スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
虫核闘少女
12 虫核闘少女 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 00:15:50.74 ID:I0X8zRPm
#HRスレで増殖女王という未完タイトルを執筆していたものです
#リハビリがてらスレ汚し失礼します
時は中世、西洋風、魔物と魔法が飛び交うファンタジックな世界、田舎の村外れの草原。
少女が自らの病弱な身体を改善し、あわよくば挌闘家となるため修行していた。
幼児にすら負ける虫相手に、だが・・・
「はーっ、はーっ、しんどい、よぅ」
弱った甲虫相手を緩慢とした動作で蹴り、もとい撫で続ける。
少女と虫の根比べは少女に軍配が挙がる。
虫はその場で動かなくなった。
「3日やってるのに、もう、耐えられない・・・」
限界を向かえてその場に座り込んだ少女は、膝丈の草を布団代わりに眠り始めた。
13 虫核闘少女 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 00:18:29.04 ID:I0X8zRPm
#トリ←がタイトルです
種の生存本能と偉大なものである。
常に危険な環境であろうとも、たとえ自ら命を落とそうとも子を残させる。
ここにいる甲虫も、身に宿る新たな命を放ちはじめていた。
体長3cm、親の20分の1の大きさの芋虫たちは、親の最期の力によって生を受けた。
ただし、早すぎる出生に耐えられなかったものが出るのは自明である。
他の兄弟が散っていくなか、息絶えた親の元に二匹の奇形の幼虫が残っていた。
芋虫とは形容しがたい歪な姿をしたそれらは、なにもしなければ数時間で死ぬ運命だった。
のたうちつつ、目指した先は何故か眠っている少女であった。
150cm程度の慎みのある体系であった彼女の臀部にたどり着くと
そこから倍以上の時間で膣に潜り込んだ。
母胎に帰りたかったであろう二匹が潜り込んだ身体。
そこはエデンの地ではなく、焼き払われようとしているソドムであった。
14 虫核闘少女 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 00:22:22.05 ID:I0X8zRPm
少女の身体。
この少女自身も早い出生を迎えた身であった。
目に見えぬ、不完全な体の仕組みは少女の体力を奪っていた。
身体を鍛えて身体を直そうとする少女は、消えかけたロウソクに等しい状態であった。
そんな見知らぬ身体の状態を感じ取ってなお、帰りたい二匹は昇っていき
ついにそれぞれが、片方づつ卵管の行き止まりに到達する。
・・・この虫は菌を食べる従属栄養生物であって、寄生者ではない。
よって人間に取り付いた所で、どうにもならない。
神の摂理により決められた生存本能に基づいて、卵巣への扉は
開かれてしまった
15 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:05:18.67 ID:I0X8zRPm
#タイトル外しました。現在進行中でテキストファイルに書きながら投稿しています。
扉を開かれた二匹は、それぞれの卵巣にたどり着き
未分化の生殖細胞に包まれながら、息絶えた。
・・・トランスポゾンを知っているだろうか?
トランスポゾンは遺伝配列を組み替える遺伝配列である。
奇形の二匹の体内では正常な幼虫に比べて、ありえない量が生成されていた。
トランスポゾンの袋といってもいいだろう。
死んだ二匹の身体は、自己消化により崩れ始め
少女の卵巣に、二匹の細胞の中身がぶちまけられた。
免疫で排除され、それが無理でも副反応により少女が死ぬだけである。
だが、少女の内部は不完全であった。
奇形の使者の伝達物は、受け取り拒否されることなく卵巣内の隅々まで届き
少女の記録はずたずたに切り裂かれはじめた
16 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:07:12.72 ID:I0X8zRPm
ある細胞はずたずたに崩れて崩壊し
ある細胞は隣の細胞と融合し
ある細胞は、わけの分からない伝達物を出荷しはじめ
そこは神さえも先のわからぬ異形のるつぼと化した。
1時間後、形容しがたいるつぼは姿を消し
一見すれば、元の静寂を取り戻した卵巣がそこにあった。
いや、卵巣のようなものであるか。
ともかく統制を取り戻した卵巣は、先の少女の身体の状態を知っていたかのようだった。
まず、各種化合物や情報伝達を駆使しはじめた。
生き残るために。
17 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:21:52.96 ID:I0X8zRPm
まず、卵巣が行ったことは改造・・・ではなく少女の治療であった
統制の取れていない少女の身体に指示を出した。
外敵の扱い方、他の細胞との正しい連携の仕方等・・・
さらに3時間後、少女は目を覚ました。
「う、うーん・・・よいしょっと」
身体を起こして立ち上がると、全身の倦怠感が消えていた。
いくら(常識的な範囲で)動いても、息が乱れることなく、
「走れる、飛べる、動き回れる!別の身体みたいだよっ・・・」
代わりに歓喜の嗚咽をあげる、その身体の中で。
倍以上の血管を集めた二つ卵巣が脈動していた。
「・・・あっもう帰らなきゃ」
夕日のさす草原から、少女は村へと戻った。
20 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:58:02.68 ID:I0X8zRPm
夜、涙を流して歓喜する両親と量が増えた夕食を迎えた後
水浴びのため川へと向かった。
川の水は清浄であるが冷たすぎず、心地よい水浴びとなった
「ん・・・?なにかな、これ」
性に限らず篭もりきりで知識の疎い彼女には
閉じた陰唇から止めどなく溢れる、オリモノの異常を認識できなかった。
「一杯出る、おもしろい~」
川の横で放尿するようにしゃがみ込んだ彼女の足元には
陰唇から直接垂れ落ちた粘度の高い液体で、直径20cmの水たまりが出来ていた。
生理を向かえてない彼女は、好奇心のまなざしで股間を見つめ続けた。
もっとも、もう二度と生理痛に悩まされることもないだろうが。
21 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 02:00:27.61 ID:I0X8zRPm
オリモノを流し始める少し前、身体の状況を改善した卵巣は次の手をうった
まず最初に、月経開始を中止させた。
今後自らの活動において月経のサイクルは邪魔であり、
体力の消耗を防ぐ必要があるためだ。
そして、排卵のタイミングや生殖に必要な事柄を、るつぼの結果に沿ったものにするため
卵管を通じて粘液を送り込み始めた。オリモノの正体である
この粘液には、子宮内壁の充血を防ぎ崩れるのを阻止する効果。
それでいて、着床受胎の機能は維持する効果。
さながら交尾排卵動物のような機能を持たせることができた。
やがてオリモノが陰唇を湿らせる程度に量を減らすと
興味を失った少女は、再び水浴びを始めた。
39 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:30:52.67 ID:vp1aOuZ7
#虫核闘少女
夜遅く、寝所にて少女が夢を見ている頃。
卵巣は次の手をうちはじめていた。
生殖本能によってたつ器官ではあるが、虫と少女の出自が影響したのであろう。
卵巣は繁殖よりも、まず生き残ることを目標に活動していた。
抑制された少女の心を改善するため、選択的なレセプターの阻害剤を放出し。
昼間行った治療をさらに発展させていた。
より活動的になるように。より遺伝子情報を取り込む機会を増やすように。
そうした上で生殖活動ができるように。
安らかな寝顔を浮かべている少女は
腰を浮かせて、断続的に振るえていた。
それから一月後、少女は村から旅立つ
40 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:34:44.22 ID:vp1aOuZ7
朝日の中、両親との別れで赤く腫らした目をこすり
格闘家への決意も新たに、少女は近くの街へ向かうことにした
村と街との距離は徒歩で二日かかるほどの距離であるが
家が貧乏であるため、ほぼ着の身着のままの状態である。
少女にあるのは着ている服と二食分の食料のみであった。
服といっても、皮で出来たヘソ出しのトップスと太股中間丈のミニスカートである。
家畜の皮で出来ているので、これでも村では晴れ着の部類であった。
ショーツやブラを身につけたことなど、ありはしない。
村から出て2時間ほど立った頃、湿地帯へと差し掛かったとき。
目の前の湿地から、少女の倍の大きさの蛙の魔物と出くわした。
41 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:39:01.40 ID:vp1aOuZ7
「うわっ大きい・・・」
息を飲む少女に向かって、舌をのばす。
反射的に飛び退き、距離をとった。
蛙の魔物は尾を付き、前足を挙げて少女を見据える。
少女の飛び込みに対して、のし掛かるつもりのようだ。
蛙は再び舌を伸ばしたが、少女は飛び込みの予備動作を行った。
バランスの悪い上での舌の一撃は見切られ、少女のよこを掠めた。
「ええーいっ」
間をおかず、少女は蛙の頭目掛けて大きく跳んだ。
慌てて蛙は舌を戻したが、開いた口のすぐ上を少女の体当たりが見舞う。
蛙は仰向けに倒れ、少女は馬乗りになった。
その動きを卵巣は逃さなかった。
42 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:40:04.54 ID:vp1aOuZ7
蛙に殴りかかる少女の血管で目まぐるしく化合物が駆け巡った
少女の脳は”強制的に”興奮状態が維持された。
蛙を倒すまで些事に構うことはないように。
「やあっ!おりゃあっ!」
少女の蛙への攻撃は、実際には効果がなかった。
体長半分以下の少女の拳は、弾力のある腹に阻まれている。
だが、膣から分泌されるオリモノによって身体の動きは封じられている
オリモノには催淫、麻痺の成分が含まれていた。
催淫作用によって蛙の生殖器が勃起されていく。
伸長するうち、少女の膣に入り込んだ。
43 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:43:03.52 ID:vp1aOuZ7
膣が完全に生殖器で満たされると
分泌液の作用が昇圧、心拍数増加に切り替えられた。
血の巡りに後押しされ、蛙は少女へ射精した
しかし、過度の興奮により少女は異変に気づかなかった。
次々と射精される精液から、大量の精子が押し寄せた。
卵子ではなく、変質した卵巣へ。
卵管から入り込む精子が、次々卵巣の細胞へと取り込まれた。
必要な情報量を子宮へと収めた後、分泌液の作用が切り替わった。
致死量の猛毒。水溶性で、微量ではあるが
皮膚での物質交換が盛んな両生類には致命的である。
蛙は、白目を剥いて息絶えた。
44 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:49:58.77 ID:vp1aOuZ7
「やったぁ!」
初めての勝利に勝ち鬨を上げて立ち上がるが
少女の閉じた陰唇からは何も漏れず。
「うわっ、なにこれ気持ち悪ぅ~」
勃起した蛙の生殖器がしなびつつあった。
戦いで時間を消費したせいか
または一連の隠された行為で、か。
「あっ、もう頭の上にお日様が!」
少女は湿地帯を後にし街へと急ぐのであった。
腹部に僅かな膨らみを抱えて。
45 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:51:12.02 ID:vp1aOuZ7
書き溜めたのはこれまでー
#HRスレで増殖女王という未完タイトルを執筆していたものです
#リハビリがてらスレ汚し失礼します
時は中世、西洋風、魔物と魔法が飛び交うファンタジックな世界、田舎の村外れの草原。
少女が自らの病弱な身体を改善し、あわよくば挌闘家となるため修行していた。
幼児にすら負ける虫相手に、だが・・・
「はーっ、はーっ、しんどい、よぅ」
弱った甲虫相手を緩慢とした動作で蹴り、もとい撫で続ける。
少女と虫の根比べは少女に軍配が挙がる。
虫はその場で動かなくなった。
「3日やってるのに、もう、耐えられない・・・」
限界を向かえてその場に座り込んだ少女は、膝丈の草を布団代わりに眠り始めた。
13 虫核闘少女 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 00:18:29.04 ID:I0X8zRPm
#トリ←がタイトルです
種の生存本能と偉大なものである。
常に危険な環境であろうとも、たとえ自ら命を落とそうとも子を残させる。
ここにいる甲虫も、身に宿る新たな命を放ちはじめていた。
体長3cm、親の20分の1の大きさの芋虫たちは、親の最期の力によって生を受けた。
ただし、早すぎる出生に耐えられなかったものが出るのは自明である。
他の兄弟が散っていくなか、息絶えた親の元に二匹の奇形の幼虫が残っていた。
芋虫とは形容しがたい歪な姿をしたそれらは、なにもしなければ数時間で死ぬ運命だった。
のたうちつつ、目指した先は何故か眠っている少女であった。
150cm程度の慎みのある体系であった彼女の臀部にたどり着くと
そこから倍以上の時間で膣に潜り込んだ。
母胎に帰りたかったであろう二匹が潜り込んだ身体。
そこはエデンの地ではなく、焼き払われようとしているソドムであった。
14 虫核闘少女 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 00:22:22.05 ID:I0X8zRPm
少女の身体。
この少女自身も早い出生を迎えた身であった。
目に見えぬ、不完全な体の仕組みは少女の体力を奪っていた。
身体を鍛えて身体を直そうとする少女は、消えかけたロウソクに等しい状態であった。
そんな見知らぬ身体の状態を感じ取ってなお、帰りたい二匹は昇っていき
ついにそれぞれが、片方づつ卵管の行き止まりに到達する。
・・・この虫は菌を食べる従属栄養生物であって、寄生者ではない。
よって人間に取り付いた所で、どうにもならない。
神の摂理により決められた生存本能に基づいて、卵巣への扉は
開かれてしまった
15 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:05:18.67 ID:I0X8zRPm
#タイトル外しました。現在進行中でテキストファイルに書きながら投稿しています。
扉を開かれた二匹は、それぞれの卵巣にたどり着き
未分化の生殖細胞に包まれながら、息絶えた。
・・・トランスポゾンを知っているだろうか?
トランスポゾンは遺伝配列を組み替える遺伝配列である。
奇形の二匹の体内では正常な幼虫に比べて、ありえない量が生成されていた。
トランスポゾンの袋といってもいいだろう。
死んだ二匹の身体は、自己消化により崩れ始め
少女の卵巣に、二匹の細胞の中身がぶちまけられた。
免疫で排除され、それが無理でも副反応により少女が死ぬだけである。
だが、少女の内部は不完全であった。
奇形の使者の伝達物は、受け取り拒否されることなく卵巣内の隅々まで届き
少女の記録はずたずたに切り裂かれはじめた
16 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:07:12.72 ID:I0X8zRPm
ある細胞はずたずたに崩れて崩壊し
ある細胞は隣の細胞と融合し
ある細胞は、わけの分からない伝達物を出荷しはじめ
そこは神さえも先のわからぬ異形のるつぼと化した。
1時間後、形容しがたいるつぼは姿を消し
一見すれば、元の静寂を取り戻した卵巣がそこにあった。
いや、卵巣のようなものであるか。
ともかく統制を取り戻した卵巣は、先の少女の身体の状態を知っていたかのようだった。
まず、各種化合物や情報伝達を駆使しはじめた。
生き残るために。
17 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:21:52.96 ID:I0X8zRPm
まず、卵巣が行ったことは改造・・・ではなく少女の治療であった
統制の取れていない少女の身体に指示を出した。
外敵の扱い方、他の細胞との正しい連携の仕方等・・・
さらに3時間後、少女は目を覚ました。
「う、うーん・・・よいしょっと」
身体を起こして立ち上がると、全身の倦怠感が消えていた。
いくら(常識的な範囲で)動いても、息が乱れることなく、
「走れる、飛べる、動き回れる!別の身体みたいだよっ・・・」
代わりに歓喜の嗚咽をあげる、その身体の中で。
倍以上の血管を集めた二つ卵巣が脈動していた。
「・・・あっもう帰らなきゃ」
夕日のさす草原から、少女は村へと戻った。
20 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 01:58:02.68 ID:I0X8zRPm
夜、涙を流して歓喜する両親と量が増えた夕食を迎えた後
水浴びのため川へと向かった。
川の水は清浄であるが冷たすぎず、心地よい水浴びとなった
「ん・・・?なにかな、これ」
性に限らず篭もりきりで知識の疎い彼女には
閉じた陰唇から止めどなく溢れる、オリモノの異常を認識できなかった。
「一杯出る、おもしろい~」
川の横で放尿するようにしゃがみ込んだ彼女の足元には
陰唇から直接垂れ落ちた粘度の高い液体で、直径20cmの水たまりが出来ていた。
生理を向かえてない彼女は、好奇心のまなざしで股間を見つめ続けた。
もっとも、もう二度と生理痛に悩まされることもないだろうが。
21 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/02(木) 02:00:27.61 ID:I0X8zRPm
オリモノを流し始める少し前、身体の状況を改善した卵巣は次の手をうった
まず最初に、月経開始を中止させた。
今後自らの活動において月経のサイクルは邪魔であり、
体力の消耗を防ぐ必要があるためだ。
そして、排卵のタイミングや生殖に必要な事柄を、るつぼの結果に沿ったものにするため
卵管を通じて粘液を送り込み始めた。オリモノの正体である
この粘液には、子宮内壁の充血を防ぎ崩れるのを阻止する効果。
それでいて、着床受胎の機能は維持する効果。
さながら交尾排卵動物のような機能を持たせることができた。
やがてオリモノが陰唇を湿らせる程度に量を減らすと
興味を失った少女は、再び水浴びを始めた。
39 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:30:52.67 ID:vp1aOuZ7
#虫核闘少女
夜遅く、寝所にて少女が夢を見ている頃。
卵巣は次の手をうちはじめていた。
生殖本能によってたつ器官ではあるが、虫と少女の出自が影響したのであろう。
卵巣は繁殖よりも、まず生き残ることを目標に活動していた。
抑制された少女の心を改善するため、選択的なレセプターの阻害剤を放出し。
昼間行った治療をさらに発展させていた。
より活動的になるように。より遺伝子情報を取り込む機会を増やすように。
そうした上で生殖活動ができるように。
安らかな寝顔を浮かべている少女は
腰を浮かせて、断続的に振るえていた。
それから一月後、少女は村から旅立つ
40 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:34:44.22 ID:vp1aOuZ7
朝日の中、両親との別れで赤く腫らした目をこすり
格闘家への決意も新たに、少女は近くの街へ向かうことにした
村と街との距離は徒歩で二日かかるほどの距離であるが
家が貧乏であるため、ほぼ着の身着のままの状態である。
少女にあるのは着ている服と二食分の食料のみであった。
服といっても、皮で出来たヘソ出しのトップスと太股中間丈のミニスカートである。
家畜の皮で出来ているので、これでも村では晴れ着の部類であった。
ショーツやブラを身につけたことなど、ありはしない。
村から出て2時間ほど立った頃、湿地帯へと差し掛かったとき。
目の前の湿地から、少女の倍の大きさの蛙の魔物と出くわした。
41 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:39:01.40 ID:vp1aOuZ7
「うわっ大きい・・・」
息を飲む少女に向かって、舌をのばす。
反射的に飛び退き、距離をとった。
蛙の魔物は尾を付き、前足を挙げて少女を見据える。
少女の飛び込みに対して、のし掛かるつもりのようだ。
蛙は再び舌を伸ばしたが、少女は飛び込みの予備動作を行った。
バランスの悪い上での舌の一撃は見切られ、少女のよこを掠めた。
「ええーいっ」
間をおかず、少女は蛙の頭目掛けて大きく跳んだ。
慌てて蛙は舌を戻したが、開いた口のすぐ上を少女の体当たりが見舞う。
蛙は仰向けに倒れ、少女は馬乗りになった。
その動きを卵巣は逃さなかった。
42 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:40:04.54 ID:vp1aOuZ7
蛙に殴りかかる少女の血管で目まぐるしく化合物が駆け巡った
少女の脳は”強制的に”興奮状態が維持された。
蛙を倒すまで些事に構うことはないように。
「やあっ!おりゃあっ!」
少女の蛙への攻撃は、実際には効果がなかった。
体長半分以下の少女の拳は、弾力のある腹に阻まれている。
だが、膣から分泌されるオリモノによって身体の動きは封じられている
オリモノには催淫、麻痺の成分が含まれていた。
催淫作用によって蛙の生殖器が勃起されていく。
伸長するうち、少女の膣に入り込んだ。
43 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:43:03.52 ID:vp1aOuZ7
膣が完全に生殖器で満たされると
分泌液の作用が昇圧、心拍数増加に切り替えられた。
血の巡りに後押しされ、蛙は少女へ射精した
しかし、過度の興奮により少女は異変に気づかなかった。
次々と射精される精液から、大量の精子が押し寄せた。
卵子ではなく、変質した卵巣へ。
卵管から入り込む精子が、次々卵巣の細胞へと取り込まれた。
必要な情報量を子宮へと収めた後、分泌液の作用が切り替わった。
致死量の猛毒。水溶性で、微量ではあるが
皮膚での物質交換が盛んな両生類には致命的である。
蛙は、白目を剥いて息絶えた。
44 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:49:58.77 ID:vp1aOuZ7
「やったぁ!」
初めての勝利に勝ち鬨を上げて立ち上がるが
少女の閉じた陰唇からは何も漏れず。
「うわっ、なにこれ気持ち悪ぅ~」
勃起した蛙の生殖器がしなびつつあった。
戦いで時間を消費したせいか
または一連の隠された行為で、か。
「あっ、もう頭の上にお日様が!」
少女は湿地帯を後にし街へと急ぐのであった。
腹部に僅かな膨らみを抱えて。
45 ◆/RE1yarz86 sage 2014/01/05(日) 20:51:12.02 ID:vp1aOuZ7
書き溜めたのはこれまでー
コメント
コメントの投稿