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無限の花肉 第五話
451 名前:乙×風【無限の花肉 第五話】 :04/02/18 11:10 ID:PyQ/RQJ/
<肉の花>
ネーアは呆然と目の前の生き物を見上げた。
分かり易く言えば花のような形状をしている。
肉の地面に肉の根をいくつも張り巡らせ、花弁を閉じ、つぼみの状態だ。
地面からつぼみの先端までは二メートル以上は有り、かなりの巨体だ。
人一人くらいならこの中に入ってしまうのではないだろうか。
(中に入って――どうなるんだろう?)
ざわり、と心の中の闇が蠢く。
「――あ」
ネーアの心に呼応するように目の前の肉の花がぶるるっ、と蠕動する。
――にちゃああぁぁぁ。
混濁した霞がかった視界の中で、ゆっくりと目の前の魔物が花を開いていく。
四つの花弁が開く。むせ返るような甘い匂いが膨れ上がり、
ネーアの意識を更に混濁させる。
花弁を広げたその姿は直径三メートルを超えている。花弁の内側は
血管のようなものが張り巡され、不気味に波打っている。
雌しべがある所には、肉色をした拳大ほどの穴が空いているだけで、
その穴を取り囲むように、計十二個の親指大の瘤が並んでいた。
突如瘤が膨らむと、ぶしゅううう、と音を立てながら、色付きの霞を噴出す。
匂いの発生源はこれだった。
その醜悪な姿は見るもの全てに嫌悪感と未知なる物への恐怖を抱かせる。
だが今のネーアの精神状態は普通ではない。
メイド達に精神を追い詰められ、そしてこの化け物が放つ臭気に、
脳を蕩けさせられているのだ。
(きれい……)
452 名前:乙×風 :04/02/18 11:11 ID:PyQ/RQJ/
――ぶじゅるるるっ!
「あっ……?」
ネーアの感情に答えるように、中心部に有った十二の瘤が、
文字通り一斉に飛び出してきた。
瘤はのた打ち回る触手となって、ネーアに絡み付いていく。
ネーアはその光景を呆然と見ながら、なされるがままに、身体を拘束されていった。
「んっ……ぁんっ……」
剥き出しの肌の上で触手が這い回る度に、敏感になった肌が快楽を覚える。
「ああっ!……んっ……あっ……はあぁん!……」
触手の胴には赤子の指ほどの小さな瘤があり、それが乳首や股間に擦れる度に、
ネーアは目も眩むような快楽を感じた。
にちゃにちゃと、音を立てながらネーアの体を触手が這いずり回る。
だがそのびちゃびちゃに濡れた蛇が前身を這いまわるような、身の毛もよだつ感触に、
流石のネーアも嫌悪感を覚えられずにはいられない。
(気持ち良いけど、気持ち悪い)
その裸身が、瘤から湧き出た透明の粘液にぬらぬらと輝き始めた時、
ネーアは触手によってがんじがらめにされていた。
(もう、逃げられない)
逃げるチャンスは無い。自分はこの花の化け物に食べられてしまう。
きっと真中の穴が口になっていて自分を丸呑みするのだ。
ぞくり、と背中が震え、鼓動が早くなる。でもそれは恐怖によるものではない。
「――ああん!」
わきの下に、膝の下に、そして股下に絡まっていた触手が、ネーアの体を持ち上げる。
M字型に足が開脚されながら地面から足が離れる。
万有引力の法則にしたがって秘裂に触手が食い込んでいく。
453 名前:乙×風 :04/02/18 11:13 ID:PyQ/RQJ/
「ああ! だめぇっ、くいこんでるようっ! ひああんっ!? あ、当たってる!
く、クリちゃんに、瘤々があたってるよう!」
割開かれた秘裂でひっそりと自己主張をしている淫核に、重力のせいで少しづつ
ずれてくる触手が擦りつけられる。ごつごつとした瘤が、小陰唇を捲り上げ、
快楽神経の中枢を無情にこねくり回す。
「あ! ああぁぁ! ……きゃん!? あはああああぁ!」
淫核が触手の胴に舐め上げられ、ジーンとしたと快楽に耐えていると、
突如瘤が淫核を掠め、頭がまっしろになるような刺激が全身を駆け回る。
がくがくと体が震える。淫核を襲う刺激のタイミングが不規則で、
心の準備すら出来ずに、ただ快楽に翻弄されるしかない。
すでにネーアの内股は触手が分泌する粘液とは別のモノが溢れ、
淫らな匂いを放っている。
肌が朱に染まり、汗が滲み出る。心の中のメスがどんどんと昂ぶる。
眉を八の字にたわませながら、目が欲情に潤む。口の端から涎が垂れた。
「あっ! だめっ! 強い、つよすぎるよぉ! ああ!?
あああああぁぁぁっ!!」
ちょうどネーアの体が化け物の真上辺りに来た時、彼女はあっさりと絶頂に達した。
びくんっ、びくんっ、と空中で固定された体が痙攣する。
その度に淫裂から愛液から噴出し、花弁の上に淫らなおもらしをする。
「ああっ! はあっ! はあっ、はあっ……はあ――ぁんっ」
絶頂の余韻に震える体が、拘束されたまま花の上――中心部へと下ろされる。
赤く高揚した尻が、腿肉が、粘液にまみれた花弁に触れてべちゃりと、音が鳴った。
鼻腔を満たす甘い匂いが更に強くなる。
まるで、香油と愛液をぐちょぐちょに混ぜ合わせて、煮詰めたような匂い。
その匂いに頭がくらくらする。
454 名前:乙×風 :04/02/18 11:14 ID:PyQ/RQJ/
「はあ……はあ……はあ……」
息が再び荒くなる。イったばかりなのに、心が欲情にざわめいた。
(どうして?)
これからこの化け物に食われてしまうかもしれないのに、
心と体はひたすら高まっていく。
期待と興奮で胸がどきどきしてくる。
(どうして、わたし、こんなにドキドキしてるの? 興奮してるの?
一体、何を期待しているの?)
そんなのは分かりきっている。
そしてこの化け物は、自分を食い殺す事はないと言う事も。
本能が、メスの本能がネーアにそれを教えた。
――この化け物は、自分を犯すのだと。
どくんっ、と心臓が脈打つ。
(どうして? わたし、こんな化け物に犯されるのに、欲情してるっ)
霞がかった目で自分が座る肉の花を見ると、辺りに張り巡らされた血管が、
瘤が、糸を引く粘液が、さらに細かに見える。
全ての人間に生理的嫌悪を与えそうなディティールだ。
思わず目を逸らそうとした時、触手が動いた。
「あん!?」
女の子座りをしたネーアの体を、ゆっくりと這い回る。
(あんっ、べたべたした汁、んっ、塗りつけられてるっ)
触手は甘い匂いを発するその液体を、ネーアの隅々に塗り込み、伸ばし、広げていく。
「あっ……んあんっ……はあ、はあ……きゃんっ」
(べたべたして、んっ、糸引いてるよう、きゃんっ、でも、)
――でも、気持ちいい、かも。
455 名前:乙×風 :04/02/18 11:15 ID:PyQ/RQJ/
丹念に粘液を塗り込んでいく触手は、ネーアの小ぶりな胸も、
鎖骨も、うなじも、へそも、耳朶も、内股も、指の間も、髪すらも、
彼女の全身に等しくその行為を加えていく。
胸が優しく、だが執拗なまでに粘液を塗り込まれ、揉まれる。
レアクトのように跡が残るほど乱暴に揉みしだくのではなく、
女の性感帯を掘り起こすような動き。
ぴりり、ぴりりと、甘い愉悦が胸から湧き上がる。
『感じさせられる事』を目的に為に胸を弄られた事が無いネーアには、
その快楽はあまりにも甘く、そして嬉しかった。
「ああん……胸、気持ちいいよぅ……あんっ♪」
あまりにも甘い刺激に、それに負けないほど甘い声が出てしまう。
(べたべたするの、ちょっと気持ち悪いけど、あんっ、おむね、すごくきもちいい。
とろけちゃいそう♪)
化け物に抱いていた嫌悪感が、どんどん薄れていくのを感じる。
「あふっ……ああんっ……きゃん!?」
胸を揉み込んでいた触手が、自己主張し始めた乳首を掠める。
刺激的な桃色の快楽が、ネーアの胸から広がり、脳を焼く。
(うあぁ。気持ち良い……乳首、すごく感じちゃう♪)
「ああっ、ああんっ、はああっ、きゃん! お胸、いいっ。
お胸、きもちいいよ!」
――にちにちっ、にちゃっ、にちゃあっ。
両の乳首を同時に弄くられ、あまりの快楽に意識と視界が混濁する。
と、胸を弄くっていた触手の動きが止まる。
「あん……はあ、はあ、はあ……」
空虚感がネーアの心と胸を満たす。胸はこれで終わりらしい。
(でも、気持ちよかったぁ……)
456 名前:乙×風 :04/02/18 11:15 ID:PyQ/RQJ/
自慰などとは比べ物にならない程の充実感を噛み締めながら自分の体に目を通す。
「うあぁ……」
思わず声が出る。
気が付けば体中が粘液に塗れ、いやらしくてらてらと光り輝いていた。
(体中ベタベタ……髪も……ねちゃねちゃする。なんか、すっごいエッチ。
まるで、自分の体じゃないみたい。それに、)
「あはあ♪」
体中から、化け物と同じ甘い匂いが立ち上っている。
それは秘裂から溢れ出てる愛液の匂いと混じり、嗅いだだけで頭がどうにかなりそうだった。
(あ、れ?)
ふと気付く。愛液を垂らしている秘所だけは、粘液の洗礼を受けていない。
(どうしてだろう?)
と思った時。ネーアの考えを見透かしたように一本の触手が動いた。
――くちゅっ。
「あんっ」
いやらしい音を立てて肉の触手がその身を秘裂へと添えられる。
そしてくちゅくちゅと卑猥な音を立てながら上下に動き始めた。
「あっ!? あ! あ! ああ! きゃんっ! ちょっ、や、強過ぎるよう!」
扉の前で一度、吊り上げられた時にさら一度と絶頂を達していたネーアの女陰は、
酷く敏感になっており、彼女に鮮烈な快楽を送り込む。
吊り上げられた時とは比べ物にならない程の勢いとスピードで、粘液に濡れた身を、
瘤を、ネーアの淫核へと擦り付けた。
さっきの甘い快楽に心も体も蕩けさせていたネーアにとって、その快楽は辛い。
(ああっ! やだ! あそこ! こわれちゃう! そんなにきつくしたらあそこ壊れちゃう!)
快楽と言うより、強烈な痺れを伴った刺激に、ネーアは叫ぶ。
457 名前:乙×風 :04/02/18 11:16 ID:PyQ/RQJ/
「ひあっ! あ! あああっ! だ、だめえっ! それダメぇ! 辛いよお!
やめて! おねがいだからやめてぇ!」
だがネーアの意思とは裏腹に彼女の下の口からはとめどなく愛液が垂れ流れている。
当たり前だ。レアクトに散々痛めつけられたのだ。もうすでにマゾそのものである
ネーアにとって、苦痛すら快楽の要素なのだ。
このまま続ければいつかは、マゾの――黒い欲望にネーアはその身を浸し、
喘ぎ始めるだろう。
だが、
「あ……?」
触手がその動きを止めた。
(え、ど、どうして?)
蕩けかけた理性が安堵の息をつき、同時にマゾの本能が落胆の息をつく。
複雑な心持ちで、さっきまで自分の秘所を弄くっていた触手を見る。
糸を引きながら、肉ビラをはみ出している淫裂の前でそれは鎌首をもたげたまま硬直している。
まるでお預けを食らった犬のように。
(あっ、ひょっとして、わたしが『やめて』って言ったから?)
そんな馬鹿な。それじゃ、こんな化け物に、人語を理解できる訳がない。
まして、自分の言うことなどにわざわざ従うわけがない。
(そうだよ。そんなに都合のいい事、あるわけないよ…………でも、)
でも、もしこの化け物に知性が有れば?
もし自分の言うことを何でも聞いてくれるとしたら?
どくんっ、と淫らな期待に胸が高鳴る。
「……あ、あのね」
声が震える。
自分は今、人間としての最後の尊厳を、捨てようとしている。一線を超えようとしている。
458 名前:乙×風 :04/02/18 11:17 ID:PyQ/RQJ/
果たしてそれでいいのか。
(でも、でもっ。弄られたアソコ、どんどん切なくなってくる。じんじん疼いてくるの。
そ、それに、エッチになっていくのが、自分で止められないっ。気持ち良くなりたいっ)
すでに秘所からは多量の愛液が垂れ流れている。
きゅっ、と目を閉じた。
どうせ自分は真っ当な生活を送れないのだ。
自分には、死ぬか、メイド達に淫らな暴力を受けるか、娼婦になるか――その程度の選択肢しかない。
すでに落ちるところまで落ちているのだ。今更化け物に淫らなおねだりをしたところで何という事は無い。
言ってしまえ。言って、楽になってしまえ。
――本能が理性を追いやった。
「おねがいだから、もっと優しく、アソコを、私のオマンコを弄ってっ」
(ああ、私、言っちゃった、とうとう言っちゃった。化け物相手に、
はしたないおねだり、しちゃったんだっ)
あまりの背徳感に、背筋がぞわぞわと震えた。
胸の奥から黒い欲望が流れ込み、ネーアの心を淫らに染めていく。
触手がぶるぶると震える。胴と同じ肉色のした先端が膨らみ、口を開ける。
――くちゅるるるっ。
「あ、ああっ……」
開かれた先端から、まるでイソギンチャクのような繊毛が飛び出し、
ぞわぞわと蠢きながら粘液と甘い香りを垂れ流していた。
まるでそこに何匹ものミミズがのた打ち回っているよう。
ネーアは生理的嫌悪感を覚え、だがそれはすぐにも、黒い欲望によって被虐的な昂ぶりへと変えられる。
459 名前:乙×風 :04/02/18 11:18 ID:PyQ/RQJ/
触手は、ネーアのどろどろに濡れた股間に顔を近づけ、
――ねちゃあ。
「あんっ♪」
その多重の舌でネーアの秘裂を舐め上げる。
先程とは打って変わって甘ったるい刺激に、ネーアは媚びるような嬌声を上げた。
――ねちゃあ、ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ、ねちゃあっ。
「あんっ、あんっ、あっ、あんっ♪ それっ、いいっ♪ ああんっ♪ アソコ、ぴりぴりしてっ、
ねちょねちょしてっ、きもちいいようっ♪」
触手の舌は、ネーアの捲りあがった肉ビラを、その皺の溝まで丹念に舐め上げていく。
その度に脳みそが桃色になりそうな快楽が、ネーアの股間から愛液と一緒に溢れ出した。
「もっとぉ、もっと舐めてぇ、あんっ♪」
(ああっ、私っ、あんっ、この化け物に、平気で、えっちなことおねだりしてるっ)
そして触手はそのネーアのスケベな要望に答えるように、動きを激しくする。
肉ビラを複数の舌で、挟み、摘まみ、揉み洗うように舐め回す。
「あんっ、あんっ、あんっ♪ ああっ! ああんっ、ああんっ、ああんっ♪」
そして自己主張している敏感な肉の芽に、巻きついた。
「ひあああん!?」
巻きついた舌が、まるで宝石でも磨き上げるように、舐めしごかれる。
「ああっ! それ! それすごい! ああんっ! クリちゃん、びりびりするよう!」
(すごいっ! すごいのっ! すごすぎて、あたま、わるくなっちゃう!)
あまりにも強烈な快楽に腰が浮き、思考と視界が真っ白に染め上げられる。
許容量を超えた官能に体がぶるぶると震え、嬌声を上げる口から涎が垂れる。
「ああ! ああっ! ああんっ! あああっ!? イクぅ! わらしイっちゃう!
ああっ、ああああっ、きゃあああああぁぁぁぁん!」
――びくんっ! びくんっ!
体が痙攣する。体が逸れる。
460 名前:乙×風 :04/02/18 11:24 ID:PyQ/RQJ/
「ああっ! ……あああっ♪ ……はあっ……」
首がすわらなくなり、舌と涎を垂らしながら虚空を見つめる顔にメスの笑みが浮かんだ。
そのまま、はあっはあっ、と犬のように呼吸をする。
(すごっ、きもち、よかったあ♪)
余韻に浸る。
(オマンコがどろどろに蕩けそうに気持ちよくってぇ。クリちゃんがびりびり、ってなって)
「あはあぁ♪」
快楽を思い出してぶるぶると身震いする。
触手の粘液とネーアの淫液でてらてらになった女陰から、ごぽり、と愛液が噴出し、
彼女の股間をさらにべちょべちょに濡らす。
(ああっ、オマンコから、エッチなお汁が一杯出てくる。すごい、量。ひょっとして、
私、今までで一番感じてた?)
相手は化け物なのに。
その事実が、熱の冷めてきた体に、再び火を付ける。
淫乱な心がむくむくと鎌首をもたげ、黒い欲望がネーアの中で渦巻く。
(もっと、もっと気持ちよくなりたいぉ。エッチになりたいよお)
ネーアは、男が見ただけで股間を勃たせるほどの、淫靡な笑みを浮かべる。
その、娼婦顔負けの笑みを浮かべながら、
「ねえ……これで、終わりじゃ、ないよね?」
花の化け物に呼びかける。
応じるように。化け物がぞわぞわと蠢いた。そして、
――ごぽぽぽぽっ!
粘液を飛び散らせながら、空気の混じった下品な水音を響かせながら、
中心の穴から、それが飛び出した。
「きゃあ、あ、あ、あ、あぁんっ♪」
ネーアの股間を擦りつけるようにして現れたのは、巨大な、触手だった。
461 名前:乙×風 :04/02/18 11:25 ID:PyQ/RQJ/
(うっわあぁ……すご……)
肉色をした他の触手と違い乳白色のそれは、子供の腕程の太さを持っており、
男性器のようなエラが、何重にも張っていた。
これが、この触手の生殖器だと言う事が、ネーアにも分かった。
(おっきい。それに、このエラ、こんなので、オマンコの中掻き回されちゃったら、わたし、
壊れちゃうかもしれない)
グロテスクな生殖器に牝の本能が刺激され、それをうっとりと見つめてしまう。
と――生殖器が鎌首をもたげ、十字に切れ込みが入ったその先端をネーアの顔に軽く押し付けた。
それは、淫らな口付け。
「あんっ♪ ……ああっ♪」
途端に鼻腔内が今まで嗅いだ事の無いような匂いで満たされる。
(うわあっ、すごい匂い♪ 頭、くらくらしちゃうよぅ♪)
生臭くて、酸っぱくて、どこか甘い、芳香な香り。まるで、男の女の性液を混ぜ合わせて、
花の香りで割ったよう。
ふと、切れ込みから垂れる、白濁とした粘液が目に留まった。
(これ、やっぱり、あれ、かな?)
「はあ……はあ……はあ。はあ。はあっ」
想像するだけで鼓動が高まる。
(ど、どんな味、するのかな?)
「や、やだっ。わたし、何を考えてっ」
(で、でもっ、気になるよ、ね……?)
ごくりと、生唾を飲み込む。
「はあっ、はあっ、はあっ――ん……ぺちゃ、ちゅっ」
意を決したネーアが――否。淫らな欲望に負けた雌犬が、その生殖器に口付けした。
白濁液を、舐め取る。
(あああっ♪)
462 名前:乙×風 :04/02/18 11:26 ID:PyQ/RQJ/
生臭く芳香な香りが鼻腔を満たし、口の中に苦く、酸っぱく、そしてえぐい味が広がる。
鈍器で頭を殴打されたような衝撃が脳天を突き抜ける。
軽い眩暈がネーアを襲い――次の瞬間、彼女の理性が吹き飛んだ。
「あむっ、くちゅっ、ぺろっ、ぺろっ、ぴちゃっ、ちゅっ」
貪るように、目の前の白い触手の先端を舐めまわす。
(ああ、感じてるっ、この子、私に舐められて、感じてるっ。あぁ……うれしいよぉ♪)
無能者の自分が、こんな所で誰かの役に立てるなんて、夢にも思わなかった。
淫らなメイドは、びくびくと脈打つ生殖器にうっとりと目を細める。
その先端に舌を這わせ、わざと、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てながら舐めた。
生殖器の脈動が激しくなり、十字の切れ込みからは堰を切ったように白濁とした粘液が溢れ出す。
それを掬い取るように舐めると顔を傾け、エラの内側、亀頭の側面と、場所を移しながら淫らな奉仕を続ける。
「ぴちゃぴちゃぴちゃっ。れろれろっ。ぴちゃあっ、ぴちゃあっ」
その間にも次々と白濁とした液は流れ出し、ネーアの顔に淫らな化粧を施していった。
(あんっ♪ すごい、精液、どんどん溢れてくるぅ♪ それに――ああっ、すごい匂い♪ 鼻が曲がりそう♪)
すでに辺りには、女の体を強制的に発情させる甘い花の香りと、
生殖器の先走りが発する生臭い匂いが混ぜ合わされた、脳が蕩けそうな淫臭が漂っている。
その匂いに雌を高まらせたネーアは、口を広げ、触手の先端部分を口に含んだ。
「あむんっ。んむ、れろれろれろれろ。ちゅる、ちゅるるっ」
唾液をたっぷりと含めた舌をデタラメに動きまわし、溢れ出した粘液を啜る。
飲みきれなかった粘液がネーアの唾液と混じり、生殖器とネーアの唇の間から垂れ流れる。
(ああぁ。すごいくさいよう。すごい変な味がするよう。でも、でもね。わたし、
すっごい興奮してるっ。このくさい匂いも、この変な味も、大好きになってくるっ)
己の内から湧き上がる淫気に当てられ、ネーアは奉仕を続けながら股間を生殖器に擦りつけ始めた。
「んふっ――ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱっ。んふぅっ――れろれろっ――ぷはあ♪」
463 名前:乙×風 :04/02/18 11:27 ID:PyQ/RQJ/
鼻で息をするには苦しくなり、一度口を離す。
(ああ、すごい、びくびくしてる)
待ちきれないといった生殖器が、先走りをなすりつけるようにネーアの顔に擦り寄ってくる。
「あんっ♪ 分かってるよぅ」
(この子も、私と一緒で、すごく興奮してるんだぁ)
胸が理解不能の嬉しさで満たされ、すぐに興奮に取って代わる。息が荒ぶる。
「はあっ、はあっはあっ――んちゅっ」
口に含むと歓喜したように触手が口内で暴れまわる。
多重のエラを、ネーアの粘膜に擦りつけてくる。
「んん!? んちゅっ! くちゅっ! ちゅるっ! んふん!」
同調するようにネーアは、生殖器に密着させた腰を細かく揺すり、
「ちゅるっ、ぢゅるるるるっ!!」
切れ込みに唇を押し付け、思いっきり吸引した。
(あん♪)
生殖器の根元が大きく膨らむのを、擦りつけていた秘所で感じ取る。
その膨らみは、根元の方から先端へと移動し、
――ぶびゅるるるるるるるぅっ!! ぶびゅるるるるるるるぅっ!!
「んううううぅっ!?」
まるで勢いよく蛇口を捻ったように、精液が吐き出される。
のた打ちながらネーアの口の中に、ワイングラス半分程の量を吐き出すと、彼女の口の中から抜け出、
こんどはその欲情し真っ赤に染まった顔面に、未だに吹き出ているザーメンをぶちまける。
細められたホースの先から出る水のように、白濁とした粘液がネーアの顔面を、髪を、上半身を強く叩く。
(出てる! でてるっ! エッチなお汁、いっぱい出てるよぅ!)
「ん―――――――っ!」
464 名前:乙×風 :04/02/18 11:28 ID:PyQ/RQJ/
人肌と同じ温度を持ったその液体が、ネーアの上半身を白く、どろどろに染め上げた時、
やっと放出が終わる。
「――んんっ――ごくんっ」
口の中に入った分――その半分程を飲み下す。
「――げほっ! げほっ!」
直後に咳き込み、残った半分をだらしなく唇から垂らす。
(うっわぁ……体中べとべとだよぉ♪)
あごから、髪の先から、指の先端から、乳首の先端から――精液が糸を引きながら落ちていく。
はあはあと息を荒げて呼吸すると、吐き気のしそうな臭気がネーアの脳をシェイクした。
舌を伸ばし、口の周りを白く汚している粘液を舐め取る。
舌の上で転がし、くちゅくちゅと音を立てながら味わう。
「ああっ……あああっ♪」
鼻腔一杯に生臭く芳香な香りが広がり、口の中は生っぽく、えぐい味で満たされる。
(わたし、化け物のおちんちんを舐めちゃったんだぁ)
ぞくりとする。生殖器に密着させたアソコが切なく疼き、愛液を吐き出した。
「ね? 気持ちよかった? 私、おしゃぶりは上手だって誉められた事があるの♪」
白濁液でどろどろになった恍惚とした表情を浮かべながら化け物に尋ねる。
ぞわぞわと化け物が全ての触手を蠢かせた。
「そう、気持ちよかったんだね。あはぁ♪」
(どうしてかなぁ。この子の考えてる事、私本能的に分かっちゃう。不思議。
――そういえば。この子と私って似てるよね)
この化け物は、かつてウラヌスに封印された魔物だ。それがいつかは知らない、
どんな理由で封印されたのかも分からない。ただ、それから今までの間、ずっと
この場所に一人で閉じ込められていた。
465 名前:乙×風 :04/02/18 11:29 ID:PyQ/RQJ/
(私も、皆にたくさん迷惑掛けて、とうとう、『いらない』って『ここにお前の居場所なんか無い』
って言われた。友達も、居なくなって、愛する人にも、きっと嫌われた。もう、一人ぼっち。でも、)
もう一人じゃない。私にはこの子が居る。この子には私が居る。
世界から見放されたもの同士、二人で幸せになればいい。
お互い求め合っているのだから。
「ね、一つになろ?」
触手がざわめく。ネーアを拘束していた触手達が再び彼女の体を持ち上げる。
「あん♪」
四本の触手が脇と膝裏をゆっくりと持ち上げていく。
残りの触手が口を開き、ネーアの乳房を、股間を、茶色の窄まりを丁寧に舐め上げ、
彼女を昂ぶらせていく。
「はあ、はあ、はあ、はあっ、はあっ、はあっ!」
息が荒いのは、愛撫による官能のせいだけではない。
これから行われる、最も背徳的で、最も甘美な行為に、ネーアは興奮せざるをえない。
(はあっ、はあっ、もうすぐ、もうすぐだよ)
もうすぐ一つになれる。愛し合える。それは化け物が相手でもとても素敵な事に思えた。
持ち上げられた体は、ネーアの口元まで伸びていた触手より少し上の所で止まる。
眼下には、ぞわぞわと触手と体中を蠕動させる、肉の花が広がっている。
「はあっ! はあっ! はあっ! はあっ!」
向こうも、その瞬間を待ちわびている。それが分かるとますます興奮する。
化け物と同調するように息が荒くなる。
体が下降を始めた。
アソコに生殖器が近づく。
(早く。早く、はやく、はやくはやくぅ!)
心臓はまるで早鐘を打つよう。
そして、
466 名前:乙×風 :04/02/18 11:31 ID:PyQ/RQJ/
――くちゅ。
「ああぁん♪」
小陰唇に生殖器の先端が接触した。官能が股間から広がる。
触手は腕程もあるどの胴を、ゆっくりとネーアの中へと押し進めた。
(うああっ、入ってくるぅ、はいってくるようっ!)
ぎちぎちと膣を拡張しながら触手が押し入ってくる。捲りあがっていた肉ビラを再び女陰へと巻き込まれ、
限界まで引き伸ばされたピンク色の下の唇が、色を失って真っ白になっていく。
「ひっ、い!? だ、めっ! おおき……!」
(大きいっ! すごくおおきいっ! あそこ裂けちゃうよう!)
官能を感じていたのはほんの束の間。ネーアは膣内を拡張され、引き裂かれるような痛みに顔をしかめる。
だが肉の花は容赦なくネーアを拘束していた触手から力を抜いた。万有引力の法則に従い、生殖器が秘裂に食い込む。
――ぐちちちちちっ!
「きゃああああぁぁぁぁっっ!! 」
処女膜の残滓を押し退け、生殖器の先端が子宮口まで到達する。
初めて処女を散らされた時のような鮮烈な痛みが、ネーアを襲う。
今、持ち上がられたネーアの体重を、殆どが生殖器一本で支えている。子宮口がごりごりと削られる。
この瞬間、ネーアと化け物の肉体がようやく一つになった――だが、
(痛い、いたいようっ!)
ネーアが抗議の声を上げる間も無く、中空でピストン運動が始まる。
――ぐちっ! ぐちゅぅ――ぐちっ! ぐちゅぅ――ぐちっ!
「あああっ!! ひぐっ、いやあっ! はあっ! いだ、いたいっ! 止めて! とめてぇ!」
止まらない、生殖器は単調にピストンを続ける。
抜ける直前までモノを下へと引き、落ちてくるネーアの体を突き上げ、その体を持ち上げる。
その度に秘所から気を失ってしまう程の痛みが生まれる。
裂けてしまったのか、股間からは赤い液体が零れ落ちていた。
(いや、抜いて! 抜いて! 子宮も、アソコも、みんな壊れちゃう! 私、死んじゃうっ!)
467 名前:乙×風 :04/02/18 11:32 ID:PyQ/RQJ/
あまりの痛みに気が遠くなる。だが、すでにネーアの心に巣くう、どす黒い欲望が渦巻いていた。
「ああ! ふうっ――ひぎっ! はあっ――ああっ!」
――ずちゅぅっ! ぐちゅうっ――ずちゅぅっ! ぐちゅうっ――
注送が、滑らかになってくる。ネーアの股間からは、血以外の液体が溢れ出していた。
(いたいよぉ。んふ、お腹いっぱいでぇ、くるしいよう、息詰まりそうだよぅ、ふぅっ――でも、)
でも、痛いだけじゃない。肉のチューブを力任せに押し広げられる激痛の中に、膣壁を擦りつけられた時の、
じわあ、とした官能が混じっている。
「ああっ! ふうぅ――はあっ! ふうぅ――ああんっ!?」
突如、痛みに打ち震えていた二つの双方――その頂点に、別の触手が二本、舌を伸ばした。
上半身をぴりぴりとした愉悦が満たしていく。
(あんっ、アソコ、痛いのに! ひぐっ……お胸、気持ちいいよぅっ)
上半身と下半身の境目で、快楽と苦痛の境界線が引かれる。
「ふああぁ――ひぐっ! ああん――やんっ! うはあぁっ」
(ああっ! もう、痛くてっ、ひう! 気持ちよくてっ――あんっ、わけわかんないよ!)
だが、ネーアの体は煩悩に対して貪欲だ。上半身の快楽を味わっていると、
つられるように下半身の快楽が増大していく。
快楽と痛みの境界線が、どんどん曖昧になっていく。
女陰から流れ出る血液と愛液の量が、逆転していく。
「ああっ――はああん――あんっ――あああんっ」
気が付けば、下半身からも快楽ばかりが流れ込んでくる。
(あれ、もうあんまり、あんっ、痛くないよ? んっ、少し痛いけど――ふうっ、子宮を小突かれるの、
苦しいけど――はんっ――気持ちいい方が、おっきい)
――ぐちゅうっ、ぐちゅうっ、ぐちゅうっ!
股間からは、赤い色の血液が消え失せ、愛液と先走りの混じった、薄く白濁とした粘液だけが垂れ流れている。
(ああっ、わたしアソコから、いやらしいオマンコから、ああんっ、すごいエッチな音が、聞こえてくるっ)
淫らな本能に、再び火が灯る。
468 名前:乙×風 :04/02/18 11:32 ID:PyQ/RQJ/
痛みのせいで薄れていた、性交の生臭い匂いや、ぐちゅぐちゅという水音が、ネーアの鼻に、耳に、
そして心に流れ込んでくる。
どきどきと、心臓が興奮で高鳴る。
もっと淫らに、もっとエッチに、もっとスケベに、もっと淫乱に――そう思えてくる。
どんな痛みを受けても、どんな屈辱を受けても、黒い欲望が、マゾの魂が、それらを快楽に変えてしまう。
(それが、そんな変態さんが、この私、なんだっ、あはあ♪)
「ああんっ! ああんっ! あああんっ!」
(うああっ、すごいっ――あんっ、すごいようっ! エラが、たくさんのエラが、あああっ!
擦れてっ、ごつごつしてっ、あああっ! すてきぃ♪)
「ああんっ! もっとぉ! もっと、もっとぉ! あんっ! えぐってぇ、ついてぇ、私の中、
ぐちょぐちょにかき回してぇ!」
ネーアの淫らなおねだりに、化け物が答える。
ピストンをさらに苛烈に、そして緩急を付け、角度を変え、そしてのたうつ。
――ぶじゅうっ! ぶじゅうっ! ぶじゅうっ! ぶじゅうううぅ――ぶじゅぅっ!!
「あああんっ!? それ、それいい! ああん! ああん! ああんっ!」
股間から垂れ流れる粘液は、ネーアの本気汁と化け物の先走りで真っ白になり、下品な音を立てている。
蕩けそうな官能が下半身を満たし、甘い愉悦となって全身へと広がっていく。
生殖器が出し入れされる度に、多重のエラに引き伸ばされた肉ビラが巻き込まれ、吐き出される。
ごりごりと肉パイプの壁を削りとって行く。
「ああん! ああん! ああんっ! はあっ、はあっ! あん、あん、あん、あんっ!」
あまりの快楽に膣を、きゅう、と締め付けてしまう。
「はんっ」
(ああっ、この子のおちん○ん、ビクビクしてるっ、だすんだぁ、私の中に、精液、だしちゃうんだぁ。
あはあ♪ さっきみたいにぃ、たくさん出されちゃうんだぁ。ああんっ)
あの生臭い体液が自分の腹の中を汚していくかと思うと、それだけでぞくぞくする。そしてなにより、
(赤ちゃん、産んじゃうのかなぁ)
469 名前:乙×風 :04/02/18 11:34 ID:PyQ/RQJ/
「あああんっ」
その考えに心が、体が、心地良い背徳感で満たされる。
どす黒い欲望が、歓喜に打ち震える。
「出して! 出してぇ! 私の中、あなたの精液でいっぱいにしてぇ!」
――じゅぶうっ! じゅぶうっ! じゅぶうっ! じゅぶううぅぅっ!!
「きゃああああああん!!」
ピストンが止まり、子宮口に生殖器を押し付けられる。
同時に両の乳首に触手が食らい付き、じうううううっ、と音を立てながら吸った。
「ああ! すごい! イクっ! イっちゃう! わらし、イクううぅぅっ!
あああああああぁぁぁぁあぁあぁぁぁあんんんん!!」
オルガズムを迎え、中空で体が痙攣する。
膣がぞわぞわと蠢き、化け物の生殖器を締め付ける。
その動きに負けないように、生殖器の胴が膨らむ。
(ああっ! あああっ! ああぁぁぁあっ♪)
官能の絶頂を味わいながら、次の瞬間に訪れる最高の背徳と歓喜に打ち震える。
そして、生殖器の先端が、膨らんだ。
――びゅるるるるるるるうっ!! びゅるるるるるるるうっ!!
「んあああぁぁあああああぁぁあああぁぁぁぁあっ!!」
(出てる、出てるよう!)
化け物の発情臭によってその口を開いた子宮の中に、文字通り白濁液が注がれる。
「あついっ! あついよう! おなか、あついぃっ!」
(ああ、また、イっちゃう! イっちゃうようっ!)
子宮壁を打つその灼熱感に、再び絶頂に達する。
ネーアが連続絶頂を味わう間に、子宮は白濁液で満たされ、容量を越えた分の精液が膣と、
未だに膨らんでいる生殖器の間を押し通り、股間から出て行く。
――びゅううっ! びゅううっ!
470 名前:乙×風 :04/02/18 11:35 ID:PyQ/RQJ/
子宮が、膣が、痙攣する度に、まるで射精でもするかのように女陰からザーメンが吐き出される。
(出る、まだ出てるぅ! あああ! イクの、とまらないよぉ!!)
それでも化け物は射精を止めない。
そんな時だった。
――びゅるるるるるるうっ!! びゅるるるるるるうっ!! ――ごぽっ。
「ああああぁぁぁぁぁああぁぁっっ!?」
精液に混じり、眼球ほどの大きさをした固形物が、子宮へと流れ込む。
(今っ、なにか、なにか入ってきたよう!)
得体の知れない物を女性の最も重要な器官に吐き出され、嫌悪と恐怖と、そしてそれ以上の背徳感を覚える。
射精が止まった。
「あああっ……あああっ…………はあっ、はあっ、はあっ」
犬のようにしたと涎を垂らしながら絶頂の余韻に打ち震える。
歓喜の表情を浮かべながら、女陰からこぼれた精液が股下を熱く濡らしていく感触を味わう。
(ああ、精液、熱いよお。あは、気持ちいぃ)
471 名前:乙×風 :04/02/18 11:36 ID:PyQ/RQJ/
ネーアが余韻を楽しんでいると、挿入したままの生殖器が元の鞘へと戻っていく。
「きゃん!?」
自然と、ネーアの体も下降し、
――べちょぅっ。
湿って音を立てながら、性交の証である二人の粘液に濡れる、化け物の中心部に尻が付く。
生殖器の下降が止まった。まだ、二人は繋がっている。
自分の股間を見て、それを確かめると、ネーアはくすりと笑う。
「一緒に、なれたね」
(最初はすごく痛かったけど、後の方はもう、凄かった)
「やん♪」
快楽を思い出してぞわりとする。
その体を周りの触手が優しく、包み込むように絡まってきた。
(あっ――温かい)
「もう、一人じゃないんだよね。あなたも、私も」
肯定するかのように肉の花が蠕動した。
「あんっ。うん、これからは、二人で一杯幸せになろうね。えと――」
(そう言えば、私、この子の名前、分からない――あ、でも、名前が分からなくとも)
「……御主人様」
ぽつりと呟く。
(そうだよ。私はメイドなんだから)
そう、人間外のものに、犯される為の、淫らで、畜生以下の、メイド。
「あなたは、私の新しい御主人様です。これからも、一杯一杯、可愛がってくださいね♪」
その時彼女が浮かべた笑顔は、今まで歩んできた人生の中で最も明るく、そして妖艶だった。
<肉の花>
ネーアは呆然と目の前の生き物を見上げた。
分かり易く言えば花のような形状をしている。
肉の地面に肉の根をいくつも張り巡らせ、花弁を閉じ、つぼみの状態だ。
地面からつぼみの先端までは二メートル以上は有り、かなりの巨体だ。
人一人くらいならこの中に入ってしまうのではないだろうか。
(中に入って――どうなるんだろう?)
ざわり、と心の中の闇が蠢く。
「――あ」
ネーアの心に呼応するように目の前の肉の花がぶるるっ、と蠕動する。
――にちゃああぁぁぁ。
混濁した霞がかった視界の中で、ゆっくりと目の前の魔物が花を開いていく。
四つの花弁が開く。むせ返るような甘い匂いが膨れ上がり、
ネーアの意識を更に混濁させる。
花弁を広げたその姿は直径三メートルを超えている。花弁の内側は
血管のようなものが張り巡され、不気味に波打っている。
雌しべがある所には、肉色をした拳大ほどの穴が空いているだけで、
その穴を取り囲むように、計十二個の親指大の瘤が並んでいた。
突如瘤が膨らむと、ぶしゅううう、と音を立てながら、色付きの霞を噴出す。
匂いの発生源はこれだった。
その醜悪な姿は見るもの全てに嫌悪感と未知なる物への恐怖を抱かせる。
だが今のネーアの精神状態は普通ではない。
メイド達に精神を追い詰められ、そしてこの化け物が放つ臭気に、
脳を蕩けさせられているのだ。
(きれい……)
452 名前:乙×風 :04/02/18 11:11 ID:PyQ/RQJ/
――ぶじゅるるるっ!
「あっ……?」
ネーアの感情に答えるように、中心部に有った十二の瘤が、
文字通り一斉に飛び出してきた。
瘤はのた打ち回る触手となって、ネーアに絡み付いていく。
ネーアはその光景を呆然と見ながら、なされるがままに、身体を拘束されていった。
「んっ……ぁんっ……」
剥き出しの肌の上で触手が這い回る度に、敏感になった肌が快楽を覚える。
「ああっ!……んっ……あっ……はあぁん!……」
触手の胴には赤子の指ほどの小さな瘤があり、それが乳首や股間に擦れる度に、
ネーアは目も眩むような快楽を感じた。
にちゃにちゃと、音を立てながらネーアの体を触手が這いずり回る。
だがそのびちゃびちゃに濡れた蛇が前身を這いまわるような、身の毛もよだつ感触に、
流石のネーアも嫌悪感を覚えられずにはいられない。
(気持ち良いけど、気持ち悪い)
その裸身が、瘤から湧き出た透明の粘液にぬらぬらと輝き始めた時、
ネーアは触手によってがんじがらめにされていた。
(もう、逃げられない)
逃げるチャンスは無い。自分はこの花の化け物に食べられてしまう。
きっと真中の穴が口になっていて自分を丸呑みするのだ。
ぞくり、と背中が震え、鼓動が早くなる。でもそれは恐怖によるものではない。
「――ああん!」
わきの下に、膝の下に、そして股下に絡まっていた触手が、ネーアの体を持ち上げる。
M字型に足が開脚されながら地面から足が離れる。
万有引力の法則にしたがって秘裂に触手が食い込んでいく。
453 名前:乙×風 :04/02/18 11:13 ID:PyQ/RQJ/
「ああ! だめぇっ、くいこんでるようっ! ひああんっ!? あ、当たってる!
く、クリちゃんに、瘤々があたってるよう!」
割開かれた秘裂でひっそりと自己主張をしている淫核に、重力のせいで少しづつ
ずれてくる触手が擦りつけられる。ごつごつとした瘤が、小陰唇を捲り上げ、
快楽神経の中枢を無情にこねくり回す。
「あ! ああぁぁ! ……きゃん!? あはああああぁ!」
淫核が触手の胴に舐め上げられ、ジーンとしたと快楽に耐えていると、
突如瘤が淫核を掠め、頭がまっしろになるような刺激が全身を駆け回る。
がくがくと体が震える。淫核を襲う刺激のタイミングが不規則で、
心の準備すら出来ずに、ただ快楽に翻弄されるしかない。
すでにネーアの内股は触手が分泌する粘液とは別のモノが溢れ、
淫らな匂いを放っている。
肌が朱に染まり、汗が滲み出る。心の中のメスがどんどんと昂ぶる。
眉を八の字にたわませながら、目が欲情に潤む。口の端から涎が垂れた。
「あっ! だめっ! 強い、つよすぎるよぉ! ああ!?
あああああぁぁぁっ!!」
ちょうどネーアの体が化け物の真上辺りに来た時、彼女はあっさりと絶頂に達した。
びくんっ、びくんっ、と空中で固定された体が痙攣する。
その度に淫裂から愛液から噴出し、花弁の上に淫らなおもらしをする。
「ああっ! はあっ! はあっ、はあっ……はあ――ぁんっ」
絶頂の余韻に震える体が、拘束されたまま花の上――中心部へと下ろされる。
赤く高揚した尻が、腿肉が、粘液にまみれた花弁に触れてべちゃりと、音が鳴った。
鼻腔を満たす甘い匂いが更に強くなる。
まるで、香油と愛液をぐちょぐちょに混ぜ合わせて、煮詰めたような匂い。
その匂いに頭がくらくらする。
454 名前:乙×風 :04/02/18 11:14 ID:PyQ/RQJ/
「はあ……はあ……はあ……」
息が再び荒くなる。イったばかりなのに、心が欲情にざわめいた。
(どうして?)
これからこの化け物に食われてしまうかもしれないのに、
心と体はひたすら高まっていく。
期待と興奮で胸がどきどきしてくる。
(どうして、わたし、こんなにドキドキしてるの? 興奮してるの?
一体、何を期待しているの?)
そんなのは分かりきっている。
そしてこの化け物は、自分を食い殺す事はないと言う事も。
本能が、メスの本能がネーアにそれを教えた。
――この化け物は、自分を犯すのだと。
どくんっ、と心臓が脈打つ。
(どうして? わたし、こんな化け物に犯されるのに、欲情してるっ)
霞がかった目で自分が座る肉の花を見ると、辺りに張り巡らされた血管が、
瘤が、糸を引く粘液が、さらに細かに見える。
全ての人間に生理的嫌悪を与えそうなディティールだ。
思わず目を逸らそうとした時、触手が動いた。
「あん!?」
女の子座りをしたネーアの体を、ゆっくりと這い回る。
(あんっ、べたべたした汁、んっ、塗りつけられてるっ)
触手は甘い匂いを発するその液体を、ネーアの隅々に塗り込み、伸ばし、広げていく。
「あっ……んあんっ……はあ、はあ……きゃんっ」
(べたべたして、んっ、糸引いてるよう、きゃんっ、でも、)
――でも、気持ちいい、かも。
455 名前:乙×風 :04/02/18 11:15 ID:PyQ/RQJ/
丹念に粘液を塗り込んでいく触手は、ネーアの小ぶりな胸も、
鎖骨も、うなじも、へそも、耳朶も、内股も、指の間も、髪すらも、
彼女の全身に等しくその行為を加えていく。
胸が優しく、だが執拗なまでに粘液を塗り込まれ、揉まれる。
レアクトのように跡が残るほど乱暴に揉みしだくのではなく、
女の性感帯を掘り起こすような動き。
ぴりり、ぴりりと、甘い愉悦が胸から湧き上がる。
『感じさせられる事』を目的に為に胸を弄られた事が無いネーアには、
その快楽はあまりにも甘く、そして嬉しかった。
「ああん……胸、気持ちいいよぅ……あんっ♪」
あまりにも甘い刺激に、それに負けないほど甘い声が出てしまう。
(べたべたするの、ちょっと気持ち悪いけど、あんっ、おむね、すごくきもちいい。
とろけちゃいそう♪)
化け物に抱いていた嫌悪感が、どんどん薄れていくのを感じる。
「あふっ……ああんっ……きゃん!?」
胸を揉み込んでいた触手が、自己主張し始めた乳首を掠める。
刺激的な桃色の快楽が、ネーアの胸から広がり、脳を焼く。
(うあぁ。気持ち良い……乳首、すごく感じちゃう♪)
「ああっ、ああんっ、はああっ、きゃん! お胸、いいっ。
お胸、きもちいいよ!」
――にちにちっ、にちゃっ、にちゃあっ。
両の乳首を同時に弄くられ、あまりの快楽に意識と視界が混濁する。
と、胸を弄くっていた触手の動きが止まる。
「あん……はあ、はあ、はあ……」
空虚感がネーアの心と胸を満たす。胸はこれで終わりらしい。
(でも、気持ちよかったぁ……)
456 名前:乙×風 :04/02/18 11:15 ID:PyQ/RQJ/
自慰などとは比べ物にならない程の充実感を噛み締めながら自分の体に目を通す。
「うあぁ……」
思わず声が出る。
気が付けば体中が粘液に塗れ、いやらしくてらてらと光り輝いていた。
(体中ベタベタ……髪も……ねちゃねちゃする。なんか、すっごいエッチ。
まるで、自分の体じゃないみたい。それに、)
「あはあ♪」
体中から、化け物と同じ甘い匂いが立ち上っている。
それは秘裂から溢れ出てる愛液の匂いと混じり、嗅いだだけで頭がどうにかなりそうだった。
(あ、れ?)
ふと気付く。愛液を垂らしている秘所だけは、粘液の洗礼を受けていない。
(どうしてだろう?)
と思った時。ネーアの考えを見透かしたように一本の触手が動いた。
――くちゅっ。
「あんっ」
いやらしい音を立てて肉の触手がその身を秘裂へと添えられる。
そしてくちゅくちゅと卑猥な音を立てながら上下に動き始めた。
「あっ!? あ! あ! ああ! きゃんっ! ちょっ、や、強過ぎるよう!」
扉の前で一度、吊り上げられた時にさら一度と絶頂を達していたネーアの女陰は、
酷く敏感になっており、彼女に鮮烈な快楽を送り込む。
吊り上げられた時とは比べ物にならない程の勢いとスピードで、粘液に濡れた身を、
瘤を、ネーアの淫核へと擦り付けた。
さっきの甘い快楽に心も体も蕩けさせていたネーアにとって、その快楽は辛い。
(ああっ! やだ! あそこ! こわれちゃう! そんなにきつくしたらあそこ壊れちゃう!)
快楽と言うより、強烈な痺れを伴った刺激に、ネーアは叫ぶ。
457 名前:乙×風 :04/02/18 11:16 ID:PyQ/RQJ/
「ひあっ! あ! あああっ! だ、だめえっ! それダメぇ! 辛いよお!
やめて! おねがいだからやめてぇ!」
だがネーアの意思とは裏腹に彼女の下の口からはとめどなく愛液が垂れ流れている。
当たり前だ。レアクトに散々痛めつけられたのだ。もうすでにマゾそのものである
ネーアにとって、苦痛すら快楽の要素なのだ。
このまま続ければいつかは、マゾの――黒い欲望にネーアはその身を浸し、
喘ぎ始めるだろう。
だが、
「あ……?」
触手がその動きを止めた。
(え、ど、どうして?)
蕩けかけた理性が安堵の息をつき、同時にマゾの本能が落胆の息をつく。
複雑な心持ちで、さっきまで自分の秘所を弄くっていた触手を見る。
糸を引きながら、肉ビラをはみ出している淫裂の前でそれは鎌首をもたげたまま硬直している。
まるでお預けを食らった犬のように。
(あっ、ひょっとして、わたしが『やめて』って言ったから?)
そんな馬鹿な。それじゃ、こんな化け物に、人語を理解できる訳がない。
まして、自分の言うことなどにわざわざ従うわけがない。
(そうだよ。そんなに都合のいい事、あるわけないよ…………でも、)
でも、もしこの化け物に知性が有れば?
もし自分の言うことを何でも聞いてくれるとしたら?
どくんっ、と淫らな期待に胸が高鳴る。
「……あ、あのね」
声が震える。
自分は今、人間としての最後の尊厳を、捨てようとしている。一線を超えようとしている。
458 名前:乙×風 :04/02/18 11:17 ID:PyQ/RQJ/
果たしてそれでいいのか。
(でも、でもっ。弄られたアソコ、どんどん切なくなってくる。じんじん疼いてくるの。
そ、それに、エッチになっていくのが、自分で止められないっ。気持ち良くなりたいっ)
すでに秘所からは多量の愛液が垂れ流れている。
きゅっ、と目を閉じた。
どうせ自分は真っ当な生活を送れないのだ。
自分には、死ぬか、メイド達に淫らな暴力を受けるか、娼婦になるか――その程度の選択肢しかない。
すでに落ちるところまで落ちているのだ。今更化け物に淫らなおねだりをしたところで何という事は無い。
言ってしまえ。言って、楽になってしまえ。
――本能が理性を追いやった。
「おねがいだから、もっと優しく、アソコを、私のオマンコを弄ってっ」
(ああ、私、言っちゃった、とうとう言っちゃった。化け物相手に、
はしたないおねだり、しちゃったんだっ)
あまりの背徳感に、背筋がぞわぞわと震えた。
胸の奥から黒い欲望が流れ込み、ネーアの心を淫らに染めていく。
触手がぶるぶると震える。胴と同じ肉色のした先端が膨らみ、口を開ける。
――くちゅるるるっ。
「あ、ああっ……」
開かれた先端から、まるでイソギンチャクのような繊毛が飛び出し、
ぞわぞわと蠢きながら粘液と甘い香りを垂れ流していた。
まるでそこに何匹ものミミズがのた打ち回っているよう。
ネーアは生理的嫌悪感を覚え、だがそれはすぐにも、黒い欲望によって被虐的な昂ぶりへと変えられる。
459 名前:乙×風 :04/02/18 11:18 ID:PyQ/RQJ/
触手は、ネーアのどろどろに濡れた股間に顔を近づけ、
――ねちゃあ。
「あんっ♪」
その多重の舌でネーアの秘裂を舐め上げる。
先程とは打って変わって甘ったるい刺激に、ネーアは媚びるような嬌声を上げた。
――ねちゃあ、ねちゃ、ねちゃ、ねちゃ、ねちゃあっ。
「あんっ、あんっ、あっ、あんっ♪ それっ、いいっ♪ ああんっ♪ アソコ、ぴりぴりしてっ、
ねちょねちょしてっ、きもちいいようっ♪」
触手の舌は、ネーアの捲りあがった肉ビラを、その皺の溝まで丹念に舐め上げていく。
その度に脳みそが桃色になりそうな快楽が、ネーアの股間から愛液と一緒に溢れ出した。
「もっとぉ、もっと舐めてぇ、あんっ♪」
(ああっ、私っ、あんっ、この化け物に、平気で、えっちなことおねだりしてるっ)
そして触手はそのネーアのスケベな要望に答えるように、動きを激しくする。
肉ビラを複数の舌で、挟み、摘まみ、揉み洗うように舐め回す。
「あんっ、あんっ、あんっ♪ ああっ! ああんっ、ああんっ、ああんっ♪」
そして自己主張している敏感な肉の芽に、巻きついた。
「ひあああん!?」
巻きついた舌が、まるで宝石でも磨き上げるように、舐めしごかれる。
「ああっ! それ! それすごい! ああんっ! クリちゃん、びりびりするよう!」
(すごいっ! すごいのっ! すごすぎて、あたま、わるくなっちゃう!)
あまりにも強烈な快楽に腰が浮き、思考と視界が真っ白に染め上げられる。
許容量を超えた官能に体がぶるぶると震え、嬌声を上げる口から涎が垂れる。
「ああ! ああっ! ああんっ! あああっ!? イクぅ! わらしイっちゃう!
ああっ、ああああっ、きゃあああああぁぁぁぁん!」
――びくんっ! びくんっ!
体が痙攣する。体が逸れる。
460 名前:乙×風 :04/02/18 11:24 ID:PyQ/RQJ/
「ああっ! ……あああっ♪ ……はあっ……」
首がすわらなくなり、舌と涎を垂らしながら虚空を見つめる顔にメスの笑みが浮かんだ。
そのまま、はあっはあっ、と犬のように呼吸をする。
(すごっ、きもち、よかったあ♪)
余韻に浸る。
(オマンコがどろどろに蕩けそうに気持ちよくってぇ。クリちゃんがびりびり、ってなって)
「あはあぁ♪」
快楽を思い出してぶるぶると身震いする。
触手の粘液とネーアの淫液でてらてらになった女陰から、ごぽり、と愛液が噴出し、
彼女の股間をさらにべちょべちょに濡らす。
(ああっ、オマンコから、エッチなお汁が一杯出てくる。すごい、量。ひょっとして、
私、今までで一番感じてた?)
相手は化け物なのに。
その事実が、熱の冷めてきた体に、再び火を付ける。
淫乱な心がむくむくと鎌首をもたげ、黒い欲望がネーアの中で渦巻く。
(もっと、もっと気持ちよくなりたいぉ。エッチになりたいよお)
ネーアは、男が見ただけで股間を勃たせるほどの、淫靡な笑みを浮かべる。
その、娼婦顔負けの笑みを浮かべながら、
「ねえ……これで、終わりじゃ、ないよね?」
花の化け物に呼びかける。
応じるように。化け物がぞわぞわと蠢いた。そして、
――ごぽぽぽぽっ!
粘液を飛び散らせながら、空気の混じった下品な水音を響かせながら、
中心の穴から、それが飛び出した。
「きゃあ、あ、あ、あ、あぁんっ♪」
ネーアの股間を擦りつけるようにして現れたのは、巨大な、触手だった。
461 名前:乙×風 :04/02/18 11:25 ID:PyQ/RQJ/
(うっわあぁ……すご……)
肉色をした他の触手と違い乳白色のそれは、子供の腕程の太さを持っており、
男性器のようなエラが、何重にも張っていた。
これが、この触手の生殖器だと言う事が、ネーアにも分かった。
(おっきい。それに、このエラ、こんなので、オマンコの中掻き回されちゃったら、わたし、
壊れちゃうかもしれない)
グロテスクな生殖器に牝の本能が刺激され、それをうっとりと見つめてしまう。
と――生殖器が鎌首をもたげ、十字に切れ込みが入ったその先端をネーアの顔に軽く押し付けた。
それは、淫らな口付け。
「あんっ♪ ……ああっ♪」
途端に鼻腔内が今まで嗅いだ事の無いような匂いで満たされる。
(うわあっ、すごい匂い♪ 頭、くらくらしちゃうよぅ♪)
生臭くて、酸っぱくて、どこか甘い、芳香な香り。まるで、男の女の性液を混ぜ合わせて、
花の香りで割ったよう。
ふと、切れ込みから垂れる、白濁とした粘液が目に留まった。
(これ、やっぱり、あれ、かな?)
「はあ……はあ……はあ。はあ。はあっ」
想像するだけで鼓動が高まる。
(ど、どんな味、するのかな?)
「や、やだっ。わたし、何を考えてっ」
(で、でもっ、気になるよ、ね……?)
ごくりと、生唾を飲み込む。
「はあっ、はあっ、はあっ――ん……ぺちゃ、ちゅっ」
意を決したネーアが――否。淫らな欲望に負けた雌犬が、その生殖器に口付けした。
白濁液を、舐め取る。
(あああっ♪)
462 名前:乙×風 :04/02/18 11:26 ID:PyQ/RQJ/
生臭く芳香な香りが鼻腔を満たし、口の中に苦く、酸っぱく、そしてえぐい味が広がる。
鈍器で頭を殴打されたような衝撃が脳天を突き抜ける。
軽い眩暈がネーアを襲い――次の瞬間、彼女の理性が吹き飛んだ。
「あむっ、くちゅっ、ぺろっ、ぺろっ、ぴちゃっ、ちゅっ」
貪るように、目の前の白い触手の先端を舐めまわす。
(ああ、感じてるっ、この子、私に舐められて、感じてるっ。あぁ……うれしいよぉ♪)
無能者の自分が、こんな所で誰かの役に立てるなんて、夢にも思わなかった。
淫らなメイドは、びくびくと脈打つ生殖器にうっとりと目を細める。
その先端に舌を這わせ、わざと、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てながら舐めた。
生殖器の脈動が激しくなり、十字の切れ込みからは堰を切ったように白濁とした粘液が溢れ出す。
それを掬い取るように舐めると顔を傾け、エラの内側、亀頭の側面と、場所を移しながら淫らな奉仕を続ける。
「ぴちゃぴちゃぴちゃっ。れろれろっ。ぴちゃあっ、ぴちゃあっ」
その間にも次々と白濁とした液は流れ出し、ネーアの顔に淫らな化粧を施していった。
(あんっ♪ すごい、精液、どんどん溢れてくるぅ♪ それに――ああっ、すごい匂い♪ 鼻が曲がりそう♪)
すでに辺りには、女の体を強制的に発情させる甘い花の香りと、
生殖器の先走りが発する生臭い匂いが混ぜ合わされた、脳が蕩けそうな淫臭が漂っている。
その匂いに雌を高まらせたネーアは、口を広げ、触手の先端部分を口に含んだ。
「あむんっ。んむ、れろれろれろれろ。ちゅる、ちゅるるっ」
唾液をたっぷりと含めた舌をデタラメに動きまわし、溢れ出した粘液を啜る。
飲みきれなかった粘液がネーアの唾液と混じり、生殖器とネーアの唇の間から垂れ流れる。
(ああぁ。すごいくさいよう。すごい変な味がするよう。でも、でもね。わたし、
すっごい興奮してるっ。このくさい匂いも、この変な味も、大好きになってくるっ)
己の内から湧き上がる淫気に当てられ、ネーアは奉仕を続けながら股間を生殖器に擦りつけ始めた。
「んふっ――ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱっ。んふぅっ――れろれろっ――ぷはあ♪」
463 名前:乙×風 :04/02/18 11:27 ID:PyQ/RQJ/
鼻で息をするには苦しくなり、一度口を離す。
(ああ、すごい、びくびくしてる)
待ちきれないといった生殖器が、先走りをなすりつけるようにネーアの顔に擦り寄ってくる。
「あんっ♪ 分かってるよぅ」
(この子も、私と一緒で、すごく興奮してるんだぁ)
胸が理解不能の嬉しさで満たされ、すぐに興奮に取って代わる。息が荒ぶる。
「はあっ、はあっはあっ――んちゅっ」
口に含むと歓喜したように触手が口内で暴れまわる。
多重のエラを、ネーアの粘膜に擦りつけてくる。
「んん!? んちゅっ! くちゅっ! ちゅるっ! んふん!」
同調するようにネーアは、生殖器に密着させた腰を細かく揺すり、
「ちゅるっ、ぢゅるるるるっ!!」
切れ込みに唇を押し付け、思いっきり吸引した。
(あん♪)
生殖器の根元が大きく膨らむのを、擦りつけていた秘所で感じ取る。
その膨らみは、根元の方から先端へと移動し、
――ぶびゅるるるるるるるぅっ!! ぶびゅるるるるるるるぅっ!!
「んううううぅっ!?」
まるで勢いよく蛇口を捻ったように、精液が吐き出される。
のた打ちながらネーアの口の中に、ワイングラス半分程の量を吐き出すと、彼女の口の中から抜け出、
こんどはその欲情し真っ赤に染まった顔面に、未だに吹き出ているザーメンをぶちまける。
細められたホースの先から出る水のように、白濁とした粘液がネーアの顔面を、髪を、上半身を強く叩く。
(出てる! でてるっ! エッチなお汁、いっぱい出てるよぅ!)
「ん―――――――っ!」
464 名前:乙×風 :04/02/18 11:28 ID:PyQ/RQJ/
人肌と同じ温度を持ったその液体が、ネーアの上半身を白く、どろどろに染め上げた時、
やっと放出が終わる。
「――んんっ――ごくんっ」
口の中に入った分――その半分程を飲み下す。
「――げほっ! げほっ!」
直後に咳き込み、残った半分をだらしなく唇から垂らす。
(うっわぁ……体中べとべとだよぉ♪)
あごから、髪の先から、指の先端から、乳首の先端から――精液が糸を引きながら落ちていく。
はあはあと息を荒げて呼吸すると、吐き気のしそうな臭気がネーアの脳をシェイクした。
舌を伸ばし、口の周りを白く汚している粘液を舐め取る。
舌の上で転がし、くちゅくちゅと音を立てながら味わう。
「ああっ……あああっ♪」
鼻腔一杯に生臭く芳香な香りが広がり、口の中は生っぽく、えぐい味で満たされる。
(わたし、化け物のおちんちんを舐めちゃったんだぁ)
ぞくりとする。生殖器に密着させたアソコが切なく疼き、愛液を吐き出した。
「ね? 気持ちよかった? 私、おしゃぶりは上手だって誉められた事があるの♪」
白濁液でどろどろになった恍惚とした表情を浮かべながら化け物に尋ねる。
ぞわぞわと化け物が全ての触手を蠢かせた。
「そう、気持ちよかったんだね。あはぁ♪」
(どうしてかなぁ。この子の考えてる事、私本能的に分かっちゃう。不思議。
――そういえば。この子と私って似てるよね)
この化け物は、かつてウラヌスに封印された魔物だ。それがいつかは知らない、
どんな理由で封印されたのかも分からない。ただ、それから今までの間、ずっと
この場所に一人で閉じ込められていた。
465 名前:乙×風 :04/02/18 11:29 ID:PyQ/RQJ/
(私も、皆にたくさん迷惑掛けて、とうとう、『いらない』って『ここにお前の居場所なんか無い』
って言われた。友達も、居なくなって、愛する人にも、きっと嫌われた。もう、一人ぼっち。でも、)
もう一人じゃない。私にはこの子が居る。この子には私が居る。
世界から見放されたもの同士、二人で幸せになればいい。
お互い求め合っているのだから。
「ね、一つになろ?」
触手がざわめく。ネーアを拘束していた触手達が再び彼女の体を持ち上げる。
「あん♪」
四本の触手が脇と膝裏をゆっくりと持ち上げていく。
残りの触手が口を開き、ネーアの乳房を、股間を、茶色の窄まりを丁寧に舐め上げ、
彼女を昂ぶらせていく。
「はあ、はあ、はあ、はあっ、はあっ、はあっ!」
息が荒いのは、愛撫による官能のせいだけではない。
これから行われる、最も背徳的で、最も甘美な行為に、ネーアは興奮せざるをえない。
(はあっ、はあっ、もうすぐ、もうすぐだよ)
もうすぐ一つになれる。愛し合える。それは化け物が相手でもとても素敵な事に思えた。
持ち上げられた体は、ネーアの口元まで伸びていた触手より少し上の所で止まる。
眼下には、ぞわぞわと触手と体中を蠕動させる、肉の花が広がっている。
「はあっ! はあっ! はあっ! はあっ!」
向こうも、その瞬間を待ちわびている。それが分かるとますます興奮する。
化け物と同調するように息が荒くなる。
体が下降を始めた。
アソコに生殖器が近づく。
(早く。早く、はやく、はやくはやくぅ!)
心臓はまるで早鐘を打つよう。
そして、
466 名前:乙×風 :04/02/18 11:31 ID:PyQ/RQJ/
――くちゅ。
「ああぁん♪」
小陰唇に生殖器の先端が接触した。官能が股間から広がる。
触手は腕程もあるどの胴を、ゆっくりとネーアの中へと押し進めた。
(うああっ、入ってくるぅ、はいってくるようっ!)
ぎちぎちと膣を拡張しながら触手が押し入ってくる。捲りあがっていた肉ビラを再び女陰へと巻き込まれ、
限界まで引き伸ばされたピンク色の下の唇が、色を失って真っ白になっていく。
「ひっ、い!? だ、めっ! おおき……!」
(大きいっ! すごくおおきいっ! あそこ裂けちゃうよう!)
官能を感じていたのはほんの束の間。ネーアは膣内を拡張され、引き裂かれるような痛みに顔をしかめる。
だが肉の花は容赦なくネーアを拘束していた触手から力を抜いた。万有引力の法則に従い、生殖器が秘裂に食い込む。
――ぐちちちちちっ!
「きゃああああぁぁぁぁっっ!! 」
処女膜の残滓を押し退け、生殖器の先端が子宮口まで到達する。
初めて処女を散らされた時のような鮮烈な痛みが、ネーアを襲う。
今、持ち上がられたネーアの体重を、殆どが生殖器一本で支えている。子宮口がごりごりと削られる。
この瞬間、ネーアと化け物の肉体がようやく一つになった――だが、
(痛い、いたいようっ!)
ネーアが抗議の声を上げる間も無く、中空でピストン運動が始まる。
――ぐちっ! ぐちゅぅ――ぐちっ! ぐちゅぅ――ぐちっ!
「あああっ!! ひぐっ、いやあっ! はあっ! いだ、いたいっ! 止めて! とめてぇ!」
止まらない、生殖器は単調にピストンを続ける。
抜ける直前までモノを下へと引き、落ちてくるネーアの体を突き上げ、その体を持ち上げる。
その度に秘所から気を失ってしまう程の痛みが生まれる。
裂けてしまったのか、股間からは赤い液体が零れ落ちていた。
(いや、抜いて! 抜いて! 子宮も、アソコも、みんな壊れちゃう! 私、死んじゃうっ!)
467 名前:乙×風 :04/02/18 11:32 ID:PyQ/RQJ/
あまりの痛みに気が遠くなる。だが、すでにネーアの心に巣くう、どす黒い欲望が渦巻いていた。
「ああ! ふうっ――ひぎっ! はあっ――ああっ!」
――ずちゅぅっ! ぐちゅうっ――ずちゅぅっ! ぐちゅうっ――
注送が、滑らかになってくる。ネーアの股間からは、血以外の液体が溢れ出していた。
(いたいよぉ。んふ、お腹いっぱいでぇ、くるしいよう、息詰まりそうだよぅ、ふぅっ――でも、)
でも、痛いだけじゃない。肉のチューブを力任せに押し広げられる激痛の中に、膣壁を擦りつけられた時の、
じわあ、とした官能が混じっている。
「ああっ! ふうぅ――はあっ! ふうぅ――ああんっ!?」
突如、痛みに打ち震えていた二つの双方――その頂点に、別の触手が二本、舌を伸ばした。
上半身をぴりぴりとした愉悦が満たしていく。
(あんっ、アソコ、痛いのに! ひぐっ……お胸、気持ちいいよぅっ)
上半身と下半身の境目で、快楽と苦痛の境界線が引かれる。
「ふああぁ――ひぐっ! ああん――やんっ! うはあぁっ」
(ああっ! もう、痛くてっ、ひう! 気持ちよくてっ――あんっ、わけわかんないよ!)
だが、ネーアの体は煩悩に対して貪欲だ。上半身の快楽を味わっていると、
つられるように下半身の快楽が増大していく。
快楽と痛みの境界線が、どんどん曖昧になっていく。
女陰から流れ出る血液と愛液の量が、逆転していく。
「ああっ――はああん――あんっ――あああんっ」
気が付けば、下半身からも快楽ばかりが流れ込んでくる。
(あれ、もうあんまり、あんっ、痛くないよ? んっ、少し痛いけど――ふうっ、子宮を小突かれるの、
苦しいけど――はんっ――気持ちいい方が、おっきい)
――ぐちゅうっ、ぐちゅうっ、ぐちゅうっ!
股間からは、赤い色の血液が消え失せ、愛液と先走りの混じった、薄く白濁とした粘液だけが垂れ流れている。
(ああっ、わたしアソコから、いやらしいオマンコから、ああんっ、すごいエッチな音が、聞こえてくるっ)
淫らな本能に、再び火が灯る。
468 名前:乙×風 :04/02/18 11:32 ID:PyQ/RQJ/
痛みのせいで薄れていた、性交の生臭い匂いや、ぐちゅぐちゅという水音が、ネーアの鼻に、耳に、
そして心に流れ込んでくる。
どきどきと、心臓が興奮で高鳴る。
もっと淫らに、もっとエッチに、もっとスケベに、もっと淫乱に――そう思えてくる。
どんな痛みを受けても、どんな屈辱を受けても、黒い欲望が、マゾの魂が、それらを快楽に変えてしまう。
(それが、そんな変態さんが、この私、なんだっ、あはあ♪)
「ああんっ! ああんっ! あああんっ!」
(うああっ、すごいっ――あんっ、すごいようっ! エラが、たくさんのエラが、あああっ!
擦れてっ、ごつごつしてっ、あああっ! すてきぃ♪)
「ああんっ! もっとぉ! もっと、もっとぉ! あんっ! えぐってぇ、ついてぇ、私の中、
ぐちょぐちょにかき回してぇ!」
ネーアの淫らなおねだりに、化け物が答える。
ピストンをさらに苛烈に、そして緩急を付け、角度を変え、そしてのたうつ。
――ぶじゅうっ! ぶじゅうっ! ぶじゅうっ! ぶじゅうううぅ――ぶじゅぅっ!!
「あああんっ!? それ、それいい! ああん! ああん! ああんっ!」
股間から垂れ流れる粘液は、ネーアの本気汁と化け物の先走りで真っ白になり、下品な音を立てている。
蕩けそうな官能が下半身を満たし、甘い愉悦となって全身へと広がっていく。
生殖器が出し入れされる度に、多重のエラに引き伸ばされた肉ビラが巻き込まれ、吐き出される。
ごりごりと肉パイプの壁を削りとって行く。
「ああん! ああん! ああんっ! はあっ、はあっ! あん、あん、あん、あんっ!」
あまりの快楽に膣を、きゅう、と締め付けてしまう。
「はんっ」
(ああっ、この子のおちん○ん、ビクビクしてるっ、だすんだぁ、私の中に、精液、だしちゃうんだぁ。
あはあ♪ さっきみたいにぃ、たくさん出されちゃうんだぁ。ああんっ)
あの生臭い体液が自分の腹の中を汚していくかと思うと、それだけでぞくぞくする。そしてなにより、
(赤ちゃん、産んじゃうのかなぁ)
469 名前:乙×風 :04/02/18 11:34 ID:PyQ/RQJ/
「あああんっ」
その考えに心が、体が、心地良い背徳感で満たされる。
どす黒い欲望が、歓喜に打ち震える。
「出して! 出してぇ! 私の中、あなたの精液でいっぱいにしてぇ!」
――じゅぶうっ! じゅぶうっ! じゅぶうっ! じゅぶううぅぅっ!!
「きゃああああああん!!」
ピストンが止まり、子宮口に生殖器を押し付けられる。
同時に両の乳首に触手が食らい付き、じうううううっ、と音を立てながら吸った。
「ああ! すごい! イクっ! イっちゃう! わらし、イクううぅぅっ!
あああああああぁぁぁぁあぁあぁぁぁあんんんん!!」
オルガズムを迎え、中空で体が痙攣する。
膣がぞわぞわと蠢き、化け物の生殖器を締め付ける。
その動きに負けないように、生殖器の胴が膨らむ。
(ああっ! あああっ! ああぁぁぁあっ♪)
官能の絶頂を味わいながら、次の瞬間に訪れる最高の背徳と歓喜に打ち震える。
そして、生殖器の先端が、膨らんだ。
――びゅるるるるるるるうっ!! びゅるるるるるるるうっ!!
「んあああぁぁあああああぁぁあああぁぁぁぁあっ!!」
(出てる、出てるよう!)
化け物の発情臭によってその口を開いた子宮の中に、文字通り白濁液が注がれる。
「あついっ! あついよう! おなか、あついぃっ!」
(ああ、また、イっちゃう! イっちゃうようっ!)
子宮壁を打つその灼熱感に、再び絶頂に達する。
ネーアが連続絶頂を味わう間に、子宮は白濁液で満たされ、容量を越えた分の精液が膣と、
未だに膨らんでいる生殖器の間を押し通り、股間から出て行く。
――びゅううっ! びゅううっ!
470 名前:乙×風 :04/02/18 11:35 ID:PyQ/RQJ/
子宮が、膣が、痙攣する度に、まるで射精でもするかのように女陰からザーメンが吐き出される。
(出る、まだ出てるぅ! あああ! イクの、とまらないよぉ!!)
それでも化け物は射精を止めない。
そんな時だった。
――びゅるるるるるるうっ!! びゅるるるるるるうっ!! ――ごぽっ。
「ああああぁぁぁぁぁああぁぁっっ!?」
精液に混じり、眼球ほどの大きさをした固形物が、子宮へと流れ込む。
(今っ、なにか、なにか入ってきたよう!)
得体の知れない物を女性の最も重要な器官に吐き出され、嫌悪と恐怖と、そしてそれ以上の背徳感を覚える。
射精が止まった。
「あああっ……あああっ…………はあっ、はあっ、はあっ」
犬のようにしたと涎を垂らしながら絶頂の余韻に打ち震える。
歓喜の表情を浮かべながら、女陰からこぼれた精液が股下を熱く濡らしていく感触を味わう。
(ああ、精液、熱いよお。あは、気持ちいぃ)
471 名前:乙×風 :04/02/18 11:36 ID:PyQ/RQJ/
ネーアが余韻を楽しんでいると、挿入したままの生殖器が元の鞘へと戻っていく。
「きゃん!?」
自然と、ネーアの体も下降し、
――べちょぅっ。
湿って音を立てながら、性交の証である二人の粘液に濡れる、化け物の中心部に尻が付く。
生殖器の下降が止まった。まだ、二人は繋がっている。
自分の股間を見て、それを確かめると、ネーアはくすりと笑う。
「一緒に、なれたね」
(最初はすごく痛かったけど、後の方はもう、凄かった)
「やん♪」
快楽を思い出してぞわりとする。
その体を周りの触手が優しく、包み込むように絡まってきた。
(あっ――温かい)
「もう、一人じゃないんだよね。あなたも、私も」
肯定するかのように肉の花が蠕動した。
「あんっ。うん、これからは、二人で一杯幸せになろうね。えと――」
(そう言えば、私、この子の名前、分からない――あ、でも、名前が分からなくとも)
「……御主人様」
ぽつりと呟く。
(そうだよ。私はメイドなんだから)
そう、人間外のものに、犯される為の、淫らで、畜生以下の、メイド。
「あなたは、私の新しい御主人様です。これからも、一杯一杯、可愛がってくださいね♪」
その時彼女が浮かべた笑顔は、今まで歩んできた人生の中で最も明るく、そして妖艶だった。
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