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魔色のダイヤ 3章+設定
562 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:48 ID:GntAaBH3
「遅すぎるわ。」
リィズは心配していた。
変である。
ミスティは「夕方前には戻る」と言っていた。
すで夕方。
ミスティは今までリィズに言ったことを守らなかったことはない。
こんなことは初めてである。
「どうしたのかなぁ、お姉様・・・。」
宿屋の前にでてうろうろしてみる。
してみたとこでどうにもならない。
ふと遠くを見つめると、誰かがこっちに歩いてくる。
「・・・?」
いや、走ってくるようだ。
少年だった。
「・・・どうしたの? 急いで・・・。」
「逃げろ!」
少年は必死の形相でリィズにそう伝えた。
「どうして?」
「裸の女の人が、街の大人を襲ってるんだよ!!」
そこまで言うと、少年は顔を赤らめて
「・・・性的に・・・。」
それを聞き、リィズも顔を赤くした。
「と、とにかく僕は逃げるからね!!」
そう言い残すと、少年は一気に走り去った。
「・・・怖いわぁ・・・。どうしよう。お姉様、早く帰ってきて・・・。」
563 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:50 ID:GntAaBH3
当然リィズは知らない。その「裸の女の人」がミスティであることなど。
再びリィズの視界に人影が舞いこんできた。
・・・ミスティだった。
しかし、服を着ている。
「ああぁ、お姉様ぁ~~!!」
リィズは走り出し、ミスティにしがみついた。
「なんか、裸の女の人が街を襲ってるんだって。早く逃げましょ!」
「・・・何を言ってるの? いたって普通だったわよ、街は。」
「え?」
ミスティは普段どおりリィズに接しているように見えた。
「さ、宿に入りましょ。つかれちゃったわ・・・。」
「え、ええ・・・。」
二人は宿屋に入っていった。
564 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:51 ID:GntAaBH3
中では、店主が逃げる仕度をしていた。
ふと、ミスティと目が合う。
「なんでも街に裸の女が現れて、手当たり次第に犯しているそうですぁ・・・。」
そこでミスティの目が、レゼスに対してと同じように紫に輝いた。
「何を言ってるのかしら・・・? この街、いつもどおりじゃない?」
店主の目が虚ろになっていく。
「・・・、そ、そう・・・ですか・・・?」
「???」
リィズは状況がつかめない。
「さ、リィズ、部屋に行くわよ。」
「はぁい。」
よくわからないまま、リィズはミスティと共に部屋に戻っていった。
596 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:47 ID:SDHdXtES
二人の部屋は、ちょうどシングル*2という感じの構成だった。
リビングのような部分と、ベッドルームが二つ。
すべてはミスティが過去の冒険で稼いだ金品がなせる技だった。
「・・・わたし、少しつかれちゃった。先に休むわね。」
ようやく日没、という時刻だがミスティはそんな言葉を残し、自分の部屋に入っていった。
「は~い。」
そんなミスティをリィズは詮索しなかった。
単に「疲れているだろうから」という理由であるが・・・。
リィズはノック音を聞き、部屋の外に出ていった。
597 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:49 ID:SDHdXtES
部屋に引きこもったミスティ。
その心の中は理性と欲望が激しい戦いを繰り広げていた。
先ほどレゼスを犯したときは、欲望が表面化していたようだ。
いずれにせよ、ミスティの心は7割以上ダイヤに乗っ取られている。
「うう・・・、リィズを・・・、リィズをやりた・・・い・・・。」
小声でそう呟きつつ、ベッドに倒れ伏す。
「だ、だめ・・・。あの子に、迷惑は、かけられない、わ・・・!」
しかし、体は疼いて仕方が無い。
「ああ・・・、リィズにも、この、快楽、を・・・、あげたい・・・。」
自分の体を抱きしめるように腕を組むミスティ。
だましようが無いこの疼きは、そろそろ限界になってきた。
「リィズに、種を・・・、そうすれ、ば、・・・リィズ、も、この、快楽・・・、を・・・。」
何とか疼きを止めようともがくミスティだが、もはや不可能だった。
「はぁ、はぁ、リィズ・・・、で、でも、・・・、ああ、だめ・・・、リィズ・・・!」
かなり意識が朦朧としてきた。
理性と欲望との戦いは、どうやら欲望に軍配が上がりそうである。
ミスティは疼きに耐えられず、服を脱ぎ始めた。
598 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:50 ID:SDHdXtES
遺跡でいったん服を脱ぎ捨てたが、街を襲ったときにゲットしたものだった。
女性は紫に光るその瞳の魔力で眠らせ、男性からは精液を吸い取る・・・。
女性を眠らせたのは、ミスティにかろうじて残っていた理性のおかげだった。
服を脱いだミスティは、そのまま072を始めた。
「ああ・・・、リィズ、あなたにも、種を・・・、快楽を・・・。」
くちゅ、くちゅくちゅ・・・。
秘所をこするミスティ。
その手の動きは、ダイヤに寄生された当初に比べてかなり手馴れたものになっていた。
「うああ・・・、気持ち、イイ、・・・、リィズぅ・・・。」
自分がリィズや、他の人間とは違う存在になってしまった背徳感。
リィズに見られるかもしれない、という焦燥感。
それらの感情が、ミスティの快感をさらに強くしていく・・・。
「ああ、リィズ。もうだめ・・・。わたし、あなたを・・・。」
街の男性数人から精液を得たダイヤは、いまや成長しようとしていた。
そう、今この段階は寄生第1段階、とでも言えるレベルだ。
「ああっ・・・、気持ちいい・・・! 」
軽く達したミスティ。
599 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:51 ID:SDHdXtES
だが。
「・・・は・・・っ! な、何ぃ・・・!?」
胎内で何かが動いている。
もちろん、魔色のダイヤである。
今まではミスティの中で根付いていた。
そして、ミスティの感情にかなりの強さで干渉していた。
「うああ、だめ、おかしくなっちゃうよぉ、あああ、気持ちイイー・・・!!」
胎内ではダイヤの根が触手のようにうごめいていた。
ミスティの膣口から、その根がちろちろと姿を見せている。
その出入りの動作が、ミスティにたまらない快楽を与えているのだった。
もはや手を動かす必要もない。
くちゅくちゅくちゅ・・・。
「はあああ、いいぃ、いいのぉ・・・、あ、あああ、イクぅ!!」
ミスティは激しい絶頂に達した。
膣口からはあの紫色の愛液が噴出した。
体を弓なりにして、びくん、びくんと痙攣する。
絶頂感のさなか、ミスティは気を失った。
600 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:52 ID:SDHdXtES
数秒後。
気を失ったミスティの膣口から、魔色のダイヤの根らしき触手が出てきた。
触手はミスティの体を覆っていく。
少しずつ、少しずつ。それでいて、確実に。
どんどん増殖し、どんどんミスティを覆っていく。
いや、取りこんでいく・・・、とでも表現できよう。
やがて触手は、ベッドの上で横たわるミスティを中心にして部屋全体を覆い尽くした。
ミスティを取りこみ終わると、遺跡でダイヤに寄生された直後のように、
どくん、どくんと鼓動し始める・・・。
触手の塊からは、あの紫色の愛液が滴っている。
だが、先ほどまでの愛液ではないようだ。
すさまじく強烈な淫香を放っている・・・。
601 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:52 ID:SDHdXtES
宿屋の親父に呼ばれて、フロントっぽい所にいるリィズ。
たいした用事ではなかった。
この街から次はどこに行く? 程度の内容。
かなりの野暮用だった。
ただ、目的地によっては盗賊発生地帯とか、疫病蔓延地域とかもあるので
そういった意味では重要なことだった。
「お姉様に聞かないとわからないですよ~。」
「お姉様って、あの女の人かい?」
「そうです。」
リィズはミスティにくっついている付録みたいなもんだから、本当にわからない。
「・・・今すごく失礼なこと言われた気がする・・・。」
知るかボケ。いちいちガキの設定考えてたら、時間がかかって読者が(ry
「・・・怒」
すいません社長! 許してください!!
「誰と話をしてるんだね??」
店主は訳がわからなさそうに、キョロキョロと当たりを見回す。
そりゃ見えないだろ。天の声だよ天の声。
「・・・いい加減にしなさい。何でもないんですよ~~。」
などと言いつつ、店主に作り笑いをしてみせる。
「・・・??」
首をかしげる店主だったが、すぐに調理室に行ってしまった。
リィズはそのままテーブルの上にあるチラシを手にとってみた。
602 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:53 ID:SDHdXtES
「売ります! 古代文明の辞書!!」
それはミスティが持っていた、不完全な辞書の完全保存版だった。
よくあることだ。苦労して入手したのに、数日後にはみんなそれを持っている。
リィズはかなりミスティがかわいそうになった。
「そういえば、お姉様が持ってる辞書は不完全だったはず・・・。」
リィズは迷わずその辞書を買うことにした。
すると、先ほどの店主が顔を出した。
「辞書かい? あるよ。ここに最後の一つが。」
などと言い、テーブルの上に出した。
「ワシが持ってても仕方ないから売ろうと思ったんだが・・・、貴重なものなのか?」
リィズは手に取る。
間違いない。本物だ。それも、誰が作ったのか知らないが完全保存版。
「ん~、あまり貴重じゃないですよ。骨董品屋に売っても昼食代くらいにしかなら
ないと思いますよ。」
嘘ついた。
「なんだ・・・、そんなもんか。なら、お嬢ちゃんにあげるよ。」
そう言い残すと、店主は再び調理室へ戻っていった。
『よっしゃ! 辞書ゲッツ!!』
ガッツポーズしつつ、リィズは内心でそう思った。
「さ、部屋に戻ろーっと・・・」
リィズは階段を上っていった。
603 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:53 ID:SDHdXtES
部屋に入る。
誰もいない。
ミスティは寝ているとリィズは思っていた。
しかし、その幼心は完全な辞書を入手したことを伝えたくて仕方がなかった。
「お姉様~~!」
ノックせずにドアを開ける。
夜ということもあり、暗くて中はよく見えない。
ロウソクに火をともし、リィズは息をのんだ。
「!! な、何よこれ・・・」
壁という壁は植物の根っこのようなもので覆い尽くされ、ベッドがあった場所には
その根っこの塊のような物体が鎮座している。
リィズが目にしている間も、その塊は鼓動している。
「動いてるし、これは・・・」
そこで言葉が途切れた。
塊や根っこから分泌される紫色の液体の香りをかいだのだ。
「何、この甘いにおいは・・・。頭がぼーっと・・・」
ちょうどリィズはドアから数歩進んだところにいた。
ダイヤの触手はするすると伸び、ドアを閉めると同時に開かないようにドアを
覆い尽くしてしまう。
「お、お姉様ぁ・・・、どこぉ・・・?」
ふらふらと塊に近づいていく。
塊の前に到着すると同時に、その塊に変化が生じた。
何かをせり出すように動き始めた・・・。
「あ・・・。」
リィズは淫香に冒されつつも、目を見張る。
604 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:54 ID:SDHdXtES
その触手の塊からは、ミスティが出てきたのだった。
ミスティは紫色の愛液の中で眠っていたらしく、大量の液体がそこから流れ出した。
「お姉様、わたし、辞書を・・・」
言いながら、リィズはベッドだったところに登る。
丁度ミスティはそのすぐ前に立ちはだかるような場所にいる。
ミスティは何も言わずにリィズから辞書を受け取る。
「・・・辞書・・・。そんなものはもういらないのよ、リィズ。」
「え・・・?」
リィズはミスティを下から見上げる。
リィズの記憶には、ミスティはペチャパイとある。
しかし、目の前にいるミスティは豊満な体つきをしている。
そういえば宿に戻ってきたときに感じた違和感はこれだったのか。
ミスティは思った。
だが、そのとき以上にミスティの体は美しく、そして妖艶になっている。
そして、目つきが全然違っていることに気づく。
まるで獣が目の前の獲物をなめるような目つき。
「お姉・・・様・・・・・・?」
ミスティはリィズに歩み寄る。
途端に淫香が濃くなる。
「ふふふ・・・。私、生まれ変わったの。至高の快楽を得られるように、ね。」
「か、かい、らく・・・?」
「そう。快楽よ。」
そう言うと、ミスティの周囲から触手が伸びてくる。
するとどうか。
触手たちはミスティを愛撫し始めた。
「はぁ・・・。気持ちいい・・・。あなたもどうかしら? リィズ。」
605 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:55 ID:SDHdXtES
ミスティは手を伸ばし、リィズの胸あたりに触れる。
「あっ・・・!」
なんと、ミスティが触れただけでリィズの服が破れ、下着までもがボロボロになってしまった。
朦朧とする意識の中、リィズは思った。
お姉様は何かに取りつかれている・・・。
なんとかそれを口に出そうと試みる。
「お、おねえ、さま、は、なっ・・・、なにか、に、とりつか、れてる、の・・・?」
かろうじてその言葉を口に出せた。
「取りつかれている? 何を言ってるのよ、リィズ。生まれ変わったって言ったじゃない。」
そして、自らの股間をリィズの顔に近づける。
「リィズ、なめてよ。私を気持ち良くして。」
秘所から発せられるすさまじい淫香に当てられ、リィズは正気を失ってしまう。
「はぁい・・・。」
ミスティの膣口から出た触手は、そのまま体外に出てしまったらしく、今のミスティの
秘所に触手は存在していなかった。
リィズはゆっくりとミスティの秘所をなめ始める。
「あん・・・、ふはぁ、いい・・・。」
ぺちゃ・・・、ぺちゃ・・・。
愛液がかき混ぜられる音が、暗い室内に響く。
「甘ぁい・・・。お姉様の、液、とっても甘いのぉ・・・。もっとぉ・・・。」
憑かれた表情で、リィズは再びミスティの股間をなめ始める。
「リィズぅ・・・、いい香りでしょう・・・。私の体・・・。あん・・・。」
ぺちゃ・・・、ぺちゃり・・・。
「はぁ・・・、あ、イク、いっちゃう。リィズ、いっちゃうよ・・・、あ、あああっ!!」
606 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:56 ID:SDHdXtES
ミスティはリィズの顔に自らの液体を吹きかけた。
「ああぁ・・・、甘くて、おいしいぃ・・・。お姉様のぉ・・・。」
リィズは自分の顔から流れ落ちていく愛液を、もったいなさそうに手ですくい、なめる。
「さぁ・・・、ミスティ・・・。あなたも生まれ変わらせてあげるわ。最高の快楽を味わえて、
もっと美しい体に・・・。」
その言葉と同時に、壁を覆っている触手がリィズの体に近づき、愛撫し始める。
「あ・・・、ああ、い、いや・・・。気持ち悪い・・・。お姉様、たすけて・・・。」
リィズは本能的に「気持ち悪いもの」として、触手を認識したのだ。
嫌がっても、触手はなおも愛撫しつづける。
「大丈夫。最初は気持ち悪いかもしれないけど、すぐに心地よくなるわ・・・。」
優しい声でミスティが話す。
その体には何本もの触手がまとわりついている。
胸に、腰に、そして股間に・・・。
やがてリィズを犯す触手の動きは、彼女の股間に収束し始めた。
それでいて乳首を襲ったり、紫の愛液を潤滑剤にしてずるずると全身を滑らせることも忘れない。
「あああ・・・、あ、あそこが、お萬こが熱いよぉ・・・、お姉様ぁ・・・。」
「・・・ふふ、それが「気持ちいい」感覚なの。じきにもっと欲しくなるわよ・・・。」
いつのまにかリィズの秘所からも愛液が流れ出していた。
触手がうごめくたびに、「ぐちゅっ、ぐちゅっ」と卑猥な音を響かせる。
「ひぃっ・・・!!」
リィズの体が大きくのけぞる。
栗とリスを襲撃されたのだ。
そのショックは、彼女の感覚を大きく変えてしまった。
「あ、あああ・・・、気持ちいい・・・! これが、気持ちいいって、か、感覚なのね・・・」
「さぁて・・・。そろそろ本当の快楽を教えてアゲル。」
607 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:57 ID:SDHdXtES
そう意味ありげに言うと、ミスティは自らの秘所をこすり始める。
すぐにミスティの秘所は紫の愛液で満たされる。
「もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
「あ、あああ、は、はい。わ、わたし、もっと、気持ちよくなりたいぃ・・・。」
まるでその言葉の感応したように、触手はリィズをベッドに横たえるような位置に動かした。
そして、その上にミスティがまたがる。
「私の種をあげる。・・・人間じゃなくなるけれど、それ以上の快楽を得ることができるよ
うになるのよ。」
そう言いながら、ミスティは自分の膣口をリィズのそれへと近づけていく。
「ああ、はやく、はやく。お姉様ぁ、はやくぅ・・・。」
もはやリィズは完全に快楽の隷徒と化していた。
つい先ほどまで拒んでいたものを、自ら望んで受け入れようとしている・・・。
「んふふふ・・・。私の種はすばらしい世界への通行証明証よ・・・!!」
その言葉と同時に、ミスティは自分の秘所をリィズの秘所にあてがった。
途端にミスティの膣口が妙な動きをし始める。
ダイヤが増殖しようとしているのだ。
「あ、あああん!! いいわ!! リィズ、さぁ受け取ってぇ!!!」
その胎内でのダイヤの動きは、ミスティに強い快楽を与えている。
そして分裂したダイヤは、すぐにリィズの中に入ろうと移動しはじめた。
「ああ、ああああ、い、イク、いくぅ!! 気持ちイイ~~!!!!」
ミスティは大きく弓なりに体をのけぞり、びくんびくんと痙攣する。
その瞬間、分裂したダイヤがリィズの秘所に入り込んだ。
「ああああ、な、何かがくる! すごく気持ちいい!! すごい、すごいのぉ!!!」
リィズにまとわりついている触手の動きが一気に高まる。
「ああ、おかしくなっちゃうよぉ!! あ、ああ、も、もうだめぇ!!!」
リィズもまた、体をそらせて絶頂に達して気絶してしまった。
大量の愛液を分泌していたため、ダイヤは瞬時にリィズの胎内に根を下ろし、寄生してしまった。
そしてすぐに、遺跡でのミスティと同じように紫色の愛液があふれだし、飲み込まれてしまった。
608 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:59 ID:SDHdXtES
数分後。
暗い室内には、ミスティの美しくも淫らな裸体が浮かび上がっている。
「はぁぁ・・・、とっても気持ちよかったわ・・・。」
目の前にはリィズの眠る愛液の塊。
「最高だわ。・・・もっともっと繁殖させれば、もっともっと気持ち良くなれるのね。」
「そうよ・・・。」
その愛液の塊から声が聞こえる。
そしてその愛液が流れ出し、中にいるものの股間に流れ込んでいった。
「もっと、もっと。私の種でこの世界を埋め尽くすの。」
やがて姿をあらわしたリィズだったもの。
かつてのミスティと同じように、淫気によりリィズも体格が変わってしまっていた。
身長が伸び、胸が豊満に。
紫色の愛液をたたえた股間。淫らにくびれた腰。
吐く息と言葉にさえ毒が含まれる、濡れそぼった唇。
爛々と妖しく輝く二つの瞳。
まさに淫魔がそこに誕生した瞬間だった。
「・・・私の? 真祖は私のはずよ?」
ミスティは自分が元祖の魔色のダイヤを宿している、と主張しているのだ。
「残念ね。あなたはクローンよ。」
その言葉と同時に、部屋の触手がミスティに絡みつく。
「あ、ああ・・・!」
ミスティの顔が恐怖と悲哀に染まっていく。
自分が女王だったのに。
つかの間の優越感に浸っていた自分が、今はそこにいた。
目の前のリィズの瞳が紫に輝く。
「さぁ・・・、受け入れなさい。私の支配を。」
ミスティは自分がリィズの瞳に吸い込まれていきそうになるのを感じた。
がくり、とミスティの頭が垂れ下がる。
その間に、リィズはミスティの中のダイヤにアクセスし、
ミスティを自分の支配下に置くよう命令をした。
やがて、ミスティは頭を上げた。
609 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 01:00 ID:SDHdXtES
その瞳には意思の光はない。
「お姉様、気分はどう?」
などと問うてみるリィズ。
「はい・・・、とっても幸せな気持ちです・・・。」
虚ろな瞳のまま、答える。
ほんの一瞬の間で、ミスティはリィズに洗脳されたのだった。
「わたしは、リィズ様の人形です。リィズ様のため、快楽のためなら何でもします。
・・・どうかこのミスティを、長らくかわいがってください・・・。」
能面のような表情でそう言う全裸のミスティ。
もはや本当にリィズの下僕となったようだ。
「ふふふ・・・、それじゃあ早速楽しみましょう・・・。」
「はい・・・、愛するご主人様・・・。」
すぐに触手のうごめく卑猥な音と、女性二人の淫らな喘ぎ声が夜空に響き始めた・・・。
653 名前:FBX ◆4gA1RyNyf. :03/07/11 01:57 ID:qpTxaWPj
補給物資とは言い難いけど、小説の設定資料を公開!
ダイヤについてでつ。
もうちょっと我慢しておくれ~~TT
魔色のダイヤ 設定資料
魔色のダイヤ
古代の人類が生み出した、魔性の宝石。
その中には何かの種が封印されている。
女性にしか寄生しないが、寄生された女性は淫乱になってしまう。
第1段階として、愛液の色が紫色になる。
そしてその愛液につつまれると、体のバランスがすさまじい淫気によって変えられる。
この段階で、寄生完了。
第2段階。
ダイヤはある程度精液を得ると、成長する。
膣口から触手が伸び、宿主の体を覆い尽くす。
ここで、宿主は完全にダイヤに体を奪われてしまう。
宿主は触手の中で紫色の愛液に包まれる。
愛液は、膣からだけでなく触手自体も分泌する。
強烈な快楽をこの触手の中で与えられ、宿主は体を奪われる。
触手の固まりは、ダイヤの「巣」のような物となる。
宿主は淫魔とでも言えるレベルの存在に生まれ変わる。
もはや人間ではない。
この段階まで進むと、もう元に戻れない。
「遅すぎるわ。」
リィズは心配していた。
変である。
ミスティは「夕方前には戻る」と言っていた。
すで夕方。
ミスティは今までリィズに言ったことを守らなかったことはない。
こんなことは初めてである。
「どうしたのかなぁ、お姉様・・・。」
宿屋の前にでてうろうろしてみる。
してみたとこでどうにもならない。
ふと遠くを見つめると、誰かがこっちに歩いてくる。
「・・・?」
いや、走ってくるようだ。
少年だった。
「・・・どうしたの? 急いで・・・。」
「逃げろ!」
少年は必死の形相でリィズにそう伝えた。
「どうして?」
「裸の女の人が、街の大人を襲ってるんだよ!!」
そこまで言うと、少年は顔を赤らめて
「・・・性的に・・・。」
それを聞き、リィズも顔を赤くした。
「と、とにかく僕は逃げるからね!!」
そう言い残すと、少年は一気に走り去った。
「・・・怖いわぁ・・・。どうしよう。お姉様、早く帰ってきて・・・。」
563 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:50 ID:GntAaBH3
当然リィズは知らない。その「裸の女の人」がミスティであることなど。
再びリィズの視界に人影が舞いこんできた。
・・・ミスティだった。
しかし、服を着ている。
「ああぁ、お姉様ぁ~~!!」
リィズは走り出し、ミスティにしがみついた。
「なんか、裸の女の人が街を襲ってるんだって。早く逃げましょ!」
「・・・何を言ってるの? いたって普通だったわよ、街は。」
「え?」
ミスティは普段どおりリィズに接しているように見えた。
「さ、宿に入りましょ。つかれちゃったわ・・・。」
「え、ええ・・・。」
二人は宿屋に入っていった。
564 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:51 ID:GntAaBH3
中では、店主が逃げる仕度をしていた。
ふと、ミスティと目が合う。
「なんでも街に裸の女が現れて、手当たり次第に犯しているそうですぁ・・・。」
そこでミスティの目が、レゼスに対してと同じように紫に輝いた。
「何を言ってるのかしら・・・? この街、いつもどおりじゃない?」
店主の目が虚ろになっていく。
「・・・、そ、そう・・・ですか・・・?」
「???」
リィズは状況がつかめない。
「さ、リィズ、部屋に行くわよ。」
「はぁい。」
よくわからないまま、リィズはミスティと共に部屋に戻っていった。
596 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:47 ID:SDHdXtES
二人の部屋は、ちょうどシングル*2という感じの構成だった。
リビングのような部分と、ベッドルームが二つ。
すべてはミスティが過去の冒険で稼いだ金品がなせる技だった。
「・・・わたし、少しつかれちゃった。先に休むわね。」
ようやく日没、という時刻だがミスティはそんな言葉を残し、自分の部屋に入っていった。
「は~い。」
そんなミスティをリィズは詮索しなかった。
単に「疲れているだろうから」という理由であるが・・・。
リィズはノック音を聞き、部屋の外に出ていった。
597 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:49 ID:SDHdXtES
部屋に引きこもったミスティ。
その心の中は理性と欲望が激しい戦いを繰り広げていた。
先ほどレゼスを犯したときは、欲望が表面化していたようだ。
いずれにせよ、ミスティの心は7割以上ダイヤに乗っ取られている。
「うう・・・、リィズを・・・、リィズをやりた・・・い・・・。」
小声でそう呟きつつ、ベッドに倒れ伏す。
「だ、だめ・・・。あの子に、迷惑は、かけられない、わ・・・!」
しかし、体は疼いて仕方が無い。
「ああ・・・、リィズにも、この、快楽、を・・・、あげたい・・・。」
自分の体を抱きしめるように腕を組むミスティ。
だましようが無いこの疼きは、そろそろ限界になってきた。
「リィズに、種を・・・、そうすれ、ば、・・・リィズ、も、この、快楽・・・、を・・・。」
何とか疼きを止めようともがくミスティだが、もはや不可能だった。
「はぁ、はぁ、リィズ・・・、で、でも、・・・、ああ、だめ・・・、リィズ・・・!」
かなり意識が朦朧としてきた。
理性と欲望との戦いは、どうやら欲望に軍配が上がりそうである。
ミスティは疼きに耐えられず、服を脱ぎ始めた。
598 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:50 ID:SDHdXtES
遺跡でいったん服を脱ぎ捨てたが、街を襲ったときにゲットしたものだった。
女性は紫に光るその瞳の魔力で眠らせ、男性からは精液を吸い取る・・・。
女性を眠らせたのは、ミスティにかろうじて残っていた理性のおかげだった。
服を脱いだミスティは、そのまま072を始めた。
「ああ・・・、リィズ、あなたにも、種を・・・、快楽を・・・。」
くちゅ、くちゅくちゅ・・・。
秘所をこするミスティ。
その手の動きは、ダイヤに寄生された当初に比べてかなり手馴れたものになっていた。
「うああ・・・、気持ち、イイ、・・・、リィズぅ・・・。」
自分がリィズや、他の人間とは違う存在になってしまった背徳感。
リィズに見られるかもしれない、という焦燥感。
それらの感情が、ミスティの快感をさらに強くしていく・・・。
「ああ、リィズ。もうだめ・・・。わたし、あなたを・・・。」
街の男性数人から精液を得たダイヤは、いまや成長しようとしていた。
そう、今この段階は寄生第1段階、とでも言えるレベルだ。
「ああっ・・・、気持ちいい・・・! 」
軽く達したミスティ。
599 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:51 ID:SDHdXtES
だが。
「・・・は・・・っ! な、何ぃ・・・!?」
胎内で何かが動いている。
もちろん、魔色のダイヤである。
今まではミスティの中で根付いていた。
そして、ミスティの感情にかなりの強さで干渉していた。
「うああ、だめ、おかしくなっちゃうよぉ、あああ、気持ちイイー・・・!!」
胎内ではダイヤの根が触手のようにうごめいていた。
ミスティの膣口から、その根がちろちろと姿を見せている。
その出入りの動作が、ミスティにたまらない快楽を与えているのだった。
もはや手を動かす必要もない。
くちゅくちゅくちゅ・・・。
「はあああ、いいぃ、いいのぉ・・・、あ、あああ、イクぅ!!」
ミスティは激しい絶頂に達した。
膣口からはあの紫色の愛液が噴出した。
体を弓なりにして、びくん、びくんと痙攣する。
絶頂感のさなか、ミスティは気を失った。
600 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:52 ID:SDHdXtES
数秒後。
気を失ったミスティの膣口から、魔色のダイヤの根らしき触手が出てきた。
触手はミスティの体を覆っていく。
少しずつ、少しずつ。それでいて、確実に。
どんどん増殖し、どんどんミスティを覆っていく。
いや、取りこんでいく・・・、とでも表現できよう。
やがて触手は、ベッドの上で横たわるミスティを中心にして部屋全体を覆い尽くした。
ミスティを取りこみ終わると、遺跡でダイヤに寄生された直後のように、
どくん、どくんと鼓動し始める・・・。
触手の塊からは、あの紫色の愛液が滴っている。
だが、先ほどまでの愛液ではないようだ。
すさまじく強烈な淫香を放っている・・・。
601 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:52 ID:SDHdXtES
宿屋の親父に呼ばれて、フロントっぽい所にいるリィズ。
たいした用事ではなかった。
この街から次はどこに行く? 程度の内容。
かなりの野暮用だった。
ただ、目的地によっては盗賊発生地帯とか、疫病蔓延地域とかもあるので
そういった意味では重要なことだった。
「お姉様に聞かないとわからないですよ~。」
「お姉様って、あの女の人かい?」
「そうです。」
リィズはミスティにくっついている付録みたいなもんだから、本当にわからない。
「・・・今すごく失礼なこと言われた気がする・・・。」
知るかボケ。いちいちガキの設定考えてたら、時間がかかって読者が(ry
「・・・怒」
すいません社長! 許してください!!
「誰と話をしてるんだね??」
店主は訳がわからなさそうに、キョロキョロと当たりを見回す。
そりゃ見えないだろ。天の声だよ天の声。
「・・・いい加減にしなさい。何でもないんですよ~~。」
などと言いつつ、店主に作り笑いをしてみせる。
「・・・??」
首をかしげる店主だったが、すぐに調理室に行ってしまった。
リィズはそのままテーブルの上にあるチラシを手にとってみた。
602 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:53 ID:SDHdXtES
「売ります! 古代文明の辞書!!」
それはミスティが持っていた、不完全な辞書の完全保存版だった。
よくあることだ。苦労して入手したのに、数日後にはみんなそれを持っている。
リィズはかなりミスティがかわいそうになった。
「そういえば、お姉様が持ってる辞書は不完全だったはず・・・。」
リィズは迷わずその辞書を買うことにした。
すると、先ほどの店主が顔を出した。
「辞書かい? あるよ。ここに最後の一つが。」
などと言い、テーブルの上に出した。
「ワシが持ってても仕方ないから売ろうと思ったんだが・・・、貴重なものなのか?」
リィズは手に取る。
間違いない。本物だ。それも、誰が作ったのか知らないが完全保存版。
「ん~、あまり貴重じゃないですよ。骨董品屋に売っても昼食代くらいにしかなら
ないと思いますよ。」
嘘ついた。
「なんだ・・・、そんなもんか。なら、お嬢ちゃんにあげるよ。」
そう言い残すと、店主は再び調理室へ戻っていった。
『よっしゃ! 辞書ゲッツ!!』
ガッツポーズしつつ、リィズは内心でそう思った。
「さ、部屋に戻ろーっと・・・」
リィズは階段を上っていった。
603 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:53 ID:SDHdXtES
部屋に入る。
誰もいない。
ミスティは寝ているとリィズは思っていた。
しかし、その幼心は完全な辞書を入手したことを伝えたくて仕方がなかった。
「お姉様~~!」
ノックせずにドアを開ける。
夜ということもあり、暗くて中はよく見えない。
ロウソクに火をともし、リィズは息をのんだ。
「!! な、何よこれ・・・」
壁という壁は植物の根っこのようなもので覆い尽くされ、ベッドがあった場所には
その根っこの塊のような物体が鎮座している。
リィズが目にしている間も、その塊は鼓動している。
「動いてるし、これは・・・」
そこで言葉が途切れた。
塊や根っこから分泌される紫色の液体の香りをかいだのだ。
「何、この甘いにおいは・・・。頭がぼーっと・・・」
ちょうどリィズはドアから数歩進んだところにいた。
ダイヤの触手はするすると伸び、ドアを閉めると同時に開かないようにドアを
覆い尽くしてしまう。
「お、お姉様ぁ・・・、どこぉ・・・?」
ふらふらと塊に近づいていく。
塊の前に到着すると同時に、その塊に変化が生じた。
何かをせり出すように動き始めた・・・。
「あ・・・。」
リィズは淫香に冒されつつも、目を見張る。
604 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:54 ID:SDHdXtES
その触手の塊からは、ミスティが出てきたのだった。
ミスティは紫色の愛液の中で眠っていたらしく、大量の液体がそこから流れ出した。
「お姉様、わたし、辞書を・・・」
言いながら、リィズはベッドだったところに登る。
丁度ミスティはそのすぐ前に立ちはだかるような場所にいる。
ミスティは何も言わずにリィズから辞書を受け取る。
「・・・辞書・・・。そんなものはもういらないのよ、リィズ。」
「え・・・?」
リィズはミスティを下から見上げる。
リィズの記憶には、ミスティはペチャパイとある。
しかし、目の前にいるミスティは豊満な体つきをしている。
そういえば宿に戻ってきたときに感じた違和感はこれだったのか。
ミスティは思った。
だが、そのとき以上にミスティの体は美しく、そして妖艶になっている。
そして、目つきが全然違っていることに気づく。
まるで獣が目の前の獲物をなめるような目つき。
「お姉・・・様・・・・・・?」
ミスティはリィズに歩み寄る。
途端に淫香が濃くなる。
「ふふふ・・・。私、生まれ変わったの。至高の快楽を得られるように、ね。」
「か、かい、らく・・・?」
「そう。快楽よ。」
そう言うと、ミスティの周囲から触手が伸びてくる。
するとどうか。
触手たちはミスティを愛撫し始めた。
「はぁ・・・。気持ちいい・・・。あなたもどうかしら? リィズ。」
605 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:55 ID:SDHdXtES
ミスティは手を伸ばし、リィズの胸あたりに触れる。
「あっ・・・!」
なんと、ミスティが触れただけでリィズの服が破れ、下着までもがボロボロになってしまった。
朦朧とする意識の中、リィズは思った。
お姉様は何かに取りつかれている・・・。
なんとかそれを口に出そうと試みる。
「お、おねえ、さま、は、なっ・・・、なにか、に、とりつか、れてる、の・・・?」
かろうじてその言葉を口に出せた。
「取りつかれている? 何を言ってるのよ、リィズ。生まれ変わったって言ったじゃない。」
そして、自らの股間をリィズの顔に近づける。
「リィズ、なめてよ。私を気持ち良くして。」
秘所から発せられるすさまじい淫香に当てられ、リィズは正気を失ってしまう。
「はぁい・・・。」
ミスティの膣口から出た触手は、そのまま体外に出てしまったらしく、今のミスティの
秘所に触手は存在していなかった。
リィズはゆっくりとミスティの秘所をなめ始める。
「あん・・・、ふはぁ、いい・・・。」
ぺちゃ・・・、ぺちゃ・・・。
愛液がかき混ぜられる音が、暗い室内に響く。
「甘ぁい・・・。お姉様の、液、とっても甘いのぉ・・・。もっとぉ・・・。」
憑かれた表情で、リィズは再びミスティの股間をなめ始める。
「リィズぅ・・・、いい香りでしょう・・・。私の体・・・。あん・・・。」
ぺちゃ・・・、ぺちゃり・・・。
「はぁ・・・、あ、イク、いっちゃう。リィズ、いっちゃうよ・・・、あ、あああっ!!」
606 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:56 ID:SDHdXtES
ミスティはリィズの顔に自らの液体を吹きかけた。
「ああぁ・・・、甘くて、おいしいぃ・・・。お姉様のぉ・・・。」
リィズは自分の顔から流れ落ちていく愛液を、もったいなさそうに手ですくい、なめる。
「さぁ・・・、ミスティ・・・。あなたも生まれ変わらせてあげるわ。最高の快楽を味わえて、
もっと美しい体に・・・。」
その言葉と同時に、壁を覆っている触手がリィズの体に近づき、愛撫し始める。
「あ・・・、ああ、い、いや・・・。気持ち悪い・・・。お姉様、たすけて・・・。」
リィズは本能的に「気持ち悪いもの」として、触手を認識したのだ。
嫌がっても、触手はなおも愛撫しつづける。
「大丈夫。最初は気持ち悪いかもしれないけど、すぐに心地よくなるわ・・・。」
優しい声でミスティが話す。
その体には何本もの触手がまとわりついている。
胸に、腰に、そして股間に・・・。
やがてリィズを犯す触手の動きは、彼女の股間に収束し始めた。
それでいて乳首を襲ったり、紫の愛液を潤滑剤にしてずるずると全身を滑らせることも忘れない。
「あああ・・・、あ、あそこが、お萬こが熱いよぉ・・・、お姉様ぁ・・・。」
「・・・ふふ、それが「気持ちいい」感覚なの。じきにもっと欲しくなるわよ・・・。」
いつのまにかリィズの秘所からも愛液が流れ出していた。
触手がうごめくたびに、「ぐちゅっ、ぐちゅっ」と卑猥な音を響かせる。
「ひぃっ・・・!!」
リィズの体が大きくのけぞる。
栗とリスを襲撃されたのだ。
そのショックは、彼女の感覚を大きく変えてしまった。
「あ、あああ・・・、気持ちいい・・・! これが、気持ちいいって、か、感覚なのね・・・」
「さぁて・・・。そろそろ本当の快楽を教えてアゲル。」
607 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:57 ID:SDHdXtES
そう意味ありげに言うと、ミスティは自らの秘所をこすり始める。
すぐにミスティの秘所は紫の愛液で満たされる。
「もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
「あ、あああ、は、はい。わ、わたし、もっと、気持ちよくなりたいぃ・・・。」
まるでその言葉の感応したように、触手はリィズをベッドに横たえるような位置に動かした。
そして、その上にミスティがまたがる。
「私の種をあげる。・・・人間じゃなくなるけれど、それ以上の快楽を得ることができるよ
うになるのよ。」
そう言いながら、ミスティは自分の膣口をリィズのそれへと近づけていく。
「ああ、はやく、はやく。お姉様ぁ、はやくぅ・・・。」
もはやリィズは完全に快楽の隷徒と化していた。
つい先ほどまで拒んでいたものを、自ら望んで受け入れようとしている・・・。
「んふふふ・・・。私の種はすばらしい世界への通行証明証よ・・・!!」
その言葉と同時に、ミスティは自分の秘所をリィズの秘所にあてがった。
途端にミスティの膣口が妙な動きをし始める。
ダイヤが増殖しようとしているのだ。
「あ、あああん!! いいわ!! リィズ、さぁ受け取ってぇ!!!」
その胎内でのダイヤの動きは、ミスティに強い快楽を与えている。
そして分裂したダイヤは、すぐにリィズの中に入ろうと移動しはじめた。
「ああ、ああああ、い、イク、いくぅ!! 気持ちイイ~~!!!!」
ミスティは大きく弓なりに体をのけぞり、びくんびくんと痙攣する。
その瞬間、分裂したダイヤがリィズの秘所に入り込んだ。
「ああああ、な、何かがくる! すごく気持ちいい!! すごい、すごいのぉ!!!」
リィズにまとわりついている触手の動きが一気に高まる。
「ああ、おかしくなっちゃうよぉ!! あ、ああ、も、もうだめぇ!!!」
リィズもまた、体をそらせて絶頂に達して気絶してしまった。
大量の愛液を分泌していたため、ダイヤは瞬時にリィズの胎内に根を下ろし、寄生してしまった。
そしてすぐに、遺跡でのミスティと同じように紫色の愛液があふれだし、飲み込まれてしまった。
608 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 00:59 ID:SDHdXtES
数分後。
暗い室内には、ミスティの美しくも淫らな裸体が浮かび上がっている。
「はぁぁ・・・、とっても気持ちよかったわ・・・。」
目の前にはリィズの眠る愛液の塊。
「最高だわ。・・・もっともっと繁殖させれば、もっともっと気持ち良くなれるのね。」
「そうよ・・・。」
その愛液の塊から声が聞こえる。
そしてその愛液が流れ出し、中にいるものの股間に流れ込んでいった。
「もっと、もっと。私の種でこの世界を埋め尽くすの。」
やがて姿をあらわしたリィズだったもの。
かつてのミスティと同じように、淫気によりリィズも体格が変わってしまっていた。
身長が伸び、胸が豊満に。
紫色の愛液をたたえた股間。淫らにくびれた腰。
吐く息と言葉にさえ毒が含まれる、濡れそぼった唇。
爛々と妖しく輝く二つの瞳。
まさに淫魔がそこに誕生した瞬間だった。
「・・・私の? 真祖は私のはずよ?」
ミスティは自分が元祖の魔色のダイヤを宿している、と主張しているのだ。
「残念ね。あなたはクローンよ。」
その言葉と同時に、部屋の触手がミスティに絡みつく。
「あ、ああ・・・!」
ミスティの顔が恐怖と悲哀に染まっていく。
自分が女王だったのに。
つかの間の優越感に浸っていた自分が、今はそこにいた。
目の前のリィズの瞳が紫に輝く。
「さぁ・・・、受け入れなさい。私の支配を。」
ミスティは自分がリィズの瞳に吸い込まれていきそうになるのを感じた。
がくり、とミスティの頭が垂れ下がる。
その間に、リィズはミスティの中のダイヤにアクセスし、
ミスティを自分の支配下に置くよう命令をした。
やがて、ミスティは頭を上げた。
609 名前:FBX@「魔色のダイヤ」3章 ◆4gA1RyNyf. :03/06/09 01:00 ID:SDHdXtES
その瞳には意思の光はない。
「お姉様、気分はどう?」
などと問うてみるリィズ。
「はい・・・、とっても幸せな気持ちです・・・。」
虚ろな瞳のまま、答える。
ほんの一瞬の間で、ミスティはリィズに洗脳されたのだった。
「わたしは、リィズ様の人形です。リィズ様のため、快楽のためなら何でもします。
・・・どうかこのミスティを、長らくかわいがってください・・・。」
能面のような表情でそう言う全裸のミスティ。
もはや本当にリィズの下僕となったようだ。
「ふふふ・・・、それじゃあ早速楽しみましょう・・・。」
「はい・・・、愛するご主人様・・・。」
すぐに触手のうごめく卑猥な音と、女性二人の淫らな喘ぎ声が夜空に響き始めた・・・。
653 名前:FBX ◆4gA1RyNyf. :03/07/11 01:57 ID:qpTxaWPj
補給物資とは言い難いけど、小説の設定資料を公開!
ダイヤについてでつ。
もうちょっと我慢しておくれ~~TT
魔色のダイヤ 設定資料
魔色のダイヤ
古代の人類が生み出した、魔性の宝石。
その中には何かの種が封印されている。
女性にしか寄生しないが、寄生された女性は淫乱になってしまう。
第1段階として、愛液の色が紫色になる。
そしてその愛液につつまれると、体のバランスがすさまじい淫気によって変えられる。
この段階で、寄生完了。
第2段階。
ダイヤはある程度精液を得ると、成長する。
膣口から触手が伸び、宿主の体を覆い尽くす。
ここで、宿主は完全にダイヤに体を奪われてしまう。
宿主は触手の中で紫色の愛液に包まれる。
愛液は、膣からだけでなく触手自体も分泌する。
強烈な快楽をこの触手の中で与えられ、宿主は体を奪われる。
触手の固まりは、ダイヤの「巣」のような物となる。
宿主は淫魔とでも言えるレベルの存在に生まれ変わる。
もはや人間ではない。
この段階まで進むと、もう元に戻れない。
魔色のダイヤ 1章+2章
472 名前:FBX@「魔色のダイヤ」1章 ◆4gA1RyNyf. :03/03/17 14:34 ID:cFbx4PPX
ミスティが遺跡で災難に遭っているころ、近くの町では彼女の親友が待機していた。
彼女が冒険の中で知り合った、ある意味戦友的存在だ。
「お姉さまが心配だわ・・・。」
とか言っている彼女は、ミスティよりも年下である。
この町よりずっと遠くで生まれ育ったが、盗賊により故郷は失われてしまった。
家族も全員抹殺されて、途方に暮れているところをミスティに拾われた、という訳だ。
それ以来、彼女――リィズ――はミスティを姉のように慕っていた。
最初は冒険家としての技能など特に無かったが、その小さな体はミスティが入れないような
隙間に易々と侵入することができた。
そして、何よりミスティと違ったのは魔法の才能があったことだった。
二人が旅をしている間、リィズは魔法の勉強をひたすらしていた。
いつか、ミスティの役に立てるように・・・、と。
今となっては禁断魔法と呼ばれる、かなーりやう゛ぁい系統の魔法も使えるようになった。
510 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:46 ID:kQ4GIuQi
「ん? 何かこっちにくるぞ・・・。」
町の住人が遠くを見つめて言った。
名をレゼスと言うが・・・。
しかしまだ認知できない距離だ。
「・・・・・・。」
よーく、よーく見てみる。
それは全裸のミスティだった。
Σ(・д・) 「お嬢さん! どうしたんですか!!」
511 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:46 ID:kQ4GIuQi
レゼスが駆け寄り、たずねる。しかし、ミスティは妖艶に微笑む。
そしてレゼスの顎に手をかけ・・・
「ん・・・!!」
キスしたのだった。ミスティの甘い息がレゼスに吹き込まれる。
そのままの状態で、10秒・・・、30秒・・・、2分・・・、15分・・・。
30分後、ようやくレゼスは開放された。
が、混乱してどうにもできない。
「ふふふ・・・、お兄さん。いい体してるわね・・・。」
ミスティが今度は彼の衣服に手をかける。
「や、やめてくれっ!」
レゼスは何とか後ずさり始める。
「だ~め!」
レゼスを見つめるミスティの瞳が紫に光る。
512 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:47 ID:kQ4GIuQi
「・・・!!?」
とたんにレゼスは動けなくなってしまった。
ミスティは魔色のダイヤに寄生された際、
魔法とは異なった力を身につけていたのだった。
そしてミスティはそのままレゼスに近づき、その衣服をはぎ取る。
「脱がされるのに感じちゃうタチ? ひょっとして・・・?」
などと問うてくる。
明らかな異常を今更察知したレゼス。
もう手遅れだった。
あとはミスティに生気を吸われるのみ。
レゼスを剥いたミスティは、その濡れた唇をレゼスの股間に近づけていく。
533 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/28 23:46 ID:RLcOiXPA
「いただきまぁす・・・。」
そう言うと、ミスティはレゼスのブツをくわえこんだ。
「うおあ・・・、や、やめてくれ! おい!」
しかし、ミスティは何の反応も示さない。
レゼスはまだ若く、もちろん女性経験なんてない。
彼は真面目な性格だったので、そういった行動は良しとしなかったのだ。
ぺちゃ、ぺちゃ、くちゅ、くちゃ・・・。
艶かしい音が周囲に鳴る。
しかし、民家が立ち並ぶエリアから離れているので、町の人は気づかない。
「うー、うー、あーー、誰か来てくれぇーー!!」
苦しむようなうめき声を上げながら、彼はかろうじて叫んだ。
「んぐー、助けてくれぇーーーーー!!!」
ふと顔を上げるミスティ。
「ふふ、残念だけど。もうあなたは私の虜なのよ?」
そう言うと、ミスティは立ちあがる。
そして、何もしない。
レゼスは不審に思った。
(・・・何かするつもり・・・なのか・・・?)
もちろん、違った。
534 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/28 23:47 ID:RLcOiXPA
ミスティは何もしない。ずーっと。
だが、1秒1秒経過するたび、レゼスの体の何かを欲する欲望が強くなっていく。
(・・・うう・・・、な、なんなんだ・・・!?)
レゼスは、いわゆる処女――男の場合は純潔というべきか?――だった。
別に宗教的なものではない。ミスティ達の住む世界には、基本的に宗教感はない。
伝説のようなものは存在したが。
ともあれ、レゼスは純潔な青年だったのだ。
恋愛すらまともにしたことない。
そんな、性的に無防備とも言える彼にとって、ミスティはあまりに強大すぎた。
そう、魔色のダイヤに取りこまれているミスティは。
(・・・むぅう、体が熱いぞ・・・? これは一体なんなんだ・・・?)
「ふふふ・・・。だいぶ我慢してるみたいだけど?」
「が・・・、我慢だって・・・!?」
レゼスにとって、この体のうずきは未知なるものだった。
「お・・・、俺の体に何をしたんだ?」
「何って? わからないの??」
ミスティはさも意外そうにたずねる。
「わ、わからないから聞いてるんじゃないかっ・・・、うっ・・・!」
556 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:40 ID:GntAaBH3
「へぇ~・・・、そこそこの年なのにあなた処女なんだ?」
ミスティの顔が妖艶に微笑む。
「うふふふ・・・、たっぷり教えてあげる。お姉さんがね。」
妖しい笑みを浮かべるミスティに恐怖しながらも、レゼスは何とか自我を保っていた。
「お、俺の質問に答えろよっ! う、うう・・・むぅ・・・!!」
必死の形相でレゼスは凄む。
「そんなに知りたいのぉ? ど~しよっかな~・・・。」
じらしてみるミスティ。
その間にも、レゼスの体のうずきはますます強くなっていく。
「ふぅ~ん・・・。我慢してるんだねぇ。いいわ。教えてアゲル。」
ミスティがレゼスに近寄る。
魔色のダイヤに取りこまれているからとはいえ、ミスティの体は美しすぎた。
レゼスは興奮してしまう。
「私の体はね。催淫効果を持つ要素があるのよ。うふふ・・・、そうねぇ。
とってもHな気分になって、色々したくなっちゃうのよ~! ふふふふ・・・。」
「がびーん・・・(#゜o゜;;)・・・」
レゼスには信じられなかった。
っていうか、普通の人間にそんな力があるわけない。
魔法くらいならこの世界の住人は使えたが、催淫能力だなんて・・・。
「嘘をつくな、嘘を!」
そのショックのせいで、レゼスのうずきが若干収まってきた。
「あら? じゃ、嘘だっていう証拠を見せてよ?」
「うむう・・・!」
557 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:42 ID:GntAaBH3
相変わらず動けないレゼス。
「ふふふ、まだ信じられないかしら? もう一度キスすればよくわかるわよ・・・。」
全裸のミスティはさらに妖艶な微笑を浮かべ、顔をレゼスに近づけていく。
「何も気にしなくていいの。快楽だけを味わいなさい・・・。」
その微笑はまるで聖母のそれにも見えるが、同時に凄まじく淫らなようにも見えた。
そして、ついにミスティの唇がレゼスのそれと接合した。
「ん・・・。」
「う・・・あ・・・。」
甘い吐息と共に、ミスティの唾液がレゼスの中に流れていく。
きっかり3分。
ミスティの艶かしく輝く唇がゆっくりと離れる。
「んふふふ・・・。」
「あ・・・あ、うう・・・あ・・・・・・。」
レゼスはもはや放心状態だった。
ミスティに与えられた、催淫効果のある吐息と唾液の影響だ。
「ふふふ・・・、気分はどうかしら・・・?」
しかし、レゼスはそれに答えることもできない。
「うう・・・、あ・・・。」
それこそ精神が崩壊してしまったような表情をしている。
558 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:43 ID:GntAaBH3
ミスティの体液は、我々の住む世界で言えば強烈な麻薬にでも値するのだろう。
いまやレゼスの神経は、すべて快楽を感じるためのものに置き換わっていた。
「さぁ・・・、たっぷりと出してね。」
ミスティはレゼスを押し倒した。
虚空を見つめるレゼス。
その瞳には、もはや何も映っていないのだろうか。
否。
映っているのは、ミスティの裸体のみ。
仮に視界に入っていなくとも、ミスティの体液があたかも幻影を見せるかのように
作用しているのだった。
「ふふふ・・・、それじゃぁ、入れてアゲル。」
そう言うと、ミスティはレゼスの上に乗り、一気に体を落とした。
ずず・・・。
レゼスのブツはすぐに飲み込まれてしまった。
同時に、レゼスの目が「カッ」と見開かれる。
「どぉ? 気持ちいいでしょう・・・、私の中は。」
そのままゆっくりと腰を動かし始めるミスティ。
「うああ・・・、あ、ああああ・・・!!」
レゼスは自我を失いながらも、快楽だけを全身で感じ取っていた。
「もっともっとよくしてあげるわ。ほぉら・・・。」
腰の動きはほとんど変わらない。
だが、しかし。
559 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:44 ID:GntAaBH3
ミスティの膣の中で異常な現象が起きていたのだ。
「うぐああああ、あああっ、ああああああ・・・!!!!」
ミスティの体に寄生した、あの「魔色のダイヤ」。
膣に根をはりめぐらし、ミスティの体を冒していったあのダイヤ。
そのダイヤから新たな触手が生え、レゼスのブツに絡み付いてきたのだった。
「うふふふ、最高でしょぉ・・・? 人間の膣じゃ味わえないわよねぇ・・・。」
とうとうミスティの口からこの言葉が出た。
ミスティはほぼ完全にダイヤに乗っ取られてしまったのである。
そして、レゼスのブツから白い液体がほとばしる。
「ああぁ、いっぱい出てるぅ・・・。いいわぁ・・・。」
恍惚の表情で、ミスティは言う。
数分後。
ミスティはレゼスの体から離れた。
「うふふ、おいしかったわ・・・。お礼に魔性の快楽をあげるわ。」
意味ありげな言葉を放つと、レゼスを花が咲いているところまで運んでいった。
ダイヤに体を奪われている彼女にとっては造作もないことだった。
そして、ミスティはその花を足ではさむように座り込む。
「ふふふ・・・。」
そのまま手を股間にあてがい、こすり始めた。
「あはぁ・・・、いいわぁ・・・。」
くちゅり、くちゅ、くちゅ・・・。
560 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:46 ID:GntAaBH3
たちまち紫色の愛液がわいてくる。
くちゅくちゅっ・・・。
愛液が花の上からたれていく。
「ふはぁ、もっとぉ・・・。」
ミスティは手をさらに早く動かし始めた。
不思議と花にかかった愛液は地面を流れず、そのまま花の周囲にたまり始めた。
すると、すぐに花は愛液に沈んでしまった。
「あん・・・、ああ、い、イクぅ・・・、いくっ・・・!」
絶頂に達したミスティ。
同時に膣口からBB弾くらいの大きさの種が出てくると、花が沈んでいる愛液に落ちた。
数秒して、072の絶頂から立ち戻ったミスティが潤んだ瞳でその花を見つめる。
そして、そのまま去っていった。
ミスティが遺跡で災難に遭っているころ、近くの町では彼女の親友が待機していた。
彼女が冒険の中で知り合った、ある意味戦友的存在だ。
「お姉さまが心配だわ・・・。」
とか言っている彼女は、ミスティよりも年下である。
この町よりずっと遠くで生まれ育ったが、盗賊により故郷は失われてしまった。
家族も全員抹殺されて、途方に暮れているところをミスティに拾われた、という訳だ。
それ以来、彼女――リィズ――はミスティを姉のように慕っていた。
最初は冒険家としての技能など特に無かったが、その小さな体はミスティが入れないような
隙間に易々と侵入することができた。
そして、何よりミスティと違ったのは魔法の才能があったことだった。
二人が旅をしている間、リィズは魔法の勉強をひたすらしていた。
いつか、ミスティの役に立てるように・・・、と。
今となっては禁断魔法と呼ばれる、かなーりやう゛ぁい系統の魔法も使えるようになった。
510 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:46 ID:kQ4GIuQi
「ん? 何かこっちにくるぞ・・・。」
町の住人が遠くを見つめて言った。
名をレゼスと言うが・・・。
しかしまだ認知できない距離だ。
「・・・・・・。」
よーく、よーく見てみる。
それは全裸のミスティだった。
Σ(・д・) 「お嬢さん! どうしたんですか!!」
511 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:46 ID:kQ4GIuQi
レゼスが駆け寄り、たずねる。しかし、ミスティは妖艶に微笑む。
そしてレゼスの顎に手をかけ・・・
「ん・・・!!」
キスしたのだった。ミスティの甘い息がレゼスに吹き込まれる。
そのままの状態で、10秒・・・、30秒・・・、2分・・・、15分・・・。
30分後、ようやくレゼスは開放された。
が、混乱してどうにもできない。
「ふふふ・・・、お兄さん。いい体してるわね・・・。」
ミスティが今度は彼の衣服に手をかける。
「や、やめてくれっ!」
レゼスは何とか後ずさり始める。
「だ~め!」
レゼスを見つめるミスティの瞳が紫に光る。
512 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/11 01:47 ID:kQ4GIuQi
「・・・!!?」
とたんにレゼスは動けなくなってしまった。
ミスティは魔色のダイヤに寄生された際、
魔法とは異なった力を身につけていたのだった。
そしてミスティはそのままレゼスに近づき、その衣服をはぎ取る。
「脱がされるのに感じちゃうタチ? ひょっとして・・・?」
などと問うてくる。
明らかな異常を今更察知したレゼス。
もう手遅れだった。
あとはミスティに生気を吸われるのみ。
レゼスを剥いたミスティは、その濡れた唇をレゼスの股間に近づけていく。
533 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/28 23:46 ID:RLcOiXPA
「いただきまぁす・・・。」
そう言うと、ミスティはレゼスのブツをくわえこんだ。
「うおあ・・・、や、やめてくれ! おい!」
しかし、ミスティは何の反応も示さない。
レゼスはまだ若く、もちろん女性経験なんてない。
彼は真面目な性格だったので、そういった行動は良しとしなかったのだ。
ぺちゃ、ぺちゃ、くちゅ、くちゃ・・・。
艶かしい音が周囲に鳴る。
しかし、民家が立ち並ぶエリアから離れているので、町の人は気づかない。
「うー、うー、あーー、誰か来てくれぇーー!!」
苦しむようなうめき声を上げながら、彼はかろうじて叫んだ。
「んぐー、助けてくれぇーーーーー!!!」
ふと顔を上げるミスティ。
「ふふ、残念だけど。もうあなたは私の虜なのよ?」
そう言うと、ミスティは立ちあがる。
そして、何もしない。
レゼスは不審に思った。
(・・・何かするつもり・・・なのか・・・?)
もちろん、違った。
534 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/04/28 23:47 ID:RLcOiXPA
ミスティは何もしない。ずーっと。
だが、1秒1秒経過するたび、レゼスの体の何かを欲する欲望が強くなっていく。
(・・・うう・・・、な、なんなんだ・・・!?)
レゼスは、いわゆる処女――男の場合は純潔というべきか?――だった。
別に宗教的なものではない。ミスティ達の住む世界には、基本的に宗教感はない。
伝説のようなものは存在したが。
ともあれ、レゼスは純潔な青年だったのだ。
恋愛すらまともにしたことない。
そんな、性的に無防備とも言える彼にとって、ミスティはあまりに強大すぎた。
そう、魔色のダイヤに取りこまれているミスティは。
(・・・むぅう、体が熱いぞ・・・? これは一体なんなんだ・・・?)
「ふふふ・・・。だいぶ我慢してるみたいだけど?」
「が・・・、我慢だって・・・!?」
レゼスにとって、この体のうずきは未知なるものだった。
「お・・・、俺の体に何をしたんだ?」
「何って? わからないの??」
ミスティはさも意外そうにたずねる。
「わ、わからないから聞いてるんじゃないかっ・・・、うっ・・・!」
556 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:40 ID:GntAaBH3
「へぇ~・・・、そこそこの年なのにあなた処女なんだ?」
ミスティの顔が妖艶に微笑む。
「うふふふ・・・、たっぷり教えてあげる。お姉さんがね。」
妖しい笑みを浮かべるミスティに恐怖しながらも、レゼスは何とか自我を保っていた。
「お、俺の質問に答えろよっ! う、うう・・・むぅ・・・!!」
必死の形相でレゼスは凄む。
「そんなに知りたいのぉ? ど~しよっかな~・・・。」
じらしてみるミスティ。
その間にも、レゼスの体のうずきはますます強くなっていく。
「ふぅ~ん・・・。我慢してるんだねぇ。いいわ。教えてアゲル。」
ミスティがレゼスに近寄る。
魔色のダイヤに取りこまれているからとはいえ、ミスティの体は美しすぎた。
レゼスは興奮してしまう。
「私の体はね。催淫効果を持つ要素があるのよ。うふふ・・・、そうねぇ。
とってもHな気分になって、色々したくなっちゃうのよ~! ふふふふ・・・。」
「がびーん・・・(#゜o゜;;)・・・」
レゼスには信じられなかった。
っていうか、普通の人間にそんな力があるわけない。
魔法くらいならこの世界の住人は使えたが、催淫能力だなんて・・・。
「嘘をつくな、嘘を!」
そのショックのせいで、レゼスのうずきが若干収まってきた。
「あら? じゃ、嘘だっていう証拠を見せてよ?」
「うむう・・・!」
557 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:42 ID:GntAaBH3
相変わらず動けないレゼス。
「ふふふ、まだ信じられないかしら? もう一度キスすればよくわかるわよ・・・。」
全裸のミスティはさらに妖艶な微笑を浮かべ、顔をレゼスに近づけていく。
「何も気にしなくていいの。快楽だけを味わいなさい・・・。」
その微笑はまるで聖母のそれにも見えるが、同時に凄まじく淫らなようにも見えた。
そして、ついにミスティの唇がレゼスのそれと接合した。
「ん・・・。」
「う・・・あ・・・。」
甘い吐息と共に、ミスティの唾液がレゼスの中に流れていく。
きっかり3分。
ミスティの艶かしく輝く唇がゆっくりと離れる。
「んふふふ・・・。」
「あ・・・あ、うう・・・あ・・・・・・。」
レゼスはもはや放心状態だった。
ミスティに与えられた、催淫効果のある吐息と唾液の影響だ。
「ふふふ・・・、気分はどうかしら・・・?」
しかし、レゼスはそれに答えることもできない。
「うう・・・、あ・・・。」
それこそ精神が崩壊してしまったような表情をしている。
558 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:43 ID:GntAaBH3
ミスティの体液は、我々の住む世界で言えば強烈な麻薬にでも値するのだろう。
いまやレゼスの神経は、すべて快楽を感じるためのものに置き換わっていた。
「さぁ・・・、たっぷりと出してね。」
ミスティはレゼスを押し倒した。
虚空を見つめるレゼス。
その瞳には、もはや何も映っていないのだろうか。
否。
映っているのは、ミスティの裸体のみ。
仮に視界に入っていなくとも、ミスティの体液があたかも幻影を見せるかのように
作用しているのだった。
「ふふふ・・・、それじゃぁ、入れてアゲル。」
そう言うと、ミスティはレゼスの上に乗り、一気に体を落とした。
ずず・・・。
レゼスのブツはすぐに飲み込まれてしまった。
同時に、レゼスの目が「カッ」と見開かれる。
「どぉ? 気持ちいいでしょう・・・、私の中は。」
そのままゆっくりと腰を動かし始めるミスティ。
「うああ・・・、あ、ああああ・・・!!」
レゼスは自我を失いながらも、快楽だけを全身で感じ取っていた。
「もっともっとよくしてあげるわ。ほぉら・・・。」
腰の動きはほとんど変わらない。
だが、しかし。
559 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:44 ID:GntAaBH3
ミスティの膣の中で異常な現象が起きていたのだ。
「うぐああああ、あああっ、ああああああ・・・!!!!」
ミスティの体に寄生した、あの「魔色のダイヤ」。
膣に根をはりめぐらし、ミスティの体を冒していったあのダイヤ。
そのダイヤから新たな触手が生え、レゼスのブツに絡み付いてきたのだった。
「うふふふ、最高でしょぉ・・・? 人間の膣じゃ味わえないわよねぇ・・・。」
とうとうミスティの口からこの言葉が出た。
ミスティはほぼ完全にダイヤに乗っ取られてしまったのである。
そして、レゼスのブツから白い液体がほとばしる。
「ああぁ、いっぱい出てるぅ・・・。いいわぁ・・・。」
恍惚の表情で、ミスティは言う。
数分後。
ミスティはレゼスの体から離れた。
「うふふ、おいしかったわ・・・。お礼に魔性の快楽をあげるわ。」
意味ありげな言葉を放つと、レゼスを花が咲いているところまで運んでいった。
ダイヤに体を奪われている彼女にとっては造作もないことだった。
そして、ミスティはその花を足ではさむように座り込む。
「ふふふ・・・。」
そのまま手を股間にあてがい、こすり始めた。
「あはぁ・・・、いいわぁ・・・。」
くちゅり、くちゅ、くちゅ・・・。
560 名前:FBX@「魔色のダイヤ」2章 ◆4gA1RyNyf. :03/05/19 18:46 ID:GntAaBH3
たちまち紫色の愛液がわいてくる。
くちゅくちゅっ・・・。
愛液が花の上からたれていく。
「ふはぁ、もっとぉ・・・。」
ミスティは手をさらに早く動かし始めた。
不思議と花にかかった愛液は地面を流れず、そのまま花の周囲にたまり始めた。
すると、すぐに花は愛液に沈んでしまった。
「あん・・・、ああ、い、イクぅ・・・、いくっ・・・!」
絶頂に達したミスティ。
同時に膣口からBB弾くらいの大きさの種が出てくると、花が沈んでいる愛液に落ちた。
数秒して、072の絶頂から立ち戻ったミスティが潤んだ瞳でその花を見つめる。
そして、そのまま去っていった。
Pearl(1スレ目分)
453 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 00:59 ID:abkU4tMq
Pearl
「うわぁ…… キレイな真珠」
街のどこにでもあるような小さな宝石店のショーウィンドウに展示された、真珠
のブローチを眺めていた亜矢子。
「一度で良いから本物の真珠が欲しいわぁ」
203X年、真珠を養殖する貝類が海洋汚染のために激減してしまい、天然の真珠の
値段は暴騰に次ぐ暴騰でダイヤよりも高価なモノとなって、一般市民には既に手の
遠い物と化していた。
「でも、高価いよねぇ……」
その値段を見て亜矢子はため息をついた。
子供の頃には真珠もまだ手に届く範囲でどうにかなるレベルでも買えたらしいが、
いまの19歳の彼女にとってはそれも夢また夢の話だ。稼ぎの少ない彼女に10万
以上の品物はそうそう買えるものではない。
幾ら厚手の白いダウンジャケットを着こんでいても、まだ強い北風の寒さに体温
を奪われながらショーウィンドウを眺めているには少々寒すぎてか、ため息をつい
て足を翻そうとしたとき。
「あの、お客さん。もしよろしければ中でゆっくりとご覧になられませんか?」
店の入り口が開いて、中から店員と思わしき女性が亜矢子に声をかけていた。
紺色の落ち付いたデザインのスーツを着ていても、はっきりと判るモデル体形を、
きっちりと結い上げた髪とフレーム部分が薄いメガネが似合う職業美人だった。
亜矢子自身その店員のスタイルの良さに、一目見ただけでちょっとドキッとした
くらいだ。
「え?」
「お客さん、さっきから熱心にショーウィンドウを眺めてらっしゃったでしょう?
ちょっと気になりまして…… 外は寒いでしょうし、よろしければ中でゆっくりと
ご覧になりませんか?」
454 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:00 ID:abkU4tMq
きっちりと結わえられた髪とスーツと合わせたようなメガネの奥に、ただの職業
スマイルではない笑みを浮ばせた店員が、亜矢子に手招きをしていた。
「でも……」
お店に入ったら何か買わなければならないのかしらと言う不安もあって、戸惑う
亜矢子に店員がいう。
「最近じゃ真珠も高いものですわ。お客さんに押し売るようなことはしませんから」
「……ほんと?」
まだ不安な亜矢子がそう呟くと。
「オーナーの意向で、一見のお客様にはお売りするなって方針なんですの。良かっ
たらお茶を入れますわ。お入りになりません?」
惹かれるような笑みで誘い掛ける店員に断わることも出来ず、一見の客には売ら
ないと言う方針と、外で眺めつづけていたおかげで身体が冷えていたこともあって、
亜矢子は店員が手招きするその宝石店に入った。
455 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:01 ID:abkU4tMq
「えぇと、しばらくここでお待ち下さいね、今お茶を用意してきますわ」
宝石店の店員は亜矢子を店の中に誘うと、そう言い残してプライベートルームと
書かれた扉に入っていった。
「あ、あの店員さん? ……行っちゃった。でもすっごい綺麗な人だわぁ」
ちょっと頬を赤らめて亜矢子は呟く。あんなにスタイルのいい女性って、実際に
見るの初めてだなぁと思っていた。
とはいうものの、亜矢子自身もスタイルが三人並と言うには失礼なほどのものを
持っていたのも事実である。しかし本来の年齢に比べどうにも子供っぽく見られて
しまう機会が多く、店員のような「大人の女性」に憧れを持っていたのだ。
「あ、あの人も綺麗だけど…… このお店、真珠のアクセサリー、すっごく綺麗」
真珠のネックレス、ブローチ、他の宝石を周りにちりばめられた真珠の装飾品が、
この店にはいっぱい揃っていた。その一つ一つに見惚れていると、店の奥から店員
がティーポットとカップを2つ持ってきていた。
「さぁどうぞ。外は寒かったでしょ?」
茶器を持った店員は亜矢子をテーブル席に誘うと、熱い紅茶をカップに注いで亜
矢子の前に差し出す。
「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
頂いた紅茶を飲み身体の奥にぬくもりを取り戻しながら、亜矢子はショーウィン
ドウの中を眺めて言う。
456 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:03 ID:abkU4tMq
上品に微笑む店員の言葉に、亜矢子はただ声も無くこくんと頷いて見せる。
「真珠って、いろんな色のものもあるんですね」
「えぇ、白いだけじゃなくって、ピンクとかゴールドとか、色々あるの。大きさも
6~7ミリが普通で、10ミリ以上になると殆ど取れないんですよ」
店内にあるさまざまな真珠を見ながら、亜矢子はただため息をつくしかなかった。
「ちなみに…… もし本物だったらこれだけで幾らなんです?」
恐る恐る亜矢子が聞くと。
「えぇと、ちょっとお客さんには、気軽に買えるって値段ではありませんわ」
苦笑を浮かべて店員が言う。
「そうですよね」
「最近は新しい真珠もなかなか入らなくて、値段ばかり上がっていくのであまり売
れませんけれども、それでも欲しい人にはたまらないものでしょうねぇ」
そう言いながら、店員は服のポケットから小さな箱を取り出すと、その蓋を開け
て亜矢子にそっと見せた。
457 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:04 ID:abkU4tMq
「わぁ……」
中に入っていたのは直径10ミリを越す大きさの見事な真珠だった。
「これ…… すごい」
その大きさや傷一つなく真円に近い完璧な真珠に、ただ驚くばかりの亜矢子。
「イミテーションや人工真珠じゃない、本物の真珠よ。コレ」
店員は亜矢子にささやくように言うと、もっとよく見てもらうように真珠を亜矢
子の手に取らせる。
「ほん…… もの?」
「そう、まがい物なんかじゃない本物の、真珠よ」
亜矢子にゆっくりと言い聞かせる様に言う店員に、亜矢子はただ両手でそっと持
ってじっと見ていた。
きらきらと輝く真珠の表面、真珠独特の輝きにいつのまにか幻惑され、幸福感に
包まれていた。
「こ、こんなの…… あ……れ? なんだか…… ねむ……」
いつのまにかに幸福感が、眠気に変わっている事にも気がつかず、亜矢子はその
まま幸福感に包まれて突っ伏すように眠ってしまった。
「あらあら、お客様? こんな所で眠ってしまってはこまりますわぁ?」
口調とは裏腹にメガネの奥に妖しい笑みを浮かべる店員。そして亜矢子が眠って
いる事を確認すると、亜矢子を担いで店の奥に連れていった。
466 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:01 ID:U7oiXtOb
「ぐっすりねているわねぇ。うふふ」
店員は店の奥に用意されあったストレッチャーに寝かせた亜矢子の頬を軽く突つ
いて、満足そうな笑みを浮かべると、これからの作業に邪魔なジャケットを脱ぎ、
新しい玩具を買い与えられた子供の様にとても嬉しそうに亜矢子の衣服を脱がして
いく。
薄黄色のニットのハイネックセーターと少し丈の長い赤のチェック地のスカート
を手際よく脱がし、それまで隠されていた亜矢子の幼い見掛けを裏切るグラマーな
身体が出てくると、店員は思わず自分の目に間違いがなかった事を確信した。
「やっぱり見立て通りだったわぁ、若いから肌にハりも合るし」
亜矢子の下着越しにつぅっと指でなぞって肌のキメと弾力を確かめつつ、さらに
亜矢子の身体を隠す可愛らしい下着やストッキングを、丁寧に脱がしていく。
「あらあら、せっかくいいスタイルなのに、それを無視したブラじゃもったいない
わぁ」
亜矢子の大き目のカップを隠す既製品のブラジャーを外すと、それに見合うサイ
ズの二つの半球がポロリと顔を見せる。
「あと2つ~」
待ちどうしくて疼く気持ちを抑えながら、さらにストッキングを伝染させないよ
うに丁寧に脱がし、その下で最後の1枚となった亜矢子の股間を覆う淡い水色のシ
ョーツを、僅かに腰を浮かさせて取り除いた。
「脱衣もおわったし、あとは……」
亜矢子を一糸纏わぬ姿にしてしまうと、今度は亜矢子のおなかの辺りを徹底的に
触診したり、何本か注射針を腕に射しては亜矢子の血液を採取させて何かの調査を
行なう。それが一通り終わり結果が出るのはすぐだった。
結果は「Match」つまり「適合」と出てきた。
「うふふ…… このコいい母体になるかしら?」
妖しい笑みを浮べて、店員は亜矢子を乗せたストレッチャーをさらに店の奥へと
運んでいくのだった。
467 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:04 ID:U7oiXtOb
寒さで目が醒めた亜矢子は、まだ鈍い感覚が頭のなかで残ったまま、辺りを見回
そうと首を動かしてみた。
「なに? 真っ暗なの? あれ?」
暗闇に目が慣れてないせいか、自分がどう言う状況になっているかは目では見え
ないものの、自分が妙な格好で座っているくらいのことは気がついた。
「あれ? 私、どうしたんだっけ?」
目が醒める以前のことを思い出そうと、眉間に右手の人差し指を当てようと、右
腕を動かそうと力を入れるが、カチャカチャと音を立てるだけで、腕は少しも動か
せないことに気がついた。
「え? なに? えぇ!?」
ようやく暗闇に目も慣れてきて、改めて自分の身に何が起きているかを確かめる。
そして、自分がなにかに拘束されていることにさらに驚いた。
「な、なによこれぇ!」
さっきまで着ていたはずのハイネックのセーターやお気に入りの下着は眠ってい
る間に脱がされたのか、いまの亜矢子は一糸も纏っていなかった。
その時、唐突に部屋に明かりが入れられた。強烈なライト光に、一瞬にして目が
くらむ。
「きゃっ! なんなのぉ!」
ようやく照明のもたらす光り目が慣れて、涙目のまま辺りを見回してみる亜矢子
が最初に見たのは。
468 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:06 ID:U7oiXtOb
「あ、やぁあ!」
何か特別な椅子に座らされ、足はちょうどM字に開かれてやや濃い下草に飾られ
たぷくっとした秘肉が丸出しの格好で固定されており、手や太ももには椅子につい
ている大きく頑丈そうな枷がかけられおり身動きすら取れそうになかった。
さっき腕が動かせなかったのは、この頑丈な枷のせいだった。
さらに亜矢子は椅子の周りを見回す。
椅子の周りに取り揃えられた準備の整った医療器具らしきモノ。規則正しく電子
音を刻む機器類。さらに整然と並べられた様々な薬品瓶。
そして彼女の目の前にしつらえた、巨大な円筒状水槽の中で浮き沈みを繰り返す
拳くらいのピンク色の肉塊が中の溶液を吸い込み、盛んに膨らんでは萎み、膨らん
では萎むを繰り返し繰り返し行う様に、亜矢子は本能的な恐怖感を覚えていた。
「やだ…… なんなのこれぇ!」
唐突なことに状況が理解できず恐怖で震えながらも、なんとか脱出しようもがい
てみせる亜矢子。
もがくたびにカシャンカシャンという金具の音と共に、上半身が動いては形の良
い双球がゆれるだけで、手足にかけられた枷が亜矢子を椅子の上から逃げ出すこと
を許さなかった。
469 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:07 ID:U7oiXtOb
「幾らもがいてもむ、だ、よ」
彼女の背後からそう言ったのは、宝石店の店員だった。自らも充分成熟したスタ
イルの良い身体を惜しみもなく晒しており、手には手術用のゴム手袋をつけていた。
そんな店員の姿に、亜矢子の心は恐怖で一層煽られる。
「店員さん? 何、ここは何処なの? 何で私こんな格好で縛られてるの!?」
「ここはお店の地下よ。今からあなたにも協力してもらうの」
羞恥と恐怖感から半狂乱になりながら叫ぶ亜矢子に、妖しく笑って答える店員。
「きょ、協力って…… なによそれ! 一体なにするの…… あっ!」
店員は亜矢子の座る椅子の後側に回ると、椅子の背後から叫びつづける亜矢子の
豊かな胸ゴム手袋ごしに揉んだ。
「あぁ!」
いきなり胸を掴まれ、痛みに眉を寄せる亜矢子。
「いまにわかりますわ」
意味深げに亜矢子に囁く店員。空いた手で亜矢子の座る椅子の横に並べてあった
機材の中から、圧力式無痛注射器を取り出して、亜矢子の腕にあてがうとボタンを
押して薬液を注入する。
「あなたにね、真珠を養殖してもらうの、とぉっても大事な協力ですわぁ」
「養殖って……? ぁん! やだぁ! 止めて、止めてよぉ!」
ゴム手袋をはめて掴まれ揉まれるその感触に、好きでもない他人によって強制的
に胸を揉まれることに。亜矢子はさらなる怖気を覚えた。
店員がやわやわと胸を歪めていく度に、なんとか店員の手を避けようと肩を揺ら
して抵抗を試みるも、そんな亜矢子のささやかな抵抗をあしらうかのように胸を両
手でリズミカルに揉みしだく店員の愛撫に、肉体の方は何故か敏感に反応して、そ
のまま店員の愛撫に我を忘れようとしていた。
573 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/05/25 22:02 ID:mkUc4LtT
「あ、あぁぁ、んっあん! やぁあ!」
羞恥で目尻に涙をにじませ、快楽を覚えながらも泣き叫ぶ亜矢子の双球を、店員
は強く弱く揉んで軽く押しつぶして弄ぶ。
「ん、ぅんう!」
さらにポヨポヨと双球の周りを弄んでみせる。
しかしその中心にある尖りはじめた2つの桜色の実には触れずに、胸のふくらみ
だけを執拗に愛撫する。
「コレだけで軽く感じちゃうなんて、性交渉体験が少ないのねぇ。好都合だわぁ」
「あぁ、いぃ、いやぁ」
妖しくほくそえむ店員に胸だけをいじられて、ささやかながらも必死で抵抗して
いた亜矢子も、次第に抵抗することを止め、ついには身体の奥から沸いてきた悦楽
に我慢が出来なくなってきていた。
眉根はだらしなく垂れ下がり、股間の辺りが軽く湿り出して来ているのにも気が
つかずにいる。
「感じやすいし若くていいわぁ、コレなら大丈夫そうねぇ」
店員は充分に尖った亜矢子の充血し切った乳首を不意につまみ、くっと軽くつい
ばむ。
「あぁあああ!」
ついばまれた瞬間、それまで緩やかだった快感が強烈な快楽となって亜矢子の身
体を突き抜けた。目を瞑らせて軽くビクンと身体を反らせて快感に身体を振わせる。
この瞬間、亜矢子の抵抗は頭の中から吹き飛んでしまった。
「いい! いいのぉ!」
574 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/05/25 22:04 ID:mkUc4LtT
親指と人差し指で両方の乳首を愛撫され、残る指と掌で双球を愛撫されながら、
軽い絶頂に達した亜矢子は股間の若草を早くも濡らしていた。
「あらあらはしたないわぁ。もうココを濡れそぼらせちゃってるのかしらぁ?」
店員は亜矢子の耳元でそう呟くと、それまで亜矢子の右の胸を責めていた右手を
亜矢子の股間に伝わせて、秘所の入り口を確かめようとそのたおやかな指を亜矢子
のお腹に滑らせる。
「あぁ、やぁあ」
亜矢子は剥き出しになった秘部を弄られまいと懸命に両足の間を閉じようとする
が、開脚された形で縛られていてはそれも出来ず、その中心で可愛く震えながらぷ
くっとした秘肉の中心にあるスリットから、透明な蜜を滴らせて剥き出しにされた
姿に羞恥と共に顔をそむける。
「あらあらぁ、そんな恥ずかしがっていては、せっかくのきれいなお顔も台無しですわ」
亜矢子の恥ずかしがる様子を面白がるように見て言う店員は、顔をそむける亜矢
子に構わず周りをゆっくりと揉み回してみた。
亜矢子の敏感な所を揉みまわし、さらにスリットの奥からは透明な蜜をあふれさ
せていた店員は、自分の指に絡まった蜜の量を確かめて、軽く自分の唇を舌舐めず
らさせて卑らしいそうに亜矢子の耳元で言う。
「あらぁ、もうぐっしょぐしょ」
濡れ具合を亜矢子自身にも確かめさせるように、濡れた右手を亜矢子の目の前に
持って行って、ぬらぬらと光る指先をこすり合わせて見せた。
733 名前:mid_night ◆ES1KDPyqDw :03/09/07 23:44 ID:qe8xXryf
「い、やぁ。やめえぇ」
滑る右手で右の乳首をこねくり回されて、亜矢子は声を上げて僅かに動く腰を動
かしながら愛液をしだたらせる。
「もうびしょびしょなのに、そんなことを言うのは、この口かしらぁ?」
新たに上がる艶声に気を良くしてか、店員はまた焦らすように股間の周りを撫で
回すように愛撫し始めた。
右手で滑る茂みごと秘所の入り口を撫で回し、スリットを上下に摺り上げる。
「ん、んぅ!」
次第に熱を帯びてぷっくりと膨れてきた恥丘を、秘所の入り口から染み出る愛液
をすくって撫でながら、左手は感じて大きくなった亜矢子の胸を愛撫しつづけていた。
「あん、や、やぁああ! せ、切ないの、切ないよう! もっと、もっとぉ!!」
中心をわざと外して続けられる執拗な愛撫のあまりに、亜矢子の口から更なる快
楽を求めるように口走っていた。
「切ないのぉ? じゃぁもっと良くシテ上げればイイのねぇ?」
亜矢子の耳元でささやきかける店員。
「してぇ、シてくださいぃぃ! イかせてくださいぃ!」
「だぁめ。まだまだそう簡単にはイかせてあげませんわぁ」
店員は意地悪く亜矢子の耳元でそう囁くと、その両手で行っていた愛撫を止めて
しまった。
「あっ! やだぁ、シてほしいのっ! やめちゃいやぁ」
目を潤ませて懇願する亜矢子。もはや先ほどまであれほど嫌悪していたときの頑
なさは無く、快楽に溺れて懇願する一人の小娘に成り下がっていた。
「お願いよぉ、もう疼きっぱなしなのよぉ、イかせてぇ!」
目を潤ませて懇願する亜矢子に、店員は嗜虐的な笑みをわざと浮かべて言う。
「まだまだですわぁ。事には順序というものがありますのよ」
言いつつ、右手を近くの台に伸ばして、手探りであるものを探す。
そして取り出したのは、やや大ぶりなシェーバーナイフだった。
734 名前:mid_night ◆ES1KDPyqDw :03/09/07 23:45 ID:qe8xXryf
店員が手にしたナイフを見ても、いまの亜矢子には現実感もなにも無く、そのナ
イフの刃が何に使われるのかと言う恐怖もまた、何処か希薄だった。
「さぁてと、ちょっと濃い目のその茂みを、伐採しちゃいましょう」
そう言って、店員は亜矢子の股間に顔をうずめるように近づくと、ガーゼであふ
れ出た愛液をふき取り、シェービングクリームを秘所の周りに塗りたくる。
「ひぃんっ、冷たいっ」
クリームに含まれていたメントールが、亜矢子の秘所を僅かに刺激する。
「ちょっと大人しくしててねぇ」
亜矢子の股の付け根を片手で押さえつつ、わざと一番上のほうから剃毛を始めた。
「んー、ちょっと濃いめねぇ。お手入れし忘れてたのかしらぁ? もっとも、今日
はここの周りをキレイキレイにしますわよぉ」
デルタラインのところをゆっくりとなぞるように剃っていく。シェーバーの刃の
感触とクリームのメントールとの刺激と相まって、より亜矢子の中を疼かせていた。
「んん~~~~、あ~~~~~」
疼きのあまり身をくねらせたくても、両足の枷がそれを赦さない。秘唇の周りが
疼きのあまりにプルプルと震え始めたのを見取って、店員が亜矢子をたしなめる。
「もう少し我慢しないと、大事なところを怪我してしまいますわよぉ」
そういいつつ、亜矢子の秘唇の周りの毛をゆっくり丁寧に剃り始めた。
チッ、チッという規則正しい音と共に、刃の触れる感覚が亜矢子をなぶる。
「ちょっとごめんなさいねぇ」
店員がそう言うと、秘唇を軽くつまんでその脇の毛を剃ろうと、ひだに触れた瞬間。
「あ、あああ、ああ~~~~~~~!!」
突然亜矢子の体に力が入ったかと思うと、ビクンビクンと腰を痙攣させていた。
我慢しきれず果ててしまったのだ。
735 名前:mid_night ◆ES1KDPyqDw :03/09/07 23:47 ID:qe8xXryf
「あらぁ、じらしすぎちゃったかしらぁ。まぁ好都合かもぉ」
荒い息のまま、あえいでいる亜矢子の様子を見つつ、残った個所の剃毛を済ませ
てしまうと、亜矢子のデルタはつるつるになっていた。
「これでいいわぁ。雑菌の元はこうするに限るわねぇ、ふふふっ」
そう言いながら、剥き出しになった秘所の周りを指でなぞる店員が、次に取り出し
たのは、金属製の筒のようなもの…… クスコであった。
「もうそろそろ、子宮口も口をあける頃ねぇ」
そういいながら口を閉ざしたクスコに潤滑剤を塗りたくると、亜矢子の濡れそぼっ
たスリットにためらうことなく突っ込んだ。
「あ、あ、あううううう!!」
喘いでいた亜矢子が声を上げる。やや細身のクスコであるとはいえ、経験が少な
い亜矢子には、店員が秘所にクスコを入れることも苦痛を伴う行為であった。
「あららぁ、細い物を選んだのにぃ、きつく感じるのかしらぁ? まぁいまから広
げるから結果は変わらないけど」
言うや否や、店員はクスコの持ち口をゆっくりと合わせる。
亜矢子の中で、クスコの上下が店員の手の動きに合わせて口を開けていく。
「いっぎひぃ、っつぅっく、いぎいぃいいい!」
膣の中を強引に押し広げる感覚に過剰なまでに反応する亜矢子を無視して、店員
はクスコの口を最大にする。
「これから先は,これにも慣れてもらわないと困りますのに…… まぁ、いいです
わぁ」
妖しく笑みを浮かべると、クスコで開けた亜矢子の秘所の中をチェックする。
性交渉経験そのものが少ないせいか、秘唇の色もまぁローズピンクを保っていた
し、中の様子も問題はなさそうであった。
「子宮口もちゃぁんと顔を見せていますわねぇ。もうそろそろいけるかしらぁ?」
クスコの奥に見えるのは、横に僅かに口を開かせる、膣の奥の壁に開いた子宮口
だった。
867 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/09/19 01:29 ID:umS1kj6B
「それじゃ、挿れるわよぉ、ふふっ」
亜矢子の中心を覗いたまま店員だった女が呟くと、ずいぶん細身の長い注射器の
ような物を手に取りだした。その中には肉片のような何かが蠢いていた。
「これが、あなたを変えるのよ、何もかもねぇ。地獄と天国の両方を味わいながら、すばらしいものになるのよ、ふふふっ、それに耐えられるかしらぁ」
その注射器のような物をクスコの間を通して亜矢子の子宮口の前に当てる。
「寄生体挿入、ですわぁ」
そう言って、マッドサイエンティストによくある嗜虐的な笑みを浮かべながら、
容赦なく注射器のピストンを押し、亜矢子の子宮口に寄生体を挿入し手早く挿入器
具とクスコを引き抜く。
「あ、や、う、ぎっひぃいいいいい!」
亜矢子がそれまでとは打って変わった悲鳴をあげる。
挿入した寄生体が子宮口の僅かな隙間をこじ開けながら亜矢子の肢内へと潜り込
んでいくのだ。
寄生体が少しづつ潜り込んで行く度に、亜矢子は苦しみのあまり絶叫を上げる。
腹部を襲う引き裂くような痛みに全身で暴れようとするが、手足の枷と、先ほど打
ち込まれた薬がそれを許さない。
「あっはっはっはっはっ、苦しみは死ぬ為の一歩、痛みは再生の為の一歩なのよ、
しばらく我慢なさい。じきに痛みも苦しみも飛ぶわよぉ」
にまぁ、っと笑う女。
「あ、はぁ、はっ、ぃぐぅぅひぃっ! ひあぁ…… ハァッハァッハッ……」
その言葉どおり、しばらくすると痛みが消える。寄生体が子宮内に潜り込み終わ
ったのだろう。
「ね、痛みが消えたでしょう? でも、それは始まりに過ぎないわぁ、壊れちゃわ
ないでねぇ、これでもあなたには期待しているのよぉ、ふふふっ」
先ほどまでの痛みで朦朧とする亜矢子に、女はそう告げると。
「ひ? ひぃ?! ひぃあっ! ひぃぃいいいい! ひぎゃああああああ!!」
次の瞬間には女の言う通り、亜矢子の体の一番奥から全身に向けて、それまでの
数十倍もの快楽の衝撃が駆け抜けた。
868 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/09/19 01:30 ID:umS1kj6B
「いひぃ、あひっあひっあくぅ! ひぃぃぃいいいいん、おなかとろける、とろけ
ちゃうううううひぃいいいいい!」
何十倍の快楽で、お腹から腰のあたりにかけて、自分の意志とは勝手にケイレン
する。ケイレンが止まらない。腰が浮いてガクガクする。
全身に玉のような汗を浮かべ、肌を桜色に染め上げて、暴力的な快楽になすすべ
がない。自分のよがり声が獣のそれに代わっていくのも止められない。それ以前に
気づいてすらいない。
「あらあら、大事な所からおつゆが溢れんばかりに吹き出てますわぁ」
女の言うとおり、亜矢子のスリットは全開のまま、膣口から愛液は吹き出っぱな
しで、既にドロドロになっていた。
「乳首もクリちゃんもすっごく大きく飛び出しちゃってる痛々しいわねぇ、でもぉ
こんなものじゃすまないわよぉ」
見ると、亜矢子の乳首は痛々しいまでにビンビンに尖り、胸がブルンブルン動く
たびに、その振動で乳首自体が上下左右に振られている。
女は亜矢子の股間の真中に大きく勃起したクリトリスを、悪戯がてらに摘み、さ
らに尖りきった乳首の片方をくっと引っ張ると、亜矢子は盛大にケモノの声でヨガ
り。
「あおぉぉおおお! ぎぃひゃあああああ!!!」
それだけで、亜矢子は絶叫を上げる。もはや理性も何も吹き飛んでいた。
スリットの真中からは、先ほどのものよりも一層濃くて白っぽい愛液をダバダバ
と溢れ出させていた。
Pearl
「うわぁ…… キレイな真珠」
街のどこにでもあるような小さな宝石店のショーウィンドウに展示された、真珠
のブローチを眺めていた亜矢子。
「一度で良いから本物の真珠が欲しいわぁ」
203X年、真珠を養殖する貝類が海洋汚染のために激減してしまい、天然の真珠の
値段は暴騰に次ぐ暴騰でダイヤよりも高価なモノとなって、一般市民には既に手の
遠い物と化していた。
「でも、高価いよねぇ……」
その値段を見て亜矢子はため息をついた。
子供の頃には真珠もまだ手に届く範囲でどうにかなるレベルでも買えたらしいが、
いまの19歳の彼女にとってはそれも夢また夢の話だ。稼ぎの少ない彼女に10万
以上の品物はそうそう買えるものではない。
幾ら厚手の白いダウンジャケットを着こんでいても、まだ強い北風の寒さに体温
を奪われながらショーウィンドウを眺めているには少々寒すぎてか、ため息をつい
て足を翻そうとしたとき。
「あの、お客さん。もしよろしければ中でゆっくりとご覧になられませんか?」
店の入り口が開いて、中から店員と思わしき女性が亜矢子に声をかけていた。
紺色の落ち付いたデザインのスーツを着ていても、はっきりと判るモデル体形を、
きっちりと結い上げた髪とフレーム部分が薄いメガネが似合う職業美人だった。
亜矢子自身その店員のスタイルの良さに、一目見ただけでちょっとドキッとした
くらいだ。
「え?」
「お客さん、さっきから熱心にショーウィンドウを眺めてらっしゃったでしょう?
ちょっと気になりまして…… 外は寒いでしょうし、よろしければ中でゆっくりと
ご覧になりませんか?」
454 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:00 ID:abkU4tMq
きっちりと結わえられた髪とスーツと合わせたようなメガネの奥に、ただの職業
スマイルではない笑みを浮ばせた店員が、亜矢子に手招きをしていた。
「でも……」
お店に入ったら何か買わなければならないのかしらと言う不安もあって、戸惑う
亜矢子に店員がいう。
「最近じゃ真珠も高いものですわ。お客さんに押し売るようなことはしませんから」
「……ほんと?」
まだ不安な亜矢子がそう呟くと。
「オーナーの意向で、一見のお客様にはお売りするなって方針なんですの。良かっ
たらお茶を入れますわ。お入りになりません?」
惹かれるような笑みで誘い掛ける店員に断わることも出来ず、一見の客には売ら
ないと言う方針と、外で眺めつづけていたおかげで身体が冷えていたこともあって、
亜矢子は店員が手招きするその宝石店に入った。
455 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:01 ID:abkU4tMq
「えぇと、しばらくここでお待ち下さいね、今お茶を用意してきますわ」
宝石店の店員は亜矢子を店の中に誘うと、そう言い残してプライベートルームと
書かれた扉に入っていった。
「あ、あの店員さん? ……行っちゃった。でもすっごい綺麗な人だわぁ」
ちょっと頬を赤らめて亜矢子は呟く。あんなにスタイルのいい女性って、実際に
見るの初めてだなぁと思っていた。
とはいうものの、亜矢子自身もスタイルが三人並と言うには失礼なほどのものを
持っていたのも事実である。しかし本来の年齢に比べどうにも子供っぽく見られて
しまう機会が多く、店員のような「大人の女性」に憧れを持っていたのだ。
「あ、あの人も綺麗だけど…… このお店、真珠のアクセサリー、すっごく綺麗」
真珠のネックレス、ブローチ、他の宝石を周りにちりばめられた真珠の装飾品が、
この店にはいっぱい揃っていた。その一つ一つに見惚れていると、店の奥から店員
がティーポットとカップを2つ持ってきていた。
「さぁどうぞ。外は寒かったでしょ?」
茶器を持った店員は亜矢子をテーブル席に誘うと、熱い紅茶をカップに注いで亜
矢子の前に差し出す。
「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
頂いた紅茶を飲み身体の奥にぬくもりを取り戻しながら、亜矢子はショーウィン
ドウの中を眺めて言う。
456 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:03 ID:abkU4tMq
上品に微笑む店員の言葉に、亜矢子はただ声も無くこくんと頷いて見せる。
「真珠って、いろんな色のものもあるんですね」
「えぇ、白いだけじゃなくって、ピンクとかゴールドとか、色々あるの。大きさも
6~7ミリが普通で、10ミリ以上になると殆ど取れないんですよ」
店内にあるさまざまな真珠を見ながら、亜矢子はただため息をつくしかなかった。
「ちなみに…… もし本物だったらこれだけで幾らなんです?」
恐る恐る亜矢子が聞くと。
「えぇと、ちょっとお客さんには、気軽に買えるって値段ではありませんわ」
苦笑を浮かべて店員が言う。
「そうですよね」
「最近は新しい真珠もなかなか入らなくて、値段ばかり上がっていくのであまり売
れませんけれども、それでも欲しい人にはたまらないものでしょうねぇ」
そう言いながら、店員は服のポケットから小さな箱を取り出すと、その蓋を開け
て亜矢子にそっと見せた。
457 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/08 01:04 ID:abkU4tMq
「わぁ……」
中に入っていたのは直径10ミリを越す大きさの見事な真珠だった。
「これ…… すごい」
その大きさや傷一つなく真円に近い完璧な真珠に、ただ驚くばかりの亜矢子。
「イミテーションや人工真珠じゃない、本物の真珠よ。コレ」
店員は亜矢子にささやくように言うと、もっとよく見てもらうように真珠を亜矢
子の手に取らせる。
「ほん…… もの?」
「そう、まがい物なんかじゃない本物の、真珠よ」
亜矢子にゆっくりと言い聞かせる様に言う店員に、亜矢子はただ両手でそっと持
ってじっと見ていた。
きらきらと輝く真珠の表面、真珠独特の輝きにいつのまにか幻惑され、幸福感に
包まれていた。
「こ、こんなの…… あ……れ? なんだか…… ねむ……」
いつのまにかに幸福感が、眠気に変わっている事にも気がつかず、亜矢子はその
まま幸福感に包まれて突っ伏すように眠ってしまった。
「あらあら、お客様? こんな所で眠ってしまってはこまりますわぁ?」
口調とは裏腹にメガネの奥に妖しい笑みを浮かべる店員。そして亜矢子が眠って
いる事を確認すると、亜矢子を担いで店の奥に連れていった。
466 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:01 ID:U7oiXtOb
「ぐっすりねているわねぇ。うふふ」
店員は店の奥に用意されあったストレッチャーに寝かせた亜矢子の頬を軽く突つ
いて、満足そうな笑みを浮かべると、これからの作業に邪魔なジャケットを脱ぎ、
新しい玩具を買い与えられた子供の様にとても嬉しそうに亜矢子の衣服を脱がして
いく。
薄黄色のニットのハイネックセーターと少し丈の長い赤のチェック地のスカート
を手際よく脱がし、それまで隠されていた亜矢子の幼い見掛けを裏切るグラマーな
身体が出てくると、店員は思わず自分の目に間違いがなかった事を確信した。
「やっぱり見立て通りだったわぁ、若いから肌にハりも合るし」
亜矢子の下着越しにつぅっと指でなぞって肌のキメと弾力を確かめつつ、さらに
亜矢子の身体を隠す可愛らしい下着やストッキングを、丁寧に脱がしていく。
「あらあら、せっかくいいスタイルなのに、それを無視したブラじゃもったいない
わぁ」
亜矢子の大き目のカップを隠す既製品のブラジャーを外すと、それに見合うサイ
ズの二つの半球がポロリと顔を見せる。
「あと2つ~」
待ちどうしくて疼く気持ちを抑えながら、さらにストッキングを伝染させないよ
うに丁寧に脱がし、その下で最後の1枚となった亜矢子の股間を覆う淡い水色のシ
ョーツを、僅かに腰を浮かさせて取り除いた。
「脱衣もおわったし、あとは……」
亜矢子を一糸纏わぬ姿にしてしまうと、今度は亜矢子のおなかの辺りを徹底的に
触診したり、何本か注射針を腕に射しては亜矢子の血液を採取させて何かの調査を
行なう。それが一通り終わり結果が出るのはすぐだった。
結果は「Match」つまり「適合」と出てきた。
「うふふ…… このコいい母体になるかしら?」
妖しい笑みを浮べて、店員は亜矢子を乗せたストレッチャーをさらに店の奥へと
運んでいくのだった。
467 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:04 ID:U7oiXtOb
寒さで目が醒めた亜矢子は、まだ鈍い感覚が頭のなかで残ったまま、辺りを見回
そうと首を動かしてみた。
「なに? 真っ暗なの? あれ?」
暗闇に目が慣れてないせいか、自分がどう言う状況になっているかは目では見え
ないものの、自分が妙な格好で座っているくらいのことは気がついた。
「あれ? 私、どうしたんだっけ?」
目が醒める以前のことを思い出そうと、眉間に右手の人差し指を当てようと、右
腕を動かそうと力を入れるが、カチャカチャと音を立てるだけで、腕は少しも動か
せないことに気がついた。
「え? なに? えぇ!?」
ようやく暗闇に目も慣れてきて、改めて自分の身に何が起きているかを確かめる。
そして、自分がなにかに拘束されていることにさらに驚いた。
「な、なによこれぇ!」
さっきまで着ていたはずのハイネックのセーターやお気に入りの下着は眠ってい
る間に脱がされたのか、いまの亜矢子は一糸も纏っていなかった。
その時、唐突に部屋に明かりが入れられた。強烈なライト光に、一瞬にして目が
くらむ。
「きゃっ! なんなのぉ!」
ようやく照明のもたらす光り目が慣れて、涙目のまま辺りを見回してみる亜矢子
が最初に見たのは。
468 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:06 ID:U7oiXtOb
「あ、やぁあ!」
何か特別な椅子に座らされ、足はちょうどM字に開かれてやや濃い下草に飾られ
たぷくっとした秘肉が丸出しの格好で固定されており、手や太ももには椅子につい
ている大きく頑丈そうな枷がかけられおり身動きすら取れそうになかった。
さっき腕が動かせなかったのは、この頑丈な枷のせいだった。
さらに亜矢子は椅子の周りを見回す。
椅子の周りに取り揃えられた準備の整った医療器具らしきモノ。規則正しく電子
音を刻む機器類。さらに整然と並べられた様々な薬品瓶。
そして彼女の目の前にしつらえた、巨大な円筒状水槽の中で浮き沈みを繰り返す
拳くらいのピンク色の肉塊が中の溶液を吸い込み、盛んに膨らんでは萎み、膨らん
では萎むを繰り返し繰り返し行う様に、亜矢子は本能的な恐怖感を覚えていた。
「やだ…… なんなのこれぇ!」
唐突なことに状況が理解できず恐怖で震えながらも、なんとか脱出しようもがい
てみせる亜矢子。
もがくたびにカシャンカシャンという金具の音と共に、上半身が動いては形の良
い双球がゆれるだけで、手足にかけられた枷が亜矢子を椅子の上から逃げ出すこと
を許さなかった。
469 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/03/16 04:07 ID:U7oiXtOb
「幾らもがいてもむ、だ、よ」
彼女の背後からそう言ったのは、宝石店の店員だった。自らも充分成熟したスタ
イルの良い身体を惜しみもなく晒しており、手には手術用のゴム手袋をつけていた。
そんな店員の姿に、亜矢子の心は恐怖で一層煽られる。
「店員さん? 何、ここは何処なの? 何で私こんな格好で縛られてるの!?」
「ここはお店の地下よ。今からあなたにも協力してもらうの」
羞恥と恐怖感から半狂乱になりながら叫ぶ亜矢子に、妖しく笑って答える店員。
「きょ、協力って…… なによそれ! 一体なにするの…… あっ!」
店員は亜矢子の座る椅子の後側に回ると、椅子の背後から叫びつづける亜矢子の
豊かな胸ゴム手袋ごしに揉んだ。
「あぁ!」
いきなり胸を掴まれ、痛みに眉を寄せる亜矢子。
「いまにわかりますわ」
意味深げに亜矢子に囁く店員。空いた手で亜矢子の座る椅子の横に並べてあった
機材の中から、圧力式無痛注射器を取り出して、亜矢子の腕にあてがうとボタンを
押して薬液を注入する。
「あなたにね、真珠を養殖してもらうの、とぉっても大事な協力ですわぁ」
「養殖って……? ぁん! やだぁ! 止めて、止めてよぉ!」
ゴム手袋をはめて掴まれ揉まれるその感触に、好きでもない他人によって強制的
に胸を揉まれることに。亜矢子はさらなる怖気を覚えた。
店員がやわやわと胸を歪めていく度に、なんとか店員の手を避けようと肩を揺ら
して抵抗を試みるも、そんな亜矢子のささやかな抵抗をあしらうかのように胸を両
手でリズミカルに揉みしだく店員の愛撫に、肉体の方は何故か敏感に反応して、そ
のまま店員の愛撫に我を忘れようとしていた。
573 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/05/25 22:02 ID:mkUc4LtT
「あ、あぁぁ、んっあん! やぁあ!」
羞恥で目尻に涙をにじませ、快楽を覚えながらも泣き叫ぶ亜矢子の双球を、店員
は強く弱く揉んで軽く押しつぶして弄ぶ。
「ん、ぅんう!」
さらにポヨポヨと双球の周りを弄んでみせる。
しかしその中心にある尖りはじめた2つの桜色の実には触れずに、胸のふくらみ
だけを執拗に愛撫する。
「コレだけで軽く感じちゃうなんて、性交渉体験が少ないのねぇ。好都合だわぁ」
「あぁ、いぃ、いやぁ」
妖しくほくそえむ店員に胸だけをいじられて、ささやかながらも必死で抵抗して
いた亜矢子も、次第に抵抗することを止め、ついには身体の奥から沸いてきた悦楽
に我慢が出来なくなってきていた。
眉根はだらしなく垂れ下がり、股間の辺りが軽く湿り出して来ているのにも気が
つかずにいる。
「感じやすいし若くていいわぁ、コレなら大丈夫そうねぇ」
店員は充分に尖った亜矢子の充血し切った乳首を不意につまみ、くっと軽くつい
ばむ。
「あぁあああ!」
ついばまれた瞬間、それまで緩やかだった快感が強烈な快楽となって亜矢子の身
体を突き抜けた。目を瞑らせて軽くビクンと身体を反らせて快感に身体を振わせる。
この瞬間、亜矢子の抵抗は頭の中から吹き飛んでしまった。
「いい! いいのぉ!」
574 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/05/25 22:04 ID:mkUc4LtT
親指と人差し指で両方の乳首を愛撫され、残る指と掌で双球を愛撫されながら、
軽い絶頂に達した亜矢子は股間の若草を早くも濡らしていた。
「あらあらはしたないわぁ。もうココを濡れそぼらせちゃってるのかしらぁ?」
店員は亜矢子の耳元でそう呟くと、それまで亜矢子の右の胸を責めていた右手を
亜矢子の股間に伝わせて、秘所の入り口を確かめようとそのたおやかな指を亜矢子
のお腹に滑らせる。
「あぁ、やぁあ」
亜矢子は剥き出しになった秘部を弄られまいと懸命に両足の間を閉じようとする
が、開脚された形で縛られていてはそれも出来ず、その中心で可愛く震えながらぷ
くっとした秘肉の中心にあるスリットから、透明な蜜を滴らせて剥き出しにされた
姿に羞恥と共に顔をそむける。
「あらあらぁ、そんな恥ずかしがっていては、せっかくのきれいなお顔も台無しですわ」
亜矢子の恥ずかしがる様子を面白がるように見て言う店員は、顔をそむける亜矢
子に構わず周りをゆっくりと揉み回してみた。
亜矢子の敏感な所を揉みまわし、さらにスリットの奥からは透明な蜜をあふれさ
せていた店員は、自分の指に絡まった蜜の量を確かめて、軽く自分の唇を舌舐めず
らさせて卑らしいそうに亜矢子の耳元で言う。
「あらぁ、もうぐっしょぐしょ」
濡れ具合を亜矢子自身にも確かめさせるように、濡れた右手を亜矢子の目の前に
持って行って、ぬらぬらと光る指先をこすり合わせて見せた。
733 名前:mid_night ◆ES1KDPyqDw :03/09/07 23:44 ID:qe8xXryf
「い、やぁ。やめえぇ」
滑る右手で右の乳首をこねくり回されて、亜矢子は声を上げて僅かに動く腰を動
かしながら愛液をしだたらせる。
「もうびしょびしょなのに、そんなことを言うのは、この口かしらぁ?」
新たに上がる艶声に気を良くしてか、店員はまた焦らすように股間の周りを撫で
回すように愛撫し始めた。
右手で滑る茂みごと秘所の入り口を撫で回し、スリットを上下に摺り上げる。
「ん、んぅ!」
次第に熱を帯びてぷっくりと膨れてきた恥丘を、秘所の入り口から染み出る愛液
をすくって撫でながら、左手は感じて大きくなった亜矢子の胸を愛撫しつづけていた。
「あん、や、やぁああ! せ、切ないの、切ないよう! もっと、もっとぉ!!」
中心をわざと外して続けられる執拗な愛撫のあまりに、亜矢子の口から更なる快
楽を求めるように口走っていた。
「切ないのぉ? じゃぁもっと良くシテ上げればイイのねぇ?」
亜矢子の耳元でささやきかける店員。
「してぇ、シてくださいぃぃ! イかせてくださいぃ!」
「だぁめ。まだまだそう簡単にはイかせてあげませんわぁ」
店員は意地悪く亜矢子の耳元でそう囁くと、その両手で行っていた愛撫を止めて
しまった。
「あっ! やだぁ、シてほしいのっ! やめちゃいやぁ」
目を潤ませて懇願する亜矢子。もはや先ほどまであれほど嫌悪していたときの頑
なさは無く、快楽に溺れて懇願する一人の小娘に成り下がっていた。
「お願いよぉ、もう疼きっぱなしなのよぉ、イかせてぇ!」
目を潤ませて懇願する亜矢子に、店員は嗜虐的な笑みをわざと浮かべて言う。
「まだまだですわぁ。事には順序というものがありますのよ」
言いつつ、右手を近くの台に伸ばして、手探りであるものを探す。
そして取り出したのは、やや大ぶりなシェーバーナイフだった。
734 名前:mid_night ◆ES1KDPyqDw :03/09/07 23:45 ID:qe8xXryf
店員が手にしたナイフを見ても、いまの亜矢子には現実感もなにも無く、そのナ
イフの刃が何に使われるのかと言う恐怖もまた、何処か希薄だった。
「さぁてと、ちょっと濃い目のその茂みを、伐採しちゃいましょう」
そう言って、店員は亜矢子の股間に顔をうずめるように近づくと、ガーゼであふ
れ出た愛液をふき取り、シェービングクリームを秘所の周りに塗りたくる。
「ひぃんっ、冷たいっ」
クリームに含まれていたメントールが、亜矢子の秘所を僅かに刺激する。
「ちょっと大人しくしててねぇ」
亜矢子の股の付け根を片手で押さえつつ、わざと一番上のほうから剃毛を始めた。
「んー、ちょっと濃いめねぇ。お手入れし忘れてたのかしらぁ? もっとも、今日
はここの周りをキレイキレイにしますわよぉ」
デルタラインのところをゆっくりとなぞるように剃っていく。シェーバーの刃の
感触とクリームのメントールとの刺激と相まって、より亜矢子の中を疼かせていた。
「んん~~~~、あ~~~~~」
疼きのあまり身をくねらせたくても、両足の枷がそれを赦さない。秘唇の周りが
疼きのあまりにプルプルと震え始めたのを見取って、店員が亜矢子をたしなめる。
「もう少し我慢しないと、大事なところを怪我してしまいますわよぉ」
そういいつつ、亜矢子の秘唇の周りの毛をゆっくり丁寧に剃り始めた。
チッ、チッという規則正しい音と共に、刃の触れる感覚が亜矢子をなぶる。
「ちょっとごめんなさいねぇ」
店員がそう言うと、秘唇を軽くつまんでその脇の毛を剃ろうと、ひだに触れた瞬間。
「あ、あああ、ああ~~~~~~~!!」
突然亜矢子の体に力が入ったかと思うと、ビクンビクンと腰を痙攣させていた。
我慢しきれず果ててしまったのだ。
735 名前:mid_night ◆ES1KDPyqDw :03/09/07 23:47 ID:qe8xXryf
「あらぁ、じらしすぎちゃったかしらぁ。まぁ好都合かもぉ」
荒い息のまま、あえいでいる亜矢子の様子を見つつ、残った個所の剃毛を済ませ
てしまうと、亜矢子のデルタはつるつるになっていた。
「これでいいわぁ。雑菌の元はこうするに限るわねぇ、ふふふっ」
そう言いながら、剥き出しになった秘所の周りを指でなぞる店員が、次に取り出し
たのは、金属製の筒のようなもの…… クスコであった。
「もうそろそろ、子宮口も口をあける頃ねぇ」
そういいながら口を閉ざしたクスコに潤滑剤を塗りたくると、亜矢子の濡れそぼっ
たスリットにためらうことなく突っ込んだ。
「あ、あ、あううううう!!」
喘いでいた亜矢子が声を上げる。やや細身のクスコであるとはいえ、経験が少な
い亜矢子には、店員が秘所にクスコを入れることも苦痛を伴う行為であった。
「あららぁ、細い物を選んだのにぃ、きつく感じるのかしらぁ? まぁいまから広
げるから結果は変わらないけど」
言うや否や、店員はクスコの持ち口をゆっくりと合わせる。
亜矢子の中で、クスコの上下が店員の手の動きに合わせて口を開けていく。
「いっぎひぃ、っつぅっく、いぎいぃいいい!」
膣の中を強引に押し広げる感覚に過剰なまでに反応する亜矢子を無視して、店員
はクスコの口を最大にする。
「これから先は,これにも慣れてもらわないと困りますのに…… まぁ、いいです
わぁ」
妖しく笑みを浮かべると、クスコで開けた亜矢子の秘所の中をチェックする。
性交渉経験そのものが少ないせいか、秘唇の色もまぁローズピンクを保っていた
し、中の様子も問題はなさそうであった。
「子宮口もちゃぁんと顔を見せていますわねぇ。もうそろそろいけるかしらぁ?」
クスコの奥に見えるのは、横に僅かに口を開かせる、膣の奥の壁に開いた子宮口
だった。
867 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/09/19 01:29 ID:umS1kj6B
「それじゃ、挿れるわよぉ、ふふっ」
亜矢子の中心を覗いたまま店員だった女が呟くと、ずいぶん細身の長い注射器の
ような物を手に取りだした。その中には肉片のような何かが蠢いていた。
「これが、あなたを変えるのよ、何もかもねぇ。地獄と天国の両方を味わいながら、すばらしいものになるのよ、ふふふっ、それに耐えられるかしらぁ」
その注射器のような物をクスコの間を通して亜矢子の子宮口の前に当てる。
「寄生体挿入、ですわぁ」
そう言って、マッドサイエンティストによくある嗜虐的な笑みを浮かべながら、
容赦なく注射器のピストンを押し、亜矢子の子宮口に寄生体を挿入し手早く挿入器
具とクスコを引き抜く。
「あ、や、う、ぎっひぃいいいいい!」
亜矢子がそれまでとは打って変わった悲鳴をあげる。
挿入した寄生体が子宮口の僅かな隙間をこじ開けながら亜矢子の肢内へと潜り込
んでいくのだ。
寄生体が少しづつ潜り込んで行く度に、亜矢子は苦しみのあまり絶叫を上げる。
腹部を襲う引き裂くような痛みに全身で暴れようとするが、手足の枷と、先ほど打
ち込まれた薬がそれを許さない。
「あっはっはっはっはっ、苦しみは死ぬ為の一歩、痛みは再生の為の一歩なのよ、
しばらく我慢なさい。じきに痛みも苦しみも飛ぶわよぉ」
にまぁ、っと笑う女。
「あ、はぁ、はっ、ぃぐぅぅひぃっ! ひあぁ…… ハァッハァッハッ……」
その言葉どおり、しばらくすると痛みが消える。寄生体が子宮内に潜り込み終わ
ったのだろう。
「ね、痛みが消えたでしょう? でも、それは始まりに過ぎないわぁ、壊れちゃわ
ないでねぇ、これでもあなたには期待しているのよぉ、ふふふっ」
先ほどまでの痛みで朦朧とする亜矢子に、女はそう告げると。
「ひ? ひぃ?! ひぃあっ! ひぃぃいいいい! ひぎゃああああああ!!」
次の瞬間には女の言う通り、亜矢子の体の一番奥から全身に向けて、それまでの
数十倍もの快楽の衝撃が駆け抜けた。
868 名前:mid_night@「Pearl」 ◆ES1KDPyqDw :03/09/19 01:30 ID:umS1kj6B
「いひぃ、あひっあひっあくぅ! ひぃぃぃいいいいん、おなかとろける、とろけ
ちゃうううううひぃいいいいい!」
何十倍の快楽で、お腹から腰のあたりにかけて、自分の意志とは勝手にケイレン
する。ケイレンが止まらない。腰が浮いてガクガクする。
全身に玉のような汗を浮かべ、肌を桜色に染め上げて、暴力的な快楽になすすべ
がない。自分のよがり声が獣のそれに代わっていくのも止められない。それ以前に
気づいてすらいない。
「あらあら、大事な所からおつゆが溢れんばかりに吹き出てますわぁ」
女の言うとおり、亜矢子のスリットは全開のまま、膣口から愛液は吹き出っぱな
しで、既にドロドロになっていた。
「乳首もクリちゃんもすっごく大きく飛び出しちゃってる痛々しいわねぇ、でもぉ
こんなものじゃすまないわよぉ」
見ると、亜矢子の乳首は痛々しいまでにビンビンに尖り、胸がブルンブルン動く
たびに、その振動で乳首自体が上下左右に振られている。
女は亜矢子の股間の真中に大きく勃起したクリトリスを、悪戯がてらに摘み、さ
らに尖りきった乳首の片方をくっと引っ張ると、亜矢子は盛大にケモノの声でヨガ
り。
「あおぉぉおおお! ぎぃひゃあああああ!!!」
それだけで、亜矢子は絶叫を上げる。もはや理性も何も吹き飛んでいた。
スリットの真中からは、先ほどのものよりも一層濃くて白っぽい愛液をダバダバ
と溢れ出させていた。
魔色のダイヤ 序章
409 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:12 ID:fjeLJzWN
「うー、この辺なんだろうけどなぁ~・・・。」
ミスティは呟いた。
美しい緑色の髪は、今や土ぼこりにまみれてしまっている。
だが、冒険家として鍛え上げたその目は、陽光の届かない
暗黒の遺跡においても視界を失うことはなかった。
もっとも、カンテラを持ってこそいるが。
彼女はある宝石(と彼女は情報を得た)を探索して、
地下深くの遺跡を探索している。
「魔色のダイヤ」
人間には作り出せないような色である。
その色は見た物を魅了し、その形は手にした物を狂わせる。
千数百年前に滅びた古代都市の遺物。
名前こそ「ダイヤ」とあるが、真の形状、構成物質は不明である。
これには・・・が封じられており、・・・により封印が解かれると
言い伝えられている。
(「・・・」部分は消えていて読めない)
「も~、この本、消えてる文字が読めればもっとわかりやすいのに~!」
彼女の持つ、「魔色のダイヤ」に関する資料は非常に古く、数カ所で
文字がかすれ、消えてしまっていた。
410 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:13 ID:fjeLJzWN
ようは、誰も発見したことがなく、誰も手にしたことのない代物らしい。
そして、今ミスティの持つ本のみが「魔色のダイヤ」に関する唯一無二の
資料である。
しばらく歩くと、円形のホールのような場所に出た。
「ん? 広い所に出たみたいね・・・。」
彼女が気づいたのは、カンテラの炎が照らしていた左右の壁が
見えなくなったからだ。
そのまま、円の中心に近づくように彼女は歩いていく。
やがて、我々の世界で言う「公園の水飲み場」のような台座が見えてきた。
そしてその上には、砂時計のような筒。
「・・・これかしら? 本には形が書いてないからなぁ・・・。」
ミスティはその筒を手に取ってみる。
中に何かが入っていた。
カンテラの炎を当てて見てみる。
すると、縦長の八面体の鉱石が見えた。
色は常に変化していたが、「虹色」という表現は似合わない。
「・・・うーん・・・。」
(ハズレかな?)
と考えながら彼女はカンテラを台座の周囲に向けてみる。
3メートルほど離れた所に石版がたたずんでいた。
ミスティは筒を持ったまま、その石版に歩み寄る。
411 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:13 ID:fjeLJzWN
「・・・古代文字? えーと、辞書辞書・・・。」
数々の道具から、辞書を取り出す。
しかし、この辞書もまた不完全な代物である。
「えーと、『魔色のダイヤ、ここに封ずる。封印を解きし者、大いなる・・・を得ん。』」
当然ながら、不完全な辞書を使っているため訳も不完全である。
「何だろう? 強い魔法でも使えるようになるのかな?」
そのとき、突然強い風が遺跡を通り抜けた。
地下深い遺跡を探検している彼女が窒息死しないのは、この風のおかげだった。
どこかに地上に通じる穴があるのだ。
だが、この風は彼女にとって予期したものではなかった。
風が吹くことは分かっていたが、不定期なのである。
そしてその不定期さは、不幸にも彼女の未来を大きく変えてしまう。
「きゃっ!!」
ガシャーン、という音とともに彼女の手から筒が滑り落ちた。
突然の風に驚き、筒を落としてしまったのだった。
中に入っていた八面体の鉱石は、その見た目に似合わずに大きくバウンドし、
彼女の服―――それも胸に―――に滑り込んでしまった。
412 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:14 ID:fjeLJzWN
「あー、いっけない!!」
あわてて服をまさぐるミスティ。
だがその動きのせいで、魔色のダイヤは胸から下腹部のあたりに移動してしまった。
「うわ!! ちょ、ちょっとぉ~!!」
傍目から見ると何をしているのか全くわからない。
挙動不審と思われるだろうが、ここは誰もいない古代遺跡。
「仕方ない・・・、脱ぐか・・・。」
よたよたと彼女は服を脱ぎ始める。
ダイヤはズボンの中で引っかかっていた。
「よっと・・・、ほっ・・・。」
ダイヤを探すが見つからない。
だが。
「あっ」
彼女の手がダイヤに触れた。
だが、それはほんの一瞬。ダイヤははじき飛ばされ、彼女の秘所に触れた。
その瞬間。
ダイヤはピンク色の光を放ち始めた。
413 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:14 ID:fjeLJzWN
「きゃっ、何よコレ!? ・・・あっ、ちょ、ちょっと!!」
突然の出来事にパニック状態になってしまうミスティ。
魔色のダイヤが光を放つと同時に砕け散り、柔らかいBB弾状の球体が現れ、
それが彼女の秘所に潜り込んだのだ。
何か奇妙な物が自分の体に入り込んだことに激しい嫌悪感を抱く彼女。
「うっ、な、何~!? 変な物が入ってきたぁ~~!!」
「と、とれないかな?? けど、今はそんな道具持ってないよ~~!」
やがて。
「あっ・・・、は、はふぅ・・・。」
彼女の体に変化が表れ始めた。
嫌悪感が何か別な感情に変化し始めたのだ。
「何? 何だろう?? ああ~、でも、イイ・・・。」
「何かが動いてるぅ・・・。けど、いいのぉ・・・。」
惚けた表情で彼女は言う。
入り込んだ球体が、彼女に快感を与えているのだ。
自然と指が股間へと伸びていく。
414 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:15 ID:fjeLJzWN
指で秘所をこする。こすればこするほど、イイ。
イイからもっとこする。もっとこするからもっとイイ。
彼女はもう何が自分の中に入り込んだのかなど、どうでもよくなっていた。
入り込んだ球体は、彼女の膣壁に触手のようなもので根付いていた。
そしてその周囲からは液体が漏れ、膣壁を覆い始めていた。
「はぁっ、はぁ、はぁ、あん、ああん・・・。」
片手を胸に、片手を秘所にあてがうミスティ。
やがて彼女の膣口から、紫色のゲル状物質があふれてきた。
彼女はそれを見ていたが、カンテラの炎は自分の背中の後ろ。
暗がりのため、ゲル状物質の色はわからない。
だが、彼女に考えている余裕などなかった。
今ある快楽をむさぼるのに夢中なのだ。
紫色のゲル状物質は、彼女の腹部を登っていき、胸に到達する。
とたんに彼女の感じる快感は爆発した。
「ああぁーー、イイ!! イイのぉ~~!!」
415 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:15 ID:fjeLJzWN
快感の爆発とほぼ同時に、彼女は絶頂感とともに気を失った。
紫色の物質は、なおもミスティの体を覆っていく。
数分後、ミスティは紫色の人型となっていた。
人型はびくん、びくんと何度も脈打つ。
しばらくすると、ゲル状の物質が動き始めた。
ミスティの股間や口、胸などに流れ込んでいく。
ゲル状物質から現れたミスティは、以前のかわいげのある顔ではなく
魅惑的な―――言うなれば妖艶な―――顔つきとなっていた。
彼女が気にしていた貧乳も豊かになり、スタイルも大きく変わっていた。
女性に言わせれば、「理想的な体」とでも言えよう。
「・・・うふふ・・・。」
ミスティだった者は立ち上がると、ほくそ笑んだ。
「とっても気持ち良かったわ・・・。私の体からあふれるこの液体。
これさえあれば、いつでも誰でも・・・気持ちよくなれる・・・。」
そう言っている間も彼女の股間からは紫色の液体が滴っていた。
ミスティは魔色のダイヤの封印を解いてしまい、封ぜられていたものに取り込まれたのだ。
ミスティの意識自体は残っているが、その半分以上は封印されていた種に乗っ取られていた。
「うー、この辺なんだろうけどなぁ~・・・。」
ミスティは呟いた。
美しい緑色の髪は、今や土ぼこりにまみれてしまっている。
だが、冒険家として鍛え上げたその目は、陽光の届かない
暗黒の遺跡においても視界を失うことはなかった。
もっとも、カンテラを持ってこそいるが。
彼女はある宝石(と彼女は情報を得た)を探索して、
地下深くの遺跡を探索している。
「魔色のダイヤ」
人間には作り出せないような色である。
その色は見た物を魅了し、その形は手にした物を狂わせる。
千数百年前に滅びた古代都市の遺物。
名前こそ「ダイヤ」とあるが、真の形状、構成物質は不明である。
これには・・・が封じられており、・・・により封印が解かれると
言い伝えられている。
(「・・・」部分は消えていて読めない)
「も~、この本、消えてる文字が読めればもっとわかりやすいのに~!」
彼女の持つ、「魔色のダイヤ」に関する資料は非常に古く、数カ所で
文字がかすれ、消えてしまっていた。
410 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:13 ID:fjeLJzWN
ようは、誰も発見したことがなく、誰も手にしたことのない代物らしい。
そして、今ミスティの持つ本のみが「魔色のダイヤ」に関する唯一無二の
資料である。
しばらく歩くと、円形のホールのような場所に出た。
「ん? 広い所に出たみたいね・・・。」
彼女が気づいたのは、カンテラの炎が照らしていた左右の壁が
見えなくなったからだ。
そのまま、円の中心に近づくように彼女は歩いていく。
やがて、我々の世界で言う「公園の水飲み場」のような台座が見えてきた。
そしてその上には、砂時計のような筒。
「・・・これかしら? 本には形が書いてないからなぁ・・・。」
ミスティはその筒を手に取ってみる。
中に何かが入っていた。
カンテラの炎を当てて見てみる。
すると、縦長の八面体の鉱石が見えた。
色は常に変化していたが、「虹色」という表現は似合わない。
「・・・うーん・・・。」
(ハズレかな?)
と考えながら彼女はカンテラを台座の周囲に向けてみる。
3メートルほど離れた所に石版がたたずんでいた。
ミスティは筒を持ったまま、その石版に歩み寄る。
411 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:13 ID:fjeLJzWN
「・・・古代文字? えーと、辞書辞書・・・。」
数々の道具から、辞書を取り出す。
しかし、この辞書もまた不完全な代物である。
「えーと、『魔色のダイヤ、ここに封ずる。封印を解きし者、大いなる・・・を得ん。』」
当然ながら、不完全な辞書を使っているため訳も不完全である。
「何だろう? 強い魔法でも使えるようになるのかな?」
そのとき、突然強い風が遺跡を通り抜けた。
地下深い遺跡を探検している彼女が窒息死しないのは、この風のおかげだった。
どこかに地上に通じる穴があるのだ。
だが、この風は彼女にとって予期したものではなかった。
風が吹くことは分かっていたが、不定期なのである。
そしてその不定期さは、不幸にも彼女の未来を大きく変えてしまう。
「きゃっ!!」
ガシャーン、という音とともに彼女の手から筒が滑り落ちた。
突然の風に驚き、筒を落としてしまったのだった。
中に入っていた八面体の鉱石は、その見た目に似合わずに大きくバウンドし、
彼女の服―――それも胸に―――に滑り込んでしまった。
412 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:14 ID:fjeLJzWN
「あー、いっけない!!」
あわてて服をまさぐるミスティ。
だがその動きのせいで、魔色のダイヤは胸から下腹部のあたりに移動してしまった。
「うわ!! ちょ、ちょっとぉ~!!」
傍目から見ると何をしているのか全くわからない。
挙動不審と思われるだろうが、ここは誰もいない古代遺跡。
「仕方ない・・・、脱ぐか・・・。」
よたよたと彼女は服を脱ぎ始める。
ダイヤはズボンの中で引っかかっていた。
「よっと・・・、ほっ・・・。」
ダイヤを探すが見つからない。
だが。
「あっ」
彼女の手がダイヤに触れた。
だが、それはほんの一瞬。ダイヤははじき飛ばされ、彼女の秘所に触れた。
その瞬間。
ダイヤはピンク色の光を放ち始めた。
413 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:14 ID:fjeLJzWN
「きゃっ、何よコレ!? ・・・あっ、ちょ、ちょっと!!」
突然の出来事にパニック状態になってしまうミスティ。
魔色のダイヤが光を放つと同時に砕け散り、柔らかいBB弾状の球体が現れ、
それが彼女の秘所に潜り込んだのだ。
何か奇妙な物が自分の体に入り込んだことに激しい嫌悪感を抱く彼女。
「うっ、な、何~!? 変な物が入ってきたぁ~~!!」
「と、とれないかな?? けど、今はそんな道具持ってないよ~~!」
やがて。
「あっ・・・、は、はふぅ・・・。」
彼女の体に変化が表れ始めた。
嫌悪感が何か別な感情に変化し始めたのだ。
「何? 何だろう?? ああ~、でも、イイ・・・。」
「何かが動いてるぅ・・・。けど、いいのぉ・・・。」
惚けた表情で彼女は言う。
入り込んだ球体が、彼女に快感を与えているのだ。
自然と指が股間へと伸びていく。
414 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:15 ID:fjeLJzWN
指で秘所をこする。こすればこするほど、イイ。
イイからもっとこする。もっとこするからもっとイイ。
彼女はもう何が自分の中に入り込んだのかなど、どうでもよくなっていた。
入り込んだ球体は、彼女の膣壁に触手のようなもので根付いていた。
そしてその周囲からは液体が漏れ、膣壁を覆い始めていた。
「はぁっ、はぁ、はぁ、あん、ああん・・・。」
片手を胸に、片手を秘所にあてがうミスティ。
やがて彼女の膣口から、紫色のゲル状物質があふれてきた。
彼女はそれを見ていたが、カンテラの炎は自分の背中の後ろ。
暗がりのため、ゲル状物質の色はわからない。
だが、彼女に考えている余裕などなかった。
今ある快楽をむさぼるのに夢中なのだ。
紫色のゲル状物質は、彼女の腹部を登っていき、胸に到達する。
とたんに彼女の感じる快感は爆発した。
「ああぁーー、イイ!! イイのぉ~~!!」
415 名前:FBX@「魔色のダイヤ」序章 ◆4gA1RyNyf. :03/02/10 02:15 ID:fjeLJzWN
快感の爆発とほぼ同時に、彼女は絶頂感とともに気を失った。
紫色の物質は、なおもミスティの体を覆っていく。
数分後、ミスティは紫色の人型となっていた。
人型はびくん、びくんと何度も脈打つ。
しばらくすると、ゲル状の物質が動き始めた。
ミスティの股間や口、胸などに流れ込んでいく。
ゲル状物質から現れたミスティは、以前のかわいげのある顔ではなく
魅惑的な―――言うなれば妖艶な―――顔つきとなっていた。
彼女が気にしていた貧乳も豊かになり、スタイルも大きく変わっていた。
女性に言わせれば、「理想的な体」とでも言えよう。
「・・・うふふ・・・。」
ミスティだった者は立ち上がると、ほくそ笑んだ。
「とっても気持ち良かったわ・・・。私の体からあふれるこの液体。
これさえあれば、いつでも誰でも・・・気持ちよくなれる・・・。」
そう言っている間も彼女の股間からは紫色の液体が滴っていた。
ミスティは魔色のダイヤの封印を解いてしまい、封ぜられていたものに取り込まれたのだ。
ミスティの意識自体は残っているが、その半分以上は封印されていた種に乗っ取られていた。