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(償いの巫女 綾音編)
140 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 00:58:01 ID:OJG4BOwC
part5あたりからROMってましたが、初書き込みです。
SS書いてみたんですが、投下してみてもよろしいですか?
属性的には巫女・寄生・洗脳・etcな感じですが・・・。
141 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:03:37 ID:LCJ3koMT
バッチコーイ
142 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:09:55 ID:O1Gg7YJB
とりあえず脱いだ
143 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:32:08 ID:OJG4BOwC
>>141
>>142
早っ!
じゃあ、とりあえずキリのいい所まで投下してみます。
144 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:33:44 ID:OJG4BOwC
――― 最っ低!! 最悪!!
綾音は心の中で何度も何度もそう吐き捨てた。
人一倍プライドの高い彼女にとって、下等妖魔ごときに服を汚されるなどあってはならない事。
今日も妖魔撃退の要請に応じて出動したものの、現場に居たのは知能・妖力ともに劣る淫蟲型の妖魔。
少しでも上位の妖魔を華麗に倒し、自分の優秀さをアピールすることに生きがいを感じている彼女にとって下等妖魔の撃退など、
言ってみればドブ掃除と同じくらい地味でつまらなく忌避すべき仕事であった。
そこに油断が生じていた。
通常、妖魔は祝詞や霊力を込めた御神刀で滅すると砂のように崩れ去り、塵となって消える。
しかし今日の妖魔は致命的なダメージを与えた瞬間、断末魔の叫び声をあげ パチュッ!!という音を立てて弾け飛んだのだ。
予想外の事態に反応が遅れた綾音は至近距離で弾けた妖魔の体液を浴び、そのまっさらな白衣と緋袴を汚してしまった。
「おつかれ~」
「今日のお仕事は簡単だった、ですね」
同じ巫女装束に身を包んだ同年代の二人の少女 結絵と美樹が揃って綾音にねぎらいの言葉をかける。
「・・・えぇ、まぁ大したことない相手ですから」
毒づく心の声をぐっと飲み込み、綾音は努めて冷静に言葉を発する。
何事にも前向きで明るい結絵と、名家の出身で良家のお嬢様という言葉がピッタリとはまる美樹、
そして百年に一度の退魔師と呼ばれ、天才の名前を欲しいままにする綾音。
この三人の少女こそ現代の日本において対妖界の切り札とされる退魔師なのだ。
普段はこの程度の仕事はもっと下級の退魔師が出動し解決するのだが、今日は全員が出払っていたこともあり
彼女達の上司兼頼れる姉的存在である麻衣に出動を指示された。
「お疲れ様。悪いわね、あなたたちにこんな仕事を回しちゃって」
「い~え、いつもいつも上級妖魔ばっかりだと肩が凝っちゃう! サクサクっと終わる仕事もたまにはいいんじゃないかと!」
「ええ、結絵さんの言う通り。 たまにはこんな仕事も良いですよ」
「・・・・・」
速攻で仕事を片付けたことにはしゃぐ結絵といつも通りのマイペースな美樹。
そんな二人を横目で見ながら綾音は早く家に帰ってシャワーを浴びたいとずっと考えていた。
結絵たちの話が盛り上がる中、綾音は彼女たちに帰宅する旨を伝える。
「・・・じゃあ、お先に失礼します」
「あ、おつかれ~!!」
「お疲れ様です」
「ゆっくり休んでね、綾音」
そして部屋を後にする綾音。
しかし、綾音を見送る三人の中に
妖魔の体液のシミが残る巫女装束の後姿を見て
「・・・・フフ 」
微かに笑みを浮かべる女がいた。
145 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:36:05 ID:OJG4BOwC
「最低な一日だったな・・・」
ベッドの中でぽつりと綾音はつぶやく。
家に帰りシャワーを浴びて身を清めた後、夕飯もそこそこに綾音は床に就いた。
嫌なことはさっさと忘れて眠ってしまおう、綾音はそう思った。
明かりを消して15分ほど経ち、彼女が少しまどろんで来た頃に異変は起こった。
昼間彼女が浴びた妖魔の体液の中には、よくよく注意せねばわからぬほどの小さい糸ミミズのような淫蟲型妖魔が紛れ込んでいたのだ。
妖魔の体液が放つ悪臭と妖気の陰に隠れて、その微力な妖気は綾音の霊感を持ってしても検知できないレベルにかき消されてしまっていた。
彼女の艶やかな黒髪の中に紛れ込んでいたその妖魔はゆっくりと服の間を潜り抜けてうっすらと淡い恥毛が生えそろうショーツの中に入り込む。
そして妖魔は淫蟲の本能に従い、迷うことなく綾音の未開の膣口に侵入する。
「っっ!?」
ここに来て綾音はようやく己が身に起きた異変に気付いた。
僅かだが妖気を纏ったモノが、あろうことか自分の大事な部分に入り込む感覚に、彼女の背筋にぞっとしたものが走る。
「嫌っ!!」
綾音は短く悲鳴を上げると、ベッドの上に起き上がり急いでパンティを降ろす。
あわてて自分の秘部を見てみるが既に妖魔の姿は確認できない。
しかし、確実に体内に潜り込もうとしている妖魔の動きを感じることができる。
全く濡れていなかった処女の膣口だったが、妖魔は己が粘液と細身の体を生かして既に綾音の膣の中ほど過ぎまで侵入していた。
「嘘!ふざけないでよ!!」
蟲を祓うため右手の指先に霊力を込め左手で秘所をくつろげるものの、今まで性交はもちろんオナニーもしたことのない綾音は
膣内に指を入れることを本能的に拒否してしまっていた。
そうやって綾音が逡巡している間に妖魔は綾音の膣奥、子宮口にまで達する。
「くっ・・・」
膣内に指を入れて直接祓う事をあきらめた綾音は、今度は手のひら全体に霊力を集めて蟲の活動を少しでも抑える作戦に切り替えた。
精神を集中させて霊力を集める綾音だったが、
「ひぅっ!!!!」
集めた霊力が霧散してしまう。
それもその筈、膣奥にまで達した蟲は迷うことなく子宮口に食いつきさらに奥へ奥へと侵入する。
軽いパニックになり次に何をしたら良いかが思いつかず、蟲にされるがままの綾音。
真夜中の奇襲、自分の大事な部分を侵略されている感覚、明らかに格下の妖魔からの翻弄。
すべての要素が彼女にとってマイナス方面に働いていた。
やがて
その淫蟲型妖魔は綾音の細い子宮頚管を通り抜け、最奥の子宮に鎮座する。
結局、綾音はその夜一睡もすることが出来なかった。
146 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:37:56 ID:OJG4BOwC
「・・・・くぅ ちくしょう 」
周りの人間に聞き取れないほどの小声で毒づく綾音。
焦燥感と後悔と不安を胸に一夜を明かした彼女の眼もとにはうっすらと隈ができ、かわいらしい彼女の相貌に影が差している。
当然・・・綾音は誰にも相談してなかった。
子宮に侵入された後、もしそのまま胎内を食い破ろうとでもしたならば、いくらプライドの高い彼女でも応援を呼ぶことはやぶさかではない。
しかし、淫蟲は目的の場所に達してからは全くと言っていいほど動きがなかった。
こんな恥ずかしい所へ侵入され、しかもそれが自分のミスが原因であったのでは他人に相談することは気が引けた。
とりあえず破魔のお札を秘所に張り体内の霊気をお腹に集中させていることが功を奏しているのかもしれないが、蟲を滅するレベルには至ってないらしい。
何より普通退魔師は妖魔を火花散る戦闘の末に撃退するものであって、
自分の体の中に入り込んだモノを撃退することなど滅多にあるシチュエーションではない。
こんな時どうしたらよいかわからない綾音は手探り状態だった。
「絶対に滅してやるんだから・・・!」
綾音は心に誓った。
三日後
「 っ! 嘘・・・!」
綾音の背中を嫌な冷たさの汗が流れ落ちる。
胎内に感じる違和感は時が経つにつれて大きくなり、集中力を欠くようになった綾音は徐々に日常生活に影響をきたすようになった。
目を閉じて、そんな乱れがちな精神をぐっと集中させ自分の胎内の異物を霊視する。
すると
「やっぱり間違いない・・・こいつ 成長してる・・・」
綾音の霊視通り、糸ミミズほどだった淫蟲は今や小指ほどの大きさに成長していた。
そのせいか若干体も重い感じがする。自分の体にいつものキレがない。
とりあえず表だって何か悪さをしてきているわけではないが、自分の胎内で妖魔が成長しているという現実に綾音は言いようのない不安に苛まれる。
綾音はぐっと拳を握りしめてある決断をした。
「どうしたの? あなたから相談があるっていうのも珍しい話ね」
二人っきりの麻衣の部屋。
綾音は本部の中にある綾音の個人の部屋を訪れていた。
彼女は身の回りで一番信用できる麻衣に相談を持ちかけたのだった。
今でこそ綾音たち三巫女の上司兼マネージャーの様な役割の麻衣だが、十年ほど前まではこの業界において知らぬ者などいない名うての巫女だった。
ある事件がきっかけで彼女は退魔師業は引退することになったのだ。
といっても彼女はもとより、事の顛末を知っている一部の人間も揃ってその件に関しては口を噤んでいるために、
具体的に何があったのかは綾音は知らない。
ともかく、引退してからの彼女はそれまでに得た知識や経験をベースにし、更には東洋医学も含めた現代医学を学んで、
綾音ら次世代の巫女たちを全面的にバックアップする裏方に徹するようになった。
今でこそ天才少女と言えば綾音の通り名のようになっているが、もともとは麻衣のために在った言葉。
よく昔の麻衣と比較されて嫌な気分になったこともあるが、何より綾音は麻衣の優秀さに関しては素直に認め、かなりの信頼を置いていた。
なので麻衣に相談を持ちかけたのも当然の流れと言える。
「実は・・・」
綾音は重い口を開き、この数日間に起こった出来事を伝える。
当初びっくりした表情で綾音の話を聞いていた麻衣だったが、綾音が話し終えると
「何でもっと早く相談してくれなかったのかしら?」
真剣な表情で綾音を見据えて麻衣は怒る。
予想通りの反応だ。
「・・・ごめんなさい」
やや俯きがちの綾音は素直に謝罪の言葉を口にした。
「あなた達は周りの人たちの期待も背負っていることだし、あなた達の体はあなた達だけの物じゃないのよ。
・・・っていうのもあるけどね、あなたの身に何かあったら悲しむ人たちが周りにいるっていう事を忘れないで頂戴」
そういうと麻衣は綾音の顔をそっと胸に抱きよせてそっと包み込むように抱いた。
「あ、ありがとうございます」
やっぱりこの人に相談したことは間違いじゃなかったんだ。
綾音は暖かい麻衣の胸の中で自分の取った選択肢は間違いじゃなかった、とホッと胸を撫で下ろした。
147 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:39:49 ID:OJG4BOwC
――― コン コン!
扉がたたかれる音が響く。
明くる日、綾音は再び麻衣の部屋を訪ねていた。
綾音は昨日の相談の後、綾音の数倍の霊視能力がある麻衣に診察をしてもらい、その後明日また部屋に来るように言われていた。
「どうぞ、開いているわよ」
凛とした麻衣の声が不安に駆られる綾音の心を解きほぐす。
部屋に入った綾音はおずおずと麻衣に尋ねる。
「あの、何か対策は見つかりましたか?」
「ええ、とりあえずはね。昨日も言った通りあなたの体の中で成長し始めた蟲は既にあなたの体と癒着をし始めているの。
このまま放っておいたら取り返しのつかない事態になるわ。かと言って外科的な手術をしてしまうと多分あなたは一生子供の産めない体になってしまう」
衝撃的な麻衣の言葉に綾音は言葉を失う。
「心配しないで、綾音。そうならないように最善の道を探したわ。摘出することが無理なら投薬で子宮の中の妖魔を滅する以外ないわね」
「投薬・・・ですか?」
「そう、直接これで蟲を滅するのが一番あなたにとって負担が少ないと思うの」
直接。その言葉が綾音の中で引っ掛かった。
「直接っていうと、具体的には何をするんですか?」
「ちょっと待ってて」
そう言うと麻衣はガラス戸の戸棚を開け、中からスポイトの様な物と透明な薬瓶に入った白い液体を持ってきた。
「このスポイトで薬液を直接あなたの子宮の中に注入して胎内の妖魔を滅します」
「え・・・!?」
なんとなく想像はついていたが、まさか本当に直接子宮内に投薬をするとは俄かに信じ難かった。
「まぁ、びっくりするのも無理はないわ・・・。でもこれがあなたの体の為には一番負担が少なくてベストな選択肢だと思うの。私を信じて頂戴」
真正面から綾音を見据えて麻衣は言う。
あの綾音がベストの選択と言うのなら間違いはないはず。何よりこのままジリ貧で悪化していくよりも何倍もマシなのではないか。
結局、答えは最初から決まっていた。
「お、お願いします」
それでもやや躊躇いがちに綾音は承諾したのだった。
148 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:41:23 ID:OJG4BOwC
「じゃあそこのベッドの上にあがって、下を脱いでもらえるかしら」
言われた通り綾音はベッドに上がり、スカートと下着に手をあてて降ろすとベッドの上に仰向けになった。
「そう、そのまま力を抜いてリラックスして。ゆっくり足を広げてね」
麻衣は綾音の膝に手をかけるとそっと左右に割広げる。
いわゆるM字開脚の態勢をとらされた綾音は思わず顔を真っ赤にして目を背ける。
いくら同姓だから、治療のためだからと言っても他人の前でこのような格好をするのが初めてな綾音は羞恥心で頭がいっぱいになる。
「う~ん、困ったわね。こんなにがちがちに緊張されると先に進めないわ・・・」
そう言うと麻衣は先ほどの戸棚に向かうと、注射器とアンプルを持って来た。
「これは筋肉の緊張を緩和させる注射よ、麻酔ではないから感覚は残るし呼吸もできるけど、体は動かせなくなるからね。まぁ心配しないで」
麻衣は注射器の中に中身を移すと、色白ですらっとして青い血管の浮く綾音の太腿に注射をする。
「うっ」
冷たい液体が血流に乗る感触に綾音は思わずうめき声をあげた。
数分後、綾音の体から無用な力が抜ける。
「じゃあ続きをするわよ」
麻衣は綾音の女陰を優しくくつろげると、スポイトで透明なローションのような液体を彼女の膣に流し込む。
「あなたの中が傷つかないようにする為よ」
人肌の温度に温めてあったとはいえ、綾音は違和感をぬぐえない。
そして麻衣は例の薬液をスポイトに移し取った。
その薬液は思ったよりも少し粘度があるようで、なかなかスポイトに入らない。
綾音は顔を動かせるほど力が入らないため、横目でそんな様子を眺めていた。
やがて細身のガラス管いっぱいに薬液を含んだスポイトを手に、麻衣は綾音の真正面に陣取る。
麻衣はクスコと呼ばれる医療器具を優しく綾音の膣に挿入すると、そのくちばしを広げ綾音の膣口を拡張する。
ライトを照らされ、初々しいピンク色の中身をさらけ出した綾音の膣は、本人の意思とは無関係にヒクッヒクッと絶えず動く。
「ちょっと苦しいかもしれないけど我慢してね」
麻衣は綾音の処女膜を傷つけないように慎重に細身のスポイトを中に入れる。
やがて綾音の膣の最奥に突き当たると、軽くスポイトの先端で綾音の子宮口をつつき、挿入するタイミングを見計らう。
そして、何回も子宮口をつついている内に一瞬パクっと子宮口が口を開けた瞬間、麻衣は隙を逃さずスポイトをさらに奥まで挿入する。
一番の関門であった子宮口を過ぎた後はほとんどなんの抵抗もなく奥まで入り、やがてスポイトの先端は綾音の子宮底に近いところまで達する。
「薬を注入するわね」
そう言うと麻衣はスポイトのゴム球を握り、綾音の子宮内に薬液を注入する。
「ひぃっ つ、冷たい・・・」
その薬液は温度以上の冷たさを持って、確かに子宮内の注ぎこまれたと綾音に主張する。
二度三度とスポイトのゴム球を握り、白い液体が綾音の子宮内に吐き出される。
やがて麻衣は中身が全部注入されたことを確認すると、ゆっくりと彼女の膣からスポイトを引き抜く。
「はい、今日はこれで終わり。お疲れ様、綾音。この治療は一回や二回で終わらないけど根気よくやれば確実に良くなるわ。
明日もまたここにきて頂戴ね」
麻衣は綾音に優しく微笑む。
綾音は今日の治療が終わったことと、確実に良くなることに対する安堵感で久しぶりに不安を忘れていた・・・。
149 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:43:01 ID:OJG4BOwC
一週間後
「・・・っん はぁ」
麻衣の部屋で綾音は継続して治療を受けていた。
初めの数日間は麻衣の前で股を開くことに抵抗を感じていた綾音だったが、もう既にほとんど恥じらいを感じることはなくなっていた。
今日も綾音に例の薬液を注入してもらう。
治療が功を奏しているのだろう、胎内の蟲はあれから成長している様子は無い。
しかし
「・・・ん、 くぅ。 ・・・はぁ はぁ」
綾音は別の症状に悩まされていた。
さして室温は高くもないのに綾音のすらりとした太腿に大粒の汗が流れる。
よく見ると綾音は太腿だけではなく全身に珠のような汗をかき、虚ろな眼差しでもぞもぞと全身をくねらせる。
傍から見る分には風邪かインフルエンザにうなされているようにも見える。
だが、今しがた薬液を注入するためにスポイトが差し込まれていた綾音の女陰からは
潤滑を良くする為のローションが、何故か使用した量以上になって膣口から溢れ出てくる。
「はぁ はぁ はぁ」
何とか呼吸を整えた綾音は濡れタオルで体をふき、重い体に鞭を打って身なりを整えた。
「ま、麻衣さん?」
「ん、なぁに?綾音」
「あの・・・何かここ数日、ちょっと変なんですけど・・・」
「変ってどういう風に変なの?」
「それは・・・」
綾音は言い淀む。
「え・・・っと、一日中、特に夜とか・・・気分が落ち着かないんです。集中力が乱れるというか」
「治療方針を変えたほうが良いかしら・・・?」
「い、いえ。ここで治療を受けるとしばらくの間はすごく落ち着いた気分になります」
「そう、ちなみに体のほうは?何か変なところはない?」
体・・・そのフレーズを聞いた瞬間に綾音の頬は真っ赤に染まる。
「だ、大丈夫です。体のほうは特に問題ありません」
「そう。だったらしばらくこのまま治療を続けて様子を見ましょう。一度癒着した蟲を引き剥がすのは容易なことではないわ。
蟲の活動自体は弱まっているから治療方針に間違いはないと思うけど、念のため明日からは少し薬液の量を増やしましょうか」
「わかりました、よろしくお願いします」
「ええ、じゃあお大事にね」
「ありがとうございました」
パタン―――
軽い音を立てて麻衣の部屋のドアが閉まる。
綾音はまだ軽い動悸が続いていた。
『体のほうは?』
麻衣にそう聞かれた時に、綾音は素直に答えることができなかった。
何故なら、
(薬液を子宮に注入されると、気持ちいいです・・・)
そんなことをそのまま口に出しては恥ずかしくて死んでしまうかもしれない。
だが実際あの白い液体が子宮に注がれると、今まで感じた事の無い多幸感と快感を感じてしまう。
けれどもこれは治療なのだ。
治療とはあくまで体の悪いところを治す医療行為なのであって、断じて快感を得るための行為ではない。
綾音は自分自身にピシャっと言い聞かせる。
しかし、心のどこかで毎日この時間に麻衣に治療してもらう事を楽しみにしている自分がいる。
「・・・はぁ」
綾音は新たな懸案事項が出来てしまったことに軽く嘆息をし、帰宅の途に就いた。
150 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:45:13 ID:OJG4BOwC
その日の晩、綾音はベッドの中で身悶えていた。
「ん・・・あ ・・くっ・・・・」
ちらり、と時計を見ると麻衣に治療を施してもらってから6時間ほどが経過していた。
綾音の体はやり場のない焦燥感に苛まれ、体をくねらせて綾音の中で燻り続ける炎にじっと耐える。
この正体不明の焦燥感は日に日に大きくなり、綾音が安らかに寝付こうとする事を許さない。
彼女の寝巻は大粒の汗を吸収し、じっとりとしている。
「・・・薬・・ 薬が欲しい・・・」
治療を受けるとこの身を焼く焦燥感が消えることを綾音は気づいていた。
この状況を打開するにはあの薬が必要だと直感的に綾音は感じる。
このまま身を持て余していたら、今晩は眠ることはできないだろう。
綾音はベッドの上で身を起こすと、濡れて重くなったショーツをゆっくりと降ろす。
ショーツは汗とは違う液体をたっぷりと含んでおり、その液体は布地と綾乃の秘所との間に透明な架け橋を架ける。
「・・・やだ ここ、こんなになってる・・・」
綾音の膣は後から後から愛液を分泌し、ヒクっと収縮する度に中から濃厚な愛液があふれ出す。
彼女は今まで進んで触れたことのない穴に恐る恐る指を挿入する。
「あん・・・!!」
愛液でぬめる狭い膣口に指を挿入すると、足先から脊髄にまでビクン!っとした電流が走る。
初めて体験するその電流は綾音にはちっとも不快に感じられなかった。
むしろもう一度その電撃を体が欲し、もう少し深くまで指を突っ込む。
「んく・・・ あはっ あっ あっ・・・」
綾音はまるで快楽に教えられるようにその指を動かした。
やがて綾音は挿入した中指をいつも治療で使っているスポイトに見立てて膣の最奥、子宮口付近にまで深く挿入した。
通常、閉じているかパスタ一本分くらいしか開いていないはずの子宮口は、度重なる麻衣の治療によって開き気味になっており、
膣が収縮するタイミングに合わせてパクパクと口を開いていた。
綾音は挿入した指をかき回し子宮口を探り当てると、ぐっと指先に力を入れて子宮口に中に指を入れる。
くちゅっ
「ああぁぁぁっ!!」
その瞬間綾音は絶頂を迎えて大きく下腹部を蠕動させる。
頭の中が真っ白になり、その一瞬は不安感や焦燥感などあらゆる心配ごとから解放され、まさに体に翼が生えて天にも昇る幸せを感じていた。
「はぁ はぁ はぁ はぁ」
荒く、肩で息をしている綾音だったが、絶頂の大波が過ぎるとまたあの焦燥感が徐々に体を蝕むのを感じていた。
何かが足りない・・・。どうやらこれでは根本的な解決にはならないらしい。
しかし他に有効な手段を持ち合わせていない綾音は、明日朝一番で麻衣の部屋に行こうと決心しつつ、
その晩は疲れて気絶するまでオナニーをし続けた。
151 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:46:31 ID:OJG4BOwC
――― コン コン!
綾音は震える手で麻衣の部屋のドアをノックした。
「どうぞ」
「・・・失礼します」
「あら、随分早いのね。どうしたの?」
そう尋ねられると綾音は堰を切ったように言葉を発する。
「薬が!薬が欲しいんです!! 昨日なんかまともに眠ることができませんでした! 助けてください・・・」
「わかったわ、ちょっと落ち着きなさい。 とりあえずちょっと様子を見せて。 ベッドに上がって下着を脱いで頂戴」
綾音は言われるがままに下着を脱ぎ、ベッドの上でM字開脚の姿勢をとる。
麻衣のところに来る前に、綾音は一応シャワーを浴びてから来たのだが、綾音の秘所は既に潤み切っており、その愛液は太腿にまで垂れていた。
「フフフ・・・」
発情しきって熟成された雌のフェロモン臭を発する綾音の秘所を見て、麻衣は満足げな笑みを浮かべた。
「綾音、これが欲しいの?」
麻衣はいつもの薬液とスポイトを手に綾音に尋ねる。
綾音はその白い液体を見るとカクカクっと首を縦に上下させた。
昨日の晩から待ち焦がれていたものを見て、綾音の表情はうっとりとしたものになる。
「ふふっ、もうローションなんか使う必要のない位濡れてるわね・・・」
麻衣はちゅうぅっと薬液をスポイトに吸い取ると、綾音の濡れそぼった膣に挿入する。
そしてスポイトの先端は子宮口を貫通すると、子宮の奥深くでその白濁を吐き出す。
「はぁぁぁっ・・・・」
薬液が子宮全体に沁みわたると、自分の体が軽くなって羽毛のようにひらひらと空を舞っているような錯覚を感じる。
圧倒的な快感と多幸感で、普段は凛々しい綾音の相貌はだらしなく緩み、口の端からは透明な雫が垂れる。
10分後、ようやく瞳に理性を取り戻した綾音に麻衣は告げる。
「どうやら今がヤマのようね。あなたの胎内の蟲を退治するにはこまめに薬を注入してあげる必要があるわ」
そう言うと麻衣は紙袋に入ったスポイトと白い液体が入った薬瓶数本を綾音に手渡す。
「これで必要に応じて自分で薬を注入して頂戴」
「はい・・・わかりました」
「薬が無くなったら私のところに来てね、代わりのをあげるから」
綾音は思いがけず必要としている薬を手に入れることが出来、喜びを隠しきれずにいた。
「はい!ありがとうございます」
綾音は満面の笑みを浮かべて礼を言ったのだった。
152 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:48:50 ID:OJG4BOwC
「っはぁぁ・・・」
とあるコンビニのトイレの中。
綾音は肺の奥から絞り出すように艶っぽいため息を漏らした。
体を駆け巡る狂おしい程の快楽に身を委ね、くぱぁ、と左手で膣口をくつろげたポーズのまま綾音は脱力する。
今しがたスポイトを抜き取ったばっかりの子宮口は、もっと、もっと、とより多くの薬液をねだる様にヒクつき、
手を放しても尚、だらしなく口を開いたままの膣口からはダラダラと止めどなく愛液が垂れ落ち、便器の中の水と混じっていく。
あの日麻衣から薬を受け取って以来、焦燥感を感じる度に綾音は薬液を使用した。
初めの内は日に二回程の使用で済んでいたが、今は就寝前、起床後、妖魔との戦闘前、戦闘後、更には今のように少し体がむずっとした時など
日に日にその使用頻度が増えていた。
綾音の中の時間の感覚と平衡感覚が奇妙に混ざり合う。
時間と空間の区別が無くなる感覚を感じながら綾音は便座に全体重を預けて、薬液がもたらす至福の快感の中をたゆたう。
やがて
―――コンコンコン
ドアがノックされる音に綾音の意識が暗がりの奥深くからゆっくりと浮上する。
綾音は気だるそうにトイレットペーパーで愛液に汚れた秘所を拭うと、身なりを整えて個室から出る。
ドアの前にはそのコンビニの女性店員が立っていた。
「あの、大丈夫ですか? どこかお体の具合でも悪いのですか?」
「い、いえ。大丈夫です。」
慌てて否定すると、飲み物だけを買ってそそくさと店を後にする。
携帯電話で時間を確認すると、コンビニに入った時から30分以上時間が過ぎていた。
その事実に軽い衝撃を受けつつ、綾音は再び歩き出した。
153 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:50:08 ID:OJG4BOwC
淫臭漂う綾音の部屋。
カーテンを閉め切った薄暗い部屋の中、綾音はベッドの上で思う存分心地よい気だるさを甘受していた。
今日は起きた時からずっと断続的に薬を使っていた。
泥のようにベッドの上に横たわる綾音の秘所は、傍目には失禁したと見紛うばかりの愛液を垂れ流し、シーツにシミをつくる。
綾音の白いお腹は、時折思い出したかのようにビクッ、ビクッ、と痙攣をする。
時間の感覚がまるで解らない。
一時たりとも子宮内の薬液が空になることを受け付けなくなってしまった綾音は体の要求に従って薬液を子宮の中に注ぎ込む。
吸収される量よりも多くの薬液を注ぎ込んだ結果、子宮の中は一杯に満たされて綾音の下腹部は僅かに膨らみを見せた。
「もう少し・・・入れようかな・・・・」
快楽に濁った瞳のまま、綾音はぽつりと呟いて薬瓶を手にする。
「あ・・・」
しかし、手に取ったその瓶は既に空だった。みるみる落胆の表情を浮かべる綾音。
他の瓶に目をやるが、そのどれもが中身が無く瓶の向こう側の景色を無情に映している。
名残惜しく、瓶の中のやや生臭い薬液を指でこそぎ取ると、滔々と蜜をしたらせる蜜壺の中に塗りたくる。
「あぁぁっ ああぁん ああ・・・」
くちゅくちゅと指をかき回して一通りの快感を貪ると、綾音は新たな薬液を貰いに行くことを決意する。
(あの薬が無いと、わたしはもう生きていけない・・・)
それは偽らざる本音だった。
綾音は愛液に汚れた体を気にする様子もなく、そのまま上から服を羽織るとパンプスをつっかけ麻衣のもとに向かった。
154 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:53:46 ID:OJG4BOwC
「どうぞ」
麻衣の声に誘われるようにして綾音が麻衣の部屋に入る。
「・・・・くすり・・・ くすりを・・下さい・・・」
うわ言のように薬液を求める言葉がついて出る。
「フフフ・・・綾音、あなたすごい匂いを出しているわね。 いやらしくて、とっても素敵よ・・・」
麻衣は綾音から発しているねっとりとした淫臭を胸一杯に吸い込んで言う。
「でもごめんなさい、あの薬はいま品切れなのよ」
「え・・・!?」
「まぁまぁ、そう焦らないで。 だから今日は直接あなたに薬液を注ぎ込んであげようと思って」
「・・・?」
彼女の言っている意味がよく解らず、綾音は頭の上に?を浮かべる。
「いつも通り服を脱いでベッドの上で待って頂戴」
その指示に従って綾音は裸になり、ベッドの上でいつもの態勢をとる。
麻衣は奥の戸棚を開け、ギラっと銀色に光る手錠を二つ持ち出すと
ガチャリ!!
綾音の両手をベッドの端のパイプに万歳の態勢で固定してしまった。
いつもとは少し様子の違う麻衣の雰囲気に綾音は気圧されながら、麻衣をじっと見つめる。
麻衣は着ていた服や下着を脱ぎさって、一糸纏わぬ姿になる。
その日本人離れしたグラマラスなボディに綾音が見惚れていると、麻衣はその体を見せつけるようにして綾音の傍に歩み寄った。
「ねぇ、綾音。 あの薬はどうやって作っているか知ってる?」
その問いに綾音は首を横に振って返事をする。
「ふふっ、いいわ。 じゃあ今それを見せてあげる」
そう言うと麻衣は突如二本の指を己が膣口に突っ込むと、奥にある何かを引っ張り出そうとするようにクチュクチュとしはじめた。
突然始まった麻衣のオナニーショーに綾音は目を丸くして驚いていたが、更に信じられない光景を目の当たりにする。
「あっ 出ちゃう・・・出ちゃうのぉ・・・ああぁぁぁっ!!」
その膣奥の『何か』を探り当てた麻衣は苦痛よりも快感に意識を失わないように我慢をしながら、ずるずると細い触手の様なものを引っ張り出した!
「あふぅ・・ はっ はぁっ・・・」
軽い絶頂に達してしまった麻衣は呼吸を整えると、膣から生えているへその緒の様な細い触手を綾音の顔に近付けた。
「きゃあっ!!」
綾音は短く悲鳴を上げる。
美しい麻衣の肢体から生えているその触手は、ウネウネと何かを求めるように宙を彷徨い、綾音の頬に一筋の粘液の線を残す。
何故麻衣からそんなものが出てくるのか意味がわからなかったし、その姿はグロテスク以外の何物でもなかった。
「そんなに嫌がらないで頂戴・・・これからあなたの大好きなあのお薬が出来るんですから」
麻衣はそう言うと、左手で乳房を揉みしだき、右手でクリトリスを刺激してオナニーをし始めた。
155 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:55:52 ID:OJG4BOwC
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
犬のように舌を出し、快感を享受している麻衣の体は先程の絶頂の余韻が残っていたために、程なく高みへと上り詰める。
「あ、綾音・・・出す・・わよ ああぁぁぁっん!!!」
ぶっ!! ぶびゅる!!びゅるるるーーーっ!!
ひと際大きい喘ぎ声と共に、細い触手の先端からは白濁した濃厚な粘液が噴き出した。
大量に噴出した粘液は綾音の顔や髪、体などに隈なく降り注ぐ。
全身に熱い液体を喰らった綾音は、その液体の匂いを吸いこむ。
青臭く若干栗の花を思わせるその香りは間違いなくあの薬液と同じ物だ。ただ、匂いの強さは圧倒的にこちらの方が濃い。
その匂いを吸いこむ度に綾音の表情は陶酔したものへと変化する。
「ふふ・・・どう?原液の香りは。 あなたにはこれを薄めたものをずっと処方していたのよ。
あなたの淫乱な体ではもう薄めた物じゃ満足できなくなっているみたいね」
その言葉を聞いた綾音は僅かに残った理性が
(淫乱・・・? あれ? わたしは治療をしてもらってたはずでは・・・?)
という疑問が頭をよぎったが、呼吸をして粘液の匂いを吸いこむと、吐く息と一緒にその疑問は頭から流れ出てしまった。
代わりに綾音の口からは沸々と沸き上がる肉体の欲求に従って卑猥な言葉がついて出る。
「ま、麻衣さん お願い、挿れてぇ!! わたしの子宮の中に注ぎ込んでぇ!!」
「あらあら、いやらしいわね。そんなおねだりをするなんて。 わかったわ、あなたの子宮の中、これで一杯にしてあげるわ」
麻衣は触手の先端を綾音の膣口に当てると、ずぶずぶと腰を進めて奥に挿入する。
「くっ・・・あっ あっ・・・」
指ともスポイトとも違う柔らかで筋肉質な物が、自分の大事な所を割広げて侵入する感触は想像以上に気持ちが良かった。
やがて触手は緩みきった子宮口を貫通し、綾音の小さな子宮の中でとぐろを巻いた。
「さぁ、綾音。 二人で楽しみましょう」
麻衣はそう言うと、綾音の膣から噴き出す大量の愛液をローション代わりにして貝合わせを始める。
「ああぁん はぁ はぁっ はぁ・・・」
「あっ ひぃ ひぃ・・・きもちいぃ・・・きもちいいよぉ ・・・」
うわ言のように呟く綾音の唇を麻衣は奪うと、舌を絡ませて泡立った唾液を交換する。
初めは受け身であったが、勝手がわかると綾音の方から積極的に体を擦り付ける。
二匹の盛った雌はぬめった体を絡ませて、お互いに快楽の質を高めてゆく。
「ふああぁあぁぁっ!!」
そして綾音が絶頂に達しようとした瞬間、麻衣はピタリとその動きを止めてしまった。
156 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:56:49 ID:OJG4BOwC
「・・え・・・?」
宙ぶらりんのまま放り投げられてしまった綾音は何事かと麻衣を見る。
麻衣は妖しい笑みを浮かべたまま綾音に問いかける。
「どう?綾音 続きが欲しいかしら?」
綾音はコクコクと首肯する。
「この続きが欲しいなら、今ここで妖魔界に対して忠誠を誓いなさい」
(・・・え?どうして・・・妖魔界は私たちの敵の筈じゃあ・・・)
続きを欲しがっている体と、幼い頃から教え込まれた妖魔は敵だという概念が綾音の中でぶつかり合い、返答に窮してしまった。
麻衣は即答できずにいる綾音を見ると
「そう、残念だったわね・・・」
そう言ってズルっと腰を引いて綾音の子宮の中に入り込んでいた触手を抜きにかかる。
「!!!」
綾音は背筋に冷たい汗を感じた。
ここで麻衣に見捨てられたら、生きていけない・・・。自分はあの薬が無ければ明日から生きていけない・・・。
彼女は慌てて麻衣に忠誠を誓う
「誓います! 妖魔界に忠誠を誓います!! だからお願い、見捨てないでぇ!!」
「即答できなかった人を信用するほど、私もお人好しじゃないのよ」
「ごめんなさいぃ!!絶対に誓いますからぁ・・・信じてください!!」
なりふり構わず懇願する綾音の姿を見て、麻衣は満足げにほくそ笑む。
(ふふっ、堕ちるところまで堕ちたわね)
洗脳が完璧に成功したことに麻衣は満足した。
ここまでこうなってしまっては仮に洗脳が解けてしまっても、その肉の疼きは一生彼女を解放することはないだろう。
その時はまた洗脳し直してやれば良いだけのこと。
捨てられた子犬のように心細げな瞳で自分を見つめる綾音を見て、麻衣は愛情の様なものを感じていた。
「良く出来ましたね、綾音。さぁ、一緒に妖魔界に忠誠を誓って気持ち良くなりましょうね」
「はい!!誓いますっ!!」
麻衣は抜きかけた触手を再び綾音の子宮の中に挿入すると、綾音と貝合わせの続きを始める。
くちゃっくちゃっ、と粘ついた水音と雌の喘ぎ声が響き渡る。
やがて、
「あああぁぁあぁっっ!!」
「あああぁぁあぁっっ!!」
シンクロした二人の声と共に
ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・・
綾音の子宮内に薬液とは比較にならない程濃厚な白濁が注ぎ込まれる。
「はぁぁぁ・・・」
かつての凛々しい顔を微塵も感じさせない白痴のような表情で綾音は大きくため息を吐いた。
触手を引き抜いた麻衣が下に目を落とすと、満足げにヒクつく彼女の下腹部には、
妖魔界の雌奴隷となった証の文様が焼印のように浮かび上がっていたのだった。
157 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 02:04:29 ID:OJG4BOwC
長くなって済みません。
とりあえず綾音編は終わりです。
続きもあるんですが、文章のレベルが低い等であまり評判が芳しくなさそうなら尻尾を巻いて逃げますw
もし宜しければ明日も投下させて下さい。
part5あたりからROMってましたが、初書き込みです。
SS書いてみたんですが、投下してみてもよろしいですか?
属性的には巫女・寄生・洗脳・etcな感じですが・・・。
141 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:03:37 ID:LCJ3koMT
バッチコーイ
142 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:09:55 ID:O1Gg7YJB
とりあえず脱いだ
143 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:32:08 ID:OJG4BOwC
>>141
>>142
早っ!
じゃあ、とりあえずキリのいい所まで投下してみます。
144 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:33:44 ID:OJG4BOwC
――― 最っ低!! 最悪!!
綾音は心の中で何度も何度もそう吐き捨てた。
人一倍プライドの高い彼女にとって、下等妖魔ごときに服を汚されるなどあってはならない事。
今日も妖魔撃退の要請に応じて出動したものの、現場に居たのは知能・妖力ともに劣る淫蟲型の妖魔。
少しでも上位の妖魔を華麗に倒し、自分の優秀さをアピールすることに生きがいを感じている彼女にとって下等妖魔の撃退など、
言ってみればドブ掃除と同じくらい地味でつまらなく忌避すべき仕事であった。
そこに油断が生じていた。
通常、妖魔は祝詞や霊力を込めた御神刀で滅すると砂のように崩れ去り、塵となって消える。
しかし今日の妖魔は致命的なダメージを与えた瞬間、断末魔の叫び声をあげ パチュッ!!という音を立てて弾け飛んだのだ。
予想外の事態に反応が遅れた綾音は至近距離で弾けた妖魔の体液を浴び、そのまっさらな白衣と緋袴を汚してしまった。
「おつかれ~」
「今日のお仕事は簡単だった、ですね」
同じ巫女装束に身を包んだ同年代の二人の少女 結絵と美樹が揃って綾音にねぎらいの言葉をかける。
「・・・えぇ、まぁ大したことない相手ですから」
毒づく心の声をぐっと飲み込み、綾音は努めて冷静に言葉を発する。
何事にも前向きで明るい結絵と、名家の出身で良家のお嬢様という言葉がピッタリとはまる美樹、
そして百年に一度の退魔師と呼ばれ、天才の名前を欲しいままにする綾音。
この三人の少女こそ現代の日本において対妖界の切り札とされる退魔師なのだ。
普段はこの程度の仕事はもっと下級の退魔師が出動し解決するのだが、今日は全員が出払っていたこともあり
彼女達の上司兼頼れる姉的存在である麻衣に出動を指示された。
「お疲れ様。悪いわね、あなたたちにこんな仕事を回しちゃって」
「い~え、いつもいつも上級妖魔ばっかりだと肩が凝っちゃう! サクサクっと終わる仕事もたまにはいいんじゃないかと!」
「ええ、結絵さんの言う通り。 たまにはこんな仕事も良いですよ」
「・・・・・」
速攻で仕事を片付けたことにはしゃぐ結絵といつも通りのマイペースな美樹。
そんな二人を横目で見ながら綾音は早く家に帰ってシャワーを浴びたいとずっと考えていた。
結絵たちの話が盛り上がる中、綾音は彼女たちに帰宅する旨を伝える。
「・・・じゃあ、お先に失礼します」
「あ、おつかれ~!!」
「お疲れ様です」
「ゆっくり休んでね、綾音」
そして部屋を後にする綾音。
しかし、綾音を見送る三人の中に
妖魔の体液のシミが残る巫女装束の後姿を見て
「・・・・フフ 」
微かに笑みを浮かべる女がいた。
145 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:36:05 ID:OJG4BOwC
「最低な一日だったな・・・」
ベッドの中でぽつりと綾音はつぶやく。
家に帰りシャワーを浴びて身を清めた後、夕飯もそこそこに綾音は床に就いた。
嫌なことはさっさと忘れて眠ってしまおう、綾音はそう思った。
明かりを消して15分ほど経ち、彼女が少しまどろんで来た頃に異変は起こった。
昼間彼女が浴びた妖魔の体液の中には、よくよく注意せねばわからぬほどの小さい糸ミミズのような淫蟲型妖魔が紛れ込んでいたのだ。
妖魔の体液が放つ悪臭と妖気の陰に隠れて、その微力な妖気は綾音の霊感を持ってしても検知できないレベルにかき消されてしまっていた。
彼女の艶やかな黒髪の中に紛れ込んでいたその妖魔はゆっくりと服の間を潜り抜けてうっすらと淡い恥毛が生えそろうショーツの中に入り込む。
そして妖魔は淫蟲の本能に従い、迷うことなく綾音の未開の膣口に侵入する。
「っっ!?」
ここに来て綾音はようやく己が身に起きた異変に気付いた。
僅かだが妖気を纏ったモノが、あろうことか自分の大事な部分に入り込む感覚に、彼女の背筋にぞっとしたものが走る。
「嫌っ!!」
綾音は短く悲鳴を上げると、ベッドの上に起き上がり急いでパンティを降ろす。
あわてて自分の秘部を見てみるが既に妖魔の姿は確認できない。
しかし、確実に体内に潜り込もうとしている妖魔の動きを感じることができる。
全く濡れていなかった処女の膣口だったが、妖魔は己が粘液と細身の体を生かして既に綾音の膣の中ほど過ぎまで侵入していた。
「嘘!ふざけないでよ!!」
蟲を祓うため右手の指先に霊力を込め左手で秘所をくつろげるものの、今まで性交はもちろんオナニーもしたことのない綾音は
膣内に指を入れることを本能的に拒否してしまっていた。
そうやって綾音が逡巡している間に妖魔は綾音の膣奥、子宮口にまで達する。
「くっ・・・」
膣内に指を入れて直接祓う事をあきらめた綾音は、今度は手のひら全体に霊力を集めて蟲の活動を少しでも抑える作戦に切り替えた。
精神を集中させて霊力を集める綾音だったが、
「ひぅっ!!!!」
集めた霊力が霧散してしまう。
それもその筈、膣奥にまで達した蟲は迷うことなく子宮口に食いつきさらに奥へ奥へと侵入する。
軽いパニックになり次に何をしたら良いかが思いつかず、蟲にされるがままの綾音。
真夜中の奇襲、自分の大事な部分を侵略されている感覚、明らかに格下の妖魔からの翻弄。
すべての要素が彼女にとってマイナス方面に働いていた。
やがて
その淫蟲型妖魔は綾音の細い子宮頚管を通り抜け、最奥の子宮に鎮座する。
結局、綾音はその夜一睡もすることが出来なかった。
146 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:37:56 ID:OJG4BOwC
「・・・・くぅ ちくしょう 」
周りの人間に聞き取れないほどの小声で毒づく綾音。
焦燥感と後悔と不安を胸に一夜を明かした彼女の眼もとにはうっすらと隈ができ、かわいらしい彼女の相貌に影が差している。
当然・・・綾音は誰にも相談してなかった。
子宮に侵入された後、もしそのまま胎内を食い破ろうとでもしたならば、いくらプライドの高い彼女でも応援を呼ぶことはやぶさかではない。
しかし、淫蟲は目的の場所に達してからは全くと言っていいほど動きがなかった。
こんな恥ずかしい所へ侵入され、しかもそれが自分のミスが原因であったのでは他人に相談することは気が引けた。
とりあえず破魔のお札を秘所に張り体内の霊気をお腹に集中させていることが功を奏しているのかもしれないが、蟲を滅するレベルには至ってないらしい。
何より普通退魔師は妖魔を火花散る戦闘の末に撃退するものであって、
自分の体の中に入り込んだモノを撃退することなど滅多にあるシチュエーションではない。
こんな時どうしたらよいかわからない綾音は手探り状態だった。
「絶対に滅してやるんだから・・・!」
綾音は心に誓った。
三日後
「 っ! 嘘・・・!」
綾音の背中を嫌な冷たさの汗が流れ落ちる。
胎内に感じる違和感は時が経つにつれて大きくなり、集中力を欠くようになった綾音は徐々に日常生活に影響をきたすようになった。
目を閉じて、そんな乱れがちな精神をぐっと集中させ自分の胎内の異物を霊視する。
すると
「やっぱり間違いない・・・こいつ 成長してる・・・」
綾音の霊視通り、糸ミミズほどだった淫蟲は今や小指ほどの大きさに成長していた。
そのせいか若干体も重い感じがする。自分の体にいつものキレがない。
とりあえず表だって何か悪さをしてきているわけではないが、自分の胎内で妖魔が成長しているという現実に綾音は言いようのない不安に苛まれる。
綾音はぐっと拳を握りしめてある決断をした。
「どうしたの? あなたから相談があるっていうのも珍しい話ね」
二人っきりの麻衣の部屋。
綾音は本部の中にある綾音の個人の部屋を訪れていた。
彼女は身の回りで一番信用できる麻衣に相談を持ちかけたのだった。
今でこそ綾音たち三巫女の上司兼マネージャーの様な役割の麻衣だが、十年ほど前まではこの業界において知らぬ者などいない名うての巫女だった。
ある事件がきっかけで彼女は退魔師業は引退することになったのだ。
といっても彼女はもとより、事の顛末を知っている一部の人間も揃ってその件に関しては口を噤んでいるために、
具体的に何があったのかは綾音は知らない。
ともかく、引退してからの彼女はそれまでに得た知識や経験をベースにし、更には東洋医学も含めた現代医学を学んで、
綾音ら次世代の巫女たちを全面的にバックアップする裏方に徹するようになった。
今でこそ天才少女と言えば綾音の通り名のようになっているが、もともとは麻衣のために在った言葉。
よく昔の麻衣と比較されて嫌な気分になったこともあるが、何より綾音は麻衣の優秀さに関しては素直に認め、かなりの信頼を置いていた。
なので麻衣に相談を持ちかけたのも当然の流れと言える。
「実は・・・」
綾音は重い口を開き、この数日間に起こった出来事を伝える。
当初びっくりした表情で綾音の話を聞いていた麻衣だったが、綾音が話し終えると
「何でもっと早く相談してくれなかったのかしら?」
真剣な表情で綾音を見据えて麻衣は怒る。
予想通りの反応だ。
「・・・ごめんなさい」
やや俯きがちの綾音は素直に謝罪の言葉を口にした。
「あなた達は周りの人たちの期待も背負っていることだし、あなた達の体はあなた達だけの物じゃないのよ。
・・・っていうのもあるけどね、あなたの身に何かあったら悲しむ人たちが周りにいるっていう事を忘れないで頂戴」
そういうと麻衣は綾音の顔をそっと胸に抱きよせてそっと包み込むように抱いた。
「あ、ありがとうございます」
やっぱりこの人に相談したことは間違いじゃなかったんだ。
綾音は暖かい麻衣の胸の中で自分の取った選択肢は間違いじゃなかった、とホッと胸を撫で下ろした。
147 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:39:49 ID:OJG4BOwC
――― コン コン!
扉がたたかれる音が響く。
明くる日、綾音は再び麻衣の部屋を訪ねていた。
綾音は昨日の相談の後、綾音の数倍の霊視能力がある麻衣に診察をしてもらい、その後明日また部屋に来るように言われていた。
「どうぞ、開いているわよ」
凛とした麻衣の声が不安に駆られる綾音の心を解きほぐす。
部屋に入った綾音はおずおずと麻衣に尋ねる。
「あの、何か対策は見つかりましたか?」
「ええ、とりあえずはね。昨日も言った通りあなたの体の中で成長し始めた蟲は既にあなたの体と癒着をし始めているの。
このまま放っておいたら取り返しのつかない事態になるわ。かと言って外科的な手術をしてしまうと多分あなたは一生子供の産めない体になってしまう」
衝撃的な麻衣の言葉に綾音は言葉を失う。
「心配しないで、綾音。そうならないように最善の道を探したわ。摘出することが無理なら投薬で子宮の中の妖魔を滅する以外ないわね」
「投薬・・・ですか?」
「そう、直接これで蟲を滅するのが一番あなたにとって負担が少ないと思うの」
直接。その言葉が綾音の中で引っ掛かった。
「直接っていうと、具体的には何をするんですか?」
「ちょっと待ってて」
そう言うと麻衣はガラス戸の戸棚を開け、中からスポイトの様な物と透明な薬瓶に入った白い液体を持ってきた。
「このスポイトで薬液を直接あなたの子宮の中に注入して胎内の妖魔を滅します」
「え・・・!?」
なんとなく想像はついていたが、まさか本当に直接子宮内に投薬をするとは俄かに信じ難かった。
「まぁ、びっくりするのも無理はないわ・・・。でもこれがあなたの体の為には一番負担が少なくてベストな選択肢だと思うの。私を信じて頂戴」
真正面から綾音を見据えて麻衣は言う。
あの綾音がベストの選択と言うのなら間違いはないはず。何よりこのままジリ貧で悪化していくよりも何倍もマシなのではないか。
結局、答えは最初から決まっていた。
「お、お願いします」
それでもやや躊躇いがちに綾音は承諾したのだった。
148 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:41:23 ID:OJG4BOwC
「じゃあそこのベッドの上にあがって、下を脱いでもらえるかしら」
言われた通り綾音はベッドに上がり、スカートと下着に手をあてて降ろすとベッドの上に仰向けになった。
「そう、そのまま力を抜いてリラックスして。ゆっくり足を広げてね」
麻衣は綾音の膝に手をかけるとそっと左右に割広げる。
いわゆるM字開脚の態勢をとらされた綾音は思わず顔を真っ赤にして目を背ける。
いくら同姓だから、治療のためだからと言っても他人の前でこのような格好をするのが初めてな綾音は羞恥心で頭がいっぱいになる。
「う~ん、困ったわね。こんなにがちがちに緊張されると先に進めないわ・・・」
そう言うと麻衣は先ほどの戸棚に向かうと、注射器とアンプルを持って来た。
「これは筋肉の緊張を緩和させる注射よ、麻酔ではないから感覚は残るし呼吸もできるけど、体は動かせなくなるからね。まぁ心配しないで」
麻衣は注射器の中に中身を移すと、色白ですらっとして青い血管の浮く綾音の太腿に注射をする。
「うっ」
冷たい液体が血流に乗る感触に綾音は思わずうめき声をあげた。
数分後、綾音の体から無用な力が抜ける。
「じゃあ続きをするわよ」
麻衣は綾音の女陰を優しくくつろげると、スポイトで透明なローションのような液体を彼女の膣に流し込む。
「あなたの中が傷つかないようにする為よ」
人肌の温度に温めてあったとはいえ、綾音は違和感をぬぐえない。
そして麻衣は例の薬液をスポイトに移し取った。
その薬液は思ったよりも少し粘度があるようで、なかなかスポイトに入らない。
綾音は顔を動かせるほど力が入らないため、横目でそんな様子を眺めていた。
やがて細身のガラス管いっぱいに薬液を含んだスポイトを手に、麻衣は綾音の真正面に陣取る。
麻衣はクスコと呼ばれる医療器具を優しく綾音の膣に挿入すると、そのくちばしを広げ綾音の膣口を拡張する。
ライトを照らされ、初々しいピンク色の中身をさらけ出した綾音の膣は、本人の意思とは無関係にヒクッヒクッと絶えず動く。
「ちょっと苦しいかもしれないけど我慢してね」
麻衣は綾音の処女膜を傷つけないように慎重に細身のスポイトを中に入れる。
やがて綾音の膣の最奥に突き当たると、軽くスポイトの先端で綾音の子宮口をつつき、挿入するタイミングを見計らう。
そして、何回も子宮口をつついている内に一瞬パクっと子宮口が口を開けた瞬間、麻衣は隙を逃さずスポイトをさらに奥まで挿入する。
一番の関門であった子宮口を過ぎた後はほとんどなんの抵抗もなく奥まで入り、やがてスポイトの先端は綾音の子宮底に近いところまで達する。
「薬を注入するわね」
そう言うと麻衣はスポイトのゴム球を握り、綾音の子宮内に薬液を注入する。
「ひぃっ つ、冷たい・・・」
その薬液は温度以上の冷たさを持って、確かに子宮内の注ぎこまれたと綾音に主張する。
二度三度とスポイトのゴム球を握り、白い液体が綾音の子宮内に吐き出される。
やがて麻衣は中身が全部注入されたことを確認すると、ゆっくりと彼女の膣からスポイトを引き抜く。
「はい、今日はこれで終わり。お疲れ様、綾音。この治療は一回や二回で終わらないけど根気よくやれば確実に良くなるわ。
明日もまたここにきて頂戴ね」
麻衣は綾音に優しく微笑む。
綾音は今日の治療が終わったことと、確実に良くなることに対する安堵感で久しぶりに不安を忘れていた・・・。
149 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:43:01 ID:OJG4BOwC
一週間後
「・・・っん はぁ」
麻衣の部屋で綾音は継続して治療を受けていた。
初めの数日間は麻衣の前で股を開くことに抵抗を感じていた綾音だったが、もう既にほとんど恥じらいを感じることはなくなっていた。
今日も綾音に例の薬液を注入してもらう。
治療が功を奏しているのだろう、胎内の蟲はあれから成長している様子は無い。
しかし
「・・・ん、 くぅ。 ・・・はぁ はぁ」
綾音は別の症状に悩まされていた。
さして室温は高くもないのに綾音のすらりとした太腿に大粒の汗が流れる。
よく見ると綾音は太腿だけではなく全身に珠のような汗をかき、虚ろな眼差しでもぞもぞと全身をくねらせる。
傍から見る分には風邪かインフルエンザにうなされているようにも見える。
だが、今しがた薬液を注入するためにスポイトが差し込まれていた綾音の女陰からは
潤滑を良くする為のローションが、何故か使用した量以上になって膣口から溢れ出てくる。
「はぁ はぁ はぁ」
何とか呼吸を整えた綾音は濡れタオルで体をふき、重い体に鞭を打って身なりを整えた。
「ま、麻衣さん?」
「ん、なぁに?綾音」
「あの・・・何かここ数日、ちょっと変なんですけど・・・」
「変ってどういう風に変なの?」
「それは・・・」
綾音は言い淀む。
「え・・・っと、一日中、特に夜とか・・・気分が落ち着かないんです。集中力が乱れるというか」
「治療方針を変えたほうが良いかしら・・・?」
「い、いえ。ここで治療を受けるとしばらくの間はすごく落ち着いた気分になります」
「そう、ちなみに体のほうは?何か変なところはない?」
体・・・そのフレーズを聞いた瞬間に綾音の頬は真っ赤に染まる。
「だ、大丈夫です。体のほうは特に問題ありません」
「そう。だったらしばらくこのまま治療を続けて様子を見ましょう。一度癒着した蟲を引き剥がすのは容易なことではないわ。
蟲の活動自体は弱まっているから治療方針に間違いはないと思うけど、念のため明日からは少し薬液の量を増やしましょうか」
「わかりました、よろしくお願いします」
「ええ、じゃあお大事にね」
「ありがとうございました」
パタン―――
軽い音を立てて麻衣の部屋のドアが閉まる。
綾音はまだ軽い動悸が続いていた。
『体のほうは?』
麻衣にそう聞かれた時に、綾音は素直に答えることができなかった。
何故なら、
(薬液を子宮に注入されると、気持ちいいです・・・)
そんなことをそのまま口に出しては恥ずかしくて死んでしまうかもしれない。
だが実際あの白い液体が子宮に注がれると、今まで感じた事の無い多幸感と快感を感じてしまう。
けれどもこれは治療なのだ。
治療とはあくまで体の悪いところを治す医療行為なのであって、断じて快感を得るための行為ではない。
綾音は自分自身にピシャっと言い聞かせる。
しかし、心のどこかで毎日この時間に麻衣に治療してもらう事を楽しみにしている自分がいる。
「・・・はぁ」
綾音は新たな懸案事項が出来てしまったことに軽く嘆息をし、帰宅の途に就いた。
150 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:45:13 ID:OJG4BOwC
その日の晩、綾音はベッドの中で身悶えていた。
「ん・・・あ ・・くっ・・・・」
ちらり、と時計を見ると麻衣に治療を施してもらってから6時間ほどが経過していた。
綾音の体はやり場のない焦燥感に苛まれ、体をくねらせて綾音の中で燻り続ける炎にじっと耐える。
この正体不明の焦燥感は日に日に大きくなり、綾音が安らかに寝付こうとする事を許さない。
彼女の寝巻は大粒の汗を吸収し、じっとりとしている。
「・・・薬・・ 薬が欲しい・・・」
治療を受けるとこの身を焼く焦燥感が消えることを綾音は気づいていた。
この状況を打開するにはあの薬が必要だと直感的に綾音は感じる。
このまま身を持て余していたら、今晩は眠ることはできないだろう。
綾音はベッドの上で身を起こすと、濡れて重くなったショーツをゆっくりと降ろす。
ショーツは汗とは違う液体をたっぷりと含んでおり、その液体は布地と綾乃の秘所との間に透明な架け橋を架ける。
「・・・やだ ここ、こんなになってる・・・」
綾音の膣は後から後から愛液を分泌し、ヒクっと収縮する度に中から濃厚な愛液があふれ出す。
彼女は今まで進んで触れたことのない穴に恐る恐る指を挿入する。
「あん・・・!!」
愛液でぬめる狭い膣口に指を挿入すると、足先から脊髄にまでビクン!っとした電流が走る。
初めて体験するその電流は綾音にはちっとも不快に感じられなかった。
むしろもう一度その電撃を体が欲し、もう少し深くまで指を突っ込む。
「んく・・・ あはっ あっ あっ・・・」
綾音はまるで快楽に教えられるようにその指を動かした。
やがて綾音は挿入した中指をいつも治療で使っているスポイトに見立てて膣の最奥、子宮口付近にまで深く挿入した。
通常、閉じているかパスタ一本分くらいしか開いていないはずの子宮口は、度重なる麻衣の治療によって開き気味になっており、
膣が収縮するタイミングに合わせてパクパクと口を開いていた。
綾音は挿入した指をかき回し子宮口を探り当てると、ぐっと指先に力を入れて子宮口に中に指を入れる。
くちゅっ
「ああぁぁぁっ!!」
その瞬間綾音は絶頂を迎えて大きく下腹部を蠕動させる。
頭の中が真っ白になり、その一瞬は不安感や焦燥感などあらゆる心配ごとから解放され、まさに体に翼が生えて天にも昇る幸せを感じていた。
「はぁ はぁ はぁ はぁ」
荒く、肩で息をしている綾音だったが、絶頂の大波が過ぎるとまたあの焦燥感が徐々に体を蝕むのを感じていた。
何かが足りない・・・。どうやらこれでは根本的な解決にはならないらしい。
しかし他に有効な手段を持ち合わせていない綾音は、明日朝一番で麻衣の部屋に行こうと決心しつつ、
その晩は疲れて気絶するまでオナニーをし続けた。
151 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:46:31 ID:OJG4BOwC
――― コン コン!
綾音は震える手で麻衣の部屋のドアをノックした。
「どうぞ」
「・・・失礼します」
「あら、随分早いのね。どうしたの?」
そう尋ねられると綾音は堰を切ったように言葉を発する。
「薬が!薬が欲しいんです!! 昨日なんかまともに眠ることができませんでした! 助けてください・・・」
「わかったわ、ちょっと落ち着きなさい。 とりあえずちょっと様子を見せて。 ベッドに上がって下着を脱いで頂戴」
綾音は言われるがままに下着を脱ぎ、ベッドの上でM字開脚の姿勢をとる。
麻衣のところに来る前に、綾音は一応シャワーを浴びてから来たのだが、綾音の秘所は既に潤み切っており、その愛液は太腿にまで垂れていた。
「フフフ・・・」
発情しきって熟成された雌のフェロモン臭を発する綾音の秘所を見て、麻衣は満足げな笑みを浮かべた。
「綾音、これが欲しいの?」
麻衣はいつもの薬液とスポイトを手に綾音に尋ねる。
綾音はその白い液体を見るとカクカクっと首を縦に上下させた。
昨日の晩から待ち焦がれていたものを見て、綾音の表情はうっとりとしたものになる。
「ふふっ、もうローションなんか使う必要のない位濡れてるわね・・・」
麻衣はちゅうぅっと薬液をスポイトに吸い取ると、綾音の濡れそぼった膣に挿入する。
そしてスポイトの先端は子宮口を貫通すると、子宮の奥深くでその白濁を吐き出す。
「はぁぁぁっ・・・・」
薬液が子宮全体に沁みわたると、自分の体が軽くなって羽毛のようにひらひらと空を舞っているような錯覚を感じる。
圧倒的な快感と多幸感で、普段は凛々しい綾音の相貌はだらしなく緩み、口の端からは透明な雫が垂れる。
10分後、ようやく瞳に理性を取り戻した綾音に麻衣は告げる。
「どうやら今がヤマのようね。あなたの胎内の蟲を退治するにはこまめに薬を注入してあげる必要があるわ」
そう言うと麻衣は紙袋に入ったスポイトと白い液体が入った薬瓶数本を綾音に手渡す。
「これで必要に応じて自分で薬を注入して頂戴」
「はい・・・わかりました」
「薬が無くなったら私のところに来てね、代わりのをあげるから」
綾音は思いがけず必要としている薬を手に入れることが出来、喜びを隠しきれずにいた。
「はい!ありがとうございます」
綾音は満面の笑みを浮かべて礼を言ったのだった。
152 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:48:50 ID:OJG4BOwC
「っはぁぁ・・・」
とあるコンビニのトイレの中。
綾音は肺の奥から絞り出すように艶っぽいため息を漏らした。
体を駆け巡る狂おしい程の快楽に身を委ね、くぱぁ、と左手で膣口をくつろげたポーズのまま綾音は脱力する。
今しがたスポイトを抜き取ったばっかりの子宮口は、もっと、もっと、とより多くの薬液をねだる様にヒクつき、
手を放しても尚、だらしなく口を開いたままの膣口からはダラダラと止めどなく愛液が垂れ落ち、便器の中の水と混じっていく。
あの日麻衣から薬を受け取って以来、焦燥感を感じる度に綾音は薬液を使用した。
初めの内は日に二回程の使用で済んでいたが、今は就寝前、起床後、妖魔との戦闘前、戦闘後、更には今のように少し体がむずっとした時など
日に日にその使用頻度が増えていた。
綾音の中の時間の感覚と平衡感覚が奇妙に混ざり合う。
時間と空間の区別が無くなる感覚を感じながら綾音は便座に全体重を預けて、薬液がもたらす至福の快感の中をたゆたう。
やがて
―――コンコンコン
ドアがノックされる音に綾音の意識が暗がりの奥深くからゆっくりと浮上する。
綾音は気だるそうにトイレットペーパーで愛液に汚れた秘所を拭うと、身なりを整えて個室から出る。
ドアの前にはそのコンビニの女性店員が立っていた。
「あの、大丈夫ですか? どこかお体の具合でも悪いのですか?」
「い、いえ。大丈夫です。」
慌てて否定すると、飲み物だけを買ってそそくさと店を後にする。
携帯電話で時間を確認すると、コンビニに入った時から30分以上時間が過ぎていた。
その事実に軽い衝撃を受けつつ、綾音は再び歩き出した。
153 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:50:08 ID:OJG4BOwC
淫臭漂う綾音の部屋。
カーテンを閉め切った薄暗い部屋の中、綾音はベッドの上で思う存分心地よい気だるさを甘受していた。
今日は起きた時からずっと断続的に薬を使っていた。
泥のようにベッドの上に横たわる綾音の秘所は、傍目には失禁したと見紛うばかりの愛液を垂れ流し、シーツにシミをつくる。
綾音の白いお腹は、時折思い出したかのようにビクッ、ビクッ、と痙攣をする。
時間の感覚がまるで解らない。
一時たりとも子宮内の薬液が空になることを受け付けなくなってしまった綾音は体の要求に従って薬液を子宮の中に注ぎ込む。
吸収される量よりも多くの薬液を注ぎ込んだ結果、子宮の中は一杯に満たされて綾音の下腹部は僅かに膨らみを見せた。
「もう少し・・・入れようかな・・・・」
快楽に濁った瞳のまま、綾音はぽつりと呟いて薬瓶を手にする。
「あ・・・」
しかし、手に取ったその瓶は既に空だった。みるみる落胆の表情を浮かべる綾音。
他の瓶に目をやるが、そのどれもが中身が無く瓶の向こう側の景色を無情に映している。
名残惜しく、瓶の中のやや生臭い薬液を指でこそぎ取ると、滔々と蜜をしたらせる蜜壺の中に塗りたくる。
「あぁぁっ ああぁん ああ・・・」
くちゅくちゅと指をかき回して一通りの快感を貪ると、綾音は新たな薬液を貰いに行くことを決意する。
(あの薬が無いと、わたしはもう生きていけない・・・)
それは偽らざる本音だった。
綾音は愛液に汚れた体を気にする様子もなく、そのまま上から服を羽織るとパンプスをつっかけ麻衣のもとに向かった。
154 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:53:46 ID:OJG4BOwC
「どうぞ」
麻衣の声に誘われるようにして綾音が麻衣の部屋に入る。
「・・・・くすり・・・ くすりを・・下さい・・・」
うわ言のように薬液を求める言葉がついて出る。
「フフフ・・・綾音、あなたすごい匂いを出しているわね。 いやらしくて、とっても素敵よ・・・」
麻衣は綾音から発しているねっとりとした淫臭を胸一杯に吸い込んで言う。
「でもごめんなさい、あの薬はいま品切れなのよ」
「え・・・!?」
「まぁまぁ、そう焦らないで。 だから今日は直接あなたに薬液を注ぎ込んであげようと思って」
「・・・?」
彼女の言っている意味がよく解らず、綾音は頭の上に?を浮かべる。
「いつも通り服を脱いでベッドの上で待って頂戴」
その指示に従って綾音は裸になり、ベッドの上でいつもの態勢をとる。
麻衣は奥の戸棚を開け、ギラっと銀色に光る手錠を二つ持ち出すと
ガチャリ!!
綾音の両手をベッドの端のパイプに万歳の態勢で固定してしまった。
いつもとは少し様子の違う麻衣の雰囲気に綾音は気圧されながら、麻衣をじっと見つめる。
麻衣は着ていた服や下着を脱ぎさって、一糸纏わぬ姿になる。
その日本人離れしたグラマラスなボディに綾音が見惚れていると、麻衣はその体を見せつけるようにして綾音の傍に歩み寄った。
「ねぇ、綾音。 あの薬はどうやって作っているか知ってる?」
その問いに綾音は首を横に振って返事をする。
「ふふっ、いいわ。 じゃあ今それを見せてあげる」
そう言うと麻衣は突如二本の指を己が膣口に突っ込むと、奥にある何かを引っ張り出そうとするようにクチュクチュとしはじめた。
突然始まった麻衣のオナニーショーに綾音は目を丸くして驚いていたが、更に信じられない光景を目の当たりにする。
「あっ 出ちゃう・・・出ちゃうのぉ・・・ああぁぁぁっ!!」
その膣奥の『何か』を探り当てた麻衣は苦痛よりも快感に意識を失わないように我慢をしながら、ずるずると細い触手の様なものを引っ張り出した!
「あふぅ・・ はっ はぁっ・・・」
軽い絶頂に達してしまった麻衣は呼吸を整えると、膣から生えているへその緒の様な細い触手を綾音の顔に近付けた。
「きゃあっ!!」
綾音は短く悲鳴を上げる。
美しい麻衣の肢体から生えているその触手は、ウネウネと何かを求めるように宙を彷徨い、綾音の頬に一筋の粘液の線を残す。
何故麻衣からそんなものが出てくるのか意味がわからなかったし、その姿はグロテスク以外の何物でもなかった。
「そんなに嫌がらないで頂戴・・・これからあなたの大好きなあのお薬が出来るんですから」
麻衣はそう言うと、左手で乳房を揉みしだき、右手でクリトリスを刺激してオナニーをし始めた。
155 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:55:52 ID:OJG4BOwC
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
犬のように舌を出し、快感を享受している麻衣の体は先程の絶頂の余韻が残っていたために、程なく高みへと上り詰める。
「あ、綾音・・・出す・・わよ ああぁぁぁっん!!!」
ぶっ!! ぶびゅる!!びゅるるるーーーっ!!
ひと際大きい喘ぎ声と共に、細い触手の先端からは白濁した濃厚な粘液が噴き出した。
大量に噴出した粘液は綾音の顔や髪、体などに隈なく降り注ぐ。
全身に熱い液体を喰らった綾音は、その液体の匂いを吸いこむ。
青臭く若干栗の花を思わせるその香りは間違いなくあの薬液と同じ物だ。ただ、匂いの強さは圧倒的にこちらの方が濃い。
その匂いを吸いこむ度に綾音の表情は陶酔したものへと変化する。
「ふふ・・・どう?原液の香りは。 あなたにはこれを薄めたものをずっと処方していたのよ。
あなたの淫乱な体ではもう薄めた物じゃ満足できなくなっているみたいね」
その言葉を聞いた綾音は僅かに残った理性が
(淫乱・・・? あれ? わたしは治療をしてもらってたはずでは・・・?)
という疑問が頭をよぎったが、呼吸をして粘液の匂いを吸いこむと、吐く息と一緒にその疑問は頭から流れ出てしまった。
代わりに綾音の口からは沸々と沸き上がる肉体の欲求に従って卑猥な言葉がついて出る。
「ま、麻衣さん お願い、挿れてぇ!! わたしの子宮の中に注ぎ込んでぇ!!」
「あらあら、いやらしいわね。そんなおねだりをするなんて。 わかったわ、あなたの子宮の中、これで一杯にしてあげるわ」
麻衣は触手の先端を綾音の膣口に当てると、ずぶずぶと腰を進めて奥に挿入する。
「くっ・・・あっ あっ・・・」
指ともスポイトとも違う柔らかで筋肉質な物が、自分の大事な所を割広げて侵入する感触は想像以上に気持ちが良かった。
やがて触手は緩みきった子宮口を貫通し、綾音の小さな子宮の中でとぐろを巻いた。
「さぁ、綾音。 二人で楽しみましょう」
麻衣はそう言うと、綾音の膣から噴き出す大量の愛液をローション代わりにして貝合わせを始める。
「ああぁん はぁ はぁっ はぁ・・・」
「あっ ひぃ ひぃ・・・きもちいぃ・・・きもちいいよぉ ・・・」
うわ言のように呟く綾音の唇を麻衣は奪うと、舌を絡ませて泡立った唾液を交換する。
初めは受け身であったが、勝手がわかると綾音の方から積極的に体を擦り付ける。
二匹の盛った雌はぬめった体を絡ませて、お互いに快楽の質を高めてゆく。
「ふああぁあぁぁっ!!」
そして綾音が絶頂に達しようとした瞬間、麻衣はピタリとその動きを止めてしまった。
156 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 01:56:49 ID:OJG4BOwC
「・・え・・・?」
宙ぶらりんのまま放り投げられてしまった綾音は何事かと麻衣を見る。
麻衣は妖しい笑みを浮かべたまま綾音に問いかける。
「どう?綾音 続きが欲しいかしら?」
綾音はコクコクと首肯する。
「この続きが欲しいなら、今ここで妖魔界に対して忠誠を誓いなさい」
(・・・え?どうして・・・妖魔界は私たちの敵の筈じゃあ・・・)
続きを欲しがっている体と、幼い頃から教え込まれた妖魔は敵だという概念が綾音の中でぶつかり合い、返答に窮してしまった。
麻衣は即答できずにいる綾音を見ると
「そう、残念だったわね・・・」
そう言ってズルっと腰を引いて綾音の子宮の中に入り込んでいた触手を抜きにかかる。
「!!!」
綾音は背筋に冷たい汗を感じた。
ここで麻衣に見捨てられたら、生きていけない・・・。自分はあの薬が無ければ明日から生きていけない・・・。
彼女は慌てて麻衣に忠誠を誓う
「誓います! 妖魔界に忠誠を誓います!! だからお願い、見捨てないでぇ!!」
「即答できなかった人を信用するほど、私もお人好しじゃないのよ」
「ごめんなさいぃ!!絶対に誓いますからぁ・・・信じてください!!」
なりふり構わず懇願する綾音の姿を見て、麻衣は満足げにほくそ笑む。
(ふふっ、堕ちるところまで堕ちたわね)
洗脳が完璧に成功したことに麻衣は満足した。
ここまでこうなってしまっては仮に洗脳が解けてしまっても、その肉の疼きは一生彼女を解放することはないだろう。
その時はまた洗脳し直してやれば良いだけのこと。
捨てられた子犬のように心細げな瞳で自分を見つめる綾音を見て、麻衣は愛情の様なものを感じていた。
「良く出来ましたね、綾音。さぁ、一緒に妖魔界に忠誠を誓って気持ち良くなりましょうね」
「はい!!誓いますっ!!」
麻衣は抜きかけた触手を再び綾音の子宮の中に挿入すると、綾音と貝合わせの続きを始める。
くちゃっくちゃっ、と粘ついた水音と雌の喘ぎ声が響き渡る。
やがて、
「あああぁぁあぁっっ!!」
「あああぁぁあぁっっ!!」
シンクロした二人の声と共に
ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・・
綾音の子宮内に薬液とは比較にならない程濃厚な白濁が注ぎ込まれる。
「はぁぁぁ・・・」
かつての凛々しい顔を微塵も感じさせない白痴のような表情で綾音は大きくため息を吐いた。
触手を引き抜いた麻衣が下に目を落とすと、満足げにヒクつく彼女の下腹部には、
妖魔界の雌奴隷となった証の文様が焼印のように浮かび上がっていたのだった。
157 名無しさん@ピンキー sage 2010/03/11(木) 02:04:29 ID:OJG4BOwC
長くなって済みません。
とりあえず綾音編は終わりです。
続きもあるんですが、文章のレベルが低い等であまり評判が芳しくなさそうなら尻尾を巻いて逃げますw
もし宜しければ明日も投下させて下さい。