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堕淫蟲 第一章
715 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/06 16:01 ID:1+0TmleV
ビクッッッ・・・ぐちゅッッッ・・・・ビクンッッッ・・・・!!
「あッッッ・・・・!!くッッッ!!!くぅッッッ・・・・・」
褐色の肌から珠のような汗が滴っている。
鍛え上げられたしなやかな筋肉の上に、適度な脂肪の丸みを帯びたその肢体は
身を襲う禁断の愉悦からなんとか逃れようと、全力で抵抗していた。
肩までの銀色がかった髪、ときおり前髪から覗く芯の強そうなコバルトブルーの瞳は
次第にその輝きを失いつつあった。
褐色の肌とは対象的な乳白色の乳首は歪に肥大し、まるで射精寸前の男根のように固く上を向いている。
女剣士レイラは自らの心に迫りくる〝屈服〟と必死に戦っていた。
「あぁぁぁ・・・・おッ・・・・お・・・・ぉん・・・・んはぁぁッッッ!!・・・」
乳首と同じ、乳白色の唇からはだらしなく桃色の舌が突き出され、
その先からは劣情の蜜雫とも言える涎がねっとりと糸を引いている。
そして、その涎が伝い到達するレイラの股間には、おぞましい肉の塊が息づいていた・・・。
716 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/06 21:26 ID:/VLjYziw
レイラの股間に見えるもの。
それは本来、女性であるレイラには存在することのない、固く勃起し天に向け怒張した男根であった。
しかし、よく見ると、それが、人の男の持つものとは何かが違っていることがわかってくる。
まず大きさが以上なのだ。赤黒く怒張したそれの先端は優に臍の位置を越え、レイラが背を丸め、
少し前にかがめば簡単に咥えることが出来そうなほどの長さにまで達している。
太さもまた尋常ではなかった。女性の体で言うと恥丘部分から、濃密な茂みをかきわけそそり立つそれは
まるで股間からもう一本腕が生えてきているかと錯覚してしまうほどの胴回りを誇っていた。
表面には極太のミミズが皮膚の下に潜り込んで這い回っているかのように血管と思しき筋が
たくましい根元部分から先端にかけて、いくつも浮き出ては絡みついている。
その下に位置するクリトリスも本来の姿からは明らか形を変えており、手の親指大ほどの長さと太さに
醜く肥大している。
そして、そのクリトリスを左右から包むように垂れ下がっているのは、上の男根そっくりの
擬似ペニス同様、男で言うところの陰嚢によく似た子供の握りこぶしほどもある二つの膨らみであった。
擬似ペニスと同じように、太い血管が張り巡らされたその膨らみは共に休むことなく、上下にゆっくりと
大きく蠕動を繰り返している。
718 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 00:42 ID:aOqojG4R
「あッッッ!!・・・くッッッ!!・・・うぅッッッ!!・・・」
擬似ペニスの根元から垂れ下がる二つの膨らみが下から上に押し上げられる度に、レイラの口からは
押し殺したような甘い吐息が漏れ出ている。
それと同時にもの凄い固さなっているであろう擬似ペニスが細かく痙攣し、男根で言う尿道口からは
クリームのようなねっとりとした黄乳色の粘液がじくじくと溢れて続けていた。
「どう?〝堕淫蟲〟を体に宿した気分は?・・・とっても良い気持ちでしょう?」
「だッッッ誰がッッッ!!こ、こんな・・・ふあぁッッッ!!!あうぅぅぅぅッッッ!!!!!」
「ふふふ・・・抵抗しても無駄。あなたの体に根づいた堕淫蟲はもはや離れることはないわ。
それに・・・堕淫蟲に寄生されたあなたの体と心もいずれこの蟲から離れられなくなってくる・・・
いや、すでにそうなっているかもしれないかしら・・・フフ・・・」
ミゼラブルと名乗る女妖魔の作った亜空間に閉じ込められてから、どれくらい経ったろうか。
フレイランドの王宮剣士である私は王の命を受け、バルドの森でそこに出没するという山賊の調査を
行っていた。
その時、突然私はこの妖魔に襲われたのだ。
亜空間に閉じ込められた私は、ミゼラブルの体から伸びる触手によって四肢の自由を奪われていた。
720 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 01:16 ID:aOqojG4R
「くぅッッッ・・・な・・・なんの目的があって私を拘束しているッッッ!!!言えッッッ!!」
「目的?・・・うふふ・・・そんなもの最初っからないわ!!強いて言うなら私はねぇ・・・
あなたのように女だてら王宮の剣士として生きている、そんな強くて・キレイで・可~愛ゆい女の子を
快楽漬けにして、心の芯からどろっどろに溶かし屈服させる・・・そういうのがたまらな~く好きなのよ!!
それに、あなたには関係ないけど、これ読んでくれる人達もそんなのが大好きでしょうしね~。」
「――――――なッッッ!?そんな・・・そんな理由でッッッ!!!!・・・私は、絶対に
あんたなんかに屈しないッッッ!!!!!離せッッッ!!殺してやる!!!!!!」
「ああ・・・いいわぁ・・・そうよ、そうでないと面白くないわ。そんなに簡単に心が折れちゃったら
私だってつまんないもの。それに、なんのために堕淫蟲までわざわざ寄生させたのかわからないし
・・・ねぇ?」
そう言って妖魔ミゼラブルは自らの触手を操り、私を近くに引き寄せた。
721 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 01:46 ID:aOqojG4R
不思議な輝きを放つ腰まで伸びた黄金色の髪、肌の色はやや青みががった紫色であり、
ところどころ黒く難解な紋様のようなものが彫りこまれている。
耳は古の書物に登場する妖精・エルフのように髪をかき分け、つんと尖っていた。
おそらく、彼女の背中から伸びているであろう赤肉色の無数の触手は、私の体に幾重にも巻きつき、
私の両手を頭の上でしっかりと縛り上げ、両足をM字型に開かせて秘部はおろか肛門すら
曝け出させている。
そのようなこと以外、人間の女性とほぼ変わらない外見を持つミゼラブルは、口調よりは
やや幼い印象をうける漆黒の瞳で、標的を前にしたいたずらっ子のように私を覗き込んだ。
≪――――――むぅぅぅッッッ!!!だ、だめだッッッこの匂いッッッ!!!≫
股間の肉塊がとろけるような甘い疼きと共にびくりと反応し、強い光を宿したレイラの瞳が一瞬、
淫らに曇りかける。
およそ一部屋ほどの広さと思われるこの亜空間に充満している濃厚な臭気。
〝淫臭〟とでもたとえられるような肉の奥底から官能を疼かせる匂いがミゼラブルに近づくことによって
さらに濃くなった。
「ふふ・・・私の匂い、とってもいい匂いでしょう?遠慮しないで、どんどん嗅いでいいのよ。
この匂いはね、寄生した堕淫蟲の活動を活発にする効果もあるの。
おかげでほら、あなたのここ、もうこんなに立派に成長しちゃってるわよ。」
724 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 13:45 ID:qGmD47Gm
――――――数時間前
亜空間に引きずりこまれた私は、次に次にまとわりついてくるくるミゼラブルの触手と
懸命に闘っていた。
「くッッッ!!!この、離せッッッ!!!!」
必死でもがき抵抗しても、手や足に巻きついた触手の力は思いのほか強く、
私を絡めとろうとする動きがほんの少し鈍くなるだけで、有効な対処法にはならない。
命綱とも言える腰の剣も抜き放とうとした主の手が捕らえられてからは、
素早く巧妙な動きも見せるその他の無数の触手によっていつの間にか腰から外され、
今はミゼラブルの足元に無残に転がされていた。
≪くそッッッ!!!あれさえ・・・あれさえあれば・・・・ッッッ!!!!≫
そうするうちにも触手はぎりぎりとレイラの両手両足を締め上げていった。
手首を強く縛られた両手は、バンザイをするように持ち上げられ、
太ももからつま先にかけて巻きつかれた両足はM字に大きく開かされて、
正面にいるミゼラブルに全てを曝け出す羞恥の姿勢を強制させられている。
亜空間の性質なのか、ミゼラブルの魔力が作用しているのかはわからないが、
触手に絡みつかれているレイラの体は宙に浮いており、上から吊るされているという感覚はなかった
725 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 13:51 ID:qGmD47Gm
「ふぅ・・・やっとおとなしくなったわね、女剣士さん。」
「貴様、何者だッッッ!!」
身動きのとれなくなった体で、レイラは精一杯叫んだ。
「ふふ・・・はじめまして、私の名はミゼラブル。見てわかると思うけど、妖魔よ。
簡単に言うと淫魔サキュバスと魔獣オクトパス系オルトロスのハーフってとこかな。」
「妖魔であるお前が、なぜ私を襲うッッッ!?」
「んもぅ・・・そんなに大きな声出さなくてもちゃんと聞こえてるわよ。
私があなたを襲う理由は、じきにわかるわ。と言うか、前の段階で言っちゃったし・・・・・
そんなことより、真面目なごたくはさっさと終わらして、私達は迅速かつすみやかに
エロエロパートに突入しなくてはいけないのよ。わかる?」
726 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 13:53 ID:qGmD47Gm
「何を意味不明なッッッ!!!離せッッッ!!!離せッッッ!!!!」
「・・・まったく、すがすがしいくらいベタな抵抗ね。書き手のレベルがよくわかるわ。
あなたがそうやって捕われヒロインの王道を行くんなら私だって王道行くわよ。
だいたい、こんな状況で過去に何もされずに助かったヒロインが一体何人いたと思ってるのよ
・・・まぁ、もうちょっとのところで、仲間が救出~みたいなパターンを合わせたら
けっこういるかもしれないけど・・・ブツブツ・・・
・・・ハッ!いけない!!また本編から脱線しかかってるわ。
とにかく!!私はそんな詰めのあま~い悪役じゃないってことなのよ!!」
何気なく話してるのとは裏腹に、私を縛るミゼラブルの触手はほんの少しの緩みもみせず、
私の動きを完全に封じている。
「ふふ・・・黙っちゃったところをみると、あなたもようやくこの話の流れが
のみこめてきたのかしら?助かるわ。
よし、じゃあ状況説明も一段落したことだし、そろそろこの話のタイトルでもある
堕淫蟲君に登場してもらいましょう!!」
そう言うと、ミゼラブルは私に触手を伸ばしたままその場に座り込み、私に向かって大きく股を開いた。
そしておもむろに股間に両手を差し込み、ゆっくりと自らを慰め始めたのだった。
729 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 18:03 ID:q9YaP2Xz
左手が前から、右手が後ろから、むっちりと肉のついた女妖魔の股間に吸い込まれていく。
ミゼラブルの体が人間の女と似た構造をしているとすれば、前に回された左手の人差し指と中指は膣口に、
後ろに回された右手の中指は肛門に差し込まれているようだった。
「あふぅ・・・ちょっと退屈かもしれないけど、我慢しててね。すぐに終わるわ・・・ぉ、おぅッ・・・」
眉に皺を寄せ恍惚とした表情でミゼラブルがつぶやく。
ほどなく、ミゼラブルの股間からはグジュグジュと大量の淫液がかき回される卑猥な音が聞こえてきた。
膣口に深く埋め込まれた二本の指はそれぞれが別々に動いているが、どうやら膣内の肉壁の上、
クリトリスから恥丘にかけての裏側部分がお気に入りらしく、執拗にその部分を擦りたてている。
肛門にあてがわれた中指は、収縮するすぼまりに潜り込んでは円を描いたり、
ゆっくりと出し入れを繰り返したり、気まぐれな動きをみせていた。
「ぉおおぉ・・・いいわぁ・・・ううぅッッッ!!・・・もぅ・・・もうッッッッッッ!!」
女妖魔の股間に差し込まれた両手が、その動きを徐々にせわしないものへと変化させていく。
730 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 18:06 ID:q9YaP2Xz
一体どれほどの快感が彼女の内部で育っているのだろうか。
股間からとめどなく溢れだしている淫液は、座り込んだミゼラブルを中心に亜空間の地面に広がり、
まるで彼女がその場所にお漏らしをしたかのように小さな水溜りを作って、熱い湯気を立ちのぼらせている。
はへッッッ!!はへッッッ!!犬のように下を突き出して喘ぐミゼラブルは喜びから生まれた眉間の皺を
さらに強くし、魔族特有の長くぴんと上に尖っていた耳は、その身に起こる悦びからか
ほんのりと桃色に染まり、その下にある肩口に向かって力なく垂れ下がってた。
「おおおぉ・・・・おおおおおぉぉぉぉ・・・・おおおおおおおぉぉぉッッッ!!!!」
ミゼラブルの喘ぎ声がどんどんと感極まったものに変わっていく。
彼女は大きく股を開きながらゆっくりと仰向けになっていった。
そして、背中と両足のつま先の三箇所を支点にして、ブリッジをするように淫液でグショグショに
濡れそぼった臀部を二つの淫穴に潜り込んだ左右の指と共にぐうッと天に向けて持ち上げていく。
731 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 18:12 ID:q9YaP2Xz
これ以上ないとも言える淫猥な姿勢で、股間を強調し押し出したまま、ミゼラブルの太ももからふくらはぎが
耐えかねたようにガクガクと震えた。
「きッッッ!!!!!気持ちいいッッッッッッ!!!出るううううぅぅッッッ!!!」
彼女の肛門に潜り込んだ中指が、ぬぶりと根元まで深く突き入れられ、
レイラに絡みついた触手達の締め付けがいっせいに強くなる。
ミゼラブルの下腹部がぶるぶると何度も大きく収縮し、バクバクと不規則にのたうった。
――――――ブシュウッッッ!!!
尿とも、潮ともつかない粘液を盛大に飛び散らせながら、左手の指が引き抜かれ、
大きく広がった彼女の膣口から、べとりと産み落とされたのは、黒ずんだ赤紫色の不気味な生物だった。
738 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:10 ID:EDpNS1n9
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふふふ・・・お、ま、た、せ。」
肩で息をしながらそろそろと立ち上がったミゼラブルは、呼吸を整え、
足元に転がりうねっている、自分から出てきたばかりの軟体生物を見下ろした。
「紹介するわ。魔界の寄生虫、〝堕淫蟲〟君。今からあなたと、とっても仲良くしてくれるお友達よ。」
堕淫蟲―――彼女がそう呼んだ生物は見れば見るほど禍々しく奇妙な姿でグネグネと転がり蠢いていた。
長さは手の甲から肘までくらいだろうか、太さは腕よりやや太く、足のふくらはぎくらいだろう。
巨大な蛭によく似たその外見は、一番太い胴体の中央部から前後の先端に向かうにつれ、
なだらかに細くなっているというものだった。
左右上下、柔軟に折り曲げられている赤紫色の表面はのっぺりとしていて、目や口などの
器官らしきものは見えず、どちらが頭なのかもわからない。
そして、表面とは逆の裏側の部分、おそらくこの生物が標的にはりつく際に密着させるであろう
裏側の部分を見た時、レイラはその全身に鳥肌が浮き立つのをはっきりと感じていた。
堕淫蟲の裏側部分、そこには赤色、桃色、紅色、赤橙色、その他様々な肉色をした
直径5㎜・長さ2~3cmほどの細かい突起がびっしりと無数に生え揃い、
いっせいにうぞうぞと揺らめいていたのだった。
739 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:18 ID:EDpNS1n9
「ど~う?とってもチャーミングでセクシーな姿をしてるでしょう?この子。」
「・・・・いや・・・・いや・・・・・いやッッッ・・・・」
「も~、そんなに嫌がっちゃ可哀想じゃない。この子とあなたはこれから一つになるための愛の営みを
育むんだから、もっと仲良しにならなきゃ。ね?」
やがて、標的の存在を感じ取ったのか、堕淫蟲は無数の突起が生えた部分を下にして、
尺取虫のように前後に体を収縮させながら、ミゼラブルの体を登り、触手をつたってもぞりもぞりと
レイラに近づいてきた。
「ひッッッ!!!く、くるなッッッ!!!くるなッッッ!!!」
自分にむけて、確実に近づいてくる堕淫蟲から逃れようと、レイラは渾身の力を込めて体を動かした。
が、ミゼラブルから伸びた、彼女を縛る触手はわずかに動くのみで、レイラにできることは
唯一、触手の巻きついていない頭と胸から腰にかけてを不恰好にうねらせることだけだった。
寄生虫についての深い知識があるわけではないが、多少のことなら知っている。
寄生虫の標的にされた生物・・・レイラの脳裏にわいてくるイメージは
どれも寒気がするようなものばかりだ。
740 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:20 ID:EDpNS1n9
「ひッッッ・・・ひッッッ・・・」
体がガタガタと震えだしているのがわかる。
≪そんな・・・そんな・・・私の体はどうなってしまうんだ?・・・私は・・・いやだ・・いや・・・≫
うろたえるレイラにミゼラブルは近づき、幼い子をあやすように優しく頭を撫でながら言った。
「怖がらなくても大丈夫よ、レイラちゃん。堕淫蟲はお利口さんだもの。
宿主であるあなたの体を壊したり、苦痛を与えるようなことはしないわ。この寄生虫は、
あなたと一緒になって、あなたの体をもっと魅力的に造りかえてくれるだけよ・・・ふふ・・・」
≪いや・・・くるな・・・・くるな・・・くるなッッッ!!!!!≫
今まで絶望的な状況の中、それでも気丈に振舞っていたレイラの瞳に、
初めて明らかに怯えの感情が広がっていく。
「あはは、そんなに震えなくても大丈夫だってば。
堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ。初めは泣いて嫌がってても、
交尾が始まればどんな女の子もみ~んな〝あへ~ッあへ~ッ〟って大喜びしちゃうんだから。」
741 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:27 ID:EDpNS1n9
ベチョ・・・
そうミゼラブルが言い終わると同時に、私の手首を縛る触手を伝ってきた堕淫蟲が、
触手から私の腕にその移動経路を移してきた。
――――――ぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくッッッ!!!!!
「ひッッッ!!!ひぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!!!!!」
レイラは悲鳴を上げていた。
生まれてはじめて体験する身の毛がよだつおぞましい感触。
全身の産毛が、鳥肌と一緒に一本残らず逆立っている。
うじゅ・・・くじゅ・・・
奇妙な弾力を持った、おびただしい数の突起がレイラの皮膚を撫で上げていく。
堕淫蟲は、腕から背中へと移動し、背骨の上を真っすぐに下へと向かっていた。
この蟲が分泌する生温かい粘着性の液体で、レイラの背には巨大なナメクジが通った後のように、
粘液の道が刻まれていく。
742 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:30 ID:EDpNS1n9
〝堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ〟ミゼラブルの言葉が脳裏をよぎる
――――――まさか
レイラの恐ろしい予感は当たろうとしていた。
〝堕淫蟲の寄生交尾〟それは交尾という言葉が示すとおり、
まさに標的となった宿主の生殖器との直接的な交尾だったのだ。
そのことに気づいた時、堕淫蟲はすでに大きく発達したレイラの臀部の割れ目の間にさしかかり、
肛門、膣口、尿道、クリトリス、恥丘へと一直線に続く、
快楽神経の密集した谷間をその最終到達地にさだめていた。
「くッッッ!!!私から離れろッッッ!!!!このッッッ!!!落ちろッッッ!!!!」
わずかに動きが許される胸から腰にかけてを懸命に揺らし、
レイラは自分にはりついた堕淫蟲を振り落とそうとした。
「無駄よ。体の自由がきくんならともかく、今のあなたに堕淫蟲から逃れるすべはないわ。
いい加減あきらめて、おとなしく身を任せちゃいなさいよ。
それに、どうせこの後、レイラちゃんは喜んで自分から腰を振りたくることになっちゃうんだし・・・
ふふ・・・」
抵抗もむなしく、堕淫蟲は着実にいっさいの衣服を剥ぎ取られたレイラの
無防備な股間に向けて進んでいく。
743 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:35 ID:EDpNS1n9
じゅる・・・
「ひぃッッッッッッ!!!!」
ついに堕淫蟲は股間の性感帯の一つ、赤茶色に色素が沈着した肛門に到達した。
数々の突起が、ぬろぬろとうねり、ひくひくと震える肛門の上を移動していく。
「ひッッッ!!!ひッッッ!!!ひッッッ!!!」
堕淫蟲はさらに膣口、尿道、クリトリスと進み、恥丘の上にさしかかったところでその動きを止めた。
本来、触れられれば快感を生じるさせるそれらの場所だが、レイラが感じているのは
気味の悪い生物が自分の股間にへばりついているという事実に対する、強烈な悪寒だけだった。
堕淫蟲がレイラの恥丘から肛門にかけてをすっぽりと覆い、肉の曲線に密着したのを確認すると、
ミゼラブルは満足そうに微笑み、レイラにたずねた。
「こんなこと今さら聞くのもなんだけど、あなた、堕淫蟲に寄生されるの・・・嫌?」
「あ、当たり前だッッッ!!!!こんな・・・こんな気持ち悪いものッッッ!!!!」
身を襲う、寒気にも似た感覚に耐えながら、レイラが必死でこたえる。
「そう・・・じゃあ、いいこと教えてあげる。堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法・・・」
744 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:39 ID:EDpNS1n9
――――――助かる方法!?
女妖魔の突然の言動にレイラは一瞬耳を疑った。
〝助かる方法〟そのような方法があることはわかる。しかし、自分の身を拘束し、
原因である堕淫蟲をけしかけたミゼラブル本人の口から、その方法が語られることは
どう考えても理屈が合わない。・・・罠か?
鋭い視線でにらみ返すレイラをなだめるように、ミゼラブルは話を続けた。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よ。私は嘘は言わないわ。聞けばあなたも納得するわよ。
方法って言っても、そんなにややこしいものじゃないもの。」
「・・・・・」
「今は堕淫蟲も私の魔力でおとなしくしてるから、活動を再開させる前に聞くだけ聞いておいても
損はないと思うわ。それを信じるか信じないかはあなたの自由なんだし・・・ね?」
たしかに一理あった。信じるか信じないかは自分が決めればいい。それにこのままでは・・・
レイラは敵であるミゼラブルからその方法を聞いてみるしかなかった。
「・・・どう・・・すればいい・・・?」
745 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:49 ID:EDpNS1n9
「んふふ・・・そうそう素直が一番よ。いいわ、教えてあげる。
堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法、それはね、〝我慢〟することよ。」
「――――――な!? 貴様!!ふざけているのかッッッ!!!」
あまりにも単純なその答えに、レイラの中で怒りが爆発する。
「もうっ、そうやってすぐに怒んないの。本当よ、堕淫蟲の寄生から逃れる方法は〝我慢〟なんだから。
説明するとね。この堕淫蟲って寄生虫は寄生を行う際、宿主の生殖器にはりつくんだけど、
宿主側にも堕淫蟲を受け入れる準備がないと寄生交尾ができないのよ。
難しいこと言うと、生物は性交のときにそれぞれ特殊なホルモンが分泌されるらしくて、
堕淫蟲はそのホルモンと宿主の微妙な体の変化を感知・確認してはじめて、寄生交尾を開始するの。
そして、その確認時間は約30分くらい。それを過ぎても、宿主の体に交尾受け入れ態勢が見られない場合、
堕淫蟲は自然に宿主から去っていくわ。
つまり、標的とされた宿主はその時間内中、堕淫蟲との性交を拒み続ければいいのよ。
もちろん、体の変化を感じとるんだから、心だけそう思ってもだめよ。
ま、股間にひっついてる虫がなんか動いてるけど気にしな~い・・・てふうに
思っとけば大丈夫ってことなのよ!!・・・どう?簡単でしょ?」
746 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:00 ID:EDpNS1n9
ニコニコと笑いかけてくるミゼラブルの話が本当かどうかはわからない。しかし、もし本当なら・・・
〝30分〟あっけないほど短い時間。その間、この堕淫蟲と呼ばれる虫の動きに耐えればいいのだ。
やれるか?・・・やれる。女の身でありながら、王宮の剣士として厳しい試練に耐えてきた。
敵軍の捕虜となった時のために、拷問に耐える凄まじい訓練も経験した。この自分なら・・・。
レイラの心に生まれた、かすかな希望の光をさらに大きくするように、さらにミゼラブルが宣言した。
「あ~んど!!あなたが見事、堕淫蟲の寄生を退けることができたら、私はあなたを解放してあげるわ。
亜空間からもとの世界に戻ってバイバイってこと!!これも嘘じゃない。約束する!!」
そう大声でレイラに約束した後、ミゼラブルは今度はどこか寂しげな、遠い目をしてつぶやいた。
「フフ・・・ホント言うとね・・・私、信じたかったのよ・・・。
堕淫蟲の寄生を拒める人間がいるってことを・・・それでね・・・あなたのような、
〝精神的にも肉体的にも強く聡明で運動神経抜群で気が強くてナイスバディーでおっぱいボヨヨンで
お尻もムッチムチで髪の色とか肌の色とか超~私好みな可愛い女の子〟を・・・
さらってきちゃったの・・・。
だから、あなたがこの堕淫蟲に屈しないっていう気高く美しい姿を見せてくれたら、
私、それだけでいい!!・・・それだけで満足なのよッッッ!!!」
747 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:02 ID:EDpNS1n9
後半、どこかうさんくさい、妙に芝居がかったミゼラブルの言葉は、
もはやレイラの耳には入っていなかった。
「・・・やれる・・・やってやる・・・私は生きて帰るんだ・・・!!」
レイラは心に灯った希望の光を自ら大きく強くするために、その精神を集中させていた。
そして、
「ムフフ・・・堕淫蟲がな~んで〝堕淫〟蟲♪なんて呼ばれているか・・・
その身でたっぷり、どっっぷり、べぇっっっちょり味わうといいわ。
可愛い姿を見せてね、子羊ちゃん・・・」
背を向けて、にんまりと笑うミゼラブルのもう一つのつぶやきも、
当然レイラの耳に入ることはなかった。
738 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:10 ID:EDpNS1n9
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふふふ・・・お、ま、た、せ。」
肩で息をしながらそろそろと立ち上がったミゼラブルは、呼吸を整え、
足元に転がりうねっている、自分から出てきたばかりの軟体生物を見下ろした。
「紹介するわ。魔界の寄生虫、〝堕淫蟲〟君。今からあなたと、とっても仲良くしてくれるお友達よ。」
堕淫蟲―――彼女がそう呼んだ生物は見れば見るほど禍々しく奇妙な姿でグネグネと転がり蠢いていた。
長さは手の甲から肘までくらいだろうか、太さは腕よりやや太く、足のふくらはぎくらいだろう。
巨大な蛭によく似たその外見は、一番太い胴体の中央部から前後の先端に向かうにつれ、
なだらかに細くなっているというものだった。
左右上下、柔軟に折り曲げられている赤紫色の表面はのっぺりとしていて、目や口などの
器官らしきものは見えず、どちらが頭なのかもわからない。
そして、表面とは逆の裏側の部分、おそらくこの生物が標的にはりつく際に密着させるであろう
裏側の部分を見た時、レイラはその全身に鳥肌が浮き立つのをはっきりと感じていた。
堕淫蟲の裏側部分、そこには赤色、桃色、紅色、赤橙色、その他様々な肉色をした
直径5㎜・長さ2~3cmほどの細かい突起がびっしりと無数に生え揃い、
いっせいにうぞうぞと揺らめいていたのだった。
739 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:18 ID:EDpNS1n9
「ど~う?とってもチャーミングでセクシーな姿をしてるでしょう?この子。」
「・・・・いや・・・・いや・・・・・いやッッッ・・・・」
「も~、そんなに嫌がっちゃ可哀想じゃない。この子とあなたはこれから一つになるための愛の営みを
育むんだから、もっと仲良しにならなきゃ。ね?」
やがて、標的の存在を感じ取ったのか、堕淫蟲は無数の突起が生えた部分を下にして、
尺取虫のように前後に体を収縮させながら、ミゼラブルの体を登り、触手をつたってもぞりもぞりと
レイラに近づいてきた。
「ひッッッ!!!く、くるなッッッ!!!くるなッッッ!!!」
自分にむけて、確実に近づいてくる堕淫蟲から逃れようと、レイラは渾身の力を込めて体を動かした。
が、ミゼラブルから伸びた、彼女を縛る触手はわずかに動くのみで、レイラにできることは
唯一、触手の巻きついていない頭と胸から腰にかけてを不恰好にうねらせることだけだった。
寄生虫についての深い知識があるわけではないが、多少のことなら知っている。
寄生虫の標的にされた生物・・・レイラの脳裏にわいてくるイメージは
どれも寒気がするようなものばかりだ。
740 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:20 ID:EDpNS1n9
「ひッッッ・・・ひッッッ・・・」
体がガタガタと震えだしているのがわかる。
≪そんな・・・そんな・・・私の体はどうなってしまうんだ?・・・私は・・・いやだ・・いや・・・≫
うろたえるレイラにミゼラブルは近づき、幼い子をあやすように優しく頭を撫でながら言った。
「怖がらなくても大丈夫よ、レイラちゃん。堕淫蟲はお利口さんだもの。
宿主であるあなたの体を壊したり、苦痛を与えるようなことはしないわ。この寄生虫は、
あなたと一緒になって、あなたの体をもっと魅力的に造りかえてくれるだけよ・・・ふふ・・・」
≪いや・・・くるな・・・・くるな・・・くるなッッッ!!!!!≫
今まで絶望的な状況の中、それでも気丈に振舞っていたレイラの瞳に、
初めて明らかに怯えの感情が広がっていく。
「あはは、そんなに震えなくても大丈夫だってば。
堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ。初めは泣いて嫌がってても、
交尾が始まればどんな女の子もみ~んな〝あへ~ッあへ~ッ〟って大喜びしちゃうんだから。」
741 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:27 ID:EDpNS1n9
ベチョ・・・
そうミゼラブルが言い終わると同時に、私の手首を縛る触手を伝ってきた堕淫蟲が、
触手から私の腕にその移動経路を移してきた。
――――――ぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくッッッ!!!!!
「ひッッッ!!!ひぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!!!!!」
レイラは悲鳴を上げていた。
生まれてはじめて体験する身の毛がよだつおぞましい感触。
全身の産毛が、鳥肌と一緒に一本残らず逆立っている。
うじゅ・・・くじゅ・・・
奇妙な弾力を持った、おびただしい数の突起がレイラの皮膚を撫で上げていく。
堕淫蟲は、腕から背中へと移動し、背骨の上を真っすぐに下へと向かっていた。
この蟲が分泌する生温かい粘着性の液体で、レイラの背には巨大なナメクジが通った後のように、
粘液の道が刻まれていく。
742 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:30 ID:EDpNS1n9
〝堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ〟ミゼラブルの言葉が脳裏をよぎる
――――――まさか
レイラの恐ろしい予感は当たろうとしていた。
〝堕淫蟲の寄生交尾〟それは交尾という言葉が示すとおり、
まさに標的となった宿主の生殖器との直接的な交尾だったのだ。
そのことに気づいた時、堕淫蟲はすでに大きく発達したレイラの臀部の割れ目の間にさしかかり、
肛門、膣口、尿道、クリトリス、恥丘へと一直線に続く、
快楽神経の密集した谷間をその最終到達地にさだめていた。
「くッッッ!!!私から離れろッッッ!!!!このッッッ!!!落ちろッッッ!!!!」
わずかに動きが許される胸から腰にかけてを懸命に揺らし、
レイラは自分にはりついた堕淫蟲を振り落とそうとした。
「無駄よ。体の自由がきくんならともかく、今のあなたに堕淫蟲から逃れるすべはないわ。
いい加減あきらめて、おとなしく身を任せちゃいなさいよ。
それに、どうせこの後、レイラちゃんは喜んで自分から腰を振りたくることになっちゃうんだし・・・
ふふ・・・」
抵抗もむなしく、堕淫蟲は着実にいっさいの衣服を剥ぎ取られたレイラの
無防備な股間に向けて進んでいく。
743 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:35 ID:EDpNS1n9
じゅる・・・
「ひぃッッッッッッ!!!!」
ついに堕淫蟲は股間の性感帯の一つ、赤茶色に色素が沈着した肛門に到達した。
数々の突起が、ぬろぬろとうねり、ひくひくと震える肛門の上を移動していく。
「ひッッッ!!!ひッッッ!!!ひッッッ!!!」
堕淫蟲はさらに膣口、尿道、クリトリスと進み、恥丘の上にさしかかったところでその動きを止めた。
本来、触れられれば快感を生じるさせるそれらの場所だが、レイラが感じているのは
気味の悪い生物が自分の股間にへばりついているという事実に対する、強烈な悪寒だけだった。
堕淫蟲がレイラの恥丘から肛門にかけてをすっぽりと覆い、肉の曲線に密着したのを確認すると、
ミゼラブルは満足そうに微笑み、レイラにたずねた。
「こんなこと今さら聞くのもなんだけど、あなた、堕淫蟲に寄生されるの・・・嫌?」
「あ、当たり前だッッッ!!!!こんな・・・こんな気持ち悪いものッッッ!!!!」
身を襲う、寒気にも似た感覚に耐えながら、レイラが必死でこたえる。
「そう・・・じゃあ、いいこと教えてあげる。堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法・・・」
744 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:39 ID:EDpNS1n9
――――――助かる方法!?
女妖魔の突然の言動にレイラは一瞬耳を疑った。
〝助かる方法〟そのような方法があることはわかる。しかし、自分の身を拘束し、
原因である堕淫蟲をけしかけたミゼラブル本人の口から、その方法が語られることは
どう考えても理屈が合わない。・・・罠か?
鋭い視線でにらみ返すレイラをなだめるように、ミゼラブルは話を続けた。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よ。私は嘘は言わないわ。聞けばあなたも納得するわよ。
方法って言っても、そんなにややこしいものじゃないもの。」
「・・・・・」
「今は堕淫蟲も私の魔力でおとなしくしてるから、活動を再開させる前に聞くだけ聞いておいても
損はないと思うわ。それを信じるか信じないかはあなたの自由なんだし・・・ね?」
たしかに一理あった。信じるか信じないかは自分が決めればいい。それにこのままでは・・・
レイラは敵であるミゼラブルからその方法を聞いてみるしかなかった。
「・・・どう・・・すればいい・・・?」
745 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:49 ID:EDpNS1n9
「んふふ・・・そうそう素直が一番よ。いいわ、教えてあげる。
堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法、それはね、〝我慢〟することよ。」
「――――――な!? 貴様!!ふざけているのかッッッ!!!」
あまりにも単純なその答えに、レイラの中で怒りが爆発する。
「もうっ、そうやってすぐに怒んないの。本当よ、堕淫蟲の寄生から逃れる方法は〝我慢〟なんだから。
説明するとね。この堕淫蟲って寄生虫は寄生を行う際、宿主の生殖器にはりつくんだけど、
宿主側にも堕淫蟲を受け入れる準備がないと寄生交尾ができないのよ。
難しいこと言うと、生物は性交のときにそれぞれ特殊なホルモンが分泌されるらしくて、
堕淫蟲はそのホルモンと宿主の微妙な体の変化を感知・確認してはじめて、寄生交尾を開始するの。
そして、その確認時間は約30分くらい。それを過ぎても、宿主の体に交尾受け入れ態勢が見られない場合、
堕淫蟲は自然に宿主から去っていくわ。
つまり、標的とされた宿主はその時間内中、堕淫蟲との性交を拒み続ければいいのよ。
もちろん、体の変化を感じとるんだから、心だけそう思ってもだめよ。
ま、股間にひっついてる虫がなんか動いてるけど気にしな~い・・・てふうに
思っとけば大丈夫ってことなのよ!!・・・どう?簡単でしょ?」
746 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:00 ID:EDpNS1n9
ニコニコと笑いかけてくるミゼラブルの話が本当かどうかはわからない。しかし、もし本当なら・・・
〝30分〟あっけないほど短い時間。その間、この堕淫蟲と呼ばれる虫の動きに耐えればいいのだ。
やれるか?・・・やれる。女の身でありながら、王宮の剣士として厳しい試練に耐えてきた。
敵軍の捕虜となった時のために、拷問に耐える凄まじい訓練も経験した。この自分なら・・・。
レイラの心に生まれた、かすかな希望の光をさらに大きくするように、さらにミゼラブルが宣言した。
「あ~んど!!あなたが見事、堕淫蟲の寄生を退けることができたら、私はあなたを解放してあげるわ。
亜空間からもとの世界に戻ってバイバイってこと!!これも嘘じゃない。約束する!!」
そう大声でレイラに約束した後、ミゼラブルは今度はどこか寂しげな、遠い目をしてつぶやいた。
「フフ・・・ホント言うとね・・・私、信じたかったのよ・・・。
堕淫蟲の寄生を拒める人間がいるってことを・・・それでね・・・あなたのような、
〝精神的にも肉体的にも強く聡明で運動神経抜群で気が強くてナイスバディーでおっぱいボヨヨンで
お尻もムッチムチで髪の色とか肌の色とか超~私好みな可愛い女の子〟を・・・
さらってきちゃったの・・・。
だから、あなたがこの堕淫蟲に屈しないっていう気高く美しい姿を見せてくれたら、
私、それだけでいい!!・・・それだけで満足なのよッッッ!!!」
747 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:02 ID:EDpNS1n9
後半、どこかうさんくさい、妙に芝居がかったミゼラブルの言葉は、
もはやレイラの耳には入っていなかった。
「・・・やれる・・・やってやる・・・私は生きて帰るんだ・・・!!」
レイラは心に灯った希望の光を自ら大きく強くするために、その精神を集中させていた。
そして、
「ムフフ・・・堕淫蟲がな~んで〝堕淫〟蟲♪なんて呼ばれているか・・・
その身でたっぷり、どっっぷり、べぇっっっちょり味わうといいわ。
可愛い姿を見せてね、子羊ちゃん・・・」
背を向けて、にんまりと笑うミゼラブルのもう一つのつぶやきも、
当然レイラの耳に入ることはなかった。
764 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:15 ID:41uw+sGe
「心の準備はできた?そろそろ堕淫蟲の活動を再開させるわよ。」
ミゼラブルは振り返り、レイラに近づくと右手に印を作り、口の中で呪文のような言葉を小さく唱えた。
「・・・∇£ζ、∮σ¶!!」
ビクンッッッ!!!
ミゼラブルが発した謎の呪文と呼応するように、レイラの股間の堕淫蟲がその身を震わせた。
「じゃ、がんばってね。誇り高い、女剣士さん♪」
じゅ・・・うじゅる・・・
レイラの股間にへばりついた堕淫蟲が再びその活動を再開させようとしていた。
765 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:20 ID:41uw+sGe
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
レイラの股間、肛門から恥丘にかけた快楽神経の谷間に密着していたおびただしい数の肉突起が、
いっせいに動き出した。統一された動きではない、細かい突起同士がまるで
各々の意思を持っているかのように、不規則にその身をくねらせている。
「ぐッッッ!!!」
再び始まった、堕淫蟲からもたらされる不快な感覚に、レイラは顔をしかめた。
さっきまで堕淫蟲の動きは、自分の体の表面、皮膚の上を目的地に向け移動するものだった。
しかし、今回の動きはレイラの体のある一点、股間に留まり、そこにひたすら吸い付き
細かい突起で撫で上げるというものに変化していた。
しかも、突起に触れる部分も皮膚とは違う、性器・肛門という体の中でもより敏感な粘膜質の部分なのだ。
「どう?堕淫蟲のお味は?お気に召したかしら?」
レイラの様子を観察していたミゼラブルが、からかうように聞いてくる。
「ふ、ふんッッッ!!!この程度、耐えられないほどじゃないわッッッ!!!
良かったわね、私はあなたの望みどおり、堕淫蟲に屈したりしないわッッッ!!!」
堕淫蟲がはりついた内側、レイラと無数の肉突起が触れあっている部分は、目に見えないが
堕淫蟲の突起を中心に分泌される粘液でヌメヌメと湿っていた。
その湿りが突起の動きをさらに活発なものにしている。その感触は同じ堕淫蟲のものと言えど、
たしかに皮膚を這う際の比ではなかった。
が、生き残るため、無事に帰るために心を強くもったレイラは、
その感触を十分に耐え忍べるものと感じていた。
766 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:22 ID:41uw+sGe
≪いける・・・この程度なら、30分と言わず、それ以上だってもつわ。女妖魔め、私を甘く見たな!!≫
レイラは心の中で、己の勝利を確信し、挑発的にミゼラブルを睨んだ。
が、その時だった。
ぞくん・・・
レイラの股間から背筋にかけて、先ほどの悪寒とは明らかに違う、別の感覚が走り抜けた。
「――――――ふあぁぁッッッ!!!」
そのあまりに唐突な、身の愉悦をうったえる淫声が自分の口から漏れ出たものだということを
レイラはすぐには信じられなかった。
「うふふ・・・始まったわね。」
レイラの反応を見て、ミゼラブルがその顔に満面の笑みを浮かべる。
「さっきは言ってなかったんだけど、この堕淫蟲の分泌する粘液には標的となった牝を
強制的に発情させる効果をもった成分が含まれてるのよ。
知らないと思うけど、魔界の媚薬〝ゴアニューク〟の原液がこれ。
考えてもみて?なんの仕掛けもなしに、ただひたすら動くだけでこの堕淫蟲が寄生交尾を
成功させてきたと思う?この子達は偉いわ。厳しい魔界の環境の中で、自分達が生きていけるため、
繁栄するために有利な性質を長い年月をかけてその身に創りあげてきたんですもの。
ま、俗に言うあなた達の世界での〝進化〟ってやつよ。
767 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:25 ID:41uw+sGe
「さあ、レイラちゃん。あなたの本当の戦いはこれから・・・
牝の体に快楽を与えることに特化した堕淫蟲の虜になっちゃわないように、
しっかり気を強く持ちなさいね。」
レイラの股間に、粘膜を蕩かせるような淫甘な疼きが染み込んでくる。
なるべく感じないようにしていた突起群の動きが、
まるで別の感触となってレイラの性感帯を誘惑し始めた。
「・・・ぅッッッ!!!・・・・あぅぅ・・・・」
歯を食いしばったレイラの口から、次々と耐えかねたように快感をともなった熱い吐息がこぼれおちる。
堕淫蟲の分泌する強烈な催淫粘液でドロドロにされた快楽の谷では、
禁断の成分をたっぷりと含まされた各性感帯が、ぬじゅぬじゅと
体を擦りつけてくる突起たちによって、歓喜の悲鳴をあげようとしていた。
768 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:29 ID:41uw+sGe
赤茶色の肛門は群がる突起によって揉まれ、撫でられ、中心から放射状に広がる皺の
溝の中さえも細かい突起の先端で舐めこそがれていた。刺激に耐え切れずヒクヒクと盛り上がり、
収縮するすぼまりには、何本もの突起が浅く潜りこみ、その内側の粘膜を擦り上げている。
性器周りから会陰部、男で言う〝蟻の門渡り〟の部分にまでうっすらと生えた
やや毛深いレイラの恥毛も、各場所に位置する突起たちによってビショビショに湿らされていた。
女性器ではもっこりとした左右の大陰唇と、充血して大きく膨らんだ小陰唇の二枚のヒダが
それぞれ突起に絡みつかれ、身を悶えさせており、もともと大ぶりだったレイラのクリトリスは、
堕淫蟲から受ける卑猥な刺激と粘液のせいでさらに大きく人差し指の第一間接ほどに硬く勃起している。
しかし、独特の体質なのか、敏感な肉核本体をくるむレイラの包皮の面積は広く、普段の倍以上に
勃起したクリトリスでさえ、まだ皮の剥けていない少年の包茎ペニスのように、その本体を包皮から
少しだけ覗かせているのみである。それは、突起による激しい肉の嵐の中で最も敏感な急所を守る、
最後の砦のような役目を果たしているようでもあった。
が、レイラの生まれつきの体がとった、偶然とも言える自己防衛をあざ笑うかのように、
突起たちは快楽神経の塊が守られている包皮内部への侵入を開始した。
数十本の突起がクリトリスの根元部に群がり、クリトリスをさらに勃起させ、
持ち上げるように絡みつく。そして、わずかに開かれた包皮の入り口、クリトリス本体へと続く
肉の門には何本もの触手が殺到し、その表面から催淫粘液を滴らせ、
〝ぐじゅる〟
と包皮内部に侵入した。
769 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:32 ID:41uw+sGe
「――――――うはああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」
レイラの口から、はっきりと快楽を認める屈辱的な叫び声が放たれる。
堕淫蟲をへばりつかせたまま、レイラの腰が何度も痙攣する。外から見ている者には
彼女の股間と堕淫蟲との間で何が起こっているかはわからないだろう。
わかるのは堕淫蟲が密着している部分から聞こえるグジュグジュという湿った異音と、
わずかに開いた密着部の隙間から、糸を引いて地面に垂れる堕淫蟲の粘液。
そして、それらに対し、明らかに喜びの反応を示すレイラの腰のうねりだけである。
時間が経つにつれ、さらにその動きを活発にし、狡猾にレイラの快楽神経を弄ぶ突起は、
すでにただの突起ではなく〝触手突起〟とでも呼べるような独特の責具へと変わっていた。
「ふふ・・・この中でどんな気持ちいいお仕置きを受けてるのかしらね。」
ときおり大きくひきつりながら、堕淫蟲ごと細かく震えているレイラの下半身を見やり、
ミゼラブルは目を細めた。
その時、堕淫蟲とレイラの間では、最後の砦となった包茎クリトリスが容赦のない触手突起たちの
淫責によって、〝悦楽に落ちないための砦〟から〝さらなる悦楽を引き起こすための拠点〟
に塗りかえられようとしていた。
770 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:39 ID:41uw+sGe
堕淫蟲の粘液の作用からか、さらに親指の第一間接の太さと長さほどまで肥大した包茎クリトリス。
その先に開いた、包皮によって守られていた敏感な肉核に通じる小さな穴。
その穴にはすでに何本もの柔軟な触手突起が侵入しており、突起をほおばった包皮は、
内側で蠢く突起の形にぼこぼこと盛り上げられ、中の肉核がにゅるにゅるに巻きつかれているのがわかる。
また、外側ではレイラの包茎クリトリスはまるで何本もの触手突起を
入り口部から生え伸ばしているようでもあった。
「あううぅッッッ!!!あおぉッッッ!!!おぅッッッ!!!!おぉぉッッッ!!!!」
触手突起たちは包皮クリトリスの内側、亀頭部だけでなく、むろん外からも根元から先端まで
無数に絡みつき、もともと敏感なクリトリスの竿の部分にも十分な刺激を与えている。
≪こ、こんなッッッ!!おぅぅぅッッッ!!!・・・す、すごい・・・お尻も、アソコもぅッッッ!!!
突起が・・・いっぱい・・・いっぱい・・・も、もっと・・・
―――――だめッッッ!!!何を考えている!!!気を強くもてッッッ!!!
精神を集中して突起の動きを感じるなッッッ!!!!!私は無事に生きて帰るんだッッッ!!!
私は、私は生きて!・・・あうぅッ・・・帰る・・・あおッ・・・精神を集・・・トリス・・・
おぉぉぉッッ・・・ク、クリトリスもっと、もっとにゅぐにゅぐってッッううぅぅぅぅッッッ!!!!≫
とめどなく催淫粘液を分泌し、柔軟で独特の弾力をもった触手突起たちの群れの中で、
内側から、外側から、舐められ、擦られ、吸い付かれ、レイラのクリトリスはガチガチに勃起し、
とろけるような快楽の窒息を起こしかけていた。
痙攣の度に、褐色の肌を持つレイラの腹部から臀部・太ももにかけて、鍛え上げられた太い筋肉の束が
柔らかい脂肪ごしに見え隠れする。そして、断続的に漏れ出ていたレイラの喘ぎ声が、
徐々にその間隔を短くし、より本能的な獣に近いものへと変化していった。
名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:04 ID:ERoNnt1U
「あおおッッッ!!!あひぃッッッ!!!!もっとぉッッ!!もっとぉッッ!!」
「あれ~?どうしたのかしらレイラちゃん、お顔が真っ赤っかよ。
それに・・・耳までこんなにしちゃって・・・」
ミゼラブルが快感で桃色に染まったレイラの顔を覗き込む。そして、右手をそっと堕淫蟲にあてた。
グジュッッッ!!!グジュ・・・・グ・・・
ミゼラブルの手が触れると、堕淫蟲の動きが止まっていく。
≪い・・・いやッッッ!!!止まっちゃダメなのッッッ!!!グチュグチュやめちゃダメッッッ!!!≫
レイラの腰が、鈍くなった堕淫蟲の刺激を求めてもどかしそうに揺さぶられる。
795 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:06 ID:ERoNnt1U
「――――――レイラちゃん、うふふ、レイラちゃんてば。」
快感の中を朦朧とさまよっていたレイラを、現実に引き戻す声。
≪・・・・・・!?≫
悦楽の霧がはれると、目の前には妖艶な笑みを浮かべた女妖魔が立っていた。
「ミゼラ・・・ブル!!」
「・・・やっと、気づいてもらえた。
どう?レイラちゃん、堕淫蟲との交尾はとっても気持ちいいでしょ?」
「・・・・くッッ・・・」
ミゼラブルの問いかけに、レイラは顔をそむけ、口をつぐんだ。
「あら、どうしたの?レイラちゃんらしくないわね。はじめのように、私は負けないぞ~て
憎まれ口叩いたりしないの?
・・・うふふ・・・そうよねぇ、叩けるわけないわよねぇ。あんなにはっきり喜んじゃった後だもん、
感じてませんでした~なんて言えるわけ・・・ないわよねぇ?」
快楽に翻弄されていた自分・・・否定できない事実。
うつむいたレイラの顔が羞恥と屈辱でみるみる赤くなった。
796 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:09 ID:ERoNnt1U
「さあ、そろそろ大詰めね。レイラちゃん、あなたはこの後に起こる〝絶頂〟と共に
堕淫蟲の寄生交尾を受け入れ、その身に魔の寄生虫を宿すの。
あはッ、そうそう・・・絶頂のついでに処女喪失っていうおまけもついてくるかしら。」
「――――――!!」
「貴様!?どうしてそれをッッッ!!」
「何をそんなに驚いてるの?こう見えて、私も淫魔のはしくれよ。
あなたが純潔を守っている女の子かどうかくらい、一目でわかるわ。」
そう言って、ミゼラブルはレイラに近づき、触手でがんじがらめにされたレイラの体をそっと抱きしめた。
さっきまでの快感の余韻で、固く尖ったレイラの乳首に、たっぷりとしたミゼラブルの大きな乳首が
押し付けられる。そして、レイラの左の耳元に甘い吐息がささやきとともに、吐きかけられた。
「かわいそうなレイラちゃん・・・女剣士という肩書きと、その強情で男勝りの性格が、
今まであなたに男性を寄せつけないで来たのね。
でも大丈夫よ・・・もうすぐ、とっても優しい堕淫蟲くんが、とびっきりの快感で
あなたの処女を奪ってくれるわ。あなたはこの寄生虫の交尾によって、生まれて最初の
牝の喜びを教え込まれるの。」
レイラを抱きしめていたミゼラブルの手が下に伸び、再び堕淫蟲に触れられた。
ザワ・・ザワザワ・・・
動きを止めていた堕淫蟲の突起群のうち、ある二点が動き始めた。
797 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:11 ID:ERoNnt1U
レイラの膣口のちょうど真下に位置する突起群、その突起群が左右にかきわけられ、
その下から、周囲の突起とは比べ物にならないくらい野太く力強い触手突起が頭を持ち上げてきた。
太さは大人が握ったときに幹部分に巻きつく親指と中指が触れるかどうかというほどの太さだろうか。
先端部はくびれ、亀頭のような部分が存在しているが、人間の男のそれと決定的に違うのは、
その亀頭部分にまるでイソギンチャクのように何本もの触手突起が生え、ウネウネと
揺らめいていることである。
肛門の真下にあたる突起群でも同様の変化が起こっていた。こちらにあらわれた新種の触手突起は
膣口のものと形状が異なり、太さは親指ほどだが、幹全体に細かい突起がびっしりと生え、蠢いている。
新しくあらわれた二本の触手。その内の一本、肛門にあてがわれた触手がゆっくりと
レイラの体内への侵入を試み始めた。
ズニュ・・・ズニュニュ・・・
「――――――ダメッッッ!!!そんなとこッッッ!!!うんちの穴ダメェェッッッ!!!!!!」
レイラは必死で臀部に力を入れ、赤茶色のすぼまりを閉じて、排泄器官を逆流しようとする触手を
食い止めようとした。
しかし、レイラの肛門に潜り込もうとする新種の触手は表面に埋め尽くされたおびただしい数の突起
一つ一つからじくじくと溢れだす粘液のぬめりを利用して、そんなレイラの肛門の抵抗をものともせず、
着実にその身を埋ずめてくる。
798 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:14 ID:ERoNnt1U
「あああぁぁぁぁ・・・だ、だめぇ・・・だめ・・・おん・・・おおぅ・・・」
拒んでいるのか・・・それとも喜び迎え入れているのか・・・レイラの赤茶色のすぼまりが
耐えかねたように、ときおりその力を抜いて、突起で埋め尽くされたでこぼこの触手を呑みこみだした。
ズニュ・・・ズニュ・・・ズニュ・・・
熱い粘膜のトンネルが次々と醜い触手に満たされていく。普段は固く閉じられているはずの
赤茶色の肉の門を押し広げ、ずっぽりとその身を埋め込んだ触手は、やがて大量の催淫粘液を
その体全体から滲ませ、ニジュニジュとレイラの体温で温められた直腸、紅肉色の壁を、
表面に生えた突起で舐め擦り始めた。
「い、いやッッッ!!!やめろッッッ!!!動くなッッッ!!!あッッッ!!!あひぃッッッ!!」
「嫌がるわりにはこんなに乳首ビンビンに立たせちゃって、私の乳首を下から持ち上げてるわよ。
ふふ・・・うんちの穴だからって恥ずかしがることなんてないの。
この穴だって、とっても気持ちよくなれちゃう、れっきとした絶頂スポットの一つなんだから。
それに、体内の粘膜から直接、催淫粘液を吸収するんですもの・・・
気持ちよくなるのはうんちの穴だけじゃすまないわ。」
肛門から体内へと続く粘膜の壁を襲う未知の快感。そして直腸粘壁から直接体内に擦り込まれる
魔界の媚薬の原液は、その周辺の躍動を司る、克己と鍛錬で鍛えぬいたレイラの筋肉にも染み込み、
その感覚を変化させようとしていた。
799 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:21 ID:ERoNnt1U
「――――――なんだ、この感覚!?」
下半身に力を入れると気持ちいい―――――正確には肛門をすぼめ、埋め込まれた堕淫蟲の触手を
締めつけるように、臀部の筋肉に力を入れると、とろけるような愉悦が周辺筋肉内部に生まれ、
腰全体に広がっていくのである。
「あひッッ!!はへッッッ!!!へあぁぁぁぁッッッ!!!!!・・・・・・・」
レイラの口から、蕩けるような喘ぎ声が漏れ出した。
肛門に潜り込んだ触手が気持ちいい、気持ちいいから、もっと触手の動きを感じたいから、
締めつけるようにお尻に力を入れる。お尻に力を入れるとお尻の筋肉が気持ちいい。
お尻の筋肉を気持ち良くすると、肛門がすぼまって、潜り込んだ触手がもっと気持ちいい・・・
堕淫蟲によって作られた、もがくほどに虜になっていく快楽の蟻地獄の中で
レイラは自ら意思で懸命に臀部の収縮を繰り返し、快感をむさぼっている。
「ふうんッッッ!!!はぁうぅッッッ!!!!くぅッッッ!!!おうぉッッッ!!!!」
「あらあら、こんなに一生懸命お尻ヒクヒクさせてがんばっちゃって。
でも、大事な穴がもう一つ残ってるわよレイラちゃん。」
我を忘れ、悦楽を求める中、〝もう一つの穴〟という言葉にレイラは敏感に反応した。
≪そうだ・・・前の方・・・前の方!!・・・もっと・・・もっと気持ち良くなりたいッッッ!!!≫
レイラの中で快楽に対する貪欲な牝の本能がむくむくと湧き上がってくる。
――――――前の穴にも欲しいッッッ!!!!
800 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:27 ID:ERoNnt1U
新たに現れた二本の触手。
その内、肛門に当てられた触手は今やレイラの排泄器官を思う存分蹂躙していた。
が、もう一本の触手。膣口にあてがわれたイソギンチャク状の頭部をもつ極太の触手は
その頭をわずかにレイラの膣口に潜り込ませたところでぴったりとその侵入を止めていたのである。
まるで、じらすように・・・己を受け入れたいと、レイラ自身が懇願してくるのじっと待つように。
そんな中途半端な挿入に、レイラの膣口はその極太触手を頬張りたい、呑みこみたいという欲望で
ダラダラと淫液の涎をこぼしていた。
もっと、もっと深く入ってきて欲しい!!この太く逞しい触手を思う存分に咥えこみ、呑み込みたい!!
牝の本能が強烈に訴えかけてくる。
そんな体の欲求を表現するように、宙吊りなったレイラの腰は股間にへばりついた堕淫蟲に向けて
何度も前後に押し出され、その内部の触手の挿入を哀願している。
再び快楽の虜となったレイラの様子を確認して、ミゼラブルはいよいよ最後の追い込みをかけに入った。
801 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:29 ID:ERoNnt1U
「レイラちゃん・・・あなた、もしかして・・・前の方にも入れて欲しいの?」
その言葉に反射的にレイラが答える。
「あおぅッッッ!!!はひぃッッッ!!!ひッッッ!!!ひれてッッッ!!!ひれてッッッ!!!」
腰を振り、臀部を収縮させながら必死で何度もうなずく。
それに対し、少し意外そうな声でさらに問いかけるミゼラブル。
「でも・・・こっちの穴は赤ちゃんが出来ちゃう方の穴よ。ここに触手が入っちゃったら、
堕淫蟲はあなたの体に寄生しちゃうことになっちゃうけど・・・本当に、それでもいいの?」
「ひいッッッ!!!ひいからッッッ!!!寄生ッッッ!!!ひいからッッッ!!!!
おうッッッ!!!早くッッッ!!!早くぅッッッ!!!あッッッあはぁぁぁぁぁッッッ!!!」
何のためらいもなく、寄生を促すレイラにミゼラブルはにっこり微笑んだ。
802 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:31 ID:ERoNnt1U
「ふふ・・・いいわ。望みどおりにしてあげる。
でもその前に、あなたと寄生交尾を行ってくれる堕淫蟲くんに、
ちゃんとよくして下さいってお願いをしましょうね。」
そうして、ミゼラブルがレイラの耳元に口を寄せ、何ごとかをささやく。
レイラの耳から顔を離したミゼラブルは〝さあ〟とでも言うようにレイラの顔を見つめ、
レイラの口から放たれる次の言葉を待った。
「あッッッ!!!!!だッッッ!!!!堕淫ッッッ!!!蟲様!!・・・おおッッッ!!!!
お・・・お願いです・・・・おうッッッ!!!!」
その時、レイラの中では、最後の残ったほんの一握りの理性が、必死にレイラ自身に呼びかけていた。
≪ダメッッッ!!!それを言っちゃダメよ、レイラッッッ!!!!
あなたは無事に帰るんじゃなかったの!?快楽なんかに負けちゃダメッッッ!!!!
レイラッッッ!!!負けちゃダメよッッッ!!!レイラッッッ!!!!レイラッッッ!!!≫
しかし、残された理性のそんな必死の呼びかけは、限界寸前までじらされ、高められ、
今まさにレイラの中で爆発しようとする牝の喜びの圧倒的な力によって、数瞬の内に押し潰されていた。
「・・・レ・・・レイラのッッッ!!!・・・」
レイラの唇がブルブルと震え、その端から、欲情の涎がいく筋も糸を引いてこぼれ落ちた。
「さあ、レイラちゃん!!大きな声でお願いなさい!!」
全触手、全突起の活動を再開させるため、ミゼラブルの両手が勢いよく堕淫蟲に当てられた。
803 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:34 ID:ERoNnt1U
「――――――レイラのッッッ!!!レイラの赤ちゃんを作るところに、
堕淫蟲様のぶっ太くて、たくましくて、気持ちいい寄生触手で存分に種子を産みつけッッッ!!!
牝奴隷のレイラを思いっきりアヘアへ悶絶させて下さいッッッ――――――!!!!!!」
804 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:36 ID:ERoNnt1U
本能、もしくは魂の底から搾り出されたようなレイラの叫びと同時に、今か今かと挿入を期待し、
欲望と劣情の涎を絶えずダラダラ漏らしていた膣口に極太寄生触手が勢いよく突き入れられた。
――――――にゅぼッッッ!!じゅぼんッッッ!!!
「――――――ああああああぉぉぉぉぉーーーーーーーッッッ!!!!!」
処女膜を破られる破瓜の痛みが強烈な快感によって一瞬で消し去られる。
堕淫蟲が、その全ての動きの封印を解かれ、猛然と獲物である宿主の股間に最後の責めを加え始めた。
肛門責めが始まってから、ずっとおあずけをくらっていた幼児のペニス並みに勃起した包茎クリトリスに
再びおびただしい数の触手突起が群がる。待ちわびていた刺激に、快楽神経の塊である肉核は
触手突起に自らその身を絡ませるようにビクビクと悶え動き、その喜びをあらわしていた。
肉のすぼまりに深々と埋め込まれていた触手も、その表面の突起のうねりを激しいものに変え、
催淫粘液によって性感帯と化した直腸粘壁にさらに催淫粘液を塗りこめるように動いている。
突き入れられた寄生触手の亀頭部は一気にレイラの子宮に到達し、
子宮内部でイソギンチャク状の触手がグジュグジュと暴れる。
805 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:39 ID:ERoNnt1U
「おあああッッッ!!!堕淫蟲様ぁ・・・堕淫蟲様ぁッッッ!!!!堕淫蟲様ぁぁぁッッッ!!!!」
完全に発情し、もはや一匹の牝に堕ちたレイラは堕淫蟲の寄生触手やその他の触手を
さらに深く呑みこもうと、夢中で腰を振りたくっている。
「ああ・・・これよ!!この姿を見たかったのよ私は!!!!
可愛いッッッ!!!可愛いッッッ!!!なんて可愛いのレイラちゃんッッッ!!!!
さあ、堕淫蟲の種子をたっぷり子宮に注いでもらって、力いっぱい魔の絶頂を味わいなさいッッッ!!」
レイラを抱きしめたミゼラブルのでっぷりとした乳首の先が〝ばくり〟と開き、
まるで目のない蛇が噛み付くようにその口から母乳を滴らせて、乳輪のボツボツまで勃起した
レイラのビンビンの乳首にしゃぶりついた。
肛門に潜り込んだ触手が、激しくその身をのたうたせて、
表面の突起からいっせいに熱い粘液を、腸壁に向けて発射する。
突起の群れの中で、ガチガチに勃起させられていたクリトリスが、
その包皮を亀頭部の根元までずるりと剥き上げられた。
その下の尿道口には一本の細長い突起がもぐりこみ、レイラの膀胱めがけ媚薬粘液を注入する。
レイラの臀部がこぶしを渾身の力で握りしめたときのように引きしまり、
耐えかねたようにブルブルと震える。
「・・・飛んじゃいなさい!」
桃色に染まったレイラの耳にミゼラブルの唇が押し付けられ熱く尖らせた舌がぬめりと差し込まれた。
806 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:41 ID:ERoNnt1U
「――――――ひぎぃッッッ!!!!!」
レイラの歯がギリギリと噛みしめられた後、喘ぎ声とだらしなく舌が突き出され大量の唾液がこぼれた。
「も・・・もう・・・わらひ・・・わらへぃ・・・!!!!
――――――ひッッッひッッッ・・・ひッッッぐぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー!!!!!!」
寄生触手が根元から大きく膨らみ、レイラの膣内の上部分、Gスポットと呼ばれる
こんもりとした肉の盛り上がりを揉み潰し、亀頭部の先端、尿道口にあたる部分から
粘度の高い黄乳色の種子が子宮内部に勢いよく、ぶちまけられた。
ねっとりと熱い種子を大量に浴びて、レイラの子宮が歓喜で蠕動し、毛深い膣口が
咥えこんだ極太寄生触手を放すまいと、グニュグニュとひきつった。
寄生触手を呑み込んだ肉蜜壷が、絡みつくように触手全体を締め上げ、ミゼラブルの乳首に咥えられた
レイラの乳首がビキビキとその硬度を増す。
尿道口からはもぐり込んだ突起を押し出すように潮と尿と媚薬粘液が混じったドロドロの液体が噴射され、
その上で激しく上下に痙攣している剥きたてのクリトリスに水流として直撃した。
807 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:45 ID:ERoNnt1U
「―――――んおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!」
レイラの股間で爆発した圧倒的な勢いの快感が、
下半身を中心にして体の隅々まで津波のように押し寄せてくる。
レイラの全身に一瞬、筋肉のすじが浮き出し、内側に曲げられた足首の先、
足のつま先の親指から小指までがさらに強く内側に巻き込まれる。
「――――――ーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!」
二、三度、大きく痙攣した後、レイラの体は糸の切れた操り人形のようにグッタリと力を失った。
レイラと堕淫蟲の間にできた隙間からは両者から生まれた尿と愛液と潮と粘液と種子が混じった、
泥のようにねっとりした液体が糸を引いて地面に水溜まりを作っている。
そして、肛門からは大量の媚薬粘液と混ざり合い、どろどろに白濁したレイラの排泄物も
埋め込まれた触手の間から漏れ出していた。
「あらま~レイラ赤ちゃんは堕淫蟲のオムツの中が気持ち良過ぎて、うんちとおしっこ、
両方ともお漏らししちゃったのかな~?・・・ふふ・・・あはは!!!」
堕淫蟲との寄生交尾によって、子宮に魔の種子を産みつけられ、人間の男とでは絶対に味わえない絶頂を
その体に刻み込まれたレイラ。
全身褐色の肌をほんのりと桃色に染め、舌と涎を垂らしたまま、淫らに濁った瞳と恍惚の表情で
ぴくぴくと細かい痙攣を繰り返すだけのレイラには、
そんな自分をからかっているミゼラブルの言葉の意味など理解することは到底できなかった。
続く
ビクッッッ・・・ぐちゅッッッ・・・・ビクンッッッ・・・・!!
「あッッッ・・・・!!くッッッ!!!くぅッッッ・・・・・」
褐色の肌から珠のような汗が滴っている。
鍛え上げられたしなやかな筋肉の上に、適度な脂肪の丸みを帯びたその肢体は
身を襲う禁断の愉悦からなんとか逃れようと、全力で抵抗していた。
肩までの銀色がかった髪、ときおり前髪から覗く芯の強そうなコバルトブルーの瞳は
次第にその輝きを失いつつあった。
褐色の肌とは対象的な乳白色の乳首は歪に肥大し、まるで射精寸前の男根のように固く上を向いている。
女剣士レイラは自らの心に迫りくる〝屈服〟と必死に戦っていた。
「あぁぁぁ・・・・おッ・・・・お・・・・ぉん・・・・んはぁぁッッッ!!・・・」
乳首と同じ、乳白色の唇からはだらしなく桃色の舌が突き出され、
その先からは劣情の蜜雫とも言える涎がねっとりと糸を引いている。
そして、その涎が伝い到達するレイラの股間には、おぞましい肉の塊が息づいていた・・・。
716 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/06 21:26 ID:/VLjYziw
レイラの股間に見えるもの。
それは本来、女性であるレイラには存在することのない、固く勃起し天に向け怒張した男根であった。
しかし、よく見ると、それが、人の男の持つものとは何かが違っていることがわかってくる。
まず大きさが以上なのだ。赤黒く怒張したそれの先端は優に臍の位置を越え、レイラが背を丸め、
少し前にかがめば簡単に咥えることが出来そうなほどの長さにまで達している。
太さもまた尋常ではなかった。女性の体で言うと恥丘部分から、濃密な茂みをかきわけそそり立つそれは
まるで股間からもう一本腕が生えてきているかと錯覚してしまうほどの胴回りを誇っていた。
表面には極太のミミズが皮膚の下に潜り込んで這い回っているかのように血管と思しき筋が
たくましい根元部分から先端にかけて、いくつも浮き出ては絡みついている。
その下に位置するクリトリスも本来の姿からは明らか形を変えており、手の親指大ほどの長さと太さに
醜く肥大している。
そして、そのクリトリスを左右から包むように垂れ下がっているのは、上の男根そっくりの
擬似ペニス同様、男で言うところの陰嚢によく似た子供の握りこぶしほどもある二つの膨らみであった。
擬似ペニスと同じように、太い血管が張り巡らされたその膨らみは共に休むことなく、上下にゆっくりと
大きく蠕動を繰り返している。
718 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 00:42 ID:aOqojG4R
「あッッッ!!・・・くッッッ!!・・・うぅッッッ!!・・・」
擬似ペニスの根元から垂れ下がる二つの膨らみが下から上に押し上げられる度に、レイラの口からは
押し殺したような甘い吐息が漏れ出ている。
それと同時にもの凄い固さなっているであろう擬似ペニスが細かく痙攣し、男根で言う尿道口からは
クリームのようなねっとりとした黄乳色の粘液がじくじくと溢れて続けていた。
「どう?〝堕淫蟲〟を体に宿した気分は?・・・とっても良い気持ちでしょう?」
「だッッッ誰がッッッ!!こ、こんな・・・ふあぁッッッ!!!あうぅぅぅぅッッッ!!!!!」
「ふふふ・・・抵抗しても無駄。あなたの体に根づいた堕淫蟲はもはや離れることはないわ。
それに・・・堕淫蟲に寄生されたあなたの体と心もいずれこの蟲から離れられなくなってくる・・・
いや、すでにそうなっているかもしれないかしら・・・フフ・・・」
ミゼラブルと名乗る女妖魔の作った亜空間に閉じ込められてから、どれくらい経ったろうか。
フレイランドの王宮剣士である私は王の命を受け、バルドの森でそこに出没するという山賊の調査を
行っていた。
その時、突然私はこの妖魔に襲われたのだ。
亜空間に閉じ込められた私は、ミゼラブルの体から伸びる触手によって四肢の自由を奪われていた。
720 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 01:16 ID:aOqojG4R
「くぅッッッ・・・な・・・なんの目的があって私を拘束しているッッッ!!!言えッッッ!!」
「目的?・・・うふふ・・・そんなもの最初っからないわ!!強いて言うなら私はねぇ・・・
あなたのように女だてら王宮の剣士として生きている、そんな強くて・キレイで・可~愛ゆい女の子を
快楽漬けにして、心の芯からどろっどろに溶かし屈服させる・・・そういうのがたまらな~く好きなのよ!!
それに、あなたには関係ないけど、これ読んでくれる人達もそんなのが大好きでしょうしね~。」
「――――――なッッッ!?そんな・・・そんな理由でッッッ!!!!・・・私は、絶対に
あんたなんかに屈しないッッッ!!!!!離せッッッ!!殺してやる!!!!!!」
「ああ・・・いいわぁ・・・そうよ、そうでないと面白くないわ。そんなに簡単に心が折れちゃったら
私だってつまんないもの。それに、なんのために堕淫蟲までわざわざ寄生させたのかわからないし
・・・ねぇ?」
そう言って妖魔ミゼラブルは自らの触手を操り、私を近くに引き寄せた。
721 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 01:46 ID:aOqojG4R
不思議な輝きを放つ腰まで伸びた黄金色の髪、肌の色はやや青みががった紫色であり、
ところどころ黒く難解な紋様のようなものが彫りこまれている。
耳は古の書物に登場する妖精・エルフのように髪をかき分け、つんと尖っていた。
おそらく、彼女の背中から伸びているであろう赤肉色の無数の触手は、私の体に幾重にも巻きつき、
私の両手を頭の上でしっかりと縛り上げ、両足をM字型に開かせて秘部はおろか肛門すら
曝け出させている。
そのようなこと以外、人間の女性とほぼ変わらない外見を持つミゼラブルは、口調よりは
やや幼い印象をうける漆黒の瞳で、標的を前にしたいたずらっ子のように私を覗き込んだ。
≪――――――むぅぅぅッッッ!!!だ、だめだッッッこの匂いッッッ!!!≫
股間の肉塊がとろけるような甘い疼きと共にびくりと反応し、強い光を宿したレイラの瞳が一瞬、
淫らに曇りかける。
およそ一部屋ほどの広さと思われるこの亜空間に充満している濃厚な臭気。
〝淫臭〟とでもたとえられるような肉の奥底から官能を疼かせる匂いがミゼラブルに近づくことによって
さらに濃くなった。
「ふふ・・・私の匂い、とってもいい匂いでしょう?遠慮しないで、どんどん嗅いでいいのよ。
この匂いはね、寄生した堕淫蟲の活動を活発にする効果もあるの。
おかげでほら、あなたのここ、もうこんなに立派に成長しちゃってるわよ。」
724 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 13:45 ID:qGmD47Gm
――――――数時間前
亜空間に引きずりこまれた私は、次に次にまとわりついてくるくるミゼラブルの触手と
懸命に闘っていた。
「くッッッ!!!この、離せッッッ!!!!」
必死でもがき抵抗しても、手や足に巻きついた触手の力は思いのほか強く、
私を絡めとろうとする動きがほんの少し鈍くなるだけで、有効な対処法にはならない。
命綱とも言える腰の剣も抜き放とうとした主の手が捕らえられてからは、
素早く巧妙な動きも見せるその他の無数の触手によっていつの間にか腰から外され、
今はミゼラブルの足元に無残に転がされていた。
≪くそッッッ!!!あれさえ・・・あれさえあれば・・・・ッッッ!!!!≫
そうするうちにも触手はぎりぎりとレイラの両手両足を締め上げていった。
手首を強く縛られた両手は、バンザイをするように持ち上げられ、
太ももからつま先にかけて巻きつかれた両足はM字に大きく開かされて、
正面にいるミゼラブルに全てを曝け出す羞恥の姿勢を強制させられている。
亜空間の性質なのか、ミゼラブルの魔力が作用しているのかはわからないが、
触手に絡みつかれているレイラの体は宙に浮いており、上から吊るされているという感覚はなかった
725 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 13:51 ID:qGmD47Gm
「ふぅ・・・やっとおとなしくなったわね、女剣士さん。」
「貴様、何者だッッッ!!」
身動きのとれなくなった体で、レイラは精一杯叫んだ。
「ふふ・・・はじめまして、私の名はミゼラブル。見てわかると思うけど、妖魔よ。
簡単に言うと淫魔サキュバスと魔獣オクトパス系オルトロスのハーフってとこかな。」
「妖魔であるお前が、なぜ私を襲うッッッ!?」
「んもぅ・・・そんなに大きな声出さなくてもちゃんと聞こえてるわよ。
私があなたを襲う理由は、じきにわかるわ。と言うか、前の段階で言っちゃったし・・・・・
そんなことより、真面目なごたくはさっさと終わらして、私達は迅速かつすみやかに
エロエロパートに突入しなくてはいけないのよ。わかる?」
726 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 13:53 ID:qGmD47Gm
「何を意味不明なッッッ!!!離せッッッ!!!離せッッッ!!!!」
「・・・まったく、すがすがしいくらいベタな抵抗ね。書き手のレベルがよくわかるわ。
あなたがそうやって捕われヒロインの王道を行くんなら私だって王道行くわよ。
だいたい、こんな状況で過去に何もされずに助かったヒロインが一体何人いたと思ってるのよ
・・・まぁ、もうちょっとのところで、仲間が救出~みたいなパターンを合わせたら
けっこういるかもしれないけど・・・ブツブツ・・・
・・・ハッ!いけない!!また本編から脱線しかかってるわ。
とにかく!!私はそんな詰めのあま~い悪役じゃないってことなのよ!!」
何気なく話してるのとは裏腹に、私を縛るミゼラブルの触手はほんの少しの緩みもみせず、
私の動きを完全に封じている。
「ふふ・・・黙っちゃったところをみると、あなたもようやくこの話の流れが
のみこめてきたのかしら?助かるわ。
よし、じゃあ状況説明も一段落したことだし、そろそろこの話のタイトルでもある
堕淫蟲君に登場してもらいましょう!!」
そう言うと、ミゼラブルは私に触手を伸ばしたままその場に座り込み、私に向かって大きく股を開いた。
そしておもむろに股間に両手を差し込み、ゆっくりと自らを慰め始めたのだった。
729 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 18:03 ID:q9YaP2Xz
左手が前から、右手が後ろから、むっちりと肉のついた女妖魔の股間に吸い込まれていく。
ミゼラブルの体が人間の女と似た構造をしているとすれば、前に回された左手の人差し指と中指は膣口に、
後ろに回された右手の中指は肛門に差し込まれているようだった。
「あふぅ・・・ちょっと退屈かもしれないけど、我慢しててね。すぐに終わるわ・・・ぉ、おぅッ・・・」
眉に皺を寄せ恍惚とした表情でミゼラブルがつぶやく。
ほどなく、ミゼラブルの股間からはグジュグジュと大量の淫液がかき回される卑猥な音が聞こえてきた。
膣口に深く埋め込まれた二本の指はそれぞれが別々に動いているが、どうやら膣内の肉壁の上、
クリトリスから恥丘にかけての裏側部分がお気に入りらしく、執拗にその部分を擦りたてている。
肛門にあてがわれた中指は、収縮するすぼまりに潜り込んでは円を描いたり、
ゆっくりと出し入れを繰り返したり、気まぐれな動きをみせていた。
「ぉおおぉ・・・いいわぁ・・・ううぅッッッ!!・・・もぅ・・・もうッッッッッッ!!」
女妖魔の股間に差し込まれた両手が、その動きを徐々にせわしないものへと変化させていく。
730 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 18:06 ID:q9YaP2Xz
一体どれほどの快感が彼女の内部で育っているのだろうか。
股間からとめどなく溢れだしている淫液は、座り込んだミゼラブルを中心に亜空間の地面に広がり、
まるで彼女がその場所にお漏らしをしたかのように小さな水溜りを作って、熱い湯気を立ちのぼらせている。
はへッッッ!!はへッッッ!!犬のように下を突き出して喘ぐミゼラブルは喜びから生まれた眉間の皺を
さらに強くし、魔族特有の長くぴんと上に尖っていた耳は、その身に起こる悦びからか
ほんのりと桃色に染まり、その下にある肩口に向かって力なく垂れ下がってた。
「おおおぉ・・・・おおおおおぉぉぉぉ・・・・おおおおおおおぉぉぉッッッ!!!!」
ミゼラブルの喘ぎ声がどんどんと感極まったものに変わっていく。
彼女は大きく股を開きながらゆっくりと仰向けになっていった。
そして、背中と両足のつま先の三箇所を支点にして、ブリッジをするように淫液でグショグショに
濡れそぼった臀部を二つの淫穴に潜り込んだ左右の指と共にぐうッと天に向けて持ち上げていく。
731 名前:712 【堕淫蟲~第一章】 :03/09/07 18:12 ID:q9YaP2Xz
これ以上ないとも言える淫猥な姿勢で、股間を強調し押し出したまま、ミゼラブルの太ももからふくらはぎが
耐えかねたようにガクガクと震えた。
「きッッッ!!!!!気持ちいいッッッッッッ!!!出るううううぅぅッッッ!!!」
彼女の肛門に潜り込んだ中指が、ぬぶりと根元まで深く突き入れられ、
レイラに絡みついた触手達の締め付けがいっせいに強くなる。
ミゼラブルの下腹部がぶるぶると何度も大きく収縮し、バクバクと不規則にのたうった。
――――――ブシュウッッッ!!!
尿とも、潮ともつかない粘液を盛大に飛び散らせながら、左手の指が引き抜かれ、
大きく広がった彼女の膣口から、べとりと産み落とされたのは、黒ずんだ赤紫色の不気味な生物だった。
738 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:10 ID:EDpNS1n9
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふふふ・・・お、ま、た、せ。」
肩で息をしながらそろそろと立ち上がったミゼラブルは、呼吸を整え、
足元に転がりうねっている、自分から出てきたばかりの軟体生物を見下ろした。
「紹介するわ。魔界の寄生虫、〝堕淫蟲〟君。今からあなたと、とっても仲良くしてくれるお友達よ。」
堕淫蟲―――彼女がそう呼んだ生物は見れば見るほど禍々しく奇妙な姿でグネグネと転がり蠢いていた。
長さは手の甲から肘までくらいだろうか、太さは腕よりやや太く、足のふくらはぎくらいだろう。
巨大な蛭によく似たその外見は、一番太い胴体の中央部から前後の先端に向かうにつれ、
なだらかに細くなっているというものだった。
左右上下、柔軟に折り曲げられている赤紫色の表面はのっぺりとしていて、目や口などの
器官らしきものは見えず、どちらが頭なのかもわからない。
そして、表面とは逆の裏側の部分、おそらくこの生物が標的にはりつく際に密着させるであろう
裏側の部分を見た時、レイラはその全身に鳥肌が浮き立つのをはっきりと感じていた。
堕淫蟲の裏側部分、そこには赤色、桃色、紅色、赤橙色、その他様々な肉色をした
直径5㎜・長さ2~3cmほどの細かい突起がびっしりと無数に生え揃い、
いっせいにうぞうぞと揺らめいていたのだった。
739 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:18 ID:EDpNS1n9
「ど~う?とってもチャーミングでセクシーな姿をしてるでしょう?この子。」
「・・・・いや・・・・いや・・・・・いやッッッ・・・・」
「も~、そんなに嫌がっちゃ可哀想じゃない。この子とあなたはこれから一つになるための愛の営みを
育むんだから、もっと仲良しにならなきゃ。ね?」
やがて、標的の存在を感じ取ったのか、堕淫蟲は無数の突起が生えた部分を下にして、
尺取虫のように前後に体を収縮させながら、ミゼラブルの体を登り、触手をつたってもぞりもぞりと
レイラに近づいてきた。
「ひッッッ!!!く、くるなッッッ!!!くるなッッッ!!!」
自分にむけて、確実に近づいてくる堕淫蟲から逃れようと、レイラは渾身の力を込めて体を動かした。
が、ミゼラブルから伸びた、彼女を縛る触手はわずかに動くのみで、レイラにできることは
唯一、触手の巻きついていない頭と胸から腰にかけてを不恰好にうねらせることだけだった。
寄生虫についての深い知識があるわけではないが、多少のことなら知っている。
寄生虫の標的にされた生物・・・レイラの脳裏にわいてくるイメージは
どれも寒気がするようなものばかりだ。
740 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:20 ID:EDpNS1n9
「ひッッッ・・・ひッッッ・・・」
体がガタガタと震えだしているのがわかる。
≪そんな・・・そんな・・・私の体はどうなってしまうんだ?・・・私は・・・いやだ・・いや・・・≫
うろたえるレイラにミゼラブルは近づき、幼い子をあやすように優しく頭を撫でながら言った。
「怖がらなくても大丈夫よ、レイラちゃん。堕淫蟲はお利口さんだもの。
宿主であるあなたの体を壊したり、苦痛を与えるようなことはしないわ。この寄生虫は、
あなたと一緒になって、あなたの体をもっと魅力的に造りかえてくれるだけよ・・・ふふ・・・」
≪いや・・・くるな・・・・くるな・・・くるなッッッ!!!!!≫
今まで絶望的な状況の中、それでも気丈に振舞っていたレイラの瞳に、
初めて明らかに怯えの感情が広がっていく。
「あはは、そんなに震えなくても大丈夫だってば。
堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ。初めは泣いて嫌がってても、
交尾が始まればどんな女の子もみ~んな〝あへ~ッあへ~ッ〟って大喜びしちゃうんだから。」
741 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:27 ID:EDpNS1n9
ベチョ・・・
そうミゼラブルが言い終わると同時に、私の手首を縛る触手を伝ってきた堕淫蟲が、
触手から私の腕にその移動経路を移してきた。
――――――ぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくッッッ!!!!!
「ひッッッ!!!ひぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!!!!!」
レイラは悲鳴を上げていた。
生まれてはじめて体験する身の毛がよだつおぞましい感触。
全身の産毛が、鳥肌と一緒に一本残らず逆立っている。
うじゅ・・・くじゅ・・・
奇妙な弾力を持った、おびただしい数の突起がレイラの皮膚を撫で上げていく。
堕淫蟲は、腕から背中へと移動し、背骨の上を真っすぐに下へと向かっていた。
この蟲が分泌する生温かい粘着性の液体で、レイラの背には巨大なナメクジが通った後のように、
粘液の道が刻まれていく。
742 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:30 ID:EDpNS1n9
〝堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ〟ミゼラブルの言葉が脳裏をよぎる
――――――まさか
レイラの恐ろしい予感は当たろうとしていた。
〝堕淫蟲の寄生交尾〟それは交尾という言葉が示すとおり、
まさに標的となった宿主の生殖器との直接的な交尾だったのだ。
そのことに気づいた時、堕淫蟲はすでに大きく発達したレイラの臀部の割れ目の間にさしかかり、
肛門、膣口、尿道、クリトリス、恥丘へと一直線に続く、
快楽神経の密集した谷間をその最終到達地にさだめていた。
「くッッッ!!!私から離れろッッッ!!!!このッッッ!!!落ちろッッッ!!!!」
わずかに動きが許される胸から腰にかけてを懸命に揺らし、
レイラは自分にはりついた堕淫蟲を振り落とそうとした。
「無駄よ。体の自由がきくんならともかく、今のあなたに堕淫蟲から逃れるすべはないわ。
いい加減あきらめて、おとなしく身を任せちゃいなさいよ。
それに、どうせこの後、レイラちゃんは喜んで自分から腰を振りたくることになっちゃうんだし・・・
ふふ・・・」
抵抗もむなしく、堕淫蟲は着実にいっさいの衣服を剥ぎ取られたレイラの
無防備な股間に向けて進んでいく。
743 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:35 ID:EDpNS1n9
じゅる・・・
「ひぃッッッッッッ!!!!」
ついに堕淫蟲は股間の性感帯の一つ、赤茶色に色素が沈着した肛門に到達した。
数々の突起が、ぬろぬろとうねり、ひくひくと震える肛門の上を移動していく。
「ひッッッ!!!ひッッッ!!!ひッッッ!!!」
堕淫蟲はさらに膣口、尿道、クリトリスと進み、恥丘の上にさしかかったところでその動きを止めた。
本来、触れられれば快感を生じるさせるそれらの場所だが、レイラが感じているのは
気味の悪い生物が自分の股間にへばりついているという事実に対する、強烈な悪寒だけだった。
堕淫蟲がレイラの恥丘から肛門にかけてをすっぽりと覆い、肉の曲線に密着したのを確認すると、
ミゼラブルは満足そうに微笑み、レイラにたずねた。
「こんなこと今さら聞くのもなんだけど、あなた、堕淫蟲に寄生されるの・・・嫌?」
「あ、当たり前だッッッ!!!!こんな・・・こんな気持ち悪いものッッッ!!!!」
身を襲う、寒気にも似た感覚に耐えながら、レイラが必死でこたえる。
「そう・・・じゃあ、いいこと教えてあげる。堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法・・・」
744 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:39 ID:EDpNS1n9
――――――助かる方法!?
女妖魔の突然の言動にレイラは一瞬耳を疑った。
〝助かる方法〟そのような方法があることはわかる。しかし、自分の身を拘束し、
原因である堕淫蟲をけしかけたミゼラブル本人の口から、その方法が語られることは
どう考えても理屈が合わない。・・・罠か?
鋭い視線でにらみ返すレイラをなだめるように、ミゼラブルは話を続けた。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よ。私は嘘は言わないわ。聞けばあなたも納得するわよ。
方法って言っても、そんなにややこしいものじゃないもの。」
「・・・・・」
「今は堕淫蟲も私の魔力でおとなしくしてるから、活動を再開させる前に聞くだけ聞いておいても
損はないと思うわ。それを信じるか信じないかはあなたの自由なんだし・・・ね?」
たしかに一理あった。信じるか信じないかは自分が決めればいい。それにこのままでは・・・
レイラは敵であるミゼラブルからその方法を聞いてみるしかなかった。
「・・・どう・・・すればいい・・・?」
745 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:49 ID:EDpNS1n9
「んふふ・・・そうそう素直が一番よ。いいわ、教えてあげる。
堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法、それはね、〝我慢〟することよ。」
「――――――な!? 貴様!!ふざけているのかッッッ!!!」
あまりにも単純なその答えに、レイラの中で怒りが爆発する。
「もうっ、そうやってすぐに怒んないの。本当よ、堕淫蟲の寄生から逃れる方法は〝我慢〟なんだから。
説明するとね。この堕淫蟲って寄生虫は寄生を行う際、宿主の生殖器にはりつくんだけど、
宿主側にも堕淫蟲を受け入れる準備がないと寄生交尾ができないのよ。
難しいこと言うと、生物は性交のときにそれぞれ特殊なホルモンが分泌されるらしくて、
堕淫蟲はそのホルモンと宿主の微妙な体の変化を感知・確認してはじめて、寄生交尾を開始するの。
そして、その確認時間は約30分くらい。それを過ぎても、宿主の体に交尾受け入れ態勢が見られない場合、
堕淫蟲は自然に宿主から去っていくわ。
つまり、標的とされた宿主はその時間内中、堕淫蟲との性交を拒み続ければいいのよ。
もちろん、体の変化を感じとるんだから、心だけそう思ってもだめよ。
ま、股間にひっついてる虫がなんか動いてるけど気にしな~い・・・てふうに
思っとけば大丈夫ってことなのよ!!・・・どう?簡単でしょ?」
746 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:00 ID:EDpNS1n9
ニコニコと笑いかけてくるミゼラブルの話が本当かどうかはわからない。しかし、もし本当なら・・・
〝30分〟あっけないほど短い時間。その間、この堕淫蟲と呼ばれる虫の動きに耐えればいいのだ。
やれるか?・・・やれる。女の身でありながら、王宮の剣士として厳しい試練に耐えてきた。
敵軍の捕虜となった時のために、拷問に耐える凄まじい訓練も経験した。この自分なら・・・。
レイラの心に生まれた、かすかな希望の光をさらに大きくするように、さらにミゼラブルが宣言した。
「あ~んど!!あなたが見事、堕淫蟲の寄生を退けることができたら、私はあなたを解放してあげるわ。
亜空間からもとの世界に戻ってバイバイってこと!!これも嘘じゃない。約束する!!」
そう大声でレイラに約束した後、ミゼラブルは今度はどこか寂しげな、遠い目をしてつぶやいた。
「フフ・・・ホント言うとね・・・私、信じたかったのよ・・・。
堕淫蟲の寄生を拒める人間がいるってことを・・・それでね・・・あなたのような、
〝精神的にも肉体的にも強く聡明で運動神経抜群で気が強くてナイスバディーでおっぱいボヨヨンで
お尻もムッチムチで髪の色とか肌の色とか超~私好みな可愛い女の子〟を・・・
さらってきちゃったの・・・。
だから、あなたがこの堕淫蟲に屈しないっていう気高く美しい姿を見せてくれたら、
私、それだけでいい!!・・・それだけで満足なのよッッッ!!!」
747 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:02 ID:EDpNS1n9
後半、どこかうさんくさい、妙に芝居がかったミゼラブルの言葉は、
もはやレイラの耳には入っていなかった。
「・・・やれる・・・やってやる・・・私は生きて帰るんだ・・・!!」
レイラは心に灯った希望の光を自ら大きく強くするために、その精神を集中させていた。
そして、
「ムフフ・・・堕淫蟲がな~んで〝堕淫〟蟲♪なんて呼ばれているか・・・
その身でたっぷり、どっっぷり、べぇっっっちょり味わうといいわ。
可愛い姿を見せてね、子羊ちゃん・・・」
背を向けて、にんまりと笑うミゼラブルのもう一つのつぶやきも、
当然レイラの耳に入ることはなかった。
738 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:10 ID:EDpNS1n9
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ふふふ・・・お、ま、た、せ。」
肩で息をしながらそろそろと立ち上がったミゼラブルは、呼吸を整え、
足元に転がりうねっている、自分から出てきたばかりの軟体生物を見下ろした。
「紹介するわ。魔界の寄生虫、〝堕淫蟲〟君。今からあなたと、とっても仲良くしてくれるお友達よ。」
堕淫蟲―――彼女がそう呼んだ生物は見れば見るほど禍々しく奇妙な姿でグネグネと転がり蠢いていた。
長さは手の甲から肘までくらいだろうか、太さは腕よりやや太く、足のふくらはぎくらいだろう。
巨大な蛭によく似たその外見は、一番太い胴体の中央部から前後の先端に向かうにつれ、
なだらかに細くなっているというものだった。
左右上下、柔軟に折り曲げられている赤紫色の表面はのっぺりとしていて、目や口などの
器官らしきものは見えず、どちらが頭なのかもわからない。
そして、表面とは逆の裏側の部分、おそらくこの生物が標的にはりつく際に密着させるであろう
裏側の部分を見た時、レイラはその全身に鳥肌が浮き立つのをはっきりと感じていた。
堕淫蟲の裏側部分、そこには赤色、桃色、紅色、赤橙色、その他様々な肉色をした
直径5㎜・長さ2~3cmほどの細かい突起がびっしりと無数に生え揃い、
いっせいにうぞうぞと揺らめいていたのだった。
739 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:18 ID:EDpNS1n9
「ど~う?とってもチャーミングでセクシーな姿をしてるでしょう?この子。」
「・・・・いや・・・・いや・・・・・いやッッッ・・・・」
「も~、そんなに嫌がっちゃ可哀想じゃない。この子とあなたはこれから一つになるための愛の営みを
育むんだから、もっと仲良しにならなきゃ。ね?」
やがて、標的の存在を感じ取ったのか、堕淫蟲は無数の突起が生えた部分を下にして、
尺取虫のように前後に体を収縮させながら、ミゼラブルの体を登り、触手をつたってもぞりもぞりと
レイラに近づいてきた。
「ひッッッ!!!く、くるなッッッ!!!くるなッッッ!!!」
自分にむけて、確実に近づいてくる堕淫蟲から逃れようと、レイラは渾身の力を込めて体を動かした。
が、ミゼラブルから伸びた、彼女を縛る触手はわずかに動くのみで、レイラにできることは
唯一、触手の巻きついていない頭と胸から腰にかけてを不恰好にうねらせることだけだった。
寄生虫についての深い知識があるわけではないが、多少のことなら知っている。
寄生虫の標的にされた生物・・・レイラの脳裏にわいてくるイメージは
どれも寒気がするようなものばかりだ。
740 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:20 ID:EDpNS1n9
「ひッッッ・・・ひッッッ・・・」
体がガタガタと震えだしているのがわかる。
≪そんな・・・そんな・・・私の体はどうなってしまうんだ?・・・私は・・・いやだ・・いや・・・≫
うろたえるレイラにミゼラブルは近づき、幼い子をあやすように優しく頭を撫でながら言った。
「怖がらなくても大丈夫よ、レイラちゃん。堕淫蟲はお利口さんだもの。
宿主であるあなたの体を壊したり、苦痛を与えるようなことはしないわ。この寄生虫は、
あなたと一緒になって、あなたの体をもっと魅力的に造りかえてくれるだけよ・・・ふふ・・・」
≪いや・・・くるな・・・・くるな・・・くるなッッッ!!!!!≫
今まで絶望的な状況の中、それでも気丈に振舞っていたレイラの瞳に、
初めて明らかに怯えの感情が広がっていく。
「あはは、そんなに震えなくても大丈夫だってば。
堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ。初めは泣いて嫌がってても、
交尾が始まればどんな女の子もみ~んな〝あへ~ッあへ~ッ〟って大喜びしちゃうんだから。」
741 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:27 ID:EDpNS1n9
ベチョ・・・
そうミゼラブルが言い終わると同時に、私の手首を縛る触手を伝ってきた堕淫蟲が、
触手から私の腕にその移動経路を移してきた。
――――――ぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくぞくッッッ!!!!!
「ひッッッ!!!ひぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!!!!!」
レイラは悲鳴を上げていた。
生まれてはじめて体験する身の毛がよだつおぞましい感触。
全身の産毛が、鳥肌と一緒に一本残らず逆立っている。
うじゅ・・・くじゅ・・・
奇妙な弾力を持った、おびただしい数の突起がレイラの皮膚を撫で上げていく。
堕淫蟲は、腕から背中へと移動し、背骨の上を真っすぐに下へと向かっていた。
この蟲が分泌する生温かい粘着性の液体で、レイラの背には巨大なナメクジが通った後のように、
粘液の道が刻まれていく。
742 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:30 ID:EDpNS1n9
〝堕淫蟲との寄生交尾はすんごく気持ち良いのよ〟ミゼラブルの言葉が脳裏をよぎる
――――――まさか
レイラの恐ろしい予感は当たろうとしていた。
〝堕淫蟲の寄生交尾〟それは交尾という言葉が示すとおり、
まさに標的となった宿主の生殖器との直接的な交尾だったのだ。
そのことに気づいた時、堕淫蟲はすでに大きく発達したレイラの臀部の割れ目の間にさしかかり、
肛門、膣口、尿道、クリトリス、恥丘へと一直線に続く、
快楽神経の密集した谷間をその最終到達地にさだめていた。
「くッッッ!!!私から離れろッッッ!!!!このッッッ!!!落ちろッッッ!!!!」
わずかに動きが許される胸から腰にかけてを懸命に揺らし、
レイラは自分にはりついた堕淫蟲を振り落とそうとした。
「無駄よ。体の自由がきくんならともかく、今のあなたに堕淫蟲から逃れるすべはないわ。
いい加減あきらめて、おとなしく身を任せちゃいなさいよ。
それに、どうせこの後、レイラちゃんは喜んで自分から腰を振りたくることになっちゃうんだし・・・
ふふ・・・」
抵抗もむなしく、堕淫蟲は着実にいっさいの衣服を剥ぎ取られたレイラの
無防備な股間に向けて進んでいく。
743 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:35 ID:EDpNS1n9
じゅる・・・
「ひぃッッッッッッ!!!!」
ついに堕淫蟲は股間の性感帯の一つ、赤茶色に色素が沈着した肛門に到達した。
数々の突起が、ぬろぬろとうねり、ひくひくと震える肛門の上を移動していく。
「ひッッッ!!!ひッッッ!!!ひッッッ!!!」
堕淫蟲はさらに膣口、尿道、クリトリスと進み、恥丘の上にさしかかったところでその動きを止めた。
本来、触れられれば快感を生じるさせるそれらの場所だが、レイラが感じているのは
気味の悪い生物が自分の股間にへばりついているという事実に対する、強烈な悪寒だけだった。
堕淫蟲がレイラの恥丘から肛門にかけてをすっぽりと覆い、肉の曲線に密着したのを確認すると、
ミゼラブルは満足そうに微笑み、レイラにたずねた。
「こんなこと今さら聞くのもなんだけど、あなた、堕淫蟲に寄生されるの・・・嫌?」
「あ、当たり前だッッッ!!!!こんな・・・こんな気持ち悪いものッッッ!!!!」
身を襲う、寒気にも似た感覚に耐えながら、レイラが必死でこたえる。
「そう・・・じゃあ、いいこと教えてあげる。堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法・・・」
744 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:39 ID:EDpNS1n9
――――――助かる方法!?
女妖魔の突然の言動にレイラは一瞬耳を疑った。
〝助かる方法〟そのような方法があることはわかる。しかし、自分の身を拘束し、
原因である堕淫蟲をけしかけたミゼラブル本人の口から、その方法が語られることは
どう考えても理屈が合わない。・・・罠か?
鋭い視線でにらみ返すレイラをなだめるように、ミゼラブルは話を続けた。
「そんなに警戒しなくても大丈夫よ。私は嘘は言わないわ。聞けばあなたも納得するわよ。
方法って言っても、そんなにややこしいものじゃないもの。」
「・・・・・」
「今は堕淫蟲も私の魔力でおとなしくしてるから、活動を再開させる前に聞くだけ聞いておいても
損はないと思うわ。それを信じるか信じないかはあなたの自由なんだし・・・ね?」
たしかに一理あった。信じるか信じないかは自分が決めればいい。それにこのままでは・・・
レイラは敵であるミゼラブルからその方法を聞いてみるしかなかった。
「・・・どう・・・すればいい・・・?」
745 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 01:49 ID:EDpNS1n9
「んふふ・・・そうそう素直が一番よ。いいわ、教えてあげる。
堕淫蟲に寄生されなくて助かる方法、それはね、〝我慢〟することよ。」
「――――――な!? 貴様!!ふざけているのかッッッ!!!」
あまりにも単純なその答えに、レイラの中で怒りが爆発する。
「もうっ、そうやってすぐに怒んないの。本当よ、堕淫蟲の寄生から逃れる方法は〝我慢〟なんだから。
説明するとね。この堕淫蟲って寄生虫は寄生を行う際、宿主の生殖器にはりつくんだけど、
宿主側にも堕淫蟲を受け入れる準備がないと寄生交尾ができないのよ。
難しいこと言うと、生物は性交のときにそれぞれ特殊なホルモンが分泌されるらしくて、
堕淫蟲はそのホルモンと宿主の微妙な体の変化を感知・確認してはじめて、寄生交尾を開始するの。
そして、その確認時間は約30分くらい。それを過ぎても、宿主の体に交尾受け入れ態勢が見られない場合、
堕淫蟲は自然に宿主から去っていくわ。
つまり、標的とされた宿主はその時間内中、堕淫蟲との性交を拒み続ければいいのよ。
もちろん、体の変化を感じとるんだから、心だけそう思ってもだめよ。
ま、股間にひっついてる虫がなんか動いてるけど気にしな~い・・・てふうに
思っとけば大丈夫ってことなのよ!!・・・どう?簡単でしょ?」
746 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:00 ID:EDpNS1n9
ニコニコと笑いかけてくるミゼラブルの話が本当かどうかはわからない。しかし、もし本当なら・・・
〝30分〟あっけないほど短い時間。その間、この堕淫蟲と呼ばれる虫の動きに耐えればいいのだ。
やれるか?・・・やれる。女の身でありながら、王宮の剣士として厳しい試練に耐えてきた。
敵軍の捕虜となった時のために、拷問に耐える凄まじい訓練も経験した。この自分なら・・・。
レイラの心に生まれた、かすかな希望の光をさらに大きくするように、さらにミゼラブルが宣言した。
「あ~んど!!あなたが見事、堕淫蟲の寄生を退けることができたら、私はあなたを解放してあげるわ。
亜空間からもとの世界に戻ってバイバイってこと!!これも嘘じゃない。約束する!!」
そう大声でレイラに約束した後、ミゼラブルは今度はどこか寂しげな、遠い目をしてつぶやいた。
「フフ・・・ホント言うとね・・・私、信じたかったのよ・・・。
堕淫蟲の寄生を拒める人間がいるってことを・・・それでね・・・あなたのような、
〝精神的にも肉体的にも強く聡明で運動神経抜群で気が強くてナイスバディーでおっぱいボヨヨンで
お尻もムッチムチで髪の色とか肌の色とか超~私好みな可愛い女の子〟を・・・
さらってきちゃったの・・・。
だから、あなたがこの堕淫蟲に屈しないっていう気高く美しい姿を見せてくれたら、
私、それだけでいい!!・・・それだけで満足なのよッッッ!!!」
747 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/09 02:02 ID:EDpNS1n9
後半、どこかうさんくさい、妙に芝居がかったミゼラブルの言葉は、
もはやレイラの耳には入っていなかった。
「・・・やれる・・・やってやる・・・私は生きて帰るんだ・・・!!」
レイラは心に灯った希望の光を自ら大きく強くするために、その精神を集中させていた。
そして、
「ムフフ・・・堕淫蟲がな~んで〝堕淫〟蟲♪なんて呼ばれているか・・・
その身でたっぷり、どっっぷり、べぇっっっちょり味わうといいわ。
可愛い姿を見せてね、子羊ちゃん・・・」
背を向けて、にんまりと笑うミゼラブルのもう一つのつぶやきも、
当然レイラの耳に入ることはなかった。
764 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:15 ID:41uw+sGe
「心の準備はできた?そろそろ堕淫蟲の活動を再開させるわよ。」
ミゼラブルは振り返り、レイラに近づくと右手に印を作り、口の中で呪文のような言葉を小さく唱えた。
「・・・∇£ζ、∮σ¶!!」
ビクンッッッ!!!
ミゼラブルが発した謎の呪文と呼応するように、レイラの股間の堕淫蟲がその身を震わせた。
「じゃ、がんばってね。誇り高い、女剣士さん♪」
じゅ・・・うじゅる・・・
レイラの股間にへばりついた堕淫蟲が再びその活動を再開させようとしていた。
765 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:20 ID:41uw+sGe
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
レイラの股間、肛門から恥丘にかけた快楽神経の谷間に密着していたおびただしい数の肉突起が、
いっせいに動き出した。統一された動きではない、細かい突起同士がまるで
各々の意思を持っているかのように、不規則にその身をくねらせている。
「ぐッッッ!!!」
再び始まった、堕淫蟲からもたらされる不快な感覚に、レイラは顔をしかめた。
さっきまで堕淫蟲の動きは、自分の体の表面、皮膚の上を目的地に向け移動するものだった。
しかし、今回の動きはレイラの体のある一点、股間に留まり、そこにひたすら吸い付き
細かい突起で撫で上げるというものに変化していた。
しかも、突起に触れる部分も皮膚とは違う、性器・肛門という体の中でもより敏感な粘膜質の部分なのだ。
「どう?堕淫蟲のお味は?お気に召したかしら?」
レイラの様子を観察していたミゼラブルが、からかうように聞いてくる。
「ふ、ふんッッッ!!!この程度、耐えられないほどじゃないわッッッ!!!
良かったわね、私はあなたの望みどおり、堕淫蟲に屈したりしないわッッッ!!!」
堕淫蟲がはりついた内側、レイラと無数の肉突起が触れあっている部分は、目に見えないが
堕淫蟲の突起を中心に分泌される粘液でヌメヌメと湿っていた。
その湿りが突起の動きをさらに活発なものにしている。その感触は同じ堕淫蟲のものと言えど、
たしかに皮膚を這う際の比ではなかった。
が、生き残るため、無事に帰るために心を強くもったレイラは、
その感触を十分に耐え忍べるものと感じていた。
766 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:22 ID:41uw+sGe
≪いける・・・この程度なら、30分と言わず、それ以上だってもつわ。女妖魔め、私を甘く見たな!!≫
レイラは心の中で、己の勝利を確信し、挑発的にミゼラブルを睨んだ。
が、その時だった。
ぞくん・・・
レイラの股間から背筋にかけて、先ほどの悪寒とは明らかに違う、別の感覚が走り抜けた。
「――――――ふあぁぁッッッ!!!」
そのあまりに唐突な、身の愉悦をうったえる淫声が自分の口から漏れ出たものだということを
レイラはすぐには信じられなかった。
「うふふ・・・始まったわね。」
レイラの反応を見て、ミゼラブルがその顔に満面の笑みを浮かべる。
「さっきは言ってなかったんだけど、この堕淫蟲の分泌する粘液には標的となった牝を
強制的に発情させる効果をもった成分が含まれてるのよ。
知らないと思うけど、魔界の媚薬〝ゴアニューク〟の原液がこれ。
考えてもみて?なんの仕掛けもなしに、ただひたすら動くだけでこの堕淫蟲が寄生交尾を
成功させてきたと思う?この子達は偉いわ。厳しい魔界の環境の中で、自分達が生きていけるため、
繁栄するために有利な性質を長い年月をかけてその身に創りあげてきたんですもの。
ま、俗に言うあなた達の世界での〝進化〟ってやつよ。
767 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:25 ID:41uw+sGe
「さあ、レイラちゃん。あなたの本当の戦いはこれから・・・
牝の体に快楽を与えることに特化した堕淫蟲の虜になっちゃわないように、
しっかり気を強く持ちなさいね。」
レイラの股間に、粘膜を蕩かせるような淫甘な疼きが染み込んでくる。
なるべく感じないようにしていた突起群の動きが、
まるで別の感触となってレイラの性感帯を誘惑し始めた。
「・・・ぅッッッ!!!・・・・あぅぅ・・・・」
歯を食いしばったレイラの口から、次々と耐えかねたように快感をともなった熱い吐息がこぼれおちる。
堕淫蟲の分泌する強烈な催淫粘液でドロドロにされた快楽の谷では、
禁断の成分をたっぷりと含まされた各性感帯が、ぬじゅぬじゅと
体を擦りつけてくる突起たちによって、歓喜の悲鳴をあげようとしていた。
768 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:29 ID:41uw+sGe
赤茶色の肛門は群がる突起によって揉まれ、撫でられ、中心から放射状に広がる皺の
溝の中さえも細かい突起の先端で舐めこそがれていた。刺激に耐え切れずヒクヒクと盛り上がり、
収縮するすぼまりには、何本もの突起が浅く潜りこみ、その内側の粘膜を擦り上げている。
性器周りから会陰部、男で言う〝蟻の門渡り〟の部分にまでうっすらと生えた
やや毛深いレイラの恥毛も、各場所に位置する突起たちによってビショビショに湿らされていた。
女性器ではもっこりとした左右の大陰唇と、充血して大きく膨らんだ小陰唇の二枚のヒダが
それぞれ突起に絡みつかれ、身を悶えさせており、もともと大ぶりだったレイラのクリトリスは、
堕淫蟲から受ける卑猥な刺激と粘液のせいでさらに大きく人差し指の第一間接ほどに硬く勃起している。
しかし、独特の体質なのか、敏感な肉核本体をくるむレイラの包皮の面積は広く、普段の倍以上に
勃起したクリトリスでさえ、まだ皮の剥けていない少年の包茎ペニスのように、その本体を包皮から
少しだけ覗かせているのみである。それは、突起による激しい肉の嵐の中で最も敏感な急所を守る、
最後の砦のような役目を果たしているようでもあった。
が、レイラの生まれつきの体がとった、偶然とも言える自己防衛をあざ笑うかのように、
突起たちは快楽神経の塊が守られている包皮内部への侵入を開始した。
数十本の突起がクリトリスの根元部に群がり、クリトリスをさらに勃起させ、
持ち上げるように絡みつく。そして、わずかに開かれた包皮の入り口、クリトリス本体へと続く
肉の門には何本もの触手が殺到し、その表面から催淫粘液を滴らせ、
〝ぐじゅる〟
と包皮内部に侵入した。
769 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:32 ID:41uw+sGe
「――――――うはああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」
レイラの口から、はっきりと快楽を認める屈辱的な叫び声が放たれる。
堕淫蟲をへばりつかせたまま、レイラの腰が何度も痙攣する。外から見ている者には
彼女の股間と堕淫蟲との間で何が起こっているかはわからないだろう。
わかるのは堕淫蟲が密着している部分から聞こえるグジュグジュという湿った異音と、
わずかに開いた密着部の隙間から、糸を引いて地面に垂れる堕淫蟲の粘液。
そして、それらに対し、明らかに喜びの反応を示すレイラの腰のうねりだけである。
時間が経つにつれ、さらにその動きを活発にし、狡猾にレイラの快楽神経を弄ぶ突起は、
すでにただの突起ではなく〝触手突起〟とでも呼べるような独特の責具へと変わっていた。
「ふふ・・・この中でどんな気持ちいいお仕置きを受けてるのかしらね。」
ときおり大きくひきつりながら、堕淫蟲ごと細かく震えているレイラの下半身を見やり、
ミゼラブルは目を細めた。
その時、堕淫蟲とレイラの間では、最後の砦となった包茎クリトリスが容赦のない触手突起たちの
淫責によって、〝悦楽に落ちないための砦〟から〝さらなる悦楽を引き起こすための拠点〟
に塗りかえられようとしていた。
770 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/10 15:39 ID:41uw+sGe
堕淫蟲の粘液の作用からか、さらに親指の第一間接の太さと長さほどまで肥大した包茎クリトリス。
その先に開いた、包皮によって守られていた敏感な肉核に通じる小さな穴。
その穴にはすでに何本もの柔軟な触手突起が侵入しており、突起をほおばった包皮は、
内側で蠢く突起の形にぼこぼこと盛り上げられ、中の肉核がにゅるにゅるに巻きつかれているのがわかる。
また、外側ではレイラの包茎クリトリスはまるで何本もの触手突起を
入り口部から生え伸ばしているようでもあった。
「あううぅッッッ!!!あおぉッッッ!!!おぅッッッ!!!!おぉぉッッッ!!!!」
触手突起たちは包皮クリトリスの内側、亀頭部だけでなく、むろん外からも根元から先端まで
無数に絡みつき、もともと敏感なクリトリスの竿の部分にも十分な刺激を与えている。
≪こ、こんなッッッ!!おぅぅぅッッッ!!!・・・す、すごい・・・お尻も、アソコもぅッッッ!!!
突起が・・・いっぱい・・・いっぱい・・・も、もっと・・・
―――――だめッッッ!!!何を考えている!!!気を強くもてッッッ!!!
精神を集中して突起の動きを感じるなッッッ!!!!!私は無事に生きて帰るんだッッッ!!!
私は、私は生きて!・・・あうぅッ・・・帰る・・・あおッ・・・精神を集・・・トリス・・・
おぉぉぉッッ・・・ク、クリトリスもっと、もっとにゅぐにゅぐってッッううぅぅぅぅッッッ!!!!≫
とめどなく催淫粘液を分泌し、柔軟で独特の弾力をもった触手突起たちの群れの中で、
内側から、外側から、舐められ、擦られ、吸い付かれ、レイラのクリトリスはガチガチに勃起し、
とろけるような快楽の窒息を起こしかけていた。
痙攣の度に、褐色の肌を持つレイラの腹部から臀部・太ももにかけて、鍛え上げられた太い筋肉の束が
柔らかい脂肪ごしに見え隠れする。そして、断続的に漏れ出ていたレイラの喘ぎ声が、
徐々にその間隔を短くし、より本能的な獣に近いものへと変化していった。
名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:04 ID:ERoNnt1U
「あおおッッッ!!!あひぃッッッ!!!!もっとぉッッ!!もっとぉッッ!!」
「あれ~?どうしたのかしらレイラちゃん、お顔が真っ赤っかよ。
それに・・・耳までこんなにしちゃって・・・」
ミゼラブルが快感で桃色に染まったレイラの顔を覗き込む。そして、右手をそっと堕淫蟲にあてた。
グジュッッッ!!!グジュ・・・・グ・・・
ミゼラブルの手が触れると、堕淫蟲の動きが止まっていく。
≪い・・・いやッッッ!!!止まっちゃダメなのッッッ!!!グチュグチュやめちゃダメッッッ!!!≫
レイラの腰が、鈍くなった堕淫蟲の刺激を求めてもどかしそうに揺さぶられる。
795 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:06 ID:ERoNnt1U
「――――――レイラちゃん、うふふ、レイラちゃんてば。」
快感の中を朦朧とさまよっていたレイラを、現実に引き戻す声。
≪・・・・・・!?≫
悦楽の霧がはれると、目の前には妖艶な笑みを浮かべた女妖魔が立っていた。
「ミゼラ・・・ブル!!」
「・・・やっと、気づいてもらえた。
どう?レイラちゃん、堕淫蟲との交尾はとっても気持ちいいでしょ?」
「・・・・くッッ・・・」
ミゼラブルの問いかけに、レイラは顔をそむけ、口をつぐんだ。
「あら、どうしたの?レイラちゃんらしくないわね。はじめのように、私は負けないぞ~て
憎まれ口叩いたりしないの?
・・・うふふ・・・そうよねぇ、叩けるわけないわよねぇ。あんなにはっきり喜んじゃった後だもん、
感じてませんでした~なんて言えるわけ・・・ないわよねぇ?」
快楽に翻弄されていた自分・・・否定できない事実。
うつむいたレイラの顔が羞恥と屈辱でみるみる赤くなった。
796 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:09 ID:ERoNnt1U
「さあ、そろそろ大詰めね。レイラちゃん、あなたはこの後に起こる〝絶頂〟と共に
堕淫蟲の寄生交尾を受け入れ、その身に魔の寄生虫を宿すの。
あはッ、そうそう・・・絶頂のついでに処女喪失っていうおまけもついてくるかしら。」
「――――――!!」
「貴様!?どうしてそれをッッッ!!」
「何をそんなに驚いてるの?こう見えて、私も淫魔のはしくれよ。
あなたが純潔を守っている女の子かどうかくらい、一目でわかるわ。」
そう言って、ミゼラブルはレイラに近づき、触手でがんじがらめにされたレイラの体をそっと抱きしめた。
さっきまでの快感の余韻で、固く尖ったレイラの乳首に、たっぷりとしたミゼラブルの大きな乳首が
押し付けられる。そして、レイラの左の耳元に甘い吐息がささやきとともに、吐きかけられた。
「かわいそうなレイラちゃん・・・女剣士という肩書きと、その強情で男勝りの性格が、
今まであなたに男性を寄せつけないで来たのね。
でも大丈夫よ・・・もうすぐ、とっても優しい堕淫蟲くんが、とびっきりの快感で
あなたの処女を奪ってくれるわ。あなたはこの寄生虫の交尾によって、生まれて最初の
牝の喜びを教え込まれるの。」
レイラを抱きしめていたミゼラブルの手が下に伸び、再び堕淫蟲に触れられた。
ザワ・・ザワザワ・・・
動きを止めていた堕淫蟲の突起群のうち、ある二点が動き始めた。
797 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:11 ID:ERoNnt1U
レイラの膣口のちょうど真下に位置する突起群、その突起群が左右にかきわけられ、
その下から、周囲の突起とは比べ物にならないくらい野太く力強い触手突起が頭を持ち上げてきた。
太さは大人が握ったときに幹部分に巻きつく親指と中指が触れるかどうかというほどの太さだろうか。
先端部はくびれ、亀頭のような部分が存在しているが、人間の男のそれと決定的に違うのは、
その亀頭部分にまるでイソギンチャクのように何本もの触手突起が生え、ウネウネと
揺らめいていることである。
肛門の真下にあたる突起群でも同様の変化が起こっていた。こちらにあらわれた新種の触手突起は
膣口のものと形状が異なり、太さは親指ほどだが、幹全体に細かい突起がびっしりと生え、蠢いている。
新しくあらわれた二本の触手。その内の一本、肛門にあてがわれた触手がゆっくりと
レイラの体内への侵入を試み始めた。
ズニュ・・・ズニュニュ・・・
「――――――ダメッッッ!!!そんなとこッッッ!!!うんちの穴ダメェェッッッ!!!!!!」
レイラは必死で臀部に力を入れ、赤茶色のすぼまりを閉じて、排泄器官を逆流しようとする触手を
食い止めようとした。
しかし、レイラの肛門に潜り込もうとする新種の触手は表面に埋め尽くされたおびただしい数の突起
一つ一つからじくじくと溢れだす粘液のぬめりを利用して、そんなレイラの肛門の抵抗をものともせず、
着実にその身を埋ずめてくる。
798 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:14 ID:ERoNnt1U
「あああぁぁぁぁ・・・だ、だめぇ・・・だめ・・・おん・・・おおぅ・・・」
拒んでいるのか・・・それとも喜び迎え入れているのか・・・レイラの赤茶色のすぼまりが
耐えかねたように、ときおりその力を抜いて、突起で埋め尽くされたでこぼこの触手を呑みこみだした。
ズニュ・・・ズニュ・・・ズニュ・・・
熱い粘膜のトンネルが次々と醜い触手に満たされていく。普段は固く閉じられているはずの
赤茶色の肉の門を押し広げ、ずっぽりとその身を埋め込んだ触手は、やがて大量の催淫粘液を
その体全体から滲ませ、ニジュニジュとレイラの体温で温められた直腸、紅肉色の壁を、
表面に生えた突起で舐め擦り始めた。
「い、いやッッッ!!!やめろッッッ!!!動くなッッッ!!!あッッッ!!!あひぃッッッ!!」
「嫌がるわりにはこんなに乳首ビンビンに立たせちゃって、私の乳首を下から持ち上げてるわよ。
ふふ・・・うんちの穴だからって恥ずかしがることなんてないの。
この穴だって、とっても気持ちよくなれちゃう、れっきとした絶頂スポットの一つなんだから。
それに、体内の粘膜から直接、催淫粘液を吸収するんですもの・・・
気持ちよくなるのはうんちの穴だけじゃすまないわ。」
肛門から体内へと続く粘膜の壁を襲う未知の快感。そして直腸粘壁から直接体内に擦り込まれる
魔界の媚薬の原液は、その周辺の躍動を司る、克己と鍛錬で鍛えぬいたレイラの筋肉にも染み込み、
その感覚を変化させようとしていた。
799 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:21 ID:ERoNnt1U
「――――――なんだ、この感覚!?」
下半身に力を入れると気持ちいい―――――正確には肛門をすぼめ、埋め込まれた堕淫蟲の触手を
締めつけるように、臀部の筋肉に力を入れると、とろけるような愉悦が周辺筋肉内部に生まれ、
腰全体に広がっていくのである。
「あひッッ!!はへッッッ!!!へあぁぁぁぁッッッ!!!!!・・・・・・・」
レイラの口から、蕩けるような喘ぎ声が漏れ出した。
肛門に潜り込んだ触手が気持ちいい、気持ちいいから、もっと触手の動きを感じたいから、
締めつけるようにお尻に力を入れる。お尻に力を入れるとお尻の筋肉が気持ちいい。
お尻の筋肉を気持ち良くすると、肛門がすぼまって、潜り込んだ触手がもっと気持ちいい・・・
堕淫蟲によって作られた、もがくほどに虜になっていく快楽の蟻地獄の中で
レイラは自ら意思で懸命に臀部の収縮を繰り返し、快感をむさぼっている。
「ふうんッッッ!!!はぁうぅッッッ!!!!くぅッッッ!!!おうぉッッッ!!!!」
「あらあら、こんなに一生懸命お尻ヒクヒクさせてがんばっちゃって。
でも、大事な穴がもう一つ残ってるわよレイラちゃん。」
我を忘れ、悦楽を求める中、〝もう一つの穴〟という言葉にレイラは敏感に反応した。
≪そうだ・・・前の方・・・前の方!!・・・もっと・・・もっと気持ち良くなりたいッッッ!!!≫
レイラの中で快楽に対する貪欲な牝の本能がむくむくと湧き上がってくる。
――――――前の穴にも欲しいッッッ!!!!
800 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:27 ID:ERoNnt1U
新たに現れた二本の触手。
その内、肛門に当てられた触手は今やレイラの排泄器官を思う存分蹂躙していた。
が、もう一本の触手。膣口にあてがわれたイソギンチャク状の頭部をもつ極太の触手は
その頭をわずかにレイラの膣口に潜り込ませたところでぴったりとその侵入を止めていたのである。
まるで、じらすように・・・己を受け入れたいと、レイラ自身が懇願してくるのじっと待つように。
そんな中途半端な挿入に、レイラの膣口はその極太触手を頬張りたい、呑みこみたいという欲望で
ダラダラと淫液の涎をこぼしていた。
もっと、もっと深く入ってきて欲しい!!この太く逞しい触手を思う存分に咥えこみ、呑み込みたい!!
牝の本能が強烈に訴えかけてくる。
そんな体の欲求を表現するように、宙吊りなったレイラの腰は股間にへばりついた堕淫蟲に向けて
何度も前後に押し出され、その内部の触手の挿入を哀願している。
再び快楽の虜となったレイラの様子を確認して、ミゼラブルはいよいよ最後の追い込みをかけに入った。
801 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:29 ID:ERoNnt1U
「レイラちゃん・・・あなた、もしかして・・・前の方にも入れて欲しいの?」
その言葉に反射的にレイラが答える。
「あおぅッッッ!!!はひぃッッッ!!!ひッッッ!!!ひれてッッッ!!!ひれてッッッ!!!」
腰を振り、臀部を収縮させながら必死で何度もうなずく。
それに対し、少し意外そうな声でさらに問いかけるミゼラブル。
「でも・・・こっちの穴は赤ちゃんが出来ちゃう方の穴よ。ここに触手が入っちゃったら、
堕淫蟲はあなたの体に寄生しちゃうことになっちゃうけど・・・本当に、それでもいいの?」
「ひいッッッ!!!ひいからッッッ!!!寄生ッッッ!!!ひいからッッッ!!!!
おうッッッ!!!早くッッッ!!!早くぅッッッ!!!あッッッあはぁぁぁぁぁッッッ!!!」
何のためらいもなく、寄生を促すレイラにミゼラブルはにっこり微笑んだ。
802 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:31 ID:ERoNnt1U
「ふふ・・・いいわ。望みどおりにしてあげる。
でもその前に、あなたと寄生交尾を行ってくれる堕淫蟲くんに、
ちゃんとよくして下さいってお願いをしましょうね。」
そうして、ミゼラブルがレイラの耳元に口を寄せ、何ごとかをささやく。
レイラの耳から顔を離したミゼラブルは〝さあ〟とでも言うようにレイラの顔を見つめ、
レイラの口から放たれる次の言葉を待った。
「あッッッ!!!!!だッッッ!!!!堕淫ッッッ!!!蟲様!!・・・おおッッッ!!!!
お・・・お願いです・・・・おうッッッ!!!!」
その時、レイラの中では、最後の残ったほんの一握りの理性が、必死にレイラ自身に呼びかけていた。
≪ダメッッッ!!!それを言っちゃダメよ、レイラッッッ!!!!
あなたは無事に帰るんじゃなかったの!?快楽なんかに負けちゃダメッッッ!!!!
レイラッッッ!!!負けちゃダメよッッッ!!!レイラッッッ!!!!レイラッッッ!!!≫
しかし、残された理性のそんな必死の呼びかけは、限界寸前までじらされ、高められ、
今まさにレイラの中で爆発しようとする牝の喜びの圧倒的な力によって、数瞬の内に押し潰されていた。
「・・・レ・・・レイラのッッッ!!!・・・」
レイラの唇がブルブルと震え、その端から、欲情の涎がいく筋も糸を引いてこぼれ落ちた。
「さあ、レイラちゃん!!大きな声でお願いなさい!!」
全触手、全突起の活動を再開させるため、ミゼラブルの両手が勢いよく堕淫蟲に当てられた。
803 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:34 ID:ERoNnt1U
「――――――レイラのッッッ!!!レイラの赤ちゃんを作るところに、
堕淫蟲様のぶっ太くて、たくましくて、気持ちいい寄生触手で存分に種子を産みつけッッッ!!!
牝奴隷のレイラを思いっきりアヘアへ悶絶させて下さいッッッ――――――!!!!!!」
804 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:36 ID:ERoNnt1U
本能、もしくは魂の底から搾り出されたようなレイラの叫びと同時に、今か今かと挿入を期待し、
欲望と劣情の涎を絶えずダラダラ漏らしていた膣口に極太寄生触手が勢いよく突き入れられた。
――――――にゅぼッッッ!!じゅぼんッッッ!!!
「――――――ああああああぉぉぉぉぉーーーーーーーッッッ!!!!!」
処女膜を破られる破瓜の痛みが強烈な快感によって一瞬で消し去られる。
堕淫蟲が、その全ての動きの封印を解かれ、猛然と獲物である宿主の股間に最後の責めを加え始めた。
肛門責めが始まってから、ずっとおあずけをくらっていた幼児のペニス並みに勃起した包茎クリトリスに
再びおびただしい数の触手突起が群がる。待ちわびていた刺激に、快楽神経の塊である肉核は
触手突起に自らその身を絡ませるようにビクビクと悶え動き、その喜びをあらわしていた。
肉のすぼまりに深々と埋め込まれていた触手も、その表面の突起のうねりを激しいものに変え、
催淫粘液によって性感帯と化した直腸粘壁にさらに催淫粘液を塗りこめるように動いている。
突き入れられた寄生触手の亀頭部は一気にレイラの子宮に到達し、
子宮内部でイソギンチャク状の触手がグジュグジュと暴れる。
805 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:39 ID:ERoNnt1U
「おあああッッッ!!!堕淫蟲様ぁ・・・堕淫蟲様ぁッッッ!!!!堕淫蟲様ぁぁぁッッッ!!!!」
完全に発情し、もはや一匹の牝に堕ちたレイラは堕淫蟲の寄生触手やその他の触手を
さらに深く呑みこもうと、夢中で腰を振りたくっている。
「ああ・・・これよ!!この姿を見たかったのよ私は!!!!
可愛いッッッ!!!可愛いッッッ!!!なんて可愛いのレイラちゃんッッッ!!!!
さあ、堕淫蟲の種子をたっぷり子宮に注いでもらって、力いっぱい魔の絶頂を味わいなさいッッッ!!」
レイラを抱きしめたミゼラブルのでっぷりとした乳首の先が〝ばくり〟と開き、
まるで目のない蛇が噛み付くようにその口から母乳を滴らせて、乳輪のボツボツまで勃起した
レイラのビンビンの乳首にしゃぶりついた。
肛門に潜り込んだ触手が、激しくその身をのたうたせて、
表面の突起からいっせいに熱い粘液を、腸壁に向けて発射する。
突起の群れの中で、ガチガチに勃起させられていたクリトリスが、
その包皮を亀頭部の根元までずるりと剥き上げられた。
その下の尿道口には一本の細長い突起がもぐりこみ、レイラの膀胱めがけ媚薬粘液を注入する。
レイラの臀部がこぶしを渾身の力で握りしめたときのように引きしまり、
耐えかねたようにブルブルと震える。
「・・・飛んじゃいなさい!」
桃色に染まったレイラの耳にミゼラブルの唇が押し付けられ熱く尖らせた舌がぬめりと差し込まれた。
806 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:41 ID:ERoNnt1U
「――――――ひぎぃッッッ!!!!!」
レイラの歯がギリギリと噛みしめられた後、喘ぎ声とだらしなく舌が突き出され大量の唾液がこぼれた。
「も・・・もう・・・わらひ・・・わらへぃ・・・!!!!
――――――ひッッッひッッッ・・・ひッッッぐぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーー!!!!!!」
寄生触手が根元から大きく膨らみ、レイラの膣内の上部分、Gスポットと呼ばれる
こんもりとした肉の盛り上がりを揉み潰し、亀頭部の先端、尿道口にあたる部分から
粘度の高い黄乳色の種子が子宮内部に勢いよく、ぶちまけられた。
ねっとりと熱い種子を大量に浴びて、レイラの子宮が歓喜で蠕動し、毛深い膣口が
咥えこんだ極太寄生触手を放すまいと、グニュグニュとひきつった。
寄生触手を呑み込んだ肉蜜壷が、絡みつくように触手全体を締め上げ、ミゼラブルの乳首に咥えられた
レイラの乳首がビキビキとその硬度を増す。
尿道口からはもぐり込んだ突起を押し出すように潮と尿と媚薬粘液が混じったドロドロの液体が噴射され、
その上で激しく上下に痙攣している剥きたてのクリトリスに水流として直撃した。
807 名前:712 【堕淫蟲~第一章/寄生交尾】 :03/09/13 20:45 ID:ERoNnt1U
「―――――んおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!」
レイラの股間で爆発した圧倒的な勢いの快感が、
下半身を中心にして体の隅々まで津波のように押し寄せてくる。
レイラの全身に一瞬、筋肉のすじが浮き出し、内側に曲げられた足首の先、
足のつま先の親指から小指までがさらに強く内側に巻き込まれる。
「――――――ーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!」
二、三度、大きく痙攣した後、レイラの体は糸の切れた操り人形のようにグッタリと力を失った。
レイラと堕淫蟲の間にできた隙間からは両者から生まれた尿と愛液と潮と粘液と種子が混じった、
泥のようにねっとりした液体が糸を引いて地面に水溜まりを作っている。
そして、肛門からは大量の媚薬粘液と混ざり合い、どろどろに白濁したレイラの排泄物も
埋め込まれた触手の間から漏れ出していた。
「あらま~レイラ赤ちゃんは堕淫蟲のオムツの中が気持ち良過ぎて、うんちとおしっこ、
両方ともお漏らししちゃったのかな~?・・・ふふ・・・あはは!!!」
堕淫蟲との寄生交尾によって、子宮に魔の種子を産みつけられ、人間の男とでは絶対に味わえない絶頂を
その体に刻み込まれたレイラ。
全身褐色の肌をほんのりと桃色に染め、舌と涎を垂らしたまま、淫らに濁った瞳と恍惚の表情で
ぴくぴくと細かい痙攣を繰り返すだけのレイラには、
そんな自分をからかっているミゼラブルの言葉の意味など理解することは到底できなかった。
続く
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