから」
「そんなぁ・・・体が疼いて・・・・止まらない・・・・おちんぽをぉ・・・下さい・・・・」
しょうがない、とばかりに涼は触手を10本程新たに生やす。
一点に集中していた触手を、そちらに配分分けしたため、本体は少し小さくなった。
「私のために働いてくれるわね?」
「はいぃ・・・何でもします・・・ですから・・・」
「いいわ。分割したから、少しは早くなったわ。気合い入れて擦れば汁がたっぷり出るわよ」
「あはぁ・・・・おいしそう・・・・ちんぽがいっぱいだぁ・・・・はむ・・・ちゅ・・・」
もう目がとろんとして、口元が緩んでいる。触手の匂いにやられてしまったのだろう。
「はあぁあん!!! ああああっ!!! あああん!!! ぁああああ!!!!」
一方由美は、自身が満足するまでに何度も汁を注入されており、太ももを伝って落ちた液体が水溜りと化している。
朝から我慢していたのか、なおも快楽を求めて腰をくねらせていた。
「はむ・・・んん・・・ぷはぁ・・・・ああっ・・もっとぉ・・・もっと出してぇ・・・・」
「ああああ!!! いい!!! いいい!!! イッちゃう!!!! いいいいいい!!!!」
すっかり2人とも出来上がってしまったので、涼は2人に時々責めを加えて遊んでいたが、日が傾いてきたので終わらせることにした。
服を整え、帰ろうとドアに手をかけると、涼は鍵を忘れていたことに気がついた。
(まぁあんな光景を見たら夢だと思うしかないわ・・・)
下を向いて考え込んでいると、ドアの下の床が濡れていることに気付いた。
パターンなので確認する必要も無いが、涼は指でとって舐めてみる。
「ペロ・・・これは・・・・・・愛液!!!それも2年3組女子23番橘桐乃!!!」
「なんで涼様はわかるんですか?」
「知らないの?涼様ともなると一舐めしただけで、構成成分やその持ち主まで判別できるのよ」
涼の判別した橘というのは、いつも屋上で昼寝をしている不良生徒だった。
鳥をも撃ち落とす眼光を持っていて、並みのヤンキーでは接近もできないらしい。
前にいじめられるときに屋上で遭遇した事もある。そのときはその鋭い眼光と殺気で、3人から解放された。
本人曰く「睡眠の邪魔」とのことだったが、涼からすればありがたくもあり、邪魔でもあった。
楽しみを邪魔されたのは3人も同様であり、その日の暴行がよりキツいものになったからだ。
最初は頼っていたが、関わるとより酷い反動がくるので、会いたくない存在になっていた。
しかし、種子の力も無いのに隠れてオナニー・・・ヤンキーなのにMとしか思えない。
涼は、キツめの瞳が潤み、泣きそうな表情をする桐乃をつい妄想してしまう。
「昼休みにでも呼び出して・・・♪」
時間は限られているが、放課後までに調教は終わるだろう。
その後こそ―――――メインの登場だ。
943 黒い人 ◆JKJRKSATYY sage 2007/03/31(土) 00:09:13 ID:djl2OaCZ
とりあえずここまで。
無理に色々詰めたから変なとこあるが、そこはスルーしてくれ。
MだけどSのフリ→ヤンキー
真性Sだけど無理矢理Mにする→お嬢様
の予定。
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